医療法人 恒和会 宗内科・循環器科:神奈川県大和市鶴間にある循環器専門医による内科、循環器科クリニック tel:046-293-7774 fax:046-262-4445 E-mail: naika@yamatoclinicmall.com

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3月25日火曜日。晴れ。朝は9℃、日中は23℃。花粉は「極めて多い」。更にこっ、黄砂まで・・・(涙)。

今日のクリニックはそれなりの混雑。気温差のせいか体調の優れない方がたくさん。「花粉症が酷くて・・・」と仰って飛び込んで来る方も。発熱の方は少なめでしたが感染性胃腸炎の方がちらほら。

23日に全国に先駆けてソメイヨシノの開花宣言が発表された高知と熊本に続いて、昨日24日は東京、長崎、宮崎、鹿児島で開花宣言がありました。東京では昨年と比べると5日早く平年と同じ。1週間ほどで満開になる見込みだそうです。いよいよ春本番です。

さて以下は一昨日の日曜日の飯能行きの続きを。

入間川の断崖上の地中海・アラビア料理のお店でランチを頂いたあと、折角ここまで来たのでカロリー消費も兼ねて宮沢湖畔のメッツァビレッジに立ち寄って帰ることに。

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宮沢湖自体は昭和16年に完成したダム湖で、湖畔には元々西武グループによるレクリエーション施設があったそうですが、2018年に世界初進出のムーミンのテーマパーク「メッツァ」が部分開業。2019年に主要エリアである「ムーミンバレーパーク」がオープンしたんだそうです。

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対岸は有料エリアの「ムーミンバレーパーク」。ムーミンゆかりの建物が見えます。

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ただ年代的にはムーミンはあまり馴染みが無くて・・・。

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ワンデーパス大人4300円がシニア割で2300円(!)になるのでチョッと惹かれましたが、無料エリアだけで失礼することに~。

湖畔にはチューリップや・・・。

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ネモフィラ・・・。

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そしてニョロニョロと菜の花のコラボなど、春本番を演出する風景が広がっていました。

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ただ次第に花粉症状が辛くなって来たので早々に帰宅の途に就くことに。

帰りは飯能から小手指まで行ってからFライナーに乗り換えるパターン。

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小手指ではハリーポッターのラッピング電車に遭遇しましたが、こちらもあまり馴染みが無くて・・・。

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下りホームには副都心線の東京メトロの車両が入って来ました。

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そして小生が乗る車両は西武の車両。

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今や車両の色や形だけで行先を判別できる時代ではありません。複雑で広範な車両運用で乗り慣れないと使いこなすのは難しいかも。

日が長い季節になって明るいうちに帰宅。

でも屋外活動で鼻と目が悲惨な状況に。明日も辛そうです~。

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3月24日月曜日。曇りのち晴れ。朝は10℃、日中は18℃。花粉は「非常に多い」。スッキリしない天気でしたが気温は高めで花粉はたっぷり~。

昨日は最高気温が23℃まで上がって行楽日和になりました。東京や福岡では夏日を記録。近所のソメイヨシノの根元を見たら・・・!。近隣の中では何故かいつもここが一番に開花します。

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週明けのクリニックは週末に体調を崩した方が多め。気温差のせいか、花粉のせいか、はたまた黄砂のせいか、咳が止まらない方がまたまた増えて来た感じです。発熱外来では久々にA型インフルエンザ、新型コロナの両者揃い踏み。なかなか消えることなく粘っています。気温差が大きくて体調を崩しやすい季節の変わり目。どうかご自愛くださいませ~。

さて以下は昨日の日曜日の話。暖かさに誘われて埼玉県飯能市まで行って来ました。

飯能というとずいぶん遠く感じるかも知れませんが、休日は元町・中華街から飯能までの101.3kmを約1時間半で直通するFライナーがあります(ただし基本は手前の小手指止まり)。直通のFライナーに乗って副都心線、西武池袋線を経由して飯能駅には昼前に到着。隣のホームには西武秩父行きの電車が乗り継ぎ客を待っていました。

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飯能駅は行き止まり駅なので、ここから先の西武秩父方面にはスイッチバックして進みます。飯能駅は何度か通ったことはありますが、降り立つのは今回が初めて。

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駅構内にはやたらとムーミンが。私、全くのノーマークでしたが、近くにムーミンバレーパークがあるようでした。

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駅の北側へ出て線路に沿って西へ。乗って来た東急5050系のFライナーが見えました。折り返し元町・中華街行き。

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今回、飯能まで来たのは入間川に沿い立つ地中海・アラビア料理レストランCARVAANに行ってみること。実はこのお店、渋谷や横浜にもあるお店の本店。もちろん峡谷沿いに建つのはここだけです。

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駅から西へ10分ほど歩くと入間川を渡る赤い橋「割岩橋」が架かっていました。橋の中央から上流側を見ると結構広い河原。

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下流側は狭い峡谷になっていて、下の川面を見ると・・・おおっ、結構高い!。

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その崖っぷちに目的のレストランは建っていました。

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橋を渡り切ったところに道案内の目印。

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細い道を進むと入口がありました。

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入口に掲げられた看板には「渓谷の断崖絶景で体感する非日常と異文化」のキャッチ。

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入口は城郭の様な感じ。

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中に入ると予想外に広々とした空間。

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確かに非日常的かも。

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雨が降って暗かったらまたイメージが違ったでしょうが・・・。

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今日は晴れて外の緑が綺麗です。

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渡って来た「割岩橋」が見えました。

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メニューは地中海・アラビア料理・・・。

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メインはタジン料理です。たくさんの種類がありましたが・・・。

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小生はコフタ(ミートボール)とオリーブのタジンにしました。

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デザートは花蜜ミルクのジェラートとバクラヴァ。

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普段は食べ慣れないものばかりでしたが、なかなか美味でした。ただ少々カロリーオーバーになりましたので、真剣にエネルギー消費を考えねばなりません・・・。

続きはまた後日に~。

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3月15日土曜日。晴れのち曇り。朝は6℃、日中は12℃。朝は晴れていましたが午後から天気は下り坂。

週末のクリニックはそこそこの混雑。昨日までの気温の上昇で花粉症が酷くなった方がさらに増えました。「眠くなっても良いからガツッとした薬を・・・」なんて方も。時節柄か転居されるために紹介状を所望される方も多め。一番遠い方は上海(!)。中国語では書けないので英語の紹介状を・・・。

さて今日は2月の九州乗り鉄の続きを。

2月23日日曜日は長崎から西九州新幹線「かもめ」から「リレーかもめ」を乗り継いで博多駅に11時10分着。博多駅構内は恐ろしいほどの混雑でした。インバウンドの方がびっくりするほどたくさん。地下街でランチを済ませてから12時14分発の特急「ゆふ3号」別府行に乗車すべく5番ホームへ上がりました。

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発車時刻の5分前になって入って来たのは真っ赤なキハ185系。国鉄が最後に開発した特急形車両で、1986年に四国地区に導入されました。今や貴重な国鉄形車両です。

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JR移行後は長らくJR四国で活躍していましたが、後継車両の開発で余剰になり、1992年にJR九州に売却されました。JR九州では装いを一新して今でも活躍を続けています。

てっきり2両編成かと思いきや意外にも5両編成。今の時代にはローカル特急ではなかなか見かけない長大編成です。大きなスーツケースを持ったインバウンドの方が大勢乗車。ホームも車内も外国語が飛び交って日本人は肩身が狭い感じでした。大きなスーツケースが収まり切れないうちに発車時刻に。

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定刻に小刻みの振動と気動車らしい重厚なエンジン音を響かせながら力強く発車。鹿児島本線を久留米まで南下して久大本線に入線。線路規格の良い鹿児島本線から久大本線に入った途端に揺れが大きくなったかも!?。

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日田を過ぎると次第に山深くなり、川の流れに沿って走ります。時々天高くに立派な大分自動車道が見え隠れ。長大トンネルと高い橋梁で最短経路を結ぶ高速道路には旧来の鉄道は速達性の点では到底太刀打ち出来ません。途中の豊後森では豊後森機関区跡の扇形機関庫とターンテーブル、9600形蒸気機関車の姿が見えました。いつかはチャンと下車して見学したい場所です。

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カーブの多い単線の山道を辿りますが・・・。

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パワーのある185系は軽快に進みます。

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由布院ではほとんどのインバウンドの方たちが下車。ここで乗客がほとんど入れ替わりました。湯布院の街はきっとインバウンドの方々で溢れかえっていることでしょう。

反対のホームには豪華なクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の姿がチラリと見えました。

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由布院を発車すると向之原で特急「ゆふいんの森」と交換。こちらは1989年3月に運用開始。リニューアルはしていますが、種車は1963年から1970年に製造されたキハ58・65形。驚きです。

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大分駅が近付いて来ると沿線は急速に都会の風景に。

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大分駅には15時29分着。

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隣のホームには黄色く塗られた18m級一般形気動車キハ125形の姿が。

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今日は大分駅直結のJR九州のビジネスホテルに投宿。

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このホテルには遥か彼方まで見渡せる地上80mにある露天風呂があって、風が強くて寒かったもののなかなか爽快でした(もちろん写真はありません)。

ちょっと早めですが今日の行程はここでおしまい。明日に備えます。続きはまた後日に。

追記:「ゆふいん」の表記はご存じかも知れませんが「湯布院」と「由布院」の表記が混在して使われています。1955年に旧湯平町と旧由布院町が合併して「湯布院町」となり、さらに2005年に庄内町・狭間町・湯布院町が合併して「由布市」になったのも一因のようです。由布院温泉や由布院駅のある湯布院町は「由布市湯布院町」です(??)。

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3月5日水曜日。曇り一時雨。朝は3℃、日中は10℃。昨日の雪は霙から雨に変わり、朝には路面に雪は残っていませんでした。小田急線も平常通りの運転。やれやれ。

今日のクリニックはそこそこの混雑でしたが、普段混雑する水曜日にしては平和。やはりこの天気を敬遠した方も多かったようです。発熱外来では感染性胃腸炎が優位に立ち、コロナとインフルエンザは鳴りを潜めました。このまま収束でしょうか。

先日ある患者さんから1冊の古い写真冊子を頂きました。「月刊世界鉄道写真全集」の1973年6月号です。中央西線のD51の特集で、当時中央西線は同年7月の電化開業が間近に迫っていました。

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この「月刊世界鉄道写真全集」の創刊は1971年2月号で、当時は蒸気機関車末期のいわゆる「SLブーム」真っ只中でしたので、そのブームにあやかるべく雨後の筍の如く多くの書籍、雑誌が発行されていました。小生、この写真冊子も書店でリアルタイムに眺めていましたが、当時の私には高価過ぎて(!)買えませんでした。裏表紙の定価を見たらなんと230円。

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私自身は中央西線に昭和46年9月と昭和47年8月に遠征しています。両回とも新宿から土曜日の夜行急行「アルプス」に乗って翌日の夜に名古屋経由で帰って来るという夜行日帰りの強行軍でした。ただどちらも日頃の行いの悪さが出て酷い雨降りに見舞われて散々な結果でした。

昭和47年8月の時は屋外での撮影が雨で無理そうでしたので機関区のある木曽福島へ行きました。

(以下の写真は再掲です)

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当時は事務所の名簿に記名して了解を得れば構内で自由に撮影が出来ました。当時の国鉄は今では考えられない大らかさでした。

庫内で撮影して外へ出たら駅構内にD51重連の貨物列車が止まっているではありませんか!。

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近付く間もなく汽笛2声、爆煙を残して発車して行ってしまいました。

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でもその後も次々とD51牽引の貨物列車がやって来るという夢のようなシチュエーション。どうやら木曽福島では到着した下り貨物列車の機関車は一旦貨物から切り離されて単機で構内を塩尻側へ移動し・・・。

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後進運転で機関区構内へ入線して給水、給炭を行うようでした。

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そこで機関区の塩尻側にあった雨宿りの出来る小さな信号小屋で機関区構内に出入りするD51を撮影。

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発車シーンもそこから雨に濡れずに・・・。

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合間で構内入れ替え中のC12の姿も捉えることが出来ました。

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当時は忌み嫌われたトラ模様の警戒色に塗られたC12でしたが、今となっては貴重な姿。

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帰りはキハ181系の特急「しなの」で名古屋へ出て新幹線で帰宅。

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頂いた1冊の写真冊子でノスタルジーに浸ることが出来ました。感謝です。

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2月26日水曜日。晴れ。朝は3℃、日中は16℃。昨日の朝は-2℃だったのに今朝は3℃。寒さが緩んで朝の起床もチョッと楽になりました。週後半はまだまだ気温が上がるそうで日曜日は22℃の予報になっています。本当でしょうか??。 

週半ばのクリニックはそれなりの混雑。今週は月曜日が振替休日、明日が休診日、さらに水曜日は近隣医療機関が休診ですので、混雑するのは止むを得ないシチュエーションでしょう。そんなことで予約外で受診される方はいつもより多めでした。発熱の方の中に久しぶりにA型インフルエンザ陽性の方がポツリ。ご本人もビックリ~。

さて以下は2月23日日曜日の話。

前夜に長崎駅近くのホテルに投宿。朝、ホテルの窓のカーテンを開けると長崎湾と女神大橋(・・・たぶん)が見えました。残念ながら空は薄曇り。

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天気予報では日本中寒気に包まれて、九州でも北部は雪の予報でした。

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今日は博多からの乗り継ぎ列車の関係で、今までの乗り鉄旅ではあり得ないほどゆっくり出発。下は真新しい長崎駅のコンコースの写真。

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まず手始めは西九州新幹線!。

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西九州新幹線は2022年9月23日に長崎から武雄温泉間が部分開業しました。今回が小生初乗車です。運転間隔は朝夕は1時間に2本、他の時間帯は1時間に1本。

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われわれが乗車するのは途中諫早駅のみに停車する9時50分発の速達タイプの「かもめ18号」。

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まだまだピカピカな車両はN700S(8000番台)。東海道新幹線でもお馴染みの形式。6両編成5本が運用に就いています。

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名称は「かもめ」。昭和28年に運行を開始した京都~博多間の特急「かもめ」から引き継いだ伝統ある名前です。賛否あるところの大きな「かもめ」のロゴはJR九州元社長の揮毫だそうです。

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車体の至る所に「かもめ」。JR九州独特な外観、内装は水戸岡鋭治氏の手によるもの。

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このままでは「かもめ」以外の運用には使えません!?。

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博多側の6号車から長崎側の1号車まで外観を観察してから車内へ。

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内装は「木」のデザイン。

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車端の出入り口の上には大きなLED電光掲示板。博多行の表示になっていますが・・・。

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現在フル規格で完成しているのは長崎から武雄温泉までの66kmのみ。武雄温泉駅で乗り換えが必要です。

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乗車して僅か23分で武雄温泉駅に到着。

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ここ武雄温泉駅では博多・武雄温泉間を運行する在来線特急列車と同じホームで乗り換え。

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対面のホームで待ち構えていた「リレーかもめ18号」はJR九州のベテラン車両787系でした。

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乗り換え時間は僅か3分。乗り換え時にグリーン車の個室を覗いて見ました。実際に乗車する人数分の乗車券、特急券(乗車日に適用する指定席特急料金から530円引き)、グリーン個室券(グリーン料金2人分)が必要だそうです。2人以上で乗れば意外に高くはないかも!。でも乗車時間は僅か54分ですが・・・。

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博多駅には11時10分着。乗り換え時間を含めて長崎から僅か1時間20分で着いてしまいました。

現在は部分開業という位置付けの西九州新幹線ですが、武雄温泉駅以東の区間については開通の目途は全く立っていません。このまま永続的に「リレー号」が介在することになるかもしれません。

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博多駅は冷たい小雨模様でした。駅構内はインバウンドの方々で大混雑。

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次の列車乗り継ぎの間にお昼にします。

続きはまた後日に~。

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2月22日土曜日。晴れ時々曇り。朝は0℃、日中は7℃。日本中が寒気に包まれた3連休が始まりました。

三連休初日のクリニックは予想外に平穏でした。皆さん既に遊びに出かけてしまったのか、あるいは寒さで自宅に籠っていらっしゃるのか・・・。発熱外来は新型コロナと感染性胃腸炎の方がいつものようにいらっしゃいました。診療終了はほぼ時間通り~。

診療終了後は少々雑用をこなしてから羽田空港へ。17時45分発JAL613便で長崎へ向かいました。出発が遅れて長崎空港19時50分着の予定が30分ほど遅れての到着。長崎駅近くのホテルにチェックインした頃のは夜9時をだいぶ回っていました。

荷物を置いて直ぐに長崎駅へ。長崎駅はかつての長崎駅とは似ても似つかぬ姿に変貌。全く姿を変えていました。

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2022年9月23日の西九州新幹線の開業を契機に立派な高架駅になっていました。後の建物は外資系のホテル。

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以前来たのは高架ホーム切り替え前の2020年1月のこと。かつては頭端式の旅情漂う終着駅だったのですが・・・。

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さて、それよりもお腹が空きました。オーダーストップ直前に駅構内の居酒屋の並ぶフードコートの1件に滑り込み~。チョッと迷惑なお客だったかも!?。

さて明日から乗り鉄放題の連休を過ごします~。

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1月7日火曜日。雨のち晴れ。朝は4℃、日中は13℃。昨夜の激しい雨は未明に上がって寒さが緩みました。

今日のクリニックはやはりかぜ症状の方が多数。発熱外来では大部分の方がA型インフルエンザでしたが、新型コロナウイルス感染症の方も増えて来ました。この時期、何故か「胸痛」を主訴に来院される方がちらほら。重大な疾患を疑わせる方はほとんどいらっしゃいませんでしたが、お一人だけ気胸の方がいらして総合病院にお願いしました。正月期間にお薬が切れてしまって駆け込んで来られる方は例年より少な目でした。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今宵は大和市医師会理事会でした。正月期間中の休日夜間診療所の受診状況の報告がありましたが、12月28日から1月5日までの受診者数は2933人!。そのうち1931人に検査をしてA型インフルエンザが1186人、新型コロナが157人、両方陽性の方が3人。インフルエンザの流行と年末年始が重なって、とんでもない状況でした。

さて以下は今年の正月の話。

今年は晴れて穏やかな元旦になりました。小生は例年通り元日に金沢へ移動。東京駅から北陸新幹線の敦賀行き「かがやき」に乗車しました。敦賀まで延伸されてから初めての乗車ですが、残念ながら今回も途中駅となった金沢で下車します。

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軽井沢を過ぎて浅間山の姿が見えました。例年より雪が少ないかも。

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日本海側へ抜けても青空で、やはり雪がありませんでした。

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金沢に着いて、先ずは白山比咩神社に参拝。ここは全国に約3000社を数える白山神社の総本宮で、崇神天皇7年(紀元前91年)の創建とか。

昨年は参拝に向かう道中で能登半島地震に遭遇したので、何となく緊張しながら参拝。

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今年は暖かい正月になったせいか、例年より参拝客が多くて参拝の列はかつてないほど長くなっていました。

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例年と異なるのは「復興一響」の文字が掲げられていたこと。

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おみくじは「吉」でした。中でも結婚、出産が良いとのことでした!?。

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1日の夜は金沢駅近くのホテルに投宿。チェックインしてから散歩に出ると日中の雑踏がウソのように静かでした。下の写真は金沢駅東口側。

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下の写真は金沢駅のシンボル「鼓門」。

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高架駅になる前は何もなかった西口側は、今ではすっかり開発されて4~5年前には外資系のホテルも進出。

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さて明日は福井方面へ向かいます。続きはまた後日に~。

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11月13日水曜日。晴れ。朝は16℃、日中は20℃。晴れて気温は高め。過ごしやすい一日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑。やはりかぜ症状の方が多めでした。寒くなって来たせいか血圧が高くて受診された方が数人。中には春の健診で引っ掛かったのに何故か今頃になってから受診された方も。発熱の方の中には今日も新型コロナの方とA型インフルエンザの方がいらっしゃいました。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。休日夜間急患診療所の当番でした。受診者は少なめで10人。半数以上が小児で発熱の方が大半でしたが、何故かここでは新型コロナの方もインフルエンザの方もいらっしゃいませんでした。嘔吐を繰り返して元気のない7ヶ月のお子さんは市立病院にお願いしました。

さて昨日に続いて9月23日の稚内紀行の続きを。

早朝に利尻山の麗姿を拝んでから、稚内駅の北にある稚内港北防波堤ドームへ。ここはかつての旧樺太航路の発着場。道路や鉄道に波がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年(1931)から昭和11年(1936)にかけて建設された防波堤です。昭和13年にはここまで線路が伸びて「稚内桟橋駅」が設置されました。

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一部改修工事中でしたが、一角に「稚泊航路記念碑」がありました。稚泊航路は大正12年から昭和20年まで稚内と樺太の大泊(現:コルサコフ)を結んでいた航路。

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戦後は石炭貯炭場や資材倉庫として、また2007年までは利礼航路(利尻、礼文行のフェリー)の発着場として使われていました。

ここには旭川機関区に配置されて宗谷本線で活躍していたC55形蒸気機関車49号機が1972年(昭和47年)から保存されていましたが、潮風で荒廃が進んだため1996年(平成8年)に惜しくも解体されてしまいました。

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現在残るのは第2動輪とナンバープレートのみ。

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あれっ、この動輪の下には線路が敷かれているではありませんか!。・・・と言うことは厳密にはこの線路こそ「日本最北端の線路」ですね。稚内駅前にあった「最北端の線路」の碑はこちらへ移動して来なければなりません!?。

これだけ巡ってもまだ朝9時前。もう少し周辺を散策しますが続きはまた後日に~。

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11月11日月曜日。雨のち晴れ。朝は14℃、日中は20℃。週明けは天気こそ優れないものの、寒さが少し緩んで布団から出るのがチョッと楽でした。

クリニックは早い時間帯は落ち着いていましたが、後半になるにつれて混雑。発熱の方の中にはA型インフルエンザの方も新型コロナの方も。いつまでもマスクは外せません・・・。

さて今日は9月の日光行の続きを。

9月16日は大雨に祟られたため日光から足尾へ逃げて来ましたが、たまたま立ち寄った足尾駅は何だか賑やか。旧国鉄の足尾駅は1989年3月に第3セクター化されて「わたらせ渓谷鐵道」の駅になっています。

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ホームを見るとZOMBIE TRAIN(ゾンビ トレイン)が停車していました。これは列車内をお化け屋敷にしたイベント列車。結構評判が良かったようで連日満席だったらしいです。

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ふと右側を見たら旧国鉄のキハ35の姿が!。

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タラコ色一色塗の首都圏色のキハ3570でした。

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だいぶ荒廃した姿だったので、てっきり国鉄時代から放置したままになっていたのかと思ったら・・・。

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第3セクター化されてから搬入されて「保存」されているのだそうです。

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その後ろにはオリジナルのツートンに塗られたキハ3035。こちらも元々は首都圏色だったものを搬入後にオリジナル塗色に戻したのだそうです。

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さらにその奥にはカバーを掛けられたディーゼル機関車を先頭に今や貴重な2両のタンク車と車掌車。これも察するに保存車両でしょう。

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駅舎側に戻るとこれまた貴重な貨車移動機の姿が。

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昔は駅の片隅や貨物ヤードでは良く見る存在でしたが、貨物輸送体制が変わってからはトンと見かけなくなりました。

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長い間手入れされていない様子で、このまま朽ち果てないか心配な状態でした。

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これらの車両をキチンと整備して展示すればそれなりの博物館が出来そうですが、費用対効果は期待出来ないかも知れません・・・。

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10月30日水曜日。雨のち晴れ。朝は13℃、日中は22℃。朝はチャンとした冷たい雨でしたが、次第に天気が回復して気温が上がりました。

今日のクリニックは比較的平穏でしたが、かぜ症状の方は多め。発熱の方の中には新型コロナ陽性の方に加えてA型インフルエンザ陽性の方もいらっしゃいました。A型インフルエンザの方は今シーズンになって5人目です。

さて今日は9月の日光行きの続きを。

9月16日の敬老の日は前日からの激しい雨。頑張って雨の中を東照宮まで歩いて行きましたが一向に雨が止む気配無し。そこで雨でも大丈夫なところということで、足尾銅山へ行くことにしました。

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日光から足尾?。電車ではグルっと遠回りをしてなかなか辿り着けませんが、クルマだと日足トンネル(総延長2765m)を抜けて30分ほどの距離です。日足トンネルの日光側は大雨でしたが、足尾側へトンネルを抜けたら雨が止んでいました。

足尾銅山は16世紀後半には採掘されていましたが、1610年以降徳川幕府直轄支配となって銅山奉行の代官所が設置されていました。その後は紆余曲折、栄枯盛衰の歴史を辿って、最終的に昭和48年2月28日に閉山となりました。

現在は足尾銅山観光として坑内の一部が開放されています。

まずトロッコに乗って出発。

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トロッコは片道のみの乗車です。

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結構な速度で坑道へ突入~!。

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外は蒸し暑かったけれど入った途端にヒンヤリ。

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坑道内150m奥で降車。トロッコが引き上げてしまうとチョッと心細い!?。

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約400年間にわたって掘った坑道の総延長は1234kmに達するそうですが、見学コースは降車地点から約300m。

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手前の江戸時代から始まって、奥へ行くにつれて明治、大正と時代が進んで行きます。動く人形は結構リアル。

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時代が進むにつれて次第に装備が近代化されて・・・。

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労働環境も改善されて行きます。

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途中の銅資料館には貴重な資料やトロッコも。

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坑道を出ると「鋳銭座」で足尾で製造されていた江戸時代の寛永通宝(一文銭)の製造工程を見ることが出来ました。

ここへ来たのは一時雨を凌ぐためでしたが、全くの失礼な話で十分見応えが有りました。

帰り道、日足トンネルを通って日光側に戻ったら、やっぱり雨降りでした~。

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10月28日月曜日。雨のち曇り。朝は17℃、日中は20℃。朝はしっかり雨が降っていましたが昼前には止んでいたようです。

週明けのクリニックは午前も午後も久しぶりに平穏。天気が悪くて予約外でいらっしゃる方が少なかったためかも知れません。相変わらず長引く咳の方は多め。発熱の方の中にはいまだに新型コロナ陽性の方も。

さて今日は久しぶりに夏のポルトガル行の続きを。

8月10日には一旦国境を越えてスペイン領に入りましたが、8月11日はポルトガルに再入国して南下。途中アヴェイロという街に立ち寄りました。

ローカル電車は実用性には優れていそうですが、デザイン的にはどうも・・・。もちろん工事用車両ではありません。

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土曜日の昼下がりですから、ビジネスマン風の方はいません。

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駅はとっても近代的。

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地下通路も広々です。

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そんな近代的な駅に隣接して美しい旧駅舎が保存されていました。

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鉄道は1864年に開通だそうですが、この駅舎は1915~16年に作られ2021年に修復されたそうです。

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白壁に青色アズレージョが美しい~。中はビジターセンターとして使われているようでした。

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下の写真は振り返って見た駅前の様子。意外に静かですが街の中心部までは徒歩15分ほどのようです。

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中心部の様子はまた後日に~。

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10月25日金曜日。曇りのち晴れ。朝は19℃、日中は21℃。自宅を出る時には傘をさして出ましたが、クリニックに着く頃には雨が上がっていました。

今日のクリニックは朝から混雑。予約外で受診されるかぜ症状の方が多くなりました。これだけ気温差が大きいと体調管理が難しいですからね~。インフルエンザや新型コロナワクチン接種も今や佳境です。

さて今日も9月22日の乗り鉄の続きを。

朝8時札幌発の「ライラック5号」に乗車して滝川で乗り換え。根室本線で富良野へ行き、富良野線で旭川まで。旭川から宗谷本線の「サロベツ1号」に乗って終着稚内駅にちょうど日没時の17時25分に到着しました。

日本最北の駅は今ではホーム1面・1線のみで、ローカル線の終着駅の如し。今や引き込み線の1本もありませんでした。まあ1日7往復くらいしか列車が来ないので、これで十分なのでしょう。

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車止めの先には見覚えのある「最北端の線路」表示。前回は2016年6月26日に「スーパー宗谷1号」で来ましたがその時と変わっていませんでした。わざわざ「最南端から北へ繋がる線路はここが終点です。」と書いてあるのは、繋がらない線路が駅前にあるから。

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現在の駅舎は平成23年4月に開業したモダンな建物。たった7往復程度の列車のための駅舎にしては立派なのは、道の駅やバスターミナル、売店、飲食店、コンビニ、観光センターなどが併設されているから。

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駅舎からは本線とは独立して線路が続いています。

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これが“最南端から繋がらない”「日本最北端の線路」のモニュメント。旧稚内駅の最北端だったところに稚内市が平成24年3月に復元したものだそうです。左の電光掲示板に気温が表示されていましたが、なんと14℃!(この時、関東は真夏日でした)。

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かつてこの先には樺太の大泊へ向かう鉄道連絡船「稚泊航路」のための北防波堤桟橋があり、1938年10月から終戦までは防波堤桟橋内まで線路が延長されて稚内桟橋駅が設けられていました。

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今宵は最北の地、ここ稚内で泊まります。

続きはまた後日に~。

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10月23日水曜日。曇り時々雨。朝は19℃、日中は24℃。どんよりとスキッとしない天気の一日でした。

きょうのクリニックはやっぱり混雑気味。かぜ症状の方や健康診断で引っ掛かって再検査を希望される方が目立ちました。ワクチン接種も佳境に差し掛かって大勢の方に接種。今日は発熱の方の中に新型コロナ陽性の方も。まだ時折怪しげな方がいらっしゃいます。

さて今日は9月22日の乗り鉄の続きを。

朝8時00分札幌発の「ライラック5号」で滝川下車。根室本線に乗り換えてJR北海道の最古参キハ40形に乗り換えて富良野まで。そこから富良野線の最新鋭のH100形で旭川まで来ました。

旭川からは13時35分発の「サロベツ1号」に乗車して稚内を目指します。

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車両はキハ261系0番代。俊足のディーゼル特急です。

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普段は4両編成ですが、今日は連休のためか6両編成でした。

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発車するや否や、お腹が空いたので旭川駅で調達した駅弁「蝦夷わっぱ」でランチ。

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旭川を発車するとしばらくは上川盆地の広大な田園地帯を走ります。

昨夏に訪れた比布を越えてしばらく行くと、三浦綾子の小説で有名な塩狩峠に差し掛かります。蒸気機関車の時代は難所だった峠道もハイパワーのディーゼル特急は速度を落とすことなく軽快に走破しました。

名寄を過ぎると途端に人家が少なくなり、音威子府(おといねっぷ)を過ぎると人煙稀なる大地と化しました。

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線路は天塩川の蛇行に忠実に従って右岸をくねくねと北上。

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やがて流れが緩やかになって線路から離れて行くともう幌延近くです。

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サロベツ原生花園を抜けて抜海駅に近付くと、雲を被った利尻富士の姿が見えました。残念、てっぺんが見えない~!。

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抜海駅を過ぎたところで日本海に正に落ちなんとする夕陽が見えました。

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車窓から一瞬見えた棒杭には「利尻富士」の文字。

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そして海上に利尻富士が見えました。

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返す返すもてっぺんを覆う雲が残念~。

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南稚内に停車後、定刻の17時25分に終着稚内駅に着きました。3時間50分の行程でした。

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ホームに降り立ったたら、さっ、寒い!。さすが最北駅!。

続きはまた後日に~。

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10月21日月曜日。晴れ時々曇り。朝は11℃、日中は20℃。数日前まで夏日だったのに一気にこの時期らしい気温に下がってビックリ。

週明けのクリニックは意外に平穏でしたが、やはりかぜ症状の方は多めでした。これだけ気温差があると体調管理が難しいですよね〜。インフルエンザワクチン、新型コロナワクチンの接種希望者は予想外に大勢。予約はだいぶ先まで埋まって来ました。

先日の土曜日、久しぶりに明るい時間帯に相模大野へ出たら大野工場の解体線に8000形が入っていました。どうやら4連の8059F編成のようです。

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下の写真はまだ若い頃の8059。2005年10月の撮影。

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下の写真はまだ地上駅だった頃の下北沢駅で撮った8059。2013年3月の撮影です。

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8000形は1982年から1987年に製造された通勤型電車。小田急の中では最古参ですが、リニューアルされて大事に使われて来た車両です。それでも登場から40年も経てばね~。

下の写真は6連の8266F編成(鶴間駅の踏切内から撮影)。

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最近は西武鉄道に譲渡される仲間もあって話題になっていました。

小田急線内で見られなくなるのもそう遠くないかもしれません。

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10月18日金曜日。曇り時々雨。朝は21℃、日中は22℃で、温度変化がほとんど無い一日でした。

今日のクリニックは朝から混雑気味。予約外のかぜ症状の方が多くいらっしゃいました。やはり長引く咳の方が多い様です。発熱の方は少なめで、今日はインフルエンザや新型コロナの方はいらっしゃいませんでした。

本日発表された10月7日(月)から10月13日(日)までの新型コロナウイルス感染者数は、全国では2.38人(前週は3.07人)、神奈川県では2.45人(同3.19人)と減少していました。今週は全都道府県で減少しており、このまま終息してくれそう!?。

さて今日は9月22日の乗り鉄の続きを。

9月22日は朝8時札幌発のライラック5号に乗って8時52分滝川着。そこから今や貴重な存在となった古豪キハ40形の根室本線普通列車で9時40分滝川発。富良野に10時46分に着きました。

富良野市は北海道の中心。「北海道中央経緯度観測標」があって毎年7月には「北海へそ祭り」が催されています。

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でも今年の3月31日をもって根室本線の富良野~新得間が廃止となってしまったため、鉄道を使って南側からは「へそ」にアプローチすることは出来なくなってしまいました。

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滝川からここまで乗って来たキハ40形は11時13分発滝川行きとなって折り返し。

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私たちはここから隣のホームの11時42分発旭川行に乗って富良野線を制覇します。

富良野線ホームに入って来たのは、根室本線のJR北海道最古のキハ40形とは対照的にJR最新鋭のH100形でした。

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富良野線には2023年3月18日のダイヤ改正から導入されたばかり。車内は真新しくてピカピカ。でも座席数は36しかありません。

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座席数が少ないのは、多目的トイレのスペースとその向かいに車椅子スペースが設けられ、さらに通路が広く取ってあるから。

今までの在来線車両では考えられないくらい広いトイレ。

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駆動方式は発電用エンジンで電気を作ってモーターを動かすディーゼル・エレクトリック方式です。これってディーゼルカー?、それとも電車??。

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発車時、加速時は、従来のディーゼルカーと同じようにエンジン音が轟いて、とても電車の雰囲気ではありません。

列車は広大な富良野盆地を軽快に走り抜け、丘陵を軽々と越えると美馬牛(びばうし)駅でしばらく停車。ここで下り列車と交換です。

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美瑛あたりの有名な美しい丘は車窓からはほとんど見えず。上川盆地にそのまま入ると次第に人家が増えて来て、旭川駅に定刻の13時01分に到着しました。

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さて、われわれはここから更に北を目指しますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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10月14日月曜日。晴れのち曇り。朝は16℃、日中は25℃。今日も秋晴れ。気温は高くて夏日になりました。

今日はスポーツの日でお休み。午前中は自宅で雑用をこなしていましたが、陽気に誘われてランチに出かけることに。

小田急線に乗って千歳船橋で下車。別に目的のお店があった訳ではなく、単に最近降りていなかったから。久しぶりに降り立った駅周辺には、以前より小綺麗なお店が目立つようになっていました。

駅の南側の路地裏をウロウロしていたら、遠くにお蕎麦屋さんの看板を見つけましたが、今日は残念ながらお休み。偶然その近くに古民家カフェ「居桂詩(こけし)」がありました。

入るのにチョッと勇気が要る雰囲気(?)。

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2階に通されると・・・。

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店名の通りにたくさんの「こけし」が飾られていました。

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室内は昭和30年から40年代の雰囲気。

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何だか懐かしい机や椅子。

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隅っこ、端っこ、にも「こけし」がこっそり。

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サンドウィッチの楊枝やフォークにも「こけし」が。

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書籍もたくさん置いてあって、いつまででも居られそうな落ち着ける雰囲気でした。

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さてランチ後はそのまま新宿へ。

所用を済ませてから、まだ時間があったので新宿西口のOM SYSTEM GALLERYへ。

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現在開催中の櫻井 寛 写真展「列車で行こう!鉄道王国スイスの旅」をのぞいて来ました。

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スイスの美しい風景の中を走る列車の写真の数々。

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写真を見ていると行きたくなります。

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大いに刺激を受けて参りました。

あっという間に連休は終わってしまい、また明日からお仕事です~。

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10月13日日曜日。晴れ。朝は16℃、日中は25℃。昨日に引き続き夏の余韻がまだ残る1日になりました。

今日は朝から東京都大田区の大田区産業プラザへ。

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第49回日本鉄道模型ショーをのぞいて来ました。

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広い会場に85社のブース。例年よりチョッと寂しい感じです。

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人出もいつもより少ないかも。

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エンドウは物販コーナーは広めでしたが、展示コーナーは狭くて展示も少なめ。下は東武1720系。プラ製品のテストショットです。

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下はでんてつ工房のキハ56。こちらは真鍮製です。

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天賞堂もやはり展示品は僅かで期待していた新製品の発表は無し。

TOMIX、KATO、カツミ、ムサシノなど大手メーカーは参加していません(例年通りですが・・・)。

・・・と言うことで今回はさしたる収穫は無し。なんだか不完全燃焼のまま会場を後にしました。

友人と川崎駅近くでランチしてから帰宅の途に。その頃には気温は25℃を超えていましたが、日陰は比較的涼しくて季節が進んでいることが実感出来ました。

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10月9日水曜日。雨のち曇り。朝は15℃、日中は17℃。月曜日の夜から雨が降り続いて気温も徐々に低下。ついに最高気温が20℃を下回って一気に晩秋の気温になりました。

クリニックは前日平穏だったのに今日は混雑。気温が一気に下がったせいか、かぜ症状の方が多めでした。新型コロナウイルス陽性の方に混じって久しぶりにA型インフルエンザ陽性の方がいらっしゃいました。当院で今季3人目です。これから徐々に増えて来るかもしれません。

さて最近はネタが溜まり過ぎて書けていませんでしたが、9月後半の連休は北海道に乗り鉄に出ていました。

9月21日土曜日は仕事を終えてから羽田17時30分のJAL525便に搭乗。機種はエアバスA350。垂直尾翼にカメラが付いている機種です。

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新千歳19時05分着。

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駅近ホテルに一泊して翌9月22日日曜日の朝、窓外に北大が見えました。

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さてまず目指すのは富良野。ホームに上がるとラベンダー色のキハ261系5000番台による特急「フラノラベンダーエクスプレス」が入線していました。札幌7時41分発で富良野には9時45分に着きます。

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でも・・・われわれが乗るのは札幌8時発の「ライラック5号」。

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なんで直前に直通特急があるのにわざわざ乗り継いで富良野に向かうのかって?。

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それは滝川から分岐する根室本線の普通列車に乗るため。根室本線とは言っても今年の3月31日に富良野~新得間が廃止になってしまったので、もはや列車に乗ったまま根室には行けません。

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8時52分滝川着。

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チョッと懐かしい古びた跨線橋を渡ると・・・。

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たった1両のキハ40形による根室本線普通列車が待っていました。

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キハ40形は1977年から1982年に当時の国鉄が製造した気動車(ディーゼルカー)です。

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現役運用区間は徐々に狭められてそろそろ全廃も囁かれています。

見る角度によって外板が波を打っているのが判ります。

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車内も吸い殻入れの撤去跡や窓の開閉金具に昭和を感じます。

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キハ40形にとって根室本線は貴重な最後の砦です。今のうちに乗っておかないとね~。

滝川発9時40分の富良野行きは定刻に発車。エンジンは換装されていてオリジナルではありませんが、走りは懐かしい国鉄時代の感じ。途中で列車交換も。

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富良野駅には10時46分着。

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今朝方に札幌駅で出会った特急「フラノラベンダーエクスプレス」は1時間以上前の9時45分には到着して側線でお昼寝中でした。

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駅舎側の側線には貨物用のDF200形ディーゼル機関車が。

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根室本線はここまで。ここから富良野線に乗って北上します。

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続きはまた後日に~。

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10月7日月曜日。曇り時々晴れ。夜になって雨。朝は20℃、日中は27℃。

週明けのクリニックはそれなりに混雑しましたが、予約外の方は少なめでしたので診療の進みはスムーズでした。発熱の方も少な目でほぼ時間通りに診療終了。最近では珍しいかも!?。

さて今日は週末の出雲行きの続きを。

10月6日日曜日は朝から一畑電車の雲州平田駅構内での体験運転に参加して来ました。参加費は12000円。受付時に名札と社紋入りの手袋を渡されました。

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係員の方について車庫の前を通って講習室へ。

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初回コースは3名。まずは現役の運転士さんから電車の仕組みや運転操作の講習を受けます。机の上には3名分のブレーキ弁ハンドルが。

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判りやすいテキストを準備して下さっていました。

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約30分の講習の後はいよいよ電車へ。

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まずは床下をのぞき込んでブレーキシステムの解説。コンプレッサーで作った圧縮空気をブレーキシリンダーに送り込んで・・・。

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そこに繋がれたブレーキロッドを介してブレーキシューを車輪に押しつけてブレーキがかかります。最新車両の難解な制御装置と違って、メカに弱い私でも直感的に理解できるテコの原理です。

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運転させて頂く車両はデハニ50形。一畑電車オリジナルの車両です。

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車内には「日本車両昭和4年製造」と「ナニワ工機昭和32年改造」の銘板が。御年95歳!!。

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1995年には鉄道友の会「エバーグリーン賞」を受賞しています。

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運転台はとってもシンプル。メーターは速度計とブレーキの圧力計の2つのみ。

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さていよいよ体験運転の始まりです。まずはマスターコースの4名の方々の運転を見学。本日のマスターコースの方々は大ベテランの方々ばかりで、参加回数が3桁、中には4桁の方も!?。

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ベテランの方々は、運転時間やブレーキ操作、衝動の有無、停止位置の正確性など、ハイレベルな技を競っておられるようでした。

私はと言えば、頭の中でイメージトレーニングを繰り返しながら諸先輩の運転を見学していましたが・・・。

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いよいよ自分の番になると緊張で思う様に身体が動きません。それでもマスター・コントローラー(マスコン)を操作し、重厚な吊り掛けモーター音を唸らせて電車が動き出した瞬間は正に感涙モノでした。

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ただ操作上は動かすのは簡単ですが難しいのは停める方。停止位置が近付いて来て慌ててブレーキをかけると衝動とともに手前で止まってしまいます。今日の乗客の皆さんは笑って許して下さいましたが・・・。

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約120mを2往復。4回の体験運転はアッと言う間に終わってしまいました。う~ん、これは・・・ハマってしまいそう。

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マスターコースの強者の方々は近所の方かと思いきや、関東から遥々通って来ている方もいらっしゃるとか。へ~ (*_*;。

さらに一畑電車では、全国初の本線を使用する体験運転『一畑電車 こだわり体験運転』という催しもあって、終電後の車両をそのまま使用して本線上を運転するのだそうです。ホームページによると、列車無線を使用して運転指令に対し入換要求を行い、入換信号機を確認して車両を進行させ、夜間なので前照灯を点灯した状態で運転。距離は往復約500mでポイント通過もある・・・。正に夢の様なシチュエーションです。

参加費120000円なんて安いモノ・・・!?。

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10月6日日曜日。出雲地方は曇り時々晴れ。朝は17℃、日中は27℃。

昨夜JR出雲市駅近くのビジネスホテルに投宿。朝は隣接する一畑電車、通称「ばたでん」の電鉄出雲市駅へ。

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8時26分発の一畑電車松江しんじ湖線に乗車しました。

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車両は一畑電車の最新鋭デハ7000系。2016年に製造された実に86年ぶりの新造車。その間はずっと他社線からの譲渡車で賄っていました。

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車両中ほどの自転車置き場の上には「しまねっこ」が鎮座。

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沿線のどかな田園風景を眺めながら8時49分着の雲州平田駅で下車。結構大きな駅で2面3線の構造。駅員さんもチャンと居ました。

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駅前にはタクシーも待機中。

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さて、ここには一畑電車の車両基地があります。「ばたでん」は2010年公開の映画「RAILWAYS 49歳で電車運転士になった男の物語」で舞台になった鉄道路線。

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主演の中井貴一をはじめとして、高島礼子、本仮屋ユイカ、宮崎美子、橋爪功、佐野史郎、遠藤憲一・・・など錚々たる役者陣。会社の全面協力のもとでロケが行われたそうです。

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少々時間があったので、踏切近くに留置してあった2100系(元京王5000系)電車を眺めながら周辺を散歩。

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一体何しに来たのかって?。

実はここで毎週土・日に開催されている「電車の体験運転」に参加するためにはるばる来たのでした。

集合は9時30分でしたが、係員の方が早めに受付をして下さって駅構内や車庫を見学させて頂きました。

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車庫にはやはり元京王の2100系車両が留置されていました。

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元京王の名車5000系です。

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車庫の後方には旧洗車場。ここもロケに使われたそうです。

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さていよいよ運転のための講習が始まる時間です。

長くなりそうなので続きはまた後日に~。

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10月1日火曜日。曇り時々雨。朝は20℃、日中は25℃。10月のスタートはどんよりした天気になりましたが、やっと過ごしやすい気温になりました。

今日のクリニックは朝から混雑。予約外の方も少なくありませんでしたが、昨日までで大和市特定健診・長寿健診が終了したので検査は激減。バタバタすることは少なくなりました。

それでも健診期間が終わると直ぐにインフルエンザワクチン接種の季節がスタート。決して楽になった訳ではありません。初日から多くの方が接種にいらっしゃいました。

診療が終わってから急いで大和市地域医療センターへ。大和市医師会理事会でした。

信じられないことに明日はまた30℃越えの予報が出ています!?。まだまだ「衣替え」などとんでもない感じですね~。

さて先日の日曜日、仙台での日本心臓病学会からの帰り道、仙台国際センターの広瀬川を挟んで対岸にある西公園へ寄ってみました。

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日曜日でも天気が良くないせいか、公園内は閑散としていました。

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ここへ寄った目的は一角に保存されているC60形蒸気機関車。以前2016年3月に来た際は整備工事中で近付けませんでした。

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間近で見ると巨大です。

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屋根を付けてもらって保存状態は良好。

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最近は荒廃して解体されてしまう保存機も少なくない中、幸せな境遇の機関車です。説明版も新しくて綺麗。

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機関士席側には運転台に上がれるように昇降台が付いていました。

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配管や機器の一部が黄色く塗られてしまっているのが残念ですが、腐食防止のためには仕方ないのかもしれません。

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こんな小さな窓から前方を見ながら運転していたとは俄かに信じられませんね~。

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C60形は、特甲線用のために軸重が大き過ぎて他路線に転用出来なかったC59形の従台車を、1軸から2軸に改造して軸重を軽減した機関車。

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東北本線や常磐線、鹿児島本線などに入線できるようにしました。

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運転台のプレート類からは、このC60形1号機は昭和17年日立製のC59形27号機から昭和28年に国鉄浜松工場で改造されたことが読み取れます。

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先輪はC59形蒸気機関車の戦前型特有のもの。

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ただ軸重を軽減したとはいえ、このような大型の機関車が活躍出来る線区は限られていて・・・。

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昭和45年の鹿児島本線電化を機に全廃されてしまいました。

47両の仲間で唯一の保存機がこの1号機なのです。末永く保存されます様に・・・。

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9月28日土曜日。曇りのち雨。朝は22℃、日中は26℃。いつの間にか9月も最後の週末になりました。

今日のクリニックはそこそこの混雑でしたが、予約外でいらっしゃる方が少なめだったので診療はスムーズに進みました。今日は発熱の方は3人だけで、新型コロナもインフルエンザも陽性の方はいらっしゃいませんでした。

診療終了後は健診の判定作業や紹介状書きなどをこなしてから東京駅へ。東北新幹線「はやぶさ」に乗って仙台へ向かいました。

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週末とあってか、仙台駅周辺は若者がたくさん。

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いつもの様に在来線ホームで地元の電車たちに挨拶。

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でも最近は新しくて小綺麗な電車ばかり。

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バラエティーは少なくてチョッと物足りない感じです。

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地下ホームは仙石線の205系。

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今回は、昨日金曜日から開催されている第72回日本心臓病学会学術集会に参加するためにここまでやって来ました。今宵は仙台駅近くのビジネスホテルに投宿。

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9月17日火曜日。晴れ時々曇り。朝は24℃、日中は31℃。9月も後半に入りましたが今だに真夏日続きです。

連休明けのクリニックは、診療開始時点では予約外の方も少なくて順調な滑り出しでしたが、徐々に混雑度合いが増して来て時間帯によっては少々お待たせしてしまったかも。健診結果を持参されての相談や10月以降のインフルエンザワクチンや新型コロナワクチンの接種をどうするかの相談など、チョッと時間がかかる方も。発熱の方は少なめででしたが、新型コロナ陽性の方もまだまだ。

さてこの連休は一泊で日光へ行って来ました。小学校6年生の時以来なので実に53年ぶり!?。

9月15日の朝は新宿駅発9時34分の「スペーシア日光1号」に乗車。車両は東武鉄道の大ベテラン特急車両。

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先頭車デッキには1991年ブルーリボン賞受賞のプレートがありました。おおっ、33年も前!。

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JR東日本と東武鉄道の特急車両の相互乗り入れ開始は2006年春から。私としたことが今回初めてこの経路に乗車しました。

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定刻に発車して池袋に停車した後、昔の山手貨物線ルートを駒込まで辿って田端の間の連絡線で北向きに(湘南新宿ラインと同じルートです)。

下は2004年10月4日付の直通運転開始を告知するホームページから引用。JR側の乗り入れ車両は当初485系でした。

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浦和、大宮と停車して東北本線へ。途中、栗橋駅で運転停車してJR東日本から東武鉄道の乗務員に交代。

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そろりそろりとJR東日本と東武鉄道の連絡線を渡って・・・。

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東武鉄道に乗り入れを果たしました。途中のジャンクションで空調と室内灯が消えました。

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東武鉄道線内では栃木、新鹿沼、下今市と停車して東武日光駅には11時31分着。

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隣のホームには東武鉄道の本線、浅草からの新鋭車両たちが停車していました。新宿乗り入れ用車両とは随分な格差。

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スペーシアXはまだデビューして1年の新鋭です。

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都内は晴れていましたが、日光は着く頃には今にも雨が降りそうな空模様。

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でも折角来たので「いろは坂」を上がって中禅寺湖まで行ってみようと思います。

続きはまた後日に~。

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8月30日金曜日。雨。朝は25℃、日中は28℃。29日に上陸した台風10号は九州をゆっくり北上していて、台風から離れた場所でも線状降水帯が発生するなど、記録的な大雨になりました。東海道新幹線は始発から全線で運休。

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大和市も朝には大雨警戒レベル4(土砂災害、河川洪水)、768世帯1442人に土砂災害警戒のため避難指示が出ました。

小田急線は朝から伊勢原〜小田原間で不通。

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来る電車は「伊勢原行」ばかり~。

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そんな悪天候の中でしたが、どういう訳かクリニックはそれなりに混雑。皆さん、長靴にレインコートの重装備で頑張っていらして下さいました。中には「こんな時の方が空いているかと思って・・・」なんて方も。何と最終的には普段の8割以上の方が受診。

どっ、どうかこんな時は無理をなさらないで下さいませ~。

小田急線は線路盛土の流失のため伊勢原~秦野間の復旧には相当時間が掛かりそう。帰宅時には江ノ島線は約20分間隔で各駅停車のみの運転。さらに全線45km以下の速度規制のため、帰宅には随分と時間が掛かりました。

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台風10号は週末は近畿付近でさらに速度が遅くなる見込みで、影響が長引きそう・・・。

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8月24日土曜日。晴れのち曇り。朝は28℃、日中は33℃。台風10号が徐々に近付いて来て天候は不安定。最近は日常的に突然の雷雨に見舞われる機会が多くなって来ました。

今日のクリニックは比較的平穏。受診者数は決して少なくありませんでしたが、予約外での受診が少なかったため診療はスムーズに進行し、ほぼ時間通りに終了することが出来ました。こんな日は最近珍しいかも。発熱の方も少なくなりました。

昨日発表された8月12日~8月18日までの1医療機関あたりの新型コロナウイルス感染者数は、全国では8.50(前週は10.48)、神奈川県では5.15(同じく7.62)と減少していました。やっとピークは越えたようです。

さて、今日は夏のポルトガル行きの続きを。

ポルト旧市街の美しい本屋さんの見学後はサン・ベント駅へ。緩い坂道を10分ほど下ると・・・。

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駅前の賑やかな通りに出ました。ここも観光客で溢れかえっていました。でも日本人は皆無!?。

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駅舎はドッシリとしていて風格があります。

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1916年の開業。

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構内へ入ると・・・!。まるでどこかの宮殿のよう。中も観光客で混雑していました。

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この駅の見どころは構内の壁を彩る約2万枚のアズレージョ(装飾タイル)。

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ジョルジュ・コラソという芸術家によって1930年に制作されたものだそうです。

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ポルトガルの歴史を物語る様々なシーンが描かれています。

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もちろん駅らしく時計と列車の発着時刻表示器が掲げられています。

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ホームは高い屋根に覆われた行き止まり式(頭端式)のヨーロッパに良くあるタイプ。

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残念ながらこの時に出会った車両は全て同じタイプでした。

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ポルトガル国鉄の3400形。画一的で趣味的にはチョッと・・・。

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下はホーム側から見た駅舎。こちら側にはアズレージョは無し。

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さて、さらに街中を散策します。

続きはまた後日に~。

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8月18日日曜日。晴れ時々曇り。朝は28℃、日中は31℃。朝から蒸し暑い一日になりました。

今日は友人と待ち合わせてお台場の東京ビッグサイトへ。りんかい線の「国際展示場」駅で下車して徒歩で10分も掛かりませんが、暑くて汗だくになりました。

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今日は第23回国際鉄道模型コンベンションの最終日。

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会場には10時過ぎに着きましたが会場前は長蛇の列。こんなにも同好の士が多かったとはビックリです!?。

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初日は台風でしたから観客が今日に集中したのかも知れません。

広い会場には、模型メーカーや出版社などの企業出展と、個人やクラブ、学校などのモデラー出展が所狭しと・・・。

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さらにはトークショーや講演、セミナーなどの企画が目白押し。

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今回のテーマは「特急」。入口を入ると新旧、内外の「特急」写真パネルが展示されていました。

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学校や模型クラブによる大きなレイアウトがたくさん。

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どこから見ていいのやら・・・。

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台湾やアメリカに特化したクラブも。

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う~ん、峡谷に掛かる鉄橋が凄い!。・・・けれど、普段はどうやって収納しておくのでしょう。

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ステージ上では何やらトークショーが開催中。

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ゲージは様々ですが、若い世代はやはりNゲージ(9mm)が主流でしょうか。

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プラレールは大人になってからも遊べます。

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大型模型は本物そっくりでド迫力!。

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後ろに続く客車も大型。

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垂涎の的ではありますが、私には技量も経済力も走らせる敷地もありません。

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乗客を乗せて場内を往復しているのは圧縮空気で走る“本物”。

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実物のヘッドマークも展示されていました。

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さてメーカー展示の中での注目は、プラ製Nゲージ製品を中心に作っているKATOによるHOゲージのD51。

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比較的安価に良質の製品を出してくれるメーカーさんで期待大です。

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ターンテーブルの試作品も展示されていました。

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老舗ブラスモデルのメーカー天賞堂では、発売予定のプラ製品やダイキャスト製品の試作品は展示されていましたが、昨年この場で発表されたブラス製のC62については試作品の展示も無し。どうしたことでしょう。新たに2つ目キューロク3機種とED75の0番台と1000番台が予告されていました。

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あれっ、いつの間にかチョッと話題がマニアックになり過ぎましたか?。皆様、引かないで下さいませ~。

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8月4日日曜日。晴れのち曇り。朝は26℃、日中は33℃。今日も各地で猛暑日を記録。

今日は朝から新幹線で名古屋へ。そこから中央西線の高蔵寺行き普通電車に乗り換え。車両は真新しい315系。

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中央西線名古屋口は既に315系に統一されているようでした。20分ほど乗車して春日井駅で下車。

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春日井駅は中央線の特急に乗って通過することは何度かありましたが、降り立つのは初めて。

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今日は春日井市内にある中部大学のオープンキャンパスに行って来ました。正門近くの案内図を見ると目が眩むくらい敷地は広大。

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バス停は一番低い場所にあって、正門から校舎群までは緩い上り坂。

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気温は35℃を越えているようでチョッとフラつきます!?。

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オープンキャンパスですから・・・。

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当然のことながら高校生やその親御さんがたくさん来場されていました。

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えっ、まさか大学に入りなおすのかって?。

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いえいえ、中部大学にある蝶類研究資料館の夏の企画展「日本全国のチョウ:紋様の多様性を楽しむ」の展示の見学と、オープンキャンパスに合わせて開催されるギャラリートークを聴くためにわざわざここまでやって来たのです。

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会場は図書館で13時30分から。

そろそろ会場へ向かいますが、続きはまた後日に~。

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7月10日水曜日。晴れのち曇り。一時雨。朝は27℃、日中は33℃。朝から蒸し暑い日々が続いています。

今日のクリニックは朝のうちは順調でしたが、遅い時間帯になって混雑するあまり良くないパターン。それでも午後からは落ち着いて診療終了はほぼ時間通りでした。時間通りの終了は最近では稀有な事かも!?。

診療終了後はいつものように夜なべ仕事をこなしてから帰宅の途に。外へ出てみたら地面が濡れて結構な雨が降った痕跡が残っていました。いつの間に!?。

さて昨日乗り合わせた小田急線の話題。外観は普通の3000形でしたが、乗ってビックリ。すべての車内広告が“くらげ”でした!。

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スポンサーは新江ノ島水族館。

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7月12日からスタートする「“えのすい”のくらげ展」に合わせた企画のようです。

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中吊り広告だけではなくて車端部のポスターや・・・。

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ドア横のポスターも。

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ドアガラスにまでくらげのステッカーが貼ってあるという徹底ぶり!。

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7月1日から7月31日までの期間、3000形2編成が「くらげとれいん」になっているそうです。

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いつ、どこを走っているかは判らないので、遭遇するかどうかは運しだいです。

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7月1日月曜日。曇り時々雨。朝は27℃、日中も27℃。朝は時折強く雨が降る不安定な天気。朝から27℃もあって蒸し蒸し。

今日のクリニックは朝からそれなりに混雑していましたが、意外に予約外で受診された方が少なかったためか診療の進みはスムーズでした。相変わらず新型コロナウイルス感染症の方がいらっしゃいましたが、今日は妊婦さんも。

さて、だいぶネタが古くなってしまいましたが、今日はゴールデンウィークに行った台湾の続きを。

2日目の午後は新幹線(台湾高速鉄道Taiwan High Speed Rail、THSR)に試乗。切符の自販機で適当に20分ほどの2駅目まで買ってみたら、発券された切符には「桃園」と記載されていました。車両は日本製で700系ベースの車両です。乗り心地は上々でしたが、高速走行を満喫する前に「桃園駅」に到着してしまいました。

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駅舎は近代的で至ってシンプルな建物。暑いせいか外を歩いている人はほとんどいません。植栽はいかにも南国風です。

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駅前には近代的なマンションや世界的な家具チェーン店が見えました。新幹線開通後に開発された新しい街なのでしょうが、何だか日本の新横浜とか港北辺りに居るような錯覚に陥ります。

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台北には国際空港が2つあって大きい方が桃園国際空港。てっきり空港に隣接した駅かと思いましたが、どうやら違った様です。

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暑いし周辺を歩いて散策する気にはならず。

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今度は駅舎の北側を見るとMRTの駅が見えました。これが空港と台北を結ぶ桃園空港MRTのようでした。

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新幹線の桃園駅に降り立った方の多くは、どうやら連絡通路を通ってこのMRTに乗り換えて空港に向かう人達だったようです。

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MRT駅のさらに北側にはショッピングモールが隣接していました。チョッとだけ眺めて見ると世界共通のブランド店が入る日本にも在りがちなショッピングモールでしたので、早々に退散~。

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さて帰りは16時11分発。

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北行きホームの表示に従ってホームへ。

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ホームで待っている乗客は少な目でした。

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チャンと定時に列車が到着しました。定時性は抜群です。

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座席テーブル背面の車内案内表示は日本の新幹線そっくり。

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車内の雰囲気も良く似ていますが、やはり往路と同じく短い距離でも茶菓のサービスがありました。

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さて台北駅到着後は一旦ホテルへ戻って小休止の後、夕食を摂りに街へ出かけます。続きはまた後日に~。

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6月15日土曜日。晴れのち曇り。遅くなって雨。朝は22℃、日中は29℃。蒸し暑い1日でした。

週末のクリニックはそれなりに混雑していましたが診療の流れはスムーズ。受診人数の割には待ち時間は少なかった・・・はず!?。

診療終了後は雑務を済ませてから新宿へ。ちょうど良い時間にロマンスカーがあったので、スマホで指定席を見てみたら何と2列目の展望席が空いていました!。

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すかさず確保して相模大野から乗車。いまや唯一の展望席付きのロマンスカーになってしまったGSEです。

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でも残念ながら展望席2列目は1列目の座席の背もたれが邪魔になって展望は今一つ。それでも座高が高い私はチョッと有利かな~。

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多摩川の鉄橋を渡って・・・。

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喜多見の先で地下へ入って・・・。

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成城学園前駅を通過。

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梅ヶ丘の先で下北沢へ向かってトンネルへ。

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抜けると代々木上原。

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折角乗ったのに乗車時間はごく僅か。

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あっという間に新宿に着いてしまいました。

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周辺の方が降りてから写真を。座席はこんな感じです。

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あれっ、天井が開いて秘密の梯子が出て来ました。

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そろそろ降車しないと折り返し準備の邪魔になってしまいます。

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やはり先頭でないとね〜とか言いながら、それなりに楽しんでしまいました。

新宿駅16時44分着。京王プラザホテルロビーに16時55分集合。

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余裕で間に合うはずが、新宿駅で少々遊んでいたためチョッと遅刻~。

m(__)m。

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6月12日水曜日。晴れ。朝は21℃、日中は28℃。昨日に引き続き朝から20℃越え。梅雨入り前にもう夏になりました!?。

今日のクリニックはやはり辛い一日になりました。寒い時期よりも体調が悪い方が多いのはどうしてでしょう。新型コロナウイルス感染症の方も減りません・・・。

さて今日はチョッとネタが古くなってしまいましたが、ゴールデンウィークに行った台湾の話題。

2日目も朝から屋外で蝶の写真を撮っていましたが、蒸し暑くて長続きはせず。チョッと涼みに台北駅に行きました。先日、巨大空間のコンコースをお目に掛けましたが、駅なのに地上には線路らしき構造物は無し。

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線路は全て地下を通っている様でしたのでまずは地下1階へ。地下1階には切符売り場や改札口が有りましたがやはり列車の姿は無し。改札を抜けて更に降りなければならない様でした。それならば入場券を買おうかと思いましたが、自動販売機には「入場券」らしき表示が見当たらなかったので、やむを得ず新幹線(台湾高速鉄道Taiwan High Speed Rail、THSR)に乗ることにしました(!?)。自動販売機には中国語表記と英語表記が有りましたが、日本語表記は無し。ここは英語表記を選択。ところが駅名が漢字表記ではなくて現地発音のローマ字表記になっていて解らない・・・。まあ適当に20分ほどの2駅先まで買ってみたら、発券された切符には「桃園」と記載されていました。自動改札を抜けて更に下へ降りるとやっとホームに。結構な頻度で運行されています。

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やがて入って来た車両は日本製700系ベースの車両。

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台湾の新幹線は南港駅から左営駅までの345 kmを最高速度300 km/h、ノンストップ便では所要時間約1時間30分で結ぶ高速鉄道。

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総事業費は日本円で約1兆8千億円。日本として新幹線の車両技術を輸出・現地導入した初めての事例です。そんな訳で車内のレイアウトや乗り心地はそっくり。

発車してまもなくワゴンがやって来てお菓子と飲み物を配布。

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有料かと思って最初お断りしたら無料でした。一昔前の飛行機みたいなサービスです。

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高速走行に入っても東海道新幹線より乗り心地が良い感じです。乗車は2駅、僅か20分で「桃園駅」に到着してしまいました。

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さて、ここまで目的があって来た訳ではありません。どうしよう・・・。続きはまた後日に~。

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6月11日火曜日。晴れ。朝は20℃、日中は26℃。朝からスッキリ晴れて気温が上がり、やっぱり夏日になりました。

今日もクリニックは何故か混雑。やはり長引く咳の方が多め。中には1ヵ月以上前からなんて方も!。そうなるといくら健康診断で検査が立て込んでいても胸部レントゲン写真は必要です。そんな訳でやはり検査でバタバタしていました。新型コロナウイルス感染症の方は減るどころか徐々に増えている印象です。皆様どうぞお気をつけ下さいませ~。

さて今朝、久しぶりに「もころん号」に遭遇しました。あれっ、こんなに派手なデザインだったかな?・・・と思ったら2024年6月4日からリニューアルされて運用に就いているそうです。

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滅多に出会うことはないのに、今度は帰宅途中にもまたまた遭遇。

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以前と同じく運転台にはチャンと「もころん」が乗っていました。

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リニューアル前に比べると徹底して「もころん」を前面に押し出していて・・・。

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運転台扉や扉注意のステッカー、さらに号車札まで。

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車内も変わったのでしょうか。年をとっても特別編成に遭遇するのは楽しいですね!。

・・・えっ、私だけ!?。

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6月8日土曜日。晴れ時々曇り。朝は19℃、日中は27℃。晴れて暑くなりました。

今日のクリニックは何故だかとんでもない混雑。かぜ症状の方はたくさん。血圧が高くて受診された方が複数。胸部レントゲン写真で異常所見があって大きい病院で精査が必要な方がお二人。ともに診療情報提供書を作成。その上に生活習慣病の療養計画書の交付が必要な方がたくさん。最終的には土曜日としては記録的な受診者数になりました。なっ、何で!?。

診療が終わったのは14時半頃。診療終了後は新横浜から新幹線で大阪へ。

新大阪駅では今でもかろうじて山陽区間の「こだま」に使われている500系新幹線に遭遇しました。

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特殊構造ゆえの使い勝手の悪さと製造コストの高さが祟って、東海道区間からは随分前に引退しました。

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いまだに山陽区間ではその姿が見られるのは奇跡かも!?。

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そのスタイリングから今でも人気の高い車種。いつまでも頑張って欲しいものです。

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明日の講演会参加のために今夜は大阪泊まりです。

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6月5日水曜日。晴れ。朝は19℃、日中は27℃。今日は久しぶりに終日晴れ。日中は25℃を越えて暑くなりました。小田急線は朝方に秦野〜渋沢間で人身事故。遠いので影響は無いかと思いきや何故か江ノ島線の急行が運休。その煽りで各駅停車も大混雑でした。朝からトホホのスタートでした。

今日のクリニックは結構混雑。咳、咽頭痛の方や発熱の方の中には新型コロナ陽性の方が何人か。長引く咳の方はいつもの様に結構いらっしゃいましたが、薬不足のために咳止めの選択肢はありません。先日も“咳止めが効かない”と仰って再診された方がいらっしゃいましたが、どうすることも出来ません。6月から発行することになった生活習慣病療養計画書は、当院では該当する方が多いので、時間帯によっては少々待ち時間が長くなってしまう場合も。しばらくご容赦くださいませ~。

さて今日はゴールデンウィークに行った台湾の話題。

メインの目的は蝶の写真を撮ることでしたが、流石に蒸し暑い中で終日屋外活動を続けるほどの体力は無くて、午後になって涼みに(!?)台北駅まで行ってみました。台北駅は、台湾高速鉄路(高鉄、THSR)、台湾鉄路管理局(台鉄、TRA)、そして台北捷運(MRT)が集まる一大ターミナル。地下で繋がっていますが、複雑に入り組んだ地下街は慣れないと判り難いのは万国共通。まずは地上に出て駅舎の外観を観察。駅前の幹線道路の反対側に出て距離を置いて全体像を眺めてみました。う~ん、さすがに立派です。

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地下は人が溢れているのに地上は人影疎ら。

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やはり外は暑いからでしょうか。

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中へ足を踏み入れたら、吹き抜けの巨大空間が現れました!。

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今まであまり見たことがないスケールかも。

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東側には時計台。

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こんな巨大空間なのに椅子が全く無くて地べたに直接座っている人達が!。チョッと日本とは違う感覚かも。

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南北には土産物屋さんやカフェなど、ショップが並んでいました。

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西側に案内窓口や切符売り場(下の写真は最終日に再訪した時の写真です)。

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あれっ、お目当ての新幹線や電車はどこ??。

実は日本のターミナル駅とは違って、列車は全て地下から発着しているのでした。という訳で地下へ降りてみますが、続きはまた後日に~。

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5月27日月曜日。曇り時々雨。朝は21℃、日中は22℃。終日どんよりした空模様。最近、1週間のスタートである月曜日の天気が良くなくて、何だか出鼻を挫かれる感じがします。

週明けのクリニックはかなりの混雑。予約外の方が多くて時間帯によっては少々お待たせしてしまいました。「明日の雨に備えて今日のうちに来ました」なんて方も複数。相変わらず長引く咳の方は多めですが、依然として一部の咳止めや去痰剤の品薄状態は続いていて、思うように処方が出来ないことも。まだこの先数年続くとか・・・!?。

さて今日は電車の話題。

江ノ島線でもおなじみの小田急8000形電車が、ついに西武鉄道に回送されて20日に埼玉県所沢市の小手指車両基地に到着したそうです。

(以下の写真は西武へ行った車両ではありません。一部再掲。)

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8000形電車は1982年(昭和57年)から1987年(昭和62年)までの間に4両固定編成と6両固定編成が各16編成ずつ、合計160両が製造された通勤電車。現在、小田急最古参となり、ケープアイボリーの車体にロイヤルブルーの腰帯を纏った最後の車両となりました。

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何で今さらそんな古い車両を?と思いますが、全編成車体修理工事実施済みで、2編成(8251×6・8255×6)を除いては同時に環境負荷の少ない制御装置であるVVVFインバータ制御への改造も実施済みなので省エネ車両。「サステナ車両」を増備したい西部鉄道にとっては意外にお買い得品だった様です。

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整備を進めて今年度中に西武国分寺線で営業運転を開始する予定だそうです。まさか黄色い8000形になるのでしょうか。

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今回到着した8000形は小田急線内を出発して、JR御殿場線経由で静岡県のJR沼津駅で折り返し、JR東海道、武蔵野線などを経てJR新秋津駅経由で西武鉄道に輸送されたそうです。

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どちらにせよ、そう遠くない時期に小田急線内では見られなくなりそうです。

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5月18日土曜日。晴れ。朝は17℃、日中は27℃。朝は爽やかでしたが、日中は気温が上がって汗ばむ陽気になりました。

今日のクリニックは比較的平穏。受診者数は少なくありませんでしたが、診療が滞ることなくスムーズに進み、ほぼ時間通りに終了。今日も新型コロナ陽性の方がちらほら。

さて今日も昨日に引き続いて“鉄”ネタです。

下の写真は現在発売中の「JTB時刻表」の5月号。最近はスマホで直ぐに検索してしまうので、時刻表も昔ほどは売れなくなっているかもしれません。

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ページを捲ると索引を兼ねた全国の鉄道路線図が掲載されていますが、先月号まで掲載されていて今月号になって消えてしまった路線があります。

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・・・それは根室本線の富良野~新得間。石狩と十勝の境、険しい狩勝峠を越える区間で、新線にルート変更される前までは日本三大車窓の一つに数えられていました。

下は古い鉄道地図です。

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JR北海道は2023年3月30日付けで国土交通大臣宛てに鉄道事業廃止出書を提出。1年前から2024年4月1日をもって根室本線の富良野〜新得間を廃止することは決まっていました。

根室本線は総延長443.8km。かつては函館、札幌と帯広、釧路、根室などを結ぶ大動脈で、特急や急行などの優等列車が頻繁に往復していました。私自身も学生時代には夜行列車でお世話になりました(特急には高嶺の花で乗れませんでしたが・・・)。

廃止となるのはこのうちの富良野〜新得間の81.7km。同区間内の東鹿越〜新得間は2016年の台風により被災して代行バスを運行中でした。

下の写真は不通後に、不通区間にある幾寅駅を表敬訪問した際のチョッと古い写真たち。

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駅舎は北海道らしい構造の渋い木造ですが・・・。

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「幌舞駅」という実在しない駅名が掲げられていました。

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実は幾寅駅は高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台として使われた駅。

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封切り当初は観光客が大挙して押し寄せたのでしょうが、今は奇特な旅行者やライダーがたまに訪れるだけ。

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駅舎の中はさながら映画の記念館の様相でした。

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駅前にも撮影で使われた車両や建物が残されていました。

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下の建物は元々あったものではなく舞台装置です。

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駅前には他に何も在りません。

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発車時刻表は列車ではなく全て代行バス。

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錆びついた線路は残され、復旧を念じておりましたが・・・。

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二度と列車は通らないことになってしまいました。

北海道では留萌本線も深川~石狩沼田を残して廃止となり、鉄道でくまなく旅行が出来ていた時代は遠い昔になりました。

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5月17日金曜日。朝は16℃、日中は26℃。朝からスッキリ晴れて日中は汗ばむ陽気になりました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。受診者数は多めでも時間通りに満遍なく受診して頂けたので診療はとってもスムーズでした。今日も新型コロナウイルス感染症の方がいらっしゃいました。ここのところ連日です。

今日発表の5月6日から12日までの新型コロナウイルス感染症の発生状況は神奈川県では2.40(前週1.77)、全国では2.76(同2.27)といずれも前週から増加していました。でも前週は4月29日から5月5日のゴールデンウィーク。ゴールデンウィークに検査数が減少したことを考慮すれば、少なくとも前々週からは増えていないようです。でもまだ燻っていることには変わりありません。

さてチョッと前に花輪線に関連して秋田県小坂町のこと、さらに小坂鉄道廃線跡の大館・小坂レールバイクのことを書きましたが、その時同時に立ち寄った小坂レールパークのことをまだ書いていませんでした。チョッと“鉄”の話題から遠ざかっていましたので今日は久しぶりに“鉄”の話題を。

以前にも書きましたが、秋田県小坂町は明治時代から小坂鉱山の繁栄ととに築き上げらて来た近代産業遺産群が立ち並ぶ街。鉄道の開業は1908年(明治41年)。その後は鉱山の衰退と輸送体系の変化に伴って1994年(平成6年)には旅客営業廃止。以後は貨物輸送のみになっていましたが2009年(平成21年)にはついに全面廃止となりました。現在、旧小坂駅およびその駅構内は「小坂レールパーク」になっています。

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隆盛を誇った鉱山の玄関口としては割とこじんまりした駅舎。

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入場料は大人600円。駅ホームに上がると古い蒸気機関車と客車が展示されていました。蒸気機関車は軌間762㎜の狭軌用として1926年(大正15年)3月に製造されたもの。1962年(昭和37年)の小坂線軌間拡幅(762㎜から1,067㎜に改軌)までの36年間にわたり活躍していたそうです。

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後ろの客車は1921年(大正10年)に秩父宮、高松宮両殿下が小坂鉱山を見学された時に使用された貴賓客車だそうです。

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駅構内には旅客営業廃止まで使用されたキハ2100形気動車が残っていました。だいぶ荒廃した姿が心配。

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その横にはホッパ車のホキ800形。元国鉄のホキ909です。

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無蓋車のトキ15000形。

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同じく無蓋車のトラ4000形。ひと昔前までは当たり前だった貨車も今ではとっても貴重な存在です。

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雪国ならではのラッセル車も元国鉄のキ100形。

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そして庫内には1967~1968年に製造され、末期まで貨物輸送に活躍した2両のDD130形ディーゼル機関車。

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どちらも汽車会社製。

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そして寝台特急「あけぼの」に使用された24系寝台客車。この24系客車は4両が動態保存されていて、構内を動かすことが出来ます。

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この24系寝台客車には泊まることも出来て、2015年10月に列車ホテル「ブルートレインあけぼの」として開業しましたが、2020年からは新型コロナ感染症流行のため休業。やっと今年の5月から5年ぶりに営業を再開したそうです。短い距離でも動く寝台車に乗って見たいです~。

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花輪線の話からだいぶ話題が逸れてしまいましたが、チョッと前の写真も出せるときに出しておかないと没ネタがだいぶ溜まってしまいましたので・・・(^^;)。

さてまだゴールデンウィークの後半の話題を出していませんので近々にアップさせて頂きますね~。

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4月27日土曜日。雨のち曇り。朝は18℃、日中は22℃。花粉は「少ない」。ゴールデンウィークの初日はスッキリしない天気。それでも気温は朝から高めでムシムシしていました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。土曜日は現役世代の方が多いので「今日から10連休です!」なんて方も。薬がギリギリになって飛び込んで来た方は今日は僅か。皆さん優秀です。かぜ症状の方には少し長めにお薬を処方させて頂きました。当院は4月30日、5月1日の連休の狭間も通常通り診療しますが、5月2日木曜日は本来の休診日ですのでお休みです。どうかお薬を切らさないようにお願いします~。

診療終了後は少々残務をこなしてから町田経由横浜線で八王子へ向かいました。

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八王子ではタンカートレインの先頭に立つEF210「桃太郎」君にご挨拶。

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八王子16時31分発の「あずさ37号」には悠々と間に合いました。

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終着の松本には18時31分に到着。

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一番右端は上高地の玄関口、新島々に向かうアルピコ交通(松本電鉄)上高地線の電車が発車していくところ。私としたことがまだ乗ったことがありません。

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今宵は駅前のビジネスホテルに投宿。

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明日は朝から北へ向かう予定です~(上高地ではありませんが・・・)。

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4月24日水曜日。雨時々曇り。朝は14℃、日中は16℃。花粉は少ない。今日はほぼ終日雨で気温は低め。

写真は朝の通勤途中で撮った雨に濡れたツツジの花。ツツジは5月のイメージですが、気付けばもう1週間で5月です。

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今日のクリニックは天候が優れない割には結構混雑。かぜ症状の方や健康診断で引っ掛かって再検査にいらっしゃる方がちらほら。大和市特定健診・長寿健診は予約枠一杯で今日も検査でバタバタしていました。今週末からいよいよゴールデンウィークなので、それを意識して来院される方がだんだん増えて来ました。

さて昨日は2月の花輪線に関連して小坂町の写真をお見せしましたが、そもそもそこへ行くきっかけになったのは、数年前の夏に弘前近くの大鰐温泉に宿泊した際に地図上で小坂町近くの「大館・小坂レールバイク」という施設を見つけたから。インターネットで予約して現地に赴いてみると、大館と小坂を結ぶ秋田国道2号線(樹海ライン)沿い、山の中にある雪沢温泉近くにスタート地点がありました。

レールバイクは鉄道の線路上を自転車のようにペダルを漕いで走る乗り物。バイクと言えどもエンジンは付いていません。保線用の「軌道自転車」に近いものですが、一両一両地元メーカーの手造りの様です。

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線路は2009年に廃止になった小坂線の廃線跡。小坂線は秋田県大館市の大館駅から秋田県鹿角郡小坂町の小坂駅に至る小坂製錬が運営していた貨物鉄道路線でした。

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小坂線は当初は762mmのナローゲージで1908(明治41)年に開通。その後、小坂~小雪沢の勾配区間を電化してナローの電気機関車が活躍した時代もあったそうですが、1962(昭和37)年に1067mmへの改軌が完了し、非電化区間の蒸気機関車が消えてディーゼル化。その際に電化区間も非電化となってディーゼル化されたそうです。

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1994(平成6)年には旅客営業が廃止され、2008(平成20)年には貨物営業も休止、翌年全線廃止となりました。

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さて、ペダルを踏んで走り出すと風が爽やかでなかなか快適。台車のスプリングやシートのクッションなどの振動を緩衝してくれる装備が無いので、レールの上を車輪がゴロゴロ回転している感覚が直にお尻に伝わって来ます。

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廃線になってから既に10年以上経っていますが、元は重連でディーゼル機関車が貨物列車を牽いて往復していた路線。軌道はしっかりしています。

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しばらく走ると「こゆきさわ」の駅名標。小雪沢駅は全線開業に遅れて1915年に開業。1961年には早くも廃止になった駅のようです。

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短いけれど鉄橋も渡ります。いっ、意外に怖い!?。

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鉄道路線跡なので極端な急カーブ、急勾配はありません。でも普段の運動不足がたたり、スタート地点に戻って来る頃には足がパンパン!?。

例年4月から11月までの営業で、1時間ごとにまとまって数台で出発。終点で方向転換作業があって30分~50分でスタート地点に帰着。

結構大人でも楽しめるので(私だけ!?)、お近くにいらした時にはお勧めです。

続きはまた後日に~。

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4月23日火曜日。曇り。朝は15℃、日中は19℃。花粉は少ない。今日は終日曇り空で日中も20℃に届かずチョッとヒンヤリ。

今日のクリニックはそれなりに混雑。やはり長引くかぜ症状の方がちらほら。今日も新型コロナウイルス感染症の方はいらっしゃいましたが、ここのところインフルエンザの方は鳴りを潜めています。大和市特定健診・長寿健診の予約は早くもだいぶ先まで埋まって来ました。皆さん、出足が早いようで~。

さて以下はだいぶ時間が経ってしまいましたが、2月の秋田行きの続きを。

秋田駅から特急「つがる1号」に乗車して大館駅で10時29分発の花輪線に乗り換え。キハ110系の2両編成に乗って十和田南駅に11時07分に着きました。

十和田南駅は島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。私が乗っている盛岡行はホームの左側に入線します。

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正面に見えるのはここで交換する大館行の下り列車です。

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スイッチバック構造の駅なので運転方向切替が必須。しばらく停まります。今乗って来た列車は右の盛岡行、左はここで交換する大館行です。

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このような構造になっているのは、ここから更に山奥に入った小坂方面への路線延長計画があったため。この先にある小坂町は日本三大銅山であった小坂鉱山の興盛とともに発展して明治の末には秋田市に次ぐ県下第二の町として賑わっていたところ。

ここからはチョッと話が逸れますが、小坂町は数年前の夏に訪れたことがありますので、以下にその時の写真を載せます。

下の写真は1905年建築の小坂鉱山事務所跡。現在は鉱山資料館になっています。瀟洒な白亜の木造3階建て。

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飾り窓などルネッサンス風の外観や正面中央のバルコニー付きポーチ・・・。

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内部には見事な曲線美を描くらせん階段。当時の繁栄ぶりが偲ばれます。

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町には社宅が建設され、水道や電気・鉄道や病院・芝居小屋「康楽館」も整っていました。

下の写真は芝居小屋「康楽館」。小坂鉱山従業員及び家族の慰安施設として建てられた日本最古級の芝居小屋で、外観は正面屋根のアメリカ木造ゴシック建築の影響を受けた軒飾り、唐草がからんだ棟飾りなど、白亜の西洋建築。

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内部は黒子さんのガイドで館内見学が出来ます。

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花道、昔ながらの桟敷席・・・。

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常連さん用の2階席も。

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舞台下の切穴(すっぽん)や回り舞台といった人力によって動く仕掛けも見学出来ます。

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この時は廃止になった小坂鉄道跡を辿って小坂町までやって来たのですが、全く予備知識無しで小坂町に辿り着いたので、街中の立派な文化遺産の数々にビックリ。秋田のこんな山奥(失礼~)に立派な街があったとは・・・。

この小坂町と十和田南駅の位置関係を鑑みると、花輪線は元来大館と盛岡を結ぶ目的の路線ではなく、盛岡から小坂町、大館から小坂町をそれぞれ結ぶ予定だった路線が、十和田南で合流して小坂町を目指すはずだったということかも。う~ん、なるほど~。

だいぶ話が逸れてしまいましたが、続きはまた後日に~。

これから大和市医師会内科医会幹事会に行って参ります~。

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4月19日金曜日。晴れ。朝は13℃、日中は23℃。昨夜は激しい雨でしたが今日は朝から快晴。花粉は「やや多い」。

今日のクリニックは検査の方が立て続いてチョッとバタバタしていました。午後からは喉の痛みや咳の方が多めでしたが、基本的には平和な一日でした。今日は新型コロナやインフルエンザの方はいらっしゃいませんでした。

本日発表になった4月1日~7日の感染情報では、新型コロナは全国で前週の5.10から4.26へ、神奈川県では3.69から3.22へと減少していました。インフルエンザは全国で前週の11.18から5.10へ、神奈川県では10.22から4.36へとこちらも急速に減少。いい感じで減って来てます。この調子この調子。

一方、花粉症は一時期落ち着いて来ていましたが、ここ最近症状が再燃している方が多くなって来ました。スギからヒノキへと花粉の主役が入れ替わり、そこに黄砂が加わったため・・・かも??。私めも今週になって鼻症状が再燃~。

さて今日はだいぶ時間が経ってしまって、季節外れの話題になってしまいましたが、積み残した2月の秋田行きの続きを。

秋田駅から特急「つがる1号」に乗って大館駅で下車。

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ここで花輪線に乗り換え。花輪線はここ秋田県の大館駅から岩手県の好摩駅までを結ぶ路線。

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下りの「つがる2号」を見送ってから・・・。

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10時29分発の花輪線の盛岡行きに乗車。好摩からは今では第三セクター鉄道「IGRいわて銀河鉄道株式会社」になってしまった旧東北本線に乗り入れて終点の盛岡まで行きます。盛岡着は13時56分ですから3時間27分もの長旅です。

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長旅のお供の車両はキハ110系の2両編成。1990年 - 1999年に製造されたローカル線用の気動車です。

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発車時刻が迫って来ましたが、乗客が殆ど現れません・・・。

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1両目にお1人・・・。

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2両目にもお1人。休日の朝だから??。

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この車両で良いのかとチョッと心配になりましたが、運転手(兼車掌)さんはチャンと乗っていて、僅かの乗客を乗せて定時に発車しました。

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発車して奥羽本線をオーバークロスして進路を東に。空を見上げると白鳥の姿が。

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3つ目の大滝温泉駅で数人乗車。

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雪はそれほど深く無くて足取りは快調。

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川幅の広い米代川に付かず離れず進みます。

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米代川は主に秋田県の北部を流れ日本海に注ぐ一級河川で、東北地方第5の大河。花輪線は大館からは基本的にこの米代川を遡って内陸部に進みます。

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やがて進行方向右手から線路が近付いて来て合流。

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なぜか行き止まりの十和田南駅に11時07分に到着。

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なっ、何で行き止まり??。

続きはまた後日に~。

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4月3日水曜日。雨時々曇り。朝は12℃、日中は15℃。花粉は「やや多い」。今日は雨が降ったり止んだりで、終日どんよりした空模様でした。

午前7時58分(日本時間8時58分)に台湾東海岸沖で最大震度6強の地震が発生。沖縄県与那国町で震度4、竹富町や石垣市で震度3を観測。また先島諸島では20~30cmの津波を観測したそうです。大きな被害になっていなければ良いのですが・・・。

さて今日のクリニックは天気が良くない割には混雑気味。特定健診・長寿健診やがん検診も始まって、検査でバタバタしていました。新型コロナウイルス感染症の方もちらほら。中には「今回で2回目です~」なんて自慢気(!?)な方もいらっしゃいましたが、そんなに珍しいことではありません。1度罹ったからと言って安心してはいけません。今日はインフルエンザの方は無し。

さて以下はだいぶ間が空いてしまいましたが、2月の秋田行きの続きを。

2月12日は秋田駅から特急「つがる1号」青森行きに乗車しました。

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特急「つがる」はここだけでしか見られないE751系電車の運用。JR東日本の交流特急形電車で交流区間専用車両です。E751系の“E”はJR東日本(EAST)のEです。つまり国鉄が分割民営化されてからの形式です。

1999年から2000年に3編成18両が製造されて、当初は盛岡〜青森間の特急「スーパーはつかり」として2010年12月の東北新幹線の新青森延伸までの間、6両編成で使用されていました。

下の写真は盛岡での学会の帰りに東北本線奥中山駅で捉えたデビュー前の試運転中の姿。

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東北新幹線の新青森延伸後は4両編成3本に組成の上、2011年4月23日から特急「つがる」に使用されています。因みに編成から外された中間6両は2015年に全車廃車となっています。

という訳で、E751系は現在4両編成が3本しか存在しない貴重な存在なのです。

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秋田駅を8時39分に発車。土崎の秋田総合車両センターの引き込み線には役目を終えたキハ40系が数珠つなぎになっていました。

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白と緑の配色は男鹿線用。

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今回、私の乗車区間は秋田駅から大館駅まで。わざわざ指定席券を取っていましたが・・・。

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車内はガラガラでした。

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粉雪舞う広大な農地は八郎潟。

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八郎潟駅には停車したものの乗降客無し。

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八郎潟駅を発車してからは、森岳駅、東能代駅と停車。

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東能代駅からは進路を東に向けて山合いへ入って行きます。山に向かうにつれて外は激しい雪になって来ました。

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鷹ノ巣駅では角館駅に繋がる秋田内陸線(旧国鉄阿仁合線)の気動車がチラッと見えました。乗ったこと無いのでいつかは乗りに来ないと・・・。

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鷹ノ巣駅は地図上では大館能代空港の最寄駅ですが、空港アクセスに鉄道を使う人は少ない様で・・・。

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鷹ノ巣駅を発車すると15分ほどで10時05分に大館駅着。

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ここで下車して今度は大館と好摩を結ぶ花輪線に乗り換えます。なんでわざわざ遠回りをしてって?。いやいや乗ることが目的ですから・・・。

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下り特急「つがる1号」が発車して程なく、10時17分発の上り特急「つがる2号」がやって来ました。3編成のうちの2編成と対面。

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今度の花輪線は10時29分発ですが、ホーム上にはほとんど人影無し。

続きはまた後日に~。

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3月26日火曜日。曇り一時雨。朝は10℃、日中も10℃。花粉は「少ない」。昨日と同じく終日スッキリしない天気で、気温の変動はほとんどなくて肌寒い一日になりました。

今日のクリニックは天気が悪いにもかかわらず午前中は混雑気味でした。息切れや胸痛を訴える方、健診で引っ掛かって精査希望でいらっしゃる方がちらほら。一方、かぜ症状の方はめっきり減りました。雨脚が強まった午後からは患者さんの出足も鈍って待合室が無人になる時間帯も!?。チョッとゆったり診療が出来ました。

さて以下は一昨日の日曜日の話。

3月23日土曜日の夜に福岡入りして、一夜明け3月24日日曜日の福岡地方は雨。朝は14℃、日中は17℃。

部屋のカーテンを開けると左手に鉛色の博多湾。

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そして人の気配の無いPayPayドーム。

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前線が大陸から九州付近にのびて、長崎県や熊本県を中心に3月としては記録的な大雨になった所があったようですが、福岡地方はそれほどではありませんでした。

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今日は朝から循環器系の講演会に出席。血圧、心不全に関する最近の知見を仕入れて参りました。

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会場では何人かの知り合いのドクターと遭遇。普段、近所ではなかなか会わないのにこんな遠くで会うとはね~。

講演会を終えて帰り道、例によって博多駅にチョッと寄り道。

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独特なデザインのJR九州の車両たちに挨拶して来ました。

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登場当時は斬新な形態、塗色でしたが、さすがに近年は見慣れて来ました。

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そこへ真っ赤なキハ185系特急「ゆふ」が入線して来ました。特急「ゆふ」は博多から鹿児島本線、久大本線、日豊本線を経由して別府まで行く特急列車。別府までの所要時間は約3.5時間。

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別府に直行するなら特急「ソニック」で小倉経由で行けば2時間15分、さらに小倉まで新幹線で行って特急「ソニック」に乗り継げば1時間30分ほどで着けます。でも時間があるなら特急「ゆふ」が断然お勧め。久留米から九州を横断しつつ景色を愛でて、日田、湯布院を辿って大分へ抜ける久大本線の方が魅力的です。

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さらに九州新幹線が開通してからは、日中に鹿児島本線の鳥栖駅-久留米駅間を運行する唯一の特急列車になっています。

前後のヘッドマークや側面の行先表示は、最近のLED電照式ではなくて回転式の方向幕。今となっては懐かしい存在かも。

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それもそのはずこのキハ185系気動車は、今では希少な存在になった国鉄時代からの車両なのです。営業開始は1986年(昭和61年)11月1日のダイヤ改正で四国でデビュー。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化に際して全車がJR四国に引き継がれましたが、その後1992年にJR九州へ20両が売却されて九州へ来ました。

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外観もエンジンも改良されてオリジナルではありませんが、デビューから38年、国鉄解体から37年。いまだに国鉄車両、それも特急車両が現役で活躍しているとはチョッと信じ難いかも・・・。

因みに私が医者になったのは1985年(昭和60年)。キハ185系より1年早いデビューで今年で39年になろうとしています。・・・ヤッ、ヤバい、そろそろ引退か!?。

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3月19日火曜日。曇り時々晴れ。朝は5℃、日中は11℃。花粉は「やや多い」。天気は悪くないのに寒い1日になりました。

クリニックはやっぱり混雑。長引くカゼ症状の方は相変わらず多め。新型コロナウイルス感染症の方はごく僅かになりました。時節柄、転居される方が多い季節。紹介状書きに追われております。

さて今日は一昨日の日曜日の話し。

最近は休日をもっぱら自宅自室の片付けと断捨離に充てていますが、根気が続かずせいぜい半日が限界。午後からは気分転換に池袋まで出かけて来ました。目的は東京芸術劇場で開催中の第9回鉄道模型芸術祭。

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主催は「NPO法人 日本鉄道模型の会」。

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もちろん大きなコンサートホールではなく、周囲のギャラリーやアトリエなどの展示スペースを使っての開催です。

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メーカー主催のイベントではないので、メーカーの新製品の展示や広告のためのブースはありません。参加者は個人や鉄道模型クラブ、中学・高校などの学校。

以下の写真は順不同、かつ私の個人的嗜好が反映された被写体なので、だいぶ偏りがあると思いますがご容赦下さいませ~。

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車両の単体の展示もありますが、レイアウトやジオラマ、モジュールレイアウトなどの展示が中心。

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ゲージやサイズは様々です。どこかに実在しそうだけれど、絶対にあり得ない情景。

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中には鉄道はどこ??って作品もあります。

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多くの作品の横には作者がいらして、作者と作品を見比べるのも一興!?。(#^^#)

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出展者の年齢は中高生からベテランの域に達した中高年まで様々ですが、どちらかと言うと高めの年齢層の方が主体。

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女性は子連れのお母さんや関係者を時折お見掛けするくらいで、観客の中にはほとんどいません。

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ミニチュアの世界は女性にも人気なのに、そこに「鉄道」の要素が加わると途端に男性の世界になってしまうのは何故でしょう。

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じっくり見ているといくら時間があっても足りません。いつか自分もとは思いますが、不器用な私には仕事を辞めないと無理かな~。

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「たかが鉄道模型が芸術??」なんて仰る方がいそうですが、こうやって眺めて見ると立派な「芸術」でしょ!?。

ちなみに東京芸術劇場はリニューアル工事のため9月30日から2025年7月まで休館の予定だそうで、来年はこの催しもお休みだそうです。

さてこれから有楽町へ向かいます!?。続きはまた後日に~。

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3月13日水曜日。晴れ、朝は5℃、日中は13℃。花粉は「少ない」(・・・本当?)。激しい雨を降らせた前線が夜半に通過して今日は朝から晴れ渡りました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。長引く咳の方が多め。今日は花粉症の方も多数いらっしゃいました。花粉予報では「少ない」になっていましたが、換気のために窓を開けた途端に私の鼻が敏感に反応。少なくとも当クリニックの周辺では花粉が多かったに違いありません!?。発熱の方は少数でしたが、まだまだ新型コロナ陽性の方がいらっしゃいました。もうしばらくは院内でのマスク着用をお願いします。

さて今日は2月の連休の続きを。

2月11日は秋田駅前に投宿。翌日2月12日月曜日は秋田駅で男鹿線用の交流用一般形蓄電池駆動電車EV-E801系「ACCUM」(アキュム)を眺めてから、乗車予定の「つがる1号」の入線までしばし駅構内で過ごしておりました。

奧羽本線の普通列車は発車して行く列車も到着する列車も701系ばかり。

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秋田駅構内にはほとんど雪が有りませんが、足回りに雪を纏っているところを見ると他の地域では雪が降っているのでしょう。

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この701系は1993年から2002年にかけて製造された交流電車。当然のことながら交流電化区間しか見られませんので、関東では馴染みが少ない電車です。

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この電車が投入されるまで、東北地区には機関車に牽引された客車列車がたくさん走っていました。でも速度が遅い上に運用コストが嵩んで、正に前時代的な存在でした。もっとも私的には客車列車の方が風情が有って良かったんですけどね~。

JR東日本の交流電化区間以外にも、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道など、東北地方では八面六臂の活躍。

下の写真は数年前に盛岡駅で撮った写真。紫バージョンの701系は主に盛岡地区や青森地区の東北本線で運用されている車両。

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下は以前青森駅で撮影した青い森鉄道の701系。

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この701系電車、まだまだ新しいような気がしていましたが、実は登場からすでに四半世紀が経過していたんですね。そろそろ世代交代を考えなければならない時期かも知れません。

時の流れは速いです~。

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3月6日水曜日。雨のち曇り。朝は4℃、日中は8℃。昨日からの雨は昼前まで尾を引きましたが、午後からは一時晴れ間もありました。

今日のクリニックは、やっぱり混雑。長引く咳の方、胸痛や動悸、息切れの方、血圧が急に高くなったので心配になって飛び込んで来た方、などなど。今日も何だかバタバタしていました。まだ新型コロナやB型インフルエンザの方もいらっしゃいました。もうしばらく警戒しておいて下さいませ~。

さて今日も2月の連休の続きを。

2月11日は秋田駅前に投宿。翌日2月12日月曜日の朝、ホテルのカーテンを開けると冬の秋田らしくなく(!?)晴れていました。

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眼下の男鹿線のホームに目をやると、見たことのない車両が。

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朝食を済ませて早々にチェックアウト。建国記念日の振替休日の朝、秋田駅は静かでした。

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男鹿線のホームには真新しい男鹿線用のEV-E801系電車が停車中でした。

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このEV-E801系電車は、JR東日本の交流用一般形蓄電池駆動電車(舌を噛みそうです)で、愛称は「ACCUM」(アキュム)。蓄電池を意味する「accumulator」から取られたそうです。乗務員室ドアの後ろに男鹿線のシンボル「なまはげ」が居ます!。

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2017年3月から1編成が営業運転に就き、その後は2021年3月13日のダイヤ改正に合わせて5編成が追加投入されて、男鹿線用のキハ40形およびキハ48形を置き換えて本系列に統一されました。

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男鹿線運用では電化区間の秋田-追分間は交流電化の奥羽本線を架線から交流20000 V・50Hzからの電力を使用して交流形電車として走行。非電化区間の追分駅-男鹿駅間はパンタグラフを下して収納した後、主回路用蓄電池からの電力を使用して蓄電池電車として走行するんだそうです。

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終点男鹿駅には電力会社から配電線を介して交流三相6600 V・50Hzで受電した電力を、変電装置で交流単相20000 V・50Hzに昇圧して、それを剛体架線を介して車両に充電する地上充電設備があり、男鹿駅に到着後には収納されたパンタグラフを上げて充電を開始。充電完了後はパンタグラフを下げて収納した後、折り返し非電化区間を蓄電池電車として走行して、追分駅に到着後、収納されたパンタグラフを上げて電化区間の秋田駅-追分駅を交流形電車として走行するんだそうです。

・・・う~ん、私としたことが、これは乗って確認しなければならない課題でした。後日再訪しなければなりません。

さて、これから乗る予定は青森行きのローカル特急「つがる1号」。あれっ、下り電車?。まだ帰らないのって?。そうまだ帰りません。

続きはまた後日に~。

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3月5日火曜日。曇りのち雨。朝は5℃、日中は8℃。朝の冷え込みは緩みましたが天気は西から下り坂。花粉予報は非常に多い。

今日のクリニックは先週ほどでは無いけれど混雑気味。かぜ症状の方は減って来ましたが、動悸、息切れ、胸部圧迫感、めまい、ふらつき、等々の方が次々と。診断書や意見書、紹介状、などの作成が必要な方も多くて、人数以上に疲れました。時節柄か転居予定の方の紹介状が山積!?。

診療終了後は仕事を積み残したまま大和市医師連盟と大和市医師会理事会に出席のため大和市医療センターへ。明朝何とかせねば・・・・。

さて今日も2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って終点秋田駅には13時26分着。秋田国際教養大学を見学してまだ明るいうちに秋田駅へ戻って来ました。

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駅前のJRホテルにチェックイン。指定した訳では有りませんが、秋田駅が良く見える部屋でした。

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ホームには特急「つがる」の姿が見えました。

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部屋の窓際に時刻表まで備えてありました!。流石JRホテル!!。

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折角なので秋田名物でも食べようかと思いましたが、近場の郷土料理屋さんはどこも満席!?。ええっ、こんな季節に??。どうやら男鹿では「なまはげ柴灯(せど)まつり」・・・。

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大館では「大館アメッコ市」・・・。

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さらに湯沢では「湯沢犬っこ祭り」と、秋田市近郊都市でのお祭りが本日重なっているようでした。止む無く近場の居酒屋さん(お酒は飲まないのに!)で秋田名物を頂くことに。「とんぶりとろろ」、「ぎばさやっこ」・・・。

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「しょっつる出汁巻き玉子」、そして「きりたんぽ鍋」。

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それなりに美味でした。

さて明日も1日乗ります!。続きはまた後日に~。

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3月2日土曜日。晴れのち曇り。朝は3℃、日中は8℃。晴れ間はあれど寒い1日になりました。花粉は“やや多い”。

私、かれこれ30年近く花粉症で、以来内服薬を欠かせなくなっておりますが、例年シーズン初期に喉をやられてしまいます。私自身はこのシーズン、長年に亘って結構強力な古典的抗ヒスタミン薬を内服しているのですが、鼻水が出ると業務に大きな支障になるため、ここ数日は最大限の容量を内服しておりました。すると鼻水は収まるのですが喉は乾燥してカラカラに。そこに耳の遠いご高齢の方が立て続いたりして大きな声を出し続けていると、いつしか気が付けば喉が嗄れて声が出ない!!。昨日、今日と、普段の美声(!?)をお聞かせ出来なくて失礼致しました。決してかぜでもコロナでもありませんのでご心配なく~。

さて今日は2月11日の五能線の続きを。

「リゾートしらかみ2号」は深浦を過ぎて海岸線に沿った険しい地形を進んで青森県から秋田県へ。途中下り弘前行と交換。

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対向列車は最新鋭GV-E402形。ディーゼルエンジンで発電した電力で主電動機を駆動する、いわゆるディーゼル・エレクトリック方式の電気式気動車で、2020年12月12日より五能線で営業運転を開始したばかり。

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秋田県側に入ると少しずつ民家が増えて来て・・・。

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12時13分能代駅に到着。「バスケの街」とあるのは、ここ能代市に高校バスケットボールを題材とした漫画『SLAM DUNK』の中に登場する「山王工業高校」のモデルとなったバスケットの名門「能代工業高等学校」(現:能代科学技術高校)があるから。

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バスケットに関連したイベントを盛んに行って町興しをしているようです。そして一駅先の東能代駅で奥羽本線と合流。

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ここで五能線は奥羽本線と向きに合流するので、秋田方面に行くには方向転換するために6分停車。

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多くのインバウンドの方たちはここで下車して行きました。

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ここから秋田までは1時間。

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いつの間にか雪が降り出しました。

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奥羽本線は五能線よりも線路規格が良いので軽快に飛ばします。

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昔、学校の社会科で習った八郎潟あたりは見渡す限りの広大な水田。

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琵琶湖に次いで日本で2番目の広さだった八郎潟の干拓事業は1957年に着工して1977年に竣工。でもその間に米の増産を掲げた干拓事業は一転して減反政策へと方針転換・・・。翻弄された方も多かったことでしょう。

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13時26分、終点秋田に到着。

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秋田駅ではなまはげと・・・。

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秋田犬というベタなお出迎え。

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この時間なら秋田新幹線にそのまま乗れば今日中に東京まで帰り着きますが・・・。

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折角ここまで来たのでもう1泊して明日帰ります。

続きはまた後日に~。

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3月1日金曜日。晴れ。朝は4℃、日中は16℃。朝方は、昨夜からの雨が残っていましたが日中は晴れて気温が上がりました。その分また花粉が飛び始めました。今日の予報は“やや多い”ですが、私的にはかなりしんどい1日でした~。

今日のクリニックはやっぱり混雑気味でしたが、先週、今週の中ではやや平穏な方でした。高熱の方は少なくなりました。本日発表になった新型コロナとインフルエンザの感染状況は、新型コロナ、インフルエンザのどちらも全国、神奈川県とも減少に転じました。このまま終息してくれると良いですね~。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って、ほぼ中間地点の深浦駅で下り「リゾートしらかみ1号」とすれ違い。ここから先も正確に海岸線をなぞる様に線路が施設されています。

深浦駅を発車すると直ぐに小さな漁港。

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その後はゴツゴツした岩場が続きます。

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下は松神駅近くの入江。

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相変わらず雲の流れが速くて青空が見えたかと思ったら直ぐに吹雪いたり・・・。

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小さな砂浜。

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夏に来たら良さそう。

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ほどなくしてまた岩場に。

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「リゾートしらかみ」は、海沿いの景勝地で一部区間徐行運転をしてくれます。

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それにしても沿線には人も車も少ない・・・。

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五能線も一時は廃止が取り沙汰されていたそうですが、白神山地の世界自然遺産への指定と「リゾートしらかみ」の成功で息を吹き返した様です。インバウンドの方々も取り込んで積極的施策を取って行けばまだまだ盛り上げて行けそう。

チョッと長くなったので続きはまた後日に~。

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2月26日月曜日。晴れ。朝は5℃、日中は12℃。気温は高めで日差しはあるのに、冷たい風が強くて体感温度は低め。さらに強い風のお陰で花粉がたっぷりと飛散。昼にチョッと外へ出たら、瞬く間に私の鼻と目がしっかり反応。ヤバいです~。

週明けのクリニックはとっても混雑。かぜ症状の方は相変わらず多めでしたが、高熱の方は少なくなって来ました。中には鼻と咳で花粉なのか、かぜなのか判然としない方も。息切れと動悸のご高齢の方は弁膜症による心不全の増悪でした。年齢のせいではありません!。市立病院での加療をお願いしました。

本日、2月12日から2月18日の感染症動向が発表になりましたが、新型コロナウイルス感染症は神奈川県でも全国でも減少。一方、インフルエンザは神奈川県でも全国でもまだまだ増加中。皆様、まだ気を抜かないで下さいませ~。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って千畳敷で海岸を散策したのち、10時30分に千畳敷駅を発車。ここからは海岸線に沿って波打ち際を走ります。

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雲の流れは速いけれど青空も覗いて・・・。

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海はとっても穏やかに見えます。

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でも追良瀬あたりではまた曇って来ました。

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追良瀬〜広戸間では1972年12月2日に豪雨と波浪により道床が流出しているところに深浦発の1番列車が差し掛かり、機関車が海中に転落する痛ましい事故が発生しています。一瞬慰霊碑が見えました。

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確かに高い波が来たら線路が洗われそうなところが続きます。

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深浦駅では下り「リゾートしらかみ1号」とすれ違いのため4分停車。

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向こうは「くまげら」編成です。

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「くまげら」編成は「リゾートしらかみ」が好評なことから、第3編成として2006年に増備されたもの。

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タネ車のキハ40系は旧国鉄が1977年から1982年にかけて製造した昭和の気動車なので、かなり年季が入った感じ。

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初代「青池」が2010年に、初代「橅」が2016年に、それぞれ2代目に代替わりしたので、今ではこの「くまげら」編成が最古参編成になりました。

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外部塗色は、日本海の夕日をイメージしてオレンジを基調としたグラデーションを施し、前面上部の前照灯突起部分はくまげらの鶏冠をイメージした赤色となっているのだそうです。う~ん、美的には今一つ!?(失礼~)。

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上下「リゾートしらかみ」はしばしの邂逅を経て、10時58分、10時59分にそれぞれ深浦駅を発車!。

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上下がすれ違うということは、ここが道中のほぼ中間地点と言うこと。

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ここから先もまだまだ海岸線に沿った険しい地形を進みます。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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2月25日日曜日。福岡は曇り時々晴れ。朝は6℃、日中は12℃。昨夜福岡入り。

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今日は朝から内科、呼吸器系のカンファレンスに出席させて頂きました。

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その道の専門家の先生が解りやすく解説して下さいますのでとっても有益です。

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終了後は夕方の飛行機まで間があったので、いつもの様に博多駅を表敬訪問。

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九州の個性的な特急車両群は、長い間変わらぬ顔ぶれでいささか古くなって来ました。

787系の登場は何と1992年。特急車としては長老格。

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西九州新幹線開業の2022年9月からは「リレーかもめ」として博多から新幹線の中継ぎとしても使用されています。

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ブルーメタリックの車両は883系。

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こちらも1994年登場で今でも大分を中心に活躍中。

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今日は大分行きの特急「ソニック」に使用中。

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白い車両は885系。

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こちらは2000年の登場。

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本日は特急「かささぎ」として使用中。

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特急「かささぎ」は聞き慣れない愛称ですが、西九州新幹線開通に伴ってデビューしたニューフェイス。博多と佐賀・肥前鹿島を結ぶ特急です。

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さて、博多駅で寄り道しているうちに時間が迫って来たので市営地下鉄で空港へ。そう言えば地下鉄の1000系も1981年の空港開業時に製造されていますので、登場から既に40年以上。後継の4000系が今年の4~5月に搬入、秋頃から運用開始と発表されていますので、そろそろ見納めかも。数年後にはJRの特急車両も地下鉄車両も一新されているかも知れません。

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帰りは福岡15時55分のJAL320便に搭乗。使用機材はボーイング777-300で国際線仕様でした。

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リッチな国際線用のファーストクラス、ビジネスクラスを眺めながら後方の一般席へ。国内線のファーストクラス、Jクラスの料金でここに乗れるのでしょうか?。乗れるなら乗ってみたいですね~。

三連休最終日とあって飛行機は満席でした。

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羽田空港には17時30分着。

羽田は本格的な雨で気温は5℃。福岡との気温差に震え上がりました~。

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2月21日水曜日。雨。朝は9℃、日中は11℃。記録的に暖かかった(暑かった?)昨日から一転、前線の南下で一気に気温が下がりました。昨日の最高気温との差は何と10℃以上。これじゃ体調が悪くなりそうです~。

今日のクリニックはやっぱり混雑。いつもは天気が悪いと受診者数は少な目になることが多いのですが、今日は普段より多いくらいの受診者数になりました。気温差が大きいためか何となく体調が悪いという方や、長引くカゼ様症状の方、発熱の方も多めでした。新型コロナの感染者数は少なくなっているはずですが、いまだにそれなりの人数の方がいらっしゃいます。一方、インフルエンザはA型の方は無し、B型の方はお一人のみでした。

さて今日は昨年12月に訪れた京都鉄道博物館関連の話題を。

一昨日の2月19日、JR西日本は3月16日から「SLやまぐち号」の料金見直しを発表しました。指定席料金、グリーン料金が約2.5倍に。値上げ幅は大きいように感じますが、通勤、通学などの日常生活で使う列車ではありませんし、蒸気機関車を走らせるには多額の資金を要しますから、これくらいは致し方ないと思います。

2022年5月以降、現在に至るまで「SLやまぐち号」は蒸気機関車の不具合のため運休中ですが、料金値上げの発表があったので、てっきり今春から運転再開かと早合点してしまいましたが、同じ発表の中で「早ければ5月頃の運転再開を目指しています」との記載がありました。な~んだ、運転再開はまだ当分先の様です。

年末に京都鉄道博物館を駆け足で覗いて来ましたが、ここでは蒸気機関車の保存展示だけでなく動態保存機の検査や修理も行なっています。ここで「SLやまぐち号」の牽引機であるD51形蒸気機関車200号機の様子を見て来ました。

下の写真は扇形車庫の端にある検修庫で修理中のD51200。機関車本体エンジン部分を後方から見たところ。

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隣では切り離された炭水車(テンダー)。う~ん、この状況ではまだ修理には時間が掛かりそうです。

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扇形車庫とは別に、蒸気機関車の検査修繕に特化した専用検修庫が隣接する梅小路運転区内に新設されていて、本館2階に繋がる連絡デッキから蒸気機関車検修の作業風景を見学することができますが、ここでは「SLやまぐち号」を長い間牽引していた前任のC57形蒸気機関車1号機が修理中でした。

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逆光かつガラス越しで見難いですが、こちらも相当に時間が掛かりそうな状態でした。

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炭水車は屋外に留置中。

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そんな訳で「早ければ5月頃の運転再開を目指している」とのことですが甚だ心配な状況です。

下の写真は2012年10月に山口線で撮った長門峡駅発車のシーン。

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早くこんなシーンを拝みたいものです~。

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2月20日火曜日。晴れのち雨。朝は16℃、日中は22℃。前線の影響で今日も天気は不安定。気温は朝から高めで日中はついに20℃超えに。スギ花粉はついに「多い」の予報が出ました。まだ2月なんですけどね~。

今日のクリニックはやっぱり混雑。何故か午前中は予約外で受診された方が多くて待合室が密になりそうでした。予約外の方にはだいぶお待たせしてしまったかも。それでも予約の方はほぼ時間通りに診療が進みました。薬の供給不足は相変わらずで、咳止め、抗生剤は綱渡り。小青竜湯などの漢方薬まで心細い感じです。そしてついにアセトアミノフェンまで・・・。いつまでこの状況が続くのでしょう。

今朝は学校医をさせて頂いてる小学校から連絡が入り、4年生、5年生の1クラスずつを学級閉鎖に。インフルエンザ+コロナの仕業です。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って1時間あまりで鯵ヶ沢に到着。鯵ヶ沢は人口8000人ほどの小さな町。

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五能線はここからしばらく海岸に沿って走ります。天気は青空が見えたかと思うと雪になったりと目まぐるしく変化します。

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次の千畳敷駅で列車は小休止。海岸を散策することが出来ます。

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ホームに降り立って山側を見上げると・・・!。

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段丘の断層面からしみ出た地下水が凍り付いて滝の様になっていました。

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線路と並行する道路を横断して海岸へ。

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ここは1792年(寛政4年)の地震で隆起したと伝えられる海岸段丘面。

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大きな岩の頂上には白い鳥!?。

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どうやらウミネコのペアのようです。あそこは眺めが良さそうです。

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海岸べりには大町桂月の文学碑が。大町桂月は北海道、東北がお気に入りだったそうです。

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階段を降りて波打ち際お目指します。

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波は高くて結構大きな波しぶきが。

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平坦な岩場に海水が溜まっていつところは水鏡になっていました。

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青い空に白い雲。とても津軽の冬の海岸とは思えない光景。

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何だか暖かそうに見えるかもしれませんが、もちろんそんなはずはありません。

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さて発車3分前の警笛が3回鳴りました。急いで車内へ戻ります。

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10時30分の定刻に発車。

長くなって来たので続きは後日に~。

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2月19日月曜日。曇り時々雨。朝は12℃、日中は17℃。前線の影響で天気は悪くなりましたが、南風が吹き込んで気温は高めでした。

週明けのクリニックはやっぱり混雑。血圧、動悸、胸痛、息切れなどの方はやはり多め。発熱の方は週明けの割には少なくなって来たかも。インフルエンザよりも新型コロナの方の方が多めでした。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅を8時48分発の「リゾートしらかみ2号」で出発。弘前駅発車時は全員後ろ向き(!?)です。五能線の起点は弘前駅ではなくて奥羽本線の数駅青森側の川部駅。青森始発の「リゾートしらかみ」は一旦川部駅を過ぎて弘前駅でお客を拾ってから再度川部駅へ戻るのです。線路の構造上、弘前側から五能線に入るにはスイッチバックしなければならないので、弘前駅から川部駅までは後ろ向きと言う訳。川部駅では折り返しのため数分停車。

下の写真は川部駅で折り返し準備中の「リゾートしらかみ」。

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ここから進行方向を変えていよいよ五能線に入線。川部駅から板柳駅までの線路の両側にはりんご畑が広がりますが・・・。う〜ん、花の時期か赤い実がなる収穫時期にまた来たいです~。

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3号車のイベントスペースで開催される津軽弁「語りべ」実演のために、川部からお二人の女性が乗車。雪のりんご畑を見ながら津軽弁の昔話を聴くことが出来ますが、その様子は各車両の天井に付いているモニター画面に映し出されます。晴れていれば岩木山の麗姿を眺められるあたりですが、本日は雲に隠れていて残念。お二人は陸奥鶴田駅で下車して行かれました。

ほどなく五所川原駅に到着。対向列車は2020年12月から登場した最新式の電気式気動車GV-E400系でした。ここは津軽鉄道乗り換え駅で、結構な人数が下車されました。

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津軽鉄道の離れたホームには、今ではすっかり有名になった「ストーブ列車」が見えました。こちらは例年12月1日から3月31日に運行され、すっかり津軽鉄道の冬の風物詩になりました。後ろの2両がストーブ列車用の客車。元国鉄から1983年に譲渡されたオハ46とオハフ33です。

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構内には以前使われていたキハ22気動車の荒廃した姿が見えました。

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タンク車のタム501は元国鉄のタム2848で1956年製造。1984年に購入した車両ですが、現在は稼働していません。

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時間が有ればゆっくり見たい車両たちですが先を急ぎます。ここから先は私にとっては未乗区間です。

五所川原駅の次は木造駅。国指定史跡の亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶はあまりにも有名。駅舎の外壁にはこの土偶の巨大モチーフが飾られているそうですが車内からは伺い知れません。北海道・北東北の縄文遺跡群として2021年に世界文化遺産に指定されています。

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五所川原からは津軽三味線の奏者男女お二人が乗車。鰺ヶ沢までの区間で生演奏をして下さいます。

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迫力の生演奏を聴きながら広大な雪原を進みますが、雪はあまりありません。それどころかこの時期に滅多に見られない青空が!。

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鳴沢駅を過ぎて鰺ヶ沢駅が近付いて来ると、海が見えて来ました。 

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乗客を飽きさせないイベントが考えられていて、これなら長い乗車でも「鉄」以外の普通の乗客の方でも大丈夫!?。

チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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2月16日金曜日。曇りのち晴れ。朝は10℃、日中は12℃。春一番の名残りで朝から気温は高めで強風。昼間は気温はあまり上がりませんでしたが風が静まって日差しが暖かく感じられました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。陽気のせいでしょうか、体調が優れない方がたくさん。血圧の変動を心配されて来院される方も少なくありませんでした。発熱の方は依然としてインフルエンザの方も新型コロナの方もいらして、まだまだ収まる気配がありません・・・。

さて今日はこの連休の続きを。

朝、弘前駅に着いて先ずは弘南鉄道弘南線のホームを偵察した後、今度はJRのホームへ。

下の写真はJRのホームから見た弘南鉄道の7000系。

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JR奥羽本線の701系は雪にまみれて到着。

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巻き上げる雪で後ろ側の方が着雪量が多め。

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さてこれから乗る列車は「リゾートしらかみ2号」です。

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「リゾートしらかみ」は全席指定の快速列車。運賃以外に指定席券840円が必要です。この列車に乗ったまま五能線を走破して秋田まで行くつもり。

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やがて青森方面から「リゾートしらかみ2号」が入線して来ました。青森始発なので、既に多くの座席は埋まっています。

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車両はHB-E300系気動車というJR東日本が観光列車用に開発したハイブリッド気動車で、ディーゼルエンジンで発電してモーターを駆動させる方式。

現在「リゾートしらかみ」には仕様の異なる4両編成3本が使用されていますが、その内の「青池」と「橅」の2本がこの形式です。

「青池」は2010年12月のダイヤ改正から運行開始されているので、もうベテランの領域かも。

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座席のシートは特急車並み。天井にはモニター画面が設置されていて、ビデオや3号車のイベントスペースからの中継画像が映し出されます。窓が大きくて眺めは良好ですが、バリアフリーではありません。

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2号車にはボックス席。

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扉は無いけれど半個室状態で、ファミリーやグループ向け。

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一角にはセルフレジを備えた無人売店も。

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今回は別段「リゾートしらかみ」に乗りたかった訳ではなく、五能線を走破するためにちょうど良い列車だったから。乗り換え無しで直通する列車はごく僅かしかありませんので~。

五能線は学生時代に川部から五所川原までは乗ったのですが、そこから津軽鉄道に乗り換えて時間切れになってしまったため、五所川原から東能代の区間は未乗のまま残っていました。

定刻の8時48分発、ハイブリットとは言え結構なエンジン音を唸らせて「リゾートしらかみ2号」は発車!。秋田までは実に4時間半もの長時間乗車になります。

続きはまた後日に~。

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2月14日水曜日。晴れ時々曇り。朝は2℃、日中は18℃。朝は寒いけれど日中は気温が上がり、全国的に4月並みの気温になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。季節柄なのか、息苦しい方、動悸症状のある方、胸痛のある方など、胸部症状を訴える方がちらほら。花粉症のお薬を所望される方も多くなりました。発熱の方はA型、B型のインフルエンザに加えて新型コロナウイルス感染症の方が混在していますが、新型コロナウイルス感染症の方が優勢な状況でした。

さて今日もこの連休の続きを。

2月11日日曜日は、前夜から青森県弘前市内に投宿。朝食にはホタテの炊き込み御飯やせんべい汁など地元のものを頂きました。

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ただ駅前に宿泊する予定が何故か駅から遠いホテルになってしまったので(??)、朝はバスで弘前駅まで戻って来ました。

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弘前駅前は日曜日の早朝のこととて人影疎ら。

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ポストの上には美味しそうなリンゴが。

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ちょうど良い時間にバスが無くて乗車予定の列車の1時間前に弘前駅に着いてしまいましたが、橋上の自由通路から眺めたらJR線の東側にステンレス車両が見えました。弘南鉄道の車両です。

弘南鉄道は弘前〜黒石を結ぶ弘南線と中央弘前〜大鰐を結ぶ大鰐線の2路線を運営している地方私鉄。早速、駅の東口側の弘南鉄道乗り場へ。入場券を買ってホームに入れて頂きました。窓口では硬券の販売も!。

下の写真、上が弘南鉄道、下がJRの入場券です。

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一定の年代以上の方には見覚えある車両かもしれませんが、元々は東急を走っていたステンレス車両7000系です。

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東急7000系は1962年から1966年に東急車両で製造された車両。

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連結妻面に東急電鉄と東急車両昭和39年製造の銘板が大切に温存されていました。

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1988年にはこちらに入線したそうですから、既に北国暮らしの方が長くなっています。

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2両ごとの短縮編成化されていますが、車内の雰囲気はそのままかも知れません。

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ただ車端部にはローカル線でのワンマン運転のため、料金表示器や運賃箱が設置されています。

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弘南鉄道は、昨年は脱線事故を発端に線路施設のトラブルでしばらく運休していました。今は普通に運行しているようですが、決して経営は順風満帆では無い様で・・・。是非とも頑張って欲しいものです。

さて先を急ぎますが、続きはまた後日に~。

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2月13日火曜日。晴れ。朝は1℃、日中は16℃。季節外れの暖かさになりました。花粉もたくさん!?。

3連休明けのクリニックは、ビックリするほどの大混雑になりました。世の中は3連休だったこと、先週の雪で来院出来なかった方が今週いらしたこと、インフルエンザや新型コロナが流行していること、さらに花粉の飛散が始まったことなどが重なり、さらに血圧の上昇、胸痛、息切れ、動悸などを主訴にした新患の方もたくさん。終日混雑してご迷惑をおかけしました。最終的にこの冬一番の受診者数を記録~。いや~、ヘロヘロです。

さて、気を取り直してこの連休の話を。

2月10日土曜日は、診療終了後、急いで東京駅へ。16時20分発の「はやぶさ35号」に飛び乗りました。宇都宮辺りで日没。仙台の手前で雪になりました。盛岡駅で前側に連結されていた「こまち35号」を切り離し。

盛岡駅で連結部へ急行。こういう解結作業って見に行きたくなりますよね~(えっ、見に行きたくならない!?)。

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連結器を外して、口を閉じながら「こまち」が先に発車。

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縦方向ではなくて横に開く口。

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チョッと昆虫みたいです。

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完全に口を閉じてから加速して見えなくなりました。

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2分後の18時37分に今度はわが「はやぶさ35号」が発車。ちょうど1時間後の19時37分に新青森駅に着きました。列車を降りるとやはりヒンヤリ~。

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最初に青森駅に降り立ったのは50年も前の事ですが、その時は夜行急行で10時間以上かかって青森駅まで到達したのに、たった3時間と17分で着いてしまうとは隔世の感を禁じ得ません。

そこから20時03分発の奥羽本線大館行きに乗り換え。701系電車はロングシートが1/3埋まるくらいの乗客を乗せて発車。

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途中、すれ違う貨物列車の遅れのため5分遅れ。そう、奥羽本線は一部区間を除いて単線なのです。定刻20時40分より5分遅れのまま弘前駅に着きました。

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弘前も学生の時に北海道の帰りに立ち寄って以来の再訪。

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超近代的な駅に様変わりしていて、浦島太郎状態です~。

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今宵は弘前駅前のホテルに予約を入れてあり、そのままチェックイン!・・・のはずが、ええっ!、予約が入っていない!?。

なんと私としたことが、1日ズレて翌日の予約を入れていたのでした。前代未聞の失態です。しかも今夜は満室とのこと・・・。

止む無く他の駅前のビジネスホテルに片っ端から電話するも軒並み満室で断られてしまいました。なっ、何でこんな寒い季節に満室なのか・・・。なんとこの週末は看護師国家試験の日に当たっていて、東北では試験会場は仙台と弘前の2か所のみ!。受験生が北東北エリアから弘前に参集していたのでした。かなり焦りましたが、何とか駅から遠いビジネスホテルに最後の1部屋を確保。野宿することなく(野宿したら凍死してしまいます)一夜を過ごすことが出来ました。

やれやれ。続きはまた後日に~。

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2月2日金曜日。曇り。朝は3℃、日中は7℃。早朝の通勤時の電車内には受験生の親子連れが目立ちました。そんな季節ですね~。

今日のクリニックは朝から結構混雑気味でした。月が変わると心機一転、暫く中断していた薬を再開する気になって再診される方がいらっしゃいます。本日受診された方は毎回薬が無くなってから受診。カルテを紐解いて見ると、今まで一度も内服した状態で血圧を測ったことが無いではありませんか!。毎回降り出しは困ります~。

さて今日は昨年末の京都行きの続きを。

京都で新幹線を降りて在来線の連絡改札を抜けると、右側に奈良線のホームが垣間見えます。ここにはいつも関東では見かけなくなった懐かしい“国電”が止まっているので必ず偵察することにしています。(注:国電とは日本国有鉄道の電車で、大都市周辺で運転された近距離専用電車のことです。最近は“国電”が通じないことが多くなって来ましたので念のため。)

今回は205系1000番台が並んでいました。

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奈良線の電車は京都と奈良の2大観光地を結ぶ路線(ただし線路の戸籍上は京都~木津間が奈良線でその2駅先の奈良駅までは関西本線に乗り入れる形になっていますが・・・)。にも拘わらずいつも使い古しの電車が使われているのはどうしてでしょう。競合する近鉄では立派な特急車両が投入されているのにね~。

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現在の使用車両は、この205系と221系(下の写真)。205系は1985年から1994年、221系は1989年から1992年の製造で、厳密には221系は国鉄車両ではありませんが、どちらも四半世紀以上経過した車両。

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205系がホームに佇んでいる姿は妙に懐かしい感じ。そう、かつて南武線や横浜線でよく見た光景です。

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運転台は最近のワンハンドルで無くて、マスコンとブレーキが左右に配置されているタイプ。デジタルのメーターは一つもありません。

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所属標記を見ると「近ナラ」。これは近畿統括本部奈良電車区の意味ですが、下に薄っすら「近ヒネ」の文字が見えます。これは近畿統括本部日根野電車区の意味。まず阪和線に新車で投入され、その後使い古しが2018年に奈良線に回って来た証拠。

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関東ではかつて同じ205系でも0番台が大活躍していました。0番台は国鉄時代の1985年から分割民営化後の1991年にかけて、山手線・横浜線・埼京線・南武線・京浜東北線・中央・総武緩行線・京葉線・武蔵野線、さらに関西では、JR西日本の東海道・山陽本線(京阪神緩行線)に投入されました。

下は横浜線の長津田駅。

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そして南武線の立川駅。どちらも今では見られません。

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一方、1000番台は1988年にJR西日本が阪和線向けに設計・投入した車両で、前面窓のレイアウトが変更されて運転士側の窓が狭いものとなり、反対に助手席側を大窓に変更、下方に250mm拡大されたものとなっています。関西と関東で窓のレイアウトが逆になっているのはどうしてでしょう。関東と全く同じ車両を嫌ったから??・・・まさかねぇ~。

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さらに10年遡ると、奈良線にはまだ103系電車が残っていました。

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2011年、2012年に撮った写真です。

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次にホームを覗いた時には205系はまだ残っているでしょうか・・・。

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1月30日火曜日。晴れ。朝は2℃、日中は12℃。今日もスッキリした晴天になりました。

今日のクリニックは割と平穏。昨日はシステムトラブルで朝からハラハラ、ドキドキしていましたので、それに比べれば多少のことには動じません!?。血圧が高い、脈が飛ぶ、息が切れる、なんて方が今日も多め。花粉症症状を訴える方も徐々に増えて来ました。もう明後日から2月ですからね~。

発熱の方はそれなりの数。10月にA型インフルエンザに罹り今回はB型インフルエンザに罹ってしまったなんて方がいらっしゃいましたが、全体的には新型コロナの方が優勢でした。

さて昨日の帰り道の話。

小田急線3000系電車の側面に何やらラッピング広告を施した車両に遭遇しました。扉の両側に貼るパターンはJR山手線などではよく見ましたが、小田急では珍しいパターンかも。

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しばらく前から走っているのは目撃していましたが、停まっているところをじっくり眺めたのは今回が初めて。

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遠くから見ても何の広告か判然としませんでしたが、「ENOSHIMA WAVE FEST」と書いてあります。カッコいい図柄ですが、これだけでは情報量が少な過ぎ・・・。

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ググってみると・・・。

『2024年2月23日(金・祝)〜25日(日)の3日間、日本では5年ぶりとなる自転車競技BMXの国際大会「UCI BMX FREESTYLE WORLD CUP ENOSHIMA JAPAN」を中心とした複合イベント「FUJITA Presents ENOSHIMA WAVE FEST」が江の島エリアにて開催されます!』

とのこと。う~ん、やっぱり何のことやら・・・??。

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まず UCI とは何?。UCI とは国際自転車競技連合(: Union Cycliste Internationale, 略称:UCI)のことで、自転車競技国際競技連盟。本部はスイスにおかれているそうです。

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それじゃあ、BMX は?。BMX とは Bicycle Motocross の略で自転車競技の一種だそうです。

そこに音楽ライブと湘南フードフェスを合体させた催しの様です。

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要するに「国際自転車競技連合による自転車曲乗り大会と、同時に野外音楽演奏会をやって、そこに屋台もたくさん出るよ!」ってことでしょうか!?。

チョッと興味をそそられますが、若い人たちで大混雑になりそうで、私が行くと場違いかな~!?。

遅めの「江ノ島七福神巡り」に来た年配者がこのイベントに遭遇したら・・・チョッと気の毒です。

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1月28日日曜日。曇り時々晴れ。朝は2℃、日中は9℃。どんよりした日曜日の朝になりました。

自宅で雑事をこなしていたら、朝8時59分にいきなり突き上げるような地震!。東京湾を震源とする最大震度4の地震でした。

東京2024.1.28 

元旦の記憶がまだ新しいので思わず身構えましたが、いつも身構えるだけで、咄嗟に次に取るべき行動が浮かびません。繰り返しイメトレしておかねばいけませんね。

夕方からは、またもや渋谷まで出かけて来ました。今日の目的はModels IMON渋谷店で開催中の鉄道模型コンペ2023の入賞作品展示会を見に行くこと。

このコンペは鉄道模型雑誌「鉄道模型趣味」が主催するもの。この雑誌、驚くことに創刊は戦後間もない1946年6月で、今月号で985号、2025年5月で1000号を迎える歴史と伝統に輝く雑誌です。

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毎年行われているコンペでは、多くの応募作品から入賞作品が選出されます。

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以前は入賞作品を直接目にする機会は少なかったのですが・・・。

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ここ数年はその入賞作品の展示会がModels IMON渋谷店で開催されています。

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自分の好みで写真が蒸気機関車ばかりになってしまいましたが、もちろん他の車種もたくさん。

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誌面の写真で見ると大きく見えますが・・・。

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作品の多くは1/80、16.5mmゲージですので、長さはせいぜい20~30cm程度。

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狭いところで小さなモノを夢中で見ていると、隣で見ている人と頭がぶつかったり、頬ずりしてしまいそうになったり!?。

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素晴らしい技量に裏打ちされた素晴らしい作品群には感嘆しますが・・・。

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とても“自分でも何とか・・・”なんてレベルを遥かに超越しているので、決して自分のモチベーションアップには繋がりません・・・( ;∀;)。

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1月24日水曜日。晴れ時々曇り。朝は1℃、日中は8℃。強い冬型の気圧配置になって寒さの厳しい1日になりました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。健康診断結果を持参されて来院される方がちらほら。中には20年ぶりに健診を受けたら血圧が200以上あって驚いて飛んで来られた方も。

先週ぐらいから花粉症症状の方が増えて来ました。通常は前の年の夏が暑いと花粉の出来が良くなりますが、昨年はメチャメチャ暑かったので花粉は豊作!?。覚悟の上で早めに対策を!!。

夜は胸部レントゲン読影会に参加。・・・とは言っても今だにリモートでの開催。リモートでの参加は楽ですが、孤独にモニター画面を見て解説を聴いているのは緊張感を保つのが大変です~。

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さて昨日は先月行った京都駅ホーム上屋の軒飾りについて書きましたが、今日は同じく京都駅のポストの話。

こちらも2011年9月の本ブログで触れましたが、今回確認したところ、引き続き現役でした。

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最初に見つけた時、駅のホーム上にポストがあることにとっても違和感を覚えましたが、普段から京都駅を利用している方にとっては至極当たり前の光景のようで、誰も気に留めている様子はありませんでした。

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もちろん現役で、平日・土曜日は3回、日曜・祝日は2回、郵便物の回収があるようです。

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先日、断捨離目的で雑誌を整理していて、鉄道ピクトリアル誌2022年7月号No.1000に“「鉄道と郵便」今昔ものがたり” (白土貞夫著)という記事が掲載されているのを発見。

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その記事の中で「郵便輸送のメインが鉄道であった時代には駅前ばかりか、主要駅ホームにも郵便ポストを設けていたが、現在は京都駅2・3番線と4・5番線両ホームに設置されているのが全国唯一の存在である。普通一般に見られる規格型13ポストで形態的な面白味はないが、駅ホームに残る点では大変貴重であろう。」との記述がありました。

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ホーム上のポストは京都駅が全国唯一だったんですね~。

・・・あれっ、私が見たのは4・5番線ホームのポストですが、記事中には2・3番線ホームにもポストがあると書いてあります。

今度京都へ行ったらそちらも確認して参りま~す。

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1月23日火曜日。晴れ時々曇り。朝は6℃、日中は12℃。昨日は一時雨が降りましたが、今日は安定した晴天になりました。朝から気温は高め。

今日のクリニックは予約はパンパンでしたが、なぜか予約外で受診される方が少なくて午前も午後も余裕の診療でした。こんな平穏な日々が続くと嬉しいです~。もちろん(!?)かぜ症状の方はそれなり。今日もコロナとインフルの人数はイーブンでした。

さて今日は先月12月に行った京都駅の話題。

12月16日の夜、新幹線で京都駅に着いてからチョッと時間があったので、在来線のホームを少々探索して参りました。だいぶ以前、2011年9月に本ブログで書きましたが、京都駅のホームには大正期からと思われる軒飾りが残っています。

在来線ホームへ降りると、優美な軒飾りはそのまま健在でした。

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最近の実用本位の建造物には見られないムダ(!?)が素敵です。

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京都駅初代は現在より少し北側にあったそうで、現在位置に移ったのは1914年(大正3年)の2代目駅舎が建設された時。その時に同時にホーム上屋の軒飾りも造られたそうですから、かれこれ110年!?。

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もちろん今まで幾度となくメンテナンスを繰り返して来たのでしょうが、現在も残っているのは奇跡に近いかも!?。

大阪方のホーム端に行ってみると、そこでは何やら工事中。

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元々のホーム端はここだったのでしょうか?。

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以前来た時にはもっと妻飾りが残っていたような・・・。

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もしかして老朽化で撤去されたか??。ホームドアの設置やホームの拡幅、延伸などなど、工事が行われればいつでも撤去されてしまう可能性はあるわけで・・・。見られるうちに見とかなければね~。

さて京都駅のもう一つの鉄道遺産も確認しておかねばなりません。

続きはまた後日に~。

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1月21日日曜日。雨のち曇り。朝は5℃、日中は11℃。昨日からの雨は午前中は結構な降りでしたが、午後遅くなって止みました。一時は雪の予報が出ていましたが、何とか雪は免れた様です。

今日は朝から都内お台場まで。

比較的暖かい朝になりましたが、激しい雨の中で海も空もレインボーブリッジもモノトーンでした。

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風は殊更に強くて・・・。

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古いビニ傘はひとたまりもありませんでした~(◎_◎;)。

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さて今日は、循環器関連の講演会を聴きに参りました。

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晴れて行楽日和の休日だと何となく勿体無いけれど、悪天候の休日は屋内に篭って講演会を聴かせて頂くのも一興かと。来れば必ず役立つ知識が得られますので~。

帰りの「ゆりかもめ」は10周年のヘッドマークが。えっ、まだ10年!?。

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いえいえ「ゆりかもめ」の開業は1995年。開業当時から使われていた7000系の後継車両として登場した7300系が2014年1月18日に運行開始して10周年なんだそうです。何だか紛らわしい!?。

1月18日から2月19日まで、7300系のうち最初に運行開始した3編成にヘッドマークが装着されているそうです。

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1月16日火曜日。晴れ。朝は1℃、日中は7℃。今日は冬型の気圧配置で厳しい寒さになりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑気味。かぜ症状の方は少なくなって来ました。寒い季節になってから血圧が下がらないと仰って他院から転医を希望されて来院される方が時々いらっしゃいますが、前の先生に不義理をしないようにチャンと手続きを踏んでからお越し頂ければと思います。午後からの新患の方は揃って動悸や息切れの方。検査が続いてチョッとバタバタしました。

さて今日は年末の京都の話題。

12月17日日曜日は京都で内科系の講演会に出席。帰りの新幹線まで1時間半くらいあったので、会場から徒歩15分ほどの京都鉄道博物館に立ち寄って来ました。先ずは館内のスーパースターC622に挨拶しなくては!。

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いつもは「SLスチーム号」のヘッドマークを付けているのですが、きょうは「999」のヘッドマーク。これは現在TVアニメ「銀河鉄道999」の放送開始45年を記念した特別企画 「銀河鉄道999展」が開催されているから。私自身はチョッと時代が合わないので・・・。2月4日までだそうです。

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3対の大動輪は直径1750mm。鉄色に輝くメカニカルな足回りが蒸気機関車の魅力です。

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C62はかつて東海道本線で特急「つばめ」を牽いて疾走していた急行旅客用蒸気機関車。昭和23年に49両製造されました。

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ここには1号機、2号機、26号機の3両のC62が保存されていますが、動態保存されているのは2号機だけ。

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2号機にはデフレクター(煙除け)には東海道本線の特急「つばめ」牽引時代に付けられたツバメのマークが今でも燦然と輝いています。

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今では数百メートルの構内線を2両の客車を牽いて日に数回往復するのが日課。でも生きている蒸気機関車の姿を垣間見ることが出来るだけでも貴重な機会です。

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寒いので発車時に少しは煙が出るかと思いきや、溜め込んだ蒸気だけで事足りる様で、静々と往復していました。ただしドスの効いた迫力の汽笛は健在でした。

年明けて心配なニュースが飛び込んで来ました。1月8日の午後4時40分頃に入館者向けの乗車サービスを終えたC622が石炭と水を補給した後に後方に逆走。車止めを突き破って脱線して止まったそうです。けが人はいなかったのが幸いでしたが・・・。現在C622は入院中のようです。

さて駆け足で残りの館内を見て回ります!。

続きはまた後日に~。

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12月27日水曜日。晴れのち曇り。朝は2℃、日中は12℃。

今日は年内最後の診療日。早い時間帯は予約外で受診される方で混雑しましたが、その波が去った後は比較的平穏な最終日でした。健診で引っ掛かった方や血圧が上昇して受診された方は今日も。診療終了後の発熱外来ではA型インフルエンザの方が半数で、新型コロナウイルス感染症の方はいらっしゃませんでした。診療終了後はスタッフ総出での大掃除。12月に入ってから小まめに掃除をしてくれていたので早々に終了。解散となりました。お疲れ様でした~。

昨日、電車を待っていたらやって来たのは「もころん号」。

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デビューから約1ヵ月。今月初旬に1回遭遇したものの、やっと乗ることが出来ました。車両は5000形5055編成。

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外観は両先頭部にラッピングしてあるだけですが、乗務員室助手席側に「もころん」が乗務中。

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室内は一般広告は無くて全て「もころん」関連のポスター。

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「もころん」でほっこりしない向きの方々には辛い空間かも!?。

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乗務員室の窓から乗務中の「もころん」の後ろ姿が見えます。

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小田原・江ノ島側の「もころん」は帽子をかぶって制服姿です。

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後ろ姿がなかなか決まっています!?。

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でも「もころん」が邪魔で車掌さんは後方指差確認がしにくそうでした。

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さて、明日からしばらくお休みを頂きます。新年の診療は1月5日から。ご不自由お掛けしますがご容赦下さいませ~。

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12月19日火曜日。曇り。朝は3℃、日中は9℃。この時期らしい寒さになりました。厳しい寒波のため全国的に低温。昨日から北海道や東北地方など北国では大雪に見舞われたようで気の毒なことです。

今日のクリニックは朝から混雑。元々予約でパンパンのところに、かぜ症状の方が大勢いらしたため、時間帯によっては待ち時間がだいぶ伸びてしまったかも!?。診療終了後は、ここのところ徐々に増えて来たかぜ症状の方たちへの対処法をスタッフと検討。ご高齢の慢性疾患の方が多い中に発熱患者さんが混入してしまうことは何としても避けなければなりません。熱のある方は必ずお電話下さいませ~。

さて今日は先週末の京都行きの話。

12月16日土曜日の夜、京都駅で新幹線を降りて在来線乗り換え改札へ。改札口を抜けたところで右手に奈良線のホームが見えるので、いつものようにチェックすると・・・。おや、見慣れない派手な柄の電車が!。

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近付いてみたらお茶色にラッピングされた221系電車でした。

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どこかの飲料メーカーの広告電車かと思いましたが、調べてみたら京都府とJR西日本、お茶の京都DMO(一般社団法人京都山城地域振興社)が、今年の3月16日から走らせているPR電車でした。

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かなり細かい意匠を凝らしたデザイン。

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残念なことに、じっくり眺めるヒマも無く発車時間になってしまいました~( ;∀;)。

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外装の「お茶の京都」ラッピングだけでなく、車内もヘッドカバーや広告部が「お茶の京都トレイン」専用に交換され、京都府南部(山城地域)の見どころや、お茶に関するこぼれ話が紹介されているそうです。残念、車内を見そびれた!。

運行期間は約3年だそうですので、その間にまた再会する機会があるでしょうか~。

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12月14日木曜日。晴れ。朝は9℃、日中は13℃。気温は低めながらスッキリと晴れました。

今日は休診日。昼は久しぶりに八王子野猿街道沿いの手打ちそば「車屋」さんへ。

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師走のためか店内は平日とは思えないほど混雑していました。今日は韃靼そばの天ぷら付きで。

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帰宅後は所用で都内まで出かけておりました。

ところで昭和50年(1975年)の今日12月14日は、北海道室蘭本線で国鉄最後の蒸気機関車牽引による定期旅客列車が走った日です。岩見沢機関区のC57形135号機による牽引で室蘭から岩見沢までの225列車でした。

全廃からしばらくは毎年のように雑誌に取り上げられていましたが、さすがに全廃から48年も経つと殆ど取り上げられなくなりました。

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当時私は都立高校1年。期末テストの時期でさすがに休むわけにもいかず・・・。

下の写真は昭和48年と昭和50年の春に岩見沢機関区と室蘭本線で撮った僚機の写真(一部再掲です)。

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C57135も撮っているのですが、咄嗟には写真が出て来ない・・・。

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こんな現役最後の蒸気機関車を追いかけていた当時の若者は今や60歳代半ば以上でしょう。

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今では蒸気機関車も、後ろの客車も、黒い貨車も、そして国鉄も無くなり、後を引き継いだJR北海道も経営が・・・。

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さてもう一つ、元禄15年12月14日(ただし旧暦ですが)といえば赤穂浪士の吉良邸への討ち入りの日。こちらも以前は12月14日になるとテレビで特集や古い映画をやっていましたが、最近トンと見なくなりました。

あれっ、気付けばだんだんと爺の戯言になって来ました!?。

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12月12日火曜日。曇り時々雨。朝は10℃、日中は15℃。前線を伴った低気圧が日本海側から東へ進んで来た影響で、終日不安定な天気。久しぶりに雨の朝になりました。昼前から青空が広がりましたが夜はまた雨〜。

今日のクリニックは朝のうち天気が悪かったためか予約外で受診される方は少なめ。そのせいか診療は比較的スムーズ。待ち時間もさほど長くなかったはず!?。かぜ症状の方は相変わらず多め。健診で引っかかって再検に来られた方もちらほら。中には春先の結果を持参された方も。年内に片付けておきたいという事でしょう。

ところで、おとといの12月10日日曜日は小田急の特急ロマンスカーVSE(50000形)のラストランの日でした。VSEは2005年(平成17年)の登場ですので、自分的にはまだまだ“新車”のイメージでしたが、いつの間にか登場から18年。特殊構造ゆえメンテナンスや部品調達が困難とのことで、既に定期運用は2022年3月11日に終えていましたが、検査期限までイベント列車用に残っていました。

2編成のうちの1編成は既に2023年9月24日に引退。残る1編成が今回12月10日に引退となりました。

だいぶ前から新宿駅にはポスターが掲示されていました。こんなに大々的に、かつ一般向けにラストランが宣伝されることは小田急史上かつて無かったかも。

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シンプルだけど思いの伝わるポスター。

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何人かの方に「最終日は見に行きましたか?」なんて聞かれましたが、いやいやそんな混雑する場に行く元気は有りません。・・・でも実は前日12月9日土曜日の仕業に就く前にこっそりお別れして来ました。

ちょうど車庫から出て来たところをキャッチ。朝6時30分のことですので、同好の士はたったお一人のみ。

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定期仕業終了時と同じラッピングで、何か特別の装飾があるかと思いましたが何も無し。

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先頭車も特別な装飾は有りませんでした。でもそれが良いかも。

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やがて静かに小田原方面に走り去って行きました・・・。

下は翌日12月10日の夜8時過ぎに最終仕業を終えたところを伝えるインターネットニュース。かつてこんなに大勢の人が集まったことは無かったかも。

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これでロマンスカーらしい前面展望席を持つ車両は2018年3月に就役したGSE(70000形)2編成のみになりました。

チョッと寂しい・・・。

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12月5日火曜日。曇り。朝は5℃、日中は11℃。終日曇り空で日差しが無いため日中も気温が上がらず。寒い一日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑気味。長引く咳の方はやはり多め。気温差が大きいからでしょうか。中には喘息やCOPDの悪化による方も。年末だからか他院からの転医希望の方がチラホラ。可能であれば今までの経過が判る診療情報をご持参いただけると助かります~。

さて今日は9月の北海道「鉄タビ」最終章。

9月24日釧網本線の北浜駅駅で15時46分釧路行きを見送ったのち原生花園駅へ移動して16時41分発の釧路行きを待ちました。だいぶ陽が傾いた頃、彼方からキハ54形単行の釧路行きがやって来ました。

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日本離れした広大な風景の中をたった1両の列車がそれなりのスピードで接近。

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花の季節が終わった臨時駅の原生花園駅では、この時間、この季節に、降り立つ人も乗り込む人もいません。10月31日までで今季の営業は終了予定です。

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発車を見送ってから、今度は網走方面へ移動して北浜駅の東側に架かる鉄橋脇で17時00分北浜駅発の網走行きを待ちます。定刻に遠くから線路のジョイント音が聞こえて来て鉄橋上へ躍り出て来ました。

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もう少し時間が早ければ、側面に夕陽が反射して光ったかもしれませんが・・・。

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残照で車体側面が僅かに赤く見えただけでした。残念。

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この列車の通過を見送れば、今回の「鉄タビ」の行程は全て終了。

急いで女満別空港へ向かいます。

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広大な大地の夕景は荘厳でした。

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女満別空港19時10分発の東京羽田行はANAとAIR DOとの共同運航便。機材はAIR DOのボーイング737-700。狭い機内は満席でした。

たった1泊2日でしたが充実した「鉄タビ」でした。普通の人から見たら「何が楽しいの?」と言われそうな行程でしょうが、まあそこは突き詰めないでやって下さいませ~!?。(完)。

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12月4日月曜日。晴れ。朝は1℃、日中は13℃。今日は高気圧に覆われて概ね晴れましたが、この時期らしい寒さになりました。

週明けのクリニックは、午前中は混雑しましたが午後からは比較的に平穏でした。かぜ症状の方は相変わらず多め。寒くなったせいか血圧がらみの患者さんが多めでした。

さて先週末、小田急線で見慣れない電車に遭遇しました。

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先週2023年11月29日(水)から運行中の「もころん号」です。

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通勤車両5000形1編成を改装。車両前頭部にラッピングが施されています。

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10号車側は朝の空、1号車側は夕方の空をイメージしているそうです。

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運転台には「もころん」が鎮座。

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ところで「もころん」って誰って??。現在小田急が繰り広げている「子育て応援キャンペーン」のマスコットキャラクターなんだそうです。今年の8月にデビューしたばかり。最近駅のポスターでよく見かけるようになりました。

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小田急のホームページによると、ウサギのキャラクターで小田急のブランドカラーであるブルーを基調に、特急ロマンスカーの伝統色をイメージしたオレンジを手足やしっぽにあしらわれています。ロマンスカー・GSE(70000形)をモチーフにしたポシェットをいつも身に着けている・・・のだそうです。

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画期的なのは小田急アプリで走行位置をリアルタイムに確認出来ること。ためしにアプリを入れてみたら「もころん号」だけでなく「ロマンスカー」の通過時刻も判ります。これは「鉄」には便利なアイテム。

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少子高齢化の時代、多くの鉄道会社で乗客が減少しているそうです。早めに将来のお客さんを味方に付けておかないとね~。

「もころん号」は2024年5月頃まで運行予定だそうです~。

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12月2日土曜日。晴れ。朝は2℃、日中は11℃。晴れている分、朝方の冷え込みが厳しくなりました。

週末のクリニックは平日よりやや平和で、ほぼ予約時間通りに診療が進みました。かぜ症状の方はまた多くなって来た感じ。

11月20日から26日の1週間のインフルエンザ感染者数は、全国では前週21.66人から28.30人へとさらに増加して今シーズン最多を記録。神奈川県でも一時減少していたのに前週より3.7人増えて18.34人になりました。一方、新型コロナウイルス感染症は全国では1.95人から2.33人へと12週ぶりに増加に転じました。神奈川県でも1.36人と0.12人の微増。これから寒さが厳しくなって両感染症が増えて来ないか心配なところ。やっぱりマスクは大切です~。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。もう12月だというのに9月の話でスミマセン~。

9月24日、釧網本線の北浜駅で15時26分発の釧路行きを見送った後、隣りの原生花園駅まで移動。

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斜里方面に向かって右手、南側に見えるのは藻琴山。標高は1000m。山頂に立ったら気持ち良さそうですが、昨今はヒグマが怖いかな~。

原生花園駅の踏切から西側、網走方面を望んだところ。地形の起伏に忠実に(!?)線路が敷かれています。右上の柵はは原生花園の展望台。あそこから列車の写真が撮れそう。

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原生花園駅は例年5月1日から10月31日までの期間のみ営業する臨時駅です。もちろん無人駅で、駅の施設と言えばこの待合室と裏手にある簡素な造りのホームのみ。

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駅舎の裏手には小清水原生花園の解説板が。小清水原生花園はオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8キロメートルの細長い砂丘の上に形成された天然の花畑で、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ヒオウギアヤメ、ハマナス、クロユリなど200種類にも及ぶ植物を見ることができるそうです。でも6~7月頃がピークのようで今は全ての花期は終わっています。

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整備された遊歩道を上がって行くと、天覧ヶ丘展望台の標識。

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東を見ると知床半島に連なる山々が。

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南東は湖を挟んで藻琴山。

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南には濤沸湖。

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西北はオホーツク海を挟んで網走と能取岬でしょうか。

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西南は濤沸湖と沈み行く太陽。

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そして北側はもちろん直ぐオホーツク海。

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茫洋たる風景の中、原生花園駅16時41分発の釧路行きの到着を待ちます。

続きはまた後日に~。

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11月29日水曜日。晴れ。朝は4℃、日中は17℃。暖かかった昨日から一転、ひんやりした一日でした。

今日のクリニックは朝から混雑。一段とかぜ症状の方が増えて来ました。長引く咳の方は相変わらず多めですが、咳止めや抗生物質など、一部の薬の供給不足は続いています。寒くなってかぜ症状の方が増えないことを祈るばかり。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。

釧網本線北浜駅の展望台で待っていると、海岸沿いに敷かれたヘロヘロの線路の上をヘッドライトを灯したキハ54系気動車が単行でトコトコとやって来ました。

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都会と違って線路がしっかりと区分されていなくて、まるで原っぱにレールが敷いてあるかのように見えます!?。

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緩くカーブになっているのはこの辺りにかつては列車交換のためのポイントがあった名残でしょうか。

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まだ午後3時過ぎなのに影が長く延びています。

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制動をかけながらゆっくりとホームへ。

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せっかく停まってドアを開いたのに、案の定乗降客は無し・・・。

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短時間の停車ののち定刻15時26分に北浜駅を発車して行きました。

日没までにあと2本撮れそうです。続きはまた後日に~。

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11月27日月曜日。晴れ。朝は5℃、日中は15℃。朝はグッと冷え込みましたが、日中は晴れて気温が上がりました。

週明けのクリニックはとんでもない混雑。やはりこんな季節だからかかぜ症状の方が増えて来ました。動悸や胸痛、息切れ、全身倦怠感、めまい・・・なんて方も。時間を要する新規の紹介患者さんも多くて、終日バタバタしていました。

さて今日も9月の「鉄タビ」の続きを。

9月24日は昼過ぎに網走に着き特急「オホーツク1号」の折り返しの特急「大雪」の写真を撮ってから網走市内でランチ。その後は網走発釧路行きの普通列車の写真を撮る予定でしたが、網走発15時10分まで列車が有りません。オホーツク海に近い北浜駅の駅舎内に昔から喫茶「停車場」があったはずなので、そこでしばらくまったりしてから北浜駅で写真を撮ることに。

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ところが着いてビックリ。あてにしていた喫茶店は今日に限っての早仕舞い。

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まあ誰もいない待合室でのんびりするのも一興かと・・・。改めて待合室の壁面を眺めれば、ここを訪れた旅人が残していった定期券や名刺などが隙間なくビッシリと貼られています。

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天井には一体どうやって貼ったのでしょう。

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下の写真は昭和50年代に初めて訪れた時の写真。この時はまだチャンと駅員さんがいましたが、その後昭和59年に無人駅化されました。いつの間にか建物は増築されて待合室は広くなり、さらに赤いポストも設置されたようです。無人化されてから広くなるなんて・・・。もしかすると昭和61年に喫茶「停車場」が開業した際に改装されたのかもしれません。

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ホーム側へ出てみると正面から見るよりチャンとした駅に見えます。駅舎の網走寄りには木造の櫓のような展望台が。

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下の写真はホームから網走方面を眺めたところ。線路の向こう側はオホーツク海。

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反対側、釧路方面を見ると、知床の山々が遠くに見えます。

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展望台に上がって見ると、知床連山の説明版が有りました。

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それにしても、日頃の「行い」が良いせいか絶好の撮影日和になりました。

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下は網走方面を見たところ。海岸近くを何だか頼りない単線の線路がヘロヘロと。こんな線路でもれっきとした釧網“本線”です。

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安易ですがここから撮影することに。もうすぐ列車が来る頃です。

続きはまた後日に~。

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11月24日金曜日。晴れ。朝は11℃、日中は22℃。今日も気温が上がり、過ごしやすい1日でした。

今日のクリニックはとっても混雑。胸部症状を訴える患者さんが多くて、検査が立て続きました。咳の長引く方が多いのですが、依然として鎮咳剤の供給が悪くて綱渡り状態。今週末から気温が下がるのに心配です。皆様、絶対にかぜをひかないように頑張って下さい!?。

さて今日も9月の「鉄タビ」の続きを。

9月24日は昼過ぎに特急「オホーツク」で網走着。折り返しの特急「大雪」を撮るために網走湖畔へ向かいました。ここは以前撮影に来たことがある場所。ところが来てビックリ!。以前とは違って木々が生い茂っていて全く見通しが効きません。やがて樹木の間から時刻通りに特急「大雪」が現れました。

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駅からそう遠くないのに結構な速度。

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平坦区間なのでエンジン音は殆ど聞こえません。

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たったの3両編成なので、あっという間に通過して行きました。

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因みに以前に全く同じ場所から撮った写真が下の写真(再掲です)。まだ急行だった頃の「大雪」はキハ56系の長大編成でした。

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昭和53年3月撮影ですが、周囲があまりにも変化していて同じ場所とは思えませんね~。

下の写真は同じ日に網走駅で撮った特急「オホーツク」。

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まだたくさんの乗客と見送りの人たちでホームには活気がありました。

さて、腹ごしらえに網走市街へ戻ります。続きはまた後日に~。

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11月21日火曜日。晴れ。朝は5℃、日中は16℃。今日も天気が良くなりましたが、朝方はいよいよ寒さが厳しくなって来ました。

今日のクリニックはそこそこの混雑。降圧薬を服用している新患の方は、いままで都内まで通院していたものの年齢が重なって通いきれなくなったとのことで当院への転院を希望。逆に脂質異常症で当院まで通院されていた方は、鶴間駅の階段が上がれなくなったとのことで自宅近くへの転院を希望。いずれにせよ、かかりつけ医は近さが一番です。ただし転院される際には紹介状は必須です。お申し出頂ければいつでも書きますのでご遠慮なく~。

さて少々ネタが古くなって来ましたが9月の「鉄タビ」の続きを。

9月23日土曜日は苗穂工場見学の後に札幌に宿泊。

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いつものパターンで早めに就寝して翌9月24日日曜日は早朝に起床。

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今日も天気は良さそうです。奥に見える小高い山は藻岩山。

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頂上には札幌の夜景を見渡せる展望台とレストランがあるはずですが、あまり観光はしたことありません。

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慌ただしく朝食も摂らずにチェックアウトをして札幌駅へ。

ホームに上がると、旭川行き789系電車特急「ライラック」6両編成。隣には1988年登場の近郊型交流電車721系。

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隣のホームには函館行き261系気動車特急「北斗」5両編成の姿も。

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2012年にデビューした近郊型交流電車733系も入って来ました。

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そんな北の車両たちを見ているうちに、本日乗車予定の特急型気動車283系「オホーツク1号」網走行が入線して来ました。たった3両の短い編成です。1997年に営業運転を開始した振子機能を持つ車両で、かつては振子機能を活かして最高速度130kmの俊足ぶりを発揮していましたが、2011年5月に石勝線で脱線火災事故を起こし、今では最高速度は110kmに引き下げられています。

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たった3両の特急なんて一昔前は考えられませんでしたが、今やローカル特急なら当たり前。特急「オホーツク」もダイヤ改正ごとに編成が短くなって今ではグリーン車すら有りません。

定刻の6時50分にディーゼルエンジンの音も高らかに発車。加速は昔の国鉄車両とは比べ物になりませんが、静粛性は電車には叶いません。

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発車して間もなく札幌駅で購入しておいた駅弁で朝食。札幌〜網走間は所要時間5時間22分ですが、その間、車内販売は有りませんので、食料と飲料水を乗車前に調達しておかないと車内で脱水と飢餓に陥ります。

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岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川と小まめに停車。俊足の電車特急「ライラック」に比べると気動車特急「オホーツク」は札幌~旭川間で10分ほど余計に時間を要してしまいますが、まあまあの健闘かと・・・。

下の写真は美唄付近。

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旭川駅では観光客の多くが下車。旭山動物園へ向かうのでしょう。残された乗客はビジネス風の日本人と、旅慣れた風の外国人観光客がちらほら。秋の行楽シーズンで連休にもかかわらず乗車率は3分の1以下かも!?。

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石北本線の上川を過ぎると、白滝、丸瀬布と人煙稀なる峠道の駅に停車。下の写真は白滝駅。上川駅から37分。乗降客無し。 

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さらに22分走って丸瀬布駅。やはり乗降客無し。上り列車と交換。

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遠軽駅で進行方向が変わります。後ろの座席で熟睡されていた外国人カップルにお声掛けさせて頂いて座席の方向転換をお願いしました。

遠軽駅を出ると常紋峠への入口の生田原駅に停車。数人下車しましたが、もしかすると隣の遠軽駅からの乗客だったかもしれません。

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山道を快調に飛ばして常紋トンネルを抜けると、かつての蒸気機関車の有名撮影地であった常紋信号所を通過。昔の難所も今では軽やかに通過。

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留辺蘂に停車後、北見に着くと残った僅かな乗客の半数以上が下車。収穫期に入ったタマネギ満載のコンテナを見ながら美幌、女満別と停車して、12時12分に終着の網走駅に到着しました。

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僅かな乗客はアッと言う間にホームから居なくなりました。

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この車両は車内整備のあと慌ただしく12時37分発の特急「大雪」旭川行として折り返します。

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われわれはこの折り返し特急「大雪」の写真を撮るために網走湖畔へ向かいます。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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11月18日土曜日。曇りのち晴れ。朝は9℃、日中は14℃。今日の日の出は6時20分。とうとう日の出前に家を出る季節になってしまいました~。

今日のクリニックはそこそこの混雑。それでも予約外での受診の方は多くなかったので診療はスムーズに進行。ほぼ予約時間通りだったかな!?。

診療終了後は渋谷へ。今日は山手線は線路切替工事で大崎~新宿~池袋間の外回りが運休。中央林間からの田園都市線なら問題ないだろうと思いきや、システムトラブルとかでこちらもダイヤが乱れていました。

今日は鉄道模型店のModels IMON さんの懇親会に参加させて頂きました。例によって会場の真ん中には主役の模型たちが陳列されていました。私の“専門”は16.5mmゲージ(時々12mmゲージに浮気しますが・・・)。来年には天賞堂とエンドウという老舗の2社からプラスチック製の小田急ロマンスカーが発売される予定。

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天賞堂からはLSE7000形。う~ん、なかなか良いフォルム。

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エンドウからは3000形のSE車8連とSSE車5連。10月の模型ショーの時と違って、塗り分けられた状態になっていました。完成に一歩一歩進んでいる感じ。

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その他、カトーの165系、天賞堂の157系、トラムウェイの12系「江戸」、タキ18600なども展示。

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個人的には天賞堂の157系を狙っていますが、価格未定なのがチョッと怖い・・・。

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あれ、こうやって見るといままで紹介した製品は全てプラ製。プラ製が徐々に席捲しつつありますが、カツミからはブラス製の24系25形客車が発売予定。ただブラス製でフル編成だと、重さも価格も超ヘビーになりそう。

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12mmゲージのイモン製EF66も素晴らしいものになりそうですが、やはり価格も素晴らしいものになりそうで心配。

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一方、同じくイモン製の12mmゲージの35系客車はプラ製。客車は重量も価格も軽いと助かりますね~。

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なぜかこの会には今まで女性の参加者は皆無。こんな“オモチャ”に現を抜かすのは男性ばかりということなのでしょうか~。

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11月14日火曜日。晴れ時々曇り。朝は5℃、日中は16℃。西高東低の冬型の気圧配置となって、朝はスッキリ晴れた分、気温が下がりました。

今日のクリニックは混雑気味。例によってインフルエンザワクチン接種の方はたくさん。気温が低くなって来たにも拘わらずかぜ症状の方は少な目。血圧が高くなって受診される方はちらほら。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。

JRの苗穂工場内の「北海道鉄道技術館」の1階部分を一通り見てから2階へ。2階に上がって見るとそこにはこれまた貴重な資料がたくさん。

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「苗穂工場年史」を始めとした文献や・・・。

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黎明期の輸入機関車の製造銘板・・・。

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新橋~横浜間の開通に際してはイギリスからの技術が導入されましたが、北海道はアメリカから。機関車もアメリカ製でした。

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下は戦時中に国有化された胆振縦貫鉄道の紋章。

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C623や・・・。

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59610の車歷簿。

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9200形蒸気機関車の図面。

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そうそう、青函連絡船も国鉄でした。

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道内の各工場、機関区などの資料。

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蒸気機関車のナンバープレートも。

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う~ん、いくら時間があっても足りません。

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見どころ豊富ですが入場無料。月に2日のみの公開ではもったいないです。有料でも良いので毎日公開にして頂ければ嬉しいかも〜!?。

続きはまた後日に~。

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11月13日月曜日。曇りのち晴れ。朝は7℃、日中は15℃。朝は曇ってヒンヤリでしたが日中は天気が回復して日差しは暖かでした。

週明けのクリニックはやっぱり混雑。インフルエンザワクチン接種の方はまだまだ多めです。今日も胸痛の方や動悸の方が。血圧が高くて受診された方は、既に10年以上前から健診で指摘されているにも拘わらず、ずっと“スルー”していた(!?)とのこと。最近自宅で測って180を越えて来たのでさすがに怖くなって受診。受診を延ばしても良いことは一つも有りませんのでどうぞお早めに~。

さて今日は9月の「鉄タビ」、JRの苗穂工場内の「北海道鉄道技術館」の続きを。

館内には北海道初の特急気動車「おおぞら」に使用されたキハ82の運転台や、当工場で改造制作したリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」の運転台などの大物以外にも貴重な資料がたくさん。

正面左手には北海道のリゾートトレイン関連の資料が。

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かつてはトマムや富良野などのリゾート地に向けて多くのリゾートトレインが走っていた時代がありました。

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当初は改造車でスタートして4本目からは新製車となりましたが、時代の波に乗って計6本がスキー列車や団体臨時列車などとして活躍。

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しかし時代が変わって需要が減り、車両も老朽化して徐々に数を減らして、ついに2023年春で最後の「ノースレインボーエクスプレス」が引退。一時代が去ったような感じです。

正面右手には昭和63年の青函トンネル開通に伴って登場した寝台特急「エルム」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」・・・。

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さらに「海峡」「はまなす」「北斗星」などのヘッドマークや関連車両のナンバープレートなどが所狭しと展示されていました。

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寝台特急「北斗星」にはJR東日本編成とJR北海道編成があって・・・。

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JR北海道編成のみに輝かしいエンブレムが取り付けられていました。

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2階への階段下には黎明期に使われていたであろう輸入レールの数々。

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1800年代の刻印のあるものも!。

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さて、まだ2階にもたくさんの展示がありますが、長くなって来たのでまた後日に~。

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11月10日金曜日。曇り時々雨。朝は13℃、日中は17℃。朝のうちはまだ晴れ間もありましたが、怪しげな雲が出始めていました。天気は下り坂で日本海側の前線が今夜にかけて太平洋側へ抜ける様です。今日は気温が上がらず久しぶりに20℃に届かず。

今日のクリニックはやっぱり混雑。今月に入ってからは連日忙しい毎日です。大和市の健康診断は終了しましたが、まだまだ結果の説明が続きますし、インフルエンザワクチン接種が佳境です。かぜ症状の方は少なくなりましたが、健康診断で引っ掛かって受診される方は多くなって来ました。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。

9月23日土曜日に公開日に合わせてJRの苗穂工場を訪問。立ち入りが許されているエリアをキョロキョロしながら奥へ。

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広い敷地内には由緒あり気な煉瓦造りの建物がところどころに。

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レールが繋がっている大きな煉瓦造りの建物も気になりますが、中を覗くことは出来ません。

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構内の奥まったところに目的の「北海道鉄道技術館」が有りました。入口に向かって右手にD614、左手にD51816の動輪が鎮座。

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入口右手には腕木式信号機。本来はこの屋根の下がC623の定位置です。

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北海道鉄道技術館は、昭和62年4月に国鉄からJR北海道に移行する際に開設されましたが、私は初訪問。以前にも書いた様に、月2回の土曜日のみ公開なので土曜日も仕事の人間にはなかなか訪問のチャンスが有りませんでした。

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技術館の建物は、明治43年(1910年)に苗穂工場の用品倉庫としてレンガ造りで建築されたもので工場最古のもの。 昭和63年に「さっぽろ・ふるさと文化100選」、平成16年には「札幌苗穂地区の工場・記念館群」として北海道遺産に選定され、さらに、平成19年には、地域活性化に役立つ「近代化産業遺産」にも認定されています。また、平成22年に歴史的文化価値の高い鉄道遺産として、準鉄道記念物の指定を受けているそうです。

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館内に入ると、左手に北海道初の特急気動車「おおぞら」に使用されたキハ82の運転台が鎮座。

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あこがれの特急気動車の運転台にも立ち入り可能。先客のチビッ子が飽きるのを待ってオジサン2人がソッと侵入!?。

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運転台の計器類は今から見れば前時代的です。

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入口右手にはキハ82と向かい合って当工場で改造制作したリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」の運転台。

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正面にはD51816のナンバープレートをあしらったモニュメント。蒸気機関車最末期の昭和50年12月まで追分機関区で働いていた1両。

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まだまだ展示物はたくさんありますが、キリが無いので続きはまた後日に~。

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11月8日水曜日。晴れ。朝は13℃、日中は21℃。荒天をもたらした低気圧に伴う前線が太平洋側へ移動して、爽やかな秋晴れになりました。

今日のクリニックは朝から大混雑。「何となく調子が優れない」方が多いのは気候の影響でしょうか。かぜ症状の方はちらほら。インフルエンザワクチン接種の希望者は大勢。健診で引っ掛かっていらっしゃる方も多めです。他院で心電図異常を指摘されて受診された初診の方は、しばらく撮っていないという胸部レントゲンを撮って見たら心臓に隣接して“怪しげな”影が。やっぱり時々レントゲンくらい撮らないといけませんね~。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。9月23日に北海道JR苗穂工場で念願のC623と対面したのち、立ち入りが許されている範囲で構内を見学。

D51237の南側の留置線には789系交流特急用車両が留置されていました。こちらはもちろん現役車両。東北新幹線の盛岡駅~八戸駅間延伸開業に合わせて2002年に登場。その後2016年3月の北海道新幹線(新青森駅~新函館北斗間)開業に伴って道央圏に転用され、2017年3月4日ダイヤ改正から老朽化した785系電車を置き換える形で札幌駅~旭川駅間の特急「ライラック」として再び営業運転を開始しました。

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隣接して281系特急形振子式気動車の姿が。こちらは1992年から導入され、1994年から2022年まで過酷な仕業に就いていましたが、2022年9月30日をもって特急北斗の定期運用を終了し、同年10月22日・10月23日に運行された臨時列車「スーパー北斗」の運転をもって引退したばかり。「281-901」の番号が見えますので、この車両は栄えある試作第一号。もしかして保存用に留置してあるのでしょうか!?。

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C623の後ろに繋がっていた旧型客車は「オハシ472001」。製造時はスハ43 357で昭和29年汽車会社製。2000年から2014年までC11牽引による「SLニセコ号」に使用されていました。

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もう1両は「オハフ33 2555」で、製造時はオハフ33 555で昭和23年日本車両製。こちらも「SLニセコ」用でした。2022年9月に旭川運転所から苗穂工場までトレーラーで陸送されて来たようですが、何か用途を考えられているのでしょうか。

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C623の後ろ側の建物内を覗いたら「DF200-901」の姿が!。現在、北海道内のJR貨物で主力機として活躍しているDF200形ディーゼル機関車の試作機です。1992年9月に川崎重工で落成していますが、その後は北海道内はもとより、2016年からは愛知機関区にも配置されて中京地区にも進出。さらにJR九州の「ななつ星 in 九州」の牽引機にも抜擢されています。栄えある試作第1号は今後どうなって行くのでしょうか。

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1両だけ留置されていた無蓋車はトキ25000形でしょうか。1966年から1976年にかけて製造された車両。

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その隣には「キハ143-151」。キハ143は1994年から1995年にかけて、客車を気動車に改造して11両 が製作された気動車。2023年5月には運用離脱。恐らく解体待ちの姿でしょう。

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西側にはスハフ42(車番は不明)。隣にはキハ201系気動車。キハ201は1996年に富士重工で4編成12両製造された車両で、731系電車と併結運転が可能な変わり種。バックの高層マンションが現在の苗穂を象徴しています。

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車両基地内は楽しくて思わず小走りになってしまいますね~(いい年をして・・・とか、子供じゃあるまいし・・・なんて声が聞こえて来そう!?)

続きはまた後日に~。

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11月6日月曜日。雨のち晴れ時々曇り。朝は16℃、日中は24℃。早朝に雨が上がって午前中は晴れていましたが、前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、気温と湿度が高くて蒸し暑い日になりました。

三連休明けのクリニックは午前中は混雑気味ではありましたが、覚悟していたほどではありませんでした。ところが・・・午後からはドッと予約外で受診される方がいらしてとんでもないことに。健診で引っ掛かった方や最近血圧が上がって来た方、動悸や息切れの方もたくさん。最終的にはコロナ禍以降では最高の受診者数を記録しました。

長引く咳の方がまた多くなって来ましたが、薬局からは相変わらず咳止めや去痰剤、抗生剤などが在庫切れしている旨の連絡が頻繁に。一体いつになったら安心して(!?)かぜを引けるようになるのやら・・・。

さて今回は9月の「鉄タビ」の続きを。

9月23日土曜日は公開日に合わせて北海道のJR苗穂工場へ。C62形蒸気機関車3号機と対面した後、構内にある他の保存車両も見学。

まずは気動車の元祖、キハニ5000形気動車。

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日本国有鉄道の前身である鉄道省によって1929年に12両が製造された機械式ガソリン動車です。当初東京鉄道局に3両、名古屋鉄道局に5両、仙台鉄道局に2両、札幌鉄道局に2両が配置され、その後転配を繰り返して、それぞれ区間運転や、閑散線区での運用に充てられました。

戦争による燃料事情悪化などにより1941年救援車に格下げ。さらに1953年に貨車に区分変更された後に1960年になって廃車。ヘッドライトの上の四角い箱はラジエーターです。

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頑丈な車体が幸いしたのか、廃車後に倉庫に転用されているところを1980年に復元、保存されたそうです。

そしてキハニの前方にはD51形蒸気機関車237号機が保存されていました。D51は昭和11年から製造開始され戦後までに1115両製造されたわが国最多の貨物用蒸気機関車です。

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風雲急を告げる時代で貨物需要の増大を受け、車両メーカーのみでなく鉄道省の主力工場(浜松、大宮、鷹取、小倉、長野、土崎、郡山、苗穂)でも製造されました。

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このD51237はもちろんここ苗穂工場製。苗穂工場製のD51全12輌のうちのトップナンバーです。

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新製配置は岩見沢機関区。以後、函館機関区、長万部機関区で道南を中心に活躍。昭和48年3月に小樽築港機関区へ転属となり、同区で昭和49年4月に廃車となりました。

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運転台(キャブ)は扉の付いた寒冷地仕様の密閉型に改造されて、タブレットキャッチャーはもちろん北海道型。

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除煙板(デフレクター)は前側が切り取られた北海道型で、典型的な末期の北海道タイプですが、何故だか現役時代に取り付けられていたであろうシールドビームの補助灯は取り外されています。

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足回りまで綺麗に整備されているのは、やはり工場内での保存機ならではでしょうか。

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製造されてから廃車になるまで北海道を離れることが無かった純粋な道産子。しかも廃車後も製造工場で大事に保存されている幸運な機関車は稀です。チョッと心配なのは現在のJR北海道の経営状態。予算不足で整備費用が出ない・・・なんてことにならない様に祈るばかり。

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11月4日土曜日。晴れ。朝は9℃、日中は26℃。11月に入って全国的にこの時期とは思えないような気温が高い日々が続いています。

昨日の報道では、網走港でサンマが大量とか、千葉県佐倉市でヒマワリが満開とか、冬にとれる野菜の生育が早まって値段が下がりそうとか、紅葉シーズンが遅れるとか、アイスクリームの売れ行きが良いとか・・・。う~ん、枚挙に暇がありません。地球環境は一体どうなって行くのでしょうか。

世の中は3連休ですが当院はいつもの様に土曜診療。こんな連休の狭間に来院される方など・・・と思いきや朝から大混雑になりました。考えてみれば一般病院も診療所も昨日は休みでしたからね~。今日は健康診断で引っ掛かった方や、血圧が高い方、動悸や息切れの方。お腹の調子が悪い方など、やはり新患の方が多くて、頑張って何とか時間内に終了しましたが、結構疲れました。

今朝通勤途中で、定期運用を終えて久しい小田急ロマンスカーVSE(50000形)の回送編成に出会いました。

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VSEは既に2022年3月11日に定期運行を終了し、全2編成のうち1編成は2023年9月24日に引退。残る1編成も2023年12月に引退予定です。

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定期運用を終えてからも結構な数のイベント列車に使われていたようで(私、全くノーマークでした)、今回は「ありがとうVSE!~Special Thanks & Forever~」VSE最後の車庫線ミステリーツアーの運用だったようです。

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今回は昨日11月3日と本日4日(土)の2日間、各日日帰りのツアーだったようで、集合場所(時間)は、3日が経堂駅改札前(7:50)、4日が小田原駅小田急旅行センター小田原前(8:10)。

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乗車区間は、3日が経堂(8:50頃発)~小田原(17:00頃着)、4日が小田原(9:20頃発)~新宿(16:40頃着)。各日とも特別行路で運転。2日間で小田急線内の全車庫を経由。開成車庫ではVSEの撮影タイムを設定されているそうです。

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参加には事前申込が必要で、募集人数は各日160人(最少催行人数は同100人)で1組4人まで。旅行代金は、大人14,900円、子ども12,500円で昼食つき。展望席プラン、1人2席プランもあり、参加特典として、記念乗車証、VSE缶バッジ、レザーガラスキーホルダー、電車基地・引込線の配線図をプレゼントして下さるそうで・・・。

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う~ん、マニア心をくすぐる内容で、面白そうだけど決して安くはないですね~。

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11月1日水曜日。晴れ。朝は11℃、日中は22℃。11月初日は爽やかな秋晴れになりました。

今日のクリニックはメチャ混雑。高血圧、動悸、息切れ、胸部不快感、胸痛などなど、新患の方が何故かまとまっていらっしゃいました。やはり月が変わると心配になるのでしょうか。インフルエンザワクチン接種の方も多数。大和市特定健診・長寿健診は昨日で終了しましたが、結果判定や結果説明はまだまだこれからも。

さて今日も9月の“鉄タビ”の続きを。

9月23日土曜日は公開日に合わせて北海道のJR苗穂工場へ。玄関正面警備室で住所、氏名、連絡先を記載して構内へ入ると直ぐ目の前に憧れの君、C62形蒸気機関車3号機の姿が有りました!。

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本来は構内の奥まったところにある北海道鉄道技術館の前が所定の位置ですが、その周辺の工事のために一時的にこちらに疎開して来たようです。

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所定位置だと上屋が有りますがここは無し。何だか現役然とした姿に得した気分でした。

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さすがに工場内の保存機だけあって手入れの行き届いた美しい姿。

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C62 3はD52 458のボイラを流用して1948年(昭和23年)に日立製作所笠戸工場で落成。貨物用マンモス機D52譲りの太いボイラは迫力モノです。

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落成後は糸崎機関区を皮切りに、1950年(昭和25年)に梅小路機関区に転属。その後北海道入りするまで東海道本線・山陽本線を中心に使用されました。

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1956年(昭和31年)に梅小路機関区から鷹取工場、苗穂工場で北海道向けに改造の上で小樽築港機関区に配属となりました。北海道におけるC62の先陣を切っての配置でした。

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北海道では急行「まりも」「ていね」「大雪」、晩年は「ニセコ」などの優等列車に使用され、函館本線小樽 - 長万部間では僚機と重連運用に就いていました。スワローマーク付きの大スターC622と連番C623の組み合わせはゴールデンコンビとしてもてはやされました。

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急行「ニセコ」は昭和46年9月15日をもって無煙化。その後昭和51年に廃車となって小樽に保存されていましたが、昭和63年に車籍復活。函館本線小樽 - ニセコ(当初は倶知安駅)間にて昭和63年4月29日から平成7年11月3日まで運行されていました。

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以後は苗穂で復活の時を待っている(??)状態です。私自身は急行「ニセコ」時代はまだ小学生だし、復活した昭和63年は研修医が終わって大学院生、その後はアメリカ留学などなど、なかなかC623に出会う機会がないままに今日に至ってしまった次第。

お互いもっと若い時代に出会えていればね~!?。

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10月31日火曜日。曇り時々晴れ。朝は12℃、日中は19℃。今日は雲が多く20℃に届かない肌寒い一日になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。胸部不快感や胸痛の方が続きましたが、大病の方はいらっしゃいませんでした。インフルエンザワクチン接種希望の方は今日もたくさん。大和市特定健診・長寿健診は今日で終了ですが、結果の判定作業や事務作業は当面続きます。もう一息です~。

ところで9月の秋分の日の連休は小学生の頃からの親友と鉄旅に出て来ました。1か月遅れになりましたがそのレポートを。

9月23日土曜日は羽田10時30分発のJAL 511便で札幌へ。機種はA350-900で例によって垂直尾翼からのモニターが楽しい機種です。

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飛行中はずっと安定した天気でしたが・・・。

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信じられない事に新千歳空港付近のみゲリラ豪雨!?。海側から北海道の陸地が見えたと同時に雲の中へ突入。

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一旦着陸を試みるも直前に再上昇。いわゆるゴーアラウンド Go-Aroundです。再上昇して旋回。再度海へ出て・・・。

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海側から再アプローチ。

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チョッと揺れながらも無事着陸~。パチパチパチ。

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多少遅れたものの無事到着して何よりでした。

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JR北海道の快速エアポートと普通列車を乗り継いで、まずは最初の目的地である苗穂(なえぼ)駅に降り立ちました。苗穂駅に最初に降り立ったのは昭和48年3月、まだ中学生の頃でしたが友人と2人で蒸気機関車の写真を苗穂機関区に撮りに来た時でした。あれから50年余り、見違えるような近代的な駅に変わっていました。

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北側への長い連絡通路からは広い構内が見渡せました。かつては千歳線の貨物列車をC57、C58、D51が重連を組んでひっきりなしに出入りしていた構内はガランとしていました。

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苗穂は札幌の隣駅で古く大正時代から鉄道工場が設置されていました。

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国鉄時代から各種車両の製造、改造、整備、廃車解体を行っていましたが、北海道内で車両の製造ができる工場は苗穂工場と釧路工場の2箇所だけでした。現在の苗穂工場はJR北海道とJR貨物の工場が併設されています。

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JR北海道に在籍する機関車(蒸気、ディーゼル、電気)と電車全車、7割以上の気動車を受け持っているそうです。今回ここへは5月から11月の第2、第4土曜日13:30~16:00のみ公開される苗穂工場内に保存されているC62形蒸気機関車3号機を見るためにはるばるやって来たのでした。

正面玄関は駅と反対側。入口に向かって右側にC62形蒸気機関車主動輪のモニュメントが据えられていました。

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C62形蒸気機関車は日本最大の急行旅客用機関車。北海道が最後の活躍の地となりました。直径は1750mm。

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刻印を探すとC6234の文字。34号機は昭和23年の落成以降、梅小路、下関、広島、糸崎と移動して昭和43年に廃車となっており、意外にも北海道とは無縁の機関車でした。

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北海道のC62形蒸気機関車終焉間近の昭和45年になって、糸﨑機関区からC6215、C6216の2両が小樽築港機関区へ転入。代わりに古参のC6232、C6244が廃車となりました。C6234と接点があるとすればC6215、C6216の2両なので、この2両の履歴を追ってみると、C6216の昭和43年の鷹取工場での全般検査の際に先輪・動輪・従輪・主台枠をC6234のものと交換、右主連棒をC6218のものと交換との記述を発見。さらに昭和45年に苗穂工場で炭水車・先台車・従台車を廃車になったC6232のものと交換したという記述がありました。さらに小樽築港機関区で動輪のタイヤを取り換えて日が浅かったC6232、C6244の動輪をC6215、C6216に振り替えたとの記述もありました。どうやらこのC6234の動輪はC6216が履いて北海道に渡って来たことは間違い無いようです。

それにしても晩年のC6216の足回りは他機からの振り替え品ばかりで構成されていてオリジナル部品はむしろ少なかったのですね~。

因みに僚機C6215についてはやはり渡道に際して苗穂工場で炭水車・先台車・従台車をC6244のものと交換されていますが、動輪はオリジナルだったようで、東京駅の丸の内地下コンコース「動輪広場」に飾られているC6215の動輪にはしっかりC6215の刻印が刻まれています。

まあどーでも良い話でした。

そういえば今日はハロウィーンでした。

今更ながらHappy Halloween!。

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10月15日日曜日。雨のち晴れ。朝は14℃、日中は19℃。朝は結構な雨が降っていました。午後から天気が少し回復したものの終日20℃を下回って肌寒い1日になりました。

今日は雨の中、昨日から開催中の「第48回日本鉄道模型ショー2023」へ出かけて来ました。

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開催場所は例年通り大田区産業プラザ(PiO)1階大展示ホール。

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今年も参加企業は90以上ですが、例年入口近くに設置される大レイアウトが無くてガランとした感じ。雨のためか入場者数も少なめのようでした。

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最近はインターネットやSNSでいち早く新製品情報が入るので、一昔前とは違ってわざわざ展示会に出向かなくても済んでしまう事が多いのですが、現場で実物を間近で見たりメーカーさんと話をすることが出来るのは大きなメリットです。

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以下は私の興味のあるものをチョットだけ。

大きな32mmゲージのC622は垂涎のモデルですが77万ではとっ、とても手が出せません。眺めるだけ~。

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16.5mmゲージメーカーのエンドウではプラスチック製の小田急ロマンスカー3000形の試作品を展示。

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なかなか良さそうですが、こちらもプラ製とは思えない価格設定になっていました。

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東武のデラックスロマンスカー(DRC)の予告も出ていました。

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天賞堂の次期製品はダイキャスト製はEF81。サウンド付き。ブラス製はC62北海道型バージョン。こちらは予告のみ。

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天賞堂のプラスチック製品は小田急ロマンスカー7000形と国鉄157形が展示されていました。

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2024年新春発売とのことですが、だいぶ前から順延の繰り返し。果たして新春に発売されるでしょうか~。

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でんてつ工房では16.5mmと24mmゲージの急行型気動車を展示。あれっ、“でんてつ”ではない!?。

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24mmゲージは床下の作り込みもさすが。

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U-TRAINSでもキハ35やキハ55系列の気動車を多数展示。キハ54は完成品の発売が待たれるところ。

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こちらも最近は編成物の電車よりも気動車の製品化が主流!?。

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例年の如く会場での買い物はほとんど無いんですけど、まあそれでいいのです〜。

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あんなに降っていた雨は上がって帰り道は傘要らず。

普段の行いが悪いせいでしょうか~。

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10月6日金曜日。晴れ。朝は14℃、日中は24℃。湿度も低めで晴天。清々しい朝になりました。日に日に気温が下がって季節の進みが急に速くなりました。

今日のクリニックはやはり混雑気味。気温差のためか調子の優れない方が多いようです。こんな時はどうぞ無理をなさらずに。今日はA型インフルエンザの方も。

さて今日も夏の北海道行きのレポートを。

最終日の8月16日水曜日は比布駅へ行った後、まだ少し時間があったのでその先の塩狩峠(しおかりとうげ)まで足を伸ばしました。塩狩峠は、北海道上川郡比布町(旧石狩国)と上川郡和寒町(旧天塩国)の境にある峠。天塩川水系と石狩川水系の分水界です。

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私自身は昭和57年3月、まだ雪深い季節にこの地にあった「塩狩温泉」に泊まったことがあります。今や跡形も無し。

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でもサミットにある宗谷本線の塩狩駅の雰囲気は昔のままでした。

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かつては貨物列車が行違っていた長い構内。かつてD51形蒸気機関車の貨物列車やC55形蒸気機関車の旅客列車が青息吐息で上がって来たところ。

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2面2線の旅客用ホームは対面式ではなく2つのホームをずらして設けた千鳥式。跨線橋は無くて構内踏切で線路を横切ってホーム間を移動するタイプです。

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駅舎は40年余り前の学生時代に降り立った時と雰囲気は変わっていませんでした。

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出札窓口は塞がれて掲示板に。昭和59年には無人駅になったそうです。

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それでも時刻表を見ると上下約10本ずつの列車があります。素晴らしい!。懐かしいC55形蒸気機関車の写真も掲示されていました。

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そのうち踏切が鳴って13時08分発の名寄行の列車がやって来ました。

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車両は富良野線と同じJR北海道のH100形の単行。

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ここからは隣の和寒駅へは下るばかりです。

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足取りも軽やかに加速して坂道を下って行きました。

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列車が行ってしまうと、あとは周辺は静寂に包まれて時折鳥の声が聞こえるのみ。

続きはまた後日に~。

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10月5日木曜日。曇りのち晴れ。朝は17℃、日中は26℃。今朝は涼しかったものの日中は晴れて蒸し暑くなりました。

今日は休診日でしたが朝から歯科治療へ。どうも歯は私の弱点です。昼からは所用で外出しておりました。

さて今日も夏の北海道行きの続きを。

最終日8月16日は神居古潭で静態保存の3両の蒸気機関車と対面したのち、夕方の飛行機まで少々時間があったので旭川の北隣の比布町へ。比布駅に隣接する千島笹工芸館・北の竹工房を訪れることが目的でしたが、何と今日はお休みでした。

比布町は人口約3500人の農業の町。スキーといちご、そして「世界一大雪山がきれいに見えるまち」ということでした。駅頭には観光マップが掲げられていましたが、なかなか観光で立ち寄るところではないかな~。

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比布駅は宗谷本線のローカル無人駅で、昭和48年3月にC55形蒸気機関車を撮りに旭川から和寒までを往復して以来、幾度となく通ってはいましたが、地に足を着けたのは今回初めて。

現駅舎は2016年に改築されて新しい建物。

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昭和世代の方なら覚えておいでの方もいらっしゃるかと思いますが、かつて「ピップエレキバン」のテレビCMのロケに当駅が使用され、全国にその名が広まったことがありました。

今でも駅前には真新しい顔嵌めパネルが設置されていました。

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駅舎内には新駅舎完成の折の樹木希林さんからのメッセージも掲示されていました。

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当時の写真やエピソードも。

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ホーム側から見ると立派な駅名標が。旧駅舎に掲げられていたものを引き継いでいるそうです。

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両隣りにあった南比布駅、北比布駅は2021年3月に廃止されていました。

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ホームは2面2線。ホーム間の移動は跨線橋を使います。

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旭川~名寄間の宗谷本線は1時間に1本程度の列車頻度。比布駅には快速列車も停まります。1日100人程度の利用があるようですのでローカル駅の中では優秀。

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駅前にはかつてよく見かけた煉瓦造りの農業倉庫が残っていましたが、昭和53年には貨物取扱いは廃止されています。

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さてまだもう少し時間が有りそうなのでさらに北上します。ギリギリまで粘るね~。

続きはまた後日に。

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10月4日水曜日。曇り一時雨。朝は17℃、日中は21℃。今日は朝から雨降りになっていました。気温も低めでいよいよ秋が深まって来た雰囲気。

今日のクリニックは相変わらず混雑。突然秋が来たせいか、息苦しいとか動悸がするなんて方が多めでした。長引く咳の方が今日も何人かいらっしゃいましたが、報道でご存じのように咳止めが全国的に品薄状態。殆ど綱渡り状態だったのが、もはや綱渡りも出来ない状態です~。皆さん、かぜを引かないように頑張って下さい!?。

さて今日も夏の北海道行きのレポートを。

最終日の8月16日水曜日、旭川近郊の神居古潭で復元された旧神居古潭駅舎とホーム跡を眺めてから静態保存されている3両の蒸気機関車を見学。

駅舎寄り先頭は9600形の29638号機。

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1917年小倉工場製。なんと今年で106歳!。戦前から大館、酒田などで活躍していました。

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1944年に酒田区から函館区へ転属となり北海道入り。

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道内では函館区、倶知安区、苗穂区、室蘭区を経て1968年に名寄区へ。

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1969年名寄区で廃車となりここへやって来ました。北海道仕様切り詰めデフ。あまり特徴のない普通の北海道型9600形のようです。

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2番目はC57形の201号機。

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こちらは戦後の1947年三菱重工三原工場製。C57形のラストナンバー機です。唯一現存する4次型。

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当初から小樽築港区に配置されて道内の幹線筋で八面六臂の活躍。

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電化の進展により末期に旭川区へ転属となり同区で1969年廃車となりました。

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デフ上部が斜めにカットされ、ボイラー径が太く、密閉キャブ、船底テンダと1~3次型とは大きくスタイルを変え、後継のC59に近い印象の機関車です。

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かつては小樽築港区の機関車らしく重油タンクを載せ、前照灯を3つ付けた重装備で狩勝峠越えのロングラン運用にも使用されていました。ナンバープレートの数字配列は僚機C57200とともに独特です。

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3番目はD51形の6号機。

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1936年川崎車両兵庫工場製。総数1115両も造られたD51形のトップグループです。

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小樽築港区、追分区、旭川区、北見区などで活躍の後、1969年北見区で廃車となっています。

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製造以来大半を北海道ですごした機関車ですが、運転台の密閉化改造は受けていません。

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一次型で煙突からドームにかけてカバーが付いた半流線形(いわゆるナメクジ型)です。

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3機とも冬季はシートを掛けられて保管されているそうですが、基本的には屋外展示。3両とも錆が浮いてキャブ窓のガラスが割れたり雨垂れ跡が目立ったりして、だいぶくたびれている印象です。既に当地で保存展示されてから50年余り。何回か修復工事はされているようですが、今後の行く末が心配です。

帰りがけ、神居古潭の駐車場近くで平岩弓枝の文学碑を見つけました。神居古潭駅は平岩弓枝原作のNHK連続テレビ小説「旅路」の舞台だったそうです。

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石碑には「人生は旅路、夫婦は鉄路」の文字が刻まれていました。

う~ん・・・。

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10月3日火曜日。晴れのち曇り。朝は17℃、日中は26℃。朝はヒンヤリ。久しぶりに上着を来て出勤しました。

今日のクリニックはやっぱり混雑気味。特定健診・長寿健診の期間は今年は今月一杯まで延長戦。additional timeの割には予約がたくさん入っています!?。血圧や動悸の新患の方、健康診断の2次検査の方も多めでした。かぜ症状の方はチラホラ。高熱の方はいらしゃいませんでした。

さてまだ夏の北海道行きのレポートが残っています。

いよいよ最終日の8月16日水曜日、北海道美瑛町は曇り一時雨。朝は20℃、日中は28℃。

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朝食後荷造りをしてからチェックアウト。 まずは旭川近郊の神居古潭(かむいこたん)へ向かいました。神居古潭は石狩川が上川盆地から石狩平野に流れる境に位置する峡谷で、アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれて古くよりアイヌの聖地とされてきました。

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国道12号線から外れて石狩川に沿う旧道をしばらく行くとそこに駐車場。そこから対岸に向けて架かっている古い吊り橋が神居大橋です。

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現在の橋は1938年に架設されたものだそうで、その後も幾度か改修されているそうですが、ところどころ木が朽ちていて補修跡がいくつも。

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近くには「令和5年10月1日から令和6年3月27日まで通行止めで工事を行います」とか「一度に100人以上渡れません」とかいう看板も。歩けばそれなりに揺れるので、チョット不安になります・・・。

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元々は函館本線の神居古潭駅と国道12号線を結ぶ重要な橋だったのでしょうが、この区間の函館本線は線路改良のため廃線となって新線はトンネル内を通過することになり、また国道12号線にもバイパストンネルが完成したため、今では静かな場所にひっそりと架かっています。

橋の下は石狩川。石狩川は大雪山系の石狩岳にその源を発し、層雲峡から上川盆地に至り、旭川で忠別川、美瑛川、石狩平野に入ると雨竜川、空知川、幾春別川、夕張川、千歳川などと合流。札幌市で豊平川と合流して日本海にそそぐ流域面積全国第2位の1級河川です。

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揺れる橋を渡って対岸に渡ると、復元された旭川市の文化財である旧神居古潭駅舎とホーム跡。

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ここは1901年(明治34年)12月5日に簡易停車場として開業、1969年(昭和44年)10月1日に旭川駅 ~滝川駅間の電化・複線化に伴う神居トンネル新設等の線路付け替えにより廃駅となりました。

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旧駅舎は1989年(平成元年)に復元されてサイクリングロードの休憩所として利用されていましたが、現在はサイクリングロードは通行止め。

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そんな訳で周囲にはほとんど人影無く静寂そのもの。

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ホームは2面2線。

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駅名標は当時の物でしょうか。

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駅舎近くにはC57形130号機の動輪。C57形130号機は、蒸気機関車末期に旭川機関区の検査期限切れのC55形の代わりに、遠く宮崎機関区からショートリリーフで転入して来た機関車。旭川での活躍は僅か半年ほどでした。

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チョット気になるのは至る所に掲げられている「ヒグマ出没注意」の看板。

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さらに「マムシに注意」の看板も。

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「ヒグマとマムシならマムシの方がいいな〜」なんて考えながら周囲を散策。当初はこの辺りでランチにするつもりでしたが、ヒグマが臭いに誘われて出て来ても困るので予定を変更。

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ホームの外れには3両の蒸気機関車が静態保存されていました。今回ここに来た主な目的はそちらです。

長くなりそうなのでまた後日報告させて頂きます〜。

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9月27日水曜日。晴れのち曇り。朝は22℃、日中は28℃。今日は曇りがちで湿度が高めの一日になりました。

今日のクリニックはとっても混雑。胸痛、全身倦怠感、腹痛、新型コロナ感染後の長引く咳の方などなど。高熱の方は少な目でしたが、ご夫婦での高熱の方は限りなく新型コロナ感染の可能性が高いかと・・・。

ところで昨日26日、西武鉄道は東急電鉄と小田急電鉄からそれぞれ通勤車両を譲り受けると発表しました。 2024年度に小田急の8000形を西武国分寺線に、25年度以降に東急の9000系を西武秩父線など4支線で走らせる計画だそうです。

下の写真は西武鉄道の新2000形。国分寺線でも活躍中。

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下は小田急の8000形。1983年から1987年に導入された現役の小田急車両の中では最古参の鋼製車両。

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下は東急の9000系。1986年から1991年に導入されたステンレス車両で東急の量産車で初めてVVVFインバータ制御を採用。かつては東横線などで活躍していましたが、現在は全編成が大井町線の運用に就いています。

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大手私鉄間の車両の譲渡は極めて異例でビックリ!。

特に小田急8000形は小田急現役車両の中では最古参で既に廃車も出ている車両です。2002年から車体修理、2003年以降はVVVFインバータ制御方式への改造も併せて進められ、リニューアル工事が完了しているとは言え、中小私鉄ならまだしも大手私鉄に売却譲渡されるとはあまりにも意外でした。

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総数は減らしつつも現在でも各駅停車から快速急行まで八面六臂の働き。

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わが江ノ島線でもお馴染み。下の写真は鶴間駅です。

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最後の小田急アイボリーを纏った車両です。

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小田急8000形と東急9000系の共通点は、ともに省エネルギー性能の高い「VVVFインバーター制御車両」で使用電力を半分に抑えられる「サステナ車両」であること。西武鉄道では全車両に占める割合が約7割にとどまり、関東の他の大手私鉄より低いのが課題だったそうで、新たに造るより二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えられるメリットがあるのだそうです。

気になるのは西武に移籍後の塗色。「黄色い」8000形登場と相成るのでしょうか~。

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9月26日火曜日。晴れのち曇り。朝は19℃、日中は28℃。昨日よりは気温が上がったものの引き続き秋らしい陽気になりました。一年中このくらいの気温だと良いですね。

今日のクリニックはとっても混雑。月末近くだからか、涼しくなったからか、久しぶりにいらっしゃる方がチラホラ。かぜ症状の方はそれほど多くはありませんでした。長寿健診・特定健診の予約はパンパンに入っているので検査はバタバタです。

さて今日も夏の北海道行きのレポートの続きを。

8月15日火曜日は朝のうちに「青い池」と「旭岳散策コース」を巡って昼には美瑛まで戻って来ました。美瑛の隣駅の美馬牛(びばうし)駅近くの住宅地の中にある喫茶店ゴーシュさんで小休止。

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ここは本格的なこだわり自家焙煎のお店。以前来た際には運悪く休業日でしたので、今回はリベンジでの訪問。

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少しくらい遠くても通いたくなるお店ですが、ちょ、ちょっと遠すぎ~。

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英気を養ったところで美馬牛駅に立ち寄って見ました。奥に見える赤い屋根が駅舎ですが駅前広場は驚くべき広さ。何だか幌馬車がやって来そうな雰囲気!?。

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この地に北海道官設鉄道十勝線(富良野線の前身)が開通したのは1899年(明治32年)のことですが、当初ここには駅は開設されず、1926年(大正15年)になって開設された富良野線の中では比較的新しい駅です。それでも歴史は小田急線如きには負けません。

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時刻表を見てみたら、ローカル線にもかかわらず上下11本もの列車が設定されていて、下手な道内の他の本線筋よりも列車頻度が高いかも。

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しばらくすると上り線ホームに12時17分発旭川行きが到着。車両はJR北海道H100形気動車でした。H100形は2018年2月に先行試作車が登場。2019年から量産されて2020年3月から函館本線で運用が開始された新鋭車両です。富良野線では2023年3月18日から全普通列車に投入されたばかり!。

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発電用ディーゼルエンジンで発電してモーターを動かす電気式気動車。要するに走行機器については“電車”です。

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やがて構内踏切の警報音が鳴りだして、下り線ホームに同じく12時17分発の富良野行きが到着。ここで上下列車の交換です。

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ホームは2面有りますが対面式ではなくて2つのホームをずらして設けた千鳥式。下り線ホームから上り線ホーム側の駅舎への移動は構内踏切を渡らなければならないので、下り列車からの降車客は両列車が発車するまで踏切待ち。

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一足先に上り旭川行が発車。エンジン音が大きくてとても“電車”の発車ではありません。

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上下列車の一瞬の並び。

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前面の一部はFRP、車体は台枠以外は軽量ステンレス。それでもディーゼルエンジン、モーター、さらにバッテリーも積んでいるので42トンと軽くはありません。

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でもパワフルで加速は昔の気動車とは比べ物になりません。

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上り列車が遠ざかると、やがて下り列車も発車。

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昔は当たり前だったローカル単線での列車交換。ローカル線の廃線や列車頻度の減少で見る機会はほとんど無くなってしまいました。久しぶりにローカル線を堪能させて頂きました。

続きはまた後日に~。

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9月11日月曜日。曇り時々晴れ。朝は25℃、日中は31℃。朝は湿度が90%以上あってムシムシ。天候が不安定との予報でしたが、何とか雨は降らずに持ち堪えてくれました。

今日のクリニックは朝から混雑気味。先週末、台風の影響で来院出来なかった方が数人。夏の疲れのためか体調を崩されたご高齢の方がチラホラ。かぜ症状の方の中には高熱の方も。

8月28日~9月3日の新型コロナ感染症定点把握のデータを見る限り、全国平均、東京都、そして神奈川県でもまだまだ増加の一途を辿っています。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月13日日曜日はオホーツク海側サロマ湖東側の常呂町でサイクリング。その後網走方面へ向かいましたが、途中で茫洋たる湿地蒂が見えて来ました。秋になると(ちょうど今頃です!)真っ赤に色付くサンゴ草で有名な能取(のとろ)湖です。

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湖岸に沿って、1987年に廃止になった旧国鉄の湧網(ゆうもう)線(中湧別駅で名寄本線から分岐してサロマ湖、オホーツク海、能取湖、網走湖の沿岸を通って網走駅に至る路線)の線路跡がサイクリングコースになっていました。国道沿いのサイクルステーションの能取駐車場で一休み。

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そこからしばらく走ったところ、卯原内(うばらない)駅跡で蒸気機関車を発見!。

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湧網線を走っていた9600形蒸気機関車でした。1913年~1926年にかけて770両造られた貨物列車牽引用の機関車です。

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9600形のなかの444号機がこの49643号機。1920年(大正9年)8月生まれなので今年で満103歳。

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兵庫の川崎造船所で誕生してしばらく東北地方で活躍したのち、1944年7月に北海道に渡って来ました。

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北海道では当初から1970年3月31日付で廃車になるまでずっと北見機関区に配属されていました。

機関助手側のナンバープレートの横には「ボイラ59696」の小プレートが残っていましたが、59696号機は同じく北海道で活躍した機関車で1974年3月25日付で稚内で廃車になっています。ボイラを交換した??ってことでしょうか。

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テンダー(炭水車)は古典的なタイプ。

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デフレクターは前端を切り取られ、典型的な北海道タイプの機関車です。

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国鉄最後の蒸気機関車は近代機ではなくて、意外にも北海道追分機関区に入れ換え用に残った無骨な大正生まれの老兵9600形でした。速度は出なくても力持ちで末期まで愛用されたようです。

後ろには旧型客車オハ47508。1987年3月に湧網線が廃止になってからほどなく搬入されたのでしょうか。

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車内に入ると、木製の床、ニス塗りの壁、モケット張りの背もたれ、文字通り紐を編んだ網棚、北海道用の二重窓・・・。う~ん、懐かしくて涙が出そう!?。

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2両とも雨ざらしで保存状態は良くありませんでした。行く末がとっても心配~。

さてこれから網走へ急ぎますが、続きはまた後日に~。

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8月31日木曜日。晴れ。朝は26℃、日中は33℃。いい加減に暑さの話題ももう飽きた・・・って感じですね~。

昨夜は大和市休日夜間急患診療所の当番でした。やはり発熱の方が多め。新型コロナウイルス感染症のセルフチェックで陽性になって受診する方や当センターでの迅速診断キットで陽性が判明した方など、新型コロナウイルス感染症がまだまだ席捲した状況が続いています。その他、感冒、喘息、尿管結石の方などなど。

さて今日8月31日木曜日は休診日でしたが、自宅の工事(何と漏水です~)のために終日在宅しておりました。家も古くなると人間と同じように・・・!?。

そんな訳で今日はチョッと古くなってしまいましたが6月25日日曜日の浜松行きの続きを。

遠州鉄道に乗って終点の西鹿島まで。ここで接続する天竜浜名湖鉄道に乗って掛川へ出て、そこから新幹線で帰るのも良いかと考えていましたが、遠州鉄道に乗っていて途中で気になるものを発見したので急遽来た道を引き返すことに。

上り電車は2007号編成は2017年導入の新しい車両。

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運転台はワンハンドルマスコン方式。

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単線で2両編成とは言え、沿線は宅地が多くて乗車率もまずまずですが、「遠鉄グループ」の連結売上高に占める鉄道運輸収入は1%に満たない状況だそうです。

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さて新浜松と西鹿島の中間付近にある遠州西ヶ崎駅まで戻って来ました。来るときに構内北側に留置されていた古い電気機関車を見つけて、これを見に戻って来たのでした。

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ナンバープレートには「ED28 2」の文字。

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武骨な構造は相当古そうですが、錆が浮き出ることもなく、よく手入れされています。

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ホーム南側の改札口を出て、機関車を反対側から眺めてみることに。

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小型機とは言っても近くから見ればそれなりの大きさです。

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調べてみると、出自は1925年11月に豊川鉄道 電機50形50、及び鳳来寺鉄道 電機51形51として英国のイングリッシュ・エレクトリック社より輸入新造された2両のうちの、豊川鉄道 電機50形50 のようです。

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素性は由緒正しき英国紳士でした。

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1943年8月に戦時買収により豊川鉄道及び鳳来寺鉄道が鉄道省に編入されたため、鉄道省の機関車に。さらに戦後は国鉄の機関車となりました。1952年には形式をED28形に変更。番号は元鳳来寺が ED28 1 、元豊川が ED28 2となりました。

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その後、1956年にED28 1 が国鉄で廃車となり近江鉄道へ譲渡。1959年にはED28 2 がやはり廃車となり遠州鉄道へ譲渡され、国鉄での形式消滅となりました。

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譲渡後は1960年2月5日からED28 2 が遠州鉄道で運用開始。形式・番号とも国鉄時代のまま引き継がれました。以後、遠州鉄道に来てから丸63年。1925年の生誕からは今年で98年。稼働状態で現存している日本国内の鉄道車両としては唯一の英国製電気機関車です!!。

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ナンバープレートの上部には遠州鉄道の社紋が掲げられていましたが、さすがにイングリッシュ・エレクトリックの製造銘板は残っていないようでした。

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検査標記を見ると今年の年末まで検査期限が残っているようです。「休車」の札が掲げられているのは休車扱いにして検査期限の延長をはかっているのかもしれません。

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線路に面して遠鉄の社宅があり、たまたま通りかかった住人の方に許可を得て階段の踊り場から撮影させて頂きました。

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そんな訳で、斜め上からのカットも撮れました。

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パンタグラフは比較的新しい電車用のPS16でしょうか?。

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後方には砂利運搬用(?)のホッパ車、ホキ800が3両留置されていました。2000年にJR東海から購入した車両だそうです。これらの貨車を牽くのはED28 2以外に機関車はありませんから、今でも夜間の工事列車には現役で使われているのでしょう。

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気になるのは2023年12月と記されていた検査期限。休車期間分が多少延長になったとしても、次の検査を受けさせてもらえるかどうか・・・。何とか100歳を元気で迎えて欲しいものです。

次の新浜松行きで新浜松へ戻りました。1007号編成。

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新浜松にはちょうどお昼時に帰って来ました。

浜松と言えば・・・やはりウナギでしょう!?。浜名湖養魚漁協直営店はリーズナブルな価格でとっても美味。繁盛店でした。

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帰宅後に「モノクロームで綴る昭和の鉄道風景」(諸河久著)を眺めていたら・・・。

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1974年に山形交通で撮影された兄弟機の写真がありました。兄弟だけにそっくり。

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こちらは1974年に廃車後上山市のリナワールドという遊園地に保存されましたが、2012年11月には撤去されてしまったそうです。

鉄道車両の一生もそれぞれ物語があるのは人間と一緒です~。

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8月29日火曜日。晴れ。朝は26℃、日中は33℃。日本列島は台風9号、10号、11号のトリプル台風に囲まれていますが今のところ当地は直接の影響は無し。ただし朝からムシムシするのは台風の影響??。

今日のクリニックは朝から混雑気味。大和市長寿健診・特定健診は枠を広げて頑張っていますが、既に10月前半まで一杯です。かぜ症状の方、熱の方が多くなって来ました。当院は待ち時間短縮のため予約制とさせて頂いていますが、内科の性質上緊急性の高い方や体調の悪い方を優先させて頂くことがあるため、必ずしも時間通りに診療が進まない場合があります。そんな訳で予約であってもお待ち頂くことが多々あります事をご承知おき下さい。ましてや予約外で受診される場合はかなり時間を要す場合があります。さらに発熱している方や新型コロナ陽性の方は時間帯を分けて診察させて頂いております。一般の方の診療が終了してからになりますので、正確な時間のお約束など出来るはずがありません。お待ちになれない場合は当院の受診はご遠慮くださいませ~。

さて今日は北海道行きの続きを。

8月12日土曜日は津別町の旧国鉄相生線の北見相生駅跡にある道の駅に立ち寄ってお昼にしました。ここにはかつての北見相生駅のホーム、駅舎以外に、国鉄時代の気動車キハ22形、客車スハフ42形、広幅雪かき車キ700形、他、貨物3両の貴重な車両が保存されていました。

南端には広幅雪かき車キ700形。何じゃこりゃ!?っていう“顔”ですね。

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キ700形は、1926年(大正15年)にアメリカのジョルダン社から2両を輸入して、これを参考に1927年(昭和2年)から国産化した広幅雪かき車。

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計24両が使われていたそうですが、私は実際稼働しているところを見たことはありません。見れば見るほど実用本位の無骨な姿です。「旭」の文字は国鉄旭川鉄道管理局の所属であることを示しています。黄色い帯は時速65km以上で走れないことのマーク。

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本線ではなく広い駅構内や車両基地などの除雪に使われていたそうで、その形態から見てもとてもスピードが出そうにはありません。

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後ろの円筒形の筒はウイングを開閉するためのエアタンクでしょうか。古風な戦前製の台車(TR20?)を履いています。

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右側の台枠上に「日本国有鉄道旭川工場昭和33年改造」の銘板。

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すぐ脇には同じく昭和43年改造の銘板が有りましたが、元の新製時の銘板は見当たりませんでした。一体いつ頃から働いていたのでしょう。

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キ700形雪かき車は道内にのみ6両保存されているそうです。朽ち果てないうちに見ておかないとね~。

北海道まで来て観光もせず何をしているのかって?。いや~、こちらが本業ですから!?。

続きはまた後日に~。

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8月28日月曜日。晴れ時々曇り。朝は26℃、日中は32℃。まだまだこれからも暑い日が続く予報。うんざりですね~。

今日、週明けのクリニックはとっても混雑。新型コロナに感染後から長い間咳が続くなんて方がチラホラ。さらに先週くらいからかぜ症状を呈している方が多くなりました。今日の夕方になって、ついに当院周辺の薬局では咳止めが底をついてしまったそうで・・・。こっ、困った~。

さて今日は北海道行きの続きを。

8月12日土曜日の北海道弟子屈町の天気は曇りでしたが、気温が低くてとっても楽でした(朝は16℃、日中は21℃でした!)。朝はのんびりと周辺を散策。下は見渡す限りのソバの花。

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こちらはビートでしょうか??。

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戻って健康的な朝食を頂いてからゆっくりとチェックアウト。

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今日は弟子屈から阿寒横断道路(国道241号線)を阿寒湖方面へ。曲がりくねった峠道を下って阿寒湖畔へ辿り着きました。阿寒湖畔は川湯温泉と同様かつての賑わいは無く、閉鎖された大型ホテルが目につく状態。阿寒湖は過去に何度も来ていることもあって、写真の1枚も撮らずにそのまま素通りすることに。

さらに車で20~30分走ると津別町に入って「道の駅あいおい」が見えて来ました。ちょうどお腹も空いて来たので、ここでお昼にすることに。

敷地内に入るとあちこちに「クマヤキ」の宣伝。ちょっと気になりましたがまずはお昼ごはん。「幻の摩周そばを使った十割そば」の謳い文句に誘われて「なめこおろし」にしましたが・・・。

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気を取り直して、名物「クマヤキ」とやらに挑戦。たんにタイ焼きの鯛の形が熊の形になっているだけかと思いきや・・・。

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これが意外に(失礼~)美味でびっくり。暖かいものと冷やしたもの、さらには中身にも多々バリエーションがあって結構はまってしまう危険も!?

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そしてもう一つ、ここは廃線になったかつての国鉄相生線の終点北見相生駅の跡地。当時の駅舎が残っていました。「カフェ」の看板はありましたが今は営業はしていないようでした。

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相生線は石北本線の美幌駅からここ北見相生を結んでいた36.8kmの単線非電化の盲腸線でした。

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元々は釧路 ~美幌間を結ぶ釧美線(せんびせん)として計画されましたが、並行して走る釧網本線が先に完成したことによって意義が薄れて頓挫したそうです。

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蒸気機関車の時代、昭和50年に石北本線に乗って美幌まで来たことがありましたが、当時は9600形蒸気機関車が1往復の貨物列車を牽くだけだったため素通り。昭和53年には美幌で1泊したことがありましたが、やはり時間が無くて素通りしてしまったことが、今となっては悔やまれます。

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当時の時刻表を見ると、ローカル線とは言え6往復も列車があったんですね~。今は幹線でももっと少ない路線が道内にはいくらでも・・・。

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さて構内には当時の車両たちも保存されていました。こちらは次の機会に紹介させて頂きますね~。

続きは後日に~。

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8月25日金曜日。晴れのち曇り。朝は26℃、日中は33℃。

今日のクリニックはそれなりに混雑。動悸や息切れ、全身倦怠感の方は相変わらず多め。かぜ症状の方も少なくありませんでした。

本日発表された新型コロナウイルス感染症の定点把握データでは、全国では8/7~13の期間で14.16と前週に比較して一旦減少したかに見えていましたが、8/14~20の期間は17.84と再度上昇に転じました。これは8/7~13の期間はお盆期間で休みの医療機関が多かったためで、今回のデータはお盆前より更に増加していました。神奈川県も同様に11.55から15.06と増加していました。ピークアウトまではもう一息(!?)でしょうか~。

さて今日は引き続き北海道行きのリポートを。

8月11日金曜日は摩周湖の第一展望台、第三展望台を巡ってから川湯温泉側へ降りて、まずは川湯温泉駅に立ち寄ってみました。

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もちろん川湯温泉駅も無人駅になっていますが駅舎は昔のまま残っていました。学生時代に来たときは川湯駅でしたが、1988年に川湯温泉駅に名称変更されています。

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駅前は寂れて商店すら見当たらない状態になっていましたが、駅舎内ではレストランが営業していました。

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時刻表を眺めると釧路方面6本、網走方面5本のみ。通勤・通学にも観光にも利用するのは難しそう・・・。

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構内の足湯は今も健在でしたが、今日は暑過ぎるせいか利用者無し。寒い時にはありがたいんですけどね~。

下の写真は釧路方面を見たところ。かつては貨物扱いをしていたので広~い構内。

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そして網走方面。今はやって来る列車は1~2両編成がせいぜいですから、こんなに長いホームは要りません。

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列車は当分来ないのでとっても静か。駅頭で一休みしてから次へ向かうことにします。

続きはまた後日に~。

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8月20日日曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は34℃。連日の猛暑日続き。

今日は朝から友人と待ち合わせてお台場まで。東京ビッグサイトで開催された第22回国際鉄道模型コンベンションへ行って来ました。りんかい線「国際展示場」駅で下車。東京ビッグサイトまでの10分弱の道程で着く頃には汗だく。

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入口を入ってから会場までがまた遠くてね~。

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企業出展(模型メーカーや出版社、工具や部品メーカーなど)が約50、モデラー出展(個人やクラブ・学校などの団体など)が約70。

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その他、トークショーや講演、セミナーなどのイベントが盛り沢山で、コロナ禍の制限が解除になったこともあって例年以上に盛況。

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今年のテーマは電気機関車。会場に入ると内外の電気機関車の写真展。さらに精巧な電気機関車の模型作品群が展示されていました。

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学校や模型クラブによる大きなレイアウトがいくつも。

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でも今では16.5mmゲージは少数派。主流は9mmゲージです。

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以下は少数派の16.5mmゲージのメーカーの新商品を。選択はあくまでも私個人の好みですので悪しからず~。

天賞堂ではプラ製の小田急ロマンスカー7000形。予告が出てからずいぶん経ちますが・・・。

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ブラスのC57はお召の1号機と180号機。秋には発売予定。C62の2、3、15号機の発売も発表されました。

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カツミからはEF80。

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キハ183形も悪く無さそう。

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エンドウからはマニアックなDD53形。

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プラ製の小田急ロマンスカーSE、SSEも完成間近。

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12mmゲージ中心のModels IMONのコーナーでは過去の製品がズラリと展示されていました。

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マニアックな小物を売るメーカーも多数参加。

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でも最も子供たちに人気があったのはプラレールのコーナーかな~。

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大きい方は人が乗れるサイズ。

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圧縮空気で走る「本物」も。

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帰りはお台場に寄り道して友人とランチ。

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冷房の効いた高層階から見る風景は綺麗ですが。

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暑そうで外へは出たくない・・・。

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帰りもやはり汗だくになりながら都会の喧騒を潜り抜けて帰宅~。

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8月4日金曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は35℃。

台風6号は沖縄付近で迷走しつつ進路は東へ。お盆前くらいにこちらへやって来そう。ヤバいかも。

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今日のクリニックは朝から結構混雑。来週の金曜日は山の日で祝日ですし、当院は来週木曜日からお盆休みで入るので、念のために「早め」にお越しになった方もいらっしゃったようです。中には「長い休みで羨ましい」なんて仰る方も。連続8日間休むのは間違いありませんが、木曜日の休診日2日と日曜、祝日を絡めているので、純粋にエキストラで休むのは4日間のみ。どっ、どうぞお許しくださいませ~。

下の写真は先日小淵沢駅で遭遇した小海線のキハE200形。この車両は2007年に世界で初めて営業用として投入されたハイブリッド式鉄道車両。

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発電用ディーゼルエンジンで発電した電気と充電した電気を利用して走行します。駅停車時はアイドリングストップによりエンジンは停止。はたして電車なのか気動車なのか・・・。電気で走るという点では電車です!?。

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3両が量産先行車として製造されて小海線に配置されました。全国でたった3両、ここでしか見られない貴重な車両です。

しばらくすると重厚なエンジン音を響かせながら発車して行きました。音はやっぱりディーゼルカーです。

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今宵は市内某所で納涼会を兼ねての大和市医師会移動理事会。

これから行って参ります〜。

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8月3日木曜日。晴れ。朝は27℃、日中は34℃。今日も今日とて厳しい暑さでしたが、徐々に慣れて段々と普通に感じられるようになって来ました!?。

今日は休診日。午前中は所用で近所に外出。

暑さの中でもセミは元気。ミンミンゼミの姿を見つけましたが、スマホ撮影ではこれが限界。

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午後からは有楽町まで。

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コンクリートジャングルの中でも・・・。

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緑があるとホッとします。

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今日は電気ビルの1階にあるカツミ模型店へ。

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こんなモノを入手(見る人が見れば判る!?)。

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下は昭和53年に西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)で撮影した写真。こんな編成を再現したいのです。

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夢は膨らむものの実現性は??。

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7月25日火曜日。晴れ。朝は24℃、日中は33℃。今日も朝からグングン気温が上がり、午前11時頃には既に33℃のプラトーに達していました。残されていた山口県含む九州北部の梅雨明けも本日無事に発表され、日本列島は全て夏本番に突入~!。

今日のクリニックは朝から混雑。暑いにもかかわらず長引くかぜ症状の方がちらほら。巷にはコロナ以外にもウイルスが蔓延していて、マスクを外したことによって流行に拍車を掛けているのかも。大和市特定健診・長寿健診は当面予約でパンパン。既に9月末頃まで埋まって来ました。ご希望の方はどうぞお早めに~。

さて今日は久しぶりに“鉄”の話題。

最近、鶴間駅に停まる電車で下の写真の“顔”を見ることが無くなったことにお気付きでしたでしょうか(ただし鶴間駅を通過する10両編成の電車にはこの“顔”は残っています。)。

下の写真は2021年に廃車された1753F編成。

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江ノ島線の各駅停車は6両までしか停まれない駅が多いので6両編成の限定運用。近年はこの小田急1000形6両編成のうちオリジナル車4編成とドア幅が広いワイドドア車6編成が江ノ島線で運用されていました。

下は2021年11月に引退した1756F編成。

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ワイドドア車はラッシュ時の乗降をスムーズにするため2000mm幅のドアを採用しましたが、期待ほどの効果が無く、逆に座席数が減ってしまったので、他車と同じ1600mmドアに改造されました。車体のドア開口部はそのままだったため、ドアが開いていても左右各200mm引き残しがあります。

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中は1600mm幅に合わせた内装が施されているので引き残したようには見えません。

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5000形の増備によりみるみるうちに廃車が進み・・・。

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気付いた時には風前の灯に。

下の写真は2022年5月に引退した最後のワイドドア車1754F編成。

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2022年5月に最後まで残っていた1754×6が廃車になり1000形ワイドドア車は消滅。オリジナル車1454Fも2022年8月には引退して、こっそりひっそり江ノ島線での各駅停車仕業は消滅したのでした。

引退1周年を記念しての話題でした~。

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7月16日日曜日。晴れ。山梨県北杜市の朝は23℃、日中は34℃。前夜に山梨県北杜市入り。

早朝はいつもの様に散歩に。朝は渡る風は涼やかで爽快でした。

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付近では聞き慣れないセミの声。エゾゼミ?。

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付近で抜け殻を見つけましたが、成虫は姿を見せず。

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午前中は清里の個人宅にお邪魔。庭先の木陰でランチを頂きました。標高1000m以上あるはずですが、それでもさすがに今日は暑い~。

2匹の犬たちも暑そうでした。

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ランチ後は近くの清里フォトアートミュージアムへ。

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田舎道をゆっくり進むと忽然と立派でモダンな建物が出現。

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知ってて来た訳ではありませんが・・・。

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ちょうどこの時期7月7日から「鉄道愛」展が開催されていました。

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内外の写真家の作品とジオラマの展示。

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館内は特定の写真家の作品を除いて撮影可。

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中にはボタンを押すと煙が出るギミックが楽しいジオラマも。

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8月5日には製作者が来館されて蒸気機関車が運行されるそうです。

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こちらは木曽森林鉄道と東洋活性白土「くろひめ」でしょうか。

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展示内容はもちろんですが建物もとっても立派。

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ゆったりと寛げるスペースも完備されていて・・・。

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ゆったりまったり出来そうでした。

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日が傾いて来ても厳しい暑さは継続。

明日も暑さが続く予報です~。

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7月15日土曜日。曇り。朝は27℃、日中は30℃。 日本海北部にある梅雨前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で厚い雲に覆われ湿度は終日60〜80%代。朝から近所ではミンミンゼミが鳴いていました。世の中は今日から3連休。

今日のクリニックは混雑。今日も、フラフラする、体調が悪い、食欲が無い、なんて方がたくさん。かぜ症状の方も少なくありませんでした。こんな暑い時は血圧はむしろ低くなる方が多いのですが、春からの健診で血圧が引っ掛かった方が何故か複数受診され、検査でチョッとバタバタしました。

診療終了後は事務処理を済ませてから早々に退散。町田から横浜線で八王子へ。

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八王子では峠のシェルパEH200の姿が。

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ここから何とか「あずさ33号」に乗り継げました。

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小淵沢には早くも16時53分着。

小淵沢駅上の展望デッキからは雲が多いながら南アルプスと・・・。

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八ヶ岳の稜線が見えました。

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この連休は八ヶ岳山麓で過ごします〜。

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7月12日水曜日。晴れのち曇り。朝は27℃、日中は35℃。梅雨前線は太平洋高気圧に押し上げられ、関東地方は高気圧の只中。昨日に引き続き猛烈な暑さに見舞われました。

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今日は東京都八王子市では39.1℃を観測。10日に山梨県大月市で観測された38.7℃を上回って今年全国で最も高い気温を更新しました。都心では37.5℃まで。

今日のクリニックは午前中ちょっとした混雑。やはり暑さで体調の悪い方が多い様です。食欲不振で受診されたご高齢の方は、胸のレントゲンでチャンとした炎症所見がありました。単なる脱水として対応していれば見逃すところ。こういう時こそ気を引き締めて診療に当たらねばなりません。午後からは余りの暑さに皆さん出控えているのか、とっても平穏でした。

あす13日(木)は前線が南下するため曇りがちで雨が降りやすそう。その分気温は低くなるようですが、湿度は相変わらず高いので引き続き熱中症にはご用心下さいませ〜。
帰宅時に今年初めてニイニイゼミの声を聞きました。

さて今日はチョッと古いネタになってしまいましたが、6月25日日曜日の浜松行きの続きを。

早朝にJR浜松駅を散策したのち、今度はJR浜松駅の北西側に近接する遠州鉄道の新浜松駅へ行ってみました。遠州鉄道は新浜松と西鹿島を結ぶ単線17.8km、18駅のローカル私鉄です。

ここにも「出世大名家康くん」が。近代的な高架駅です。

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入場券を買おうとしたら「入場券のご用意は無いので最短区間の140円の切符を買って下さい」とのことでした。わざわざ入場券を買って電車を見に来るヘンな人は殆どいないのでしょう。独自のICカード「ナイスパス」というのがありますが「Suica」「TOICA」「PASMO」などの他の交通系ICカードは使えません。

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ホームに上がって見ると昔から見覚えのある赤い電車。1000形です。1983年から1996年までに7編成14両製造。

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車体中ほどに「遠」の文字をあしらった古風な社紋。

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そこへ2023年1月から運行開始した「家康公ゆかりの地 浜松」をPRする「家康くんラッピング電車」が入線して来ました。

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車両は1999年から増備されている2000形電車です。2000形電車は8編成16両。1000形も2000形も元は「赤」ですが遠州鉄道ではラッピング電車が約半数を占めています。「家康くんラッピング電車」もその内の1つ。

正面には恐れ多くも「葵の御紋」が掲げられています。

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側面には大きく「家康くん」が。

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金の浜松城も登場。

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車内に目を移すと紫色と葵の御紋でラッピングした「殿シート」。

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シルバーシートの向かい側で、シルバーシートそのものではありません。「ご自由にお座りください」とは書いてはありますが・・・チョッと座りにくいかな~。

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朝食のため一旦ホテルに戻り、チェックアウト後に終点まで往復してみることにしました。

終点の西鹿島までは480円。所要時間は32~33分です。

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ローカル鉄道には珍しくワンマン運転ではなく車掌さんが乗っています。運転間隔も12分間隔の高頻度。やって来たのは「遠鉄不動産ラッピング電車」でした。これで終点まで。

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終点の西鹿島駅は遠州鉄道の終点駅ですが、天竜浜名湖鉄道の中間駅でもあり、両社の共同使用駅になっています。一見古そうに見えますが、昭和54年築とか。

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駅の北側には車両工場。

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工場脇には「JAとぴあラッピング電車」。

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南側には車庫。車庫の緑色の車両は「サーラグループラッピング電車」。

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ちなみにラッピング電車は上記の4本の他に「創立80周年記念ラッピング電車」「エヴァンゲリオンラッピング電車」「e-Line Rラッピング電車」の計7本。

さてここから天竜浜名湖線に乗って掛川まで行こうかと考えていましたが、チョッと途中で気になるものを発見し、来た道を引き返すことに。

長くなってきたので続きはまた後日~。

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7月9日日曜日。曇りのち晴れ。朝は26℃、日中は31℃。天気が悪くてムシムシの日曜日になりました。今日も梅雨前線の活動が活発な状態が続き九州北部や中国地方で非常に激しい雨になった様です。

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昨夜大阪入りして本日午前中に所用を済ませましたが、西から雨雲が迫って来ている様でしたので、用事が済んでからそそくさと帰宅の途に就きました。

新大阪駅では切符売場が長蛇の列に。朝から山陽新幹線は大雨のため小倉〜広島間が運転見合わせになっていました。新大阪駅では新幹線に乗り込む前にチョットだけ関西の車両たちに挨拶を。

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途中、関ヶ原辺りでは雨が降っていましたが東進するにつれ天気は回復。山陽新幹線も午後1時には運転再開した様でした。

折角ならもうチョットゆっくりしてくれば良かった!?。

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7月8日土曜日。曇り。朝は24℃、日中は30℃。出勤時には小雨がパラついていました。天気予報では8日~9日は九州北部~北陸中心に過去最大級の大雨の恐れがあり土砂災害など厳重警戒とのこと。いよいよ梅雨末期!?。

今日のクリニックはほどほどの混雑。土曜日は平日はお仕事をされている現役世代が多いので受診者の平均年齢は低め。そのためか受診者数が多くても淡々と診療が進んで昼過ぎにはひと段落しました。午後はチョットのんびり。

診療終了後は所用で大阪まで。日が長い季節、明るい内に新大坂駅に到着しましたが、はずれの20番線に500系の姿を発見。山陽新幹線の「こだま」運用です。

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かつて2012年10月7日に乗車してレポートしたことがありましたが、折角の機会なので(!?)急遽約10年ぶりに1駅だけ(新神戸まで)乗ってみることにしました。

500系はJR西日本が山陽新幹線の飛行機との競争力を高めるために320km/h対応として設計・計画。1996年1月から1998年12月にかけて16両編成9本が製造されました。

残念ながら2010年2月28日に定期「のぞみ」からは引退。現在残っているのは8両編成に短縮された6本。山陽新幹線の「こだま」運用のみに使用されています。

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高速性を追求した尖った戦闘機のようなスタイル。既に登場から四半世紀も経つのに洗練されたスタイリングはまだまだ通用します。新幹線車両の中でも今もって人気はピカイチ。

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高速性重視の車体断面は円形に近くて車内空間は他形式よりも狭い構造。

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先頭車は先細りになっているので運転台直後の乗降ドアがありません。

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自由席は先頭車の末端以外は2-3の5列シート。

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指定席は元グリーン車の2-2の4列シート。

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そして極めつけの新大阪寄りの「超特別シート」は10年前と同じく健在でした!。

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先客が居なかったのでチョットだけ座って見ましたが、下り列車では後ろ向きになってしまうので今一つでした。

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今度は上り列車に乗らなければなりません。

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後継車両が既に廃車されてもまだ現役で活躍中。当面廃車の予定は無い様ですが、経年的にはそろそろ心配です。

新大阪に戻ってチェックイン。

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6月29日木曜日。晴れのち曇り。朝は24℃、日中は32℃。関東地方は今年一番の暑さになりました。東京や神奈川で33℃を上回ったところも。東京では午後3時時点で21人が熱中症で搬送されたそうです。

今日は休診日。午前中から所用で外出。その足で都内まで。チョッと有楽町のカツミ模型店に立ち寄りました。3月末に移転して現在は有楽町電気ビルの地下1階。

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今日の収穫は国鉄の荷物車マニ60。荷物列車は1986年(昭和61年)11月のダイヤ改正で廃止されているので、若い方には馴染みが無いかもしれません。

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写真は東海道線湯河原付近で撮ったEF58牽引の荷物列車(昭和51年撮影)。

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残念ながら高級ブラスモデルではなく安価なプラスティック、中国製です。でも侮るなかれ、室内灯も尾灯も標準装備。車輪の転がりも良好で、実際に走らせるなら重いブラスモデルよりもはるかに実用的。

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この手の荷物客車は古い客車からの改造なので、種車によって形態は千差万別。資料、文献を漁って、実車に近いナンバリングをしていくつもり。

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その後は新宿へ。新宿西口では小田急デパートの建物がカバーで覆われて解体中。

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新宿ではウォーキングシューズとPC消耗品を購入。

ウォーキングシューズは最近随分寿命が短い気がします。①良く歩いているから、②いつも安物を買うから、③歩き方が悪いから、④体重が増えたから。・・・願わくば①であって欲しい~。

今日は新宿駅近をウロウロしただけで暑くてバテました。

写真は暑さの中でひと際元気なハイビスカスの花。

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ハワイで撮った・・・と言いたいところですが、駅前の銀行の植え込みです。

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6月26日月曜日。曇り時々晴れ。朝は23℃、日中は28℃。今日も朝から気温が高めでムシムシ。特に午後からの患者さんの中には汗だくの方も。

週明けのクリニックは結構混雑。今日はかぜ症状の方は少な目でしたが、動悸、息切れ、全身倦怠感の方はちらほら。たまたま肺がん検診で写真を撮ったら肺野に異常所見が見つかった方も。無症状でも時々検査はしておかないとね~。

厚生労働省は先週23日、全国約5000の定点医療機関から報告された12~18日の新型コロナウイルスの患者数が1医療機関あたり5.60人だったと発表しました。前週比1.10倍で増加傾向が続いています。

報道でご存じかと思いますが、現在沖縄県の感染状況が深刻化しているようです。他の地域も時間の問題!?。検査キットや解熱剤を準備して軽症の方やリスクの無い方は医療機関への受診を控える様にして頂けると宜しいかと。もちろん発熱などの症状がある人はイベントや飲み会に出かけてはいけません~。

さて今日は6月4日日曜日の山梨県北杜市行きの続きです。

帰りに竜王駅に途中下車して貨物移動機を眺めた後、次の上り電車を待っていると列車通過の案内放送。遠くから縦型ライトが見えたので、てっきり特急「あずさ」のE353系かと思いましたが、それにしてはライトの位置が低い?。目を凝らして見ていたら、JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」でした!。

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2017年(平成29年)、同社の顔となるフラッグシップトレインとして登場。「クルーズトレイン」とも呼ばれる列車のひとつです。

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お上品な程よいスピードで静かに通過していきました。中の様子は外からでは伺い知れず。一体どんな方たちが乗っているのでしょう。

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私も登場時にパンフレットを取り寄せてみたことがありました。

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その時は最低でも2泊3日で1人70万(ただし2人で申し込み)以上の価格設定だったかと記憶しています。その時はパンフレットを持つ手がわなわなと震えました。

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コロナ禍で大幅値下げ!・・・なんてことは無いでしょうかね~。

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今年の年末ジャンボで3億円当たったら来春は四季島で旅に出ようと思います。もちろん本ブログでご報告致しますので乞うご期待!?。

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6月25日日曜日。晴れ時々曇り。朝は23℃、日中は29℃。雨こそ降りませんでしたが晴れたり曇ったりでスッキリしない天気。相変わらず湿度が高くてジメジメ。

さて昨夜は浜松に投宿。朝はいつものように早朝に覚醒してしまいました。カーテンを開けると晴れているのか曇っているのか・・・。

下が浜松駅。上は遠州灘。

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朝食前に駅前を散策。JR東海の浜松駅北側はバスロータリーやタクシー乗り場、駅ビルやホテルなど正面玄関としての施設が揃っています。

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現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」のポスターや広告が至る所に。北口駅前には浜松市マスコットキャラクター「出世大名家康くん」のオブジェが。ちょんまげはウナギ、袴はピアノの鍵盤。う~ん、個人的にはチョッと・・・。

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一方南側は勝手口風(失礼~)!?。

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入場券を買って駅構内へ。

JR東海在来線の代表選手313系がいました。1999年から製造された近郊形電車です。

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上品なお顔立ちで好きな車両の1つです。1999年度グッドデザイン賞受賞。

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一方、国鉄時代の1985年から製造されていた211系もまだ健在。JR東日本区間の東海道線では2012年4月に既に運用を終了しています。

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貨物列車も本数が多くて、頻回に結構なスピードでコンテナ貨物が旅客ホームを掠めて行きます。

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さて浜松には遠州鉄道という私鉄もありますので、そちらも見に行きましょうか。

でもちょっと長くなって来たのでまた後日に~。

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6月23日金曜日。曇り。朝は18℃、日中は24℃。今日は雨が降りそうで降らない一日でした。朝は肌寒く感じましたが日中は気温が上がって汗ばむ気温に。

今日のクリニックは午前も午後もかなり混雑。天候不順で体調を崩された方が多かった様です。「日中の暑さで窓を開けたまま寝たら・・・」とか「冷房をかけたまま寝たら・・・」なんて方も。旅行から帰って来てから調子が悪いなんて方もいらして、久しぶりに診療時間超過~。

さて今日は6月4日の山梨県北杜市からの帰りの話。日野春駅で普通列車の甲府行きに乗って帰途に就きましたが、まだ早めの時間でしたので前々から気になっていた貨物移動機を見るために、途中、甲府駅の1つ手前の竜王駅で途中下車することにしました。

ちょうどEH200に牽かれたコンテナ貨物が入れ替え作業をしているところでした。

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EH200は2001年から2011年にかけて25両製造された直流電気機関車。愛称は一般公募によって「ECO POWER ブルーサンダー」と命名されています。

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いやいや、今回の途中下車の目的はEH200ではなく、コンテナ貨物列車の引き込み線の端に数年来留置されている小型の貨物移動機です。

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近付いて見るとかなり長い間留置されている様子。

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昔は殆どの駅で貨物の取り扱いをしていたので、全国各地にこの手の貨物移動機はあったはずですが、中小の駅での貨物扱いが廃止になって気が付けばとんと見かけなくなってしまいました。

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銘板には「福島 協三工業 昭和38年」と書いてあるように見えますが・・・。協三工業は福島市にある鉄道車両メーカー。自重10トン、最大牽引車数換算16、最高速度15km。右側のH.17-1が検査期限だとすれば期限が切れてから既に18年も経っています。このまま朽ち果ててしまうのでしょうか。

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中央線に乗るたびに竜王駅に留置されている貨物移動機が気になっていましたが、面会を果たしたことでチョッとすっきりしました。

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ちなみに後輩の現役機は同じ協三工業 昭和48年製の20トン機。

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こちらも今や貴重品。駅構内外れの収納庫にもう1両(おそらく同型機?)が収納されていました。

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ほとんどの方にはどうでもいい話で申し訳ありません~。

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6月15日木曜日。曇り時々雨。朝は22℃、日中は25℃。今日も今日とて天気が悪くて蒸し暑いこの時期らしい一日でした。   

今日は休診日。昼前からウォーキング兼ねて隣町まで。歩いているとじんわりと汗が・・・。

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ランチは以前に行ったことがあるお蕎麦屋さんにしようかと思いましたが、11時過ぎに行ってみたら何とシャッターが閉まっているではありませんか!。やむなく近くの中華料理店で麺類を選択。日本そばから中華そばになってしまいましたが、これはこれで満足~。

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でも後で調べたら最初に行こうとしていたお蕎麦屋さんは11時30分開店で、まだ開店前でシャッターが閉まっていただけでした。とほほ~。

ランチ後はそのまま所用のため新宿までトンボ帰り。帰りには雨に降られました。

さて、今日は電車の話題を。今や小田急江ノ島線各駅停車の主役と言えば3000形6両編成ですが、昨年末からリニューアル化が進められています。“鉄”ではないほとんどの普通の方はお気付きになっていないでしょうが、3265×6編成(2022年11月)を筆頭に、3266×6編成(2023年2月)、3268×6編成(2023年3月)の3編成が既に活躍しています。

何が変わったかって?。目立つところでは、前照灯、尾灯がハロゲンからLEDタイプに代わっています。遠くから近付いて来ると白い光になりました。

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チョッとマニアックな話ですが、新宿方先頭車の電気連結器が撤去されて他の編成と連結して営業運転をすることが出来なくなりました。今後は小田原線の町田以西や江ノ島線、多摩線を中心に単独運用に就くということでしょう。

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外観で目立つのは新5000形と同じように車両番号が車端部上部に追加されて見やすくなったこと。

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室内では全車両に車椅子・ベビーカースペースの設置されました。

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もちろん車外行先種別表示装置はフルカラーLED化されています。

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その他、床下では制御装置や補助電源装置、電気圧縮機などが更新て、省エネ仕様になったそうです。

老朽化して来た車両をこまめに現代仕様にリニューアルして大事に使う・・・。人間も部品交換してリニューアル出来るといいんですけどね~。

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5月30日火曜日。雨のち曇り。朝は19℃、日中は24℃。湿度が高くてジメジメと蒸し暑い一日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑。昨日は雨で出控えていた方々が今日は出て来られた様です。“月末までに・・・”なんて方も多かったようで、午後になっても混雑が続きました。

さて今日は5月5日の続きを・・・。

伊予大洲から内子へ移動。内子駅は新幹線かと見紛う程立派な高架駅で駅舎は高架下にありました。

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かつて内子線は予讃線の五郎駅から分岐して内子駅に至る盲腸線でしたが、1985年に向井原駅から内子駅までの予讃線支線区間が開通してからは、予讃線の短絡ルートに組み込まれて特急列車が行き交う路線となりました。伊予大洲駅のホームに掲げられていた路線図をご参照下さい(再掲)。

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駅前ロータリーの真ん中には、かつて盲腸線だった時代に使われていたC12形蒸気機関車が鎮座していました。

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C12形蒸気機関車は簡易線向けに作られた軸重が軽くて運転コストが安い小型機関車。かつての内子線のような距離の短い盲腸線にはピッタリ。

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製造は昭和7年(1932年)から昭和15年(1940年)までと、戦後の昭和22年(1947年)に鉄道省(国鉄)向けが282両、鉄道省以外に納入されて後に鉄道省に引き継がれたものが11両、計293両製造されています。

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石炭や水を積み込む炭水車(テンダー)は付いていないタンク式機関車。水は両サイドのタンクに抱え、石炭は運転台後部に背負っています。

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炭水車の付いているテンダー式機関車に比べると積める水も石炭も少ないので、補給無しに遠距離を走ることは出来ません。でもその分小回りが利いて軽量。運転席から後方の視界も良好です。

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この231号機の履歴を辿ると、名古屋の日本車両で1939年9月21日に誕生。仙台、小牛田、長町、会津若松、福島など、主に東北南部で活躍の後、1969年7月12日付で宇和島へ転属となっています。

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その後、内子線で活躍した様ですが、四国の輸送近代化は全国の中でも早くて1970年(昭和45年)3月限りで蒸気機関車は全廃されています。最後まで残ったのが牟岐線、鳴門線、そして内子線だったのでした。

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従って活躍期間は短くて1970年(昭和45年)3月で引退。四国での活躍は僅か8か月程度だったようです。帳簿上は1970年5月28日付で廃車になっています。

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内子線最後の蒸気機関車ではありますが、無煙化直前のショートリリーフだったようで・・・。

さて内子の街へ向かいますが、続きはまた後日に~。

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5月22日月曜日。晴れのち曇り。朝から20℃、日中は26℃。天気は下り坂。湿度が60%以上あって蒸し暑い一日でした。

週明けのクリニックは朝から混雑。この週末でかぜをひいた方が多かったようです。「マスクを外した途端にかぜひきました」なんて方も。長引くしつこい咳に悩まされている方も少なくありません。またまた黄砂がやって来るようですので当面マスクは必要かも!?。

さて今日は先週日曜日に岐阜まで出かけた時の続きを。名和昆虫博物館の帰り、JR岐阜駅のペデストリアンデッキを歩いていたら赤い電車を見つけました。

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近づいて見ると元名古屋鉄道のモ510形電車でした。

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古風だけど優雅な容姿。

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流線形、5枚窓がモダンです。

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この電車の最大の特徴が楕円形の戸袋窓。

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現役当時は「丸窓」「丸窓電車」と呼ばれていました。

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元を辿れば1926年(大正15年)に当時の美濃電気軌道(美濃電)が日本車両で5両新製した半鋼製四軸ボギーの車両。

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道路との併用軌道はもちろん専用軌道でも力強く走れる足回りです。

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岐阜周辺で実に80年近くにわたって現役を続けていましたが・・・。

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2005年(平成17年)3月に岐阜600V線区全廃に伴って廃車となりました。

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その後2006年(平成18年)6月より金(こがね)公園(岐阜市)で静態保存されていましたが、2019年(令和元年)11月に現在の場所に移設されたそうです。廃車後も保存会の方々のご尽力で荒廃することなく綺麗な保存状態が保たれています。感謝の念に堪えません~。

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それにしても大正時代の電車が21世紀になっても走っていたとは奇跡ですね。

残念ながら、そんな電車に私自身は乗る機会を失しました。残念。

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5月15日月曜日。雨のち曇り。朝は15℃、日中は18℃。朝から結構な降りでした。気温も低めで肌寒い一日でした。

週明けのクリニックは午前中はそれなりに混雑気味でしたが、午後からは平穏。カゼ症状が長引いている方がいらっしゃいます。寒暖差にお気を付け下さいませ~。

さて今日はゴールデンウィークの続き。5月4日は大洲に泊まり、翌日5月5日は曇り時々雨の生憎の天気でした。旅先の常として早朝に覚醒。散歩がてら伊予大洲の駅へ。

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ここはJR四国の予讃線の駅。

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昔からの木造の駅舎や跨線橋が大切に使われていました。

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ここには昭和57年8月に宇和島から来て降り立ち、翌日松山に向けて乗車しているはずですが・・・。

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全く記憶にございません・・・。むしろ新鮮で困惑!?。

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国鉄時代には似たような駅が全国に多数ありましたからね~。

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当時は予讃線の内子経由の短絡線は開通しておらず、伊予長浜経由の海岸沿いを松山へ向かったはず。内子経由の短絡ルートの開通は国鉄末期の昭和61年3月のこと。

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さて時刻表を見ると6時02分発の伊予長浜経由松山行き、その後6時10分発の内子経由の特急「宇和海」松山行きが来る様です。ホームには長浜経由伊予市行きの表示を出したキハ54が停車中。

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おそらく当駅始発の6時52分発の列車になるのでしょう。

跨線橋上で列車を待ち構えていると・・・。

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大洲城をバックにキハ54の2輌編成の普通列車がやって来ました。

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休日の朝のこととてお客は部活の高校生たちが主役。

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乗車せずにホームのベンチで待っている“大人”たちは後続の特急で松山へ急ぐ人たちでしょう。

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その後、後続のN2000系ディーゼル3輌編成の特急「宇和海」がやって来ました。

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N2000系は最高速度130km/hのハイパワーのディーゼルカー。

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四国山地を越えるために急カーブに強い振子式で、1995年から1998年にかけて16両が製造されました。もう登場から四半世紀を過ぎますが、まだ斬新に見えます。

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ホームに残っていた人たち全員が車内に吸い込まれて、短時間のうちに慌ただしく発車して行きました。

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特急「宇和海」を見送ってから今度は大洲城へ。

城内から見下ろすと眼下に肱川にかかる鉄橋が見えました。

♬ 城跡から見下ろせば蒼く細い川~♬・・・なんて口ずさみながら、伊予大洲6時34分の内子経由松山行き普通列車をキャッチ。

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キハ54+キハ32×2の3輌編成が渡って行きました。

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チョット長くなって来たので続きはまた後日に~。

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5月1日月曜日。曇りのち晴れ。朝は16℃、日中は21℃。ゴールデンウィーク期間、狭間の仕事がある日に限って良い天気(チョッとひがみ根性が出ています!?)。

今日は“あくまで”平日ですが、朝の電車はとっても空いていました。乗っている方もリュックやスーツケースの方が多くて・・・。勤労意欲が削がれます。

当院はもちろん通常通りの診療日。開院以来20数年というもの連休の狭間で休んだことは有りませんが、「今日はやってますか?」という問い合わせを結構頂きます。もちろん「やってますよ~」。

今日のクリニックは午前中はそれなりに混雑しましたが、午後からは平穏でした。ゴールデンウィーク期間であっても特別なことはなく淡々と診療。明日も平穏であってくれればと願うばかりです。

さて昨日の続き。4月30日日曜日の朝、赤倉観光ホテルで目覚めると前夜からの雨は激しさを増していました。もちろんいつものように朝6時からの大浴場には朝一番で行き、朝食を済ませて雨が小康状態になるのを待ちましたが、雨だけではなく霧も深くなるばかり。

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これでは合羽を着ても周辺の散策は無理。諦めてチェックアウトすることに。妙高高原駅は学生時代にスキーを担いで降り立って以来。かつてスキー列車が首都圏や中京圏から続々と到着していた頃の賑わいは全くありません。

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妙高高原発10時52分のしなの鉄道で長野へ。車両は今や貴重な存在の国鉄型車両115系でした。

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懐かしいボックス型シートはモケットこそ張り替えられていたものの昔のまま。揺れやモーター音も“国鉄型車両”そのものでした。

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長野駅には11時35分着。着く頃には雨は殆ど上がっていました。真っ直ぐ帰るのも勿体ないので久しぶりに善光寺詣りをすることに。「115系に引かれて善光寺詣り」・・・です。

まずは門前の蕎麦屋さんで腹ごしらえ。信州なので咄嗟に「更科蕎麦」にしてしまいましたが、どうも高級な更科蕎麦は上品すぎて苦手かも。自分には田舎蕎麦の方が合っているようです。

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食後はいよいよ善光寺の参道へ。まず見えて来たのが仁王門。

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それをくぐると、うわっ、凄い人出!。

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インバウンドの方々も帰って来て下さったようで・・・。見えて来たのは山門。

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山門は1750年建立の国の重要文化財だそうです。

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山門に掲げられている「鳩字の額」。三文字の中に鳩の姿が五羽隠されている!?。さらに「善」の字は牛の顔に見えるそうですが・・・。

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ややっ、確かに・・・。

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山門をくぐると大きな本堂が目の前に。

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現在の本堂は1707年の再建で国宝です!。久しぶりの拝観でしたがやっぱり本堂は巨大!。

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本堂の裏手に回って見るとこちらは人影疎ら。緑が綺麗でした。

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帰りにチョッと脇道を覗くとこちらはとっても静か。

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少々疲れたので、途中で脇道に逸れて発見した蔵をリノベしたカフェで一休み。蔵の入り口は狭くて、太ると入れなくなるかも!?。

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本格コーヒーとどら焼きで小休止。美味でした~。

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参道の店々を冷やかしながら長野駅に戻ればもうタイムリミット。かつては仏閣駅舎が有名でしたが、長野新幹線開業と同時に現在の近代的な駅舎に様変わり。近代的過ぎてどうも・・・。

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長野発15時42分の「あさま624号」に乗車すれば東京駅に17時20分着。

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長野駅発車時はガラガラでしたが、軽井沢駅でドッと乗り込んで来てたちまち満席に。東京駅は例によってとんでもない混雑でした。

1泊2日のショートトリップはこれでおしまいです。

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4月29日土曜日。晴れのち曇り。朝は16℃、日中は22℃。花粉は「少ない」。

ゴールデンウィーク初日。空港、高速道路、鉄道はコロナ禍前、あるいはそれ以上の混雑になったようです。先週まで「そんな中をわざわざ出かけなくてもね〜」なんて家人と話ししておりましたが、日が近付くにつれてそわそわして「やっぱり・・・」。土壇場で急遽出かけることにしました。何と優柔不断なことでしょう。

観光地で人混みに揉まれるのはイヤなので、以前2016年のこの時期に訪れた日本最古の映画館、高田世界館を再訪して、前回は館内の見学のみで実際に観る時間が無かった映画を観て来ることにしました。高田って?、そう新潟県上越市の高田です。観光地では無いのでたぶん混雑しないでしょう。

東京駅はさすがに大混雑でした。東京駅9時32分発の「はくたか557号」に乗車して上越妙高駅に11時23分着。

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そこから11時37分発の妙高はねうまラインに乗り換えて高田駅11時43分着。

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以前の訪問時も連休中にもかかわらず人影少なくのんびりした雰囲気でしたが、今回も駅前も街中の商店街も閑散としてゴールデンウィークとは無縁の雰囲気でした。

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高田の街には雁木(がんぎ:積雪下でも通行出来るように町家の庇を長く張り出して下を通路としたもの)が多く残っていますが、駅から10分ほど歩いたところの雁木の下に高田世界館の看板が見えて来ました。

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奥を覗くと突き当りに入口。大人1700円ですが、私は60歳以上のシニアで1200円でした。館内見学のみは500円。

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高田世界館は1911年(明治44年)に芝居小屋「高田座」として開業。その5年後の1916年(大正5年)には「世界館」と改称されて常設映画館となったそうです。外観はモダンな洋風建築です。

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朝一番の10時からの上映が終わって次の上映が始まるまでの20分間に館内を見学。ロビー中央の小豆色の扉が入口です。遮音性は低いので上映中は静粛に~。

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扉を開けて中へ入ると・・・。

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天井の高いレトロな空間が広がります。

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見上げるとアール・デコ調のニス塗りの天井。

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中央には1741~1871年に越後高田藩を治めた榊原氏の家紋が掲げられています。

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ロビーの両脇にある急な階段から2階へ。2階席があるのは元々が芝居小屋だったからだそうです。2階席の椅子は大正時代のものを張り替えたもの。

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1階は140席、2階は41席。

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2階中央部の小部屋が映写室。中には35mm上映用の映写機が2台。

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さて今日は13時からの「ニューシネマパラダイス」を観て来ました。映画のストーリーも映画館の栄枯盛衰と映画好きの少年の人生を重ね合わせた物語で、ここで観るのに相応しい映画でした。

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終了後は3時過ぎに高田駅へ戻って・・・。

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15時36分発の妙高はねうまラインで上越妙高・・・では何故か下車せずに妙高高原まで乗車。

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あれっ!?。続きはまた後日に~。

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4月18日火曜日。曇り。朝は9℃、日中は18℃。花粉は「やや多い」。

今日のクリニックはとっても平穏でした。特に午後からは予約外で受診される方が少なくて、最近に無くゆったり診療出来ました。皆さんこんな日に来て頂ければ良いのですが、開院から22年も経つのに未だに混雑する日としない日の予測は困難です。

さてちょうど1か月前の3月18日には多くの鉄道会社でダイヤ改正が実施されました。2月に白川郷へ行った際に乗車したJR東海の特急「ひだ」も旧来のキハ85系が全面撤退して新しいHC85系に全て置き換えられているはず。ちょっとネタが古くなってしまいましたが、2月の白川郷行の際に新旧両者を乗り比べて来ましたのでその際のレポートを。

まず行きに乗車した特急「ひだ3号」は真新しいHC85系。

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製造から30年以上が経過して老朽化したキハ85系の置き換え用として2022年7月1日に特急「ひだ」でデビューしたばかりで、まだピカピカです。

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HC85系はJR東海では初めてのハイブリッド気動車。エンジンで発電した電力と蓄電池の電力とを組み合わせてモーターを回し走行します。「HC」は“Hybrid Car”の意味。ハイブリッド方式の鉄道車両としては国内初の最高速度120km/hの営業運転を実現しています。

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電車なのか気動車なのか微妙な車両ですが、記号には気動車の「キ」ではなく電車と同じ「モ」が使用されています。

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床下機器はとても電車「モ」とは思えない構造物が・・・。

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車内の案内表示器には、その時の動作状況が表示されています。客用ドア開扉時にエンジンを停止するアイドリングストップ機構が搭載されています。

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まるでプリウスみたい!?。

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乗り心地は旧来のディーゼル特急とは比べ物にならないくらい快適でしたが、やはり多少のエンジンの騒音と振動は避けられないため、電車ほどの静粛性は期待出来ません。

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編成はグリーン車の有無による2種類の4両編成と2両編成の組み合わせ。昨年12月からは富山行にも充当され、今年7月には特急「南紀」にも充当される予定。

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高山駅では西側の側線に引退間近の先輩格キハ85系の姿が・・・。

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さて2月12日の帰りに高山から名古屋まで乗車した特急「ひだ12号」は旧来からのキハ85系。

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キハ85系は老朽化したキハ82系気動車の置き換えおよび所要時間短縮のために開発されて、1989年2月18日から特急「ひだ」で営業運転を開始した車両。

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車両軽量化とメンテナンスフリーのため、車体はステンレス鋼を用いた軽量構体で、先頭車は実用的な貫通型とスタイリッシュな非貫通型の2種類。1989年のグッドデザイン賞を受賞しています。

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当時としては珍しく小型で高出力のアメリカのカミンズ社製輸入ディーゼルエンジンが採用されました。

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ハイブリッドのHC85系と違ってこちらは生粋のディーゼル特急ですので、エンジンの騒音と振動はそれなりに満喫出来ます。

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私の中ではまだまだ「新車」でしたが、いつのまにかデビューから34年も経っていたとは・・・。

新旧交代も止むなしですね~。

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4月6日木曜日。曇りのち晴れ。朝は16℃、日中は21℃。花粉は「少ない」。

低気圧に伴った前線に向かって南風が吹き込み、朝から気温が高めで風が強い一日でした。

今日は休診日。所用で朝から三軒茶屋まで出かけて来ました。小田急線で豪徳寺駅で下車して最寄りの世田谷線山下駅から久しぶりに世田谷線に乗り換え。

たまたまやって来た電車は「幸福の招き猫電車」でした。

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これはもちろん沿線の招き猫発祥の地である豪徳寺に因んだもの。初登場は2017年9月の玉電開通110周年記念イベント時だそうで、一旦2018年9月までで運行終了となりましたが・・・。

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運行再開の要望があって、今度は玉電から世田谷線になって50周年の記念企画として2019年5月12日から一部リニューアルの上で復活したんだそうです。

車内に乗り込むと床には足跡!。

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つり革は招き猫になっています。チョッとした遊び心が楽しい~。

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現在、世田谷線はこの300系電車2両編成10本により運行されていますが・・・。

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今日出会った車両は招き猫以外はたまたま寒色系が多かったものの、赤、黄、オレンジなどもあり、同色のものは一つも無くて全て色違いだそうです。

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帰りは運動を兼ねて三軒茶屋から下北沢まで歩いてからランチ。小田急線で帰って来ました。

風は強いけど一所懸命歩くと汗だくの一日でした。これから前線の通過に伴って天気は下り坂。週末は気温が下がるようで・・・。

本日、畑正憲さん(ムツゴロウさん)の訃報が飛び込んで来ました。若い頃にその著書や写真集の数々に触れさせて頂いて感銘を受けておりました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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3月20日月曜日。晴れのち曇り。朝は5℃、日中は18℃。花粉は「やや多い」。

休みの狭間の月曜日、今日のクリニックは午前も午後もとんでもない混雑に!。おとといの土曜日が冷たい雨だったからでしょうか、体調の優れない方、胸痛の方、動悸の方、咳が止まらない方、さらには花粉症デビューの方や明日が祝日であることを急に思い出した(!?)方まで。

特に午後は時間帯によっては予約外の方は2時間以上お待たせしてしまったかも〜(^^;;

スタッフ一同かなり頑張ったつもりですが、診療終了は久しぶりに夜7時を大きくまわってしまいました。もっ、申し訳ございません〜。

さて、昨日の池袋からの帰りは副都心線の池袋駅へ。前日の3月18日から相鉄車両の乗り入れが開始されています。

下は池袋駅構内のポスター。7社局の記念乗車券も発売されていたようです。知らなかった~。

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ホームの案内表示に「相鉄線直通」の文字発見。

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路線図には「湘南台」や「海老名」の駅名も入りました。

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やって来た相鉄20000系は和光行き。神奈川から東京を縦断して埼玉へ到達する・・・。う~ん、画期的なことです!。でも定位置の手前で停止してしまったようで停止位置の修正に時間がかかっていました。相鉄車両に不慣れのせい!?。

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ヨコハマネイビーブルーの車体には「そうにゃん」と「のるるん」の記念ステッカーが貼られていました。

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さて私が乗ったのは湘南台行き。池袋駅で「湘南台」の標示を見るのは不思議な感じです。

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やがて紛れもない相鉄20000系がやって来ました!。

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車内広告は当然ながら相鉄沿線モノが中心で、池袋、渋谷、東急沿線にはチョッと合わない内容。

せっかくなのでこのまま湘南台まで行ってみようかとも思いましたが、終点までの所要は1時間11分。そこからまた小田急で戻ることを考えると・・・。

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う~ん、新線区間の乗車は次の機会にしました。そこまで筋金入りの“鉄”ではありませんので~。

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軟弱に明治神宮前から千代田線経由小田急で帰宅~。

今週は水曜からしばらく天気が優れないようなので明日は貴重な晴れ間になりそうです。

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3月19日日曜日。晴れ。朝は5℃、日中は15℃。花粉は「やや多い」。昨日の真冬の気温から一転、朝から青空が広がり、朝は寒かったものの日中は春の陽気が戻って来ました。

今日は朝から池袋へ。東京芸術劇場で昨日から開催されている池袋鉄道模型芸術祭を覗きに行って来ました。久しぶりです~。

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例年の如く屋外では本物の蒸気機関車が走行。

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業界団体の主催ではなく特定非営利活動法人日本鉄道模型の会の主催なので、メーカーの新製品や商品の展示、販売は有りません。

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その道の愛好者個人や模型クラブ、学校などの団体による作品やレイアウトの数々。

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力作が沢山。観客はもちろん出展者も楽しんでいる雰囲気が良いです。

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ジオラマ展示が多い関係でNゲージが主体。

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いつかは自分でもと思いながら・・・。

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現実には技量もスペースも時間もなかなか・・・。

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まあ、目の保養ということで~。

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3月18日土曜日。曇り時々雨。朝は8℃、日中は9℃。花粉は「少ない」。前線が冷たい空気を引き込み終日気温が上がらず。真冬並みの冷たい雨の1日になりました。

咲き始めた桜の開花も足踏み。

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今日のクリニックは比較的平穏。天気が悪いし寒いので、こんな日は出掛けたくないですよね~。健康診断で引っ掛かって受診された方は年度内に受診するように勤め先から促されたとか。季節柄か春からの就職先に提出するための健康診断書や証明書を所望される方も。今日は発熱の方はいらっしゃいませんでした。

さて本日、全国で春のダイヤ改正が実施されました。大和市がチョッと絡む全国区レベルの話題は何と言っても相鉄・東急新横浜線開業でしょう。

下は先日相鉄の横浜駅で配布していたチラシ。相模鉄道のキャラクター「そうにゃん」が拳を握りしめて「相鉄線の大進撃、さあ行こう」。気合が入っています。

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相鉄車両が東京メトロ副都心線、目黒線、南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道線、東武東上線に乗り入れ。実に6社局にまたがる大型ネットワークの誕生。これは画期的なことです!。

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基本的な運転系統は、相鉄本線が東急目黒線と直通し、相鉄いずみ野線が東急東横線と直通。東武東上線との直通運転も日中時間帯に毎時1本が運行されます。川越市~新横浜間は直通で1時間半です。

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相鉄線沿線から都心への利便性が向上することはもちろん、東急線や東京メトロ、東武東上線沿線から東海道新幹線アクセスが改善。それに伴って新横浜始発の新幹線も新設されました。

でも・・・う~ん、運転経路が複雑過ぎて“鉄”な私にも良くわからん!?。まずは、習うより慣れろ!?・・・ですね。

さてもう一つ今回のダイヤ改正で関係するのが「鉄道駅バリアフリー料金」の加算。国土交通省が令和3年12月に創設した「鉄道駅のバリアフリー化により受益する全ての利用者に薄く広く負担を頂く制度」だそうです。

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これは実質値上げ。毎日電車を使う身にとってはそんなに“薄く”もないです!?。まあ使途がバリアフリー化に限定されているし、当方明らかに受益者ですので止むを得ないかな~。

今宵はどうかお風邪を召されない様にお気を付け下さいませ~。

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3月12日日曜日。晴れのち曇り。朝は8℃、日中は19℃。

昨夜福岡入り。今日は朝から第87回日本循環器学会学術集会に参加して来ました。

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2020年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されてからオンライン中心の開催だったので3年振りの現地開催です。今日は3日間開催の最終日。

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会場は博多湾に面したマリンメッセ福岡 A館、同 B館、福岡国際会議場、福岡サンパレスの4か所。

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プログラムは23会場+ポスター会場や展示会場に分かれて朝から夜までビッチリ~。

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モーニングレクチャーは何と7時10分スタートですが流石にそれはチョッと・・・(^^;;。

それでも9時には会場入りして頑張って演題を聴いて来ました。

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大学を離れてから(≒開業してから)早くも22年。時々アカデミックな空気に触れておかないと、既にサビかかっている知識が完全にサビちゃいますからね〜。

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それに循環器専門医の資格を維持するためには毎年の学会参加がほぼ必須。私自身は昨年4月に専門医資格を更新したばかりなので、過去5年間に取得した単位はキレイにリセットされています。また新たに5年間頑張って単位を取得しなければなりません。

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学術集会、教育セッション、医療安全・倫理に関する講演会の単位をそれぞれ取得して、やれやれ会場を後にしようとすると「歩いて帰ろう!」の看板。さすが循環器学会!。

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でも博多駅30分はチョッと・・・。バスを使わせて頂きました。申し訳ありません~。

帰りにはもちろん博多駅に立ち寄って・・・。

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JR九州の個性的な面々にご挨拶を済ませてから空港へ。

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帰りは福岡15時55分のJAL320便で東京17時35分。満席でした。

羽田へのアプローチは都心を横切るルートで、左手に皇居や国会議事堂。

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さらにレインボーブリッジを望んで、ほぼ定刻に着陸しました。

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帰りもタヌキ顔のA350-900でした。

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この週末も慌ただしく終わってしまいました。

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3月5日日曜日。晴れのち曇り。夜になって雨。朝は6℃、日中は11℃。

今日は午前中は大阪の新梅田シティのホテルで開催された内科の講演会に出席させて頂きました。コロナ禍で長いことウェブ中心で開催されていたので、会場で生の講演会を聴くのは久しぶり。やはり現場で聴くと熱の入り方が違うかも!?。

講演会が終わって大阪駅へ。このエリアは元はダイハツや東芝の工場跡地で、大阪駅、梅田駅とは広大な梅田貨物駅や梅田貨物線で分断された場所でしたが、再開発によってモダンなエリアに変身。現在、梅田貨物駅跡地の広大なエリアはまだ大工事中ですが、完成の暁には「うめきた」エリアは一体化するそうです。

下の写真は空中庭園のある梅田スカイビル。

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ここから徒歩で大阪駅に向かう際には、広大な梅田貨物駅跡地や梅田貨物線の下を通る古い通路をいまだに通らねばなりません。夜は通りたくないかも!?。

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通路を抜ければグランフロント大阪。下の写真は南館。ここは2013年に竣工しています。

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2011年7月に来た時にはまだ工事中でした。

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そして聳え立つ大阪駅。ここまで徒歩10分くらいでしょうか。

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大阪ステーションシティは2011年5月に開業。

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もう10年以上経ったとは・・・。

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上に上がって眺めると、まだまだ開発工事の真っ只中。

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下の写真はやはり2011年7月の写真。この時はまだ梅田貨物駅が健在でした。

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いつものように関東では見かけないJR西日本の電車たちに挨拶してから新大阪から新幹線に乗車。

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車窓は伊吹山あたりまでは晴れていましたが・・・。

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次第に雲が厚くなって富士山は雲の中。そのうち雨が降り始めました。

でも花粉時期の雨は嬉しい~!?。

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3月4日土曜日。晴れ。朝は5℃、日中は15℃まで上がりました。今日も花粉はたっぷり~。

今日もクリニックは混雑気味。土曜日は平日に来院出来ない現役世代の方が多いので、受診者の平均年齢は平日より低め。そのためか平日よりも花粉症症状の酷い方が多いようです。「今年はいつもより酷い」と仰る方が多く「過去10年で最高」という予報通りの様相。でもまだまだピークはこれから!?。ゾ~っとしますね~。

診療終了後は大阪へ。新大阪駅では「こだま」運用に残るJR西日本の「レールスター」に遭遇しました。

「レールスター」は2000年3月から運行を開始され、当時最新だった700系を投入してスピードアップを謀ることで京阪神 - 福岡間のシェアを飛行機から奪還した立役者、時代の寵児でした。

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今では僅かの「ひかり」と「こだま」に辛うじて残っているのみですが、今年の3月18日のダイヤ改正からは「ひかり」の運用は新下関6時11分発「ひかり590号」岡山行き1本のみになってしまうそうです。

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今宵は大阪に投宿。

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明日は朝から内科の講演会に参加させて頂きます~。

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2月11日土曜日。建国記念の日は全国的に晴れてこの時期には珍しく暖かい一日となりました。

土曜日と祝日が重なると元来土曜日がお休みの方々はチョッと損をした気分になるのでしょうが、ふだんの土曜日に仕事をしている私にとっては貴重な連休。かねてから構想を練っていた白川郷に行ってみることにしました。“寒い時には寒い所へ!”・・・です。

2月11日は朝4時代に起きて5時代に自宅を出発。6時代の東海道新幹線で名古屋へ。名古屋発8時43分発の特急「ひだ3号」に乗り込みました。車両はピカピカのHC85系。運行開始間もないハイブリッド方式の最新車両です!。

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定刻に名古屋駅を全員後ろ向きで(!?)発車。次の岐阜駅からスイッチバックして高山線に入るので、名古屋駅発車時には座席が後ろ向きにセットされているのです。岐阜駅を今度は前向きに発車して市街地を抜け、美濃太田を過ぎて線路が木曽川の支流、飛騨川に沿って走るようになると、カーブがきつくなって俄然厳しい道程に。雪は川岸に僅かに残るくらいで、山中でも意外に少ない感じ。

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それでも高山駅に近づくと雪景色になって来ました。高山駅には10時58分着。ここで特急「ひだ3号」は後方の高山駅止まりの4両を切り離してさらに富山に向かいますが、われわれはここで下車。

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ここから白川郷までは、ひと昔前までは険しい山道を辿っていたのでしょうが、今は真新しいトンネルだらけの高速道路を軽快にとばして小1時間。早くも昼過ぎには荻町城址展望台に立つことが出来ました。

予想外に雪が少なくて、チョッと天気が良すぎるけれど合掌造りの家々が眼下に連なる素晴らしい光景!。

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実はここに立つのは2回目。前回は学生時代、40数年前の夏に来たことがあります。その時は夏の昼下がりで静かでのんびりした雰囲気でしたので、寒い時期ならなおさら・・・と思いきや、周辺は団体ツアーの方たちで大混雑!。それも8割以上が外国の方たちでした。世界文化遺産に指定されてからメジャーな観光地になったのでしょうか。

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よく見ると眼下の集落内には、建物の屋根上にも道路上にもほとんど雪が無く、大勢の方が闊歩している様子が見えました。

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雪雲に覆われた人の気配の少ない合掌造りの山村を深い雪に足を捕られながら散策する・・・なんてイメージを勝手に膨らませてここまで来ましたが・・・。

メインストリートまで下りて来ると、昔より格段にお土産物屋さんや食べ物屋さんが増えてどこかのテーマパークみたい!?。

人の多いところを避けつつ集落内を散策。

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この季節、こんなに綺麗に山が見えることは珍しいそうです。嬉しいやら悲しいやら・・・。

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寒さ対策を完璧にして来たのでお陰様で汗だくです~。

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見覚えのある明善寺の山門にも雪が有りません。

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途中、比較的空いていた神田家の中を見学。

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たなか屋さんで遅めのランチ。

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混雑していた和田家は前に見たのでパス。

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“雪中行軍”しなかったので予想外に早く一周してメインストリートに戻って来ました。

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さて、これからどうするか・・・。

続きは後日に~。

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さて正月の話の続き。

1月2日月曜日は早朝に起きて金沢郊外の白山比咩神社へ初詣に出かけました。ここは全国に3000以上ある白山神社の総本宮。加賀の国の一ノ宮。

今年は気温が高めで境内にも殆ど雪が有りませんでした。駐車場から屋台の出店の間を抜けて境内へ。

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鳥居の先に正月飾りが施された神門が美しい~。

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神門越しに拝殿が見えます。

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拝殿にお参りをして・・・。

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おみくじを引くと・・・う~ん、末吉でした。今年も大人しくしているのが無難な様で・・・。

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午後からは山中温泉へ。山中温泉は開湯1300年、奈良時代の高僧・行基が発見したと伝わる名湯。

国道沿いの「道の駅山中温泉ゆけむり健康村」の一角に、かつて北陸鉄道加南線を走っていた6010系電車が保存されていました。この車両は1963年に日本車輛で製造されたアルミ合金製軽量車体の当時最先端の車両でした。

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ところが急速なモータリゼーションにより1976年に路線廃止となったため、静岡県の大井川鉄道に譲渡され、その後2002年に廃車。2008年に当地に里帰り保存されました。

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保存状態はあまり良いとは言えず、行く末が心配な感じでした。

山中温泉は大聖寺川の鶴仙渓に沿って温泉宿や山中漆器、九谷焼などの土産物店が並んでいます。

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他の温泉地と同様に、かつては賑やかだったであろう昭和の痕跡が随所に見受けられましたが、今は鄙びた静かな温泉地といった印象。

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いつかはゆっくり湯治に訪れたいものです(←性格的にせわしいお前には絶対無理との声が聞こえて来ます・・・!?)。

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皆様、新年あけましておめでとうございます。

本年も益々のご指導、ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い致します。

さて私はと言えば、12月30日は休日夜間急患診療所勤務。翌12月31日は自宅の雑事に追われながらも夕方は例年のごとく実家で会食。その後自宅へ戻って新年を迎えました。大晦日の一大関心事、年末ジャンボの結果は・・・やはり例年通りでした (´;ω;`)。

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連番20枚、バラ10枚の煮え切らない買い方がいけないと毎年反省するのですが、大きな勝負にはなかなか出られない性格。まあ当面は今のまま仕事を続けさせて頂きます!。

1月1日は朝から東京駅へ。久しぶりの行動制限の無い正月を迎えて東京駅は大混雑でした。北陸新幹線で配偶者の実家のある金沢へ。

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途中の飯山、上越妙高あたりまでは青空が見えていましたが・・・

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日本海側へ抜けた途端に厚い雲に覆われて雨が降り出しました。数日前まで北陸地方は大雪だったようですが、金沢は雨で路肩に僅かに雪が残る程度でした。やれやれ。

金沢駅構内は元旦とはいえ混雑。今年は外国人観光客もたくさん。

下の写真は東口側の「もてなしドーム」と・・・

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それに続く「鼓門」。ともに2005年3月の完成。

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駅前のホテルから見下すと独特の形状が良く判ります。金沢駅の周辺は2015年3月の北陸新幹線開業、さらに商業施設やホテルの新設などで年々様変わり。北陸新幹線は2024年春にはさらに金沢~敦賀間が開業の予定です。

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さて例によって地元の電車に挨拶をしに駅構内へ。在来線ホームには、似ているけれど微妙にカラーリングが異なるステンレス車両がたくさん。

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全てJR西日本の521系ベースの車両ですが、北陸新幹線開業の際に並行在来線が経営分離されて第3セクター化されたため、会社によってカラーリングが異なることに。

まずは西へ向かうのは「JR西日本」(金沢以西)の車両。

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逆に東、富山方面へは「あいの風とやま鉄道」(倶利伽羅駅~市振駅間)の車両。

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さらに東や七尾方面に向かうのは「IRいしかわ鉄道」(金沢駅~倶利伽羅駅間)の車両。

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まあ普通に利用する人達にとっては会社やカラーリングが異なってもサービスが同一ならどうでも良い話かも!?。

元旦の夜は雨が降ったり止んだり。一時は雪雷が轟いていましたが、深夜には月も見られました。

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3日に帰ります~。

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11月3日木曜日。文化の日。晴。朝は13℃、日中は24℃。朝から良く晴れて日中は汗ばむ陽気になりました。

今日は元来休診日ですが祝日と重なってしまってチョッと損した気分!?。

あまりに天気が良かったので、行き当たりばったりで池袋から西武鉄道に乗って西武秩父まで行ってみることに。祝日でも11時30分池袋発の西武特急001系「Laview」の切符は容易く取れました。

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「Laview」は2019年3月16日に運行を開始。外観は近未来的で足下まで広がる大きな窓が特徴です。

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車内は黄色で統一されています。

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西武秩父には12時47分着。駅周辺は案の定多くの観光客で混雑。秩父市内の街歩きも悪くないけれど、折角の紅葉シーズンなので秩父鉄道で長瀞駅まで行ってみることに。

西武秩父駅の最寄り、秩父鉄道の御花畑駅から普通列車13時16分発の羽生行に乗車。

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この6000系は西武鉄道を走っていた101系電車を3両編成にして、レッドアロー号で使っていたクロスシートを取付けて急行用に改造した車両。快適な乗り心地でした。

上長瀞駅の手前で荒川を渡り・・・。

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長瀞駅に13時38分着。駅舎は味のある木造駅舎でした。

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長瀞駅から踏切を渡って荒川方面へ。

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土産物屋が軒を連ねる遊歩道をしばらく進むと荒川の石畳。対岸の木々が美しく色付いていました。

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眼下には長瀞ライン下りの船着き場。船に乗るだけの時間的ゆとりは有りません。

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川沿いをしばし散策。

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青空と色付いた木々のコントラストが美しい~。

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近くのモミジもしっかり赤くなっていました。

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さて駅前まで戻ると、もうしばらくで蒸気機関車が牽く「SLパレオエクスプレス」がやって来る時間ではありませんか!。

そんなつもりは毛頭無かったのでチャンとしたカメラは持参しておりませんでしたが、長瀞駅の熊谷寄りでiPhone片手にスタンバイ。まずは秩父鉄道名物の石灰石貨物がやってきました。

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直前の普通列車は元東急8500系の7000系。

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そして15時07分に「SLパレオエクスプレス」が到着!(この写真はホームで待っていた非鉄の相方が撮ったもの)。

最新の写真を表示 (002) 

満員の乗客を乗せて15時13分に発車。汽笛とブラストは豪快なれど煙はショぼい~。

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市街地ですから煙害は避けなければなりませんからね~。

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でもコロナ禍以来、久しぶりに生きた蒸気機関車を見られて満足でした~。

足早に駅に戻って15時22分の電車で御花畑駅へ。

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上長瀞の鉄橋から下流の荒川を見下ろせば、夕日に映える山々が。

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西武秩父16時24分発の「Laview」に乗車。

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池袋には17時46分着。駆足のショートトリップでしたが、都会の雑踏とネオンの明かりにしばし目が眩みました。

やはり11月3日は「晴れの特異日」なのでした。

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皆様あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて今年最初のヘッダーの写真は2022年に因んでD51型蒸気機関車222号機の写真です。当時南延岡機関区所属の機関車で1972年に宮崎駅で撮影したもの。

昔の夜の駅の雰囲気が結構お気に入りの写真です。

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222号機はチョッとしっくり来ない数字の並びですが、実は今回は再掲で、前回はもう少ししっくり来る平成22年(2010年)2月22日のゾロ目の日に使ったもの。コロナ禍で新ネタが無いので使い回しになってしまいました~!?。前回掲載時のD51型222号機の解説はこちら→

この写真を撮った翌朝、宮崎の北、高鍋駅近くの小丸川鉄橋で宮崎へ戻って来る222号機に再度遭遇。

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駅の反対側に回って高鍋駅の発車も見送ったのでした。

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その後222号機は1973年1月に廃車となりましたが、前年の1972年5月に本土復帰を果たしたばかりの沖縄県に贈られることになり、当時の国鉄職員や一般の方々の募金で1400万円かけて海上輸送。那覇市の与儀公園に保存され余生を送ることになりました。

さて、ここからが新ネタ。2019年3月に沖縄に出かけた際、その与儀公園に立ち寄って222号機と実に42年ぶりに対面して来ました!。

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1973年の初対面時は前任地の熊本機関区ゆかりの青ナンバープレートを装着していましたが、赤ナンバープレートになっていました。

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当時こちらは中学生でしたが、いつの間にかとうに還暦を過ぎた年齢になっていました。

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最近整備された様子で手入れの行き届いた姿に一安心しました。説明板には沖縄で保存されるに至った経緯が書かれていました。

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さて、当時の南延岡機関区でのD51の僚機は19両。翌日の宮崎機関区ではその1両である714号機が仕業点検中でした。

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やがて上り貨物の先頭に立って・・・。

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盛大にドレインを切って元気に出発して行きました。

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この714号機は1973年7月に廃車になりましたが、廃車後は鹿児島県のジャングルパークに保存。かつて鹿児島で日本心電学会が開催された際にチラッとその姿を見かけましたが、老朽化により2015年4月に解体されてしまったそうです。う~ん、残念。

もう1両の僚機、1032号機には2013年9月に大分県の湯布院で遭遇しました。既に相当荒廃した姿になっていました。日本の経済発展を支えた貴重な産業遺産にも拘わらず自治体は保存継続の意欲無し。

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このまま撤去・解体かと思われましたが、2017年になって市は引き取り手を募集。

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3次募集で移設費に係る補助金500万円交付を条件に何とか引き取り手が決まって2019年3月にめでたく移設されたそうです。やれやれ・・・。

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現在保存に向けて整備中とのこと。新しい引き取り手の下で末永く継続保存されることを祈るばかり。

蒸気機関車全廃の頃は、ブームに乗って各地で蒸気機関車保存が盛んに行われましたが、経年劣化で解体の憂き目に遭っている仲間も各地で多くなって来ました。輿入れ先によってその扱いは千差万別。

222号機も是非とも末永く大切に保存して頂ければと願うばかりです。

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6月6日土曜日。曇りのち雨。朝は23℃℃、日中は28℃。蒸し暑い1日でした。

クリニックは今日も平穏。ほぼ予約通り診療が進み、予約外のかぜ症状の方も数人でした。昨今土曜日は平穏な状態が続いています。

診療終了後はこの時期恒例の院内ワックスがけ。3時間ほどで床は見違えるように綺麗になりました。

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その後少々雑用をこなしているうちに外は暗くなって、遠くで雷鳴が・・・!。急いで帰途に就きましたが、時既に遅し。乗っていた快速急行は柿生駅で停まってしまいました。新百合ヶ丘駅の雨量計が基準値を超えたための運転見合わせでした。しばらく扉は開かず車内に缶詰め状態でしたが、そのうち長時間になるとのことで扉が開放され・・・。

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さらにここで運転打ち切りになるとのことで全員電車から退去を命ぜられました。

雨が上がって夜10時過ぎから試運転開始。上下数往復の試運転列車が時速15キロ以下でそろりそろりと通過して行きました。

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復旧は夜11時過ぎ(! )。予期せず長い一日になりました。ふ~っ。

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3月20日金曜日。晴れ。朝は9℃、日中は19℃。昨日は奈良に宿泊。今日は近鉄奈良から大和西大寺で乗り継いで橿原神宮前へ。

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そこからまずは石舞台へ。石舞台は7世紀後半に築かれた方墳で、巨大な横穴式石室がむき出しになっています。

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蘇我馬子の墓という説が有力とか。

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そこから舗装道路を登って岡寺へ。

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本堂には日本最大の塑像、本尊如意輪観音坐像が祀られていました。

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そこから山道を下って30分ほど歩き小高い丘を上がると林間に酒船石。用途は不明。

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そこから5分ほど下ると亀形石造物。こちらは平成12年の発掘調査で発見されたそうです。

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のどかな田舎道をしばらく行くと・・・。

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蘇我馬子の発願により建立が始まり596年に完成した日本最古の寺、飛鳥寺に到着。現在の本堂は江戸時代の再建。

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でもご本尊は609年止利仏師作の日本最古の銅造釈迦如来坐像。

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その脇には室町時代の16歳の聖徳太子像。

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近くには蘇我入鹿の首塚。

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このあたりで時間切れ。橿原神宮前駅まで戻って近鉄奈良駅へ。さらにJR奈良線で京都へ。いまだに103系は健在でした。

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帰りの新幹線からも見事な富士山の麗姿が望めました。

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3月19日木曜日。晴れのち曇り。朝は8℃、日中は21℃。今日は休診日。天気が良かったので新横浜8時29分発の「のぞみ15号」に乗車。

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京都から奈良線で奈良へ。そこから桜井線に乗り換えて三輪へ。

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三輪駅には12時02分着。

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まずは腹ごしらえ。三輪と言えばやはり素麺でしょう。大神(おおみわ)神社近くの“森正”さんで“にうめん”と“むかご”の塩ゆでを。

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ランチ後、まずは日本最古の神社である大神神社に参拝。

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拝殿は徳川家綱による再建。

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ここから古事記や日本書紀にも記されている古道“山の辺の道”を辿ります。まずは狭井(さい)神社へ。拝殿の裏には三輪山から湧き出る神水を拝受する“薬井戸”がありました。

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玄賓庵(げんぴあん)は平安時代の高僧、玄賓僧都が隠棲した庵の跡地に建つ寺。

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境内では置物かと思ったら・・・!(苦手な方は決してポップアップしないで下さいませ~)。

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道中はのどかな田舎道。しばし浮世の雑事を忘れさせてくれます。

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玄賓庵から5分ほどで檜原(ひばら)神社。

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ここからは正面に二上山が望めます。

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そこからしばらくは山裾に沿ったコース。

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暑くも寒くもない麗らかな日和になりました。

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木々の花々が春の到来を告げています。

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相撲(すもう)神社は垂仁天皇の前で日本最初の天覧相撲が行われた地だそうです。

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集落を抜けて田園風景の中を辿ると・・・。

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やがて全長約300mの前方後円墳が見えて来ました。

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日本武尊の父である第12代景行天皇陵です。

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さらに全長約240mの第10代崇神天皇陵が見えて来ました。

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後円はなんとなく判りますが、前方は上空から見ないとはっきり判りませんね~。

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この辺りですでに日が傾いて来ました。

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ここから柳本駅へ。普段の運動不足が祟って結構疲れましたが、仕事と違って(!?)心地よい疲労感。

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17時08分発の桜井線で奈良駅へ。

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奈良駅には17時29分着。駅周辺はインバウンドの方々が激減して閑散とした感じでした。

明日は春分の日でもう1日お休み。今宵は奈良で泊まります~。

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2月15日土曜日。晴れのち曇り。朝は8℃、日中は15℃。診療終了後は所用で東京駅へ。たまたま251系の「スーパービュー踊り子」が入って来ていました。

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あと1か月ほどで引退予定のため、ホーム端は写真を撮る老若男女で混雑していました。ちなみに私は早々に乗り納め済み~。

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一世を風靡した1990年のデビューから早くも30年。この唯一無二の独特の先頭形状も見納めです。

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後継のE261系「サフィール踊り子」は3月14日のダイヤ改正でデビュー予定(JTB時刻表3月号より)。

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こちらはほとぼりが冷めた頃に乗りに行こうかと思います。

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2月1日土曜日。晴れ。朝は3℃、日中は11℃。2月の初日は寒い朝になりました。朝の通勤電車内はいつもと違って親子連れが多数。そう言えば今日は私立中学の入学試験日でした。

クリニックは朝のうちは少々混雑したものの昼前からは至って平穏。インフルエンザやかぜの方が少ないのでほぼ予約通りに診療が進みました。やれやれ。

診療終了後は急いでクリニックを出て、中央林間、長津田経由で新横浜から新幹線に乗車。神戸へ向かいました。新神戸駅に降り立ってホームを歩いていたら、すぐに後続の「こだま」がやって来ました。おおっ、久しぶりにお目にかかる500系ではありませんか!。

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500系は1997年にデビュー。設計上の最高時速は320km/h、営業運転では東海道新幹線内は270km/hに抑えられていましたが、山陽新幹線内は300km/hで世界一の俊足を誇っていました。長~い鼻は健在。

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ところが鼻が長すぎて先頭車の定員が少なく、前寄りの乗車口も無い規格外。車両価格も高くて主流にはなりきれずに2010年までに東海道新幹線からは引退してしまいました。現在は16両から8両編成に短縮されて山陽新幹線の「こだま」として余生を送っています。

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さて今宵はポートピアホテルで開催された呼吸器系のフォーラムに参加させて頂きました。目からウロコの内容でとっても有意義でした。

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翌日2月2日日曜日は晴れ。朝は5℃、日中は13℃。神戸ポートライナー、神戸市営地下鉄を乗り継いで新神戸駅から新幹線で早々に帰宅の途に。

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帰りの新神戸駅では「ひかりレールスター」に遭遇しました。700系を基に2000年にデビュー。現在は運用の大半が「こだま」になっています。東海道新幹線の700系が3月で引退してしまうと貴重な存在に。

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帰路の車窓では富士山には雲がかかっていましたが、大山はクッキリ見えました。

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新型コロナウイルスの影響か、道中で出会った中国人はごく僅か。感染の拡がりがとっても心配ですね~。

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1月28日火曜日。雨。朝は1℃、日中は7℃。終日冷たい雨の一日でした。

今日は診療終了後は二子玉川へ。10月に開催予定の母校の循環器内科同門会の打ち合わせでした。

中央林間から田園都市線で久し振りに8500系に乗車。

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8500系は昭和50年から平成3年にかけて400両が製造された東急を代表する電車。

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昭和51年には東急では初めて鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。

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そんな名車も既に半数近くまでその数を減らし、長野電鉄、伊豆急行、秩父鉄道や、遠くはインドネシアに譲渡された仲間も。既に後継の新車2020系が2018年から2022年にかけて導入が開始され、それに取って置き換えられる予定。昭和を感じさせる走行音を堪能出来るのもあとしばらくでしょうか・・・。

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1月26日日曜日。曇り時々雨。日中も気温は一桁で、寒い一日になりました。

今日は午後から近所の友人宅にお邪魔して小運転会。友人宅には畳の部屋に組立式のシステムレールを敷いたレイアウトが常設されています。

例によって時代も地域も決まった設定は無し。

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国鉄車両とJR車両がすれ違ったり、蒸気機関車が来たかと思えば小田急線が来たり・・・。

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ただ畳部屋は意外に平坦ではなく凹凸があるので、畳の縁で速度が落ちたり、中には登り切れない車両も!?。

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特に繊細な造りの蒸気機関車はチョッとした勾配やカーブで止まったり脱線したり・・・。まあそれも一興。

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好き勝手に好きな車両を走らせて、それを眺めながらまったり~。気付けば約50年も前からこんなことをやっているのでした。

非生産的時間は瞬く間に過ぎ去って・・・。明日は雪の予報!?。

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1月21日火曜日。曇り。朝は1℃、日中は8℃。今日は診療を少々早仕舞いさせて頂いて相模大野の小田急ホテルセンチュリー相模大野へ。今日は循環器系の講演会で基調講演の座長を仰せつかっておりました。寒い中を多くの先生方にご出席賜り何よりでした。

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1月22日水曜日。曇り。朝は1℃、日中は8℃。診療終了後は大和市地域医療センターで開催された胸部レントゲン写真の読影会に出席。いくら医学が進歩したとは言っても胸部レントゲン写真は検査の基本。それでいて奥が深いのでゴールはありません。

1月24日金曜日。曇り。朝は7℃、日中は12℃。少々遅くなっての帰宅途中で小田急ロマンスカー50000系VSEの回送列車に遭遇。

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昨年ラグビーワールドカップに関連してステッカーが貼られていることを報告致しましたが、正月明け1月10日からはエヴァンゲリオンのステッカーが貼られています。

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これは2020年1月10日から6月30日まで箱根で開催されている人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションイベント「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」に因んだものだそうです。

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特急ロマンスカー・VSEの特別仕様「Romancecar VSE feat. EVA」・・・なのだそうです。

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ただ私自身は「エヴァンゲリオン」に全く馴染みが無いため何のことやら・・・。恐らく流行にだいぶ乗り遅れていることだけは確かでしょう(涙)。

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1月18日土曜日。昨夜はみぞれでしたが今日は終日曇り。朝は1℃、日中は7℃で寒い一日でした。

この週末は所用で名古屋までトンボ返り。遅い時間に名古屋駅頭のJRゲートタワーホテルにチェックインしました。部屋のカーテンを開けて見たら・・・!。東海道線の大阪方面が一望出来るではありませんか!!。

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翌1月19日日曜日は晴れ。朝カーテンを開ければ“鉄”にとっては絶好の眺め。新幹線も在来線も次から次へと列車がやって来ます。

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在来線では貨物列車も。下は国鉄時代からの生き残りEF64形直流電気機関車の1000番代。

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JR東海の代表選手が次々に登場。

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惜しむらくはコンパクトデジカメしか持っていないこと。

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今度は望遠レンズ持参で来たいところ。

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さて帰りの新幹線車内では来る3月8日のラストランで引退する700系をデザインした「ありがとう東海道新幹線700系」記念弁当(1,000円)を。

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700系がデビューした1999年当時に販売していたものの復刻だそうですが、それほど有難くもないかな~!?。

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今年の正月明け最初の1週間は、初日の6日午前中は少々混雑したものの概して例年より平穏でした。それでもかぜ症状やインフルエンザの方はそれなりに多め。中には重症の肺炎の方も。7日火曜日は今年最初の大和市医師会理事会、10日金曜日は大和市医師会の新年会。正月明けの鈍った身体にはチョッと辛い1週間でした。

1月11日土曜日は夜の飛行機で長崎へ。唐突ですがフライトマイルの期限が迫って来たのでマイル旅を企てました。

下の写真は煌びやかな都心の夜景。中央付近には東京タワーが見えます。

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郊外には薄雲がかかって幻想的な写真に。

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夜遅くに長崎市内で投宿。

翌日1月12日日曜日。曇り。朝は10℃、日中は10℃。私自身は当地は3回目の訪問ですが、初めての同行者のために朝から長崎市内の名所巡り。

まずは平和公園。平和祈念像の背中は初めて見たかも!?。

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そして原爆落下中心地。

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原爆資料館では先日のローマ法王来日に因んだ企画展示も。

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浦上天主堂は日曜礼拝中でした。

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ランチは慶応2年創業の吉宗で定番の茶碗蒸し。

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浜町アーケードを抜けて眼鏡橋へ。1634年(寛永11年)に架けられた日本初の石造りアーチ橋。

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その後大浦天主堂を経て・・・。

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グラバー園から港を眺めればもう夕刻になってしまいました。

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夜は移転間近の長崎駅へ。

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現在の長崎駅は旧来からの行き止まり式ですが・・・。

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JR長崎本線連続立体交差事業が進行中で2020年3月28日から新駅舎へ移転・高架化予定。

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発着する車両は変われど、蒸気機関車時代から変わっていない終着駅の風情は間もなく見納めです。

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もう1泊して明日の成人の日に帰ります~。

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さて今さらですが、夏の旅のレポートがまだ残っていました。前回からだいぶ間があいてしまいましたが、8月14日水曜日のラトヴィアの首都リガでのご報告を。

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午前中に街中を一巡して広場のレストランでランチ。

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その後、旧市街を囲むピルセータス運河とダウガヴァ川を巡るクルーズボートに乗ってみました。

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国立オペラ座の脇を通りリガ駅、午前中に訪れた飛行船の格納庫を利用した中央市場の下を通って・・・。

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大きなダウガヴァ川に入りました。川を渡る長大な鉄道橋で電車と遭遇。

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対岸に見える近代的な建物は図書館。

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旧市街側には何本もの教会の塔が見えました。

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リガ港には周辺国を結ぶ大きなフェリーが。

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北側からまたピルセータス運河に戻って来ました。

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1周約1時間でしたが、のんびりと流れる景色を楽しめました。

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今度は旧市街の南東に位置するリガ駅へ。ショッピングセンターが併設されていて建物は立派。

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ホームへの通路にはショップが並んでいて、階段を上がるとホーム。

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下は駅構内で見つけた路線図。バルト三国の鉄道網は、いずれも道路網の整備などにより縮小傾向にあり、その用途もリガ近郊の旅客輸送と国際貨物輸送に特化したものへと変化しているそうです。ラトヴィアでも独立回復後の25年間で多くの国内鉄道路線が廃止されているそうです。

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ホームへ上がるとクラシカルなスタイルの電車が停まっていました。このER2形はソ連運輸通信省(МПС СССР, Министерство путей сообщения СССР)が1962年から導入した直流電車。

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ホームは低くて線路幅は広め。ラトヴィアを含むバルト三国の鉄道では、現在でもヨーロッパ標準軌(1435ミリ)より広い旧ソ連諸国共通の広軌(1520ミリ)のレール幅が使われており、そのため列車はスムーズにラトヴィアとロシア、ベラルーシの国境を往来出来るそうです。

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車体のパッサジエル・ヴィリシエン(Pasažieru Vilciens)ラトビアの鉄道運行会社名。この時に見かけた旅客列車は全てこの会社で同じ塗色でした。

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ゴツイ代車に巨大な車体。足腰が良くないと乗り降りが辛そう~。

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鼻先のRVRの標示はリガ車両製作工場(RVR: Rīgas Vagonbūves Rūpnīca)の意味。リガに拠点を置き旧ソビエト連邦で長年最大の電車気動車路面電車のメーカーとして君臨して来た会社。

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同じER2形でも行先表示器が増設されていたり・・・。

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類縁のER2T形は回生ブレーキを装備したタイプ。こちらはリニューアル工事が行われて顔付がチョッと違います。

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遅れて入って来たER2M形は古めかしい顔付。

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一方、下のDR1AM型は気動車。DR1形はやはりソ連運輸通信省(МПС СССР)が導入したリガ車両製作工場製(RVR)で、幾度かのモデルチェンジを経て1963年から2012年まで長期に渡り製造が行われたそうです。そのうちDR1AM形はエンジンをドイツ・MTU製へ取り替えたもの。

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車内を覗いて見ると広軌だけあってゆったりした造り。

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隣の側線にはディーゼル機関車が入って来ました。ChME3型という軸配置Co'Co'の最高速度95km/h機関車。

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1964~1992年の長きにわたって製造さて実に両数は7454両!?。

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リガからはモスクワ、サンクトペテルブルク、そしてベラルーシのミンスクの3都市に向けた国際夜行列車が運行されているそうです。1等から3等までの寝台車や食堂車も連結されているそうで、見てみたいけれど今回はタイムリミットで果たせず。そろそろホテルに戻らなければなりません。

駅前に出ればトラムが結構な頻度で往来していました。近代的な車両も導入されていましたが・・・。

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まだまだ旧ソ連時代の車両も活躍していました。

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ラトヴィアは独立宣言が1991年、EU加盟が2004年ですが、鉄道に関して言えば、まだまだ旧ソ連、ロシア側の影響が色濃く残っているようでした。

続きはまたの機会に~。

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12月15日日曜日。晴れ。朝は6℃、日中は12℃。寒いけれど清々しい冬晴れの一日になりました。今日は日曜日でしたが朝から所用でクリニックまで。

下は朝方に相模大野を通りかかった際に撮った小田急線の新しい通勤車両5000形の写真。新車だけあってステンレス車体が朝日に輝いていました。

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外観はシンプルですが先頭部は流線形。アズールブルーとインペリアルブルーの2色の車体帯。久しぶりの拡幅車体です。

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下は同日の夕方に相模大野のホームから撮った写真。

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チョッと気がかりなのは、しばらく前からここに止まったままで動いた形跡が無いこと。

川崎重工兵庫工場から御殿場線経由で11月2日の深夜に小田急線内に搬入され、11月11日に報道公開。今頃は試運転真っ盛り・・・のはずでしたが、なんでも11月23日の夜から開始した試運転で小田原到着前に不具合が発生して急遽足柄の留置線入り。しばらく留置後、海老名経由で相模大野に戻って来たそうです。

下は12月16日

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そして12月19日

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当初は2020年3月から運用開始ということでしたが、大丈夫でしょうか!?。

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12月8日日曜日。晴れ。朝は3℃、日中は12℃。今日は日中新宿へ。京王プラザホテルで会食。ロビーには大きなクリスマスツリーが飾られていました。

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その後は渋谷へ。寒いけれど天気が良いせいかそぞろ歩きの人はたくさん。

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夕方から鉄道模型店“モデルスイモン”さんの懇親会でした。例年の如く中央のテーブルにはこれから発売になる新製品や試作品の数々が陳列されていました。

IMON製12mmゲージのC5546は元旦発売予定。垂涎の一品です~。

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157系準急色の発売は少し先になりそう。

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EF53御召は12月21日発売。

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美しい磨き出しを施された戦前の御召機・・・ヤバいです。

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やはり御召のDF508は正月の発売?。

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16.5mmゲージのTOMIX製キハ261-1000はプラ製とは思えない出来栄え。間もなく発売のはず。

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KATOのEF81は1月発売予定。廉価なのに的確な印象把握はさすが。

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天賞堂のプラ製ディスプレイモデルのクモヤ145形は12月18日発売予定。このままでは走りませんが3800円は魅力的です。

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同じく天賞堂から来年後半発売予定のプラ製185系も良い雰囲気。

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マイナー形式を次々に製品化しているワールド工芸は、まさに“痒いところに手が・・・”。それにしてもキ700とは・・・。

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台風で行けなかった10月の鉄道模型ショウで発表されたでんてつ工房のキハ56系は今回が初見でしたが、素晴らしいものが出来そう。

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これらの“撒き餌”に引っ掛かってまんまとIMONさんに釣り上げられてしまいそう!?。

同好の士との語らいの時間は瞬く間に過ぎ去ってしまいました。

熱気に包まれた会場を後にすると寒さが余計に身に凍みて・・・。

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11月最終週は11月25日月曜日から11月28日木曜日までは曇りか雨のぐずついた天気が続きましたが、11月29日金曜日11月30日土曜日は天気が回復して晴れました。でも気温は週の後半になるにつれて次第に低下。

近所ではまだまだ紅葉が残っていて秋の雰囲気。でも悪天候のため色合いは今一つ。

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イチョウ並木では雨で一気に落葉して歩道が黄色に染まりました。

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でも見上げればまだまだこれからが落葉の本番!?。

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今週のクリニックは相変わらずかぜ症状の方が大勢。それでもインフルエンザの方は少なめで日に1~2名程度でした。爆発的な流行はまだこれからでしょうか。

今週は診療終了後も慌ただしい日々でした。まず11月25日月曜日はウェブ・デザイナーのYさんと打ち合わせ。

11月26日火曜日は桜木町の横浜市健康福祉総合センターで開催された横浜内科学会循環器研究会へ。今春改定になった高血圧ガイドラインとオンライン診療の講演を拝聴させて頂きました。

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11月27日水曜日は大和市地域医療センターで開催された胸部レントゲン写真の読影会。

11月28日木曜日は休診日でしたが聖マリアンナ医大横浜市西部病院で開催された横浜市西部地区循環器講演会へ。

11月29日金曜日は早仕舞いさせて頂き小田急ホテルセンチュリー相模大野で開催された神奈川県央地区学術講演会へ(こちらには私自身も企画で絡んでおりました)。

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そして週末の11月30日土曜日は所用で名古屋へ。

行きの新幹線の車窓には雄大な富士山の姿が。

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名古屋駅で軽くJR東海の車両たちに挨拶をして・・・。

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名古屋の駅頭に1泊して所用を済ませ・・・。

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翌日12月1日日曜日にはすぐトンボ返り。

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帰りも車窓の富士山が綺麗でした。

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帰りに中央線でピンチヒッターとして運用に就く209系1000番台に遭遇。

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あくまでグリーン車組み込みとトイレ設置工事で運用を一時的に離れるE233系の“代車”として今年の3月から一時的に使われているもので、元は常磐線で千代田線乗り入れ用にエメラルドグリーンの帯で使われていた車両。今回のお役目が終われば確実に廃車となる運命。

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貴重な車両に巡り合うことが出来ました。

こんな具合で瞬く間に11月は過ぎ去り、気付けばもう師走~。

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11月16日土曜日。晴れ。朝は6℃、日中は17℃。

本日やっと10月1日から運用に就いている「江ノ島線開業90周年記念トレイン」8000形8255編成をじっくり眺める機会がありました。

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これは江ノ島線が1929年(昭和4年)4月に開業して90周年を迎えたことを記念してラッピングを施されたもの。

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90周年のロゴマークや江ノ島に関連した図柄のステッカーが貼られていました。

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でも何だか子供がいたずらしてシールを貼ったような感じで・・・。

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今一つ垢抜けない感じ・・・(失礼~)。

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12月1日まで運転される予定だそうです。

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11月10日日曜日。札幌地方は晴れ時々曇り。朝は2℃、日中は8℃。

昨夜札幌入り。朝目覚めてホテルのカーテンを開けると青空が広がっていました。

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北西方向を望むと北大の農場が。

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有名なポプラ並木も既に黄色く色付いていました。

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さすがに気温は関東の真冬並み~。

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今日はこれから留萌へ向かいますが、留萌地方は曇り空のようです。

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まずは札幌発10時00分の特急「ライラック11号」旭川行きに乗車。

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車両は789系6両編成。もとは2002年から2011年までの間に津軽海峡線の「スーパー白鳥」向けに製造された交流特急形電車ですが、北海道新幹線開業を機に道央圏の「ライラック」に転用された車両です。

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さすがに電車特急だけあって滑らかで軽快な走り。岩見沢、美唄、砂川、滝川と停車しながら、深川には11時05分に到着しました。

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深川は留萌本線の起点の駅。かつては機関区も置かれた鉄道の要衝でした。

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深川には昭和48年3月に降り立ったことがあります。当時は全国でもここでしか見られなかったD61形蒸気機関車6両のうちの最後の1両が残っていて、その写真を撮りに来たのでした。下の写真は深川駅のはずれで撮った写真。写真の出来はともかくD61に一目でも会えて満足でした。

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JTB時刻表の最新号2019年12月号の地図を見ると現在の留萌本線は分岐も接続も無い1本枝の盲腸線になっていますが・・・。

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でも1967年1月の鉄道路線図を見ると、深川からは留萌本線の他に名寄へ延びる深名線があり、途中駅の石狩沼田ではこの2月に乗車した札沼線が接続していました。また留萌本線自体も留萌から先の増毛(ましけ)まで線路が延びていました。更に留萌からは宗谷本線の幌延を結ぶ羽幌線が繋がり、加えて私鉄では恵比島~昭和間に留萌鉄道、留萌~達布間に天塩炭鉱鉄道、羽幌線の築別~築別炭鉱に羽幌炭鉱鉄道が接続していました。

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新幹線が開業した1964年10月の時刻表を見ると、準急「るもい1号」と「るもい2号」が旭川から、急行「はぼろ」が札幌から、準急「かむい4号」が小樽からそれぞれ乗り入れて来て、いかにも“本線”たる貫禄を呈していたようです。

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ところが今は優等列車はひとつも無く、普通列車が下り8本、上り9本のみ・・・。

さて深川駅での接続は5分。11時10分発の留萌行きは、国鉄分割民営化の前年1986年に29両製造されたキハ54形。北海道仕様500番台の2両編成でした。昨今のローカル線には珍しく豪華2両編成(!?)かと思いきや、後ろの1両は回送扱いで閉め切られていました。前はキハ54512。

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6~7名の同業者(?)とほぼ同数の地元高校生を乗せて定時に出発。乗務員は初老の運転士と若い見習い風の運転士、さらに後ろの回送車両にも乗務員が乗っていて3名体制。

深川駅を南に向けて発車し右カーブしながら西の日本海方向へ。周囲は広々とした田園地帯が広がっています。最初の駅は北一己(きたいちゃん)。イチャンはアイヌ語で鮭の産卵場所を意味するそうです。

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次の秩父別(ちっぷべつ)では数人が下車。人口2400人余りの秩父別町の玄関口。

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次の北秩父駅は通過扱い。下り列車は夕方の2本しか停車しません。乗車人員平均は1.0人だそうで・・・。

次は石狩沼田。沼田町の中心駅で数人が下車。かつては札沼線がここで接続していましたが、新十津川~石狩沼田間は昭和47年に廃止されてしまいました。

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このあたりから線路には雪が多くなって来ました。線路に並行して立派な道路が。

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次の真布駅は国鉄時代には仮乗降場で、民営化時に駅に昇格した駅。

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ただでさえ少ない列車のうちの上下3本の列車が通過してしまいます。

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そして恵比島駅。明治時代は「峠の宿」と呼ばれる交通の要衝だったそうです。

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立派な木造駅舎・・・に見えますが、NHKの連続テレビ小説「すずらん」のロケセット「明日萌驛(あしもいえき)」をロケ終了後もそのまま継続使用しているもの。駅前には旅館のセットも見えました。

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今では観光客の姿もなくひっそりとした佇まい。昭和44年まではここから留萌鉄道が出ていましたが、今では跡形もありません。

さてここからは石狩・天塩両国境を越える峠道に差し掛かります。

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留萌本線のトンネルはこの区間の2つのみ。

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「この2つのトンネル間に鹿が多いんだよ」と初老の運転士が若い運転士に話していました。

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駅間は7.6km。サミットを越えればあとは軽快に下り降りるだけ。

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峠下駅は留萌本線の途中駅で唯一列車交換が可能な駅。

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有人駅時代からの立派な駅舎がそのまま残っていました。

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下は帰りに上りホーム側から見た駅舎。でも近年の乗車人員平均は0.8人だそうです。

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峠下駅を出るとかつては東幌糠駅がありましたが2006年3月に廃止され、次の駅は幌糠駅。ヨ3500形車掌車を改造した駅舎でした。

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幌糠駅の次はかつては桜庭駅がありましたが、こちらも1990年10月に廃止されています。

次の藤山駅はアイヌ語とは関係なく農場主であった藤山さんの名前が由来。

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そして大和田駅もかつての大和田炭鉱の所有者大和田さんの名前から。ここも車掌車改造の駅舎でした。

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大和田を出ると次は終着の留萌です。

ところでキハ54512のシートは、キハ183系特急型気動車に使用されていた簡易リクライニングシートを流用して、集団見合い方式に配置。普通列車にしては豪勢なシートです。

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真ん中の対面部分にはテーブルが配置されています。

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窓下には灰皿の撤去跡。扇風機カバーには国鉄のJNRマークが残っていました。

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12時07分に終着留萌に到着。降り立ったのは同業者と思われる6人。地元の方は殆どいらっしゃらないようでした。

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広いホームはかつての賑わいを思い起こさせます。

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2016年12月5日にこの先の増毛までの区間が廃止され、ここが終点となりました。

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夏のシーズンには“鉄”以外の観光客も降り立つのでしょうか。

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留萌の駅舎を外から眺めたら予想外に立派でビックリ。

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1967年7月に天塩炭鉱鉄道が廃止されましたが、その直後11月から供用開始となった2代目駅舎だそうです。

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キヨスクは2008年10月に閉店になったそうですが、待合室には立ち食いそば・うどん店がありました。本当はここで昼食を摂りたいところですが、折り返し時間はたったの11分しかありません。残念~。

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下の写真は深川方面を眺めたところ。左側の広大な敷地もかつては引き込み線だったのでしょう。

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深川側には跨線橋。かつては羽幌線用に4番ホーム、天塩炭鉱鉄道用に5番ホームまであったそうです。羽幌線は1987年3月に廃止。

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さて到着した列車は2両を切り離し。

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後ろに連結されていたキハ54527が今度は単行で上り列車の運用に就きます。

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ワンマン運転用のミラーを使って記念撮影。

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12時18分に発車。結局新たな乗客は現れず、そのまま折り返す“鉄”ばかりが、われわれ2人を含めて6人。

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キハ54527は1986年(昭和61年)富士重工製で、元は急行「礼文」専用車として急行仕様に製造された3両のうちの1両。その後釧路と苗穂で改造されています。

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シートは両端部はロングシートに改造されていましたが、中央部は当初から装備していた0系新幹線の廃車発生品である転換クロスシート。

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来た道を戻り、峠を越えたらまた天気が良くなりました。深川近くまで戻って来たら線路上の雪も消えました。

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深川駅には13時13分着。55分の行程でした。

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ここからは6分の待ち合わせで13時19分発の特急「ライラック24号」に乗車。

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所要66分で札幌着14時25分。

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10分の乗り継ぎで14時35分発の快速「エアポート144号」に乗れば所要37分で15時12分に新千歳空港に到着。

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17時00分のJAL518便で東京羽田へ。

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羽田には18時40分着。羽田に降り立ったら随分と暖かく感じました。

目的地の留萌にはたった11分の滞在であとは乗りっ放しで何が楽しいのかって?。いやいや他の人に理解出来ないのが“大人の趣味の世界”なんです~(!?)。

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文化の日の連休が明けて、11月5日火曜日からの週は患者さんが多くて連日混雑していました。かぜの方が多い上に、中に混じってぽつりぽつりとインフルエンザの方がいらっしゃるようになりました。定期通院の方も通常の診療に加えて前回の特定健診・がん検診の結果の説明をし、加えてインフルエンザワクチン接種も希望される方が多いので普段よりだいぶ時間が掛かってしまいます。さらにたくさんの書類書き、大和市医師会理事会、多くの面会をこなして・・・。そんな訳で今週もだいぶお疲れモードで週末を迎えました。

11月9日土曜日。晴れ時々曇り。朝は11℃、日中は15℃。クリニックはやはり午前中は混雑しましたが、午後からは落ち着きを取り戻しました。

診療終了後は直ちに羽田空港へ。お疲れモードでも出かけるとなれば俄然元気!?。16時30分発札幌行きJAL523便に十分間に合いました。友人と落ち合って機上へ。

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機種はボーイング777-200。使用機材到着遅れのためにやや遅れて離陸するも到着はほぼ予定通り。札幌は4℃でした。

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新千歳空港18時30分発のエアポートライナーで札幌駅へ。駅頭のホテルにチェックインして直ぐに夕食に向かいました。

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今宵も北の海の幸を堪能~。

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下は札幌駅北側の夜景。一直線に伸びる道路が北海道らしい!?。

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今回は前回台風接近のため実現できなかった“乗り鉄”のリベンジのためにやって来ました。

明日も天気は良さそうです~。

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10月31日木曜日。晴れ。朝は15℃、日中は21℃。

今日は休診日。夜は友人と会食のため新橋へ出かけました。本当はいつもの渋谷で待ち合わせる予定でしたが、友人が今夜は“ハロウィーン”であることに気付いてくれて、急遽新橋に変更。危なく渋谷に足を踏み入れるところでした。

久し振りに新橋駅に降り立つと、広場の先に見慣れたC11形蒸気機関車の姿が。

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さすがに大都会新橋のシンボル的存在になった蒸気機関車は良く整備されていてピカピカでした。

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国鉄の蒸気機関車の中では小型でローカル線での使用を念頭に造られた機関車。

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1932年から1947年にかけて381両製造されたうちの1両です。

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このC11形292号機は1945年(昭和20年)2月11日日本車輛名古屋工場製。

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誕生したのが第二次世界大戦最末期の資材不足の時期のこととて資材と工数を切り詰めた戦時設計機で、除煙板(デフレクター)には木製だった名残が。

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また砂箱と蒸気ドーム被いは工作の簡略化で角形(かまぼこ形)になっています。

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ローカル線の近距離用なので、炭水車(テンダー)は繋がってなくて、水は両サイドのタンクに、石炭は運転室後方の石炭庫に入る分だけ。

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でもコンパクトで使い勝手が良いからか、21世紀の現在でも大井川鉄道、真岡鉄道、東武鉄道、JR北海道で動態保存されています。さらに東武鉄道ではもう1両復元中!。

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因みにこの292号機は製造から1972年の廃車まで一貫して姫路第一機関区に所属していて、東京にも新橋にも縁もゆかりも無し。国鉄蒸気機関車末期に五月雨式に保存された機関車にはそんなことがままありました。

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さて今宵は友人と中華料理「六本木楼外楼」で食事しながら“鉄”の活動計画を練っておりました。

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さすがに大人の街、新橋、日比谷あたりにはコスプレの若者は皆無でしたが・・・。

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まあ一応、Happy Halloween!。

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10月30日水曜日。晴れ。朝は10℃、日中は21℃。

本日、相模大野の駅で特急ロマンスカーVSE(50000形)の回送列車に遭遇しました。50001編成です。

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車体にはWallabiesのロゴステッカーが装飾されています。

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これは小田原市の城山陸上競技場で事前キャンプをしたラグビーオーストラリア代表(愛称:ワラビーズ)の応援を目的としたメジャーパートナーシップ契約によるもの。

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すでに9月10日から運行されていて11月3日までの予定ですので間も無く見納めです。

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一方、最近になって特急ロマンスカーGSE(70000形)にも新たなロゴステッカーが貼られています。

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こちらは鉄道友の会が毎年1回その年の最優秀車両に贈る「ブルーリボン賞」受賞を記念したもの。

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10月19日から貼付されていますが、こちらはまだしばらくの間見られそう。

さらに10月1日から8000形8255編成が「江ノ島線開業90周年記念トレイン」仕様となって、車体に江ノ島線に因んだラッピングが施されています。こちらは先日乗り合わたものの、まだ写真が撮れていません。12月1日までだそうです。

別に写真を撮ったからと言ってどうって事は有りませんが、後で見返すとその時代の事が思い出される訳で・・・。

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10月22日火曜日。雨。朝は15℃、日中は16℃。

今日は「即位礼正殿の儀」のため祝日でしたが、台風の影響もあって生憎の天気となりました。

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台風19号のため「祝賀御列の儀(パレード)」は11月10日に延期。パレードが行われれば沿道へ繰り出そうかとも思っていましたが、延期になったので急遽友人宅へお邪魔して小運転会をすることに。

まず登場したのはD62+D52の国鉄超ヘビー機同士の重連。

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実際にはあり得ない組み合わせですが、15両のブラス製20系客車(ブースター無し)を余裕で高速牽引。さすが~。キャブ周りのディティールは・・・う~ん、尋常ではありません。

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続いて赤い交流電気機関車EF70一次型が登場。

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一次型は実際には20系客車を牽く機会はありませんでしたが模型の世界では何でもあり。

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実車の食堂車ナシ20には乗れず仕舞いでした。乗りたかったな~。

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今回は速度メーターを線路上に設置してスケール速度での運転を目指しましたが、どうしても速度超過気味になってしまいます~。

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20系+DF50や・・・。

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20系+EF58もしっくり~。

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新旧の中央線、国鉄201系や・・・。

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JR東日本のE233系も登場。

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国鉄583系は交直両用特急型寝台電車。

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国鉄、JR車両ばかりではなく小田急4000系もやって来ました。

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新旧の気動車や・・・。

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クモユニ74+115系のローカル電車も登場。

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C57やEF60が牽くニセコ客車もやって来ましたが・・・。

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やはり“締め”は正当なC622+3+15の豪華三重連で。

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ここらで今日は時間切れ。小田急車両群にはついぞ出番がまわって来ませんでした。

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外へ出て見ると既に暗くなっていました。

気温が下がって寒い~。

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さてチョッと遅くなりましたが、今日は9月22日日曜日の北海道行きの続きを。前日21日土曜日の夜に北海道入りして札幌駅頭のホテルに投宿。

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翌朝は雲が多めながらも晴れていました。この日の札幌の気温は最低13℃、最高20℃。朝はヒンヤリ~。

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札幌駅構内には札幌ドームで開催されているラグビーワールドカップ2試合4か国の歓迎横断幕が飾られて賑やかでした。

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ホームへ上がってみると9月末で引退が決まっている「クリスタルエクスプレス」による臨時特急「ラベンダーエクスプレス3号」が発車を待っていました。

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平成元年12月デビューだそうですから、長きにわたり良く頑張りましたね~。

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「ラベンダーエクスプレス」を見送ってから、われわれは9時26分発の「区間快速いしかりライナー」に乗車。小樽には10時07分に到着。車両は731系通勤型交流電車でロングシートなのが残念でした。途中風光明媚な石狩湾に沿って走りましたが、窓ガラスが汚れていて美しい車窓の写真は撮れず~。

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小樽駅はまだまだ“昭和”の風情が色濃く残った感じでした。かつてC62型蒸気機関車重連が牽引して全国に名を馳せた急行「ニセコ」や、函館から稚内まで12時間以上かけて北海道を縦走していた急行「宗谷」、キハ82系の特急「北海」など、青函連絡船を介した対本州の名列車が発着した長大なホームはほぼ当時のまま!?。

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4番線の函館寄りには味のある古そうな駅名看板が残っていました。

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ホーム上には石原裕次郎の写真が。幼少期を小樽で過ごした縁で小樽に記念館があったそうですが、2017年8月末をもって閉館になってしまったそうです。

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さてここからは10時53分発の倶知安行きに乗車。

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かつての北海道2大幹線のひとつ函館本線と言えども、今や小樽から長万部まで直通する列車は夜の2本のみ。他の時間帯は必ず倶知安で乗り継がねばなりません。

やがて函館側から2両編成の気動車が入線して来ました。

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札幌側はキハ150系。JRになってからの1993年から1995年に27両造られた高出力車両です。

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内装も近代的。

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一方、函館側はキハ40系。旧国鉄によって1977年から1982年にかけて888両製造され、日本全国の非電化路線に投入された形式で、JR北海道は157両を承継しましたが今ではだいぶ数が減ってしまいました。

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車内は札幌圏の都市近郊輸送対応のためにシート配列が2+1に改造され、つり革が取り付けられていますが、それでも国鉄時代の雰囲気が色濃く残っています。

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出力は高出力のキハ150系が非力なキハ40系の2倍強。後ろから押してもらって峠を越えることになります。

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普通の旅行者なら新しくて乗り心地の良いキハ150系に乗るのが正解ですが、われわれは“鉄”の端くれですから敢えて国鉄型のキハ40系に座席を確保。

札幌からの「快速エアポート95号」が到着したら、乗り継ぎ客で車内はアッと言う間に満席になってしまいました。座れずに立っているお客さんも。驚いたのはスーツケースやリュックを担いだ外国人が多いこと。

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小樽を発車すると直ぐに上り勾配にさしかかりオモタイ峠越えになります。やっぱり窓ガラスが汚れていて車窓の写真が撮れないので、以下、2014年9月21日に撮った走行写真を織り交ぜて・・・。

(下は2014年9月、小樽~塩谷間のキハ150形)

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最初の駅は塩谷駅。ホームは長大ですが無人駅。

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次の蘭島駅は海が近くてかつては海水浴時期には賑わったそうですが・・・。やはり無人駅。

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そして余市駅。ここは「山線」区間では小樽に次いで乗降客数が多くて有人駅。ニッカウヰスキーの工場の最寄り駅で、ここで外国人を含む大勢の方が下車して行かれました。

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次の二木駅、然別駅、銀山駅と無人駅が続きます。

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下の写真は2014年9月に撮った然別~銀山間の「SLニセコ号」の写真。

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小沢駅では初めて列車交換。キハ150系2連でした。

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そして倶知安駅に12時10分に到着。ここでも外国人の方が多数降りて行かれました。

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さて、ここから12時35分発の長万部行きに乗り継ぎ。乗り継ぎ時間が25分あるので駅周辺の散策が出来るかと思いきや、乗り継ぎ客が多くて既に乗車位置に列が出来ていました。長時間立ちっぱなしでは辛いので、そのままその列に付くことに。入線して来たのはキハ150系の単行でした。

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倶知安の次の比羅夫駅では外国人4人連れが下車。写真は撮れませんでしたが、駅の旧事務所は民宿になっており、ホーム横には離れの個室(コテージ)が。季節によってはホーム上でバーベキューが出来るそうで・・・。

以後、ニセコ、昆布、蘭越(らんこし)、目名(めな)、熱郛(ねっぷ)と無人駅が続きます。

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2000年に有珠山噴火で室蘭本線が不通になった際にはこの函館本線山線が迂回ルートとして整備され、往年の賑わいを取り戻したことがありましたが・・・。

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かつての蒸気機関車の名撮影地、上目名駅は目名と熱郛の間に有りましたが、1984年に廃駅となりました。

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乗り降りのほとんど無い昼下がりの車内はまったりムード。でもリュックやスーツケースを携えた旅行者が多くて満席です。

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熱郛駅で単行のキハ150系と交換。

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かつては寿都鉄道の起点で優等列車も停車していた黒松内駅も今や無人駅。

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次の二股駅は北海道内唯一のワラ1形有蓋貨物車を再利用した駅舎。

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そして終点、長万部に14時07分着。

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長万部は北海道の2大幹線、函館本線と室蘭本線の分岐駅で鉄道の要衝。かつては30両近い蒸気機関車が配置されていた長万部機関区を擁していましたが、今では閑散としていました。ホームの長さだけは昔と変わらず。

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側線に待機していたキハ40形は室蘭本線用。やはり1両編成。

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やがて函館方向から4両編成の臨時特急「北斗91号」がやって来ました。臨時とは言えたった4両編成とは。

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キハ283系特急気動車は1995年から2001年にかけて製造された振子式車両です。

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今度は室蘭方向からDF200形ディーゼル機関車に牽引されたコンテナ貨物が側線に入線して来ました。

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それを追いかけるように14時35分発の「スーパー北斗12号」函館行きが入線して来ました。

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こちらは2006年から増備されたキハ261系1000番台。

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今度は「スーパー北斗12号」に道を譲ったコンテナ貨物が発車!。

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長~い貨物列車を眺めるのは楽しいものです。

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貨物列車を見送ってから遅いランチにしようかと駅前に出てみましたが、食事が摂れそうなお店は無し。

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長万部の駅弁は「かにめし」が有名ですが、今や駅や車中では駅弁は買えません。買えるのは街中のデパートやスーパーのイベント会場のみ。何かヘンです。

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結局昼抜きで15時23分発の「スーパー北斗13号」に乗り込むことに。

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南千歳で下車して2分の接続で「エアポート164号」に乗り換え新千歳空港へ。

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当初の予定は札幌へ戻ってもう1泊し、9月23日月曜日の夕方に帰宅する予定でしたが、台風17号が真正面から迫って来たので急遽そのまま帰宅することに。23日中に帰れなくなって24日休診にする訳にもいきませんから~(涙)。

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ちなみに23日の北海道は大荒れの天気だったようですが、飛行機は欠航にならずに飛んだようでした。やれやれ~。

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9月17日火曜日。晴れ。朝は23℃、日中は30℃。3連休明けの火曜日は暑くなりました。

クリニックは案の定混雑気味。3連休の疲れか(?)かぜ気味の方が多数。最近は健診で引っ掛かって二次検査を希望されて受診される方も多くなりました。大和市の健康診断の期限が9月末に迫って来て予約枠が目一杯な上に予約外での受診も多いので診療時間内はバタバタです。さらに診療時間外は健診の判定作業や紹介状、診断書、意見書などの事務仕事が山積。う~ん、思わず叫びたくなります!?。出席するつもりだった大和市立病院での勉強会は止むを得ず欠席・・・。

9月18 日水曜日。曇りのち雨。朝は22℃、日中は20℃。日中は気温が下がって肌寒いくらいになりました。水曜日は近隣の医療機関でお休みのところが多いので、普段に輪をかけて予約外の方が多め。昼は当医療ビルのミーティング。夜はいつもの様に夜9時過ぎまで夜なべ仕事。

9月19日木曜日。晴れ。朝は19℃、日中は26℃。今日は休診日でしたが、やはり朝からクリニックへ。診察室のパソコンに停電対策を施して頂きました。今までビルメンテナンスに伴う停電ごとに検査システムや予約システムに障害が発生してご迷惑をお掛けしておりましたが、今回の処置で大丈夫・・・のはずです!。次の停電9月22日は無事に乗り切れることでしょう。

終了後は中央林間から田園都市線で渋谷へ。中央林間駅で田園都市線の新鋭2020系に遭遇しました。新鋭とは言っても営業運転開始は2018年3月28日。既に1年半が経過していますが現在も増備中です。

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丸みのある先頭形状は顔をイメージしているのだとか。

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ただ個人的にはブラックフェイスは厳つい感じがしてどうも親しみを覚えません。そう言えば同時期にデビューした相鉄の20000系も同様の黒っぽい顔(正確にはネイビーブルーですが)。下の写真は2018年4月28日横浜駅にて撮影。

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今どきは黒っぽい顔の車両がトレンドなのでしょうか。

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9月14日土曜日。曇り。朝は19℃、日中は27℃。世の中は3連休ですがクリニックはそれなりに混雑しました。3連休を心配して「まだ症状は軽いけれど早めに受診しました~」なんて方もちらほら。

診療終了後は名古屋へ。名古屋駅到着後はしばしJR東海の車両たちに挨拶。

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名古屋駅構内や周辺は3連休のためか大混雑でした。

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特に桜通口側にはいつの間にやら3つの高層ビルが並んで建っていて、それを繋ぐコンコースは人、人、人・・・。外から眺めると近未来的様相になっていました。

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今宵は名古屋泊まり。明日は早朝から名古屋国際会議場で開催中の第67回日本心臓病学会に参加する予定です~。

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9月5日木曜日。晴れ時々曇り。朝は23℃、日中は30℃。9月に入って朝晩は過ごし易くなりましたが日中は30℃まで。まだセミの声は元気。近所では名残のアサガオの花が。

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今日は休診日でしたが午前中は所用で南林間まで。その後都内へ向かいました。相模大野駅で電車を待っていると丁度良いタイミングでロマンスカーが来ます。新宿までチケットを買おうと思ったら・・・平日のこの時間なのに満席!?。何とやって来た「はこね8号」はたったの4両編成だったのでした。

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なんでも8月14日の夜に起きた栢山~富水駅間の踏切事故のためにEXE30000形ロマンスカー1編成が破損したためだそうで・・・。

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9月4日から10月16日までの期間、平日5往復、土日祝日でも2往復程度が4両編成EXEで走るそうで、これからの行楽シーズンにチケットを取るのが大変かも!?。

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さて今日はこの夏休み期間のご報告を。

8月11日日曜日は早朝に家を出て成田空港へ。まずはフィンエアーAY072便でヘルシンキへ向かいます。定刻9時50分発でしたが15分ほど出発が遅れました。

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機種はA350-900。広々として静かなエアバスの新鋭機です。297席。

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飛行機ファンではないので細かなことは判りませんが、外部のモニターカメラが垂直尾翼に付いているようで斬新な視点から離着陸を見ることが出来たこと、一部のトイレに外が見える窓が付いていたこと、それに室内環境が良くなって静粛性が向上したことや、気温も湿度も適度に保たれて寒さに震えたり口が乾燥したりすることがなかったことなど、素人の私にも判る在来機種からの改善点がたくさん。

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日本海を跨ぐと、あとは8割以上ロシア上空を飛び続けて9時間余り。雨のヘルシンキ空港に現地時間の午後2時過ぎに着陸しました。

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ヘルシンキの空港ターミナルはあちらこちらで工事中で、ボーディングブリッジの無い工事現場のようなところに駐機。バスでターミナルビルに移動して入国手続きを済ませました。その後一旦空港直結のホテルにチェックインしてから早速ヘルシンキの街へ!。

空港発16時発のフィンエアーシティバスでヘルシンキ中央駅まで。所要20~30分。往復で12.60€。

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駅は時間の関係で外観のみ。残念~。

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雨上がりのせいか気温は20℃を下回っていました。長袖の上着を着てちょうど良い位。早足で一生懸命歩いても汗が出ません。

街の中心部はトラムが頻繁に行き交っていました。

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下の写真右手の茶色い建物はヘルシンキを代表する老舗高級デパートのストックマン。北ヨーロッパ最大の売り上げと売り場面積を誇るデパートですが、ここも駆け足で・・・。

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街中ではデパートなどの大型商店や土産物店は開いていましたが、今日は日曜日のこととて17:00閉店のお店も多く、本場のmarimekkoのお店は既に閉まっていました。

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ストックマンの角を港方向へ曲がると、広い中央分離帯部分の公園がエスプラナーデ公園。

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通り沿いには有名ブランド店やホテル、カフェ、土産物店、さらに大使館などの公的機関も。ムーミンカフェもチョッと覗いてみました。

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右手に港を見ながら更に進むと左手に連邦政府庁舎と大統領宮殿。

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その先の小高い丘の上にはロシア正教のウスベンスキ寺院が聳え立っていました。

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丘の上から来た道を振り返ったところ。

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運河には白鳥、そしてたくさんのカモメ。

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港にはエストニアのタリンとを結ぶカーフェリーが入って来ました。

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さて少し戻ってヘルシンキ大聖堂へ。

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白亜の壁に緑のドーム。階段には多くの人が腰かけて寛いでいました。

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ヘルシンキ大聖堂の前にあるレストランで夕食。機内食がお腹に残っているのと時差を考慮してサラダとロールキャベツだけにしました。

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食後はトラムを眺めながらヘルシンキ中央駅までのんびり歩いて戻り・・・。

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来た時と同じフィンエアーシティバスで空港のホテルへ戻りました。

今回ヘルシンキは単なる中継地点。明日は朝4時に起きていよいよリトアニアに向かいます。

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7月19日に気象庁から日照不足に関する気象情報が発表され、6月28日から7月18日までの日照時間は東京で平年の14%、横浜で30%にしかならなかったそうです。関東甲信地方の梅雨明け平年日は7月21日頃だそうですが、このぶんではまだまだ・・・でしょうか!?。

連休明けの7月16日火曜日あたりまでは気温が低めの状態が続いていましたが、台風5号の影響か7月17日水曜日以降は蒸し暑くなりました。7月19日金曜日にはついに30℃超えに。

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クリニックは7月に入ってから連日混雑気味。かぜ症状の方は相変わらず多め。動悸、息切れ、全身倦怠感を訴える方がちらほら。今週は腹水が多量に貯留した中年女性や自然気胸の若者、切迫心筋梗塞の高齢男性など、時折重症の方がいらしてバタバタ。診療時間外は健診の判定作業や紹介状、主治医意見書、診断書などの作成で追われて・・・。

朝から湿度も気温も高くなった7月19日金曜日は小田急は多摩線の停電の影響で全線にわたってダイヤ乱れ。京王線も全線運休となっていて、その煽りを受けてか江ノ島線もギュウギュウ詰め。ヘトヘトになってクリニックに辿り着きました。

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夜は勤労福祉会館で大和市立病院との地域医療連携懇談会。

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ふだんなかなかお目にかかる機会の無い他科の先生方ともお目にかかれて“顔の見える連携”にはとても有意義な会でした。

7月20日土曜日の診療終了後は品川のTKPガーデンシティ品川へ。

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品川駅周辺は相変わらずの混雑。海外からの観光客の方もたくさん。

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今宵はプレベナー13という肺炎球菌ワクチンに関する講演を拝聴させて頂きました。

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プレベナー13はニューモバックスのような公費補助は有りませんが、リスクの高いご高齢の方には打つべきワクチンでしょう。

帰りの品川駅では215系電車に遭遇。

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平成4年から5年にかけて10両編成4本が製造された2階建ての直流近郊型電車ですが、通勤ライナーが運休となる週末は定期的な営業運用は無く波動輸送用となっています。そろそろ行く末が心配な車両!?。

そして7月21日日曜日は参院選。もちろん私めも投票に行きましたが全国的に投票率は低迷。結果は自公で過半数越えのようです。

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5月31日金曜日。曇り。朝は20℃、日中は24℃。本日九州南部が梅雨入り。

5月最後のクリニックは混雑気味。かぜ症状の方が一段と増えました。なぜか夕方になってから更に混雑に拍車がかかって診療終了は7時半過ぎ。明日受診予定の方が前倒しでいらしているのが目立ちましたが、何か理由が有ったのでしょうか??。

6月1日土曜日。晴れ時々曇り。朝は19℃、日中は26℃。月が明けて今日のクリニックは平穏でした。前倒しで昨日いらした方も多かったので予約枠も余裕。

診療終了後は新宿へ。町田からちょうど来たロマンスカーGSEの「はこね56号」に乗り継ぎ。

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410円のプチ贅沢です。

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でも折角ロマンスカーに乗っても快調に走ってくれるのは多摩川鉄橋を渡ってしばらくの間のみ。あとは前の電車がつかえていてノロノロ運転。チョッと興覚めでした。

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今宵は京王プラザホテルで18時から開催された大学ナンバー内科時代の同門会に出席。

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かつての第1~4内科というナンバー内科の講座から、時代の趨勢で臓器別講座に改編されたのが平成9年。わが第2内科は循環器内科、消化器内科、神経内科に解体分離されたのでした。臓器別講座になってからの同門会は2年毎に開催されていますが、ナンバー内科時代の同門会は不定期でこれがやっと2回目。久しぶりにお目にかかった80~90歳代になられた3人の恩師の先生方もお元気そうで何よりでした。

楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、再会を期して解散~。

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5月19日日曜日。晴れ。朝は18℃、日中は24℃。

朝目覚めたら想定外に天気が良かったので、急遽裏高尾まで出かけて来ました。

高尾の駅から小仏行きのバスで日陰下車。日陰林道を歩いて来ました。

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渓流沿いの林道を歩けば、都内にいることを忘れさせてくれます。

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日曜日とあってハイカーは多め。高尾山からこちら側へ降りて来る方が多い様です。

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中にはこの山道をランニングしている方も。お見受けするに私よりも年上のようで頭が下がるばかり~。

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でも当方はのんびり渓流の岸辺に腰かけ、駅ホームのコンビニで買ったおにぎりでランチ・・・すみません。

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帰りは道々写真を撮りながら徒歩で高尾駅まで。

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途中ウスバシロチョウの姿も見かけましたが、なかなか写真を撮らせてはくれず残念でした。

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浅川国際マス釣場も賑わっていました。

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中央道と圏央道のジャンクション近くをくぐって・・・。

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中央本線に沿って高尾駅へ。途中電車もスナップ。

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高尾駅で待っていた電車は当然のことながら新宿や東京を走るロングシートの通勤電車ですが、それが俄かには信じ難いような今日の行程でした。

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八王子で横浜線に乗り換えて町田経由で帰宅。意外に近い!?。

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5月12日日曜日。晴れ。朝は16℃、日中は22℃。

絶好の行楽日和となりましたが、今日は朝からクリニックへ。でも仕事ではありません。恒例の“運転会”です。

朝8時半頃から機材の搬入。例年の如く待合室に複線エンドレス、廊下に12線の車庫線をセッティング。10時頃からDF200形ディーゼル機関車単機による入線試験と通電試験を実施。通電試験で少々手間取りましたがメンバーが全員揃うころには完了して無事に運転会スタート!。

本日トップバッターは中央線で活躍する新型特急E353系。2015年に量産先行車が登場した近未来的外観のE353とクラシカルな駅施設はチョッとミスマッチかも!?。

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そこへ隣に滑り込んで来たのは電車特急の祖、1958年から東海道線の特急「こだま」に投入された151系特急電車ではありませんか。こちらは時代的に木造の跨線橋でもしっくり。

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両車両間には約60年もの時代の隔たりがありますが、その間に随分スタイリングが変わりました。

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同じく昭和30年代に登場した通勤電車の代表103系シリーズは同一オーナーによる手作り。

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今年の新作は右端に並んだエメラルドグリーンの常磐線仕様の103系1000番代。

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各色の103系が次々に走る中・・・。

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突然脇に滑り込んで来たのは小田急ロマンスカーの最新鋭GSE(70000形)ロマンスカー。あり得ない組み合わせでも模型の世界では問題ありません。

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下はオレンジ色の103系と並んだところ。同じような色調でもGSEのメタリック塗装は流石現代的です。

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さて昨年末に発売になったばかりの天賞堂プラ製9600型蒸気機関車は各バージョンがズラリ。

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真ん中の黄色い機関車は、構内入換運転時に目立つように警戒色として塗られた通称“トラ塗”のバージョン。主に末期の北海道で見られました。

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因みに下は実車の写真(昭和48年3月北海道岩見沢第一機関区にて撮影)。

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大正生まれの古豪にもかかわらず今回は八面六臂の活躍。

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中国製のプラ製品といえどもなかなかの風格。

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足回りもしっかりしていて運転には何の問題もなし。

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今度は昭和35年に登場したキハ81系によるディーゼル特急「いなほ」が入線。こちらも先日発売になったばかりのKATO製のプラ製品ですが予約完売状態だったようです。

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車庫線で昭和30年代の電化区間、非電化区間の両雄が並びました。

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キハ81のボンネットは開閉式!。

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その頃、ホームでは小田急2400系とED16牽引のホキ4200石灰貨物が邂逅。

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かつて登戸駅あたりでは上下立体交差ではあるにせよ幾度となく出会ったことがあったはずです。

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さらにDD51形ディーゼル機関車更新色が牽引するコンテナ貨物が通過したり・・・。

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DF200形ディーゼル機関車牽引の北海道石北本線のたまねぎ輸送コンテナ列車とEF66形電気機関車が牽引する高速冷蔵貨物列車が遭遇したり。

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車庫線では151系、81系の横ではEF65形電気機関車500番代重連による冷蔵貨物列車、C56形蒸気機関車が牽引するローカル客車列車がスタンバイ。

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そして最後の締めは、例年の如くC62形蒸気機関車3重連による急行「ニセコ」でした。

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日が傾いて来たところで撤収。遊んでいると時間が経つのが速いです~。

次回の再会を固く誓って解散したのでした。

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大型連休入り直前、4月22日月曜日からの週のクリニックはやっぱり混雑気味でした。今頃になってA型、B型のインフルエンザの方がチラホラ。今年は各地で流行が再燃している様子です。朝夕の寒暖差が大きいためか、体調の優れない方も多い様でした。

診療時間外は4月23日火曜日の診療終了後は大和市医師会事務局で医師会の決算の打ち合わせ、4月24日水曜日の昼は当医療ビルのミーティング、4月26日金曜日は大和市医師会の会計監査、そして4月27日土曜日は第116回日本内科学会に参加するために名古屋へ。10連休初日とあって、いつもなら空いている土曜日夕方の新幹線が見事に全て満席になっていました!。そんな訳で新横浜駅の新幹線当日券売場は逆に閑散としていました。

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今宵は名古屋泊まり。

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4月28日日曜日は朝から晴れて行楽日和になりました。折角の行楽日和でしてが日本内科学会に参加するために早朝の「あおなみ線」に乗って終点の金城ふ頭まで。

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周辺は広大な埋め立て地。近くにJR東海の「リニア・鉄道館」やカラフルな「レゴランド・ジャパン・ホテル」が見えましたが・・・。

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もちろん脇目もふらずに(?)会場の「ポートメッセなごや」へ。

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朝のうちは空いていましたが、昼近くになると大混雑に。

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しばし講演を聴き、ポスターセッションや機器展示を眺めて・・・。

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会場を後にしました。途中「あおなみ線」に隣接する名古屋貨物ターミナルでは、名古屋臨海鉄道所属の国鉄DD13形譲受機のND55213とND55215の姿が。

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さらにかつて寝台特急「北斗星」を牽引していて、廃止後はJR貨物に売却されたEF510形505号機の姿も。

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名古屋駅までは所要23分。

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さてここからは・・・下り新幹線に!?。明日29日もお休みですから、チョッと寄り道して帰ります~。

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さて2月17日日曜日には京都鉄道博物館までC62形蒸気機関車の2号機を見に行きましたが、当然他の展示車両たちにも挨拶して来ました。

京都鉄道博物館は大阪弁天町にあった交通科学館と京都の梅小路蒸気機関車館を合体させて平成29年4月29日にオープンしたJR西日本の施設。もう直ぐ3月16日には目の前に「梅小路京都西駅」が開業する予定。

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エントランスを入ると目の前にC62形蒸気機関車の26号機が鎮座。ここには日本最大の旅客用蒸気機関車C62形が1号機、2号機、26号機の3台も保存されているのです。

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以下、歴代の車両がズラリと。いちいち解説し始めると止まらないので、敢えて写真だけ羅列させて頂きます~。

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現役のJR四国のキロ185-26は2月2日から3月3日までの期間限定の特別展示。

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さて今度は本館から扇形車庫へ。後姿はC612とC56160。

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現在保存車両は動態保存車両8両(営業運転車輛3両)を含む20両。全てを屋内に収容するのは困難。

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現在SL検修庫ではD51200が修理中でした。

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さらに写真はありませんが、SL第2検修庫ではC571がバラバラ状態になっていました。

ここに来るといつもアッと言う間に時間が経過してしまいます~。

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クリニックの私の部屋の壁には今年も性懲りもなく蒸気機関車のカレンダーが架けてあります。「昭和を駆け抜けた国鉄の名列車カレンダー」の2月は急行「ニセコ」でした。

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先頭に立つのはC62形蒸気機関車の2号機。知る人ぞ知る、国鉄蒸気機関車のスーパースターです。

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引退後は昭和47年の鉄道100年を期してオープンした京都の梅小路蒸気機関車館(現、京都鉄道博物館)で保存されていましたが、最近になって大規模修繕を受け昨年11月に約1年半ぶりに復帰。久しぶりに僚機と4両交代で構内運転の役割の一端を担うことになりました。この機に友人と見に行く機会を伺っておりましたが、前もっていつ運用に就くか判らない上に、こちらのスケジュールや天気、気温、日照時間などを考慮して、やっと2月17日日曜日にそのチャンスが巡って来ました。

朝10時東京駅発の「のぞみ」で昼過ぎに京都入り。駅近くで昼食を摂った後、やおら京都鉄道博物館へ。普段の行動パターンに比べると随分ノンビリですが、それは閉館前のターンテーブルでの転回を見ることが最大の目的だから。

京都鉄道博物館の新館を一渡り見てから扇形機関庫へ。構内展示運転のSLスチーム号の仕業に就く火の入ったC622と久しぶりに対面しました。

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檻の中のライオン状態とは言え、日本最大の旅客用蒸気機関車は威風堂々、周囲を圧倒する迫力があります。

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デフレクター(除煙板)の燕マークは、かつて東海道本線で特急「つばめ」を牽引していた頃に取り付けられたもの。

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3軸の動輪は国内最大の直径1750mm。

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油で鈍く光る足回りは、公園の静態保存機とは異なり“生きている”証拠です。

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全長21.48m、重量145.2t、最大出力2163PS、最高速度100km。

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年代的には私自身はC62形の現役時代にギリギリ間に合わなかった世代。あと数年早く生まれていれば・・・。

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もちろん周囲の親子連れに混じって、変なオジさん2人連れも構内運転のトロッコに乗り込んで喜んでおりました。

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さて本日最後の展示運転が終わると、静々とターンテーブルへ。

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ピタッとド真ん中に乗ったところで転回開始。

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ゆっくりとサービスで2回転。

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145tの巨体が軽々と回転します。

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途中で汽笛吹鳴のサービスも。

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そしてバックで整備線へ。

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ここで給水、給炭、火床整理(カマ替え)。

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その後、再度ターンテーブルで転回の後、バックで今夜の寝床となる留置線へ。

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兄弟機、C61形と並びました。

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この時点で閉館まではあと僅かの時間。

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京都鉄道博物館を後にして、京都駅から新幹線「のぞみ」に乗車。真っ暗になった車窓を眺めながら帰路に就いたのでした。

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2月11日月曜日。前日網走から札幌入り。明けて札幌は晴れたり曇ったりの不安定な天気でした。最高気温は-3℃でしたが、-19℃を体験した身には大したことありません!?。

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下は朝6時半頃の札幌駅南側。

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下は小樽側を見たところ。

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急いで朝食を済ませて札幌発7時49分のライラック3号に乗車。

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途中、晴れて青空が見えたかと思ったら次の瞬間に吹雪になったりで、とっても不安定な天候の中を789系6両編成は軽やかに疾走。

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岩見沢、美唄、砂川と蒸気機関車の時代を知る世代には懐かしい駅に停車しつつ・・・。

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滝川駅には8時41分着。滝川は帯広、釧路を経て根室に至る根室本線の起点駅です。

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でも2016年8月の台風10号の被害で、未だに東鹿越~新得間は不通になったまま。そのまま廃止が取り沙汰されています。

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折しも根室本線のローカル列車が到着。

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キハ40単行ですが、雪で顔が良く判らないので・・・。

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後ろへ回ってみましたが、こちらはもっと真っ白でした。

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駅前ローターリーにいたタクシーを捕まえて、ここから約4km、10分ほどで札沼(さっしょう)線の終点、新十津川駅に到着!。

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かつては函館本線の札幌の隣駅である桑園駅から留萌本線の石狩沼田までを結んでいましたが、1972年(昭和47)年6月に新十津川~石狩沼田間が廃止され、それ以降新十津川駅を行き止まりとする長大な盲腸線となってしまいました。

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近年は札幌近郊の沿線はベットタウン化が進み、さらに北海道教育大学札幌校や北海道医療大学など学校が数多くあることから、北海道医療大学駅までは電化されて6両編成の電車が走る近代的な路線に変貌しています。1991年(平成3年)からは「学園都市線」(がくえんとしせん)という瀟洒な愛称で呼ばれています。

一方電化されなかった北海道医療大学駅 ~新十津川駅の末端区間は、2020年5月7日付で廃線となることが決定して明暗を分けることに。そんな訳で今回は乗り納めに来た次第。

駅舎内に掲げられて時刻表を見ると・・・!。

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2016年(平成28年)3月のダイヤ改正以降、浦臼駅 ~新十津川駅間は1日1往復のみの運行となっています。10時ちょうどの上り始発列車は日本一早い最終列車でもあるのです。

本来は無人駅ですが、平日は午前9時から正午まで、土・日・祝日は午前9時から午後3時まで観光案内所がオープン。

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入場券の販売や終着駅到達証明書の発行を行っています。

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窓口の上には札沼線のポスターが。存続をかけて様々な努力がなされた様ですが、残念なことに2018年(平成30年)10月12日までにすべての沿線自治体が廃止を容認・・・。

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廃線が決まってから新十津川駅の乗降客数が急増。カレンダーに記入された降車人数を見れば、今年になってから日曜日には22~43人もの降車人数を記録している模様。

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さて列車到着前に人気の無いホームへ。下は札幌方向を見たところ。

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そして下は反対方向の線路の終点、石狩沼田方向を見たところ。

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ホームから駅舎を見れば、こじんまりとした典型的ローカル駅舎の姿。

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写真だけ見ていると人煙希なる秘境駅に見えるかも知れませんが、実はここは新十津川町の中心。直ぐ裏手には6階建ての立派な空知中央病院(下の写真の右側に見える建物)が聳え、近くには図書館や町役場も。

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つまり人が居なくなって利用されなくなったのでは無く、利便性の点で振り返られなくなった訳で、厳しい現実が・・・。

9時28分に下り1番列車かつ最終列車が到着。

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次々に乗客が降りて来ましたが・・・。

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やはり地元の方はいらっしゃらないようでした。

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車両はキハ40系気動車の402番。国鉄時代の1980年1月富士重工製です。

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登場時は全国均一の朱色(いわゆる首都圏色)を身に纏っていましたが、現在はJR北海道標準色を基本に扉も黄緑色に塗った特別色。

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1992年8月にワンマン化改造、1996年3月に札沼線末端区間用強馬力化改造を受けた車両。

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改造は受けていても車内は国鉄時代そのもの。窓は二重窓で窓下には灰皿を撤去したネジ穴跡が。

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下は二重窓から駅舎を眺めたところ。

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冷房は無し。扇風機には国鉄のJNRマークがそのまま。

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下り列車を運転して来た運転士さんが上り方の運転台に乗り込み・・・。

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10時00分の定刻に発車。乗客はボックスあたり2~3人程度で、ほぼ100%同業者でした。

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車窓は真っ白な雪景色。

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沿線には結構人家が有りますが、途中駅での乗降客は無し。

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間違って途中下車でもしようものなら・・・。

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明朝まで列車は来ませんのでご注意を~。

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豊ヶ丘駅周辺は丘陵地帯でしたが、それ以外は広大な北海道らしい風景が広がっていました。

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下は豊ヶ丘駅舎。

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11時17分に北海道医療大学駅に到着。ここから先は電化区間に入ります。乗って来た気動車は1つ先の石狩当別まで行きますが、多くの乗客はここで電車に乗り換え。

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隣のホームには721系近郊形交流電車6両編成が待っていました。

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11時29分発札幌行きは、それまでの気動車とは異なり静かで軽快な走り。

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途中駅では次々と乗客が乗り込んで来て、札幌に12時15分に到着するころのは6両編成なのに座れない乗客がたくさん。若い人が多いのはやはり学校が多いからでしょう。

札幌で途中下車して昼食後、新千歳空港へ。

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雪祭り最終日の午後、新千歳空港は大混雑でした。新千歳16時00分発JAL516便はボーイング767-300。羽田には17時40分着。

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北海道よりも気温ははるかに高いはずですが、やっぱり風が吹けば寒いのでした~。完。

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つい先日正月が明けたばかりなのに、気付けばもう1月も最終週に。テニスの大坂なおみ選手の話題で最後の週が始まりました。

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週明けのクリニックは相変わらずインフルエンザの方が多いものの、ややピークを越えたかも知れません。もうひと頑張り(!?)でしょうか。

1月28日月曜日は診療終了をやや繰り上げさせて頂いて相模大野の小田急ホテルセンチュリー相模大野へ。大和市医師会新年会・創立60周年、大和市医師会訪問看護ステーション20 周年祝賀会に参加。

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夜7時にスタートして多くの来賓のご挨拶が延々と。乾杯が終わって食事にありついたのは夜8時15分過ぎ。私もお年頃になったせいか長時間の起立で足腰が・・・。その後は大和阿波踊りの方々が座を盛り上げて下さって賑やかに会が進みました。終了は夜9時半ころ。

帰り際、相模大野駅ではGSEの回送が停まっていました。

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GSEは2018年のグッドデザイン賞で金賞を受賞!。それを記念してステッカーが貼られていました。

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賛否あるにしても確かに大胆なフロントデザイン。まだまだ新車の輝きを失ってはいません。

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しばし眺めているうちに帰りの電車が来てしまいました。

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1月29日火曜日も前日に引き続いて少々早仕舞いして横浜へ。横浜ベイシェラトンで開催された神奈川県郡市医師会庶務・会計担当理事合同連絡会に出席。

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かねてから建設中の横浜駅は、だいぶ背が高くなって来ました。

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懇親会も含めて夜9時半頃に終了。連日でチョッと疲れました~。

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1月30日水曜日は朝6時7分に小田急相模原~相武台前で起きた人身事故で小田急線はダイヤが大幅に乱れました。

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私もモロに巻き込まれて、昔の都心に向かう通勤ラッシュを彷彿とさせるようなギュウギュウ詰めの電車で鶴間駅に降り立ちました。朝から疲労困憊の状態で診療をスタートしましたが、今日も今日とてインフルエンザの患者さんが怒涛のように・・・。夜は税理士さんに来て頂いて打ち合わせ。

1月31日木曜日。今月最終日は休診日でした。朝は歯医者さんへ。その後は鷺沼の「とうふやうかい」で3人で会食。

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平日限定の季節のランチは、豆腐、厚揚げ、湯葉、おからなどを使ってヘルシーかと思いきや、意外にヘビーでした。

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こうして平成最後の1月は矢のように過ぎ去って行ったのでした・・・。

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さて、だいぶ間が空いてしまいましたが、年内に今年夏のスリランカ紀行の続きを片付けねばなりません。今さらですがお付き合いくださいませ~。

8月13日月曜日の朝、スリランカの古都キャンディの高台のホテルで目覚めてカーテンを開けると、雨が降ったり止んだりの生憎の天気。

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反対側の高台には白い仏像の姿。同じ仏教国でも日本とはだいぶ違う雰囲気です。

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標高はたかだか300mほどですが、熱帯とは思えないほどの涼しさ。猛暑続きの日本よりもずっと過ごし易いです~。

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早々に朝食を済ませてから市内を散策。

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アジアらしい雑然とした街並みですが、他のアジアの国に比べると清潔。

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果物店では熱帯だけあって種類が豊富。

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中には正体の判らないモノも。

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立派な白い建物は銀行でした。

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高台のレイクビューポイントに上がれば・・・。

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キャンディ湖とその周辺に広がる街の様子が良く判ります。

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さて今日はいよいよ鉄道移動の日。昨日までストライキで全く列車が動いていなかったので半ば諦めていましたが、ギリギリ昨夜になって労使交渉が妥結。今朝から久しぶりに運転が再開されました。

そんな訳で列車を捉えるべく街外れにあるペラデニア駅へ。ここはコロンボからバドゥッラまでのメインラインの途中駅ですが、キャンディ駅はここから分岐する盲腸線の終点。キャンディ駅にはもれなくどの列車も立ち寄るので、キャンディ駅~ペラデニア駅間は折り返す運転形式です。ジャンクション駅のペラデニア駅舎は随分とこじんまりした感じでした。

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時刻表を見ると各方面にそれなりの数の列車が走っているようです。

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出札口はありましたが改札口は無し。

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ホームに出てみると架線が無いのでスッキリした構内。線路の幅がずいぶん広く見えますが、それもそのはず軌間は広軌1676mm。因みに日本のJR在来線や小田急線などは1067mm。新幹線でも1435mm。

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下の建物は信号所でしょうか。

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分岐駅なので2本のホームがY字型でキャンディ方で合わさっています。

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駅名標も行先案内もシンハラ語、タミル語、英語の並列標記。

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2本のホームが合わさったホームのキャンディ方には仏様が祀られていました。

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日本では姿を消した腕木式信号機も現役。宗主国だったイギリス風です。

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駅には製油施設が隣接していてタンク車が留置されていました。

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下の写真はキャンディ方からバドゥッラ方面を見たところ。

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そしてコロンボ方面を見たところです。

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Y字に配置されたホームの間には中庭があって正面が駅舎。

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線路端には保線小屋?。

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その前に掲げられた看板にはペラデニア駅は1867年に造られた古い鉄道駅ですとの掲示。スリランカではイギリスが1858年に敷設を開始したのが始まりだそうです。因みに日本で最初の新橋~横浜間の開業は1872年のことですので、スリランカの方が兄貴分。

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ホームの上屋を支える柱に使われている古レールの刻印にも1895年とか・・・。

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さらに1869年なんていうのも!。

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駅構内をウロウロしているうちにキャンディ方からコロンボ方面行のローカル列車がディーゼル機関車に牽かれて入線して来ました。

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3ドアの客車5両、3等モノクラス編成。車内は満員でした。

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一番前と一番後ろの車両は半室荷物車。日本の国鉄式で言えば“ナハニ”といったところ。

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冷房は無いので窓は全開~。

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先頭の機関車にはClass W3のプレートが付いていました。

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どうやら元は西ドイツの1969年ヘンシェル製のClass W1ディーゼル機関車を日本からの円借款で1997年に改造整備したのがClass W3のようです。

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全長12m、重量61トン、1100馬力、最高速度80km。

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到着後は乗客も乗員もホームで一呼吸。ひと昔前の国鉄では良く見られた光景。

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でも外国人観光客の多くは乗り込む様子は無く、間も無くやって来る対向列車を待っている様子。

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やがて乗客が乗り込んで発車合図とともに・・・あれれっ、来た道をバック!?。

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駅構内の外れまで後退してから転線して戻って来ました。

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わざわざ転線して駅構内の側線で対向列車を待避する様子。

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乗客を乗せたまま側線でしばらく停車していると・・・。

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ほどなくコロンボ方面から対向列車が入線して来ました。

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こちらの車両はClass S12。2012年より導入されている山岳区間用の気動車で中国製です。

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山岳区間の急曲線に備えて車体長は15m級と短め。1~3等車まで各クラスの車両が連結されています。

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われわれはこの列車が隣のキャンディ駅まで行って折り返して来るのをこの駅で待ちます。駅の一角には小さな売店も。

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しばらくすると先ほどの列車が向きを変えて入線して来ました。

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これに乗って山岳地帯の紅茶畑が広がるヌワラ・エリアへ向かいます。下の写真は1等車内。

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列車は厳しい勾配とカーブが続く山岳路線をゆっくりと走ります。生憎の雨模様で車窓の写真はあまり撮れず。

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途中駅も由緒有りそうな雰囲気。

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駅員さんの服装は上下とも白で凛々しい感じ。

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列車はどんどん高度を上げて、車窓には急斜面に広がる茶畑が。

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目的のナーヌ・オヤ駅までは約4時間の長旅でした。ここでほとんどの観光客風の乗客が下車。

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天気が悪いこともあって上着があっても寒い~。

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駅構内には小振りな貨車や客車が少しだけ留置されていました。

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さてここから有名なセイロン紅茶の産地を巡りますが・・・。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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12月25日火曜日。晴れ。朝は2℃、日中は9℃で寒いクリスマスになりました。

クリニックは連休明けでさすがに混雑。インフルエンザの方が徐々に増えて来ました。熱が下がっても2日間は自宅安静となると、もう年内は出勤出来ないかも・・・。

以下に今年11月以降に撮ったクリスマスツリーの数々をお目にかけます。

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大半は明朝までに片付けられてしまうかと思うと不憫です~。

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12月9日日曜日。曇りのち晴れ。朝は5℃、日中は9℃。先週とは違ってこの時期らしい気温の日曜日となりました。

今日は朝から都心へ。地下鉄大江戸線の赤羽橋で下車して地上へでると、目の前に東京タワーが聳え立っていました。

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芝公園周辺では黄色くなったイチョウがまだ残っていました。

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イチョウと東京タワーのツーショットも!。

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モミジもまだまだ。都心には秋がまだ残っていました。

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今日は芝公園のプリンスパークタワーで開催された循環器関連の講演会に参加。師走の日曜日というのに多くの同業者が参集していました。終了後の情報交換会では同じ医局の先輩にバッタリ。昔話に花が咲きました。

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そのまま今度は大江戸線、半蔵門線と乗り継いで渋谷へ移動。

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渋谷道玄坂の中華料理店で鉄道模型店「モデルスイモン」さん主催の懇親会に参加させて頂きました。

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会場の真ん中のテーブルには各社の新製品のサンプルや試作品が陳列されていました。これを肴に一献という趣向。

イモンさんの製品では12mmゲージのC57シリーズやDF50。

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近日発売予定の精巧な密着連結器も期待出来そう。

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ムサシノモデルのEF62やDD11はいつものように超細密モデルですが、発売が一体いつになるのか判らないのが玉にキズ。

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天賞堂のプラ製151系も発売が大幅に遅れていますが、見れば見るほど魅力的な外観。

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天賞堂のブラス製ED71も出そうで出ない・・・。

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トミックスのプラ製683系サンダーバードは前面貫通ドアが開いている状態を再現出来るギミック。初の試みです。

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夕方4時から始まった懇親会は夜7時を大きく回って解散。同好の士やお店の方との語らいの時間は瞬く間に時間が経過して・・・。

明日からの仕事、頑張ります!。

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12月1日土曜日。晴れ。朝は6℃、日中は17℃。

師走に入って通勤途中、電車が川を渡る時間6時40分頃の太陽の位置はだいぶ下がって来ました。

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クリニックは、かぜの方に加えてインフルエンザワクチン接種の方でそれなりの混雑。

診療終了後は都内へ。途中相模大野では、先日引退したLSE7000系がついに解体線に運ばれて来ていました。既に主要部品は外されている様子。嗚呼~。

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今宵は品川へ。

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品川プリンスホテルで開催された高血圧関連の講演会に参加。

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“その道のプロ”がエッセンスを聴かせて下さるので効率良く楽に勉強できます。耳学問は大切!?。可能な限り参加させて頂くようにしています~。

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最近何かと雑用が多くてブログが停滞してしまっております。気付けば今週で11月も終わり。もう少し古いネタを片付けておかなくてはなりません。という訳で今回は今月初旬の根室紀行の続きを。

11月3日土曜日は根室泊まり。翌11月4日日曜日の朝、ホテルのカーテンを開けたら外は霧で真っ白でした。駅へ向かう道すがらも霧の中。

宿から駅へ向かう道すがらも真っ白。信号も点いてるのかいないのか!?。

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下は根室市役所。

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幹線の国道44号線「根釧国道」も日曜日の朝とあってか車通りは少なめ。

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やがて前方に薄ぼんやり横に長~い建物が見えて来ました。

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根室駅です。学生時代に来た時と殆ど変わらぬ出で立ち。

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ここから8時22分発釧路行きに乗って釧路へ向かいます。この区間は根室本線の一部ではありますが、超ローカル区間で“花咲線”の愛称で呼ばれています。有名な“花咲ガニ”に因んだ名称でしょうが、東根室と西和田駅の間にあった花咲駅は平成28年3月に廃止になってしまいました。

今日は釧路でさらに乗り継いで新千歳空港まで鉄路で辿る計画。

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快速「はなさき」として釧路を5時35分に出た1番列車が8時01分に到着。これが折り返し8時22分発の根室発2番列車になります。これを逃すと11時03分まで列車がありません。

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車両はキハ54単行。今日は冬限定でオホーツク海沿岸を走る観光列車「流氷物語号」に使われるキハ54-507が運用に就いていました。車体には流氷が描かれています。

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改札は10分ほど前から開始。下は同行の友人が撮ってくれた記念写真。

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さすが“本線”の終点だけあってホームは広くて長いですが1線のみ。発着する列車は今では6往復の単行気動車だけで貨物列車はありません。

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ホームの先端には「日本最東端有人の駅」の掲示板。“有人”とわざわざ断っているのは、無人駅では隣の東根室駅が最東端だから。

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そしてその先には日本最東端の車止めが見えました。

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運転台は半室構造。ワンマン運転のため整理券発行機や運賃収受箱が備えられています。

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下は客室内。ブルー基調の明るいモケット。55人乗りですが、根室駅発車時の乗客数はその1/3くらい・・・でしょうか。

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8時22分の定刻に発車。加速する間もなく「東根室」駅に到着。昨日にも訪れた最東端の駅です。おやっ、乗客が2人!?・・・と思いきや、観光ボランティアの方でした。乗降客は無しで、乗り鉄らしきお2人が列車から降りて慌ただしく記念写真を撮っていました。

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東根室駅を8時26分に発車して根室の街を抜けると、途端に人煙希なる原野が広がります。

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ワンマン列車なので運転士さんは扉の開け閉めや改札業務も一人でこなします。

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やがて西和田駅が見えて来ました。

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待合室は古い貨物列車の車掌車を流用したもの。北海道ではしばしば見かけます。乗降客は無し。8時34分発車。

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しばし走って・・・。

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昆布盛駅に停車。やはり乗降客無し。8時39分発車。

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次は落石駅。昨日写真撮影をした場所の最寄り駅です。交換施設のある駅らしい駅ですが、やはり乗降客は無し。8時44分発車。

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昨日写真撮影した落石海岸あたりでは速度を落としてゆっくりと走行。

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6月1日から11月30日までの期間、花咲線では最東端の東根室駅での停車時間を延ばし、美しい車窓区間で列車速度を落として観光客への配慮をしてくれています。

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昨日に引き続き今日も快晴~。

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次は別当賀駅。ここも乗降客無し。

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やはり待合室は車掌車でした。8時57分発。

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時折、警笛が鳴ったり制動がかかったりするのは、エゾシカが横切るから。

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次の初田牛駅にも誰もいません。

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ここは立派な!?待合室でした。9時05分発。

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そしてかつて標津線との接続駅だった厚床駅ではホーム上に人影が!。

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でもその方は写真を撮っているだけで列車には乗らず。地元の方が1人降りて行かれました。9時12分発。

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姉別駅では本日初の乗客の姿が!。お1人乗車。

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待合室に「ルパン三世」が登場しているのはモンキー・パンチが地元の北海道浜中町の出身だから。9時19分発。

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次の浜中駅でも乗客あり。見送りの方の姿も。9時28分発。

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そして根室駅と釧路駅のほぼ中間に位置する茶内駅では初めて対向列車が待っていました。ホーム上には4~5人の乗客の姿が。

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対向のキハ54-508はこちらキハ54-507の相棒の流氷物語号ラッピング車両。

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無人駅ですが駅舎は有人駅時代からそのままの北海道らしい建物でした。9時35分発。

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次の糸魚沢駅では乗降客無し。9時44分発。

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糸魚沢駅から次の厚岸駅までの間は別寒辺牛(べかんべうし)湿原が広がっていて、ここでも列車はゆっくり走ってくれます。

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たくさんの水鳥が見えました。もう冬の使者、白鳥の姿も。暖かいとはいえ、もう11月ですからね~。

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湿原の中をカーブしながら線路がひかれています。

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そして根室と釧路を除くと沿線で唯一の有人駅である厚岸駅に着きました。跨線橋も本日初めて見ました。ホーム上では10人ほどが列車を待っていました。9時58分発。

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次の門静駅はやっぱり誰もいませんでした。10時03分発。

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尾幌駅では2人乗車。ここも待合室は車掌車。10時11分発。

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次の上尾幌駅でも2名乗車。

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2面2線の島式ホームと単式ホームが構内踏切で結ばれる構成。立派な白塗りの駅舎が健在でした。10時20分発。

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別保駅では2名乗車。10時35分発。

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武佐(むさ)駅では2名乗車。もう釧路の街中に入って来ました。10時40分発。

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次の東釧路駅は根室本線と釧網本線の分岐駅。

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立派な駅舎がホームから離れて残存していました。ホームとの間には何本も側線が引かれていたのでしょう。10時42分発。

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そして釧路川の鉄橋を渡ると・・・。

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この列車の終点、釧路駅に到着。10時46分着。

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営業キロは135.4km、2時間24分の旅でした。やっぱり鈍行列車は楽しい~。

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駅構内には11時42分発根室行き快速「ノサップ」が停車していました。車両は11月1日に出発式が行われたばかりの「地球探索鉄道花咲線」ラッピングトレインのキハ54-521。

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さてここからは釧路発11時24分発の特急「スーパーおおぞら6号」に乗り継ぎ。本当はさらに鈍行でゆっくり行きたいところですが、翌日は仕事ですからね~。

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最近のJR北海道の特急列車には車内販売が無いので、まずは釧路駅で飲料、食料を調達。

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車両は北海道では第2弾の振子式気動車特急283系。

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2013年10月までは最高速度130kmの俊足を誇っていましたが、2011年5月に発生した石勝線での脱線火災事故により減速、減便が行われて現在の最高速度は110km。

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11時24分の定時に発車。283系は1995年に試作車、1996年に量産車が登場。1997年3月に営業運転が開始されてから早くも20年以上経過して、各所に疲れが出ている感じでした。発車後は釧路駅で調達したばかりの「花咲かにめし」で腹ごしらえ。

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釧路駅を発車して市街地を抜けるとしばらくは海岸線を疾走。

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最初の停車駅白糠駅を発車して、厚内駅の手前から進路を内陸に変えてしばらく走ると池田駅。

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さらに走って大都会の帯広駅を発車し、次の停車駅新得駅を過ぎると狩勝峠にさしかかります。長大なトンネルを抜けて落合方面への根室本線と別れて石勝線へ。

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普通列車が無いため特急しか停まらないトマム駅を14時00分に発車。

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占冠駅、新夕張駅を通過し・・・。

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旧夕張線を追分駅へ向かって山を降りると、北海道らしい平原が広がります。

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ほどなく南千歳駅に15時07分到着。ここで15時09分発のエアポート144号に乗り継いで新千歳空港駅に15時12分に到着。

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17時00分発のANA072便(ボーイング777-300)に乗れば東京羽田空港には早くも18時40分には到着。

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1日中鉄道に乗っていただけじゃないかって?。もちろんそれが目的ですから~。

たった2日間ながら北海道の鉄道を堪能した旅でした。完。

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11月3日土曜日は朝から根室近くの落石で根室本線の列車を撮影。根室でランチ後は折角ここまで来たので納沙布岬まで足を延ばすことに。

岬の先端には白い灯台。

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北海道では初めて明治7年初点灯。昭和5年に現在のコンクリート造灯台に改築されたそうです。

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付近には北方館、望郷の家、オーロラタワーや最東端のお土産物屋さんや食堂などが。でも観光客はとっても少なめ。

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学生時代に訪れた時にもここで写真を撮った記憶が・・・。ただその時は悪天候で北方領土は見えませんでした。

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でも今日は遠くまでスッキリ見えて・・・。

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意外に近くに島影が見えました。

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歯舞群島、水晶島・・・でしょうか。

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コンパクトカメラのズームでも下の写真くらい大きく見えます。

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その背後にも島影が。

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下は地面に記された北方領土の位置関係。

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でも実際の島影がどの島なのか今一つはっきりしません。

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やや北側に目を移すと国後島の「羅臼山」(らうすやま)882m・・・でしょうか。

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さらに遠くに国後島の「爺々岳」(ちゃちゃだけ)1822m・・・たぶん。

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下はオーロラタワーから見た納沙布岬付近。

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さて、その後は根室へ戻って東根室駅を表敬訪問。ここはご存知のように日本最東端の駅として有名。

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駅舎も無いホームだけの無人駅で、時刻表を見ると上り6本、下り5本が停車するようです。駅がここにある理由は・・・う~ん。

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本来は落石に戻って夕方の列車を撮影をする予定でしたが、落石の撮影ポイントまでの道程が意外に厳しかったので、安楽にも東根室~西和田間で東根室15時55分の下り列車を迎撃することに予定変更。

定刻通り夕陽にステンレス車体を輝かせながらキハ54単行列車がやって来ました。

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本日の仕事はこれでおしまい。今宵は根室泊まりです。続きはまた後日に~。

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11月3日土曜日。晴れ。文化の日は広い範囲で秋晴れとなりました。

今日はANA987便6時15分東京(羽田)発の札幌(千歳)行きに搭乗。早朝便とあってか、さすがの札幌便でも座席数の少ないボーイング737-800でした。

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夜明けの東京を眼下に見て・・・。

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北上すれば、ほどなく雪を冠した山々が見えて来ました。

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上空から見ると意外に狭い津軽海峡を越えると、既に降下を開始していました。

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北海道の渡島半島を掠めて・・・。

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蝦夷富士(羊蹄山)を遠望すれば・・・。

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ほどなく旋回して新千歳空港に着陸。本来は7時45分着の予定でしたが、羽田で遠い滑走路からの離陸になったため10分遅れで到着しました。

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札幌からは根室中標津行きのANA4881便に乗り継ぎ。定刻でも僅か20分の乗り継ぎ時間しかありませんでしたが、遅れて乗り継ぎ時間が10分となったため、地上係員のお姉様が一緒に走って下さいました。

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機種はボンバルディアDHC8-Q400、74席のカナダ製プロペラ機です。プロペラ機は与那国島以来かも。こんな小型機に対してもチャンとボーディング・ブリッジが接続していました。でもとっても急傾斜で先端部に小さな“階段”がアダプターとして付いていました。

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プロペラが勢い良く回転し始め、独特のエンジン音を響かせて離陸。ジェット機より健気で一生懸命な感じがします!?。

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離陸すると直ぐに眼下には夕張あたり(?)の山々が。

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11月の北海道というのに雪は大雪山系の高みに僅かにあるだけ。

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しばらくすると広大な十勝平野が広がりました。

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異様な形の山は活火山の雌阿寒岳。画面左の湖はオンネトー。

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そして一部雲に隠れた阿寒湖と雄阿寒岳。雄阿寒岳の陰に見えるのはペンケトー・パンケトー。

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だいぶ高度が下がって来たところで摩周湖の姿が。右端、遠くに見えるのは斜里岳でしょうか。

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根室中標津空港の周囲は広大な牧草地。

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定刻の9時00分よりやや早めに到着。ここでもチャンと先端部に小さな階段状アダプターが付いたボーディング・ブリッジが備え付けられていました。

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根室中標津空港には札幌便が3往復、東京便が1往復就航しています。

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根室中標津空港到着後、根室近くの根室本線(花咲線)落石~別当賀間へ。ここは鉄道ファン御用達の有名な撮影ポイントなのです。

10時をだいぶまわって落石海岸の三里浜に到達しましたが、落石10時29分着の下り列車が通過する時刻には撮影ポイントまで間に合わず。手前で通過するのを見送ることになってしまいました。

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えっ、列車はどこって??。下は上の写真の画面右上を拡大したもの。チャンと写っていたでしょ!。

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列車通過後、本来の撮影ポイントを目指して、獣道のような踏み分け跡を辿ります。

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意外に起伏が大きくて険しい道程を辿ること約20分。

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撮影ポイントに立つと、眼下に三里浜が一望出来ました。下は落石岬方面。

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そして反対側、別当賀、浜中方面。

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やがて落石駅発11時23分の釧路行き上り列車がやって来ました!。

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最果て列車はキハ54形ディーゼルカーの単行。

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でも画面に海を大きく入れるには魚眼レンズが必要なようで・・・。

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私の持参した18mm広角では最大に入れてもこの程度までしか・・・。

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でも茫洋たる感じは伝わりましたでしょうか~。

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気温が上がって汗だくになりながら来た道を引き返し、根室駅近くでランチにすることに。根室と言えばやっぱり・・・えへへ~。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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10月14日日曜日。晴れのち曇り。朝は13℃、日中は19℃。昨夜の雨が上がって朝のうちは晴れ間が広がりましたが気温が下がってヒンヤリ。やっと秋が深まって来た感じです。

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今日は朝から大田区蒲田へ。京急蒲田駅近くの大田区産業プラザで昨日から開催されている第43回日本鉄道模型ショウを覗いて来ました。パンフレットによれば今年の出店は77社。昨年より20社余り少なくなったようです。

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例年のように日曜日の朝、友人と合流して3人で10時の開場とともに入場。例年よりも空いている感じでした。

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以下は順不同でスナップ写真を羅列。

受付を入って直ぐは台車メーカーの日光モデル。いつもの通りたくさんの台車がズラリ。

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プラメーカーのディークラフトでは80系電車のキットやレム+レムフの完成品などを展示。

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気になる165系(169系?)の姿も。

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ブラスキットのメーカー、安達製作所はキットの箱が山積み。たくさんのパーツの販売も。

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ブラスメーカーのエンドウでは205系各バージョンや157系、四季島などの近作の展示。恒例の半完成品やジャンク品の物販コーナーも。

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プラメーカーのトラムウェイではプラのC59が20系客車を快調に牽引していました。発売間近のEF58やED71の展示も。

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でんてつ工房では既発売の115系よりも103系の方が気になります。車体の完成度は高そう(?)。

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模型工房サイトウのOJゲージ(24mmゲージ、1/45)車両はド迫力です。

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でも経済的にはチョッと手が出ない(出せない)感じです。

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下はモデルワムのOJゲージのED60、61、62。

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モデルワムは12mm 1/87から24mm 1/45まで各ゲージ取り扱い。

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鉄道雑貨ヤードには実物のサボ、ナンバープレートなどが。貴重な品もたくさん。

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奄美屋は魅惑的な飯田線車両のキットを多数展示。

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ユートレインズでは1/45のカニ24が展示されていました。

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内部に設置されて外からはほとんど見えない電源車のエンジンまでこの凝りよう。

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1/45のカヤ24や1/80南海電車・・・。

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近日発売予定の1/80のキハ40系新潟色もリアルな出来上がりです。

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天賞堂はプラやダイキャスト製品を中心に展示。後ろは特製品の客車や気動車。

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プラ製9600はなかなか発売に至りません。

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アドバンスの給炭槽やガントリークレーンはとってもリアル。

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イーベルの橋梁モデルも本格的。

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モデルシーダーのLED室内灯は相変わらず美しい~。

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クマタ貿易のOJゲージのタキ1000を配置したプラントモデル。

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ワールド工芸の2120型はなかなか美しい仕上がり。

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モデルキングダムの583系は素晴らしいけれど値段も素晴らしい~。

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フジドリームスタジオ501の跨線橋キットはとっても使えそうですが、肝心のレイアウトが無いとね~。

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入口近くに配置された大レイアウトでは・・・。

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実物の運転台を流用したコントローラーを使って大型モニターで前方を見ながら運転中~。

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帰りは川崎駅で途中下車して3人でランチ。南武線で帰宅の途に就きました。今年も大いに目の肥やしになりましたが、残念ながら個人的には収穫は有りませんでした・・・。

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9月30日日曜日。雨時々曇り。朝は16℃、日中は23℃。

大型で非常に強い台風24号が接近中~。

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ありゃ、いつの間か後ろには台風25号が。

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本日は台風接近で時折激しい雨が降る中、近所の友人宅にお邪魔して小運転会を。

キット手作りの小田急2400系を見せて頂きました。

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う~ん、素晴らしい出来栄え。

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下はエンドウの157系。再生産品が2日前に発売されたばかり。画面右が最新作、画面左が13年前の生産分ですが、あまり進歩はありません!?。

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下はEF71重連。奥が天賞堂のブラスモデル、手前がやはり先日発売されたばかりのトミックスのプラスチックモデル。

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価格には大きな隔たりがありますが、走行性能も外観も価格ほどの差は無いかも!?。因みに下はブラスモデル。

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交流機の揃い踏み。左からEF71(プラ)、ED75

(プラ)、ED75(ブラス)。

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プラ製のキハ181系は四国色。

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ユートレインズの小田急9000系は惚れ惚れする出来栄え。

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かつて見られた通過標示灯がチャームポイント。

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下は先月の国際鉄道模型コンベンションで友人が手に入れたイモン製のスピードメータ。意外にスケールスピードは遅くてビックリ。喜んで遊んでいるうちに早々に故障!?。

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以下、多種多様な車種が次々と登場。

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キハ283系はLEDによる前照灯、尾灯が美しい~。

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581系改造の北陸線419系や北海道のキハ40系も登場。

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真ん中のEF65が本日の最古参で約30年前のモノですが、チャンと走りました。

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あんまりのんびりしていると、台風が刻一刻と接近中ですので・・・。夕方5時には撤収~。

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今週も天気は不安定で、9月10日月曜日から9月12日水曜日までは時折雨が降る曇りがちの天気。9月11日火曜日9月12日水曜日には北から冷たい空気が流入して気温が下がり、日中でも24℃までしか上がりませんでした。

そんな陽気のためか、クリニックはかぜ症状の方がさらに多くなりました。健康診断で引っ掛かって受診される方もたくさん。特定健診期間もあと2週間あまりになりました。もう一息です~。

診療終了後は連日特定健診の結果判定作業に追われていましたが、9月12日水曜日は町田で開催された西神奈川内分泌・代謝疾患研究会に参加。専門外の甲状腺疾患のお話を拝聴させて頂きました。

さて遅くなりましたが今日は9月2日日曜日のレポートの続きを。251系「スーパービュー踊り子」で雨の伊豆急下田駅に11時12分着。駅近くの海鮮料理屋さんで昼食を済ませ、コーヒーを1杯飲んでから駅へ戻りました。

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伊豆急下田駅構内には伊豆急行の主力車輛8000系の姿が。もとは東京急行電鉄8000系を譲り受けたもので、2008年まで東横線や大井町線で使用されていました。外観は東急の赤帯から濃淡2色の青帯となったくらいで大きな変化はありませんが・・・。

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車内は海側がクロスシートに変更されていました。

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側線には185系が留置。

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行先は“我孫子行き”になっていましたので、14時33分発の踊り子132号に使われる車両でしょう。

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185系は1981年10月にデビュー。登場時はグリーンの斜めストライプが斬新でした。

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12時36分「踊り子107号」が1番線に入線。折り返し13時03分発の185系「踊り子108号」になりますが、われわれはこれで帰ります。

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えっ、下田滞在はたったの1時間51分!?。いいんです、今回は251系と185系に乗ること自体が目的ですから~。

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185系はかつての157系特急「あまぎ」を彷彿させるような横顔。

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台風が迫りくる週末の日曜日の昼下がりのこと、乗客は少なめでした。

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下の写真は普通車。1999年からリクライニングシートに取り換えられています。

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そして下がグリーン車。う~ん、グリーン料金に見合うほどの格差は無いかな~。

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廃車時期が迫っているためか、内装も傷んだまま。

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でも懐かしい“国鉄車”の雰囲気を醸し出していました。

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窓が開く車両も今では貴重な存在かも!?。

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定刻に発車。乗り心地は今の水準では今一つ。帰りも雨模様で暗い海岸線を走ります。

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台風が接近して波が高くなって来たらヤバいかも。

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途中でまたもや金目鯛色の2100系リゾート21と交換。

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伊豆高原で再度100系電車と出会って・・・。

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伊東からJRに。東海道線に入るとかつての俊足振りを発揮。快調に飛ばして東京駅には15時49分に到着。

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185系は国鉄が最後に製造した優等列車用車両。東海道本線を颯爽と走った特急「こだま」以来の特急シンボルマークを掲げる最後の車両となりました。

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すでに中央本線に導入されつつあるE353系によって捻出されるE257系で置き換えられることになっており、もはや風前の灯。そんな訳で今回乗り納めをした次第でした~。

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9月8日土曜日。晴れ。朝は26℃、日中は32℃。台風一過後の今週後半は連日30℃越えの日々になりました。

週末のクリニックは、週半ばの悪天候で来院出来なかった方や体調を崩した方で結構混雑。特に早めの時間はバタバタしていましたが、午後からは比較的平穏でした。

診療終了後は、新横浜経由で新幹線に飛び乗って京都へ。金曜日から大阪で開催されている第66回日本心臓病学会に参加するためですが、直接大阪へ向かっても時間的に今日は参加出来る訳ではないので、京都で前泊して明朝大阪入りする予定です。

新横浜では乗車予定の「のぞみ」の前に、今や貴重な存在の700系の姿を見かけました。新幹線で西進するにつれて天気は下り坂。名古屋を過ぎてついに雨になりました。右下の写真は伊吹山。

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京都駅には何とかまだ明るい時間に到着。いつものように生き残った国鉄車両たちに挨拶が出来ました。奈良線では103系に混じって205系が活躍するようになりました。

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緑の103系も健在。117系は湖西線用です。

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改札を出ようとしたら「SHINOBI-TRAIN」が入って来ました。

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「SHINOBI-TRAIN」は昨年2月から運行中の忍者がラッピングされた113系電車。もちろんこれも国鉄車両です。

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甲賀市と伊賀市を結ぶJR草津線の利用促進を狙った企画だそうですが、デビューからは時間が経ってもいまだに注目度は高くて、“鉄”でない女性や外国人観光客の方々が盛んにカメラを向けていました。

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駅近のホテルにチェックインしてから、京都市下京区の京料理「井政」さんへ。

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4代目の若夫婦お2人で切り盛りされているお店。

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見目麗しく美味なる料理の数々を堪能させて頂きました。

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お店を出る頃には大雨になっていました。

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9月9日日曜日も雨。京都駅を7時44分の新快速に乗って8時12分には大阪駅着。シャトルバスで中之島の堂島川沿いにある大阪国際会議場へ。

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私は特別会員FJCCなので参加費は無料です!。その代わり年会費が高いので前払いしている様なもの。

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今年は先日の台風被害で関西国際空港が閉鎖になったため国内外の参加者のキャンセルがあったようで、プログラムの変更や演題の取り消しが多々。

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さらに追い打ちをかける北海道の地震、さらに週末大雨の天気予報・・・。

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そんな訳で会場内は例年よりも閑散とした印象でした。下は国際会議場の最上階から見た風景。大雨・・・。

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プログラムは朝8時からギッシリ組まれていましたが、早朝の会場内はどこも閑散としていました。

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アカデミックな雰囲気を十分に堪能してから、夕刻の新幹線で帰宅の途に。帰りの道中も悪天候が続き、当然富士山の姿も拝めず。でもお陰で暑さからは解放されました~。

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9月2日日曜日。雨時々曇り。朝は22℃、日中は25℃。大型の台風21号が接近中。前線や湿った空気の影響で時折激しい雨が降る生憎の日曜日になってしまいました。

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そんな悪天候の中、「スーパービュー踊り子」の251系電車に乗るために伊豆半島の下田まで行って来ました。

251系電車は1990年4月28日運用開始され、1990年~1992年に4編成40両が製造された特急電車。2020年春から新型観光特急列車として後継のE261系が導入されることが発表され、それに合わせて引退することになるでしょう。今のうちに乗っておかねばなりません。

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1か月前に準備した切符は新宿8時30分発「スーパービュー踊り子1号」。発車時刻の約20分前に池袋方から静々と入線して来ました。

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入線してから車内整備をして、乗車開始は発車時刻の10分前。台風接近の雨の日曜日のせいか乗客は疎らでした。

先頭車の顔つきは見る角度によって随分異なる印象です。

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今回の座席は下田方先頭車の1号車。

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この1号車はダブルデッカー構造のグリーン車で、中でも運転室後部に備えられた展望室は海側2席+山側1席が2列、つまり6席しかありません。当然のことながら“狙い”は海側の最前列でしたが、発券時の窓口係員の手違いで2列目になってしまいました(涙)。

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アテンダントに迎えられて2号車の̟前寄り乗降口から乗車。

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2階はグリーン座席、1階はグリーン車専用のラウンジです。

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先頭部はこんな感じ。梁や柱で意外に展望は良くありませんでした。

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定刻に静かに動き始めました。発車後にお手拭きが配られ飲み物の御用聞き。ルートは湘南新宿ラインと同じで、新宿を発車すると、武蔵小杉、横浜、熱海、伊東の順に停車。

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山手線を離れるとスピードが出て来ましたが、足回りはしっかりしていて乗り心地は上々です。ただ大きな雨粒が前面ガラスに叩きつけられて、前面展望は良くありません。

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熱海を発車して伊東線に入る頃になって雨はやや小降りに。ここからは熱海から先は単線です。

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海はどんより鉛色。岬の突端に小さく初島が見えました。

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伊東駅でJR東日本の運転士から伊豆急行の運転士に交代。ここからは伊豆急行線に入ります。

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JR伊東線よりも伊豆急行線の方が線路規格が良いようで、スピードが出ます。

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でも残念ながら伊豆高原が近付く頃からまた雨脚が強くなって来ました。

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伊豆高原駅では上りの「スーパービュー踊り子2号」とすれ違い。隣に見えるのはイベント用に復活整備された伊豆急行オリジナルの100系電車。

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伊豆熱川駅では伊豆急行2100系。赤いのは名物の金目鯛色。

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伊豆稲取から先は海岸線の直ぐ近くを走行。

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晴れて海が青ければさぞや・・・。

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そしてそぼ降る雨の中、11時12分に終点伊豆急下田駅に到着しました。

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乗客が降りるや否や、直ちに清掃作業が開始されて・・・。

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11時25分発の「スーパービュー踊り子4号」として折り返します。

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われわれは駅前に出てランチタイムにすることに。続きはまた後日~。

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8月19日日曜日。晴れ。朝は18℃、日中は28℃。夏季休診期間を終えた途端、先週の金曜日から急に涼しくなりました。

渡る風は爽やか。空も高くなって一気に秋の気配!?。

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今日は朝から有明の東京ビッグサイトへ。

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この時期恒例の国際鉄道模型コンベンションへ行って来ました。今回で19回目だそうです。

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例年通りに朝10時過ぎには会場入り。今年はいつになく盛況でした。

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広い会場には、リーフレットによればモデラー出展が68、企業出展が48、イベント出展が21、それにフードコートエリアに8の飲食店。

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モデラー出展は中学、高校、大学およびそのOB、模型クラブ、個人などが参加。

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企業出展は鉄道模型の大手製造メーカーから個人商店まで多数。鉄道模型だけでなく鉄道会社の東京メトロ、実物中古部品や関連グッズ、さらに工具、家具、ミニチュア人形を扱う会社や、出版社まで様々な企業が一同に会していました。

下は個人作品の展示。

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職人技が際立つ作品群。

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下は実物(つまり縮尺1/1)の小型蒸気機関車。人を乗せて会場内を往復していました。

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縮尺1/8.4のEF65形電気機関車は127mmゲージ(5インチゲージ)、自重100kgだそうです。

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下も人が乗れるサイズです。

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それに対してこちらは1/450。小さすぎて老眼世代には厳しい!?。

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現在の主流はやはり1/150、9mmゲージ(Nゲージ)。

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このサイズなら日本の住宅事情でもレイアウトを作ることが可能。情景を組み込むことも出来ます。

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東京運転クラブは立派なコントロールボードの巨大レイアウト。こちらは1/80、16.5mmゲージです。

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このぐらいのサイズだと老眼でも安心!?。

以下は順不同で会場内のスナップを羅列。

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最近はブロックやプラレールもなかなかのレベル。

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以下は大手ブラスメーカーのブース。エンドウは小じんまりと四季島や西武鉄道40000系、スーパービュー踊り子、キハ54形などを展示していました。

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天賞堂はブラスのEH500形、ED71形電気機関車。プラは発売が遅れている9600形蒸気機関と151系特急電車。

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特製品の客車や気動車の販売もありましたが・・・安くはありません。

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モデルスイモンは1/87、12mmゲージのDF50形ディーゼル機関車やEF81形電気機関車のサンプルを展示。

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プラメーカーではトミックスがEF71形電気機関車と10系客車を展示していました。

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一通り巡ってから会場を後にして、ゆりかもめでお台場へ移動してランチに。

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お台場周辺の人出も例年より少なめでした。

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帰りは有楽町の鉄道模型店に立ち寄ってから帰宅。

今日は気温が高くなくて爽快でしたが、天気予報ではまた暑さが戻って来るようで・・・。

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7月8日日曜日。晴れ時々曇り。朝は25℃、日中は30℃。

今日は日中は自宅で用事を済ませ、夕方近くになって近所でティータイム。その後家人と別れて新宿駅まで出かけて来ました。

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既にご承知かと思いますが、1980年以来活躍して来た小田急ロマンスカーLSE7000系のラストランが明後日7月10日火曜日に迫って来ましたが、明日はLSEの運用が無く、明後日の最終日は私は通常の診療に加えて夜は休日夜間急患診療所の当番に当たっているため動きが取れません。そこで本日新宿までお別れに出向いた次第。

大勢の出迎えを受けて「はこね84号」は17時07分定時に入線して来ました。

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ホーム終端部には老若男女問わず幾重にも人垣が出来ていました。

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大型1眼レフを構えるその道の“専門家”はむしろ少なくて、スマホ片手の俄か“鉄”の方が多い感じ。総スマホ時代ですからね~。

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専門家たちは沿線の有名撮影地に散っているのかもしれません。

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折り返し時間は僅か13分。急いで1号車へ。

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中間車にはLast Runのステッカーが貼付されていました。

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1号車側のホーム端も大勢の人。

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昭和を感じさせる優美なカーブで構成された下膨れの“顔”も見納めです。

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そして17時20分の定刻に大勢に見送られて「はこね71号」として発車して行きました。

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今晩あと1往復したのち、明日は休み、明後日3往復して最終運用は新宿19時15分発片瀬江ノ島行きの「ホームウェイ83号」の予定だそうです。

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7月1日日曜日。晴れ。朝は25℃、日中は31℃。梅雨が明けて最初の日曜日は夏らしい一日になりました。

昨日北杜市オオムラサキセンターのホームページを見たら、オオムラサキの羽化が例年より1~2週早めにピークを迎えているようでしたので、急遽出かけることにしました。オオムラサキはご存知のように日本の国蝶に指定されている大型のタテハチョウの一種。年に1回この時期だけ成虫が見られます。

朝8時ちょうど発の「スーパーあずさ5号」は昨年まではE351系振子式特急電車でしたが、今回からは後継のE353系になりました。未来的な風貌の車両です。

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隣のホームの「ホリデー快速富士山」も昨年は国鉄時代の生き残り189系でしたが、今回はE257系500番台になっていました。

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新車になって乗り心地は良くなりましたが、残念ながら速くはなっていません・・・。

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甲府には9時28分着。4分の待ち合わせで211系の9時32分発小淵沢行きに乗り換えて日野春には9時59分着。途中の竜王駅では最近見かけることが少なくなったスイッチャーの姿を捉えることが出来ました。

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日野春駅に最初に降りたのは高校生の頃。以来幾度となくオオムラサキを見に訪れていますが、駅舎の佇まいは変わらぬまま。

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今日は残念ながら南アルプスも八ヶ岳も雲がかかっていました。

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若い頃は近隣を歩き回って自然のオオムラサキを探し歩いていましたが、近年は体力の衰えもあって(?)特に北杜市オオムラサキセンターが出来てからというもの、もっぱらそちらにお邪魔するようになりました。

北杜市オオムラサキセンターは本館・森林科学館・生態観察施設「びばりうむ長坂」の3つの施設。

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さらに施設の周囲に約6haのオオムラサキ自然公園が広がっています。

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まずはともあれ、鉄骨ネット張りの生態観察施設「びばりうむ長坂」へ。

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中に入ると、たくさんのオオムラサキが乱舞していました!。

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上空を滑空する姿は写真にはなかなか撮れませんが大丈夫。オオムラサキは花には目もくれず雑木林内の樹液に集まって来るので、撮影するだけならさほど苦労しません。ただなかなか翅を開いてくれないので根気は必要かも。

クヌギの樹液の出る場所はオオムラサキたちでラッシュ状態~。

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青紫の部分が無くて大型の右側の個体がメス、青紫の部分があって小型の左側の個体がオス。

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一般的には青紫の部分があるオスの方がちやほやされていますが・・・。

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メスの方がシックで美しいかも!?。

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一対の赤の斑点がチャームポイント。

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裏面の色調は産地によって差異があるそうです。

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食草はエノキ。梢を探してみると丸々と太った幼虫の姿が(苦手な方にはご容赦下さいませ~)。

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下の写真は連れがスマホで撮った写真。顔つきは意外に可愛い!?。

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周囲にはたくさんの蛹。まだしばらくは成虫の数が増えそうです。

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下は羽化が始まった蛹。

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おや、こちらはナナフシムシです。

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ひとしきり堪能して、昼前には撤収。日野春駅では新宿~小淵沢間で土曜・休日を中心に運転されている215系による「ホリデー快速ビューやまなし」に遭遇。1992~1993年の製造ですから、そろそろ行く末が心配な車両です。

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11時41分発の高尾行きは来た時と同じ211系6連。

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帰りも竜王でスイッチャーに挨拶。

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甲府駅構内新宿寄りには最近茶色に塗り替えられたばかりのEF641052が待機していました。

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甲府駅で途中下車してランチ。チョッと迷いましたが、やはり暑い時こそ甲州名物“ほうとう”でしょう。・・・でも暑い!。

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甲府発14時09分発の「スーパーあずさ18号」で新宿着15時33分。

大勢の人でごった返す日曜夕刻の新宿駅は、眩暈がしそうに暑いのでした~。

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6月22日金曜日。晴れ。朝は19℃、日中は28℃。貴重な梅雨の晴れ間になりました。

クリニックは朝から混雑。体調が悪い時やご高齢の方はなかなか雨の日には来にくいもの。久しぶりに晴れると混雑します。

当院が予約制にしたのは2009年7月のことで既に9年になりますが、内科の性格上、かぜ、腹痛の方や急に体調を崩された方など予約外で受診される急性疾患の方も多くいらっしゃいますので、完全予約制には出来ません。あくまで“予約優先”という程度の緩い予約制です。そんな訳で調子の悪い時にはガマンせずに受診して下さって結構です。また天気の悪い時には予約があってもどうぞ無理はなさらずに~。

6月23日土曜日。曇りのち雨。朝は20℃、日中は24℃。 昨日とは一転して天気が悪くなりました。クリニックは朝のうちは予約外の方で混雑しましたが、雨が降り出した昼前には待合室が閑散としていました。

診療終了後は所用で羽田から夕方の飛行機で福岡へ。羽田は大雨でしたが福岡は晴れていました。

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6月24日日曜日の福岡地方は晴れ。朝は20℃、日中は29℃。午前中に仕事が終わって、帰り際に櫛田神社を覗いて来ました。

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櫛田神社は古くより博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社。

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現在7月1日から15日にかけての博多祇園山笠に向けて準備中。

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近所では祭りに向けて安全祈願の神事が執り行われているところでした。

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境内には博多祇園山笠の飾り山が常設展示されています。下の写真は表と裏。

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博多祇園山笠のクライマックス「追い山」は7月15日の午前4時59分、一番山笠が櫛田入り奉納を皮切りに合計8つの山笠が次々に櫛田入りを行い、まだ薄暗い博多の街へと駆けだして行くそうで・・・。いつかは見てみたいものです。

さて櫛田神社を後にして空港へ向かう途中、毎度のことながら博多駅へ挨拶に。

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特段珍しい車両の姿は無し。

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そんな中、新幹線の電光掲示板の横に「博多南線」の掲示板を発見。日中は1時間に1本の運行ですが、ちょうど良い時間に列車があったので乗ってみることに。

博多南線はその筋では有名なのでご存知の方も多いかと思いますが、山陽新幹線の終点博多駅から車両基地(博多総合車両所)までの回送線を旅客線化した路線。

新大阪からの「こだま」が到着して、そのまま博多南行きになります。車両は今や貴重な500系8連。700系やN700系が運用に就くこともあるそうです。

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旅客営業上は在来線扱い。営業キロは8.5kmで運賃は200円。それに特定特急券100円が必要なので、計300円かかります。特急扱いですがJRグループで唯一列車名の無い特急。

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たった300円で動いている新幹線車両に乗れるので、かなりお得!?・・・なんて考えていたら、案の定日曜日とあって新幹線車両に乗車すること自体が目的と思われる親子連れがたくさん乗っていました。

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発車して少しスピードが乗って来たところで、本線から岐れて高架線下へ。

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左手に車両基地が広がって来たところがもう終点です。所要時間はたったの8分。物足りなくて“降りたくない~”と駄々をこねる子供たちも。

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ホームの有効長は8両ギリギリでホーム幅も普通よりだいぶ狭い感じ。

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ホーム上で車内清掃をしてこのまま折り返し博多行きとなり、さらに博多から新大阪行きの「こだま」として運用されるようでした。

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日中は1時間に1本なので、荒涼とした車両基地のはずれにある小駅を想像していましたが、みどりの窓口もある立派な有人駅でした。

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これで寄り道はおしまい。夕方の飛行機は梅雨前線に煽られて結構揺れました~。

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6月17日日曜日。曇り時々晴れ。朝は15℃、日中は22℃。

今日は朝からクリニックへ。とは言っても仕事ではなく恒例の運転会です!。本当は先週の予定でしたが、台風5号の影響で延期になっていました。

朝9時前から機材の搬入。待合室に複線エンドレス、廊下に10線の車庫線をセッティング。10時前には通電試験と入線試験を終えて運転開始!。その頃には三々五々メンバーも揃いました。

単に16.5mmゲージのエンドウ製システムレールを組んでメンバーお手製の跨線橋、駅本屋、ホームを設置しただけのレイアウト。細かい決まりごとは無しで、時代も地域も限定せず。もちろん現実には存在しないフリーランスでもOKです。

まずやって来たのはJR東日本「四季彩」のリニューアル後の姿。

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最近の特殊印刷技術の進歩は目を瞠るばかり~。

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続いて旧塗色の小田急2320形がやって来ました。

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昭和40年代半ばに現在の塗色へ変更されているので旧塗色に馴染んだ世代はわれわれを含めて既に高齢化が進んでいます。

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今度は受付カウンター前を“東急風”の車両がやって来ました。メンバー手作りのフリーランス車両です。

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木造の駅に停車するとまるで地方鉄道に払い下げられた東急車両風です。

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後を追うように小型蒸気機関車がやって来ました。

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明治~大正あたり(?)のBタンク機。やはり手作り作品です。

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そうかと思えばJR北海道のキハ183系ディーゼル特急が軽快に通過。

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八王子機関区のEF11直流電気機関車がタンカートレインを牽いて到着。実車は4両のみの希少車両。

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デッキ付きの旧型電機の姿が懐かしいです~。

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15両の長大編成の20系「あさかぜ」はなぜか広島機関区のFE58直流電気機関車69号機に牽かれてやって来ました。

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20系は当初は“走るホテル”ともてはやされたのに末期は“走る蚕棚”呼ばわりされた3段式寝台客車。「あさかぜ」は食堂車は当然として個室寝台やグリーン車を繋いだ豪華編成列車でした。

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東芝製ED37直流電気機関車も短い貨車を牽いて到着。

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DF50ディーゼル機関車牽引の列車は、オロ11を含む10系客車で構成された急行「高千穂」。EF60直流電気機関車500番台が牽引する特急「あさかぜ」が追い抜いて行きます。でも・・・ありそうであり得ない光景。

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各色の103系直流電車もキット組の作品。

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今回の急行「ニセコ」は何とC62蒸気機関車の3重連!。

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3重連でもオーナーは違うので、運転会でなければ実現しません。

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なぜかEF11直流電気機関車の横をすり抜けて通過。

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ED75交流電気機関車700番台は50系客車“レッドトレイン”を牽いて到着。

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同じ赤でもこちらは小田急1000形箱根登山線色。

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そして山は山でも中央東線用の通称“山ゲタ”70系+73系旧型直流電車。

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同じ山線で活躍したED61直流電気機関車の3重連(?)が受付カウンター前をやって来ました。

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駅に到着。

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あれ、良く見れば先頭はなぜかED62??。あり得ない・・・。隣には583系交直流特急電車「はつかり」。

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JR北海道のキハ54気動車の単行は駅の雰囲気にとってもマッチ。

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宇都宮のEF65直流電気機関車1000番台「富士」も現実にはあり得ませんが、とっても似合っているので“良し”。

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気が付けば既に陽が傾いて来ました。

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毎年のこととて撤収は迅速。

痕跡残さず(?)人影の無いクリニックから大荷物を抱えた怪しげな4人組は立ち去ったのでした~。

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6月15日金曜日。曇りのち雨。朝は20℃、日中は21℃。数日前とは一転して気温が低めで、寒い一日でした。

朝の通勤時に久しぶりにLSE7000形に遭遇。いつもと違うパターンなのでダイヤを調べてみたら、帰宅時間近くに江ノ島線に入線するパターンでした。しかもなんと今日6月15日が「えのしま」号としてのラストランではありませんか!。

そんな訳で少々早めに仕事を切り上げて大和駅へ。ラストランの「えのしま2号」は大和駅を20時20分発です。

直前に大和駅に着いて下りホームの新宿方へ行ってみると、既に大勢の先客がいてビックリ!。人のことは言えませんが変人が随分といるものです。

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やがて江ノ島方から静々と入線して来ました。

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ホーム上の方も乗客の方も時ならぬカメラの大放列に驚いた様子でしたが・・・。

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直ぐに事態を飲み込まれてスマホ片手に参戦する方も。

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たった1~2分で新宿方へ走り去って行きました。もう「えのしま」のヘッドマークを掲げたLSEにはお目にかかれないかと思うと・・・(涙)。

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余韻に浸りながら帰りの電車に乗ったら、見知った先生にバッタリ。事情をご説明申し上げたら、チョッとあきれ顔でした・・・。

LSE定期運用離脱のラストランは7月10日の予定です。

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6月4日月曜日6月5日火曜日は晴れて気温が上昇。特に月曜日は各地で今年一番の暑さを記録し、北海道内陸部では軒並み30℃超えに。当地でも28℃まで上がりました。ところが一転して6月6日水曜日は朝から雨で終日17~19℃。一気に関東甲信、東海、近畿地方が梅雨入りとなりました。

クリニックは特定健診・長寿健診の方々で連日混雑していましたが、かぜ症状や体調を崩されて受診される方は少なめ。健診は既にだいぶ先まで予約枠が埋まって来ました。受診ご希望の方はどうぞお早めにご予約下さいませ~。

さて今日はまたまた5月27日日曜日の山口行きレポートの続きを。山口線の長門峡駅でSL「やまぐち」号のD51200の発車シーンを狙いましたが見事に撃沈。気を取り直して今度は徳佐駅の発車シーンを狙うことに。徳佐駅は12時43分の発車。先回りして待ち構えていると、定刻通りになかなかの煙を吐きながらやって来ました!。

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煙が客車に少々かかりましたが・・・。

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まあ許容範囲内!?。

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大きな汽笛を鳴らしながら眼前を通過して行きました。

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直ちに撤収してSL「やまぐち」号の終点津和野へ。津和野着は12時59分。到着後ほどなく客車の入換作業が始まりました。

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入換作業が終わるとゆっくりターンテーブルに近付いて来て・・・。

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そろりそろりとターンテーブルに乗りました。

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その後ゆっくりと方向転換。

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留置線に入ってしばし小休止。

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ここで復路に備えて点検と給水を受けます。

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留置線に入ったのを見届けてわれわれも駅前のカフェでしばし小休止。

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さて下り15時17分発の下り列車に乗るべく津和野駅へ戻ると、D51200は既に客車の先頭に立ってスタンバイしていました。上りSL「やまぐち」号は15時45分発。

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客車は5両編成で前後に展望車が連結されています。最後部5号車のスハテ35形から順に眺めてみます。

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戦前の客車に見られた採光窓の付いた二重屋根構造。

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一見とてもクラシカルな客車に見えますが、車端には昭和29年6月新潟トランシス製造を表わす標記が!?。

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実はこの編成、「最新技術で快適な旧型車両を再現」したJRグループ最新の客車なのです。もちろんドアは旧来の手動ドアではなく自動ドア、照明は電球色LED、温水洗浄便座付き洋式便器、車椅子スペースも完備。

下の写真は4号車オハ35形と3号車ナハ35。

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日除けのブラインドも古風に演出。

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旧型客車には無かった冷房装置は目立たないように取り付けられています。

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2号車スハ35、そして1号車オロテ35形は1等車を示す白帯。

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オロテ35形はグリーン車扱いで大型リクライニングシートが備えられています。

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そして先頭にはD51形蒸気機関車200号機。

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罐圧は十分に上がって時折安全弁が吹いていました。準備万端。

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下は相棒が撮ってくれたツーショット。

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さて発車を見届けることなく15時17分発の益田行きに乗車。

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山陰本線との接続駅、益田には15時58分着。

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ここから萩・石見空港まではバスでも12分ほど。たった2便の東京便が就航しているだけの小さな空港でした。

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折り返し東京便が降りて来て17時45分発ANA1104便になります。機種はA320。意外にも満席に近い状態でした。

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羽田空港には19時20分着。

夜行日帰りの旅は充実していましたが、年齢的にそろそろ辛くなって来たかも!?。

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6月2日土曜日。晴れ。朝は18℃、日中は25℃。今週末は好天に恵まれました。予報では梅雨入り前の貴重な週末の晴れ間になるかも(?)。

クリニックは朝早い時間帯が混雑。季節柄か春の健診で引っかかった方が多くいらっしゃいました。土曜日はお勤めの方が多いので国保の特定健診の方は少なめですが、動悸や胸痛を訴える方が多くてやっぱり検査は多めでした。

診療終了後は東京駅へ。そのまま東北新幹線「はやぶさ」に飛び乗って仙台経由で松島まで出かけて来ました。

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目的地は松島の瑞巌寺。瑞巌寺は平安時代の初めに創建され江戸時代に伊達政宗によって再興された由緒あるお寺。平成20年から「平成の大修理」と震災被害を受けた参道の復旧工事が行われていましたが、この春全ての工事が終了。6月24日の落慶法要に向けて現在様々な行事が開催されています。

(下はJR東日本の情報誌“トランヴェール”6月号の記事)

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日が長い季節とは言え、診療が終わってからでもまだ明るいうちに松島に着けるとは新幹線さまさまです。

参道の途中には津波到達地点を示す立札がありましたが、結構本堂近く。

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今宵の目的は瑞巌寺落慶記念コンサート「竹原ピストルin瑞巌寺」。

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落慶記念で竹原ピストル・・・う~ん、チョッと面白そうということで足を延ばした次第。

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会場は本堂。何と国宝の建物内そのものの中です!。

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建物は書院造で屋根は入母屋造本瓦葺。

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コンサートの入口とは思えませんね~。もちろん靴を脱いで下駄箱にしまっての入場ですが、素足は厳禁で靴下着用が義務付けられています。

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会場内は残念ながら一切撮影禁止ですが、桃山文化を伝える彫刻や襖絵は豪華絢爛。コンサート開演前には一般的アナウンスに加え、立ち上がらないようにとか、足を踏み鳴らさないようにとか、周辺を触らないようにとか、国宝ならでは(!?)の諸注意がありました。

開演時間19時ちょうどに一角の襖が開いてTシャツにバンダナを巻いた普段の出で立ちの竹原ピストルが登場。金箔に松があしらわれた襖絵の前でコンサートが始まりました。私の席は前から7列目の正面。それでも真ん中よりは後ろでしたが、とても狭い会場なので、ちっ、近い~。

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楽器はギターとハーモニカだけ。独特の世界観の歌を持ち前のハスキーボイスと抜群の歌唱力で2時間近く熱唱。荘厳な雰囲気の中で迫力のステージでした。

帰りは真っ暗な境内を通り抜けて・・・。

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仙石線の松島海岸駅へ。

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21時04分発の電車で仙台駅に21時41分着。

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仙台駅で在来線ホームを偵察に行きましたが、珍しい車両は見当たらず。

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今晩は最近東側に新しく出来たJRのホテルに投宿することにしました。

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翌朝カーテンを開けると眼下に仙台駅。

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居ながらにして駅の観察が出来る“鉄”にはうってつけの部屋だったのでした。

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朝食を済ませて早々の新幹線で帰宅の途に。

あれっ、ここまで来て松島は?、青葉城は??。今回は日曜日夕方に用事があるので直ぐ帰らねばなりません。まあ、またの機会にね~。

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6月1日金曜日。晴れ。朝は19℃、日中は26℃。梅雨入り間近にしては湿度が低めで久しぶりに清々しい朝になりました。

クリニックは朝から混雑。6月になったからでしょうか(!?)、しばらくいらっしゃっていなかった方がちらほら。かぜ症状の方も増えて来ました。特定健診・長寿健診は本日スタート。検査もバタバタしてました。

さて今日も先日の山口行きのレポートの続きを。山口線の長門峡に5月27日日曜日10時22分に到着。後続(・・・とは言っても1時間半以上あと)のSL「やまぐち」号を迎え撃ちます。ビデオとカメラを設置して準備万端。

やがて遠くに汽笛が聞こえて、昨年から本線運転に復帰したばかりのD51形200号機が長門峡駅構内に入って来ました!。おぉ、素敵な黒煙!!。

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ところが発車時間が迫って来たところで一陣の風が。ああっ、煙が流れてしまう~。

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その上に発車の汽笛を吹鳴したところで、列車から駆け下りて来た興奮したお兄さん2人が画面内に入って来るではありませんか!。

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さらに動き出した機関車を追いかけて疾走!!。あ~ぁ~。

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煙もショボショボだし・・・。

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少し出始めた煙も横に流されるし、人物を画面から外すと客車の後ろが切れるし・・・。

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ワタワタしているうちに・・・。

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D51200は悠然と眼前を通過して行きました。

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散々な結果に終わりましたが、ビデオに記録されたドラフト音と汽笛はとっても素敵でした。気を取り直して先へ進みますが、続きはまた後日~。

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気が付けば5月も最終週に突入。5月28日月曜日5月29日火曜日は晴れたり曇ったりでしたが、5月30日水曜日は昼過ぎから雨になりました。5月28日月曜日には早くも九州北部と四国、山口が梅雨入り。平年より8日早い梅雨入りだそうです。

今週のクリニックは概して平穏な日々でしたが、ややかぜ症状の方が増えた感じ。いまだに大和市内の所々でインフルエンザが局地的に燻っているようです。火曜日の昼は大和市医師会事務局で会計業務。水曜日の昼は当医療ビル6件7科のミーティング。

さて今日は先週末の続きをレポートします。5月26日土曜日に東京発22:00の「サンライズ瀬戸」に乗車。23時23分の熱海発車後に寝る態勢に入りましたが、振動と騒音の中でも意外に良く眠れて、次に外を見たら大阪に運転停車中でした。しっかり起き出したのは5時25分の姫路発車前。

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外は朝日に照らされた日本の田園風景。

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流れる車窓風景を個室寝台から眺める至福のひととき。こんな機会を味わえるのは、今や定期列車ではこの「サンライズ」だけ。

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6時少し前に“おはよう放送”が入りました。

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岡山着は6時27分。私どもはここで下車。

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高松行きのマリンライナーがお出迎え。これに乗って瀬戸大橋から朝の瀬戸内海を眺めてみたい衝動に駆られましたが・・・。

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「サンライズ」はここで分割され、まずは6時31分に「サンライズ瀬戸」高松・琴平行きが発車して行きました。

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その後6時34分に「サンライズ出雲」出雲市行きが発車。

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「サンライズ」を見送った後、岡山駅構内のカフェで軽く朝食を摂り・・・。

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新幹線ホームへ上がると、東海道ではとうに見られなくなった500系「こだま」に遭遇しました。貴重な500系にも乗りたいけれど・・・。

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先を急ぐために今回は7時15分発の「さくら541号」鹿児島中央行きに新山口まで乗車。

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新山口には8時26分着。新山口では黄色単色塗りの山陽路の115系が。

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新山口からは山口線に乗車します。後発の山口行き普通列車でも良いのですが、乗り心地を体験するためにわざわざ先行する8時52分発の特急「スーパーおき」米子行きに15分間のみ乗車。キハ187系は大出力エンジンに軽量車体を載せ、制御付自然振子装置を搭載して2001年から運用開始された車両。今となっては陳腐化してしまった内装や振動、騒音が気になりますが、パワフルな加速は健在。山口には9時07分着。

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ここからはさらに普通列車に乗り継ぎ。

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単行のキハ40は“明治維新150年”と“レノファ山口FC”のラッピングが施されていましたが、煤けていて残念な状態に。

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一端には“日本国有鉄道”の銘板が残っていました。

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山口駅の古いホーム上屋の柱には“国鉄建物財産標”も。国鉄が解体されてから30年以上経つのにまだまだ国鉄の遺産がたくさん。

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9時47分発益田行き普通列車で最初の目的地である長門峡駅に10時22分到着。

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ここはホーム1本1線のみの無人駅。実は今までも何回か訪れていますが、今回も性懲りも無く蒸気機関車の写真を撮るためにここまで遥々やって来たのでした。

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あと1時間半ほどで蒸気機関車D51が牽引するSL「やまぐち」号がやって来ます。駅の益田寄りは線路がほんの少し高めの築堤上を通っています。

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その先は小さな踏切を渡って列車は鉄橋上に躍り出ます。

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なかなか雰囲気の良い古い鉄橋。

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ここは沿線でも有名撮影地の一つ。鉄橋の向こう岸には既に多くのカメラマンが陣取っていました。

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でもわれわれは“写真”が好きなのではなくて“機関車”そのものが好きなカマ屋ですので、駅近で発車シーンを狙うことにします。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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5月26日土曜日。曇りのち晴れ。朝は19℃、日中は26℃。

クリニックはそれなりの混雑でしたが、ほぼ予約時間通りに診療が進行。今週は平穏な1週間でした。

診療終了後は東京駅へ。今日は22時00分発「サンライズ瀬戸」に乗車します(!)。ご存知のようにサンライズは現在唯一残った定期の寝台特急。乗車するのは2016年12月21日以来です。

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9番線ホームで待っていたら、以前より早めの21時35分頃に入線して来ました。

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リニューアルされたようで車体はピカピカ。

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岡山までは「サンライズ瀬戸」高松・琴平行きと「サンライズ出雲」出雲市行きが併結されて14両編成で運転されます。

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車輛は基本2階建て構造。

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ビジネスユースを想定してシングル個室中心の構成。残念ながら食堂車はありません。

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少数の「サンライズツイン」や下の写真のような「ノビノビ座席」(船の桟敷席のような感じです)もあって、様々な場面で利用できそう。

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車内は狭い空間を有効活用するために考え抜かれた構造です。

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さて前回はB寝台「シングル」でしたが、今回は6室しかないA寝台「シングルデラックス」が取れました。

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車内に入ると、太った人は擦れ違えないくらいの狭い通路。

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廊下から数段階段を上がるとそれぞれの個室の扉。テンキーで施錠出来ます。

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部屋に入ると車体カーブに合わせた大きな1枚窓。2階なので視線は高めです。

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ベッドはもちろんですが、小テーブルや椅子、洗面台も備えられていて快適な一夜が過ごせそう。

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枕元にはライトやオーディオ、時計、空調などのコントロールパネル。以前あったテレビは撤去されています。スリッパ、寝間着、アメニティグッズも。

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アメニティグッズの中にはシャワー室で使うシャワーカードも入っていました。シャワー室のリーダーにこのカードを通すと6分間お湯が出ます。

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さてどこへ行くかって!?。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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今週後半の5月11日金曜日5月12日土曜日は両日とも晴れ。朝は10~13℃、日中は22~24℃で、前日までの不安定な天気から一転して高気圧に覆われてすっきり晴れました。

クリニックは相変わらず平穏な日々。かぜ症状の方は少なめでしたが、喉から熱を出された方はチラホラ。胸痛、動悸、息切れを訴える方も。連休が明けてから痛風発作の方が目立つのはなぜでしょうね~。

金曜日の昼は大和市健康づくり推進課による医療機関向けの特定健診・長寿健診の説明会。今年も例年通り6月から健診の季節が始まります。夜は会計士さんが来訪。土曜日の診療終了後は所用で横浜経由都内へ。

東京駅で“スーパービュー踊り子”の251系に遭遇しました。1990年のデビュー、2002年のリニューアルからも随分時間が経って、ついに先日5月8日にJR東日本から新型E261系を2020年春デビューさせることが発表されました。・・・とすると、あと2年ほどで引退!?。

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さて今日は先週ゴールデンウィーク中のレポートを。5月4日金曜日は晴れベースの天気で22℃まで上がりました。どこへ行っても混雑していそうでしたので、混雑とは無縁そうでかねてから訪ねてみたかった国立ハンセン病資料館まで行ってみることにしました。ご存知のように「ハンセン病」はかつては「らい病」と呼ばれ、長年に亘り国による隔離政策が取られて来ました。場所は東京都東村山市にある国立療養所多磨全生園に隣接しています。まだ医者になって間もない頃に全生園に隣接する結核研究所付属病院(現在の複十字病院)に何回か診療に行ったことがありましたが、その時にはじめて隣の広大な敷地が全生園であることを知りました。その後報道などで「らい予防法」廃止や国家賠償への動きなどは断片的に知っていましたが、訪れる機会が無いまま30年以上が経過して・・・。

登戸から南武線の府中本町へ。ここで武蔵野線に乗り換えて新秋津駅下車。

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徒歩5分ほどのところに西武池袋線の秋津駅があります。

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両駅の中ほどから南へ畑の点在する市街地を抜けて行くと、多磨全生園の裏口に。

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入口を入ると右手に野球場とテニスコート、左手に永代神社。

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多くの入所者が参っていたであろう神社の周辺は静寂に包まれていました。

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全生園の敷地面積は357,766㎡。ピンと来ませんがとてつもなく広大であることは間違いありません。昭和22年には入所者数1221人を数えたそうです。

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かつては強制的に隔離収容され敷地外に出ることは禁じられていたそうです。

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この敷地内だけで生涯を終えた方々も数多くいらしたことでしょう。

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戦後治療法が確立してからも長年に亘って隔離政策が続けられ、やっと「らい予防法」が廃止されたのは平成8年のこと。驚いたことに、つい最近のことなのです。

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敷地内を通って資料館へ向かう道は見事な桜並木になっていました。

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時折ウォーキング中の地元の方と擦れ違いますが・・・。

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資料館脇には史跡マップが掲げられていました。監房、見張所、豚舎、牛舎、礼拝堂、劇場、火葬場まで・・・。

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国立ハンセン病資料館は展示室、図書館、映像ホールや研修室を備えた立派な施設でした。入場は無料。

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館内は撮影禁止でしたが、展示は判りやすく内容は充実していました。

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ハンセン病の方々が偏見と差別の中で多大の苦痛と苦難を強いられて来た様子が伺え知れます。

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ハンセン病に限りませんが、偏見と差別のない社会の実現のためには、客観的で正確な知識の習得が不可欠。

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是非、足を運ばれてみることをお勧めします~。

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さて今日は連休前半、先日4月28日土曜日から4月30日月曜日にかけての北海道行きのレポートの続きを。

4月29日日曜日は旭山動物園で思わず時間を費やし過ぎてしまい午後3時過ぎになって国道237号線をJR富良野線に沿って南下。今宵の宿泊地である富良野を目指しました。

南下するにつれて雪を頂く山々が近付いて来ました。

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途中立ち寄ったJR上富良野駅は上富良野町の中心駅で明治32年開業。典型的な北海道様式の駅舎でした。

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まだ4時前でしたので国道237号線を外れて東側の丘陵地帯へ。北海道らしい一直線の道路では思わずスピードが出てしまいます~。

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途中「ひつじの丘」で小休止。ソフトクリームを・・・!?。

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そこからビール麦畑を抜けて「北の国から」ロードへ。

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このあたりから見えるのは富良野岳、前富良野岳、中富良野岳・・・あたりでしょうか。

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だいぶ日が傾いて来たので、東側の丘陵地から西側の富良野盆地へ降りて行き・・・。

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国道237号線を横切って今夜の宿がある西側の丘陵地を目指します。途中JR富良野線を渡る踏切脇には西中駅がありました。1両分のホームと小さな待合室があるのみ。

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待合室の時刻表を見たら何と5分後に旭川行きの列車が来るではありませんか!。しばし待っているとラベンダーカラーを纏ったキハ150形2両編成旭川行きがやって来ました。ホームにかかるのは先頭車のみで2両目は踏切内に停車。

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折角停車したのに乗降客は皆無でした。17時10分定刻に北へ向けて発車して行きました。

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西側の丘の上に上がれば広大な盆地が一望。背景は十勝岳連峰でしょう。

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次第に暗くなって山の稜線がはっきりしなくなって来た頃に・・・。

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気付けば大きな月の姿が・・・。

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さて翌4月30日月曜日の富良野地方は曇り時々晴れ。日の出は4時25分。

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日の出をみてから朝食を摂り、白金温泉近くの「青い池」へ。アルミニウムを含んだ地下水が美瑛川と混ざって溜まり、そこに太陽光が当たって青くなるのだそうです。

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晴れたり曇ったりの天気でしたが、光の当たり方で色調が変化。立ち枯れたカラマツの木が幻想的です。

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こんな山奥なのに外国人観光客の方が多数。Apple社OS X Mountain Lionの壁紙のひとつに採用されたことで有名になったそうです。

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さてそこからさらに白金温泉を越えて十勝岳スカイラインに入ってしばらく行くと「十勝岳望岳台」。

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ここからは十勝岳連峰が目前。十勝岳は2077m。

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まだ周囲には雪が残り、スキーを楽しんでいる人の姿もありました。

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北側を望むとさらに遠くにも雪を頂いた山々が。

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低温に加えて強風。身体が冷え切ったところで早々に下山。美瑛へ向かう「白樺街道」はその名の通り両脇に白樺が連なっていました。

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途中ファームズ千代田に立ち寄って・・・。

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家畜と戯れて参りました。

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下は美瑛駅。近くの蕎麦屋さんで遅めのランチ。北海道に来てまで蕎麦かって?。いや~、一行一同お腹の調子が良くなかったもので・・・。

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帰りは旭川16時25分発のJAL556便で羽田空港に18時10分着。機材はボーイング767-300でした。

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今回は2泊でしたが初日は夜の到着でしたから実質は1泊2日の強行軍。それでも充実した満足の旅でした。

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ゴールデンウィーク目前の4月27日金曜日4月28日土曜日は、両日とも晴れベースの天気で朝は16℃、日中は25℃近くまで上がりました。

クリニックはやはり連休を前にして“心配”になった方々で結構混雑。“連休中に悪くなったら・・・”と不安に感じるのは致し方ないこと。来て頂くことで不安が解消するならいくらでも・・・!?。

さて土曜日は診療終了後に羽田へ。途中大和から横浜まで遅ればせながら初めて相鉄の東急直通線対応の新車20000系に乗車しました。

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相鉄の新しいイメージカラーの濃紺色(ヨコハマ・ネイビーブルー)。

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荷物棚、仕切板、貫通扉にガラス板が採用されていて開放的な室内。

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高い天井はスッキリ。通路天井にもモニター画面が設置されていました。ドアには乗客が開閉操作出来るスイッチも。

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多くの新機軸が意欲的に盛り込まれた車両とお見受けしました。

さて羽田からは17:55発のJAL557便で旭川へ。機材はボーイング737-800。19:30到着時の旭川は6℃でヒンヤリとしていました。

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旭川駅周辺は2011年にモダンな新駅舎が完成。さらに2015年にイオンモール旭川駅前やJRイン旭川。真新しい北彩都病院も駅前に出来て、かつて知っている旭川駅前の面影は無くなっていました。

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今宵は旭川市内に投宿。

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今回は珍しく!?“鉄”とは無縁の旅です~。

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今週前半は天候が不安定。4月23日月曜日は曇り。朝は15℃、日中は18℃で、前日の日曜日に比べると10℃も低くなりました。

下の写真は帰宅時に出会ったGSEの姿。デビューからまだ1か月あまりですが、すっかり“日常”に溶け込みました。出合わせたホーム上の人たちがスマホをかざしてちやほやされていたのも当初だけ~。

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4月24日火曜日から4月25日水曜日にかけては低気圧に伴った前線の通過で天気は下り坂。特に水曜日の午前中はとんでもない大雨に。

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クリニックは悪天候にもかかわらず結構混雑。先週末から暑くなったり寒くなったりで体調を崩した方がたくさん。先週はかぜ症状の方が少なくなっていたのに、今週に入って再び増加。喘息様の咳が止まらない方も増えました。人間なんて環境変化の前では弱い存在です。ずっと前から調子が悪かったのに“連休前に・・・”なんて方もちらほら。

火曜日の診療終了後は大和市医師会内科医会講演会。北里大学の小林清典先生による「潰瘍性大腸炎の診断と治療の最新情報」と題する消化器領域の講演でした。時々は自分の専門外の講演も聴いておかないとね~。

水曜日の昼は当医療ビル6件7科のミーティング。夜は大和市医師会事務局で医師会の決算打ち合わせ。来月は内部監査、そして総会が控えていますので、会計担当理事の私としては憂鬱な季節の到来!?。

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今週末は初夏の様な気候。4月20日金曜日4月21日土曜日も晴れて、朝は13~14℃、日中は26℃まで上がりました。

クリニックはといえば、午前中は少々混雑したものの午後からは閑散とした感じ。陽気が良くなってかぜの方が激減。さらに花粉症の方も減って、かつ特定健診が始まる前ですから、一年を通して今が一番平穏な時かも知れません。受診されるなら今のうち!?。

4月21日土曜日の診療終了後は浜松町へ。途中横浜駅で快速「ぶらり横浜・鎌倉号」に遭遇しました。4月から6月の週末に日立~鎌倉間で運転されている臨時列車ですが、車両は651系7両編成。かつては「スーパーひたち」で活躍していましたが、今ではオリジナル車の定期運用は無し。薄汚れた車体がチョッと寂しい感じでした。

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さて今宵は浜松町の世界貿易センタービル内の浜松町東京会館で2年に1回の母校循環器内科の同門会でした。

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恥ずかしながら世界貿易センタービルに来たのは小生初めて。日本にも“World Trade Center ”があったんですね(失礼~)。

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40階建ての当ビルは、昭和45年3月の竣工当時36階建てだった霞が関ビルを抜いて日本一になったそうですが、それも束の間、昭和46年6月には47階建ての京王プラザホテルに日本一の座を譲り渡したそうです。明智光秀みたいな存在!?。会場は39階でしたが、今では隣のビルが眺望を遮って・・・。

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同門会は全国からOB・OGが多数参集。懐かしい顔ぶれが勢揃い。さらに現役医局員が一同に会して大盛況でした。

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お土産は循環器内科の年報。後輩の先生方の華々しい活躍ぶりが良く判ります。

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次回はオリンピックの年。なんと私が次回の幹事役を仰せつかってしまいました。今からかなり憂鬱です~!?。

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4月8日日曜日。晴れ。朝は8℃、日中は16℃。天気は良いけれど20℃越えの日々が続いていたので久しぶりにチョッと寒く感じられる日曜日になりました。

午前中は自宅でのんびりしていましたが、あまりに天気が良いので駅まで散歩に。駅まで行ったらちょうどMSE「メトロはこね93号」がやって来る時間でした。特に当ては無いけれど、ランチがてら急遽箱根湯本まで行ってみることに。日曜の昼から箱根へ行く人は少ないとみえて車中は空いていました。

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箱根湯本には12時36分着。ホームに降り立つとチョッとヒンヤリ。

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湯本駅近辺のお土産物屋さん冷やかしながら散策。

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箱根といえども流石に桜は終わっていましたが、若葉はとても綺麗でした。

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ランチは昭和9年創業の老舗そば店「はつ花」へ。店内は満席でした。外国からの方々も大勢。味は・・・う~ん。

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その後は不思議な雰囲気の喫茶店「ユトリロ」に立ち寄ってカロリーの追加補給をしてからから駅へ戻りました。

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箱根湯本の駅では久し振りに金太郎塗装の108号に遭遇。

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帰りの14時36分発EXE「はこね22号」は満席でした。

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相模大野では3月15日に廃車回送されたLSEが以前と全く同じ場所に留置されたままでした。

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町田着は15時32分。ホームに降り立つとやっぱりヒンヤリ。この気温差は要注意ですね~。

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4月1日日曜日。晴れ。昨夜福岡入り。福岡地方は朝は13℃、日中は22℃でした。

例によって旅先では早朝に覚醒。折角なので市内の桜の名所である舞鶴公園へ行ってみることに。ここは黒田長政築城の福岡城址。

公園内にはたくさんの桜が咲き誇っていました。ソメイヨシノの開花は神奈川より少し遅いようで、まだ十分に鑑賞に堪える感じでした。

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枝垂桜の並木も見事でした。

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おや、どこかで見たようなカボチャの姿が。

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周囲はこんな感じです。

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天守閣跡まで上がってみると、そんなに高くないはずなのに意外にも市内が見渡せました。

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どうやら公園周辺の建物には高さ制限があるようです。

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遠くにヤフオクドームも。

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まだ朝7時代だというのに、もう花見の準備に取り掛かっている方々も。どうやら寝袋でブルーシートの上で一夜を過ごした方もいらっしゃるようで。

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さてまだ時間があったので、近くの西公園にも足を延ばしてみました。参道を上がると黒田長政を祀る光雲神社(てるもじんじゃ)。

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北側の展望台からは博多湾が一望出来ました。

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そして眼下には福岡都市高速が。

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もちろん園内には桜がたくさん。その数約3000本とか。

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ここは日本さくら名所100選に選定されているそうです。

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さて博多湾を眺めているうちに良い時間になりましたので講演会会場へ。

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広大な会場には日曜日の朝から約700人の同業者が参集しておりました。もちろんきっちり拝聴させて頂いて、最新知見を仕入れて参りました。

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さて帰り際には懲りもせず再度博多駅に立ち寄ってJR九州車両を眺めてから・・・。

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地下鉄で福岡空港へ。工事中の空港内は大混雑でした。特別塗装機のボーイング777-200「C-3PO ANA JET」の姿も。

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16時20分発のANA260便ボーイング777-200で羽田空港へ戻りました。

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今回は超弾丸ツアーでしたが、そのうちまたゆっくりと訪れたいものです~。

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3月31日土曜日。晴れ。朝は6℃、日中は16℃。

3月最終日のクリニックは比較的平穏。特に午後からは皆さんどこかへお出かけでしたでしょうか?。ほぼ予約時間通り診療が進みました。気温差が大きい季節は、何故だか胸部違和感や動悸、息切れを訴える方が多くなるような気がします。かぜ症状の方は少なくなりました。

診療終了後は羽田空港へ。鶴間駅ホーム脇の桜もそろそろ終わり。

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京急横浜駅のホーム川崎寄りには“鉄”向きの販売機?を発見しました。

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今日は循環器関連の講演会に出席するために福岡へ。17時発のANA265便はボーイング787でした。

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西日に向かって穏やかなフライト。博多上空はモヤっていました。もしや黄砂?、それともPM2.5??。

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到着後は地下鉄で博多駅へ。車両はJR筑肥線に直通するブラックフェイスのJR九州305系。

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博多駅には別に用事がある訳ではありませんが、ここまで来たらやっぱりJR九州の車両に挨拶をしておかないとね~。

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JR九州は水戸岡デザインの個性的な車両ばかり。

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その後屋台で有名な中洲へ。水のある風景は風情があります。

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川辺には所々に小振りの桜がありました。

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岸辺を屋台をのぞきながらそぞろ歩き。

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今宵は博多泊まりです~。

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3月24日土曜日は診療を終えてから新横浜へ直行。新幹線で関西入りしました。大阪で3月23日金曜日から開催されている第82回日本循環器学会学術集会に参加するためです。今年の主幹は大阪大学心臓血管外科学講座。

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今回のシンボルキャラクターはブラックジャック。そういえば作者の手塚治虫は阪大出身でした。

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土曜日の夜の会員懇親会は吉本新喜劇にチアリーディングとチョッと魅惑的な内容でしたが、診療終了後に出かけていては時間的に間に合いません。残念~。

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さて3月25日日曜日は全国的に晴れて気温が上昇。大阪も最高気温は18℃まで上がりました。大阪駅で医局の先輩と落ち合って会場へ。

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日本循環器学会は会員数26000人、専門医数が14000人余りの巨大学会。循環器専門医の資格更新には学術集会と教育セッションに参加するのが早道なので、全国から循環器医が参集。会場周辺はもとより大阪駅周辺も循環器医で溢れかえっていました。

会場は中之島の堂島川沿いにある大阪国際会議場、リーガロイヤルホテル大阪、堂島リバーフォーラムの3か所。

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日曜日といえども朝8時からスケジュールがギッシリ。もとより聴ききれるものではありません。チョッとアカデミックな雰囲気に触れることが出来るだけ!?。

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新大阪を午後3時過ぎの新幹線で早くもトンボ帰り。大阪駅、新大阪駅周辺は、春休みに行楽日和、さらに大阪城公園では桜が満開、甲子園では高校野球が開催中、それに学会などなどでビックリするほどの大混雑!。

下の写真は大阪駅グランフロント側の桜。

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それでもチャンと関西の電車に挨拶はして参りました。

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帰りの新幹線からは夕陽に映える富士山がクッキリ。

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自宅近くでも留守にしていた僅かの間に桜の開花が一気に進んでいました~。

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3月22日木曜日。雨のち曇り。朝は7℃、日中は15℃。今日は休診日でしたが朝から相模大野へ。駅頭では桜が満開~(もちろんイミテーションです)。

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今日は相模女子大学グリーンホールで開催された関東信越厚生局と神奈川県による保険医療機関向けの平成30年診療報酬改定に伴う集団指導を受けて参りました。

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お役所による“集団指導”なんて言われると怖気づいてしまいますが、要は2年に1回の診療報酬改定についての説明会です。

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頂いた改定時集団指導用資料は膨大な内容。駆け足の形式的な説明だけではなかなか理解出来ません。毎回疲労だけが・・・。

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午後からはクリニックへ。相模大野の車庫にはダイヤ改正直前の3月15日に廃車回送されたLSE7000系の姿が在りました。

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今日はクリニックのレントゲン読取装置更新のための工事。

終了は暗くなってから。帰宅は平日と変わらぬ時間になってしまいました~。

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3月18日日曜日。晴れのち曇り。朝は4℃、日中は17℃。

さて昨日はダイヤ改正初日。帰宅時に相模大野の駅で案内板を見上げると見慣れぬ表示が。この改正から登場した新たな愛称である特急ロマンスカー「ふじさん」です。英語表示の「Mt. Fuji」はまだサマになりますが・・・。

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「ふじさん」は「あさぎり」の名称が変更になっただけ。従来からのMSE6連でやって来ました。外国人観光客向けの変更でしょう。

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ホーム床面の乗車位置表示も一新されていました。新たにデビューしたGSEが加わりました。

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最古参のLSEも残っていて一安心。

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さて本日は所用で都心へ出ましたが、新宿駅ではちょうどGSEによる「はこね31号」が発車するところに遭遇。

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デビュー翌日とあって、さすがに満席でした。

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代々木上原駅ではやはりこの改正で登場した千代田線直通の準急成城学園前行きに遭遇。経堂から成城学園前まで各駅停車。

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成城学園前では“あれっ、ここで終点・・・!?”という表情の方がホーム上で戸惑っていました。

しばらく新ダイヤに馴染むのには時間がかかりそうです。

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さて3月17日土曜日はJRグループと小田急電鉄、近畿日本鉄道でダイヤ改正。

特に小田急電鉄は代々木上原~登戸間の複々線化事業が完了。計画から苦節50余年、着工から30年の大工事が完成してのダイヤ改正であるのに加えて、新型ロマンスカーGSEのデビューも重なって、広告にもかつてない力の入れようでした。

各車両には1月26日から前面にダイヤ改正を告知するステッカー。

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ポスター、車内広告、チラシ、広報誌、テレビコマーシャル・・・。

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小田急ハルクの壁面には懸垂幕。

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新宿駅構内では特設のGSE カフェも。

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私も留学期間を除いて小田急沿線で生きて参りましたので感慨もひとしお。ううっ・・・(感涙です)。

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今週は不安定な天気。3月5日月曜日の午後から3月6日火曜日の未明にかけては激しい雨。3月7日水曜日は一時青空が見えたものの、また3月8日木曜日は終日雨になりました。気温も月曜日は朝から12℃、日中は16℃まで上がったのに水曜日、木曜日は真冬の気温に逆戻りして、特に木曜日は日中でも6℃止まりでした。

クリニックはこんな不安定な気候のためか、かぜ症状の方がたくさん。先週末は気温が高くて強風だったために花粉が大量に飛散。そのため花粉症の患者さんの中には昨年効いていたお薬で抑えきれないと受診される方がちらほら。水曜日はなぜか連続して胸部の違和感や動悸を訴える方がいらっしゃって検査が立て込みましたが、これも気候の影響でしょうか。

先日近所の書店で「資料原版復刻全国蒸気機関車配置表」(徳永益男所蔵、松本謙一解説。イカロス出版。2018年1月31日発行)を見つけました。

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中を見ると・・・薄汚いコピーに何やら意味不明の数字と記号の羅列!?。

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いやいや、これはとっても貴重な資料。昭和6・13・19・24・30・34・44年の蒸気機関車配置表なのです。

特に戦時中の資料は極秘扱い。昭和19年の配置表にはどのページにも“省外極秘”とか“軍資秘”のスタンプが押されていて時代背景が推察されます。樺太鉄道局の配置表も。

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この本の私なりの楽しみ方の1例を呈示しますと、例えば下の写真は昭和50年3月に私が北海道の岩見沢第一機関区で撮影した9600型蒸気機関車59610号機の最晩年の姿。大正10年11月に川崎造船所(兵庫)で新製され札幌管内に配属て以来、昭和50年8月に廃車されるまで一貫して北海道で活躍した機関車です。

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昭和6年の配置表で探すと、根室本線の新得機関区に59610の数字を見つけました。新得機関区は根室本線最大の難所、狩勝峠越えのための前線基地でしたので、日夜峠越えに活躍していたことでしょう。

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昭和13年、昭和19年の配置表ではそのまま新得機関区に残存していましたが、戦後の昭和24年の配置表では富良野に移動になっていました。元の新得機関区には新鋭強力機D51が配置されており、狩勝越えの職を追われたのでしょうが、根室本線や富良野線でのんびり過ごしていたのかもしれません。さらに昭和30年の配置表では道央の岩見沢機関区へ移動となっています。

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以後は終生岩見沢機関区で過ごしていたようですが、昭和34年の配置表では昭和30年には無かった数字に付けられた符号によって機関士座席が右側に改造され、動力逆転機と煙除けが装備され、入換専用機になったことが判ります。少なくともこの頃からは本線運用に就くことなく黙々と岩見沢構内で入換作業をこなす日々を送っていたのでしょう。そして廃車目前に私が巡り合ったというわけ・・・。

人それぞれにドラマがある様に、機関車1台1台にもドラマがあります。そんなことを空想しながら数字と記号の羅列を眺めていると、瞬く間に時間が過ぎて・・・。何と不健康で非生産的なこと!。鉄道とはまさしく金を失う道であります。

それにしても国鉄営業線から蒸気機関車が消えてから40年以上が経過。今さらこのような本を出版して営業的に成り立つのでしょうか~。

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3月に入った途端に気温が上昇して春めいた日々。3月2日金曜日3月3日土曜日は14~15℃、3月4日日曜日は19℃まで上がりました。

クリニックはインフルエンザの方はもはや珍しい存在になりましたが、花粉症で苦しむ方が激増。1階の耳鼻科さんも凄まじい混雑ぶりの様でした。

3月2日金曜日の診療終了後は横浜へ。ホテルニューグランドで開催された高尿酸血症関連の講演会に出席。その道の大家の先生が最新の知見を判りやすくご講演下さり、とっても勉強になりました。

3月3日土曜日の診療終了後は所用で東京へ。東京駅のホームで「スーパービュー踊り子」の251系に遭遇しました。久しぶりにじっくり眺めてみましたが、見れば見るほど特徴的な形態。1990年の登場からだいぶ時間が経ち、そろそろ行く末が心配になる頃です。

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3月4日日曜日は朝から神田へ。日曜日の朝とあって流石に神田小川町交差点あたりも静か。

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今日は「健康長寿社会を目指して」というセミナーに参加して来ました。循環器学会、腎臓病学会、糖尿病学会のそれぞれ重鎮の先生方の講演とパネルディスカッション。今後の課題が浮き彫りに・・・。

講演会終了後は歩いて小川町から靖国通りを駿河台下へ。

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三省堂書店や書泉グランデに立ち寄って時間調整のあと、さらに歩いて九段下へ。気温が上がって汗だく。さらに強風のために大量の花粉が飛散した様子で目と鼻が~。

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坂道を上がり北の丸公園の田安門をくぐって日本武道館へ。

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今日はオールナイトニッポン50周年記念「あの素晴らしい歌をもう一度コンサート」を観覧にやって来ました。午後4時開演。

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出演は泉谷しげる、イルカ、宇崎竜童、太田裕美、尾崎亜美、海援隊、きたやまおさむ、坂崎幸之助、藤井フミヤ、南こうせつ、森山良子、渡辺美里・・・。

50年前に深夜放送を聴いていたかつての“若者”たちが参集しておりましたが、周囲を見渡せば皆さん立派な大人(!?)になっておりました。オープニングはきたやまおさむの“帰って来たヨッパライ”。

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公演中は当然写真撮影禁止でしたが、泉谷しげる出演中のみご本人の“写真撮っていいぞ~”の掛け声で一斉に写真撮影。本当に良かったのでしょうか??。

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休憩を挟んで延々4時間の長丁場でしたが、時間を忘れさせてくれるひと時でした。でもお尻が痛い・・・。

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2月25日日曜日。曇り。朝は1℃、日中は9℃。

本日は小田急の新型ロマンスカー70000形GSEの試乗会の日でしたが、私どもは案の定抽選にハズレました。

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そこで逆にGSEに追われる立場にある7000形LSEに乗りに出かけることにしました。3月の改正以降もLSEは残るものの運用は減ることになるでしょうし、2本目のGSEが登場する頃には引退が囁かれています。

まず「メトロはこね21号」で箱根湯本に11時21分に到着。車内は行楽客で満席。駅構内も大混雑でした。

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駅構内には箱根登山線内の折り返し運用に就く赤色の1000形の姿が。これは姉妹提携を結んでいるスイス・レーティッシュ鉄道をイメージした塗色。

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今日は箱根湯本発12時21分の「はこね18号」に乗車する予定。1か月前に頑張って11号車の13番、つまり展望席の最前席を確保しました。

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各駅停車が登って来て・・・。

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12時02分発の「はこね16号」の30000形EXEが降りて行くと・・・。

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やがて12時09分着の「はこね17号」の7000形LSEが登って来ました。

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これが今回乗車する折り返し「はこね18号」になりますが、僅か12分の内に車内清掃をして慌ただしく折り返し。

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清掃が済んで座席に着くなり、もう発車していました!?。

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小田原までの箱根登山線内は単線で急勾配、急カーブが続く険しい道程。区間によっては25kmのノロノロ運転。

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風祭では各駅停車・・・。

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箱根板橋ではEXEとすれ違い。

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やがて東海道本線と僅かな区間併走して・・・。

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小田原駅に到着。ここで7分も停車。

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小田原を発車すると新松田までの区間は直線が多い平坦区間。軽快にとばしますが、車輪の回転に合わせてタッタッタッというフラット音(強いブレーキによって車輪が回転しないまま滑走した時に出来る滑走傷による音)がとっても気になりました。

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新松田から伊勢原の区間はトンネルやカーブが連続。

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同行の友人は発車時から連続で前面展望をビデオ録画中~。

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町田駅には最近あまり見かけなくなった小田急百貨店のロゴマークが。展望席でないとなかなか気付きませんよね。

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登戸駅では下り緩行線のポイントが繋がっていました。

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登戸を過ぎると複々線区間に入り、一気に速度が上がりました。

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梅ヶ丘を過ぎたところで複々線区間は一旦終了となりますが、ついにこの3月に梅ヶ丘から東北沢の区間が完成。3月17日のダイヤ改正を前に3月3日から使用開始予定だそうです。

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代々木上原を過ぎ、工事中の代々木八幡を過ぎれば間もなく新宿。

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大勢の乗客の待つ新宿駅特急ホームに到着しました。

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新宿には13時58分着。14時10分には慌ただしく「はこね31号」として折り返します。引退間近にして八面六臂の活躍ぶりです。

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新宿駅では3月17日の新型ロマンスカー70000形GSEデビューに向けての広告に力が入っている様子。

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来る者あれば去る者があるのも世の中の道理。7000形LSEは今日が乗り納めになってしまうかも知れません。

一方70000形GSEは3月17日以降はいつでも乗れますから、またゆっくりと乗る機会を考えます~。

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2月16日金曜日。晴れのち曇り。朝は1℃、日中は9℃。

クリニックはほどほどの混雑。インフルエンザの方は先週から激減して、ここのところはポツリポツリといった感じです。気温の変化が大きくなってきたせいか、はたまた花粉の季節に差し掛かったせいか、長引く咳の方が多くなって来ました。

本日、小田急の新型ロマンスカー70000形にお初にお目にかかりました!。早朝にこっそり試運転をしている様子。

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愛称はGSE(Graceful Super Express)。2階に運転席、1階に展望席という小田急伝統のスタイルを踏襲。大きな1枚ガラスで前面展望はとっても良さそうです。

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3月17日に正式デビューの予定ですが、その前に2月25日に試乗会、3月10日にお披露目会が設定されています。

私も試乗会に応募しましたが、待てど暮らせど案内状が届きません・・・(涙)。

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今週末は天気が下り坂。2月9日金曜日は晴れましたが、2月10日土曜日は夜になって雨が降り出しました。いよいよ平昌オリンピックが金曜日から開幕!。

クリニックはインフルエンザの方がビックリするくらい減りました。水曜日までは“次々”って感じでしたが、金曜日、土曜日はポツリポツリに。このまま終息してくれそうです。金曜日の診療終了後は税理士さんが来訪。土曜日の診療終了後は暗くなるまでひたすら事務仕事~。

さて今日は今更ですが1月14日日曜日の松本行きのレポートが残っておりました。松本までE351系スーパーあずさの乗り納めをしてから姨捨まで足を延ばし、帰りは新鋭E353系の初乗りです。

現在書店に並んでいる「とれいん」誌の表紙はそのE353系。

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E353系は昨年12月23日にデビュー。当面は4往復の「スーパーあずさ」に充当されていますが、来る3月17日のダイヤ改正ですべての「スーパーあずさ」がE351系からこのE353系に置き換えられる予定です。

今回は松本発14時49分の「スーパーあずさ22号」に乗車。ホームで待っていたら駅西側の留置線から北へ向かってE353系編成がそろりそろりと出て来ました。

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デビュー直後とあって足回りもピカピカです。

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そして長野方から2番線に入線して来ました。

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先頭部は近未来的プロフィール。前照灯も尾灯もLEDが並んでいます。

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前面にヘッドマークやシンボルマークらしきものはなく、E353のロゴのみ。列車が入って来た時に列車名が判らないのは何となく寂しい感じ。

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連結時に扉が開いて貫通式になるのは、連結部の基本編成新宿方と付属編成松本方のみで、最前部、最後部は扉のようなデザインですが実際は開きません。

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編成は基本編成9両+付属編成3両の12両。うち1両がグリーン車。

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普通車のシートはブルー系。枕は上下可動式。シートピッチは960mm。室内照明はLEDによる間接照明。空調は個別吹き出しで、座席ごとに風向と風量調節が可能。全席に電源コンセントが設置されています。

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グリーン車のシートは赤系。普通車より重厚なシートでシートピッチも1160mmと200mm広くなっていますが、料金ほどの居住性の差は無いかも。

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多目的室や大型車椅子対応トイレ、もちろんAEDも完備されています。

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14時35分、隣のホームにはE351系の「スーパーあずさ15号」が到着。

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E353系に比べてみれば確かに古ぼけた感じに見えますが、そのスタイリングは今もってなかなかのもの。

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さてE353系「スーパーあずさ22号」は14時49分に松本を発車。もちろん滑り出しはスムーズで音も静か。乗り心地は悪くありません。でもカーブにさしかかると、E351系は制御付自然振子制御方式で最大車体傾斜角度5度なのに対してE353系は空気ばね式車体傾斜方式で1.5度に抑えられているせいか、カーブでの線路への追従性はE351系の方が滑らかな感じ。線路の軋み音もE351系の方が少ないような・・・。もちろんインテリアに関しては新しいE353系の方が現代のニーズにマッチしていて快適。室内空間もだいぶ広く感じます。気付けば早くも甲府盆地にさしかかって、車窓には雪を冠った富士山の姿が。

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新宿着は17時24分。乗客が降りると直ちに清掃作業に入って18時00分発の「スーパーあずさ29号」として松本へ折り返します。

E351系は現在次々に長野工場で解体中だそうです。時の流れは速いもので、JR化後に誕生した車両も引退の時期を迎えました・・・。

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今週前半、2月5日月曜日から2月7日水曜日にかけては連日冬晴れ。朝は-2~-3℃の厳しい寒さが続きました。日本海側、特に福井や石川では1981年(五六豪雪)以来37年ぶりの記録的豪雪となって、福井県内国道8号線の車両立往生は2日以上にわたったそうです。いやはや・・・。

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クリニックは相変わらず午前中を中心とした混雑続き。やはりインフルエンザの方が多めでしたが、明らかに峠は越えた感じです。晴れ続きのせいか花粉症対策を所望する患者さんも増えて来ました。

月曜日の診療終了後は横浜へ。循環器関連の講演会に参加させて頂きました。火曜日の診療終了後は大和市医師会理事会。

横浜駅で遭遇した7000系は東急への直通用の新型車両20000系によって置き換えられる予定。

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寒さももうしばらくでしょうか~。

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2月4日日曜日。晴れ時々曇り。朝は0℃、日中は10℃。今日は立春。日差しが暖かな休日となりました。

午後からはお招き頂いて友人宅で鉄道模型の小運転会。伺うと既に和室にエンドレス複線がセッティングされていました。

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普段あまり走らせていない車両を虫干し兼ねて運転。

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地域や時代の考証とは無縁。

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次々と新旧の車両が順不同で登場しました。

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オジサン達のお楽しみの時間は短くて、気付けばアッと言う間に陽が傾いていました~。

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1月21日日曜日。晴れ。朝は2℃、日中は11℃。

今日は昼から駅前までウォーキングがてら買い物へ。寒いけれど日差しは暖かで、少しは春が近付いて来たかも。それなりに一生懸命歩いたのに帰りに思わずカロリー補給。これで帳消し!?。

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さて今日は先週1月14日日曜日の姨捨行き続きを。E351系「スーパーあずさ」の乗り納めをしてスイッチバック式の姨捨駅に11時52分に到着。降り立ったのは案の定われわれ2人のみでした。乗って来た電車が行ってしまうとあたりは静寂そのもの。

1934年に建てられた駅舎はリニューアルされて綺麗になっていました。

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駅舎の横には2017年5月から運行されているクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が姨捨駅に立ち寄るために整備された夜景バー「更級の月」の建物。残念ながら四季島運行時のみの営業。

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そして肥薩線矢岳越え(九州)、旧根室本線狩勝峠(北海道)と合わせて「日本三大車窓」と言われた姨捨駅からの車窓は・・・。

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善光寺平が一望のもと!。

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中央を流れるのが千曲川、そして川中島あたり。

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これだけ広大な土地、武田信玄も上杉謙信もさぞや欲しかったことでしょう。

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右下方には重要文化的景観、棚田100選に選ばれた「姨捨の棚田」。

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山側は雪に覆われていましたが・・・。

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日当たりの良い下の方は雪はありませんでした。

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これらの風景を見るために、ホームのベンチが全て線路に背を向けているのが普通の駅とは異なるところ。

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駅舎は2010年にリニューアルされたそうです。

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2016年の乗車人員は僅かに1日平均56人。

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無人駅ですが、待合室はとっても綺麗。

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ただ暖房が無いので、寒くてじっとはしていられません~。

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片隅に姨捨山の民話。

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かつて貧しかった村では口減らしのために60歳になった年寄りを山に捨てる掟があったそうで・・・。私も間もなく山に捨てられる年ごろ!?。

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さて帰りの松本方面の列車は13時02分発茅野行き。

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篠ノ井方面からホーム下方の線路を登って来ました。

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ホーム下を通過してスイッチバックの引き上げ線に入り・・・。

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進行方向を変えてバックでホームに入って来ました。

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ここで一足先に入線していた対向列車と交換。

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駅名標の標記がスイッチバックを端的に表現しています。

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車内はやはり混雑していました。途中で長野行き特急「しなの」と交換したり・・・。

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EH200牽引のタンカー貨物を追い抜いたりしながら・・・。

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13時57分に松本駅着。ホームにはやはり2両ではとても乗り切れないほどの乗客が待っていました。松本駅ではかつて東海道線で君臨していた211系近郊電車の姿も。

松本駅構内で遅めのランチ。「松本丼」とやらはヒレカツに山芋かけて玉子とじにしたもの。う~ん・・・。

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さて松本からは昨年末にデビューしたての新型スーパーあずさで帰りますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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今週前半、1月15日月曜日1月16日火曜日は晴れて朝は-1~0℃、日中は12~13℃でしたが、1月17日水曜日は昼から雨になって寒さは緩み、朝は7℃、日中は14℃でした。つい先日正月だったのに気付けばもう1月半ば。“あけまして・・・”なんて挨拶が何だか間の抜けな感じになって来ました。

今週のクリニックも大混雑。かぜ、感染性胃腸炎、インフルエンザの方に加え、血圧や不整脈、健診の再検査、更には早くも花粉症症状を訴える方も。インフルエンザはいよいよピークが近付いて来た感じ。A型が優勢になりましたが、まだまだB型も負けてはいません!?。

あるA型インフルエンザを発症された奥様が「主人にうつしたら大変なのでタミフルを出してもらえませんか?」とのご要望。お気持ちは分かりますが、予防投与の対象は原則として発症患者さんに同居している高齢者(65歳以上)、慢性呼吸器疾患または慢性心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病等)、腎機能障害患者さんに限られ、さらに予防目的で使用するタミフルはすべて保険適応外になります。もちろん診察しないで処方箋を交付することは禁じられています。どうぞご勘弁下さいませ~。

さて今日は1月14日日曜日の続きを。E351系の乗り納めでスーパーあずさ5号で松本に10時38分に到着。折角ですので篠ノ井線に乗り継いで日本三大車窓の一つである姨捨まで足を延ばす予定。

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入線して来た11時09分松本発の篠ノ井線長野行きはE127系100番台の2両編成でした。平成10年営業開始のJR世代の車両です。

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休日のせいか、長野まで遊びに行く若者で車内は一杯でした。松本、長野の2大都市を結ぶシャトルにしては2両では足りないのかも。松本を発車すると北アルプスを遠望しながら松本盆地を抜け、単線なので時折対向列車待ちをしながら高度を上げて冠着峠越えへ。

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聖高原、冠着、姨捨と進むと、次第に雪が多くなって来ました。

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冠着トンネルを抜けて姨捨駅が近付いて来ると・・・。

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進行方向右手にスイッチバックの引き上げ線が。

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さらに進むとポイントが見えて来ました。

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右に岐れて下って行くのが通過線。蒸気機関車の時代とは変わって車両性能が良くなった現在ではスイッチバックを必要とする車両は皆無。駅に停まらない通過列車はスイッチバックを使わずにここを通過して行きます。

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本線上にはホームは設置されておらず通過列車はホームに入りません。姨捨駅に停まる列車だけが左上のスイッチバック引き上げ線に入ります。

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引き上げ線を上がって行くと姨捨駅のホームが見えて来ました。ここだけが水平。

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山影に入っているせいか、ホーム部分は雪に覆われていていかにも寒そう。

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11時52分姨捨駅に到着。下車したのはわれわれ2人のみでした。

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ここで進行方向を変えてバックで発車。運転士は前へ移動することなく、後部運転席から身を乗り出して前方を注視しながらの逆行運転です。

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先ほどの引き上げ線に入って再度進行方向を変えて、姨捨駅ホームの下方を篠ノ井方面へ下って行きました。

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帰りの列車が来るまで1時間あまり。ここからの眺めを堪能したいと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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1月14日日曜日。晴れ。朝は-2℃、日中は8℃。

今日は早起きして新宿駅へ。この3月に正式に引退が決まったJR東日本のE351系の乗り納めと、その後継として昨年12月23日にデビューしたばかりのE353系の試乗のために松本へ、さらに足を延ばして日本三大車窓のひとつである篠ノ井線の姨捨(おばすて)を訪問するという日帰り企画を実行します。

実はE351系の乗り納め企画は今回で2回目。前回は2016年3月27日に決行したのですが、後継のE353系試作車の不具合が続いてデビューが昨年末までずれ込んだので、新車の試乗を兼ねて第2回を企画した次第。

自宅の最寄り駅で朝7時に友人と落ち合って新宿まで。今回は8:00発のE351系「スーパーあずさ5号」に乗車します。

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E351系は1993年12月23日に営業を開始。曲線区間の多い厳しい山岳路線を走る中央東線の特急「あずさ」のスピードアップを可能とするために、JR東日本としては初めての制御付き自然振子装置を採用して、最高速度130km/h、表定速度90km/h以上の俊足を実現しました。

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ホーム上では引退を睨んで写真に収める同好の士がちらほら見受けられましたが、寒い季節の休日とあってか車内はガラガラでした。まずは車内を点検。下の写真は普通車。

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シートの座り心地もなかなかのもの。

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一方、下の写真は9号車のグリーン車。

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確かにシートは大きめでシートピッチも広いけれど、値段の差ほどは居住性に差は無いかも!?。

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その時、ふと隣のホームを見たらE351系の先代189系による「ホリデー快速富士山」の姿が!。

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東海道本線のビジネス特急「こだま」の時代から脈々と受け継がれた旧国鉄色の風格はやっぱり格別です~。

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さてE351系「スーパーあずさ5号」は定刻の8時ちょうどに静かに発車。立川、八王子と停車して高尾を過ぎると本領発揮。曲線のきつい勾配も何のその、軽快に飛ばします。乗り心地も良好で、まだまだ当分は現役でやって行けそうです。

下は鳥沢駅の先にある新桂川橋梁上からの光景。

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大月を過ぎ笹子トンネルを抜けて甲府盆地へ。

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甲府を9:29に発車すると、やがて左手に南アルプス、右手に八ヶ岳の姿が・・・。

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甲府の次は小淵沢に停車。キハ110系の小海線が見えました。

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小淵沢を9:53に発車すると八ヶ岳は次第に山容を変え、やがて遠ざかって行きました。

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茅野の手前で右手下方に旧線のトラス橋。

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茅野、上諏訪と停車。この辺りはとっても寒そう。遠目に凍結した諏訪湖も見えました。

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岡谷を10:20に発車すると、1983年(昭和58年)に開通した塩嶺トンネルを抜けて10:27にはもう塩尻着。中央西線が左手に離れて行くとほどなく終点松本に到着。定刻は10:38着ですが、途中に徐行区間があったため3分ほど遅れて到着しました。

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すぐ横の側線には後継のE353系の姿が。

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松本駅構内には中央西線や飯田線からのJR東海の車両の姿も。

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隣のホームには名古屋行きの特急「しなの」が入って来ました。

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最後部は展望グリーン車。

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さて、ここからは篠ノ井線に乗り継いで姨捨に向かいますが、チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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皆様、あらためましてあけましておめでとうございます。今年は天気は良いけれど寒さの厳しい正月三が日になりました。

私はといえば、例年の如く大晦日を実家で過ごし、元旦には北陸新幹線に乗って金沢へ行って参りました。

金沢では2日の早朝に白山比咩神社へ初詣に。ここは全国2000以上ある白山神社の総本社。

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創建は崇神天皇(すじんてんのう)7年(前91)とか!?。

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時折雪がチラつく天候でしたが、幸い寒さはそれほどでもありませんでした。

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その後は2日、3日と「のと里山海道」を通って能登、和倉温泉へ。

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雪は少ないものの尋常ではない風。

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青空がのぞいたかと思った矢先にまた吹雪になるといった不安定な天候でした。

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3日の帰りがけ、金沢駅で七尾線用の413系に挨拶。413系は国鉄末期に老朽化した急行形電車の車体を近郊型に更新改造した車両。

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今や貴重な国鉄型ですが、やはり最近の車両に比べると著しく見劣りが・・・。

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因みに下の写真が最近本線筋で使われている車両。

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帰りの北陸新幹線からの車窓は、いつものように日本海側から太平洋側への僅かな時間のうちに天気が一変。大宮近くからは富士山の姿が遠望出来ました。

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さてそろそろ日常に向けてリハビリをしないとね~。

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12月30日土曜日。晴れ。朝は-2℃、日中は10℃。

今日は休日夜間急患診療所の当番にあたっていたため、朝から大和市医療センターへ。診療開始前から外にはズラ~っ行列が出来ていました。来る人来る人発熱の方がほとんど。インフルエンザの方がたくさん!。

最終的には午前、午後合わせて受診者数は167名にのぼりました。そのうち約半数にインフルエンザ迅速診断を行い、さらにその半数がインフルエンザ陽性でした。現在A型とB型が混在していますが、6:4くらいでA型が優勢になって来ました。そのほか感染性胃腸炎の方もちらほら。帯状疱疹の方が2人。

帰りの鶴間駅のポスターには新春用が登場。ロマンスカー4種が登板していますが・・・。

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来年3月には新車のGSE70000形(Graceful Super Express)がデビューの予定。

下は“鉄道ファン”最新号より。

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ポスターの顔ぶれも2019年からは変わることでしょう。その時に最古参のLSE7000形が現役で残っていてくれることを願いつつ・・・。

明日はいよいよ大晦日。当方は例年通り実家に親族が集まって新年を迎える予定。今年も一年お世話になりました。良いお年をお迎え下さいませ~。

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11月の最終週は講演会が目白押し。

11月26日日曜日は朝からグランドプリンスホテル新高輪で開催された循環器関連の講演会に出席。心房細動の抗凝固療法に関する5演題を拝聴させて頂きました。

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11月27日月曜日は大和市地域医療センターで大和市医師会の「病診連携を一層進める会」の第3回に出席。今回は大和成和病院と大和病院の説明会でした。

11月28日火曜日はやはり大和市地域医療センターで大和市医師会内科医会講演会。

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北里大学循環器内科の下浜孝郎先生による講演「PCIにおけるデバイスと薬物治療の変遷」で、座長は私めが務めさせて頂いた関係で少々診療終了時間を繰り上げさせて頂きました。

クリニックは比較的平穏な日々が続いていましたが、11月29日水曜日には久しぶりにB型インフルエンザの方がいらっしゃいました。相変わらずかぜ症状の方は多め。健診後の精密検査を希望される方がちらほら。

下の写真は水曜日帰宅時に出会ったLSE7000系。来春3月のダイヤ改正後もしばらく活躍する見通しに。

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今週は前半飛ばし過ぎで少々お疲れ気味です~。

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今週末は寒気が流れ込んで気温が下がり、全国的に師走の寒さとなりました。朝は4~5℃、日中は12~13℃。

寒くなったせいか、かぜ症状の方がますます増えて来ました。高血圧の初診の方もちらほら。インフルエンザワクチンについては、何とかギリギリで予約の方分が確保出来る程度。新規の予約は受けられない状況が続いています。

診療終了後は11月17日金曜日は大和市地域医療センターへで新規医師会入会希望の先生と面談。11月18日土曜日は黙々と溜まってしまった事務仕事をこなしておりました。

11月19日日曜日は神田神保町で書店巡りをして参りました。収穫は6冊!。

下はかつて名作の呼び声高かった写真集「北辺の機関車たち」。極寒の冬の北海道における蒸気機関車の活躍を捉えた写真集です。

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(株)キネマ旬報社から昭和46年8月20日に発行された当時は私はまだ小学生6年生。当時の小遣いでは買えませんでしたが、このたび(株)復刊ドットコムによって今年5月20日に復刻版として発刊され、約半世紀ぶりに念願かなって入手した次第。

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厳しい撮影環境での作品の数々。当時20代前半であられた3人の著者のバイタリティに感服させられます。

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車窓に見える女の子も現在は少なくとも50歳以上のはず。時間は容赦なく過ぎ去って行きます~。

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11月11日土曜日。曇りのち晴れ。朝は15℃、日中は19℃。

今日のクリニックはほどほどの混雑。土曜日は平日に来院出来ない会社勤めの方が多いので、平均年齢は平日より低めですが、最近はお一人で来院出来ないご高齢の方がご家族に伴われて土曜日に来院される方が増えて来ました。高齢化の進展で認知症の方も増えて規則的な内服が困難な方も。悩ましき問題です~。

診療終了後は渋谷へ。久しぶりの渋谷はやっぱり恐ろしいほどの混雑ぶりでした。

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スクランブル交差点を渡ってTSUTAYA側からJR渋谷駅方向を見ると、渋谷ヒカリエと東急百貨店の間には建設中の新しいビルの姿が。高校時代は通学路だった渋谷ですが、段々と当時の面影は少なくなって・・・あれっ、40年以上も前の話!?。

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あまりの人の多さと騒音で、めっ、めまいが。

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さて今宵は道玄坂にある中華料理店で鉄道模型店「モデルスイモン」さん主催の懇親会に参加させて頂きました。会場の真ん中のテーブルには例年のごとく各社の新製品や試作品が並べられていました。

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発売間近の12mmゲージのC55は素晴らしい出来栄え。

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プラ製客車の試作品も気になるところ。

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中華の回転テーブルに乗って、料理の合間に試作品のDF50が回って来ました(!)。

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小型モーターでファンが回転するギミックが心憎い。

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同好の士と懇談しながらの至福のひとときは、瞬く間に過ぎ去ったのでした~。

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11月3日金曜日。晴れ。朝は13℃、日中は21℃。文化の日は絶好の行楽日和となりました。

良い天気になったので、行く先を決めないまま取り敢えず最寄り駅へ。3連休とあって上り電車は混雑していたので、まずは下り電車に乗車。折角ならロマンスカーにとも思いましたが、さすがに満席でした。そのまま急行で終点小田原まで行って、そこから箱根に上がろうかと箱根登山線に乗り換えようとしましたが異常な混雑。何と今日は箱根大名行列の開催日だったのでした。

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それならばと東海道線ホームへ移動。折しもリゾート列車「伊豆クレイル」が停車中でした。車内をのぞき見しましたが、予約無しで乗れるはずもなく・・・。

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向かいのホームに滑り込んで来た普通列車熱海行きに乗車。穏やかな紺碧の相模湾を眺めながら根府川、真鶴、湯河原と進み、終点熱海駅に到着しました。

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ここで降りてランチにしようかと思いましたが、隣のホームにJR東海の島田行きの電車が停まっていたので、もう少しだけ駒を進めることに。

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丹那トンネルを抜けて、函南、三島と進んで、結局沼津で降りました。

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沼津駅は観光地ではないので3連休でも落ち着いた雰囲気。

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駅前には沼津機関区跡のモニュメントがありました。かつては東海道本線の要衝だったところ。C58230は1970年まで沼津機関区の入換専用機として最後まで在籍していた蒸気機関車。

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沼津でランチ後は211系熱海行きで隣駅の三島まで。かつては東京駅の主役だった211系も今では東京口では見られなくなりました。

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三島からは新幹線ひかり466号で帰宅。新幹線の三島駅ホームから見える大きな富士山に冠雪は無く、いまだに夏姿さながらでした。

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世間一般の方は3連休でしょうが、当院は明日の土曜日は診療。がっ、頑張ります~(涙)。

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台風21号が去ったと思ったら南方に台風22号が発生。そのためか今週も天気が目まぐるしく変化しました。

その影響かクリニックは今週後半になってかぜ症状の方が増えて来ました。27日金曜日には今シーズン当院初のB型インフルエンザの方が受診。

ところで既に報道等でご存知かと思いますが、今シーズンはインフルエンザワクチンの供給が滞っています。そのために当院でも現在は新規にワクチン接種の予約が取れない状況です。また今後の供給状況によっては予約済みの方々にもご迷惑をお掛けするかも知れません。どうぞご承知おき下さいませ。

今週は24日火曜日の午前は止むごと無き理由で臨時休診とさせて頂きました。ご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした。午後は平常通り。25日水曜日は当クリニックビル6件7科のミーティング。26日木曜日は休診日でしたが、就学時健診のために学校医をさせて頂いている小学校へ。今年の受診者は約120人で、女の子の方がやや多めでした。大きなトラブルもなく終了。

就学時健診の帰り、および28日土曜日の帰宅時に江ノ島線の車窓から大野工場の解体線を眺めて見ると、解体待ちの3100形NSEロマンスカーの中間車の姿が。

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小田急電鉄としては来年3月のダイヤ改正前に車両収容スペースの確保を目的として、同一車種で複数車両を保存しているものの一部を解体することにしたそうです。今後3100形3両と20000形1両が解体される予定。

今週末はこんどは台風22号が接近中~。

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10月22日日曜日。終日激しい雨で気温は16~17℃。超大型で非常に強い台風21号が速度を上げながら接近中~。

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そんな悪天候の中、朝から第41回日本鉄道模型ショウへ行って来ました。会場は例年の如く京急蒲田駅近くの大田区産業プラザ。入口で友人と合流して3人で入場。

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パンフレットによれば今年は昨年より多い99社が参加。大手から零細まで鉄道模型メーカーと、関連する工作器具、電子機器、展示ケース、家具、グッズ、書籍などを扱う会社が出展。

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悪天候のためか例年よりだいぶ空いていましたが、かえって見やすくてラッキー!?。

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以下は個人的に気になったモノのスナップを羅列。

エンドウのブースでは近作や発売予定品の展示。

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関空特急「はるか」や419系は間もなく発売。

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アクラスではプラキットの80系湘南電車がズラリ。

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クハ76は特製品。右はマイクロエースのプラ製189系。

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模型工房サイトウの大型のED16やEF57は魅力的ですが、価格は軽自動車並み!?。

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ED62はモデルワムのOJゲージ(1/45、24mmゲージ)。

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下もOJゲージのクマタ貿易のEF510。音も光もデジタルコントロールで完璧!?。

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YFSトレーディングはミニチュア人形の専門店。700体10000円。都会のラッシュ時を再現したら大変なことに。

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でんてつ工房の塗装済みキットの103系はなかなか良い感じ。

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U-TRAINSのキハ40系は何だかイメージが違うかな!?。

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モデルシーダーはLED照明を組み込んだ車両を展示。

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ワールド工芸は精力的にマイナー車両も模型化してくれるありがたい存在。

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天賞堂ブースではプラ製181系直流特急型電車とカンタムEF5861がお召列車を牽引して周回していました。高級ブラス製品の予定品はC58とED71。

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モーリンはジオラマ製作に欠かせないバラスト各種を販売しています。

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ネコ・パブリッシングのブースにはKATO製品の塗り替え特製品がありました。

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入口付近には例年通り巨大レイアウトが設置されていて、モニターを見ながらの体験運転が可能。

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ヤードには気になる車両が並んでいました。

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さて帰りは京急川崎で途中下車。川崎駅地下街の牛タン屋さんで友人の力作を眺めながら3人でランチ。

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アルモデルのキットをベースにしたBタンクは、なかなか良い雰囲気~。

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その後帰路に就きましたが、駅から自宅までの間で恐れていた通り下半身がずぶ濡れになりました。

衆院選の投票はどうしたかって?。こんなことも有りなんとのことで、休診日の木曜日に期日前投票を済ませておりました。エヘン!?。

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10月19日木曜日。雨。朝は10℃、日中は11℃。終日気温は殆ど変わらず寒い一日になりました。

今日は休診日。昼前から所用で二子玉川まで出かけておりましたが、夕方になって市ヶ谷へ。イカロス出版10階ホールで開催されている写真展“「鉄路」へのときめき”を見て来ました。

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その道のベテランの方々のによる、新旧、洋の東西を問わない様々なジャンルの鉄道写真が65点。見応えのある力作揃い。

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良いものを見させて頂きました。22日日曜日まで。

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10月8日日曜日10月9日月曜日は体育の日の連休。晴れて気温が上がり絶好の行楽日和となりました。

この連休は医師会旅行。初めてクリニック単位で参加させて頂いて六甲界隈へ行って参りました。総勢31名。10月8日日曜日新横浜8時22分発の「ひかり463号」で新神戸に11時14分着。

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北野でランチ後は異人館めぐり。気温は28℃くらいまで上がって汗だくに。

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菊正宗の酒蔵を見学した後、六甲山展望台に上がりました。

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う~ん、素晴らしい景色!。夜景も見てみたいところ。

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宿泊は有馬温泉。夕食前、深夜、早朝と温泉を堪能させて頂きました。

10月9日月曜日の早朝には入浴後に温泉街の散策。

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もちろんお土産物屋さんは開いていませんが・・・。

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“鉄”としてはやはり神戸鉄道有馬線の有馬温泉駅を表敬訪問しないとね~。

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私としたことが、神戸鉄道にはまだ乗ったことがありません。また改めてまた伺います。

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朝食後、9時には宝塚へ向けて出発。まずは手塚治虫記念館へ。

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私自身はブラックジャックよりは鉄腕アトムやジャングル大帝の世代。

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でもカラーではありませんでした・・・。

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その後は隣接する宝塚大劇場へ。

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今回の旅行に参加しなければ一生見ることが無かったであろう宝塚歌劇団の公演を鑑賞させて頂きました。

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う~ん、いろんな意味で世界が違う!?。

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公演後は三ノ宮、元町、南京町あたりを散策してから・・・

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新神戸駅へ。乗車予定の「のぞみ」の一本前の「こだま」は今や貴重な存在となった500系でした。

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17時06分発「のぞみ40号」に乗車。車内で新神戸駅で購入したたこつぼ風陶器に入った「ひっぱりだこ飯」の夕食。

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新横浜に19時34分に無事到着。限りなく“弾丸”に近いツアーでしたが、充実した楽しい旅になりました。

ご尽力頂いた皆様に感謝!。

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10月6日金曜日は曇りのち雨、翌10月7日土曜日は雨のち曇り。両日とも朝は14~15℃、日中は17~20℃で、折角の満月の夜は冷たい雨になってしまいました。

クリニックはそれでも比較的平穏な日々。かぜ症状の方や体調を崩された方も少なめで、診療はほぼ予約通りに進行しました。

金曜日の診療終了後はエイズの勉強会で大和市地域医療センターへ。今夜は「日常化するHIV感染症」という演題で横浜市民病院感染症内科の立川夏夫先生のご講演でした。

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日本ではHIV感染者・AIDS患者報告数は近年やっと横ばいになって来ましたが、世界的に見れば15~49歳の約0.8%がHIVに感染。世界一のアフリカのスワジランドではHIV感染率が何と27.4%!。まだまだ・・・。

土曜日の診療終了後は所用で品川へ。診療が時間通りに終了したので、チョッとだけ行きがけに上野駅に立ち寄ってみました。本日は団体専用の「カシオペア」の運転日。

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「カシオペア」の一般運転は2016年の春で終了しましたが、旅行シーズンを中心にツアー専用で時々運転されています。ただしもう青函トンネルを抜けることはありません。因みに今日は盛岡行きでした。

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牽引機はEF81形交直両用電気機関車の80号機。かつて「北斗星」を牽引していたいわゆる星ガマ。

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一旦後継機のEF510形に任務を譲っていましたがEF510形がJR貨物に売却されたためまた返り咲き。老体に鞭打って(?)その任にあたっています。

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発車を見送っていては会に遅刻してしまうので早々に撤退。そのうちまた乗りたいところですが・・・。

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10月1日日曜日。晴れのち曇り。大阪地方は晴れのち曇り。朝は16℃、日中は26℃。

大阪で開催されている第65回日本心臓病学会学術集会に参加するために土曜日は京都泊まり。

なぜ大阪開催なのに京都に泊まったかって?。実は「近鉄ホテル京都駅」のコーナーツインの予約が取れたから。「近鉄ホテル京都駅」は京都駅八条口側の大阪寄り、ちょうどJR西日本の「ホテルグランビア京都」と駅を挟んで対角線上に位置します。ホテルの長~い廊下は京都駅構内の南の縁に沿って“いい感じ”の緩いカーブを描いていました。

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暗くなってからチェックイン。カーテンの隙間から覗いて見ると・・・。おおっ!。京都駅の大阪寄りが眼下に。

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列車の音が良い子守歌になるはずが・・・生粋の“鉄”の私は夜中もひっきりなしに通る貨物列車の音が気になって眠れず~(一般の方にはただの騒音かも知れませんが・・・)。

翌朝カーテンを開けると真下に近鉄京都線。

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電車の形式は全く専門外で判りません。

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その右側にはJRの線路。緑一色に塗られた117系電車の横をEF210形電気機関車に牽かれたコンテナ貨物が通過中。

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JR西日本の321系電車。

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そして関空特急「はるか」の281系の姿も。

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おっと、いつまでも電車を眺めている訳には参りません。今回は第65回日本心臓病学会学術集会に出席するためにわざわざ関西まで来たのでした。

早々にホテルを出て京都発7時29分の新快速で大阪へ。会場の大阪国際会議場には8時過ぎに到着。

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5階で受付を済ませて会場へ。私は特別会員FJCCなので参加費は免除!。その代わり会費が高いです~(涙)。

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8時半からのセッションにチャンと間に合いました。

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あとはパネルディスカッションやシンポジウム、教育講演、一般演題の口演やポスター発表などをしっかり聴いて時間を有効活用。でもふと気付いて見れば演者はもちろん座長の先生方も大半は年下の方ばかり。まだ若いつもりだったのですが・・・。

以下は国際会議場の12階から見た周辺の風景です。

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暗い会場から出ると、まっ、眩しい~。

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こういう時に限って外は恨めしいくらいに良い天気。

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しばし遠ざかっていたアカデミックな雰囲気に浸って、夕刻には帰宅の途につきました。

帰りの大阪駅では大阪環状線の老兵201系の姿が。ホームには10月3日にラストランを迎える更なる老兵103系狙いと思われる同業者の方が大勢いらっしゃいましたが、残念ながらその姿を見ることは叶いませんでした。

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下は103系や201系を駆逐しつつある新鋭323系。モダン過ぎる姿がどうも好きになれません。

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でも利用者にとっては鉄道車両は新しい方が良いに決まっています。

えっ、医者も!?。

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9月23日土曜日。雨のち曇り。朝は19℃、日中は23℃。秋分の日は生憎の空模様になりました。

今日は折角朝早く目が覚めたのに天気が悪かったので、急遽思い立って横浜の原鉄道模型博物館まで出かけて来ました。現在小田急線開業90周年とロマンスカー(SE車)の就役60周年を記念した特別展が開催されています。

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横浜駅を東口へ降りてスカイビル脇の帷子川を渡ると横浜三井ビル。

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その2階が原鉄道模型博物館です。私自身は2012年のオープン直後に訪れて以来なので5年ぶり。

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5年前は館内写真撮影不可でしたが今はOK。SNS全盛の時代ですからね~。

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ここではコクヨの技術者だった原信太郎氏が制作・所蔵した膨大な鉄道模型と鉄道関係コレクションを公開しています。

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下の写真は鉄道模型の主なゲージの比較ですが、収蔵品もレイアウトも1番ゲージ(最下段の大きさ)が中心。ちなみに現在の日本の主流は上から2番目のNゲージ、私がチョッと齧っているHOゲージは上から3番目です。

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今回の主目的は小田急関連の展示を見ること。

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貴重な資料や当時のパンフレットの数々が展示されていました。

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下は歴代の車両が受賞したブルーリボン賞のプレート類。

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下は歴代ロマンスカーの解説パネル。

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一番端には2018年3月登場予定の70000形のパネルも。

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実物部品も展示されていましたが、7000形と1000形の心皿、7000形のディスクブレーキシュー、9000形シールドビーム・・・なんて言われてもマニアが悦ぶだけかな~!?。

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NSE3100形の座席とドア。実際に座って座り心地を確認出来ます。

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さてここで一番大きなスペースを占めているのは1番ゲージの特大レイアウト。

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ヨーロッパ風の街並みの中を大きな車両が走り回っておりました。

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ここは老若男女、すべての世代に人気があるようでした。

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細かいところまで作りこみが半端ではありません。

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一巡して外へ出ると、1階ホールには7000形用の実物の車輪。

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さらに2018年3月登場予定の70000形運転室モックアップが展示されていました。ここだけは撮影禁止とのことでしたので、さぞやと期待しましたが、感覚的に運転室の狭さが体感出来ただけで・・・。

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特別展は11月30日まで。

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8月28日月曜日。晴れのち曇り。朝は22℃、日中は30℃。朝は爽やかな風にビックリ。急に涼しくなって否が応でも夏の終わりを実感させられます~。

今日のクリニックは朝から混雑。気温の変化が大きくなると体調の悪い方が途端に増えます。診療時間以外はひたすら健診結果の判定作業。あと1ヶ月の辛抱です~。

さて本日は7月の九州行きレポートの最終回を。いつの間にか1か月以上経過してしまいました。前回は7月17日新八代から乗車した「おれんじ食堂」が水俣駅を発車して肥後の国と薩摩の国の境を超えたところまででした。

薩摩に入るとしばらく田園地帯を軽快に走って・・・。

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出水駅に到着しました。ここには肥薩おれんじ鉄道の車両基地が。

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出水は鶴の飛来地としても有名なところ。ホームにも鶴の姿。

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新幹線駅として駅舎は立派。

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でも肥薩おれんじ鉄道が使っている部分は片隅のここだけ。

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駅前にはC56形蒸気機関車が静態保存されていました。

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かつては栗野~水俣間の山野線(昭和63年2月廃止)に吉松機関区のC56形が、川内~薩摩大口間の宮之城線(昭和62年1月廃止)に鹿児島機関区のC56形がそれぞれ運用に就いていましたが、その真ん中に当たる出水はC56形とはあまり縁が無さそう。

下は参考までに古い鉄道路線図。

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出水機関区にはD51形しか配置されておらず、C56形の配置はありませんでした。そもそも92号機は宮崎機関区の配置でした。

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それでも92号機は栄えあるお召列車の牽引機。つべこべ言わずに保存されているだけでも喜ばなければいけません。

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青、赤、黄色を使ったカラーリングはチョッと??ですが、保存状態は悪くありませんでした。

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ちなみに下の写真は私が撮った宮崎駅構内で入れ替え作業中の92号機。近くに来てくれなくてこんな遠い写真しかありませんが・・・(昭和47年11月撮影)。

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さて出水を発車してからいよいよランチタイム。

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地元出水市の農園レストラン「三蔵」さんによる地元食材に拘ったメニュー。

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移り行く車窓を眺めながらの食事は最高。食事が始まってからは列車はゆっくり走行してくれています。

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やがて列車は阿久根駅に到着。

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ここも水戸岡デザインの駅。待合室や・・・。

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レストラン、出札口も木を多用。

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駅舎内に図書館まで!。

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下は駅の外観。元は昭和24年に竣工した木造駅舎。

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改修されて2014年5月に新装開業しました。

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そして駅前にはかつて寝台特急「なは」で使用されていた寝台客車オハネフ25 2209とオハネフ25 206。

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かつては宿泊施設として使われていたようですが、今は財政難で閉鎖になっているようでした。

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私自身は、かつて熊本で学会があった際に飛行機で帰る同僚を尻目にわざわざ京都まで乗って帰った車両です。

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さて阿久根を発車すると、メインディッシュ「いずみ鶏の蒸し焼き」が出て来ました。

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列車は途中の小駅構内のはずれで停車。ちょうど海が見える場所です。

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揺れない車内でゆっくり食事を・・・という心遣い。

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停まっている間に後続の普通列車が追い抜いていきます。

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そしてデザート、食後のコーヒーまで堪能。

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海は南下するに従って更に青くなったような気がします。

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そして最後の停車駅が薩摩高城(さつまたき)。無人駅ですが、やはり地元の方が名産品を準備して出迎えて下さいました。

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希望者は乗務員の方が先頭に立って遊歩道を海岸まで散策。

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しばし夏の海を眺めながら海風に当たっておりましたが・・・う~ん、やっぱり暑い!。

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14時19分に終点川内駅に到着。新八代を10時08分に発車してから実に4時間11分にも及ぶ行程でしたが、飽きの来ない列車旅でした。

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川内からは九州新幹線で博多へ。そして福岡空港から羽田空港へ戻って来ました。

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下はおれんじ食堂の乗車証明書。

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そして現地で消費し切れずに、結局自宅まで持って帰ったお土産品の一部です。

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海の日の連休の九州行きのレポートはやっとこれでおしまい。

次からは今更ながらお盆休みのレポートをお届けします~。

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8月21日月曜日8月22日火曜日はやはり相変わらず曇りベースの天気。朝は23~25℃、日中は30~32℃。週が明けてやっと夏休みモードから脱却して本格始動・・・のはずでしたが、何だかチカラが入らず~。

クリニックはそこそこの混雑でしたが、普段は土曜日にしか来れない会社員の方が現れたり、授業時間帯に学生さんが現れたりで、まだまだ世の中は夏休みが続いている様子。そういえば朝の通勤電車も空いていました。かぜの方は依然として多め。

火曜日の昼は医師会事務局で会計業務。でも他の診療時間外はひたすら健診の判定作業。この過酷な状況は9月一杯まで続きます。

さて今日は7月17日、九州行きのレポートの続きを。あれっ、お盆休みのレポートはどうしたかって?。いろいろと滞っておりまして・・・しばらくお待ち下さいませ~。

前日は熊本泊まり。翌7月17日月曜日は朝の鹿児島本線普通列車で新八代へ向かいました。

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第三セクターの肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線の八代~川内)の運行する観光列車「おれんじ食堂」に乗車するためです。「おれんじ食堂」の始発駅は新幹線接続駅の新八代で、八代~新八代間はJR九州に乗り入れて来ます。

新八代駅の上り線ホームに回送列車が到着。

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一旦博多方へ引き上げてから下り線側の側線で待避したのち、下り線ホームに入線して来ました。

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編成は2両。肥薩線同様にこちらも水戸岡鋭治氏のデザイン。

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金、土、日、祝日を中心に朝、昼、夕の3便運行されています。われわれが乗車したのは2便のSPECIAL LUNCH。

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本来の起点駅、八代駅ではくまモンのラッピングの単行普通列車が発車を待っていました。肥薩おれんじ鉄道は19両のディーゼルカーを所有していますが、おれんじ食堂の2両編成以外は基本的に単行。

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この「おれんじ食堂」のコンセプトは、風光明媚な景色を眺めながら沿線の“食”を堪能すること。

旧鹿児島本線は区間によっては意外に海岸線ギリギリを走ります。

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車窓は梅雨が明けて夏本番の光景。向こうは天草。

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こんな静かな海でのんびりしたい・・・と一瞬思いましたが、この暑さではのんびりなど出来るはずはなく、冷房の効いた車内から眺めるのが一番!?。

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各停車駅では地元の方々による「駅マルシェ」が開催され、予め配られたクーポン券と引き換えにその土地の名物のお土産を頂けるという趣向。

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そんな訳でところどころで途中下車しながら、その土地の名物を堪能。

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今は第三セクターとは言っても、元来は鹿児島本線ですから、ローカル駅でもホームは長大。駅施設も立派です。

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さて停車中に車内を探索。

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内装は水戸岡デザインの常としてwoodyな雰囲気。

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運転台の横には小さな展望席。

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2号車の隅にはお菓子ブッフェ。八代市のマドレーヌと芦北町の塩せんべい。

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次駅表示はマニュアル操作。

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お土産のカレーパンと芦北産甘夏入りのサーターアンダギー。津奈木町のジュースが配られました。

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水俣駅は意外にこじんまりしていましたが・・・。

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内装はリニューアルされて瀟洒。やはり水戸岡デザインです。

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水俣を出ると、ほどなく袋駅~米ノ津駅間の小さな川(境川)にかかる小さな石橋(境橋)が見下せる場所で列車は徐行。ここが肥後と薩摩の境界で、薩摩藩主の参勤交代の主要道路であったのにもかかわらず、防衛上長らく橋は架けられていなっかったそうです。この橋が架けられたのは明治16年になってからだそうです。

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ここを過ぎるといよいよ薩摩の国。

でも、チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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8月20日日曜日。曇り。朝は23℃、日中は29℃。

今日は日曜日ですが朝少々早起きをして友人と連れ立ってお台場へ。

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東京ビッグサイトで開催中の第18回国際鉄道模型コンベンションへ行って来ました。

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開催期間は3日間で本日が最終日。モデラー出展、企業出展のほか、ステージイベントやセミナーなど、プログラムは多彩。今年は同好の士である前原誠司さんの講演も。

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入って正面にはこの世界では著名な宮下洋一さんのコーナー。

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旧型国電やその時代の精緻なジオラマが展示されていました。

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私の世代よりチョッと古い??けど、私自身はこの時代が好きです~。

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企業展示は車両模型ばかりでなく、ジオラマ関連、実物部品、工作道具、展示ケース、出版社など多分野にわたり、大企業からガレージセール的なものまで。

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天賞堂のコーナーでは真鍮製HGモデルのC58形蒸気機関車の予告。

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超精密ですが価格がどうなるか心配!?。

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ED71形交流電気機関車の試作品も展示されていました。

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ダイキャスト製のEF58形直流電気機関車やプラスチック製の9600形蒸気機関車も展示。

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個人的に注目しているのはプラスチック製の181系直流特急形電車。う~ん、なかなか良い仕上がり。年末発売だそうで。

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モデラー出展は中学、高校、大学などの学校関連や、クラブ、同好会などの団体や個人が参加。

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下は小田急旧型車のペーパー作品の競作。懐かしい1700形や1900形が並んでいました。

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例年の如く大きなレイアウトもいくつか。

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解説しながら走行デモ。運転体験が出来るコーナーも。

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出展者のほうが楽しんでいるフシが無くもない??。

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下はNゲージのレイアウトですが、小さいのにそのリアリティには目を見張るばかり。

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一角にはフードコートが設けられていて、崎陽軒や峠の釜めしなどが食べられますが・・・。

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おじさんたちは疲れたので、例年の如く帰りがけにお台場に立ち寄ってランチにすることに。

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でも夏休み期間のお台場は、いつも以上に混雑していました。

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空はいつ雨が降って来てもおかしくない雰囲気。今年は8月に入ってからずっとこんな感じですね~。

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このイベントが終わると、もう夏も終わりです(涙)。

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8月10日木曜日。曇り。朝は26℃、日中は31℃。今日も不安定なスッキリしない天気。

クリニックは本日からお休みを頂いております。ご迷惑をおかけしますが、どうぞお許し下さいませ~。

さて今日は7月「海の日」の連休、九州行きの続きを。7月16日日曜日に「いさぶろう3号」で矢岳駅に14時10分に降り立ち、人吉市SL展示館でD51170にじっくり対面。それでも乗車予定の「しんぺい4号」は15時59分発ですから、まだまだ時間があります。

ホームに出てみると、ホームにかかる木造の庇と柱が良い雰囲気。

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矢岳駅の駅舎も1909年(明治42年)11月の開業以来の木造駅舎です。

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今ではホームに接する線路1本しか残っていませんが、横に広がる広い草地には、かつては何本も側線が敷かれていて貨車が留置されていたに違いありません。

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大畑駅方を望むと構内のはずれで線路が不自然に屈曲。明らかに列車交換施設があった様子。今残っているポイントは貨物ホームに繋がっています。

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旅客ホームの駅名標の後ろに・・・。

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隣接して草で覆われた貨物ホームがありました。

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レールも車止めも健在。

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駅舎のホーム側の駅名標もクラシカル。

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大畑駅と同じ独特の字体です。

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改札口を通って・・・。

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駅舎内に入ると、ガランとした待合室。

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肥薩線の木造駅舎はどこも天井が高いので開放感があります。

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出札口が2つもあって、かつては賑わっていたのでしょう。右は手荷物窓口。

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玄関を出て振り返って眺めてみると・・・。

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何とも言えない佇まいに惚れぼれ。矢岳駅も産業遺産の価値が十分にあります。

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駅舎の正面には数段の石段。そこから集落へ一直線の白い道。

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駅前にはコンビニはおろか商店らしきものもありません。

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右手が集落、左手が駅。東側2kmほどに九州自動車道加久藤トンネルが通っているはずですが・・・。

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道を少し進んで振り返ると、もう駅は緑の中に隠れて見えず。

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炎天下はとっても暑くて、すぐに駅へ逃げ帰りました。

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それでも矢岳駅の標高は536.9m。待合室を抜ける風は爽やかでした。

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日常とは違う時間の流れの中でしばしまったり~。

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やがて15時53分に吉松駅方面から「しんぺい4号」熊本行きがやって来ました。21世紀からの使者!?。チョッとホッとしました。

6分停車のうちに乗客は周辺を見たり写真を撮ったりしていましたが、ここで下車する人は無し。そしてここから乗車したのはやはりわれわれ2人のみでした。15時59分の定刻に発車。

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車内はガラガラ。乗務員の方の話では人吉駅から先の指定席が埋まっているそうで・・・。

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3時間半ほど前に降り立った大畑駅に停車後は球磨川を渡って人吉駅に16時35分着。

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ここで8分停車。ここからは満席になりました。

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駅構内の八代駅寄りには最近整備された煉瓦造りの古い機関庫が。人吉駅16時43分発。

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肥薩線はここから先の八代までの区間は急流下りで有名な球磨川沿いを走ります。吉松駅~人吉駅間を通称“山線”と呼ぶのに対し人吉駅~八代駅間は通称“川線”。

この区間も途中下車したくなる駅がたくさんありますが、キリがありません。下の写真は一勝地駅。

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様々な表情を見せる夕暮れ時の球磨川を眺めながら・・・。

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八代駅には17時46分着。今や第三セクターの肥薩おれんじ鉄道となった旧鹿児島本線を経由して来たと思われる貨物列車が停車していました。牽引機はED76形交流電気機関車1022号機。

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八代駅から熊本駅までは鹿児島本線。重幹線を滑るように高速運転。線路規格の格の違いがまざまざと感じられます。18時18分に高架化工事真っ只中の熊本駅に無事到着しました。

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熊本駅近くのホテルにチェックインして、今宵も熊本の地のものを頂きました。

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まあ、こういう時だけですからご容赦下さいませ~。

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翌日も乗り詰め(!?)の予定なので早々に就寝。

まだレポートが続きますが、また後日に~。

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8月3日木曜日。曇り。朝は21℃、日中は29℃。火曜日の夜から気温が低め。かぜの方が増えなければ良いのですが。

さて今日は海の日の連休の九州行きの続きを。7月16日日曜日に鹿児島中央駅から「はやとの風2号」に乗り、吉松駅で「しんぺい2号」に乗り継いで矢岳越え。大畑駅で下車して2時間弱まったりと過ごしてから、大畑駅13時44分発の「いさぶろう3号」で一度通過した矢岳駅に14時10分に戻って来ました。5分停車のうちに乗客たちは周辺を見たり記念写真を撮ったり忙しそう。

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でもわれわれは至ってのんびり。なぜならここで途中下車するから。案の定、ここで降りたのはわれわれ2人のみでした。乗って来た「いさぶろう3号」が行ってしまうと、全く人の気配は無く、聴こえるのは蝉の声のみ。

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なぜここで降りたかといえば、ここに「人吉市SL展示館」があるから。

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ここにはかつて矢岳越えに使用されていた重装備のD51170が保存されているのです。

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ペンキが剥がれて表面的には荒れていますが、錆は殆ど見当たらず、状態はとっても良さそう。

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一時出ていた復活話もあながち不可能では無さそうに見えます。煙突には大きな空気作動式の集煙装置。敦賀機関区の設計図をもとに鹿児島工場で製作されたとか。

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ドーム後方には680リットル重油タンク。砂撒き管元栓にはヒサシ。

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さらに助手席側には200リットル補助重油タンク。

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キャブには南九州の特徴だった砲金製の区名札。

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「人」は人吉機関区所属を意味しています。プレート類への緑の色入れは保存後でしょうか。

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足回りも綺麗。

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直径1400mmの動輪4軸の力強い足回り。

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よく手入れされているようで現役然とした感じです。

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右のリターンクランクにはD5123の刻印。2両しかなかったあのスーパーナメクジの1両です!。

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1972年(昭和47年)6月に人吉機関区で廃車。以後、ここで大切に保管されて来ました。

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私が中学1年生で初めて九州入りする約半年前に矢岳越えは無煙化されてしまったため、この機関車に巡り合うことは出来ませんでしたが、今回長年の憧れの機関車にゆっくり対峙出来て幸せなひと時を過ごすことが出来ました。

下は同行の友人が撮ってくれた憧れの君とのツーショット。

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最近“鉄”の話題ばかりで済みません~。

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7月28日金曜日7月29日土曜日は曇り一時雨。朝は24~25℃、日中は31℃。この1週間はスッキリしない梅雨のような天気が続きました。

クリニックは金曜日も土曜日もほどほどの混雑。かぜの方が少なくなり予約外の方が減ったので、待ち時間は一時のように酷いことにはならなかったはず。ただ予約自体はパンパンで、特定健診・長寿健診は既に9月まで満杯に。トホホ~。

さて今日は海の日の連休の九州行きのレポートの続きを。7月16日日曜日、鹿児島中央駅から「はやとの風2号」に乗って吉松駅に11時11分着。駅周辺を散策してからいよいよ矢岳越えへ。

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ここからは11時49分発の「しんぺい2号」人吉行きに乗り継いで大畑へ向かいます。現在、吉松~人吉間の列車は5往復のみ。そのうち日中の2往復が特急「いさぶろう」と「しんぺい」です。下りの吉松行きが「いさぶろう」、上りの人吉・熊本行きが「しんぺい」。

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愛称の由来は「いさぶろう」が人吉~吉松間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎、「しんぺい」は同じく鉄道院総裁の後藤新平。

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車両は「はやとの風」と同じく種車は国鉄時代の一般型気動車キハ40系。こちらも水戸岡鋭治氏のデザインです。

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発車間際に肥薩線の普通列車が到着。

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キハ40系の“特急”と“普通列車”が並びました。生い立ちは一緒なので“顔”は当然のことながら瓜二つ。

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明治42年当時の鹿児島本線最後の開通区間であった人吉~吉松間の矢岳越えは、開通当初から名だたる急勾配区間として有名。スイッチバックとループ線を駆使して峠を越えて行きます。下は吉松駅構内の資料展示館の図。

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「しんぺい2号」の車内は「はやとの風」から乗り継いだ方に吉都線から乗り継いだ方が加わって満席でした。定刻に発車。左へ上がって行く線路が人吉方面。

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吉松駅発車直後から結構な勾配区間が始まり、キハ40系はゆっくりだけど確実に高度を稼いで行きます。

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次第に山深くなって鹿児島県と宮崎県の県境を越えると、車窓右手に「復員軍人殉難碑」がチラッと見えました。ここで昭和20年8月22日に多くの復員兵を乗せた列車が勾配を登り切れずにトンネル内で立往生。蒸気機関車の煙が車内に充満したため多くの乗客が列車から降りて避難しているところに列車が逆走。56人が亡くなりました。折角生きて本土に辿り着いたのに・・・。

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現代車両は立往生の懸念も無く真幸(まさき)駅に無事到着。吉松の標高が213m、真幸の標高が380mですので、167m上がって来ました。ここで5分停車。

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駅舎内やホームでは地元の方が特産品や飲料・食料などを販売。

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駅舎は明治44年開設当時のままで、やはり良い雰囲気です。真幸駅は宮崎県で初めて出来た駅、また肥薩線で唯一宮崎県の駅ですが、近年の乗降客数は1~2名/日だそうで・・・。

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真幸駅はスイッチバック駅。逆向きに発車して引き上げ線に入って停車。車内を運転士さんが前後に移動して再度逆向きに上がって行きます。下に先ほどに通った線路が見えて・・・。

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ホームを下に見ながら登って行きます。

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ホーム上では地元の方々が手を振ってお見送り。

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延々と勾配を登りつつトンネルをいくつか抜け、矢岳第二トンネルと矢岳第一トンネルの間で列車は一時停車。

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ここは「日本一の車窓」として有名なビューポイント。

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「日本三大車窓」の一つにも数えられています(ちなみに他の二つは根室本線狩勝峠越えと篠ノ井線姨捨越え)。

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右手の遠くには桜島も見えました!。

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やがて列車は肥薩線で最長(2096m)の矢岳第一トンネルに。

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坑口上部には「引重致遠」(いんじゅうちえん)の文字。当時の鉄道院総裁後藤新平の揮毫。ちなみに反対の熊本側には当時の逓信大臣山縣伊三郎による「天險若夷」(てんけんじゃくい)の文字が掲げられていて、続けて読むことにより「天下の難所を平地のようにしたおかげで重いものを遠くへ運べる」という意味になるのだそうです。

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このトンネルを抜けるとサミットを越えて熊本県に入りました。ほどなく標高536.9mの矢岳(やたけ)駅に到着。ここでも5分停車。ここにはSL展示館がありますが、私的には5分では見切れないので、あとで戻って来るスケジュール。

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矢岳駅を発車すると、あとはひたすら下り坂。半径300mのループ線に差し掛かります。

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途中、大畑(おこば)駅が見下ろせるポイントで停車。

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さらに人吉方面が見えるポイントでも停車。

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大畑駅には12時49分に到着。ここでも5分停車です。やはり駅構内では地元の方による特産品等の販売が。

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さて、われわれはここで下車。「しんぺい2号」が12時54分に発車して行くのを見送ってから、静まり返った駅周辺でのんびり~。

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駅舎内にはありとあらゆるところに訪問者の名刺が貼られていました。

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ここも明治42年の開業以来の駅舎。待合室の真ん中に七夕飾り。

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標高は294.1mしかありませんが、待合室を吹き抜ける風は意外に涼やか。

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ただ日向の暑さはただものではありません。さすがに南九州ですからね~。

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駅周辺に人家は無し。

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駅構内には蒸気機関車時代の給水塔の一部が残っていました。

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今となっては貴重な産業遺産かも。

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右がループ線へ上がる矢岳方面、左が人吉方面。

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しばらく蝉の声以外は聴こえない静寂の世界にしばし浸っておりました。

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やがて列車の音が近付いて来て・・・。

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先ほどの「しんぺい2号」が人吉で折り返して「いさぶろう3号」として戻って来ました。車内はやはりほぼ満席。

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13時44分発の「いさぶろう3号」で先ほど通過して来た矢岳へ戻りますが、ちょっと長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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7月20日木曜日。晴れ。朝は25℃、日中は31℃。相変わらずの暑さ続きの毎日。

今日は休診日。夕方から東京銀座のキャノンギャラリーへ。今日から開催中の“諸河久写真展:モノクロームの国鉄蒸気形式写真館~Canon EOS 5Dsによるデジタルリマスターの世界~”を拝見して来ました。

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拡大しても破綻の無い緻密で高精細な形式写真に感激。蒸気機関車の鉄の質感を表わすにはやっぱりモノクロが最適かも。7月26日水曜日まで。

帰りに自宅近くの書店に立ち寄ったら「小田急電車回顧〈セレクション〉」(復刊ドットコム発行、2017年7月20日初版)を見つけました。

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元は2005年から2006年に発行された全3巻+別巻を再編集したもの。

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留学期間を除けば全生涯を小田急沿線で過ごしている私にとっては感涙もの!?。巻末のカラー写真が圧巻です。

最近“鉄”ネタばかりで済みません~。

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7月18日火曜日。曇り一時激しい雷雨。朝は26℃、日中は32℃。天候は不安定で各地で突風や雷雨、大きな雹(ひょう)が降ったところも。神奈川県下でも広範囲で停電。

連休明けのクリニックは、大混戦を覚悟して診療に望みましたが意外に平穏。特に午後からは悪天候のため一時は待合室はガランとしていました。昼は会計業務のため医師会事務局へ出かけていましたが、帰りにしっかり雷雨に捕まりました~。

7月19日水曜日。晴れ。朝は24℃、日中は30℃。昨日とは打って変わって天気は安定。風は爽やかでした。本日関東甲信から中国、四国地方にかけて一気に梅雨明け。

クリニックは昨日の反動か、はたまた周辺のクリニックが休診のためか、予約外の方が多くて終日混雑気味でした。診療終了後は健診の結果判定作業。

さて今日は先週末の鹿児島行きのご報告を。7月16日日曜日の鹿児島地方は晴れ。朝は25℃、日中は34℃。まずは逆光の桜島に挨拶。

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混雑した鹿児島中央駅のコンコースを抜けて在来線ホームに降りると・・・。

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そこには懐かしき国鉄形415系交直流両用近郊形電車の姿。まだ健在でしたか~。

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でも主流はブラックフェイスの817系。

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こちらとて運用開始は2001年10月ですから、決して新車ではありません。

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さて今回鹿児島まで来た第一の目的は肥薩線の完乗。肥薩線は鹿児島県霧島市の隼人駅から吉松、人吉を経由して熊本県八代市の八代駅に至る124.2kmの非電化路線。開業は古くて1903年1月。海側を通る路線が開通するまで、こちらが鹿児島本線でした。

(下の地図はJTB時刻表2017年6月号より)

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学生時代に来た時は都城から吉都線で吉松に入ったため、隼人~吉松間を乗り残しておりました。

今回まず乗車するのは9時26分発の「はやとの風2号」。鹿児島中央駅と肥薩線吉松駅を結ぶ観光特急です。2両編成。

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漆黒のボディのデザインはクルーズトレインの“ななつ星”を手掛けた水戸岡鋭治氏ですが、種車は国鉄時代の一般型気動車キハ40系です。車内はレトロな木目調。

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乗客の中には外国人観光客の姿も。いわゆる“鉄”の姿は見かけませんでした。

ほぼ満席で定刻に発車。う~ん、加速も振動も騒音もレトロ!?。お世辞にも“特急”の乗り心地ではありません。鹿児島駅を過ぎると大きな桜島の姿を眺めつつ錦江湾に沿って快走。

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桜島がだんだんと遠ざかって小さくなり、10時6分に隼人着。

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予め予約をしておくとここで積み込まれた「百年の旅物語かれい川」弁当が食べられたのですが、しっ、知らなかった~。

隼人から肥薩線に入ると意外に山深くて険しい地形を国鉄型キハ40系は“国鉄速度”で走ります。

今や超有名駅となった嘉例川駅に10時22分着。ここで8分停車します。

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その間に駅舎内で地元の方々が販売している特産品を購入したり駅舎を見学したり。特急が停車する無人駅は珍しい!?。軒下には七夕飾り。

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駅舎は1903年(明治36年)の開通当時からの木造駅舎で登録有形文化財。なかなか良い味を出しています。

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JTB時刻表2017年6月号の表紙も飾りました。

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今や有名観光地の仲間入り~。

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10時30分に嘉例川駅を発車。次の霧島温泉駅で5分停車ののち、大隅横川駅に10時48分着。ここでは6分停車。

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軒下にはほうずきが飾られていました。

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ここの駅舎も嘉例川駅と並んで開業当初からの木造建築。やはり登録有形文化財に登録されています。

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柱には第二次世界大戦時に機銃掃射で撃ち抜かれた弾痕が。

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10時54分に発車。かつて山野線(栗野~水俣間、1988年2月廃止)との分岐駅であった栗野駅に停車後、終点の吉松駅に11時11分に到着。

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かつては鉄道の要衝であった吉松駅構内は広いけれどガランとしていました。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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7月15日土曜日。晴れ。朝は24℃、日中は32℃。三連休の初日は好天に恵まれて暑さの厳しい1日になりました。

クリニックは、三連休とは言っても普段の土曜日と全く変わらぬ雰囲気。相変わらずかぜ症状の方は多め。特定健診・長寿健診の予約は目一杯。さらにこの季節は会社の健診で引っ掛かって受診される方も多めです。

診療終了後は急いで横浜、京急蒲田経由で羽田空港へ。三連休とあって流石に空港は混雑していました。羽田空港で友人と合流。

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今日は16時40分ANA627便で鹿児島へ。私にとってボーイング787初乗りの予定でしたが、不運にも767へ機種変更になっていました。とほほ~。離陸直後に眼下に江の島が。

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さらにしばらく飛ぶと雲の中から夏姿の富士山。

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定刻よりやや遅れて18時半に鹿児島空港着。市内に入って城山へ上がると、何とか明るいうちに桜島を拝むことが出来ました。噴煙は全く無し。

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眼下の神社ではお祭り。大層な人出のようで・・・。

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夕食には地のモノを堪能させて頂きました。

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また電車に乗りに来たのかって?・・・ううっ、ドキッ!?。

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7月10日月曜日7月11日火曜日はともに晴れ。朝は24~25℃、日中は31~32℃で連日の真夏日。

高気圧が南から張り出して、日本中どこへ逃げても暑い!?。

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週明けのクリニックはとっても混雑。かぜ症状の方がたくさんいらっしゃいました。厳しい暑さのためか、“身体が重くて怠い~”なんて方がちらほら。特定健診・長寿健診は佳境を迎えて予約はパンパン。既に9月の予約も入り始めました。

7月10日月曜日の診療終了後は大和市医療センターで新入会希望の先生と面談。神奈川県内の保健所長を歴任されて来られた大先輩で、逆に教えて頂くことばかり!?。

7月11日火曜日は少々診療を早仕舞いさせて頂き相模大野へ。久しぶりにやや明るいうちに電車に乗りましたが、相模大野の解体線にはHiSE10000形ロマンスカー中間車の姿が!。これは2018年3月のダイヤ改正を前に、喜多見検車区の保存車を整理して新型ロマンスカー70000形2編成分のスペースを空けるための苦肉の策とか。せっかく保存されていたのに今更解体はチョッと残念~。

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さて、今宵は循環器関連の講演会「血管病変とリスクマネージメントを考える会」の座長を仰せつかっておりました。

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動脈硬化性疾患では抗血栓療法が多用されますが、当然出血が止まりにくくなるため消化管出血は大敵。循環器内科、心臓血管外科、消化器内科、消化器外科、脳外科など、多くの領域の先生方が一同に会してディスカッション。日常臨床にとても役立つ講演会でした~。

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7月9日日曜日。晴れ。朝は24℃、日中は31℃。暑いけれど好天の日曜日となりました。

天気が良かったので、急遽、羽化のピークを迎えたという国蝶オオムラサキを見に出かけることにしました。

新宿駅から“8時ちょうどのあずさ2号”ならぬ“スーパーあずさ5号”に乗車。車両はE351系振子式特急電車。既に後継のE353系が2015年夏に登場しており、早合点して慌てて昨年の春に乗り収めをしたのですが、E353系の試験が不調でいつまでも量産されぬまま。いまだにE351系が現役を続けています。

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隣のホームには“ホリデー快速富士山”に駆り出された189系の姿も。今や6両編成4本を残すのみで風前の灯。

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8時ちょうどに新宿を発車。立川、八王子と停まり、高尾を通過すると俄然緑が濃くなります。下の写真は小仏峠を越えて鳥沢付近。

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さらに笹子峠を越え、ブドウ畑の中を甲府盆地へ駆け下りて甲府には9時28分着。4分の乗り継ぎで211系の普通電車小淵沢行きに乗車して9時59分に日野春に到着しました。

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日野春駅の木造駅舎の佇まいは昔から変わらぬまま。

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軒下には燕の巣がたくさん。

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長坂、日野春、穴山あたりは、日本の中でも有数の国蝶オオムラサキの多産地。高校時代からこの季節になると時々来ていました。直近は2年前7年前

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八ヶ岳の輪郭もうっすら見えていました。

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周辺を散策すればもちろん野生のオオムラサキに出会えますが、最近は安易に北杜市オオムラサキセンターにお邪魔しています。へへっ。

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早速鉄骨ネット張りの生態観察施設「びばりうむ長坂」へ。

いましたいました!。飛翔しているもの、葉上で休んでいるもの、樹液を吸っているもの・・・。オオムラサキは野原で花を訪れることはなく、雑木林内でクヌギの樹液に集まります。

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鮮やかな青紫色の個体はオス。

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なかなか翅を広げてくれないので、写真を撮るのは根気が必要。

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一方、メスはオスより大振りでどっしり。

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メスは青紫色の斑紋の無いシックな出で立ちです。

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それにしても迫力の大きさ~。

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食草はエノキ。蛹がいくつも付いていました。右下のものは羽化直前。

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葉上には卵も。今回は幼虫はついに見つけることが出来ませんでした。

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敷地は広大ですべてを回りきることは困難。入り口付近のハグロトンボに別れを告げて・・・。

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日野春駅を12時19分発の普通列車で甲府へ。

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甲府で「ほうとう」のランチ。やっぱり暑い時には熱いものを食べなきゃね~!?。

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14時09分発の「スーパーあずさ18号」に乗って、早くも15時33分には新宿に戻って来ました。ううっ、暑い~。

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7月6日木曜日。曇り時々雨。朝は22℃、日中は29℃。

今日は休診日でしたが、朝から所用で駅前まで外出。今年も近所のボタンクサギ(牡丹臭木)が開花。原産地は中国南部からインド北部だそうです。

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一旦帰宅後にランチと買い物に二子玉川へ。多摩川を挟んで武蔵小杉の高層マンション群が見えました。

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夕方からは所用で池袋へ。今年5月22日以降順次量産車の投入が始まったばかりの山手線の新型車E235系がやって来ました。トウ05編成です。

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平成29年製でピカピカ~。でも周囲の乗客の殆どは新車であることを気にも留めていないようでした。それが普通!?。

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車内広告は液晶ディスプレイが多用されていますが、中吊り広告は従来通り。

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池袋駅に着いたら、隣のホームに偶然にも池袋始発の仕業に就く量産先行車トウ01編成の姿が!。

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こちらは2015年製。登場当初はトラブル続きで本格的な営業運転は2016年3月7日からでした。

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下の写真は出発して行く後ろ姿。行先表示にはアサガオのイラスト表示。月替わりらしいです。

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今年度内に15編成が投入され、来春には3割近くがE235系に代わる予定。

下の写真は2002年から投入された現在の主力車輛のE231系500番代。

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オリンピックの2020年春までには全車両が置き換えられてE231系500番代は他線へ転用される予定。置き換えが始まればアッと言う間に完了しちゃいますから、今のうちにチャンと記録しておかなければね~。

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6月29日木曜日。曇り。朝は22℃、日中は28℃。

今日は休診日でしたが、午前中は個人的用事でつきみ野へ。午後からはクリニックで設備工事。それが終わってからやはり個人的用事で新宿へ、と東奔西走。

先日、友人から喜多見車庫で長年保管されていたHiSEロマンスカー保存車が大野工場に回送されたとの情報を頂いていたので、新宿への道すがら相模大野のホーム端でキョロキョロしていたら、工場入換機が何やら怪しげな動き!?。

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良く見れば後ろには真っ白な車体。どうやらオレンジ色の帯を剝がされた上にブツ切りにされたVSEロマンスカーでした。検査中なのでしょう。HiSEは車庫内に格納されているのかやっぱり姿は見えず。

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その後は新宿での用事を済ませて暗くなってから帰宅。チョッと疲れました~。

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6月24日土曜日は診療終了後に大阪へ。夕食は新幹線車内で駅弁。カロリーが少なそうなものをわざわざ選んだのですが、あとでお腹が空いて・・・。

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大阪駅では今や貴重な存在となりつつあるJR西日本の「ひかりレイルスター」に遭遇しました。今宵は大阪泊まり。夜になって雨になりました。

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6月25日日曜日は終日雨が降ったり止んだり。大阪城ビジネスパーク内のホテルで目覚めてカーテンを開けると・・・そこは何と読売テレビ新社屋建設の工事現場。

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クレーンに掲げられていたスローガンは「安全第一」はともかく「笑門来福」は??。大阪的ノリでしょうか。

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目を左手に転じれば大阪城の天守閣。

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年齢のせいか、いつもの様に早く目が覚めたので早めの朝食後に大阪城公園内を散歩。天守は昨年9月に近くから眺めたので今回は周辺を散策。公園内のローソンの前に蒸気機関車の動輪を発見!。

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周辺に説明板らしきものは見当たりませんでしたが、輪芯部分の刻印と嵌め込まれていたナンバープレートから国鉄8620形蒸気機関車の68660号機のようです。1923年日本車輛製で1973年9月に九州の若松機関区で廃車になったカマですが一体なぜここに??。

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その向かい側には居心地の良さそうなガラス張り一戸建てのスタバ。う~ん、朝ごはん食べたばかりで残念~。

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先に進むと大阪環状線の大阪城公園駅。

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構内には昨年末に新しく投入された323系の姿が見えましたが、乗って環状線を1周するほどの時間は無し。

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橋上駅の駅舎前には下方を見下ろす人々がたくさん。

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上空にはヘリコプターが飛翔し、テレビクルーの姿も。

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今日はなんと大阪城トライアスロン大会2017の開催日なのでした。駅下の公道はバイクのコース。

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約900人が大阪城の東外濠を泳ぎ(スイム)、大阪城公園から大阪ビジネスパークまでを自転車で駆け抜け(バイク)、公園内を走る(ラン)というコースに挑戦したそうです。

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しばし待っていると、8時にスタートしてスイムを終え、バイクで疾走する選手たちの姿が!。

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置き換えの始まった環状線の201系との組み合わせは来年は見られるでしょうか。

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ずっとレース展開を見ていたいのは山々ですが、今回大阪までやってきたのは高尿酸血症治療の講演会に出席するため。開演時間が迫って来たので講演会場へ。

会場内は日曜日の朝というのに全国からやって来た大勢の同業者で埋まっていました。新しい知識をキッチリ仕入れて参りました~。

帰りは大阪駅、新大阪駅でJR西日本の車両たちにチャンと挨拶をしてから・・・。

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夕方の新幹線で帰宅の途に。

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帰りの新幹線の車窓もやっぱり雨が降ったり止んだりのどんよりした天気でした。

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6月11日日曜日。曇り時々晴れ。朝は18℃、日中は25℃。湿度は高めだけれど気温は昨今では低めの方で、過ごしやすい一日になりました。

今日は朝からクリニックへ。日曜日なのに何故って?。今日は恒例の鉄道模型の運転会の日だからです!。

朝9時前から搬入作業を開始。10時前には本線試運転とヤードの入線試験を無事に終えて運転開始となりました。メンバー4人が三々五々集合~。

例年通りエンドウ製の組立式レールを組んだだけ。平坦な複線エンドレスとヤード10線だけのシンプルなレイアウトですが、待合室一杯に広げればそれなりに迫力のスケールになります。

診察室前の廊下には10線のヤードを設置。

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今年はカラフルな“国電”103系が並びました。全てキットからの自作だそうで、車内には大勢の乗客の姿も。

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下はブラスの113系直流近郊型電車とプラの153系直流急行型電車。1980年代の横浜辺りかな~?。

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受付カウンター前の本線上では近代的なJR北海道のDF200形ディーゼル機関車に牽かれたコンテナ列車が疾走。

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このDF200形ディーゼル機関車は、先日発売されたばかりのトミックスのプラ製ですが、とっても素晴らしい出来栄え。着実に進化を遂げていますね~。

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待合室の窓際のベンチに沿って設置されたクラシカルな駅を先ほどのコンテナ列車が通過中。おやっ、駅には見慣れない“湘南顔”の車両が・・・。

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1950年代に登場した旧国鉄のキハユニ15形気動車ではありませんか!。これは珍しや~。

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そうこうしているうちに駅には次々と国電が発着。

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メンバー4人とも同年代のため、基本的には古めの車両ばかりかも!?。

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こちらは153系直流急行型電車は急行「伊豆」編成。

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今年は小田急車両は少なめでした。でも飛び切りの珍車が登場。小田急百貨店完成記念で1967年11月から1968年3月まで特別塗装された4000系3連です!。

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こちらは旧塗色の4000系。この塗色を覚えている方はだいぶ少なくなったかも!?。

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やがてEF58形直流電気機関車に牽かれた急行客車寝台と583系寝台特急電車が入線。

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583系はよく見ると、この4月まで走っていた秋田総合車両センターの最後の1編成のようです。

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20系寝台客車の特急「あさかぜ」はオールブラスの15両フル編成。

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EF65形直流電気機関車、EF30形交直流電気機関車、ED73形交流電気機関車が交代しながら牽引。

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EF62形直流電気機関車が牽引する寝台客車は急行「越前」でしょうか。

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同じく寝台客車を牽くEF57形直流電気機関車や・・・。

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メンバーの予想を裏切る活躍ぶりを見せたプラの8620形蒸気機関車。

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さらに急行「ニセコ」を牽くC62形蒸気機関車重連や・・・。

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C59形蒸気機関車も登場。

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そんなことをしている間に、いつの間にか夕方になっていました。遊んでいると時間の流れが速くてね~。

近年は手慣れて来て、レイアウトの設営も撤収も迅速になりました。夕方5時前には解散。

また次回を楽しみに、明日から仕事に励みます~。

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6月最初の週末は晴れベースの天気。朝は15~16℃、日中は24~25℃で日陰は爽やかでした。

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6月3日土曜日の診療終了後は、所用で都内へ出かけました。途中横浜駅では185系踊り子に遭遇。185系は国鉄が1981年に運用を開始した特急形直流電車で、国鉄で最後に製造した優等列車用車両ですが、いまだに現役!!。

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6月4日日曜日は糖尿病関連の講演会に参加するためにお台場まで。

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朝早めに着いたので周辺を散策。海を渡る風はとっても爽やかでした。

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この週末は梅雨入り前の貴重な晴れ間だったかも!?。

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今年のゴールデンウィークは後半も天候に恵まれて行楽日和が続きました。北海道ではフェーン現象のため一気に30℃以上に上がったところもあったようです。

私自身は、5月3日水曜日は実家でこの時期恒例の身内の集まり。10人と2匹で集まってのランチパーティーでした。5月4日木曜日は午前、午後とも所用で外出。5月5日金曜日のみ朝からフリーでした。

5月5日金曜日は取り敢えず小田急線、千代田線で都心方面へ。電車内で行先をつらつら考えて、今まで乗ったことのない東武大師線に乗ってみることに。

北千住経由で東武スカイツリーラインで西新井へ。西新井で東武大師線に乗り換え。

東武大師線は西新井~大師前を結ぶ盲腸線で、途中駅は無し。路線距離はたったの1.0km、全線単線です。

西新井で隣のホームに停車していた2両編成のワンマンカーに飛び乗ったら直ぐ発車。本線から岐れて左へカーブし、これから加速かと思ったらもう終点でした。

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車両はグリーンに白帯のリバイバルカラーを施された8000系2両編成。東武亀戸線と共通運用されているそうです。

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大師前駅は緩くカーブした屋根に覆われた1面1線のホームでチョッとだけヨーロッパ風!?。かつては2線だったのかもしれません。

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無人の改札口を抜けると、西新井大師は目の前。隣接する牡丹園の牡丹は既に終わり。境内の藤棚の藤は・・・。

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辛うじてセーフ?。

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でも日差しが強かったので、藤棚の日陰はホッとする空間でした。

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境内にはいぼ取りに霊験在りとの「塩地蔵」や・・・。

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寿命長遠の功徳がある「水洗い地蔵」のお姿が。

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水屋の手水鉢は重そう!?。

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そして立派な大本堂。もちろんチャンとお参りして来ました。おみくじは“吉”。

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本堂の軒下には立派な牡丹が飾られていました。

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現在修復中の山門の脇を抜けて参道へ出てみると・・・。

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両脇には草だんごと煎餅のお店が多数。

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周辺は昭和の香りがする商店が散見されました。

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さて周辺を一巡して大師前駅に戻って来ました。

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大師前駅には自動改札機・自動券売機・自動精算機は設置されておらず、西新井駅構内の乗り換え通路上に設置されています。そのため改札口はがらんとした感じ。

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ホームに上がってしばし待っていると、来た時と同じ2両編成の8000系がやって来ました。

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“津覇車輛”は小田急や東急では見かけない銘板。

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一駅乗って西新井駅のホームに降りると、掲示板には“中央林間”の表示。ここから乗り換え無しで中央林間まで行けるのが、何だか不思議な感じです。

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ただし中央林間までは約1時間半かかります。曳舟を出て押上から半蔵門線に乗り入れたら眠くなって・・・。目覚めれば電車はいつの間にか馴染みの区間を走っておりました~。

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5月1日月曜日。晴れ一時雷雨。朝は14℃、日中は24℃。ゴールデンウィークの狭間、天候は不安定で一時はビックリするような雷雨になりました。

今日はやんごと無き用事で午前中を休診とさせて頂いておりましたが、午後からは通常通りの診療。暖かくなって来ても、結構かぜ症状の方が多め。意外に初診の方が多かったのは近隣でお休みのクリニックがあったのでしょうか。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は大和市医師会の会計監査でした。5月下旬の総会を前に、毎年この連休の狭間が監査の日に当たってしまいます。

さて本日からJR東日本の超豪華列車「TRAIN SUITE 四季島」の運行がスタートしました。下は今日の朝日新聞の夕刊。

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実は私も募集が始まるだいぶ前からパンフレットを取り寄せて眺めておりました。

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豪華なパンフレットの中には・・・。

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優雅な別次元の世界が広がっておりました。

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ある時、恐る恐る家人に見せたら・・・。

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無下もなく即座に却下。

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宝くじが当たったら考えます~。

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4月23日日曜日。晴れ。朝は9℃、日中は18℃。天気の良い爽やかな日曜日になりました。

写真は近所のハナミズキ。

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今日は日中は自宅で雑用をこなしておりましたが、夕方からは久しぶりに「ゆりかもめ」に乗って参りました。

「ゆりかもめ」は新橋駅で乗り換え。

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ちょうど豊洲行きが行ったばかりでしたが、そのお陰で次の列車の最前席に座れました。「ゆりかもめ」は自動無人運転なので運転席は有りませんから、文字通り最前席です。

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車内には外国人の方がたくさん。未来都市のような汐留地区を抜けて・・・。

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芝浦ふ頭からレインボーブリッジに差し掛かります。

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橋の付け根付近では勾配を稼ぐためにループ線になっていて・・・。

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ぐるっと回って橋梁部に。

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橋梁部に差し掛かると、駅間が長いし一直線なので結構スピードが出ます。

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歩道をジョギングしている方々は一体どこから来たのでしょう??。

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橋を渡り終えると・・・。

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ほどなくお台場海浜公園。

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そして台場駅に到着。

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下の写真は台場駅で後発列車を捉えたところ。

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今日は台場のホテルで合流して5人で会食でした。

帰りの「ゆりかもめ」から見る湾岸地区の夜景はとってもドラマチックでしたが、暗いので写真は撮れず。

新橋から銀座線、千代田線を乗り継いで小田急線で帰りを急いでいたら、豪徳寺駅の入線時にけたたましい警笛と急ブレーキ。何と乗っていた電車が人身事故に遭遇したのでした。嗚呼~。電源を切られた真っ暗な車内からホームへ降りられたのはしばらく経ってから。歩いて隣の経堂駅に着く頃には経堂から先の折り返し運転が始まっていました。やれやれ・・・。

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4月19日水曜日4月20日木曜日は両日とも晴れベースの天気で、日中は20℃代まで上がりました。

クリニックは陽気が良くなったのに、かぜ気味の方はそれなりに多め。動悸や息切れ、全身倦怠感、気分不快など、いわゆる“不定愁訴”の方が多くなったのは季節的な問題かもしれません。まだインフルエンザの方がいらっしゃいました。

近所ではツツジが満開に近づいて来ました。

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ツツジはかつては5月のイメージでしたが、最近は早咲きの品種が増えたのか、温暖化の影響なのか・・・。

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イチョウも少し見なかったうちにさらに青々として来ました。

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そしてケヤキの葉も大きく育ってモサモサに。季節の進みが速い!。

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木曜日の休診日は近所で用事を済ませてからそのまま所用で横浜へ。午後から雲が出て風が強くなって来ました。

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横浜駅ではMUE-Trainに遭遇。

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MUE-TrainはJR東日本が2008年に209系電車を改造して製作した試験車両。普段はなかなかお目にかかれない代物です。

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その後は横浜から新宿へまわって別の用事を済ませてから明治神宮前で友人と合流。銀座へ移動して会食ののち日比谷へ移動して・・・。う~ん、チョッと疲れました~。

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3月26日日曜日。雨。朝は4℃、日中は7℃。寒々とした日曜日となりました。

今日は東京芸術劇場で開催されていた第2回鉄道模型芸術祭を覗いて来ました。入場料は500円。

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屋外では実物の小型蒸気機関車が走行中。懐かしい煙の臭いを堪能出来ました。その図体に似つかわしく無い大型蒸気機関車D51の汽笛が装着されていて、池袋の街に重厚な汽笛が鳴り響いていました。

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会場は6か所。出展は中学生、高校生からベテランモデラーまで。

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スケールはZゲージからOゲージまで多種多様。

下はDCC(デジタル・コマンド・コントロール)で扉とステップが動きます!。

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下は東京運転クラブの巨大レイアウト。

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蒸気機関車が巨大なラウンドハウス(扇形庫)からターンテーブルで回転してスムーズに出庫して行きます。

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LEDによる室内照明が綺麗。

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長大編成が次々に走行中。

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入場者よりも出展者が楽しんでいるフシも!?。

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下はアメリカ型専門クラブのOナローゲージの大型モデル。

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カブース(車掌車)の屋根が外れて中が観察出来るようになっていました。

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下はNゲージのモジュールレイアウト。

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レールの組み込まれたジオラマのセクション(=モジュール)を連結させて作られたレイアウトです。

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モジュールごとに風景が変化するのが面白いところ。

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下は昭和30年代の軽井沢をテーマにしたクラブのレイアウト。

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さらにリアルなジオラマの数々・・・。

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在りそうで無さそうな(?)外国の風景。

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こちらは昭和20~30年代の日本の軽便鉄道駅でしょうか。

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何だか懐かしいような私鉄駅の光景も。

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アメリカの保存鉄道Denver&Rio Grande Western鉄道はあちこちで人気の題材。

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下は昭和50年代の信越本線関山駅の再現だそうです。

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京都四条大橋あたりの光景も。

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中には“これも鉄道模型??”なんてポップなものも。

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でも一番人気は何と言っても巨大なプラレール。

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そしてブロック組み立てのレイアウトでした。

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帰りは東武デパートの地下で食料品を調達してから帰宅。行き慣れないデパ地下は意外に刺激的?。

帰りも春とは思えない冷たい雨が降り続いていました。

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3連休明けの3月21日火曜日は雨になってしまいました。気温も終日ひとケタ止まり。天候に恵まれた休み明けが雨では労働意欲が削がれます。

クリニックは連休明けで大混雑になるのではないかと覚悟していましたが、この悪天候に阻まれて意外に平穏でした。昼は医師会に出向いて会計業務。

3月22日水曜日は昨日から一転して青空が広がりました。朝は5℃、日中は14℃。

昨日の悪天候で出足をくじかれていた患者さんが一気に来院されたのか、クリニックは久しぶりに結構な混雑に。インフルエンザはまだまだしぶとく生き残っています。昼は当医療ビル6件7科のミーティング。

さて今日は先週末の続きを。3月18日土曜日は診療終了後に富山へ。

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富山駅の新幹線改札口を出たら正面に路面電車のりばがありました。

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新幹線改札口と路面電車のりばが直結しているのは全国でもここだけかも!?。この路面電車の正式名称は富山地方鉄道株式会社富山軌道線。

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運行は南富山駅前~富山駅、南富山駅前~大学前、それに環状線の3系統です。

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見ているとやって来る車両は新旧様々。

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結構な頻度で年代物の車両も登場します。

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折角なので環状線をぐるっと乗ってみることに。

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1周28分で200円均一でした。

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乗り合わせたのは比較的新しい車両で乗り心地はなかなか。でも土曜日の夜のせいか乗客は疎らでした。

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さて環状線一周後は、富山駅に隣接する富山地方鉄道株式会社鉄道線の電鉄富山駅を覗いて見ることに。2011年公開の映画「RAILWAYS愛を伝えられない大人たちへ」の舞台になった鉄道です。

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こちらは宇奈月温泉までの本線、立山までの立山線、それに不二越・上滝線の3路線。

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改札口から中を覗くと2本の10030形電車が停まっていました。車内にテレビを設置したテレビカーとしてその名を馳せた元京阪電鉄特急用車両3000形です。

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う~ん、これに乗ってしまうと帰って来れない・・・。

諦めて今度は地下道を通って富山駅の北口側へ。北口からは平成18年4月29日に開業した富山ライトレール株式会社によるポートラムが富山駅北~岩瀬浜間を結んでいます。

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元を辿れば国鉄富山港線。終点までは24分ですが、やはり往復する時間は・・・。

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次に富山駅北口から入場券を買って構内へ。新幹線開業によって切り離されたJR西日本の旧北陸本線は今では“あいの風とやま鉄道”(倶利伽羅駅~市振間)という第三セクター鉄道となっています。

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現在富山駅は富山駅付近連続立体交差事業の一環で工事の真っ最中。旧来からの地上ホームに降りてみたら停車していたのは“あいの風とやま鉄道”と同時に第三鉄道化された“IRいしかわ鉄道”(倶利伽羅~金沢間)からの乗り入れ車両でした。JR西日本からの譲渡車両で元JR西日本521系電車です。

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やがて隣のホームにJR高山線からのキハ120形気動車2両編成が入線して来ました。

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キハ120形気動車は1991年から1995年にかけて製造されたローカル線用の小型気動車。

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新幹線開業前までは優等列車が頻繁に発着していたであろうに、今では高山線の特急“ワイドビューひだ”を除けばローカル列車ばかりになってしまいました。

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今度は先に立体化された真新しい1~3番線に上がってみました。3番線には先ほどの“IRいしかわ鉄道”からの乗り入れ車両による金沢行きが入線。

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新しいホームに新しい車両。これからさらに整備が進む予定だそうですが、富山駅付近連続立体交差事業の完成は2022年予定。まだまだ先の話です。

さて到着後バタバタしていて夕食がまだでした。夜9時半まで開いていた駅構内にある「白えび亭」で富山名物の“白えび刺身丼”を頂きました。

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白えびの刺身はなかなか美味でした。カウンター席に座って名物を食している周囲のオジサンたちはどうやら同業の方々のようで・・・。

駅周辺でうろうろしていたら遅くなってしまいました。明日の学会に備えてサッサと寝ることにします~。

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3月17日金曜日18日土曜日はともに晴れ。朝は3~4℃、日中は13℃くらいまで上がって、この時期らしい陽気になりました。おかげで朝から花粉がたっぷり飛散。トホホ~。

クリニックは、時折流行に乗り遅れたインフルエンザの患者さんがいらっしゃいますが、概して平穏な日々が続いていました。

18日土曜日は診療終了後に東京駅へ。東京駅は春休み中の3連休とあって、めまいがするほどの混雑ぶりでした。新幹線ホームへ上がると、廃車が進む2階建てのE4系Maxの姿。

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東北新幹線筋からは撤退して久しいですが、上越新幹線筋ではまだ活躍中。

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隣にはE6系“こまち”の流麗な姿が。

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で、今回乗るのはまたまたE7系(W7系)の“かがやき”です。

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今回は昨日から金沢で開催されている第81回日本循環器学会学術集会に参加するため、富山に向かいます。なぜ金沢で開催されているのに富山に行くのかって?。それは金沢のホテルが満室だったから。学会規模が大き過ぎて金沢市内のホテルだけでは収容しきれず、福井や富山などの近隣都市にも分散して宿泊することに。東京から富山まではたったの130分。

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富山では結構多くの方が下車していました。同業者風の方々も多数。

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富山駅は新幹線が開通して近代的な姿に生まれ変わりましたが、在来線側はまだ工事の真っ最中。

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地方都市の常として、夜は早くて既に深夜の様相でした。

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とりあえず駅前のビジネスホテルにチェックインして周辺を散策することにします。続きはまた後日に~。

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さて今日は先週末の北海道行きのレポートの続きを。

3月5日日曜日は釧路地方は快晴でした。やっぱり“日頃の行い”が良いですからね~(!?)。朝の気温は-5℃で、この季節にしては暖かいほう。

下の写真はホテルの窓から見た釧路の海沿いの光景。

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釧路川が海にそそぐ辺りです。雪は少ないけれど寒そう~。

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旅先ではいつも早朝覚醒。早々に朝食を済ませてホテルをチェックアウト。8時には釧路駅に着いてしまいました。

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改札を入ると1番線には8時23分発のスーパーおおぞら4号札幌行きが入線していました。

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札幌には12時26分着の予定。

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1番線ホームには嬉しいことに駅弁の売店があって、ホームでの立ち売りの方の姿も見られました。ただし売れ行きは・・・。

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4番線には8時18分発の根室行き普通列車。根室には10時48分到着予定。

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キハ54形500番台の1両編成でしたが、そこそこの乗車率。

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キハ54形500番台は国鉄末期の1986年に29両製造された酷寒地仕様の気動車です。朝日にステンレスの車体が輝いていました。

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隣の2番線、3番線ホームには古い上屋。かつては長大編成の列車が発着した長いホームは、今や無用の長物かも!?。

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その長い2番線にたった1両の池田からの普通列車が到着しました。

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こちらはキハ40形。やはり昭和50年代に製造された国鉄車両です。

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さて今回の旅の目的は釧網本線に乗ること。そしてオホーツク海の流氷を見ることです。まずは「快速しれとこ」8時57分発網走行きに乗車します。実はこの列車を逃すと次は14時14分発の普通列車まで列車が有りません。網走まで行って今日中に無理なく帰るには、実質この列車に乗る以外の選択肢は有りません。

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発車時刻の約10分前に列車が入線して来ました。やっぱりキハ54形500番台の単行。“単行”でも“列車”というのはこれ如何に・・・。

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ビックリしたのは、乗客の殆どが観光客であること、そしてその半数以上が外国人であること!。

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とても“地域の足”になっているとは言い難い状況が今のローカル線の現実。

特急並み(?)のヘッドマーク付きですが・・・。

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快速列車ですので網走まで普通運賃3670円のみ。

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「快速しれとこ」は定刻の8時57分に釧路駅を発車。しばらく釧路の市街地を走っていましたが、遠矢を過ぎると釧路湿原の真っ只中へ。

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塘路駅で対向列車と交換。ここでは外国人観光客を含めて数人が下車。塘路ネイチャーセンターでは冬でも釧路湿原カヌー下りやワカサギ釣り、エコツアーなどがとり行われている様なので、そちらに参加する人達でしょうか。

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強力パワーのキハ54の足回りは強靭で、軽快に飛ばします。

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時折制動がかかるのは、エゾシカが行路を妨害するから。

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沿線風景は雪のために、湿原なのか、牧草地なのか、はたまた荒地なのか全く区別がつきません。

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茅沼駅はタンチョウヅルが来ることで有名ですが、残念ながら本日はツルの姿は無し。

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かつての標津線(1989年4月30日廃止)との分岐駅であった標茶駅で若干の乗降。その後は摩周駅(旧称は弟子屈駅)でも若干乗客が入れ替わりましたが、依然として列車内は観光客ばかり。

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隣の美留和駅の駅舎は貨物列車の車掌車でした。

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知床斜里で地元の高校生が乗り込んで来て、やっと地域のローカル列車らしくなりました。知床斜里を発車すると、待望のオホーツク海が見えて来ましたが・・・。

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期待していた流氷は影も形も無し~。青い海に僅かに氷片が浮かぶのみでした。

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そして“オホーツク海に一番近い駅”として有名な北浜駅に差し掛かると、警笛を鳴らしながら最徐行で入線。ク〇ブツーリ〇ムのバッジを着けた団体さんが観光バスから乗り換えて来たのでした。きっと列車内から流氷を見る企画だったのでしょう。

満席の1両編成の列車にさらに観光バスの団体さんが乗り込むのには少々無理が・・・。終点網走までの4駅間は都会の通勤電車並みの大混雑になりました~。

終点網走駅は11時53分着。

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北浜から乗車して来た団体ツアーの方々はまた観光バスに吸い込まれて行きました。

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流氷があれば“流氷観光砕氷船おーろら”に乗るつもりでしたが・・・。

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流氷が無ければただの遊覧船。試案のしどころですが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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3月4日土曜日。曇りのち晴れ。朝は1℃、日中は14℃。日中は気温が高くなって花粉がたっぷり飛んだようです。

クリニックは朝から混雑。インフルエンザの方は僅かですが、かぜ症状の方は多め。花粉の方も大勢。

診療終了後は羽田空港へ。途中大和駅で3月1日にデビューしたばかりのロマンスカーEXEαに遭遇しました。

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新造ではなくリニューアルですが、塗装が大きく変わったので注目度は高い様子。スマホで写真を撮っている人が大勢いました。

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羽田空港で友人と合流。今回の目的地は北の大地、釧路です。

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17時55分JAL545便釧路行きに搭乗。ターミナルビルから飛行機まではボーディング・ブリッジではなくてバスで移動。久しぶりに間近に機体を見ることが出来ましたが、やっぱり不便。機体はボーイング737-800でした。

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離陸直後に日没。

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釧路空港には定刻の19時30分よりやや早めに到着。

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釧路空港は-1.5℃でした。この季節のこの時間にしては高めかも!?。

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今夜は釧路市内に投宿。明朝はいつものように(!?)列車に乗る予定です~。

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2月19日日曜日。晴れ。朝は1℃、日中は11℃。日射しは春らしくなりましたが、風が冷たい一日でした。

今日は所用で秋葉原まで。電気街口を出ると未だに見慣れぬ光景。

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電気街は相変わらずの混雑でした。外国人観光客もたくさん。

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風は冷たいけれど天気が良いので、用事を済ませてから少々周辺を歩くことに。昌平橋から神田川を眺めたのちに外堀通りを南下。

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見慣れた総武線が通る鉄橋の正式名は“松住町架道橋”。

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形式は複線下路ブレーストリブタイドアーチ(難しい!?)。何と1932年(昭和7年)5月の竣工だそうです。

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優美な姿を保ったままいつまでも現役でいて欲しいもの。

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南下して淡路町交差点で靖国通りを九段下方面へ。小川町のスポーツ用品店を覗き、楽器店を冷やかしながら、駿河台下交差点まで来れば三省堂本店。三省堂で医学書を数点購入。さらに周辺の書店で趣味の本などを漁って、三省堂近くの裏路地にあるレトロな喫茶店「ラドリオ」でランチ。

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なかなか迫力ある外観なので、初めて入る人は勇気が要るかも!?。でもシャンソンが流れる店内は結構落ち着きます(喫煙可なのがタマにキズ)。

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その後は古書店街へ。

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何軒か古書店に立ち寄るもさしたる収穫はなし。

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神保町駅から半蔵門線に乗って帰宅。チョッと疲れましたがこの程度の距離では歩数は伸びず~。

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2月18日土曜日。曇り。朝は4℃、日中は9℃。暖かかった昨日とは打って変わって一気に10℃も低くなりました。

クリニックは昨今の土曜日の中では久しぶりに平穏な一日。インフルエンザの方もポツリポツリになりました。診療終了後は事務仕事を片付けてから新宿へ。丁度良い時間にロマンスカーがあったので町田から久しぶりに乗車。「はこね30号」は7000形LSEでした。

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直前に鶴間駅でキップを買ったのですが・・・。

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最後部1号車4番の展望席が空いていました。後ろ向きがタマにキズですが、それなりに楽しい~。

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でも新宿駅までの所要時間がたった31分では乗り足りません。このあと車内清掃の後、下り17時10分発「はこね43号」として折り返し。土曜日の夕方のためか満席でした。

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ところで新宿のロマンスカーホーム小田原方の壁面には、以前から歴代のロマンスカーが描かれていますが・・・。

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いつの間にやら今年3月1日にデビューするEXEαが書き足されていました。

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車内や駅のポスターにも掲げられていて、新車では無い単なるリニューアル車にしては破格の扱い。気合いが入っている様子です。

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さて今宵は京王プラザホテルへ。

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大学同窓会40周年の祝賀会でした。会員数は昨年6月時点で4171名。教授28名、准教授21名、講師73名・・・。全国各地からOBが参集して盛大な会になりました。

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全体の会が終了後は、続いて卒業年次毎の同期会。懐かしい顔ぶれに時の経つのはアッと言う間。お開きは夜10時半でした。

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改めて皆様あけましておめでとうございます。今年は天候に恵まれて穏やかなお正月になりました。

私はと言えば、例年通り大晦日を実家で過ごし、元旦の昼過ぎの北陸新幹線で金沢へ行って参りました。

北陸新幹線は平成27年3月14に開業してから2度目の正月。車両は手入れが行き届いてまだピカピカ~。

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12時24分発の「はくたか563号」に乗車。速達タイプの「かがやき」は満席でした。長野から先金沢まで各駅停車なので、所要時間は約3時間。

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長野を過ぎ、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉と進んでも平地には雪が全く有りませんでした。温暖化は着実に進んでいる様子。15時25分金沢着。

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翌2日は早朝から白山比咩神社へ。

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今日も比較的暖かくて、例年よりは楽なお参りになりました。

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ここは全国に2000以上ある白山神社の総本社。

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正月も2日の朝7時半でしたので、さほど混雑していなくてお参り自体はスムーズに終わりましたが・・・。

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お札や破魔矢を買うのに長蛇の列。下の写真の左右に列を成しているのがその列です。巫女さんのアルバイトも人手不足のようで~!?。

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さらに3日は福井まで足を延ばして来ました。駅前には大きな恐竜が出現!。クビが動きます。

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今回は「えちぜん鉄道」を表敬訪問。えちぜん鉄道は2002年に設立された第三セクター方式の鉄道で、かつての京福電気鉄道。勝山永平寺線27.8kmと三国芦原線25.2kmの2路線があります。福井駅は立派な高架駅になっていました。日中は勝山行きと三国港行きがそれぞれ30分ヘッドで運転されていました。

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今回出会った車両は勝山行きも三国港行きもMC7000形。

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車内はまるでひと昔前の国鉄近郊型!?。それもそのはず、出自を辿れば飯田線で使用されていた国鉄119系でした。

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今回は全線を乗っているだけの時間はありません。

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記念写真だけ撮って金沢へ戻りました。

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帰りはほんのチョッとだけ名古屋発金沢行きの特急「しらさぎ」に乗車。

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既にUターンラッシュがピークになっていましたが、逆方向は空いていました。

これで正月三が日はおしまい~。

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さて先週の直島行きの続き。12月23日金曜日の朝は、昨夜からの暴風雨は静まったものの、まだ曇り空でした。東方向を眺めても日の出は見れず。

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南方向には、遥かかなたに高松の灯り。

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朝食を済ませてから海岸沿いを散歩。有名な草間彌生の“南瓜”がありました。

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これを眺めるのは天気が悪い時の方が良いかも!?。

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左下の写真は沖合に見える高松の街。右下の写真は大竹伸朗“シップヤード・ワークス 船尾と穴”。

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風はまだ強いけれどフェリーは運航している様子。

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さてそろそろ帰途に就かねばなりません。直島宮浦港から11時10分発のフェリーで宇野港へ。11時30分着。

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宇野駅からは11時38分発の宇野線で茶屋町乗り換えで岡山着12時29分。祝日のためか、電車内は混雑していました。

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岡山駅では平成26年6月にデビューした近未来的風貌の8600系電車による特急「しおかぜ」松山行きの姿が。

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駅前から岡山電気軌道で城下まで。今どき100円!。近くで岡山のローカル食「えびめし」でランチ。

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食後は川沿いを歩いて岡山城へ。別名は烏城(うじょう)。天守は空襲で焼失してしまい、現在の天守は1966年再建の鉄筋コンクリート造り。

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主な城主は宇喜多氏、小早川氏、池田氏と錚々たる顔ぶれ。さすがに立派な外観です。

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さてここらで時間切れ。後楽園には寄らずに岡山駅へ急いで戻りました。岡山駅14時39分発の「のぞみ172号」で新横浜着17時44分。

年末のショートトリップのおかげで、年末の多忙な時期を頑張って乗り切れました!?。

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クリスマス明けの12月最終週。12月26日月曜日は曇り空。朝は3℃、日中は12℃で平年並みの気温でしたが、翌12月27日火曜日は朝は前線の影響で暴風雨。南風が吹き込んで朝は14℃、最高気温は16℃まで上がりましたが、前線が通過した午後からは気温が急降下。12月28日水曜日は晴れて朝は4℃、日中は8℃までしか上がらずこの時期らしい気温に戻りました。この気温差がヤバいですね~。

クリニックは月曜日は混雑したものの、悪天候の火曜日、そして年内最終日の水曜日(午前のみの診療でしたが)、比較的平穏な日々となりました。例年ギリギリに駆け込んで来る方がいらっしゃるのですが、今年はそれも無くてすんなり終了。めでたしめでたし~。

診療終了後は例年通り大掃除を敢行。ことしは12月に入ってからスタッフが小まめに日々清掃に励んでくれたため、予想外に早く終わりました。まだ日が高いうちに解散。

さて今日は先週の続きを。12月21日水曜日の夜に東京駅から「サンライズ瀬戸」に乗り込んで、翌12月22日木曜日の6時27分に岡山に到着。

まだ暗い岡山駅では見慣れないJR四国の8000系特急電車の姿が。

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朝食を摂るために駅構内で喫茶店を捜しましたが、早朝のためまだ開店前でした。止む無く駅弁を購入してホームのベンチで食べていたら、いつの間にか通勤電車を待つ方の列が目の前に・・・。今日は平日でした~(汗)。

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岡山発7時10分のマリンライナーで茶屋町着7時26分。2分の接続で宇野線普通電車に乗り換えて宇野着7時53分。電車内は通学の高校生で一杯でした。学生時代に来た時とは全く様変わりしていました(まだ国鉄宇高連絡船の時代でした)。

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徒歩で5分ほどの宇野港へ。

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宇野港8時22分発のフェリーで直島の宮浦港へ。

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所要時間はたったの20分。出航したと思ったらもう入港。

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防波堤の先に有名な草間彌生“赤かぼちゃ”が見えました。

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そう、ご存知のように直島は現代アートで有名な島なのです。8時42分に到着。

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港で待つバスも派手な装い。

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周辺を見渡すと“赤かぼちゃ”の他にも・・・。

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“直島パヴィリオン”や・・・。

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“Bunraku Puppet”が。う~ん・・・。

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宮浦港の入口にある神社の狛犬は笑っていました。

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境内には4世紀頃に応神天皇が瀬戸内海を巡行された際にこの岩に腰掛けて海を眺めて平安を祈ったという“御腰懸岩”がありました。

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集落に入ると狭い路地が迷路のように。

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ところどころにアート施設が点在しおています。“直島銭湯I❤湯”は実際に入浴出来る美術施設。

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“宮浦ギャラリー六区”は改装中。“007「赤い刺青の男」記念館”はとってもシュールな展示内容。

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一旦宮浦港へ戻ってバスで本村エリアへ移動。下の写真は立派な役場。

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ここでは5か所の“家プロジェクト”と“ANDO MUSEUM”を巡って来ました。“家プロジェクト”は古い家屋を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化するアートプロジェクト。基本的に内部は撮影禁止なので、外観意外の写真は撮れません。

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正直???なものも・・・。

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本村エリアを巡ってから肉うどんのランチ。そうここは岡山県に近いけれど香川県です。

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ランチ後はベネッセハウス周辺へ移動。ここには地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウスミュージアムの3つの美術館があります。やはり撮影禁止なので写真は有りませんが、地中美術館のカフェのテラス席から眺めた瀬戸内海は絶景でした。下の写真は西方の大槌島。後ろには瀬戸大橋が見えます。

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南方に目を向ければ遠くに高松の街並みが。

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ただし前線の接近で雨が降り始めました。

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東方遥かかなたには尖がった山。何て山でしょう?。

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足下にはクチナシが実を付けていました。

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今夜は美術館と一体になった宿泊施設であるベネッセハウスにそのまま宿泊。夕食には瀬戸内海の海の幸を頂きました。

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夜は前線通過に伴う暴風雨。長くなって来たので続きはまた後日に。

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12月24日土曜日。晴れ。朝は5℃、日中は11℃。

クリニックは朝からとんでもない混雑に。木曜日の休診日と金曜日の天皇誕生日の連休明けで、かつ翌日が日曜日ですから、それなりに覚悟はしておりましたが、かぜ症状の方や感染性胃腸炎の方が予想以上にたくさん。インフルエンザの方も増えて来ました。“年内に”なんて、今になって春先の健診に引っ掛かった方も。予約外の方には一時は3時間以上お待たせしてしまったかも!?。こちらも“飲まず、食わず、出さず”で必死に頑張りましたが・・・。診療終了は午後3時過ぎ~。

さて今日はクリスマスイブですが、われわれ古めの“鉄”にとっては国鉄本線蒸気機関車全廃の日。北海道夕張線に最後に蒸気機関車牽引の貨物列車が走ったのが1975年12月24日のことでした。当時高校1年生だった私は現場に立ち会えなかったことが今になっても心残り~。

下の写真はその9ヶ月前の1975年3月に北海道室蘭本線栗山~栗丘間で撮った写真です。

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当時はあと1年弱で全廃になるのが俄かには信じ難いほどの活躍振りでした。

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もう40年以上前のこと・・・。

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12月19日月曜日から21日水曜日の週前半は、晴れベースの天気で朝は3~5℃、日中は14~15℃で師走にしては過ごしやすい日々でした。

クリニックは相変わらずかぜ症状の方と感染性胃腸炎の方がたくさん。インフルエンザの方も1日のうちに数人の方がいらっしゃるようになりました。本格的な流行も目前!?。

21日水曜日は診療終了後にそのまま東京駅へ直行。当院は22日木曜日が休診日に当たるので、23日金曜日の天皇誕生日と併せて連休になります!。この貴重な機会にチョッと現実逃避の旅へ出ることにした次第。東京駅構内のカフェで軽く夕食を取ってから9番線ホームに上がると、既に夜行寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は入線していました。

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ご存知の様に当列車は「北斗星」や「はまなす」亡きあと、唯一孤高の存在となってしまった定期夜行寝台列車。「サンライズ瀬戸」高松行きと「サンライズ出雲」出雲市行きが岡山まで併結して運転。

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今夜のベットは「サンライズ瀬戸」1号車の24番。B寝台「シングル」の2階です。本ブログでは何度もレポートをしておりますが、またまた車内の様子を・・・。

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車内は狭い空間を限界まで有効活用した考え抜かれた構造。

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ほとんどベットだけですが、スペース的にはこれで十分です。

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ベッドの大きさは1960mm×700mm。天井高も十分。

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とりあえず荷物を置いて3号車へ。ミニロビー脇のシャワーカード販売機でシャワーカード320円を購入して・・・。

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発車前のシャワールームへ1番乗り~。

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お湯が出るのは6分間ですが、途中で止めることも出来るので十分です。終了1分前にはブザーが鳴ります。

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シャワーを浴びている最中の定刻22時00分に発車!。汗を流して部屋へ戻れば、あとは心地良い揺れとレールの音を子守唄にして・・・。

“おはよう放送”は朝の6時。6時27分に岡山着。ここで「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」は切り離し作業のために小休止。

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でも今回はここで下車。乗り換えます。

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えっ、どこへ行くかって?。続きはまた後日に~。

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さて、10月16日の網走行きのレポートがまだ完結しておりませんでしたので今更ですが完結させます~。

札幌発7時21分の特急「オホーツク1号」に乗って12時40分に網走着。5時間19分の長旅でした。

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まずは網走の商店街で海鮮ランチ。周辺はご多分に漏れずシャッターが閉まっているお店が多めでした。その後近郊の能取岬へ向かいました。

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岬の灯台周辺は広々とした草地。

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灯台の先には静かなオホーツク海が広がっていました。天気も良くて気分爽快。

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条件が良ければ知床半島まで見えるとのことでしたが、残念ながら見えませんでした。

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その後は夕方の飛行機の時間まで釧網本線を辿ってみることに。まずは網走から3つめの藻琴駅へ。

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懐かしい木造駅舎が健在でした!。

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開業は大正13年11月15日。琺瑯看板が現役。

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昭和61年に駅員配置が無くなり簡易委託化。その後平成4年には簡易委託も廃止され完全無人化されていますが、かつての駅事務室では喫茶店が営業中。

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ホーム側は窓や扉がアルミサッシ化されていますが、素朴な佇まいは恐らく開業当初から大きくは変わっていない模様。海岸からは少々離れているので隣の北浜駅ほど有名では有りませんが、そのノスタルジックな雰囲気は感涙モノ!?。

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さてさらに隣の北浜駅へ。ここは「オホーツク海に一番近い駅」として有名になって、たくさんの映画やテレビドラマにも登場しました。ここでもかつての駅事務室では喫茶店が営業中。

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下の写真は昭和57年3月18日に訪れた時の写真。当時と比べると今の駅舎はだいぶ小奇麗になっていますね。

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駅名の琺瑯看板はそのまま。

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待合室に入ってみると壁面にはたくさんの切符や名刺が貼られていました。

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時刻表は隙間だらけで列車は僅かに7往復。

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駅舎脇には流氷見学用の展望台があって、上からはオホーツク海が一望出来ました。

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左下が網走方面、右下が釧路方面。

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さらに次の駅は原生花園駅。ここは例年5月1日から10月31日まで営業される臨時駅。

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小清水原生花園の最寄り駅で、展望台に直結。

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展望台に上がって見ると原生花園が見渡せました。

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ただ今の季節は僅かにハマナスの花と実が僅かに彩として見られるだけでした。初夏なら花々が咲き乱れていることでしょう。

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下は網走方面を見たところ。右がオホーツク海、左に濤沸湖。

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やがて遠くから網走発釧路行きの普通列車がやって来ました。

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北海道仕様のキハ54形気動車500番代1両編成でした。

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だいぶ日が斜めになって来ました。そろそろ空港へ向かわないと・・・。

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途中で網走湖に沈む夕日を眺めてから女満別空港へ。

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18時30分発の東京羽田行きはANAとAIR DOの共同運航便。ボーイング737でした。

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羽田空港までは僅か1時間55分。飛行機なら近いのにね~。

11月18日にJR北海道は単独では維持が困難な10路線13線区を発表しました。その中には当然(!?)石北本線も釧網本線も入っていて・・・。存続は厳しいかも~(涙)。

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さて少々ネタが古くなってしまいましたが、10月16日の網走行きレポートの続きを進めなければなりません。

札幌から乗車した特急「オホーツク1号」は3時間30分かけて遠軽駅に到着。ここで4分停車。進行方向が変わります。

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遠軽はかつては旧名寄本線(現在は廃止)と石北本線が接続する鉄道の要衝でした。名寄、湧別から遠軽を経由して北見、網走へ向かうルートの方が石北本線のルートより古くからあったため、ここで方向転換することになったようです。

下は名寄本線や湧網線が健在な頃の鉄道地図。

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下はJTB時刻表の今年4月号の地図。以前に比べると線路が減って随分とスッキリ~(涙)。今やこの残った線路さえ存続の危機にあります。

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かつて国鉄遠軽機関区には要衝として20両ほどのD51形と9600形蒸気機関車が配置されていた時代がありました。

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現在では機関区は跡形も無くなってしまいました。

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遠軽を発車すると、しばらくは平坦地を意外な高速で疾走。生田原には11時11分着。

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蒸気機関車時代には、この先の常紋峠越えのために補機9600型蒸気機関車が待機していました。折角停車したのに本日の乗降客はゼロ。

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常紋峠はかつては蒸気機関車の撮影名所として全国に名を轟かせていましたが、さすがに現代車両は難無く登り切ってサミットの常紋トンネルに突入。常紋トンネルは過酷なタコ部屋労働で建設され、トンネル壁面からは人柱の人骨が発見されることも。

トンネルを抜けると常紋信号所。ポイント部分は大きなスノーシェルターに覆われていましたが、かつてを偲ばせる地形はそのまま。

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峠を下ると、この3月25日に廃止されて信号所となった旧金華駅、さらに次の西留辺蘂駅を通過して、留辺蘂駅に停車。

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駅構内の線路は剥がされて駅舎とホームとの間には不自然な空間が。

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次は道東の中心都市である北見駅。さすがに乗客の大半が下車しました。ホームの屋根は昔のまま。

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北見駅を発車するとラストスパート。端野駅を通過するとカーブしながら常呂川を越えるコンクリート橋に繋がる築堤を一気に駆け上がります。

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このあたりにはかつて蒸気機関車の写真を撮りに来たことがありました。下の写真は急行「大雪6号」がそのまま北見~網走間で普通列車1527列車として運用された列車(いわゆる“大雪くずれ”)で、寝台車もグリーン車もそのままに急行編成を蒸気機関車が牽引。当日の牽引機は北見機関区のC58型蒸気機関車418号機でした(端野~緋牛内間、昭和50年3月撮影)。

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その先を進むとコンクリート橋で常呂川を渡ります。

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このあたりの風景は40年以上の歳月を経てもあまり変わっていませんでした。下は当時の写真(端野~緋牛内間、昭和50年3月撮影)。

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終着が近付くと、左手には網走湖が見えて来ました。

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下の写真はこのあたりで撮った国鉄時代の急行列車。当時の急行列車は長大編成でした(呼人~網走間、昭和53年3月撮影)。

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そしてついに特急「オホーツク1号」は12時40分に終着網走駅に到着!。

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朝7時21分に札幌を出て実に5時間19分の長旅でした。

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老体に鞭打って頑張ったこのスラントノーズの183系気動車編成は、小休止ののちに早くも13時26分発のオホーツク6号として札幌へ折り返す予定。網走から先へ行く釧網線の列車は15時10分までありません。

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下の写真は網走駅ホームで撮影した先代82系気動車時代の特急「オホーツク」の写真です(昭和53年3月撮影)。

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さてオホーツク完乗で今回の旅の目的は終了ですが、まだ少々時間があるので周囲を観光してから帰宅の途につこうかと思います。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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11月4日金曜日11月5日土曜日はともに晴れベースの天気でしたが、朝は冷え込んで気温は一桁。それでも日射しがあったので日中は20℃近くまで上がりました。

クリニックはここのところの冷え込みのせいかかぜ症状の方が多くて相変わらず混雑気味。2ヶ月毎に診察の方の次回は・・・あれっ、もう8週間先は大晦日!。早くも年末が近付いて来ました~。

土曜日の夜は久しぶりに渋谷へ。

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小田急線で下北沢乗り換えで井の頭線のルートを選択。遠い昔、このルートで高校へ通学していました。

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渋谷駅周辺はいつもの様に大混雑。今日と明日は銀座線は線路切替工事のため運休の様です。

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でも混雑は決してそのためではない様で・・・。

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渋谷のスクランブル交差点では、大勢の外国人観光客の方がその様子をカメラに収めていました。

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一緒に並んで眺めてみれば確かにアメージングな光景。

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たまに来るとキョロキョロしちゃいます。

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さて今晩渋谷まで来たのは、いつもお世話になっている鉄道模型の「モデルスイモン」さん主催の懇親会に参加させて頂いたため。会場の真ん中のテーブルには各社の新製品や試作品が並べられていました。

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う~ん、気になるモノがたくさん。

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DT50形ディーゼル機関車の試作品では、小型モーターで屋根のファンが回転しているではありませんか。こういうギミックに弱いです~。

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渾身のC55の存在も気になるところ。

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U-TRAINSの東急5000系青ガエルも良いですが、値段も良過ぎて・・・。

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同好の士と語らいながら、アッと言う間に夜は更けたのでした~。

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11月2日水曜日。曇り。朝は11℃、日中は12℃。終日気温が低くて寒さが身に染みる一日でした。今日は12月並みの気温だったそうです。

今日のクリニックは朝から結構な混雑になりました。この寒さのためかかぜ症状の方がたくさん。相変わらず長引く咳の方が多数。ちらほら周辺でインフルエンザの噂を耳にする昨今ですが、今のところ当院では皆無です。

昨夜、帰宅時に鶴間駅で小田急の広報誌「ODAKYU VOICE STATION」を見つけました。表紙は10月20日にプレスリリースされたばかりの新型ロマンスカー70000形。

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私の周辺の“鉄”の間では評価は分かれるところ。昭和38年のNSE3100系以来の伝統を受け継いだ1階展望席2階運転台のスタイルを踏襲したことは概して評価が高いものの、その塗色を含めた外観は斬新さに欠けるとの意見もちらほら。何だか名鉄パノラマカーに見えます(!?)。

2編成製造されて2018年3月から営業運転開始の予定。・・・ということは1980年から活躍を続けて来たLSE7000系の残り2編成の引退時期がついに確定したことを意味します。

写真は折しも昨夜、さがみ86号(町田発21:00)の運用に就いていたLSE7000系。

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せいぜい2018年3月まで機会あるごとに乗って別れを惜しみたいと思います~。

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10月28日金曜日は曇りのち雨、10月29日土曜日は曇り、10月30日は曇りと、10月最後の週末は連日寒々とした冴えない天気になりました。特に金曜日と日曜日は朝は11~12℃、日中は14~15℃程度までしか上がらず、季節がまた一歩進んだことが実感されました。

気温がさらに下がった影響か、クリニックは喉かぜや咳かぜの方がたくさん。インフルエンザワクチン接種の方も多くて、終日混雑気味でした。

金曜日の夜は大和市医療センターで開催された社会保険診療懇話会に参加。お二人の先生から保険診療に関する講演を拝聴しました。

さて遅くなりましたが、今日は2週間前の北海道行きのレポートの続きを。写真は10月16日日曜日早朝の札幌駅北口側。

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少し離れて北大構内も見渡せました。

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今日は道内ほぼ全域で好天!。

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慌しく朝食を摂ってチェックアウト。札幌駅へ急行しました。今回の北海道行きの目的は特急オホーツクに乗車すること。特急オホーツク1号は札幌7時21分発の網走行きです。朝7時前にホームへ上がると、既にディーゼルエンジンの音が響いていました。

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車両は国鉄時代に製造された古いキハ183系気動車。

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先行試作車が1979年に製造され、その後1981年から量産された車輛です。中でも1983年までに製造された初期のキハ183形20両が高運転台非貫通構造のいわゆるスラントノーズ型。

下の写真は新製間もない頃の姿。函館駅にて撮影(再掲です)。

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現在このスラントノーズ型を恒常的に使用する列車はこの「オホーツク」のみになってしまいました。しかも札幌方の4号車のみ。側面から見ると、直線で構成された特徴的な先頭形状が良く判ります。

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編成は4両。国鉄時代の特急では有り得ない短さですが、昨今のJR特急ではこれくらい短いのが主流。因みに北海道内の特急ではサロベツの3両編成が最短。

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特急オホーツクは昭和47年10月に急行大雪の格上げで誕生。当時からヘッドマークのローマ字表記は伝統的にロシア語のOKHOTSKが採用されていましたが、他にロシア語表記の特急はありません。

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1号車は貫通ドアのキハ183。どことなくキハ82系の面影があります。

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さて、定刻の7時21分に札幌駅をゆっくりと発車!。最近の電車特急に比べれば加速は良くありません。でも一旦速度が出てしまえば軽快。旭川までは複線電化路線を飛ばします。沿線の水田では既に稲刈りは済んでいました。

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札幌を出ると岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川の順に小まめに停車。かつての急行列車なみの停車駅数です。

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旭川には8時58分着。わがオホーツクは車両が古いせいか、同区間を走る新型気動車特急や電車特急に比べて10分以上時間を要します。

旭川を出ると新旭川で宗谷本線と分かれて石北本線へ。実は特急オホーツクは先日の水害で旭川以遠の区間が9月一杯まで不通になっていました。やっと10月1日から運転再開されたばかり。

石北本線は上川まで石狩川に沿って走りますが、岸辺には流木が堆積している場所もあって、水害の痕跡が至る所に。

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旭川駅を出て最初の停車駅上川駅は大雪山国立公園の層雲峡への玄関口。登山や観光に向かわれる方が多数下車されました。

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上川駅を出ると次の停車駅は白滝駅。白滝駅は今は隣駅になってしまいましたが、以前は間に5つも駅があった時代も・・・。

上川駅から白滝駅までの間には、かつて天幕駅(2001年廃止)、中越駅(2001年から信号場)、上越駅(1975年から信号場)、奥白滝駅(2001年から信号場)、上白滝駅(2016年廃止)の5つもの駅がありましたが、全て廃駅となってしまいました。そんな訳で上川駅~白滝駅の駅間営業キロは何と37.3kmに!。

下はJTB時刻表2016年4月号の地図。因みに駅名に付された※マークは2016年3月25日に営業を終了した駅。

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上川と白滝駅間には当線きっての難所である北見峠。車窓は次第に人煙稀なる風景に。

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上川駅から先は石狩川水系の留辺志部川に沿って峠道を登ります。

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先日北海道を襲った未曾有の豪雨で、この留辺志部川が氾濫して石北本線が不通になっていました。

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10月1日に仮復旧したものの、現場付近ではまだまだ復旧工事の最中でした。

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わが特急オホーツクも最徐行でソロリソロリとゆっくり通過。

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復旧工事現場を過ぎれば、勾配などものともしない軽快な走行。

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もと中越駅(2001年7月1日に旅客扱いを廃止)だった中越信号場を通過!。

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旭川紋別自動車道の近代的高架をくぐって、今度はもと上越駅(1975年12月25日旅客扱い廃止)だった上越信号場を通過。

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石北トンネルでサミットを越えると、あとは延々と下り勾配に。色付いた木々を間を縫って予想外(!?)の高速走行。

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やがて白滝駅に到着。周辺は特急停車駅とは思えない風景。上川駅発9時40分で白滝駅着10時18分ですから一駅間の所要時間が38分!。地元の方がお一人下車。

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白滝駅を出て丸瀬布、瀬戸瀬を過ぎる頃には、少しずつ周辺が開けて来て、畑や牧草地が見えるようになりました。

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10時51分に遠軽(えんがる)駅に到着。ここで進行方向が変わります。1989年5月1日までは廃止された名寄本線との接続駅でした。

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遠軽では4分停車。車内では一斉に乗客たちがシートの方向転換作業。

ちょっと長くなって来たので、続きはまた後日~。

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10月23日日曜日。晴れのち曇り。朝は16℃、日中は22℃。

今日は朝から大田区蒲田まで。大田区産業プラザで昨日から開催されていた第39回日本鉄道模型ショウをのぞいて来ました。同好の士3人と合流して10時の開場と同時に入場。

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パンフレットによると出展は76社。大手メーカーから小さな家内工業的メーカーまで一同に会す機会は貴重。鉄道模型以外にも、書籍、ミニチュア、雑貨、家具、部品、工具等々を扱う会社も参加。

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規模的には夏の「国際鉄道模型コンベンション」よりはずっとこじんまりしています。

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会場内はやっぱり年配のオジサン中心かな~!?。

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以下は私自身が気になったアイテムをスナップしたものを羅列。

エンドウのブースでは発売間近の小田急4000系も。

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115系の訓練車まで製品化!?。80系はアクラスのプラスチックボディーキット。

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サウンド加工した車輛や特製加工品も。

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名鉄パノラマカーや叡電は関東では馴染みが薄いかも。

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マイクロエースのED60~62シリーズはバリエーションを増やして発売予定。シノハラは複雑なポイント製品では独壇場です。

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モデルシーダーのLEDによる室内灯は実感的。

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工具も良いものを揃えたいですけどね~。

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NEXTには気になるペーパーキットがたくさん。

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こんな車両まで・・・!?。

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でんてつ工房ではプラスチック製の115系。日光モデルは台車がズラリ。

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以上は1/80、16.5mmゲージが中心ですが、もちろん他のゲージも。

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U-TRAINSや天賞堂の1/45、OJゲージのキハ40系は迫力満点。でも大き過ぎて走らせるスペースを確保するのは大変。

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さて、入口近くの大きなレイアウトのコントローラーは例年通り実物の運転台。

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今年はさらに大型モニターに前面展望が映し出されるようになりました。

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う~ん、これは楽しそう。

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昼前には会場を出て京急で横浜へ。大人になりきれない電車好きのオジサンたち3人は、横浜でランチをしてから帰宅の途についたのでした。誠にたわいなきことで~。

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10月22日土曜日。曇り。朝は14℃、日中は19℃。日中でも20℃に達しない薄ら寒い一日になりました。

今日のクリニックは朝早い時間帯が混雑。長引くかぜ症状の方がたくさん。それでも昼過ぎからは落ち着いて時間通りに終了。

終了後はとある講演会を聴きに都内へ出かけました。診療が早く終わって講演開始まで少々時間があったので、電車を乗り越して上野駅まで。今日は団体臨時列車「カシオペア紀行青森」の運転日だったのです。

“カシオペア”って無くなったんじゃ・・・?。そう、今年の3月で一旦は一般運行が終わりましたが、その後も旅行会社のツアー専用臨時列車として不定期に運転されていました。定年退職後の臨時アルバイトみたいな感じ!?。本日の催行は読売旅行。

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お馴染みの13番線ホームに行ってみると、カシオペア編成は既に入線していました。でも列車の周囲は今年3月の廃止直前、鉄道ファンや見物客で大混雑していた頃がウソのような静けさでした。

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牽引機は2010年6月から廃止まで使われていた新鋭のEF510形電気機関車ではなく、その前の世代のEF81形電気機関車。

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80号機は田端運転所の所属。

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昭和48年9月の新製ですから、既に製造から40年以上経っているはずですが、とっても美しく磨かれて大切に扱われている様子。

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車体に大きく描かれた流れ星のマークはかつて「北斗星」牽引機であった証です。

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EF81形電気機関車とカシオペア客車の組み合わせも今となっては懐かしい。

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機関車側の展望席は誰でも座れる特等席でした。

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団体臨時列車であっても食堂車も営業。

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もう1回乗って見たい・・・。

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発車時刻が近付いて乗客の方々が次第に集まって来られました。参加者はさすがに熟年以上の方が多い様子。かつての喧騒は微塵も無く落ち着いた出発風景が繰り広げられていました。これが普通です。

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後継のJR東日本の超豪華列車「TRAIN SUITE四季島」が2017年5月に運行開始予定。カシオペアの姿が見られるのもあと僅かかも!?。

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10月15日土曜日。晴れ。朝は10℃、日中は21℃。すっきりした秋晴れになりました。日中は汗ばむくらいに。

クリニックはそこそこの混雑。寒暖の差が大きいためか、体調の良くない方はやはり多めでした。

診療終了後は直ちにクリニックを脱出して横浜経由で羽田空港へ。友人と合流して17時00分発の千歳行きANA073便に搭乗。

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第2ターミナルの外れからは遠くに富士山の姿が!。えっ、見えない!?。

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それでは拡大。

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これなら判るでしょう。

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千歳までは1時間30分のフライトですが、羽田空港の混雑で15分ほど遅れました。千歳空港からは19時15分発のエアポートライナーに乗って札幌駅へ。

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駅上のホテルにチェックインしました。

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明日はいつものように(!?)早起きですので、早々に就寝~。

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10月14日金曜日。晴れ。朝は13℃、日中は19℃。爽やかな秋晴れの一日になりました。

クリニックは終日平穏でしたが、それでも気温が下がったせいか一段とかぜ症状の方が増えた感じ。 診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は大和市医師会内科医会学術講演会でした。

今回は呼吸器領域のテーマで「成人喘息と長引く咳~実臨床での対応と最新の知見~」と題して国立相模原病院臨床研究センター長の谷口正実先生が判り易く解説して下さいました。時期的にとってもタイムリーで役に立つ内容でした。

先日立ち寄った書店で「日経おとなのOFF」11月号をたまたま手に取りました。特集は“笑う100歳に学ぶ心と体55の習慣”。

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“あと50年をぴんぴん生きよう”というサブタイトルが付いていることから、対象は50歳代でしょうか。50歳からのセンテナリアン(100歳以上の人)新条件には極めて常識的なことが掲げられていました。

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冒頭には90歳以上で元気に活躍されている方々の習慣が紹介されていました。筆頭には91歳になられたノーベル物理学賞受賞者の江崎玲於奈博士の記事。

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その中で日常習慣の一つに「鉄道模型を動かして気分を高揚させる」というのが紹介されておりました!。いや~、このような大先生が同好の士だったとは存知上げませんでした。

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せいぜい私も鉄道模型で遊ばないと!!。

本書は待合室のマガジンラックに置いてあります。

因みに今日は“鉄道の日”。辛うじて鉄に因んだ話題になりました~!?。

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早いもので9月も最後の週末となりました。土曜日は診療が終わってから東京国際フォーラムへ。第64回日本心臓病学会学術集会に参加して参りました。開催期間は9月23日金曜日から25日日曜日まで。

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開業してからも内科学会、循環器学会と、この心臓病学会は可能な限り参加するように心掛けております。医学の進歩に付いていかないとね~。

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私はこの学会の特別会員(FJCC)なので参加費は無料(・・・とは言っても会費でその分お支払いしております)。もちろん無料なので参加している訳ではありませんので念のため。

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今回の開催は東京でしたが、翌日曜日は朝8時半スタートでしたので、贅沢ながら土曜日はJR東日本のホテルメトロポリタン丸の内のシングルルームを取っておきました。以前2011年6月25日にも宿泊して本ブログにアップしましたが、特筆すべきはここからの夜景。東京駅が眼下に一望!。

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それに終電時刻まで電車のサウンドを堪能出来ます!(普通の人にとっては騒音??)。

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下は一夜明けて今朝の様子。

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あまり見慣れない角度から新幹線を見ることが出来ます。

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学会会場の東京国際フォーラムの姿も。巨大なガラス棟が小さく見えます。

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それではこれから徒歩で会場に行って参ります~。

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9月20日火曜日。雨。朝は19℃、日中は21℃。ついに気温が20℃を割り込む季節になりました。やはり“暑さ寒さも彼岸まで”・・・ですね!。

台風16号は本日0時頃から一気に大隅半島、室戸岬、紀伊半島を通過。今年6つめの上陸台風だそうで、またもや各地で記録的な大雨をもたらしました。一体どうなっているのでしょう。

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連休明けのクリニックは悪天候に見舞われた割には混雑気味。中には“こんな天気なら空いているだろう”という予測のもと、わざわざこんな時を狙っていらっしゃる方も!?。それでもさすがに夕方からは患者さんもポツリポツリ。

さて先日「モノクロームの国鉄蒸機 形式写真館」(諸河久著、2016年10月15日発行、イカロス出版)を見つけました。

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国鉄蒸機の終焉は1976年3月のこと。実にそれから40年以上の歳月を経ても時折この手の書籍が刊行されるのは奇跡に近いかも!?。

著者は鉄道写真の第一人者。4×5判モノクロフィルムに記録された画像をデジタル技術でリマスターしたもの。走行中の写真は皆無で停車中の蒸機の写真ばかり。普通の人には何が面白いのかと思われるでしょうが・・・。

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これが蒸機好きの変わった人達(私も!?)にとっては、感涙にむせぶ内容。力強くメカニカルな蒸機の魅力に浸れます。

惜しむらくは見開きで2ページに跨ってしまうこと。是非とも切れ目の入らない横長大判で発行して頂きたかったところ。チョッとくらい高くなっても買いますから~。

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ちなみに走行写真や蒸機以外の車両なら姉妹書「モノクロームの国鉄Since1965-1980」もお勧めです~。

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その後台風16号は豊橋を通って静岡県沖で夜9時には温帯低気圧になりました。それでもやっぱり帰宅時はびしょ濡れ~。

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9月18日日曜日。曇りのち雨。前夜は大阪泊まり。夜はライトアップされて白く浮かび上がっていた大阪城は、明けてどんよりした鉛色の空を背景に聳え立っていました。

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朝早く目覚めた(年齢のせい!?)ので、早朝の大阪城公園を散策。

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敷地は広大で、天守閣は近くに見えどもなかなか行き着けません。

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朝から湿度が高くて天守閣まで上って来た時には汗だく。見上げて見ればやっぱり巨大です。

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1538年から1598年にかけて豊富秀吉が築いた大坂城の遺構は現在は全て埋没してしまっており、地表に見ることが出来る遺構は全て1620年から1629年にかけて徳川氏が築いたものなのだそうです。

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現在の天守は3代目。初代の豊臣大坂城は大坂夏の陣で豊臣氏の滅亡とともに焼失。2代目の徳川大坂城は1685年に落雷で焼失。以後は大坂城は天守を持たない城でした。

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そして現在の3代目天守は昭和6年に鉄筋コンクリートで再建されたもの。平成7年から9年に大改修済。

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中は博物館になっていて最上部の展望台からは大阪の街が一望出来るそうですが、残念ながら開館は朝9時から。

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下からお濠越しに街を眺めて見れば・・・。

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まあ、こんなもんです。

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さて今回はこのままとんぼ返り。もちろんJR西日本の車両たちに最低限の挨拶ぐらいはして来ました。左下は関西空港行きの特急「はるか」、右下は白浜行きの特急「くろしお」。

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左下は和倉温泉・金沢行きの「サンダーバード」、右下は俊足を誇る新快速。

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昼食は新幹線車中で「ばらずし」。

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そしてそのまま新宿へ。夕刻に待ち合わせをしておりまして、新宿副都心で食事をしてから帰宅。

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チョッと疲れました~。

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今週前半は前代未聞の迷走台風10号の影響で悪天候が続きました。8月30日火曜日の昼前に関東に最接近。その後午後6時前に岩手県大船渡市に上陸した後日本海へ抜け、温帯低気圧になりました。東北や北海道では記録的な豪雨による被害が甚大。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

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さて、今日もこの夏のペルー行きの続きを。8月13日にクスコに入って見物したあと、夕刻にウルバンバへ移動してそこで宿泊。クスコよりも標高が低い(約2800m)ので高地順応対策とのことでしたが・・・。既に午後からは高山病によると思われる頭痛と食欲不振に見舞われて、折角のペルー料理も堪能出来ませんでした。情けなや~。

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早寝して翌朝は早朝に起床。やはり体調は優れませんでしたが、マチュピチュを目指して出発。出発直後からホテル前の悪路の揺れで、もう気持ち悪い~。

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並行する聖なる谷を流れるウルバンバ川の流れは神々しくて静謐。アマゾン川の源流の一つです。

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道路脇には自生のサボテンが。

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バスは30分ほどでオリャンタイタンボの村へ入りました。

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ここはインカの遺跡の村。

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長い石畳の路地はとっても魅力的。

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道路中央の水路には豊かな水の流れが。

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ここにはマチュピチュ行きの列車の発着駅があるので、多くの旅行者で賑わっていました。

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観光客向けのレストランやホテルもたくさんありそうです。

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今度来る時にはここに泊まりたいけど・・・。

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さてここから列車に乗ります。下の写真は駅前通り。突き当たりが駅です。

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おや、ミキストトレイン(混合列車)でしょうか。

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でも私どもが乗る列車はこちら。

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私が鉄道好きだからわざわざ乗るのではなく、列車に乗らなければ何人もマチュピチュには行けないのです。

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「ペルーレイル」はペルー資本+イギリスの観光会社による経営。車両は整備が行き届いて綺麗なディーゼルカー。瀟洒過ぎて私好みではありません。

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アマゾン川に続く渓流沿いを終点のマチュピチュ村を目指します。

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車窓には歩いてマチュピチュへ向かう古代インカ道が見えます。

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3泊4日の人気のトレッキングコースだそうです。

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車内ではサンドイッチと飲み物のサービスが。右下は列車に乗っているにもかかわらず普段の元気が出ない弱っている私。

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約1時間半で終点のマチュピチュ村の駅に到着。

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駅は狭くて深い谷合いにありました。

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ここからさらに29人乗りのバスが遺跡の入口までピストン輸送。

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橋を渡って曲がりくねった険しい山道を登ります。大型バスが入れない理由が実感出来ます。

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約30分で遺跡の入口までやって来ました~。

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入口付近は世界中からやって来た観光客で大混雑。いよいよマチュピチュ遺跡に入りますが、続きはまた後日に~。

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8月21日日曜日。晴れ時々曇り。朝は25℃、日中は32℃。三つ巴の台風のうち9号が関東地方に接近中ですが、日中は天気の大きな崩れはありませんでした。

今日は朝から有明の東京ビッグサイトへ。毎年恒例の国際鉄道模型コンベンションをのぞいて来ました。例年通り暑い~。

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東京ビッグサイト内には広大なイベントスペースがたくさん並んでいて、それぞれでイベントが開催中。

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今年は企業出展が53、個人、団体、学校のクラブなどのモデラー出展が57、フードコートエリアが7、イベント出展が18。さらに特設ステージが設けられていました。入口を入ると、大井川鉄道のC11形蒸気機関車190号機に取り付けられていた門デフの実物が展示されていました。

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天賞堂の新製品予告では、ブラスモデルでは関西本線奈良運転所のD51形蒸気機関車4種とEH800形電気機関車。ダイキャスト製ではEF58形電気機関車大窓&お召5種。

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発売間近のダイキャスト製C61形蒸気機関車やOJのキハ40形も展示されていました。

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以下は会場内でのスナップを順不同で。長大編成が広いスペースでノビノビと走っておりました。

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下は長大かつ立体的に組まれたプラレール。

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こちらはヨーロッパのターミナル。

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観客側も出展側もそれぞれ楽しめるところが良いところ。

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仕事じゃありませんからね~。

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ステージ上では元プロ野球選手で蒸気機関車ファンの屋鋪要さんのトークショー。

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さて会場内を一巡したあとは、“ゆりかもめ”でお台場へ。グランドニッコー東京台場の30階から眺めると、眼下にはあたかも模型の様な“ゆりかもめ”の姿が。

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対岸には高層ビルが林立。

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近未来的光景。

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レインボーブリッジが小さく見えます。台風接近で上空の雲行きは次第に怪しげになって来ました。

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明日が心配ですね~。

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夏休み明けの週末は、三つ巴になった台風の影響で8月19日金曜日は未明まで雨、8月20日土曜日は終日激しい雨が降ったり止んだりでした。

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クリニックは休み明けの割には意外に平穏でしたが、悪天候の影響とまだ夏休みの方が多かったせいかも知れません。

さてこの夏は、8月11日木曜日からしばしのお休みを頂いて、未踏の大地南米へ足を踏み入れて参りました。・・・とは言ってもリオ・オリンピック開催中のブラジルではありません。お隣のペルーです。

まずは11日の夕刻に成田空港からアメリカン航空機でテキサス州のダラスへ。ペルーへの直行便は無いのでアメリカ経由が一般的です。

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18時30分定刻のAA60便は約1時間遅れで出発。機種はボーイング777-200。アメリカン航空は最近外装が一新されたようで、尾翼に星条旗をアレンジした派手なデザインになっていました。左下はまだ少数残っていた旧塗色(ダラスにて)、右下は新塗色(成田にて)。

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テキサス州ダラスまでは11時間5分のフライト。搭乗機は内装もリニューアルされていて、座席前のモニターは大きなタッチパネル方式。

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映画や音楽、ゲームなどのプログラムは豊富なので、長時間のフライトでもそれほど苦痛ではありませんでした(もちろんエコノミークラスでのお話しです)。

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運動出来ない環境下で高カロリーな機内食が2回。

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室内灯の色調は変幻自在。着陸時には星条旗色になっていました。

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ダラスには現地時間の夕方16時30分に到着。時差は14時間です。長蛇の列に並んで両手の指紋と顔写真まで撮られて一旦アメリカへ入国。直ちにまた長蛇の列に並んで靴まで脱がされるセキュリティーゲートを抜けて出国手続き。もっとトランジット客に優しくは出来ないものでしょうか。

乗り継ぎ時間は約6時間(!)。その間に広大な出発ロビーを歩きまわって運動。

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ロビー内のテレビは、夜の時間帯だからかオリンピックより選挙報道がメインでした。

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ダラスからは同じアメリカン航空でペルーの首都リマへ。AA0980便は22時20分発。機材は日本国内では搭乗機会の無いボーイング757でした。左右3列シートで個別モニター画面は無い簡素な機内。約7時間のフライトは結構苦痛でした。途中で夕食と夜食(?)。

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メキシコ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカの上空を通過し、エクアドルを掠めてペルーへ。

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所要約7時間。ペルーのリマには早朝5時29分に到着しました。やっぱり遠い・・・。

アメリカに比べると簡単な入国手続きを終えて空港外へ。ちょうど通勤ラッシュの時間帯でしたが、地下鉄やトラムの無いリマ市内は自家用車と個人経営の乗り合いバスが主な通勤手段であるため、道路はとんでもない大渋滞。交通ルールは有って無きが如く。普通の日本人では運転出来ません!?。

一旦ホテルに荷物を置いて小休止。下はホテルの窓から眺めた市内の様子。決して綺麗ではない市街の治安は良くありません。

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下に見える白い建物はイタリアン・アート美術館。

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その後ユネスコ世界遺産の旧市街へ。街並みはかつての宗主国スペイン風で碁盤の目状。下の写真はサン・マルティン広場。

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そこから北東へ進むとアルマス広場。ペルーで最も古いカテドラルが聳えていました。

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ここには大統領官邸も。

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脇を抜けて突き当たりはデサンパラドス駅。

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現在駅舎は図書館として使われています。

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中に入ると、アーチ状のステンドグラスの天井。

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跨線橋や出札口も。ここは1日に数回鉱物輸送の貨物列車が走っているそうですが、年に10往復程度リマ~ワンカーヨ間332kmの観光列車も運行されているとか(鉄道ファン、2010年2月号)。

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駅舎に向かって右折すると古い街並み。中には朽ちかかっている建物も。

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やがてサン・フランシスコ教会・修道院が見えて来ました。地下には約2万5000体もの遺体があるとか・・・。

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さて長くなって来たので続きはまた後日に。

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7月になった途端、7月1日金曜日から連日30℃越えの日々。特に7月3日日曜日は34℃まで上がってヘロヘロでした。

クリニックは金曜日も土曜日もほどほどの混雑。金曜日は診療終了後に大和市地域医療センターへ。休日夜間急患診療所の当番に当たっておりました。こちらは至って平穏で受診者は僅かに9人。この季節、急患診療所がヒマなことは良いことですが、少々手持無沙汰でした!?。

さて本日も先週の稚内行きの続きを。6月26日日曜日は札幌7時48分発の「スーパー宗谷1号」に乗って稚内に12時53分着。実に所要時間は5時間05分!。もっとも昭和50年8月に初めてこの地を踏んだ時は夜行客車急行「利尻」で札幌21時20分発で稚内6時25分着でしたから、実に9時間05分もかかっていた訳で・・・やはり稚内は遠いのです。

ホームの北の外れには「最北端の線路」の看板がありましたが“最南端から北へ繋がる線路はここが終点です”とわざわざ注記してあります。

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その理由は“繋がらない”線路がその先にあるから!?。平成23年4月に開業した現駅舎はガラスを多用した瀟洒な建物ですが、その先に更に線路が続いていました。

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そして駅前広場に「日本最北端の線路」の碑が!。

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こちらのモニュメントは、現在の駅舎が平成23年4月に開業するまでの旧稚内駅で最北端だったところに稚内市が平成24年3月に復元したものだそうです。

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さて、お腹が空いたので食事が摂れるところはないかと駅前を少し歩いてみましたが、それらしきお店は無し。近くのアーケード街はほとんどシャッターが閉まっていました。

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結局、少々駅から離れた稚内港近くの食堂へ。左は私の海鮮丼、右は友人が注文したウニ丼。

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食後は夕方の飛行機まで少々時間があるので、折角ここまで来たからには宗谷岬まで表敬訪問することに。

写真は有名な「日本最北端の地」の碑。本当の最北端の地は北方領土択捉島のカモイワッカ岬だそうですが・・・。

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下の写真はこの碑の裏手にまわって撮った写真。最北の岩たち!?。晴れていれば樺太までクッキリ見えるはず。

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最北の土産物屋さんの温度計はなんと9.9℃になっていました。ど~りで寒いはず。右はこの近くから樺太を目指して出航した間宮林蔵の像。

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背後の丘へ上がってみると、明治35年に築かれた旧海軍の望楼がありました。現在は崩壊の危険があって立ち入り禁止。

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裏手に回って眼下を見やれば、先ほど立ち寄った最北端の碑が見えます。

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風が強くて体感気温は更に低いため、とてもじゃないけど長くはジッとしていられません。景色をゆっくり眺めるゆとりは無し。

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後ろには1983年9月1日に起きた大韓航空機撃墜事件のモニュメント。ボーイング747型の乗客乗員269名が犠牲になりました。

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さらに南側に広がる宗谷丘陵一帯は広大な牧場になっていました。

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黒い点々が宗谷牛。左上に見える建物が厩舎です。

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あれっ、茶色い牛?。

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いえいえ、こちらはエゾシカです。

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晴れて海と空が青ければね~。

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稚内空港は稚内市街と宗谷岬の間に位置します。16時30分発のANA574便東京行きは166人乗りのエアバスA320。花の季節を迎えた利尻・礼文帰りの観光客の方々もいらした様で満席でした。

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18時25分には東京に戻って来ました。帰りは僅か2時間弱。羽田の気温は27℃でした。ふ~っ。

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6月最終週は、梅雨の末期に入ったためか天候はとっても不安定。九州各地では大雨が続き。6月27日月曜日は晴れて日中は29℃まで上がったものの、以後28日火曜日から本日30日木曜日までは雨が降ったり止んだり。

クリニックは相変わらずの混雑続き。特定・長寿健診に加えて咳や喉のかぜ症状の方が増えて来ました。やはり気温差が大きいためでしょうか。

さて今日は先日26日日曜日の続きを。前日土曜日の夜に札幌入り。札幌の朝は雨が降って気温は16℃でした。

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朝6時30分から朝食を食べて直ちにチェックアウト。札幌発7時48分発の稚内行き「スーパー宗谷1号」に乗り込みました。今回はこれに乗って久しぶりに宗谷本線を踏破することが目的。

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車両は2000年年3月11日のダイヤ改正でこの「スーパー宗谷」に導入されたキハ261系特急型気動車の4両編成。札幌~稚内間396.2kmを5時間04分で結んでいます。

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最高速度は以前は130km/hでしたが、JR北海道の度重なる事故のために2014年8月30日以降は車体傾斜装置を停止して120km/hに制限されています。

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左に並んでいるのは帯広行きの「スーパーとかち1号」。

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車内は団体客を含めてほぼ満席状態。札幌を定時の7時48分に発車しました。岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川と、蒸気機関車時代の聖地に停車しながら北海道の幹線電化路線を軽快に疾走。意外に水田が目立ちましたが、それもそのはず北海道は米の作付面積も収穫量も新潟県に次ぐ第2位だそうで・・・。

左は岩見沢、右は滝川。外は雨降りで暗く、窓ガラスが汚れていることもあって写真はぼんやり~。

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ついでにかつての岩見沢第一機関区の写真を1枚だけ~(昭和50年3月)。

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旭川には9時17分。北海道第2の都市で、函館本線の終点、宗谷本線、富良野線の始点、そして隣の新旭川が始点の石北本線の実質的始点です。2010年に高架化されて近代的な駅になっていました。ここで旭山動物園に向かう(?)と思しき方々が多数下車。

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旭川から宗谷本線に入りましたが、3つ目の永山駅で運転停車。以北が特殊自動閉塞式に切り替わるため。

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蘭留を過ぎると塩狩峠にさしかかります。ここはご存知のように三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台。サミットの塩狩駅を越えると次の停車駅は和寒(わっさむ)に9時45分。

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下の写真は最初の渡道の際に塩狩~和寒間で撮ったC55牽引の宗谷本線普通列車の姿です(昭和48年3月)。

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塩狩峠を上がって行くところ。4両編成の半分は荷物車。

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次の士別駅(9時57分)では上りの「スーパー宗谷2号」と交換。

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駅の看板には「羊のまち」とあります。降りてみたいけれど、降りたら帰れない・・・。

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士別の次は名寄に10時13分。かつては名寄では深名線と名寄本線、次の美深では日本一の赤字を誇った美幸線が分岐していましたが、今は全て廃線になってしまいました。

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名寄を過ぎるとついに水田を見かけなくなりました。名寄、美深(10時32分)の次は音威子府(おといねっぷ、10時58分)。ここからかつてはオホーツク沿いの浜頓別(はまとんべつ)へ抜けて南稚内へ至る天北線が分岐していました。

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かつて何回かお世話になった駅のホームにあった「日本一うまい駅そば」は今でも駅舎内で営業しているようです。

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音威子府を過ぎると、線路は天塩川に忠実に寄り添いながら人煙稀なる区間を進みます。時折警笛が鳴ってブレーキがかかるのは「野生生物」のため。

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天塩中川(11時26分)では1名様下車。

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幌延が近付いて来ると、時折牧草地と人家が。

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「大草原の小さな家」風!?。

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天塩川の川幅が広くなって来ました。

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幌延(11時59分)はかつての羽幌線の分岐駅。キハ54の普通列車と交換。

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豊富(12時13分)はサロベツ原野の玄関口。豊富温泉には昭和50年8月4日に友人3人と泊まったことがありますが、石油や天然ガスとともに湧出して来るため、石油の匂いのする油分を含む泉質でした。

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抜海(ばっかい)~南稚内間はクマザサの大地をかき分けて疾走。晴れていれば利尻富士が見えるはずでしたが残念!。

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かつての天北線との合流駅で機関区のあった南稚内に12時49分。その次が終点稚内です。定刻12時53分から約3分遅れて到着しました。ホームは以前は1面2線でしたが、今は1面1線になっていました。

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ホームへ降りた途端に震え上がりました。なんと気温は10℃前後!。そそくさと駅舎に駆け込みました。

駅舎は白亜の立派な建物。平成23年に開業した真新しいもの。

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道の駅やバスターミナルが併設されていて、どうも駅構内には鉄道利用ではない方々も多い様子でした。

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とりあえずお腹がすきましたので、街へ出てみますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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6月17日金曜日。晴れのち曇り。朝は20℃、日中は29℃。湿度は80~90%代でムシムシの一日でした。昼は横浜市内の総合病院の循環器内科部長の先生と面会。夜は健診結果の判定でカルテの山と格闘。

6月18日土曜日。晴れ。朝は23℃、日中は31℃!。ついに真夏日になりました。今日もクリニックは混雑気味でしたが、比較的診療はスムース。遅い時間になるにつれて汗だくの患者さんが増えました。

診療終了後は新宿へ。ちょうどロマンスカーが良い時間にあって町田から新宿までEXE「はこね28号」でノンストップ~。

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EXEは展望室は無いし外観もシックで華やかさに欠けますが、乗り心地はロマンスカーの中では秀逸。意外に前方の展望も悪くありません。

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今日は京王プラザホテルで開催された糖尿病関連のセミナーに参加。

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会場で後輩3人に久しぶりに遭遇してしばし歓談。会場を出たのは8時過ぎでしたが、外はまだ日中の暑さが残っていました。

ヨドバシカメラの裏手は外国人観光客で大混雑。こんな電飾に輝く繁華街は珍しいんでしょうね~。

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帰りの小田急線も大混雑でした。土曜日なのに何故??。

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6月5日日曜日。雨のち曇り。朝は18℃、日中は22℃。朝は結構な雨降りになりました。本日関東甲信越地方が梅雨入り。

今日は休日でしたが、朝9時前にはクリニックに到着。恒例の鉄道模型の運転会です!。メンバー4名が三々五々集合。

サイズは1/80、16.5mmゲージ。エンドウ製のレールを組み立てただけの安楽レイアウトです。例年通り750R、805Rの複線の本線が待合室を一巡する単純な線形で、ヤードは診察室前の廊下に設置。

ヤードには今は亡き“国電”がズラリ。右端のオレンジの103系通勤型電車はメンバーお手製の今年の新作です。

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本線上には今年もローカル線風の小駅が設置されましたが、昨年よりもホームが延長されていました。折しもDD51形ディーゼル機関車牽引の貨物列車が通過中。

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どうやら美祢線の石灰輸送列車の様です。

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やがてEF65形直流電気機関車に牽かれた12系客車編成が通過。

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特に前もって打ち合わせをした訳ではありませんが、JR仕様の貨物列車や寝台特急「カシオペア」も一瞬登場したものの、なぜか持ち寄った車両の8割方が国鉄型でした。例年席巻する小田急車両は皆無。

受付カウンター前のカーブを181系気動車特急「しなの」がやって来ました。

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駅に進入したところで82系気動車特急「白鳥」と遭遇。

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国鉄時代の長大編成の特急は風格が違いますね~。優美な姿に惚れ惚れ。

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しばらくしてEF57形直流電気機関車に牽かれた旧型客車編成が現れました。後ろにスユニ61やオロハネ10が見えるって!?。実は急行「利尻」編成。気にしない気にしない~。

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実在しそうなフリーランスの機関車も登場。

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木造の跨線橋を備えた駅の佇まいは蒸気機関車が似合います。ホームには万能機C58形蒸気機関車の姿。

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受付カウンター前では古蒙D60形蒸気機関車が疾走中。

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門デフのD60が活躍したのは筑豊本線や久大本線なので、本当は石炭列車の方が似合うでしょうが、雰囲気は十分伝わります。

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さらに古い時代の9600形や見たことの無い8850形蒸気機関車の姿も。

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日本最大の旅客用蒸気機関車C62形は今年も登場。今回は2号機、3号機、15号機の3重連が実現しました。オーナーが違うので、こういう機会でないと3重連は実現しません。

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駅では飯田線のED62形直流電気機関車に遭遇。まぁ、いいじゃないですか。

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そうこうしている間に、アッと言う間にタイムリミット。子どもの頃から進歩の無いおじさんたちの“お遊び”の時間は瞬く間に過ぎ去ったのでした。

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5月31日火曜日。曇り。朝は17℃、日中は24℃。昨日降り続いた雨はやっと上がりました。

昨日は終日冷たい雨の一日でとっても平穏でしたが、今日はその反動なのかやや混雑気味でした。雨の日には来れないお年寄りも今日は多数。かぜ症状の方も多め。

さて今日で5月もおしまい。チョッとネタが古くなってしまいましたが、5月1日の天竜浜名湖線の続きを今月中に片付けておかなければなりません。

掛川駅で新幹線から天竜浜名湖線に乗り継いで天竜二俣駅に着いたのが12時44分。降り立って駅前広場を見渡すと、向かい側に何やら蒸気機関車らしき物体が見えました。近付いてみると正しくC58型蒸気機関車の389号機でした。

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車歴を見ると1946年7月に大阪の汽車会社で落成。苗穂、野付牛、北見、函館と北海道内で活躍したのちに本州へ戻り、1956年10月より高山、その後1969年10月から遠江二俣機関区で活躍。1971年4月に廃車になりました。

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廃車後にここで保存されましたが一時は荒廃。2011年に修復されたそうですが、現在も残念ながら煙室ハンドルは欠落したまま。窓枠も有りません。

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運転台(キャブ)下には1軸の従台車。複雑なパイピングが蒸気機関車の魅力です。

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斜め下から前方を見た角度が好きです~。

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戦後型のC58の炭水車(テンダー)は船底型。何で背面だけこんなに荒廃しているのでしょう。雨風が当たるから?。吊り上げ用のフックは北海道で活躍した時の名残でしょうか。

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テンダー台車はまくらばね形鋳鋼製。

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機関助手側にはデッキが付いていて、キャブ内に自由に入れるようになっていました。

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開放されている割にはメーター類もチャンと有りました。

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焚口扉はさすがに動きませんでしたが、保存状態は悪くありません。

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機関助手側から前方を眺めたところ。いつも驚くのは前方がほとんど見えないこと。

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さて、今回もう1両の二俣線無煙化当時に遠江二俣機関区無煙化当時に配置されていたC58に巡り合いました。お別れ運転にも使用された当時のエース機、200号機ですが・・・。機関区構内でオブジェと化していました。高山機関区から沼津機関区を経て遠江二俣機関区へ移動。1971年4月に廃車になった履歴は389号機とほとんど同じなのに、その後の境遇は大きな違い。でも他の僚機が跡かたなく解体されてしまったことを考えれば、煙室扉とナンバープレート、動輪が残っただけでも良いほうでしょう。

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私自身は新幹線の車内から掛川付近で現役当時のC58を見た記憶はありますが、訪問すること無く無煙化されてしまいました。ただ二俣線無煙化によって志布志機関区に転属になった僚機2両に志布志線で出会いました。1972年11月、南九州は志布志線(現在は廃線)の西都城の町はずれで貨物列車を待ち構えていたら、元遠江二俣機関区の153号機がやって来ました(単機回送でしたが・・・)。本機はその後1973年6月には廃車になっています。

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153号機と西都城で交換してやって来た下り貨物は、やはり元遠江二俣機関区の20号機。こちらもやはり1973年8月に廃車になっています。

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当時は門デフのC58が撮れなくて残念な思いをしましたが、今となっては貴重なショットになりました。

これで天竜浜名湖線紀行はやっと“完”。

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週明けの5月23日月曜日5月24日火曜日は両日とも晴れ。朝は19~20℃、日中は28~29℃。日曜日から相変わらずの“夏”続きでした。・・・にもかかわらす、週明けのクリニックはかせ症状の方がたくさん。日中は“夏”でも朝晩は20℃を下回ってますから、その気温差は10℃くらい。気温変化に順応するのは大変なようです~。

さてチョッと古いネタになってしまいましたが、5月1日に天竜浜名鉄道(通称天浜線)に乗りに行った時のレポートがまだ完了していませんでした。

天浜線の掛川駅には「転車台見学」のお知らせが。 午前の部は間に合いませんが午後の部は13時50分からでちょうど良さそう。

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天竜二俣駅には12時44分着。

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改札口には“波平さん”の後姿かと思いきや、前へまわると・・・誰っ!?。

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木造平屋の駅舎は昭和15年の開業時からのもの。

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昔の地方の中心駅って雰囲気。駅舎内にはラーメン店「ホームラン軒」があったので、ここで昼食を食べながら13時50分の集合時間まで過ごしていました。

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時間が近付くといつの間にか大勢の人が集まっていました。駅前には観光バスも。見学ツアーは天浜線利用者は大人200円、こども100円、それ以外の場合は大人300円、こども150円。

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職員の方の誘導で、ゾロゾロと駅構内を横切って南側へ。途中、駅の西側にはキハ20とナハネ20が留置されていました。かつて鉄道公園を作る構想があったそうです。

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駅の南側を線路沿いを辿って駅の東側にある機関区へ向かいます。

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やがて蒸気機関車時代の給水塔が見えて来ました。

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職員の方の先導で敷地内を進んで行くと・・・!?。昭和へタイムスリップしたような情景。左の建物は現在も現役の事務所でした。

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蒸気機関車の乗務の後に、煤を洗い流したであろう風呂場も残っていました。

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来た道を振り返ると、突きあたりに聳えるのは先ほどの給水塔。物干し竿にはナッパ服?。

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そしてお目当ての転車台(ターンテーブル)が見えて来ました。下路式で比較的小振り。ここに配置されていた蒸気機関車はC58形が最大級だと思われますのでこれで十分だったのでしょう。

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転向した先には4線の木造扇形機関庫が!。

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やがて転向デモの始まりです。気動車がターンテーブル上へそろりそろりとやって来て台上に。継ぎ目では結構大きな音がします。

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全長18.5mの小型気動車でもギリギリの寸法。

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いよいよ転向開始。

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子どもたちの歓声が上がりましたが、大人でも多くは転車台が動いて行いるところを見たことの無い世代!?。

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角度的にはほんの少しの転向でしたが、動いているところが見れただけで貴重な機会。

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さてその後は機関庫周辺の見学。昔は6線あったようですが、今では2線は屋外。ピットが残っています。

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機関庫の大きな扉も木製です。

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庫のヌシは今では気動車ばかりですが、思いのほかジャストフィット。

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1番線の左側の木の扉を開けると・・・。

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そこは資料館になっていました。

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国鉄二俣線時代の貴重な資料の数々。

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見学時間はトータルで約45分でしたが、あっという間に過ぎました。

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もう1回転車台の全景を眺めてから・・・。

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後髪を引かれながら駅へ。

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駅のホーム端から見た機関区遠景。

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駅へ戻るとちょうど列車の時間。掛川行きが入って来ましたが・・・。

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折角ここまで来たので、掛川行きで戻らずに、反対の終点である新所原を目指すことに。

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沿線は天竜川流域や浜名湖北岸を巡る景勝の地。

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途中下車したくなるような駅もたくさんありましたが、時間がありません。

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終点の新所原から東海道本線に乗り換えて、浜名湖の南岸を浜松まで。

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浜松からの新幹線は「ひかり」と「こだま」のみ。17時11分発の「ひかり」で帰って来ました。

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いや~、見どころ満載でした。“鉄”でなくとも楽しめます~(たぶん・・・)。

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5月15日日曜日。昨夜京都入り。京都地方は朝のうちは晴れていましたが、午後からは雲が多めに。気温は朝から19℃ありましたが、日中は28℃まで上がってムシムシでした。

今日は所用で朝から動いておりました。用件が済んで京都駅へ戻ると例によって大混雑。チョッと辟易して一刻も早く京都から脱出することに。でもこのまま新幹線に乗って帰るのではあまりに勿体無いので、新幹線ひと駅分だけ在来線に乗って帰ることに。新幹線の京都の隣駅は米原です。在来線の東海道線は今は通称“琵琶湖線”と呼ばれているようですが、他所者のオジサンにはピンと来ません。

まずは新快速の野洲行きに乗車。山科、大津、石山、南草津、草津、守山、野洲の順に停車しながら新型電車は軽快に飛ばします。終点の野洲では各駅停車の米原行きに接続。近江八幡や安土など、途中下車したくなる駅名が並んでいましたが、結局米原の1つ手前の彦根で途中下車することにしました。彦根城を見て帰る算段。

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彦根駅は立派な橋上駅でした。東側の近江鉄道の構内には旧型電気機関車がゴロゴロしているのが見えました。

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保有両数は11両。すでに昭和63年には貨物輸送は廃止になっているので現役感はありませんが、これだけ並んでいると下手な博物館よりも壮観な眺めです。

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4両のED14は、国鉄が東海道線電化開業時に輸入した大正15年(1926)米国ゼネラル・エレクトリック社製の60t箱型デッキ付電気機関車。現存していること自体が奇跡に近い~。

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4号機は茶色に塗られて国鉄時代を彷彿させる姿。時折見学会が開始されている様なので、一度それに来てみなければなりません。

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さてチョッと寄り道をしてしまいましたが、まずは駅の西側の彦根城を目指すことに。そう言えば「ひこにゃん」の地元でした。「ひこにゃん」のお陰で「彦根」のネームバリューが上がったかも!?。

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徒歩10分ほどで立派なお濠や石垣、塀のあるお城の入口に到達。

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観覧料は600円。やはり“お城”ですから、多少の石段は頑張らねばならない立地。でも石段を登るには今日は気温が高過ぎです。

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元気なご高齢の方々に追い越されないように頑張りました。やがて上方に石垣が。ややっ、天守か!。いえいえまだ“山門”です。

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さらに少し上がって天守前の広場に到達!。ここでも「ひこにゃん」がお出迎え。

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国宝の天守は予想していたよりも小振りでした。

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別名金亀城。1622年井伊直継築城。

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現存12天守のうち、国宝は松本城、犬山城、姫路城、松江城とこの彦根城。私自身は今回の彦根城で国宝の天守は全て見たことになります。でも“高所”が得意ではないので、必ずしも天守のてっぺんまで上がってはおりませんけど~。

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お城の一角からの眺望は良好。西側に見えるのはもちろん琵琶湖です。

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東側には結構遠くに彦根駅が見えました。

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汗が引いたところで来た道を引き返します。帰り道でも「ひこにゃん」は至る所に登場。

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駅前まで戻ったところで、ボンネットバスに遭遇。もちろん車体には「ひこにゃん」。観光用とはいえボンネットバスが動いている姿を見るのは久方ぶりでした。

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彦根駅では、米原行きを待つ間にも頻回に電車や貨物列車が通ります。

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やはり日本の大動脈であることに変わりはありません。

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米原駅までは一駅でしたが、米原での待ち時間が長め。それもそのはず、今では米原停車の新幹線は1時間に「こだま」と「ひかり」が1本ずつしかありません。猛スピードで「のぞみ」が何本も通過して行きます。

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北陸本線へのメインルートだった頃の賑わいは、もはや全くありませんでした。

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5月14日土曜日。晴れのち曇り。朝は18℃、日中は23℃。

昨日は大混雑だったので覚悟して診療に臨みましたが、朝のうちは混雑したものの午後からは意外に平穏でした。

診療終了後は事務仕事を少々片付けてから所用で京都へ向かいました。今夜の晩ご飯は、新横浜駅で調達した崎陽軒のシウマイ弁当を車中で・・・。

京都駅で新幹線から在来線の連絡通路へ出て、奈良線のホームを覗くと、いつものように103系の元気な姿が!。

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関東では姿を消して久しい“国電”ですが、まだ現役の様子で安心しました。

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さらに湖西線に使われている緑単色塗装の117系も健在。

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駅構内にはオープンしたばかりの京都鉄道博物館の広告があちらこちらに。相当力が入っている様子。

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夜遅くなっても京都駅では世界中からの観光客の姿が途切れることがありません。

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駅前にはいつものように光輝く京都タワーの姿。

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そう言えば、いまだに京都タワーには上がったことがありません。明日、用事を済ませてから時間があったら上がってみるかな~。

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5月9日月曜日5月10日火曜日は両日とも曇りのち雨のスッキリしない天気になりました。朝は16~18℃、日中は21~22℃。

大型連休明け(人によりますけどね~)でしたので、大混雑になるかも・・・と気合を入れて朝の診療に臨みましたが、皆さん裏をかかれたようでズッコケました~。その代わり遅めの時間になって混雑する厭なパターンに。

診療終了後は2日連続で大和市医療センターへ。月曜日は会計がらみの会議、火曜日は大和市医師会理事会。連休のあと、鈍った身体には辛い日々でした。

さて今日は連休中5月4日の高田行きの続き。雪国独特の雁木の下を散策しながら「高田世界館」へ。実は今回の高田行きの最大の目的はここを訪れることでした。

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高田世界館は築105年、現役で営業している日本最古級の映画館。1911年(明治44年)に芝居小屋「高田座」として開業し、その5年後の1916年(大正5年)には「世界館」と改称されて常設映画館となったそうです。

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道路側から見ると、世界館への入口に繋がる雁木の看板跡には「高田日活」の文字が薄っすら残っていました。

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2007年まで日活として営業していたそうです。

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老朽化に追い打ちをかける新潟中越沖地震(2007年7月)によるダメージで、あわや廃業、取り壊しかとの危機に晒されましたが、有志による保存活動が始まって、2009年にNPO法人が設立されて市民プロジェクトとして、再生、修復が現在も進んでいます。

建物は道路に面していないので全体は眺め難いですが、開業当時はかなりモダンな建物だったことでしょう。

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私が高田世界館を知ったのは3ヶ月ほど前のテレビ番組(夜11時25分から再放送していたNHKのEテレ「U29人生デザイン」)。俳優の松坂桃李さんが、再生、修復に取り組む支配人(まだ20歳代です)にインタビューしているのを見たのが最初でした。それ以来“行きたいリスト”に入っていましたが、ゴールデンウィーク限定の館内見学ツアーが催されるとのことで足を延ばしたのでした。

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雁木の狭い路地を入って行くと入口。

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見学ツアーは14時10分と16時00分の2回、上映の合間を縫って開催されていました。時間が近付くと、どこからか“映画ファン風”の老若男女が集まって来ました。

ロビーには飲料の自動販売機と数脚の折りたたみ椅子があるのみ。中に声が聞こえてしまうそうで、静粛にしていなければなりません。

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映画の上映が終わって数人の観客が出て来たところで、見学ツアーがスタート。扉を開けてまずは1階客席部分へ。中へ入ると・・・そこには時空を超えた空間が広がっていました。

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見上げるとアール・デコ調のニス塗りの天井。もともとシャンデリアが取り付けられていた部分には、1741~1871年に越後高田藩を統治した榊原氏の家紋。

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下の写真はスクリーン側から入口側を振り返ったところ。映画館には珍しい2階席があるのは、元が芝居小屋だったからでしょう。

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芝居小屋だった当時は桟敷席だったそうです。綺麗に修復された椅子の背中に取り付けられた小プレートには寄付をしてくれた方々の名前が刻まれています。有名な映画監督や俳優さんの名前も。

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狭くて急な石造りの階段を上がって2階席へ。

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1階は140席、2階は41席。

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2階席中央部分の小部屋が映写室。中へ入ると大きな35mm上映用映写機が2台。

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デジタルの時代に今や貴重な存在ですが、部品の調達もままならなくなって来ているようです。

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傍らの作業台には35mmフィルム編集用の小道具たち。

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実際に映写機にかけるフィルムはかなりの重さ。

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本日これからの演目は「東京流れ者」。渡哲也主演、鈴木清順監督作品。う~ん、知らない・・・。

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映写機にフィルムをセッティングして、14時30分に上映開始!。

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2台の映写機に交互にフィルムをセッティングしていきます。全8巻の作品。

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上映が始まったところでソッと静かに映写室から退出。見学ツアーはそれで終了。いや~、予想外に面白いツアーでした。

その後、道を隔てた明治時代の町家「旧小妻屋」を再生・活用した交流館「高田小町」を覗いたり・・・。

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「旧今井染物屋」を見学したり。

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どこも見学している人は疎ら。見どころ満載なのに勿体無いことで。

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見せるための造られた街並みでは無いところが凄いところ。

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以下は駅へ戻る道すがらのスナップ。

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逆光に輝く高田駅へ戻って来ました。

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高田発16時11分のえちごトキめき鉄道で上越妙高へ。

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車窓も車内ものんびり~。

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上越妙高には16時18分着。下の写真は駅舎から見た西側の山容。

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新幹線の乗り継ぎはあまり良く無くて、上越妙高17時13分発の「はくたか570号」。

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新幹線の車窓から夕闇迫る長野工場の留置線が見えましたが、こんな車両や・・・。

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こんな車両たちが!(わかる人にはわかる!?)。

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軽井沢近くでは逆光の浅間山。噴煙も無くて静かな様子でした。

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そして碓氷を下る頃にサンセット。

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大宮には18時46分着。一日有意義に過ごしました~。

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5月4日水曜日。雨のち晴れ。朝は19℃、日中は27℃。みどりの日は朝方まで昨夜からの低気圧に伴う前線の通過で暴風雨が続いていましたが、日中は強風が続いたものの天気は回復して日射しが戻り、一気に気温が上がって夏日になりました。

今日は少々早起きをして湘南新宿ラインで大宮まで。大宮9時58分発の北陸新幹線「はくたか557号」に乗り込んで上越妙高で下車。チケットは昨日インターネットで確保していました。

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上越妙高には11時30分着。ここから2両編成の「えちごトキめき鉄道」の電車に乗り換え。

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上越妙高11時51分発の直江津行きで11時56分に高田着。

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もとは信越本線ですから、2両編成が停まるにはあまりに立派で長大なホーム。ホームの上屋も古そうです。

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改札口は有人。駅舎自体は昭和27年12月改築のもの。

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北陸新幹線が昨年3月14日に開通する前までは自動改札機だったそうですが、新幹線開業に伴ってJR東日本からえちごトキめき鉄道に移管されたため撤去されてしまったそうです。

高田駅を正面から見るとまるでお城ようですが、それもそのはず高田城をモチーフに平成14年に完成した建物(厳密には駅舎ではなくて、駅前の通路を覆うアーケード。本来の駅舎の前に建てられています)。因みに高田は1614年に徳川家康の六男である松平忠輝によって開かれた城下町です。

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駅近くでランチを済ませたあと駅の周辺を散策。駅近くの古美術骨董品屋さんの前には巨大な鉄人28号が!。一番繁華であろう本町通り商店街を南下。城下町らしく和菓子屋さん、お茶屋さん、お味噌屋さん、蒲鉾屋さんなどが並んでいましたが、シャッターが閉まっている店舗も多くて人通りはとっても少なめ。

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西洋近代建築は旧第四銀行。東側のお城へ行ってみようかと思いましたが、あまりにも暑くなって来たため、西側の儀明川を渡って雁木(雪よけの屋根)が残る仲町通りを北上。

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高田の雁木は総延長16km!!。仲町通りは居酒屋やスナックなどが林立していて、かつての賑わいが偲ばれましたが、果たして現在は営業しているのか・・・。

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「飲んだら乗るな・・・」の標語は最近とんと見かけなくなりましたね~。

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右下は江戸期から続く老舗料亭の門構え。

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それにしても「だっ、誰か~!」って叫びたくなるほど人影を見ません。

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唯一残る桶屋さんは現役。かつては40件ほどあったそうです。

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駅前通りを渡ってさらに北上してみますが・・・。静かです。今は使われていない様ですが、もしや私と同業者のような雰囲気が。

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塚田牛乳は明治34年創業の新潟の牛乳屋さんだそうで、懐かしい宅配ボックスは現役の様でした。

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屋根に上れるように梯子が架けてあるのは、雪おろしのためでしょうか?。

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本町通りへ戻って北上すると、雁木の中に「高田世界館」の文字が見えて来ました。

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実は本日高田まで来た目的のひとつは「高田世界館」を見学すること。でもチョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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5月2日月曜日。曇りのち晴れ。朝は14℃、日中は21℃。大型連休狭間の平日の月曜日。朝の通勤電車ではいつもより空いていました。リュック、スーツケース、自転車、釣竿、等々を持った方が目立つものの、通勤・通学姿の方もそれなりにいらして、一応私自身の勤労意欲は保たれました。

今日のクリニックは結構混雑。どうやら近隣のクリニックさんの中にはお休みのところもあったようです。大型連休とは言っても普通に過ごしていらっしゃる方も多いようでチョッと安心しました!?。

夜は大和市医地域医療センターへ。今夜は医師会の会計監査でした。監事の先生方や事務局の皆様のお陰で無事に終了。夜9時をだいぶ廻ってから帰宅の途につきました。

さて今日は5月1日日曜日の天竜浜名湖線(通称天浜線)の続きを。天浜線は東海道本線の掛川から浜名湖の北側を通って東海道本線の新所原(しんじょはら)に至る67.7kmのローカル路線。昭和10年から順次開通して昭和15年に全通しました。前身は旧国鉄二俣線。

(下はJTB時刻表2016年4月号より)

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東海道本線の北側をわざわざ遠回りしているような経路ですが、それもそのはずで東西を結ぶ大動脈である東海道本線が天竜川や浜名湖の鉄橋で敵国の艦砲射撃を受けて破壊された場合に備えて、バイパス線として建設されたのだそうです。実際に昭和19年12月の東南海地震で東海道本線が不通になった際、および昭和20年7月24日の東海道本線の空襲、同年7月30日の浜松駅艦砲射撃の際に迂回列車が走ったそうです。

掛川11時58分発の単行気動車列車は定刻に発車。乗車率は約50%くらいでしょうか。掛川を発車すると掛川市役所前、西掛川と開通当時には無かった駅が2つ続き、3つめの桜木駅が創業当時からの駅。本屋およびプラットホームがそのまま残っていて登録文化財になっています。

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駅構内への入口で両開きに分岐する単線のローカル線の典型的形態。ポイント標識のSはポイント操作不要のスプリングポイントを意味しています。

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桜木駅を出てカーブを抜けると、次の細谷、原谷までの間の2796mが天浜線で最も長い直線区間。

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両側には田んぼ。一部で田植えが終わっていましたが、荒れたままの休耕田も多い様子。

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次の原谷駅も典型的分岐を渡って構内へ進入。

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ここで上り列車と交換。

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上り列車も単行です。

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原谷を発車すると原田、戸錦・・・。

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戸錦の西側の秋葉街道には昭和17年4月まで静岡鉄道秋葉線が通っていたそうです。太田川鉄橋を渡って・・・。

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次の駅が遠州森駅。掛川からここまでの12.3kmが天浜線で最も早く昭和10年4月17日に開通した区間。本屋と上りホームが文化財登録されています。

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かつてはお茶などの農作物や木材などの貨物輸送の基地で構内は相当広かった様子。

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清水の次郎長の子分、森の石松の縁の土地とされていますが、定かではないようです。

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遠州森から先は昭和15年になって最後に開通した区間。遠江一宮を過ぎると右手にお茶畑(三川茶)が広がりました。

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天竜二俣駅には12時44分着。

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ここには天竜浜名湖鉄道の本社が置かれ、二俣線時代にも機関区があった天浜線の中心駅。旧国鉄時代には遠江二俣駅と呼ばれていました。レトロな島式2ホーム3線の上屋は有形文化財だそうです。

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さてここで乗り継ぎがてら一旦降りて構内を見学しますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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5月1日日曜日。晴れ。朝は13℃、日中は26℃。5月初日は絶好の行楽日和となりました。

あまりに天気が良いので、急遽先日見かけた小田急臨時特急「メトロ新緑号」に乗ってみることにしました(!?)。ゴールデンウィークでも臨時列車のためか車内は空席が目立っていましたが、このまま大山へ上がると流石に大混雑が予測されたため、終点の小田原まで乗り、さらに新幹線で掛川まで行って天竜浜名湖鉄道に乗る計画。

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大山へ向かう方々が伊勢原で降りてしまうと、小田原までは回送列車に近い状態でした。小田原には9時57分着。

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そのまま箱根湯本行きの赤い1000形に乗り継ぐ方が多数。

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われわれは久しぶりに小田原から新幹線に乗り継ぎ。なんだか懐かしい感じのタイル張りの階段を上がって新幹線ホームへ。

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ホームに上がると、眼前をとてつもないスピードで「のぞみ」が通過~。

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写真を撮ろうとしていた外国人観光客の方が“速過ぎる!”と叫んでいましたが、確かにこんな速度の乗り物に乗るのは狂気の沙汰。

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さて今回はゴールデンウィーク中でも「こだま」なら空いているだろうと踏んでの行動。10時36分発の「こだま645号」は予想以上に混雑はしていましたが、それでも悠々と座席を確保出来ました。小田原駅で購入した「こゆるぎ茶めし」で“はや弁”。

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何度も「のぞみ」に道を譲りながら掛川駅には11時43分に到着。地下通路を北側へ。JR東海の東海道本線在来線の駅舎は何と木造でした。

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その西側に天竜浜名湖鉄道(通称天浜線)の掛川駅がありました。天竜浜名湖鉄道は元を正せば国鉄二俣線。国鉄解体とともに1987年(昭和62年)3月15日に第3セクター方式天竜浜名湖鉄道として開業しました。

改札口で「1日フリーきっぷ」1700円を購入してホームへ。

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天浜線掛川駅は東海道本線在来線ホームと隣接する櫛形1ホーム2線。1両の気動車が発車を待っていました。

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11時58分発の天竜二俣行きです。

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まずはこれに乗って天竜二俣を目指しますが、長くなって来たので続きはまた後日に。

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4月29日金曜日。晴れ。朝は14℃、日中は20℃。天気は良くなったものの西高東低の気圧配置で、朝から終日強風が吹いておりました。

本日は“みどりの日”で休日。今日から本格的なゴールデンウィークの始まりで、高速道路や鉄道、飛行機は軒並み大混雑だったようです。私自身は暦通りで明日も仕事ですから、日中は自宅で「守り」気味の休日を過ごしておりました。

それでも夕方からは外出。行きがけにMSEの臨時特急に遭遇。ゴールデンウィーク中に北千住~小田原間で運転される「メトロ新緑号」でした。

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昔のように特製ヘッドマークが付く訳では無くて、小さなLED表示のみですので、わざわざ写真を撮る価値は無いかも!?。

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今夜は乃木坂駅近くで会食。素朴なペルー料理専門店「ナスカ」は、いつの間にかタイとペルー料理のお店「ジャイタイ・ナスカ」に代わっていました。

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多国籍料理になった分、ペルーメニューが減ってしまい(とくにデザート)チョッと残念~。

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帰りはスーパーマーケットで食料品を調達してから黙々と歩いて帰宅。街中は心なしか人出が少なめでした。

今日から10連休の方も多いようですが、当院は今年もカレンダー通りに診療。明日4月30日土曜日、来週5月2日月曜日、5月6日金曜日、5月7日土曜日は通常通りです~。

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4月25日月曜日。晴れ。朝は14℃、日中は22℃。

先日“良い季節になって内科はヒマに・・・”なんて書いたばかりでしたが、舌の根も乾かぬうちに今日は午後からとんでもない混雑に。連休が近付いて急に“心配”になった方々が週明けに集中した様子。

数年前からずっと健診で高血圧や糖尿病を指摘されているのに、何も連休直前にいらっしゃらなくても・・・。“急いで健診結果が欲しい”とか、“紹介状が欲しい”とか、挙句に予約外なのに“待ち時間が長い”とか仰られても、連休前の時間は限られていて、この期に及んではどうしようもありません。どうかご無体なことを仰らないで下さいませ~。

さて既に1ヶ月以上も前のことになってしまいましたが、今日は先月3月21日の東北横断レポートの最終回を。

陸羽東線から陸羽西線に乗り継いで新庄から酒田へ。酒田には12時18分に着きました。駅近くで昼食を済ませたあと、街の中を歩いて酒田で最も有名(!?)な山居倉庫へ行ってみることに。駅から徒歩20分ほどで最上川に繋がる運河沿いに倉庫群が見えて来ました。

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山居倉庫は、米どころ庄内のシンボル的存在。元は明治26年に建てられた米の保管用倉庫だそうです。

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今では一部は酒田市観光物産館や庄内米歴史資料館として使われています。裏へ回ると、よくポスターで見かける光景が・・・。

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樹齢150年以上のケヤキが36本!。青葉や紅葉の季節が良さそうです。

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ひとしきり倉庫の周囲を散策した後、また駅へ向かって行軍。朝からずっと列車に乗ってばかりでしたからせいぜい歩かないとね~。

酒田の中心街と思しき商店街も、休日の昼下がりゆえか人影少なくチョッと寂しげでした。最近、地方都市には有りがちなシャッター通りを抜けて酒田駅には14時過ぎに着きましたが、まだ少々時間があるので隣接する城下町、鶴岡まで行ってみることに。

鶴岡までは14時26分に秋田発新潟行きの特急「いなほ10号」がありますが、正統派“鉄”を自負する私としては、ここはのんびり14時30分発の酒田始発新津行きの普通列車でのんびり行くことにします。

まずは特急「いなほ10号」の見送り。E653系は1997年(平成9年)から常磐線特急「フレッシュひたち」用に製造された車両ですが、2013年9月から順次「いなほ」に転用されて2014年7月に置き換えが完了しました。

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常磐線時代とは全く異なる日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたカラーリング。

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「いなほ10号」を見送ってから、14時30分発の普通列車新津行きに乗り込みました。車両はキハ40+キハ47+キハ47の新津所属の3連。いずれも昭和50年代製造の国鉄車両です。

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何と3両とも塗色はバラバラ。

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新潟寄りは国鉄急行色ですが、国鉄時代のキハ47形には存在しなかった“なんちゃって国鉄急行塗色”です。

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今や珍しくなった“サボ”も現役。

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車内はほぼ国鉄時代そのものでした。灰皿が撤去された痕跡もそのまま。休日の午後のせいか車内はガラガラでした。

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キハ40系は加速は鈍くて最高速度も低め。やっぱり前時代的な走りでした。汚れた窓ガラス越しの“米どころ庄内”の車窓は広々~。日射しがポカポカでふと記憶が飛びそうに・・・。いかんいかん。

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鶴岡には15時05分着。駅舎は平成26年にリニューアルされたばかり。

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鶴岡は庄内藩の城下町。鶴ヶ岡城址や鶴岡中心部は駅から少々離れていました。市役所近くには明治36年に完成した鶴岡カトリック教会天主堂。

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国指定の重要文化財だそうです。

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黒い聖母マリアはフランス・ノルマンディー州デリヴランド修道院からやって来たそうです。かつてアメリカ留学時代に出かけたプエルトリコの田舎町でも黒い聖母マリアを見かけましたが、はたして出自は一緒なのでしょうか。

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そこから今度は市役所の脇を通って庄内藩校だった「致道館」へ。入場無料♪♪。

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「致道館」は庄内藩酒井家9代忠徳(ただあり)が文化2年(1805年)に創設。文化13年(1816年)に現在地へ移され、明治6年(1873年)の廃校に至るまで多くの逸材を輩出したそうです。

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さらに鶴ヶ岡城址の鶴岡公園内の大宝館へ。ここは大正天皇の即位を記念して大正4年(1915年)に建てられた建物。中には鶴岡に縁のある偉人たちの資料が展示されていました。

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まだまだ見どころがありますが、このあたりで時間切れのため庄内空港へ向かうことに。庄内空港にはANA東京便が4便のみ。ANA400便17時55分発が最終便です。

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折り返しのボーイング767-300は、故郷でお彼岸を過ごした方や観光客でほぼ満席でした。地元入りしていた代議士とお見受けする方もチラホラ。

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黄昏の庄内空港を17時55分の定刻に出発。他に大型機は居りません。

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離陸後すぐに夕闇が迫って来ました。ほんのしばらく水平飛行したかと思ったら直ぐに着陸体勢に。19時00分に東京羽田着。

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結構遠くまで遠征したつもりでしたが、飛行機に乗ってしまえばアッと言う間に帰って来てしまいました~。(完)。

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4月22日金曜日。晴れのち曇り。朝は13℃、日中は23℃。発達した低気圧に伴う前線の通過で、未明まで吹き荒れた暴風雨は朝にはすっかり上がって青空が広がりました。“台風一過”ならぬ“低気圧一過”。!?

朝方、駅に向かう桜並木はすっかり若葉に変身~。

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頭上は若々しい緑に覆われました。

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さて、先日近所の書店で「国鉄蒸気機関車 156機関区全図鑑」(いのうえ・こーいち著、世界文化社、2016年4月25日初版発行)を見つけました。

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中身は表題通り、昭和42年10月を基準にかつて蒸気機関車が配置されていた稚内から鹿児島までの156機関区を網羅。こんなもの買う人がいるのかって?。・・・もちろんいます!。

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国鉄の蒸気機関車は、昭和51年(1976年)3月に北海道追分機関区の入換え用9600型の廃止をもって全廃されてから既に40年。

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今頃になってこんな本が発行されるなんて奇跡に近いです~!?。

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4月21日木曜日。曇りのち雨。 朝は15℃、日中は19℃。今日は折角の休診日でしたが、発達した低気圧に伴う前線の通過で天気は下り坂。午前中は二子玉川まで買物がてらランチに出かけましたが、雨の降り出した夕方からは自宅で静かにしておりました。

さて、鮮度がだいぶ落ちてしまいましたが、まだ3月21日の東北横断レポートの続きが完了していませんので、今日はその続きを。

鳴子温泉駅10:06発の陸羽東線普通列車で新庄駅に11:10着。到着ホームの隣は頭端式の新幹線ホームになっていて、山形新幹線車両が並んでいました。階段を使わずに新幹線を含む全ての乗り場間の行き来が出来るバリアフリー構造。

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後を振り返ると、新幹線と向かい合って線路幅の狭い在来線。右は奥羽本線の秋田行き、左は陸羽西線の酒田行きの普通列車です。

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左の酒田行きに乗り継ぎ。陸羽東線に引き続きキハ111形+112形200番代の2両編成です。

新庄発は11:15。新庄駅構内北側には古い機関庫がそのまま残っていました。

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これは1903年(明治36年)に開業した新庄駅と同時に竣工した機関庫。建物の前後の延長部分は木造ですが、中央部分はオランダ積みの赤レンガ造り。米沢、山形、舟形の各駅の機関庫は既に解体されてしまっているので、今や貴重な存在です。

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陸羽西線は新庄から羽越本線の余目までの43kmの路線。私としたことが今回が初乗りです~。

(下の路線図はJTB時刻表より)

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「奥の細道最上川ライン」の愛称が付けられていますが、意外に周辺は開けていて平坦な線形。列車は軽快に飛ばします。

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沿線はのどかな日本のローカル風景。升形、羽前前波と無人駅が続きます。

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トンネルを抜けて・・・。

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最上川支流の一級河川である鮭川を渡ると・・・。

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津谷駅。乗客の姿はありません。

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津谷駅を発車してしばらくすると・・・。

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最上川を渡ります。

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第一最上川橋梁です。

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次の古口駅は交換施設のある簡易委託駅でした。やっぱり誰もいません。

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そして高屋駅も・・・。

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清川、狩川と“川”の名前の駅が続き・・・。

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トンネルに鉄橋。車窓は飽きません。

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南野駅の次は陸羽西線の終点、羽越本線との接続駅である余目駅(あまるめ)。

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左手後方から複線電化路線の羽越本線が合流。

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ホーム3面5線を擁する幹線の分岐駅然とした余目駅に進入。

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ここが本来の陸羽西線の終点駅ですが、半数以上の列車がこの先の羽越本線酒田駅まで乗り入れています。

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羽越本線に乗り入れた途端に、陸羽東線、陸羽西線とは一線を画す高規格の線路になりました。一直線の複線電化の立派な軌道をキハ110系が疾走。

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第二最上川橋梁を渡ります。なぜ第一が陸羽西線にあって第二が羽越本線上にあるかって?。それは元は同じ線だったから。陸羽西線の方が羽越本線よりも歴史が古くて、かつては新庄~酒田間が一つの“酒田線”でした。

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定刻の12時18分に酒田駅に到着。ホームは2面4線。

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かつては40両以上の蒸気機関車が配置されていた日本海縦貫線の要衝。現駅舎は昭和35年に改築された3代目だそうです。

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折角ここまで来たので、酒田の街を駆け足で見ようと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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4月6日水曜日。晴れ。朝は8℃、日中は18℃まで上がって、春らしい一日になりました。

朝はお花見をしながら最寄り駅まで。散り始めたとは言え、まだまだ鑑賞に耐え得るレベルを保っています。

下の写真はソメイヨシノ。

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花と葉が同時に出るオオシマザクラは仄かな香りを放っています。

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ヤマブキも満開~。

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帰宅時には町田駅で21時00分発のLSE7000形の「さがみ86号」に遭遇。・・・それがどうしたって?。

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現在LSE「さがみ」は平日はこの86号のみ(土休日も早朝の66号1本のみ)なのです。貴重でしょ!?。

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4月4日月曜日4月5日火曜日も雨のち曇り。月曜日は日中20℃まで上がって“春の雨”だったのに、火曜日は一転して12℃までで“冬の雨”になりました。毎年桜が満開になると天気が悪くなるような気がします。

週明けのクリニックは悪天候のためかとっても平穏。月曜日の午前中は特に酷い雨だったので、そのせいかとも思いましたが、雨が上がった午後からも同様。年度末はあんなにバタバタしていたのに新年度になった途端に・・・。

インフルエンザの方は今だにポツリポツリ。月曜日にいらっしゃったA型インフルエンザの方は学校の先生。新学期の出鼻をくじかれて、ひとしきり発症のタイミングの悪さを嘆いて帰られましたが、こればかりは致し方ないこと。 本日いらしたB型インフルエンザの高校生はお母様からの感染。こちらは潔く(!?)諦めていました。

さて少々以前の話になってしまいましたが、トラムウェイから発売になった国鉄8620形蒸気機関車の1/80モデルを整備しました。

8620形蒸気機関車は日本で初めて本格的に量産された国産旅客用テンダー式蒸気機関車で、1914年から1929年の間に国内向けに672両(その他に樺太向け15両、台湾向け43両、地方鉄道向け2両)生産された大正時代の標準機。

下の写真は京都梅小路に動態保存されている8620形8630号機の姿。

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今回は4つのバージョンが発売されましたが、そのうちの原形キャブ、デフ付を購入。

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同社の前作蒸気機関車C12形と同じく、中国生産のプラスチック製です。取り出して眺めてみると、古典的スタイルの実車の雰囲気を良く捉えていて、安価な大量生産品であっても侮れません。例によって細かい部品の取り付けはユーザーに任されています。

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テンダー上の石炭もプラ成形済み。

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取り付け部品はそれほど多くはありませんが、老眼の私にとっては試練。

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でも予備部品が備わっているのでチョッと安心。

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ナンバープレートは3種のみで、選択肢は少なめです。

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大の門デフ(切り取り型除煙板の一型です)好きの私としては、この中からなら78627号機を選択する以外ありません。78627号機は新製配置から一貫して九州で活躍した門デフ機で、長らく豊後森機関区に在籍していましたが、最晩年の昭和46年に遠く青森の五能線管理所(弘前)に転属して2年弱活躍しました。残念ながらその際に門デフは僚機だった8630号機に移植されてしまいましたが・・・。

さて、この製品の大きな特徴は、煙突やヘッドライト、デフレクターの形を複数から選択出来ること。煙突を引き抜くと煙室扉が外せて、ヘッドライトも交換可能。

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煙突は原形の化粧煙突と、後年多くが改造されたパイプ煙突の2種。晩年の78627号機はパイプ煙突でしたので、そちらを選択することに。一般的には原形の化粧煙突の方が人気はあるでしょうね~。

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ヘッドライトは150W、250W、シールドビームの3種。やはり78627号機に合わせて250Wを選択しました。

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ヘッドライトを交換し、フロントデッキのつかみ棒、連結器解放テコ、エアホースを取り付けたところ。

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さらにテンダとボイラー周り用の梯子を取り付け。

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コンプレッサー排気管・消音器を取り付けて・・・。

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78627号機の門デフには、工場でクレーン引き上げの際に使用した小さな穴が前後に開いていますが、本製品では再現されていないのでドリルで穴開け。

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チョッと大き過ぎました。それに位置も気に入りませんが・・・。

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モデルスイモン製の“架線注意プレート”を取り付け。

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正面から改めて眺めて見ると、デフのステーが肉厚過ぎるのが気になりますが、そこはプラですから・・・。

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テンダーの石炭をはずすと、中には前灯、キャブ灯のオン・オフスイッチ。デジタルコントロールに対応出来るようにDCC用8ピンソケットも装着済みですが、当鉄道では無用の長物。

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まあ、いつもの様に附属パーツを取り付けただけで、工作らしい工作はしていませんが・・・。

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一応形は整いました。

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今年の運転会での活躍を期待したいところ。

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4月1日金曜日。晴れのち曇り。朝は10℃、日中は18℃。

4月最初の診療日。新年度のスタートは比較的平穏でした。インフルエンザや感染性胃腸炎の方はまだポツリポツリといらっしゃいます。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は入会相談委員として入会希望の先生と面談。終了後はクリニックに戻って事務仕事。ふぅ~。

さてチョッとネタが古くなって来ましたが3月20日日曜日(春分の日)の話。日本循環器学会の帰り道、仙台から鳴子温泉へまわって1泊。翌日の振替休日3月21日月曜日の鳴子の朝は、晴れて気温は-2℃まで下がっていました。

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朝風呂に浸かってから宿をゆっくり出立。いつも朝早くから動くのに珍しいって?。・・・7時24分発の次は10時04分発まで列車が無いから仕方がないのです。

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あれっ、下りの新庄行き!?。・・・そう、少しだけ遠回りをしてから帰ります。

10時04分発の下り新庄行きもキハ110形2連でした。

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陸羽東線の車両は臨時快速「みのり」のキハ48系気動車以外は出会った限りはキハ110形に統一されているようでした。

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新庄行きは3番線から発車。鳴子を発車するとずっと上り勾配が続きますが、キハ110形は難なく軽快に登って行きます。紅葉で有名な鳴子峡は、列車内からはトンネルの狭間でチラッと片鱗が窺えるだけ。

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隣の中山平温泉駅の構内には、かつてここで活躍していたC58形蒸気機関車の姿がありました。

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荒廃が進んでいてホーム側からはナンバーが判然としませんが、C58形356号機のはず。宮古、盛岡、八戸と移動して、末期の1972年6月26日に小牛田へやって来て1973年6月16日付けで廃車になったカマ。

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陸羽東線の蒸気機関車に関して忘れられないのは、蒸気機関車の終焉時に起こった列車迂回の顛末。昭和48年4月11日22時40分に奥羽本線が土砂崩れで不通となったため、同夜の夜行列車は急遽北上線と陸羽東線を迂回することになり、上り寝台特急「あけぼの」と下り急行「おが2号」が陸羽東線回りとなりました。当然両列車ともC58形が牽引することに。当時は蒸気機関車の最末期で、特急や急行などの優等列車を牽引することは正に奇跡でした。更にその後に大規模な土砂崩れが続いて起こったため長期にわたって奥羽本線が不通に。連日ディーゼル特急「つばさ1、2号」と客車急行「津軽1、2号」が陸羽東線を迂回することになったのです。4月25日にはC58形が全廃されてディーゼル機関車DE10形に置き換えられたため、終焉の奇跡は2週間で幕を閉じましたが、劇的な最期でした。

その時のレポートは眞船直樹氏によって鉄道ファン1973年11月号、鉄道ジャーナル1973年12月号に発表され、さらに2002年7月発行の別冊歴史読本「再現鉄道大追跡」(新人物往来社)に再掲されました。

下の写真は別冊歴史読本「再現鉄道大追跡」(新人物往来社)より。

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私自身は当時は中学2年の1学期が始まったばかり。テレビニュースで迂回を知ったものの、遠征など出来るはずもなく涙をのんだのでした。

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さて現代に戻ると、今や定期の優等列車は消滅し、貨物列車すら無くなってしまった陸羽東線ですが、沿線風景は(おそらく)大きく当時と変わっていない様子。休日の午前中のためか、乗客は地元の方は少なくて、遠来の“乗り鉄”の方が多いかも。

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中山平温泉を出てサミットを越え、宮城県から山形県に入ると堺田。あとは山間の下り坂を赤倉温泉、立小路、最上と進み・・・。

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最上の駅では列車交換。

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最上を越えると、意外に広い盆地を軽快に飛ばします。

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大堀あたりでは、一時雪が降り始めました。

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五月雨ではなく雪解け水ですが、やっぱり“あつめて早し最上川~”。

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新庄が近付くと、雪がたくさん残っていて畑は真っ白。

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奥羽本線(山形新幹線)が左後方から合流して来てしばらく並走。線路幅が左右で異なっているのがお判りでしょうか。

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新幹線ホームを右へ迂回して狭軌の在来ホームに到着。

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高架では無くて普通の地平のホームに新幹線が並んでいるのも不思議な感じ!?。

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ここから新幹線で帰るのかって!?。いえ、もうチョッとだけ乗ってから帰ります。

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3月27日日曜日。曇りのち晴れ。朝は7℃、日中は15℃。

今日は早朝に起床。相棒と待ち合わせて新宿へ。新宿7時00分ちょうど発の「スーパーあずさ1号」に乗車しました。

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どこへ行くかって?。いえいえ今回はこのE351系電車の“走り”を堪能することが目的。

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E351系は1993年(平成5年)12月23日に営業運転を開始。曲線区間でのスピードアップを可能とするために、JR東日本としては初めての制御付き自然振子装置を採用して、厳しい山岳路線である中央東線で最高速度130km/h、表定速度90km/h以上の俊足を誇って来ました。現在松本車両センター所属の12両×5本が活躍中ですが、既に後継のE353系が昨夏に登場して各種試験中。先が見えて来ました。今のうちに乗っておかないとね~。

新宿を出ると、日曜日の早朝で通勤電車があまりいないためか想像以上に俊足。高尾を越えるといよいよ振子装置の本領発揮。下は鳥沢駅の先に架かる新桂川橋梁の上から見た光景。

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大月では富士急行に譲渡された元小田急ロマンスカーRSEの変わり果てた姿が・・・。

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笹子トンネルを越えて甲府盆地に入ると、青空が広がりました。

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小淵沢を過ぎると八ヶ岳の姿がくっきり。

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チラッと旧線の鉄橋が見降ろせました。

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上諏訪では一部単線区間が残存するため、列車交換のために少々停車。車両は既に115系の姿は無く、代わって東海道線から入線した211系が席巻していました。

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岡谷からはみどり湖から塩尻へ抜ける短絡線を軽快に通過。松本には定刻の9時39分に到着しました。

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さて所期の目的はこれで達成しましたが、このまま逆経路を辿って帰るのも芸が無いので、長野発名古屋行きの特急「ワイドビューしなの6号」に乗って名古屋へ出ることに。松本発は9時51分なので松本の滞在時間は僅か12分。

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「ワイドビューしなの」の車両はJR東海所有の383系。1994年(平成6年)に試作車が登場し1996年(平成8年)6月から本格運用が開始された車両で、こちらもやはり制御付き振子式電車。「スーパーあずさ」と「ワイドビューしなの」の乗り比べ~。

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“ワイドビュー”の名称は1号車側の前面展望のことですが、残念ながら名古屋へ向かう場合は最後尾になります。E351系に比べると、車内設備や乗り心地はこちらの方が良いかも!?。

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中央西線には単線区間がたくさんあって、ポイント通過毎に減速を強いられるので表定速度は80km代半ば。速度面では「スーパーあずさ」に軍配が上がります。

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車窓は島崎藤村「夜明け前」にあるように正しく「木曽路はすべて山の中である」って感じです。

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塩尻を出ると木曽福島に停車。構内にはかつて木曽福島機関区に所属していたD51形蒸気機関車775号機の姿がありました。

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次の中津川を過ぎ、多治見を出る頃には、山間部を抜けて見慣れた都会の風景に。

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千種の次は終点名古屋。12時01分に到着しました。遠回りをして来た割には早く着きました。

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名古屋駅では関東圏の東海道線では既に見られなくなった211系が健在でした。

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まだ時間があったので、夕方まで名古屋に残る2件の鉄道模型店をはしご。最近は全国的にこの手の模型店が姿を消しつつありますが、時々関東圏には無い“お宝”に巡り合うことも。でも今回は残念ながら・・・。

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名古屋発16時12分の「のぞみ132号」で新横浜まで帰って来ました。

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今日は朝から日帰りとは思えぬほど電車に乗れて満足?。いえいえ、これしきでは!?。

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3月25日金曜日3月26日土曜日は晴れたり曇ったり。日中は11~12℃止まりで花冷えの週末になりました。

ここのところクリニックは混雑気味。まだ一日に数人はインフルエンザの方がいらっしゃいます。長引く咳の方も多め。

寒さのせいか、開きかかった桜の花は足踏み状態が続いています。

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金曜日の診療終了後は大和市地域医療センターで大和市医師会内科医会の役員会。土曜日は診療が長引いて終了は2時半頃(因みに受付は1時半までです~)。遅めの昼食後に年度内に片付けておきたい雑用をこなせば、アッと言う間に外は暗くなっていました。

さて本日3月26日土曜日はJRダイヤ改正(小田急もです)。

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ついに北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)が本日開業!(下は朝日新聞の夕刊一面)。最速で東京から4時間2分。

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これで新幹線で函館から鹿児島まで行けることに!(下はRail Magazine5月号)。

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どーでもいいことですが、私が最初に北海道へ旅立ったのは今から43年前の昭和48年(1973年)の同じ3月26日のことでした。生意気なことに中学1年生の分際で学校の友人と2人で遠征したのでした。

19時10分上野発の臨時急行「八甲田51号」の3号車スハネ16の12番中段(当時の寝台車は3段式でした)で、翌朝6時47分青森着。そのまま青森発7時30分の青函連絡船5便(十和田丸でした)に乗り継いで函館に11時20分着。実に所要16時間10分。それが今日からは1/4の時間で函館に到達出来ます。

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その後、幾度となく青函連絡船を利用して北海道に渡りましたが、昭和63年には青函トンネルが開通。そしてついに新幹線とは・・・。

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隔世の感を禁じ得ません(年寄りくさくて申し訳ありません~)。

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3月24日木曜日。雨のち曇り。朝は5℃、日中は8℃止まり。折角の休診日はまたまた“寒の戻り”で真冬のように寒い一日になりました。今日は所用で朝から外出しておりましたが、各所で見かけた桜はこの寒さで足踏み状態のようでした。

さて日曜日の続き。仙台で開催された日本循環器学会に参加しての帰り。夕方、仙台駅へ戻ると駅構内は異様な混雑ぶりでした。

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仙台の駅ビル“エスパル仙台”の新館が3月18日にオープンしたばかり。この混雑はオープンして最初の日曜日だったからのようです。

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帰りは盛岡行の「やまびこ」に乗車。えっ、東京行きじゃないのかって!?。明日は振替休日ですから~。

ひと駅12分だけ新幹線に乗って古川駅で下車。そこから13分の接続で陸羽東線の鳴子温泉行きに乗り換えました。車両はキハ110形2連。「奥の細道」と表記された陸羽東線・陸羽西線用の専用車両。

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たった2両編成なのに車内は空いていました。約50分ほどで鳴子温泉駅に到着。開業100周年だそうです。

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かつてはC58形蒸気機関車が活躍する線区でしたが、その時代の駅名は“鳴子”でした。

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近隣の駅名も“川渡”は“川渡温泉”に、“東鳴子”は“鳴子御殿湯”に、“中山平”は“中山平温泉”に。何だかかつてとは違う線になったみたい。ちなみに新幹線との接続駅“古川”もかつては“陸前古川”という陸羽東線の途中駅に過ぎませんでした。

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鳴子温泉駅は駅舎は立派でしたが、東の横綱と言われる名湯のはずなのに、降り立った駅前は閑散としていて寂しい限り。駅前に迎えに来て下さっていた旅館のマイクロバスに乗り込んだのはわれわれのみでした。

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駅の南側斜面に温泉宿が街が林立していてその1軒に投宿。宿に着くと館内にはお客さんがたくさん。皆さんJRではなくて車やバスでいらしているのですね~。下は鳴子夕景。

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温泉は噂に違わぬ名湯でした。館内には至る所に「鳴子のこけし」が。全て顔が違います。

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翌朝はいつものように早朝覚醒。朝5時から温泉に浸かり・・・。

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温泉街を散歩。温泉街は廃屋や店じまいした店舗が目立って、かつての活気は無くなっているようでした。やはり時代の流れでしょうか。街中にもあちらこちらに「こけし」たちの姿。

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右下は鳴子郵便局のこけしポスト!。

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鳴子温泉駅から列車に乗りますが・・・。

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もう少しだけ遠回りして帰る予定!?。続きはまた後日~。

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3月22日火曜日3月23日水曜日は晴れベースの天気。日中は15~18℃まで上がってやっぱり花粉は大量飛散。

3連休明けのクリニックはそれなりに混雑しましたが、両日ともに午前中は意外に平穏でした。水曜日の昼は当医療ビル6件7科のミーティング。夜は紹介状や書類書きなどの夜なべ仕事。年度末が近付くと何故か忙しいのはどの業種も一緒!?。

さて先日の日曜日、日本循環器学会で仙台に行っておりましたが、学会場のひとつ仙台市民会館に隣接する西公園に蒸気機関車の姿を見つけました。周辺は整備工事中の真っ只中で容易に近付けない状態。

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どうやら「SL広場」として整備中の様。工期は平成28年の3月31日までとなっていますが、どう見てもそれまでに完成しそうな感じではありません。

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前側に回って金網の隙間から覗き見ると、東北本線でかつて活躍していたC60形蒸気機関車の1号機の姿。かつては雨曝しで錆びて荒廃した姿を晒していましたが、2014年から実施された整備で美しい姿を取り戻していました。

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C60形蒸気機関車は、東海道本線や山陽本線などの幹線で使われたC59形蒸気機関車を改造した機関車。C59形は特甲線用のために軸重が大き過ぎて他路線に転用出来なかったため、従台車を1軸から2軸に変更して軸重を軽減したのでした。47両が改造されましたが、保存機はこの1号機が唯一。

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大きなキャブ(運転台)、美しいドーム形状など、戦前の大型旅客用蒸気機関車のひとつの完成形とも言える姿。汽笛やバルブへの黄土色っぽい色入れが残念。

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巨大な直線箱型のテンダー(炭水車)は戦前型C59形の特徴です。

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説明板は昭和44年5月に設置されたオリジナルの様です。昭和43年10月の東北本線全線電化により廃車となって仙台市に譲渡されたと書いてありました。

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ナンバープレートはもちろん、製造銘板などの細かいプレート類も再現されています。昭和17年日立製で昭和28年に国鉄浜松工場でC59形27号機から改造されたことが読み取れます。

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残念ながら現在は周辺に置いてある資材や車両が邪魔で、C60形の特徴である2軸従台車はどの角度からも観察出来ませんでした。

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上屋も設置されて当分は安泰のようなので・・・。

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周辺の整備が完了した頃、近くから眺められるようになったらまた見に来ます~。

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3月6日日曜日。曇り。朝は8℃、日中は17℃。天気はスッキリしないものの暖かい休日になりました。今日は朝から外出。大手町でランチを済ませたあと、都営三田線で巣鴨まで行ってみることに。実は今まで巣鴨に降り立ったことがありませんでした。

有名な“とげぬき地蔵尊”へ続く巣鴨地蔵通商店街は歩行者天国になっていました。洋品店や食料品店、雑貨屋さん、金物屋さん、靴屋さん、帽子屋さん、喫茶店・・・。懐かしいような商店街が連なっています。

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いわゆる“とげぬき地蔵尊”は正式には曹洞宗萬頂山高岩寺。本堂は意外に新しい建物でした。元は1596年に湯島に開かれ、明治24年にここへ移動して来たそうです。

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左下の写真はイメージキャラクター“すがもん”。

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さらに進むと巣鴨庚申塚。

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江戸時代は中山道の立場として栄えていたそうです。猿田彦大神を合祀しているからか、両脇に狛犬ならぬ狛“猿”(!?)。

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すぐ近くには都電荒川線の庚申塚駅。折角なので乗車することに。

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運賃は170円。乗車率は高くて車内は結構混雑していました。

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飛鳥山、王子駅前、荒川車庫前を通って町谷駅前まで乗車。

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本当は終点の三ノ輪橋まで行ってみたいところでしたが時間切れに。

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町谷駅から東京メトロ千代田線に乗って帰って来ました。

遠い場所ばかりでなく近くても知らない場所がまだまだたくさん。せっせと見て廻らないとね~。

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2月の終盤、25日木曜日から28日日曜日までは連日晴れベースの天気でした。この時期らしく、朝は0~3℃で寒かったものの、日中は週末になるにつれて気温が上昇。2月最後の日曜日の今日は14℃まで上がりました。春遠からじ~。

週末のクリニックは、インフルエンザのピークが過ぎ去って1週間前とは比べ物にならないくらい落ち着きを取り戻しました。 一体あの喧騒は何だったのでしょう。その代わり(?)花粉症の症状が出た方が多くなりました。

週末は溜まってしまった事務仕事を淡々とこなしていつの間にか終わっていました。

さて、現在本屋さんに並んでいる鉄道関連の本や雑誌は、この3月26日に開業を控えた北海道新幹線関連がたくさん。その中で急行列車に関連したものがいくつか。

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これは以前にも触れたように、北海道新幹線開業に合わせて青森と札幌を結ぶ最後の定期夜行急行列車「はまなす」が廃止されるため。

下の写真は札幌駅に進入する「はまなす」(2013年10月14日撮影)。

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1882年(明治15年)3月のダイヤ改正で急行列車が登場して以来、脈々と122年続いて来た最後の急行列車が「はまなす」。単に1列車の廃止とは重みが異なります。

下は「さよなら急行列車」(JTBパブリッシング、2016年2月1日初版発行)。

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かつては日本全国縦横無尽に走り回っていた急行列車。学割の周遊券でも急行の自由席には乗れたので、学生時代にはずいぶんとお世話になりました。本書には急行列車の黎明期から全盛期、そして今日の衰退期までが端的にまとめられています。

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下の写真は20系客車に置き換え直前の夜行急行「銀河」(東海道線根府川、1975年3月)。

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同じ日に撮った153系急行型電車。

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この頃はまだ全盛期の余韻がありましたが、既に急行型車両の増備は終わり、次々に特急列車への置き換えが始まっていた頃でした。

最後の急行列車「はまなす」は、3月21日夜の青森発札幌行きが最終列車となります~(涙)。

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2月19日金曜日は晴れて日中は17℃まで上がりましたが、2月20日土曜日は前線の通過で天気は急降下。昼前から降り始めた雨は夕方には豪雨になりました。

週末のクリニックはほどほどの混雑。インフルエンザはどうやらピークを越えた模様ですが、金曜日の朝に校医をしている小学校から電話があって5年生の1クラスを学級閉鎖に。

土曜日は診療終了後に雨の中をみなとみらいへ。大和から乗り合わせた相鉄は新7000系。

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車体の鋲の凹凸が目立つので一見古そうに見えますが、1986年から1989年に製造された車両。

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みなとみらいは悪天候のためか、いつもの週末より人出は少なめでした。

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おやっ、大観覧車「コスモクロック21」の“クロック”が消えてる!?。・・・2015年12月7日から2016年3月末までリニューアル工事中だそうです。リニューアルによってフルカラーLED化されるそうで、どんな風に生まれ変わるかチョッと楽しみ。

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さて今夜は便秘薬関連の講演会に出席。あれっ、専門外でしょって?。いえいえ循環器の外来でも便秘の患者さんはたくさんいらっしゃいますので。3年前に実に32年振りに便秘薬の新薬が出たのですが、発売3周年の講演会でした。こんな機会を大切にしないと便秘の勉強をするチャンスなんて滅多にありませんからね~。

会場を出たのは9時過ぎでしたが、相変わらずの激しい雨でした。

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2月14日日曜日。雨のち晴れ。朝から何と17℃、日中は22℃。昨夜から本日午前中にかけては、前線を伴った低気圧が通過したため大荒れの天気になりました。気象庁は本日午前「春一番」が吹いたと発表。

雨が止んで風が弱まった夕方から買物に出ましたが、午前中の悪天候で出控えていた方々が一斉に出て来たのか、街中は普段よりも混雑していました。軽めのジャケットを羽織って出たのに、汗だくになりました。

さて、先日手に入れてから長らく放置したままになっていた天賞堂の「急行ニセコ」旧型客車7両セットを取り出してみました。

急行ニセコは函館本線の函館~札幌間を結んでいた急行列車。昭和46年まで日本最大の蒸気機関車C62型が牽引。特に長万部~小樽間はC62が重連で牽引していたため、SLブームの最中に全国にその名を轟かせていました。廃止から40年以上経った現在でも語り草になっています。

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C62型蒸気機関車の模型は今まで随分製品化されて来たのに、機関車に続く客車は今まで製品に恵まれませんでした。真鍮で自作して編成通り連ねると、重くなり過ぎて牽けない・・・なんてことも。そこへ待望の軽量なプラスチック製の製品が発売されたのでした。やはり中国製の量産品です。

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7両セットの内訳は、スハフ44+スロ62+スハ45×4+スハフ44。驚くべきことに特定ナンバーです。ナンバーや検査標記、所属標記、愛称板や急行札、号車札に至るまで、全て印刷済み!。

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至れり尽くせりで、購入後ほとんど何もすることが有りません。老眼のズボラなユーザー(誰のこと!?)には助かります~。

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スハ43系以前の旧型客車の屋根は、キャンバス(帆船の帆として使われてた厚地の布)にアスファルトを塗ってコールタールで貼っていましたが、良く見るとその継ぎ目のスジの表現まで!。

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北海道の客車の特徴だった歯車式車軸発電機もしっかり装着。

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オプションの作業として、行先表示のサインボード(別売り)のシールを貼ります。

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「札幌行」と「函館行」がそれぞれ20枚ずつ。どちらにするか迷いましたが、郵便車や荷物車が付いてよりバリエーションがあって編成の長かった103列車下りニセコ3号を再現することにして「札幌行」を選択。

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サボが付くだけでリアリティが増しますね~。

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さらに室内灯を取り付け。ボディーをパコッと外して・・・

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LEDが配列された基盤を天井にネジ止めするだけ~。

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白熱球を配線して取り付けていたのは遠い昔の話です。

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あとは手を入れ出せばキリが無いのでしょうが、最低限の作業はこれでおしまい。

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通電してみると・・・。

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う~ん、いい感じです~。

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私自身は最初の渡道の折、1973年4月2日に札幌発10時10分発のニセコ1号に乗車しています。函館に16時10分着でしたが、既に牽引機はDD51型ディーゼル機関車に替わっていました。あと1年半早ければC62牽引だったのにね~。

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1月27日水曜日。晴れ。朝は-2℃、日中は12℃。今週前半は全国的に記録的な寒波。凍結による水道管の破裂が相次いで、九州を中心に大規模な断水をきたして大変なことに。大和は連日晴天続きでしたが、寒さは厳しくて月曜日、火曜日は朝は-4~-5℃、日中は7~9℃止まり。本日水曜日になって久しぶりに日中12℃まで上がりました。

今週のクリニックは寒さの割には比較的平穏な日々が続いていましたが、確実にインフルエンザの方が増えて来ました。ほとんどA型の方ですが、時折ポツンとB型の方も。感染性胃腸炎は下火になっています。

さて先日の日曜日、だいぶ前に購入したままになっていたED60直流型電気機関車の鉄道模型を取り出してみました。マイクロエース製の中国生産のプラスチックモデルです。外箱にはED60-2・青色・ワイパー交換車・大糸線と書かれているように、特定番号機で時代や線区も限定されているモデル。対象年齢は14歳以上とあって小さい子ども向けのオモチャではないことが判ります!?。

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ナンバーは「ED60 2」がメーカーサイドで印刷済み。

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検査標記や所属標記、製造銘板も取り付けられていて、ユーザーサイドですべきことは何も有りません。

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台車の質感やジャンパ栓、パンタグラフなどはチョッと残念ですが、ブラス製の高級モデルと比較してはいけません。価格を考えれば十分及第点!。

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プラではどうしても太くなってしまう手摺りも金属製にして見栄え良く仕上がっています。

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マイクロエースの製品を手に取るのは実は今回が初めて。前身はプラモデルメーカー“有井製作所”だそうですが、1980年に倒産してしまった知る人ぞ知る鉄道模型メーカー“しなのマイクロ”のDNAを引き継ぐ会社。今後にも期待出来そうです。

ちなみに実車のED60形電気機関車は1958年から1960年にかけて製造された「直流新型電気機関車」の最初の形式ですが、僅か8両しか製造されませんでした。晩年は阪和線と大糸線で使用されましたが、この2号機は大糸線用に松本運転所北松本支所に配置されていた3両のうちの1両。

下は大糸線の信濃大町駅で私が出会った時のED60 2号機の写真(1979年4月29日撮影)。

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ついでにこの時に乗って行った旧型国電の写真もお目にかけます。塗色こそ当時の京浜東北線と同じスカイブルーでしたが・・・。

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この時は大糸線に乗りに行った訳ではなく、沿線のヒメギフチョウに逢いに出かけたついでに撮った写真です。

その後、別荘地開発で沿線のヒメギフチョウは絶滅。そしてED60も旧型国電も黒い貨物列車も国鉄も消滅~(涙)。

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1月17日日曜日。曇りのち雨。朝は1℃、日中は8℃。折角の日曜日はスッキリしない下り坂の天気。明朝にかけて雪になる予報も。

今日は終日自宅に籠って終日雑用。全く電車に乗らない日は久しぶりかも!?。少々運動不足です~。

さてカシオペア乗車から1週間が経とうとしていますので、今日はそのレポートの最終回を。

前夜は盛岡発車を見届けてから消灯しましたが、一晩中うつらうつらするだけで熟睡は出来ず。青森駅では時間調整のために長時間の運転停車。ここで進行方向が変わりました。牽引機は青函区間専用のED79型交流機関車に交代したはずですが、乗客の中で直接確認出来るのは1号車のスイート1番A個室展望室のお二人のみのはず。後で確認したところ、この日の牽引機は14号機だったそうです。

朝は5時代には起床。ちょうど青函トンネル内を走っているところでした。6時前には3号車の食堂車へ。前回乗車の際に少々出遅れて朝食が2巡目になってしまったので、今回は気合いを入れて早めに並びました。営業は7時からですが既に並んでいる先客の方がおられました。

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食堂車の廊下で少しずつ明るくなる津軽海峡を眺めていればそれほど待ち時間は苦痛ではありません。沖合に函館山が見える頃には雲行きが怪しくなって来ました。朝6時35分に函館着。

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函館で再度機関車交換。またまた進行方向が変わって6時49分に函館発。ほどなく食堂車の営業が始まりました。朝のメニューは洋朝食と和朝食の2種。今回は洋朝食を選択しました。

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内容はビジネスホテルの朝食や喫茶店のモーニングセットとさほど変わりませんが、走る列車からの車窓が最大のご馳走です~。

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外は雪と氷の世界。残念ながら駒ケ岳も山頂は雲に隠れていました。

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いかめしで有名な森駅を過ぎると、しばらくは噴火湾沿いを走ります。時折コンテナ貨物とすれ違いますが、それ以外はレールを刻む音だけ。朝食後はその足で昨夜も訪れた12号車の展望ラウンジへ。

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先頭では函館でバトンタッチした最終牽引機、DD51型ディーゼル機関車の重連がエンジンを唸らせながら奮闘していました。前位の機関車は見えませんでしたが、客車側は1100号機。

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車窓には冬場でも穏やかな噴火湾が広がっていました。

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森、八雲、長万部・・・。道内に入ってからは小まめに停車しますが降りる方はごく僅か。

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吹雪の海岸沿いを疾走。

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洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別と進むうちに次第に天気が回復して来ました。

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洞爺を過ぎる頃には雲の切れ間から青空も。

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自室に戻ってのんびりと車窓を眺めていれば、贅沢な時間は瞬く間に過ぎてしまい、苫小牧、南千歳の次は早くも終点札幌。札幌には先行列車の遅れのため約5分遅れの11時20分頃到着しました。ホームに降りたった途端、関東では体験出来ない厳しい寒気に包まれました。気温は-5℃!。

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凍てつくホームを先頭の機関車へ。前位は1093号機でした。ホームギリギリに停車するために機関車の鼻先しか撮れません~。

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両機とも昭和50年製。この「カシオペア」と青森と札幌を結ぶ夜行急行「はまなす」が来たる3月に廃止されてしまうと失職してしまうはず。

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乗客を降ろすと、10分程でそそくさと基地に引き上げ。

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基地では今夕16時12分発の上り「カシオペア」として折り返すために慌しく点検整備されることでしょう。

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さてこちらもゆったりしている時間はありません。改札を出て駅構内でそそくさと昼食を摂り・・・。

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12時55分発のエアポートライナーで新千歳空港へ。札幌滞在はわずかに約1時間半!。

折角なので新千歳空港内の雪印パーラーでパフェだけ頂いてから飛行機に搭乗。

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こうして私自身、昭和48年3月の急行「八甲田51号」から40年以上にもわたって脈々と続いた寝台客車の旅は終止符を打ったのでした~(涙)。

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1月12日火曜日は東京都内と横浜で未明に初雪を記録、翌1月13日水曜日は朝-2℃まで下がってこの冬一番の冷え込みに。北海道から帰って来てから一気に寒さが厳しくなりました。

連休明けのクリニックは意外に平穏でしたが、火曜日も水曜日も夕方になってから結構混雑するパターン。かぜ症状の方や感染性胃腸炎の方は多めでしたが、インフルエンザの方は火曜日にいらしたA型の方がお一人のみ。今年は今までに無くインフルエンザが流行しないヘンな年です。火曜日は診療終了後に大和市地域医療センターへ。新年最初の大和市医師会理事会でした。年始でも議事・報告事項はたくさん。

さて今日は10日~11日の「カシオペア」乗車レポート第2段を。

私どもの部屋は7号車スロネE27-202の23号室。

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残念ながらスイートでもデラックスでもなく、編成中で最も数の多いカシオペアツインの2階室です。狭い通路から階段を上がって自室へ。

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チョッと興奮していて個室内に入るや否や荷物を広げてしまい、チャンとした部屋の写真を撮り忘れたので1年前の上り列車乗車時のものを下に再掲(今回の23号室は写真の部屋とは対称構造になっています)。

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部屋の中を点検しているうちに早くも発車時刻。大勢の観衆に見守られる中、定刻16時20分に軽い衝撃とともにゆっくりと発車しました。

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密着連結器や固定連結器の電車とは異なり、自動連結器の貨物列車や客車列車には連結器に“遊び”があるため、発車時や停車時に衝撃が生じますが、その度合いは多分に機関士の“腕”にかかっています。上野発車時はチョッと大きめだったかも!?。

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夕闇迫る都会をゆっくりと走りながら、今後の長い道中の案内放送やウエルカムドリンクの提供、キップの検札など、発車時の一連の行事が終わる頃には外は真っ暗に。

宇都宮を17時48分に発車して間もない頃、早くも夕食が部屋に届きました。今回は残念ながら食堂車の予約が取れなかったためルームサービスの「カシオペアスペシャル弁当」です。

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カシオペアのロゴ入りの風呂敷に包まれた3段弁当は北海道の食材がたくさん。因みに北海道の形をした黒っぽい物体は昆布でした。

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食事が終わる頃に、タイミング良く車内販売の方がやって来ました。個室なのに何で車内販売が来たのが判るかと言うと、部屋のコントロールパネルの左下の“お知らせ灯”がアラームとともに点灯するから。もちろん敬意を表してカシオペアグッズと食後のアイスクリーム(!?)を購入。

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19時52分の福島発車を見届けてから、12号車のラウンジカーの様子を偵察に。

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ラウンジ内は“マニア”で混雑しているかと思えば、意外に“普通”の方ばかり。座席にも余裕がありました。

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廃止された「北斗星」と違って「カシオペア」は個室ばかりなので、皆さん自室で寛いでいらっしゃるのかも知りません。右下の写真は友人が撮って下さったもの。

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残念ながら下り列車の場合は、上野駅で発車前に撮った右下の写真の如く機関車と睨めっこ状態ですから、進行方向が変わる青森~函館間を除いて車端部の展望窓からは機関車の後姿しか見えません。でもこれが堪らないんですよね~。

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牽引機のEF510型電気機関車514号機が奮闘する姿が手に取る様。

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仙台を20時59分に発車する頃には、皆さん自室に戻られてラウンジ内は閑散。

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われわれも自室に戻って、時折通過する小駅の灯りとモニター画面に映し出される衛星マップを対比しながら、非日常の時間を楽しむことに。

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仙台、一ノ関、盛岡と停車すると、次の客扱いのある停車駅は函館。ただし途中の青森で長時間の運転停車があります。明朝に備えてそろそろベッドメイキング。

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明日は早起きの予定なので、盛岡発車を見届けてから消灯。

長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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1月10日日曜日。晴れ。朝は1℃、日中は12℃。朝から快晴の休日になりました。

今日は上野駅地上ホーム13番線で友人と午後3時に待ち合わせ。ついに3月に廃止される「カシオペア」に乗車する日がやって来ました!。ちょうど1ヶ月前のチケット発売日12月10日は木曜日の休診日。朝からみどりの窓口に並んで発売の10時の時報と同時にキーを叩いて頂き、幻のチケットが取れたのでした。

大勢が待ち構える中、予定通り15時35分に推進運転で入線して来ました。上野駅の地上ホームは行き止まりの頭端式ホームなので、こうして安全誘導員(その世界ではラッパ屋さんと言います)を乗せて客車を先頭、機関車を最後尾にして入線して来るのです。

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発車時刻は16時20分なので、停車時間にはだいぶ余裕があります。

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最後尾(入線時は先頭ですが・・・)の1号車と2号車にはスイートルームが4室ずつ。中でも最後尾の展望スイートは1室しか無い超プラチナチケット。推進運転時には誘導員が乗って来ますが、定位置に停まった途端にカーテンが閉められて中は窺い知れません。

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3号車の食堂車では食材を搬入中。

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まずは先頭の機関車を見に向かいます。機関車の後ろの12号車は電源車。発電エンジンが大音響で鳴り響き排煙がモウモウ。

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前端は展望ラウンジになっています。

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札幌行きの下り列車に関しては、深夜から未明の青森~函館間以外は機関車の次位になってしまうので、ほとんどの区間は機関車の顔が見えるだけ。

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そして本日の牽引機のトップバッターはEF510型電気機関車の514号機でした。

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既に廃止されてしまったブルートレイン「北斗星」に合わせた塗色。ブルーをベースに流れ星をあしらったデザイン、いわゆる“青ガマ”です。北斗星が廃止になって余剰になった仲間の大半はこの流れ星マークを剥がされてJR貨物に売られてしまいました。

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本来は「カシオペア」客車に合わせたシルバーがベースの509号機、510号機(いわゆる“銀ガマ”)の方がシックリ来るところですが、青ガマも銀ガマも共通運用になっています。今は青ガマが牽引する機会の方が少ないので、これも貴重な機会かと・・・。

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車体は良く手入れされていてピカピカです。

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昨年の1月に上りの「カシオペア」には乗りましたが、下り「カシオペア」は今回が初めて。まず間違い無く私にとってはこれが乗車のラストチャンスになってしまうことでしょう。しっかり乗り収めをして来たいと思います。

長くなって来たので続きは後日に~。

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1月7日木曜日。晴れ時々曇り。朝は4℃、日中は13℃。

今日は休診日。日中は買物に二子玉川まで。午後からは年末に整理をして収納スペースの関係で処分しなければならなくなった本を抱えて神田神保町の古書店街まで。神保町にはそれぞれジャンルごとに専門の古書店が有りますので、チョッと愛着のある本たちを正当に評価して頂いて価値の判る方々のところへ渡ればと願ってここまでやって来ました。もちろん全国チェーンの古書店よりは高く評価をして下さいますが、金額的には幾らにもなりませんので電車賃とそこでまた買物をすれば足が出ます~。

帰りは表参道に寄り道。正月で国旗と提灯が飾られていました。

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そう言えばここは“参道”でしたっけね~。

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帰り道、半蔵門線の神保町駅と表参道駅のホーム端に赤白の注意喚起シートが設置されているのに気付きました。スマホを見ながらでもこれなら気付きそう。

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既に平成26年から日比谷線の銀座、東西線の門前仲町と木場には設置されていたそうですが、他路線にも広げて頂くと良いですね~。

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今日は七草。一応風習に倣って私めも七草を頂きました。

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1月5日火曜日は晴れ、1月6日水曜日は曇りでしたが、両日とも朝は4℃、日中は11~13℃まで上がり、比較的暖かい仕事始めになりました。

当院は5日火曜日から平常通り診療開始。昨年は年末年始とインフルエンザのピークが重なったために、正月明けはとんでもない事態になりましたが、今年は至って平穏でした。かぜ症状の方はそれなりに多いものの、インフルエンザの方は火曜日はA型お一人、水曜日はA型、B型各お一人ずつ。感染性胃腸炎の方もさほど多くありませんでした。今年は記録的に暖かい正月だったからかもしれません。

さて今日は正月の金沢行きの続き。3日の帰りがけに金沢駅で1時間ほど時間が出来ました。

金沢駅は旧国鉄からJR西日本へ移管されましたが、2015年3月14日の北陸新幹線開業によってJR西日本と、JR西日本から経営分離されたIRいしかわ鉄道(金沢~倶利伽羅までの旧北陸本線)の共同使用駅となりました。

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兼六園口(旧東口)側に出ると「もてなしドーム」内へ。3019枚のガラスが使われているそうです。

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その先には「鼓門」。

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2011年にはアメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」で世界で最も美しい駅14選の第6位に選ばれたそうです。

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駅周辺でぶらぶら1時間過ごすのも勿体無いので、おもてなしドームの地下へ降りて、一角にある北陸鉄道浅野川線の北鉄金沢駅へ行ってみました。 4年前の正月にも来たことが有りましたが、その時と全く変わらぬ佇まい。

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チョッと待てば14時30分発の電車があって終点の内灘までトンボ返りして来れそう。土日祝限定の“1日フリーエコきっぷ”で往復400円ですしね~。

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駅は頭端式ホーム1面2線。ホームに入ると4年前と同じ京王井の頭線の元3000系が待っていました。私は高校の3年間を井の頭線で通学していましたので、とっても懐かしい車両です。

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裾絞りの無い片開扉車は井の頭線の3000系の中でも初期の第1、第2編成のみでした。

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2番線には裾絞りのある両開扉車も留置中。ラッシュ時には動くのでしょう。

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車内の銘板を見ると昭和37年の東急車輛製。京王重機で平成8年に改造されています。

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井の頭線時代は5両編成でしたが、北鉄では2両に改造されてワンマン運転仕様に改造されています。

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2編成が運用に就いていて、途中の三ツ屋で列車交換。

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川幅の広い大野川を渡ると粟ヶ崎駅。

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その次が終点の内灘駅です。全長6.8km、所要はわずか17分でした。

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折り返しまでは13分。

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その間に車両をつらつら眺めておりましたが、大きな変化もなく良く原形を留めていました。

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もちろん大きなスノープラウは雪国に来てからの装備。

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改札を出て駅舎を眺めてみると、2階建てのこじんまりした地方私鉄らしい雰囲気。

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1974年まではこの先1.3kmの粟ヶ崎海岸駅まで路線が延びていましたが、廃線に伴ってここが終着駅になりました。

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内灘には僅か13分の滞在。同じ車両でそのまま来た道を引き返しました。三ツ屋で先ほどの車両と再度交換。

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・・・ということで、北鉄浅野川線を4年振りに往復してから新幹線ホームへ上がりました。右下の「ひゃくまんさん」は石川県の公式ゆるキャラです。

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15時53分発の臨時「かがやき530号」東京行きはUターンラッシュの最中ゆえ満席でした。

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帰りの車窓からも黒部や妙高がクッキリ。

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正月らしからぬ天気の三が日でした。

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12月28日月曜日。晴れのち曇り。朝は0℃、日中は9℃。寒い朝になりました。

今日は仕事納め。朝の電車はいつもよりだいぶ空いていて楽な通勤でした。やはり今年は26日の土曜日からお休みの方が多かった様です。

今日のクリニックは当然のことながら朝から大混雑。かぜ症状の方が多めでした。症状が軽くて普段なら受診しないくらいでも“正月が来るので”なんて方がたくさん。それでもインフルエンザの方はいらっしゃいませんでした。受付終了から30分ほどで今年の診療は終了!。

終了後はスタッフ総出で大掃除。12月に入ってからコツコツと要所の掃除をして下さっていたので、まだ明るいうちに完了。早めに解散となりました。今年も1年間お疲れ様でした~。

先日、近所の本屋さんで蒸気機関車の写真集を見つけました。「汽車のあった風景 SL終焉期の昭和日本」の東日本篇と西日本篇です(安田就視写真・原口隆行対談。交通新聞社、2015年12月14日初版発行)。蒸気機関車モノの新刊書は久しぶりかも。

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昭和の情景の中を汽車が・・・。当時は当たり前だった光景がとっても懐かしいです~。

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今夜は久しぶりに早めに帰宅。テレビも年末の特番ばかりですから、写真集でも眺めながらゆっくり・・・ってのが出来ない性格です!?。

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12月27日日曜日。晴れのち曇り。朝は3℃、日中は10℃。暖冬とはいえ、この時期らしい気温になって来ました。

今日は午前中に年賀状をしたためて投函(遅い!?)。年賀状書きが意外に早く片付いたので、午後から新宿経由で池袋まで出かけて来ました。電車内は帰省なのか旅行なのか、大きなスーツケースやキャリーバックを持った方がたくさんいらっしゃいました。

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池袋駅で東口側に用事のある連れと別れて西口側へ。駅前広場に出ると遠くで汽笛が!?。今日は東京藝術劇場および西口公園で昨日から開催されていた「第1回鉄道模型芸術祭」をのぞいて来ました。

汽笛の主は羅須地人鉄道協会により昭和58年に完成した蒸気機関車MUFF・POTTER号。周辺には石炭炊きの懐かしい香りが漂っていました。

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こんな都心で蒸気機関車の煙と汽笛。一体何年ぶりでしょう。

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周囲では駅弁や鉄道関連グッズの販売も。

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メイン会場は東京藝術劇場の5階と地下1階。

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会場内は結構混雑していました。

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他の模型ショウやコンベンションの様なメーカー主体の催しではないので、製品紹介や物販はほとんど無し。車両よりもレイアウトやジオラマの展示が中心でした。その分マニアックなおじさんばかりでなく、一般の女性や小さいお子さんにもうける内容。

以下に精緻なジオラマの数々を順不同で。

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う~ん、リアルな質感。

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どこかに実在しそうな情景です。

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ジオラマなら時代も場所も設定は自由自在~。

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下は銚子の街の情景。線路はもちろん銚子電鉄でしょう。

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下はかつての国鉄地方駅でしょうか。

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どこかの炭坑鉄道(?)。

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下のようなポップな作品も。一応線路は見えますがこれも鉄道模型??。

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ジブリ関連のジオラマは女性に大人気。

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猫バスやトトロの姿も。

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そして一番人気(?)は何と言ってもプラレールとブロックによる巨大レイアウト。

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大人も子供も楽しめて見応えたっぷりでしたが、残念ながら開催期間は今日まででした。また来年に期待したいところ。

その後、渋谷に立ち寄ってから帰宅。

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普段よりは人出が少ないようでしたが・・・。ふう~っ。

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12月24日木曜日。晴れ。朝は7℃、日中は15℃まで上がって暖かいクリスマス・イブとなりました。

今日は休診日。日中は二子玉川まで出かけておりましたが、クリスマス・イブとはいえ平日とあって普段よりもむしろ人出が少ないくらいでした。ランチは玉川高島屋内に11月25日にオープンした「TOKYO BREJEW HOUSE」でパスタ。

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ところで、現在街の本屋さんには「国鉄時代」と「蒸気機関車」という21世紀には相応しくない(!?)誌名の季刊誌が並んでいます。両誌とも期せずして北海道の追分機関区に所属していたD51型241号機が表紙。

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何故かって?。それは表紙にも謳われている様に今年は国鉄本線蒸機廃止40年に当たるから。北海道の夕張線で最後の貨物列車を牽いたのが追分機関区所属のD51241で、1975年12月24日のことでした。蒸気機関車ファンにとってクリスマス・イブは一時代が終わってしまった“記念日”なのです。

私自身は当時は高校1年生。最後の瞬間に立ち会うことは出来ませんでしたが、その前1975年3月31日に追分機関区を訪れています。前夜旭川に宿泊して当日は旭川発8時10分発の急行「かむい2号」で岩見沢経由で追分までやって来たものの、霙混じりの寒くて暗い日でロクな写真が撮れませんでした。下の写真は追分機関区所属のD51118牽引の5797列車の発車(再掲です)。

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記録にはこのD51118の他、D51361、D51565、D51711、D51816、D51842、D511085、19650、79616が残っていますが真っ暗な写真。あまりに寒いし、ありふれたD51とキューロクしか居ないので(今から考えると勿体無い!)、フィルムの浪費をせずに早々に追分発13時39分発の227列車(現在鉄道博物館で保存されているC57135が牽引!)で岩見沢へ戻りました。

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蒸機全廃後の1976年4月13日、追分機関区で火災が発生。フィナーレを飾った後に保管してあった全ての蒸気機関車と新製されたばかりのディーゼル機関車は扇形機関庫もろとも焼失。当時はあまりに劇的な終焉に絶句したのでした・・・。

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12月10日木曜日。晴れのち曇り。朝は4℃、日中は15℃。今日は休診日でしたが、朝から新宿のみどりの窓口へ。念願のチケットが手に入りました。うひひ!。こちらは1ヶ月後にご報告致します。

新宿駅のホームにはこの時期らしくポインセチアが飾られていました。おりしも入線して来たのは「あさぎり3号」御殿場行き。

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夕方からは私用で新宿まで再度の出直し。あれっ、ロマンスカーホームに普段は滅多に入線して来ない東京メトロの車両が!。これは貴重なシーンです。

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本日16時44分に千代田線が人身事故で不通になり、多摩急行の相互乗り入れが中止されたため、千代田線に戻れなくなった多摩急行の東京メトロ車両が緊急避難的に新宿まで入線した様です。

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もちろん緊急時のダイヤもチャンと組んであるようで、多摩急行とメトロホームウエイの運休以外は小田急線内のダイヤの乱れは無し。さすが~。

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11月23日月曜日。曇り時々雨。朝は11℃、日中は13℃。3連休最終日も寒くて暗い一日になりました。

午前中は自宅で雑用をしておりましたが、運動不足気味なので、午後から街歩きに。

今日は千代田線に乗って新御茶ノ水で下車。聖橋の南詰を神田方面へ向かう淡路坂を下って万世橋へ。ここはかつて交通博物館があったところ。

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2013年(平成24年)9月に瀟洒な商業施設“mAAch ecute( マーチエキュート)”に生まれ変わりました。周辺はうろついたことが何度もありますが、ここに入ってみるのは初めて。

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もとを辿れば、ここは1912年(明治45年)に開業した中央線の万世橋駅。施設内には、かつて賑わっていた頃の大正時代を再現したジオラマが展示されていました。

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立派な初代駅舎は1923(大正12)年の関東大震災で焼失。

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1936年(昭和11年)に鉄道博物館が併設されましたが、1943年(昭和18年)に太平洋戦争激化のなか万世橋駅は休止(事実上廃止)になってしまったそうです。

施設内には昔の2つの階段が保存されていました。ひとつは「1935階段」で、鉄道博物館(後の交通博物館)の新館が建設された際、1935年(昭和10年)に設置された階段。

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中に残っていた当時の張り紙は、現在は大宮の交通博物館で保存されているそうです。

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階段を上がると、旧万世橋駅のホーム上へ。両脇を近代的な中央線の電車が行き交っていました。

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ホーム上からはJR東日本の工事用車両と秋葉原の電気街が。

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有名なホーム上のカフェは、休日とあって混雑していました。

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今度はホーム上のカフェの脇からもう一つの「1912階段」を降りてみました。

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こちらは1912年(明治45年)の駅開業時に造られた階段。

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戦前の駅休止以来公開されていなかったそうです。博物館が併設されていなかったら残っていなかったでしょうね~。

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今日はガード下の「フクモリ」さんでティータイム。穴倉の様なガード下は結構落ち着く空間になっていました。

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外側はオープンデッキ。下には神田川。“紅花たまごのなめらかプリン”を頂きましたが甘党の私もビックリする甘さでした。

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帰りも同じ経路で。外は雪でも降りそうな寒さでした(チョッと大袈裟!?)。

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寒いのでサッサと歩けば、淡路坂の僅かの勾配で息が切れて・・・。こりゃ、いかんです~。

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11月15日日曜日。雨のち晴れ。朝は15℃、日中は19℃。朝のうちに雨が上がって午後からは日射しが出て来ました。

今日は朝から大宮まで出かけて来ました。湘南新宿ラインに乗ってしまえばそれほど遠くありません!?。

今回の目的地は「鉄道博物館」。大宮からニューシャトルに乗って1駅目が鉄道博物館駅です。大宮駅の“ニューシャトル”の表示はひと昔前の喫茶店かパチンコ屋さんの看板みたい!?(失礼~)。

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鉄道博物館を訪れるのは2007年10月のオープン以来4回目ですが、今回の目的は「ボルティモア&オハイオ鉄道博物館展」を見るため。

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ボルティモア&オハイオ鉄道博物館(Baltimore & Ohio Railroad Museum)はアメリカ合衆国メリーランド州のアメリカ鉄道発祥の地であるボルティモアにある由緒ある鉄道博物館ですが、2014年9月5日に姉妹館提携をしたそうで、その交流の一環として今回の企画展が開催されたのだそうです。

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以前に書きましたが、ボルティモアは私が留学時代(1993~1994年)に暮らしていた街。当然のことながら(!?)大学の近所にあったボルティモア&オハイオ鉄道博物館には足繁く通っておりましたので、今回の企画展は見逃す訳にはいきませんでした。

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今回の展示は、ボルティモア&オハイオ鉄道博物館に関するものだけではなく、独立戦争ゆかりの地であるボルティモア市の紹介や、北米を代表する鉄道博物館と動態保存車両の紹介も。奴隷解放の父と呼ばれた大統領リンカーンが暗殺された後に首都ワシントンからボルティモアを通ってイリノイ州スプリングフィールドまで運転された柩を乗せた葬送列車の様子をまとめたビデオの上映も行われていました。

下の写真は、会場で日本の蒸気機関車C57と比較してその巨大さが強調されていた1941年製のチェサピーク&オハイオ鉄道のアレゲニー1604号機。 残念ながら企画展自体は撮影禁止でしたので、1993年4月に私がボルティモア&オハイオ鉄道博物館で撮ったものです。

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同じ時に撮ったやはり巨大なディーゼル機関車。鼻先のB&Oマークがボルティモア&オハイオ鉄道のトレードマークです。

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私にとってはとっても感慨深い展示内容でしたが、ボリューム的にはチョッと物足りない感じ!?。今後の企画にも期待したいところでした。

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さて折角ここまで来たので、企画展だけではなくて他もサラッとね~。

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以前来た時にはターンテーブル上に乗っていたC57135は入口側へ移動していました。

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代わってターンテーブル上にはEF55。

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他のメンバーは以前と一緒。

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何度来ても飽きませんね~。

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日曜日とあってたくさんの家族連れで賑わっていました。

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帰宅時には青空が広がっていました。明日からまた仕事頑張ります~。

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11月11日水曜日。曇り時々晴れ。朝は12℃、日中は17℃。朝夕はだいぶ寒くなって来ました。

クリニックはここのところ混雑続き。かぜの方は相変わらず多めでしたが、一時よりは落ち着いて来たかも。今日はインフルエンザの方はいらっしゃいませんでした。

さて今日も1日日曜日の碓氷峠廃線跡トレイル歩きの続きを。旧丸山変電所を過ぎて直線コースを降りて来ると、廃線跡を利用して土日祝日のみ4往復運行しているトロッコ列車が見えて来ました。

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通常は「ぶんかむら駅」から「とうげのゆ駅」まで約2.6kmの運転ですが、現在は工事のために始発駅が少々山側に移動しています。

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ほどなく右手に「碓氷鉄道文化むら」。昭和38年以降、平成9年の廃線まで活躍していた峠のシェルパEF63型直流電気機関車が現役然とした姿でお出迎え。ここでは運転体験も出来るはず。

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園内を威勢良く蒸気機関車が走っている姿も見えました。

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熊ノ平から延々歩いて来たトレイルは、この「碓氷鉄道文化むら」の入口付近が終点。次の横川発の電車は14時58分ですので少々時間があります。せっかくなので「碓氷鉄道文化むら」にも寄ってみないと・・・。

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“鉄”でない連れは「そんなの聞いてない」と申しましたが、あくまで電車の待ち時間にササッとね~。

ここはもともとは横川機関区の跡地で、当時の建物の一部がそのまま利用されています。下の写真は上野と長野を結んでいた特急「あさま」に使用されていた189系特急型直流電車。

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庫内には碓氷超え専用に造られた補機専用EF63型直流電気機関車。

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急勾配を登り降りするための特殊機構が盛り沢山の機関車でした。

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奥には相棒のEF62型直流電気機関車。

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裏手の屋外展示場に足を運べば、正面にD51型蒸気機関車が鎮座。

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現役時代は北海道で活躍していた96号機です。

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以前に来た時には屋外展示のために荒廃していましたが、再整備されたのかピカピカでした。

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解説し始めるとキリが無いので写真だけ羅列~。

DD53、DD51、キハ35-900番代・・・。お題目を唱えている訳ではありません。

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EF58、EF59・・・。

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EF63、EF65-500番代、EF30・・・。

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EF60-500番代、EF59・・・。EF59の様な武骨な旧型電機が好きです。

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10系寝台内にEF70・・・。ブツブツ。

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電車の時間が迫って来たので早々に横川駅へ。昔と変わらぬ駅舎でした。

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駅前の溝の蓋に代用されていたラックレールもそのまま。

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そして向かいには創業明治18年の日本最古の駅弁屋「おぎのや」さん。

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駅構内をのぞくと臨時列車の「DLぐんまちゃん」号が停車中。今や貴重な青い12系客車の両端に、これまた貴重なDD51型ディーゼル機関車。

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DD51型842号機はその昔お召列車を牽いた機関車です。

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高崎方は895号機。発車を待っている様子でした。

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軒下に「ぐんまちゃん」が待機中。2005年の「第一回全国対抗キャラクターコンテスト」で優勝経験のある実力派です。

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下の写真は1976年4月に撮った横川駅構内の様子(再掲です)。並んでいるのは貨物列車牽引のEF62型1号機と普通客車牽引のEF62型19号機。

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ちょうどDD51型842号機が停まっているあたりにEF62型19号機が停まっていましたが、跨線橋は架け替えられているようです。

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高崎方のホーム端のカーブは今と全く同じ。

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横川14時58分発の高崎行きはこれまた貴重な115系電車。高崎には15時29分着。

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高崎からの乗り継ぎは16時10分発の「Maxとき370号」。E4系Maxも既に2013年から廃車が開始されて2016年を目途に全廃の予定です。

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「おぎのや」さんの釜飯は、どうするかさんざん迷った挙句に結局はお持ち帰り用として購入しました。

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でも持って歩くには予想外に陶器のお釜が重くて、新幹線の中で食べちゃいました!?。

17時00分には東京駅着。中途半端な時間に夕食を摂ってしまったので、夜中にお腹が空いて眠れず。トホホ~。

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11月10日火曜日。雨時々曇り。朝は18℃、日中は19℃。雨が降ったり止んだりのスッキリしない一日でした。

今日のクリニックは診療開始時はなぜか閑散。はて今日は安息日かな?、なんて思ったのも束の間、最初の30分だけでした。その後は怒涛の一日に。

本日夕方には昨日に引き続いて第2例目のA型インフルエンザの方が来院されました。いよいよ・・・かもしれません!?。診療終了後は大和市医師会理事会に出席。

さて今日は1日の日曜日に行った碓氷峠廃線跡トレイル歩きのレポート続編を。

熊ノ平から下って、煉瓦造りの「めがね橋」(碓氷第三橋梁)を眺め、さらにトレイルを横川方面へ。

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立て続けに3つのトンネル。

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トンネル内は気温が低くて少々早足に・・・。

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3つのトンネル(3~5号隧道)を抜けると緩いカーブの切通し。

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右手に碓氷湖が見えて来ました。坂本ダムによる人造湖です。

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しばらく心地良い林間を進みます。廃線跡はカーブも勾配も緩いので、歩くのはとっても楽チン。でも足腰の鍛錬をしたい方にはチョッと物足りないかも。

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途中にあったカフェに寄り道。ランチがてら小休止してからウォーキング再開。

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2号隧道を抜け・・・。

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緩いカーブをさらに下って行きます。

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1号隧道を抜けると、横川まではもうトンネルはありません。

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ほどなく日帰り温泉施設「峠の湯」に到着。残念ながら火災により現在は休業中。今年12月1日から営業再開の予定だそうです。横川からここまで廃線跡(新線)を利用したトロッコ列車が土日祝日のみ4往復運転されています。もともとは“信越本線”の新線ですから、トロッコが走るだけにしてはやけに立派な軌道。

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そこから先は“新線”を右手に見ながら、歩きやすく埋められた“旧線”を歩きます。

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ほどなく左手に重厚な煉瓦造りの建物が見えて来ました。

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国指定重要文化財の旧丸山変電所です。

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昭和38年のアプト式廃止と新線開業で役割を終え、その後は廃墟になっていましたが、平成6年に国の重要文化財に追加指定されて平成14年に外観は創業当時の姿に復元されたのだそうです。

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ちょうど安中市教育委員会によって内部公開中!。

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中は廃墟の状態でしたが・・・。

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貴重な写真や資料が展示されていました。

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蒸気機関車の時代、この区間は名だたる急勾配の上に連続するトンネルのため、煤煙問題が深刻でした。下は歴代の機関車の写真。

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そのために、ドイツから当時最新鋭の電気機関車を導入して、わが国初の電気機関車による電化区間となりました。

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電化にともなって明治45年に建設されたのが横川火力発電所と矢ヶ崎変電所、それにここ丸山変電所なのです。こんな山奥の変電所にしては超モダンな建物。明治の先人たちの心意気が伝わって来ます!?。

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さて丸山変電所を過ぎるとトレイルはほぼ直線的に横川まで下って行きます。

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上空を跨ぐのは上信越自動車道。

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もうすぐ横川ですが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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11月8日日曜日。雨。朝は13℃、日中は16℃。朝からチャンとした雨降りの一日でした。

折角の休日でしたが、朝から冷たい雨が降っていたので遠出はせず。夕方からは近所の衣料品量販店とスーパーマーケットまで買出しに出かけました。雨で皆さん行き場が無いのかとっても混雑していました。夜はチョッとした身内の集まり。

さて、このたび碓氷峠のことを書いていて、まだ夏休みのレポートが終わっていないことを思い出しました。今さらですが今日はその続きをまとめます。

スイス旅行の後半はPontresinaに3泊。8月14日金曜日は帰国へ向けてグラウビュンデン(Graubünden)州の州都クール(Chur)へ移動しました。

3泊の間お世話になったPontresina駅とお別れ。9時02分発のローカル列車でSamedanに9時08分着。そこでSt.Moritz方面からやって来るChur行きの急行列車RE1128列車に乗り換えました。

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Samedanを9時17分発。

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アルプスを越える最も標高の高いAlbulaトンネル(長さ5866m)を越え、3ヶ所のスパイラル・トンネルを抜けて下って行きます。下方にこれから通る線路が見えたり・・・。

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上方に今しがた通って来たばかりの橋が見えたり。

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機関車は3200kWの強力機。

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後方に繋がれた白いパノラマ客車はかの有名な“氷河急行”。実はローカル急行に併結運転されていて、違うのは車輛のみ(もちろん料金も!)。

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前方がChur行きの急行列車RE1128列車。

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沿線には時折小さな村が。写真はPredaの次のBergün。

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Davos方面への分岐駅Filisurでは、数日前に乗車した10時02分発St.Moritz行き急行列車RE1125列車と交換。

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Filisur発車後、向こうに見えるのはDavos線のWiesen橋でしょうか。

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ほどなくこの区間のハイライト、Landwasser橋を渡ります。

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世界遺産に登録されているこの鉄道のシンボル的存在ですが、渡っていると全容が見えません・・・。

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高さは65m、長さは141.7m。1901年3月から1902年10月の短期間に建設されたそうです。世界で最も有名な鉄道橋かも。

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小規模ながら同じ様な構造の橋も。

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どんどん高度を下げて行き・・・。

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Chur駅には11時03分到着。

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ChurはGraubünden州の州都。交通の要衝です。

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編成後部に繋がれていた氷河急行はここで折り返してZermatt方面へ向かいます。

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構内にはレトロな食堂車の姿が見られました。

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さて今夜はここChur市内に泊まる予定ですが、荷物をコインロッカーに入れてからチョッと隣国まで出かけるつもり。う~ん、まだしつこく続きます~。

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11月7日土曜日。曇り。朝は11℃、日中は19℃。連日の晴天続きもついに本日で打ち止めとなり、終日曇り空の1日になりました。

今日のクリニックは大混雑。ここのところかぜ症状の方がたくさん。もとより予約満杯の土曜日でしたので、予約外の方には相当お待ち頂くことになってしまいました。当方も相当頑張ったつもりですが、もっ、申し訳ありません~。

診療終了後は久し振りに渋谷へ。途中の相模大野では臨時特急「メトロ大山」と遭遇しました。せっかく停車するのに、客扱いは無くて運転停車扱い。天気が悪かったせいか乗車率はあまり良くない様子でした。昔なら特製ヘッドマーク付きだったでしょうが、今や電光式の文字表示のみでチョッと淋しいですね~。

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乗り換え検索では、中央林間経由で田園都市線で行くよりも相模大野経由で小田急快速急行を利用したほうが1分(!)早く渋谷へ着けるはずでした。ところが下北沢乗り換えの雑踏で時間を擁して予定の電車に乗り継げず。やっぱり渋谷へ行くなら田園都市線が便利。

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渋谷は相変わらずの大混雑でした。

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特に例のスクランブル交差点はもの凄い雑踏。

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高校3年間は渋谷を通って通学していましたが、もはや40年も前の話。慣れないオジサンには恐ろしくて渡れません~。

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さて今夜は、道玄坂下の中華料理店「パンダレストラン」で開催された鉄道模型のModels IMONさん主催の懇親会に出席。“趣味”だけで繋がるメンバーには女性は皆無。ハタから見ればオタッキーな変なオジさんばかりの集まりでしょうが、同類同士集まれば当事者は存外楽しいものです。

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終了は夜9時をだいぶまわってから。夜の渋谷の街へ出てみると、街を闊歩しているのは自分達の子ども世代かそれ以下の若者ばかり。明らかに浮いた存在で、そそくさと逃げるように帰宅~。

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11月6日金曜日。晴れ。朝は10℃、日中は21℃。本日も晴天なり~。

休診日明けのクリニックは午前中は予想外に平穏でしたが、午後からはやっぱり混雑。インフルエンザワクチン接種の予約枠はだいぶ先まで埋まって来ました。ご希望の方はお早めに。

さて今日は先日日曜日の続きを。旧信越本線の横川~軽井沢間にある熊ノ平信号所跡からウォーキング・トレイル「アプトの道」を辿りました。熊ノ平の横川方には4つのトンネル入口。そのひとつ煉瓦積みの古いトンネルにトレイルが続いています。

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天井を見上げると、かなり歴史がありそうな感じ。開通は明治時代ですからね~。

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中はヒンヤリ~。もちろんライトが点いていて足もとはチャンと見えます。

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トンネルを抜けるとまたトンネル・・・。何だか異次元に繋がっていそう!?。

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トンネル間では紅葉の山々が姿を現します。

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下の写真は通って来たトンネルを振り返って見たところ。

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紅葉はピークはまだ1~2週後といったところ。

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それでも爽やかな秋晴れで気分爽快~。

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いくつものトンネルを抜け・・・。

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橋を渡り・・・。

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紅葉を愛で・・・。

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またトンネルに入る・・・。

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かつてアプト式だった頃の列車旅を空想しながらの楽しい道程でした。

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途中何度も「クマの出没注意」の表示が掲げられていましたが、クマにもサルにもお目にかからず。

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5つめの長いトンネル(6号トンネル)には煙抜き(?)のための横穴と縦穴。

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この6号トンネルを抜けると、高所に架かる巨大な“めがね橋”(碓氷第三橋梁)に躍り出ました!。このトレイル最大のビューポイントです。

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当然のことながら、橋の上からでは橋自体の姿が見えませんので、脇道を降りて下から橋を見上げることに。

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レンガ二百万個以上を使用した国内最大のレンガ造りアーチ橋で、国指定の重要文化財なんだそうで。

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下の写真は国道18号線まで降りて見たところ。

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晴天のもとで美しいアーチ橋が眼前に。

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大き過ぎて1枚の写真には納まりきれません。

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しばし眺めたところで再度橋の上へ戻ります。帰りは急な登り坂なのでチョッと息が切れました。下の写真は橋上から国道を見下ろしたところ。

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山側には、1963年のアプト式の旧線廃止以降、1997年の新幹線開通で廃線になるまで使われた“新線”の近代的なコンクリート橋が遠望出来ます。

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架線柱や電線も残っていて、今にも列車が来そうな雰囲気。

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廃線跡には見えません。

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かつてここにも写真を撮りに来たことがありました。以下は1976年4月に撮った写真です。

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道は険しくとも太平洋側と日本海側を結ぶ重要な幹線。

碓井1976.4.5

貨物列車や優等列車が頻回に上り下りして活気がありました。

碓井1976.4.5

さて現代に戻ります。写真は橋上から軽井沢方を見たところ。

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このトレイルは全長6kmあまり。まだ1.2kmしか進んでいません。

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先を急がなければなりませんが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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11月1日日曜日。晴れ。朝は9℃、日中は17℃。気温は低いけれど高気圧に覆われてスッキリ晴れ渡りました。

今日は早起き。朝7時前に家を出て東京駅へ。東京駅8時12分発の「はくたか555号」金沢行に乗り込みました。車両はJR西日本のW7系。まだピカピカです。

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本当は終点の金沢まで行きたいところでしたが、今日は途中の軽井沢駅で下車して紅葉見物の予定。キップは昨夜帰りがけに天気予報を見て急遽町田駅で用意しました。

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軽井沢駅には早くも9時25分に到着。降り立ってみると気温は6℃!。さすが避暑地、さっ、寒い~。まずは軽井沢駅からさほど遠くない紅葉の名所「雲場池」まで偵察に。周辺は朝にもかかわらず結構な人出でした。

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残念ながら既に紅葉の最盛期は過ぎている様子でした。それでも雲場池の水面に映る紅葉は綺麗。

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しばし眺めたあと、今度は国道18号線の旧道を横川方面へ辿って熊ノ平へ。 熊ノ平は北陸新幹線開業に伴う信越本線の横川~軽井沢間廃止(1997年9月30日)まで信号所があったところです。現在は廃線跡を利用したウォーキング・トレイル「アプトの道」として整備されています。

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国道沿いの入口から階段を登ると・・・。

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熊ノ平の構内の廃線跡に到達。レールも信号機も残っていて、草を刈れば列車が走って来そう!?。写真は軽井沢方を見たところ。

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トンネルの先が急勾配になっているのが判ります。

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以前、私は1976年4月3日にここへ来ておりますが、その時の写真と比べてみると、ビックリするくらい変わっていません(写真は再掲)。

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全ての列車の横川方にはEF63型直流電気機関車の重連が付いて、シェルパとして急勾配をサポートしていました。

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客車や貨物列車は僚機EF62型が本務機を務めていました。そこにEF63型重連が補機に付くので横川方面の列車は3重連!。

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大型重量級機関車の3重連は大迫力でした。懐かしい~。

熊ノ平1976.4.5 

さて以下は今日の写真に戻ります。下は横川方を見たところ。中央には整備されたトレイルが延びています。

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下の写真は横川方へ進んで軽井沢方を振り返ったところ。ホームも残っています。国鉄末期は“信号所”に格下げされていましたが、昭和41年1月まではれっきとした“駅”でした。

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構内に設置されていた説明板によると、文部省唱歌「紅葉」は作者の高野辰之が熊ノ平の紅葉を詠ったのだそうで、昔から紅葉の名所だった様です。

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でも残念ながら、軽井沢ではピークを過ぎていた紅葉はこの辺りまで降りて来るとあと一息の感じでした。

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近くには「アプト式開通の碑」。1893年~1963年の間、横川駅と軽井沢駅間で2本のレールの間に設置されたラックレールに機関車の歯車を噛ませて急勾配をよじ登る方式が採用されていました。

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今日は人が少なくて静かでしたが、11月21日の「ブラタモリ」でこの周辺のことが取り上げられるそうで、その後は混雑してしまうかも。

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横川方へ進んで行くと4本のトンネルが口を開けていました。

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新しいものは昭和38年にアプト式の旧線から新線に切り替えられた時のものでしょうが、煉瓦積みのポータルは明治26年4月1日開通時からのもの!?。

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トレイルは煉瓦積みのトンネルの中へ続いています。

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このトレイルを辿って横川まで歩きますが、長くなって来たので続きはまた後日報告致します~。   

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10月25日日曜日。晴れ。朝は13℃、日中は20℃。昨夜“木枯らし1号”が吹いて冬型の気圧配置。気温が一気に下がりましたが、雲一つ無い行楽日和になりました。

今日は昨日から大田区産業プラザで開催されている第37回日本鉄道模型ショウへ。最寄駅は京急蒲田駅です。

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京急はいつもの俊足振りを発揮。運転台のメーターは120km!。

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京急蒲田駅は今でも工事が進行中。今年は昨年とは駅構内と周辺の歩道橋の様子が変わっていました。

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会場入口で3人で待ち合わせ。

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出展企業は70社あまり。線路幅わずか6.5mmのZゲージから実物部品まで。出版社や家具屋さんも。以下ランダムに写真を。

16.5mmゲージの真鍮箱ものメーカー「エンドウ」では、115系直流近郊型電車の試作品や改良されて明るくなったLED室内灯を展示。

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再生産される「カシオペア」客車では食堂車のテーブルランプも点灯!。

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1年前に試作品が出品されていた「マイクロエース」のプラ製ED60、61、62はやっと発売となりました。う~ん、なかなか良い仕上がり!。

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受注製作のOゲージ、OJゲージの大型模型は、迫力は有るけれど、価格もスペースもとても手が出せる代物ではありません。

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馴染みの無い特殊な事業用車や更新改造車など、マニアックな製品もたくさん。

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下は「ホビーモデル」の事業用車群。

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ディスプレイ用のミニジオラマを作るメーカーや・・・。

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ミニチュア人形のメーカーも。「YMS」は1/80サイズの人形を大量販売。

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食堂車のテーブル上の料理も販売中。

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「モデルキングダム」の真鍮製151系はとっても精巧。

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1/80サイズですが、通常は見えない床下までしっかり製作。

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「アクラス」は例年のごとくプラ製品のB級品を安売り。

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国鉄80系湘南電車はプラキット。

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「天賞堂」は発売予定のプラ製の貨車セキや真鍮製ED76-500番代を展示。プラ製のJR旧型客車やダイキャスト製カンタムC61の予告も。

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「トラムウェイ」は意欲的なプラ製20系「あさかぜ」客車編成のファーストショットを展示。

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「U-TRAINS」の小田急ロマンスカーNSEはとっても高価なのに予約完売とはビックリ!。

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「熊田貿易」では、運転はもちろんサウンドや照明も自在にあやつるデジタルコマンドコントロールシステムのデモンストレーション中。とっても魅力的~。

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残念ながら、今年は私の守備範囲ではエポックメイキング的なビックリする製品の発表は無し。会場も例年より空いていて少々活気に欠く印象!?。

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10月23日金曜日。曇り。朝は13℃、日中は21℃。今日のクリニックはやっぱり混雑。調子の悪い方が多めです。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は社会保険懇話会。年に1回開催される保険診療に関する勉強会です。大和市内全域から全科の医師が集まるので、会場は混雑していました。久しぶりにお目にかかる先生も。

帰りは近隣の小児科、整形外科、泌尿器科の先生方と4人で一緒に鶴間駅から電車に。夕方に柿生駅で発生した人身事故の影響でまたまた小田急線は遅れていました。

10月24日土曜日。晴れ。朝は14℃、日中は24℃。秋の心地良い1日になりました。

週末のクリニックは大混雑。陽気は良いのにかぜ症状の方が多いのは気温差が大きい季節だからでしょうか。健康診断で引っかかって受診される方も多め。だいぶお待たせしてしまいました。可能な限り予約をお取り頂いた方がお互いのために・・・。

本日、長年にわたって小田原から(!)通院して下さっていたご高齢のご婦人がついに最後の受診。数年来ご自宅近くへ転院をお勧めしておりましたが「通える間は・・・」と頑張って来て下さっていました。お名残惜しいですがどうぞお元気で~。

診療終了後は事務仕事を夕方まで頑張り、夜は所用で都内へ。東京駅では特急“踊り子”用の185系電車の姿を見かけました。登場当時はとっても斬新だった斜めストライプも何だか懐かしい~。

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丸の内側へ出てみると、駅舎のライトアップが綺麗。

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上空には半月だけど月がクッキリ見えました。

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丸の内北側の「オアゾ」(大型書店の“丸善”が入っているビルです)の上に上がってみると、眼下に東京駅のホームが良く見えます。

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電車好きにはなかなかの光景~。

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気象庁は本日24日夜、去年より3日早い「木枯らし1号」が吹いたと発表しました。

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いよいよ冬の到来でしょうか!?。

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10月11日日曜日。曇り時々雨。昨夜10時に東京駅を出発した「サンライス出雲」は朝目覚める頃には岡山の手前を順調に走っていました。岡山には6時27分着。雨模様でした。

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岡山で四国へ渡る「サンライズ瀬戸」と別れ、「サンライズ出雲」は倉敷から伯備線に入ります。高梁川沿いを備中高梁へ。

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備中高梁の次は新見。かつて20両以上のD51やC58などの蒸気機関車を擁した大機関区の面影は今では全く無し。

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下の写真はD51の3重連で有名だった布原あたり。

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米子が近付くと雨脚はさらに強まってきました。

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米子には9時03分着。本来はこのまま鳥取砂丘を目指すつもりでしたが、雨が酷くなったため急遽ここで途中下車。

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「植田正治写真美術館」に立ち寄って雨雲をやり過ごすことに。

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植田正治は鳥取県生まれの世界的な写真家。

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田んぼの真ん中に超モダンな建物が忽然と姿を現します。館内には遠来の方々がたくさん。

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晴れていれば下のパンフレット写真のような大山(だいせん)が正面に見えて水面に「逆さ大山」が写るはずでしたが・・・。

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本日は大山は全く姿を見せず・・・。

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でも黄色く色付いた稲穂が綺麗でした。

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今話題の某シンガーソングライターの方とはCDジャケット写真を撮った縁で親交があり、写真の指導をしていたそうで、たびたびご本人がここを訪れたり個展を開催されたりしていたそうです。

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さてその後は米子駅へ戻って駅構内のレトロな感じのレストランで「隠岐のイカ醤油漬け丼定食」770円でランチ。割子そばも付いて予想外(失礼~)に美味でした。

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米子発12時21分の「スーパーまつかぜ8号」で鳥取へ。

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キハ187系2両編成でしたが、連休にもかかわらず指定席はガラガラでした。

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結構な快速で田園地帯や海沿いを駆け抜けて・・・。

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鳥取には13時21分着。

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駅構内には地元出身の漫画家、青山剛昌の「名探偵コナン」のキャラクターの砂像が。

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ここへ来たのはやっぱり砂丘を見るため。う~ん、下手な写真では伝わらないかもしれませんが迫力のスケールでした。

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人間なんて小さな存在。

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高低差が大きい上に砂で足がとられるので、尾根筋まで上がるのに息が切れました。

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上に登ってみると打ち寄せる日本海の荒波。強風に砂埃~。

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全身砂まみれに。

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鳥取駅に戻って15時17分発の「スーパーまつかぜ7号」で倉吉へ。

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倉吉には15時49分着。隣のホームには倉吉始発の「スーパーはくと」京都行きの姿が。

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今夜の宿は倉吉からほど近い名湯、三朝温泉。三朝温泉は1163年に発見されたという古刹。ラジウム、ラドンを含む世界でも有数の放射能泉だそうです。

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暑過ぎずぬる過ぎず良いお湯加減でした~。この続きはまた後日に~。

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10月10日土曜日。晴れのち曇り。朝は12℃、日中は24℃。

世の中は3連休初日。行楽地は大混雑だったかも知れませんが、皆さんお出かけになったためかクリニックは比較的平穏でした。土曜日は会社勤めの方が多いので、平日より平均年齢はかなり低め。淡々と診療が進みました。

診療終了後は事務仕事を少々片付け、夜は東京駅へ。22時00分東京駅発の「サンライズ出雲」に乗車。

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「サンライズ出雲」は出雲市行き。岡山までは高松行き(今日は臨時で琴平まで延長運転)の「サンライズ瀬戸」と併結運転です。

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共用のシャワーはありますが、残念ながら食堂車は無し。

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今夜のベッドは1階の「シングル」。今回は4人ですが「シングル」と「ソロ」に分かれてしかチケットが取れませんでした。

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写真は「シングル」。寝るだけのスペースしか有りませんが、それでも意外に"秘密基地"のようで居心地が良いもの。

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明日は何処へ?。続きはまた後日報告します~。

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10月5日月曜日は曇り、10月6日火曜日は晴れましたが、両日とも朝は14~16℃、日中は20~21℃止まり。ひんやりと肌寒い週明けになりました。

クリニックは特定健診が終わったにもかかわらず、体調を崩された方々で混雑。しつこい咳の方がたくさん。健診で引っかかっていらっしゃる方も増えました。

週末に頑張った甲斐があって、特定健診結果判定作業は終了!!。来年6月までもうこの作業が無いと思うとチョッと淋しい!?(ウソです)。

火曜日の夜は大和市医師会理事会。議事・報告事項はたくさんありましたが、ほぼ1時間でサクッと終了。帰り道は長袖の上着が必須の気温になりました。この気温ではかぜの方が増えそうです。

さて今日はシルバーウィークの札幌行きの続きを。9月24日木曜日の朝は5時起き。

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札幌の日の出は5時23分でした。

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とりあえず急いで札幌駅へ。入場券170円を購入してホームへ。

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今日は平日の木曜日ですが、朝6時前ですので通勤、通学にはまだ早過ぎる時間。

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それでも大都会札幌のこと、列車が次々とやって来ます。

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やがて今日のお目当て、青森からの夜行急行「はまなす」が定刻に姿を現しました!。札幌着は6時7分。

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「はまなす」は青森と札幌間479.1kmを結ぶ夜行急行。青森を前夜22時18分に発車して青函トンネルをくぐり、函館を1時23分に発って札幌までやって来ました。

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たくさんのポイントを渡りながらゆっくりと札幌駅構内に進入。

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後に続くブルーの客車は14系座席車8両と・・・。

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後部のひとまわり図体の大きい3両がB寝台車。通常は7両編成ですが、今日は目一杯増結されているようです。

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ホームに到着したところで、最後尾から先頭へ向けて編成を眺めて行きましょう。まず最後尾1号車はスハネフ14 551。

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もとは昭和50年代に製造されたオハネフ25 218で、1991年に廃車になったスハフ14形500番代から電源装置を譲り受けて14形に編入された車両。元は金帯でしたが編入時に白帯になりました。

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良く見ればやっぱりかなり年季が入った車体。

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後から2両目の増結車はオハネ25 15。3両目の2号車オハネ24 501ともに金帯車。両車とも数々の遍歴を重ねてここに繋がっていますが・・・キリが無いので止めておきましょう。

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そこから前寄り3号車からは14形座席車。1972年から1974年にかけて製造された車両で、元は特急に使われていました。

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普通座席車3号車はスハフ14 557はオハフ15形を道内向けに改造の上に電源用ディーゼル発電機を搭載してスハフ14形に編入された1両。外壁は相当ヤバい感じ。

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前寄り4号車「のびのびカーペットカー」はオハ14形500番代車をゴロ寝出来るように2段のカーペット敷きに改造した車両。

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となりの5号車オハ14 503は座席指定車の「ドリームカー」。特急気動車キロ182形のグレードアップにより取り外されたグリーン車用リクライニングシートに交換されています。

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6号車スハフ14 502、7号車オハ14 502とボロボロの車両が続きましたが、8号車はオハ14 504は検査直後の様でピカピカ。、

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9号車は比較的綺麗なオハ14 511、そして10号車はやはりピカピカのスハフ14 508でした。

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通常は7両編成のはずが、シルバーウィークの影響か、はたまた廃止前の乗客増を見込んでか、今日は長大11両編成でした。

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先頭の機関車はDD51型ディーゼル機関車1102号機。

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いわゆる北斗星色ですが、北斗星は既に廃止されているので、定期列車はこの「はまなす」の牽引だけが残された仕事。ただし不定期の「カシオペア」ともども廃止が決まっているので、風前の灯。

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廃止は2016年3月21日予定。「はまなす」は現在では現存する唯一の定期急行列車であり、唯一の定期客車列車であり、唯一の座席車のある定期夜行列車。

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「はまなす」の廃止によって脈々と続いていた「夜汽車」は完全消滅してしまうということ・・・。

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ブルーの客車が見られるのもあと数ヶ月です。

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隣のホームには6時36分発函館行きの「スーパー北斗」。連休が終わって大勢のビジネスマンが乗り込んでいました。

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北海道新幹線開業前に「はまなす」は姿を消しています。

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追記 ; 連休明けに偶然にも連休中にこの「はまなす」に乗って来られた方に札幌駅の「北斗星廃止記念」の硬券入場券をお土産で頂戴しました。

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札幌駅では券売機で入場券を買ってホームに入りましたが、直ぐ隣のみどりの窓口でこんな貴重なモノ売られていたとは。私としたことが全く気付きませんでした。ありがとうございました~。

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9月25日金曜日は雨で終日20℃以下でしたが、翌9月26日土曜日は天気が次第に回復して24℃まで上がりました。天気が良かったシルバーウィークが終わった途端、秋が深まった感じ。

連休明けの週末のクリニックは連日朝から大混雑になりました。連休中にかぜをひいたり体調を崩したりした方がたくさん。この時期はもとより特定健診で予約は目一杯。そこに予約外の方がたくさん加わるとチョッと辛いことに。終日バタバタしておりました。

さて今日はシルバーウィークの続きを。23日水曜日に東京駅を朝7時36分発の「はやぶさ3号」に乗車。新青森で「スーパー白鳥5号」に乗り継いで13時42分に函館に着きました。“はるばる来たぜ函館~”の時代とは異なり、青函連絡船で“さかまく波をのりこえ”ることなく青函トンネルでいつの間にか上陸。

「スーパー白鳥5号」の対面ホームには乗り継ぐ13時54分発の「北斗9号」が待っていました。

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特急「北斗」は函館~札幌間を函館本線、室蘭本線、千歳線経由で結び、昭和40年11月1日に函館~旭川間で運行を開始された歴史ある列車。現在は国鉄時代からのキハ183系気動車を使用する「北斗」が4往復、振り子式のキハ281系気動車を使用する「スーパー北斗」が5往復。

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下の写真は国鉄時代キハ82系の頃の特急「北斗」(昭和53年3月撮影、再掲)。車両は変われど函館駅ホームの風情は驚くほど変わっていません。

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現在の「北斗」は6両編成。シルバーウィーク最終日とあって車内は満席でした。

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両タイフォン下の「130」の数字は最高速度130km対応改造車のしるし。

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キハ183系の製造は1980年代。

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何度か塗り替えられて厚化粧気味!?ですが、経年変化は隠しようもありません。

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3号車はハイデッカーのグリーン車キロ182。

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定刻に函館駅を発車。加速が悪い割に大きなエンジン音と振動が国鉄時代の気動車の醍醐味!?。

次の五稜郭に停車後、14時16分には大沼公園。駒ケ岳の美しい姿がクッキリ見えましたが・・・。

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車窓から写真を撮るのはなかなか至難の技。

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駒ケ岳は見る角度によって刻々と姿を変えていきます。

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大沼公園の次の停車駅は森駅。全国的に有名な「いかめし」は夏場ならホームでも売っているそうですが、この時期はデパートの催事場での方が手に入りやすいかも!?。

ここからはしばらく内浦湾(別称、噴火湾)沿いを走ります。

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直径50kmのほぼ円形の湾は静かで穏やか。

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海岸沿いには人の姿をほとんど見かけません。

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この「北斗9号」には新幹線以外では近年縮小傾向にある車内販売がありました。ここは応援のため(?)アイスクリームを購入。雪印かと思えばロッテでしたが、JR北海道のロゴ入り~。

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八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭と順調に走って来ましたが・・・。

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登別の手前で急停車!。シカが線路を横断したための非常停車でした。その後、登別、苫小牧と停車。苫小牧では日高本線用の気動車が停車中。

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南千歳の手前で来春に廃止予定の寝台特急「カシオペア」とすれ違う頃にはだいぶ暗くなり、白樺林の中に夕陽が沈んで行きました。

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最終的に17時36分到着のはずが約10分遅れで札幌に到着。

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東京駅からの所要時間10時間+10分、乗車時間9時間18分+10分の“修行”でした。駅前のホテルにチェックイン後すぐに夕食を摂りに外出。札幌といえば・・・へへへ~。

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翌日も早朝から活動予定なので今夜は早寝。

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長くなって来たので、続きはまた後日~。

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9月23日水曜日。晴れ。シルバーウィーク最終日も秋晴れに恵まれました。今日は早朝に家を出て東京駅へ。

東京駅新幹線ホームの顔ぶれもだいぶ変わりました。

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今回乗るのは“緑”のE5系。7時36分発の「はやぶさ3号」です。盛岡まで「こまち3号」のE6系を併結。

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今回は、来春の北海道新幹線開業を契機に激変するであろう青函トンネルの現状の視察!?を中心に、札幌までとんぼ帰りをする予定。

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「はやぶさ3号」は快晴の中を最高速度320kmでダイヤ通りに北上。稲穂がだいぶ色付いていました。

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新青森に早くも11時00分に着いてしまいました。

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かつてはここまで一晩かけて来ていたのにね~。

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新青森駅は青森駅の隣駅。奥羽本線に1986年に当時の国鉄によって設置された駅です。当初から新幹線と接続することを前提に設置されましたが、2010年12月4日に東北新幹線八戸~新青森間が延伸開業されるまで無人駅だったそうです。在来線ホームに降りると弘前方面からEF510牽引の奥羽本線の貨物列車がやって来ました。

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ここからは11時30分発の「スーパー白鳥5号」青森経由函館行きに乗り継ぎ。11時19分に弘前方面からJR北海道の789系交流特急形電車が入線して来ました。

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2002年12月1日に東北新幹線が八戸まで開業した際に、八戸で東北新幹線に接続して八戸~青森~函館間で運行を開始。2010年12月4日の東北新幹線全通で新青森発着になりました。2016年3月26日予定の北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業ではその役目を終えることに・・・という訳で、ここまで来た次第。

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左下が普通車で4列シート、右下がグリーン車で3列シート。

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発車後、新青森駅で調達した駅弁「わっぱめし」でランチ。隣の青森駅で方向転換のために13分停車。

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隣のホームにはJR東日本の485系「白鳥」が停車中でした。現在同じルートを789系「スーパー白鳥」が8往復、この485系「白鳥」が2往復。

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青森駅で小休止の後11時50分に発車。「津軽海峡線」に入ります。

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「津軽海峡線」は青函トンネルを挟んで青森と函館を結ぶ線の愛称ですが、JR東日本の津軽線(青森駅~新中小国信号所)、JR北海道の海峡線(新中小国信号所~木古内駅)、江差線(木古内駅~五稜郭駅)、函館本線(五稜郭駅~函館駅)で構成されています。

「スーパー白鳥」「白鳥」は青森を出ると次の停車駅は蟹田。津軽線の終点三厩方面への乗り換え駅です。蟹田~三厩間は1日たったの5往復のローカル線。

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蟹田を出ると海沿いを走ります。おそらく陸奥湾の出口あたりでしょうか。

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蟹田の次の停車駅は青函トンネルを挟んで北海道側の木古内。

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海沿いから竜飛に向けて内陸部に入ります。

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本州と北海道を結ぶ貨物輸送量は多いようで、時折長大なコンテナ貨物とすれ違ったり追い抜いたり。

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車内に備え付けの時刻表によれば、この列車の青函トンネル進入は12時32分頃のはず。

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あれ、もう入ったか?と思ったら「大平トンネル」の表示。

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次は「津軽トンネル」。線路を見れば既に新幹線の軌道が並走していますので、もう間もなくでしょう。

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予定の12時32分になったので今度こそ!・・・と思ったら「大川平トンネル」、さらに「第1今別トンネル」、「第2今別トンネル」・・・。

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そして「第1~4浜名トンネル」・・・。

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まだ~??。

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そしてついに「次が青函トンネル」の表示が!!。12時33分に青函トンネルに突入しました。あとは暗闇をゴォーゴォーと高速走行。トンネル内は最高速度140kmです。

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全長53.85km。12時39分に竜飛定点を通過。そこから吉岡定点までの23.3kmが海底部分。

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約25分かかって12時58分頃にやっと北海道側へ抜けました。やがて新幹線の高架線が離れて行き・・・。

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海峡線と江差線の境界で道内最初の駅、木古内に到着。

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ここから先の江差までの区間は2014年5月12日に廃止されたばかり。隣の津軽今別は本州側の海峡線の駅です。

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木古内を過ぎると、穏やかな津軽海峡が見えて来ました。遠くに函館山の姿。

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この区間、木古内~五稜郭間は新幹線開通時にJRから切り離されて第3セクターに移管される予定。

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函館山が次第に近付いて来て、13時42分に終点の函館駅に到着。意外に大勢の乗客が下車して行きました。

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下の写真は乗客を降ろして引き揚げて行く「スーパー白鳥5号」。在来線で青函トンネルを抜ける機会はおそらく今回が最後になってしまうことでしょう。

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さて、ここから札幌行きの「北斗」に乗り継ぎますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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9月14日月曜日15日火曜日はいずれも晴れ。朝は18~20℃、日中は25℃。湿度も低めで久し振りに清々しい秋晴れになりました。

週明けのクリニックは何故かとっても混雑。かぜ症状の方や喘息症状の方が多くなりました。先週までの悪天候の影響でしょうか。

月曜日午前9時43分には阿蘇山が噴火!。先日来の北関東の洪水に東京湾の地震、それに今度は噴火・・・。何だか日本全体不気味ですね~。

月曜日の診療終了後は医師会で会議。来年度の予算関連の打ち合わせでした。火曜日の昼休みは医師会で会計業務。その夜は大和市医師会内科医会講演会に出席。

今夜のテーマは糖尿病。講演をして下さったのは群馬大学教授の北村忠弘先生で、血糖値の調節に関与するグルカゴンに関連する最近の知見を基礎から臨床まで判り易く解説して下さいました。

さて今日はチョッと間が開いてしまった夏のスイス行きの続きを。8月12日はレーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ってイタリアのTiranoまで行って約2時間滞在。慌しく旧市街を巡って駅まで戻って来ました。写真の右側の列車が乗車する13時00分発のSt.Moritz行きの普通列車。左の凸型小型電気機関車で入換え中の車両は14時03分発のベルニナ急行用の客車。

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なんとこの機関車は1911年製!。ブレーキの改良やパンタグラフの交換などの若干の改造を受けながらもほぼ原形のまま100年以上使われています。重量18トン。

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Tirano駅を発車すると、しばらく道路上をゆっくりと走って市内を抜け、国境を越えてスイス領内へ。

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来た時には駆け下りたオープンループも今度は登り。

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鉄道模型で再現したら面白そうです。

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Miralagoの駅から次のLe Prese駅までは美しいPoschiavo湖畔を走ります。

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Poschiavo駅構内には機関区と車輛基地。カラフルな車輛たちが待機中。Tiranoで出会った凸型小型電気機関車もここの所属だそうです。

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Poschiavoの街を下に見ながらグングン登って・・・。

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氷河の見えるAlp Grüm駅(2091m)に戻って来ました。

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あまりに天気が良いので、やっぱり次のOspizio Bernina駅で途中下車して隣駅のAlp Grüm駅までハイキングをすることに。

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Ospizio Bernina駅はベルニナ線で最も標高が高い駅(2253m)。Lago Biancoの湖畔にあります。14:52着。

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線路沿いを辿る道程は高低差の少ない初心者コース。最高地点を起点にしているので基本的には下りです。

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夏とは思えない涼やかな風。爽快な白い道が続きます。

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線路がバッチリ。こういう所で真っ赤な列車が来てくれると“絵”になるんですけどね~。

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反対向きもなかなか良い感じです。でもこんな時には列車は来てくれません~。

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しばらく行くと踏切を渡って白い道は線路に沿って進みます。

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こんなところに放牧の馬が。厳しい真冬はどこで過ごしているのでしょう。・・・と、その時踏切の警報機が鳴り始めました。

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何もこんなに線路に接近している場所で列車が来なくてもいいのにね~。

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引きが取れない場所で湖は画面に入らず。

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まあ、また景色の良い場所で遭遇する機会もあるでしょう。

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気を取り直して、さらに歩いて行くと・・・。

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湖の端まで来てしまいました。

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ここからはチョッとした山道に。岩肌を縫う線路も良い感じ。ここでも列車が来ないかな~と思っていたら・・・。

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その先のスノーシェッドの下でゴーッという列車の通過音がしておりました。とほほ~。

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画面右に見えるのがスノーシェッドに覆われた線路。左が歩いて来た道です。

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更に進むと景色が開けて、下方はるか奥にはPoschiavo湖。手前には麓の隣駅が見えました。

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あんな下から登って来るなんてね~。

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で、我々がめざすAlp Grüm駅は、このさきに見える山小屋の下方にあるはず。

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歩みを進めて山小屋に辿り着くと・・・。

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眼下にAlp Grüm駅、正面にはバリュ氷河。今日この光景は3度目。

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駅まで下る傾斜が結構キツくて膝にきました。

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Alp Grüm駅にも箱根登山鉄道寄贈の「アルプ・グリュム」の駅名票。カタカナだけではね~。

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Alp Grümは標高2091m。

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駅舎にはテラスのあるカフェ。下の写真の如きバリュ氷河が一望のもと。

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Alp Grüm駅16時13分のSt.Moritz行きは、やはりたくさんのハイカーで混雑していました。

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隣のOspizio Bernina駅でもまた大勢の乗客。

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でも編成が長いので、座れないことはありません。

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列車は軽快に下って行きます。

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窓を開けているとチョッと寒いくらい。

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乗務している車掌さんは2人。駅ごとにオレンジ色の箱を開けてなにやら操作していました。もしかしてタブレット(通標)の交換に相当するような単線区間の安全操作かもしれません。

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小駅に小まめに停まりながら・・・。

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16時52分に宿泊地のPotresina駅に着きましたが、このまま終点のSt.Moritzまで。17時11分着。街中のレストランで夕食。量が多いのに懲りていたので、ステーキをこれ以上小さく出来ないという量でお願いしました。それでも200g。

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食後は夕景のSt.Moritz湖畔を歩いて・・・。

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St.Moritz駅へ戻りました。

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20時23分発のPontresina行きは終電です。

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20時30分Pontresina着。

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朝から晩まで運動部の“合宿”のような長い一日はこれで終わり。残りあと2日、続きはまた後日~。

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9月11日金曜日。晴れ。朝は21℃、日中は28℃。台風18号くずれの低気圧による記録的な大雨は、茨城、栃木に大きな爪痕を残しました。

今朝は久しぶりに青空が広がりました。スジ状の雲はまるで秋のごとし。

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電車内から見る川の光景は幻想的~。

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天気が良い割にはクリニックは平穏で、大雨の時とあまり変わらぬ受診者数。久しぶりに晴れると逆に皆さんお忙しいのでしょう。

夜、いつもの様に夜なべ仕事をしてから帰宅しようと思ったら、小田急線は人身事故でダイヤが乱れていました。本厚木~小田原間で運転見合わせ中。ここのところ連日ダイヤ乱れに遭遇。とほほ~。

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9月12日土曜日。曇り。朝は20℃、日中は27℃。朝5時49分に東京湾を震源とするマグニチュード5.2の地震が発生。東京都調布市で震度5弱、大和市では震度4を観測。久しぶりに大きな揺れでビックリして飛び起きました。

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小田急線は点検のため30分ほど止まっていた様でしたが、動き始めた後もしばらくは速度制限でノロノロ。

まだ6時17分の電車が来ない・・・。

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朝の診療開始前、一日の中で一番仕事が捗る貴重な時間が無くなり、その分、診療終了後の一番仕事が捗らない時間に持ち越し。帰宅時間は平日とあまり変わらず~。

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9月5日土曜日。晴れのち曇り。朝は21℃、日中は28℃。蒸し暑い週末になりました。

今日のクリニックはそれなりに混雑。土曜日はふだん会社勤めをしている方が多いので、地域でのつながりが薄いためか平日に比べて待合室は静か。熱の続く方はレントゲンを撮ったら肺炎でした。やはりマイコプラズマのようで・・・。

診療終了後は新宿へ。今夜は中学3年時のクラス会。献身的な永久幹事さん(!?)のお陰で年に1回定期的に開催されています。中学卒業からは既に40年(!!)。お互いまさかこんな風体になるとは当時は予想だにしませんでしたが現実は受け入れないとね~。なぜか先生だけが年をとらず生徒と判別し難くなって来ました。

さて今日は先日のスイス行きの続きを。レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗って国境越え。イタリアのティラノまでやって来ました。

駅構内にはレーティッシュ鉄道と姉妹鉄道の箱根登山鉄道から贈られたカタカナの「ティラノ」の駅名板。でも日本語表記なので現地の方々には何が何だか判らないかも。

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駅舎の外観はあっさりした感じで、まるで銀行みたい!?。

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駅舎を出ると何だかスイスとは“空気”が違う感じ。

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駅前広場には市内観光用の黄色い連接トレーラー。きっと後続のベルニナ急行の到着を待っているのでしょう。

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そして写真左側、斜め横に隣接する黄色い建物がイタリア側のティラノ駅。

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いや~、やっぱりイタリアンな外観です~。

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構内に入ってみると、11時08分発のミラノ行きが出発を待っていました。

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スイスの車両に比べると薄汚れた感じ。ここからミラノまで3時間ほどだそうで、このまま乗って行きたい衝動に駆られます。

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ところで日本のガイドブックには、ティラノの記述はほとんど無し。あっても「観光名所と呼べるものは無い」とか「スイスから来たら駅前広場でイタリアンを食べよ」程度しか書いてありません。そこでイタリア側の駅構内にあったインフォメーションに立ち寄って市内地図を頂きつつアドバイスを頂きました。推薦して下さったのはSANTUARIO DELLA MADONNA DI TIRANO(?)とPALAZZO SALIS(??)の2ヶ所。どうやら前者は旧市街と反対方向のサンモリッツ方面とミラノ方面の街道の分岐点付近にある由緒ある教会のようで、後者は旧市街にある貴族の豪邸らしいのですが、両方を巡る時間は無さそう。そこでまずは旧市街へ向かってみることに。

街の人口は9000人ほどでこじんまり。住みやすそうな雰囲気。

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街の中心部を流れるアッダ川の橋を渡ると旧市街です。

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旧市街に入ると道路は石畳に。思ったより静かなのは観光地では無いからでしょう。

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とりあえずPALAZZO SALISとやらを捜しますが見当たりません。周囲の人に尋ねても英語は通じませんでした。

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辿り着いたのは路地裏の入口。

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入場料は7ユーロ。スイスフランやカードは使えませんでしたが、そんなこともあろうかと少額のユーロを持っておりました。チョッと高額でしたが折角なので・・・。

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驚いたことに音声ガイドに日本語もありました。

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内部は贅を尽くした天井画が見事。

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精緻な描写です。

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最初はゆっくり音声ガイドに従って眺めておりましたが・・・。

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誤算は意外に邸内が広かったこと、そして音声ガイドが懇切丁寧な説明だったこと。

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ティラノでの滞在はランチタイムを含めて2時間くらいと考えておりましたので後半は駆け足!。あまりに速く戻って来た日本人に受付の方がビックリしておられました。すみません~。

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外へ出てイタリアらしい路地裏を歩いているうちに・・・。

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駅の方角が判らない!?。

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でもアーチを抜けたら・・・。

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アッダ川にかかる橋に出ました。

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河畔を辿れば駅方向に。

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ただ予想外に時間がかかってしまったので、レストランに入ってイタリアンを食べるだけの時間は無くなってしまいました。やむなくテイクアウトのピザを路上で頬張り・・・。

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イタリア側のティラノ駅まで戻ってイタリアンジェラート。

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構内には古そうなタンク機関車の姿がありました。動態保存機でしょうか。

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早くも13時00分発のSt.Moritz行きに乗り込んでスイス側へ戻ります。

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正味たった2時間のイタリアでした。

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9月3日木曜日。曇り時々雨。朝は23℃、日中は29℃。

今日は休診日でしたが、天気は相変わらず優れず。日中は買物に出たり雑用をこなしたり。夕方になって思い立って狛江まで出かけて来ました。昨日帰宅時に駅で「狛江の発展と小田急線」という展示・講演会のポスターを見つけたから。

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狛江駅に降り立つのはとっても久しぶり。狛江市の玄関口としての駅舎はとっても立派ですが、チョッと没個性的!?。

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北口ロータリーを和泉多摩川側へ。駅前とは思えない鬱蒼とした森は昔のまま。

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柵の間から中をのぞくと密林(!?)の中に水の流れも。名刹、泉龍寺の境内の続きでしょう。

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会場はその森に隣接する泉の森会館2階ギャラリー。因みに1階はイタリアン、2階はカフェ、3階はホールになっていて、2階のカフェは地元の方々で賑わっておりました。

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展示資料は決して多くはありませんでしたが、手作り感のある温もりを感じる展示会でした。昔の貴重な写真の数々やポスター、キップなども。地元の長老の方がわざわざ解説して下さいました。恐縮~。

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9月5日土曜日には小田急ファンなら知らない人はいない生方良雄氏の講演会が開催されるそうです。9月7日まで。

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8月31日月曜日から本日9月2日水曜日までは相変わらず天気が不安定で、まるで梅雨時の様な空模様が続いておりました。今朝の「あさぎり1号」は御殿場線内大雨のためJR松田止まり。でも昼前にはやっと久しぶりに青空が顔をのぞかせました。

8月31日月曜日のクリニックは診療開始時に予約外の方が11人!。気温が下がってかぜ症状の方が増えたのかと思いきや“8月中に”と考えた方が重なっただけ。9月に入った途端に診断書やら健診の二次検査やら介護保険の主治医意見書やらが増えたものの基本的には平穏を取り戻した感じでした。1日火曜日の夜は大和市医師会理事会。それ以外の診療時間外はひたすら健診結果判定作業。帰宅時はいつの間にやら秋の虫の声が賑やかになって来ました。

さてチョッと間があいてしまいましたが、今日は先日のスイス行きの続き。Davos2泊に続いてSt.Moritz近くのPontresinaに3泊。12日は天気が良くなったので、レーティシュ鉄道(Rhätische Bahn:RhB)のベルニナ(Bernina)線に乗ってイタリアのティラノ(Tirano)まで走破してみることにしました。この線にはベルニナ急行(Bernina Express)が走っていて「レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」は2008年にUNESCOの世界遺産になっています。

氷河急行もベルニナ急行も、車輛がパノラマカーというだけで普通列車と併結されていて“世界で最も遅い急行”と揶揄されています。パノラマカーに乗るには前もっての予約が必要ですし、途中で予定を変更したりすることは困難なので、今回は最初から普通列車を利用するつもり。

夏とはいえ朝は気温が下がって寒いくらい。ホテルからは下り坂を徒歩10分ほどでPontresina駅。

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通勤、通学客などは見当たらず、とっても静かな駅前でした。

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駅構内には小さな車庫。ローカル然としていて良い雰囲気~。

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左下の写真は反対ホームに停まっていた9時01分発のSt.Moritz行きですが、今回乗った9時04分Pontresina発のTirano行きも同じタイプの車両でした。

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St.Moritz始発の列車は大勢のハイカーや観光客で混雑していました。前日に降りたMorteratsch駅を過ぎ、Diavolezza展望台へのロープウェイ乗り換え駅のBernina Diavolezza駅を過ぎると、車窓には大きな樹木が少なくなって来ました。

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険しく切り立った山々には雪が・・・。もしかして氷河?。

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そしてこの線のハイライト、Lago Bianco(ラーゴ・ビアンコ、イタリア語で白い湖の意)が見えて来ました。

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確かに“白”が混じったような不思議な色。

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そしてBernina線で最も標高の高いOspizio Bernina駅(2253m!)に到着。ここがサミットでこの先は基本的に下り坂。ここまでがロマンシュ語圏、ここから先はイタリア語圏。

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湖畔の道は整備されたトレイル。帰りには体力が残っていれば途中下車して歩いてみたいところ。

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乗車しているのは先頭の動力車ですが、後方に最後尾の客車が見えます。

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Lago Biancoの湖畔をしばらく走って別れを告げると・・・。

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間もなく次のAlp Grüm駅(2091m)。ここからも氷河が垣間見えます。

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ここから急勾配、急カーブをどんどん下って・・・。

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Poschiavoの街へ。

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しばらく道路上を走ってから・・・。

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紺碧のPoschiavo湖畔を走ります。

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Brusio駅を過ぎると、Bernina線後半の名所、オープンループ線にかかります。

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下手な写真で全容はとても判らないかもしれませんが・・・。

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回転しながらずんずん高度を下げて行きます。

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かなりの勾配を駈け下りる感じ。

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ループの真ん中に立って昇り降りする列車を眺めてみたいところ。

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ループ線を通過すると間もなくスイス領最後のCampocologno駅。国境を越えてTirano市内へ入ると道路との併用軌道をゆっくりと進みます。路面電車にしては長過ぎ~。

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終点Tirano駅に11時00分に到着しました。Pontresinaから1時間56分の旅でした。

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さてイタリアの田舎町を散歩してみようと思いますが、長くなってきたのでまた後日~。

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8月24日月曜日。曇り。朝は24℃、日中は28℃。沖縄や九州は大型の台風15号が接近中。石垣島では風速71mという前代未聞の最大瞬間風速を記録したそうです。

今日のクリニックは混雑気味。朝から予約外の新患の方がたくさんいらっしゃいました。先週までは夏休みの延長みたいな雰囲気でしたが、今週から本格的に皆さん始動した感じ。

診療時間以外はひたすら健診結果の判定作業。帰宅時は23℃まで気温が下がっていて、半袖では寒いくらいに。

さて今日も先週のスイス行きの続きを。Davosに続く第2の宿泊地Pontresina駅で荷物をコインロッカーに入れ、Morteratsch駅までの乗車券を買い、次の列車までの待ち時間の間にキヨスクでパンとコーヒーを買って待合室でランチ。Pontresina12時08分発のTirano行き普通列車1629列車は、1990年製で最大出力1600kWのABe4/4 51-56形電車でした。Morteratsch駅までの所要時間はたったの8分で12時16分着。

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Morteratsch駅は無人駅でしたが、駅前には賑やかなカフェ・レストランがあってホテルも併設。約130年前からここにあるそうで・・・。

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周辺にはたくさんのトレイルがある様ですが、今回はMorteratsch氷河を見て帰って来る平坦なコースを選択。

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並行する川は、氷河がどんどん溶けだしているせいか、ゴウゴウと音を立てて流れていました。

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コース沿いには1878年から測量されて来た氷河の末端を示す標識があります。

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なだらかな整備された道を片道約45分。正面に壮大なMorteratsch氷河が見えて来ました。

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雲の流れが速くて、日が出たり陰ったり。意外に愛犬連れがたくさん。ベビーカーを自転車で牽引しながら登って行く人も。

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沿道には可憐な花々。

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1970年の標識を越えると、氷河の端の様相が見えて来ました。

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そしてついに“現在の”終点まで。

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逆光で見辛いですが、チャンと2015年の標識が建っていました。何だか墓標のような・・・。

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氷はどんどん溶け出していて、僅かな休息時間にも氷河が崩落する“音”が。早晩消えて無くなってしまいそう!?。

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小休止ののち、来た道を引き返します。右前のご夫婦がそれぞれ背負っているのはお子さん。左前からは4匹の愛犬連れ。

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下の写真は振り返ったところ。基本、帰りは下り坂ですから足取りは軽やか。

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Morteratsch駅まで早々に帰って来ました。

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帰りは14時38分発St.Moritz行き。ハイカーで混雑して10分遅れでした。

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宿泊予定のPontresina駅で下車。Samedan行きローカル列車を牽く電気機関車や・・・。

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構内の貨物列車などを眺めてから、谷を挟んだ向こうにあるPontresinaの街へ向かいました。

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チョッと長くなって来たので続きはまたこんど~。

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8月23日日曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は30℃。

今日は朝から有明の東京ビッグサイトまで。第16回国際鉄道模型コンベンションをのぞいて来ました。

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イベントスペースは広大。

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そこに企業出展が45、個人や一般団体、学校などのクラブや同好会など、モデラーの出展が47、そのほかイベントエリア、イベントステージ、フードコートエリアが設けられていました。

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大きなレイアウトをノビノビと走る車輛たち。横須賀鉄道模型模型同好会。

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残念ながら私の守備範囲では、企業出展の中にビックリするような目玉的新商品はありませんでした。もっとも新商品発表会は金曜日だったので、そこには目玉があったのかも。

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見る人が見れば判るので解説は割愛。

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カトーのNゲージのラウンドハウスは見事。

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例年のごとく、中学、高校、大学などの学校関連のクラブや同好会も頑張っていました。下のレイアウトは早稲田大理工学部職員OB鉄道模型同好会。

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下は日大豊山中高のNゲージのモジュール。

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ステージ上では“牽引力コンテスト”が開催中。“低速コンテスト”や“登坂コンテスト”も開催されていた様です。

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台湾やアメリカ型に特化したクラブも。

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見ているとキリがないので、ほどほどで切り上げ、ゆりかもめでお台場へ。

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お台場周辺は、終盤の近付いた夏休みを楽しむ子どもたちや家族連れで大混雑でした。外国人観光客の姿もたくさん。

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海上には屋形船や遊覧船。

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でもひと雨来そうな雲行きになって来ました。夕方早々に帰宅。

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例年このイベントが終わると、夏も終わりです~。

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8月21日金曜日は曇り一時雨、8月22日土曜日は晴れのち曇り。金曜日は29℃までしか上がらず夏の終わりの一抹の寂しさを感じておりましたが、土曜日にまたまた33℃の真夏日になればやっぱり暑さは辛い~。

今週末のクリニックは、金曜日は混雑していましたが土曜日はとっても平穏でした。思えばまだ夏休み期間。土曜日は天気が良かったので皆さんお出かけになったのかもしれません。先日来、少し気温が下がったせいか、咳や喉のかぜ症状の方がまた増えて来た感じ。中にマイコプラズマ肺炎の方も。喘息症状の方もちらほら。

さて今日も先週のスイス行きの続きを。8月11日のDavosの朝は雲が多めでしたが、日中は次第に晴れて来ました。

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今日は次の宿泊地であるPontresinaへの移動日です。まずはDavos Platz発9時31分のローカル列車R1813列車Filisur行きで終点まで。この路線はスイス東部のグラウビュンデン州を中心に約400kmの路線網を持つスイス最大級の私鉄レーティッシュ(Rhätische)鉄道の一部Davos線です。

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FilsurまではDavosのゲストカードが使えてタダなので、チケットはFilisurから先Pontresinaまでの区間のみ購入。それもスイスパスのハーフフェアカードで半額でした。

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車両は2010年から運用が開始された最新車両。3両1組の電車ですが、急勾配路線で客車や貨車を牽引するために機関車並みの出力(交流区間で2600kW、直流区間で2400kW)を誇っています。

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車体側面には沿線の橋脚を題材にした切手模様があしらわれていました。運転台は近代的構造。

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下は2等車の車内。

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そして1等車。う~ん、居住性にあまり大きな違いは無いかもしれません!?。

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下は窓際のサイドテーブル上に印刷されていた路線図。Filisurは5つ目です。

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強力パワーの電車は険しい山中をモリモリと進み、山小屋風の小駅に丹念に停車。どの駅でもハイカーが降りて行きます。右下の写真がDavos Wiesen駅。

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このDavos Wiesenを過ぎると有名な延長196m、高さ88mのWiesen橋。車窓は迫力満点ですが、車内からの写真は今一つ。

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険しいLandwasser渓谷も画面に下まで入りきれません。

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次のFilisurに9時56分着。ここからAlbula線St.Moritz方面へ乗り換えです。Albula線は日本でも有名な氷河急行(Glacier Express)、ベルニナ急行(Bernina Express)も走るいわば本線筋。

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ちょうど氷河急行がSt.Moritz方面から降りて来ました。

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氷河急行とは言っても車輛が違うだけ。普通列車に併結されています。前の方は普通客車。

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後ろに従っている展望車が氷河急行部分。

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赤い車両はパノラマバー車。

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完全空調とは言え、展望を良くするためにガラス張り部分が多い上に、窓が開かないため、天気が良いと汗だくになった記憶があります(実は過去に2回乗ったことがあります~)。

Filisurで10時02分発St.Moritz行き急行列車RE1125列車に乗り換え。例によって乗り換え時間はたった6分ですから、乗車列車を撮るヒマもありません。次のBergün~Preda間では417mの標高差をかせぐためにAlbula川を4回横切り、3か所のスパイラル・トンネルをくぐります。下に見える線路は先ほど通ったところ?。

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向こうに見える鉄橋はこれから通るところ??。

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グルグル回っているうちにPreda駅(標高1789m)に到着。ここでは現在トンネル改修工事の真最中。

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Preda駅を過ぎるとAlbulaトンネル。このトンネルは現在でもアルプスを越える最も標高の高いトンネルで全長5866m。トンネルを抜けると程なくSmedanに10時45分到着。直ちに10時48分発のPontresina行きR1925列車に乗り継ぎ。写真は客車側から見た機関車の顔。やはり乗り継ぎが良過ぎて写真が撮れません。

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終点Pontresina(標高1774m)には10時55分着。

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まだホテルのチェックインには時間があるので、駅のコインロッカーに荷物を収納して活動を継続することに。

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コインロッカーには日本の様なカギがありませんが、きちんと蓋を閉めてコインを入れると、代わりにトークンが出てきました。これがカギの替わりになるのです。

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ここで3泊する予定。なんでSt.NoritzではなくてPontresinaなのかって?。それは世界のリゾートSt.Moritzのホテル代が高かったから。日本で言えば軽井沢と、隣接する長野原町、嬬恋村、御代田町あたりとの違い?。あっ、チョッと失礼!?。

長くなって来たので続きは後日に~。

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8月18日火曜日8月19日水曜日は、両日とも晴れたり曇ったり雨がパラついたりで、とっても不安定な天気でした。朝は27℃、日中は30℃。

クリニックは、午前中はそれなりの混雑でしたが、午後からはとっても混雑。かぜ症状や感染性胃腸炎の方が多めでしたが、初診で時間のかかる方も多くて、予約外の方には相当お待ち頂くことになってしまいました。診療時間以外は紹介状書きや健診結果判定作業など、黙々と事務仕事~。

さて今日は先日のスイス行きの続きを。チューリッヒ空港に到着して一気にダボスまで列車で移動。翌日は目覚めてカーテンを開けると、まずまずの天気でした。外へ出て見れば高緯度の標高1500m超えの地。気温は10℃チョッとで震え上がりました。

下の写真の教会の塔が見えるあたりが、昨夜降り立ったダボス・プラッツ駅のあたり。

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ダボスに2泊以上宿泊すると“ゲストカード”が支給されて、これでダボス周囲のケーブルカーやロープウェイ、バス、鉄道は何と乗り放題!。早速ダボス北側の一番高い展望台、ヴァイスフルーへ上がってみることにしました。ケーブルカーの乗り場はもう一つの鉄道駅ダボス・ドルフ近く。

ケーブルカーはとってもモダン。一気に立ち込めていた雲の上に出ました。

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第1セクションは高度2218mまで。ここでやや小型のケーブルカーに乗り継ぎ。

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ケーブルカーの天井はガラス張りで周辺の山々の眺望も抜群。前の方に乗っているヘルメット姿の若者は、マウンテンバイクで一気に山を駈け降りようとしている無謀な(!?)輩たち。

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森林限界を越えて、周囲には高木が無くなりました。

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軌道は立派で、結構なスピードで上がって行きます。

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第2セクションのケーブルカーの終点は高度2686m地点。

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こんな高地にも立派なカフェ・レストランが!。ただし朝早いせいかお客さんの姿は無し。

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下の写真はここから下界を見下ろしたところ。ダボスの街は雲海の下。

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その先、山頂までの第3セクションはロープウェイ。下から見ると・・・ウヒョ~。高所が苦手な私にはチョッと鳥肌モノですが、ここまで来て引き返す訳には・・・。

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シッカリ手摺りに摑まりながら堪えました。

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見下ろすと先ほどのマウンテンバイクの人達が下りて行くところ。

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人知れず掌に汗をかきながらついに高度2844mの山頂に到着。

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ここまで来るともはや下界のダボスの街は見えませんが、ベルニナアルプスが一望!。

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まさかこんなところにもカフェ・レストランが!。

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真夏なのに雪が残っていました。

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眺めは良いけれど周囲はガレ場で殺風景。さらに寒いので早々に退散。第1セクションのケーブルカーの終点、高度2218m地点まで戻り、アルプスの草原でしばし牛と戯れました。

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足もとには可憐な高山植物たち。

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気分爽快~。頭の中はもちろん“アルプスの少女ハイジ”のテーマソング!?。

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ノンビリ草地で昼寝でもして行きたいところですが、周辺は牛フンだらけ。それにまだケーブルカーやロープウェイで労無く上がれる展望台が2か所残っています。ケーブルカーもロープウェイも鉄道の仲間。せっかく乗り放題なら制覇しないとね~。

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帰りのケーブルカーでは雲が少なくなってダボスの街が見えました。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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8月17日月曜日。雨。朝は25℃、日中は28℃止まりでしたが、湿度が高くてジメジメした一日でした。朝の通勤時間帯はかなりの豪雨で、新横浜~小田原間では新幹線がストップしていました。

さて、お盆休み明けのクリニックは予想通りの混雑。わざわざ当院の休み明けを待って受診して下さるのは誠に光栄ですが、中にはその間に明らかに悪化している方も。そんな時はどうぞ無理なさらずに、開いている医療機関を受診して下さいませ~。今日は逆に近隣のかかりつけの先生が夏休みで、お薬を切れたと飛び込んでいらっしゃる方もちらほら。

さてこの1週間、お休みを頂きまして相も変わらずの(!?)鉄道旅行をして参りましたので、数回に分けてそのご報告をしていきたいと思います。

9日は早朝の成田エクスプレスで成田空港に朝7時56分着。10時25分発のスイスインターナショナルエアラインズLX161便でチューリッヒへ向かいました。機材はエアバスA340-300。219席の中型機ですが機内は満席。所要時間は12時間25分。飛行機を見るのは好きだけれど乗るのは嫌いな私にとって、かなり過酷な時間でした。

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時差は7時間。定刻の15時50分より10分ほど早く着きました。

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入国手続きは至って簡単。直ちに空港地下のスイス国鉄窓口へ。まずはチケットのバリデーション。今回は準備したチケットはスイストラベルパス・フレックス+ハーフフェアカードコンビ。スイストラベルパス・フレックスは1ヶ月間の任意の4日間乗り放題。JRの青春18キップほど破格ではありませんが、普通列車以外の列車にも乗れますし、かなりの数の博物館や美術館にも入れます。必ず乗車前に使用する日付けを自分で書き入れることが決まりごと。またハーフフェアカードはその4日間以外の1ヶ月間にチケットが半額で買えるキップ。両者を組み合わせてお得に使うにはチョッとアタマを使わなくてはなりません。

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既に夕刻でしたが、スイスのこの時期は夜9時頃まで明るいので、明るいうちに遠くまで行ってしまう作戦に。

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チューリッヒ空港駅を17時13分発のIntercity728列車で、まずはチューリッヒ中央駅へ。

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所要時間は10分ほどですが、遅れていたので乗り継ぎは駆け足。スイスの鉄道ダイヤは巧みな構成になっていて、乗り継ぎはスムーズ過ぎるほどスムーズ。写真を撮っているゆとりも有りません。17時37分発のクール行きIntercity579列車に乗り継いで、スイス東南部のランドカルトに18時41分着。そこからさらに18時47分発のダボス・プラッツ行きRegioExpress1085列車に乗り継ぎ。ふ~っ(汗)。さすがに外は薄暗くなって来ました。車窓は生憎の雨模様でしたが、いかにもスイスらしい光景が。

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ここランドカルトからはスイスの山岳地帯に分け入って行きます。急勾配をグングンと上がって、鉄橋を渡り、トンネルを抜けて、終点のダボス・プラッツに19時56分着。

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そう、ここは“ダボス会議”で有名な“あの”ダボス!。でも意外にこじんまりした田舎町でした。駅から徒歩15分ほどのホテルにチェックイン。かろうじてまだ開いていた町のレストランに飛び込んで、ベジタリアン・プレートを注文。当然野菜ばかりですが、長いフライトと列車移動の後には、これくらいがちょうど良い感じ。

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暗くなって明らかに20℃を割り込んで来ました。レストランを出ると、さっ、寒っ!。

翌日はダボス周辺を見て廻りますが、続きはまた後日~。

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8月7日金曜日。晴れ。朝は29℃、日中は36℃。昨夜から未明にかけては29℃もあった様で、とても冷房無しでは眠れない日々が続いています。

夏休みまであと2日となった今日のクリニックは朝からかなりの混雑。休みに入る前に・・・なんて方がたくさん。薬を切らして駆け込んで来る方もちらほら。何故かこんなタイミングで高血圧の新患の方が数人いらっしゃいました。

診療終了後は税理士さんと打ち合わせ。休み前に片付けておかなければならない仕事が山積みです。こんなに辛いなら休みなんて要らない!・・・なんて昨年も書きましたが、もちろん冗談です~。

さてチョッと時間が経ってしまいましたが、今日は休み前に完結させておかねばならない7月26日日曜日の三陸行きの続きです。八戸から八戸線で久慈まで行き、そこから5分の乗り継ぎで三陸鉄道北リアス線で宮古に到着しました。

(JTB時刻表7月号より)

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ここから山田線の盛岡行きに乗り継ぎます。宮古着15時47分で山田線は宮古発15時53分。やっぱり乗り継ぎが良過ぎて駆け足。待っていたのはキハ110系気動車の単行でした。1両なのにワンマン運転ではなくてチャンと車掌さんも乗務。

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隣の2番線ホームには盛岡から到着したばかりの快速「リアス」が。あちらもキハ110系単行でした。ここから南側の山田線宮古~釜石間は東日本大震災の影響で現在も不通のままです。

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本当はここ宮古で途中下車したいところでしたが、15時53分発の列車を逃すと次は18時10分発の終列車までありません。因みに1本前の列車は6時間以上前の9時34分発。何と盛岡と宮古を結ぶ列車は1日4往復(宮古発5時07分、9時34分、15時53分、18時10分)しかないので、不用意に途中下車などしたら大変なことになります。

乗車券は前もって相棒が買っておいてくれました。宮古から東京都区内まで9830円。

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宮古を定刻に発車した単行列車は、北上山中から宮古湾へ注ぐ二級河川閉伊川(へいがわ)に沿って山中に分け入って行きます。山田線と閉伊街道(宮古街道、国道106号線)は、愚直なほどにこの閉伊川の蛇行に忠実に沿っているので、カーブと勾配が結構厳しい路線。線形は近代的な三陸鉄道とは対照的です。

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車内はほぼ満席。でも1日に4本しか運転していなくて、しかもたった1両ですから、これくらい座席が埋まっていないとね~。

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キハ110系は平成2年に登場した近代的な気動車。420馬力の強力エンジンを搭載していますので、古い国鉄型の気動車と違って力強く坂道を登って行きます。

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20分ほどで茂市(もいち)駅に到着。茂市はひときわ大きな駅で有人駅ですが、2014年度の1日平均乗車人数は55人だったそうです。かつては岩泉線(2010年7月31日に災害により不通、2014年4月1日廃止)の分岐駅でした。

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隣の腹帯(はらたい)駅もかつては島式ホームで交換施設があった様子。

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更に人煙稀なる山中へ分け入って行きます。

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線路には雑草が生えることもなく、コンクリート枕木も使用されていてメンテナンスは良好。

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少し周囲の山の高さが低くなって来て・・・。

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サミットの区界(くざかい)駅に到着。ここで列車交換のため6分停車。

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乗務員も乗客もホームに降りて小休止。

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立派な駅舎もあってここも有人駅ですが、2014年度の1日の平均乗車人数は2人(!)だったそうです。

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ここが山田線の最高地点であると同時に東北地方で最高所に位置する駅。744メートルだそうです。

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やがて宮古行きがやっぱり単行で登って来て・・・。

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後から来たのに先に発車して行きました。

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ここからは盛岡までは下り勾配。

(JTB時刻表7月号より)

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次の浅岸駅と大志田駅は普通列車なのに通過!。この両駅は“秘境駅”として最近とっても有名になりました。下は現在書店に並んでいる「旅と鉄道」に掲載されていた浅岸駅ですが、周辺に人家は無く、列車は1日1往復しか止まりません。しかも2013年1月からは冬季は全列車通過!。このたびJRのなかでもっとも到達し難い秘境駅の第1位に輝きました。

(旅と鉄道、2015年9月号より)

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そんな2駅通過で区界17時26分発で次の上米内には17時53分着。

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そしてついに盛岡駅に18時08分到着。三陸から山田線をまわって盛岡へ戻って来ると、街の灯りが眩い感じ!?。

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盛岡からは18時50分発の「はやぶさ・こまち32号」に乗り継ぎ。

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新青森からの「はやぶさ」が先に到着して、後から到着した「こまち」と連結作業。

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東京駅には早くも21時04分着。那須塩原に9時01分に乗ってからほぼ12時間乗り詰めの楽しくも辛い!?一日でした~。

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8月3日月曜日。晴れ。朝は27℃、日中は35℃。今日も朝から気温はウナギ登り。

下は本日15時の気温分布。オレンジ色が25℃、ビンク色が30℃、そして赤が35℃以上。こう暑い日ばかり続くと思わず笑ってしまいますよね~。

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今日のクリニックは、待合室に入って来られる患者さんがビックリするほど空いていました。かぜ症状の方が少ないのと、厳しい暑さのため外出を控えられた方が多かったのかキャンセルの方がちらほら。当院に着くや否や直ちに診察に呼ばれるので皆さん汗だくのまま。珍しく(!?)ほぼ時間通りに診療が進みました。

さて先週土曜日の話。夜帰宅時に中央林間から二子玉川へ。田園都市線は8500系でした。昭和50年から平成3年まで400両が製造された東急8500系は一部が廃車されたもののまだまだ現役。

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ふと気付いたのは、8629は昭和53年製造なのに昭和51年ローレル賞のプレートが付いていること。後付けなんですね~。

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さて二子玉川駅の東側は再開発されて異空間に変貌。

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7月17日には二子玉川エクセルホテル東急がオープンしたばかり。

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夏の週末の夜、人出は結構多めでした。

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そんな近未来的空間から僅かに多摩川方向へズレると、途端に誰もいなくなります。チョッと心配な雰囲気!?。

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突き当たりは多摩川の川原ですが・・・。おや、こんなところに灯りが!?。

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実はここ、知る人ぞ知る鉄道模型専門店「いさみやロコ・ワークス」さん。ネジ1本、部品1個、方眼紙や型紙、電線、真鍮線や真鍮板などなど、1円単位で買物が出来る今や貴重な“昭和の模型屋”さんです。

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私は小学生の頃から遠路はるばる(小学生にしては・・・ですけど)通って来ておりましたが、その当時は30歳代だったと思われるオヤジさんは今や80歳を越えて現役。久しぶりでしたが扉を開けると「いらっしゃい」の声、会計時には「明朗会計~」と言いながらのレジ打ちは、昔と全く変わりませんでした。

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パソコンによる在庫管理とは無縁なので「あるとすればこの辺だから捜して」って調子ですが、何十年も前の掘り出し物が見つかることも。話好きなので、こちらが一生懸命部品を捜している時にも余計な話をされるのがタマにキズ!?。

下は模型雑誌の広告。左は最新、右は東急8500系がまだ新車だった頃のもの。店の位置は同じですが、案内地図の駅前は一変しています。

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街が近代化されても残っていて欲しい隠れ家です~。

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7月30日木曜日。曇り一時雨。朝は27℃、日中は33℃。

今日は休診日でしたが天気は不安定。相変わらず蒸し暑い一日でした。昼過ぎには外出しておりましたが、急速に辺りが暗くなって雷鳴がとどろき・・・小降りになった隙に逃げ帰って来ました。

さて今日も先日26日日曜日の続き。八戸からJR八戸線で海岸沿いを終点の久慈まで。14時05分に到着して跨線橋を渡って三陸鉄道北リアス線に乗り継ぎ。5分後の14時10分発宮古行きは1984年(昭和59年)の三陸鉄道開業時に導入された36-100形2両編成でした。36は「さんりく」をもじったもの。

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三陸鉄道北リアス線は、久慈~宮古間71kmを結ぶ第三セクターの鉄道。かつては宮古~田老間は国鉄宮古線(1972年2月開業)、普代~久慈間は国鉄久慈線(1975年7月開業)でしたが、田老~普代間の完成目前になって国鉄路線としての廃止が決定。第三セクター方式で引き継がれて1984年4月に全通開業しました。

(JTB時刻表7月号より)

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ご存知の様に、2011年3月11日の東日本大震災では大きな被害を受けて全線で不通になりましたが、早くも5日後の3月16日に陸中野田~久慈間、さらに3月20日には宮古~田老間、3月29日には田老~小本間で運転再開。2012年4月1日に田野畑~陸中野田間、2014年4月6日に小本~田野畑間が開通して晴れて全線で運転再開となりました。

急いで乗り込んだ2両編成の車内は既に満席に近い状態でした。

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乗車券は八戸から通しのものを相棒が購入しておいてくれましたので、そのまま乗車。

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比較的新しい線なので、軌道は立派で乗心地は快適。高低差やカーブを避けるためにトンネルや築堤、高架が多用されています。線路が良いのでローカル線とは思えぬスピード!。八戸線とは大違い!?。

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車両は車体長は短いものの旧国鉄規格に合わせてあるそうです。

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途中駅での乗り降りも結構あって、沿線の足として活用されている様子でした。

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沿線は険しいリアス式海岸。トンネルを抜けるたびに入り組んだ海岸線に防潮堤が見えます。

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駅名表示にも「不思議の国の北リアス」のキャッチ。

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この周辺は「あまちゃん」(ついぞ見たことがありませんけど~)のロケ地なのだそうで、ハイライト区間のみ約40名の観光ツアーの方々が乗車して来られました。

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大勢の観光客を乗せてビューポイントの安家川橋梁では線路上で数分停車!。

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道路は国道45号線だそうです。

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さらに堀内~白井海岸間の大川橋梁でも停車。地元の方々には申し訳ない感じ!?。

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天気が次第に回復して来て・・・。

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海が青くなって来ました。海水はとっても綺麗そう。

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でも震災から4年以上経つのに、沿線ではまだまだ復旧工事が進行中。

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震災以前の状態に復するのはいつの日のことでしょう。

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宮古駅には15時47分着。学生時代に宮古に泊まったのは1981年10月9日のことですので何と34年振り!。

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チョッと街の様子を見てみたいところですが、山田線への乗り継ぎはたったの6分!。久慈駅に引き続きやっぱりトイレにも行けません・・・。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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7月28日火曜日29日水曜日はともに曇り時々晴れ。朝は27~28℃、日中は33~35℃。両日とも蒸し暑くて東南アジアの様でした。もっとも東南アジアには行ったこと無いですけど~(^^;。

クリニックは、暑さ続きのせいか食欲不振や全身倦怠感など、体調が優れない方がたくさん。それでも“熱中症です”なんてご自分で自信を持って診断を付けて来られた方は皆さん大丈夫、熱中症ではありません。時期的なものか健診の二次検査で来院される方がちらほら。

火曜日の昼は大和市医師会事務局で会計業務。終了後は直ちに帰院して他施設で読影を終えて戻って来た山積みの肺がん検診の結果判定作業。ひと山終わると次の山が・・・。正にわんこそば状態です~。

さて今日は26日日曜日の続きを。蒲須坂で臨時「北斗星」撮影後、早々に撤収して那須塩原駅へ。駅売店のおにぎりで朝食を済ませて9時01分発の「やまびこ205号」に乗り込みました。

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仙台着10時06分。そこから10時16分発の「はやぶさ7号」に乗り継いで早くも八戸に11時26分には到着!。最高時速320kmの威力を実感しましたが、美しい車窓を眺めるには速過ぎです~。

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30分後にはもう次の「はやぶさ」が・・・。約40年前に初めて北海道へ遠征した際、臨時寝台急行「八甲田51号」で一晩かけて吹雪の八戸に到達したことを思い浮べれば、正に隔世の感。その時には構内に八戸線で廃車になったばかりのC58型蒸気機関車が留置されていたのを覚えています。

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まずは駅構内のホテルメッツ八戸内の食堂で腹ごしらえ(イカさし定食、930円!)。

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その後ホームに降りて見れば、国鉄車両キハ40系3連が停車中。八戸線用でしょう。

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東北新幹線全通後は、かつての東北本線は消滅。第3セクター方式で岩手県側の盛岡から目時までは「IGHいわて銀河鉄道」、青森県側の目時から青森までは「青い森鉄道」となっていますので、JR線は島状にポツンと取り残された八戸線だけ。

(JTB時刻表7月号より)

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でも同じく取り残されたJR大湊線からのキハ110系2連が野辺地から八戸まで乗り入れて来て、あたかもJRメインの駅のような錯覚に陥ります。

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かつては国鉄の優等列車が長大編成で発着していた長いホームに、たった2両で停車中の大湊線乗り入れ列車。

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下の写真の電車が「青い森鉄道」の車両です。

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さて今回ここまで来た目的は三陸海岸沿いの列車に乗ること。まずは八戸線に乗車です。八戸発12時22分の列車は週末のみ「リゾートうみねこ」車両を使用。

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東日本大震災直後の2011年4月から運行されているキハ40系改造の3両編成です。う~ん、チョッとスタイリングは野暮ったい!?(失礼~)。

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先頭の3号車のみ指定席。これに終点の久慈駅まで乗車します。

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定刻12時22分に加速はゆっくりだけど重々しいエンジン音を発しながら八戸駅を後にしました。しばらくは意外に街中を走ります。

この車両で特筆すべきは大きな窓と1号車と3号車の回転式リクライニング1人掛けシートとハイデッキ構造2人掛けシートの配列。海を眺めるための車両なのです。

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指定席は1人掛けシート側が埋まるくらいで、残念ながらガラガラ状態でした。

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自由席の2号車は座面を畳敷きにしたボックスシートで、背もたれが高いので個室感覚。

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高架線の本八戸の市街を抜けるといよいよ海が見えて来ました。

(JTB時刻表7月号より)

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鮫を過ぎるとウミネコの繁殖地と金運のパワースポットの蕪島神社。

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・・・種差海岸(たねさしかいがん)、大久喜(おおくき)、金浜(かねはま)、大蛇(おおじゃ)、階上(はしかみ)までが青森県。次の角の浜以降久慈まが岩手県です。

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種市(たねいち)を過ぎてから海岸沿いを走ります。

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空は曇ったり晴れたり。南東北の梅雨明けは正に26日当日でしたが、北東北は29日。そんな狭間の天候でした。

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夏休み期間なのにほとんど泳いでる人が誰もいない・・・。

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日射しが出て来ると海が急に青くなります。

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どっかで途中下車して海岸でボーットしたい誘惑にかられます。

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もちろん写真は走っている列車内から撮っております。

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でも海から近過ぎて・・・。

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津波の被害を受けた場所も少なからず。

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それぞれの車両には津波警報が発令された場合のお願いや・・・。

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八戸線避難口の表示が、忘れてはならない現実に気付かせてくれます。

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終点の久慈駅に14時05分着。隣のホームには「TOJOKU EMOTION」が停車中でした。これは2013年10月から運行されているランチやデザートブッフェが楽しめるダイニング車両。こちらもいつか乗って見たいです。「ようこそ不思議の国の北アリスへ」のキャッチはなかなか攫みは良いでしょう。

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久慈は世界有数かつ国内最大のコハクの採掘産地だそうで、意外に大きな街でした。立ち寄りたいところですが、乗り継ぎ時間はたったの5分なので、トイレに行く時間もありません。

長くなったので続きはまた後日~。

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7月27日月曜日。晴れ。朝は28℃、日中は35℃。相変わらず体温なみの気温の日々です~。

週明けのクリニックは意外に平穏でした。暑いけれど気温の変動が少なくなったからでしょうか。明らかにかぜ症状の方が減りました。昼は更新時期を迎えた超音波診断装着のデモンストレーション。う~ん・・・。夜は健診結果判定作業を黙々と。

さて今日は昨日26日日曜日のご報告を。全国的に晴れて記録的な猛暑になりました。前日から宇都宮泊まり。アール・メッツ宇都宮の8階の窓から見た朝日です。

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JRのホテルだけあってほとんど駅構内という恵まれた環境!?。貨物列車の音を聴きながら一晩過ごせました。眼下にはDE10やEF65の姿が!。

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朝5時50分にホテルをチェックアウトして、東北本線蒲須坂駅北方の撮影地点に6時30分頃に到着。田んぼの緑が鮮やか~。

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今日ここに来たのは臨時「北斗星」撮影のため。実は4月にも同じパターンでここまで来ましたが、前回の「カシオペア」はリハーサル。同じダイヤで運転される今回の臨時「北斗星」が本番なのでした。早朝にもかかわらず大勢のご同業の方々が。ご苦労様~。

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まずは通勤電車や・・・。

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いまや貴重なEF66(残念ながら下り貨物)で練習。

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あれ!?、もう「北斗星」は廃止になったのではないかって?。確かに定期運転は今年3月で終了しましたが、実は8月まで週末を中心に臨時運転が設定されているのでした。今回は土壇場「北斗星」の雄姿を脳裏に焼き付けておこうという企画。

朝7時過ぎにもかかわらず早くも30℃を超えた様子で、日射しを遮るものの無い炎天下は“修行の場”と化していましたが、定刻の7時28分に予想外にゆっくりとした速度でやって来ました。

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今日の牽引機はカシオペア塗色の銀色。北斗星塗色の青色と共用されているので、今日の様に客車編成と色が揃わないこともしばしば。

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牽引機はEF510-510。前回ここで撮影した時も同じ機関車でした。

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眼前を通過。振り返ると小さな鉄橋を渡って行きます。

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編成は定期運転時よりも個室の多い豪華編成。

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バラエティーに富んだ個室の配置のために前後左右非対称の窓配置。

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右下はロビーカー。

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そして左下は食堂車。

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今やプラチナ中のプラチナチケットになってしまいました。

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最後尾の電源車を含めて12両編成。

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最終運転は上野発、札幌発とも8月22日。

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今回がブルートレインと対峙する最後の機会だったかも知れません。

さて、これから“北”に向かいますが、長くなって来たのでまた後日~。

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7月25日土曜日。晴れのち曇り。朝は26℃、日中は34℃。今日もとんでもない暑さになりました。

夏のシーズンの土曜日のせいか、朝の電車の向かいの座席はこんな状況。勤労意欲がそがれます~。

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今日のクリニックは夏かぜの方がちらほらいらっしゃいましたが、概して平穏に経過しました。あまりバタバタしなかったのは久しぶりかも。診療終了は時間通りでした。

診療終了後は急いで新宿へ。町田からLSE「はこね24号」に乗れました。

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わずか410円でとっても贅沢をした気分になれますね~。

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他の座席はガラガラでしたが、展望席だけはいつでも一杯。

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新宿に15時20分着。相棒と落ち合って東京駅へ。東京駅16時00分発の「やまびこ145号」に乗車出来ました。

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本日は宇都宮(16時49分着)で下車。駅前にあるJRホテルのアール・メッツ宇都宮にチェックイン。サボが展示されているのがJRホテルらしいところ。

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ひと休みしてから徒歩で街中に食事に出ましたが、まだ暑くてお店に着く頃には汗だくに~。今夜は明朝5時起きに備えて早寝します。

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7月23日木曜日。雨のち曇り。朝は25℃、日中は29℃。今日は休診日でしたが湿度が高くてジメジメした一日になりました。

今日は朝から所用で外出。一旦帰宅後は近場でランチ。夕方はやはり所用で虎ノ門まで出かけておりました。久しぶりに乗った銀座線虎ノ門駅の柱は古色蒼然としたままでしが、車両は新車に変わってピカピカ~。

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さて、先週発売になった現在書店に並んでいる「鉄道ダイヤ情報」(交通新聞社発行)が通巻400号を迎えました。

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もとを辿れば、鉄道100年の昭和47年11月に創刊された「SLダイヤ情報」。当時は弘済出版社発行でした。私自身はちょうど日豊本線の撮影に行った際に、宮崎駅ホーム上の移動式売店でこの雑誌と遭遇。

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本州ではさすがに蒸気機関車が少なくなっていましたが、北海道と九州ではまだまだ活躍中。インターネットの無い時代、日に日に減っていく蒸気機関車の情報はとっても貴重でした。

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特に当時は貨物列車の時刻表を入手することが困難でしたが、本誌ではそれが一目瞭然。下は函館本線のページ。当時はC62はまだ3号機が残っていましたが運用は無し。でもD52は五稜郭に10両が残って活躍していました。

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裏表紙がまた時代を反映していて、旧型客車の窓から長髪の若者たちが顔を出している「フジカラー」の広告。ちょうど今の“団塊の世代”でしょう。

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蒸気機関車の本線営業は昭和50年12月、構内入換えも昭和51年3月には全廃されてしまったため、「SLダイヤ情報」としての寿命は長くはありませんでしたが、その後も廃刊にはならずに昭和51年夏には「鉄道ダイヤ情報」として発刊。昭和58年に季刊化、昭和62年には月刊化されて現在に至っているそうです。

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当時はこの「ダイヤ情報」と下の写真の「国鉄車両配置表」を眺めながら、次の行先の計画を立てていました。

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ただ残念だったのは“重要”な時期が受験時期に重なってしまったこと。そのため(!?)どちらも中途半端になってしまいました~。

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7月1日水曜日。雨。朝は20℃、日中は26℃。7月初日は梅雨らしい一日になりました。湿度が高くてジメジメです~。

今日のクリニックは比較的平穏。それでも特定健診の方はたくさん。またもや喉かぜの方が増えて来たようです。診療終了後はいつものように紹介状書きや特定健診の結果作成に励んでおりました。帰宅時、小田急線はまたまた遅延。愛甲石田で発生した人身事故の影響とかで、ロマンスカーや多摩急行は運休になっていました。

ところで小田急3000形の一部の車両の青帯の色が最近明るくなったのにお気づきでしょうか。私も先日友人に教えられて気付きました。

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私が確認したのは6連1次車の3251編成と3252編成。

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今までも2000形7編成、4000形15編成、それにリニューアルした1000形2編成は従来の青(ロイヤルブルーというのだそうです)よりも明るい青(こちらはインペリアルブルーというのだそうです)になっていましたが、3000形のインペリアルブルー化は今のところ2編成のみだと思われます。

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昔の黄色と紺色のツートンカラーから現在に通じるロイヤルブルーの帯に塗色変更されたのは昭和40年代。その伝統色が少しずつこっそり(!?)変更されつつありますが、意外に気付かないものです。

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6月29日月曜日。曇り。朝は19℃、日中は25℃。朝晩は上着がチョッと欲しいくらいの気温でした。

週明けのクリニックはほどほどの混雑。特定健診の方は目一杯、かぜ症状の方はちらほら。動悸や息切れ、ふらつき、全身倦怠感・・・。調子の悪い方は相変わらず多めでした。毎年この時期、特定健診の結果説明の方が増えるので予約はしばらくパンパン。何とかしなければと思いつつどうにもなりません。ご容赦下さいませ~。

さて、下の写真は現在本屋さんに並んでいるRail Magazineの最新号。表紙は元祖振り子式車両381系「きのさき」の写真です。なぜ表紙を飾っているかって?。・・・それは引退間近だから。

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この春の北陸新幹線金沢開業で余剰になった在来線の「しらさぎ」や「サンダーバード」で使われていた交直両用の683系2000番代特急車両を後継車両として現在直流化改造中。289系として早々に活躍を始める予定だそうです。

先週の日曜日、その381系に天橋立駅で出会いました。JR西日本から乗り入れて来た京都始発の「はしだて1号」です。

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“振り子式”というのは急カーブでもあまりスピードを落とさなくても通過できるように車体を傾けて通過する方式。1973年(昭和48年)7月に中央西線の特急「しなの」で営業運転を開始。何と42年も前!。

下の写真を見ているとまるでかつての国鉄駅の様ですが、現在は赤字脱却をめざす第3セクター鉄道の駅・・・。独特の下ぶくれの丸顔は健在。

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行先標示もチャンと「京都丹後鉄道経由」となっています。

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上から見て見ると屋根上はスッキリ。重心を下げるために普通なら屋根上にある空調装置が床下へ設置されているのです。

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ライト周りの矢羽模様とクリームと赤に塗り分けられた国鉄特急色は、東海道本線を走った電車特急の始祖、特急「こだま」から連綿と続く伝統あるもの。

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台車は他形式には見られない独特の形状です。

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1000番代に改番されているのは2014年6月頃から振子制御調整と傾斜角変更(5度から3度へ)を実施したため。

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最近は菱形のパンタグラフを見る機会もメッキリ減りました。

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これで見納めかとじっくり眺めてから予定通りの「たんごリレー4号」に乗り込みました。

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福知山からは12時45分福知山始発の「きのさき14号」京都行きに乗り継ぎ。福知山ではすでに新鋭287形が入線していましたので、指定券通りの座席に着いて発車を待っていました。ふと向こう側の1番線を見たら新大阪発福知山止まりの「こうのとり7号」が12時43分に到着。何と381系です。さらに2番線に少々遅れて12時40分着の下り城崎温泉行き「きのさき5号」が入線して来ました。こちらも381系!。

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慌ててホームに降りて貴重な381系2本の並びを撮影。

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少々興奮しながら写真を撮っておりましたが・・・。

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さらにそこへ後ろから遅れていた新大阪行き12時43分発「こうのとり14号」が入線して来ました。なんとこれも381系ではありませんか!。

残念ながらヘッドマークは故障のためか表示されていませんでしたが・・・。

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3本の381系が並びました。3本の並びを撮ることが出来るまたと無いチャンスでしたが、遅れていた「こうのとり14号」の接続を待っていた乗車予定の「きのさき14号」は既に発車時刻を過ぎていて、慌てて飛び乗ると同時に発車。残念でしたがやっぱり帰らないとね~。

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この帰りに自宅近くの書店に立ち寄ったら、冒頭の雑誌が発売になっていた次第。掲載されていた運用表を見ればこの並びは日常のこと。知らないから“偶然”なのであって運用表を見れば“必然”でした。この劇的な福知山での出会いが私にとっては381系とのお別れになるかも(涙)。

おそらく大部分の方には理解されないであろう話題で申し訳ありません~。

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6月21日日曜日。京都地方は雨が降ったり止んだりの生憎の天気でした。朝は19℃、日中は蒸して26℃まで。

昨夜京都入り。新幹線の車中でプランを考えながら京都駅に着き、直ぐにみどりの窓口へ立ち寄りました。プランは福知山までJRの特急「きのさき1号」に乗り、京都丹後鉄道(略して丹鉄。今年3月末までは北近畿タンゴ鉄道という名称でした)の特急「たんごリレー1号」に乗り継いで天橋立まで行って帰って来るというシンプルな企画。単純なルートでしたが、乗車券、指定席券2枚、特急券の計4枚。更に同じ経路で新幹線も含めて帰りのキップも同時にお願いしたところ、帰りの分は計5枚。行き帰りで実に9枚もの発券になって随分時間がかかりました。“鉄”の私でもどれがどれやら戸惑うくらいです。JRのキップには英語表記が全く無いので、外国人観光客には絶望的でしょう。

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さて朝が目覚めると外はひどい雨。どうも私が京都に来ると雨の確率が高いようです。朝6時半から朝食を摂って早々に駅へ。まずは奈良線の103系に挨拶。

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久しぶりに原色の117系にも出会いました。

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まだお元気でしたか~。

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7時32分発「きのさき1号」城崎温泉行きは、折り返し列車が福知山線内の大雨のために遅れたために24分遅れで発車。

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車輛は新鋭の287系。

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乗り心地は良かったけれど・・・。

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車窓はこんなでは・・・。

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でも日本の田園風景には存外雨が似合います。

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福知山駅は近代的な高架駅。俊足で頑張って走ってくれましたが、遅れを取り戻すには至らず。

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福知山で乗り継ぎ予定だった「たんごリレー1号」は既に発車した後でした。あれっ、“リレー”じゃ無かったの~?。750円の払い戻しを受けて京都丹後鉄道宮福線の福知山発9時19分普通列車宮津行きに乗り込みました。気動車の単行で車内は一杯。

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下は車内に掲示してあった路線図。もとは国鉄宮津線ですが、この春からまた経営が変わりました。

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単線ですが路盤は立派。天橋立までは直流電化されています。

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想定外のゆったりした鈍行の旅を味わうことになりましたが、途中から天気が回復したこともあってなかなか良い気分。

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途中から日テレの腕章を付けた一群が乗り込んで来ました。旅番組の収録のようでしたが、出演されている方は私の知らないお兄さんでした。

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結構頻繁に対向列車とすれ違いがあり、列車密度は意外に高そうです。

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終点のひとつ手前の宮村駅では特急列車と普通列車の2本と交換。

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宮津駅には10時20分着。

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古い跨線橋が残っていました。

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天橋立まではたった一駅ですが、列車の乗り継ぎ時間は38分!。う~ん、どうしよう。

チョッと長くなってしまったので、続きはまた後日~。

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6月19日金曜日。雨。朝は18℃、日中でも最高気温は20℃までしか上がらず、梅雨寒の一日になりました。

クリニックは悪天候の割には混雑気味。気温が下がってかぜ症状の方がさらに増えたかも。感染性胃腸炎の方がちらほら。診療終了後は山積する事務仕事に挑んでおりました。帰宅時にはやっと雨が上がっていましたが、上着があっても寒いくらいでした。

6月20日土曜日。曇り時々晴れ。朝は19℃、日中は26℃まで。朝から久しぶりに青空がのぞきました。

今日のクリニックは昼前になってやや混雑したものの比較的平穏。順調に診療が進みました。診療終了後はいつもの様に事務仕事をこなしておりましたが、疲れて仕事が捗らなくなって来たので、ほどほどのところで切り上げてクリニックを脱走。中央林間、長津田経由で新横浜から新幹線に!。仕事が煮詰まって来た時には現実逃避でチョッと遠くへ行くに限ります!?。

取りあえずキップは京都まで購入。車中で駅近のホテルをネットで確保しつつ明日の予定を検討。

京都駅では奈良線に珍しくスカイブルーの103系が入っていました。

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ウグイス色との並び、しかも低運転台同士。首都圏ではかつての山手線と京浜東北線では見慣れた光景でしたが、そちらは既に40年くらい前のこと。

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そこへ湖西線の113系が到着。グリーン塗装が残念ではありますが、かつての国鉄車輌が揃い踏み!。

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この光景がみられるのもごく僅か?。

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113系の車内は昔の面影がそのままでした。

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車輛に反して京都の駅舎は超近代的。

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外国の方が以前よりも増えたようです。

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今夜は京都泊まり~。

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6月14日日曜日。雨のち曇り。朝は22℃、日中は26℃。

今日は朝からクリニックへ。とは言っても今日は仕事ではありません。恒例の鉄道模型運転会!。

朝9時前から搬入、組立作業開始。10時前には試運転に漕ぎ着けました。メンバー4人が三々五々集合。

今年から駅構内に跨線橋が新登場。

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通過中の列車はDD51重連牽引の「北斗星」。

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エンドウの組立式レールを組んだだけのレイアウトでも、跨線橋があるとグッと駅の感じが出ますね~。

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上屋を外すと何と骨組みが現れます。もちろん階段も!。製作者の本職は耳鼻科医。内科医にはとても真似が出来ない!?。

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ほとんど同世代の4人ですので、持ち寄った車輛は“今は亡き”車輛が多めですが、もちろん現役車輛も。

かろうじて今年の8月まで臨時で残る「北斗星」は、この春まで定期列車だった頃のフル編成で登場。

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「北斗星」と擦れ違うのは、自作の小田急2200系+2400系の10連。現実的には有り得ない組み合わせ。

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今は亡き千代田線乗り入れ用の小田急9000系10連は新登場。

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駅にはいつのまにか「北斗星」を待避する荷物列車。牽引機はEF58。チョッと昔の天賞堂のブラスモデルですが、大宮工場仕様の黒屋根塗装が施されています。

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宇都宮あたりのEF58かと思いきや・・・。

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後部補機に通称セノハチ越え(山陽本線瀬野~八本松)に活躍したEF59が!?。何でもアリです~。

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駅舎はこんな感じなので・・・。

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下の写真のようなローカル列車が似合います。左下のキハ58系はサウンドシステム付きでエンジン音も高らかに入線。

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荷物列車は九州の吉松機関区所属のC55。

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中央本線の115系電車や・・・。

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箱根登山鉄道の最新鋭「アレグラ号」も意外に似合いますね~。

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さて今年もC62重連の急行「ニセコ」が登場しましたが、意表をついて2号機は登場せず、3号機+15号機の組み合わせ。オーナーは別々です。

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ヤードは廊下に9線。有効長は実に約15両!。

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次々と車輛を入れ替えながら走らせておりましたが・・・。

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全ての車両を十分に走らせるには至らず。とても時間が足りません。

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あっと言う間に日が傾いてタイムリミットに。

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オヤジ4人の秘密の時間は瞬く間に過ぎ去ったのでした~。

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6月8日月曜日。晴れのち雨。朝は19℃、日中は24℃。梅雨前線が北上。湿度が高くてジメジメした一日になりました。

週明けのクリニックは午前中メッチャ混雑。この週末の気温変化で体調を崩された方が多かった様です。かぜ症状の方に加えて、全身倦怠感、不眠、微熱、動悸や息切れ、腹痛、胸痛などなど・・・。特定健診も予約が一杯でしたので、結構終日バタバタしておりました。

事務仕事をこなしてからの帰りがけ、鶴間の駅に着いたら電車が遅れていました。午後3時過ぎに鶴間駅で人身事故、そして成城学園前駅で乗客の線路転落があり、その影響が夜遅くなっても残っていた様です。

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そのお陰(!?)か、相模大野で珍しい6連の上り急行町田行きに遭遇しました!。・・・なにが珍しいかって?。実は“平日”の上り急行“町田”行きは、小田原始発で相模大野20時34分発のこの運用1本だけなのです!。今日はワイドドア車6連1751F編成が運用に就いていましたが、ダイヤが乱れて遅れていたためにたまたま遭遇したのでした。

因みに6連の各駅停車町田行きや急行相模大野行きは珍しくありません。また急行町田行きも休日なら日中に1時間に1本程度運用されています。ミソは“平日”の“夜”であること(・・・そっ、それだけ!?。そうですけど、なにか?)。

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判る人にしか判らない話題で申し訳ありません~。

本日東海と関東甲信の梅雨入りが発表されました。昨年より3~4日遅いもののほぼ平年並み。しばらくは鬱陶しい日々が続きそうです~。

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6月2日火曜日。晴れのち曇り。朝は21℃、日中は27℃。

今日のクリニックは、午前中は比較的平穏でしたが午後からは結構混雑。特定健診が始まり、ここしばらくは予約がパンパン。予約外で受診されますとだいぶお待たせしてしまうかも!?。どうかご予約下さいませ~。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は大和市医師会理事会でした。総会直後、新体制下での初の理事会で、議事・報告事項はたくさん。終了は9時近くでした。

先日、近所の書店で「地図で読み解く鉄道路線の謎(首都圏版)」(竹内正浩著、JTBパブリッシング、2015年1月1日初版発行)という本を見つけました。

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新旧の地図と貴重な写真の数々が判り易く配列されていて、“なぜ線路がそこを通っているのか”、“なぜその駅がそこにあるのか”が解説されています。

非力な蒸気機関車の時代は勾配を避け、尚且つ技術的、予算的制約から鉄橋やトンネルを避けなければならなかった創成期の鉄道は、海中や崖下に線路が敷かれていたのでした。

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上野駅、渋谷駅の成り立ちや、山手線の形成過程、私鉄の都心へのアプローチ、線路が急に曲がっている理由や逆に一直線の理由など、興味深い内容が満載。地図や線路が好きな方にはお勧めです。今回“首都圏編”と銘打っているということは続編も出るのでしょうか。

ついに本日、九州と山口地方が梅雨入り。平年より2~3日遅いのだそうです。当地も既に天気は下り坂。間もなく梅雨入りでしょうか。

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5月29日金曜日。曇りのち雨。朝は21℃、日中は23℃。

今日のクリニックは何だか混雑。長引く咳の方が今日もたくさん。前線が近付いて来て天気が下り坂だからでしょうか。

診療終了後は横浜みなとみらいまで。今夜は横浜ベイホテル東急で開催された心房細動関連の講演会に出席して参りました。循環器内科と神経内科のお2人の専門家が現状を判り易くレビューして下さいました。会場を出たのは10時前。外へ出たら意外にひどい雨でビックリ~。

さて昨日の話、学校健診の帰り道は鶴間駅まで線路沿いを線路柵を観察しながら帰りました。だいぶ以前2009年9月にご報告致しましたが、鶴間の大和寄りの線路柵には沢山の貴重な古レールが使われているのです。大和の産業遺産!?。

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今回も早速TENNESSEEの文字の入った1926年製のレールを見つけました。これはTENNESSE, US Steel(US 製鉄会社テネシー)製。アメリカ合衆国アラバマ州 Birminghamにあった会社です。

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1926年は大正15年ですが、小田急は小田原線の開通が昭和2年、江ノ島線は昭和4年の開通ですから、線路敷設に先だって輸入されたものでしょう。

左下は192・・・8??。右下はグッと時代が下って1958年4月製の八幡製鐵製(〇にSマーク)。前回は1925年製のものもあったのですが、今回は見つけられませんでした。

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雨で濡れている時の方が刻印が浮き出て来るので、調査には今日の方が良かったかも知れません!?。

本日午前9時59分、鹿児島県の口永良部の新岳が爆発的噴火!。

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日本のあちらこちらで火山活動が活発化している様子で心配です~。

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5月20日水曜日。晴れ時々曇り。朝は19℃、日中は27℃で、ここのところ6~7月の陽気が続いています。

今日のクリニックは朝から混雑気味。やはりかぜ症状の方が多めでしたが、動悸や胸痛を訴える方も複数いらっしゃいました。ここのところ健康診断でひっかかったという方も増えて来ました。

今日の昼は当クリニックビル6軒7科のミーティングでしたが、診療が長引いてしまって遅刻。夜の診療終了後は顧問税理士さんにご指導を賜りました。

さてチョッと古いネタになってしまいましたが、4月19日のレポートをまだ積み残しておりましたので、今日はその続きを。前日に宇都宮に泊まって蒲須坂で早朝の「カシオペア」を撮ったのち、那須塩原9時01分発のやまびこ205号で郡山9時23分着。

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蒲須坂は曇って来ていましたが、郡山はまだ晴れていました。郡山発9時40分発の会津若松行きに乗り継ぎ。貫通扉には「赤ベコ」。

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美しい会津磐梯山の姿を愛でつつ磐梯町まで。

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途中の川桁駅でD51形蒸気機関車498号機が牽く旧型客車の列車を追い抜きました・・・!?。そう、お察しの通り、今回の目的はコレ!。「ふくしまデスティネーションキャンペーン」の一環で4月18日と19日に「SL福が満開ふくしま号」が郡山~会津若松間で運転されましたが、それを撮影しに来たのでありました。

磐梯町の駅に10時37分に到着。後続のD51498が到着するのが10時56分ですので、小走りに会津若松側の駅構内のはずれへ向かいました。しばらくすると、ほぼ定刻にD51498が到着しました。

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JRの職員の方が慌しく足回りを点検している様子が遠くに見えましたが、しばらくして汽笛一声。11時03分に発車。

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でも会津若松に向けては下り勾配ですから煙が出るはずもなく・・・。

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足どりも軽やかに眼前を通過して行きました。

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峠を越えた安堵からか、乗務員の方々もリラックスしている様子。

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でもここで煙が出ないのは想定内のこと。今回のメインの目的は上り勾配を登って来る返しの列車を撮ることなのです。

D51の発車を見送って磐梯町の駅から郡山方面へ徒歩約20分。目的地の小さな踏切に着くと、信じられないくらいの車と人が既に集結していました。まだD51の通過までに3時間半もあるのに・・・。あれっ、皆さんなぜか反対向きにカメラを構えています。ほどなく踏切が鳴り始め、オリジナル特急色485系が姿を現しました!。

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もはや風前の灯の485系による快速「あいづ1号」でした。われわれは全くマークしていませんでしたが、皆さんこちらが2番目の標的だったんですね~。

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ちなみにバックの山は名峰、会津磐梯山です。

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485系を見送ってからカメラやビデオカメラのセッティングをして、時折やってくる719系交流近郊形電車で練習。

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その後、自然を愛でながら郡山駅で調達して来た駅弁の昼食を摂り・・・。

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まだ周辺に残っていたフキノトウの花の写真を撮ったりしながら数時間を過ごしていましたが、午後からは天気が下り坂。

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「赤ベコ」を付けた719系の会津色が登って来ました。

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さらに先ほどの485系が快速「あいづ4号」として会津若松から戻って来ると・・・。

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14時46分、ついにD51498の磐梯町発車の汽笛が聞こえ、林の向こうに黒煙が上がりました!。

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やがてドラフト音が徐々に近付いて来て、ついにカーブから姿を現しました!。う~ん、なかなか良い煙です。

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・・・と思ったら、次第に煙が薄くなって

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ついに絶気!?。ありゃりゃ~。

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薄~い煙を吐きながら・・・。

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眼前を通過して行ってしまいました。こっ、こんなはずでは~。

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でも後方のカーブにさしかかるとまた黒煙を出し始めて・・・。

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煙だけはお土産に置いて行ってくれました。

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いや~、ガックリ。そうそう思うように事が運びません。またもや撃沈です。でもこれが蒸機撮影の面白いところ・・・!?。

気を取り直して早々に撤収。磐梯町発15時22分発郡山行きに何とか間に合いました。車内は大混雑で郡山まで終始立ちんぼでした。

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郡山に16時20分着。満開を迎えた「三春の滝桜」見物の方々も重なって東北新幹線も大混雑でした。17時05分発の「やまびこ52号」で東京着18時24分着。

疲れたものの少々不完全燃焼。またリベンジを考えなければなりません~。

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5月17日日曜日。晴れ。朝から19℃、日中は26℃。今日は天気が良いにもかかわらず終日自宅で雑用をこなしておりました。電車に乗らない日は久しぶりかも!?。夕食後に駅前までウォーキングに出かけましたが、夜風は涼やかでした。

そんなことで今日はさしたるネタが無いので、チョッと古くなってしまいましたが積み残していた3月の九州レポートの続きを。3月22日の日曜日は博多で所用を済ませてから帰京前にサッと香椎線に乗って来ました。香椎線は福岡県の西戸崎と宇美を結ぶ25.4kmのローカル線。愛称は「海の中道線」。

今回は海側の西戸崎(さいとざき)から乗車。読みが“にしとざき”ではないところが九州らしいところ。

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西戸崎は「金印」で有名な志賀島への玄関口。1998年に改築された駅舎のデザインは水戸岡鋭治さんだそうです。

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本来は無人駅ですが、休日だからか出張係員の方が乗車券を販売していました。終点の宇美まで560円。現在は福岡市への通勤・通学路線となっていますが、元々は糟屋炭田の石炭を西戸崎港へ運ぶために建設された運炭路線。石炭輸送で重要路線であったために昭和19年5月に国有化されていますが、それまでは西鉄・糟屋線でした。

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西戸崎発香椎行きの列車は意外に長い4両編成。全てキハ47形ですが、西戸崎側の2両は香椎線用のアクアライナー色。香椎側2両はJR九州色でした。

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側面窓下には「AQUA LINER」のロゴ。

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発車時には座席は半分くらい埋まっていました。

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ホームの向こう側はすぐ海。博多湾を渡る航路もあって、近くの西戸崎渡船場に市営渡船が発着しています。これだと博多ふ頭ベイサイドプレイスまでたったの15分。

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構内は元々相当広かった様ですが、現在残る線路は2本のみ。

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定刻より若干遅れて、4両編成の気動車がエンジン音を轟かせながら重々しく発車。しばらくはほとんど波打ち際を走ります。

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隣の海ノ中道駅からは、大勢の家族連れが乗り込んで来ました。ここは広大な国営海の中道海浜公園の玄関口。4両編成である理由が判りました。

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海ノ中道駅を発車すると、線路は砂浜の上を走ります。

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海の中道は大きな砂州(さす)。線路が砂に埋まらない様に(!?)防砂対策が入念に施されています。

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砂州は日本では天橋立、境港のある弓ヶ浜、サロマ湖など随所にありますが、海の中道は志賀島と繋がる陸繋砂州。函館山と繋がる函館市や男鹿半島、江の島、モン・サンミシェルなども陸繋砂州です。

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白くて綺麗な砂ですが、保線は大変そう。

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途中での行き違い列車が遅れていて、更に遅延が拡大。列車は西戸崎から5つめの香椎駅の手前で鹿児島本線をオーバークロスして香椎駅構内に進入しました。

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香椎駅では鹿児島本線の南側の3番ホームに到着。西戸崎からの列車はここ香椎止まりとなります。ここから先の宇美方面へ行く場合は跨線橋を渡って隣のホーム5番線から接続列車に乗り継がねばなりません。同じ香椎線とは言っても香椎の北と南で運行形態は分断されていて実質別線の扱い。

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香椎駅は想像していたよりも大きな駅でした。ホームは3面5線で、4階建ての駅ビルが併設されていました。

松本清張の「点と線」で事件が動き出すきっかけとなった死体の発見現場が確か香椎の海岸だったはず。帰宅後確認したら第二節の始まりが「鹿児島本線で門司方面から行くと、博多につく三つ手前に香椎という小さな駅がある。」でした。今では繁華になり過ぎて犯行現場になりそうな場所は無さそう。余談ですが我家の本棚にあった「点と線」は光文社のカッパノベルズ昭和35年7月10日発行の初版で180円でした。

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さて乗り継ぎのために隣のホームに渡って、今しがた乗って来たキハ47形を改めて眺めます。今どき4連のディーゼル列車は長大かも。前2両はJR九州色。

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そして後2両が香椎線用のアクアライナー色。

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香椎到着が遅れたので、乗り継ぎが心配でしたが、乗り継ぎ列車も遅れていて余裕で乗れました。

香椎発宇美行きの列車は前がJR九州色、後がアクアライナー色のキハ47形2連。

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香椎発車時は休日の夕方のせいか結構混雑していました。沿線は博多のベッドタウン。長者原駅はJRになってから1988年に設置された篠栗線との乗り換え駅で、付近はいかにも近郊住宅地という感じでした。

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でもその後は長閑な田園地帯が続いて乗降客も少なめ。

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2012年度の香椎線の営業係数(100円の収入を得るのに必要な費用)は176.9、ちなみに篠栗線は83.9。

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香椎から30分ほどで終点の宇美に到着。

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現在は1面1線の無人駅となっていますが、使われなくなって線路が剥がされた対向ホームが残っていました。

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途絶えた線路の先の大きな建物は宇美町立武道館。

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1985年に廃止された勝田線(吉塚~筑前勝田)の宇美駅はここから100mほど離れたところに遺構が残っていました。

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駅舎と駅前ロータリーは整備されて立派でした。

何だか遠くまで来た様な気がしていましたが、実は福岡空港は目と鼻の先。予定していた夕方の飛行機に悠々と間に合いました~。

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5月3日日曜日。晴れ。朝は15℃、日中は26℃。憲法記念日は行楽日和になりました。

今日から私も実質的なゴールデンウィークに入りました。今年は特に遠出の予定はありませんでしたが、あまりにも天気が良かったので急遽出かけることに。どこへ行っても混んでいそうなので、街中は避け、且つ普通列車で行ける範囲ということで、中央本線の“猿橋”まで行ってみることにしました。

まずは南武線で立川へ。

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南武線も首都圏を席巻しつつあるE233系が大半を占める様になりました。

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立川から中央線で高尾へ。高尾ではいつもの様にホーム上の巨大天狗が出迎えてくれました。今日は行動開始が遅かったので、ここでランチタイムに。駅前のラーメンショップ西海は近所ではあまり見かけない長崎ラーメンのお店でした。長崎南蛮冷やし麺は結構美味でした。

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高尾発13時02分発の甲府行きは211系長野色。昨年から115系置き換え用に中央本線に転用されて来ました。元々は1985年に登場した直流近郊型電車で、東海道線などで活躍していたお馴染みの電車です。

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高尾では既に115系の姿は見当たらず、211系ばかりになっていました。

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古参の115系は無くなってしまったのかとチョッと心配しましたが、途中で長野色の115系とすれ違いました。まだ僅かに残っている様でひと安心。

相模湖、藤野、上野原、四方津、梁川、鳥沢と各駅に停車しながら、鳥沢の先、長大な新桂川鉄橋を渡ると次が猿橋駅。

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猿橋駅には13時42分着。近代的な橋上駅になっていました。

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甲州街道を東京方へ徒歩20分ほどのところに目指す“猿橋”がありました。猿橋は国の名勝に指定されています。

上から見ると、普通の木橋に見えますが・・・。

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横ないし下から見ると、とっても珍しい構造。「甲斐の猿橋」は「岩国の錦帯橋」「木曽の桟」とならぶ日本三奇橋のひとつなんだそうです。

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谷が深くて橋脚が立てられないので、両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支えています。現在の橋は1984年に架けられたもので江戸期の復元。

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斜めに出たはね木や横の柱の上には屋根が取り付けられていて雨による腐食から保護されています。

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長さ30.9m、幅3.3m、水面からの高さは何と31m!。

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橋の上から見下ろすと、深い谷底を流れる桂川(相模川)の水面が。

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橋の上は結構高いし、人が通ると揺れるので、高所恐怖症の私にはあまり居心地は良くありませんでした。

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橋のたもとではボランティアの方による手造りの紙芝居。演目は2題、橋の由来と国定忠治のお話しです。素人っぽい素朴な話しっぷりが良かったです~。

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7世紀に渡来人の志羅呼が、猿が体を支え合って橋を作ったことにヒントを得て橋を架けたという伝説があるそうで、近くの橋の欄干にはその様子が描かれていました。

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橋のたもとのお店で小休憩の後、午後3時前には駅に戻って来ました。

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次の電車は15時25分発の東京行きでしたので、30分ほどホームで過ごしました。使われなくなった向かいのホームは煉瓦造りでした。開通当時のものでしょうか。

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ゴールデンウィークのためか満席のE257系の特急「かいじ」が猛スピードで通過して行きましたが、ここは至ってのんびり。

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やって来た15時25分発の快速東京行きは、10両編成のE233系。都心の中央線を走るロングシートの通勤型ですが、都会とは車窓が全く違うので気分が違います~。

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途中で長野総合車輛センター所属の115系横須賀線色(略してスカ色と言います)とすれ違いました!。

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昨年スカ色で出場した車輛で、旧来の車輛ではありませんが、もはやスカ色に出会える事自体が奇跡。もしや見納めになってしまうかも!?。

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猿橋を発車した時には空席だらけだったE233系通勤型電車は、高尾に近付くにつれて帰宅するハイカーで次第に混雑。さらに高尾、八王子で大勢の方々が乗って来られて本来の都会の電車そのものに変身しました。夕方5時半過ぎには帰宅。明日は天気は下り坂だそうで・・・。

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5月1日金曜日2日土曜日は両日とも晴れ。朝は14~15℃、日中は25~27℃まで上がって、汗ばむ陽気になりました。5月に入ったとはいえ、気温が高過ぎ!?。

世の中はゴールデンウィークの真っ只中ですが、当院は昨日と本日は暦通りに診療。でも自ら望んだ訳でもないのに暦の関係で水、木と2日連続で休診でしたので、狭間の2日間は当然のことながら朝から大混雑になりました。気温が高い割にはかぜ症状の方が多いのは、一日のうちの寒暖差が10℃もあるからかも。昨日の金曜日はいつも土曜日にいらっしゃる方が前倒しで数人来院。聞けば25日からずっとお休みだそうで・・・。先週は大挙していらした製薬会社のMRさん方はお2人のみでした。診療終了後は、昨夜は大和市医師会事務局で会計業務のため夜9時過ぎまで。今日は自院で事務仕事を遅くまで頑張りました。

さて、今日はいまだに積み残していた3月の筑豊本線レポートの続きを片付けてしまいましょう。

3月21日は飯塚を15時59分発の博多行き電車に乗って桂川着16時06分着。北海道の函館本線と京都の東海道本線には桂川(かつらがわ)駅がありますが、福岡の筑豊本線は桂川(けいせん)駅と音読み。読めませんよね~。ここは博多への篠栗線の始発駅。かつては原田方面の筑豊本線がメインルートでしたが、今では篠栗線が博多へのメインルートとなって2001年10月に電化。“福北ゆたか線”の路線愛称が付けられました(下図はJTB時刻表3月号より)。

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かつてのメインルート筑豊本線の原田方面は“原田線”と呼ばれていますが、今では桂川~原田間は1日に8往復しか列車が走っていない閑散路線です。

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次の原田行きは16時44分発。ちなみに1本前は14時28分発でしたので、どう頑張っても乗れませんでした。時間があったので駅ホームからも入れる駅の売店兼喫茶店兼クリーニング店の「コラボ倶楽部」でティータイム。豆大福となぜかコーヒーがセットでした。とっても安価で豆大福の味は一級でしたが、やっぱりコーヒーよりもお茶のほうが相性は良さそうで・・・。

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16時24分に原田からの列車が到着しました。キハ31形19番の単行です。

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これが折り返し16時44分の原田行きになります。

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駅のホームには段差に注意の表示。

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見ればキハ31形の乗降口はデッキ付き。嵩上げ前の昔のホームに対応しているのでした。確かにこれでは油断していたら転びそう。

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運転台は左前方の半室・・・と言うか1/3室!?。ワンマン運転用に料金表示器や収受機が設置されていました。

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定刻に座席数(38席です)の半分くらいのお客さんを乗せてゆっくりと発車。

キハ31形は昭和61年~63年に23両が製造されたディーゼルカー。ステンレス軽量車体に250馬力のエンジンを装備していますが、製造時の財政状況で運転台機器や液体変速機、台車は廃車発生品を使用しています。そのためか(はたまた線路規格の問題か)乗り心地は昨今の新鋭気動車とは一線を画す昭和的な感じ(!?)でした。

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上穂波を過ぎると本格的な登り勾配。

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さらに筑前内野駅を過ぎて次の筑前山家駅までの間がサミットになります。蒸気機関車ファンなら知らない者はいない聖地、冷水峠です。前後は急勾配と急カーブが連続して、サミットは延長3286mの冷水トンネルで抜けます。両駅間の営業キロは実に11.2km!。

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昭和40年代までD60やC55といったスポーク動輪を持つ蒸気機関車が補機を従えて奮闘したところ。現代のキハ31形にも難儀な様子でした。

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サミットを越えた途端、急にエンジン音が軽やかになって一気に加速。

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江戸時代には長崎街道がここを通っていて「九州の箱根」と呼ばれる難所だったそうです。

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カーブを転がり降りて来ると筑前山家駅。今では対向ホームは廃止されて線路も剥がされていました。

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筑前山家駅の次はもう終点原田駅です。原田線全線踏破はたったの28分。ちなみに原田は「はらだ」ではなくて「はるだ」。九州では田原坂「たばるざか」や新田原「しんでんばる」など、“原”は“はる”と発音する様です。ちなみに航空自衛隊の新田原基地は「にゅうたばる」。

原田駅には17時12分着。長いホームにたった1両の列車ではね~。

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原田駅は筑豊本線と鹿児島本線の本線同士が合流する駅ですが、意外に質素な佇まいでした。元の構内と思われる場所にはやはり駐車場と近代的なマンション。

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筑豊本線のホームの上屋はおそらく蒸気機関車の時代から変わってなさそうな雰囲気でした。

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跨線橋も懐かしい雰囲気。

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この跨線橋は20世紀から21世紀への掛け橋みたいな感じで・・・。

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やって来た鹿児島本線の上り電車はもちろん21世紀の電車でした。

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博多駅に戻って有名な屋台のラーメンで夕食にしようかと思いましたが・・・。

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豚骨スープを消化する自信が無かったのと、衛生面が憂慮されたため・・・。

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筑豊本線完乗の祝杯は、“河太郎”さんで呼子のイカで贅沢させて頂きました。

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祝杯とは言っても下戸なのでウーロン茶ですけど・・・。

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たった1日のことを長々とスミマセンでした~。

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4月27日月曜日。晴れ。朝は12℃、日中は24℃。今日は全国的に季節はずれの気温の上昇を記録。北海道や東北、北陸などで30℃越えの真夏日になったそうです。大和でもあと一歩で夏日でした。

今日のクリニックは終日混雑。気温が高い割には体調の悪い方がたくさん。いつもより新患の方が多めでした。ここのところ何故か高齢者のB型インフルエンザの方がちらほら。まだまだ注意が必要です。

診療終了後は大和市医師会で会計業務。夜9時頃に帰宅の途に就きましたが、まだまだ気温が高めでした。

さて、ここのところ何かと多忙で、積み残したままのレポートが増えて来ました。今日は未完のままになっている3月の九州筑豊本線のレポートの続きを今更ながら~。

3月21日に福岡空港から遠賀川、若松、直方と巡ったところまではレポート済み。その後直方駅14時39分発の博多行きの電車に乗って14時58分に飯塚駅に着きました。

飯塚駅のホームに降り立つとホーム前方に形の良い山。今では緑に覆われていますが、諸先輩が撮った筑豊本線飯塚駅発着の蒸気機関車の写真の背景に登場する“ボタ山”の姿でした。正式には忠隈炭坑のボタ山だそうです(注:ボタ山とは採掘した石炭から選炭作業で取り除かれた不純物“ボタ”を積み上げたもの)。

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かつてたくさんの引き込み線が敷かれていた駅の裏手は他の駅と同様に駐車場になっていました。ボタ山の前には近代的マンション。どこか一角から昭和63年に廃止された上山田線が発着していたはず。

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かつては急行「阿蘇」、「天草」、特急「みどり」、「いそかぜ」、「かもめ」や寝台特急「明星」、「あかつき」などが停車したであろう長いホームの大部分は使われていない感じ。現在では優等列車は直方と博多を結ぶ電車特急「かいおう」のみ。

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ホームを良く見て見ると、少なくとも3回は嵩上げされている様子。

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一番低いホームは明治26年の筑豊興業鉄道開業時のものでしょうか。

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改札を出ると人影少ない駅ロータリー。振り返ると駅舎は立派でした。飯塚市は筑豊最大の人口を擁するこの地区の中心都市ですが、最近の1日平均乗車人員は1100人余。かつて鉄道は石炭輸送が主体だったため、飯塚駅も市街地の南のはずれ。隣の新飯塚のほうが中心市街地に近いそうです。

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次の列車まで1時間ほど。ロータリーで人待ち顔のタクシーに乗り込んで「ボタ山が一番良く見えるところに連れて行って下さい」とお願いしたら、即座に「ここです」とのお返事。駅から見る姿が一番良いそうで。それならと近くに残る炭鉱の遺構を巡って下さることに。運転手さんは昭和49年に閉山になった貝島炭坑で育ったという地元の方でした。

かつての上山田線の線路跡に出来た道路(地元では“線路道”と言われているそうです)を辿ると、石炭の積み込み施設の跡や・・・。

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巻上機台座の跡が残っていました。

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知らなければ何だか判らないまま見過ごしてしまいそう。

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近くには、かつての炭鉱住宅(いわゆる炭住)が残っていました。

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路地の突き当たりにボタ山。

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こちらの路地からも。職住接近!。

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かつては子どもたちの声で賑やかだったそうですが、今はヒッソリと静かな佇まい。

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知らずに車で迷い込んだら動きが取れなくなりそうな細い路地も。

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それにしても住人らしき方の姿を見かけません。休日だから??。

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坂を上がったドン詰まりからは、新しい飯塚の街が見下ろせました。何だか違う時代を見ているみたい!?。

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市内の川沿いからボタ山を眺めて、駅へ戻りました。

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飯塚発15時59分の博多行きはやっぱりモダンなブラックフェイスの電車でした。

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さらに先を目指しますが、だいぶ長くなってしまいました。残念ながら今回もまた積み残し~。

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4月26日日曜日。晴れ。昨夜大阪入り。今日の大阪は朝は13℃、日中は23℃まで上がって汗ばむ陽気になりました。

いつもの様に早朝に覚醒してしまったため、大阪駅の駅頭を散歩。

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さすがの大阪駅でも日曜日の早朝は人影も疎ら。

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旧梅田貨物駅側にグランフロント大阪が2013年4月にオープンして2年。

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今月2日に更に新たな商業施設ルクア・イーレがオープンして発展著しい様子でした。

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さて、今回の第79回日本循環器学会学術集会の主な会場は4ヶ所。まずは医局の先輩と待ち合わせてグランフロント大阪会場へ。

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受付をここで済ませてから、シャトルバスでリーガロイヤルホテル大阪および隣接する大阪国際会議場へ。講演会会場をいくつかのぞき、ポスター会場をまわって、機器展示を眺め・・・。その後少し離れた堂島リバーフォーラムの教育セッション会場へ。昼過ぎには同じ医局の先輩、後輩と合流して4人でランチタイム。

さて帰り道、新大阪駅で在来線を降りたところで近くのホームに国鉄標準特急色を纏った振子式直流特急電車381系の姿を発見。

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2012年春から順次福知山電車区へ転配され、特急「こうのとり」として丹波路を走っている車輛でした。以前は日根野区で特急「くろしお」に使われていたもの。

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振子式のため軽量化と低重心化が図られ、車体下部の裾絞りが大きい独特の車体です。2014年6月頃から振子制御調整と傾斜角変更(5°から3°へ)によって改番され、1000番代となっていますが、この編成全ての車輛で元の番号が塗りつぶされて横に新番号が書かれているだけでした。いかにも一時凌ぎ!?。

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あまりじっくり観察する間もなく回送されて行ってしまいました。

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どうも福知山線での活躍期間は長くはなさそう。

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381系の回送を見送った直後に関空特急「はるか」が入線。

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その後、今度は日根野区に残る381系の特急「くろしお」が入って来ました。

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「くろしお」のヘッドマークは国鉄時代の昭和53年から連綿と続くデザイン。

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下り向き先頭車はパノラマグリーン車でした。

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でもこちらは2015年秋には引退予定とか・・・。

おっと、こんなところで電車を眺めていたら、いつの間にか新幹線の発車時刻が迫っていました~。

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4月21日火曜日。雨のち曇り。朝は17℃、日中は21℃。昨夜の暴風雨は早朝には上がり、通勤時は傘要らずでした~。

今日のクリニックは昨日の悪天候の反動で混雑するかと思いきや、意外に平穏で少々拍子抜け。昼は大和市医師会事務局で会計業務。帰って来て直ちに午後の診療。最近チョッとお疲れ気味です。

さて一昨日、日曜日の続きを。土曜日から宇都宮泊まり。翌日曜日の朝は晴れていました。下の写真は早朝5時頃の宇都宮駅。いつも出先では眠れません~。

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日曜日の早朝の駅構内に人の気配無し。

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実は今回は“撮り鉄”にここまでやって来ました。第一の目的地は東北本線の聖地のひとつ、蒲須坂。ここで「カシオペア」を撮ったのち、那須塩原~郡山間を新幹線で移動し、第二の目的地である磐越西線の磐梯町でD51498を撮る予定。蒲須坂は今では無人駅なので、昨夜のうちにキップを準備しておきました。

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蒲須坂から国道を北へ向かうと、見渡す限りの田園風景が広がっていました。残念ながら遠くに見えるはずの那須の山々はぼんやり霞んでいました。山が見えないならと、線路端から車輛メインの写真を撮ることに。

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現地には6時半過ぎには着いていましたが、既に何人かの先客の方が陣取っていらっしゃいました。

まずは通勤電車で練習。この時間はシルバーの車体側面に朝日が当たって輝くものの、顔には光がまわりません。でもあと小1時間もすれば顔にも光が当たるかも!。

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上空には旅客機。地元の“鉄”の方が仰るにはこのあたりは飛行機の通り道なのだそうです。

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そのうちに雲がかかって来ました。“困った、雲が出て来ると空にバッテンが出来ちゃうんだよ”と地元の方。何のことやらさっぱり判りませんでしたが、しばらくすると・・・。

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上空に見事なバッテンが出現!。これが写真に写り込むのは困りますね~。

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さらに日が陰って来て、車体側面も輝かなくなり・・・。

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本日の真打ち「カシオペア」が登場する頃には暗くなってしまい、折角のシルバーの車体を輝かせることなく、うすボンヤリと通過~。

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牽引機は2両の「カシオペア」専用機のうちのEF510-510号機。

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役者は揃っていたのに舞台がね~。

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またリベンジに来なくてはなりません!?。

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早々に撤収して、予定通り那須塩原9時01分発の「やまびこ205号」に乗り込み、郡山に9時20分着。

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次なる標的を目指して磐越西線に乗り継ぎます。

続きはまた後日~。

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4月18日土曜日。晴れ。朝は6℃、日中は21℃。

今日のクリニックはとっても平穏でした。久しぶりに天気が回復して行楽日和になったので、皆さんお出かけでしょうか?。昨今の土曜日としては珍しく時間通りに診療終了。

診療終了後は直ちにクリニックを逃走~。

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町田から14時48分発のLSE「はこね24号」にちょうど間に合いました。新宿に14時48分着。

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相棒と新宿駅で落ち合って東京駅まで。東京駅発16時12分の東北新幹線E5系+E6系17両編成の「やまびこ213号」に乗り込んで宇都宮に17時05分に着きました。

宇都宮駅前のビジネスホテルに荷物を置いてから、夕食を摂りに宇都宮の中心街へ。食後は県下最大のアーケード商店街「オリオン通り」へ行ってみましたが、土曜日の夜とは思えないほど閑散としていました。

やはり“鉄”としては近くの東武宇都宮駅を表敬訪問。

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東武宇都宮線はいまだに乗ったことがありませんが、新栃木駅と東武宇都宮駅を結び、日光線の支線的存在の様でした。ワンマン運転の4両編成で、1時間に2~3本の運転間隔。

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JR宇都宮駅と東武宇都宮駅は徒歩で20分ほど。両駅は結構離れていて、その間に官公庁や銀行、繁華街などがあります。食後の運動にはちょうど良い感じ!?。

下はJR宇都宮駅に戻って来たところ。

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駅前のファミレスで明日の打ち合わせをしたあと、駅で切符を購入。

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今夜は駅直結のJR東日本のビジネスホテル「アール・メッツ宇都宮」に投宿。

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廊下は大谷石をイメージしたという不思議な空間でした。

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明日は早起きです~。

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4月6日月曜日。晴れのち曇り。朝は9℃、日中は22℃まで上がりました。

週明けのクリニックは朝から混雑。気温が上がって汗だくの患者さんがたくさん。気温差10℃以上になると着る物の調節が難しいですよね~。

午前中は咳が止まらないと言って来られた方の中に心不全の方や、重症の肺炎の方がいらしてバタバタ。午後からは時間のかかる予約外の方がいらして、以降の予約はガタガタ。遅くなってメールを開けば大学の同級生の訃報にガックシ・・・。明日は“寒の戻り”の予報で要注意です~。

さて気分転換。だいぶ時間が経ってしまいましたが今日は先月の九州行きのレポートの続き。

筑豊本線の若松からの列車は折尾止まり。折尾で待っていた14時00分発の直方行きは、近代的なブラックフェイスの817系電車でした。

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車内は転換クロスシート。チョッとリッチな感じ。

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そんな車輛のドアに似つかわしくない“床に座らないでください”のステッカー。JR九州のほとんどの車輛に貼ってありましたが、そんなに床に座る人が多いのでしょうか。

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ここはかつて石炭輸送の大動脈で、長大な石炭列車が行き交っていた石炭街道。

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諸先輩のC55やD60の写真の撮影地として聞き覚えのある駅名が次々と。

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私自身は2000年の春、電化前に最後に残ったDD51形ディーゼル機関車牽引による50形客車列車を撮りに来たことがありました(鞍手~筑前植木、2000年4月14日撮影)。普通客車列車としては日本で最後の列車で、早朝の通勤列車でした。

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この時期の沿線は至る所で菜の花が満開でした。

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春のポカポカした日差しにチョッと眠くなって来た頃、直方に14時19分着。

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直方駅は2011年4月から使用を開始した真新しい橋上駅になっていました。煤けた駅を想像していましたが・・・。

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構内には直方市出身の大関魁皇(かいおう)の銅像。福北ゆたか線の直方~博多間を走るJR九州の特急「かいおう」の名のもとです。

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ここもかつては石炭輸送の鉄道網の中枢として若松機関区とともに大機関区があったところ。今でもJR九州の車輛基地があります。広い構内が昔日の栄華を偲ばせます。

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西口側へまわって見るとキハ31形の姿。九州でしか見られない気動車です。

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キハ31形は昭和61年~昭和63年に23両製造され、現在は直方に14両、熊本に8両配置。

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構内に東側の片隅には平成筑豊鉄道のホームがありました。

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そこには菜の花色の単行気動車の姿が。

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平成筑豊鉄道はかつての国鉄伊田線、糸田線、田川線を傘下に納める第3セクター方式の会社。いつかはゆっくり乗りに来なければなりません・・・。

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直方発14時39分の博多行きは813形電車。今度は新飯塚もしくは飯塚で降りてみようかと思います。

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とりあえず新飯塚までの切符を購入。

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新飯塚は後藤時線の分岐駅ですが、構内には全く車輛がいなかったので、急遽となりの飯塚駅まで乗り越すことに。飯塚駅には14時58分着。

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飯塚はかつては上山田線の起点でしたが、1988年に廃止されてしまいました。ホームに降り立つと、昔の写真で見たことのあるボタ山が目の前に!。

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これから飯塚の街を巡ってみようと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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4月4日土曜日。曇り。朝は18℃でしたが、次第に気温が下がって日中は11℃。どんよりした寒い一日になりました。

今日のクリニックは昼前頃から次第に混雑。時間のかかる新患の方や検査が必要な方が続いて、診療終了は午後2時半頃に。お腹が空きました~。

桜は昨日以来、一気に散り始めて花吹雪の中を通勤~。

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それでも鶴間駅の桜は遠目にはまだ見られます。

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さて今更ですが、本日になってやっとリニューアルされた1000形に乗り合わせました。しかも行きも帰りも同じ1057F編成。この編成はリニューアル第2号の編成で、3月19日に出場試運転したばかり。

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リニューアル第1号の1066F編成は既に1月から運用に就いているはずですが、今まで一度も出会っておりません。ほぼ毎日小田急に乗っているのに不思議~。

ブルーのラインは4000形と同じ明るい色調になりました。

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前面、側面ともフルカラーLED表示になりました。かえって今までの幕式が貴重になる日が遠からずに・・・。

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車端妻面には「2015小田急エンジニアリング」のステッカー。扉上のモニター画面は2基並列になりました。

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床面は今までの小田急車輛には無かった波模様。

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扉の色調も黄色系で目新しい感じ。

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シルバーシートはちょっとシックな感じ。

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普通席のブルーは鮮やかです。

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良く見たら天井のファンデリアの両側にブルーの波模様。

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帰宅時は寒い~。

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4月1日水曜日。曇りのち雨。朝は12℃、日中は19℃。新年度のスタートはすっきりしない天気になりました。

クリニックは昨年度末の昨日はとっても平穏だったのに、今年度初日の今日はとっても混雑。新年度を迎えて新規一転、検査や治療にいらした方も(!?)。周辺クリニックがお休みの水曜日の常として長引く咳や感染症がらみの方も多数。

さて10日も経ってしまいましたが、先月の九州行きレポートの続きを。21日土曜日はD6061を眺めてから遠賀川駅に戻り若松へ。若松までは370円でした。遠賀川12時36分発門司港行きは“黒い顔”の817系3000番でした。

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内装はモダンなデザインのロングシート車。

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鹿児島本線と筑豊本線の乗り換え駅の折尾で下車。12時42分着。古めかしいカーブしたホームは以前訪れた時と同じ。

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ここでは懐かしい立ち売りの駅弁屋さんの声が響いていました。階段左側の赤い服の方が駅弁屋さん。

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西口階段を降りて行くと筑豊本線へのレトロな連絡通路。

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昭和に逆戻りした雰囲気です。

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折尾駅は以前ご紹介した貴重な駅舎は既に姿を消し、現在は大工事中でした。元来複雑な構造だったのに、工事でさらに複雑化。西口階段を降りてしまうと筑豊本線の直方方面の2番線にしか行けず、若松方面の1番線には再度3番線に上がって東口階段を降りなければならないのでした。隣のホームへ行くのに一苦労。

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8分も乗り継ぎ時間があったのに、うろうろしていたらギリギリ駆け込みセーフでした。

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ここから折尾発12時50分発の若松行きに乗り換え。車輌は国鉄時代の生き残りキハ47形2両編成。

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富士重工昭和54年製で小倉工場平成5年改造の銘板。

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製造から既に36年!、改造を受けてからでも20年!!。

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若松駅に13時08分着。所要たったの18分でした。

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ここはかつて筑豊炭田の積出港として賑わったところ。

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ホーム上屋は今でも蒸気機関車の煙の匂いが染み付いていそうです。

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2両編成の列車には不釣り合いな長大なホームが往時の活況を偲ばせます。

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折尾側の上屋が途切れた先は一段低い昔のホームが連続。

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一方、若松側のホームの先には若戸大橋がチラッと見えました。

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多数の留置線と大機関区を擁していたはずですが、今では跡形も無く消え失せ、マンションと駐車場になっていました。

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機回し線は殆ど使われていない様子。

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下の写真は改札口を出て人気の少ない駅前ロータリーから振り返って駅舎を眺めたところ。異様に横幅が広い駅舎ですが・・・。

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実際使われているのは一部。

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このあたりに若松機関区があったのでしょうか。

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待合室はやはりレトロな雰囲気でしたが、チャンとみどりの窓口もキヨスクも駅ソバも健在。

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今回、若松に来たのは筑豊本線の起点だから。ここから折尾方面へと戻って、かつての筑豊本線を完乗する予定。

下の図はJTB時刻表3月号の巻頭地図ですが、ブルーの線は筑豊本線が本線といえども地方交通線であることを示しています。

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若松駅13時37分発の折尾行きは、やはりキハ47系の2両編成でした。この区間は今では“若松線”と呼ばれて非電化のまま取り残されています。電化された折尾以南とはまるで別線の様。

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加速は悪いけれど騒音の大きいキハ47は定刻に発車。走りっぷりは至ってのんびり。国鉄時代のローカル線の風情でした。直方までは560円でした。折尾には13時56分着。

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ここからかつての筑豊本線は“若松線”から“福北ゆたか線”と名前を変えて電化路線になります。折尾での乗り継ぎ時間が4分しかありませんでしたので、最初から駆け足で一旦3番線へ上がってからまた下りて、乗り継ぎ列車の待つ2番線へ。14時00分発の直方行きは近代的なブラックフェイスの817系電車でした。

さてこれから筑豊の中心部へ向かいますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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3月21日土曜日。春分の日でお休みです。時折小雨がパラつく生憎の天気でしたが暖かい朝でした。いつもの通勤時と同じ朝6時半に家を出て羽田空港へ!?。

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8時20分の福岡便ANA243便に搭乗。機材はB777-200でした。機内誌の使用機材一覧に見慣れない機体があると思ったらシロナガスクジラ。だいぶ目が悪くなった!?。

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到着は少々遅れて10時20分頃。福岡は晴れて春の陽気でした。10時38分発の地下鉄で博多駅に10時43分着。ホームに上がるとJR九州の特急たちが出迎えてくれました。

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博多発11時04分の鹿児島本線門司港行きは、真っ赤な顔の813系。

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本日最初の下車駅、遠賀川に11時53分に到着。

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私としたことが初めて降り立つ駅です。かつては昭和36年まで芦屋線が、昭和60年まで室木線が分枝していました。

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遠賀川駅は跨線橋も待合室も国鉄時代の雰囲気が残っていました。

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残念ながら、駅舎の外観は改装工事中で撮れませんでした。

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何故ここまで来たかと言うと、この近くの公園にD60型蒸気機関車が保存されているから。D60の保存機は全国でたった4両のみ。山口県の1両を除き他の3両は最後まで活躍していた福岡県内に保存されています。

遠賀町に隣接する芦屋町の高浜町公園に、目指すD6061号機は鎮座していました。近くには自衛隊基地(ここはかつては日本陸軍芦屋飛行場、戦後は米空軍芦屋基地だったそうです)。米軍への物資輸送のために終戦後建設された芦屋線の終点もこの近くにあったとか。

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D60の保存機の中で唯一の切り取り型除煙板(いわゆる門デフ)装備機。

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昭和39年に門デフに改造されています。

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この門デフが好きなんですよね~。

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特筆すべきは直方の汽車倶楽部の方たちによる徹底的な整備。屋外展示とは思えない美しさを保っていてピカピカ!。こんな良い状態の保存機は見たことありません。感謝です~。

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D60はD50の従輪を2軸にすることによって軸重を軽減して規格の低い路線にも入線出来る様にした機関車。

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キャブには改造プレートや細かい標記までしっかり復元。種車はD50282で昭和3年汽車会社製。昭和29年に浜松工場でD60に改造されたことが読み取れます。

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大正時代の設計で、近代機には無い武骨な野武士の様なスタイリングが魅力。サンドボックスとスチームドームはまだ別々(一体化したのは昭和10年のC55以降です)。汽車会社製は角張ったサンドボックスが特徴。

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動輪はスポーク。エアタンクのK.Kは小倉工場を意味します。

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九州独特の煙の濃度を測るリンゲルマン濃度計も装備。

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D60に改造されてからは大分に配置され、主に久大本線で使用。昭和45年以降は直方、若松に所属して筑豊本線筋で活躍。

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昭和49年に若松で廃車になりました。その時期に北海道に行かずに九州に来ていれば・・・。現役時代に遭いたかったです~。

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しばし眺めたあと遠賀川駅へ戻りました。

今度はこの機関車が最後に所属していた機関区があった筑豊本線の若松をめざします。続きはまた後日~。

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3月20日金曜日。曇り。朝は11℃、日中は14℃。相変わらず今日も気温が高めで春の陽気でした。

クリニックは終日混雑気味。特に夕方になって混雑に拍車が・・・。明日は春分の日でお休みですから致し方無いことでしょう。午後から受診されたご高齢のご夫婦はお二人揃ってB型インフルエンザ。ご主人は熱は無いと言い張っておられましたが、測って見れば39.4℃!。小児と高齢者の自覚症状ほど当てにならないものはありません。そう言われてみればフラフラする・・・なんて!?。

先週から、小田急線の車イスマークのステッカーの下にベビーカーのステッカーが追加貼付されました。車内のベビーカーについては以前から論議のあるところでしたが、専用エリアが設定されたということでしょうか。

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ステッカーは東京メトロで以前から貼られていたものと同じデザイン。上は3000系、下は8000系。

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ステッカーが貼られただけで、それ以外の表示や案内放送などはありません。車イスの方とベビーカーの方がまとめて編成端に追いやられたみたいな感じがしないでもありません。

そういえばいつの間にかシルバーシートのステッカーの横に妊婦さんのステッカーも追加されていました

本当はこんなステッカー表示なんて無くても自ら譲って下さる優しい人々で構成される世の中になって欲しいところ。わが国の将来を担って下さるお子さまたち蔑ろにすると、将来大きなバチが当たりますよね~。

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3月18日水曜日。曇りのち雨。昨日に引き続き気温は高めで、朝は9℃、昼は18℃。朝は昨日に引き続き霧が出ていました。

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今日のクリニックは午前中は平穏でしたが午後から混雑。かぜ症状の方が多め。感染性胃腸炎の方はポツリポツリ。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は夜8時から11まで休日夜間急患診療所の当番でした。今夜は熱発の方は多めでしたが、もはやインフルエンザの方は皆無。感染性胃腸炎の方がちらほらといらっしゃいました。あとはじんま疹や動悸の方など。平穏な夜でした~。

 3月19日木曜日。曇りのち雨。朝は12℃、日中は18℃まで上がり、春らしい暖かい雨になりました。

今日は休診日。昨日が彼岸の入りでしたので、一足早めにお墓参りに行って参りました。何と殊勝な心掛け!?。帰りは近隣のデパートでランチ&ショッピング。

さて今日はチョッと遅くなりましたが、2月に訪問した梅小路蒸気機関車館のレポートの続きを。

現在館内展示運転用に動かせる機関車はD51200が復元修理中なので、8630、C612、C622の3輌。ホームページ上は2月一杯は8630が担当と記されていましたが、行ってみたら実際はC622が動いていました。

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C62は昭和23年に貨物用のD52のボイラーを流用して造られた日本最大の旅客用蒸気機関車。かつては東海道線で特急「つばめ」の牽引にも携わりました。

う~ん、近くで見るとド迫力。

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東海道本線を追われて函館本線に活躍の場を移したのが昭和32年。その後は昭和46年まで小樽築港機関区に所属。急行「ニセコ」の重連運用などに就いていました。

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これだけ大きな機関車が重連で急勾配を急行列車を牽いて疾走していたのですから、人気があって当然。

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今では短い展示線の往復だけとは言え、動いている姿を見られること自体が奇跡です。

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2号機の除煙板(デフレクター)には東海道時代に取り付けられたつばめマークが残っています。

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昭和47年の梅小路蒸気機関車館のオープンに合わせて梅小路入り。当初は臨客「SL白鷺」号で京都~姫路間を数日疾走しましたが、その後は今日まで本線を自力走行することは無し。

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私自身は広島で呉線のC62を遠くに見た記憶が残るくらいで、ほとんど現役時代を知りません。あと数年早く生まれていればね~。

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3月16日月曜日。曇りのち雨。気温は高めで朝は7℃、日中は15℃。

今日のクリニックは、この時期の週明けにしてはとっても平穏でした。久しぶりにB型インフルエンザの方が。季節の変わり目のためか、“身体が重い”、“だるい”、“眠い”なんて方が多くなりました。今年は例年より転勤の方が多いのか、ここのところ毎晩紹介状書きです~。

さて昨日15日の日曜日、表参道でセント・パトリック・デイ・パレードを見てから、千代田線に乗って西日暮里経由で上野へ向かいました。そう前日の3月14日に開通した上野東京ラインに乗るためです。

上野駅構内には上野東京ラインの真新しいポスターや掲示があちこちに。

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7・8番線ホームに降りて行ったら、ちょうど9番線に特急「ひたち」がいわきから到着。品川行きの表示が何だか不思議。

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今まで地上ホーム16・17番線に発着していましたが、上野東京ラインの開通で品川まで延伸されたため高架ホームに発着するようになりました。

宇都宮線・高崎線と東海道線が相互直通運転。熱海、小田原、逗子あたりから宇都宮、高崎行きなんて列車が。

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常磐線からの列車は土浦から品川まで乗り入れ。2015 03 15 092 2015 03 15 093 

上野東京ラインは新しいだけあって乗り心地は良好でしたが、高い高架線上を数分走るだけであっと言う間に東京駅に到着してしまいました。

東京駅到着ホームでは伊豆急下田行きのスーパービュー踊り子と並びました。

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隣接する新幹線ホームには、やはり昨日開通した北陸新幹線の姿。

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折角ですから、入場券を買って新幹線ホームへ表敬訪問して来ました。

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電光掲示板には初めて見る「かがやき」の文字が。

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さすがにピカピカです。車輛には長野新幹線で先行使用されている時に既に乗車済みですが、グランクラスも正式に稼働。

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独特のカラーリングと菱形のライトが斬新!?。

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キップ売り場で掲示を見たら、日曜日の夕方だからかまだ空席も有りました。でもこれから金沢まで行く訳にもいかず・・・。少しほとぼりが冷めてからゆっくり乗ることにします~。

今改正で、在来線の特急の発着がほとんど無くなっていた東京駅にもたくさんの特急が復活。

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宇都宮、高崎、常磐・・・。常磐はともかく、同じ色の宇都宮と高崎方面は乗り間違えそうですね~。

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帰りは中央線で新宿まで。丸の内側にも北陸新幹線の垂れ幕。

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1・2番線ホームに上がったら中央線の特急「かいじ」が出発を待っていました。

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おっと、忘れていましたが、中央線の特急も東京駅に乗り入れているのでしたね。特急の本数だけで言ったら、往年の東海道黄金時代以上の盛況ぶりかも!?。

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3月14日土曜日。晴れ時々曇り。朝は3℃、日中は12℃。

今日のクリニックは朝から大混雑。先週、先々週はとっても平穏だったのに、一体どうしたことでしょう。紹介状を書かねばならない方も何人かいらして、予約外の方にはだいぶお待ち頂くことに・・・。

診療終了は午後3時近くになってしまいました。サッとコンビニで調達したお昼を食べてから芝公園へ。

写真は夕方5時前の東京タワー。いつの間にか随分と日が長くなりました。

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今日はザ・プリンスパークタワー東京で開催された心房細動関連の講演会に出席させて頂きました。

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その道の大家の先生方5人の講演。最近の知見を判りやすくレクチャーして下さり、とっても役に立ちました。

本日、北陸新幹線が金沢まで開業!。報道では金沢や富山ではもの凄い盛り上がり。

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今日から、金沢まで最短で2時間28分で結ばれました。

シマッタ、今日の講演を聴いている間に金沢まで行って来れたな~!。

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3月13日金曜日。晴れ。朝は0℃で相変わらず朝の冷え込みは厳しいものの、日中は15℃まで上がり春らしい一日になりました。

今日のクリニックは朝のうちはとっても平穏でしたが、昼近くになって混雑。なぜか今日は胸部圧迫感や呼吸苦、胸痛など、胸部症状を訴える方が多めでした。

帰宅後テレビニュースで寝台特急「北斗星」の最終列車が札幌へ向かう様子が映し出されていました。昨日の「トワイライトエクスプレス」最終列車に続いて残念な現実・・・。

下は昨日の朝日新聞の夕刊。

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今後は8月まで臨時列車として「北斗星」が僅かに運転されるものの、昭和33年特急「あさかぜ」に20系寝台客車の投入から始まったいわゆるブルートレインの実質的終焉。大袈裟に言えば一つの歴史が終わった感じです~。

ここ数カ月、今ダイヤ改正に関連した雑誌、書籍は“専門誌”以外の一般紙でも数知れず。チョッと加熱報道気味な感じで、さすがの私でもやや食傷気味です。

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それでも明日からは模型の世界でその姿を偲ぶのみかと思うと、寂しい限り。

写真は全てトミックスの1/80モデル。大量生産品のプラ製ですが、造りは精巧。

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私の“専門”は“国鉄時代の機関車”なので、本来これらの機関車たちは専門外なのですが、プラとはいえあまりの出来の良さについつい・・・。でも牽くべき客車は持ち合わせておりませんので、そのうちに!?。

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この週末はまたまた低気圧の通過で天候が不安定。7日土曜日8日日曜日とも雨時々曇りのぐずついた天気でした。土曜日の診療は比較的平穏。久しぶりにほぼ時間通りに終了。

翌日曜日は、悪天候のため外出する気にならず、午前中は自宅で雑用をこなしておりましたが、午後になってから気分転換に外出。まずは久しぶりに某中古鉄道模型店をのぞきに両国まで。

御茶ノ水で総武線に乗り換えて3つめ。スカイツリーを左手に見ながら隅田川を渡るとほどなく両国。

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高架ホームの下にはかつて房総方面への優等列車が発着した頭端式ホームがいまだ健在。

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今では臨時列車の発着のみに使用されているそうで、普段は入れない様です。おそらく西口側の閉鎖されていた階段を降りて行くと繋がっているのでしょう。

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最近では1月25日の“館山若潮マラソン”のランナー用に運転された臨時さざなみ81号と83号が両国始発でしたので、そんな機会を狙わないと入れないかも。

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西口の改札へ降りて行くと、さすがに国技館のお膝元だけあって大相撲一色 。

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風格ある駅舎は、かつてターミナル駅だった頃の名残が有りますが、いまや構内は飲食店。駅前広場は駐車場と化していました。

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帰りは総武線に乗って秋葉原で途中下車。駅前はひと昔前とは一変しています。

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駅周辺は相変わらずの雑踏でした。海外の方もたくさん。

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電気部品店や模型店に立ち寄ってから、西へ抜けて昌平橋を渡り・・・。

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線路脇の坂道を登って御茶ノ水へ。

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御茶ノ水の書店を数点はしご。その後千代田線に乗って、さらに明治神宮前で途中下車して模型店に寄り・・・。

チョッと疲れました~。

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2月28日土曜日。晴れのち曇り。朝は1℃、日中は13℃。今日のクリニックは比較的平穏でしたが、後半になってやや混雑。今日は慢性疾患で定期通院中の方でも、かぜや花粉症でいつもより時間がかかる方がたくさん。そこに体調不良で受診される予約外の方や健康診断の方々が・・・。なかなか予約時間通りに診療が進みません。“鉄”の私としては日本の鉄道の如き定時性を目指したいところですが、時にイタリア国鉄の様になってしまうことも!?。どうかご容赦下さいませ~。

さて先日23日の日曜日は、京都で講演会に出席。終了後は夕方の新幹線まで少々時間があったので“梅小路”へ行って来ました。“梅”を見に?。いえいえ、梅小路蒸気機関車館です!。2010年6月以来ですから約5年ぶりの訪問。

梅小路蒸気機関車館は1972年(昭和47年)10月に旧国鉄が鉄道100年を記念して開設。入口は明治37年築の旧二条駅舎を移築したもので、受付兼資料展示館になっています。

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伝統ある旧梅小路機関区の扇形車庫(ラウンドハウス)は大正3年に建設された現存する最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫。

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20線もの引き込み線を有し、国の重要文化財に指定されています。

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“扇”の真ん中に蒸気機関車の方向転換を行うための転車台(ターンテーブル)。

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庫内には貴重な蒸気機関車たちの姿。

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現在館内には19輌の蒸気機関車が保存されています。

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ズラリと並んだ姿は壮観~。

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C51239、C5345、C59164・・・。

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D52468、D50140、C581・・・。

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C621、C612、9633・・・。

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B2010、7105(義経)、1080・・・。義経は昨春の大阪交通科学博物館閉館に伴って引っ越して来ました。

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C571は本線運転可能。山口線で活躍していました。

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構内展示運転用の8630は転車台周りの屋外に留置されていました。となりはD51200のテンダー。

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D51200は現在本線復帰に向けた復元工事中。

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先従輪と動輪、それにキャブ(画面左側)は庫内にありました。ボイラーは現在大阪にあるサッパボイラに運ばれて修繕中のはずです。

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現在梅小路蒸気機関車館の周辺は、平成28年春の京都鉄道博物館オープンに向けて大工事中。C551、C1164、D511は展示エリアから外れた遠い本線側に疎開していました。

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今年8月30日をもって梅小路蒸気機関車館はひとまず閉館。

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京都鉄道博物館に生まれ変わります。

あれ、C622はって?。続きはまた後日に~。

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2月22日日曜日。雨時々曇り。昨夜は京都泊まり。

年齢のせいか、最近どうも出先で早朝に目が覚めてしまいます。折角なので早朝の北野天満宮へ。朝5時半から開門しています。天気の悪い日曜日の早朝、参詣者の姿はごく僅か。

残念ながら有料の梅苑公開は10時からでしたので、塀越しにのぞいて見ると確かに梅の花がたくさん。チョッと残念~。

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天満宮では“牛”は神の使い。あちらこちらに寝そべっていました。

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鳥居をくぐって見えて来たのは楼門。

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楼門をくぐるとまた牛。

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道真公がこよなく愛した梅の木は境内にたくさんあって、わざわざ梅苑に入らなくても十分満喫出来ました。

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惜しむらくはこの天気。私の行くところ(特に京都では)いつも雨降り!?。 まあ雨の梅も一興でしょう。

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白梅と紅梅のバランスが絶妙。

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さらに奥に進むと中門(三光門)。

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重要文化財だそうです。

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脇の白梅は八分咲きくらいでした。

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拝殿前の紅梅はまだこれからでした。

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因みに拝殿は国宝だそうです!。

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さて、一巡してもまだ時間があったので竜安寺まで。こちらはチケット売り場が開くと同時に境内へ。朝一番乗りで誰もいません!。

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有名な石庭は修学旅行で来た時はもう少し広い感じがしていましたが・・・。

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もはや何十年も前の記憶は全くあてになりません。

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さて境内を出て、誰もいない商店街を抜けて・・・。

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京福電気鉄道北野線の龍安寺駅から電車(通称嵐電:らんでん)にチョッとだけ。

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一両編成の小振りの電車は結構お客さんで一杯でした。

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全線乗っている時間は無いので途中下車。

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急いで講演会会場へ。朝10時からでしたが、悠々9時30分には到着。3つの循環器関連の講演を拝聴させて頂きました。

朝から動くと一日が長いですね~。

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2月20日金曜日。晴れ。朝は2℃、日中は12℃。今日のクリニックはほどほどの混雑でしたが、午前も午後も後半戦に入って混雑するあまり良くないパターンでした。インフルエンザの方はA型、B型が混在してポツリポツリ。いよいよ花粉症の薬を所望される方が増えて来ました。夜は循環器関連の講演会に参加するつもりでしたがチョッと間に合わず~。

2月21日土曜日。朝は0℃、日中は11℃。今日のクリニックは割と平穏で待ち時間も少なめ(・・・だったはず)。土曜日は平日に比べてお勤めの方が多いのですが、転勤が決まって紹介状を所望される方がちらほら。そんな季節になりました。

診療終了後は少々雑用をこなしてから新横浜経由で京都まで。晩ごはんは京都?。いえいえ、仕事を片付けていて遅くなったので新横浜の駅弁です~。

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京都駅に降り立つと見慣れないグリーン一色の電車。良く見たら何の事は無い、かつては新快速として関西圏や中京圏を疾走していた117系直流近郊形電車。

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117系は国鉄が1979年から1986年にかけて、主に老朽化した153系の置き換えるために製造。オリジナルはクリームとマルーンの2色塗装でしたが、JR西日本の経費削除の一貫で塗装工程を簡略化して、平成24年からグリーン一色塗装が登場したのでした。

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色調はかつての山手線より濃くて、かつての東急5000系(渋谷のハチ公前に置かれています)に近い感じかも。湖西線の運用で京都と近江舞子の間を往復している様でした。

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車内を見ると座席番号が残っていて、かつては指定席のある運用にも就いていたのでしょう。

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コート掛けも備えられています。最近では窓が開く車輌も少なくなりました。

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近代車輌と比べれば、外観も内装も明らかに古ぼけていましたが、何となく昭和の香りがしてホッとします~。

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その後八条口側の奈良線のホームへ行って見たら、今でも低運転台のグリーンの103系が現役。

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こちらのグリーンはかつての山手線と同じですが、戸袋窓が埋めらているので、側面の印象は山手線とはチョッと異なります。

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今夜は明日の講演会に備えて京都泊まりです。

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2月16日月曜日。晴れ。昨日の強風は鎮まりましたが、朝は相変わらずの-3℃。それでも日中は12℃まで上がりました。週明けのクリニックは朝から結構混雑。A型インフルエンザの方に混じって、久しぶりに今日はB型インフルエンザの方が。スキー合宿の参加者が一網打尽になってしまった様で・・・。

2月17日火曜日。曇りのち雨。朝から夜まで終日3~5℃の寒~い一日になりました。クリニックは午前中はそれなりに混雑していましたが、午後からはとっても平穏。冷たい雨のせい!?。昼は大和市医師会事務局へ行って会計業務をこなし、戻ってすぐに午後診療。昨日に引き続きB型インフルエンザの方がいらっしゃいました。職場にB型の方がいらしたそうですが、いよいよB型の季節がやって来たのでしょうか!?。今日は8時06分頃に三陸沖で震度4、13時46分頃に岩手県沖で震度5強の地震。東日本大震災に関連しているそうで、20cmの津波も観測。2月6日には徳島県で震度5強の地震があったばかりで、何だか心配ですね~。

2月18日水曜日。雨。終日3~5℃。天気予報では低気圧と寒気の影響で夕方からは平地でも積雪のおそれがあると言っていましたが、当地では最終的には雨だけで終わりました。やれやれ。今日のクリニックは朝から混雑。ここ数日の気圧の変化と寒さのせいか、気管支喘息が悪化して来られた方がちらほら。感染性胃腸炎の方もまた多くなって来ました。嘔吐と下痢と発熱、それに頭痛、関節痛、腰痛・・・、意外に高熱になることもあります。一方で週末からかぜ症状と7度代の微熱が長引いている方はB型インフルエンザ。ご本人もビックリされていましたが、意外に熱が高くならない場合もあります。さらに今日受診されたご高齢の方の肺炎も、立派な肺炎なのに微熱だけ。いろんな病気が混在している上に、同じ疾患でも症状の出方は千差万別。要注意です。水曜日は周辺のクリニックがお休みのせいか、夕方になってからかかりつけではない新患の患者さんが多めでした。チョッと疲れて現実逃避したくなりました・・・。

そんな時に良さそうなのが、先日近所の書店で見つけた「いま行っておきたい秘境駅」(牛山隆信著、株式会社自由国民社。2014年12月5日発行)。

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人家が少なく利用者がほとんどいない駅を厳選して紹介した写真集です。単なるガイドブックではありません。

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著者はこの道の権威。今まで多くの写真集、著書を出しておられます。

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“昔の田舎の駅はこうだったなあ”なんて旧き良き風情を懐かしむことが出来る駅もありますが、中には目を覆いたくなるような廃墟と化した駅も紹介されています。大都市へ人口が集中するようになって過疎化が進み、その結果利用されなくなった駅の姿は、現在の日本の田舎の象徴。胸を打つものがあります~。

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2月13日金曜日。晴れのち曇り。朝は0℃、日中は11℃。北日本では台風並みの爆弾低気圧で大荒れだった様ですが、当地も大気の状態は不安定。午後診療が始まる頃は暗雲が立ち込めていました。厚木や藤沢では午後3時過ぎに竜巻が発生。怪我をした方はいらっしゃらなかった様で何よりでした。

今日は祝日と休診日が繋がって当クリニックは連休明け。混雑を覚悟していましたが、それほどでもなくて少々拍子抜け。特に午後からはガラガラでした。竜巻注意情報が出たせいでしょうか?。・・・と思いきや、診療終了間際の6時頃になってカルテが山積みに。あれれっ!?。

2月14日土曜日。晴れ。朝は-4℃、日中は11℃。相変わらずの寒波です。

今日のクリニックはそれなりに混雑。インフルエンザの方はいまだにポツリポツリといらっしゃいます。診療終了後は溜まっていた事務仕事を頑張ってこなしておりました。

今日はバレンタインデー。私めにまでチョコレートをめぐんで下さった皆様、ありがとうございました~。

2月15日日曜日。晴れ。朝は-2℃、日中は12℃。

折角の好天の休日でしたが、外は午後から強風に。花粉の試練を受けるのではないかという恐怖にかられて、珍しく外出せずに自宅に引きこもっておりました。

・・・そんな訳で、今日は写真が無いので、古い機関車ネタで。

下の写真は今書店に並んでいる「蒸気機関車」という季刊誌。2010年の夏に創刊された新しい雑誌の最新号(2015Winter、Vol.19)です。今回の特集は“木曽谷のD51 中央西線蒸機時代”。

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表紙をめくると「D51 200本線復帰へ」の文字。

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木曽谷とD51形蒸気機関車200号機の繋がりは、現在京都の梅小路蒸気機関車館で保存されている本機が現役時代最後に活躍していたのが、木曽谷を走る中央西線中津川機関区だったということ。昨年10月、このD51200を修復して本線復帰をさせるというビックニュースがJR西日本から発表されました。下の写真は京都の梅小路蒸気機関車館で(2010年6月13日、再掲)。

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長きに亘って梅小路で構内の体験乗車用の小運転に使われていましたが、本線走行のためには大掛かりな検査が必要なため、今までは構内から外へは出られませんでした。

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煙突が短く切り詰められているのは中津川機関区でトンネル通過の際の煤煙対策で集煙装置を取り付けていた名残。

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下の写真は集煙装置を取り付けたD51200の現役時代をプロトタイプとした模型の写真。トンネルを通過する際に上部の蓋を閉めて煙を後方に誘導し、煙が車体にまとわり付かない様にするのです。因みに末期は青ナンバーでした。

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私自身は現役時代のD51200に出会ったことはありませんでしたが、蒸気機関車時代の中央西線には昭和46年9月と昭和47年8月の2回訪問。どちらも土曜日の夜23時過ぎに新宿発の夜行急行「アルプス11号」を使っての夜行日帰りでした。

2回目は当時の記録を見ると、昭和47年8月26日土曜日に新宿発23時10分の「アルプス11号」に乗って塩尻駅に翌27日日曜日の4時51分着。塩尻6時37分発の普通客車列車824列車で木曽福島7時41分着。牽引機はDD51だったのでしょうが、写真も記録も残っていません。木曽福島駅に降り立つとあまりの雨に呆然。線路端でカメラを構えることは出来そうもなく、とりあえずホームから見えた機関区に向かいました。

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当時は機関区の事務所に行ってお願いすると、自由に構内に入れて下さいました。見学者名簿に記名をして腕章を付ければOK。ガリ版刷りの手造りの冊子まで下さいました。そこには構内での注意事項に加えて、配置機関車番号や・・・。

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蒸気機関車の構造の解説・・・。

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さらに貨物列車の時刻表まで!。

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以前に本ブログで、機関庫内や構内入換え用のC12の写真はお目にかけたことがあるので、今回は隣接する木曽福島駅構内の塩尻側で撮影したD51の写真を・・・。

機関庫内を見てから駅方向に目をやると、そこには重連の貨物列車が停まっていました。10時16分発の896列車です。

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前はD51351で木曽福島機関区所属。昭和15年日立製。昭和46年10月5日に横手機関区から転入して来たため、木曽路では珍しいシールドビーム付き。

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発車時刻が近付くと黒煙が上がり、手前のトラ塗りのポールのスピーカーから発車合図のブザーが鳴り響き・・・。

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汽笛二声、ゆっくり動きだしました。

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次位のD51348は中津川機関区所属。やはり昭和15年日立製。こちらは昭和45年7月15日に富山機関区から転属して来たため、こちらも木曽路では珍しい浜松工場製の重油タンク付き。

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2台のD51は次々と豪快にドレインを切って加速。

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地響き立てながら眼前を通過して行きました。

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後ろに続く黒い貨車も今となっては貴重ですが、写真は無し。

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続いて10時40分発の3893列車がやって来ました。青ナンバーのD51777が牽引。

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中津川機関区の古参で、昭和17年汽車製造製。

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続いて11時2分着の1891列車牽引のD51698が切り離されて給水給炭のために機回しされて来ました。

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昭和17年日立製。中津川機関区所属。昭和45年10月7日に稲沢第一機関区から転属。

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そして11時30分に発車!。

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爆煙でしたが、豪雨のために霞んだ写真に。

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休む間もなく今度は11時36分着の6851列車牽引のD51192が機回しされて来ました。

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中津川機関区所属で昭和14年大宮工場製。昭和45年11月3日付けで稲沢第一機関区から転属して来た機関車。

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そんな時に見慣れない気動車が通過。

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「きそ4号」の運用に入っていた試作気動車のキハ91でした。

う~ん、次から次へとキリがありません。翌日は学校があるのでそろそろ引き上げないと・・・。帰りは木曽福島発14時32分のキハ181系気動車特急「しなの2号」で名古屋に16時29分着。16時53分名古屋発の「ひかり60号」で18時55分東京着。

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天気の良い時にリベンジしたいと思いながら、機を失してしまい、翌年の昭和48年7月には電化開業によって木曽路のD51は全廃されてしまいました。残念~。

「しなの」には瀟洒な真新しい振子電車381系が導入されましたが、40年以上経ってもまだ381系は残っています。

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2月9日月曜日。曇りのち晴れ。朝は1℃、日中も6℃止まり。朝は一時雪が降っていました。

週明けのクリニックは何だか混雑。年明け以降、週明けはいつも週末の間に罹患したインフルエンザの方がまとまって受診されるので、他の曜日よりもチョッと忙しい感じ。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は来年度に向けての予算会議。もう年度変わりは目前です。会議が終わって外に出ると、外はなんと1℃!。さっ、寒いっ!。

2月10日火曜日。晴れ。朝は-3℃、日中は9℃。今日は今シーズン最強の寒波が襲来とかで、全国的に寒さの厳しい一日になりました。

今日の午前中は予約外の方も少なくてノンビリ。寒さのせい?・・・なんて思っていたら夕方になってとっても混雑。皆さん明日が祝日であることに気付くのが遅い!?。

診療終了後は診断書や紹介状書き。“春”が近付いて来るとこの手の仕事が増えて来ます~。

さて今日は先日7日~8日の大阪行きの続きを。8日日曜日の大阪は雨のち晴れ。この週末は北陸新幹線の一般試乗会が開催されていて、当然私もエントリーしておりました。当たれば大阪から金沢へ向かう算段を考えていましたが・・・。2800人の定員に対して77倍もの申し込みがあったそうですので仕方が無いです~。下は大阪駅構内に掲げられたポスター。

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そんな訳で大阪で時間が出来ました。まずは大阪駅北側の新梅田シティ梅田スカイビルの空中庭園展望台に上がって見ることに。

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下から見上げると、2つのビルの間に展望台が設置されていて中空にエスカレーターが見えました。シースルーのエレベーターで35階まで上がり、そこからやっぱりシースルーのエスカレーターで40階まで。このあたりで下を見てチョッと後悔。高いところへは何故か上がりたくなるんですが、どうも高所は苦手。

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さらに吹きさらしの屋上へも上がって周遊出来ます。

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日曜日の朝のせいか周囲は外国の方ばかり。大阪駅方面は高層ビルが林立。手前の広大な空地が旧梅田貨物駅跡。

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生憎の小雨模様で、残念ながら眺望は今ひとつ。夕日と夜景が良いそうです。高層ホテルが眼下に・・・。

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新大阪方面には淀川。4本の橋は右から阪急千里線、天神橋筋の長柄橋、東海道本線、そして新御堂筋+地下鉄御堂筋線の通る新淀川大橋。

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そこそこで下界へ戻り、そこから広大な空地の下を通る古そうな地下歩道を通って大阪駅方面へ。この一帯は以前は梅田貨物駅があったところ。

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地下歩道を抜け、梅田貨物駅跡地の再開発エリアに2013年4月に開業した複合商業施設、グランフロント大阪を見物してから大阪駅へ。

大阪駅では来月3月14日のダイヤ改正で廃止されるトワイライトエクスプレスの発車を見て来ました。10番線で待っていると、11時11分の定刻に専用機EF81114に牽引されて入線して来ました。

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発車は11時50分なので、じっくり観察出来ます。

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今日の運転は時刻表には載っていない団体列車扱い。

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私としたことが、ついに乗車することが無かった列車。この食堂車に乗ってみたかったです~。

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先頭へ行くと機関車の周りはもの凄い人だかり。今や“鉄道オタク”ばかりではなく、素人さんが大集結。

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かろうじて機関車の顔とヘッドマークを撮影。

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じっくり編成を観察するために、隣の11番線ホームへ。廃止まであと1ヶ月余り。これからさらに見物人が増えて行くのでしょうか・・・。

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新大阪と城崎温泉を結ぶ特急「こうのとり」の新型車両287系と並びました。

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牽引機のEF81は敦賀配置のトワイライトエクスプレス塗装車。

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現在43、44、103、113、そしてこの114号機の5輌が運用に就いています。因みに43、44は昭和47年製、103、113、114は昭和49年製です。

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機関車の後は電源車のカニ2413(昭和50年製)。発電用エンジンが結構な騒音。その後ろの9号車はBコンパートメントのスハネフ25502(種車の製造は昭和51年製。以下同様)。

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8号車もBコンパートメントのオハネ25562(昭和51年製)。7号車はツインのオハネ25512(昭和49年製)。

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6号車、5号車はツイン・シングルツインのオハネ25521と524(ともに昭和49年製)。

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4号車はサロンカーのオハ25552(昭和53年製)。

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3号車は食堂車のスシ242(昭和47年製。もとは電車でした)。

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2号車と1号車は最上級のスイート・ロイヤル。2号車はスロネ25502(昭和49年製)、1号車はスロネフ25502(昭和51年製)。

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こうやって見ると、機関車を含めて全ての車輛が昭和47~53年製。自動車ならクラシックカーの部類かも。このまま博物館入りでもおかしくない!?。

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やがて11時50分、定刻に発車。さすがに滑らかな牽き出し。

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札幌到着は明日の9時52分です。お気を付けて~。

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見送った後は関東では見慣れない関西の電車を少々眺めてから・・・。

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快速電車で新大阪へ。

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新幹線ホームに上がると、最近とんと少なくなった「ひかり」の姿。

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14時発の「のぞみ26号」に乗車して帰途に就きました。

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お昼は車中で幕の内。

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途中、浜名湖や・・・。

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大井川あたりまでは良く晴れていましたが・・・。

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東上するにつれて雲が多くなって、富士山は雲の中でした。下の写真は富士市あたり。

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新横浜に着く頃は、ちょうど雨が上がったところでした。

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2月7日土曜日。晴れのち曇り。朝は-2℃、日中は10℃。今日のクリニックはそれなりに混雑していましたが、一時に比べれば大したありませんでした。インフルエンザの方はポツリポツリ。

診療終了後は直ちに新横浜へ。14時59分発の「のぞみ371号」に飛び乗ることが出来ました。

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この列車は臨時「のぞみ」。定期「のぞみ」ではすっかり影が薄くなったN(エヌ)の付かない700系でした。発車後数分で車窓には大和からとは異なる角度の大山の姿が。

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左下は浜名湖。新大阪には17時13分着。

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今夜は大阪で開催された血圧関連の講演会に参加。会場は大阪駅北口のホテル。予定より早めに着いたので、奇跡的に3つのレクチャー全てを拝聴することが出来ました。

下の写真は北側から大阪駅方面を見たところ。手前の真っ暗なエリアは旧梅田貨物駅跡の広大な空地です。

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会場を出たのは9時過ぎ。発展の著しい大阪駅北口側を見学に。下の写真は2013年4月にオープンしたグランフロント大阪。

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かつては何も無かった場所ですが・・・。

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巨大な街が出来ていました。

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大阪駅のドーム屋根は2011年5月に完成。下の写真は南北の駅ビルをホームの上空で繋ぐ「時空の広場」。2011年7月に本ブログでリポートしました

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ここから見下ろすとホームが良く見えます。

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そしてこちらが南側のサウスゲートビルディング。

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かつての迷宮のような大阪駅の面影は微塵もありません。何だか大阪らしくない!?(失礼~)。

今夜は大阪泊まりです~。

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1月19日月曜日。晴れ。朝は-1℃、日中は12℃。週明けのクリニックはそれなりの混雑でしたが、インフルエンザがピークを越えた様で、一時の凄まじい混雑振りではなくなって来ました。

今宵は大和市立病院の開放病床症例検討会でしたが、先日までの混雑状況から早々に出席を諦めておりました。少々落ち着いて来たとは言うものの、やっぱり夜7時に大和市立病院に到着するのは到底無理。お許し下さいませ~。

さて、少々ご報告が遅くなってしまいましたが、今日は先週1月11日から12日にかけてのカシオペア乗車の続きを。

伊達紋別を発車してから、編成最後部の12号車にある展望ラウンジへ。狭い通路、揺れる車内を4号車から12号車まで移動するのは意外に大変。車内販売のワゴンと遭遇すると擦れ違い困難。

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途中、自動販売機が置かれたミニロビーが2か所、シャワールームが2か所。

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展望ラウンジのある12号車の本来の役割は電源車。発電用のエンジンが積まれていて、編成全体に電気を供給しています。さらに売店や車掌室も設置されています。

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最後部からの展望は・・・残念ながら真っ暗闇~。

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それでも時折通過駅の灯りが後方へ流れて行きます。

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駅を通過してしまうとまた真っ暗。ほとんど灯りがありません。展望ラウンジでしばし寛いでいるうちに夕食の時間が近付いて来ました。

今回予約が取れたディナーの時間は20時10分から21時30分まで。上り列車は全部で3クールのディナータイムが設定されていますが今回はその3クール目。ギリギリで予約が取れたのかもしれません。

食堂車は3号車。1階に通路と従業員用設備、平屋部分に厨房、そして眺望の優れた階上のすべてがダイニングルーム。

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2階建てにすることにより、ダイニングルームの通り抜けを解消しています。

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供される食事はフランス料理か和食の予約制。ディナータイム終了後には予約不要のパブタイムも設定されています。今回私どもはフランス料理を選択。

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オードブル、魚料理、肉料理、デザート、それにパンとコーヒー。食器はカシオペアのロゴ入り。相棒が「ノリタケかな?」とパン皿をひっくり返して見たら何とWEDGWOODでした。良いか悪いかは別として昔の食堂車とは全く別物。庶民的な気軽さは無くなってしまいましたが、この非日常感は得難いものがあります。車内でこれだけの食事が摂れることが奇跡!?。

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さらに揺れる車内で笑顔を絶やさず、絶妙のタイミングで料理のサーブと解説をし、要望に応じてカメラのシャッターまで押してくれるクルーの方々のプロ根性に感心。

食事も終盤に差し掛かった頃、函館駅に到着しました。

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ここで進行方向が変わり、前後で機関車の付け替え。食事時間に重なっていなければ機関車交換を見に行きたいところでしたが、今回はチョッと引いて食堂車の2階席からホーム上の人達を観察。驚いたのは、編成の前後で行われる機関車交換を見るためにホーム上を右往左往しているのが“鉄”ばかりではなく、明らかに“素人”とお見受けする女性がたくさんいたこと。最近は寝台列車の旅が鉄道雑誌や旅行雑誌ばかりでなく、女性誌でも盛んに取り上げられているので、裾野の広いブームになっているのかも知れません。

食事が終わったところで、再度12号車の展望ラウンジへ。

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函館までは最後部でしたが、函館から進行方向が変わって先頭に。津軽海峡線専用のED79形交流機関車の奮闘ぶりが目の前で見られます。ガラスに室内が反射してしまってうまく写真が撮れませんでしたが、今日の担当は4号機でした。

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来春に開業予定の北海道新幹線との共用区間に入ると、路盤が良くなって揺れが少なくなり、俄然スピードアップ。そして青函トンネルに突入。通過には40分程かかります。

海底とは言ってもトンネル内は単調。若い頃はほとんど徹夜で夜行列車の旅を楽しんでおりましたが、私としたことがいつの間にか意識が遠のいて・・・。

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寝ぼけてブラインドの下からのぞいた雪深い駅は一体どこでしょう?。

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朝目が覚めたのは6時少し前の福島~郡山間。食堂車は6時半から営業開始ですが、前回の北斗星の時の混雑ぶりを思い出し、様子を見に行くと・・・大変、すでに隣の4号車まで列の最後尾が延びているではありませんか!。すぐに列に並びましたが、最初の回には漏れて30~40分待ち。それでも流れる朝の風景を愛でながら同好の士と談笑していればさほど苦痛ではありません。

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メニューは洋朝食と和朝食。今回は洋朝食を選択。

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残念なのは、下り列車の車窓なら広大な北の大地の中を走りながらの朝食になるのでしょうが、上り列車の場合は東京の通勤圏内にだんだんと近付いてしまうこと。東京が近付くと気分が沈んで行きます!?。下り列車に比べて上り列車が人気の無い所以でしょう。

今回乗車の記念にトートバック、キーホルダー、携帯ストラップを購入させて頂きました。少しでも運行収益に協力しないとね。

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定刻の9時25分、上野の地上ホームの14番線に到着。青森で進行方向が変わって展望スイートの眼前に機関車。

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青森からの牽引機は2輌のカシオペア専用機のうちのEF510形510号機でした。

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機関車周りでは大勢の方が乗車の記念撮影。

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EF510-500番代は2009年~2010年に製造された新鋭の交直両用電気機関車。青森からの長旅の疲れも見えません~。

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上野地平ホームは頭端式。引き上げは推進運転。展望ラウンジ内で機関車と連絡を取りながら前方の安全監視をする「ラッパ屋さん」の誘導で、ゆっくりと車輛基地へ戻って行きました。

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北海道新幹線開通の来春以降の運行がどうなるのかは未定。まだJRから正式の発表はありません。何とか残して頂きたいものです~。

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1月16日金曜日。晴れのち曇り。朝は1℃、日中は12℃。今日のクリニックは朝のうちはいつもの様に混雑していましたが、何故かその後の時間帯は予約外の方が少なめで、概して平穏な一日となりました。午前も午後もほぼ時間通りに診療が終わるなんて久方ぶり。チョッと反動が恐いかも!?。

夕方いらした常連の患者さんに“こんなに空いている日はめったに無いんだから、早めに帰って一杯やんなさい!”なんて嬉しいアドバイスを頂きましたが、残念ながら私は筋金入りの下戸。それに暫らくこなせなかった事務仕事が山積。こんな機会に少しでも“宿題”を片付けておかないとね~。

1月17日土曜日。晴れ。朝は3℃、日中は11℃。今日は朝のうちは平穏でしたが、やや遅めの11時頃から混雑する土曜日パターン。昼前にいらした予約外の患者さんの中には“2時間も待ちました”なんておっしゃる方も。ほんの僅かのタイミングのズレで待ち時間が倍増!?。

診療終了後は新宿へ。ちょうど町田発16時48分のLSE7000形ロマンスカー「はこね32号」があったので、鶴間駅で聞いてみたら後部でしたが展望席直後の4列目に空席がありました(注:3列目までが展望席扱いです)。チョッと贅沢(!?)ですが410円余計に払って、町田から久しぶりにLSEに乗車することに。

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町田で待っていると、旧いけれどピカピカの車体の7003×11編成がやって来ました。

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LSEが就役したのは1980年(昭和55年)。いまだに旧塗装に復元された2編成が現役です。

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車内はいかにも温泉帰りって感じの方や外国人観光客の方たちで、それなりに混んでいました。

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展望席は全員後ろ向き。右下に見える銀色の手摺り様に見える物が2階の運転席に上がるための梯子です。

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天井には運転席への出入り口。近くに1981年に受賞したブルーリボン賞のプレートが掲げられていました。

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流れ去る景色を見ながら後ろ向きに座っているのも結構乙なもの!?。

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多摩川鉄橋を渡る頃にはだいぶ暗くなって来ました。右側に小さく富士山のシルエット!。

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そして喜多見を過ぎるとしばらくは真後ろに富士山の姿。後部展望席でチョッと得した気分。

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17時20分には早くも新宿に着いてしまいました。チョッと物足りない感じ。

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この編成はそのまま17時40分に「はこね45号」として箱根湯本へ向けて折り返し。慌しく車内清掃が行われていました。

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さて今夜は新宿西口で3人で待ち合わせて会食。

帰宅時に西口地下ロータリーから小田急百貨店を見上げたらとってもカラフルでした。そう言えば暗くなってからここを通るのは久しぶりかも。

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夜になってグッと冷え込んで来て、北へ向かう自宅最寄駅からの足取りは速め。明日の朝はまた氷点下の予報です~。

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1月13日火曜日。晴れ。朝は-1℃、日中は11℃。乾燥した晴天続きですが、西から天気は下り坂。

連休明けのクリニックは、当然のことながら大混雑。インフルエンザと感染性胃腸炎、寒い時期の2大感染症の流行で、予約外で受診される方が多数。今日も昼休みはほんのチョッと、夜も7時半までビッチリ診療でした。それでもこの時期にしてはまだ良い方かも。感染症の流行が落ち着くまでは予約の方々にもご迷惑をお掛けしそうです。何卒ご容赦下さいませ~。

さて今日は、一昨日の札幌行きの続き。今回わざわざ札幌まで来たのは、実は寝台特急「カシオペア」に乗るため(!)。1ヶ月前の朝10時(休診日でした)にみどりの窓口に並んで奇跡的に寝台券とともに食堂車の予約を取ることが出来たのでした。

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オフシーズンの上り列車を狙ったのが功を奏したかも!?。それでも瞬時に満室になっていました。

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入線は発車の僅か9分前の16時03分。寒いホームで待ち構えていましたが、なんとヘッドマークが雪で真っ白。列車名が判りません。トホホ~。

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重連のDD51形ディーゼル機関車のすぐ後が唯一無二の展望室付きのスイート。スイートは1号車、2号車に4室ずつ、計8室のみで、プラチナ中のプラチナチケット。どうやったらチケットが取れるのか、皆目見当が付きません。

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続く3号車は食堂車。

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1階は通路で2階が食堂車です。

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今宵のベッドは4号車の2番。残念ながらスイートではなく、カシオペアツインという一般個室。シャワーは共用ですが、トイレと洗面台は自室内にあります。

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でもたまたま数少ない平屋部分の部屋でした。料金は一緒で天井が高いのでチョッと得した気分!?。

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下の写真は発車時にまだ空いていた2階のツインを覗いたところ。因みにカシオペアにはツインの個室しかありません。

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入線後は、編成を外から観察する時間などほとんど無く、すぐに発車時刻になってしまいました。発車はとってもスムーズ。昔の客車列車の様なドン突きはありません。札幌には昼食の時間を含めて僅か3時間の滞在でした(!)。

発車後ほどなくウエルカムドリンクサービス。紙コップにもカシオペアのロゴ。一緒に明朝のコーヒーサービスのチケットも配られました。

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因みにヘッドカバーや備え付けのタオル、寝巻にもロゴマーク。一流ホテル並みに徹底しています。

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テーブルに置かれていたリーフレットには、食堂車の営業時間や車内販売、自動販売機の案内や・・・。

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列車編成図(12輌編成です)・・・。

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さらにベッドメイクの方法、共用シャワーの使い方、ルームキーの設定の仕方、洗面台の出し方、テーブルの仕舞い方、コントロールボードの操作法など・・・。う~ん、きめ細かい~。

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壁面のモニターでは現在位置の表示やBS放送、ビデオプログラムの視聴が可能。

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さらに停車駅の案内表示も。

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コントロールボードの左下の緑の文字は車内販売が近付くと点灯します。全て個室なので、これが無いと車内販売が来ても気付きません。

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列車は札幌を出ると、道内は南千歳、苫小牧、登別、東室蘭、伊達紋別、洞爺、長万部、八雲、森、函館と小刻みに停車。東室蘭を発車したあとは速度が遅くなった上に揺れも酷くなって、明らかに線路規格が落ちた感じ。

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伊達紋別では6分も停車。

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特急とは思えない長時間停車。気分転換にホームへ降りてみましたが、さっ、寒っ!。

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まだ18時20分過ぎですが、まるで深夜の様相。“夜汽車”の雰囲気が素敵~。

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長時間停車の理由は、函館行きの気動車特急「スーパー北斗14号」に道を譲るため。

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札幌を39分後に発車して函館には37分先着。気動車特急が速いのか、はたまたDD51形ディーゼル機関車に牽かれた客車寝台特急が遅いのか・・・。追い抜かれたところで、まあ急ぐ人は「カシオペア」には乗っていませんから、誰も文句は言いません。

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まだまだ続きますが、チョッと長くなって来たので、続きはまた後日~。

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1月11日日曜日。晴れ。朝はやはり氷点下でした。今日は早起きして羽田空港へ。遥か彼方にスッキリと富士山!。

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空港で友人と待ち合わせ。少し早めに着いたので飛行機を眺めておりました。

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飛行機を見るのは好きですが乗るのはチョッと苦手。飛ばなければ良いんですけどね~。

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下は富士山との組み合わせ。

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さて今日は10時30分発のJAL511便で札幌へ。ボーイング777-200です。

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離陸後、関東平野の果てに富士山の姿が見えました。

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北上すると連なる雪山が眼下に。

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津軽海峡あたり(?)ではもう降下体勢。

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あまり揺れること無く、新千歳空港に定時の12時05分着。12時18分新千歳空港発の快速エアポート123号に間に合いました。この列車は札幌から旭川行きの特急スーパーカムイ17号になるためJR北海道の特急車輛785系。札幌駅には12時58分着。

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ここで進行方向が変わります。

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札幌は曇り時々雪でしたが時折青空も見えていました。気温は0℃。大和の朝より暖かい!。

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まずは13時49分入線の臨時寝台特急「トワイライトエクスプレス」を迎撃するため4番線ホームへ。ホーム端には大勢の人だかり。

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札幌~函館間の牽引機は“北斗星色”のDD51形ディーゼル機関車の重連です。

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ホームぎりぎりに停車するので、入線の一瞬を逃すとヘッドマークを正面から撮ることが出来ません。

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この列車は14時05分発の大阪行き。大阪には明日の12時52分着の予定ですから、チョッと気が遠くなる感じです~。

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シャワー、トイレ付きのスイートや食堂車、サロンカーなど、豪華列車として名を馳せて来ましたが、既にこの3月をもって廃止が決まっています。

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車輛は全て“昭和”の車輛の改造車ばかり。老朽化が著しくて廃止も止むを得ない状況でしょう。

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大勢に見送られて定刻に発車して行きました。

その後も北のターミナルには次々と列車が出入りしていましたが・・・。

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お腹が空いて来たので、一旦昼食を摂るために改札を出ます。続きはまた~。

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12月28日日曜日。晴れ。朝は氷点下でしたが日中は10℃まで上がりました。

今日は午後から外出。新宿経由、御茶ノ水で中央線の快速から総武線の各駅停車に乗り換え、さらに錦糸町で総武線の快速に乗り換えて船橋まで。

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錦糸町駅の側線には昆虫の顔のようなBoso Express「しおさい」のE257系500番代。

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電留線には横須賀線と総武快速線でスルー運転されているE217系が並んでいました。

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スカイツリーも間近に見えます。

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今日は東武百貨店船橋店で開催中の広田尚敬写真展「鉄道ものがたり」を見るために船橋までやって来ました。

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会場は6階のイベントプラザ。かなり広い会場にカラー約160点、モノクロ約60点もの作品がズラリ。

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その道の第一人者の半世紀以上にわたる珠玉の作品群はとっても見応えがありました。会場で先行販売されていた写真集も当然購入!。

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レジの方が“こちらが良ければ・・・”と出して下さったのはサイン本。もっ、もちろん!。

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12月30日まで開催中です~。

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帰りは錦糸町駅で半蔵門線に乗り換えて帰宅。私としたことが、半蔵門線が錦糸町を通っていることに気付きませんでした。意外に船橋は近いのでした。

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12月21日日曜日。晴れ時々曇り。最高気温は12℃で、10℃少し暖かな日曜日になりました。

今日は午後から所用で銀座へ行っておりました。帰りは運動がてら新橋、日比谷方面を周って日比谷駅から千代田線で帰って来ました。

下の写真は途中で立ち寄った帝国ホテルのクリスマスツリー。

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帰りがけ、駅前の本屋さんに寄ったら「鉄道黄金時代1970’sディスカバー・ジャパン・メモリーズ」(二村高史著、日経BP社、2014年12月24日発行)という本を見つけました。

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内容は子どもの頃から鉄道の乗り歩きをしていた著者の個人的体験が綴られていますが、私の3つ年上の著者とは時代が重なり、同じ様な体験をして来たので大いに共感するところあり~。

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でも鉄道と無縁の普通の方々や世代の違う方々に受けるかどうかは未知数かも!?。

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12月12日金曜日。曇り一時晴れ。朝は8℃、日中は11℃。

下の写真は朝の通勤時。どんより曇り空でしたが、その後次第に天気は回復。

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クリニックはいつもの様にかぜ症状の方が多め。A型インフルエンザの方もちらほらいらっしゃる様になりました。

診療終了後は大和へ。今夜は大和市医師会の忘年会でした。こんな機会でなければお目にかかれない他科の先生方がたくさん。貴重な機会です。終了は10時過ぎでしたが、意外に寒くない夜でした。

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12月13日土曜日。晴れ。朝は1℃、日中は11℃。日本の上空には真冬並みの強い寒気が流れ込んで2週連続で寒波の週末に。

朝の診療開始時は予約外の方が記録的に多くて、予約外の方用の番号札が品切れ~。インフルエンザの方は昨日よりも明らかに増えた感じ。これからピークに向かってまっしぐら!?。

今夜7時半頃、相模大野駅でピカピカのロマンスカー7000形(LSE)と遭遇しました。

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ヘッドサインは「試運転」。どうやら検査上がりの試運転の様です。ホーム端にはこの美しい姿を捉えるためか、寒さの中で大勢の鉄道ファンがカメラやビデオをセットして詰めていました。皆さんどうやってこんな情報を仕入れるのでしょう。

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車内では何やらスタッフがカバーに覆われたシート上の計測機器を睨んでいる様子。

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そこへ3000形各駅停車が入線。なんと前を遮ぎられているうちにLSEは発車してしまいました!。

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ヘッドライトを点けた発車シーンは撮れず、居並ぶファンたちのため息の中を暗闇へ消えて行ったのでした~。

奇しくも連日電車ネタになってしまい申し訳ありません。

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12月11日木曜日。雨。天気は悪いものの朝は9℃、日中は14℃で比較的暖かい一日になりました。

今日は休診日でしたが、朝は所用で新宿まで。小田急線は京王線の人身事故で振替輸送中。上り電車は激混みの上、遅れていました。久しぶりの“通勤ラッシュ”を堪能!?。

用事を済ませて帰宅時は新宿駅で白いロマンスカーに遭遇。こんな時期でも外国の方々がたくさん乗り込んでいました。

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帰宅後は家電量販店とスーパーマーケットへ買物に。年末とは言っても年末商戦にはまだ早い様で、いつもと変わらぬ巷でした。

先日近所の書店で「小田急今昔物語」(生方良雄著、戎光祥出版、2014年12月1日発行)を購入しました。

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今まで数多の類書がある中、あまり期待しておりませんでしたが、さすが著名な小田急OBの著書だけあって貴重なエピソードや写真が満載されておりました。

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個人的には、生まれてこの方、留学期間を除いて小田急沿線から離れたことは無く、小学校1~4年生の4年間、高校3年間、大学6年間、そして開業してからの13年間、小田急で毎日通って参りました。

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あまりに日常過ぎて、チャンと車輛の写真を撮っていなかったことを後悔。でも日常のさりげない光景を気軽に記録出来るようになったのは近年のデジカメの進歩のお陰です~。

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12月6日土曜日。晴れ。冬型が強まり朝はついに-1℃まで下がりました。最高気温も8℃止まり。

今日のクリニックはやっぱり混雑しておりましたが、時間を要する方が比較的少なかったので、待ち時間はいつも少なめ(・・・だったはず)。土曜日は平日よりもインフルエンザワクチン接種を希望される方がたくさん。

夜は大和市内某所でクリニックの忘年会。今年は体調不良で1名欠席。残念~。帰宅は夜10時過ぎ。気温はまさに「真冬の気温になっていました。

ところで先日の「北斗星」廃止発表に関連して、今日は青森~函館の青函トンネルの牽引機ED79形交流電気機関車の模型ネタ。トミックス製のED79形を買ったまま1年以上放置してありました。実物のED79形は青函トンネル用にED75形700番代を改造して誕生した機関車。

トミックス製は、真鍮製の高級モデルではなくてプラスティック製の量産品ですが、外観も走行性能も高価なブラスモデルに引けをとらない出来栄え。でも例によって最低限ナンバープレートや製造銘板の貼付作業くらいしないと、走らせられません。

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昨年の秋に北斗星に乗車した際の牽引機はED7914、そして今年7月はED799でしたが、ともにプレートが無かったので11号機で代用。昔は必要無かったのに、ここ最近は拡大鏡が必需品です。

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11号機は日立製なので日立のプレートを切り出し。さらに改造工場の苗穂工場とJR北海道のプレートも必要です。細かい~。

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本当はプレートの縁のバリも綺麗に仕上げないとみっともないのですが、自分自身は肉眼では見えない(トホホ~)ので、このままで良いことにしちゃいました。でも写真に撮って見るとクッキリ~。

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ナンバープレートが付くと、急に精密感が高まります。

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車体は一見プラには見えませんが・・・。

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足回りはやはりプラの質感が隠しきれません。

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2007年6月に発売されたED75形一般形と並べて見ました。

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細かい部分までしっかり作り分けられているのが流石です。

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ED79形(左)は青函区間専用機なので塩害対策で屋上機器がスッキリしています。

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下は昨年秋に函館駅で撮った実車の写真。

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モデルはひと昔前の下枠交差型パンタグラフのタイプを選びましたが、現在では実車は全てシングルアームパンタグラフに改造されています。

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下はED79形の“もと”になったED75形700番代。2012年7月東福島にて撮影。

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ED75形もED79形も実車は風前の灯。モデルで残しておかないとね~。

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12月5日金曜日。曇りのち晴れ。朝は3℃、日中は12℃。いよいよ寒さが本格化。北国ばかりでなく瀬戸内や四国でも大雪になったようです。

今日のクリニックは、午前中比較的平穏でしたが、午後からはいつも通りの混雑でした。かぜとインフルエンザと感染性胃腸炎・・・冬の主役たちがだんだんと勢力を拡大!?。

本日夕方になって、寝台特急「北斗星」が来年3月限りで廃止されると一斉に報じられました。・・・とは言っても、業界内では相当前から廃止は既成事実と化していました。

当方は既に相当前から織り込み済みで、乗り納めのつもりで昨年の秋と今年の夏、2回の乗車を敢行。本ブログでご報告させて頂いておりました。実はこの11月の連休にも3度目を企てておりましたが、チケット入手に失敗。更に来年1月の計画を算段している最中の報道発表になってしまいました。

以下の写真は本ブログで取り上げたひと昔前の「北斗星」の姿を再掲。最近の姿は昨年の10月19日今年の7月19日の本ブログレポートをご参照下さい。

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「北斗星」は定期運行を続ける最後のブルートレイン。今回の「北斗星」の廃止は単なる1列車の廃止に留まらず、「あさかぜ」に始まる半世紀にも亘ったブルートレインの歴史の終焉を意味します。これは歴史的一大事なのですが・・・、私以外の周囲の皆さんは意外と冷静。あれれっ!?。

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11月25日火曜日11月26日水曜日は両日とも雨。最高気温はやっと10℃を超えるくらいで、終日冷たい雨になりました。

3連休明けのクリニックは、悪天候にもかかわらずそれなりに混雑しました。かぜ症状の方が相変わらずたくさんいらっしゃいましたが、インフルエンザ検査で陽性になる方は無し。

水曜日の昼は当医療ビルのミーティング。もう年末のスケジュールの確認です。夜はここのところ調子の悪い検査用パソコンを診に検査会社のシステム担当の方が来て下さいました。見事に復旧して下さいましたが、クリニックを出たのは9時をだいぶまわってからになってしまいました。

さて今日は昨日の続き。23日日曜日は鉄道博物館を見た後、大宮から湘南新宿ラインに乗ってのんびり高崎まで。高崎~横川間を往復して16時13分に帰って来た“レトロ碓氷”をお出迎えしました。DD51型ディーゼル機関車に先導されて、旧型客車の最後尾にD51型蒸気機関車498号機がぶら下がって帰って来ました。

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近付くだけで“熱気”が感ぜられるのが生きた蒸機の良いところ。

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後ろに続くレトロ客車が良くお似合い。スハフ32形客車は現在乗車出来る最古の車輛かも?。

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元気そうなD51の姿を確認してから、駅構内にあるJR東日本の“ホテルメトロポリタン高崎”にチェックイン。駅前で食事をして早々に就寝。

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11月24日月曜日、勤労感謝の日の振替休日は晴れ時々曇り。早朝にホテルをチェックアウトして7時45分発の水上行き725M列車に乗車しました。ロングシートの107系は休日の朝とあって空いていました。新前橋、渋川を過ぎて岩本駅には8時28分着。既に先客が多数カメラやビデオをセッティングして待ち受けていました。

今や貴重な湘南色115系で練習したり、付近の同業の方々と歓談したりしているうちに・・・。

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定刻の11時43分、“SLみなかみ”のD51498がやって来ました!。

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ここは晴れると逆光になってしまうポイント。朝のうちは曇っていたのに・・・。

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さらに煙は結構出ていましたが、横からの風に煙が流れてしまいました。

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毎度上手く撮れないところが蒸機撮影の醍醐味!?。

通過後は後続列車で水上まで。まずは駅前で群馬の郷土料理“おっきりこみ”うどんで腹ごしらえ。

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昼食後に駅構内の駐泊所へ行ってみると、客車から切り離されて転向作業を終えたD51498が束の間の休息中。

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バックの山々の紅葉が見事。

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列車に乗って来た人達は転向作業などのイベントを観終わってお昼を食べている頃、帰りの列車を撮る人達は既に駅の東側に集結してカメラの準備に余念の無い頃で、意外に機関車周りが空く時間。じっくりD51498と対面出来ました。

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D51は日本で最大両数を誇った国産標準貨物機ですが、この498号機は昭和15年製。いまだに動く姿が見られるのは奇跡に近いです。

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4対の動輪の直径は1.4m。近代的な電気機関車などと違って、感覚的に力が出る仕組みが理解出来る構造。

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2時をまわったころから、乗務員の方々が乗務前の整備、点検に取り掛かりました。

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投炭を開始すると煙突から煙が・・・。

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次第に目覚めて力がみなぎって来る様子が手に取る様に判ります。

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石炭の香りが懐かしい~。

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出区を見送ってから駅へ戻りました。

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帰りのSLみなかみ号はほぼ全線にわたって下り勾配なので“煙”は期待出来ません。さらにこの季節は日が短いので、15時20分の発車を待たずに帰宅することに。

14時56分水上発の744Mはやっぱり107系電車。

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高崎からはあさま534号に乗り継ぎました。長野新幹線で先行使用されている来年の3月金沢開業用のE7系は今回初乗り。最新の車輛です。

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新車の乗り心地は満点でしたが・・・。

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たった50分で東京駅に着いてしまったのでした~。

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11月9日日曜日。雨。京都四条烏丸のホテルで目が覚めると、外は予報通りの雨でした。普段の“行い”が悪いからでしょうか!?。

年齢のせいか、いつもの通り早朝覚醒。やむなく朝一番で朝食を済ませて、雨の中を鞍馬へ向かうことにしました。まずは鞍馬行きの叡山電鉄の始発駅である出町柳駅へ。

インターネット上の紅葉情報では、鞍馬はまだ三分だったので、雨が降らなければ神護寺あたりへと考えていました。でもこの雨では安易に行ける場所でないと・・・。さらに今朝の京都新聞に昨夜から叡山電鉄鞍馬線で沿線の紅葉ライトアップが始まったとの記事が目にとまったことが後押しになって、急遽鞍馬へ出撃することにしたのでした。

出町柳9時発の電車は、わざわざ狙っていた訳ではありませんが、展望電車「きらら」でした。

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大きな展望窓と外を向いた椅子の配列。紅葉は三分という割には結構綺麗でした。見どころではスピードを落としてくれるサービス。

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鞍馬駅までの所要時間はたったの30分。

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構内には鞍馬天狗があちらこちらに。

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駅舎もクラシカルな雰囲気です。

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鞍馬寺は770年の創建。牛若丸が修行したところとしても有名。山門前も綺麗でした。

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天気の良い紅葉のピーク時ならすごい混雑でしょうが、今日はのんびり。

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それでも山門前のモミジは真っ赤だったので、チョッと得した気分です。

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もう既に散り始めている木も。

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山門をくぐると階段が延々と続いていますが、途中からは安楽にケーブルカーも利用出来ます。

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ケーブルカーを降りて、北山杉の木立を登れば、ほどなく本殿金堂。

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もちろんチャンとお参りして来ました。振り向けばここから比叡山も見えるはずでしたが、霧で覆われて真っ白でした。

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両脇には毘沙門天の使いである阿吽の“虎”。

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ここから貴船神社へ降りることも考えていましたが、雨が降り続くため来た道を引き返すことに

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鞍馬駅前で早めのランチ。「鞍馬うどん」です。鞍馬駅から出町柳駅へ戻ります。因みにパスモやスイカは使えません。キップは久しぶり!?。

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帰りはロングシートの一般車輛。

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でも空いていたので、運転席の後ろから沿線の紅葉見物。下は貴船口駅。

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確かに夜ライトアップされたら綺麗かもしれません。

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30分で出町柳に戻って来ました。

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ところで鞍馬駅の構内に、昔の懐かしい車輛の前頭部が保存されていました。実はここは1978年10月まで、日本で最後のトロリーポール集電する電車が走っていた路線でした。

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1976年11月に私が撮った最後のポール電車の姿を再掲しておきます(2008年11月に本ブログで紹介済みです)。

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上右と下2枚は貴船口で撮ったものです。

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走っている車輛と、それを撮影していた高校生(私のこと)の風体は変われど、沿線の紅葉は変わらず~。

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まだ続きがありますが、長くなって来たのでまた後日~。

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11月8日土曜日。曇り。朝から曇って日中も15℃までしか上がらず、寒々とした一日になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。特に午後、診療終了時間が近付くにつれて混雑する困ったパターン。相変わらずかぜ症状の方が多め。診療終了は3時近くになってしまいました。

今週のクリニックは連日の混雑続きでした。折角の週末に真っ直ぐ帰る気分になれなかったので(!?)、中央林間、長津田経由で新横浜へ。横浜線は今年2月16日から営業運転を開始したE233系にいつの間にか全て置き換わっていました。

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今や首都圏を席巻するE233系ですが、ラインカラーとロゴと先頭車側面の「駅スタンプ」以外は没個性的。最近は南武線にも登場して置き換えが開始されています。

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さて新横浜から15時59分発のぞみ185号に乗って京都まで。京都には17時58分着。地下鉄烏丸線で四条烏丸まで行って、近くのホテルにチェックイン。

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荷物を置いて徒歩で河原町、祗園方面へ。いつ来てもこの辺りは観光客でごった返しています。

下の写真は四条大橋から見た鴨川。

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今夜は花見小路建仁寺近くの「祗をん豆寅」へ。

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ひと口サイズの小皿やお寿司が美しい~。

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でも上品過ぎて大食漢の方にはもの足りない!?。

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帰りも周辺を散策しながら徒歩でホテルへ戻りました。明日は雨の予報ですが・・・。

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11月2日日曜日。晴れ時々曇り。先日までの予報ではこの3連休の天気は絶望的な感じでしたが、案に相違して朝には雨が上がって晴ました。最高気温は22℃まで。

今日は朝から東京の大田区蒲田へ。大田区産業プラザで開催された第35回日本鉄道模型ショウへ行って来ました。

京急蒲田駅とその周辺は、京急羽田線の立体化に伴う工事の進捗で毎年来るたびに様子が変わっています。

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入口で友人と合流して3人で、午前10時のスタートと同時に会場入り。

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入場料は1000円です。

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会場内には鉄道模型に関連するメーカー70社あまりのブースがひしめきあっています。

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鉄道模型メーカーだけでなく、鉄道部品や電子部品を扱う会社、出版社、タオルやTシャツを扱う衣類メーカー、陳列ケースを扱う家具メーカーまで、多様なブース。以下は個人的趣味によるご報告。

1/80真鍮製品の老舗メーカー、「エンドウ」は例年より地味な展示でした。再生産される懐かしい非冷房原形の101系通勤電車が快走していました。

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マニアックな話題ですが、編成物の中間連結器としてエンドウカプラーが発表されたことがビックリ。半世紀以上にわたって古典的なドローバーと呼ばれる単純な連結器が使用されて来ましたが、伸縮機能を持つ(カーブで車両間隔が延びる)「カツミ」のACEカプラーが主流となりつつありました。今回の製品はそれに対抗する革新的製品かも!?。

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プラスチックメーカーの「マイクロエース」では189系特急あさまグレードアップ編成とED60、61、62という直流電気機関車の試作品が展示されていました。後者は最近製品が途絶えていた形式。チョッと期待!?。

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「でんてつ工房」では既に発売中の非冷房原形の国鉄115系直流電車が展示されていました。プラだけど造りは良さそう。

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「モデルワークス」は少量生産のメーカー。車輛もストラクチャーもありますが、超マニアックな製品群。中ほどやや上の青い客車は九州鉄道が明治時代にアメリカに発注したブリル客車。

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「佐々木工房」は例年のごとく実物の運転台を展示販売。50万円の値札が付いていましたが、いつかは欲しいもののひとつ!?。

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壁面に飾られた駅名札や車輛製造銘板も同工房の物の様です。

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「模型工房サイトウ」はOJゲージを中心とした大型真鍮模型を受注生産。価格は軽自動車並み!。

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「奄美屋」は1/80の真鍮キットのメーカー。店舗は日吉にあります。小田急1900系の姿が。

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「シノハラ」はレールの世界的ブランドメーカー。こちらは関内にあります。並んでいるのは精巧なポイントレール群。

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下の写真、一番手前に見えるブースは台車の専門メーカーの「日光モデル」。こちらは毎年台車ばかりがズラリ。

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「クマタ貿易」はデジタルコントロールシステムを実演中。京急2100系が独特のサウンドを響かせて走行。ライト類のコントロールもデジタルなら自由自在。

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大型のOJゲージのED75形交流電気機関車や20系寝台客車の迫力は圧巻。値段も圧巻。

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「天賞堂」は老舗メーカーですが、従来得意としていた高級真鍮モデルよりもプラスチックやダイキャスト製品が幅をきかせていました。下は山陽本線瀬野~八本松間の補機専用機EF59形旧型直流電気機関車。プラ製です。

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同じくプラ製のEF53形旧型直流電気機関車。いくつかのバージョンに作り分けられています。一番手前がお召専用機。

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ゆっくり見ていたら日が暮れそう~。

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例年のごとく入口近くには巨大なレイアウト。

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運転体験は子どもたちが順番待ち。小さいうちに“洗脳”、もとい、“英才教育”をしておかないとね~。

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そして2階の小展示ホールにもレイアウトがいくつか展示されていました。

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さて、昼前には何とか切り上げて、京急とみなとみらい線を乗り継いで元町・中華街へ。

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中華街は3連休の中日とあって、普段よりも一段と混雑していました。

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相棒の行きつけの東園でランチ。う~ん、リーズナブルな値段でお味はGood!でした。男3人でマニアックな模型の話に熱中している姿は、あまり知人に見られたくないかも~。

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ランチ後はみなとみらいの鉄道模型の「カツミ横浜店」に立ち寄り、さらに「横浜ベイホテル東急」のカフェでまったりお茶してから帰って来ました。

帰宅したらもう真っ暗~。

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10月26日日曜日。晴れ。今日も暖かい一日で日中は24℃でした。

今日は朝から都心へ出かけておりましたが、日なたを歩くと汗ばむ陽気でした。夕方の小田急線は新松田~渋沢間で電車が鹿と接触(!!)したとのことで遅れていました。

さて今日は今もって完結していない夏の旅行のレポートの続きです。

パリから日帰りでストラスブールを訪れ、2大観光地のカテドラルとアルザスの伝統家屋が密集したプチット=フランス地区を散策したところまで前回ご報告致しましたが、その後はストラスブールの街中をブラブラ。

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街中を歩いていると頻回にトラムに遭遇します。現在路線網は5系統あるそうです。

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ストラスブールのトラムは一旦1960年5月1日をもって廃止されてしまったそうですが、交通渋滞と公害対策として1994年に復活。旧来の路面電車のイメージを破る斬新なデザインで評判となったそうです。

う~ん、確かにモダンな顔付き。

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低床式で音も静か。以下にトラムの走る街の様子を。

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郊外に駐車場が整備されて、街中へ来る時には車からトラムに乗り換えるパークアンドライド方式。

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主要道路では自動車が排除されています。

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オム・ド・フェール広場が市内交通網の中心。広場の中心に大きな傘の様なガラス屋根が架かっていました。

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しっとりと落ち着いた住み良さそうな街でした。

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帰りはストラスバーグ駅を16時1分発のTGVに乗車。

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車両は来た時と同じTGV-Rでした。

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でも塗装はCarmillonと呼ばれる赤の入った新塗色。色が違うだけで雰囲気が変わりますが、内装は一緒。

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パリ東駅には18時34分着。隣接するホームにはドイツのICEが停まっていました。

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翌日はいよいよ帰国日。続きはまた~。

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10月17日金曜日10月18日土曜日は、晴れて日中は21~23℃まで上がり、秋晴れの麗らかな日々になりました。

クリニックはここのところ混雑気味。寒暖の差が著しいからか、体調を崩された方が多くなりました。9月末で終了した特定健診の結果説明や異常を指摘された方たちの再検査など、特定健診のバタバタもまだ引きずっています。それに加えてインフルエンザワクチンの接種も・・・。

金曜日の夜は社会保険診療懇話会(通称、社保懇)に参加。毎年この時期に保険診療の向上及び適正化を図ることを目的に保険医を対象に開催されます。診療科目に関係なく全保険医が対象のため、大和市内全域から医師会会員が参集。お2人の講師の先生が日頃の保険診療に必要なお話しを聴かせて下さいました。夜9時頃過ぎに終了。帰り道は震える寒さでした。

さて、まだ夏の旅行のレポートが完結しておりません。先を急がないとね~。

8月19日はパリ東駅8時25分発のTGVでストラスブール駅に10時43分に到着。隣にはフランス国鉄BB26000形の426141号機。交直両用で定格出力5600kw、最高速度200km!。

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40万代は貨物輸送部門所属のはずですが、後ろにはローカル客車が繋がっていました。どうしてローカル客車かって?。車体にストラスブールを中心とした路線図が描かれていたから。

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ストラスブール駅は1883年築の歴史ある立派な建物。

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1984年に歴史的建造物に指定されています。天井が高い~。

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2007年にパリからのTGV東ヨーロッパ線が開通。

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TGVの開通に合わせて駅の拡張が必要になりましたが、歴史的建造物であるため増改築が出来ず、駅をすっぽりガラスで覆ってしまうという奇策で駅を拡張しました。そんな訳で、外へ出て見ると下の写真の如き宇宙船の様な近未来的外観。

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離れてメインストリートから振り返って駅を見たのが下の写真です。

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さてストラスブールはアルザス地域の中心都市。日本の総領事館も置かれています。フランスとドイツの国境の街で、時代によって翻弄されてフランスになったりドイツになったり。言語や文化はドイツですが、1944年以降政治的にはフランス領。

駅から真っ直ぐ進むと自動的に旧市街に入りました。今回は前日にここへ来ることを決めたので、駅の観光案内書で頂いた地図だけが頼りですが、たまにガイドブックが無いのも良いかと。

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1988年にライン川の支流イル川の中洲にある旧市街は「ストラスブールのグラン・ディル」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

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しばらく進むと、街の中心にあるカテドラル(ノートルダム大聖堂)が見えて来ました。

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いや~、きょ、巨大です~。

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地元の砂岩で造られているので外観がバラ色なんだそうです。1176年から250年かけて建造されたのだそうで。

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尖塔は1439年の完成だそうですが、対をなす反対側の尖塔はついに造られなかったそうです。

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広場に面して建つ黒っぽい建物は1571年に建てられたカメルゼル邸。

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裏路地から尖塔を見たところ。街の雰囲気はドイツ風です。

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途中のカフェでランチ。ストラスブール風サラダはチーズ片とソーセージがのっていました。

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ランチ後、イル川の橋上へ行くと、観光向けの水上バスが見えました。乗ってみたいけれど、パリ日帰りなので、のんびりしていられません~。

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川沿いを歩いてプチット=フランス地区へ。

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プチット=フランス地区は小水路が入り組んだところにアルザス伝統の木組み(コロンバージュ)の家が密集。

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おぉっ、良く写真で見る風景!。ここだったのか~と感激。予習無しだと感激もひとしおですが、見逃しているものも多いのかもしれません。

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至るところにカフェがありますが、何とカフェ好きな人々でしょう。

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周辺は典型的な観光地になっていました。

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まだ続きがありますが、長くなって来たのでまた後日~。

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10月10日金曜日。晴れ。朝は14℃でしたが日中は25℃。今日のクリニックは結構混雑。明日から3連休の方も多いでしょうし、台風19号の動静を憂いて早めに受診された方も多かった様です。今週になって長引く咳の方が増えて来ました。
10月11日土曜日。晴れ時々曇り。今日から3連休の始まり。朝の通勤電車内で革靴を履いた人は皆無でした。今日のクリニックはほど良い混雑。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。昨日同様に咳のかぜの方がたくさん。診療終了後は介護保険の主治医意見書や紹介状書きなどの事務仕事。帰宅時に駅で夜の休日夜間急患診療所当番に向かうF先生にバッタリ。思わぬ時間に思わぬ方にお目にかかって咄嗟に状況判断が出来ず。失礼しました~。

さて既に2ヶ月近い時間が経ってしまいましたが、まだ夏の旅行のレポートが完了しておりませんでした。今日は久しぶりにその続きを。

前日の夕方にアビニョンからパリに入りましたが、パリは観光シーズンの真っ只中。少し市内を歩いただけでその混雑ぶりに辟易してしまいました。ホテルの近くにSNCF(フランス国鉄)のオフィスがあったので、ドイツ国境近くの街Strasbourgまでの翌日のTGVチケットを買ってしまいました。キップは今回の旅行で初めてインターネットのプリントアウトではないキップらしいキップ。

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当日は早朝にホテルを出て、地下鉄でStrasbourg行きが出るパリ東駅へ。

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Strasbourg行きは8時25分発。ちょっと早く着き過ぎました。まずは構内を探索。

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夏とはいえ、朝の空気はひんやりとしていて、半袖の人は稀。

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カラフルな近郊列車が次々と入線して来ますが、日本の通勤ラッシュの様な事態はありません。

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首都のターミナル駅の割に線路は草ボウボウ。日本では考えられません。

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構内に停まっていたBB15000形は1971~78年に65両が製造された交流機。これはヨーロッパ横断特急や国内TEEの牽引機に採用されたTEE塗装。

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下はディーゼル機関車。272160と272130というナンバーが読み取れますが、20万代は中距離旅客輸送部門に属することを意味しています。

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形式名はCC72100形という1967~1974年に92両が製造されたアルストム社製の電気式ディーゼル機関車。定格出力は2650kw。

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下の写真は8時4分発モスクワ行きの024列車。

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ロシア鉄道のホームページに拠ると、3177kmを37時間30分で走破している様です。5月25日からの夏の期間は週5日の運転。

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車体側面にはRussian Railwaysの表示。ヨーロッパは陸続きであることを実感させられます。

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テロ対策なのか駅構内では自動小銃を抱えたフランス兵が巡回中。ロシアの乗務員さんも何となく恐ろしげだったので(偏見はいけませんね~)、写真を撮るのも憚られました。

さてこれから乗る8時25分発Strasbourg行きは、このモスクワ行きの隣に停車中のTGV。

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車両は1992年から1996年にアルストムで製造されたTGV-R(Réseau:レゾ、フランス語でネットワークの意味だそうです)。TGV-Rにはフランス国内用の2電源対応編成とベルギー・イタリア乗り入れ用の3電源対応編成がありますが、この540編成は2電源対応編成。最高速度は320kmです。

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2電源対応編成は2004年から2006年にかけて改修工事を受けているはずですが、あまりメンテナンスは良く無さそう。

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まずは車内を探検。下の写真は一等車。横3列のシート配列。デザインはファッション業界では有名な(?)クリスチャン・ラクロワ。

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二等車は横4列です。下の写真は編成端にあった2等車のコンパートメント部分。

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bar車もラクロワのデザインで改装されています。

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モダンな感じですが、揺れる車内で立って食べるのは疲れますよね~。

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メニューはエスプレッソ2.5€、サンドウィッチが3.6~6.3€、最高は17€のセットメニュー。

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8時25分、定刻通りにパリ東駅を発車!。ゴミゴミした市内を抜けると、あとは広大な田園風景の中を走ります。

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高速区間の最高時速は320kmですが、前後には在来線区間も。車内は比較的空いていました。

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Strasbourgまで何とノンストップ。所要2時間18分で10時43分に到着の予定です。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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10月5日日曜日。雨。台風18号の接近に伴って、朝からひどい雨になりました。今日は雨の中、夕方になって買物に出ましたが、瞬時にびしょ濡れでした。

そんな訳で今日は先週日曜日の続きを。先週は心臓病学会のあと、先日ご報告しました様に石巻と女川を巡って帰って来ました。

帰りは石巻駅から仙石線で仙台に出ることに。石巻駅は平屋で横長。石巻駅は大正元年開業ですが、仙石線石巻駅(当時は宮電石巻駅)は昭和3年に開業。平成2年に現在の形に統合されるまで駅舎が別々だったそうです。

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震災時には津波による旧北上川氾濫のため、駅とその周辺は一時水没したそうです。

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駅構内や周辺には宮城県出身の漫画家、石ノ森章太郎のキャラクター。「石ノ森萬画館」が市内にあります。

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私自身は微妙に世代のズレがあるのか、良く知らないキャラクターばかり。

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う~ん・・・。

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ホームに入ると、石巻線小牛田行きのキハ40。

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チョッと引いてしまう塗色。

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さて石巻から仙台へは一番安くて速いのは来た時に使った宮城交通のバスで約80分で800円。一方JRは2つの径路。一つは石巻線で小牛田へ出て東北線に乗り継ぐパターンで、朝の直通快速67分を除くと所要時間は84~131分。もう一つは途中バス代行輸送が続いている仙石線で100~129分。運賃はどちらも840円。ここはあえて海沿いの仙石線を選択しなければいけません。

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仙石線はもともと私鉄の宮城電気鉄道が戦時買収で国有化された路線。改札を入って左手に仙石線専用のホームがありました。いかにも“国鉄駅”に軒先を借りた“私鉄駅”って雰囲気。

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本来直流電化路線ですが、変電所が津波の被害を受けたため、石巻駅~陸前小野駅間は非電化で復旧。小牛田運輸区の陸羽西線色のキハ110系気動車が待っていました。

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2011年7月16日に石巻駅~矢本駅間、その後2012年3月17日には矢本駅~陸前小野駅間で運行を再開していますが、陸前小野駅~高城町駅間はまだ不通。

石巻駅から矢本駅までは約15分。ここは航空自衛隊松島基地の最寄り駅だそうです。

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ここから矢本駅~松島海岸駅間で運行されている代行バスに乗り換え。

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宮城交通のバスが2台で運行していましたが、お客さんは1台でも十分過ぎるほど。

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発車すると、ほどなく広大な田園風景。かなたに見える松並木が海岸でしょうか。

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仙石線に沿って松島海岸駅までは約45分のバス旅です。駅近くの道路上に臨時の停留所が設置されていました。

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川幅の広い鳴瀬川を渡って野蒜へ。水利の良い平坦な地形が津波の被害を拡げました。

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河口では至る所で護岸工事。白波の向こうは石巻湾です。

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東名(とうな)駅は従来より500m内陸部に移動して2015年度中に開業予定。バス停はあるけれど、駅はどこだか・・・。

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東名から陸前富山にかけて仙石線は松島湾の海岸沿いを通っていました。バスの車窓からは高架になった工事中の仙石線の路盤がチラッと見えました。

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松島湾にはたくさんの小島。

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コンクリートの防潮堤の手前に仙石線の線路が走っています。

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松島が近付いて来ました。

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大勢の観光客で賑わう遊覧船の発着場を横目で見ると、間もなく仙石線の松島海岸駅に到着。

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残念ながら松島に立ち寄って帰る時間はもはやありません。

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やっぱり私鉄風の松島海岸駅からそのまま仙石線に乗車。

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となりの高城町駅からやって来る電車は通勤電車の205系3100番代。もとは山手線で活躍していた電車です。

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仙台駅までは約40分。仙台駅から新幹線に乗ってしまえば約1時間半で東京。被災地は存外近いのでした。

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9月26日金曜日9月27日土曜日は、両日ともスッキリした秋晴れになりました。金曜日は28℃になりましたが、土曜日は23℃までしか上がらず、しかも湿度は50%代だったのでとっても爽やかな日になりました。

今週は休診日が多かったので、この週末はとっても混雑するんじゃないかと心配していましたが、金曜日は意外に平穏で、土曜日もそこそこでした。

土曜日の診療終了後は東京駅へ。夕方の新幹線で仙台へ向かいました。今回は折角なのでE6系の秋田新幹線「こまち」に乗ってみることに。私としたことがE6系はお初です。

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E6系は2013年3月から営業運転を開始。今年の3月から全ての「こまち」が置き換えられました。

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まだ新車でピカピカです。フル規格ではないミニ新幹線。隣の上越新幹線E4系Maxに比べると、随分小さく見えます。    

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座席は普通車もグリーン車も2列-2列の配列。それほど狭い感じはしません。

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スマホ、携帯の時代に、公衆電話もチャンと残してくれていました。

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「こまち」はE5系「はやぶさ」と盛岡まで併結運転。宇都宮以北で320km運転!。

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320km運転区間では結構な揺れと細かい振動が気になりましたが、仙台までは1時間32分で到着。ありがたいことです~。

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あれっ、なんで仙台へ行くかって?。昨日26日から開催されている第62回日本心臓病学会に参加するためです。繁華な街中に泊まってもつまらないので、今晩は仙台近郊の秋保温泉に宿泊します。

追記:新幹線内で昼頃に御嶽山が噴火したことを知りました。下は翌日28日の河北新報の朝刊です。

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いや~、ビックリです~。

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9月24日水曜日9月25日木曜日は、台風16号から変わった温帯低気圧が日本海を東進した影響で荒れ模様でした。それでも水曜日のクリニックは終日混雑。前日祝日、翌日休診日ですから、まあ致し方ないところでしょう。特定健診も大詰め。あと一息です。休診日の木曜日は最高気温が28℃まで上がってムシムシの一日でした。悪天候の中をお墓参りや買物に。

さて今日はこの夏の旅行の続きを。いつの間にか1ヶ月以上経ってしまいました~。8月18日は移動日。南仏プロヴァンスのアヴィニョンからパリまでTGVに乗りました。

アヴィニョンTGV駅は防風ガラスで覆われた優美なデザインで2001年ブルネル賞を受賞。

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10時14分発のパリ・リヨン駅行きに乗ります。

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チケットはいつもの様にプリントアウトしただけの紙切れ。

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フランス語ですが、左上に2014年8月18日、アビニョンTGV駅10時14分発、パリ・リヨン駅12時56分着。右上には2912列車、2等車、18号車、15番。BASは1階(下)の意味でしょうか。

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例によって20分前にならないとホームに出られません。駅員さんにチケットのバーコードをスキャンしてもらってホームへ。相対式2面4線のホーム。ホームも線間の壁も木製です。上屋が無いのは雨が少ないから??。

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やって来た車両は先日ニースから乗ったのと同じオール2階建てのTGV-Duplexでしたので写真は割愛。ただ今回は1階の2等車で、満席の車内での荷物置き場に困りました。パリまではノンストップで2時間42分。この区間の最高速度は300km!。

北上するに従って、南仏の抜ける様な青空はどんよりした曇り空に変わって行きました。パリ・リヨン駅にはほぼ定時に到着。

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頭端式のホームに到着したTGV-Duplex。機関車は丸みを帯びたデザインです。

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パリ・リヨン駅はパリの6つあるターミナル駅のひとつで、1849年の開業。文字通り、リヨン方面への南東線、その先ローヌ・アルプ線や地中海線などの起点になっています。

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大きな時計台がシンボル。駅周辺は大勢の旅行客や出迎えの人や車で騒然とした雰囲気でした。

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さて、ホテルにチェックインしてから街歩きに出ましたが、街中は世界中からの観光客で大混雑。

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スリやひったくりも多いので、警戒しながら歩いていると疲れます~。

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街中の移動は、網の目状に発達した地下鉄がとっても便利。下はチケットの自動販売機ですが、日本に比べると随分大柄。

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市内は均一料金で1回券は1.7ユーロですが、10枚セット(カルネ)は13.7ユーロでこちらの方がお得。改札口は結構厳重で、時折改札内でチケットの抜き打ちチェックも。

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現在パリの地下鉄は支線2路線を含んで16路線。最初の1号線はパリ万博にあわせて1900年に開通したそうです。以後順次延長され、最新の14号線は1998年の開通。路線総延長221.6km。

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乗り換えには、駅によっては迷路のような地下を長距離歩かなければならない場合もあるのは東京と同じ。乗り換え表示はしっかりしているので、身落とさないように辿って行けば大丈夫。

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地下鉄とは言っても地上を走る部分も結構あります。

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車両は新旧混在。一部の車両はゴムタイヤを装着しているそうです。

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内装も様々。軌間は1435mmの標準軌ですが、車体幅が狭いので車内は広くありません。

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さて翌日のスケジュールは白紙でしたが、パリの雑踏に辟易して、街中に見つけたフランス国鉄(SNCF)のオフィスに飛び込んで、いきなり東方面へのTGVのチケットを買ってしまいました。どこへ行くかって?。続きはまた後日~。

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9月19日金曜日は曇り時々晴れ、9月20日土曜日は曇りのち雨。両日とも最高気温は24~25℃でした。

クリニックは、今月末までに期間の迫った特定健診で相変わらずバタバタしていましたが、それ以外は比較的平穏な日々。陽気が良くなって来て、かぜ以外に体調を崩される方は少なめ。

土曜日の診療終了後は羽田空港から札幌へ。札幌市内で開催された循環器関連の全国講演会に出席して来ました。

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高血圧、心房細動、心不全に関する3つの講演を拝聴。講演が終わって会場が明るくなったら、周辺に見知った後輩が3人もいてビックリ!。その後は先輩医師にお目にかかって歓談。


9月21日日曜日。晴れ。昨夜は札幌泊まり。写真は豊平川沿いのホテルから藻岩山方面を見たところ。

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そのままとんぼ返りするのももったいないので、20日から今シーズンの運転が始まった函館本線の「SLニセコ」を見て帰ることに。

早朝の札幌駅に行くと、北海道を代表する車輌たち。

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キハ261系特急スーパー宗谷は稚内行き。

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特急北斗のキハ183系は国鉄時代の生き残り。

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札幌駅では珍しくなったキハ40系気動車4連の臨時列車やキハ183系スラントノーズ車の旭山動物園号の姿も。

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普通列車でまずは小樽へ。銭函を過ぎると石狩湾が見えて来ました。

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小樽駅は外観はほとんど国鉄時代から変わっていませんが、内装は小綺麗に。改札口の上に並んでいるのはランプです。

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さてまずは小樽~塩谷間のオタモイ峠へ。図体以上(!?)のブラスト音を響かせて、C11形蒸気機関車207号機が登って来ました!。

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後ろに続く客車は4両。実は後でこっそりディーゼル機関車に押してもらっています。

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その後は然別~銀山間へ。う~ん、爆煙~。

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そして小沢~倶知安の倶知安峠へ。

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あれれ、勾配はきついはずですが、煙はショボショボ。ディーゼル機関車が押し過ぎ!?。

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さらにその先、珍しくクッキリ見えていた羊蹄山をバックにしましたが、ここは下り勾配なので全く無煙で通過して行きました(注:下に蒸気機関車が写っているんですよ!。少しでも煙が出てくれればね~)。

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最後にニセコ駅の発車を見送って今日はおしまい。

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JR北海道は、今期限りで「SLニセコ」の運転を取り止めることを発表しているので、残された運転日はあと15日間。11月3日までの土・日・祝日に運転中です~。

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夕方17時発の飛行機で帰って来ました。終日好天に恵まれた秋の1日でした。

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8月27日水曜日から29日金曜日までの3日間は、連日雨が降ったり止んだりのグズついた天気続きでした。最高気温は22~24℃!。いきなり9月下旬から10月上旬の気温と言われてもね~。

クリニックは水曜日も金曜日も気温差のためか「かぜをひきかけた」(!?)方々で混雑気味でした。気温が急に下がる時はご用心~。

さて本日は先週の夏旅の続編。朝方ニースのビーチを散歩してから早くも10時ころにはニース駅へ。

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世界に誇るリゾート地の玄関口はなかなかの風格。1867年の開業だそうです。ちなみに日本の最初の鉄道開業(新橋~横浜間)は1872年。

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正式にはフランス国鉄(SNCF)のニース・ヴィル(Gare de Nice-Ville)駅です。

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駅舎内に入ってみると意外に手狭。バカンスシーズン終盤のためか、大きな荷物を持って列車掲示版を見上げる人々でごった返していました。

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どうしてこんなに混雑しているのかと思ったら、列車の出発ホームが掲示されるのが直前だから。掲示版には「少なくとも20分前」と書いてありましたが、本当に20分前でした。日本なら1ヶ月前に出る市販の時刻表に掲載されているのにね~。

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20分前になって発車ホームが判明すると、大きな荷物を持った乗客達が一斉にホームへ。美しいドーム屋根とホームの植栽がリゾート駅の雰囲気!?。

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今日はここコート・ダジュールのニース駅からプロヴァンスのアヴィニョン駅まで、フランスの誇るTGVに乗って移動する予定。

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TGV(Train à Grande Vitess)は、「高速列車」という意味のフランス語の頭文字をとったもの。

チケットはインターネットで取ってプリントアウトしただけ。フランス語のみなのが困りものですが、何となく必要事項は判ります。ニースは10時57分発でアヴィニョンは14時18分着。3時間21分の行程です。

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車輛は1996年に登場したオール2階建てのTGV-Duplex。

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車両の連結部分に台車がある連接方式で、両端の先頭車に見える車両は実は電気機関車。中間客車は8両で、1等車3両、2等車4両とBAR車輛1両。

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ホームが低いので、もの凄い巨体に見えますが、高さ4.3mで日本のE4系MAXの4.485mより僅かに低め。私どもの座席は1階部分でしたが、2階建て車両の宿命で天井は低めなので、やや圧迫感があります。それでも背の高い白人でも困らない程度ですから、大方の日本人には支障なしですよね~。

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営業開始前のBAR車を覗いてみると、カウンターと簡易イスだけで、いかにもビジネスライク。ちょっと安っぽい感じ(失礼~。)。

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さて定時になったら静々と発車。マルセイユまでは在来線なので、スピードは上がりません。海岸沿いを走り、トンネルを抜けて山間に入り、また海岸に出る・・・。駅名がカンヌとかトゥーロンとか横文字であることを除けば、特急「踊り子」で伊豆急下田へ向かって熱川とか稲取あたりを走っているのとさして違いがありません!?。

フランス国鉄の車両メンテナンスは日本より悪そうで、窓も薄汚れているので、折角の車窓が霞んでしまいます。

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ゴミゴミとした巨大な駅構内に入ると、そこがマルセイユ駅。ここで方向転換して発車するといよいよTGVの専用線。次の駅、エクス・アン・プロヴァンスを発車した途端、それまでのトロトロ運転が信じられないような高速運転になりました。TGV地中海線の最高速度は320kmです。なぜか同じ320km運転の東北新幹線「はやぶさ」よりも迫力が感じられました。もっともどちらも正気の沙汰とは思えませんけど・・・。

アヴィニョンTGV駅には、かっとばしたのに理由もなく(?)10分遅れで到着。定時制は新幹線の方がはるかに上の様です。

アビニョンTGV駅は2001年開業したばかり。冷たいミストラル対策のために乗客数の多いパリ方面行きのホーム側が防風ガラスで覆われています。2001年ブルネル賞を受賞。

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あとで在来線のアヴィニョン駅もちゃんと覗きに行きました。こちらは街の入口に近いところにあります。やっぱりここも駅舎は立派。

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ドームに覆われているのは他の駅と同じ。

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車両の色彩はなかなか斬新。

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電気機関車の顔はゲンコツ強面ですが、塗色は薄青~薄紫。

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後ろに続く客車は賑やかな色でした。

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さてあんまり駅に長居すると、動向者からイエローカードが出されてしまいますので、そろそろ街に出ますか~。

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週の始まり、8月25日月曜日と26日火曜日は両日とも曇り時々雨のぐずついた天気になりました。最高気温は26~27℃で、一気に過ごし易くなりましたが、湿度は高くて意外とムシムシ。

クリニックは、月曜日は午後から混雑したものの、火曜日は比較的落ち着いていました。暑い間に体調を崩され、総合病院に紹介状を書かなければならないほどの方がちらほら。お盆休み期間を何とか残薬をかき集めてギリギリで来院された方も。

診療終了後は特定健診や肺がん検診の結果判定で、目を背けたくなるほどのカルテの山と格闘。嬉しくて涙が出そうです(もちろんウソです~)。

先日立ち寄った近所の書店で、「鉄道フェア」なるものが開催されていました。そこで昔の国鉄車内に掲示されていた「日本国有鉄道案内図」を発見。明らかに複製品でしたが、懐かしくて北海道版と中国・四国・九州版をご購入~。

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自宅に帰って眺めてみると、発行年がどこにも記載されていません。知床半島の付け根に位置していた根北線(斜里~越川)が無いので、昭和45年12月1日の廃止以降?。

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目を転じて、宗谷本線の美深から出ていた国鉄末期に赤字日本一を記録した美幸線を捜してみると、それもありません。ということは美幸線が廃止になった昭和60年9月17日以降ということでしょうか。

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ところが、炭坑路線で線路が入り組んでいた夕張地方を見ると、昭和56年10月1日開業の石勝線はまだありません。さらに夕張鉄道の鹿ノ谷~夕張本町間(昭和46年11月15日廃止)、同鉄道の野幌~鹿ノ谷間(昭和50年4月1日廃止)、夕張線の紅葉山~登川駅間(昭和56年7月1日廃止)、万字線(昭和60年4月1日廃止)は全て健在。ということは昭和46年11月15日以前ということになります。

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南の方に目を転じてみると、胆振線の京極~脇方間の支線が載っています。ここの廃止は昭和45年11月1日。

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あれ、すると先ほどの美幸線が無いのは廃止されたからではなくて開業前だから。すると一気に昭和39年10月5日の美幸線開業以前に遡ります。

さらに函館近郊を眺めていたら、軍川という名前を発見。軍川駅は昭和39年6月1日に大沼に改称されています。ちなみにそれまでの大沼は大沼公園に改称。

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さらに見直すと、天北線が北見線になっています。天北線への改称は昭和36年4月1日。

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同時期に網走本線も池北線に改称されています。

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待てよ、この時期に根北線が無いということは、昭和32年11月10日の同線の開業以前ということ・・・。

日本海側に目を転ずると、羽幌線が途切れています。羽幌線は昭和62年3月30日に留萌~幌延間全線が一気に廃止されているので、末期の姿ではありません。

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良く見ると天塩線の名前が残っているので、羽幌線全通の昭和33年10月18日以前で、さらに築別~初山間が開通していないので昭和32年11月6日以前。

札沼線を見てみると終点が雨滝。戦時中に営業休止になっていたのが雨滝まで復活したのが昭和28年11月3日、その後昭和31年11月16日に雨滝~石狩沼田間が復活したので、その3年間に絞られました。

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さらに福山線が松前線と改称されて木古内~松前間が全通したのは昭和28年11月8日。それ以降ということになります。

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・・・ってなことで、現時点では昭和28年11月8日以降で昭和31年11月15日以前の地図ということになりそうです。意外に古くてビックリ。

まだ絞り込みが足りなそうですが、もう少し頭がスッキリしている時に改めて考えます。九州編もそのうちに~。

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さて今日はこの夏の旅の続き。モナコ近郊の5つの村を巡って2時過ぎにニースへ戻って来ました。最高気温は24~25℃で日向は暑いけれど風は爽やか。ちょっと眠いけれど街中へ。

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街中は世界中からやって来た観光客で混雑していました。ややっ、こんなところに線路が!。

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ニースには1900年にトラムが開通し、1920年代には11路線の大規模なネットワークを形成していましたが、日本と同じ様に車社会に移行して1953年に全廃されていました。ところが交通渋滞がひどくなって再度トラムが見直され、2007年11月に新規開業しました。

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そんな訳で車輛は全て単一形式で面白味に欠けますが、軽快で静かな新型車です。

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アルストム社製のシタディス302型というのだそうです。

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アルストム社は世界の鉄道車輛の2割強のシェアを誇るフランスの大企業。

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5両編成で結構な頻度でやって来ます。マセナ広場への手前の停留所で何故かパンタグラフを上げ下げ。

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マセナ広場へ入る時にはパンタグラフが下がっています。

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何とマセナ広場とガリバルディ広場では、景観に配慮して架線を張らず、この区間はパンタグラフを下げてバッテリー(ニッケル・水素充電池)で走っているのだそうです。へぇ~。

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下は暗くなってから同じ場所を走るトラム。

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あれっ、ニースまで来てトラムだけ?。いえいえ、海岸沿いも夕方と朝方にチョッとだけ歩きました。

夕方のビーチは結構な混雑。砂浜ではなくて石浜なので、素足で歩くと足裏が痛いです~。

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波も結構高いので、江の島の方が泳ぎ易いかも!?。

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下は翌朝のビーチ。浜辺は人出が少なめですが・・・。

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海沿いの歩道はウォーキングやランニングに勤しむ人たちがたくさん。

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下の写真は海岸沿いに建つ2012年に創業100周年を迎えたホテル“ネグレスコ”。

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朝のウォーキングを終えてから、次の目的地アヴィニョンに向かうためニース駅へ。

あれあれっ、名所のシャガールやマティスの美術館は?。いや~、今回も“乗る”ことが目的ですから~。

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7月29日火曜日。晴れ。昨日に引き続き爽快な朝でした。それもそのはず朝6時の気温は22℃だったそうです。それでも日中は30℃。

今日のクリニックはそこそこの混雑。午後からは検査が必要な方や、紹介状や診断書が必要な方が続いて、予約時間が遅れてしまいました。申し訳ありません~。

さて今日は先週21日月曜日の続き。前日「北斗星」で札幌入りして1泊。朝目覚めると快晴でした。眼下に見えるのは函館本線小樽側の線路。

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折しも風前の灯になった北海道電化の祖、711形電車の姿。

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朝6時半に朝食を摂り、札幌発7時23分の千歳行きに乗車。どうもいつも運動部の“合宿”のようなスケジュールになってしまいます~。今日は千歳線の長都(おさつ)駅で降りて、前日車内からロケハンしておいた踏切脇へ。

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今日の目的は札幌へ向けてラストスパートをかける夜行寝台特急3本を迎え撃つこと。トップバッターは9時頃に通過する「カシオペア」。

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機関車はDD51形ディーゼル機関車の重連です。

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その15分後に前日午前11時50分に大阪を出発した「トワイライトエクスプレス」。

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ラストバッターは「北斗星」ですが、通過まで約1時間半。その間もたくさんの通過列車。

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直線コースを猛スピードで駆け抜けて行くJR北海道の近代車輛たち。

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そして締めの「北斗星」。前日はこの列車の車中に乗っておりました。

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通過後は直ちに撤収。11時15分長都発の千歳行きに乗り、11時24分千歳発の「エアポート108号」に乗り換えれば、新千歳には11時31分着。ゆっくりお昼を食べて14時発のJAL512便で帰って来ました。

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北海道は風が爽やかでしたが、羽田に着いた途端、身体にまとわりつく湿気がジットリ~。

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7月25日金曜日。曇りのち晴れ。昨日に引き続き最高気温34℃の猛暑になりました。多治見ではなんと39.3℃を記録!。うなされてしまう気温です~。

今日のクリニックは午前も午後も比較的平穏でした。連休明けのバタバタは一段落。あまりの暑さで体調を崩された方が今日もちらほら。

さて今日は20日の日曜日の続きです。朝11時15分に「北斗星」で札幌駅に到着。下の写真は隣のホームで出発を待つ「スーパーおおぞら5号」釧路行き。

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駅構内で昼食を済ませたあと、札幌発12時31分の苫小牧行きの千歳線普通電車に乗り込みました。上り「トワイライトエクスプレス」を迎え撃つためです。

本当は島松駅あたりで降りる予定でしたが、既に先客数人がカメラを構える姿が見えたので、急遽予定を変更。結局昨年と同じ植苗駅まで来てしまいました。

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ここは駅前に商店1つ無い無人駅。他に降りる人も乗る人も無し。それでも綺麗なロングシートの近代的な電車が1時間に1本の割合でやって来ます。

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ホームの端でのんびりとトレインウォッチング。右下は猛スピードで通過して行く「すずらん4号」室蘭行き。

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貨物列車は全てDF200形。愛称は“ECO-POWER RED BEAR”。JR九州で豪華列車の「ななつ星in九州」の牽引を担当しているのも色こそ違えど本形式です。

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そして14時50分頃、本日の本命「トワイライトエクスプレス」がやって来ました。先頭に立つのは今や他所ではほとんど見られなくなったDD51形ディーゼル機関車の重連。

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「トワイライトエクスプレス」は、ご存知の通り札幌と大阪を日本海側を通って結んでいる臨時寝台特急。豪華編成で有名な割には、その古色蒼然ぶりは「北斗星」といい勝負。老朽化を理由に2015年春で廃止されることが正式に決まっています。大阪着は明日の昼12時53分!。

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「トワイライトエクスプレス」の通過を見送れば、今日の仕事はおしまい。次の下り列車で札幌へ戻り、“すすきの”で早めの夕食。

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その後は腹ごなしに歩いて札幌駅へ戻りましたが・・・。

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折角なのでJRタワーの35階に上って・・・。

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夜景を見ながら相棒と男2人でケーキ!?。

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ありゃりゃ~。

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連休明け、22日火曜日と23日水曜日は連日晴れて最高気温30℃越えの厳しい暑さになりました。22日午前には関東甲信越の梅雨明けが発表されて夏本番!。朝の通勤電車は、学校が夏休みに入ったためか普段よりも空いていました。

連休明けのクリニックはとんでもない混雑になりました。かぜ症状の方以外にも、動悸、めまい、胸痛、全身倦怠感、嘔気・・・。連休疲れと猛暑で体調を崩された方も多かった様です。体調管理が難しい季節。診療終了後は肺がん検診や特定健診の結果判定作業で山積みのカルテに挑むもあえなく敗退~。

さて今日は先週末の「北斗星」の続きを。7月19日上野発の「北斗星」に乗り込み、食堂車で遅い食事をとってから自分の寝台に戻ると、はしゃいでいた上段の子どもたちは既に寝入っている様でした。ベッドメーキングをして下段に潜り込みましたが、例によって眠れません。別に興奮しているつもりはないんですが・・・。4時20分過ぎに青森で進行方向が変わる頃には明るくなって来ました。下の写真は4時50分頃、青森県側の津軽海峡。

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1号車へ行ってみると、牽引機は青函トンネル用の交流機関車ED79形の9号機に交替していました。

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青函トンネルには5時過ぎに進入。40分あまりで北海道側に出ました。沿線は新幹線工事がほぼ完成状態!?。下の写真は北海道側の津軽海峡ですが、小雨がぱらついて優れない天気。遠くに函館山が霞んで見えます。

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6時半から食堂車の営業が始まるので、6時過ぎにはロビーカーへ。昨夜は混雑していましたが、さすがに早朝は閑散。

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メニューは洋定食と和定食。車中で暖かいご飯が食べられること自体が今では奇跡!?。

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26席しかない食堂車はすぐに満席~。

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折しも車窓は函館駅を発車して大沼公園あたり。天気が良ければ駒ケ岳が見えるはずでしたが・・・。

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食堂車でグッズを購入して売り上げに貢献。自席に戻って、あとは札幌までまったり~。北上するにつれて、徐々に天気が回復して来ました。

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下の写真は長万部駅。ポツリポツリと単行のキハ40を見かけるだけ。かつての鉄道の要衝として栄えていた時代を知っていると、現在の姿は函館本線と室蘭本線の2つの本線の分岐駅とは俄かに信じられない感じ。

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室蘭本線に入ってからも小まめに停車しながらお客を降ろし・・・。

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終着札幌駅には11時15分に到着。

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およそ16時間お世話になった2号車のオハネフ24-502に別れを告げ、2食もお世話になった食堂車のスシ24-506にお礼を述べているうちに・・・。

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手稲の札幌運転所に向けてそそくさと回送されて行ってしまいました。

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この車両は車輛基地で整備の上、今夕の上り北斗星としてまた上野へ折り返します。

気が付けばもうお昼。駅構内のデパート内で北海道の素材を使った「ちらし寿司」を堪能しながら午後からの作戦会議。

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長くなってきたので続きはまた後日に~。

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7月19日土曜日。曇りのち雨。今日も最高気温は27℃で過ごしやすい一日でした。

世間一般の連休初日、クリニックは午前中はそれなりに混雑しましたが、午後からはとっても平穏でした。

診療終了後は早々にクリニックを脱出。途中、友人と合流して上野駅13番線へ!?。

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今宵は今や上野発唯一の定期寝台特急となってしまった「北斗星」に乗車(注:カシオペアは定期列車ではありません。)。1ヶ月前にみどりの窓口に並んで発売と同時にチケットを確保しておりました。

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前回は昨年10月に乗りましたが、もうじき乗れなくなりそうですので、今のうちに出来るだけ乗っておかないとね~。18時45分、折からの豪雨の中をゆっくり推進運転(客車が先頭で機関車が後押し)で「北斗星」が入線して来ました。

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上野から青森までの牽引機は交流・直流両用のEF510形500番代。今日は平成22年に新製された513号機が担当でした。

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機関車は新しいものの、後ろに続く客車は驚くほど古色蒼然。

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昭和63年3月13日のダイヤ改正で青函トンネル開業とともにデビューした「北斗星」は、当時から寄せ集めの中古車両を改造して編成されていましたが、四半世紀経った今でも基本的な姿はそのまま。下はJR北海道の車輛ですが、当初は輝いていたエンブレムも煤けた感じ。

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下の写真は食堂車スシ24-506。元は電車特急の食堂車サシ489-12(昭和49年製)を改造したもの。

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今日は夏休みが始まったばかりの連休初日ですから、乗客には小さい子どもたち(もちろん大きい子どもたちも!?)がたくさん。

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今宵のベッドは2号車。開放式B寝台の下段です。

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オハネフ24-502はオハネ14-74(1972年製)の改造車。

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当初は3段式でしたが、のちに2段式に改造されました。

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それ以外の内装は、カーテンやモケットの色が変わり、灰皿が撤去されたくらいで、雰囲気は昔のまま。子どもたちが寝台のハシゴを昇ったり降りたりしてはしゃいでおりましたが、子どもにとっては秘密基地の様で楽しいことでしょう。

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今回はチケット発売時には食堂車の予約が取れず、その後も友人がみどりの窓口に日参してくれましたが、結局ディナータイムの予約は確保出来ませんでした。超繁忙期ですから致し方ありません。そこで発車早々から、予約の要らないパブタイム(ディナータイム終了後23時まで)をめざして食堂車の隣のロビーカーに詰めておりました。それでも食事にありつけたのは22時頃。トホホ~。

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今や定期列車の食堂車としては唯一の存在ですから、こういう機会を大切にしておかないとね~。下の写真は営業終了時間近くの食堂車。

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少々長くなったので、続きはまた後日。

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7月12日土曜日。曇り時々晴れ。台風が過ぎ去って昨夜は熱帯夜になりました。今日の日中も32℃まで。

明け方4時過ぎに久しぶりに地震発生を知らせる携帯のアラームで起こされました。幸い当地では震度2でしたが、普段からイメージトレーニングしておかないと、こんな時に咄嗟に動けませんね~。今回は福島県沖を震源とする東日本大震災の余震だったそうで、最大震度は4でしたが、小さな津波も発生したそうです。例の警報音を聞くとゾッとしますね~。

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今日のクリニックは概して平穏でしたが、新患の方や相談事のある方、検査で時間のかかる方などがいらして、なかなか予約時間通りには診療が進まず。申し訳ありません~。診療終了後は夜まで事務仕事。

 

7月13日日曜日。曇り。最高気温は28℃でしたが、湿度が高いせいか蒸し暑い一日でした。

今日は朝から所用で新宿まで。街中はいつもの様に混雑していました。空はどんより~。

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用事を済ませて新宿駅に戻って来たら、今なお現役のLSE7000形ロマンスカーの姿。

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改めて眺むれば、優美なデザインは昭和の香り。今となってはクラシカルですが、何だかホッとします~。

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天気の悪い日曜日の昼下がり、箱根へ出かける方は少ないようでした。

駅前の街路樹で今季初めてニイニイゼミの声を聞きました。

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7月8日火曜日。晴れのち曇り。日中は大和でも31℃まで上がった様です。朝は久しぶりに晴れて明るい朝になりました。通勤途中の銀杏並木では、朝霧に日が射して・・・。

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久しぶりに天気が良くなったので、今日はかなり混雑するのではないかと覚悟しておりましたが、フタを開ければそれほどでもありませんでした。それでもこの時期は特定健診の方々の予約が目一杯入っていますので、いつもの様に検査はバタバタです~。

診療終了後はいつもの様に事務仕事。普段より少し早めに切り上げて鶴間駅に着くと、20時22分頃に大和~鶴間間の踏切で直前横断があったとのことで、電車が15分ほど遅れていました。

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電光掲示板の表示は「踏切内で公衆が滞留し・・・」。う~ん、一体何のことでしょう。

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これって、普通の日本語??。

沖縄では巨大な台風8号で被害が相当出ている様子。ゆっくりと近付いて来ています~。

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7月7日月曜日。雨のち曇り。相変わらずの梅雨空。南からは台風8号が接近中~。

週明けのクリニックはそれなりに混雑。陽気のせいか、全身倦怠感や動悸、息切れなど、体調不良を訴える方が多めでした。もともと特定健診の予約が目一杯入っているため、時間帯によっては予約外の方はだいぶお待たせしてしまいました。申し訳ありません~。

先日、モデルスイモン原宿店で「モノクロームの国鉄SINCE1965-1980」(諸河久著、2014年7月20日発行、イカロス出版)を購入しました。今どき珍しいモノクロ写真集です。

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ブローニー判で撮られた高画質なモノクロ鉄道写真の数々が納められています。

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1965-1980といえば、私めが小学校に入学してから大学前半に至るまでの期間。物ごころが付いてリアルタイムで目にした青春時代の懐かしい光景・・・。感涙ものです~。

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診療終了後は急いで大和市地域医療センターへ。今夜は年に1度の大和市立病院と大和市医師会の病診連携合同委員会。開放病床・高度医療機器利用報告、大和市立病院外来・入院患者動向報告、大和市立病院の現況報告と質疑応答。1時間弱で終了しました。

今夜は七夕。1年に1度の逢瀬の相手は市立病院の皆様方で・・・。

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6月1日日曜日。晴れ。6月の初日は昨日に引き続き30℃越え。熱中症が心配される暑さになりました。京都では35.3℃の猛暑日になったそうです。

こんな日は家に居ると暑くてだらだらしそうだったので、午後から練馬区立美術館まで遠征して来ました。

池袋から西武池袋線に乗り換えて中村橋駅まで。池袋から所沢行きの準急は平成20年にデビューの30000系(愛称スマイルトレイン)でした。内外装は「たまご」をモチーフにしているそうで・・・。

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中村橋駅は練馬駅の次ですが、各駅停車の接続が悪くて少々待ち時間が。その間に電車の観察。

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“黄色い”電車は、どれもかれこれ20年以上前の車輛ですが、まだまだ活躍中。

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左上の車輛はみなとみらい線から乗り入れて来る東急東横線の車輛です。元町・中華街駅まで乗り換え無しで行けるなんて、ひと昔前なら考えられなかったこと。

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中村橋駅を降りて北側を美術館方面へ向かうと、古レールを使った軌条燈(レールランプ)が設置されていました。パブリックアート大賞とやらを受賞されているそうです。

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レールには製造された製鉄所の名称と年号が記されていますが、これが貴重なものばかり。下はポーランドの製鉄所で1927年の製造だそうです。

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同時期の官営の八幡製鉄所1928年製も。

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アメリカ製は1914年製や1924年製。西武鉄道の前身である武蔵野鉄道が池袋~飯能間で開業したのは1915年(大正4年)のことですから、1914年製は開業前に輸入されたもの。

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フランス製は1925年製。当時は世界中から輸入されたレールはさぞや貴重品だったことでしょう。

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因みに、小田急江ノ島線の鶴間駅周辺の線路柵にも貴重な輸入レールが残っていることは以前このブログで報告させて頂きましたが、西武鉄道の様な保存対策を講じないと知らぬ間に撤去されて無くなってしまいそう。

さて寄り道が長くなってしまいましたが、練馬区立美術館は中村橋駅から徒歩3分の直近。

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現在「松林桂月展」を開催中。

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松林桂月は明治、大正、昭和を跨いで活躍された日本画家。緻密で繊細な作品の数々は見応えありました。6月8日まで。

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帰りの電車はアタックナンバーワンのラッピングが施された平成12年デビューの20000系。軽量なアルミ車体。

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今回“黄色い”電車に乗れなかったのはチョッと残念!?。

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最近は何かと多忙で、少々ブログ書きが滞りがちでスミマセン。今日は今週前半の様子をまとめてご報告。

5月26日月曜日は曇り、夜になって雨。クリニックは週明けの割には平穏で、特に夕方は予約時間前倒しで待ち時間ほとんど無しでした。昼は医師会事務局で会計業務。夜は書類書き。

5月27日火曜日は、前夜からの雨は朝のうちに上がって日中は蒸し暑くなりました。クリニックは午前中は平穏でしたが午後からは混雑。診療終了後は第1回公益法人大和市医師会定時社員総会のため大和市地域医療センターへ。

現在大和市医師会会員は226名。昨年は出席者が少なくてあわや流会という事態に陥りましたが、今年は委任状制度が導入されて定時にスタート。平成25年度事業報告に続いて、私めが平成25年度決算報告。更に平成26年度収支予算書の報告をさせて頂きました。

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身の丈に合わない重責でしたが、周囲の皆様のサポートのおかげで無事に大役を終えることが出来ました。ふ~ッ。

5月28日水曜日は晴れ。クリニックは朝から混雑。特に夕方は久しぶりに大混雑になりました。昨日までの反動でしょうか。診療終了後は会計士さんが来訪。ここのところ連日苦手な数字と格闘する日々です・・・。

ところで5月28日、JR西日本は大阪と札幌を結ぶ寝台特急「トワイライトエクスプレス」の来春での廃止を正式に発表しました。車輛の老朽化で存続断念とのこと。

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確かに中古車両を改装してデビューしてから既に四半世紀。車輛はとうに限界を超えています(右上と下2枚は2001年8月北陸本線美川~松任間で撮影。今では新幹線の基地になっているあたり)。

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その上、来春の北陸新幹線開業で直江津~金沢間はJRから切り離され3つの第三セクターの新会社に(下の写真は2012年1月北陸本線金沢駅にて撮影。再掲)。

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さらに2016年3月に北海道新幹線の開業で、青函トンネル区間が新幹線と共用になるため、現在牽引にあたっているED79形交流機関車は引退となるでしょう(下は2013年10月千歳線上野幌~西の里信号所間。再掲)。

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(同じく2013年10月千歳線植苗駅。再掲)。

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いくら人気列車とはいえ、現実的に考えれば廃止は止むを得ないでしょう。

ちなみに私としたことが、未だに乗ったことがありません。このまま未乗で終わってしまいそう。残念~。

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週の半ばは不安定な天気。21日水曜日は前夜から降り始めた雨が午後になってもショボショボ。22日木曜日は午前中は晴れたものの、午後からは雷雨になったところもあった様です。

昨日水曜日は近隣の医療機関がお休みなので新患の方が多め。昼は当医療ビル6件7科のミーティング。夜はいつの間にか溜まって来た事務仕事をこなして遅くなりました。

今日木曜日は本来休診日ですが、朝から学校健診へ。いつもより遅めの電車でしたが、遅い分混雑していたので先頭車に避難。展望席“かぶりつき”です。

乗り合わせた8000形は貫通ドアから線路が良く見えます。

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各駅停車に乗り換えると今度は3000形。こちらの展望は今一つ。

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南林間と鶴間の間の線路は、なぜか草ボウボウでした~。

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朝8時半に学校到着。雲行きは何だか怪しげ。

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私の担当は1~3年生各4クラスと支援学級。少子化のこの時代、1学年4クラスは珍しい!?。

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朝からぶっ続けの健診は意外にハード。耳、肩、腰に来ます。最近は年齢のせいか、以前より辛くなって来たかも~。

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5月15日木曜日。雨のち曇り。折角の休診日は優れない天気の一日でしたので、今日は10日前のゴールデンウィーク中の金沢駅のレポートを。

1年後の2015年の春は北陸新幹線金沢開業の予定です。それに伴って「北陸本線」直江津~金沢間はJRから経営分離され、3つの第三セクターの新会社「えちごトキめき鉄道」「あいの風とやま鉄道」「IRいしかわ鉄道」に生まれ変わるため、1年後には在来線は大きく変貌しているはず。今はひっきりなしに特急が走っていますが、風前の灯でしょう。

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5月5日の午後3時頃、金沢駅のホームに上がってみると、現在の北陸特急の主力681系「サンダーバード」の姿が。こちらは来春以降も金沢~大阪間で残ることでしょう。

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ほどなく隣のホームに入って来たのは特急「はくたか」。首都圏と金沢を結ぶ主要ルートである上越新幹線の越後湯沢~金沢間を北越急行「ほくほく線」を経由して結ぶ特急です。

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サンダーバードと異なる赤いカラーリングは六日町~犀潟間の「ほくほく線」を運営する第三セクター北越急行が所有する681系だから。

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高規格の「ほくほく線」内は何と160km運転(!)で、それに対応した車輛です。

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車輛の管理はJR西日本に委託されていて、金沢総合車両所の681系「はくたか」用編成と共通運用です。今日の「はくたか19号」は、前は北越急行、後はJR西日本の車輛でした。

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でも北陸新幹線が開通すると「はくたか」が残存するかどうかは微妙。この赤バージョンの運命や如何に・・・。

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一方、普通列車には国鉄の残り香漂う車輛が最後の活躍中。写真は国鉄時代に老朽化した急行型車輛を更新した413系。

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ふと隣のホームを見ると、昔の常磐線を走っていた401系(いわゆる赤電)にそっくりな車輛が。まるで昔の上野駅地上ホーム!?。

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この電車は七尾線用の415系800番代でした。JR西日本が1991年に七尾線を直流電化する際に、113系を交直流電車に改造した電車です。113系は東海道線や横須賀線でも走っていた近郊型直流電車。

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交流機器は福知山運転所に所属していた485系から譲り受けたもの。2010年に塗装コスト削減のため赤一色の“赤電”になったそうです(輪島塗をイメージしているそうですが・・・)。現在の姿は節約に節約を重ねた結果です。

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連結面を見たら「日本国有鉄道」と「近畿車輛昭和40年」の銘板が残っていました。なんと来年で50歳!。

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いつまでも残っていて欲しいですが、現在でも走っていること自体が奇跡。もっと新しい車輛が既に博物館に入っています。

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来春には様相が一変していることでしょう。東京~金沢間は2時間半で結ばれているはずです。

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3月31日月曜日。晴れ。日中は20℃まで。

週明けのクリニックは、午前中はそれなりに混雑。週末にまたインフルエンザが再燃したのか、今日はB型の方が結構多めでした。それでも午後からは至って平穏で、患者さんは待合室に座るや否やほとんど待ち時間無く診察室へ。そのためか皆さん今日はやや血圧が高めでした!?。

さて明日から4月になってしまいますので、今日は先日の出雲行きの続きを片付けなければなりません。

10日前の春分の日、松江地方は大荒れの天気になってしまいました。風雨は時に雪に!。悪天候にもめげず朝早くに玉造温泉を出発。もちろん朝湯にはチャンと入ってから。9時開館と同時に足立美術館へ。

足立美術館は安来駅からシャトルで20分。優美な日本庭園と近代日本画コレクションで世界的に有名な美術館。

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大きなガラス越しに見える日本庭園は雪が降っていてチョッと寒々とした感じ。

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借景になっている背後の山々には霞みが立ち昇って水墨画の世界でした。どうしてこんなところに(失礼~)美術館!?と思いましたが、この借景を得るためなのでしょう。

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窓越しに見る庭園が一幅の絵画のようです。

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日本人ばかりではなく、外国からの観光客の方も多数。アメリカの庭園専門誌では連続日本一、フランスのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは三つ星だそうです。

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横山大観を始めとする膨大な日本画のコレクションは見事ですが、もちろん撮影禁止です~。

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さて10時30分のシャトルバスでJR安来駅へ。駅舎はかなり新しそうで、三角屋根部分の内部は立派な木組みでした。

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安来はあのドジョウ掬いの“安来節”の安来です。

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10時56分発の米子行きの快速「アクアライナー」は20分遅れでやって来ました。

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本来は11時6分に米子に着く予定でしたが、遅れたために米子では跨線橋を駆け上がることに。米子駅0番線(“霊”番のりば)から11時30分に発車する境線境港行きの妖怪列車に何とか間に合いました。

境線の車輛は古めかしい旧国鉄時代のキハ40ですが、内装、外装には水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが“これでもかっ!”って感じ。

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今回乗り合わせた列車は2輌編成。米子方が「ねこ娘」、境港方が「目玉おやじ」。

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天井もシートも壁面も・・・。

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車内放送も鬼太郎とねこ娘の声による案内でした。

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たまには良いけれど毎日これで通勤、通学するのも、それはそれで・・・。

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その他に「鬼太郎」・「ねずみ男」・「砂かけばばあ」・「こなきじじい」の計6種が現在運行中。

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キハ40は最近の気動車では珍しくなった低加速で米子駅を発車。各駅に妖怪名の愛称が付いています。途中弓ヶ浜駅(愛称あずきあらい駅)で列車交換。

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すれ違ったのは「砂かけばばあ」と・・・。

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「こなきじじい」の2輌編成。小さい子どもは乗りたがらないかも。

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こなきじじい駅、一反木綿駅、キムジナー駅と停車しながら・・・。

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終着の境港駅(鬼太郎駅)には12時16分に到着。

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改札を出ると早速そこには水木しげる像。

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そして駅前から水木しげる記念館に続く水木しげるロード。昨年は水木しげるロード20周年だったそうです。

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まずは駅近くで昼食を摂ってからブラブラ歩き。至る所に妖怪の姿が・・・。

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マンホールの蓋にも!。

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現在は154体もの妖怪ブロンズ像があるそうです。

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その徹底ぶりに感心します。

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2013年には283万人余りが訪れたそうで、まさに地域おこし、まちづくりの大成功例。

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水木しげる記念館は老若男女で混雑していました。3世代でいらしている家族連れもたくさん。

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意外に時間がかかってタイムリミット。帰りは駅まで小走りで。

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境港駅14時22分発の妖怪列車で米子空港駅に14時37分着。駅と米子鬼太郎空港は隣接しています。15時25分発のANA992便はボーイング737。

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東へ向かうと天気は回復。下の写真は御前崎上空。

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駿河湾上空から富士山が見えました。

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下田上空を相模湾へ。

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行きは寝台列車で12時間もかけて行ったのに、帰りは飛行機でたったの1時間20分。いつもの様に駆け足の弾丸ツアーになってしまいました。

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3月29日土曜日。晴れのち曇り。最高気温は21℃まで上がってポカポカ陽気になりましたが、その分スギ花粉の飛散は大量。トホホでした~。

今日は今年度最後の土曜日。クリニックは混雑するかとチョッと覚悟していましたが、意外にも予約外でいらっしゃる方は少なめで、とっても平穏な一日になりました。昨日は今月で最も混雑した日だったのに、一転して今日は最も受診人数が少ない日。なかなか患者さんの動向は予測がつきません。消費税増税前の最後の週末ですから、皆さん買物に忙しかったのでしょうか!?。

さて先週の出雲行きのご報告が積み残したままになっているので、今日はその続きを。

先週の木曜日、午前中に出雲大社への御参りを済ませ一畑電車(通称ばたでん)大社線の出雲大社前駅へ。

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ここは先日お目にかけた旧国鉄大社駅の和風建築とは対照的に西洋風の建築。

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昭和5年の開業時からの建物で、国の登録有形文化財かつ近代化産業遺産に指定されています。なかなか良い雰囲気の待合室です。

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「ばたでん」は2010年公開の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台。映画の公開で一時的に乗客が増えた様ですが・・・。

運転間隔は1時間に1~2本。自転車を乗せることが出来たり、運転体験を企画したり、様々な経営努力をされている様子です。

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改札が始まってホームに入ると、昭和20~30年代に流行した2枚窓の“湘南顔”の古めかしい電車。もとは南海電鉄の21000系として、高野山へ行っていた車輛です。

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「ばたでん」では平成9年に導入された“新車”ですが、元は昭和30年代に製造された車輛。昭和の香りがプンプン。水木しげるの「のんのんばあとオレ」のラッピングが施されていました。

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ホームの先に回ってみたら、3000系に並んで映画「RAILWAYS 」にも登場していたデハニ50形52が奥に隠れていました。こちらは1928年製の創業当時からの生えぬき車輛。ここで展示保存されています。車内も見学出来たようですが、発車時刻が迫っていて諦めました。

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12時21分の定刻に発車。車内は南海時代からのロングシート。車内照明の配列が独特でモダンな感じ。車輛と線路状態が相俟ってか、かなりの揺れです~。

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川跡(かわと)に12時32分着。大社線はここまで。ここからは電鉄出雲市駅と松江しんじ湖温泉駅を結ぶ北松江線に乗り換えです。上りも下りも1~2分の接続です。下の写真右の2100系は電鉄出雲市行き。平成6年に入線したもと京王電鉄5000系。京王電鉄とは線路の幅が異なるので、台車はもと営団地下鉄のものに振り替えられています。

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一方、松江しんじ湖温泉行きは平成10年に導入された5000系。改造されて外観はだいぶ変わっていますが、こちらも元は京王電鉄5000系。台車はやはり営団地下鉄、座席のクロスシートはなんと小田急電鉄!。

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雨が激しくなる中を宍道湖北岸に沿って松江へ快走。終点の松江しんじ湖温泉駅には13時22分に着きました。隣のホームには南海電鉄リバイバル塗装の車輛が!。

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そして構内には平成24年に京王時代の塗装に戻された2101編成。

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京王5000系に昭和38年の登場時に付けられていた運転席部分から後へ斜めに引かれたライン“赤ひげ”も再現されていました。

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まさに電車の動態博物館の様な一畑電車を楽しんだ後は松江城へ。松江城は松江藩主堀尾氏によって1611年に落成し、貴重な全国で現存する12天守のうちのひとつ。

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狭くて急な階段を昇って最上階まで。雨降りで霞んでいましたが、宍道湖が眼下に見下ろせました。

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このあと本当は松江市内を巡る予定でしたが、風雨がひどくなって来たので、まずは「出雲ぜんざい」(出雲はぜんざいの発祥の地とか・・・)を食べながら思案。結局早々に今夜の宿泊地である玉造温泉へ向かうことに。

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玉造温泉は奈良時代初期に開かれ、枕草子にも出て来る歴史ある名湯。ここは青瑪瑙(メノウ)が採取できる地とされ、三種の神器のうちの一つである「八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)」が造られた地なので“玉造”なのだそうです。温泉地の奥にある玉作湯神社は霊験あらたかなパワースポットとして女性に人気です。

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本殿はやっぱり由緒正しき大社造り~。

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玉造温泉はとっても良い温泉でした。でも「縁結び」も「子宝」も「安産」も「美肌」も関係の無い私にはもったいなかったかも!?。

まだ続きがありますが、長くなって来たのでまた後日に~。

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3月22日土曜日。晴れ。最高気温は13℃で天気が良かった割りには寒い一日でした。

当院は昨日、一昨日と連休でしたし、明日は日曜日なのである程度の混雑は覚悟していましたが、案の定朝から大混雑に。気温がまた下がったためか、連休だったためか、はたまた近隣の医療機関がお休みだったためか・・・。土曜日としてはここ半年で最多受診者数を記録しました。

土曜日は午後1時30分受付終了なのに診療終了は3時過ぎに。遅い昼食を摂って残務整理が終わる頃には、もう外は暗くなっていました。力尽きて仕事を積み残したまま撤収~。

さて今日は一昨日の続きを。木曜日の朝、「サンライズ出雲」で近代的な高架駅の出雲市駅に降り立ちました。右下の写真は島根のゆるキャラ「しまねっこ」。頭の帽子は出雲大社の“大社造り”。

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下の写真は前回昭和55年2月に訪れた際の地上駅だった頃の出雲市駅(再掲です)。駅も車輛もすっかり変わりました。

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出雲大社に参拝する前に、まずはかつて参道への主要な玄関口だった旧大社駅を眺めに。

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大正13年に竣工した立派な駅舎は、今では国の重要文化財になっています。

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平成2年に大社線とともに廃止になりましたが、昭和55年に最初に訪れた時はまだ現役で使われていました。中に入ってみると、ほとんど現役当時のまま。

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かつては東京からの急行「出雲」の終点だったことも。優等列車が到着するたびに大勢の参拝客で賑わっていたことでしょう。

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団体用の改札の数の多さが、当時の栄華を偲ばせます。

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廃止当時のものと思われる時刻表がそのまま掲げられていましたが、末期まで結構列車本数があった様です。

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改札を抜けると、優等列車の長大編成も停まれる長~いホーム。

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あれ、一隅にD51が!。かつて伯備線の新見機関区で活躍し、その後に山陰本線の浜田機関区で廃車になった774号機です。

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私、この機関車がまだ現役の昭和48年に、浜田機関区で出会ったことがあります(当時はまだ中学生でした)。懐かしい機関車に再会~。

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以前は出雲大社の境内に保存されていましたが、ここへ移されていたんですね~。

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旧友に再会した後、出雲大社へ。下の写真は小高い場所にある木製の正門鳥居。

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ここから駅の方向を振り返ると、緩やかに下る参道(神門通り)。奥に大きな鳥居が見えます。右角には山陰地方で2番目のスターバックスコーヒーがこの春オープンを目指して工事中。因みに島根と鳥取は長年ともにスタバが無い県でしたが、島根県に連続して2店舗出店されることになり、今では全国唯一鳥取県だけがスタバの無い県になりました。

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木製の正門鳥居をくぐって松の参道を緩やかに下って行くと・・・。

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拝殿の前の銅鳥居。

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そして拝殿。大きな注連縄が迫力~。

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重そうですが・・・。

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拝殿の後ろに御本殿。平成20年から25年までの60年に一度の「平成の遷宮」が終わって、今は周囲をまわることが出来ます。正面側からは御本殿があまり良く見えませんが・・・。

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右手奥や・・・。

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後側からは良く見えます。

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下の写真は左手奥から見たところ。

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“大社造り”というのだそうです。

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ぐるっと境内をひと回りして、松の参道を引き返します。神門通りを一畑電車大社線の出雲大社前駅へ向かへば、途中右手には竹野屋旅館(竹内まりやさんの御実家だそうです)。お昼は駅近くでお約束の3段重ねの出雲そば。

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本当は発祥の地で「ぜんざい」も食べなければいけませんでしたが、それだけの余力がお腹に有りませんでした。

これから松江へ向かいますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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3月19日水曜日。晴れ。今日も暖かい一日になりました。

クリニックは比較的平穏。時間帯によっては待合室が空っぽの瞬間も!。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。

診療終了後は直ちにクリニックを脱出。実は明日の木曜日は休診日、明後日は春分の日で連休になるのです。普段土曜日は診療ですし、有給休暇なんてものも私にはありませんので、連休は貴重なチャンス~。

そんな訳で東京駅22時発の「サンライズ出雲」に乗り込みました。「サンライズ出雲」出雲市行きと「サンライズ瀬戸」高松行きは、「あけぼの」亡きあと「北斗星」と並んで貴重な定期夜行寝台列車。それぞれ7輌編成ずつ、併結して計14輌編成で岡山まで走ります。

意外に大勢の乗客が待つ中、約10分前に入線して来ました。平日なのに満席の様子。

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パワースポット出雲大社への女子旅ブームのためか、女性客もたくさん。“鉄”の姿はあまり目立ちません。

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2階建て車輛に個室がズラリ。ツインも僅かにありますが、ほとんどがシングル。シャワー室もありますが、残念ながら食堂車はありません。

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今宵のベッドは最後尾14号車のシングル。

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1階と2階で計20室が並んでいます。

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狭い空間を極限まで有効活用した設計には毎度感心させられます~。

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「シングル」はベッド以外のスペースはほとんどありませんが、寝るだけですからこれで十分。寝巻と毛布と枕が備えられています。

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4ケタの数字入力によるロックでセキュリティーも完璧!?。狭いけれど快適な空間です。発車後、東京駅で仕入れたありきたりの幕の内弁当で遅めの晩ごはん。

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横浜、熱海、沼津、富士、静岡・・・。なかなか寝付けません~。

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少しまどろんだかと思えばもう岡山。外は生憎の雨模様。

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ここで併結していた「サンライズ瀬戸」を切り離して、我が「サンライズ出雲」は倉敷から伯備線に入ります。

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雨はかなりの降り。日頃の“行い”の賜物でしょうか。

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伯備線に入ると車窓は俄然ローカル色が強くなってきました。

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昭和40年代まで20輌を超えるD51型蒸気機関車が配置されていた新見機関区は今や跡形も無し・・・。

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でもD51の3重連で名を馳せた有名撮影地「布原」の佇まいは変わっていませんでした。

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単線区間で待避を繰り返しながら伯備線を抜け・・・。

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定刻9時58分に終点の出雲市駅に到着。

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折角ここまで来たので、これから出雲大社へ向かいます~。

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3月14日金曜日。曇り時々晴れ。昨夜からの豪雨は朝には上がりましたが、午後からも雨がパラついたりして天気は安定せず。午前2時08分には伊予灘で震度5強の地震が発生。震度の割には被害は少なかった様で何よりでした。

今日もクリニックは比較的平穏。花粉の飛散量がいよいよ増えて来た様で、いつもの薬と一緒に花粉症の薬を所望される方がたくさん。

私自身も花粉症なので、いつも環境省花粉観測システム「はなこさん」(左下の写真)と相模原病院花粉症研究室のホームページ(右下の写真)をチェックしながらその日の戦略を練っておりますが、大和は観測地点の相模原が近いので重宝させて頂いております~。

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さて明日3月15日はいよいよJRグループのダイヤ改正。いよいよ寝台特急「あけぼの」の定期運転も今日まで。青森発の上りが午後6時23分発、上野発の下りが午後9時16分発なので、どちらも今現在ラストランの最中。それにしても廃止は残念です~(写真は今年1月3日の上野駅)。

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「あけぼの」の宿敵である秋田新幹線でも、開通時から使われていたE3系「こまち」が本日で引退。こちらは新型のE6系に置き換え完了です。

一方、来春開業予定の北陸新幹線用E7系が、明日から東京~長野間の「あさま」で一足早く営業運転開始。

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ダイヤ改正ごとに繰り返される車両の新旧交代は時代の流れですから致し方ないこと。悲喜こもごも。

そして小田急線もダイヤ改正。準備は万端の様子。小田急は車両の交代は無し。

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それにしてもダイヤ改正はいつも花粉のピーク時期。私としては花粉が納まらないと動きがとれません~。

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3月6日木曜日。晴れ。久しぶりにスッキリ晴れましたが気温は10℃止まり。昨夜からの強風がほぼ終日続いていました。

今日は休診日でしたが、強風で花粉がたくさん飛んでいそうでしたので、郊外、屋外を避け、東京都内の鉄道模型KATOのショールームホビーセンターカトー東京店まで足を延ばして来ました。

東京都新宿区西落合の住宅街の中にありますが、赤い京急230形電車が目印。

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現在、補修、再塗装工事が始まっていてしばらく姿が見られなくなるかも。

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ホビーセンターカトー東京店は先月2月22日にリニューアルオープンしたばかり。真新しい立派な建物で、玄関を入ると比較的判りやすいオブジェが飾られていました。

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本社ビル1階・2階の広いスペースがショールームとショップ。

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入ってすぐのガラス張りの明るいホールに大きなレイアウトが据えられていました。

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Nゲージのレイアウトの外周に16.5mmゲージ(いわゆるHOゲージ)の複線エンドレス。

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外周では自社新製品のEF510が牽引する寝台特急北斗星とE5系新幹線が快走中でした。

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KATOは知る人ぞ知る世界的ブランド。日本型車両もさることながら、欧米向けの輸出用車両もたくさん展示されていました。

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一番手前は北米の大型車両たちです。

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奥には車両部品やレイアウト用品、工具などがズラリ。

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さてホールのレイアウトを下に見ながら2階へ上がって行くと・・・。

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そこには運転体験コーナーや工作、塗装コーナー。1階のショップで500円買うと25分運転出来ます。無料レンタル車両もあります。

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レイアウトの作成工程の見本も。

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もちろん入場は無料。電車好きの子どもなら(大人も!?)何時間でも過ごせそうでした~。

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3月2日日曜日。雨。3月最初の日曜日は冷たい雨が降ったり止んだりの生憎の天気。寒いし天気が悪いしで今日は出かけずに自宅で雑用をこなしておりました。そんな訳で今日はアップする写真がありませんので、先週日曜日の続きを~。

2月23日日曜日、朝9時前に関門トンネル人道を下関側から門司側へ抜けて海沿いを門司港駅へ。市街地を歩いていたら路面電車の姿が見えました。近付いてみると西鉄北九州線の100形148号でした。もとは北九州市立交通科学館で保存されていたものが、同館の閉館でここへ移って来たそうです。

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昭和58年3月に初めてこのあたりを歩いた時はゴーストタウンの様でしたが、門司港レトロ地区として昭和63年から整備が開始され、平成7年3月にグランドオープン。今では小奇麗な観光地になっていました。

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周辺には九州の玄関口だった頃の旧門司税関、旧大阪商船、旧門司三井倶楽部、門司郵船ビルなどの大正時代を中心とした建物が整備保存されています。向こう岸に見えるのは門司港ホテル。

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でも今回の主要な目的は門司港駅に隣接している九州鉄道記念館を訪ねること(毎度“鉄”でスミマセン~)。

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ここは2003年8月にオープン。九州ゆかりの鉄道車両や資料が保存展示されています。入場料は大人300円。

中央ゲートを入ると2両の蒸気機関車。先頭は筑豊炭田の石炭輸送に長い間活躍した大正時代の貨物機9600型蒸気機関車。

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古い貨物機らしく武骨な外観。でも力持ちで現場で頼りにされていた様で、後輩機関車たちを差し置いて蒸気機関車としては末期まで使われていました。因みに国鉄最後の蒸気機関車になったのも北海道追分機関区の入換え用の9600型でした。

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奥に進むとC59型1号機。幹線用の大型の旅客用蒸気機関車です。

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直径1750ミリの動輪が3軸。かつては幹線筋で優等列車を牽いて疾走していました。

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従台車は1軸。軸重が重いので線路規格の良い幹線以外で使用出来ないため、九州では鹿児島本線の熊本電化を機に昭和40年に廃車となりました。

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先輪は戦前型のC59独特の丸穴ウェッブ付。

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キャブには昭和15年の汽車会社の製造銘板。汽車会社は明治29年から昭和47年に川崎重工業に吸収合併されるまで存在した鉄道車両メーカー。C59型1号機は記念すべき製造番号2000番でした。

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煙突の横、デフレクターのステーに取り付けられた小さな長方形の板はリンゲルマン煤煙濃度表。九州の蒸気機関車独特の装備でした。右下がキャブ側から見たところ。

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何の飾りっけもない巨大なテンダー。

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さらに奥に進むと、関門トンネルで使われたEF10型直流電気機関車や鹿児島本線で使われたED72型交流電気機関車の試作1号機。

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戦前の代表的な機械式(クラッチで変速する方式)気動車キハ07型や・・・。

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最近まで活躍していた485系、581系交直両用特急電車の姿。車内にも入れます。

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平成21年の「富士」「はやぶさ」の廃止まで使われていた14系寝台客車もそのままの姿で展示。

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さて車両展示場に隣接した高台に本館があります。本館は1891年に建築された赤レンガ造りの初代九州鉄道本社社屋を転用したもの。

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2階建ての内部には明治時代の客車や九州関連の資料がたくさん。

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九州独特のお椀型のヘッドマークも。

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鉄道模型のジオラマも定期運転中。メインステーションは当然のことながら博多駅。

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ひと回りして中央ゲートに戻ると、事務室の後側にEF303、ED761、クハ481-246の前頭部が置かれていました。

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カットされてしまっているのが残念な車両たちです。

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運転台は変な装飾は施されずに現役風です。

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時間が無くて足早に一巡して来ましたが、また改めてゆっくり来たいと思います~。

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2月17日月曜日。晴れ。朝は残った雪が一部凍結していましたが、やっと普通の靴でも歩ける様になりました。

週明けのクリニックは、やっぱり大混雑~。先週末に大雪で来院出来なかった方が今日になってたくさんいらっしゃいました。慣れない雪かきで腰や腕が痛いとおっしゃる方がちらほら。中には雪で転倒して包帯やギブスを巻いて来院された方も・・・。インフルエンザの方はだいぶ減って来ました。

先日、近くの書店で「目指せ打率10割!屋敷要の保存蒸気完全制覇」(屋敷要著、2014年2月4日発行、ネコ・パブリッシング)を見つけました。著者は著名な元野球選手(私は野球に疎いので存じ上げませんでした。何と失礼な~)。

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内容は国鉄・私鉄の保存蒸気機関車全601輌を7年間もかけて全て訪問。写真に納めるまでの記録です。ご苦労も多かった様で、なかなかの感動モノです。

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巻頭には“鉄”として有名な元外務大臣、国土交通大臣の前原誠司衆議院議員との対談。お二人とも私とほぼ同世代なので、内容は共感するところがたくさん!?。

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巻末には保存蒸気601輌の貴重な全リストも。写真付きです~。

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50歳以上の“鉄”にはストライク!の内容でしょうが、“鉄”でない単なる野球ファンや若い世代の方々にはチョッと付いて来れない内容かも!?。

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今日から2月。あっと言う間に1月が終わってしまいましたね~。

週の後半は天気が良かったものの、暖かくなったり寒くなったりで気温の変動が大きめでした。クリニックはインフルエンザの方が依然としてたくさん。

さて1週間前の土曜日は経団連で開催された講演会に参加して来ましたが、その際に丸の内北口のオアゾの上から東京駅を見下ろしてみたら、これがなかなかの絶景でしたので遅ればせながらご報告を(・・・とは言っても駅のホームが良く見えるという意味で、“鉄”ではない方にとっては絶景ではないかも)。

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2011年6月に、線路を挟んで反対側にあるホテルメトロポリタン丸の内からの光景を報告させて頂きましたが、それと双璧をなす感じ。こちらの方が低い位置なので、駅全体を見渡すことは出来ませんが、その分鉄道車両は大きく見えます。

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東北新幹線のホームには秋田行きのE6系「スーパーこまち」の姿。この春のダイヤ改正で320km/h運転になる予定。

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この角度でピカピカの長~い赤鼻を見るのは斬新かも!?。

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ほどなく発車。後ろにはグリーンに輝くE5系「はやぶさ」が併結されています。この組み合わせがいつの間にか“普通”になりました。

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さて講演会終了後、経団連から東京駅までは人影少なめ。まだ街路樹のイルミネーションはそのまま。

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東京駅のライトアップは午後9時まで。ギリギリで間に合いました。

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ドームの青い光が幻想的です。

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いまだにドーム内では写真を撮る人がたくさん。

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再度オアゾの上から見下ろすと、煌々と輝くホームの明かりが見えました。

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ただ新幹線以外の在来線は通勤型や近郊型ばかりで、国鉄時代を知る世代としては淋しい限り~。

以上は先週のお話しでした。

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1月3日は休日夜間急患診療所の当番に当たっていて、朝9時から夕方5時までの勤務でした。年末年始で体調を崩された方が大勢受診されて切れ目なし。普段は大人よりも子どもの方が多いのですが、今回はなぜか大人が2/3以上を占めました。感染性胃腸炎が大流行中。インフルエンザはA型、B型混在していましたが合わせて10人程度で、こちらはこれから本番でしょう。

そんな訳で今年は三賀日から結構しっかり働かせて頂きましたが、4日はまたお休みさせて頂くので、診療終了後に頑張って夜の上野駅まで行って来ました。もちろん3月15日のダイヤ改正で廃止されることが決まっている寝台特急「あけぼの」を見るためです。

上野駅は大きな荷物を持った人たちで混雑していました。

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「あけぼの」は上野と青森を秋田経由で結ぶ寝台特急。国鉄時代に誕生したブルートレインとしては唯一の存在になってしまいました。当初は福島から奥羽本線を経由していましたが、現在は日本海側の径路(高崎線、上越線、羽越本線、奥羽本線)を辿って青森まで。

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入線時刻が近付くと13番線ホームは“鉄”や故郷へ帰ると思しき方々で大賑わい。

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13番ホームには寝台列車専用の待合スペースも設けられていました。消されている文字は2010年3月に廃止された「北陸」だったのでしょうか。

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21時少し前、静々と推進運転で「あけぼの」が入線して来ました。上野駅13番ホームは昔ながらの行き止まりホーム(頭端式)なので、機関車と連絡を取りながら客車の貫通ドアを開けて前を監視する「ラッパ屋」さんが乗っています。

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編成は電源車を入れて9両。青森車両センター所属の24系寝台車。塗色はオリジナルのブルーです。

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昭和48年から52年にかけて製造された車両たちですが、経歴がそれぞれ異なるので、白帯車と金帯車が入り混じっています。

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残念ながら「北斗星」や「カシオペア」のように食堂車やロビー、シャワールームなどの贅沢な設備はありません。

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その代わり編成両端1号車と8号車の「ゴロンとシート」が設定されています。「ゴロンとシート」はB寝台車だけど浴衣、毛布、枕は無し。その分寝台料金はかかりません。そう「あけぼの」は日常使いの寝台列車、庶民派なのです。1号車は女性専用車で男性は立ち入り禁止(小学生は可)。明らかに高速バスを意識した対策でしょう。

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一般の開放式B寝台車は2、3、4号車の3両。こちらには浴衣、毛布、枕が付きますが、それで6300円プラス!?。

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個室B寝台「ソロ」は5、6号車の2両。窓が上下2段に並んでいる特徴的な外観。

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B寝台は開放式でも個室でも料金は同じ。個室はセキュリティー、プライバシーは完璧ですが、狭くて圧迫感があるし反対側の景色が見られないので、好みの分かれるところ。

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そして7号車が「あけぼの」随一の豪華車両、A寝台の1人用個室「シングルデラックス」スロネ24です。個室内に洗面台はありますが、シャワーやトイレまでは・・・。

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ホームの先端まで来ると大きなエンジン音を響かせて電源車のカニ24、そして長岡までの直流区間を担当するEF64型電気機関車1000番代が連結されています。この機関車は上越国境を越えるために国鉄時代に開発された強力機。長くて非対称のボディが特徴です。

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今日はラストナンバーの1053号機が担当。国鉄が製造した最後の直流電気機関車です。

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所属は長岡車両センター。

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登場時から変わらぬ「あけぼの」のヘッドマークは夜明けの海を表現したもの。

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シンプルだけど上品なデザインで、個人的にはお気に入りのマークです。

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発車のオルゴールが鳴ると、ホームには殆ど人影が無くなりました。ということはあんなにたくさん写真を撮っていた人達の多くは乗客だったということでしょう。

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定刻の21時16分、僅かの見送りの人を残して発車して行きました。

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今夜13番線から発車する列車は「あけぼの」でおしまい。かつての上野駅の活況が信じられません~。

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12月27日金曜日。曇り時々雨。今日も最高気温は一桁の寒い一日になりました。このごろは天気が悪い日は家を出る時間帯はまだ真っ暗~。

今日のクリニックは年内最後の平日でしたが、ほどほどの混雑でした。数日前に「良いお年を!」って年末の挨拶を交わしたばかりの患者さんが、かぜをひいててまたいらっしゃる・・・な~んてパターンがちらほら。それでも診療終了時の患者さんの引けは早くて、金曜日の夜にしてはすんなり終了しました。多くの方は今日で仕事納め。早く帰宅されたのでしょうか。

先日、インターネットで購入した来年のカレンダーが来ました。「栄光の蒸気機関車 甦る爆煙」(オークラ出版)です。

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毎年クリニックの院長室のカレンダーは、診療に向けて元気を出すため(!?)に現役時代の蒸気機関車モノにしています。

2012年版までは平凡社から同じ「栄光の蒸気機関車」の名前でカレンダーが出ていましたが、その後絶版になってしまった様です。

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代わって2013年版からはオークラ出版のこのシリーズが登場。現在では現役蒸気機関車の写真だけで構成されているカレンダーとしては唯一の存在かも。

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2014年版も四季折々の現役蒸気機関車の写真で構成。月替わりのささやかな楽しみです~。

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当院の診療も明日の半日を残すのみ。院長室のカレンダーは既に架け替えました~。

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12月23日月曜日。曇り。日中の最高気温も10℃に達せず、寒々しい一日になりました。

今日は天皇誕生日で祝日でしたが、自宅で雑用をこなしておりました。そろそろ年賀状にも手をつけないとね~。

さて先日、小学生の頃に集めていた小田急の古い切符がたくさん出て来ました。昭和40年代中頃のものが中心!。自動販売機のペラペラのものではなくて、窓口で切符を買っていた時代のいわゆる“硬券”です。

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下の切符は昭和45年の刻印がありますが、当時は子どもは10円で電車に乗れたんですね~。

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中にはもう無くなってしまった旧い駅名の切符も。左は新原町田(現、町田)、右は大秦野(現、秦野)。

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ちょっと不思議なのは昭和44年頃までの切符の中に「2等」と印刷してあるものがあること。小田急線内には1等、2等の等級は無かったはず。国鉄の1等、2等の等級制が廃止されてグリーン車、普通車になったのが昭和44年5月なので、もしかすると国鉄御殿場線への乗り入れに関係があるのかも?。

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これらの切符は、もちろん当時小学生だった自分が乗車したものばかりではありません。なんでこんなに沢山持っているかって?。それは・・・当時、電車好きの小学生だった私は自宅最寄駅の駅員さんと仲良しだったからです!?。当時は大らかなものでした。もう時効でしょう。

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12月20日金曜日。雨のち晴れ、のち雨!?。朝はまだ雨が残っていましたが、昼前には青空が見えていました。朝は7℃、日中は10℃。

今日のクリニックは何故かとっても平穏。天気が不安定で寒かったからでしょうか。一旦晴れたのに、午後になってまた雨が降り出しました。そのせいか夕方には患者さんがどなたもいらっしゃらない時間帯も。誰も居ないので入って来た患者さんがビックリ!。

そんな中、今季では当院初のインフルエンザの患者さんが・・・。

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迅速診断キットでA型のピンクのラインがくっきり。いよいよシーズン到来でしょうか。

ところで本日20日、JR東日本から今度のダイヤ改正(2014年3月15日)で寝台特急「あけぼの」が廃止されることが正式に発表されました。

「あけぼの」は1970年から上野~青森間を東北本線・奥羽本線経由で運行開始した寝台特急。「北斗星」とともに貴重なブルーの車体で頑張っていたのに残念です~。

写真は1976年3月に上野駅に到着した20系客車の時代の「あけぼの」の姿。テールマークが“あけぼの色”でした。早朝の到着で光線が良くありません。

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当時の牽引機は登場時からのEF65型電気機関車1000番代。この時期は機関車にヘッドマークが付いていなくて残念。

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他の機会に撮った写真や乗車時に秋田で撮った写真もどこかにあるはずですが、咄嗟のことで出て来ません~。

寝台特急全滅も時間の問題(涙)。

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12月18日水曜日。曇りのち雨。朝はどんより曇り空。暗い朝になりました。天気予報通りに昼頃から雨が降ったり止んだり。

今日のクリニックはやっぱり混雑。長引く咳の方や感染性胃腸炎の方が多めでした。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。午後からは更に混雑に拍車が・・・。

診療終了後は夜なべで年末までに片付けたい仕事を頑張りましたが遅々として進まず。帰宅時は冷たい雨が盛大に降っていました。雨は夜更け過ぎに雪へと変わる・・・かも!?。

さて昨日は1/80のC12型蒸気機関車の模型をお目にかけましたが、今日は実車の写真をお目にかけますね~。

実は動いている現役時代のC12を見たのは1回のみ。時は昭和47年8月27日木曽福島機関区でのことです。前夜新宿発23時45分発の夜行急行アルプス11号に乗って塩尻着4時51分。そこから6時37分発の中央西線の普通列車に乗り継いで木曽福島には7時41分に着きました。ところが普段の行いが悪いのか現地はドシャ降り。やむなく機関庫へ行ってみることに。

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当時は事務所でお願いすれば大抵は構内の立ち入りを許可してくれました。扇形庫に入ると2両のC12型蒸気機関車。そのうちの1両はデフ付きで有名なC12199。残念ながら真っ暗な庫内で休車中で、今のデジカメと違って感度の低いカラーネガフィルムでは写真は撮れませんでした。もう1両はC12171号機。こちらは有火でしたが、当時は忌み嫌われていた黄色い警戒色(いわゆるトラ塗り)が施されていました。

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庫内には他にD51172号機、D51401号機、それに廃車になったD51430号機。さらに配置されていないはずのC5694号機が納められていました。

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一通り眺めて庫外へ出ると、いつの間にかトラ塗りのC12171号機が外へ出て入れ換え仕業に就いていました。数両の貨物を牽いて狭い構内を行ったり来たり。

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ボイラーには赤錆びが浮いて、煙突には回転式火の粉止め、さらにトラ塗りですから、容姿としては最低の部類。

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でもこれこそ末期の現役姿に外ならず・・・。

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トラ塗りも今となっては貴重な記録。

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チョッと模型もトラ塗りにしてみたい気が!?。

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12月17日火曜日。曇りのち晴れ。朝は3℃で少しだけ寒さが緩みました。日中は12℃。

今日もクリニックは混雑続き。先日心不全で近隣の病院にお願いした患者さんが元気になって戻って来られました。めでたしめでたし。一方、週末に調子が悪くなって総合病院の救急を受診した患者さん。良くならないと言って本日午後当院を受診されました。明らかに“異常”なので改めて他院でMRIをお願いしたら脳出血でした。寒くなるといろいろな事があります~。

本日も“怪しげ”な方々にインフルエンザ迅速診断を実施しましたが、陽性の方はいらっしゃいませんでした。こんなに遅くなってインフルエンザを見かけない年は珍しいかも。

さて久しぶりに鉄道ネタ。先日、横浜の鉄道模型店に立ち寄った際に、「トラムウェイ」という新興メーカーの国鉄C12型蒸気機関車の1/80モデルを買いました。真鍮製の高級モデルではなく中国製のプラスチック量産品ですので比較的お手頃価格。標準タイプと九州タイプが発売になりましたが、今回は標準タイプにしました。

箱を開けると透明なプラスチックによる輸送用の厳重な包装。

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取り出して眺めると、全体のフォルムはなかなか良い感じです。

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購入後に取り付けが必要な付属パーツは、ナンバープレートとエアホース、デッキつかみ棒、サイドタンク下配管のみ。「カトー」のD51やC56の様に点数が多過ぎて呆然とすることはありません。

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いろいろ細工したいところですが、最低限ナンバープレートくらい貼らないと走らせられません。部品箱を漁って出て来た「だるまや」の使い残しの製造銘版や他製品の換算プレート、「イモン」の架線注意札も奢ることに。

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ナンバーは本当はかつて木曽福島機関区で出会ったことのある171番が良かったのですが、含まれていないので、同じ信州で活躍した67番を選択。

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ナンバープレートが付くだけで生命が吹き込まれた感じ!?。

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換算プレートは他機種の流用なので、良く見ると数字が違いますが、小さくて良く見えないので良いことにします!?。

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何の細工もしていませんが、ひとまずこの姿で運転会に登場する予定。

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天気予報では明日は雪が降るかも!?。

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11月29日金曜日。晴れ。朝は2℃、日中は13℃で、ピリッと寒い一日になりました。

今日のクリニックは午前中は意外に空いていましたが、午後からはいつもの混雑になりました。寒くなって皆さん厚着に。その為に診察前後の脱ぎ着に時間が掛かる様になり、それが積もり積もって・・・。

さて先週「国鉄時代アーカイブスvol.4」(ネコ・パブリッシング発行)が発売になりました。今回はC57形蒸気機関車の特集です。

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表紙をめくると、そこには日豊本線の青井岳を発車して境川橋梁を渡るC57199の姿。ここは日豊本線の代表的撮影地でした。

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この1冊の中にこの鉄橋で撮られたものが4枚も!。

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私自身は、昭和47年11月5日の6時49分、念願かなって1521列車で青井岳駅に降り立ちました。当時中学1年生でしたが、学校の文化祭の代休を利用しての九州入りでした(なんとマセた中学生だったことでしょう)。

今の様にインターネットなど無い時代、無謀にも現地の情報はほとんど無しに乗り込んだので、駅前の道を宮崎方向へ当てずっぽうに歩いたら鉄橋の真下に出てしまいました。目的の1526列車は7時18分には来てしまいます。途方に暮れた中学生は、下の道路から絶壁をよじ登って(左下の写真で指し示しているところ)、橋のたもとのお立ち台(右下の写真)に辿り着いたのでした。今改めて写真を見ると恐ろしいことです~。

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苦労して登った甲斐があって、眼下には朝日に輝くトラス橋。三脚にカメラをセットして万全の態勢。あれっ、時刻になっても列車が現れません。するとなんと後方から発車を告げる大きな汽笛!?。振り返れば駅構内に狼煙(のろし)が上がっているではありませんか!。

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この機に及んで反対向きにカメラを構えていたことに気付きました。なんともお粗末。わざわざ三脚に取り着けたカメラを三脚ごと抱えて手持ちで撮影~。

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大きなドラフトを山間に響かせながら眼前を通過・・・。

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中空へ躍り出るようにトラス橋へ!!。

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青井岳周辺での1526列車の写真は数々あれど・・・。

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そんな訳で他に見たことの無いトラス橋での後追い写真になってしまいました。

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・・・でもこの写真、存外気に入ってます(決して負け惜しみではありません)。

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11月6日水曜日。晴れ。朝は雲が多めでしたが日中はスッキリ晴れました。朝は9℃、日中は20℃。

今日のクリニックは、かぜ症状の方が更に増えて、昨日を越える大混雑になりました。11月に入ってインフルエンザワクチン接種を希望される方もたくさん。その上、当院の近隣では水曜日お休みのクリニックが多いので・・・。午前も午後も診療終了がだいぶ遅くなってしまいました。

早めに終われば横浜まで講演会を聴きに行こうかと思っていましたが、そうは問屋が卸さず~。

さて一昨日の月曜日の続き。前日日曜日から阿賀野川沿いの静かな温泉地(数件の温泉旅館以外はほとんど何もありません)咲花温泉に投宿。例によって早くに目が覚めてしまったので、朝5時過ぎに大浴場へ。さすがにどなたもいらっしゃいませんでした。窓の外はまだ真っ暗でしたが、かなり雨が降っている様子。朝食を取りながらもどうするか思案。

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チョッと心が萎えかけましたが、折角なので頑張って雨の中を出撃することに。いつでも撤退出来るように駅近くの撮影地で・・・ということで、結局昨日に引き続き三川駅で下車。

三川駅は無人駅。駅の待合室で自分はポンチョを着て、リュックにはレインカバーを被せ、カメラとビデオにはホテルで頂いて来たシャワーキャップを被せてから撮影ポイントへ。

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こんな雨の中でも既に近場は先客が陣取っておられました。結局昨日と同じ場所でセッティングすることに。今日もやや遅れて出発の汽笛!。盛大なドラフト音が周囲に響き渡ります。

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同じ場所でも、天候や風向き、煙の量で全く様相が異なるのが蒸機の魅力。

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昨日同様そのまま追いかけて山都~喜多方間へ。

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結局のところ似た様な写真を量産して参りました~。

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通過後は直ちに喜多方駅から会津若松駅へ。

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さらに485系「あいづライナー」に乗り換えて郡山へ。

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「あいづライナー」は“八重の桜”の広告塔と化していました。

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郡山からは東北新幹線「やまびこ」に乗り換えて東京駅へ。

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例年の如く、このルートは乗り継ぎがあまりにも良過ぎてお土産を買うヒマも無し。

3連休最終日、夕刻の東京駅は帰路に着く旅行者で大混雑でした。

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11月5日火曜日。晴れ。爽やかな秋晴れの一日になりました。朝は9℃、日中は19℃まで。

3連休明けのクリニックはやっぱり朝から大混雑。かぜ症状の方が大勢いらっしゃいました。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は大和市医師会理事会。議事・報告事項は多かったもののスムースに進行して午後8時半頃には終了。帰宅時にはだいぶ気温が下がって寒くなりました。

さて一昨日の日曜日の続き。会津若松で遅めの昼食をとった後、今度は折り返しの新潟行き「ばんえつ物語」に乗車。

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ホームには「あかべぇ」。

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発車時刻が近付くと、留置線からホームへ推進で入って来ました。

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何回も写真は撮りに来ているけれど、実は乗るのは今回が初めてです。

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発売と同時に最近登場したグリーン車のチケットを取ってありました。グリーン車の座席は横3列の贅沢な構造。それでも普通列車のグリーン料金ですのでたったの950円!。15時25分の定刻、大きな汽笛を鳴らして発車。

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特筆すべきは先頭の展望室。グリーン車の乗客専用です。

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C57180のテンダーが目の前に見えて、奮闘ぶりが手に取る様。熱気すら伝わって来ます。蒸気機関車独特の前後動。現役時代を忘れていましたが、確かにこんな動きだったかも。

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車内では子どもたちを飽きさせない様々なイベントが工夫されていました。

野沢で機関車の点検作業のために小休止。その間、機関車前は記念撮影の人たちがたくさん。

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運転台に座らせてもらう子どもたちも。チョッと羨ましい!?。

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発車時刻が迫ると、皆ダッシュで客車に戻ります。

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津川でも小休止。日がとっぷりと暮れて雨まで降り出しました。それでも運転台は人気。

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照明灯とヘッドライトの明かり・・・。

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そこに蒸気と煙、さらに雨が加わって幻想的な光景。

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トンネルや鉄橋が近付くと大きな汽笛。トンネル内では客車内にどこからともなく煙が入り込んで来ます。昔の夜汽車はこんな感じだったのでしょうね~。

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18時02分咲花着。今日はここで下車して阿賀野川沿いの咲花温泉に泊まります。続きはまた後日。

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11月3日日曜日。新潟のホテルで目が覚めると外はどんより。小雨模様でした。

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朝一番の6時30分から朝食を済ませて新潟駅へ。現在新潟駅は在来線の高架化のために大工事中。「ばんえつ物語」は8時50分頃EF81に先導されて入線して来ました。

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最後尾の7号車は最近登場したグリーン車。グリーン車専用の展望室付きです。

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そして最後尾には磨き込まれたC57180号機!。

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先週、先々週は不調のためディーゼル機関車DE10が代走していたので心配していました。元気そうな姿で安心。

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今回は切り取り型の小型デフレクター(除煙板)を装備した姿。かつて九州の門司鉄道管理局で開発されたので“門鉄デフ”と呼ばれています。

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細身のC57のボイラーには門デフが良く似合います。

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元気な姿を確認してから9時18分の磐越西線会津若松行きで先回り。おなじみの三川駅に10時21分着。新潟駅では雨がパラついていましたが、ここまで来たら青空がのぞいていました。

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いつもの場所でカメラとビデオをセッティング。しばらくすると対向の普通列車が通過。新潟色のキハ40形気動車も少なくなりました。

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定刻の11時03分より数分遅れてC57180がやって来ました!。

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う~ん、今日は爆煙です。

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通過後は直ちに撤収して追跡開始。通常は3か所で撮影するのですが、今日は連休で混雑していそうだったのでダイレクトに山都~喜多方間へ。付近は既に撮影者で混雑していたので奥まった慶徳トンネル近くで待ち構えます。13時頃、良い煙を盛大に上げて登って来ました。

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撤収後は喜多方経由で会津若松まで。

ちょっと長くなって来たので続きはまた~。

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10月25日金曜日。雨。2連の台風が接近して、雨が降ったり止んだり。午後からは時間帯によって雨脚が強まって来ました。

今日のクリニックは悪天候に関わらずそれなりに混雑。長引く咳の方やかぜ症状の方は相変わらず多めでした。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜も医師会がらみの会議。夜9時頃に外に出たらどしゃ降りになっていてびっくり~。

(現在台風27号は潮岬の南約450km、台風28号は父島の北東約360km。すこし南へ逸れて直撃にはならずに済みました。)

さて先週の札幌行きの続きがまだあります。ちょうど先週の月曜日の体育の日(鉄道の日でもありました)は札幌地方は快晴。

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早めに朝食を済ませて千歳線の上野幌と西の里信号所の中間地点にある片桐作場踏切へ。昨日の雨でぬかるんだ道を怯まずに進むと小さな踏切が現れました。

どちらを向いても一直線。残念ながら下り列車は逆光になってしまいます。でも列車の接近と進行方向を踏切警報機が知らせてくれるので、とっても便利な場所。

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途中からは地元の年上の同業の方も加わって、3人で警報機の矢印の向きに合わせて踏切を右往左往。同じ様な写真を量産して来ました。以下は鉄道好きではない方々はご勘弁下さいませ~。

千歳空港行きの快速「エアポート」。

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一部は旭川から札幌までの特急「スーパーカムイ」が快速「エアポート」として千歳空港まで乗り入れています。785系と789系。

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室蘭と札幌を結ぶ特急「すずらん」も同じく785系。

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普通列車は3連が主体ですが6連も。

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上野発札幌行の「カシオペア」が登場。残念ながら逆光です~。

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「カシオペア」の最後部のスイートは滅多なことではチケットが取れません。

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「トワイライトエクスプレス」は今日は運転日ではありませんでしたが、同編成を使用した臨時列車が登場!。定期列車ではないのでヘッドマークはありません。

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車両は「北斗星」や「はまなす」と同世代の骨董品~。

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そして北海道の特急と言えば“青い顔+銀の車体”のディーゼル特急たち。下は281系「スーパー北斗」。

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最高速度130kmの俊足ですが、俊足すぎてトラブル続出!?。左下は283系「スーパーおおぞら」、右下は261系「スーパーとかち」。

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11月からは10km減速して運転の予定です。

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コンテナ貨物は今では全てJR貨物のDF200形ディーゼル機関車が牽引。

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「エコパワーレッドベア」の愛称。側面にはロゴマークが。

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今月からJR九州が「ななつ星 in 九州」牽引用に導入したのもこの機関車。

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で、今回の大トリは24時間前に上野から乗車して来た「北斗星」。11時頃でやや逆光も緩和。

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2両のJR北海道のDD51形ディーゼル機関車が、他の列車よりもゆっくりと通過して行きました。

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“銀”や“グリーン”よりもやっぱり“ブルー”が似合います。

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列車と戯れる至福の時間はあっと言う間に過ぎ去り、切りが無いので「北斗星」で打ち止めにして千歳空港へ。

14時のJALで羽田へ戻りました。

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たった2泊(そのうち1泊は車中泊)でしたが、十分に堪能して来ました~。

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10月20日日曜日。曇りのち雨。気温は日中も上がらず14~17℃でした。今日は終日冷たい雨。グズグズしたスッキリしない日曜日でした。

そんな訳で、またまた先週の札幌行きの続きです~。

10月14日体育の日の札幌は快晴でした。例によって旅先では早寝、早起き。JRタワーの部屋からの日の出です。

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折角早く目が覚めたので、札幌6時07分着の急行「はまなす」の到着を見に行きました。「はまなす」は青森と札幌を結ぶ夜行寝台急行。前夜の22時42分に青森を立って青函トンネルを抜け、一晩かけて札幌までやって来ました。札幌駅ホーム端で待っていると、朝日を背に受けてほぼ定刻に姿を現しました。

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「はまなす」は、津軽海峡線(青函トンネル)開通により廃止された青函連絡船の深夜便の代替として1988年に運転が開始されました。2012年3月のダイヤ改正で大阪~新潟間の急行「きたぐに」が廃止されたため、今ではJRグループ唯一の定期急行列車。絶滅危惧種です。

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牽引機は「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」と同じJR北海道の青いDD51形ディーゼル機関車。

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単機牽引なのでホームからはみ出さずに停車。なぜかヘッドマークがまがっています。

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客車は今や貴重な14系(一部24系)客車。基本は7両編成ですが多客期は増結。今日は連休のためか寝台3両と座席車7両の10両編成でした。

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スハネフ14は発電用のエンジンを積んでいるので、結構な騒音。

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長年の風雪に耐えながら潮風の中を走るせいか、外板は相当痛んでいます。

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安価に横になって過ごせるようにカーペット敷きの車両も用意されています。青函連絡船にもあった船の桟敷席のような感じです。

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車両の古さに加え、手入れの悪さも気になるところ。

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やはり近々廃止になりそうな雰囲気!?。

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10月18日金曜日。曇り時々晴れ。今日も最高気温は昨日と同じく20℃止まりでやっと秋本番!?。

今日のクリニックは混雑気味でした。台風、休診日、そして今日ですから、やむを得ないかもしれません。繰り返しになりますが、なぜか台風が通過すると調子の悪い方が増えます。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今日は社会保険懇話会。毎年この時期に「保険診療の向上及び適正化を図る」ことを目的に全保険医を対象に開催されます。そんな訳で、普段お目にかかるチャンスの少ない他科の先生方にも。会場を出たのは夜9時頃。意外に寒くてびっくり~。

さて今日も先日の日曜日の続きを。「北斗星」は札幌11時15分着。周囲は当然のことながらJR北海道の車両たち。

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新鋭車両が多い中、ちょうど国鉄時代から引き継いだキハ183形の特急「オホーツク」が5時間以上かけて網走から到着しました。長年風雪に耐えた車体はかなりの痛み具合。

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到着後はどこかで北海道車両たちの走行写真を撮ろうと考えていましたが生憎の天気。直ぐに屋根下に逃げ込めるように安直な駅撮りにすることに。今日は上りの「トワイライトエクスプレス」の運転日なので、それをメインに千歳線の南千歳から2つ苫小牧寄りの植苗駅まで行ってみることに。

札幌発12時57分発の苫小牧行き普通列車に乗って14時12分植苗に到着。われわれ以外には誰も降りませんでした。列車が行ってしまうと周囲は風の音が聞こえるだけ。

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ホームは2面。元々は3線あった様ですが、中線の線路は剥がされています。

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駅本屋は新しくなっています。もちろん無人駅。でもここは北海道の交通系ICカード“Kitaca”のエリア内なので、この3月からはここでも“PASMO”や“Suica”(もちろんICOCAもSUGOCAも・・・)が使えます。チョッと不思議な感じ。左下はホーム側から、右下は駅前広場側から見たところ。

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ウトナイ湖が近いためか、白鳥!?らしき水鳥の編隊が上空を通過。

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ホームの端で待っていると、意外に頻繁に列車がやって来ます。でも乗り降りする人は皆無。

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札幌発室蘭行きの特急「すずらん」が猛スピードで駆け抜けて行きます。

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そして今日の主役、大阪行きの「トワイライトエクスプレス」が登場!。

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札幌を14時05分に出て、大阪には翌日の12時53分着。そのうち挑戦したいところ。

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そしてDF200牽引のコンテナ貨物列車を撮って本日は打ち止め。植苗駅に滞在中は結局どなたも駅に現れませんでした。帰りの電車に乗り込むのもわれわれのみ。

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今夜は札幌駅上のJRタワーに宿泊。しばらく前までは満室だったのに、直前にインターネット上にリーズナブルな価格の空室がザクザク出て来ました。JR北海道の不祥事が発覚してキャンセルされた方がいらしたのかも!?。

部屋から見る札幌の街は・・・あれっ、意外に暗い。考えてみれば日曜日でした。

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光り輝いているのは大通り公園のテレビ塔。

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続きはまた後日~。

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10月17日木曜日。曇りのち晴れ。最高気温は20℃止まりで、台風が過ぎ去って秋が深まった感じ。

今日は休診日でしたが、日中は所用であちらこちら動いておりました。夕方からは床屋さんと買物。

さて先週末の続きをご報告しなければなりません。12日土曜日は、先日書きました様に上野発札幌行きの「北斗星」に乗車。食堂車での食事が終わって夜9時頃に自分の寝台に戻りましたが、停車駅や機関車交換などのイベントが気になって寝ていてはいられません。青森では青函トンネル用の機関車に付け替え。進行方向が変わって1号車側が先頭に。午前4時22分に発車。午前5時07分頃に青函トンネルに突入しました。

トンネルの通過時間は約40分。1号車に行って見ると、貫通窓から赤い電気機関車に着けられた「北斗星」のヘッドマークが見えました。下の方が光っているのは客車側のテールサインが反射しているから。

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トンネル内の照明で機関車のナンバープレートが光って、今日の牽引機がED7914であることが判りました。

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トンネルを抜けると生憎の雨。津軽海峡は鉛色でした。沿線の新幹線工事もだいぶ進捗して高架橋が林立していました。

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函館には定時の6時35分より数分遅れて到着。ED79形交流電気機関車はED75形を青函トンネル用に改造したもの。ここでしか見られない貴重な機関車です。

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21両改造されましたが、新鋭機に押されて現在は9両が残るのみ。新幹線の開業を前にして既に風前の灯です。

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ここで再度方向転換と機関車付け替え。ここからはしばらく非電化区間なのでDD51形ディーゼル機関車が重連で先頭に立ちます。

さて発車と当時に車内に戻って、朝は6時30分から営業を開始している食堂車へ。「北斗星」は食堂車のある唯一の定期列車(カシオペアやトワイライトエクスプレスは不定期列車です)ですので、せいぜい食堂車に敬意を表さなければなりません。

メニューは洋朝食と和朝食の2種。狭い車内ですが、流れゆく風景を見ながら食事がとれるのは今では最高に贅沢なこと。

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ただいま大沼公園の小沼の湖岸を走行中。朝食とコーヒーでしっかり目が覚めました。

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駒ケ岳山麓を進んで内浦湾側へ。防波堤の向こう側は内浦湾です。写真は人影の無い森駅。有名な森駅の駅弁「いかめし」は、今では駅では買えませんが、都心のデパートのイベントでは買えます・・・。

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湾沿いの落部駅は木造でしたが、やはり人の気配無し。

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長万部、洞爺、東室蘭、苫小牧を過ぎ、千歳線に入る頃には時折青空が見えましたが・・・。

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札幌に着く頃にはまた雨になっていました。先頭に行くと重連の青い塗装のDD51形ディーゼル機関車。ホーム端ギリギリに停車しているので、写真はうまく取れません~。

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このDD51も昭和48年~50年に製造された年代物。

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客車も牽引機もとっくに耐用年数は過ぎています。「北斗星」そして「JR北海道」の厳しい現実が突き付けられているのかも。

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乗客を降ろした後、11時32分に手稲の基地へ引き上げて行きました。

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この車両は清掃、整備ののち、17時12分札幌発上り「北斗星」としてまた上野へ・・・。

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10月12日土曜日。晴れ。今日は朝から快晴で最高気温は31℃!。10月も中旬というのに気温は8月下旬並みだったそうです。一体どうしたことでしょう。

今日のクリニックは朝からやっぱり混雑気味。皆さんこの気温差で体調を崩された様子。診療終了後は少々事務仕事をこなした後に上野駅へ(!?)。

札幌行きの寝台特急「北斗星」は18時45分に13番線に入線。実は1ヶ月前にチケットをゲットしておりました。

上野駅13番ホームは地上ホーム。昔ながらの頭端式のホームなので、客車列車は推進運転で入って来ます(後ろの機関車と連絡を取りながら客車の貫通扉を開けて前を監視する方のことを業界では「ラッパ屋」さんと呼びます)。

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機関車は2009年から導入されたEF510形500番代。交流・直流両用の電気機関車で青森まで担当。今日は512号機でした。

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手入れが行き届いていてピカピカです。運転台の後ろには「がんばろう東北」のステッカー。

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今宵のベッドは2号車。開放式B寝台の下段です。

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個室系は瞬時に売り切れた様で、チケットが手に入りませんでした。今宵は連休のためかほぼ満席状態。

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車番はオハネフ24501。元々は昭和47年に製造されたオハネ14を改造した車両。現在は中間に組み込まれていますが、車掌室付きの緩急車改造されていますので、貫通ドアにはちゃんとテールマーク表示器が。

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寝台は2段式。古典的な開放式寝台なのでプライバシーはカーテン1枚のみですが、昔はそれが当たり前でした。

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寝台側の窓の中央には目障りな昇降用の折りたたみ式ハシゴ。通路には折りたたみ式の椅子が備えられています。

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元はブルーだったモケットやカーテンの色が変わったり、可動式だった上段が固定されたり、灰皿が撤去されたりはしていますが、基本構造は驚くほど国鉄時代から変わっていません。左下が上段、右下が下段。

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寝具をセットしてカーテンを引くとベット幅70cmのプライベート空間が誕生!。昔からこの非日常空間がワクワクするんですよね~。

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19時03分、列車は静かに動き出しました。車掌さんの長~い案内放送と検札が終わると、いよいよ19時45分から食堂車が営業開始になります。揺れる車内を早速2号車から7号車の食堂車へ。

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今日の車番はスシ24505。こちらは特急形交直流電車サシ481を昭和63年に客車化改造したもの。

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後年になって新造された「カシオペア」の車両に比べると、「北斗星」は各車両とも既に約40年の歳月を走り続けた車両ばかり。行く末が案じられます。

札幌まで16時間余り。まだ走り始めたばかりですが続きは後日に~。

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10月6日日曜日。曇りのち晴れ。朝のうちは曇っていましたが、午後からは天気が回復して26℃まで上がりました。

今日は自宅で大人しく片付けもの。珍しく(!?)休養日に充てました。

そんな訳で、夏の旅行の続きの写真をアップしました。今回はウィーンのトラムと地下鉄の写真をサラッと(また“鉄ネタ”ですみません~)。

現在ウィーンの地下鉄は5系統、トラムは約35系統だそうで、プラハ同様トラムが主役。地下鉄車両はプラハに比べると近代的スタイル。

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地下鉄とは言っても地上部分を走る場所がたくさん。

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写真はVolkstheater駅。周辺は博物館だらけの場所。

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トラムは総延長172kmでヨーロッパの中でも有数の規模。歴史を辿ると1865年に馬車鉄道として開業したそうです(日本では江戸時代!)。

車両はプラハ同様結構古そうなものが残っていますが、全般的に小奇麗。

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やはり後部には運転台は無く、終点で転回して来る様です。

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ホームは歩道と同じくらいの段差があるだけ。71とか2とかDとかの文字は運行系統の表示。

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もちろん新しい車両もたくさん走っていますが・・・。

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古い車両の方が“味”があって好きです~。

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右に見える建物は有名なウィーンのオペラ座。

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今回は72時間有効で主要博物館の入場料の割引が付くウィーンカードを購入して乗りまくり~。でも相当頑張らないと“もと”は取れません。

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そんな訳で、帰国の日もギリギリまで・・・。派手なラッピングの近代車両がやって来ました。

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7連接構造のイモムシのような車両は超低床車両(Ultra Low Floor)、略してULF(ウルフ)。ポルシェのデザインです。

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まだもう少しだけ続きます~。

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10月4日金曜日。曇り。終日どんより曇り空で日中の最高気温は何と19℃!。昨日は29℃だったのに、一気に秋が深まった感じです。

今日のクリニックは比較的平穏。9月末で特定健診が終了したので検査が激減。まぁこれが普通の状況なんですが、過酷な日々から一転したので、しばらくは幸せな気分を味わえます!?。この気温差のせいか喘息の方がちらほら。

さて、先日帰宅時にたまたま乗り合わせた2000形。天井を見上げたら妙に明るくて眩しい感じ。なんと室内照明がLEDになっていました。編成は2052Fで8月末にLED化されたそうです。

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良く見たら優先席付近だけ電球色のLED。そっと差別化が図られていました。

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外から見ると、電球色の方がやっぱり暖かい感じがしますが・・・。

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電球色と蛍光灯色の差は微妙で、ボーッとしてたら気付かないかも。まさかブルーとかピンクの照明という訳にもいかないでしょうが~。

月が替わってから届く郵便は請求書ばかり。整理をしてからクリニックを出たら冷たい雨~。

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9月29日日曜日。晴れ。今日も秋晴れ。気温は27℃まで上がって汗ばむ陽気。9月も末というのに、アブラゼミもツクツクホウシもまだ元気に鳴いていました。

午前中は自宅で片付けもの。少々運動不足気味だったので、夕方からは散歩がてら表参道まで出かけました。神宮前交差点にたくさんの警察官の方々が出ていたので要人の方でも通過するのかと思ったら、原発再稼働反対のデモ行進でした。ご苦労様です~。

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いつもの様に、鉄道模型店のモデルスイモン原宿店に立ち寄ったら、天賞堂のプラスチック製のコンテナ貨物が山積みになっていました。思わず購入。プロトタイプは昭和35年から45年まで製造されたコキ5500形です。

例によって中国製の量産品ですが、スッキリとした仕上がり。白いコンテナは「冷蔵コンテナ」です。

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冷蔵コンテナが積載されている方のコキ5500形は初期量産型。縦の補強が少ないタイプです。

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コンテナははずすことが出来て、本体のフレームや床下のディティールも表現されています。

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台車の質感はやはり“プラ”ですが致し方ないところ。「戸口から戸口へ」のキャッチが何だか懐かしいです~。

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しばらく前までは現役を引退したコンテナが倉庫代わりに使われているのを見かけましたが、最近はとんと見かけなくなりましたね~。

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9月27日金曜日。晴れ。昨夕から気温が下がって今朝は13℃でした。さすがに長袖の上着で出勤。日中はそれでも24℃まで上がりました。

今日のクリニックは朝から大混雑。気温が下がって体調を崩された方が多かったようです。かぜ症状や喘息様の長引く咳の方、その上特定健診も終了間際で駆け込み受診の方が・・・。

ところで、この夏の旅行の報告がまだ終わっていませんでしたので久しぶりに続きを~。

プラハから列車でウィーンに着いた翌日は、ウィーン観光もせずに早朝の列車でザルツブルグまで往復して来ました。

ウィーン西駅を朝7時36分発の「レイルジェット」に乗車。

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かつてオーストリア連邦鉄道にはウィーンとパリを結ぶEC(国際特急)「モーツァルト」号がありましたが、2007年にパリ~ストラスブール間にフランス高速鉄道TGVが開業したために廃止になってしまいました。その代わりに登場したのが「レイルジェット」です。

運行ルートは、ブタペスト~ウィーン~ザルツブルグ~ミュンヘンとウィーン~ザルツブルグ~インスブルック~チューリッヒ。

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車輛は赤とオレンジの専用塗装。ヨーロッパでは多い動力集中方式で、客車7両と編成端に機関車。機関車と反対側の客車にも立派な運転台が付いています。

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ビジネスクラス1両と1等車2両、2等車4両の構成。ビジネスクラスは食事やドリンクサービスが付くそうです。

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今回は1等車を奮発。チケットは自宅のパソコンからインターネットで取ってプリントアウトして来ました。車内での検札はコードを機械で読み取るだけでいとも簡単。

オーストリア連邦鉄道(ÖBB)のホームページは、ドイツ語の他に英語表示も出来るので便利ですが、プリントアウトしたチケットはドイツ語表示のみでした。

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ウィーンを発車すると直ぐにメニューが配られます。アルコール、ソフトドリンク、コーヒー、スープやサラダ、パニーニ、サンドウィッチ・・・。国際列車らしく通貨表記はユーロ、スイスフラン、チェココルナの3種が併記されていました。

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最高速度は230km。走行位置や速度が天井やデッキのモニターに表示されます。

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1等車は横3列で対面式です。車内はもちろんWi-Fi環境。

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線路はまだ工事中のところが多くて、これから順次高速化される模様。ザルツブルグ近くはカーブが多くてスピードも出ず。

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車窓がだんだん“チロル”っぽくなって来て・・・。

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ザルツブルグにはほぼ定刻に到着。ウィーンから2時間22分でした。

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ザルツブルグ駅は改装されたばかりなのか、真新しくて装備も近代的。

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側線にはレイルジェット塗装と一般塗装の機関車が重連で停まっていました。

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一般塗装との塗りの違いが良く判ります。

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隣のホームにはミュンヘン行きのドイツ国鉄(DB)の列車。こちらの機関車はチョッとクラシックな感じです。

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その後ザルツブルグの街を一通り観光して(そちらは後日ご報告します)、帰りは18時02分発のレイルジェットに。

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ザルツブルグ駅で列車を待っていると構内には特殊ラッピングを施された機関車たちが次々と登場。

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なかなか日本では見られないデザイン。

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さて帰りのレイルジェットは来る時と違ってガラガラ。隣の車両は車椅子スペースのある1等車とレストランの合造車。

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奥の扉はレストラン。

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本格的な食堂車ではなくて、かつての国鉄のビュフェの感じです。行きは満席だったので、帰りは駅のスーパーで食料を買い込んで乗車してしまいましたが、こんなに空いているならレストランで食べて見ても良かったです~。

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乗客は少なくても、ウィーンが近くなると本来の高速性を発揮!。

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ウィーン西駅の到着は20時22分。まだ明るいうちに帰り着きました。

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ここのところ鉄ネタばかりで済みません~。

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9月24日火曜日。曇り。朝のうちは小雨が降って気温は19℃、日中は27℃。まさに「暑さ寒さも・・・」です。

今日のクリニックは朝から大混雑。急に気温が下がったためか、かぜ症状の方がたくさん。特定健診の方も大勢でした。

診療終了後は大和市医師会内科医会の講演会に出席。今夜は伊藤病院内科部長吉村弘先生による「甲状腺疾患の診断、これだけは」。伊藤病院は東京表参道にある日本で最も症例数の多い甲状腺専門病院。豊富なデータに基づくお話しは目からウロコでした。会場を出たのは夜9時半頃。いつの間にか雨が降っていました。

さて昨日までの連休の続き。土曜日に福岡で1泊し、翌日曜日に熊本で開催中の第61回日本心臓病学会に出席するために早朝の新幹線で熊本入り。

JR熊本駅は市の中心街から離れた場所にあります。中心部までは市電が便利。

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吊り掛けモーターに木の床の古い車両も活躍中。

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熊本城の近くの繁華街にあるホテル日航熊本など、数ヵ所が今回の学会の会場になっています。

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最寄りの停留場からは熊本城と市電の組み合わせの写真がバッチリ撮れました。

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ネームカードや学会速報には「くまモン」が登場。昨日は受付を手伝っていたらしいです。

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私は日本心臓病学会の特別会員(FJCC)なので、受付に名札は準備されていて会場費は要りません。でも特別会員は会費も高いので先払いしている様なもの。参加しないともったいない!?。

しばし会場で講演を聴き、ポスター発表や展示を眺め、書籍コーナーに立ち寄ったりしているうちに、アッと言う間にタイムリミット。

熊本駅に戻る前に会場近くの熊本城に挨拶に。・・・とは言っても熊本城は今回で4度目。ネクタイに革靴で汗だくで登っているのは明らかに同業者。

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気温は30℃を超えてあまりに暑かったので、何度か上がったことのある天守閣は外観を眺めるだけで失礼することに。

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その後、熊本洋学校の教師をしていたジェーンズ邸へ。大河ドラマをご覧になっている方はご存知の様に、アメリカ人教師ジェーンズは同志社の創成期に熊本から転入して来た「熊本バンド」の面々のご師匠さんです。

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ここは後に神風連の乱や西南戦争時に、敵味方関係なく戦傷者を救済する博愛社(後の日本赤十字)の設立を許可した征討大総督である有栖川宮熾仁親王の宿所にもなっていたそうで、2階には日赤関連の資料も。

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隣接して夏目漱石の旧居が保存されていますが、中には入れません。

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さて学会は本日までですが、明日は秋分の日でお休み。折角ここまで来たので久留米経由で久大本線に乗って由布院へ寄り道することに。

夕方の「ゆふいんの森」号はハイデッカー4両編成。

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先頭部は展望席になっていて、眺めは良好~。

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ハイデッカー同士の車両間は“渡り廊下”のような構造で水平移動出来ます。

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日田、豊後森など、のどかな風景の中を快走。

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夕刻に由布院駅に到着しました。

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今夜は温泉でふやけることにします~。

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9月17日火曜日。晴れ。台風18号は東北、北海道をぬけて温帯低気圧になりました。今朝は全国的に台風一過、爽やかな秋晴れになりました。大和は最高気温28℃。

3連休明けのクリニックはやっぱり混雑。かぜ症状の方がそれなりに。感染性胃腸炎様の症状の方が散見されました。

特定健診は今月末に向けて終盤の追い込み。あと僅かの期間頑張れば・・・。

さて夏の旅行のレポートがまだ終わっていませんでした。今日はその続きを。

プラハから列車でウィーンに着いた翌日、早朝のウィーン西駅へ。ここは文字通り“西”方面へのターミナル駅です。

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発着する列車が多くて活気に富んでいました。車両はどれも綺麗でモダン。

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レギオナルツークはオーストリア国内で運行されている普通列車。

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2階建てのごっつい車両も。

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夜行列車も到着。

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もちろん食堂車付き!。のぞいて見ると白いテーブルクロスがかかって本格的な食堂車でした。

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次の機会には是非とも寝台列車に乗って国境を越えてみたいです~。

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到着した列車にも、これから出発列車にも後尾に自動車輸送用の貨車が連結されていました。

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自動車積み込み用のホームではまさに積み込みの真最中。

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日本でもかつては“カートレイン”がありましたが、あまり認知されないうちに消えてしまいましたね~。

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クルマだけではなく大型バイクも。

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さてこれからオーストリアの西に位置するザルツブルグへ向かいます。

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9月10日火曜日。曇り。昨日に続いて今日も最高気温は27℃。過ごし易い一日でした。

今日もクリニックは特定健診でバタバタ。・・・とは言っても検査の方が多いからで、受診者数は普段と大差ありません。昼は会計業務で大和市医師会へ。帰院後は直ぐに午後の診療。今日は午前中よりも午後の方が予約外で来院される方が多くて、だいぶ予約時間が押し気味になってしまいました。診療終了後は肺がん検診の結果作成などの事務仕事が文字通り山積みです~。

さてまだ夏の旅行ネタが残っていますので続きを・・・。

4日目の朝、プラハからウィーンへ列車で移動しました。プラハ本駅は残念ながら改修中で、駅本屋の内部は見られず。その上、朝は逆光で外観の写真も撮れず~。

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地下の発車時刻の掲示版の前にはたくさんの旅行者。

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発車時刻が近付かないと発車ホームが掲示されないので、皆それを待っていたのでした。掲示が出るたびに一斉に移動。“ODJEZD”が出発の意味でしょうか。

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ホームへ上がると、ホームの上屋はヨーロッパでは一般的なドーム状。チョッと薄汚れた感じ。行き止まりの頭端式ホーム(櫛形ホーム)ではなく通過型ホーム。ヨーロッパの大きい駅では珍しいかも。

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隣のホームにはチェコのシュコダ製のチェコ国鉄371型(交直両用3080kW)に牽かれた客車列車。

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1996年製にしてはスタイルは野暮ったい感じ!?。

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今回乗車する8時39分発EC75列車が入って来ました。EC75列車のECは国際列車EuroCityの略。この75列車はFranz Schubert号という愛称が付いています。

あれれ、機関車はチェコ国鉄ではなくてオーストリア連邦鉄道(ÖBB, Österreichische Bundesbahnen)の真っ赤な1216型でした。ヨーロッパにおける汎用機でチョッと残念。

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この1216型はドイツ・シーメンス製のユーロスプリンターシリーズ。3電源方式で、時速357km/hの記録を持つ機関車だそうです。

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朝日に赤が映えて眩しい~。後はプラハ本駅の塔。

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機関車のすぐ後が1等車。客車はチェコ国鉄の車両です。

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次に食堂車のはずが・・・今日はなぜか連結されていません(涙)!。車内に置いてあったリーフレットにも食堂車が連結されていることになっているのですが残念。

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・・・とういうことで、1等車の隣は車椅子や自転車置場のある2等車。

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車内には自転車が立て掛けられるスペースや・・・。

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車椅子のリフトも完備されています。

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出発時刻が迫ったところで隣のホームにチェコ国鉄が誇るスーパーシティ・ペンドリーノが入って来ました。チェコ国内最高速度記録237km/hを保持する3電源振り子式車両です。ベースはイタリアの「ペンドリーノ」シリーズ。発車時刻が迫っていて近付けず~。

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わがEC75列車は定刻の8時39分に何の前触れもなくゆっくりとホームを離れました。車窓には武骨な感じのチェコ製機関車の姿が。

 

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今回はチョッと贅沢をして1等車を確保。さほど2等車との料金格差はありませんが、車内も至ってシンプルで特別な装備はありません。

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リーフレットには途中駅の到着時刻、出発時刻、乗り継ぎ列車が記載されています。どこかの国の様にうるさく車内放送を繰り返されるよりもいいかも。

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車窓はとってものどかな風景が続きます。

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時折小さな街にさしかかりますが、あとはまた農村風景。

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最初の停車駅Pardubiceは2分停車。

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ローカル列車にも乗ってみたいけれど・・・。

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車窓から見かける電気機関車は塗装は異なっても形態的には同じコンセプト。

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Brno駅では機関車を見に先頭へ。3分停車なので乗り遅れない様にしないとね~。

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ホーム端からは2本の尖塔が見えました。

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そこへ反対方向から古めかしい電気機関車が入って来ました。242型という電気機関車の様で、出自は不明ですが相当古そうな形。

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ホームでは車掌さんたちが談笑。

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バタバタしている変な日本人を物珍しそうに!?。

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昼食は車内販売のサンドウィッチとコーヒー。車内ではチェココルナでもユーロでも使用可。

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Breclav駅はチェコとオーストリアの国境の駅で8分停車。

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でもEU同士なのでパスポートコントロールも無し。乗務員は当然交代してオーストリアの車掌さんが再度乗車券のチェックに来ました。

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国境を越えて1時間程でウィーンの街中へ。ドナウ川を渡り・・・。

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大工事中のウィーン中央駅をゆっくり通過。

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終点のひとつ手前、真新しいWien Meidling駅で下車。ほぼ定時13時24分に到着。5時間弱の旅でした。

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駅の案内放送はチェコ語からドイツ語になっていました。

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さてこれからウィーンを見てまわります~。

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9月4日水曜日。曇り時々雨。昨夜は結構ひどい雨が降っていましたが、朝の通勤時は上がっていました。

ところが、診療が始まってふと外を見たら物凄い豪雨!。ありゃりゃと思っていたら9時18分頃、鳥島近海を震源とする最大震度4の地震。結構揺れが大きく感じられましたが、大和は震度2(!?)だったそうです。

今日は終日大気が不安定で、突然雨が降ったり薄日が射したり。時間帯によって患者さんもずぶ濡れだったり、汗だくだったり・・・。でも悪天候のためか予約外で来院される方は少なめで比較的平穏な一日でした。

さて今日はこの夏の旅行ネタの続き(もう9月なのになかなか先へ進まなくて済みません~)。

今日はプラハのトラムのまとめ。プラハの中心部の主たる交通機関は何と言ってもトラム。地下鉄3系統に対してトラムは35系統。延長114kmもあるそうです。

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一番良く見かける車輛は、クリームと赤のツートンカラーで丸みを帯びたチョッとクラシカルな車体。これは社会主義時代、当時のチェコスロバキアで製造されたタトラ社製の「タトラカー」。形式はタトラT3です。

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製造元のチェコのみならず、旧ソ連などでもライセンス生産。

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チェコ、東ドイツ、ソ連、ルーマニア、ユーゴスラビア、そして北朝鮮など共産圏の国々で広く使われ、実に1万4000台も製造されたそうです。

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プラハ市内ではまだまだこの旧式のタトラT3が主役。下の写真は行先表示が近代化されているタイプ。

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パンタグラフが巨大で架線が高い位置に張られているのは、社会主義時代に下を戦車が通れるようにしたからとか(!?)。

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ちょっと変わった塗装はタトラT3の更新車。中央部のみ低床化改造されています。

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ラッピングカーも走っていました。下はサムソン。

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ところで前(写真左下)と後(写真右下)で随分顔付きが違います。

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後は何だかあっさりした顔付き。

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良く見ると後ろには前照灯も無ければ運転台もありません!。

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実は終点はループになっていて、前進のまま方向転換する構造になっているのだそうです。なるほど~。でも終点まで行って確かめて来るべきでした。

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左下は運転台側。右下は運転台側から後方を見たところ。確かに後は運転台が無いし固定座席が全て進行方向を向いています。

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さてプラハの街には古いトラムが良く似合いますが、もちろんタトラT3よりも新しい形式も。角張ったデザインはタトラT6A5。

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新型になると巨大菱形パンタではなくてシングルアームのパンタグラフ。低床タイプはKT8D5の更新車両。

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右に並んでいるタトラT3に比べると随分近代的な印象。

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さらに新型の低床5連接車は、やはり自国のチェコ製でシュコダ14T。何とデザインはポルシェだそうで近未来的な感じ。

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そして目下の最新鋭はシュコダ15T。3連接車です。

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さすがに音も静かで乗り心地も良いです。

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古い街並みにも意外にマッチ。

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最後に車両中心では無くて「トラムのある風景」の写真を何点か・・・。

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さて次回はプラハからウィーンへ向かいます~。

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8月21日水曜日。曇り一時雨。スッキリしない天気だった割に最高気温は33℃まで上がって終日ジットリ~。

今日のクリニックは相変わらず特定健診でバタバタしていました。予約外の方は午前早めの時間帯に多めでしたが、その波が一段落した後は比較的平穏に。診療はほぼ時間通りに終了しました。

診療終了後はいつもの事務仕事。9時頃には切り上げましたが、外に出て見たらビックリするほどの湿度。直前まで雨が降っていた様で、気温27℃で湿度94%。じっとしていても汗が~。

さて今日は先日の旅行の続きを。プラハ到着の翌日は、まずは高台にあるプラハ城に上がってみることに。地図を見ると地下鉄とトラムを使って楽に行けそうです。

下の写真が地下鉄の入口のマーク。知らないと通り過ぎてしまいそう。

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地下にあるキオスクで一日乗車券を購入。これで24時間、地下鉄、トラム、バス、さらにケーブルカーも乗り放題。

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通貨はチェココルナ(チョココロネではありません)。EUなのにユーロではありません。1コルナは約5円。一日乗車券は110コルナです。

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駅構内は日本よりも薄暗い感じ。長~いエスカレーターが3基。かなり深いところを走っている様です。

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駅の表示はチェコ語のみですが、行先の駅名を地図と照らし合わせればどこへでも~。地下鉄はA線、B線、C線の3系統のみで、東京の地下鉄に比べればはるかに単純。

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日本のガイドブックのカタカナ表記では「ムーステク駅」と書いてあるのでそのままローマ字読みで良いのでしょうか。

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やって来る電車はみんな同じ色、同じ型に見えます。

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実用本位、質実剛健って感じの車両です。

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トラムへの乗り換え駅はお洒落な内装。円形の断面でシールド工法の様です。

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こちらは「マロストランスカー駅」(!?)。

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地上へ出て見ると、駅への入口はやっぱり目立ちません。

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さてここからトラムに乗り換え。車両は古そうですが・・・。

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山道のカーブもグイグイ上がって、プラハ城の入口の駅に到着。

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・・・とここまででプラハ城に辿り着く前に今日は時間切れ。続きはまた後日~。

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8月19日月曜日。晴れ。今日も最高気温は33℃まで。相変わらずの厳しい残暑が続いています。朝の通勤電車はまだまだ普段より空いていて、夏休みの余韻が残っている様です。

夏季休診を終えて、今日から当院は診療再開。休み明けのクリニックはやっぱり混雑しました。咳や熱などのかぜ症状の方はやはり冷房によるものでしょうか。動悸、息切れ、食欲不振、胸部不快感・・・連日の暑さが悪さをしていそうな症状の方も。

夜中にあまりの暑さで目が覚めたご高齢のご夫妻。冷房を入れたはずが間違えて暖房だったそうで・・・笑い事ではありません。家電のメーカーさんには目が悪くても間違えないスイッチを考えてもらわないとね~。

さて先週は1週間お休みを頂いて、今回はチェコとオーストリアへ行って来ました(もちろん鉄道の旅!?)。折りを見て少しずつそのご報告を。

まずは初日8月11日の朝、雑踏の成田空港からオーストリア航空で国外逃亡。

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まずはウィーンまで約12時間の道程。飛行機は見るのは好きですが・・・。

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ウィーン到着後、入国手続きを済ませて17時10分のプラハ行きに乗り継ぎ。プラハ便はオランダのフォッカー100型でした(フォッカーは1997年に倒産した会社です)。日本ではあまり馴染みの無い機種です。

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フライトは約50分。さすがにここではお盆休みの影響は無い様で、機内は空席だらけ。ツアー旅行ではないので周囲には日本人の姿はほとんど見かけません。

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プラハでは街中にホテルを取りました。荷物を置いて早速街へ。

下の写真は1968年の「プラハの春」の舞台になったヴァーツラフ広場の夕景。手前は車道ですが石畳。夜8時半ころまで明るいのが嬉しいです~。

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日曜の夜ですが、ウロウロしている人々がたくさん。奥の突き当たりに見えるのが国立博物館。

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おや、こんなところに線路が!。プラハの足は地下鉄もありますが、トラムが主役。

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次から次へとトラムがやって来ます!。結構なスピードでキビキビ走行していますが・・・。

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車両は社会主義時代からの旧いものが多数。

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とりあえずお腹が空いたので路上でこんなものを・・・。街中では英語は通じないことが多くてチェコ語。文字からしてチンプンカンプンですが、買物くらいはどうにでもなります。

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街中をうろついているうちに暗くなって来ました。時差は7時間なので日本時間では朝の4時頃。

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おいしそうなチョコレート屋さんを見つけてチョッと寄り道した後・・・。

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ホテルへ戻って翌日の作戦を。トラムに乗って街中を探検する予定です。

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C56

8月2日金曜日。曇り。今日もスッキリしない天気でしたが、雨降りにはなりませんでした。最高気温は29℃。朝の電車は8月になってグッと空いた感じ。気が付けば通学の高校生や大学生の姿が見えなくなりました。

電車は空いていたのに今日のクリニックは朝から大混雑でした。かぜ症状の方も多かったのですが、普段はお仕事の都合で予約でいらっしゃれない方々が、何故か今日まとまっていらっしゃいました。週末、月始め、昨日は休診日、来週末からお盆休み・・・いろいろな条件が重なったのでしょうが、最終的には2月、3月以来の混雑になってしまいました。スタッフ一同ヘロヘロです~。

さて先週このブログで模型の貨車のことを書きましたが、その際にC56型蒸気機関車の模型を取り出して眺めていたら、チョッと懐かしくなって今日はその昔に小海線で撮った写真をご披露(一部は2009年8月の再掲です)。

時は昭和47年8月、夏休みに遠征した時の写真です。小海線は小淵沢と小諸を結ぶローカル線ですが、JR(当時はもちろん国鉄です)最高地点を走ることで有名。ここをのんびりと小型のC56型蒸気機関車が牽く貨物列車が走っていました。

下は佐久海ノ口駅に停車しているところ。ホーム上の待合室がローカルムード満点です~。

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C56はローカル線で方向転換せずにバックでも運転出来る様に、テンダーの上部が斜めに切り取られています。

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国鉄職員の方々もローカル線では何だかのんびり!?。貨物ホームの側線は小さな駅にも大抵ありましたね~。

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下の写真は同じ列車を小海駅で捉えたところ。

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当時は列車を待つ乗客がたくさんいました。今では小海駅ですら1日平均200人だそうです。

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この列車の貨物はたった2両。そのうち1両は車掌車ですから・・・。

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今では蒸気機関車はもちろん、黒い貨車も、木製の電柱も、木造の待合室も、そして多くのローカル駅では駅員さんの姿も消えてしまいました。それでも線路が残ってくれていればまだ良い方で・・・。

夏が来れば思い出す光景でした。

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7月30日火曜日。曇り時々晴れ。日中は31℃!。

今日のクリニックはやはり混雑気味。長引く咳の方や体調不良を訴える方が今日もたくさん。もちろん特定健診も佳境です~。

朝の診療開始前も、昼休みも、夜の診療終了後も、診療をしている時間以外のほとんどの時間が特定健診の結果作成に費やされる昨今。それに加えて診断書、意見書、報告書、紹介状・・・。チョッと暴れたくなる日々が続いています~。

さて先日近所の書店に立ち寄ったら、またもや小田急本の新刊が!。

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「小田急電鉄 半世紀の軌跡」(写真:萩原二郎、生方良雄、諸河久 文:三好好三、彩流社、2013年8月1日発行)です。コンセプトはチョッと昔の小田急。昔の車両や駅舎の写真がたくさん。右下の写真はいにしえの鶴間駅。

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御殿場線乗り入れ用の気動車のカラー写真は結構貴重。沿線の古地図が添えられているところで、私的にはツボに嵌ってしまい目出度くお買い上げ~。

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2週間前にも小田急本について触れたばかりですが、そう律義に買い集めなくても良いのにね~。自責の念にかられております!?

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7月24日水曜日。曇りのち雨。朝は24℃、日中の最高気温は26℃。気温変化がほとんどない一日でしたが、湿度はタップリでジットリ~。

今日のクリニックはそれなりに混雑。昨日は平穏だったのに、今日は喉かぜ、咳かぜの方が多めでした。

さて、少々以前の話ですが、仕事のついでに立ち寄った横浜のとある鉄道模型店で、ショーウィンドウに飾られた“カ”と“ツム”を見つけました。あまりにマニアックなその存在に思わず購入(!?)。その道に無縁の一般の方には何のことやら??という感じでしょうが、どちらも国鉄の有蓋貨物の形式記号で、カは家畜車、ツは通風車のことです。

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“カ”は牛や山羊などの家畜を運ぶための車両で、外板がすかし張りになっています。

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今ならトラック輸送でしょうが、昔はほとんど鉄道輸送に頼っていたので、こんな特殊な車両がたくさんありました。因みに豚や鶏は別にそれ専用の形式がありました。

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韓国製ですが、床下まで驚異の作り込み!。こんなに作り込んでどーするの?って感じですが、マニア心をくすぐるものがあります。IMG_3700-1 

トラック輸送の普及で1977年には形式消滅。家畜車は全廃されてしまいました。

一方、“ツム”は野菜や果物などの生鮮食料品輸送用の通風車。青果物はアセトアルデヒドやエチレンなどのガスを発生するものや高温に弱いものが多いので、風通しの良い通風車が作られました。

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こちらも妻面、側面の通風口も破綻のないリアルな出来。実車はやはり1985年に形式消滅。

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“ツム”と言えば思いだされるのは小海線の高原野菜輸送の貨物列車ですね~。・・・ということで取り出したのは小海線のC56のモデル。

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イメージはこんな感じ!?。もっとも“カ”が小海線で運用されていたかどうかは定かではありません・・・。

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その道の方々以外には、何の役にも立たないお話しでした~。

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7月17日水曜日。曇り時々雨。朝は雨がポツリポツリで22℃!。日中は26℃で昨日に引き続き過ごしやすい一日になりました。

今日のクリニックは、朝から予約外の方がたくさん。やはり冷房でかぜをひいた方が多い様です。猛暑後に急に気温が下がったためか調子を崩された方も。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。

診療終了後は税理士さんが来訪。1時間ほどご指導を賜り、その後事務仕事を少々。夜9時過ぎにクリニックを出ました。どうやら直前まで雨が降っていた様子でしたが、今日も雨に遭わずラッキーでした。

ところで現在、近所の書店に「トラベルMOOK 小田急電鉄の世界」(交通新聞社、2013年8月8日発行)が山積みになっています。先日早速購入~。

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内容は車輛の紹介と各駅の紹介が中心。構成は過去の類書でも見た様なありふれた内容(失礼~)ですが、写真は目新しいものがたくさん。

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熱烈な小田急ファンではありませんが、このような本は沿線に住む者の義務としてどうしても買わなければなりません。本棚にはいつの間にか貯まった小田急関連の本が・・・。

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時折どこからか“断捨離を!”との声が聞こえて来ますが・・・とっ、とんでもない!!。

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7月10日水曜日。晴れ。今日も朝から快晴。日中は相変わらずの炎熱地獄。最高気温はまたもや33℃でした。

今日のクリニックは引き続き混雑気味。長引く夏風邪の方が益々多くなって来ました。熱を出していらっしゃる方も。冷房で体調を崩す方が多い様です。皆様ご注意下さいませ~。

診療終了後はいつもの様に夜なべ仕事。夜9時頃には撤収。

さて、先日近所の書店で「日本の電気機関車2」(ネコ・パブリッシング、2013年6月4日発行)を見つけました。「国鉄時代」という雑誌から電気機関車の記事を集めたアーカイブス版で、全て再掲記事です。

今まで2冊出ていますが、2冊とも表紙は国鉄時代の代表機EF58。改めてその姿を眺めてみると、その流麗な姿は現代機には無い昭和の香りが漂っています。

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そんな訳で、懐かしくなってかつて自分で撮った写真を少々捜していました。

下の写真は昭和48年8月の東京駅で撮った119号機。ブルートレインを見に行った時についでに撮った写真です。今となっては後ろに続くナロ11が組み込まれた客車編成が気になります。

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下は昭和50年3月の根府川。急行「銀河」がまだ44系座席車や10系寝台車などの旧型客車で組成されていた時代。20系客車に置き換えられる直前の姿です。牽引機は変形先台車を装備した45号機。

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荷物列車もほとんどがEF58牽引でした。140号機。

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その1年後、昭和51年3月に湯河原で捉えた急行「銀河」の姿。牽引機は93号機。客車は20系客車に置き換えられていました。

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あとに続く荷物列車ももちろんEF58。139号機。

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当時はありふれた普通の機関車でしたので、わざわざEF58の写真を撮りに出かけることはありませんでした。来たらついでに撮るというだけ。今から考えれば勿体無いことでした~。

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7月4日木曜日。雨時々曇り。最高気温は25℃。折角の休診日は不安定な天気になりました。

日中は所用で外出しておりましたが、夕方には帰宅。

帰宅後、捜し物をしていたら本棚の奥から“宝物”が出てまいりました(下の写真)。若い世代の方には判らないかも!?。

これはその昔、駅の改札口で使われていたパンチ(改札鋏、いわゆるキップ切りです)。

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先端は複雑な形。持った感じは結構ズッシリ。昔の改札口で駅員さんが切符を切っていた時のカチカチという懐かしい音がします。

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今でも刃は良く切れて、ボール紙にしっかり“入鋏”できます。そういえば以前は自動販売機のペラペラの切符でも、有人改札を通る際のスタンプに「入鋏済」と書いてありましたが、今はどうなっているでしょう。

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ついでにもう一つ。本棚の下段には鋼鉄の塊が!。ズバリ線路です。たかだか10cmほどにカットしたものですが、鉄の塊なのでズッシリ~。50Kgレール(1mあたりの重さ)なので10cmでも5Kg!。

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断面は鈍く光る美しい鉄色。形も優美だと思いませんか?。

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実用的には、金床として使えますし、扉のストッパーにもなります。 IMG_1132IMG_1134

筋トレにも使えます。何しろ5Kgですから~。意外に持ちやすく出来ています。

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自宅では役にたつものであることを日頃から強調してはいますが、理解は得られておりません。

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6月13日木曜日。雨。今日は終日結構な雨降りになりました。最高気温は22℃。

今日は休診日でしたが、天気が悪かったので横浜市都筑区(鴨居駅近く)のショッピングモール「ららぽーと横浜」まで出かけて来ました。モール内は天気が悪くて行き場を失った(?)親子連れで結構混雑していました。

さて先日、近所の書店で「よみがえるキハ80系・181系 全国各地を駆け巡った特急型気動車の勇姿」(三品勝暉著、2013年5月7日発行、学研)を見つけました。

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昭和36年10月のダイヤ改正から全国に活躍を拡げたキハ80系や、その出力増強版のキハ181系の活躍の軌跡を辿ることが出来るバイブル。懐かしい光景が満載です~。

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かつては日本全国どこへ行っても大抵姿を見かけましたが、当時の「特急」は敷居が高くてなかなか乗れませんでした。

私がかつて撮った写真でスキャン済みのものを数点お目に掛けます。以前本ブログでご披露したものもありますがご容赦を~。

まずはキハ181系の「つばさ」。上野と秋田を奥羽本線経由で結んでいました。1970年2月にキハ80系からキハ181系に置き換えられてスピードアップ。この写真の撮影当時は12連の長大編成でしたが、奥羽本線の板谷峠でオーバーヒートが立て続き、補機連結の上11連に短縮されました(1973.8東北本線上野駅)。

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キハ181系のもうひとつの代表列車といえば「しなの」。名古屋・大阪と長野を中央西線経由で結んでいました(1973.8中央西線木曽福島駅)。

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今度はキハ80系の写真を。「日向」は大阪と宮崎を13時間以上(!)かけて結んでいました。当時は宮崎への新婚旅行客が多かったそうですが、所要時間は現代のヨーロッパ並み!(1973.11日豊本線高鍋駅)。

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「オホーツク」は札幌と網走を結ぶローカル特急。7連ながらグリーン車と食堂車付きでした(1978.3石北本線呼人~女満別)。

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キハ80系の代表列車のひとつ「まつかぜ」は山陰本線経由で大阪と博多を結んでいました。この列車も所要時間は約13時間!。通しで乗る人はどれくらいいたのでしょうか(1979.3鹿児島本線博多駅)。

博多1979.3.13

「おおよど」は博多と宮崎を肥薩線、吉都線経由で結んでいましたが、1974年から1980年までのわずか6年で廃止(1979.3鹿児島本線博多駅)。

博多1979.3.13 

1980年代に入ると旅客需要の低迷、国鉄の経営悪化による合理化の名のもとで「特急」は次第に風格と威厳を失ない、食堂車はおろかグリーン車すら連結されない列車も現れました。

「おき」は米子と小郡を山口線経由で結んでいましたが、国鉄最後のダイヤ改正時(1986年11月)にはわずか3両編成まで短縮されてしまいました(2000.4山口線地福駅)。

2000.4.15地福

「いそかぜ」は2000年当時は米子と小倉を結ぶローカル特急。「おき」同様たったの3両編成(2000.4鹿児島本線小倉駅)。

2000.4.14小倉

その後、奇跡的に残っていた最後のキハ181系の定期特急「はまかぜ」もついに2011年春に置き換え。2010年6月13日が私にとって最後の乗車になりました。もう独特のエンジン音は聴けません~(涙)。

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5月26日日曜日。曇りのち晴れ。朝は曇っていましたが、午後から晴れて暑くなりました。最高気温は25℃。

今日は昼前から外出。新宿で衣類や靴などの買物をして、その後原宿へ。来週の“イベント”(!?)に備えて久方ぶりに鉄道模型の点検をしていたら、電源を入れるとショートしてしまう機関車が・・・。独力では原因が特定出来なかったため、メーカーに修理をお願いしするためにモデルスイモン原宿店へ持ち込んだのでした。

写真はその帰りがけ、夕方の代々木上原駅での6000系の並び。

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昭和43年(1968年)の登場から既に40年以上。36編成のうち3編成は廃車解体、13編成はインドネシアへ譲渡されたため、最近ではめっきり“並び”が見られなくなりました。

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今週はスッキリしない天気の日々が続きそう。梅雨入り目前でしょうか!?。

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5月22日水曜日。晴れ。今日も最高気温は24℃まで上がって昨日同様汗ばむ陽気になりました。

今日もクリニックは比較的平穏でしたが、何故か午前も午後も終盤で混雑するあまりよろしくないパターンでした。下痢、嘔吐と熱発の方が今日も何人か。新患の方が多めだったのは水曜日だからでしょう。

さて今日も先日の日曜日の続き。

山寺の奥の院から降りてきたらまだ午前10時代。でも11時41分まで山形方面の列車はありません。チョッと時間的には早いけれど、チャンと奥の院まで上がった自分へのご褒美を兼ねて、まずは腹ごしらえをすることに!?。

ちょうど近くにあった立谷川沿いのお休み処「対面石」に入ってみました。へんてこな名前のお店ですが、あとで外に出て見るとすぐ横に巨大な石があったので、もしかするとこれが対面石かもしれません。

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「力こんにゃく」は玉こんにゃくを煮込んだもの。うれしいことに100円(!)。でもあまり“力”は出ないかも。「板そば」は板に載っているけれど量がやや多めの普通のざる蕎麦。

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さらに近くの人が食べていて羨ましくなって「生麩ずんだ餅」を追加。“ずんだ”は枝豆をすり潰したもので、伊達政宗の陣中で造られたのが起源と言う南東北の郷土菓子です。う~ん、美味~。

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駅に戻って少々早目にホームに上がったら、臨時列車到着のアナウンス。ホームの端で待ち構えていたら、今やとっても貴重な仙台所属の485系特急電車がやって来ました!。

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5月18日と19日のみ限定運転の「新緑山寺御開帳号」でした。

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ヘッドマーク付き(公募のものなのか手書き風です)。私としたことが全くノーマークでした。そうと知っていればしかるべき所で写真を撮ったのに・・・。

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快速電車の扱いなので普通乗車券のみで乗車可。もちろん飛び乗りました!。車内はシートの枕カバーが無い以外はかつての東北特急そのもの。チョッと得した気分です。

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でも山寺から山形までの所要時間はたったの16分。

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アッと言う間に着いてしまって乗り足りません~。

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山形では駅構内をうろついてからJRのホテル内のティーラウンジで小休止(何故かまた甘いもの!?)。

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街中にも出ず、早々に13時47分発の「つばさ86号」に乗り込みました。

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大宮が近付くと、東北や北関東ののどかな光景が一変。住宅や高層ビルがあまりに乱立し過ぎていて災害時のことが心配になります。

16時48分の定刻に東京着。ほぼ1日の行程でしたが大いに気分転換出来ました~。

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5月20日月曜日。雨。週の始めは昨夜から引き続いてぐずついた天気。最高気温は20℃でしたが湿度は90%以上。まるで梅雨時の様にジトジトした一日になりました。

今日のクリニックはそこそこの混雑。なぜか胸痛や息切れ、動悸を訴える若い方が複数。かぜ症状の方は少なめでした。

さて今日は昨日の続き。秋保温泉の最寄り駅である仙山線の愛子(あやし)駅から8時43分発の快速山形行きに乗車。

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愛子駅には跨線橋が無く、隣のホームには線路を渡って行くタイプ。都市部には見られなくなったし、地方では無人化や合理化でホームが1本になってしまったところが多いので、意外に珍しいかも!?。

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新型電車は勾配を物ともせずに新緑の林間や渓谷を軽快に飛ばします。作並を発車すると県境(宮城と山形です)。長いトンネルを抜けると程なく山寺駅です。9時12分の定刻に到着。

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ここは文字通り山寺(立石寺)の最寄り駅です。駅前を流れる立谷川は最上川水系。前にここに来たのは1989年、山形の日本心電学会の帰り道(当然まだ山形新幹線はありませんでした)に、医局の大先輩と降り立った時のこと。

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その時は奥の院を目指して登り始めたものの、革靴にスーツの学会スタイルで苦戦。次の列車までの時間にも余裕が無くて、途中で引き返した苦い思い出があります。今回はその時のリベンジでもあります。

駅前の趣ある山寺ホテルは残念ながら平成19年に廃業したそうです。

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ちょうど今は50年に一度の御本尊薬師如来御開帳の期間(4月27日~5月31日)。

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あわよくば・・・と思っていましたが、信じられない程の大行列。早々に諦めて脇をすり抜けて奥の院を目指しました。でも50年後の御開帳には・・・。

ここは有名な芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句の舞台。お約束でチャンと芭蕉と曽良の像がありました。

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鬱蒼とした木立の間にある“せみ塚”はこの句をしたためた短冊の上に碑を建てたものだそうです。

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延々と続く石段。1015段あるそうです。日頃の運動不足がたたって息が上がりましたが、小さな子どもや杖を突いたご高齢の方々が頑張っている手前、弱音は吐けません~。

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気温はそれほど高くはありませんでしたが、登るうちに汗だく~。

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途中では満開のヤマブキ。

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良く見れば八重咲きのヤマブキ。神奈川より1ヶ月近く遅いかも。

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途中にはいくつかの山門、祠、お堂が。お休み処やトイレも完備されています。

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お堂ごとに小まめに御参りしながら登っていたら、お賽銭の小銭が足りなくなりました。お札でも良いって!?。いやいやそういう訳には・・・。

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ついに奥の院が見えて来ました。

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意外に小振りな印象でしたが、奥の院とはこんなもんでしょう。

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奥の院の周辺には見どころがいくつかあって・・・とここまで書いて今日は時間切れ。続きはまた後日に~。

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5月19日日曜日。晴れのち曇り。

昨日は仙石線の愛子(あやし)駅まで来て秋保温泉に投宿。久方ぶりの温泉です。秋保温泉は既に6世紀から知られていたという名湯だそうです。

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インターネットで見つけた5月11日と18日限定の「訳ありプラン」で格安に宿泊出来ました(恐らく遅めのチェックイン、早めのチェックアウトが「訳」なんだと思われます)。

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さて今朝は5時に目が覚めてしまったので、早朝に散歩に出ました。周囲はちょうど田植えが終わったところ。

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近くの渓谷沿いには遊歩道が整備されていました。

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夜にはライトアップもされるようです。

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早朝なので誰もいないし、寒いので早々に切り上げ~。

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ふと見ると、遊歩道の入口近くに電車の姿が!。どうやら長崎から里帰りした元仙台市電の車両です。

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反対側へ回って見ると、窓ガラスには「故郷仙台へ帰ります。長崎の皆サヨナラ」の掲示がそのままになっていました。

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屋根付きで保存状態はとっても良好。

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さらに裏手には何やら怪しげな電車の姿。

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どうやらレプリカの様ですが建物が検修庫風。忠実な番犬が大きな声で吠えるので近付けず~。

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隣の建物も駅舎風に見えて来ます??。周囲に説明書きは無く、早朝でどなたもいらっしゃらなかったので、確証はありませんが、秋保電気鉄道の痕跡かも。

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秋保電気鉄道は大正3年に馬車鉄道として長町~湯元(後の秋保温泉)で開業、大正11年には改軌の上で電気鉄道となりましたが、昭和36年には廃止されてしまった路線です。

さて、その後は宿に6時には戻って朝風呂。7時から朝食。8時には出発。温泉地にはあるまじき慌しい行動パターンですが、どうも性格なので・・・。長くなって来たので続きはまた後日~。

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5月18日土曜日。晴れ。今日は全国的に高気圧に覆われ、5月らしい清々しい一日になりました。

今日のクリニックは、午前中は混雑していましたが昼頃には落ち着いて、午後はとってもノンビリ。最近は土曜日は大体このパターンです。

診療終了後は、そそくさと荷物をまとめてクリニックから逃亡。東京駅15時40発の「やまびこ67号」に間に合いました(!?)。車両は従来のE2系。

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グリーンのE5系も随分増えたようで、運行開始当初はプレミアムチケットだったグランクラスにもちょっと待てば乗れそうでした。でも今日は先を急ぐので・・・。

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仙台には17時33分着。14時47分に宮城県中部や石巻市で震度5強を観測する大きな地震があった影響で、東北線は一部で運休や遅れが出ていました。仙台上空には筋状の雲。まさか地震雲ではないでしょうね??。

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在来線ホームに降りると、ちょうど新庄から陸羽東線経由で戻って来た「リゾートみのり」が入って来ました。あまりスタイリングは良いとは・・・。

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仙台からは17時50分発仙山線の快速山形行きに乗り換え。

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実はここで被災地入りしていた家人と待ち合わせをしておりました。今回は家人のお迎えがてら(?)仙台郊外の秋保温泉に浸かろという魂胆です(明らかに口実!?)。

仙山線の車内は意外にも混雑。秋保温泉の最寄り駅は仙山線の愛子(あやし)駅です。18時12分に予定通り到着。

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愛子は難読駅として良くクイズに出てくる有名な駅。周囲は新興住宅地風で、温泉地最寄駅の雰囲気ではありません。でも小ぢんまりとした駅舎が良い感じです。

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私自身は被災地には立ち寄らず、温泉のみではチョッと申し訳ない感じ~。

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3月29日金曜日。曇り時々晴れ。暖かいけれど、どんより曇った朝になりました。日中は日差しの明るい時間帯もあって、最高気温は21℃まで!。

今日のクリニックはほどほどの混雑。総数は普段とさほど変わりませんでしたが、他院の検査の予約を取ったり、紹介状を書いたり、介護保険の主治医意見書作成のための診察をしたりで、時間のかかる方が多めでした。それでも診療終了はほぼ時間ピッタリ。今日も平和です~。

さて桜の写真ばかりが続いたので久しぶりに鉄道模型の話題を(マニアックで済みません~)。

先日、だいぶ以前に手に入れていたエンドウ製の「クモニ83」を整備しました(・・・と言ってもナンバリングしただけですけど~)。

クモニ83の000番代は旧型国電モハ72の改造により昭和42年から登場した荷物電車です。あまり先行知識が無い状況で衝動的に手に入れましたが、後から調べてみるとモデルのプロトタイプはクモニ83の中でもパンタグラフが1つなので、昭和43年から追加増備された005~019。さらにその中でも浜松工場で改造された012~015は側窓の四隅がR付きだったので、どうやら005~011のたった7輌のみが該当する様です。

自分で撮った実車の写真を捜してみましたが、日頃良く見かけていた荷物電車の写真は殆ど無し。見慣れた日常の光景をチャンと記録しておかないとね~。やっと見つけた1枚は下りブルートレインを待つ間に東海道線の根府川の鉄橋で撮ったものだけ(1976.8.21)。

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例によって付属のインレタでナンバリング。手近にある資料で写真を確認出来た009を選択。009は岡山運転区に配置され、その後広島を経て宮原区に転属して1985年7月に廃車になっています。

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昭和48年の国鉄車輛配置表では005、009、011は宮原、006は広島、007と010は長岡、008は大船に配置されていた様です。ということで配置区は宮原を示す「大ミハ」に。

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側面の「荷物」、ガラス窓の「乗務員室」の表示を転写し・・・。

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前面の表示窓には「荷」の文字を切り出して装着。

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ワイパーを付ければ最低限の装備は終了。

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荷物を積み降ろしする大きなドアと、ガラスの破損を防ぐ鉄格子が特徴です。

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でも運転席の窓位置がどうもしっくり来なくて顔付きが実車と異なる印象!?。本当はクモユニ74が欲しいところ。

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後に続く電車編成も何とかしないとね~。

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3月22日金曜日。晴れ時々曇り。朝は気温が低めでしたが日中は19℃まで上がって春の陽気になりました。

今日のクリニックは、午前中は予想通りの大混雑。今週は祝日と休診日が繋がって連休になってしまいましたので、やむを得ないところでしょう。それでも午後からは予想外に平穏。良い季節になって来たということでしょう。

さて先日の日曜日は横浜の循環器学会の帰りに渋谷駅を見学、さらにその後井の頭線で今週末(明日から!)に地下化される下北沢駅も立ち寄って来ました。渋谷から井の頭線に乗るのは久しぶり。

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下北沢駅で降りて、まずは小田急線の上りホームへ向かう階段へ。

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階段を降りて行くとレトロな通路。う~ん、昭和の香りがします。

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振り返って上の井の頭線ホームを見上げたところ。

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突きあたりを右へ行くと薄暗いトンネル状の通路を抜けて・・・。

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上りホームに出ます。この迷宮のような雰囲気が子どもの頃から好きでした。高校3年間もここを通って井の頭線で通学しました。

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突きあたりを左へ行くと、上りホームを右下に見ながら・・・

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学生時代には良く待ち合わせをした改札口へ。慣れない人にはどこがどこやら判らない構造でしょう。

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電光掲示板の裏には「3月22日をもって現在の駅舎営業を終了いたします」との掲示。

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上りホームは昭和8年の井の頭線開通後に乗り換えの利便性を考慮して増設されたそうなので、こんな複雑な構造になってしまったのでしょう。井の頭線の橋脚も時代がかっています。

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狭いホームをロマンスカーが通過。ラッシュの混雑時にはヒヤヒヤもの。

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さて今度は井の頭線のホームから小田急線の下りホームへ。ここの階段は下北名物(!?)の段差が低いとっても歩き難い階段。急ぐと必ず躓きます~。

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下りホームは昭和2年の小田急開通時からの島式ホーム。上りホームよりもやや広めでしょうか。

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それでも井の頭線の橋脚部は驚異の狭さ。

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頭上を轟音をたてて井の頭線の電車が通過して行きます。

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ホームの新宿端から東北沢側を見たところ。3月23日からはここを電車が通ることは無くなります。何だか信じられませんね~。

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新宿寄りの踏切も解消。今度の地下化で9箇所の踏切が無くなるそうです。

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丁度やって来た新旧の東京メトロからの乗り入れ車両。今週末からは代々木上原でやっと地上に出たのにまた直ぐに地下に戻ることに。

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上りホームの工事フェンスの隙間から中を覗いたら、地下ホームに通じる長い階段・・・。小田急線と井の頭線の乗り換えはしばらく不自由になりそうです。

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今日の終電が出てから明日の初電までの間に新線の切り替え。今頃着々と準備が進んでいることでしょう。明日が楽しみです。

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3月19日火曜日。晴れ。昨夜は恐ろしいほどの暴風雨でしたが、一夜明けたら雲ひとつ無い快晴。あたかも台風一過の様でした。最高気温は大和でも24℃!。

今日のクリニックは午前中は至って平穏でしたが、午後からはそれなりに混雑。インフルエンザは家族内発症のB型の方がお1人のみでしたが、咳や熱の方はちらほら。胸痛や動悸を訴える方がなぜか最近多い様です。

さて一昨日の日曜日、横浜での循環器学会の帰りに東急東横線で前日に開通したばかりの渋谷駅に寄り道して来ました(寄り道にしては遠過ぎ!?)。

地下の新線部分に入ると・・・真っ暗なのであまり感動しないまま、あっという間に渋谷に到着。開通して最初の日曜日、駅構内は見物客が大勢。

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駅名表示やポスターを見ると確かに繋がったことを実感。

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車両は東急の車両が新宿三丁目行きや石神井公園行きだったり・・・。

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東京メトロの車両が菊名行きだったりで、不思議な感じがしますね~。線路や道床が真新しい!。

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直通区間はとっても長くなって、その間の駅も無数に!。

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真新しい通路、エスカレーターを通って地上へ。

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そこには前々日まで使われていた旧渋谷駅。

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新駅から来たせいか、随分薄汚れて見えます。

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旧改札まで来たら人だかり。“鉄”ばかりではなさそうです。

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照明が点いていて広告もそのまま。今にも電車が入って来そう。

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でも既に線路にフタをする工事が始まっていました。

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ずらりと並んでいた自動改札機も既に撤去されていて、構内の片隅に並べられていました。

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そういえば昭和9年(1934年)創業の東急百貨店東横店の東館が今月3月31日をもって閉館になるそうで・・・。

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馴染みの街の風景が一変しそうです。

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今日は診療終了後、スタッフ2人は大和市がん検診の説明会に出席のため大和市地域医療センターへ。早いものでもう直ぐ4月も間近。新年度のがん検診が間もなく始まります~。

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3月16日土曜日。晴れ。日中は18℃まで気温が上がって春らしい陽気になりました。

今日は久しぶりにノンビリした土曜日。かぜの方も少なくなり、インフルエンザの方もB型の方がお1人のみ。花粉症もピークを越えた様です。土曜日にまともにお昼休みがあると、かえって戸惑ってしまいます~。

診療終了後は事務仕事を少々こなしてから帰宅。途中、相模大野駅の電光掲示板に怪しげな「試運転」の文字。わざわざ一本乗り過ごして待ち構えていたら、やって来たのはTECHNO-INSPECTOR(テクノインスペクター)でした!。

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TECHNO-INSPECTORというのは小田急のクヤ31形検測電車に公募で付けられた愛称名。2004年から小田急が運用している軌道や架線の検測を行う車両です。

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顔は3000形そっくり。車両の性格上、寝静まった深夜帯に活躍するので、滅多にその姿を見かけません。

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じっくり眺めようと思った矢先に、そそくさと発車して行ってしまいました。残念~。

さて、今日3月16日はJRグループのダイヤ改正。今日から東北新幹線E5系「はやぶさ」が320km運転を開始しました。フランスのTGVと肩を並べて世界最速に。東京から新青森まで最速列車では何と2時間59分!(写真右下は新青森に到着したE5系はやぶさ。2011年11月10日撮影)。

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そしてもうひとつ、今日から東急東横線と東京メトロ副都心線が渋谷駅で直通運転を開始。東横線渋谷駅は廃止に。右下はヒカリエから眺めた東横線渋谷駅(2012年4月30日撮影)。

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取り壊されて地上46階地下7階建ての新駅ビルになるそうです(2013年1月13日撮影)。馴染みの渋谷駅が変貌していくのはチョッと寂しい気もしますが、これも時代の流れ。一新される15年後はどうしていることでしょう・・・。

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今日は鉄ネタ三昧の週末でした~。

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3月6日水曜日。晴れ。終日好天に恵まれ、大和では19℃まで気温が上がったそうです。

今日のクリニックはほどほどの混雑でしたが、周辺の医療機関がお休みの水曜日にしては平穏でした。インフルエンザの方は数人のみ。感染性胃腸炎の方はちらほら。

先日、お隣のコンビニに1冊の写真集が届きました。昨年末に発売予定だった「蒸気機関車百景 昭和を駆け抜けた栄光のSL」(藤田弘基著、2013年2月14日発行、平凡社)です。

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毎年出ていた同じ著者のカレンダーは今年発行されず、この写真集が発行予定になっていたので、昨年末にインターネットでオーダーしてありました。

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国鉄の蒸気機関車全廃が昭和51年3月2日のことですから、いまだに当時の写真集が出ること自体が奇跡に近いかも。最新のデジタル技術で褪色したフィルムが復元されたそうですが、美しい写真の数々に感涙~。

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今日は午後からいらした患者さんが皆さん汗ばんでいました。昼休みも外に出られず雑用をこなしておりましたが、そんなことで外の気温の察しがつきます。明日も春の陽気が続く様ですが、南風が花粉を連れて・・・!?。

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2月28日木曜日。晴れ。2月の最終日は季節外れのポカポカ陽気になりました。日中は15℃でコート無しでOK!。

今日は休診日でしたが、朝から所用で外出。久しぶりに多摩センターから多摩モノレールに乗りました。

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開通後しばらくして乗りに来て以来なので10年ぶりくらいかも。

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今日は信号保安装置のトラブルとかでダイヤが乱れていましたが、車内はさほど混んではいませんでした。

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運転席の後ろは眺めが最高。でも私自身も含めて高いところが苦手な方にはあまりお勧め出来ないかも!?。

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さて用事を済ませて一旦帰宅。午後からは井の頭恩賜公園まで。気温が上がったせいか、平日にもかかわらず園内はそぞろ歩きの方が結構たくさん。