医療法人 恒和会 宗内科・循環器科:神奈川県大和市鶴間にある循環器専門医による内科、循環器科クリニック tel:046-293-7774 fax:046-262-4445 E-mail: naika@yamatoclinicmall.com

予約はこちら!!
宗内科・循環器科 ホーム > 院長ブログ

« 前 | メイン | 次 »

スーパー宗谷

6月最終週は、梅雨の末期に入ったためか天候はとっても不安定。九州各地では大雨が続き。6月27日月曜日は晴れて日中は29℃まで上がったものの、以後28日火曜日から本日30日木曜日までは雨が降ったり止んだり。

クリニックは相変わらずの混雑続き。特定・長寿健診に加えて咳や喉のかぜ症状の方が増えて来ました。やはり気温差が大きいためでしょうか。

さて今日は先日26日日曜日の続きを。前日土曜日の夜に札幌入り。札幌の朝は雨が降って気温は16℃でした。

DSC05064 

朝6時30分から朝食を食べて直ちにチェックアウト。札幌発7時48分発の稚内行き「スーパー宗谷1号」に乗り込みました。今回はこれに乗って久しぶりに宗谷本線を踏破することが目的。

DSC05071 DSC05073

車両は2000年年3月11日のダイヤ改正でこの「スーパー宗谷」に導入されたキハ261系特急型気動車の4両編成。札幌~稚内間396.2kmを5時間04分で結んでいます。

DSC05075 

最高速度は以前は130km/hでしたが、JR北海道の度重なる事故のために2014年8月30日以降は車体傾斜装置を停止して120km/hに制限されています。

DSC05081

左に並んでいるのは帯広行きの「スーパーとかち1号」。

DSC05082 

車内は団体客を含めてほぼ満席状態。札幌を定時の7時48分に発車しました。岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川と、蒸気機関車時代の聖地に停車しながら北海道の幹線電化路線を軽快に疾走。意外に水田が目立ちましたが、それもそのはず北海道は米の作付面積も収穫量も新潟県に次ぐ第2位だそうで・・・。

左は岩見沢、右は滝川。外は雨降りで暗く、窓ガラスが汚れていることもあって写真はぼんやり~。

DSC05085  DSC05091

ついでにかつての岩見沢第一機関区の写真を1枚だけ~(昭和50年3月)。

img657 

旭川には9時17分。北海道第2の都市で、函館本線の終点、宗谷本線、富良野線の始点、そして隣の新旭川が始点の石北本線の実質的始点です。2010年に高架化されて近代的な駅になっていました。ここで旭山動物園に向かう(?)と思しき方々が多数下車。

DSC05093 DSC05094

旭川から宗谷本線に入りましたが、3つ目の永山駅で運転停車。以北が特殊自動閉塞式に切り替わるため。

DSC05096 DSC05098

蘭留を過ぎると塩狩峠にさしかかります。ここはご存知のように三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台。サミットの塩狩駅を越えると次の停車駅は和寒(わっさむ)に9時45分。

DSC05100 DSC05102

下の写真は最初の渡道の際に塩狩~和寒間で撮ったC55牽引の宗谷本線普通列車の姿です(昭和48年3月)。

img004

塩狩峠を上がって行くところ。4両編成の半分は荷物車。

img369

次の士別駅(9時57分)では上りの「スーパー宗谷2号」と交換。

DSC05104 DSC05107 

駅の看板には「羊のまち」とあります。降りてみたいけれど、降りたら帰れない・・・。

DSC05106 

士別の次は名寄に10時13分。かつては名寄では深名線と名寄本線、次の美深では日本一の赤字を誇った美幸線が分岐していましたが、今は全て廃線になってしまいました。

DSC05240 DSC05109 

名寄を過ぎるとついに水田を見かけなくなりました。名寄、美深(10時32分)の次は音威子府(おといねっぷ、10時58分)。ここからかつてはオホーツク沿いの浜頓別(はまとんべつ)へ抜けて南稚内へ至る天北線が分岐していました。

DSC05243 DSC05252 

かつて何回かお世話になった駅のホームにあった「日本一うまい駅そば」は今でも駅舎内で営業しているようです。

DSC05113 DSC05114 

音威子府を過ぎると、線路は天塩川に忠実に寄り添いながら人煙稀なる区間を進みます。時折警笛が鳴ってブレーキがかかるのは「野生生物」のため。

DSC05118

天塩中川(11時26分)では1名様下車。

DSC05133-1

幌延が近付いて来ると、時折牧草地と人家が。

DSC05135

「大草原の小さな家」風!?。

DSC05136

天塩川の川幅が広くなって来ました。

DSC05140 

幌延(11時59分)はかつての羽幌線の分岐駅。キハ54の普通列車と交換。

DSC05145 DSC05146

豊富(12時13分)はサロベツ原野の玄関口。豊富温泉には昭和50年8月4日に友人3人と泊まったことがありますが、石油や天然ガスとともに湧出して来るため、石油の匂いのする油分を含む泉質でした。

DSC05152

抜海(ばっかい)~南稚内間はクマザサの大地をかき分けて疾走。晴れていれば利尻富士が見えるはずでしたが残念!。

DSC05162

かつての天北線との合流駅で機関区のあった南稚内に12時49分。その次が終点稚内です。定刻12時53分から約3分遅れて到着しました。ホームは以前は1面2線でしたが、今は1面1線になっていました。

DSC05167

ホームへ降りた途端に震え上がりました。なんと気温は10℃前後!。そそくさと駅舎に駆け込みました。

駅舎は白亜の立派な建物。平成23年に開業した真新しいもの。

DSC05169

道の駅やバスターミナルが併設されていて、どうも駅構内には鉄道利用ではない方々も多い様子でした。

DSC05171

とりあえずお腹がすきましたので、街へ出てみますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

| | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: スーパー宗谷

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.yamatoclinicmall.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2883

コメントする

詳細 パソコン画面表示 スマートフォン画面表示