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門鉄デフ

7月25日土曜日。今日の天気予報では冴えない天気のはずでしたが、意外にも天気が良くなり暑くなりました。

クリニックの予約枠は今日も一杯。天気が良くなったためか、普段の土曜日は少なめの特定健診の方も多く来院。それでも比較的順調で予約時間は大きく逸脱することはありませんでした。

ここ数日予約枠が一杯になってしまって申し訳ありません。今週は祝日が入ったこともありますが、予約時間を出来るだけ守るために少なめに予約枠をとっていることもあります。予約率が上がってきて予約外の方が減ってきましたら、もう少し予約枠を拡大する予定です。予約が入らない場合は申し訳ありませんが予約外で受診して下さい。しばらくはご容赦を~。

先日近所の書店で「門鉄デフ物語」(関崇博著、ネコ・パブリッシング、2009年7月1日発行)を見つけました。素人の方には何の本やら??でしょうが、門鉄デフの「門鉄」は門司鉄道管理局の意味、「デフ」はデフレクター(除煙板)の意味で蒸気機関車の前方左右に装着されている煙りよけの板のことです。蒸気機関車の、それも部品の一部に関する本ですから、一体誰が買うのだろう・・・とお思いでしょうが・・・。

デフは煙突から出る煙が上に向かって流れるように、上昇気流を作るために装着されています。これによって運転室や客車に煙が入り込むのを少なくすることが出来ます。レギュラーな形は下の写真のように長方形に近い形です(津和野にて。2005年7月10日)。

下方を切り取った小振りな切り取り式除煙板は、もともとドイツが発祥の地。わが国では最初に門司鉄道管理局小倉工場で1952年に装着されたため、門鉄デフというのです。

下の写真は再現された特急「かもめ」牽引機に装着された門鉄デフ(2008年11月30日、新潟駅)。

下の写真は同じC57180が標準型デフを装着したところ(2007年10月8日、磐越西線咲花)。

同じ機関車が門鉄デフを装着したところ(2008年11月30日、山都~喜多方)。門鉄デフのほうが軽快に見えますよね~。

下は現役当時の門鉄デフ装着機C57112(1972年11月5日、日豊本線青井岳)。

C57112は宮崎機関区の配属機(1972年11月5日、日豊本線田野)。九州の機関車は他の地域よりも手入れが良くて、磨き込まれていたので、黒ではなく鉄色をしていました。下から仰ぎ見る門鉄デフもカッコイイです。

 

C57112の運転台。磨き出されたナンバープレートと区名札。「宮」は宮崎機関区の意味です。

やっぱりカッコいいなあ~、門鉄デフ機・・・。

今夜は明日朝からの都内での講演会に備えて東京泊まりです~。

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