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ベルニナ線復路

9月14日月曜日15日火曜日はいずれも晴れ。朝は18~20℃、日中は25℃。湿度も低めで久し振りに清々しい秋晴れになりました。

週明けのクリニックは何故かとっても混雑。かぜ症状の方や喘息症状の方が多くなりました。先週までの悪天候の影響でしょうか。

月曜日午前9時43分には阿蘇山が噴火!。先日来の北関東の洪水に東京湾の地震、それに今度は噴火・・・。何だか日本全体不気味ですね~。

月曜日の診療終了後は医師会で会議。来年度の予算関連の打ち合わせでした。火曜日の昼休みは医師会で会計業務。その夜は大和市医師会内科医会講演会に出席。

今夜のテーマは糖尿病。講演をして下さったのは群馬大学教授の北村忠弘先生で、血糖値の調節に関与するグルカゴンに関連する最近の知見を基礎から臨床まで判り易く解説して下さいました。

さて今日はチョッと間が開いてしまった夏のスイス行きの続きを。8月12日はレーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ってイタリアのTiranoまで行って約2時間滞在。慌しく旧市街を巡って駅まで戻って来ました。写真の右側の列車が乗車する13時00分発のSt.Moritz行きの普通列車。左の凸型小型電気機関車で入換え中の車両は14時03分発のベルニナ急行用の客車。

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なんとこの機関車は1911年製!。ブレーキの改良やパンタグラフの交換などの若干の改造を受けながらもほぼ原形のまま100年以上使われています。重量18トン。

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Tirano駅を発車すると、しばらく道路上をゆっくりと走って市内を抜け、国境を越えてスイス領内へ。

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来た時には駆け下りたオープンループも今度は登り。

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鉄道模型で再現したら面白そうです。

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Miralagoの駅から次のLe Prese駅までは美しいPoschiavo湖畔を走ります。

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Poschiavo駅構内には機関区と車輛基地。カラフルな車輛たちが待機中。Tiranoで出会った凸型小型電気機関車もここの所属だそうです。

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Poschiavoの街を下に見ながらグングン登って・・・。

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氷河の見えるAlp Grüm駅(2091m)に戻って来ました。

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あまりに天気が良いので、やっぱり次のOspizio Bernina駅で途中下車して隣駅のAlp Grüm駅までハイキングをすることに。

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Ospizio Bernina駅はベルニナ線で最も標高が高い駅(2253m)。Lago Biancoの湖畔にあります。14:52着。

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線路沿いを辿る道程は高低差の少ない初心者コース。最高地点を起点にしているので基本的には下りです。

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夏とは思えない涼やかな風。爽快な白い道が続きます。

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線路がバッチリ。こういう所で真っ赤な列車が来てくれると“絵”になるんですけどね~。

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反対向きもなかなか良い感じです。でもこんな時には列車は来てくれません~。

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しばらく行くと踏切を渡って白い道は線路に沿って進みます。

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こんなところに放牧の馬が。厳しい真冬はどこで過ごしているのでしょう。・・・と、その時踏切の警報機が鳴り始めました。

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何もこんなに線路に接近している場所で列車が来なくてもいいのにね~。

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引きが取れない場所で湖は画面に入らず。

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まあ、また景色の良い場所で遭遇する機会もあるでしょう。

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気を取り直して、さらに歩いて行くと・・・。

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湖の端まで来てしまいました。

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ここからはチョッとした山道に。岩肌を縫う線路も良い感じ。ここでも列車が来ないかな~と思っていたら・・・。

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その先のスノーシェッドの下でゴーッという列車の通過音がしておりました。とほほ~。

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画面右に見えるのがスノーシェッドに覆われた線路。左が歩いて来た道です。

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更に進むと景色が開けて、下方はるか奥にはPoschiavo湖。手前には麓の隣駅が見えました。

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あんな下から登って来るなんてね~。

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で、我々がめざすAlp Grüm駅は、このさきに見える山小屋の下方にあるはず。

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歩みを進めて山小屋に辿り着くと・・・。

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眼下にAlp Grüm駅、正面にはバリュ氷河。今日この光景は3度目。

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駅まで下る傾斜が結構キツくて膝にきました。

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Alp Grüm駅にも箱根登山鉄道寄贈の「アルプ・グリュム」の駅名票。カタカナだけではね~。

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Alp Grümは標高2091m。

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駅舎にはテラスのあるカフェ。下の写真の如きバリュ氷河が一望のもと。

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Alp Grüm駅16時13分のSt.Moritz行きは、やはりたくさんのハイカーで混雑していました。

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隣のOspizio Bernina駅でもまた大勢の乗客。

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でも編成が長いので、座れないことはありません。

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列車は軽快に下って行きます。

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窓を開けているとチョッと寒いくらい。

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乗務している車掌さんは2人。駅ごとにオレンジ色の箱を開けてなにやら操作していました。もしかしてタブレット(通標)の交換に相当するような単線区間の安全操作かもしれません。

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小駅に小まめに停まりながら・・・。

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16時52分に宿泊地のPotresina駅に着きましたが、このまま終点のSt.Moritzまで。17時11分着。街中のレストランで夕食。量が多いのに懲りていたので、ステーキをこれ以上小さく出来ないという量でお願いしました。それでも200g。

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食後は夕景のSt.Moritz湖畔を歩いて・・・。

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St.Moritz駅へ戻りました。

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20時23分発のPontresina行きは終電です。

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20時30分Pontresina着。

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朝から晩まで運動部の“合宿”のような長い一日はこれで終わり。残りあと2日、続きはまた後日~。

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