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C6120復活

6月13日土曜日。天気良好。気温が高く蒸し暑い日になりました。

クリニックは午前中は結構混雑しました。でも午後は一転ガラガラです~。7月からの予約制導入で少しはこのギャップを埋めることが出来ると良いのですが・・・。診療終了後は今日も夜なべ仕事~。

ところで6月10日、11日の一部報道で、蒸気機関車の再生計画を進めているJR東日本が、群馬県伊勢崎市の公園に展示されているC61型の20号機を復活させる方針を決めたと報じました!!。

現在、JR東日本はD51498とC57180の2輌を保有していますが、D51は現在は故障で修理中。季節運行や各地のイベントなどへの引き合いが多く、すべての需要に応えられない状況だそうです。JR東日本はかねてから保存状態の良い蒸気機関車を探していましたが、C6120に白羽の矢が立ちました。

C61は、戦後に余剰状態にあった貨物用蒸気機関車D51のボイラーを利用して、1947~49年に33両製造された急行旅客用の機関車。最高速度は時速100キロで、かつては東北特急「はつかり」や九州ブルートレイン「はやぶさ」なども牽引していました。

C6120は東北地方を中心に活躍し、昭和46年の奥羽本線電化を機に廃車かと思われましたが、当時の国鉄は少しでも検査期限の残っている蒸気機関車を有効活用するために全国規模の配置転換を行っており、いきなり北国の青森機関区から南国の宮崎機関区へ転属。昭和49年まで日豊本線で活躍しました。

昭和47年11月、学校の文化祭の代休を利用して宮崎へ遠征。その際に現役最後のC6120に出会いました。以下の写真は昭和47年11月5日宮崎駅にて撮影したものです。

機関車重量79.46t、動輪直径は1m75cm。20号機は1949年三菱製。

C61の先輪は本来ディスク車輪ですが、20号機は1軸が先輩のC59、C60から譲り受けたスポーク車輪になっているのが特徴です。

当時の宮崎駅や宮崎機関区の上空は煙だらけでした~。吉松機関区のC57151と大分機関区のDF50と並んだ後姿のC6120。テンダー(炭水車)のライトは東北時代の名残でシールドビームです。

宮崎機関区の出発線に待機するC6120。

C6120は宮崎で廃車になった後、何故か縁の無い群馬県伊勢崎市に保存されましたが、今となってはJR東日本の管内であったことが幸いしました。部分解体してトラックでJR東日本大宮総合車両センターに運び、約1年かけて修復の予定。費用は約3億円だそうです。

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