医療法人 恒和会 宗内科・循環器科:神奈川県大和市鶴間にある循環器専門医による内科、循環器科クリニック tel:046-293-7774 fax:046-262-4445 E-mail: naika@yamatoclinicmall.com

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3月13日水曜日。晴れ、朝は5℃、日中は13℃。花粉は「少ない」(・・・本当?)。激しい雨を降らせた前線が夜半に通過して今日は朝から晴れ渡りました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。長引く咳の方が多め。今日は花粉症の方も多数いらっしゃいました。花粉予報では「少ない」になっていましたが、換気のために窓を開けた途端に私の鼻が敏感に反応。少なくとも当クリニックの周辺では花粉が多かったに違いありません!?。発熱の方は少数でしたが、まだまだ新型コロナ陽性の方がいらっしゃいました。もうしばらくは院内でのマスク着用をお願いします。

さて今日は2月の連休の続きを。

2月11日は秋田駅前に投宿。翌日2月12日月曜日は秋田駅で男鹿線用の交流用一般形蓄電池駆動電車EV-E801系「ACCUM」(アキュム)を眺めてから、乗車予定の「つがる1号」の入線までしばし駅構内で過ごしておりました。

奧羽本線の普通列車は発車して行く列車も到着する列車も701系ばかり。

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秋田駅構内にはほとんど雪が有りませんが、足回りに雪を纏っているところを見ると他の地域では雪が降っているのでしょう。

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この701系は1993年から2002年にかけて製造された交流電車。当然のことながら交流電化区間しか見られませんので、関東では馴染みが少ない電車です。

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この電車が投入されるまで、東北地区には機関車に牽引された客車列車がたくさん走っていました。でも速度が遅い上に運用コストが嵩んで、正に前時代的な存在でした。もっとも私的には客車列車の方が風情が有って良かったんですけどね~。

JR東日本の交流電化区間以外にも、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道など、東北地方では八面六臂の活躍。

下の写真は数年前に盛岡駅で撮った写真。紫バージョンの701系は主に盛岡地区や青森地区の東北本線で運用されている車両。

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下は以前青森駅で撮影した青い森鉄道の701系。

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この701系電車、まだまだ新しいような気がしていましたが、実は登場からすでに四半世紀が経過していたんですね。そろそろ世代交代を考えなければならない時期かも知れません。

時の流れは速いです~。

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3月12日火曜日。雨時々曇り。朝は7℃、日中は12℃。花粉は「やや多い」。朝の寒さは緩みましたが終日気温は上がらず。前線を伴った低気圧の通過で昼からは激しい雨になりました。

今日のクリニックは天気が悪い割には混雑。動悸や胸痛、息切れなど、胸部症状を訴える方がちらほら。かぜ症状の方も少なくありませんでしたが、高熱の方はいらっしゃいませんでした。

さて以下は一昨日3月10日日曜日の続き。

前日の土曜日夜に神戸入り。翌朝は晴れましたが、朝は2℃、日中は10℃と気温は低めでした。

下の写真は朝方6時30頃。

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同宿になった医局の先輩お2人と一緒に朝食。部屋に戻るとすっかり明るくなっていました。

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南東には輝く海。

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北東側は山が間近まで迫っていて、その縁を新幹線が通っています。

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チェックアウトを済ませて、第88会日本循環器学会学術集会へ。会場はポートアイランドの神戸コンベンションセンター(神戸国際展示場、神戸国際会議場、神戸ポートピアホテル)。

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日本循環器学会は会員数32620名(2022年3月31日現在)の巨大学会。そのうち専門医資格を有する会員は15205名(2021年8月時点)。

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私めも循環器専門医の端くれですが、循環器専門医の資格を維持するためには5年ごとに定められた学術集会・学術講演会・その他の事業に参加して、必要な研修単位を取得しなければなりません。そんな訳で私もほぼ毎年学術集会に参加しています。

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コロナ禍以降はウェブ参加でも単位登録が可能となったので、以前ほど現地参加の人数は多くなくなったかも知れませんが、それでもとんでもない数の循環器医が参集。全国の主だった循環器医はこの期間不在になりますから、絶対に循環器系の急病になってはいけません!?。

下の写真はポートピアホテルのロビー。

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まずは神戸国際展示場で参加登録。展示ブースやポスター展示を見てから、ポートピアホテルで不整脈と心筋症の教育講演を昼まで聴講、さらに午後からは医療安全・倫理に関する講習会に参加。

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夕方帰宅の途に就きましたが、新神戸駅は大混雑。何と新幹線は新神戸駅で車両点検を行った列車があったために上りも下りも30分近く遅れていました。東海道区間に入っても、列車が渋滞していて動いたり止まったり。最終的には1時間の遅れで帰着しました。

やれやれ〜。(^^;)

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3月11日月曜日。晴れ時々曇り。朝は0℃、日中は12℃。花粉は“やや多い”。スッキリ晴れましたが今日も寒さの厳しい朝になりました。

今日は週明けの月曜日でしたが、クリニックは意外に平穏でした。受診人数はそれなりに多かったのですが、時間を要する方は少なめで、予約外の方もうまく分散して受診して下さいました。こんな日が続くと良いんですけどね~。

今日は3.11。わが家では毎年この時期に非常袋の点検を行なっています。今年は既に先週点検しましたが、非常食や水、電池、使い捨てカイロなどなど、使用期限があっという間に来てしまうので油断なりません。小まめに交換しておかないとイザと言う時に使えなければ何にもなりませんからね~。それに1年経つと意外に何を入れてあったかを忘れてしまっているので、その再認識のためにも定期点検は必要かも。最近忘れっぽくなって来たし・・・!?。

さて以下は一昨日3月9日土曜日の話。

診療終了後は雑務をこなしてから夕方になって新横浜駅へ。新幹線で一路西下。(写真は乗った新幹線では無くて東京駅へ向かう上り列車ですので念のため。)

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すっかり暗くなってから新神戸駅に着きました。

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徒歩で駅前の高層ホテルにチェックイン。カーテンを開けたら・・・!。綺麗だけれどチョッと怖い!。

左下の白い筋状の光が新神戸駅。

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東向きですので、大阪方面を向いているはず。

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東南に目を向けると右上に海が見えました。

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さらに南側。

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神戸の中心街は西南方向なのでここからは見えませんが、中心部はもっと夜景が華やかなはず。

ここ神戸では3月8日金曜日から3月10日日曜日まで、第88回日本循環器学会学術総会が開催されています。今回はこれに参加するために神戸までやって来ました。明日は早朝から学会会場に馳せ参じる予定です。

続きはまた後日に~。

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3月6日水曜日。雨のち曇り。朝は4℃、日中は8℃。昨日からの雨は昼前まで尾を引きましたが、午後からは一時晴れ間もありました。

今日のクリニックは、やっぱり混雑。長引く咳の方、胸痛や動悸、息切れの方、血圧が急に高くなったので心配になって飛び込んで来た方、などなど。今日も何だかバタバタしていました。まだ新型コロナやB型インフルエンザの方もいらっしゃいました。もうしばらく警戒しておいて下さいませ~。

さて今日も2月の連休の続きを。

2月11日は秋田駅前に投宿。翌日2月12日月曜日の朝、ホテルのカーテンを開けると冬の秋田らしくなく(!?)晴れていました。

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眼下の男鹿線のホームに目をやると、見たことのない車両が。

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朝食を済ませて早々にチェックアウト。建国記念日の振替休日の朝、秋田駅は静かでした。

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男鹿線のホームには真新しい男鹿線用のEV-E801系電車が停車中でした。

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このEV-E801系電車は、JR東日本の交流用一般形蓄電池駆動電車(舌を噛みそうです)で、愛称は「ACCUM」(アキュム)。蓄電池を意味する「accumulator」から取られたそうです。乗務員室ドアの後ろに男鹿線のシンボル「なまはげ」が居ます!。

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2017年3月から1編成が営業運転に就き、その後は2021年3月13日のダイヤ改正に合わせて5編成が追加投入されて、男鹿線用のキハ40形およびキハ48形を置き換えて本系列に統一されました。

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男鹿線運用では電化区間の秋田-追分間は交流電化の奥羽本線を架線から交流20000 V・50Hzからの電力を使用して交流形電車として走行。非電化区間の追分駅-男鹿駅間はパンタグラフを下して収納した後、主回路用蓄電池からの電力を使用して蓄電池電車として走行するんだそうです。

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終点男鹿駅には電力会社から配電線を介して交流三相6600 V・50Hzで受電した電力を、変電装置で交流単相20000 V・50Hzに昇圧して、それを剛体架線を介して車両に充電する地上充電設備があり、男鹿駅に到着後には収納されたパンタグラフを上げて充電を開始。充電完了後はパンタグラフを下げて収納した後、折り返し非電化区間を蓄電池電車として走行して、追分駅に到着後、収納されたパンタグラフを上げて電化区間の秋田駅-追分駅を交流形電車として走行するんだそうです。

・・・う~ん、私としたことが、これは乗って確認しなければならない課題でした。後日再訪しなければなりません。

さて、これから乗る予定は青森行きのローカル特急「つがる1号」。あれっ、下り電車?。まだ帰らないのって?。そうまだ帰りません。

続きはまた後日に~。

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3月5日火曜日。曇りのち雨。朝は5℃、日中は8℃。朝の冷え込みは緩みましたが天気は西から下り坂。花粉予報は非常に多い。

今日のクリニックは先週ほどでは無いけれど混雑気味。かぜ症状の方は減って来ましたが、動悸、息切れ、胸部圧迫感、めまい、ふらつき、等々の方が次々と。診断書や意見書、紹介状、などの作成が必要な方も多くて、人数以上に疲れました。時節柄か転居予定の方の紹介状が山積!?。

診療終了後は仕事を積み残したまま大和市医師連盟と大和市医師会理事会に出席のため大和市医療センターへ。明朝何とかせねば・・・・。

さて今日も2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って終点秋田駅には13時26分着。秋田国際教養大学を見学してまだ明るいうちに秋田駅へ戻って来ました。

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駅前のJRホテルにチェックイン。指定した訳では有りませんが、秋田駅が良く見える部屋でした。

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ホームには特急「つがる」の姿が見えました。

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部屋の窓際に時刻表まで備えてありました!。流石JRホテル!!。

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折角なので秋田名物でも食べようかと思いましたが、近場の郷土料理屋さんはどこも満席!?。ええっ、こんな季節に??。どうやら男鹿では「なまはげ柴灯(せど)まつり」・・・。

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大館では「大館アメッコ市」・・・。

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さらに湯沢では「湯沢犬っこ祭り」と、秋田市近郊都市でのお祭りが本日重なっているようでした。止む無く近場の居酒屋さん(お酒は飲まないのに!)で秋田名物を頂くことに。「とんぶりとろろ」、「ぎばさやっこ」・・・。

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「しょっつる出汁巻き玉子」、そして「きりたんぽ鍋」。

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それなりに美味でした。

さて明日も1日乗ります!。続きはまた後日に~。

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3月4日月曜日。晴れ。朝は1℃、日中は16℃。朝は冷え込みましたが日中は暖かく春の陽気になりました。花粉予報は“やや多い”。

私事で恐縮ですが、現在私の花粉症状は絶不調。長年愛用していた抗ヒスタミン薬が製造中止となってしまったため、代替薬を模索しております。しばらく鼻声で失礼致します~。

さて今日のクリニックはやっぱり混雑気味でしたが、先週よりは落ち着いた感じになりました。発熱の方は本日も新型コロナの方、B型インフルエンザの方、共にいらっしゃいましたが、週明けにしては格段に少なくなった感じです。一方、花粉症の方は多くて、例年よりも酷い目に遭っている方が多いかも!?。

さて今日も2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って終点秋田駅には13時26分着。まだ時間があるので、男鹿線往復などの案を考えておりましたが、朝から乗り詰めで、既に非鉄の同行者の精神状態は持たなそう・・・。

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そこで思案の結果、有名な秋田国際教養大学を見学しに行くことにしました。

秋田国際教養大学は秋田県が設立した公立大学で、英語による講義が100%、最低1年間の海外留学の義務化などにより、海外で通用する人材の育成を掲げた結果、全国から優秀な学生さんが集まって、今では就職率100%だそうです。

場所は秋田空港の近く、秋田から奥羽本線で新庄方面へ2駅のJR和田駅からバスで15分。周囲には勉強の邪魔になるようなものは何も無い素晴らしい(!?)環境。

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学生さんの9割近くが、キャンパス内の学生寮・学生宿舎で生活しているそうですが、日曜日だからかキャンパス内は閑散としていました。

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キャンパスマップを見ながら先ずは有名な中嶋記念図書館へ。在校生・教職員の方は昼夜を分かたず365日24時間利用可能なんだそうで、一定の制限はあるものの一般利用者や高校生にも開放されています。

外観は何の変哲もない建物ですが・・・。

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中に入ってみるとビックリ!!(*_*;

(写真撮影には注意事項を遵守する旨の書類に署名をした上で撮影出来るのは3枚のみ。以下の3枚の写真は許可を得て撮影しています。)

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天井の木材はもちろん(!?)秋田杉。伝統技術による傘型屋根になっています。

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日曜日の夕方にも拘わらず、多くの学生さんが真剣に勉強中。

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優秀な学生さんが昼夜を問わず真剣に勉強できる環境は素晴らしい!。

もし若ければ自分も(!?)・・・どう考えても無理~。

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3月2日土曜日。晴れのち曇り。朝は3℃、日中は8℃。晴れ間はあれど寒い1日になりました。花粉は“やや多い”。

私、かれこれ30年近く花粉症で、以来内服薬を欠かせなくなっておりますが、例年シーズン初期に喉をやられてしまいます。私自身はこのシーズン、長年に亘って結構強力な古典的抗ヒスタミン薬を内服しているのですが、鼻水が出ると業務に大きな支障になるため、ここ数日は最大限の容量を内服しておりました。すると鼻水は収まるのですが喉は乾燥してカラカラに。そこに耳の遠いご高齢の方が立て続いたりして大きな声を出し続けていると、いつしか気が付けば喉が嗄れて声が出ない!!。昨日、今日と、普段の美声(!?)をお聞かせ出来なくて失礼致しました。決してかぜでもコロナでもありませんのでご心配なく~。

さて今日は2月11日の五能線の続きを。

「リゾートしらかみ2号」は深浦を過ぎて海岸線に沿った険しい地形を進んで青森県から秋田県へ。途中下り弘前行と交換。

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対向列車は最新鋭GV-E402形。ディーゼルエンジンで発電した電力で主電動機を駆動する、いわゆるディーゼル・エレクトリック方式の電気式気動車で、2020年12月12日より五能線で営業運転を開始したばかり。

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秋田県側に入ると少しずつ民家が増えて来て・・・。

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12時13分能代駅に到着。「バスケの街」とあるのは、ここ能代市に高校バスケットボールを題材とした漫画『SLAM DUNK』の中に登場する「山王工業高校」のモデルとなったバスケットの名門「能代工業高等学校」(現:能代科学技術高校)があるから。

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バスケットに関連したイベントを盛んに行って町興しをしているようです。そして一駅先の東能代駅で奥羽本線と合流。

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ここで五能線は奥羽本線と向きに合流するので、秋田方面に行くには方向転換するために6分停車。

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多くのインバウンドの方たちはここで下車して行きました。

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ここから秋田までは1時間。

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いつの間にか雪が降り出しました。

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奥羽本線は五能線よりも線路規格が良いので軽快に飛ばします。

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昔、学校の社会科で習った八郎潟あたりは見渡す限りの広大な水田。

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琵琶湖に次いで日本で2番目の広さだった八郎潟の干拓事業は1957年に着工して1977年に竣工。でもその間に米の増産を掲げた干拓事業は一転して減反政策へと方針転換・・・。翻弄された方も多かったことでしょう。

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13時26分、終点秋田に到着。

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秋田駅ではなまはげと・・・。

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秋田犬というベタなお出迎え。

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この時間なら秋田新幹線にそのまま乗れば今日中に東京まで帰り着きますが・・・。

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折角ここまで来たのでもう1泊して明日帰ります。

続きはまた後日に~。

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3月1日金曜日。晴れ。朝は4℃、日中は16℃。朝方は、昨夜からの雨が残っていましたが日中は晴れて気温が上がりました。その分また花粉が飛び始めました。今日の予報は“やや多い”ですが、私的にはかなりしんどい1日でした~。

今日のクリニックはやっぱり混雑気味でしたが、先週、今週の中ではやや平穏な方でした。高熱の方は少なくなりました。本日発表になった新型コロナとインフルエンザの感染状況は、新型コロナ、インフルエンザのどちらも全国、神奈川県とも減少に転じました。このまま終息してくれると良いですね~。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って、ほぼ中間地点の深浦駅で下り「リゾートしらかみ1号」とすれ違い。ここから先も正確に海岸線をなぞる様に線路が施設されています。

深浦駅を発車すると直ぐに小さな漁港。

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その後はゴツゴツした岩場が続きます。

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下は松神駅近くの入江。

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相変わらず雲の流れが速くて青空が見えたかと思ったら直ぐに吹雪いたり・・・。

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小さな砂浜。

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夏に来たら良さそう。

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ほどなくしてまた岩場に。

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「リゾートしらかみ」は、海沿いの景勝地で一部区間徐行運転をしてくれます。

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それにしても沿線には人も車も少ない・・・。

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五能線も一時は廃止が取り沙汰されていたそうですが、白神山地の世界自然遺産への指定と「リゾートしらかみ」の成功で息を吹き返した様です。インバウンドの方々も取り込んで積極的施策を取って行けばまだまだ盛り上げて行けそう。

チョッと長くなったので続きはまた後日に~。

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2月26日月曜日。晴れ。朝は5℃、日中は12℃。気温は高めで日差しはあるのに、冷たい風が強くて体感温度は低め。さらに強い風のお陰で花粉がたっぷりと飛散。昼にチョッと外へ出たら、瞬く間に私の鼻と目がしっかり反応。ヤバいです~。

週明けのクリニックはとっても混雑。かぜ症状の方は相変わらず多めでしたが、高熱の方は少なくなって来ました。中には鼻と咳で花粉なのか、かぜなのか判然としない方も。息切れと動悸のご高齢の方は弁膜症による心不全の増悪でした。年齢のせいではありません!。市立病院での加療をお願いしました。

本日、2月12日から2月18日の感染症動向が発表になりましたが、新型コロナウイルス感染症は神奈川県でも全国でも減少。一方、インフルエンザは神奈川県でも全国でもまだまだ増加中。皆様、まだ気を抜かないで下さいませ~。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って千畳敷で海岸を散策したのち、10時30分に千畳敷駅を発車。ここからは海岸線に沿って波打ち際を走ります。

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雲の流れは速いけれど青空も覗いて・・・。

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海はとっても穏やかに見えます。

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でも追良瀬あたりではまた曇って来ました。

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追良瀬〜広戸間では1972年12月2日に豪雨と波浪により道床が流出しているところに深浦発の1番列車が差し掛かり、機関車が海中に転落する痛ましい事故が発生しています。一瞬慰霊碑が見えました。

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確かに高い波が来たら線路が洗われそうなところが続きます。

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深浦駅では下り「リゾートしらかみ1号」とすれ違いのため4分停車。

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向こうは「くまげら」編成です。

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「くまげら」編成は「リゾートしらかみ」が好評なことから、第3編成として2006年に増備されたもの。

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タネ車のキハ40系は旧国鉄が1977年から1982年にかけて製造した昭和の気動車なので、かなり年季が入った感じ。

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初代「青池」が2010年に、初代「橅」が2016年に、それぞれ2代目に代替わりしたので、今ではこの「くまげら」編成が最古参編成になりました。

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外部塗色は、日本海の夕日をイメージしてオレンジを基調としたグラデーションを施し、前面上部の前照灯突起部分はくまげらの鶏冠をイメージした赤色となっているのだそうです。う~ん、美的には今一つ!?(失礼~)。

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上下「リゾートしらかみ」はしばしの邂逅を経て、10時58分、10時59分にそれぞれ深浦駅を発車!。

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上下がすれ違うということは、ここが道中のほぼ中間地点と言うこと。

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ここから先もまだまだ海岸線に沿った険しい地形を進みます。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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2月20日火曜日。晴れのち雨。朝は16℃、日中は22℃。前線の影響で今日も天気は不安定。気温は朝から高めで日中はついに20℃超えに。スギ花粉はついに「多い」の予報が出ました。まだ2月なんですけどね~。

今日のクリニックはやっぱり混雑。何故か午前中は予約外で受診された方が多くて待合室が密になりそうでした。予約外の方にはだいぶお待たせしてしまったかも。それでも予約の方はほぼ時間通りに診療が進みました。薬の供給不足は相変わらずで、咳止め、抗生剤は綱渡り。小青竜湯などの漢方薬まで心細い感じです。そしてついにアセトアミノフェンまで・・・。いつまでこの状況が続くのでしょう。

今朝は学校医をさせて頂いてる小学校から連絡が入り、4年生、5年生の1クラスずつを学級閉鎖に。インフルエンザ+コロナの仕業です。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅から「リゾートしらかみ2号」に乗って1時間あまりで鯵ヶ沢に到着。鯵ヶ沢は人口8000人ほどの小さな町。

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五能線はここからしばらく海岸に沿って走ります。天気は青空が見えたかと思うと雪になったりと目まぐるしく変化します。

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次の千畳敷駅で列車は小休止。海岸を散策することが出来ます。

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ホームに降り立って山側を見上げると・・・!。

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段丘の断層面からしみ出た地下水が凍り付いて滝の様になっていました。

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線路と並行する道路を横断して海岸へ。

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ここは1792年(寛政4年)の地震で隆起したと伝えられる海岸段丘面。

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大きな岩の頂上には白い鳥!?。

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どうやらウミネコのペアのようです。あそこは眺めが良さそうです。

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海岸べりには大町桂月の文学碑が。大町桂月は北海道、東北がお気に入りだったそうです。

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階段を降りて波打ち際お目指します。

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波は高くて結構大きな波しぶきが。

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平坦な岩場に海水が溜まっていつところは水鏡になっていました。

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青い空に白い雲。とても津軽の冬の海岸とは思えない光景。

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何だか暖かそうに見えるかもしれませんが、もちろんそんなはずはありません。

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さて発車3分前の警笛が3回鳴りました。急いで車内へ戻ります。

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10時30分の定刻に発車。

長くなって来たので続きは後日に~。

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2月19日月曜日。曇り時々雨。朝は12℃、日中は17℃。前線の影響で天気は悪くなりましたが、南風が吹き込んで気温は高めでした。

週明けのクリニックはやっぱり混雑。血圧、動悸、胸痛、息切れなどの方はやはり多め。発熱の方は週明けの割には少なくなって来たかも。インフルエンザよりも新型コロナの方の方が多めでした。

さて今日は2月11日の続きを。

弘前駅を8時48分発の「リゾートしらかみ2号」で出発。弘前駅発車時は全員後ろ向き(!?)です。五能線の起点は弘前駅ではなくて奥羽本線の数駅青森側の川部駅。青森始発の「リゾートしらかみ」は一旦川部駅を過ぎて弘前駅でお客を拾ってから再度川部駅へ戻るのです。線路の構造上、弘前側から五能線に入るにはスイッチバックしなければならないので、弘前駅から川部駅までは後ろ向きと言う訳。川部駅では折り返しのため数分停車。

下の写真は川部駅で折り返し準備中の「リゾートしらかみ」。

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ここから進行方向を変えていよいよ五能線に入線。川部駅から板柳駅までの線路の両側にはりんご畑が広がりますが・・・。う〜ん、花の時期か赤い実がなる収穫時期にまた来たいです~。

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3号車のイベントスペースで開催される津軽弁「語りべ」実演のために、川部からお二人の女性が乗車。雪のりんご畑を見ながら津軽弁の昔話を聴くことが出来ますが、その様子は各車両の天井に付いているモニター画面に映し出されます。晴れていれば岩木山の麗姿を眺められるあたりですが、本日は雲に隠れていて残念。お二人は陸奥鶴田駅で下車して行かれました。

ほどなく五所川原駅に到着。対向列車は2020年12月から登場した最新式の電気式気動車GV-E400系でした。ここは津軽鉄道乗り換え駅で、結構な人数が下車されました。

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津軽鉄道の離れたホームには、今ではすっかり有名になった「ストーブ列車」が見えました。こちらは例年12月1日から3月31日に運行され、すっかり津軽鉄道の冬の風物詩になりました。後ろの2両がストーブ列車用の客車。元国鉄から1983年に譲渡されたオハ46とオハフ33です。

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構内には以前使われていたキハ22気動車の荒廃した姿が見えました。

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タンク車のタム501は元国鉄のタム2848で1956年製造。1984年に購入した車両ですが、現在は稼働していません。

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時間が有ればゆっくり見たい車両たちですが先を急ぎます。ここから先は私にとっては未乗区間です。

五所川原駅の次は木造駅。国指定史跡の亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶はあまりにも有名。駅舎の外壁にはこの土偶の巨大モチーフが飾られているそうですが車内からは伺い知れません。北海道・北東北の縄文遺跡群として2021年に世界文化遺産に指定されています。

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五所川原からは津軽三味線の奏者男女お二人が乗車。鰺ヶ沢までの区間で生演奏をして下さいます。

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迫力の生演奏を聴きながら広大な雪原を進みますが、雪はあまりありません。それどころかこの時期に滅多に見られない青空が!。

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鳴沢駅を過ぎて鰺ヶ沢駅が近付いて来ると、海が見えて来ました。 

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乗客を飽きさせないイベントが考えられていて、これなら長い乗車でも「鉄」以外の普通の乗客の方でも大丈夫!?。

チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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2月16日金曜日。曇りのち晴れ。朝は10℃、日中は12℃。春一番の名残りで朝から気温は高めで強風。昼間は気温はあまり上がりませんでしたが風が静まって日差しが暖かく感じられました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。陽気のせいでしょうか、体調が優れない方がたくさん。血圧の変動を心配されて来院される方も少なくありませんでした。発熱の方は依然としてインフルエンザの方も新型コロナの方もいらして、まだまだ収まる気配がありません・・・。

さて今日はこの連休の続きを。

朝、弘前駅に着いて先ずは弘南鉄道弘南線のホームを偵察した後、今度はJRのホームへ。

下の写真はJRのホームから見た弘南鉄道の7000系。

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JR奥羽本線の701系は雪にまみれて到着。

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巻き上げる雪で後ろ側の方が着雪量が多め。

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さてこれから乗る列車は「リゾートしらかみ2号」です。

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「リゾートしらかみ」は全席指定の快速列車。運賃以外に指定席券840円が必要です。この列車に乗ったまま五能線を走破して秋田まで行くつもり。

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やがて青森方面から「リゾートしらかみ2号」が入線して来ました。青森始発なので、既に多くの座席は埋まっています。

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車両はHB-E300系気動車というJR東日本が観光列車用に開発したハイブリッド気動車で、ディーゼルエンジンで発電してモーターを駆動させる方式。

現在「リゾートしらかみ」には仕様の異なる4両編成3本が使用されていますが、その内の「青池」と「橅」の2本がこの形式です。

「青池」は2010年12月のダイヤ改正から運行開始されているので、もうベテランの領域かも。

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座席のシートは特急車並み。天井にはモニター画面が設置されていて、ビデオや3号車のイベントスペースからの中継画像が映し出されます。窓が大きくて眺めは良好ですが、バリアフリーではありません。

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2号車にはボックス席。

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扉は無いけれど半個室状態で、ファミリーやグループ向け。

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一角にはセルフレジを備えた無人売店も。

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今回は別段「リゾートしらかみ」に乗りたかった訳ではなく、五能線を走破するためにちょうど良い列車だったから。乗り換え無しで直通する列車はごく僅かしかありませんので~。

五能線は学生時代に川部から五所川原までは乗ったのですが、そこから津軽鉄道に乗り換えて時間切れになってしまったため、五所川原から東能代の区間は未乗のまま残っていました。

定刻の8時48分発、ハイブリットとは言え結構なエンジン音を唸らせて「リゾートしらかみ2号」は発車!。秋田までは実に4時間半もの長時間乗車になります。

続きはまた後日に~。

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2月14日水曜日。晴れ時々曇り。朝は2℃、日中は18℃。朝は寒いけれど日中は気温が上がり、全国的に4月並みの気温になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。季節柄なのか、息苦しい方、動悸症状のある方、胸痛のある方など、胸部症状を訴える方がちらほら。花粉症のお薬を所望される方も多くなりました。発熱の方はA型、B型のインフルエンザに加えて新型コロナウイルス感染症の方が混在していますが、新型コロナウイルス感染症の方が優勢な状況でした。

さて今日もこの連休の続きを。

2月11日日曜日は、前夜から青森県弘前市内に投宿。朝食にはホタテの炊き込み御飯やせんべい汁など地元のものを頂きました。

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ただ駅前に宿泊する予定が何故か駅から遠いホテルになってしまったので(??)、朝はバスで弘前駅まで戻って来ました。

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弘前駅前は日曜日の早朝のこととて人影疎ら。

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ポストの上には美味しそうなリンゴが。

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ちょうど良い時間にバスが無くて乗車予定の列車の1時間前に弘前駅に着いてしまいましたが、橋上の自由通路から眺めたらJR線の東側にステンレス車両が見えました。弘南鉄道の車両です。

弘南鉄道は弘前〜黒石を結ぶ弘南線と中央弘前〜大鰐を結ぶ大鰐線の2路線を運営している地方私鉄。早速、駅の東口側の弘南鉄道乗り場へ。入場券を買ってホームに入れて頂きました。窓口では硬券の販売も!。

下の写真、上が弘南鉄道、下がJRの入場券です。

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一定の年代以上の方には見覚えある車両かもしれませんが、元々は東急を走っていたステンレス車両7000系です。

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東急7000系は1962年から1966年に東急車両で製造された車両。

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連結妻面に東急電鉄と東急車両昭和39年製造の銘板が大切に温存されていました。

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1988年にはこちらに入線したそうですから、既に北国暮らしの方が長くなっています。

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2両ごとの短縮編成化されていますが、車内の雰囲気はそのままかも知れません。

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ただ車端部にはローカル線でのワンマン運転のため、料金表示器や運賃箱が設置されています。

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弘南鉄道は、昨年は脱線事故を発端に線路施設のトラブルでしばらく運休していました。今は普通に運行しているようですが、決して経営は順風満帆では無い様で・・・。是非とも頑張って欲しいものです。

さて先を急ぎますが、続きはまた後日に~。

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2月13日火曜日。晴れ。朝は1℃、日中は16℃。季節外れの暖かさになりました。花粉もたくさん!?。

3連休明けのクリニックは、ビックリするほどの大混雑になりました。世の中は3連休だったこと、先週の雪で来院出来なかった方が今週いらしたこと、インフルエンザや新型コロナが流行していること、さらに花粉の飛散が始まったことなどが重なり、さらに血圧の上昇、胸痛、息切れ、動悸などを主訴にした新患の方もたくさん。終日混雑してご迷惑をおかけしました。最終的にこの冬一番の受診者数を記録~。いや~、ヘロヘロです。

さて、気を取り直してこの連休の話を。

2月10日土曜日は、診療終了後、急いで東京駅へ。16時20分発の「はやぶさ35号」に飛び乗りました。宇都宮辺りで日没。仙台の手前で雪になりました。盛岡駅で前側に連結されていた「こまち35号」を切り離し。

盛岡駅で連結部へ急行。こういう解結作業って見に行きたくなりますよね~(えっ、見に行きたくならない!?)。

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連結器を外して、口を閉じながら「こまち」が先に発車。

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縦方向ではなくて横に開く口。

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チョッと昆虫みたいです。

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完全に口を閉じてから加速して見えなくなりました。

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2分後の18時37分に今度はわが「はやぶさ35号」が発車。ちょうど1時間後の19時37分に新青森駅に着きました。列車を降りるとやはりヒンヤリ~。

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最初に青森駅に降り立ったのは50年も前の事ですが、その時は夜行急行で10時間以上かかって青森駅まで到達したのに、たった3時間と17分で着いてしまうとは隔世の感を禁じ得ません。

そこから20時03分発の奥羽本線大館行きに乗り換え。701系電車はロングシートが1/3埋まるくらいの乗客を乗せて発車。

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途中、すれ違う貨物列車の遅れのため5分遅れ。そう、奥羽本線は一部区間を除いて単線なのです。定刻20時40分より5分遅れのまま弘前駅に着きました。

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弘前も学生の時に北海道の帰りに立ち寄って以来の再訪。

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超近代的な駅に様変わりしていて、浦島太郎状態です~。

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今宵は弘前駅前のホテルに予約を入れてあり、そのままチェックイン!・・・のはずが、ええっ!、予約が入っていない!?。

なんと私としたことが、1日ズレて翌日の予約を入れていたのでした。前代未聞の失態です。しかも今夜は満室とのこと・・・。

止む無く他の駅前のビジネスホテルに片っ端から電話するも軒並み満室で断られてしまいました。なっ、何でこんな寒い季節に満室なのか・・・。なんとこの週末は看護師国家試験の日に当たっていて、東北では試験会場は仙台と弘前の2か所のみ!。受験生が北東北エリアから弘前に参集していたのでした。かなり焦りましたが、何とか駅から遠いビジネスホテルに最後の1部屋を確保。野宿することなく(野宿したら凍死してしまいます)一夜を過ごすことが出来ました。

やれやれ。続きはまた後日に~。

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2月9日金曜日。晴れのち曇り。朝は1℃、日中は10℃。だんだんと日が伸びて、朝の通勤時間帯もようやく明るくなって来ました。

今日のクリニックは早い時間帯は平穏でしたが、後半になるにつれて忙しくなるあまり好ましくないパターンでした。きょうの発熱の方はB型インフルエンザの方がお一人いらっしゃいましたが、残りは皆さん揃って新型コロナウイルス感染症でした。

さて今日は昨年11月の石垣島の続きを。

夕方の5時過ぎには野外活動を終えて石垣市内のホテルにチェックイン。北側に見えるのは先ほどまで蝶の写真を撮っていたバンナ岳です。

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荷物を置いて、まずは日本最南端のアーケード商店街である「ユーグレナモール」をぶらぶら。以前は「あやぱにモール」と呼ばれていましたが、バイオベンチャーの会社であるユーグレナが命名権を獲得。2010年から「ユーグレナモール」に名前が変わりました。ひととき話題になったミドリムシを使った健康食品や化粧品の製造・販売を行っている、あの会社です。

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観光シーズンではないので人影疎ら。ここに石垣市公設市場もあります。

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アーケードを外れると何だか異国のような雰囲気。建物の形状?、道路がデコボコだから?、それとも街灯が無いから?。

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お店の明かりが消えたら路地裏は真っ暗になりそう。

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その付近の小綺麗な1件に入り、昼間の収穫を祝して今宵は石垣牛を奮発!?。

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食後はホテルに戻って早々に就寝~。

さて翌朝は6時頃に目が覚めてカーテンを開けたら、まだ真っ暗。南国は日の入りも遅いけれど夜明けも遅い!。

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朝食を済ませてから再び窓外を眺めれば、朝7時30分にしてやっと陽が昇って来た感じでした。

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今日も天気はバッチリ。日頃の行いの良さがこういう時に出てしまいます!?。

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チョッと早過ぎるけれど、時間が勿体ないので活動開始!。

続きはまた後日に~。

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1月24日水曜日。晴れ時々曇り。朝は1℃、日中は8℃。強い冬型の気圧配置になって寒さの厳しい1日になりました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。健康診断結果を持参されて来院される方がちらほら。中には20年ぶりに健診を受けたら血圧が200以上あって驚いて飛んで来られた方も。

先週ぐらいから花粉症症状の方が増えて来ました。通常は前の年の夏が暑いと花粉の出来が良くなりますが、昨年はメチャメチャ暑かったので花粉は豊作!?。覚悟の上で早めに対策を!!。

夜は胸部レントゲン読影会に参加。・・・とは言っても今だにリモートでの開催。リモートでの参加は楽ですが、孤独にモニター画面を見て解説を聴いているのは緊張感を保つのが大変です~。

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さて昨日は先月行った京都駅ホーム上屋の軒飾りについて書きましたが、今日は同じく京都駅のポストの話。

こちらも2011年9月の本ブログで触れましたが、今回確認したところ、引き続き現役でした。

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最初に見つけた時、駅のホーム上にポストがあることにとっても違和感を覚えましたが、普段から京都駅を利用している方にとっては至極当たり前の光景のようで、誰も気に留めている様子はありませんでした。

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もちろん現役で、平日・土曜日は3回、日曜・祝日は2回、郵便物の回収があるようです。

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先日、断捨離目的で雑誌を整理していて、鉄道ピクトリアル誌2022年7月号No.1000に“「鉄道と郵便」今昔ものがたり” (白土貞夫著)という記事が掲載されているのを発見。

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その記事の中で「郵便輸送のメインが鉄道であった時代には駅前ばかりか、主要駅ホームにも郵便ポストを設けていたが、現在は京都駅2・3番線と4・5番線両ホームに設置されているのが全国唯一の存在である。普通一般に見られる規格型13ポストで形態的な面白味はないが、駅ホームに残る点では大変貴重であろう。」との記述がありました。

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ホーム上のポストは京都駅が全国唯一だったんですね~。

・・・あれっ、私が見たのは4・5番線ホームのポストですが、記事中には2・3番線ホームにもポストがあると書いてあります。

今度京都へ行ったらそちらも確認して参りま~す。

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1月23日火曜日。晴れ時々曇り。朝は6℃、日中は12℃。昨日は一時雨が降りましたが、今日は安定した晴天になりました。朝から気温は高め。

今日のクリニックは予約はパンパンでしたが、なぜか予約外で受診される方が少なくて午前も午後も余裕の診療でした。こんな平穏な日々が続くと嬉しいです~。もちろん(!?)かぜ症状の方はそれなり。今日もコロナとインフルの人数はイーブンでした。

さて今日は先月12月に行った京都駅の話題。

12月16日の夜、新幹線で京都駅に着いてからチョッと時間があったので、在来線のホームを少々探索して参りました。だいぶ以前、2011年9月に本ブログで書きましたが、京都駅のホームには大正期からと思われる軒飾りが残っています。

在来線ホームへ降りると、優美な軒飾りはそのまま健在でした。

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最近の実用本位の建造物には見られないムダ(!?)が素敵です。

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京都駅初代は現在より少し北側にあったそうで、現在位置に移ったのは1914年(大正3年)の2代目駅舎が建設された時。その時に同時にホーム上屋の軒飾りも造られたそうですから、かれこれ110年!?。

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もちろん今まで幾度となくメンテナンスを繰り返して来たのでしょうが、現在も残っているのは奇跡に近いかも!?。

大阪方のホーム端に行ってみると、そこでは何やら工事中。

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元々のホーム端はここだったのでしょうか?。

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以前来た時にはもっと妻飾りが残っていたような・・・。

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もしかして老朽化で撤去されたか??。ホームドアの設置やホームの拡幅、延伸などなど、工事が行われればいつでも撤去されてしまう可能性はあるわけで・・・。見られるうちに見とかなければね~。

さて京都駅のもう一つの鉄道遺産も確認しておかねばなりません。

続きはまた後日に~。

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1月22日月曜日。晴れのち曇り。朝は6℃、日中は13℃。今日も暖かい朝になりました。

週明けのクリニックは比較的平穏でした。それでもかぜ症状の方は多め。土、日にかぜを引いた方が月曜日に纏まっていらっしゃるので、月曜日は他のウィークデーよりもかぜ症状の方は多くなりがち。今日は発熱の方はインフルエンザとコロナが五分五分で競り合っている感じでした。

さて今日は昨年11月の石垣島遠征の続きを。

いつも蝶の写真ばかりなので今日は蝶無しで。11月2日は空港からレンタカーで先ずは於茂登岳(おもとだけ)山麓でしばらく蝶の撮影。

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その後は石垣島中央に位置するバンナ公園へ移動しました。バンナ公園は標高230mのバンナ岳の周辺を公園として整備したところ。北口からバンナスカイラインを登って行くと、途中に「南の島展望台」と「渡り鳥観察所」があります。展望台の上から見ると、眼下には鬱蒼とした森が広がっていました。

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11月とは思えない“夏の風景”です。

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さらにバンナスカイラインを進むと、一番高いところに「エメラルドの海を見る展望台」があります。ここからは文字通り海が見えました。

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沖合に真っ平に見える緑は竹富島。竹富島は周囲9.2kmの小さなサンゴ礁の島です。

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目をやや東に転じると石垣市街。おや、大きなクルーズ船が入港中。

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上の写真はスマホ、下の写真はミラーレスカメラ。こういう望遠域ではチョッと違いが出ます!?。

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展望台の脇には何やらたくさんの実を付けた木が。

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上はスマホ。下がミラーレスカメラ。

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このブログの写真は最近は9割以上スマホによるもの。蝶と鉄道の写真を撮るときだけ重たいカメラを持って行きます。

折角持って行ったので蝶以外も撮って見ましたが、望遠以外はスマホで十分かな・・・。

さて、もうひと頑張り蝶の写真を撮りますが、続きはまた後日に~。

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1月16日火曜日。晴れ。朝は1℃、日中は7℃。今日は冬型の気圧配置で厳しい寒さになりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑気味。かぜ症状の方は少なくなって来ました。寒い季節になってから血圧が下がらないと仰って他院から転医を希望されて来院される方が時々いらっしゃいますが、前の先生に不義理をしないようにチャンと手続きを踏んでからお越し頂ければと思います。午後からの新患の方は揃って動悸や息切れの方。検査が続いてチョッとバタバタしました。

さて今日は年末の京都の話題。

12月17日日曜日は京都で内科系の講演会に出席。帰りの新幹線まで1時間半くらいあったので、会場から徒歩15分ほどの京都鉄道博物館に立ち寄って来ました。先ずは館内のスーパースターC622に挨拶しなくては!。

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いつもは「SLスチーム号」のヘッドマークを付けているのですが、きょうは「999」のヘッドマーク。これは現在TVアニメ「銀河鉄道999」の放送開始45年を記念した特別企画 「銀河鉄道999展」が開催されているから。私自身はチョッと時代が合わないので・・・。2月4日までだそうです。

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3対の大動輪は直径1750mm。鉄色に輝くメカニカルな足回りが蒸気機関車の魅力です。

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C62はかつて東海道本線で特急「つばめ」を牽いて疾走していた急行旅客用蒸気機関車。昭和23年に49両製造されました。

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ここには1号機、2号機、26号機の3両のC62が保存されていますが、動態保存されているのは2号機だけ。

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2号機にはデフレクター(煙除け)には東海道本線の特急「つばめ」牽引時代に付けられたツバメのマークが今でも燦然と輝いています。

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今では数百メートルの構内線を2両の客車を牽いて日に数回往復するのが日課。でも生きている蒸気機関車の姿を垣間見ることが出来るだけでも貴重な機会です。

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寒いので発車時に少しは煙が出るかと思いきや、溜め込んだ蒸気だけで事足りる様で、静々と往復していました。ただしドスの効いた迫力の汽笛は健在でした。

年明けて心配なニュースが飛び込んで来ました。1月8日の午後4時40分頃に入館者向けの乗車サービスを終えたC622が石炭と水を補給した後に後方に逆走。車止めを突き破って脱線して止まったそうです。けが人はいなかったのが幸いでしたが・・・。現在C622は入院中のようです。

さて駆け足で残りの館内を見て回ります!。

続きはまた後日に~。

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1月12日金曜日。晴れ。朝は−2℃、日中は14℃。北陸や北日本では前線を伴った低気圧の通過に伴って天気は不安定。当地は天気は良いけれど冷え込みは厳しくなりました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。胸部違和感のある方、脈が不規則になる方、脈が遅い方、何となく調子の悪い方・・・。今日は新患の方が多い日でした。年末年始からかぜ症状が続いているなんて方もちらほら。高熱の方はいらっしゃいませんでした。本日発表された1/1~1/7の感染症状況は前週に比べて新型コロナ感染症は全国で5.79→6.96、神奈川で3.11→3.34と増加、インフルエンザは全国で21.65→12.66、神奈川で19.05→7.77と減少傾向にありました。新型コロナ感染症の動向が心配ですね~。

さて今日は先日に引き続き昨年11月の石垣島の話題です。

11月2日は昼前から沖縄県最高峰の於茂登岳山麓で蝶の撮影を開始。南国の蝶を追いかけているうちに、見慣れない蝶を発見しました。

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とっても地味で、普通の方には蝶か蛾か区別がつかないかも!?。

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正体はルリモンジャノメというタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科の一種です。

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本来は日本には棲息していない迷蝶(台風や季節風などに乗って元々いなかった地域に飛来したチョウのこと)で、代表的な日本産蝶類図鑑には掲載されていません。

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そこで1973年(昭和48年)発行の「原色台湾蝶類図鑑」(白水隆著、保育社)を紐解いてみると・・・。

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台湾を北限に東洋区には広く分布していて、アジアでは一般的な種類の様です。

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2018年(平成30年)発行の「美しい日本の蝶図鑑」(矢後勝也監修、工藤誠也著、ナツメ社)には、飛来記録のある迷蝶の項の最後に「日本では竹富島と与那国島でそれぞれ1個体のオスが記録されているのみ」と記載されていました。

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ところがその後、2021年に西表島で確認されて以降、2022年にかけて西表島で継続的に発生するようになりました。迷蝶として飛来したものが定着したと思われますが、さらに2023年には石垣島でもあっという間に広がって普通種に!。ただ年によって冬の気温が下がると一気に死滅する可能性もあるため、撮れる時に撮っておかないとこの先はどうなるか分かりません・・・。

ルリモンジャノメの翅は全体的に茶色っぽい色をしていますが、前翅の表側には名前のとおり青色の斑紋があります(翅を立てて止まり翅を開かないので青色の斑紋は残念ながら今回は撮れませんでした。下の台湾蝶類図鑑の図譜をご参照下さい)。オスでは後翅の表側に赤茶色の部分があり、メスでは白色の斑紋が並んでいます。ルリモンジャノメは毒チョウであるツマムラサキマダラやマルバネルリマダラのようなルリマダラ属に擬態していると言われています。確かに模様は良く似ていますが、飛び方や止まり方はジャノメチョウそのものなので、素性が直ぐにバレてしまいますが・・・。

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そんな訳で、今回の遠征で新たな種類の蝶の写真が撮れました。石垣島の魅力は“未知の蝶との遭遇”があるかも知れないことです。

それなら最初から台湾に行った方が早いって?。いやいやそういう問題では・・・。

続きはまた後日に〜。

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1月10日水曜日。晴れのち曇り。朝は0℃、日中は13℃。高気圧は日本の東へ移動。低気圧や前線の影響を受けて天気は下り坂。

今日のクリニックはやっぱり混雑。かぜ症状の方はやはり多めで、大雑把には発熱の方の70%がA型インフルエンザ、20%が新型コロナウイルス感染症、残り10%がどちらでもない・・・って感じでしょうか。寒くなってから血圧関連でいらっしゃる方も増えました。

さて今日はチョット古くなってしまいましたが、寒いので暖かいネタを。昨年11月の石垣島の続きです。

前回は12月に「蝶の島その1」としてアップして以来のご無沙汰になってしまいました。石垣空港には午前中に着きレンタカーで於茂登岳の山麓へ。

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於茂登岳は標高526mの沖縄県最高峰。11月で暑さはだいぶ和らいだとは言え、石垣島はまだまだ“夏”が続いていました。

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早速、葉先でテリトリーを張る「ヤエヤマムラサキ」のオスに遭遇。本種は東南アジアに広く分布する大型のタテハチョウで、元来日本では迷蝶として扱われていましたが、近年は土着している模様。

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地面を見れば、湧水で吸水している「クロアゲハ」のオス。「クロアゲハ」は鶴間でも普通に見られますが、石垣島の「クロアゲハ」は沖縄・八重山亜種として日本本土亜種と分けられています。日本本土亜種に比べて、後翅の赤色紋が発達し、尾状突起が短いのが特徴です。

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下の写真は葉上で休息中の「ヤエヤマカラスアゲハ」のオス。北海道から九州にかけて見られるのは「カラスアゲハ」で、奄美大島から沖縄諸島に分布する「オキナワカラスアゲハ 」、八重山諸島に分布する「ヤエヤマカラスアゲハ」とは別腫とされています。

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車をさらに進めると、突然一斉に飛び立つ黄色い蝶の群れが眼前に。集団で吸水しているキチョウの仲間の群れに踏み込んでしまったようです。車を停めてしばらく待っていると少しづつキチョウたちが戻って来ました。

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石垣島にはキチョウの仲間が3種類、「キタキチョウ」、「ミナミキチョウ」、「タイワンキチョウ」が混棲していて、遠くからの写真だけでは区別出来ません。

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茂みの中に翅を静めている「ミカドアゲハ」を発見。だいぶ翅が痛んでいるので羽化からは時間が経っていそうです。今回の遠征では「ミカドアゲハ」はこの1頭しか見かけませんでした。

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視界の端で動きを感じたのでシジミチョウかと思ったら尻尾の長いトカゲでした。爬虫類の仲間の名前は全く知りません・・・。

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反対側に目を向けると・・・おおっ、初めて見る蝶の姿が!。

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興奮気味にシャッターを押しました。日本の蝶類図鑑には載っていないこの蝶の正体は・・・。

続きはまた後日に~。

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1月9日火曜日。晴れ。朝は−1℃、日中は11℃。引き続き寒い日々が続いています。3連休が明けて今日から本格始動って方も多い様で、朝の通勤電車はほぼ日常に戻って来ました。

3連休明けのクリニックはやっぱり混雑しましたが想定内。かぜ症状の方、発熱の方も少なくありませんでした。発熱の方の診療は、定期通院の方の診療が終わってから時間帯を分離して行っています。当院は空間を分離することが困難な構造ので時間帯を分離するしかありません。待ち時間は長くなってしまいますが、どうかご容赦頂ければと思います。

さて正月の話の続き。

能登地方の大震災の翌日、1月2日は夕方に加賀山代温泉へ。同じ石川県でも加賀地方では日常生活への影響は小さかった様で、金沢からの国道8号線は何の支障もなく無事に到着しました。荷を解いてやれやれと寛いでいたら、またもやテレビのニュース速報が。今度は地震のニュースではなくて、2日午後6時前に羽田空港で新千歳空港からの日本航空516便が着陸時に海上保安庁の航空機と衝突というショッキングな事故の一報でした。この事故で海上保安庁の乗組員6人中5人の死亡が確認されましたが、奇跡的に日本航空516便の乗員・乗客は全員脱出。全員脱出は不幸中の幸いですが・・・。。

正月早々の翌3日の新聞一面には信じられない前代未聞の見出しが並ぶことに。(朝日新聞1月3日朝刊)

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3日は旅先での常としていつものように早朝5時代から朝風呂へ。その後は運動不足解消のため、朝食後に温泉街を散策。下の写真の手前の建物が「古総湯」、奥が「総湯」。「古総湯」はカランやシャワーの設備は無く、石鹸、シャンプーも使えない、昔ながらの浸かるだけの浴場ですが、「総湯」は普段使いの公衆浴場です。

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近くの「服部神社」や、「魯山人寓居跡いろは草庵」を覗いてから、金沢へと戻りました。

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金沢駅は一見普段と変わりないように見えましたが、よく見ると地震の爪痕が・・・。地震直後は漏水で床が水浸しになっていましたが、その名残が残っていました。

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コンコースの床には数か所亀裂が入っていました。

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在来線ホームに上がってみると中京や関西を結ぶ特急列車はほぼ時刻通りに運転されていました。すっ、素晴らしい~。

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これらの特急たちは、今年3月16日の北陸新幹線延伸の暁には廃止の憂き目に遭い、金沢駅では見られなくなります。

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下の写真は「あいの風とやま鉄道」の普通列車。高岡、富山を通って富山湾に沿って富山県新潟寄りの泊駅行きですが、途中地震で被害の出ている場所や津波が来た場所もあるはずで・・・。

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北陸新幹線はというと、途中駅での接続待ち合わせで僅かに遅れているもののほぼ定時運転!。昨日15時過ぎからの運転再開、震災から2日目にして定時運転とは・・・とっても素晴らしいことです。

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3月16日の北陸新幹線敦賀延伸で金沢駅は終点では無く途中駅になります。

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敦賀延伸まではあと73日!。

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新幹線ホームに上がると、真新しい駅名標が掲げられ・・・。

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右下に貼られたテープの下には薄っすらと「こまつ→」の文字が見えました。準備万端。

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金沢15時57分発の「かがやき510号」は定刻通りに発車。途中も順調でしたが、東北新幹線の遅れに巻き込まれて大宮の手前からノロノロ運転に。本来18時28分東京駅着の予定でしたが30分ほど遅れて到着しました。

でもチャンと帰って来れただけで幸せです~。

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1月6日土曜日。晴れ。朝は1℃、日中は16℃。日中はこの時期にしては気温が高めで暖かくなりました。

能登地方では今朝にも震度5強の地震があった様で、被災地の方々はまだまだ気が休まらない日々が続いている様です。心からお見舞い申し上げます。

さて当院は昨日から新年の診療を開始。昨日は結構な混雑になりましたが、今日のクリニックは一転してとっても平穏でした。世の中的には今日は3連休の初日、いやいや年末からずっと休みなんて方もいらっしゃる様で、まだまだお休みモードなのでしょう。

それでもかぜ症状の方は多くて、熱のある方のほとんどがA型インフルエンザ、稀に新型コロナウイルス感染症・・・って感じでした。インフルエンザは年末に一旦上げ止まった感じでしたが、もしかしてまた増えて来たかもしれません。新型コロナウイルス感染症は年末までのデータでは漸増傾向でしたが、年末年始の大移動で更に増えて来なければと願うばかり・・・。(下のグラフはNHKホームページ「新型コロナと感染症・医療情報」より引用)。

 

さて今日も正月三が日の金沢行きの続きを。

大震災から一夜明けて1月2日火曜日。金沢は元旦に引き続き、この時期の北陸地方とは思えない快晴になりました。

下の写真は“あけぼの”時の東の空。朝6時過ぎです。

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7時30分頃になってやっと山影から太陽が顔をのぞかせました。

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ホテルで朝食を済ませてから、西へ車を走らせて何故か郊外の「イオンモール白山」へ(!?)。なんでわざわざ金沢まで来てショッピングモールかって?。別に特別な買い物があった訳ではありませんが、正月2日から開いている観光地は少ないですし、何だか今さら観光地巡りの気分でも無かったので・・・(*_*)。

下の写真は派手な正月飾り。

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地方都市の郊外にありがちな巨大ショッピングモールですが、ここは令和3年7月にオープンしたばかりの北陸エリア最大級のショッピングモールで、テナント数200余り、10スクリーンを有するシネコンも併設。

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イオンモール大和とはチョッと比べ物にならないサイズ感かも!?。

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地震の影響で一部のテナントで開店時間が繰り下げられたり、臨時休業になったりしていましたが、ほかには変わった様子は全くありませんでした。

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昼食もここで済ませて、午後からは本来の予定であった山代温泉へ(被災している方々には申し訳ありませんが・・・)。車でここから1時間弱の距離です。道中も地震の影響は全くなし。

写真は明治時代の総湯を復元した山代温泉の公衆浴場「古総湯」。

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同じ石川県でも能登と加賀では地震の影響は雲泥の差で、加賀地方では日常生活への影響はごく僅か。ここ山代温泉でも交通機関が一時ストップした影響で宿泊客のキャンセルが多少あったようですが、宿泊施設や観光施設は通常通りに営業していました。

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上越、北陸の両新幹線はこの日の15時過ぎに運転再開となりました。チョッと一安心。

今宵は温泉に浸って英気を養いたいと思います~。

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1月5日金曜日。晴れ。朝は1℃、日中は14℃。今年の診療初日は快晴の一日になりました。朝の電車は空いていて、まだお休みの人も多い様です。

今年最初のクリニックは案の定混雑。動悸、息切れ、胸痛などの胸部症状の方、年末から続くかぜ症状の方、慢性の咳の方に加えて、寒くなって血圧が上がって来たと仰っていらっしゃる方も。発熱の方はA型インフルエンザに加えて新型コロナウイルス感染症が再燃して来た雰囲気です。

さて今日は正月の話の続きを。白山比咩神社近くで能登地方志賀町を震源とする最大震度7の巨大地震に遭遇。とりあえずお参りを済ませてから金沢駅前のホテルにチェックインしました。ホテルでは地下駐車場は使用中止。非常口の扉が開放されていましたが、他には変わった様子は有りませんでした。こんな時に限って部屋は高層階。時々余震でユサユサと揺れるものの、高いところが苦手な私にとっては地震の揺れよりも高所であることの方が怖いかも!?。

金沢駅まで偵察に行くと、まだ夜9時過ぎだというのに日中あれほど混雑していた駅構内は人影疎ら。JR駅は漏水があった様で床面は水浸しで、立ち入り禁止になっていました。北陸鉄道の駅がある地下は立ち入り禁止になっていました。

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金沢駅発着の新幹線、在来線は全て運休。運転再開の目途は全く立たず。列車が全く来ない金沢駅は前代未聞の事態かも。

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金沢駅のシンボル、鼓門(つづみもん)はいつもと同じようにライトアップされていて、色調を変化させながら存在感をアピールしていましたが・・・。

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ほとんど見ている人がいない状態。

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いよいよ帰れるかどうか心配になって来ました。

続きはまた後日に~。

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皆様、あらためまして明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

仕事をしている1週間はとっても長いですが、休みの1週間はアッと言う間に過ぎ去ってしまいましたね。当方は明日から診療開始。張り切ってまた頑張ります!。

今年の三が日は1日に能登地方の大地震、2日に羽田空港衝突事故と、正月気分も吹き飛ぶ前代未聞の出来事が連続。地震で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

さて、私はといえば、元日から何と金沢へ行っておりました!(◎_◎;)。

例年の如く大晦日は実家で過ごし、新年明けて朝から東京駅へ。

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東京駅10時48分発の「かがやき525号」で金沢駅に13時20分着。駅構内はインバウンドの方も多くて混雑していました。

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早速レンタカーを借り、まずは初詣のために白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)へ向かいました。白山比咩神社は全国に約3000ある白山神社の総本宮で、北陸最大級のパワースポット(!?)。

北陸には珍しく青空が覗き、暖かくて穏やかな正月になったせいか、神社に向かう道路は途中から大渋滞。歩くより遅い速度でノロノロと進み、あともう少しで白山比咩神社に着くというところで、一斉にスマホのアラームが鳴り響き、カーラジオからは地震警報が!。車を停めて身構えていましたが、車中のせいかはっきりとした揺れは感じませんでした。

全地点の震度 

ホッとしたのも束の間、数分後に再度スマホが一斉に鳴り響き、今度は車が左右にゆらゆら揺れる大きな地震!。周囲の電柱や信号機、道路標識がユサユサと倒れそうなくらいに揺れてました。

全地点の震度 

能登半島志賀町を震源とする最大震度7の巨大地震でした。マグニチュードは7.6。私のいた加賀地方白山市は震度5弱でした。

その時には能登半島の惨状など知る由も無く、とりあえずお参りを済ませることに。

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雪も少なくて気温も高め。

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おみくじは「吉」でした。

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お参りから戻ってテレビを点けてみたら・・・。

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恐ろしくなる映像が次々と。初めて事の重大さに気付きました。

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交通機関は陸も空も全面ストップ。1月3日に帰る予定でしたが果たして・・・。

続きはまた後日に~。

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12月19日火曜日。曇り。朝は3℃、日中は9℃。この時期らしい寒さになりました。厳しい寒波のため全国的に低温。昨日から北海道や東北地方など北国では大雪に見舞われたようで気の毒なことです。

今日のクリニックは朝から混雑。元々予約でパンパンのところに、かぜ症状の方が大勢いらしたため、時間帯によっては待ち時間がだいぶ伸びてしまったかも!?。診療終了後は、ここのところ徐々に増えて来たかぜ症状の方たちへの対処法をスタッフと検討。ご高齢の慢性疾患の方が多い中に発熱患者さんが混入してしまうことは何としても避けなければなりません。熱のある方は必ずお電話下さいませ~。

さて今日は先週末の京都行きの話。

12月16日土曜日の夜、京都駅で新幹線を降りて在来線乗り換え改札へ。改札口を抜けたところで右手に奈良線のホームが見えるので、いつものようにチェックすると・・・。おや、見慣れない派手な柄の電車が!。

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近付いてみたらお茶色にラッピングされた221系電車でした。

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どこかの飲料メーカーの広告電車かと思いましたが、調べてみたら京都府とJR西日本、お茶の京都DMO(一般社団法人京都山城地域振興社)が、今年の3月16日から走らせているPR電車でした。

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かなり細かい意匠を凝らしたデザイン。

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残念なことに、じっくり眺めるヒマも無く発車時間になってしまいました~( ;∀;)。

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外装の「お茶の京都」ラッピングだけでなく、車内もヘッドカバーや広告部が「お茶の京都トレイン」専用に交換され、京都府南部(山城地域)の見どころや、お茶に関するこぼれ話が紹介されているそうです。残念、車内を見そびれた!。

運行期間は約3年だそうですので、その間にまた再会する機会があるでしょうか~。

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12月5日火曜日。曇り。朝は5℃、日中は11℃。終日曇り空で日差しが無いため日中も気温が上がらず。寒い一日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑気味。長引く咳の方はやはり多め。気温差が大きいからでしょうか。中には喘息やCOPDの悪化による方も。年末だからか他院からの転医希望の方がチラホラ。可能であれば今までの経過が判る診療情報をご持参いただけると助かります~。

さて今日は9月の北海道「鉄タビ」最終章。

9月24日釧網本線の北浜駅駅で15時46分釧路行きを見送ったのち原生花園駅へ移動して16時41分発の釧路行きを待ちました。だいぶ陽が傾いた頃、彼方からキハ54形単行の釧路行きがやって来ました。

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日本離れした広大な風景の中をたった1両の列車がそれなりのスピードで接近。

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花の季節が終わった臨時駅の原生花園駅では、この時間、この季節に、降り立つ人も乗り込む人もいません。10月31日までで今季の営業は終了予定です。

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発車を見送ってから、今度は網走方面へ移動して北浜駅の東側に架かる鉄橋脇で17時00分北浜駅発の網走行きを待ちます。定刻に遠くから線路のジョイント音が聞こえて来て鉄橋上へ躍り出て来ました。

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もう少し時間が早ければ、側面に夕陽が反射して光ったかもしれませんが・・・。

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残照で車体側面が僅かに赤く見えただけでした。残念。

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この列車の通過を見送れば、今回の「鉄タビ」の行程は全て終了。

急いで女満別空港へ向かいます。

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広大な大地の夕景は荘厳でした。

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女満別空港19時10分発の東京羽田行はANAとAIR DOとの共同運航便。機材はAIR DOのボーイング737-700。狭い機内は満席でした。

たった1泊2日でしたが充実した「鉄タビ」でした。普通の人から見たら「何が楽しいの?」と言われそうな行程でしょうが、まあそこは突き詰めないでやって下さいませ~!?。(完)。

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12月2日土曜日。晴れ。朝は2℃、日中は11℃。晴れている分、朝方の冷え込みが厳しくなりました。

週末のクリニックは平日よりやや平和で、ほぼ予約時間通りに診療が進みました。かぜ症状の方はまた多くなって来た感じ。

11月20日から26日の1週間のインフルエンザ感染者数は、全国では前週21.66人から28.30人へとさらに増加して今シーズン最多を記録。神奈川県でも一時減少していたのに前週より3.7人増えて18.34人になりました。一方、新型コロナウイルス感染症は全国では1.95人から2.33人へと12週ぶりに増加に転じました。神奈川県でも1.36人と0.12人の微増。これから寒さが厳しくなって両感染症が増えて来ないか心配なところ。やっぱりマスクは大切です~。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。もう12月だというのに9月の話でスミマセン~。

9月24日、釧網本線の北浜駅で15時26分発の釧路行きを見送った後、隣りの原生花園駅まで移動。

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斜里方面に向かって右手、南側に見えるのは藻琴山。標高は1000m。山頂に立ったら気持ち良さそうですが、昨今はヒグマが怖いかな~。

原生花園駅の踏切から西側、網走方面を望んだところ。地形の起伏に忠実に(!?)線路が敷かれています。右上の柵はは原生花園の展望台。あそこから列車の写真が撮れそう。

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原生花園駅は例年5月1日から10月31日までの期間のみ営業する臨時駅です。もちろん無人駅で、駅の施設と言えばこの待合室と裏手にある簡素な造りのホームのみ。

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駅舎の裏手には小清水原生花園の解説板が。小清水原生花園はオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8キロメートルの細長い砂丘の上に形成された天然の花畑で、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ヒオウギアヤメ、ハマナス、クロユリなど200種類にも及ぶ植物を見ることができるそうです。でも6~7月頃がピークのようで今は全ての花期は終わっています。

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整備された遊歩道を上がって行くと、天覧ヶ丘展望台の標識。

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東を見ると知床半島に連なる山々が。

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南東は湖を挟んで藻琴山。

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南には濤沸湖。

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西北はオホーツク海を挟んで網走と能取岬でしょうか。

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西南は濤沸湖と沈み行く太陽。

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そして北側はもちろん直ぐオホーツク海。

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茫洋たる風景の中、原生花園駅16時41分発の釧路行きの到着を待ちます。

続きはまた後日に~。

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11月29日水曜日。晴れ。朝は4℃、日中は17℃。暖かかった昨日から一転、ひんやりした一日でした。

今日のクリニックは朝から混雑。一段とかぜ症状の方が増えて来ました。長引く咳の方は相変わらず多めですが、咳止めや抗生物質など、一部の薬の供給不足は続いています。寒くなってかぜ症状の方が増えないことを祈るばかり。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。

釧網本線北浜駅の展望台で待っていると、海岸沿いに敷かれたヘロヘロの線路の上をヘッドライトを灯したキハ54系気動車が単行でトコトコとやって来ました。

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都会と違って線路がしっかりと区分されていなくて、まるで原っぱにレールが敷いてあるかのように見えます!?。

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緩くカーブになっているのはこの辺りにかつては列車交換のためのポイントがあった名残でしょうか。

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まだ午後3時過ぎなのに影が長く延びています。

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制動をかけながらゆっくりとホームへ。

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せっかく停まってドアを開いたのに、案の定乗降客は無し・・・。

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短時間の停車ののち定刻15時26分に北浜駅を発車して行きました。

日没までにあと2本撮れそうです。続きはまた後日に~。

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11月27日月曜日。晴れ。朝は5℃、日中は15℃。朝はグッと冷え込みましたが、日中は晴れて気温が上がりました。

週明けのクリニックはとんでもない混雑。やはりこんな季節だからかかぜ症状の方が増えて来ました。動悸や胸痛、息切れ、全身倦怠感、めまい・・・なんて方も。時間を要する新規の紹介患者さんも多くて、終日バタバタしていました。

さて今日も9月の「鉄タビ」の続きを。

9月24日は昼過ぎに網走に着き特急「オホーツク1号」の折り返しの特急「大雪」の写真を撮ってから網走市内でランチ。その後は網走発釧路行きの普通列車の写真を撮る予定でしたが、網走発15時10分まで列車が有りません。オホーツク海に近い北浜駅の駅舎内に昔から喫茶「停車場」があったはずなので、そこでしばらくまったりしてから北浜駅で写真を撮ることに。

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ところが着いてビックリ。あてにしていた喫茶店は今日に限っての早仕舞い。

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まあ誰もいない待合室でのんびりするのも一興かと・・・。改めて待合室の壁面を眺めれば、ここを訪れた旅人が残していった定期券や名刺などが隙間なくビッシリと貼られています。

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天井には一体どうやって貼ったのでしょう。

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下の写真は昭和50年代に初めて訪れた時の写真。この時はまだチャンと駅員さんがいましたが、その後昭和59年に無人駅化されました。いつの間にか建物は増築されて待合室は広くなり、さらに赤いポストも設置されたようです。無人化されてから広くなるなんて・・・。もしかすると昭和61年に喫茶「停車場」が開業した際に改装されたのかもしれません。

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ホーム側へ出てみると正面から見るよりチャンとした駅に見えます。駅舎の網走寄りには木造の櫓のような展望台が。

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下の写真はホームから網走方面を眺めたところ。線路の向こう側はオホーツク海。

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反対側、釧路方面を見ると、知床の山々が遠くに見えます。

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展望台に上がって見ると、知床連山の説明版が有りました。

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それにしても、日頃の「行い」が良いせいか絶好の撮影日和になりました。

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下は網走方面を見たところ。海岸近くを何だか頼りない単線の線路がヘロヘロと。こんな線路でもれっきとした釧網“本線”です。

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安易ですがここから撮影することに。もうすぐ列車が来る頃です。

続きはまた後日に~。

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11月24日金曜日。晴れ。朝は11℃、日中は22℃。今日も気温が上がり、過ごしやすい1日でした。

今日のクリニックはとっても混雑。胸部症状を訴える患者さんが多くて、検査が立て続きました。咳の長引く方が多いのですが、依然として鎮咳剤の供給が悪くて綱渡り状態。今週末から気温が下がるのに心配です。皆様、絶対にかぜをひかないように頑張って下さい!?。

さて今日も9月の「鉄タビ」の続きを。

9月24日は昼過ぎに特急「オホーツク」で網走着。折り返しの特急「大雪」を撮るために網走湖畔へ向かいました。ここは以前撮影に来たことがある場所。ところが来てビックリ!。以前とは違って木々が生い茂っていて全く見通しが効きません。やがて樹木の間から時刻通りに特急「大雪」が現れました。

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駅からそう遠くないのに結構な速度。

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平坦区間なのでエンジン音は殆ど聞こえません。

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たったの3両編成なので、あっという間に通過して行きました。

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因みに以前に全く同じ場所から撮った写真が下の写真(再掲です)。まだ急行だった頃の「大雪」はキハ56系の長大編成でした。

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昭和53年3月撮影ですが、周囲があまりにも変化していて同じ場所とは思えませんね~。

下の写真は同じ日に網走駅で撮った特急「オホーツク」。

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まだたくさんの乗客と見送りの人たちでホームには活気がありました。

さて、腹ごしらえに網走市街へ戻ります。続きはまた後日に~。

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11月21日火曜日。晴れ。朝は5℃、日中は16℃。今日も天気が良くなりましたが、朝方はいよいよ寒さが厳しくなって来ました。

今日のクリニックはそこそこの混雑。降圧薬を服用している新患の方は、いままで都内まで通院していたものの年齢が重なって通いきれなくなったとのことで当院への転院を希望。逆に脂質異常症で当院まで通院されていた方は、鶴間駅の階段が上がれなくなったとのことで自宅近くへの転院を希望。いずれにせよ、かかりつけ医は近さが一番です。ただし転院される際には紹介状は必須です。お申し出頂ければいつでも書きますのでご遠慮なく~。

さて少々ネタが古くなって来ましたが9月の「鉄タビ」の続きを。

9月23日土曜日は苗穂工場見学の後に札幌に宿泊。

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いつものパターンで早めに就寝して翌9月24日日曜日は早朝に起床。

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今日も天気は良さそうです。奥に見える小高い山は藻岩山。

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頂上には札幌の夜景を見渡せる展望台とレストランがあるはずですが、あまり観光はしたことありません。

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慌ただしく朝食も摂らずにチェックアウトをして札幌駅へ。

ホームに上がると、旭川行き789系電車特急「ライラック」6両編成。隣には1988年登場の近郊型交流電車721系。

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隣のホームには函館行き261系気動車特急「北斗」5両編成の姿も。

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2012年にデビューした近郊型交流電車733系も入って来ました。

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そんな北の車両たちを見ているうちに、本日乗車予定の特急型気動車283系「オホーツク1号」網走行が入線して来ました。たった3両の短い編成です。1997年に営業運転を開始した振子機能を持つ車両で、かつては振子機能を活かして最高速度130kmの俊足ぶりを発揮していましたが、2011年5月に石勝線で脱線火災事故を起こし、今では最高速度は110kmに引き下げられています。

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たった3両の特急なんて一昔前は考えられませんでしたが、今やローカル特急なら当たり前。特急「オホーツク」もダイヤ改正ごとに編成が短くなって今ではグリーン車すら有りません。

定刻の6時50分にディーゼルエンジンの音も高らかに発車。加速は昔の国鉄車両とは比べ物になりませんが、静粛性は電車には叶いません。

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発車して間もなく札幌駅で購入しておいた駅弁で朝食。札幌〜網走間は所要時間5時間22分ですが、その間、車内販売は有りませんので、食料と飲料水を乗車前に調達しておかないと車内で脱水と飢餓に陥ります。

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岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川と小まめに停車。俊足の電車特急「ライラック」に比べると気動車特急「オホーツク」は札幌~旭川間で10分ほど余計に時間を要してしまいますが、まあまあの健闘かと・・・。

下の写真は美唄付近。

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旭川駅では観光客の多くが下車。旭山動物園へ向かうのでしょう。残された乗客はビジネス風の日本人と、旅慣れた風の外国人観光客がちらほら。秋の行楽シーズンで連休にもかかわらず乗車率は3分の1以下かも!?。

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石北本線の上川を過ぎると、白滝、丸瀬布と人煙稀なる峠道の駅に停車。下の写真は白滝駅。上川駅から37分。乗降客無し。 

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さらに22分走って丸瀬布駅。やはり乗降客無し。上り列車と交換。

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遠軽駅で進行方向が変わります。後ろの座席で熟睡されていた外国人カップルにお声掛けさせて頂いて座席の方向転換をお願いしました。

遠軽駅を出ると常紋峠への入口の生田原駅に停車。数人下車しましたが、もしかすると隣の遠軽駅からの乗客だったかもしれません。

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山道を快調に飛ばして常紋トンネルを抜けると、かつての蒸気機関車の有名撮影地であった常紋信号所を通過。昔の難所も今では軽やかに通過。

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留辺蘂に停車後、北見に着くと残った僅かな乗客の半数以上が下車。収穫期に入ったタマネギ満載のコンテナを見ながら美幌、女満別と停車して、12時12分に終着の網走駅に到着しました。

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僅かな乗客はアッと言う間にホームから居なくなりました。

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この車両は車内整備のあと慌ただしく12時37分発の特急「大雪」旭川行として折り返します。

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われわれはこの折り返し特急「大雪」の写真を撮るために網走湖畔へ向かいます。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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11月14日火曜日。晴れ時々曇り。朝は5℃、日中は16℃。西高東低の冬型の気圧配置となって、朝はスッキリ晴れた分、気温が下がりました。

今日のクリニックは混雑気味。例によってインフルエンザワクチン接種の方はたくさん。気温が低くなって来たにも拘わらずかぜ症状の方は少な目。血圧が高くなって受診される方はちらほら。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。

JRの苗穂工場内の「北海道鉄道技術館」の1階部分を一通り見てから2階へ。2階に上がって見るとそこにはこれまた貴重な資料がたくさん。

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「苗穂工場年史」を始めとした文献や・・・。

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黎明期の輸入機関車の製造銘板・・・。

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新橋~横浜間の開通に際してはイギリスからの技術が導入されましたが、北海道はアメリカから。機関車もアメリカ製でした。

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下は戦時中に国有化された胆振縦貫鉄道の紋章。

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C623や・・・。

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59610の車歷簿。

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9200形蒸気機関車の図面。

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そうそう、青函連絡船も国鉄でした。

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道内の各工場、機関区などの資料。

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蒸気機関車のナンバープレートも。

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う~ん、いくら時間があっても足りません。

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見どころ豊富ですが入場無料。月に2日のみの公開ではもったいないです。有料でも良いので毎日公開にして頂ければ嬉しいかも〜!?。

続きはまた後日に~。

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11月13日月曜日。曇りのち晴れ。朝は7℃、日中は15℃。朝は曇ってヒンヤリでしたが日中は天気が回復して日差しは暖かでした。

週明けのクリニックはやっぱり混雑。インフルエンザワクチン接種の方はまだまだ多めです。今日も胸痛の方や動悸の方が。血圧が高くて受診された方は、既に10年以上前から健診で指摘されているにも拘わらず、ずっと“スルー”していた(!?)とのこと。最近自宅で測って180を越えて来たのでさすがに怖くなって受診。受診を延ばしても良いことは一つも有りませんのでどうぞお早めに~。

さて今日は9月の「鉄タビ」、JRの苗穂工場内の「北海道鉄道技術館」の続きを。

館内には北海道初の特急気動車「おおぞら」に使用されたキハ82の運転台や、当工場で改造制作したリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」の運転台などの大物以外にも貴重な資料がたくさん。

正面左手には北海道のリゾートトレイン関連の資料が。

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かつてはトマムや富良野などのリゾート地に向けて多くのリゾートトレインが走っていた時代がありました。

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当初は改造車でスタートして4本目からは新製車となりましたが、時代の波に乗って計6本がスキー列車や団体臨時列車などとして活躍。

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しかし時代が変わって需要が減り、車両も老朽化して徐々に数を減らして、ついに2023年春で最後の「ノースレインボーエクスプレス」が引退。一時代が去ったような感じです。

正面右手には昭和63年の青函トンネル開通に伴って登場した寝台特急「エルム」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」・・・。

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さらに「海峡」「はまなす」「北斗星」などのヘッドマークや関連車両のナンバープレートなどが所狭しと展示されていました。

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寝台特急「北斗星」にはJR東日本編成とJR北海道編成があって・・・。

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JR北海道編成のみに輝かしいエンブレムが取り付けられていました。

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2階への階段下には黎明期に使われていたであろう輸入レールの数々。

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1800年代の刻印のあるものも!。

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さて、まだ2階にもたくさんの展示がありますが、長くなって来たのでまた後日に~。

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11月8日水曜日。晴れ。朝は13℃、日中は21℃。荒天をもたらした低気圧に伴う前線が太平洋側へ移動して、爽やかな秋晴れになりました。

今日のクリニックは朝から大混雑。「何となく調子が優れない」方が多いのは気候の影響でしょうか。かぜ症状の方はちらほら。インフルエンザワクチン接種の希望者は大勢。健診で引っ掛かっていらっしゃる方も多めです。他院で心電図異常を指摘されて受診された初診の方は、しばらく撮っていないという胸部レントゲンを撮って見たら心臓に隣接して“怪しげな”影が。やっぱり時々レントゲンくらい撮らないといけませんね~。

さて今日は9月の「鉄タビ」の続きを。9月23日に北海道JR苗穂工場で念願のC623と対面したのち、立ち入りが許されている範囲で構内を見学。

D51237の南側の留置線には789系交流特急用車両が留置されていました。こちらはもちろん現役車両。東北新幹線の盛岡駅~八戸駅間延伸開業に合わせて2002年に登場。その後2016年3月の北海道新幹線(新青森駅~新函館北斗間)開業に伴って道央圏に転用され、2017年3月4日ダイヤ改正から老朽化した785系電車を置き換える形で札幌駅~旭川駅間の特急「ライラック」として再び営業運転を開始しました。

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隣接して281系特急形振子式気動車の姿が。こちらは1992年から導入され、1994年から2022年まで過酷な仕業に就いていましたが、2022年9月30日をもって特急北斗の定期運用を終了し、同年10月22日・10月23日に運行された臨時列車「スーパー北斗」の運転をもって引退したばかり。「281-901」の番号が見えますので、この車両は栄えある試作第一号。もしかして保存用に留置してあるのでしょうか!?。

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C623の後ろに繋がっていた旧型客車は「オハシ472001」。製造時はスハ43 357で昭和29年汽車会社製。2000年から2014年までC11牽引による「SLニセコ号」に使用されていました。

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もう1両は「オハフ33 2555」で、製造時はオハフ33 555で昭和23年日本車両製。こちらも「SLニセコ」用でした。2022年9月に旭川運転所から苗穂工場までトレーラーで陸送されて来たようですが、何か用途を考えられているのでしょうか。

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C623の後ろ側の建物内を覗いたら「DF200-901」の姿が!。現在、北海道内のJR貨物で主力機として活躍しているDF200形ディーゼル機関車の試作機です。1992年9月に川崎重工で落成していますが、その後は北海道内はもとより、2016年からは愛知機関区にも配置されて中京地区にも進出。さらにJR九州の「ななつ星 in 九州」の牽引機にも抜擢されています。栄えある試作第1号は今後どうなって行くのでしょうか。

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1両だけ留置されていた無蓋車はトキ25000形でしょうか。1966年から1976年にかけて製造された車両。

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その隣には「キハ143-151」。キハ143は1994年から1995年にかけて、客車を気動車に改造して11両 が製作された気動車。2023年5月には運用離脱。恐らく解体待ちの姿でしょう。

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西側にはスハフ42(車番は不明)。隣にはキハ201系気動車。キハ201は1996年に富士重工で4編成12両製造された車両で、731系電車と併結運転が可能な変わり種。バックの高層マンションが現在の苗穂を象徴しています。

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車両基地内は楽しくて思わず小走りになってしまいますね~(いい年をして・・・とか、子供じゃあるまいし・・・なんて声が聞こえて来そう!?)

続きはまた後日に~。

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11月6日月曜日。雨のち晴れ時々曇り。朝は16℃、日中は24℃。早朝に雨が上がって午前中は晴れていましたが、前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、気温と湿度が高くて蒸し暑い日になりました。

三連休明けのクリニックは午前中は混雑気味ではありましたが、覚悟していたほどではありませんでした。ところが・・・午後からはドッと予約外で受診される方がいらしてとんでもないことに。健診で引っ掛かった方や最近血圧が上がって来た方、動悸や息切れの方もたくさん。最終的にはコロナ禍以降では最高の受診者数を記録しました。

長引く咳の方がまた多くなって来ましたが、薬局からは相変わらず咳止めや去痰剤、抗生剤などが在庫切れしている旨の連絡が頻繁に。一体いつになったら安心して(!?)かぜを引けるようになるのやら・・・。

さて今回は9月の「鉄タビ」の続きを。

9月23日土曜日は公開日に合わせて北海道のJR苗穂工場へ。C62形蒸気機関車3号機と対面した後、構内にある他の保存車両も見学。

まずは気動車の元祖、キハニ5000形気動車。

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日本国有鉄道の前身である鉄道省によって1929年に12両が製造された機械式ガソリン動車です。当初東京鉄道局に3両、名古屋鉄道局に5両、仙台鉄道局に2両、札幌鉄道局に2両が配置され、その後転配を繰り返して、それぞれ区間運転や、閑散線区での運用に充てられました。

戦争による燃料事情悪化などにより1941年救援車に格下げ。さらに1953年に貨車に区分変更された後に1960年になって廃車。ヘッドライトの上の四角い箱はラジエーターです。

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頑丈な車体が幸いしたのか、廃車後に倉庫に転用されているところを1980年に復元、保存されたそうです。

そしてキハニの前方にはD51形蒸気機関車237号機が保存されていました。D51は昭和11年から製造開始され戦後までに1115両製造されたわが国最多の貨物用蒸気機関車です。

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風雲急を告げる時代で貨物需要の増大を受け、車両メーカーのみでなく鉄道省の主力工場(浜松、大宮、鷹取、小倉、長野、土崎、郡山、苗穂)でも製造されました。

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このD51237はもちろんここ苗穂工場製。苗穂工場製のD51全12輌のうちのトップナンバーです。

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新製配置は岩見沢機関区。以後、函館機関区、長万部機関区で道南を中心に活躍。昭和48年3月に小樽築港機関区へ転属となり、同区で昭和49年4月に廃車となりました。

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運転台(キャブ)は扉の付いた寒冷地仕様の密閉型に改造されて、タブレットキャッチャーはもちろん北海道型。

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除煙板(デフレクター)は前側が切り取られた北海道型で、典型的な末期の北海道タイプですが、何故だか現役時代に取り付けられていたであろうシールドビームの補助灯は取り外されています。

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足回りまで綺麗に整備されているのは、やはり工場内での保存機ならではでしょうか。

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製造されてから廃車になるまで北海道を離れることが無かった純粋な道産子。しかも廃車後も製造工場で大事に保存されている幸運な機関車は稀です。チョッと心配なのは現在のJR北海道の経営状態。予算不足で整備費用が出ない・・・なんてことにならない様に祈るばかり。

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11月1日水曜日。晴れ。朝は11℃、日中は22℃。11月初日は爽やかな秋晴れになりました。

今日のクリニックはメチャ混雑。高血圧、動悸、息切れ、胸部不快感、胸痛などなど、新患の方が何故かまとまっていらっしゃいました。やはり月が変わると心配になるのでしょうか。インフルエンザワクチン接種の方も多数。大和市特定健診・長寿健診は昨日で終了しましたが、結果判定や結果説明はまだまだこれからも。

さて今日も9月の“鉄タビ”の続きを。

9月23日土曜日は公開日に合わせて北海道のJR苗穂工場へ。玄関正面警備室で住所、氏名、連絡先を記載して構内へ入ると直ぐ目の前に憧れの君、C62形蒸気機関車3号機の姿が有りました!。

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本来は構内の奥まったところにある北海道鉄道技術館の前が所定の位置ですが、その周辺の工事のために一時的にこちらに疎開して来たようです。

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所定位置だと上屋が有りますがここは無し。何だか現役然とした姿に得した気分でした。

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さすがに工場内の保存機だけあって手入れの行き届いた美しい姿。

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C62 3はD52 458のボイラを流用して1948年(昭和23年)に日立製作所笠戸工場で落成。貨物用マンモス機D52譲りの太いボイラは迫力モノです。

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落成後は糸崎機関区を皮切りに、1950年(昭和25年)に梅小路機関区に転属。その後北海道入りするまで東海道本線・山陽本線を中心に使用されました。

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1956年(昭和31年)に梅小路機関区から鷹取工場、苗穂工場で北海道向けに改造の上で小樽築港機関区に配属となりました。北海道におけるC62の先陣を切っての配置でした。

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北海道では急行「まりも」「ていね」「大雪」、晩年は「ニセコ」などの優等列車に使用され、函館本線小樽 - 長万部間では僚機と重連運用に就いていました。スワローマーク付きの大スターC622と連番C623の組み合わせはゴールデンコンビとしてもてはやされました。

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急行「ニセコ」は昭和46年9月15日をもって無煙化。その後昭和51年に廃車となって小樽に保存されていましたが、昭和63年に車籍復活。函館本線小樽 - ニセコ(当初は倶知安駅)間にて昭和63年4月29日から平成7年11月3日まで運行されていました。

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以後は苗穂で復活の時を待っている(??)状態です。私自身は急行「ニセコ」時代はまだ小学生だし、復活した昭和63年は研修医が終わって大学院生、その後はアメリカ留学などなど、なかなかC623に出会う機会がないままに今日に至ってしまった次第。

お互いもっと若い時代に出会えていればね~!?。

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10月31日火曜日。曇り時々晴れ。朝は12℃、日中は19℃。今日は雲が多く20℃に届かない肌寒い一日になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。胸部不快感や胸痛の方が続きましたが、大病の方はいらっしゃいませんでした。インフルエンザワクチン接種希望の方は今日もたくさん。大和市特定健診・長寿健診は今日で終了ですが、結果の判定作業や事務作業は当面続きます。もう一息です~。

ところで9月の秋分の日の連休は小学生の頃からの親友と鉄旅に出て来ました。1か月遅れになりましたがそのレポートを。

9月23日土曜日は羽田10時30分発のJAL 511便で札幌へ。機種はA350-900で例によって垂直尾翼からのモニターが楽しい機種です。

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飛行中はずっと安定した天気でしたが・・・。

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信じられない事に新千歳空港付近のみゲリラ豪雨!?。海側から北海道の陸地が見えたと同時に雲の中へ突入。

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一旦着陸を試みるも直前に再上昇。いわゆるゴーアラウンド Go-Aroundです。再上昇して旋回。再度海へ出て・・・。

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海側から再アプローチ。

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チョッと揺れながらも無事着陸~。パチパチパチ。

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多少遅れたものの無事到着して何よりでした。

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JR北海道の快速エアポートと普通列車を乗り継いで、まずは最初の目的地である苗穂(なえぼ)駅に降り立ちました。苗穂駅に最初に降り立ったのは昭和48年3月、まだ中学生の頃でしたが友人と2人で蒸気機関車の写真を苗穂機関区に撮りに来た時でした。あれから50年余り、見違えるような近代的な駅に変わっていました。

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北側への長い連絡通路からは広い構内が見渡せました。かつては千歳線の貨物列車をC57、C58、D51が重連を組んでひっきりなしに出入りしていた構内はガランとしていました。

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苗穂は札幌の隣駅で古く大正時代から鉄道工場が設置されていました。

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国鉄時代から各種車両の製造、改造、整備、廃車解体を行っていましたが、北海道内で車両の製造ができる工場は苗穂工場と釧路工場の2箇所だけでした。現在の苗穂工場はJR北海道とJR貨物の工場が併設されています。

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JR北海道に在籍する機関車(蒸気、ディーゼル、電気)と電車全車、7割以上の気動車を受け持っているそうです。今回ここへは5月から11月の第2、第4土曜日13:30~16:00のみ公開される苗穂工場内に保存されているC62形蒸気機関車3号機を見るためにはるばるやって来たのでした。

正面玄関は駅と反対側。入口に向かって右側にC62形蒸気機関車主動輪のモニュメントが据えられていました。

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C62形蒸気機関車は日本最大の急行旅客用機関車。北海道が最後の活躍の地となりました。直径は1750mm。

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刻印を探すとC6234の文字。34号機は昭和23年の落成以降、梅小路、下関、広島、糸崎と移動して昭和43年に廃車となっており、意外にも北海道とは無縁の機関車でした。

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北海道のC62形蒸気機関車終焉間近の昭和45年になって、糸﨑機関区からC6215、C6216の2両が小樽築港機関区へ転入。代わりに古参のC6232、C6244が廃車となりました。C6234と接点があるとすればC6215、C6216の2両なので、この2両の履歴を追ってみると、C6216の昭和43年の鷹取工場での全般検査の際に先輪・動輪・従輪・主台枠をC6234のものと交換、右主連棒をC6218のものと交換との記述を発見。さらに昭和45年に苗穂工場で炭水車・先台車・従台車を廃車になったC6232のものと交換したという記述がありました。さらに小樽築港機関区で動輪のタイヤを取り換えて日が浅かったC6232、C6244の動輪をC6215、C6216に振り替えたとの記述もありました。どうやらこのC6234の動輪はC6216が履いて北海道に渡って来たことは間違い無いようです。

それにしても晩年のC6216の足回りは他機からの振り替え品ばかりで構成されていてオリジナル部品はむしろ少なかったのですね~。

因みに僚機C6215についてはやはり渡道に際して苗穂工場で炭水車・先台車・従台車をC6244のものと交換されていますが、動輪はオリジナルだったようで、東京駅の丸の内地下コンコース「動輪広場」に飾られているC6215の動輪にはしっかりC6215の刻印が刻まれています。

まあどーでも良い話でした。

そういえば今日はハロウィーンでした。

今更ながらHappy Halloween!。

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10月24日火曜日。晴れ。朝は11℃、日中は23℃。今日も高気圧に覆われて秋晴れ続き。その分朝は放射冷却で気温が下がってひんやり。今日も一日の気温差が10℃以上になりました。

今日のクリニックは比較的平穏。健診の方もワクチン接種の方もそれなりにいらしたのですが、予約外の方が少なかったためか、バタバタにならずに済みました。

さて今日は9月の五島行きの最終回。

鬼岳から市街地までは10分ほど。給油してレンタカーを返却し空港へ。五島福江17時40分発長崎空港18時10分着の便はオリエンタルエアブリッジ株式会社(ORC)という長崎のローカル航空会社。

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五島、壱岐、対馬を中心に長崎、福岡、遠くは中部、小松、秋田まで就航しているそうですが、私自身は今回お初の搭乗。所有機はプロペラ機のみ7機。これから乗るのはATR42-600型 (客席数 48席)というフランス・イタリア合弁の航空機メーカーATR製造のターボプロップ双発旅客機です。

もちろんボーディングブリッジなんてものは無く、滑走路上を歩いて直接搭乗。

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ほぼ満席でしたが、少人数なので搭乗に時間はかからず定刻に離陸。

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眼下にはつい先ほどまで滞在していた鬼岳や・・・。

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昨夜のホテル近くの鐙瀬溶岩海岸が見えました。

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沖合の黒島上空を越え・・・。

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しばらくするともう着陸体勢。大村湾に浮かぶ長崎空港が見えて来ました。

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18時10分、日没前に着陸。

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当社2機のATR42-600型の残りの1機と並びました。

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長崎空港でも滑走路上に降機。

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乗り継ぎの東京便のボーイング787が巨大に見えました。

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長崎19時15分発で東京に21時00分着。1泊2日のショートトリップでしたが中身の濃い旅になりました。(完)。

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10月23日月曜日。晴れ。朝は10℃、日中は22℃。新しい週の始まりは引き続き秋晴れ。朝はひんやりで昼間との温度差が10℃以上。ヤバいです。

週明けのクリニックは気温が下がったためか、喘息様の咳の方や胸部圧迫感、胸痛などの胸部症状を訴える方がちらほら。大和市特定健診・長寿健診に加えてインフルエンザワクチン接種の方も多数。10月末で大和市特定健診・長寿健診が終わるので、このバタバタはもうしばらくでしょうか!?。

さて今日も9月の五島行きの続きを。

9月18日は高浜海水浴場、魚藍観音展望台に立ち寄ったあと道の駅で遅めのランチ。その後福江市街の地元スーパーを眺めてから福江市街からほど近い鬼岳へ上がってみました。

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下の写真は今朝、下から眺めた鬼岳(再掲です)。

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駐車場の直ぐ上の展望台に上がってみると・・・。

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たくさんの小島が浮かぶ青い海が眼前に!。

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展望台の背後には鬼岳山頂に続く遊歩道。

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10分ほど歩いて中腹まで行くと、さらに眺めが広がりました。

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眼下には福江の市街が見えました。

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鬼岳は標高315m。その名称とは裏腹に丸みを帯びたなだらかな丘陵が続いていました。まるで牧草地のようです。

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山頂まで尾根を行く散策ルートや鬼岳を半周するトレッキングルートも気持ち良さそうですが、そろそろタイムリミット。車を返却して空港に向かわねばなりません。

続きはまた後日に~。

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10月21日土曜日。晴れ。朝は17℃、日中は22℃。日本海側にあった前線が南下して日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になりました。今季一番の寒気が流れ込む見込んで、この週末は北国では雪の便りも聞かれそうです。

今日のクリニックはそこそこの混雑。それでも外来の流れは順調で、ほぼ予約時間通りに診療が進みました。かぜの方も少な目でした。

さて今日は9月の五島行きの続きを。

福江島最西端の大瀬崎から海岸線の道を40分ほど走って高浜海水浴場へ。すっかり天気が回復して汗ばむ陽気になっていました。ここは「日本の渚・100選」「日本の快水浴場100選」にも選ばれている日本屈指の海水浴場だそうです。

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車を停めて駐車場から海へ向かうと白い砂浜と真っ青な海が見えて来ました!。

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まるでタヒチみたい!?(行ったこと無いけど・・・)。

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遠浅で雨上がりでも透明度はかなり高そう。

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シーズン中は混雑するそうですが、今はシーズンオフで泳いでいる人は僅か。

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こんなところでのんびりしたいけど・・・。

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日陰が無いので暑い!。

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チョッと水と戯れてから展望台へ。

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高台の魚藍観音(ぎょらんかんのん)展望台からもなかなかの眺めでした。下は先ほどの高浜海水浴場。

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右に目を転じると、その隣の入江も見えました。

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さらにその右手はもう外洋。

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海水浴場と反対側の入江は防波堤が築かれた小さな漁港(?)。こちらもなかなか良い雰囲気。時間が有れば立ち寄りたいところですが・・・。

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当てにしていたこの近辺での食料調達が出来なかったので、お腹が空きました~。

続きはまた後日に。

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10月20日金曜日。晴れ時々曇り。朝は17℃、日中は25℃。平年より気温は高めで日本海側に前線があるためか風が強めでした。

今日のクリニックは混雑気味でしたが、時間を要する方が少なくて待ち時間は少な目(・・・だったはず)。それでもインフルエンザワクチン接種の方と健康診断の方は多くて、最終的な受診者数はビックリするほどでした。

さて今日は9月の五島行きの続きを。

9月18日月曜日は福江島の最西端、大瀬崎で大雨に遭い、早々に撤退して展望台から海まで降りて来たら、いつの間にか雨は小降りになっていました。そこで井持浦教会に立ち寄ることに。

井持浦教会の建っている玉之浦一帯は、やはり大村藩からの移住キリシタンが潜伏したところですが、島の中心地から非常に遠隔で、尚且つ藩の財政を担う塩の生産にキリシタンが従事していたこともあって、五島に迫害の嵐が吹き荒れた明治初期、唯一迫害を逃れた地区だったそうです。

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建物は新しい建物で、堅牢そうな造り。

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元々は明治30年(1897年)に全五島の宣教と司牧を委ねられたフランス人宣教師ペルー師の指導によりレンガ造りの立派な教会が建設されましたが、台風で倒壊して1988年にコンクリート造の現建物になったそうです。

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教会の裏手には、1899年に五島各地の海岸から信者の手によって集められた奇岩・奇石で築かれた「井持浦ルルド」と呼ばれる洞窟がありました。

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「ルルド」はスペインにほど近いピレネー山脈の麓の秘境地の名前で、ここの霊水を飲むと不治の病が治ると言い伝えられていることから、世界中からその「奇跡」を求めやってくるカトリック最大の巡礼地なのだそうです。

「井持浦ルルド」はそれを模して造られた日本最古の「ルルド」で、やはりこの霊水を飲むと病が治ると言われ、日本全国の信者の聖地となっているそうです。

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ここの水を汲んで持って帰るための水入れが100円で準備されていました。

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そうこうしているうちに雨が止んで青空が見えて来ました。

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先を急ぎますが、続きはまた後日に~。

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10月18日水曜日。晴れ。朝は13℃、日中は23℃。今日も秋晴れ。朝は寒いくらいでした。

今日のクリニックはやっぱり混雑。季節の変わり目のためか、体調の優れない方が多いようです。早期にインフルエンザワクチン接種を希望される方が多め。通常の診療で受診されて急遽インフルエンザワクチンも・・・なんて方にも可能な限り対応させて頂いています。健康診断そのものや健康診断で引っ掛かって再検査で受診される方も少なくありませんでした。

さて今日は9月の五島行きの続きを。

9月18日月曜日は朝は雲の流れは速いものの晴れていました。

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夏雲のような積乱雲(?)。

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海の色は前日と違って鮮やかなブルー。

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でも反対側を見ると黒い雲が混じっています。

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この黒雲の下がどうなっているか心配~。

さて今日は福江島の最西端に位置する大瀬﨑灯台を目指して出発。途中で道路の欄干に止まる大きな 猛禽類(何だか判りませんが・・・)と遭遇。

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西に向かうにつれて天候が徐々に悪化。途中から雨が降り出しました。大瀬崎灯台近くの展望台の駐車場に着く頃はかなり激しい雨に見舞われて車から出られず。しばらく車で待機して小降りになったところで展望台に上がりました。

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雨が少し小降りになったところで展望台へ。霞の中に大瀬崎灯台がぼんやり見えました。

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しばらく待っていると少しずつ視界が開けて・・・。

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やがて大瀬崎灯台がクッキリ見えるようになりました。ここは九州本土で最も遅い時間に夕陽が沈む場所で「展望台から望む白亜の灯台と東シナ海に沈む夕陽は言葉にできないほどの美しさ」だそうですので、晴れた日に夕陽を見に来るのがベストかもしれません。「日本の灯台50選」に選ばれています。

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駐車場から灯台までは遊歩道が整備されていますが、行きは下り坂のため約20分、帰りは上り坂になるため約40分かかるそうです。この天気ではチョット無理です~。

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ここは映画「悪人」のロケ地としても有名なんだそうです(私は観たことありませんが~)。  ここでのロケはさぞかし大変だったでしょうね~。

続きはまた後日に~。

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10月17日火曜日。晴れ。朝は14℃、日中は24℃。今日も爽やかな秋晴れの1日になりました。

今日のクリニックはやっぱり朝から混雑。今年は今月末まで延長になった大和市特定健診・長寿健診を実施しながら、10月から例年より多くのインフルエンザワクチン接種をスタートさせています。両方が重なるこの時期はチョッと厳しい状況。診療時間に多少ズレが生ずるかもしれませんがどうかご勘弁下さいませ~。

さて今日は9月の五島行きの続きを。9月17日はカトリック水ノ浦教会を見学したのち、ホテル近くの鎧瀬(あぶんぜ)溶岩海岸へ。

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黒いゴツゴツした溶岩で複雑に入り組んだ海岸。波打ち際に近付くのは結構大変そう。

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背後の鬼岳(おんだけ)付近の噴火で流れ出た溶岩だそうです。

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約7kmにわたって複雑な海岸線を形成しているそうです。

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近くにはリニューアルされたばかりの立派なビジターセンターがありましたが、残念ながら着いた時にはもう閉まっていました。

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流れ出た溶岩を展望台から見たところ。

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展望台の説明板によれば岬の2つの小高い山は右が臼岳(うすだけ)、左が箕岳(みのだけ)だそうです。

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付近には国内では珍しい亜熱帯植物が。

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遊歩道から海岸線に近付こうとしても足もとがゴツゴツで・・・やっぱり諦めました。

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足もとでゴソゴソ動いていたカニにビックリ(*_*;。

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また雨が降り出して来たのでホテルへ向かうことに。

続きはまた後日に~。

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10月16日月曜日。晴れ。朝は11℃、日中は23℃。寒かった昨日とは一転、爽やかな秋晴れの1日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑。かぜ症状の方は少な目ですが、全身倦怠感、動悸、息切れなどの不定愁訴の方が目立ちました。インフルエンザワクチンの本格接種が始まって、早期の接種を希望される方が今日もたくさん。特定健診・長寿健診はあとひと頑張りです~。

さて今日は9月の五島行きの続きを。

9月17日は堂崎天主堂に立ち寄ったあと車で40分ほど走ってカトリック水ノ浦教会へ。水之浦地区は江戸時代1797年(寛政9年)に始まった大村領民の五島移住政策に乗じて、仏教徒を装い安住の地求めて五島へ移住して来た潜伏キリシタンが開拓した地だそうです。小高い丘の上にあって、石段を上がって行くと石造りの門柱と白亜の教会の建物が見えて来ました。

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水ノ浦教会は1880年(明治13年)に最初の教会が建設され、現在の教会は1938年(昭和13)年に建て直されたもの。

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ロマネスク、ゴシック、和風の建築様式を取り入れた瀟洒な建物。教会の構造は長崎の大浦天主堂と同型だそうです。

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海辺の高台に建つ白亜の教会は、晴れていれば更に美しく見えたことでしょうが・・・。

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窓にはステンドグラスが装着されていますが、残念ながらここも室内の撮影は禁止です。

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敷地内にはマリア像。

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眺めの良さそうな背後の丘は墓地になっていました。

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門柱の裏には「私は門である。私を通って入る人は救われる。」の文字が刻まれていました。有難いことです。

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意外に時間を要してタイムリミットが近付いて来ました。

続きはまた後日に~。

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10月13日金曜日。晴れ。朝は15℃、日中は23℃。朝からスッキリ秋晴れの1日になりました。

今日のクリニックは大混雑。血圧や動悸、息切れなどの新患の方や、退院して久しぶりに受診された方、施設入所のための健診を希望される方、食欲不振の方等々、朝方に集中して予約外で来院されました。いつもの様に大和市特定健診・長寿健診の方、さらにインフルエンザワクチン接種の方も加わって、一時はプチ・パニックに。時間帯によってはかなりお待たせしてしまいました。もっ、申し訳ございません~。

さて今日は9月の五島列島行きの2回名。豪雨の中を予定より遅れて五島福江空港に着陸。レンタカーを調達して行動を開始する頃には雨は多少小降りになっていました。

まずは車で20分ほどの堂崎天主堂へ。ここは江戸時代からのキリスト教禁教令廃止以降、五島で最初に司祭が常駐して教会が立てられた土地。下五島地区のカトリック教会の信仰の中心地だったそうです。

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あたりは静かな入り江で、ちょうど干潮時だったためか防潮堤の下まで降りられました。

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丸い岩は干潮時にだけ全容を見ることが出来る「りんご岩」。

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満潮時には無数の貝やフジツボがこびりついたラインまで海面が来るのでしょうか。

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防潮堤に沿って数分歩くと・・・。

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堂崎天主堂の裏へ。

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裏手、陸側から見た教会。

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入場料は300円。

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現在の聖堂は1908年(明治41年)に完成。

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1974年(昭和49年)には堂崎教会(どうざききょうかい)の名称で長崎県指定有形文化財に指定されています。

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正面から見るとなかなか重厚な佇まい。

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設計はペル-神父。煉瓦造り、ゴシック様式の平屋。内部には多くの資料が展示されていましたが残念ながら撮影は禁止。

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2007年にユネスコの世界遺産暫定リストへ掲載が決まった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会の一つでしたが、現在は資料館となっていてミサなどには使われていないため世界遺産からは外されてしまったそうです・・・。

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いつの間にか雨が止んでいました。もう一つくらい教会を訪ねてみます。

続きはまた後日に~。

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10月11日水曜日。晴れ。朝は16℃、日中は24℃。朝はやや雲が出ていましたが日中はスッキリ晴れて秋晴れになりました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。ここ数日で急に気温が下がったためか、心不全が増悪して来られる方がちらほら。昨日も今日も何件か市立病院に向けての紹介状書き。今日もかぜ症状の方は少な目でした。インフルエンザワクチンの接種は今週から本格始動。

さて、チョッとネタが古くなりましたが、約1ヶ月前の9月の敬老の日の連休に長崎県の五島列島に行って来ました。

9月17日日曜日は全国的に好天に恵まれましたが、何故か五島と長崎だけは豪雨に見舞われ、線状降水帯が出現していました。朝8時半の長崎便は長崎空港に着陸出来ない場合には福岡空港もしくは大阪伊丹空港に引き返す条件付きでの運航になりました。

離陸してしばらくは「条件付き」がウソのように穏やかなフライト。眼下の山脈で所々白く見えるのは雪でしょうか!?。

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長崎が近付いて高度を下げる頃になると、天気予報通りに急速に悪天候となりました。

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長崎空港の上空でしばらく旋回。タイミングを見計らって揺れながらも無事着陸。機内からは拍手が沸き起こりました。窓からはぼんやり「NAGASAKI」の文字が見えたので、ここは福岡でも伊丹でも無いようです。やれやれ~。

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ここから五島福江空港まで乗り継ぎですが、またまた五島福江空港に着陸出来ない場合には長崎空港に戻る条件付き!。

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使用機材の到着遅れで40分ほど遅れるとのアナウンスが入りました。遅れて到着した飛行機は久々のプロペラ機。

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カナダのボンバルディア・エアロスペース社のDHC8-Q400という74人乗りの小型機です。ちっ、小さい~。天候が悪い時に小型機はチョッと心配!?。

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連休とあってほぼ満席。CAの方もチャンと乗っていました。40分遅れで出発!。

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私の座席は主翼に付いたプロペラエンジンと一体化した車輪の直ぐ横。プロペラの動きや車輪の様子が手に取る様に判ります。飛行機マニアならともかく一般人には精神衛生上はあまり良くないかも。

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叩きつけるような雨の中を離陸しました。

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30分弱で眼下に五島列島が見えて来ました。

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海は白波が立っていて決して穏やかとは言えません。

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程なく車輪が下りて来て・・・。

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高度を下げると陸地が近付いて来ました。

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大きな振動とともに水しぶきを上げながら無事に着陸~。

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予定よりやや遅れたとはいえ、何とか五島福江空港に辿り着きました。

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滑走路に降りて徒歩で到着ロビーへ。

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さて、これからレンタカーを借りて島内を巡ります。

続きはまた後日に~。

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10月7日土曜日。晴れのち曇り。朝は15℃、日中は24℃。今日も涼しい朝になりました。世の中は3連休でしょうが、当院は今日も通常通りの診療です。朝の電車はハイカーと運動部の学生さんがたくさん。

今日のクリニックはほどほどの混雑。土曜日は現役世代の方が多いのですが、春から夏にかけて受けた勤務先の健診で引っ掛かって受診される方が多くなって来ました。かぜ症状の方は少な目でした。

昨日6日発表の9月25日~10月1日の新型コロナウイルスの感染状況は、1医療機関あたり全国で8.83(前週11.01)、東京都で7.08(同8.89)、神奈川県8.30(同9.85)で4週連続の減少となりました。一方インフルエンザは、全国で9.57(前週7.09)、東京都で16.58(同12.19)、神奈川県15.05(同8.85)で6週連続で増加。都道府県別にみると沖縄が最も多く、千葉、大分、山口、東京の順でした。

いずれにせよ感染対策はしっかりとなさって下さいませ~。

さて今日も夏の北海道行きのレポート最終回。

最終日の8月16日水曜日に宗谷本線の塩狩駅まで足を伸ばしました。駅の裏手の丘の上には三浦綾子の「塩狩峠記念館」があります。

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駅から丘への階段を上がると・・・おやおやここにもヒグマ対策のポスターが!。

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「塩狩峠記念館」の建物は三浦の旧宅を復元したもの。元は1961年に旭川市内に建てられた店舗兼用の住宅だったそうで、三浦は1971年まで実際にこの建物で暮らしていたそうです。

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その間1964年に「氷点」を発表して小説家としてデビュー。1993年に老朽化により解体されましたが、周囲からの保存を望む声に三浦が同意し、資材は保管されていたそうです。「塩狩峠」の舞台となった和寒町が100年記念事業の一環として塩狩峠での復元を決め、1999年にこの地に開館したそうです。

建物内部の表側は商店スペースが復元されていて昔の商品まで再現されていました。裏手と2階が居住スペースで日々の暮らし振りが想起される様な展示品の数々。

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ところで小説「塩狩峠」は、1909年(明治42年)2月28日に発生した鉄道事故で殉職した実在の人物・長野政雄を元に、愛と信仰を貫き多数の乗客の命を救うため自らを犠牲にした若き鉄道職員の生涯を描いた作品です。

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この地の鉄道は1899年(明治32年)に宗谷本線の前身である北海道官設鉄道天塩線(蘭留 - 和寒間)として開通。当時から標高272mの塩狩峠は交通の難所となっていましたが、開通から10年ほど過ぎた1909年(明治42年)2月28日夜、上り列車最後尾の1両の連結器が外れて列車から分離、逆走を始めました。手歯車のブレーキも効かず、たまたま乗り合わせた長野政雄が車輪の下に自らの身を投じることにより暴走を食い止めて脱線転覆を防いだのでした。

塩狩駅近くには長野政雄の顕彰碑が建立されていました。

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さてこの旅もいよいよタイムリミット。旭川空港から16時25分JAL556便に搭乗。離陸すると眼下に上川盆地が広がりました。

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程なく大雪山系の上空へ。

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チョットうとうとするうちに早くも関東上空。

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羽田には定刻18時10分より15分程遅れて着陸。

夕刻とはいえ、久しぶりの酷暑が待ち受けていました・・・。(完)。

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10月6日金曜日。晴れ。朝は14℃、日中は24℃。湿度も低めで晴天。清々しい朝になりました。日に日に気温が下がって季節の進みが急に速くなりました。

今日のクリニックはやはり混雑気味。気温差のためか調子の優れない方が多いようです。こんな時はどうぞ無理をなさらずに。今日はA型インフルエンザの方も。

さて今日も夏の北海道行きのレポートを。

最終日の8月16日水曜日は比布駅へ行った後、まだ少し時間があったのでその先の塩狩峠(しおかりとうげ)まで足を伸ばしました。塩狩峠は、北海道上川郡比布町(旧石狩国)と上川郡和寒町(旧天塩国)の境にある峠。天塩川水系と石狩川水系の分水界です。

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私自身は昭和57年3月、まだ雪深い季節にこの地にあった「塩狩温泉」に泊まったことがあります。今や跡形も無し。

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でもサミットにある宗谷本線の塩狩駅の雰囲気は昔のままでした。

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かつては貨物列車が行違っていた長い構内。かつてD51形蒸気機関車の貨物列車やC55形蒸気機関車の旅客列車が青息吐息で上がって来たところ。

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2面2線の旅客用ホームは対面式ではなく2つのホームをずらして設けた千鳥式。跨線橋は無くて構内踏切で線路を横切ってホーム間を移動するタイプです。

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駅舎は40年余り前の学生時代に降り立った時と雰囲気は変わっていませんでした。

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出札窓口は塞がれて掲示板に。昭和59年には無人駅になったそうです。

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それでも時刻表を見ると上下約10本ずつの列車があります。素晴らしい!。懐かしいC55形蒸気機関車の写真も掲示されていました。

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そのうち踏切が鳴って13時08分発の名寄行の列車がやって来ました。

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車両は富良野線と同じJR北海道のH100形の単行。

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ここからは隣の和寒駅へは下るばかりです。

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足取りも軽やかに加速して坂道を下って行きました。

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列車が行ってしまうと、あとは周辺は静寂に包まれて時折鳥の声が聞こえるのみ。

続きはまた後日に~。

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10月5日木曜日。曇りのち晴れ。朝は17℃、日中は26℃。今朝は涼しかったものの日中は晴れて蒸し暑くなりました。

今日は休診日でしたが朝から歯科治療へ。どうも歯は私の弱点です。昼からは所用で外出しておりました。

さて今日も夏の北海道行きの続きを。

最終日8月16日は神居古潭で静態保存の3両の蒸気機関車と対面したのち、夕方の飛行機まで少々時間があったので旭川の北隣の比布町へ。比布駅に隣接する千島笹工芸館・北の竹工房を訪れることが目的でしたが、何と今日はお休みでした。

比布町は人口約3500人の農業の町。スキーといちご、そして「世界一大雪山がきれいに見えるまち」ということでした。駅頭には観光マップが掲げられていましたが、なかなか観光で立ち寄るところではないかな~。

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比布駅は宗谷本線のローカル無人駅で、昭和48年3月にC55形蒸気機関車を撮りに旭川から和寒までを往復して以来、幾度となく通ってはいましたが、地に足を着けたのは今回初めて。

現駅舎は2016年に改築されて新しい建物。

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昭和世代の方なら覚えておいでの方もいらっしゃるかと思いますが、かつて「ピップエレキバン」のテレビCMのロケに当駅が使用され、全国にその名が広まったことがありました。

今でも駅前には真新しい顔嵌めパネルが設置されていました。

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駅舎内には新駅舎完成の折の樹木希林さんからのメッセージも掲示されていました。

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当時の写真やエピソードも。

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ホーム側から見ると立派な駅名標が。旧駅舎に掲げられていたものを引き継いでいるそうです。

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両隣りにあった南比布駅、北比布駅は2021年3月に廃止されていました。

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ホームは2面2線。ホーム間の移動は跨線橋を使います。

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旭川~名寄間の宗谷本線は1時間に1本程度の列車頻度。比布駅には快速列車も停まります。1日100人程度の利用があるようですのでローカル駅の中では優秀。

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駅前にはかつてよく見かけた煉瓦造りの農業倉庫が残っていましたが、昭和53年には貨物取扱いは廃止されています。

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さてまだもう少し時間が有りそうなのでさらに北上します。ギリギリまで粘るね~。

続きはまた後日に。

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10月4日水曜日。曇り一時雨。朝は17℃、日中は21℃。今日は朝から雨降りになっていました。気温も低めでいよいよ秋が深まって来た雰囲気。

今日のクリニックは相変わらず混雑。突然秋が来たせいか、息苦しいとか動悸がするなんて方が多めでした。長引く咳の方が今日も何人かいらっしゃいましたが、報道でご存じのように咳止めが全国的に品薄状態。殆ど綱渡り状態だったのが、もはや綱渡りも出来ない状態です~。皆さん、かぜを引かないように頑張って下さい!?。

さて今日も夏の北海道行きのレポートを。

最終日の8月16日水曜日、旭川近郊の神居古潭で復元された旧神居古潭駅舎とホーム跡を眺めてから静態保存されている3両の蒸気機関車を見学。

駅舎寄り先頭は9600形の29638号機。

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1917年小倉工場製。なんと今年で106歳!。戦前から大館、酒田などで活躍していました。

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1944年に酒田区から函館区へ転属となり北海道入り。

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道内では函館区、倶知安区、苗穂区、室蘭区を経て1968年に名寄区へ。

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1969年名寄区で廃車となりここへやって来ました。北海道仕様切り詰めデフ。あまり特徴のない普通の北海道型9600形のようです。

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2番目はC57形の201号機。

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こちらは戦後の1947年三菱重工三原工場製。C57形のラストナンバー機です。唯一現存する4次型。

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当初から小樽築港区に配置されて道内の幹線筋で八面六臂の活躍。

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電化の進展により末期に旭川区へ転属となり同区で1969年廃車となりました。

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デフ上部が斜めにカットされ、ボイラー径が太く、密閉キャブ、船底テンダと1~3次型とは大きくスタイルを変え、後継のC59に近い印象の機関車です。

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かつては小樽築港区の機関車らしく重油タンクを載せ、前照灯を3つ付けた重装備で狩勝峠越えのロングラン運用にも使用されていました。ナンバープレートの数字配列は僚機C57200とともに独特です。

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3番目はD51形の6号機。

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1936年川崎車両兵庫工場製。総数1115両も造られたD51形のトップグループです。

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小樽築港区、追分区、旭川区、北見区などで活躍の後、1969年北見区で廃車となっています。

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製造以来大半を北海道ですごした機関車ですが、運転台の密閉化改造は受けていません。

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一次型で煙突からドームにかけてカバーが付いた半流線形(いわゆるナメクジ型)です。

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3機とも冬季はシートを掛けられて保管されているそうですが、基本的には屋外展示。3両とも錆が浮いてキャブ窓のガラスが割れたり雨垂れ跡が目立ったりして、だいぶくたびれている印象です。既に当地で保存展示されてから50年余り。何回か修復工事はされているようですが、今後の行く末が心配です。

帰りがけ、神居古潭の駐車場近くで平岩弓枝の文学碑を見つけました。神居古潭駅は平岩弓枝原作のNHK連続テレビ小説「旅路」の舞台だったそうです。

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石碑には「人生は旅路、夫婦は鉄路」の文字が刻まれていました。

う~ん・・・。

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10月3日火曜日。晴れのち曇り。朝は17℃、日中は26℃。朝はヒンヤリ。久しぶりに上着を来て出勤しました。

今日のクリニックはやっぱり混雑気味。特定健診・長寿健診の期間は今年は今月一杯まで延長戦。additional timeの割には予約がたくさん入っています!?。血圧や動悸の新患の方、健康診断の2次検査の方も多めでした。かぜ症状の方はチラホラ。高熱の方はいらしゃいませんでした。

さてまだ夏の北海道行きのレポートが残っています。

いよいよ最終日の8月16日水曜日、北海道美瑛町は曇り一時雨。朝は20℃、日中は28℃。

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朝食後荷造りをしてからチェックアウト。 まずは旭川近郊の神居古潭(かむいこたん)へ向かいました。神居古潭は石狩川が上川盆地から石狩平野に流れる境に位置する峡谷で、アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれて古くよりアイヌの聖地とされてきました。

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国道12号線から外れて石狩川に沿う旧道をしばらく行くとそこに駐車場。そこから対岸に向けて架かっている古い吊り橋が神居大橋です。

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現在の橋は1938年に架設されたものだそうで、その後も幾度か改修されているそうですが、ところどころ木が朽ちていて補修跡がいくつも。

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近くには「令和5年10月1日から令和6年3月27日まで通行止めで工事を行います」とか「一度に100人以上渡れません」とかいう看板も。歩けばそれなりに揺れるので、チョット不安になります・・・。

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元々は函館本線の神居古潭駅と国道12号線を結ぶ重要な橋だったのでしょうが、この区間の函館本線は線路改良のため廃線となって新線はトンネル内を通過することになり、また国道12号線にもバイパストンネルが完成したため、今では静かな場所にひっそりと架かっています。

橋の下は石狩川。石狩川は大雪山系の石狩岳にその源を発し、層雲峡から上川盆地に至り、旭川で忠別川、美瑛川、石狩平野に入ると雨竜川、空知川、幾春別川、夕張川、千歳川などと合流。札幌市で豊平川と合流して日本海にそそぐ流域面積全国第2位の1級河川です。

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揺れる橋を渡って対岸に渡ると、復元された旭川市の文化財である旧神居古潭駅舎とホーム跡。

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ここは1901年(明治34年)12月5日に簡易停車場として開業、1969年(昭和44年)10月1日に旭川駅 ~滝川駅間の電化・複線化に伴う神居トンネル新設等の線路付け替えにより廃駅となりました。

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旧駅舎は1989年(平成元年)に復元されてサイクリングロードの休憩所として利用されていましたが、現在はサイクリングロードは通行止め。

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そんな訳で周囲にはほとんど人影無く静寂そのもの。

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ホームは2面2線。

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駅名標は当時の物でしょうか。

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駅舎近くにはC57形130号機の動輪。C57形130号機は、蒸気機関車末期に旭川機関区の検査期限切れのC55形の代わりに、遠く宮崎機関区からショートリリーフで転入して来た機関車。旭川での活躍は僅か半年ほどでした。

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チョット気になるのは至る所に掲げられている「ヒグマ出没注意」の看板。

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さらに「マムシに注意」の看板も。

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「ヒグマとマムシならマムシの方がいいな〜」なんて考えながら周囲を散策。当初はこの辺りでランチにするつもりでしたが、ヒグマが臭いに誘われて出て来ても困るので予定を変更。

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ホームの外れには3両の蒸気機関車が静態保存されていました。今回ここに来た主な目的はそちらです。

長くなりそうなのでまた後日報告させて頂きます〜。

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9月30日土曜日。晴れ時々曇り。朝は23℃、日中は27℃。少し涼しくなったとは言え、湿度が高くて蒸し暑い一日でした。

今日のクリニックはとっても混雑。月末のためか予約外でいらっしゃる方が多めでした。かぜ症状の方はずいぶん少なくなりました。

昨日9月29日(金)に発表された9月18日(月)から9月24日(日)までの1週間の新型コロナウイルス感染者数は全国で11.01(前週17.54)、神奈川県で9.85(同じく19.26)と減少しました。

一方インフルエンザは9月24日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数は全国で7.09人(前週7.03)で前の週からほぼ横ばい。神奈川県では8.85(同じく9.97)で減少していました。

新型コロナウイルス感染者数はピークアウト、インフルエンザ感染者数は例年とは異なるパターンで感染者が増えていましたが、一旦ピークアウトしたかも知れません。

昨今の報道に煽られてかインフルエンザワクチンの早期接種を希望されてのお問い合わせを多数頂いておりますが、例年は年明け1月から2月の寒さが厳しい時期がピーク。ワクチン接種して抗体が出来るのに約2週間掛かることを考えれば、今更そうそう慌てなくても良いかも!?。

さて、今日はこの夏の北海道行の続きを。

8月15日火曜日は朝の日の出から活動を開始。青い池、旭岳散策路、美馬牛と巡った後、富良野で買い物をしてから夕方美瑛に戻って来ました。どうも性格的に一か所に留まってのんびり、ゆったりというのが苦手なので、忙しい旅になってしまいます。明日が最終日ですが台風7号がこちらへ向かって来ています。

夕方、宿泊先のヴィラに戻って少しだけのんびり。

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日常に戻るとこんなに遠くを眺める機会が無いですからね~。

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でも残念ながら天気は下り坂。

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風は強くなって来ました。

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夕食前に近くの展望台へ。

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今日は夕陽を見られませんでした。

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明日夕方の飛行機で帰宅予定ですが・・・。

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飛行機は無事に飛んでくれるでしょうか~。

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9月26日火曜日。晴れのち曇り。朝は19℃、日中は28℃。昨日よりは気温が上がったものの引き続き秋らしい陽気になりました。一年中このくらいの気温だと良いですね。

今日のクリニックはとっても混雑。月末近くだからか、涼しくなったからか、久しぶりにいらっしゃる方がチラホラ。かぜ症状の方はそれほど多くはありませんでした。長寿健診・特定健診の予約はパンパンに入っているので検査はバタバタです。

さて今日も夏の北海道行きのレポートの続きを。

8月15日火曜日は朝のうちに「青い池」と「旭岳散策コース」を巡って昼には美瑛まで戻って来ました。美瑛の隣駅の美馬牛(びばうし)駅近くの住宅地の中にある喫茶店ゴーシュさんで小休止。

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ここは本格的なこだわり自家焙煎のお店。以前来た際には運悪く休業日でしたので、今回はリベンジでの訪問。

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少しくらい遠くても通いたくなるお店ですが、ちょ、ちょっと遠すぎ~。

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英気を養ったところで美馬牛駅に立ち寄って見ました。奥に見える赤い屋根が駅舎ですが駅前広場は驚くべき広さ。何だか幌馬車がやって来そうな雰囲気!?。

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この地に北海道官設鉄道十勝線(富良野線の前身)が開通したのは1899年(明治32年)のことですが、当初ここには駅は開設されず、1926年(大正15年)になって開設された富良野線の中では比較的新しい駅です。それでも歴史は小田急線如きには負けません。

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時刻表を見てみたら、ローカル線にもかかわらず上下11本もの列車が設定されていて、下手な道内の他の本線筋よりも列車頻度が高いかも。

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しばらくすると上り線ホームに12時17分発旭川行きが到着。車両はJR北海道H100形気動車でした。H100形は2018年2月に先行試作車が登場。2019年から量産されて2020年3月から函館本線で運用が開始された新鋭車両です。富良野線では2023年3月18日から全普通列車に投入されたばかり!。

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発電用ディーゼルエンジンで発電してモーターを動かす電気式気動車。要するに走行機器については“電車”です。

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やがて構内踏切の警報音が鳴りだして、下り線ホームに同じく12時17分発の富良野行きが到着。ここで上下列車の交換です。

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ホームは2面有りますが対面式ではなくて2つのホームをずらして設けた千鳥式。下り線ホームから上り線ホーム側の駅舎への移動は構内踏切を渡らなければならないので、下り列車からの降車客は両列車が発車するまで踏切待ち。

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一足先に上り旭川行が発車。エンジン音が大きくてとても“電車”の発車ではありません。

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上下列車の一瞬の並び。

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前面の一部はFRP、車体は台枠以外は軽量ステンレス。それでもディーゼルエンジン、モーター、さらにバッテリーも積んでいるので42トンと軽くはありません。

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でもパワフルで加速は昔の気動車とは比べ物になりません。

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上り列車が遠ざかると、やがて下り列車も発車。

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昔は当たり前だったローカル単線での列車交換。ローカル線の廃線や列車頻度の減少で見る機会はほとんど無くなってしまいました。久しぶりにローカル線を堪能させて頂きました。

続きはまた後日に~。

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9月25日月曜日。晴れ時々曇り。朝は18℃、日中は28℃。お彼岸を境に気温が下がって一気に秋の気配になって来ました。涼しいのは大歓迎ですが、チョッピリ淋しいかも!?。

連休明けのクリニックはとっても混雑。連休が明けて気温が急に下がったので体調が悪い方が増えたのでしょうか。「田舎に行っていました」と仰りながら久しぶりに受診された方は既に3ヶ月以上薬が切れた状態。自宅で測定した血圧が190越えで慌てて受診されたようですが、脳出血で倒れなくて良かったです~。逆に「薬を多めに飲むと調子が良いので不足分を追加処方して下さい」と受診された方は、薬の内容を聴いてビックリ。抗血栓薬と心不全の薬でした。ゾ~ッ(゚Д゚;)。やっ、やめて~!!。どちらもレッドカードに近いイエローカードです~。

さて、この連休も私は例によって遠出していましたが、まだ夏の北海道行きのレポートが残っています。

8月15日火曜日は「青い池」を見た後に旭岳ロープウェイで標高1,600mの姿見駅へ。周辺の散策コース(約1.7㎞)を歩きました。夫婦池を過ぎるとやがて噴煙を上げる地獄谷が見えて来ました。

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足元の花はリンドウの仲間でしょうか。

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盛んに噴煙を上げる様は正に活火山。

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解説板によればこの辺りは約2800年前の爆発で山頂から西側が崩れて現在の形になったそうです。

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見えて来たのは姿見ノ池。チャンと旭岳の“姿”を映していました。

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ここが周遊コースのゴール。ここから先はチャンとした登山装備が必要です。

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気温が上がって汗だくになりました。普段の運動不足が祟って小一時間の周遊コースで満足すぎるぐらい満足しました。

汗が引くまで小休止した後、ここからは反対回りでロープウェイ駅へ。

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続きはまた後日に。

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9月22日金曜日。曇りのち雨。朝は24℃、日中は27℃。昨日に引き続き、終日降ったり止んだりの不安定な天気。一時は熱帯のスコールの様な雨が降りました。晴れて灼熱地獄も困りますが豪雨で涼しいのも考え物です~。

今日のクリニックは朝から結構な混雑。明日が秋分の日で祝日になるので、心配になって早めにいらした方もあったようです。かぜ症状の方は少なくなりました。

今日発表になった9月11日(月)から9月17日(日)までの1週間の新型コロナウイルス感染者数は、ついに全ての都道府県で一斉に減少に転じました!。前週に比べて全国では20.19人から17.54人に、神奈川県では21.43人から19.26人に。このまま減少傾向が続いてくれれば良いですね~。

さて今日も夏の北海道行きの続きを。

8月15日火曜日は早朝に美瑛近くの有名観光地「青い池」へ。その後、旭岳ロープウェイ山麓駅へ直行しました。旭岳ロープウェイは標高1,100mの山麓駅から旭岳の五合目にあたる標高1,600mの姿見駅までを約10分で結んでいます。

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ハイシーズンなので15分間隔で運行されていました。8時30分の便で姿見駅へ。下は姿見駅に掲げられていた案内図。

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乗客は頂上を目指す本格登山装備の方もいれば、ショッピングにでも行くかのようなヒールの高い靴の方まで様々でした。姿見駅から外へ出ると眼前に旭岳山頂が聳えていました。

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姿見駅周辺には一周一時間ほどの散策コースが整備されていて、こちらは登山装備は不要。初心者でも全く大丈夫。

足元にはたくさんの高山植物。

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高山蝶のコヒオドシの姿も見られましたが俊敏で写真は撮れず。

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下の写真は振り返ってロープウェイの駅を見たところ。白い道を辿って来ました。

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しばらく進んだところにある小高い丘が第一展望台。大雪山系の最高峰、旭岳は2291m。5合目付近から上では噴煙を上げています。

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ここから見下ろすとロープウェイ駅は少し遠くなりました。

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下の写真はやや北に目を転じて見たところ。快晴で風も無く絶好のハイキング日和になりました。

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この辺りには火口跡に水が溜まった小さな池がいくつもあります。まず現れるのは摺鉢池。

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旭岳山頂を映す摺鉢池。

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見る角度によって形が変わります。

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次に見えて来たのは雲を映す鏡池。

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角度によっては旭岳山頂も映します。

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下の写真は鏡池を見下ろしたところ。

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さらに登って振り返ると2つの池が並んで見えます。左が摺鉢池、右が鏡池。2つ併せて夫婦池と呼ばれているそうです。

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ここでまだ道半ば。遅々として進みませんで申し訳ありません。

続きはまた後日に~。

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9月20日水曜日。晴れのち曇り。昼過ぎに一時雨。朝は25℃、日中は32℃。天気は下り坂に差し掛かっている様です。

今日のクリニックは朝からやっぱり混雑。健診で高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、心電図異常などで異常を指摘された方の受診が増えて来ました。今日は高熱の方の受診は無し。新型コロナもピークを越えたかな!?。

さて今日も夏の北海道行きの続きを。

8月15日火曜日は美瑛で朝5時前のご来光を拝んだ後、朝食用のサンドウィッチを作って直ぐに出発。今やメジャーな観光地のひとつになった「青い池」へ向かいました。

美瑛からは車で約20分。現地には朝6時半頃に着きました。なんでこんな早朝に来たかって?。それは近年メジャーになり過ぎてピークシーズンの日中は駐車場は大行列、フォトスポットは順番待ちになってしまうと聞いたからです。

数年前に来た時には空地だった場所に立派な駐車場やトイレが出来ていました。こんな早朝でも既に先客がちらほら。

駐車場から徒歩数分で池のほとりに到達。う~ん、やっぱり青い!。

朝の太陽が水面に反射して眩しい~。

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池を半周する遊歩道を進んで行くと・・・。

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見る位置や角度よって微妙に色が違って見えます。

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立ち枯れたカラマツが良い雰囲気を醸し出しています。

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Macの壁紙になったことから世界的に有名になりました。

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今日は天気が良いので青さが際立っていますが、本当は順光になる午後の方がより綺麗に見えるそうです。

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でも実は「青い池」が出来たのはつい最近。1988年(昭和63年)に噴火した十勝岳の火山泥流災害を防ぐため、美瑛川に作られた堰堤(えんてい)のひとつに偶然水が溜まってできた“水たまり”がその正体だそうです。

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この青さは白金温泉「白ひげの滝」から流れ出るアルミニウムを含んでいるから。

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「アルミニウムを含んだ水たまり」なんて現実を知ると、この美しい光景の有難みも半減!?。

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いやいや、偶然の産物、人工の観光地とは言え、やっぱり美しいものは美しい~。

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眺めていると時が経つのを忘れてしまいそうに・・・。

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池の端まで行ってみると、そこは正に美瑛川沿いの堰堤でした。

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端まで行ってから来た道を駐車場へ。

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まだ朝の7時代。近くのキャンプ場の駐車場で持参したサンドウィッチをそそくさと頬張り、次なる目的地へ向かいます。

長くなってきたので続きはまた後日に~。

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9月19日火曜日。晴れ時々曇り。朝は24℃、日中は32℃。

いつまでも暑い日が続いていますが、今週末からは最高気温が30℃を切る予報になっているようです。もうしばらくの辛抱でしょうか。

3連休明けのクリニックは結構な混雑。定期受診の方、特定健診・長寿健診の方に加えて、胸痛、動悸、息切れ、腹痛、下痢・・・等々、多彩な症状の方がいらっしゃいました。熱のある方は午前、午後とも診療の最後で拝見させて頂いていますが、今日は新型コロナの方やインフルエンザの方もちらほら。

さてこの週末(当院は連休でした)は、例によって遠出をして来ましたがそのご報告は後日にして、まずは夏の北海道行きの続きを片付けなければいけません。

8月15日火曜日の美瑛町は晴れのち曇り。朝は17℃、日中は24℃。朝は4時34分の日の出を見るために早起き・・・したかった訳ではないけれど年齢のせいか自然と目が覚めてしまいました。そっと寝巻のまま外へ出て近くの丘に上がると、徐々に東の空が明るくなって来ました。

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意外に風が強くて寒い!。

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日の出は4時34分のはず。あれっ、日の出はまだ!?。

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想定外だったのは、日の出は4時34分でも日の出方向に山があったため、山影から太陽が覗いたのは4時53分になってからでした。寝巻のままの身体が十分に冷え切った頃に日の出を迎えました。

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結構な勢いでみるみる太陽が上がって来て・・・。

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ソバ畑にも光が差し込んで来ました。

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太陽のエネルギーは偉大で・・・。

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光がチョッと差し込んだだけで冷え切った身体が暖かくなりました。

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日の出はむろん毎日のこと。どこでも見られるはずですが不思議と旅先でないと早起き出来ないですね~。さて今日は早朝から活動開始です!。

続きはまた後日に~。

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9月16日土曜日。曇り時々晴れ。朝は26℃、日中は31℃。

雨上がりの朝は湿度が高くてムシムシ。日中も湿度70%以上。

世の中は今日から3連休。早朝の電車内は運動部の若者と行楽の人たちで混雑していました。

今日のクリニックは比較的平穏。平穏とは言っても淡々と診療が進んだだけで、最終的な受診者数は結構な数になりました。「お変わりありませんでしたか?」の問いに対して「実はコロナに罹りました」なんて方が多め。発熱の方もちらほら。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月14日月曜日は網走から遠軽、旭川紋別自動車道を通って美瑛までのロングラン。途中の道の駅に立ち寄りながらも夕方4時頃に美瑛に着きました。

今宵の宿は一棟貸しのヴィラ。大きな窓からの眺めは・・・!。まるで絵みたい~。

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キッチンは調理器具や食器、調味料も完備されていて住むように滞在出来る様になっています。

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デッキに出て見ると目の前に広がるのは広大なソバ畑。

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ん?、周囲には肥やしの芳香が漂っているのは致し方ないところ。

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はるか南方から迫る台風の影響で風は強くて雲の流れが速いです~。

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背後の小高い丘の上には白樺の木の下に小さなベンチ。

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そこに上がって眺めるとこのヴィラの周辺がどうなっているか良く判ります。

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さてここはホテルではありませんので食事は自分たちで考えなければなりません。一休みしてから夕食に出かけました。美瑛の街中の飲食店は月曜日定休だったりお盆休みで閉まっていたりでしたので旭川郊外まで。旭川までは車で30分ほど。街外れの高台からは旭川の街越しに夕陽に染まる大雪山系のてっぺんが見えました。

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明日は天気が良さそうなので早朝から頑張る予定です。

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続きはまた後日に〜。

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9月13日水曜日。晴れ。朝は23℃、日中は32℃。今日も厳しい残暑の一日でした。

今日のクリニックはかなり混雑。午前、午後とも高血圧の初診の方がチラホラ。何でこんな暑い時期に血圧(?)と思ったら、健康診断の結果がちょうど出るタイミングでした。かぜ症状の方は今日も多め。中には新型コロナウイルス感染症の方やA型インフルエンザの方も。夏休みが終わって文化祭などの学校行事があったためか、学校での流行が広がっているようです。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月14日月曜日の網走市は晴れ。朝は18℃、日中は23℃。天都山中腹からは遠くに知床の山々がくっきり見えました。

一番高く聳えているのが斜里岳でしょうか。

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手前の街が網走。海を隔てて知床連山。

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移動日に限って良い天気かも!?。

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まずは近くの天都山中腹にある北海道立北方民族博物館へ。

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夏は朝9時からオープンしていて550円。とっても立派な施設でした。玄関先の尖塔はガラス張りで、玄関ホールには太陽光が降り注いでいました。

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グリーンランドから北欧まで、アイヌ文化を含めた北方民族の文化とオホーツク文化を紹介する我が国唯一の博物館だそうです。

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極寒地で生活するための知恵と技術に驚嘆。

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ちょっとだけ立ち寄るつもりが、がっつり時間を使ってしまいました。

さて今日の最終目的地は美瑛。途中高速道路を使っても4時間以上の行程。気合いを入れて走り出しましたが、女満別空港近くでヒマワリ畑を見つけて寄り道。

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女満別空港の滑走路の延長線上なので、離着陸する飛行機を絡めての撮影が可能です。

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北見を抜けて遠軽(えんがる)までは一般道で結構長丁場。遠軽からは旭川紋別自動車道。まるで立派な高速道路ですが一般国道のバイパス扱いで通行料は無料!。これではJR石北本線は対抗出来ませんね~。

続きはまた後日に。

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9月12日火曜日。晴れ時々曇り。朝は24℃、日中は30℃。

今日のクリニックはそれなりの混雑。今日も全身倦怠感や動悸を訴える方が少なくありませんでした。やはりこんな気候だからでしょうか。長引く咳の方も多いのですが、近隣の薬局さんでは既に鎮咳剤がありません。いつまでこの状況が続くのやら・・・。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月13日日曜日はサロマ湖から卯原内、女満別を通って網走へ。途中女満別近くの国道沿いの「メルヘンの丘」は晴れていれば夕日が美しいスポットらしいですが・・・。

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今宵は天都山中腹にある宿泊施設に投宿。

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テラスからは雲が多くて日の入りは見えないかな~。

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諦めかけた次の瞬間、雲の切れ間から太陽の光が!。網走湖脇に沈む夕日が見えました。

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翌日8月14日月曜日の網走市は晴れ。朝は18℃、日中は23℃。部屋の窓からは網走湖と久しぶりの青空が見えました。

朝食を摂りながらふと窓の外に目をやると・・・。

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大柄なリスと目が合いました!。

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ケミチップ湖に引き続きまたもやリスと朝食。

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逆光なのでシルエットになってしまっていますが、今度はシマリスよりもだいぶ大柄なエゾリスです。

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今日の予定は美瑛まで。フルに走って約4時間のロングドライブです。

続きはまた後日に~。

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9月11日月曜日。曇り時々晴れ。朝は25℃、日中は31℃。朝は湿度が90%以上あってムシムシ。天候が不安定との予報でしたが、何とか雨は降らずに持ち堪えてくれました。

今日のクリニックは朝から混雑気味。先週末、台風の影響で来院出来なかった方が数人。夏の疲れのためか体調を崩されたご高齢の方がチラホラ。かぜ症状の方の中には高熱の方も。

8月28日~9月3日の新型コロナ感染症定点把握のデータを見る限り、全国平均、東京都、そして神奈川県でもまだまだ増加の一途を辿っています。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月13日日曜日はオホーツク海側サロマ湖東側の常呂町でサイクリング。その後網走方面へ向かいましたが、途中で茫洋たる湿地蒂が見えて来ました。秋になると(ちょうど今頃です!)真っ赤に色付くサンゴ草で有名な能取(のとろ)湖です。

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湖岸に沿って、1987年に廃止になった旧国鉄の湧網(ゆうもう)線(中湧別駅で名寄本線から分岐してサロマ湖、オホーツク海、能取湖、網走湖の沿岸を通って網走駅に至る路線)の線路跡がサイクリングコースになっていました。国道沿いのサイクルステーションの能取駐車場で一休み。

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そこからしばらく走ったところ、卯原内(うばらない)駅跡で蒸気機関車を発見!。

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湧網線を走っていた9600形蒸気機関車でした。1913年~1926年にかけて770両造られた貨物列車牽引用の機関車です。

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9600形のなかの444号機がこの49643号機。1920年(大正9年)8月生まれなので今年で満103歳。

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兵庫の川崎造船所で誕生してしばらく東北地方で活躍したのち、1944年7月に北海道に渡って来ました。

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北海道では当初から1970年3月31日付で廃車になるまでずっと北見機関区に配属されていました。

機関助手側のナンバープレートの横には「ボイラ59696」の小プレートが残っていましたが、59696号機は同じく北海道で活躍した機関車で1974年3月25日付で稚内で廃車になっています。ボイラを交換した??ってことでしょうか。

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テンダー(炭水車)は古典的なタイプ。

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デフレクターは前端を切り取られ、典型的な北海道タイプの機関車です。

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国鉄最後の蒸気機関車は近代機ではなくて、意外にも北海道追分機関区に入れ換え用に残った無骨な大正生まれの老兵9600形でした。速度は出なくても力持ちで末期まで愛用されたようです。

後ろには旧型客車オハ47508。1987年3月に湧網線が廃止になってからほどなく搬入されたのでしょうか。

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車内に入ると、木製の床、ニス塗りの壁、モケット張りの背もたれ、文字通り紐を編んだ網棚、北海道用の二重窓・・・。う~ん、懐かしくて涙が出そう!?。

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2両とも雨ざらしで保存状態は良くありませんでした。行く末がとっても心配~。

さてこれから網走へ急ぎますが、続きはまた後日に~。

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9月9日土曜日。曇りのち晴れ。朝は22℃、日中は28℃。台風13号の影響で涼しかった昨日とは打って変わって、またまた暑さが戻って来ました・・・とは言ってもいつの間にか30℃以下なら暑く感じられない身体になってしまいました~!?。

今日のクリニックはとっても平穏。昨日は悪天候下でも結構忙しかったのにどういうことでしょう。健康診断で引っ掛かった方、血圧が心配になった方、胸痛や動悸の方など、初診の方はそれなりに多めでした。かぜ症状の方は少な目。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月13日日曜日は網走郡津別町は曇り。朝は18℃、日中は24℃。チミケップ湖から未舗装の長い林道を抜けて舗装道路にやっとの思いで戻り、訓子府町、北見市近郊を抜けてオホーツク海側サロマ湖東側の常呂町栄浦まで一気に北上しました。地図上はもっと時間がかかると思っていましたが、道路事情が良くてワッカ原生花園のネイチャーセンターまで約1時間半の道程でした。

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今回の旅は宿泊地は決まっているものの、どこでどう過ごすかは行き当たりばったり。しばらく車移動ばかりでカロリーオーバー気味でしたので、昨夜考えた末、ここで自転車を借りてサイクリングをすることにしたのでした。

ワッカ原生花園は網走国定公園・北海道遺産。300種類以上の草花が咲く海浜植物の一大群生地になっています。オホーツク海とサロマ湖をわける長い砂州上にサイクリングロードが整備されています。

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天気は晴れたり曇ったりでしたが、広い草原の中を自転車で走るのは爽快!。

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砂州を西へ向かう片道約2kmの道程。右手にオホーツク海、左手にサロマ湖。

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足もとには多くの花々が咲き乱れていました。

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途中、何か所か海岸へ向かう側道があって、自転車を路肩に止めて歩いて行くと・・・。

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真っ青なオホーツク海が眼前に!。波は結構高くて遊泳には適さないようです。

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下は稚内方向を見たところ。

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そして知床方向。誰もいません・・・。

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さらに進むとサロマ湖とオホーツク海を繋ぐ水路の上を跨ぐ立派なコンクリート橋。下の写真はコンクリート橋上からオホーツク海側を見たところ。

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下の写真は東向き、来た道を振り返ったところ。右がサロマ湖、左がオホーツク海です。

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このコンクリート橋を渡るともう終点間近。

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終点付近には真水が湧く「ワッカの水」。オホーツク海とサロマ湖に挟まれた場所で真水が湧くなんて不思議です。

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ここでしばし休憩。下はサロマ湖。周囲約87km、最大水深20m、海水に近い汽水湖で、国内第3位の大きさ。さすがに大きい!。

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地図上で見ると走って来た距離はごく僅か。砂州は全長25kmもあるそうです。

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起伏の少ないサイクリングロードを僅かの距離走っただけなのに、日頃の運動不足が祟って帰り道は意外に辛くて・・・。1時間半ほどでネーチャーセンターに戻って来た時にはチョッとめまいが!?。

ネーチャーセンターには常呂町が生んだスーパースターの写真が飾られていました。

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さてここから網走方面へ向かいます。

続きはまた後日に~。

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9月6日水曜日。曇り時々雨。朝は26℃、日中は31℃。朝はどんより曇り空。時々雨がぱらついていました。

いつの間にか発生した台風13号が接近中!?。

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今日のクリニックは比較的平穏でした。もちろん特定健診・長寿健診の予約はパンパンなのでバタバタはしていました。かぜ症状の方や新型コロナ感染症の方はやや少なくなったかも??。

診療終了後は10月に実施予定の循環器内科同門会の打ち合わせをズームで。夜8時過ぎには終了~。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。

8月13日日曜日は網走郡津別町は曇りで、朝は18℃、日中は24℃でした。前夜は山の中にある周囲7.5キロ程の小さな湖、チミケップ湖畔のチミケップホテルに宿泊。

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朝食はヨーグルト、サラダ、スープ・・・。

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スクランブルエッグと自家製ベーコン、フレンチトースト。まるで大都会の高級ホテルみたい。

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ふと、窓の外に目を遣ると、外の餌台にエゾシマリスがやって来ました。

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エゾシマリスはユーラシア大陸北部に分布するシマリス(シベリアシマリス)の亜種。日本国内では北海道全域と利尻島・天売島・焼尻島・礼文島・北方領土に、国外では樺太(サハリン)・極東ロシアおよび中華人民共和国(中国)北東部のごく一部に分布しているそうです。ペットとして飼育されているのは輸入されたチョウセンシマリスだそうです。

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昼行性で日の出後しばらくしてから巣を出て、日の入り前に巣穴へ戻り、夜間には活動しないそうです。

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餌台にはヒマワリの種。器用に皮を剥いて実だけを食べています。

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飲み込まずに口の中の頬袋に詰め込んでいる様で・・・。

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どんどん頬が膨らんで来て、時間ととも顔付が別人・・・もとい別リスのようになって行きました。

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後ろ姿はチョッと醜い!?。頬袋に貯めた食物は安全な場所に運んでから食べたり、地面に深さ2センチメートルの穴を掘って埋めたりする(分散貯蔵)そうです。

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北海道は11月下旬には降霜するため、エゾシマリスはその前に地下の巣穴で冬眠に入り、1年のほぼ半分を冬眠して過ごすそうで・・・。

動物の動きを見ていると飽きません。いつの間にかチェックアウトの時間が迫って来ていました。

続きはまた後日に~。

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9月5日火曜日。晴れ時々曇り。朝は26℃、日中は33℃。昨日は30℃に届くか届かないかの涼しい一日になりましたが、今日は一転して酷暑が戻って来ました。朝は雨上がりでムシムシ。

今日のクリニックは朝からとっても混雑。特定健診・長寿健診でパンパンのところへ、高血圧症や心房細動の初診の方、かぜ症状や腹痛の方などが次々と受診されて小忙しい一日でした。

昼、健診の判定作業をしていたら13時27分と33分に立て続けに千葉県北西部を震源とする地震。大和市は両方とも震度2でしたが、久しぶりでチョッとビビリました。

診療終了後は大和市医療センターへ。今宵は大和市医師会理事会です~。

さて今日は夏の北海道行きの続きを。 

8月12日土曜日は北海道津別町の人里離れた山の中にある周囲7.5キロ程の小さな湖、チミケップ湖畔のチミケップホテルに宿泊しました。

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ここは全7室の小さなオーベルジュで、Wi-Fiはありますがテレビはロビーにあるだけ。周辺はソフトバンク(4G)以外は圏外。

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夕食は海外で活躍していたシェフによるコース料理。

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人里離れた山中にいることを忘れるような洗練された内容。

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阿寒湖のニジマス、エゾ豚、津別牛、羅臼産オヒョウ、十勝産仔羊、美幌産メープルシロップ・・・道内産を駆使したメニュー。

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遠来のリピーターの方も多いようです。

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夕食後はテレビも無く、時を忘れてのんびり過ごしました。普段ならまだ仕事をしているような時間に就寝。

そんな訳で翌朝はいつも以上の早朝に覚醒。湖畔へ出て深呼吸。

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周囲は静寂。鳥の声以外は物音せず。

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水面を渡る風は爽やかです。

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日常とは別世界で、しばらくここにいたら社会復帰出来なくなりそうです。

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続きはまた後日に~。

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9月1日金曜日。晴れ。朝は25℃、日中は33℃。

今日から9月。9月に入ったというのに相変わらずの酷暑続き。夏バテ期間を過ぎてこれからは秋バテ(!?)に要注意です~。朝の通過電車はさほど混んでいませんでしたが、週明けから学生さんたちが戻って来るのでしょうか。

今日のクリニックは相変わらず混雑。食欲が無いと言っていらっしゃるのはご高齢の方もさることながら若い方もちらほら。かぜ症状の方はまだまだ多めです。

早い方には新型コロナワクチンの接種券が役所から届いたようで接種の要否に関して頻回にお尋ね頂くようになりました。5回目、6回目のワクチンがオミクロン株BA4-5対応の2価ワクチンだったのに対して、7回目はオミクロン株XBB.1.5対応の1価ワクチンに刷新されます。副反応が強く出るとかアレルギーがあるということでなければ、是非打って頂きたいとお答えしています。

さて今日はこの夏の北海道行きの続きを。

8月12日土曜日は廃線になった国鉄相生線の終点北見相生駅跡を見学してから山中にあるチミケップ湖へ向かいました。チミケップ湖は約一万年前に地殻変動による崖崩れで谷がせき止められてできたと考えられている堰止湖で、湖北東岸には町営キャンプ場、東岸には湖周辺唯一の宿泊施設であるチミケップホテルがあって今日の宿泊地はここ。途中広大な農地や牧場を疾走する馬の姿を眺めながら快適なドライブをしていたら、徐々に周囲は人跡未踏(?)の森林地帯になり、さらに道幅が狭くなってついには未舗装の林道になってしまいました。

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途中でキタキツネの姿が。対向車とのすれ違いが心配なガタガタ道を進んで心細くなって来た頃にやっと湖水が見えて来ました。

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しばらく湖岸を辿ったところで森の中に忽然と瀟洒なホテルが現れました!。夜道や雪道なら到達困難かも。

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少々早く着きすぎたのでまずはホテル周辺を散策。

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静かな湖岸にはチョッと斜めに傾いた桟橋と数隻のカヌーのみ。見渡す限り他に人工物はありません。

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天気が良くないので水面は青く見えませんが、透明度はかなり高いようです。

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おおっ、アメンボがたくさん。

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ホテルの方に聞くと「この周辺では熊に出会わないとは言えません」とチョッと歯切れの悪い言い回し。どうやら近くのキャンプ場で最近熊の目撃情報があったようです。

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湖岸を周遊する遊歩道がありましたが、そんな訳であまり深入りせずにホテルの敷地内でのんびり。

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周辺ではキツツキやらエゾシマリスやらが出没。

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風は涼しくて別天地です。

今宵はここチミケップホテルで一泊しますが、続きはまた後日に~。

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8月31日木曜日。晴れ。朝は26℃、日中は33℃。いい加減に暑さの話題ももう飽きた・・・って感じですね~。

昨夜は大和市休日夜間急患診療所の当番でした。やはり発熱の方が多め。新型コロナウイルス感染症のセルフチェックで陽性になって受診する方や当センターでの迅速診断キットで陽性が判明した方など、新型コロナウイルス感染症がまだまだ席捲した状況が続いています。その他、感冒、喘息、尿管結石の方などなど。

さて今日8月31日木曜日は休診日でしたが、自宅の工事(何と漏水です~)のために終日在宅しておりました。家も古くなると人間と同じように・・・!?。

そんな訳で今日はチョッと古くなってしまいましたが6月25日日曜日の浜松行きの続きを。

遠州鉄道に乗って終点の西鹿島まで。ここで接続する天竜浜名湖鉄道に乗って掛川へ出て、そこから新幹線で帰るのも良いかと考えていましたが、遠州鉄道に乗っていて途中で気になるものを発見したので急遽来た道を引き返すことに。

上り電車は2007号編成は2017年導入の新しい車両。

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運転台はワンハンドルマスコン方式。

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単線で2両編成とは言え、沿線は宅地が多くて乗車率もまずまずですが、「遠鉄グループ」の連結売上高に占める鉄道運輸収入は1%に満たない状況だそうです。

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さて新浜松と西鹿島の中間付近にある遠州西ヶ崎駅まで戻って来ました。来るときに構内北側に留置されていた古い電気機関車を見つけて、これを見に戻って来たのでした。

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ナンバープレートには「ED28 2」の文字。

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武骨な構造は相当古そうですが、錆が浮き出ることもなく、よく手入れされています。

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ホーム南側の改札口を出て、機関車を反対側から眺めてみることに。

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小型機とは言っても近くから見ればそれなりの大きさです。

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調べてみると、出自は1925年11月に豊川鉄道 電機50形50、及び鳳来寺鉄道 電機51形51として英国のイングリッシュ・エレクトリック社より輸入新造された2両のうちの、豊川鉄道 電機50形50 のようです。

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素性は由緒正しき英国紳士でした。

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1943年8月に戦時買収により豊川鉄道及び鳳来寺鉄道が鉄道省に編入されたため、鉄道省の機関車に。さらに戦後は国鉄の機関車となりました。1952年には形式をED28形に変更。番号は元鳳来寺が ED28 1 、元豊川が ED28 2となりました。

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その後、1956年にED28 1 が国鉄で廃車となり近江鉄道へ譲渡。1959年にはED28 2 がやはり廃車となり遠州鉄道へ譲渡され、国鉄での形式消滅となりました。

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譲渡後は1960年2月5日からED28 2 が遠州鉄道で運用開始。形式・番号とも国鉄時代のまま引き継がれました。以後、遠州鉄道に来てから丸63年。1925年の生誕からは今年で98年。稼働状態で現存している日本国内の鉄道車両としては唯一の英国製電気機関車です!!。

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ナンバープレートの上部には遠州鉄道の社紋が掲げられていましたが、さすがにイングリッシュ・エレクトリックの製造銘板は残っていないようでした。

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検査標記を見ると今年の年末まで検査期限が残っているようです。「休車」の札が掲げられているのは休車扱いにして検査期限の延長をはかっているのかもしれません。

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線路に面して遠鉄の社宅があり、たまたま通りかかった住人の方に許可を得て階段の踊り場から撮影させて頂きました。

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そんな訳で、斜め上からのカットも撮れました。

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パンタグラフは比較的新しい電車用のPS16でしょうか?。

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後方には砂利運搬用(?)のホッパ車、ホキ800が3両留置されていました。2000年にJR東海から購入した車両だそうです。これらの貨車を牽くのはED28 2以外に機関車はありませんから、今でも夜間の工事列車には現役で使われているのでしょう。

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気になるのは2023年12月と記されていた検査期限。休車期間分が多少延長になったとしても、次の検査を受けさせてもらえるかどうか・・・。何とか100歳を元気で迎えて欲しいものです。

次の新浜松行きで新浜松へ戻りました。1007号編成。

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新浜松にはちょうどお昼時に帰って来ました。

浜松と言えば・・・やはりウナギでしょう!?。浜名湖養魚漁協直営店はリーズナブルな価格でとっても美味。繁盛店でした。

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帰宅後に「モノクロームで綴る昭和の鉄道風景」(諸河久著)を眺めていたら・・・。

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1974年に山形交通で撮影された兄弟機の写真がありました。兄弟だけにそっくり。

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こちらは1974年に廃車後上山市のリナワールドという遊園地に保存されましたが、2012年11月には撤去されてしまったそうです。

鉄道車両の一生もそれぞれ物語があるのは人間と一緒です~。

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8月29日火曜日。晴れ。朝は26℃、日中は33℃。日本列島は台風9号、10号、11号のトリプル台風に囲まれていますが今のところ当地は直接の影響は無し。ただし朝からムシムシするのは台風の影響??。

今日のクリニックは朝から混雑気味。大和市長寿健診・特定健診は枠を広げて頑張っていますが、既に10月前半まで一杯です。かぜ症状の方、熱の方が多くなって来ました。当院は待ち時間短縮のため予約制とさせて頂いていますが、内科の性質上緊急性の高い方や体調の悪い方を優先させて頂くことがあるため、必ずしも時間通りに診療が進まない場合があります。そんな訳で予約であってもお待ち頂くことが多々あります事をご承知おき下さい。ましてや予約外で受診される場合はかなり時間を要す場合があります。さらに発熱している方や新型コロナ陽性の方は時間帯を分けて診察させて頂いております。一般の方の診療が終了してからになりますので、正確な時間のお約束など出来るはずがありません。お待ちになれない場合は当院の受診はご遠慮くださいませ~。

さて今日は北海道行きの続きを。

8月12日土曜日は津別町の旧国鉄相生線の北見相生駅跡にある道の駅に立ち寄ってお昼にしました。ここにはかつての北見相生駅のホーム、駅舎以外に、国鉄時代の気動車キハ22形、客車スハフ42形、広幅雪かき車キ700形、他、貨物3両の貴重な車両が保存されていました。

南端には広幅雪かき車キ700形。何じゃこりゃ!?っていう“顔”ですね。

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キ700形は、1926年(大正15年)にアメリカのジョルダン社から2両を輸入して、これを参考に1927年(昭和2年)から国産化した広幅雪かき車。

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計24両が使われていたそうですが、私は実際稼働しているところを見たことはありません。見れば見るほど実用本位の無骨な姿です。「旭」の文字は国鉄旭川鉄道管理局の所属であることを示しています。黄色い帯は時速65km以上で走れないことのマーク。

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本線ではなく広い駅構内や車両基地などの除雪に使われていたそうで、その形態から見てもとてもスピードが出そうにはありません。

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後ろの円筒形の筒はウイングを開閉するためのエアタンクでしょうか。古風な戦前製の台車(TR20?)を履いています。

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右側の台枠上に「日本国有鉄道旭川工場昭和33年改造」の銘板。

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すぐ脇には同じく昭和43年改造の銘板が有りましたが、元の新製時の銘板は見当たりませんでした。一体いつ頃から働いていたのでしょう。

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キ700形雪かき車は道内にのみ6両保存されているそうです。朽ち果てないうちに見ておかないとね~。

北海道まで来て観光もせず何をしているのかって?。いや~、こちらが本業ですから!?。

続きはまた後日に~。

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8月28日月曜日。晴れ時々曇り。朝は26℃、日中は32℃。まだまだこれからも暑い日が続く予報。うんざりですね~。

今日、週明けのクリニックはとっても混雑。新型コロナに感染後から長い間咳が続くなんて方がチラホラ。さらに先週くらいからかぜ症状を呈している方が多くなりました。今日の夕方になって、ついに当院周辺の薬局では咳止めが底をついてしまったそうで・・・。こっ、困った~。

さて今日は北海道行きの続きを。

8月12日土曜日の北海道弟子屈町の天気は曇りでしたが、気温が低くてとっても楽でした(朝は16℃、日中は21℃でした!)。朝はのんびりと周辺を散策。下は見渡す限りのソバの花。

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こちらはビートでしょうか??。

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戻って健康的な朝食を頂いてからゆっくりとチェックアウト。

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今日は弟子屈から阿寒横断道路(国道241号線)を阿寒湖方面へ。曲がりくねった峠道を下って阿寒湖畔へ辿り着きました。阿寒湖畔は川湯温泉と同様かつての賑わいは無く、閉鎖された大型ホテルが目につく状態。阿寒湖は過去に何度も来ていることもあって、写真の1枚も撮らずにそのまま素通りすることに。

さらに車で20~30分走ると津別町に入って「道の駅あいおい」が見えて来ました。ちょうどお腹も空いて来たので、ここでお昼にすることに。

敷地内に入るとあちこちに「クマヤキ」の宣伝。ちょっと気になりましたがまずはお昼ごはん。「幻の摩周そばを使った十割そば」の謳い文句に誘われて「なめこおろし」にしましたが・・・。

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気を取り直して、名物「クマヤキ」とやらに挑戦。たんにタイ焼きの鯛の形が熊の形になっているだけかと思いきや・・・。

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これが意外に(失礼~)美味でびっくり。暖かいものと冷やしたもの、さらには中身にも多々バリエーションがあって結構はまってしまう危険も!?

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そしてもう一つ、ここは廃線になったかつての国鉄相生線の終点北見相生駅の跡地。当時の駅舎が残っていました。「カフェ」の看板はありましたが今は営業はしていないようでした。

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相生線は石北本線の美幌駅からここ北見相生を結んでいた36.8kmの単線非電化の盲腸線でした。

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元々は釧路 ~美幌間を結ぶ釧美線(せんびせん)として計画されましたが、並行して走る釧網本線が先に完成したことによって意義が薄れて頓挫したそうです。

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蒸気機関車の時代、昭和50年に石北本線に乗って美幌まで来たことがありましたが、当時は9600形蒸気機関車が1往復の貨物列車を牽くだけだったため素通り。昭和53年には美幌で1泊したことがありましたが、やはり時間が無くて素通りしてしまったことが、今となっては悔やまれます。

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当時の時刻表を見ると、ローカル線とは言え6往復も列車があったんですね~。今は幹線でももっと少ない路線が道内にはいくらでも・・・。

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さて構内には当時の車両たちも保存されていました。こちらは次の機会に紹介させて頂きますね~。

続きは後日に~。

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8月26日土曜日。曇り時々晴れ。朝は26℃、日中は32℃。朝は快晴でしたが午後は天気が不安定。午後からは暗雲立ち込めましたが、クリニック周辺では何とか雨は降らずに持ち堪えた様子でした。

今日のクリニックは朝の内やや混雑しましたが、概して落ち着いていました。余りの暑さのためか、家に籠って夏休みを過ごしたために体重が増えてしまった方がチラホラ。お盆開けてからは健診で引っ掛かって再検査を希望される方が増えて来ました。かぜ症状の方は少数。

さて引き続き北海道行きのレポートを。

8月11日金曜日は摩周湖から川湯温泉駅に立ち寄り、その後そこから10分ほど走った硫黄山へ。硫黄山は川湯温泉の南側に位置する標高512mの活火山です。

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天気が回復して日差しが強くなった上に、地熱と噴出する蒸気で周囲はまさに灼熱地獄!。短時間のうちに汗だくに~。

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茶色の山肌には無数の噴気孔があり、蒸気が立ち昇る様子は迫力満点。

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一帯には硫黄の匂いが立ち込めています。

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噴気孔のすぐ近くまで行くことが出来ますが、やっぱり暑い!。

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寒い季節に来ると良いかも。

さて硫黄山を後にして川湯温泉へ。他の温泉地同様、廃墟になってしまった大ホテルが目につきます。川湯温泉街を抜けると屈斜路湖を眺めながら湖岸をドライブ。湖岸の砂を掘るとお湯が出る「砂湯」あたりは混雑していそうでしたのでスルー。

今宵は屈斜路市街を抜けて屈斜路湖の喧騒から離れたところにある宿泊施設に投宿。釧路川と弟子屈へ抜ける国道243号線に挟まれた施設の敷地周辺には人家がありません。

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敷地を下って行くと滔々と流れる釧路川に突き当たりました。

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夜は曇っていて月も星も見えませんでしたので、周辺は都会では味わえない漆黒の闇。

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物音もせず静寂過ぎてチョッと怖いくらい。でも物音が聞こえたらもっと怖いかも!?。

続きはまた後日に。

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8月25日金曜日。晴れのち曇り。朝は26℃、日中は33℃。

今日のクリニックはそれなりに混雑。動悸や息切れ、全身倦怠感の方は相変わらず多め。かぜ症状の方も少なくありませんでした。

本日発表された新型コロナウイルス感染症の定点把握データでは、全国では8/7~13の期間で14.16と前週に比較して一旦減少したかに見えていましたが、8/14~20の期間は17.84と再度上昇に転じました。これは8/7~13の期間はお盆期間で休みの医療機関が多かったためで、今回のデータはお盆前より更に増加していました。神奈川県も同様に11.55から15.06と増加していました。ピークアウトまではもう一息(!?)でしょうか~。

さて今日は引き続き北海道行きのリポートを。

8月11日金曜日は摩周湖の第一展望台、第三展望台を巡ってから川湯温泉側へ降りて、まずは川湯温泉駅に立ち寄ってみました。

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もちろん川湯温泉駅も無人駅になっていますが駅舎は昔のまま残っていました。学生時代に来たときは川湯駅でしたが、1988年に川湯温泉駅に名称変更されています。

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駅前は寂れて商店すら見当たらない状態になっていましたが、駅舎内ではレストランが営業していました。

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時刻表を眺めると釧路方面6本、網走方面5本のみ。通勤・通学にも観光にも利用するのは難しそう・・・。

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構内の足湯は今も健在でしたが、今日は暑過ぎるせいか利用者無し。寒い時にはありがたいんですけどね~。

下の写真は釧路方面を見たところ。かつては貨物扱いをしていたので広~い構内。

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そして網走方面。今はやって来る列車は1~2両編成がせいぜいですから、こんなに長いホームは要りません。

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列車は当分来ないのでとっても静か。駅頭で一休みしてから次へ向かうことにします。

続きはまた後日に~。

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8月23日水曜日。雨のち曇り。朝は27℃、日中は31℃。今日も天気は不安定。朝から雨が降ったり止んだり。湿度が高くてムシムシ。

今日のクリニックは朝から混雑。やはり怪しげなかぜ症状の方や発熱の方が数人。喘息様のぜーぜーする咳の方もチラホラ。

どうも最近、市から特定健診・長寿健診の受診を勧奨するお便りが届いているようで、今更ながら健診を希望される方からのお問い合わせを頂いております。当院では9月までは既に予約が埋まっていてお受けできるのは10月になってから。少々先になってしまいますがご容赦下さいませ~。

さて今日は引き続き北海道行きのレポートを。

8月11日金曜日は北海道東部の標茶(しべちゃ)町の多和平展望台で雨に降られて近くのレストハウスで早めのランチ。しばらくしたら雨が上がったので、車で20〜30分の摩周湖に寄ることにしました。

摩周湖はさすがに有名観光地。お盆時の祝日(山の日)とあって内外からの観光客が多数。今回の旅で初めて観光地らしいところへ来ました。

第一展望台へ上がると・・・。

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おおっ、ちょうど雲の切れ間から日が差して湖面が真っ青!。

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説明表示によれば、摩周湖には注ぎ込む川も流れ出る川もないため、水位は一定に保たれ、プランクトンの生息密度が小さいので透明度は20メートル前後で維持されているそうです。

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この高い透明度が生み出す摩周湖の独特な色は「摩周ブルー」と呼ばれているそうです。

少し離れた第三展望台へまわって見ると更に青さが際立っていました。

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そこから右側(南側)を眺めれば摩周カルデラの縁が良くわかります。

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そして左側(北側)を眺めると正にこれが摩周ブルー!?。

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でも下を見るとチョッと足が竦みます。何を隠そう、私、高所恐怖症です~(^_^;)。

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結構迫力ある傾斜・・・。

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第三展望台を離れて見ると今更ながらゾッとします!?。

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さて第一展望台近くの欄干で美しいセミと遭遇しました。北方系のセミ、コエゾゼミ(小蝦夷蝉)です。北海道など北日本では平地に、本州中部以西では標高900~1500mの山地に生息しています。声は良く聞くけど姿はなかなか見られません。こんなところにいて誰かに捕まりませんように~。

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第三展望台から西側を見ると、遠くに硫黄山と屈斜路(クッシャロ)湖が見えました。

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これからそちらへ向かって山を下りて行きます。

続きはまた後日に~。

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8月22日火曜日。曇り時々雨。朝は27℃、日中は32℃。早朝にひと雨あったために物凄く蒸し暑い朝になりました。フェーン現象で日本海側は更に厳しい暑さになった様です。

今日のクリニックはほどほどの混雑。暑さで食欲が無くなって脱水に陥ったご高齢の方や、眩暈と嘔吐で熱中症を心配されて受診された方、微熱が続いている方、咳が続いている方・・・。体調が芳しくない方が多い季節です。まだ当面暑い日々が続くようで、引き続き体調管理にお気を付け下さいませ~。

さて今日も北海道行きの続きを。

8月10日木曜日は北海道東部の標茶(しべちゃ)に投宿。明けて8月11日金曜日は山の日で祝日。北海道標茶町は曇りのち晴れで、朝は23℃、日中は29℃でした。チェックアウト後は車で15分ほどの多和平展望台まで。

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途中から小雨が降りだして生憎の天気になってしまいました。

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駐車場近くの牛たちに挨拶してから展望台へ。

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展望台に上がると見渡す限りの牧草地。

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以下、展望台上を反時計回転方向に移動しながらの写真です。駐車場とレストハウスが左側に写っていますが、その右側はキャンプ場になっていました。

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左側には先ほど挨拶して来た牛たちが見えます。こんな広いところで何で密集しているのでしょう(?)。

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「1,279haの傾斜放牧地と404haの採草地からなる大規模な標茶町育成牧場で、丘の頂点にある展望台からは360度の大パノラマで地平線を見渡せます。」とのことでしたが・・・。

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雲がかかってしまって本当の地平線がどこなのやら・・・。

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それでも広大な風景に感動。

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風景を眺めているうちに徐々に雨脚が強くなって来ました。

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急いで展望台を降りてレストハウスへ。展望台の下では羊がのんびりと草を食んでいました。

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展望台下のレストハウス「グリーンヒル多和」に逃げ込んでしばらく様子を見ていましたが、雨がさらに強く降り出したのでここで早めのランチにすることに。さてこれからどうするかを思案・・・。

追伸:8月22日朝「北海道東部の標茶町などで4年前から牛66頭を襲ってきたクマが駆除された」と全国ニュースで報道されていました。う~ん、遭遇しなくて良かった~。

続きはまた後日に~。

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8月21日月曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は34℃。今日も危険な暑さが続いていました。

今日のクリニックは朝から混雑。動悸や息切れ、胸部圧迫感、全身倦怠感、食欲不振などの方がたくさん。暑さが増悪要因になっていそうな方が少なくありません。かぜ症状の方、長引く咳の方も相変わらず多め。新型コロナ感染症の方も散見されました。

さて今日は8月10日の続きを。

8月10日は釧路から釧路湿原の東側を北上して標茶(しべちゃ)へ。虹別のオーベルジュに投宿しました。

人の気配の無い道を心細くなるくらい進むと「ホテル」の案内表示がありました。

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敷地内に入ってもしばらく建物が見えて来ません。

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右手に馬小屋?。

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やがて見えて来た建物はヨーロッパ風。チョッと玄関を開けるのに勇気が要る感じ!?。

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チェックイン後は早速周辺の散策。

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まるでゴルフ場!?。

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雲の流れは早くて小雨がパラついたり日が差したり・・・。

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敷地内には渓流も。

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渓流沿いには大きな蕗の葉。

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まるでスコットランドみたいな雰囲気(行ったこと無いけど・・・!?)。

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普段から湿度が高いのか足元にはたくさんのキノコ。

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木の幹の隙間に何やら黒い物体を発見!。

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近付いてみると耳と足と翼が!。夜に向けて仮眠中のコウモリでした。

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北海道の初日はここで1泊。

続きはまた後日に~。

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8月19日土曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は33℃。相変わらず残暑厳しき週末になりました。

今日のクリニックは昨日とは一転、朝からとっても平穏でした。土曜日は現役世代の方が多いので、まだ夏休み体制なのかもしれません。かぜ症状の方はポツリポツリ。

昨日発表になった8月7日~13日の1週間の新型コロナウイルス感染状況は1医療機関あたり全国では14.16人(前の週は15.18人)、神奈川県では11.55人(前の週は11.70人)で、いずれも前の週より減少に転じたかのように見えますが、お盆でお休みだった医療機関が多かったはず。ピークアウトしたかどうかの判断はまだ出来ません。人の流れが多くなったお盆休みが明けてからどうなるか注目です~。

さて今日は8月10日木曜日の続きを。

釧路空港近くのレンタカーカウンターで運転免許証とキャッシュカードを出そうとしてカード入れがお尻のポケットから無くなっていることに気付きました。最悪このまま帰宅!?・・・かと覚悟しましたが、同行者の証言から羽田の手荷物検査場ではポケットから出していたとのことだったので、落としたとすれば羽田空港内か機内か釧路空港内。いずれにせよ釧路空港に戻るしかありません。JALの到着ロビーのカウンターへ行って事情を話し始めた途端、「お待ち申し上げておりました~」とのお言葉。「へっ!?」。見れば傍に私のカード入れが置いてあるではありませんか!。お尻のポケットから滑り出て座っていたシート上に残っていた様で、既に落とし主(私です)の目星はついて待ち受けていた様でした。カウンター内のお姉様が天使に見えました〜。

気を取り直してまずは釧路市内へ。想定外のタイムロスのため既に昼近く。釧路市内で早めの昼食を済ませて釧網本線に沿って国道391号線を釧路湿原の細岡展望台へ。樹木のトンネルを抜けると・・・。

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眼前に広大な釧路湿原が広がりました!。

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う~ん、広すぎて写真では上手く描写出来ません~。

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渡る風は爽やかですが・・・。

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北海道と言えどもやっぱり日差しは強くて暑い~。

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しばし休憩の後、釧路湿原の縁の湖沼群を縫って国道391号線(摩周国道)を北上。

下の写真は達古武(たこっぷ)沼。

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周囲5km、最大深度3m。

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釧網本線の塘路駅を過ぎると右手に塘路湖、左手にシラルトロ湖。

下の写真はシラルトロ湖。アイヌ語を語源とする名称は覚えにくいですが、変な風に漢字を充てると余計読み難くなるので、カタカナ表記の方が良いですね~。

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こちらは周囲9.8km、最大深度3m。

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標茶(しべちゃ)駅を過ぎて標茶町虹別へ。

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標茶町は面積1100㎢(東京23区の1.7倍)に人口は7300人ほど。

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今宵はこの町で1泊させて頂きます。

続きはまた後日に~。

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8月18日金曜日。晴れ時々曇り。朝は27℃、日中は33℃。休み明けも猛暑の中でのスタートになりました。

今日のクリニックは午前中とっても混雑。案の定、薬を切らして駆け込んで来られた方がチラホラ。感冒症状の方も多めでした。さらに休み中に外傷や新型コロナ感染、脱水症などで他院に入院された方についての問い合わせが相次いで対応に追われました。午前診療はだいぶ時間が押してしまいましたが、昼時間は書類書き、紹介状書きに追われ、そのまま午後診療に・・・。でも午後になったら途端に落ち着きました。やれやれ~。

さて今年の夏休みは北海道へ行って来ました。

8月10日木曜日の早朝に家を出て羽田空港へ。朝7時45分発のJAL541便で釧路へ飛びました。遊びに行くとなると俄然朝が早い!?。

ほぼ定刻に離陸。雲が多くて少々揺れながら上昇。

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雲の切れ間から見えたのは葛飾区の青戸、亀有辺り。蛇行しているのは中川。

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4分後にはもう緑豊かな田園地帯が広がりました。

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茨城、福島上空を通過して宮城上空へ。美しい弧を描く海岸線が見えて来ました。画面左端が塩釜辺り、右端が名取辺り?。

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そして松島湾上空。景勝地の松島も上空から見ると趣が有りません。

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さらに北上して入り組んだリアス式海岸。釜石の北、船越湾辺りでしょうか?。

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岩手上空からはしばらく洋上へ。北海道上空に差し掛かったら厚い雲に覆われていました。

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釧路空港は濃い霧。「視界がほとんど無いため自動操縦で着陸します」との説明がありましたが、そんなことはわざわざ説明して下さらなくてもいいのにね~。チョッと緊張の中、定刻の9時25分より15分ほど遅れて無事着陸しました。

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気温は22℃でしたが、霧で湿度が高くてそれほど涼しくは感じられませんでした。

到着後、レンタカーカウンターに赴き、手続きをしようとしたら・・・あれっ、お尻のポケットに入れておいた免許証とカードが入ったカード入れが無い!?(*_*;

落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせながら、辿って来た道程を反芻・・・。

続きはまた後日に~。

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7月22日土曜日。晴れ時々曇り。朝は25℃、日中は31℃。

昨日の四国と北陸の梅雨明けに続いて今日は関東甲信地方・東北地方の梅雨明けが発表されました!。 関東甲信では平年よりも3日遅い梅雨明けでしたが、東北南部は2日早く、東北北部は6日早い梅雨明けになりました。 九州の梅雨明けはまだ発表がありません。

今日のクリニックはとっても平穏。予約外での飛び込みの方は少な目でした。夏休み最初の週末で行楽日和になりましたので、皆さんどこかへ遊びに出かけてしまったのでしょうか?。ほぼ時間通りに診療終了。

さて今日は17日日曜日の続きを。

松原湖を周遊してランチを済ませて帰途に就くべく国道141号線を西へ。野辺山辺りまで来たところでまだ少し時間があったので、近くの滝沢牧場にチョッと寄り道。

見上げれば夏雲。広々とした牧場風景が広がりました。

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まずは馬たちに挨拶。

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こちらのポニーはうつらうつら・・・。暑い夏の昼下がりですからね~。

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山羊は元気でした。

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夏の牧場風景には気持ちが洗われますが・・・。

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いかんせん暑くて・・・。ほとんど日陰がありません。

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馬場に出ている馬たちも暑そう。

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そんな訳でほどほどで退散。

下の写真は途中の川俣川東沢渓谷地獄谷にかかる東沢大橋から眺めた八ヶ岳。

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小淵沢発15時05分の「あずさ76号」で新宿17時23分着。

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夏を先取りした束の間のショートトリップでした。

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7月19日水曜日。曇り。朝は27℃、日中は33℃。今日も朝から湿度が高くて生暖かい空気が身体に纏わりつく1日でした。

今日のクリニックは朝から混雑気味でしたが、時間を要する方が少なかったためか、午前も午後も診療の流れはまずまずでした。暑さのせいか食欲が無いと仰るご高齢の方は相変わらず多め。三連休中に発症したカゼ症状の方も少なくありませんでした。中に「暑くて眠れない」と仰って入眠剤を所望される方も。お話をお聞きするとクーラーは嫌いなので止めて寝ているとのこと。どうかこの時期のクーラーはお嫌いでも軽めにかけてお休みくださいませ~。

さて今日は17日海の日の続き。

大混雑だった「白駒池」の散策は諦めて、県道を小海町の「松原湖」まで下りて来ました。

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松原湖は標高1123m、周囲1.956km。暑いけれど天気は最高で、一周する散策路が整備されているので歩いてみることに。

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湖畔近くではサップのスクールが行われていました。う~ん、なかなか楽しそう。

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ところどころに釣り客用の桟橋があります。夏はヘラブナ、冬はワカサギの釣り場なんだそうです。

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散策路では殆ど歩いている人に出会いませんでした。

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立ち止まると風は爽やかですが、標高1100mと言えども30℃近い気温になっていて、歩けばやはり汗だく。

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それでも木立の中を湖を眺めながら歩くのは最高です。

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青い空、白い雲、緑の樹林が湖面に映って・・・一幅の絵のよう。

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ここでのんびり昼寝して行きたい!。

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湖畔には貸しボート、民宿、食堂が数軒。その中の1件で早めのランチ。

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雑踏の白駒池より静かな松原湖の方がかえって良かったかも(決して負け惜しみではありません!?)。 

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もう少し寄り道して帰りますが、長くなって来たのでまた後日~。

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7月18日火曜日。晴れ時々曇り。朝は28℃、日中は34℃。相変わらずの酷暑が続いています。

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3連休明け(当院はただの2連休ですが・・・)のクリニックは大混雑になるかと思いきや、午前中から平穏な滑り出し。たぶん暑すぎて出控えた方も多いのでしょう。それでも先週からカゼ症状が良くならないという方がちらほら。汗だくでふうふう言いながら受診される方も少なくありませんでした。中には「運動不足にならないように暑くても近くのショッピングセンターで冷房の効いている中を運動しています!」なんて方もいらっしゃいましたが、こんな暑い日は特にご高齢の方は無理をせずにご自宅に籠っていて下さいませ~。

さて今日は昨日のメルヘン街道の続きを。

メルヘン街道(国道299号線)の最高地点、麦草峠(標高2,127 m)は長野県茅野市と佐久穂町の間にある峠で、志賀草津道路(国道292号)が無料化されるまでは国道最高地点でした。現在は渋峠に次いで第2位。

まずは麦草峠最寄りの「麦草ヒュッテ」に立ち寄ろうかと思いましたが、驚いたことに朝9時過ぎにも拘らず駐車場は満車!。道路上まで車が溢れかえっていました。諦めてその先の今回の目的地「白駒池」の駐車場まで直行することに。ところがこちらも満車!。「下のスキー場の駐車場からシャトルバスが出ています」とのことでしたが、それほど時間はありません。そのまま下って行くと小海町の松原湖へ下るルート(県道)と、佐久穂町の八千穂高原へ下るルート(国道)の分岐点に「レストハウスふるさと」がありました。ここは駐車場も空いていたので小休止することに。

ここは標高1706m。浅間山、小諸市、佐久市が一望出来るとのことでしたが・・・。

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う~ん、どこがどこやら・・・。

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ここからは県道を松原湖側へ降りることに。途中、シャトレーゼの小海工場(バウムクーヘンを製造)に併設されたお洒落な店舗・カフェを覗いてから松原湖へ。こちらの町営駐車場はガラガラでした。

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手ごろな大きさの湖なので一周してみることに。

でもチョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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7月17日月曜日。晴れ。一昨日山梨県北杜市入り。朝は23℃、日中は35℃。今日は海の日で祝日です!。この3連休中の梅雨明け発表は今週半ばに再び前線南下で雨予報のため見送りになった様です。

今日も天気予報では相変わらずの酷暑予報でしたので、出来るだけ標高が高くて涼しいところと考えた末、麦草(むぎくさ)峠近くの白駒池の周囲をハイキングするということにしました。白駒池は標高2100m以上の湖としては日本最大の天然湖で原生林の中なのでいかにも涼しそう!?。

国道299号線(メルヘン街道)を茅野側から麦草峠を目指します。奥蓼科温泉や優雅な別荘地を眺めながらいくつものヘアピンカーブを越えて高度を稼ぐと、標高1940m付近に日向木場展望台がありました。駐車場横の高台に東屋が整備されていたのでここで小休止。展望台に上がって見ると抜けるような青空の下、遠くの山々までスッキリと見えました。

西南方向から西北に向けてスマホでパンニング。

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山の名前はわかりませんが、南アルプス、中央アルプス、北アルプスを眺望出来るとのこと。

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下の方に見える街は茅野あたりでしょうか?

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どこまでが南で、どこからが中央、どこからが北なのか・・・。

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風は爽やかですが、やっぱり日差しが強くて日なたは暑い!。

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北側は視界は開けていません。このあたりまで上がって来ると広葉樹が少なくなって周囲はカラマツなどの針葉樹が主役。

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東側、上方を眺めると峠まではそれほど遠くない感じです。

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もうひとっ走りで麦草峠!。頑張ります~。

長くなってきたので続きはまた後日に。

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7月16日日曜日。晴れ。山梨県北杜市の朝は23℃、日中は34℃。前夜に山梨県北杜市入り。

早朝はいつもの様に散歩に。朝は渡る風は涼やかで爽快でした。

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付近では聞き慣れないセミの声。エゾゼミ?。

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付近で抜け殻を見つけましたが、成虫は姿を見せず。

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午前中は清里の個人宅にお邪魔。庭先の木陰でランチを頂きました。標高1000m以上あるはずですが、それでもさすがに今日は暑い~。

2匹の犬たちも暑そうでした。

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ランチ後は近くの清里フォトアートミュージアムへ。

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田舎道をゆっくり進むと忽然と立派でモダンな建物が出現。

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知ってて来た訳ではありませんが・・・。

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ちょうどこの時期7月7日から「鉄道愛」展が開催されていました。

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内外の写真家の作品とジオラマの展示。

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館内は特定の写真家の作品を除いて撮影可。

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中にはボタンを押すと煙が出るギミックが楽しいジオラマも。

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8月5日には製作者が来館されて蒸気機関車が運行されるそうです。

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こちらは木曽森林鉄道と東洋活性白土「くろひめ」でしょうか。

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展示内容はもちろんですが建物もとっても立派。

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ゆったりと寛げるスペースも完備されていて・・・。

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ゆったりまったり出来そうでした。

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日が傾いて来ても厳しい暑さは継続。

明日も暑さが続く予報です~。

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7月15日土曜日。曇り。朝は27℃、日中は30℃。 日本海北部にある梅雨前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で厚い雲に覆われ湿度は終日60〜80%代。朝から近所ではミンミンゼミが鳴いていました。世の中は今日から3連休。

今日のクリニックは混雑。今日も、フラフラする、体調が悪い、食欲が無い、なんて方がたくさん。かぜ症状の方も少なくありませんでした。こんな暑い時は血圧はむしろ低くなる方が多いのですが、春からの健診で血圧が引っ掛かった方が何故か複数受診され、検査でチョッとバタバタしました。

診療終了後は事務処理を済ませてから早々に退散。町田から横浜線で八王子へ。

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八王子では峠のシェルパEH200の姿が。

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ここから何とか「あずさ33号」に乗り継げました。

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小淵沢には早くも16時53分着。

小淵沢駅上の展望デッキからは雲が多いながら南アルプスと・・・。

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八ヶ岳の稜線が見えました。

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この連休は八ヶ岳山麓で過ごします〜。

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6月30日金曜日。曇り一時雨。朝は25℃、日中は28℃。朝は雨がぱらついていました。日差しが無い分気温は上がりませんでしたが、相変わらず湿度が高くて蒸し暑い一日でした。

今日のクリニックは朝から結構混雑。何だか久しぶりにお目にかかる方もいらしゃるのは、週末、月末、加えて上半期最終日だからでしょうか。暦の節目には急に自分の病状が心配になる方が多いようです!?。長引くカゼ症状の方は相変わらず多めでしたが、今日は高熱の方はいらしゃいませんでした。

本日発表された定点医療機関から報告された19~25日の新型コロナウイルスの患者数は、全国では5.60人から6.13人に、神奈川県では5.91人から6.07人に増加。まだまだ増加傾向にあるようです。高リスクの皆様、どうぞ気を緩めずにお過ごし下さいまし~。

さて今日は6月18日の京都行きの続き。

無鄰菴(むりんあん)見学のあとは近場の南禅寺門前の豆腐屋さんで早めのランチ。あれっ、肝心の湯豆腐が写っていませんでしたが、チャンと画面の右外にあります(^_^;)。

お味の方は“名物に美味いもの・・・”。いやいや何でもありません!?。

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ランチ後はせっかくここまで来たので南禅寺に立ち寄ることに。最近、何度か近くまで来ることはあっても中に入るのは久しぶり。長い参道を行くと前に見えて来たのは高さ約22メートル、日本最大級の高さを誇る重要文化財の「三門」です。

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知恩院・久遠寺(山梨県)とともに「日本三大門」、知恩院・仁和寺とともに「京都三大門」に数えられるなど、日本を代表する名門なんだそうです。

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「絶景かな、絶景かな」と石川五右衛門が発する歌舞伎での舞台は、ここ南禅寺の「三門」楼上です。

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500円で「三門」の上層の楼「五鳳楼」に上がることが出来ますが、どうも私、高いところが苦手で・・・へへへ。

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さらに両脇のモミジの緑が鮮やかな参道を進むと・・・。

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「法堂」が見えて来ました。現在の「法堂」は明治42年に再建されたもの。

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中を覗くと天井に大きな龍が!。

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さらに奥には巨大なレンガ造りのアーチ橋「水路閣」。

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「水路閣」は琵琶湖の水を京都へと引いた「琵琶湖疏水事業」にともなって明治21年(1888)に完成。

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全長93.2m、幅4m、高さは9m。ここは日本人よりインバウンドの方々に人気があるようで、しきりにポージングしながら写真撮影をしていました。海外の番組か何かで取り上げられていたのでしょうか??。

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さてそろそろ時間が少なくなって来たので、蹴上駅から電車に乗って三条で乗り換えて祇園四条で下車。

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四条大橋を渡ってフランソア喫茶室へ。1934年創業の老舗喫茶店です。でも老舗であることに胡坐をかくことなく、コーヒーもケーキもなかなかのクオリティー。

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しばしまったり (*´ω`) してから京都駅へ戻りました。

以上で6月17日~18日の京都レポートはおしまいです~。

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6月28日水曜日。晴れのち曇り。朝は24℃、日中は31℃。連日朝から気温も湿度も高い状況が続いていますが、徐々に迫力を増してきた感じ!?。

今日のクリニックはほどほどの混雑。やっぱり「身体が怠くて」って仰る方が多めでしたが、この気温、この湿度では然もありなんかと・・・。特定健診でいらした方、心電図をとったら完全房室ブロックという心電図異常が見つかりました。無症状でいらしたご本人にとっては青天の霹靂でしょうが、紹介状を持って直ちに市立病院へ行って頂くことに。

さて今日は6月18日日曜日の京都行の続き。

前夜17日に京都入り。日曜日はチェックアウトしてから東山、南禅寺近くにある無鄰菴(むりんあん)に立ち寄ることにしました。

無鄰菴は、明治27年~29年に造営された明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘です。

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庭園と母屋・洋館・茶室の3つの建物によって構成されていています。

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母屋で解説を聴いたのちに庭園内を散策。

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庭園は山縣有朋自ら設計・監督のもとで造園家・七代目小川治兵衛により作庭された近代日本庭園の傑作とされています。

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昭和26年に国の名勝に指定。ここでもインバウンドの方たちがたくさんいらしてました。

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洋館の2階には、明治36年4月21日に日露開戦前の外交方針について話し合った「無鄰菴会議」に使われた部屋があります。

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その時のメンバーは元老・山縣有朋、政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎の錚々たる4名で、会談は午後4時から約2時間にわたって行われたそうです。

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時にこの意匠を凝らした天井を仰ぎ見ながら国家の重大事が話し合われたのでしょうか。

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でもこのメンバーを見ても明治時代の偉人は豪放磊落で器の大きな人が多いように思います。

現代とはだいぶスケールが違うような・・・!?。失礼~。

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6月26日月曜日。曇り時々晴れ。朝は23℃、日中は28℃。今日も朝から気温が高めでムシムシ。特に午後からの患者さんの中には汗だくの方も。

週明けのクリニックは結構混雑。今日はかぜ症状の方は少な目でしたが、動悸、息切れ、全身倦怠感の方はちらほら。たまたま肺がん検診で写真を撮ったら肺野に異常所見が見つかった方も。無症状でも時々検査はしておかないとね~。

厚生労働省は先週23日、全国約5000の定点医療機関から報告された12~18日の新型コロナウイルスの患者数が1医療機関あたり5.60人だったと発表しました。前週比1.10倍で増加傾向が続いています。

報道でご存じかと思いますが、現在沖縄県の感染状況が深刻化しているようです。他の地域も時間の問題!?。検査キットや解熱剤を準備して軽症の方やリスクの無い方は医療機関への受診を控える様にして頂けると宜しいかと。もちろん発熱などの症状がある人はイベントや飲み会に出かけてはいけません~。

さて今日は6月4日日曜日の山梨県北杜市行きの続きです。

帰りに竜王駅に途中下車して貨物移動機を眺めた後、次の上り電車を待っていると列車通過の案内放送。遠くから縦型ライトが見えたので、てっきり特急「あずさ」のE353系かと思いましたが、それにしてはライトの位置が低い?。目を凝らして見ていたら、JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」でした!。

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2017年(平成29年)、同社の顔となるフラッグシップトレインとして登場。「クルーズトレイン」とも呼ばれる列車のひとつです。

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お上品な程よいスピードで静かに通過していきました。中の様子は外からでは伺い知れず。一体どんな方たちが乗っているのでしょう。

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私も登場時にパンフレットを取り寄せてみたことがありました。

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その時は最低でも2泊3日で1人70万(ただし2人で申し込み)以上の価格設定だったかと記憶しています。その時はパンフレットを持つ手がわなわなと震えました。

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コロナ禍で大幅値下げ!・・・なんてことは無いでしょうかね~。

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今年の年末ジャンボで3億円当たったら来春は四季島で旅に出ようと思います。もちろん本ブログでご報告致しますので乞うご期待!?。

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6月25日日曜日。晴れ時々曇り。朝は23℃、日中は29℃。雨こそ降りませんでしたが晴れたり曇ったりでスッキリしない天気。相変わらず湿度が高くてジメジメ。

さて昨夜は浜松に投宿。朝はいつものように早朝に覚醒してしまいました。カーテンを開けると晴れているのか曇っているのか・・・。

下が浜松駅。上は遠州灘。

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朝食前に駅前を散策。JR東海の浜松駅北側はバスロータリーやタクシー乗り場、駅ビルやホテルなど正面玄関としての施設が揃っています。

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現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」のポスターや広告が至る所に。北口駅前には浜松市マスコットキャラクター「出世大名家康くん」のオブジェが。ちょんまげはウナギ、袴はピアノの鍵盤。う~ん、個人的にはチョッと・・・。

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一方南側は勝手口風(失礼~)!?。

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入場券を買って駅構内へ。

JR東海在来線の代表選手313系がいました。1999年から製造された近郊形電車です。

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上品なお顔立ちで好きな車両の1つです。1999年度グッドデザイン賞受賞。

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一方、国鉄時代の1985年から製造されていた211系もまだ健在。JR東日本区間の東海道線では2012年4月に既に運用を終了しています。

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貨物列車も本数が多くて、頻回に結構なスピードでコンテナ貨物が旅客ホームを掠めて行きます。

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さて浜松には遠州鉄道という私鉄もありますので、そちらも見に行きましょうか。

でもちょっと長くなって来たのでまた後日に~。

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6月22日木曜日。曇りのち雨。朝は20℃、日中は22℃。終日気温は上がらず涼しい一日になりました。久しぶりの梅雨空!?。

今日は休診日。朝は近所の歯科でクリーニングをして頂き、その後は昼前からは所用で二子玉川まで出かけておりました。夕方はウォーキングがてら駅前の書店で買い物。休みの日はあっと言う間に時が過ぎてしまいます。

さて今日は6月18日日曜日の続きを。

前夜から京都入り。早朝に宿泊先周辺を散策して来ました。写真は宿の前の正面通。

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路地裏でアオサギと戯れてから正面通を東へ数分歩くと鴨川に架かる正面橋。写真は橋から北を眺めたところ。

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正面橋を渡ると川端通との交差点。普段は混雑する鴨川の東側に沿う川端通は、日曜日の早朝とあって信じられないくらいに閑散としていました。左側の瀟洒な建物は京都美術工芸大学京都東山キャンパス。

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そこからチョッと北側に「元和キリシタン殉教の地」の石碑が・・・。京都でキリシタン??。

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私、不勉強で存じませんでしたが、調べてみたらここは日本のキリシタン殉教史に残る、京都(1619年)、長崎(1622年)、江戸(1623年)の三大殉教地の1つだそうです。

1612年に徳川幕府はキリシタン大弾圧を開始。ここ京都では1619年に2代将軍秀忠の命により、2歳の幼児など11人を含む52名のキリシタンが9台の大八車に積み込まれて市中引き回しの上、現在の正面橋の辺り、六条河原で十字架に磔にされて火炙りにされたそうです。

おおっ、正にここです!。まだまだ知らない歴史がたくさん隠されていそうです。

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そこから更に北へ向かうと、見えて来たのは牛若丸と弁慶がここで出会ったという逸話が残る五条大橋。実際は当時より南へ移設されているそうなので出会ったのはもう少し北の松原橋あたりだったそうです。

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五条大橋直下の流れ。大都市なのに清らか。

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五条大橋から北を眺めたところ。上流に見える松原橋あたりが元の五条大橋が架かっていたあたりだそうです。

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川縁に建つ大きな建物は料理旅館「鶴清」。昭和初期に建てられた木造3階建て、総檜造り。夏の風物詩「納涼床」は5月から9月末まで。

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さて朝食は7時からなので、そろそろ帰途に就かないといけません。たわわに実るビワを見たら何だかお腹が空きました!?。

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来たのと対岸を南下。反対岸辺りが殉教地。

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先ほど路地裏で休んでいたアオサギも朝食に出たのでしょうか?。

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いやいや、まだやっぱり路地裏は路地裏でアオサギはおりました。

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すみません、まだ京都、続きます。

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6月21日水曜日。晴れのち曇り。朝は20℃、日中は26℃。今日も雨は降らず、梅雨の中休み状態が続いています。

今日は「夏至」。一年で最も昼が長い日ですが、東京では日の出が4時25分頃、日の入りが19時00分頃で昼間の長さは約14時間35分。最も短い「冬至」の頃より約5時間も長いそうです。明るい時間を有効に使わないとね~。

今日のクリニックは比較的平穏。午前中は予約の方が皆さんほぼ時間通りに来て下さって、いらっしゃるのを待ち受けて診察室に入って頂く感じ。時間帯によっては「たった今、着いたばかりなのに・・・」なんて方も。う~ん、なんと理想的~。

さて今日は日曜日の続きを。

前日の土曜日に京都入り。日曜日の朝は例によって旅先の常として早朝覚醒。若い頃からの習性で決して年齢のせいではありませんので念の為(!?)。昨夜暗くなってからチェックインしたので、外観が良く見えなかったクラシックホテルを観察するために、誰も居ないフロント脇を通って玄関へ。下は誰もいないフロント周りの写真。

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ところが玄関から外へ出ようとしたら施錠されていて出られません。ジタバタしていたら、何処からかホテルの方がにこやかに現れて「お出かけでございますか」と言いつつ開けて下さいました。私としたことが「朝6時まで施錠中」の表示を見落としていましたが、お陰様で外へ出ることが出来ました。

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玄関先から眺めると、右側の旧任天堂本社の部分に安藤忠雄氏による左側のコンクリート打ちっ放しの新棟部分が寄り添っています。

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玄関右側には古い表札が。任天堂は元々トランプ、カルタ、花札などのメーカーでした。“山内”は創業家のお名前だそうです。

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横へ回ると奥行きの長い敷地に4つの建物が隣接して建っていて、その内のひとつがやはり新棟部分になっているのでした。

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裏手は細い路地。あれっ、ネコが数匹(奥にもいます)。

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反対側を覗くとアオサギの姿・・・。ええっ!、アオサギ!?。

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良く見ると、周辺の民家の屋根やクルマの上などにたくさんのアオサギが。

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ホテルを越えて飛来してくるアオサギも。どうやらこの辺りは近くの鴨川のアオサギたちのネグラになっているようです。

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しかも日常的にネコたちと共存しているようで、すれ違ってもお互いに知らん振り。唯一、民家の玄関先に出してあったゴミ袋を巡っての小競り合い(アオサギの勝ちでした)を目撃しただけで、あとは平和的に共存しているようでした。

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道路の真ん中を占拠しているアオサギ達の脇を恐る恐るすり抜けて、近くの鴨川を見に行くことに。

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大きい鳥はチョッと怖いですね。

長くなって来たので、続きはまた後日~。

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6月19日月曜日。晴れ時々曇り。朝は23℃、日中は28℃。今日も蒸し暑い一日でした。

週明けのクリニックはそれなりの混雑。胸痛、動悸、息切れ、全身倦怠感などの症状を訴える方は先週ぐらいから目立って来ました。「今までこんなに疲れたことは無かった」と仰る方のカルテを数年遡ったら、全く同じ時期に同じ訴えで受診されていることが判明して、ご本人ともどもビックリ~。熱のある方はお電話を頂戴した上で、午前、午後とも診療時間の最後に診察させて頂いていますが、ここのところ新型コロナ感染症を疑わせる発熱の方が増えて来ました。要注意です~。

さて今日は6月4日の山梨県北杜市のオオムラサキセンターの続きを。3つの建物の見学を終えて屋外の「オオムラサキ自然公園内」を散策。

小さな池にはスイレンの花が満開。

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水辺の近く、胴体を金緑色に輝かせてヒラヒラ飛んでいるのはミヤマカワトンボ(?)。

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水色の胴体に茶色い翅はニホンカワトンボ(??)でしょうか。ピンクの花はユウゲショウ。

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蝶の姿はあまり無いのに蛾はあちこちに。個性的で結構綺麗ですが・・・。

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私、蝶は専門ですが、同じ鱗翅目なのに蛾は皆目判りません~。

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流れの速い小川に沿って下流へ辿ると・・・。

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ひと際ゴウゴウと水音が大きくなって小さな段差が。これだけ水量があると周辺は少し涼しい気がします。

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そこから再び林間の坂道を登って・・・。

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中央線の小さな踏切を渡ると空が開けました。

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飛行機雲は八ヶ岳方面から南アルプス方面へ。今日は空から見る下界はさぞや美しいことでしょう。

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朝より雲が出て来ましたが、南アルプスはまだ頂きが見えます。

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東側の八ヶ岳もまだスッキリ。

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さて少々予定よりも早めですが、暑いしお腹が空いて来たので朝降り立った日野春駅から甲府方面の普通列車に乗り込むことに。

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まだチョットだけ続きがありますがまた後日に。

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6月18日日曜日。京都地方は晴れ。朝は21℃、日中は32℃。全国的に気温が上がって今日も真夏日を記録したところが多かったようです。

さて昨夜は京都泊まり。下京区鍵屋町にある丸福樓(まるふくろう)というチョッと風変わりなホテルに泊まりました。

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ここは2022年4月1日に開業したばかりですが、こんなに古めかしい外観なのは1930年に竣工した旧任天堂本社社屋をリノベーションしているから。

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旧本社建物のほか、安藤忠雄が設計監修した新棟があり、両方を合わせて客室は18室。玄関を入るとリサイクル材料で作られたという風変わりなサギのオブジェ。

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入って直ぐのところにはゲストラウンジがありました。

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ここに当ホテルの建築模型が。グレーの部分が新棟です。

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フロントの奥にはダイニングラウンジ。

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2階に上がるとライブラリーが。

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これなら雨が降っても長いこと館内で過ごせそうです。

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棚には私より若い世代には懐かしいであろう任天堂製品。

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私自身は見たことはあるけれど殆どやったことはありませんが・・・。

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本館、新棟、既存棟は外通路で結ばれています。さらにレストランに行くには一旦公道へ出なければ行けません。

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既存棟に行くとクラシックなエレベーターが残っていました。ただし実際に使うことは出来ません。

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2階のエレベーターホール。ここもパブリックスペースです。

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さて探検している内にだいぶ夜も更けてしまいました。

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続きはまた後日に~。

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6月13日火曜日。晴れ時々曇り。朝は21℃、日中は28℃。今日は時間帯によって久しぶりに青空が臨めましたが、そのせいか日中は暑くてムシムシ。

今日のクリニックは朝から混雑。久しぶりに天気が回復したせいか予約外の方がたくさん。予約の方でも少々待ち時間が長くなってしまいました。雨で足下が悪いと来院出来ない方も少なくないので、どうぞご容赦下さいませ~。

昨今は暑くなってマスクが益々鬱陶しく感じますが、新型コロナウイルス感染症が5類に見直された5月8日以降の神奈川l県内380の「定点把握」でも残念ながら増加傾向にあります。当面は院内では継続してマスクの着用をお願いしております。重症化リスクの高い方が多く受診されますので、どうぞご理解下さいますようお願い致します。

さて今日はゴールデンウィークの愛媛遠征の最終回を(やっとかい!)。

5月5日は伊予大洲、内子を巡ってから河原で凧あげを眺めていたらだいぶ遅くなってしまいました。それでも松山空港には少々余裕をもって到着。3連休最終日でさすがに空港内は混雑していました。

1階から2階の出発ロビーに上がって、左手がグルメゾーン、右手がショッピングゾーン。お土産物でも見ようとショッピングゾーンに向かうと、案内表示に「MICAN GARDEN」の文字。どうもショッピングゾーンの最奥、国際線出発ロビー内に位置するようなので、愛媛特産品の柑橘類を扱うショップか?、もしくは柑橘系の樹木を植えた屋内庭園みたいなエリアか?なんて想像しながら表示に従って行ってみると・・・!!。目を疑う光景。

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嬉しくて涙が出ました・・・。

松山17時35分発のJAL438便に搭乗。離陸すると瀬戸内の夕景が眼下に広がりました。

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旋回して西日を眺めてから進路を東へ。

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雲が多くて下界からは月は見えないかも。

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やがて外房側から・・・。

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明かりの灯り始めた房総を横切って・・・。

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内房側へ。幹線道路の赤いテールランプの列は上り方向の渋滞でしょうか。

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画面左1/4、中央のひと際明るい円形の光は恐らくマリンスタジアム。

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そしてディズニーランド上空へ。

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東京ゲートブリッジの写真はブレブレになってしまいました。

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定刻19時05分よりほんの少し遅れて羽田空港に着陸。

中身の濃い2泊3日の旅でした(完)。

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6月7日水曜日。雨のち晴れ。朝は18℃、日中は27℃。雨は早朝に上がった様で、日中は晴れて暑くなりました。

クリニックは今日も混雑。相変わらずカゼ症状の方が多め。そろそろ春先の健康診断で引っ掛かって受診される方も増えて来ました。他院からのご紹介の方や胸痛の初診の方が重なり、そこにいつもの大和市健康診断が目一杯入っているので、チョッと慌ただしい1日でした。

さて今日も5月5日の続き。内子市街を散策してそろそろ残り時間が少なくなって来ましたが、本日開催されている「いかざき大凧合戦」にまだ間に合いそうだったのでチョッとだけ覗いて帰ることに。

毎年5月5日に行われる「いかざき大凧合戦」は、約400年の歴史を持つ内子町最大の伝承行事で県無形民俗文化財だそうです。実は私としたことが全くノーマークで、内子駅に着いた時に会場行のシャトルバスが出ていたので初めて知りました。下調べくらいして来ないとね~。

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メインイベントはもう終了した後でしたが、下流側から会場の豊秋河原へ向かうと大勢の人と宙を舞う無数の凧が見えて来ました。

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橋上には大勢の人。時折勇壮な太鼓の音が。

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内子町のホームページの紹介文では「五十崎中学校は全校あげて凧作りに取り組み、凧あげや凧踊りに参加し祭りを盛り上げています。また内子高校生も美術部が凧の絵を描き、凧合戦を裏方で支え、郷土芸能部は午後からの太鼓演奏や踊りで凧合戦の盛り上げに一役買っています」とのこと。

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老若男女、一丸となって取り組める町ぐるみのイベントがあることは羨ましいことです~。

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凧に仕込んだ「カガリ」と呼ばれる刃物を糸に仕込んで、対戦相手と糸を切り合う競技だそうです。

下の図は内子町公式観光サイト 内子さんぽ より引用。

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子供よりも大人が真剣。よく有り勝ちですね~。

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今年は4年ぶりに通常開催となる予定でしたが、現地に強風注意報が発表されたため、新生児の名前を書いた凧をあげる「出世凧」のイベントは中止になった様です。大凧見たかったな~。

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あれっ、そろそろ帰らないと飛行機に乗り遅れそう!?。 

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急いで空港へ向かいます!。続きはまた後日に~。

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6月6日火曜日。曇り時々雨。朝は18℃、日中は24℃。蒸し暑い一日でした。

今日のクリニックはやっぱり混雑。気温差が大きいせいか、カゼ症状の方が増えて来ました。朝のうちに校医をさせて頂いている小学校から電話がかかって来て、1年生の2クラスで体調の悪い子が多数。学級閉鎖の瀬戸際!?。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今日は大和市医師会理事会です。これから行って参ります~。

さて今日はまだネタが残っている5月5日の続きを。

伊予大洲から内子へ移動し、内子座を見学してから市街地を散策。内子は江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋生産で繁栄。今もなお当時の隆盛を極めた商家の家並みが残っていて、四国で初めて昭和57年に国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

内子座から町並保存地区へ向けて歩いて行くと左側に立派な建物。内子町ビジターセンターで、町立図書館を改装したものだそうです。

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近くの「商いと暮らしの博物館」は表からチョッと覗き見。

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そろそろお腹が空いたので古民家レストラン「こころ」(左側のお店です)でランチ。ふらっと入ったけれど大正解~。

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カロリーを補給して元気を取り戻したところで先へ進みます。町並保存地区への曲がり角には伊予銀行内子支店。古くはないけれど町の雰囲気にマッチした建物です。

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銀行の角を左に曲がると緩い坂道。その先が町並保存地区。

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町屋資料館をチラッと見て・・・。

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坂道を上って行きます。

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ゴールデンウィークでもこの程度の人出なのでのんびり散策が出来ます。

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ひと際立派な建物は重要文化財本芳我家住宅。残念ながら非公開。

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その並びは本芳我家の主屋。

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財閥ぶりが窺えるお庭のみが一部公開されています。

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その先には重要文化財上芳我家住宅。こちらは公開されていて木蝋資料館として木蝋の製造工程や当時の暮らしぶりが判るようになっています。

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木蝋はろうそく以外にも医薬品や化粧品の原料にも使われていたそうで・・・。

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質の良い当地の木蝋は明治期には世界に向けて輸出されていたそうです。

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あれっ、ゆっくり見ていたらタイムリミット!?。

でもまだ続きます~。

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5月31日水曜日。曇り時々晴。朝は16℃、日中は21℃。夕方になって久しぶりに青空が見えていました。

5月の最終日、クリニックは結構混雑。胸痛や胸部違和感、息切れ、動悸などの症状の方が多め。カゼ症状の方も多くなりました。発熱の方で血尿が出たと飛んで来られた方は尿の潜血反応は(ー)。発熱による脱水で濃縮されて赤っぽく見えただけでした。何より~。

最近は当院かかりつけの患者様も高齢化が進んだせいか、認知症が顕在化して来る方がチラホラ。同居のご家族がいらしても負担は大きく、ましてや独居や高齢者世帯の場合には対応に苦慮する場合も多々あります。いわゆる「団塊の世代」(1947年~1949年生まれ)が2022年から75歳を迎え始め、75歳以上の人口割合は増加の一途。少子化対策と同じくらいに“異次元の対策”をして頂きたいものです~。

さて今日も5月5日の続きを。伊予大洲から内子へ移動。内子駅からまずは内子座(うちこざ)へ向かいました。

内子座は1916年(大正5年)に大正天皇の即位を祝って内子町の有志によって建設された芝居小屋です。当時の内子は木蝋や生糸などの生産で栄えていました。

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木造2階建て瓦葺き入母屋作り。

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現役の芝居小屋で、定期的な文楽の公演はもとより、直近には秋川雅史コンサートも開催されるようです。

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公演中でなければ400円で内部の見学が出来ます。

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早速中へ。中は歴史を感じさせる重厚な造り。

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枡席が規則的の並んでいます。

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板張りの天井も風情がありますね~。

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花道の舞台寄りには「すっぽん」と呼ばれる小型セリが。幽霊が出たり、忍者が飛び出したり!?。

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舞台の中央は丸く切り取り回転させる機構「回り舞台」も備わっています。

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下は舞台上から観客席を見たところ。公演中は役者しか見れない光景。

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舞台下の奈落も見学しましたが写真はありません(スミマセン~)。その後2階へ。

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2階からの眺めも悪くありません。

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古風なスポンサーの広告が並んでいます。

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客席の2階正面席は比較的低料金の「大向」(おおむこう)とよばれる席。

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芝居小屋全体を見渡せるこの席に座る観客は、常連や芝居通の人が多いので「大向こうを唸らせる」というのは常連や芝居通の観客をも感嘆させる名演のことを指すそうです。 確かに良い眺めかも~。

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時代の流れで一時は映画館などに改装され、最後は老朽化のため取り壊されるところでしたが、1982年に内子町指定有形文化財に指定。その後1983年から1985年にかけて復元工事が実施されて現在の姿になったそうです。2015年には国の重要文化財に指定。2016年には創建100周年。今後も長く維持されますように~。

まだ続きます!?。

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5月30日火曜日。雨のち曇り。朝は19℃、日中は24℃。湿度が高くてジメジメと蒸し暑い一日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑。昨日は雨で出控えていた方々が今日は出て来られた様です。“月末までに・・・”なんて方も多かったようで、午後になっても混雑が続きました。

さて今日は5月5日の続きを・・・。

伊予大洲から内子へ移動。内子駅は新幹線かと見紛う程立派な高架駅で駅舎は高架下にありました。

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かつて内子線は予讃線の五郎駅から分岐して内子駅に至る盲腸線でしたが、1985年に向井原駅から内子駅までの予讃線支線区間が開通してからは、予讃線の短絡ルートに組み込まれて特急列車が行き交う路線となりました。伊予大洲駅のホームに掲げられていた路線図をご参照下さい(再掲)。

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駅前ロータリーの真ん中には、かつて盲腸線だった時代に使われていたC12形蒸気機関車が鎮座していました。

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C12形蒸気機関車は簡易線向けに作られた軸重が軽くて運転コストが安い小型機関車。かつての内子線のような距離の短い盲腸線にはピッタリ。

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製造は昭和7年(1932年)から昭和15年(1940年)までと、戦後の昭和22年(1947年)に鉄道省(国鉄)向けが282両、鉄道省以外に納入されて後に鉄道省に引き継がれたものが11両、計293両製造されています。

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石炭や水を積み込む炭水車(テンダー)は付いていないタンク式機関車。水は両サイドのタンクに抱え、石炭は運転台後部に背負っています。

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炭水車の付いているテンダー式機関車に比べると積める水も石炭も少ないので、補給無しに遠距離を走ることは出来ません。でもその分小回りが利いて軽量。運転席から後方の視界も良好です。

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この231号機の履歴を辿ると、名古屋の日本車両で1939年9月21日に誕生。仙台、小牛田、長町、会津若松、福島など、主に東北南部で活躍の後、1969年7月12日付で宇和島へ転属となっています。

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その後、内子線で活躍した様ですが、四国の輸送近代化は全国の中でも早くて1970年(昭和45年)3月限りで蒸気機関車は全廃されています。最後まで残ったのが牟岐線、鳴門線、そして内子線だったのでした。

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従って活躍期間は短くて1970年(昭和45年)3月で引退。四国での活躍は僅か8か月程度だったようです。帳簿上は1970年5月28日付で廃車になっています。

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内子線最後の蒸気機関車ではありますが、無煙化直前のショートリリーフだったようで・・・。

さて内子の街へ向かいますが、続きはまた後日に~。

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5月19日金曜日。曇りのち雨。朝は21℃、日中は23℃。朝は気温が高めでしたが日中は上がらず。夕方になって20℃を下回って寒くなりました。

今日のクリニックは午前中はそれなりの混雑でしたが、天候が悪化するにつれて患者さんの出足が鈍って午後からは平穏でした。気温差が余りにも大きくて、週末に向けてカゼの方が増えそうで心配です。

さて今日はゴールデンウィークの続き。5月5日は伊予大洲駅と大洲城を巡る早朝の散歩から一旦戻って7時半から朝食。食後は臥龍山荘へ。臥龍山荘は元は大洲藩歴代藩主の遊賞地でしたが、明治以降は補修されることもなく自然荒廃していたそうです。現在の山荘は、木蝋貿易で成功した豪商、河内寅次郎がこの地に明治30年頃から10余年をかけて築造したもの。

門を入ると特徴的な石積み。「乱れ積み」「末広積み」「流れ積み」と変化を持たせた石積みの中に生きた「チシャの木」。

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手前の母屋の建物が臥龍院(がりゅういん)。

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構想10年、工期4年、屋根は茅葺、農村風寄棟の平屋建て。

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全国各地より吟味した銘木が使用されているそうです。

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隅々にまで計算し尽くされた設計。

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一番奥には不老庵。

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こちらは崖っぷちに船に見立てた作り。

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天井は竹網代一枚張りを船底の形に。

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眼下には肱川の名勝、臥龍淵が見下ろせますが・・・。

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高所恐怖症の私にはチョッと怖いかも!?。

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さて、そろそろ大洲を後に次の目的地へ向かわねば・・・。

続きはまた後日に~。

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5月17日水曜日。晴れ。朝は15℃、日中は28℃。昨日は急に気温が上昇して暑くなりましたが、今日はそれを上回る気温になりました。最高気温は28℃。もはや夏です~。

今日のクリニックはやはり朝から混雑気味でした。「お暑うございます~」なんて挨拶を取り交わしながらの診療はまるで真夏です。今日もこの気候のせいか体調の優れない方が多め。この時期にしてはカゼ症状の方も少なくありませんでした。

さて今日は5月5日の続きを。早朝にまず伊予大洲駅を表敬訪問したのちに大洲城へ。市民会館脇から坂道を上がって行くと、ほんの5分ほどで天守が見えて来ました。2日前に見た松山城と比べてしまうと、随分とこじんまりした感じですが、元は鎌倉時代末期の守護、宇都宮豊房によって築城された由緒あるお城です。

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その後、戦国時代から江戸時代初期に活躍した築城三名人の一人、藤堂高虎によって大規模に修築されました。

明治維新後も奇跡的に長い間天守は守られて来ましたが、残念ながら老朽化には抗えず明治21年に惜しくも解体されてしまいました。

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現在の天守は平成16年に再建されたもの。解体されたのが明治時代だったため、写真や模型など、復元に必要な資料が豊富に残っており、当時の姿を正確に復元することが出来たのだそうです。その辺りは観光目的に安易に造られた鉄筋コンクリート造りの天守とは一線を画すところ。

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本丸の標高はさほど高くはありませんが、周囲に高い山やビルが無いので眺めは良好。眼下に肱川の流れが良く見えます。

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反対側には伊予大洲藩の政治と経済の中心地として繁栄した城下町が見下ろせます。この時点でまだ朝6時半。天守の入場は9時からなので、残念ながら登楼は諦めて一旦宿に帰ることに。

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本丸から下る途中で大洲各地で見かけるロケ地の表示をまたもや発見。この辺りでは「男はつらいよ 寅次郎と殿様」(1977年公開)のロケが行われたそうです・・・残念、見たことありません。

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現在、江戸時代から残る台所櫓・南隅櫓など4棟の櫓は国の重要文化財、城跡一帯が県指定史跡に指定されているそうです。

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5月15日月曜日。雨のち曇り。朝は15℃、日中は18℃。朝から結構な降りでした。気温も低めで肌寒い一日でした。

週明けのクリニックは午前中はそれなりに混雑気味でしたが、午後からは平穏。カゼ症状が長引いている方がいらっしゃいます。寒暖差にお気を付け下さいませ~。

さて今日はゴールデンウィークの続き。5月4日は大洲に泊まり、翌日5月5日は曇り時々雨の生憎の天気でした。旅先の常として早朝に覚醒。散歩がてら伊予大洲の駅へ。

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ここはJR四国の予讃線の駅。

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昔からの木造の駅舎や跨線橋が大切に使われていました。

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ここには昭和57年8月に宇和島から来て降り立ち、翌日松山に向けて乗車しているはずですが・・・。

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全く記憶にございません・・・。むしろ新鮮で困惑!?。

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国鉄時代には似たような駅が全国に多数ありましたからね~。

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当時は予讃線の内子経由の短絡線は開通しておらず、伊予長浜経由の海岸沿いを松山へ向かったはず。内子経由の短絡ルートの開通は国鉄末期の昭和61年3月のこと。

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さて時刻表を見ると6時02分発の伊予長浜経由松山行き、その後6時10分発の内子経由の特急「宇和海」松山行きが来る様です。ホームには長浜経由伊予市行きの表示を出したキハ54が停車中。

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おそらく当駅始発の6時52分発の列車になるのでしょう。

跨線橋上で列車を待ち構えていると・・・。

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大洲城をバックにキハ54の2輌編成の普通列車がやって来ました。

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休日の朝のこととてお客は部活の高校生たちが主役。

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乗車せずにホームのベンチで待っている“大人”たちは後続の特急で松山へ急ぐ人たちでしょう。

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その後、後続のN2000系ディーゼル3輌編成の特急「宇和海」がやって来ました。

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N2000系は最高速度130km/hのハイパワーのディーゼルカー。

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四国山地を越えるために急カーブに強い振子式で、1995年から1998年にかけて16両が製造されました。もう登場から四半世紀を過ぎますが、まだ斬新に見えます。

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ホームに残っていた人たち全員が車内に吸い込まれて、短時間のうちに慌ただしく発車して行きました。

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特急「宇和海」を見送ってから今度は大洲城へ。

城内から見下ろすと眼下に肱川にかかる鉄橋が見えました。

♬ 城跡から見下ろせば蒼く細い川~♬・・・なんて口ずさみながら、伊予大洲6時34分の内子経由松山行き普通列車をキャッチ。

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キハ54+キハ32×2の3輌編成が渡って行きました。

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チョット長くなって来たので続きはまた後日に~。

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5月14日日曜日。曇り時々雨。朝は15℃、日中は19℃。折角の日曜日なのにグズついた天気。

こんなどんよりした日は自宅に居るとダラダラしてしまいそうなので、早朝に起きて思い切って岐阜まで(!?)行って来ました。目的は長年行ってみたいと思っていた名和昆虫博物館。名和昆虫博物館は大正8年に開館した日本で最も古い昆虫専門の博物館です。初代館長の昆虫学者、名和靖はギフチョウの命名者として有名。

朝8時48分東京駅発の「のぞみ63号」で名古屋着10時25分。名古屋発10時35分の東海道線に乗り換えて岐阜には11時02分着。意外に近い!?。

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岐阜は今まで通過するばかりで下車するのは初めてかも!?。駅前には金ピカの織田信長像が。

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名和昆虫博物館は金華山のふもと、岐阜公園内の歴史博物館に隣接していました。

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記念昆虫館は標本収蔵庫として明治40年竣工の岐阜市重要文化財。

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その奥に名和昆虫博物館の建物。こちらは大正8年竣工、同年開館の登録有形文化財です。

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入場料は一般600円。意外にも雨にも拘らず親子連れで賑わっていました。

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1階はカブトムシ、クワガタ、チョウ、トンボなど多岐に亘る夥しい数の収蔵品を展示。

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一般の人に興味を持ってもらうように展示に工夫が凝らされています。

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クワガタやカブトムシの仲間は生きた個体の展示も。

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奥には岐阜ゆかりのギフチョウの特設コーナーがありました。

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2階はクイズに回答しながら展示を巡るコーナー。

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子どもだけでなく大人も嬉々としてクイズに挑戦していました。

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突き当りの壁面を覆うモルフォチョウの展示が圧巻。

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標本や採取道具、標本作製用具などの購入も可能。下の写真は全てお土産として買える標本。

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値段はピンからキリまで。大きいとか綺麗とかはあまり値段に関係なく、やはり手に入りにくい希少種が高いマニアックな世界。

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帰りに実物の虫が封入されたキーホルダーだけ購入して帰りました。

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チョット好き嫌いがありそうなのでお土産品としては熟考を要すかも。意外にムシ嫌いの方も多いので・・・。

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いや~、オジサンでも結構楽しめました。

もう少し近ければお勧めなんですけど・・・。

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5月12日金曜日。晴れ時々曇り。朝は12℃、日中は21℃。昨日午後からの雨は止みましたが、朝は気温が低くて寒いくらい。日中は気温はそれほど上がりませんでしたが湿度高めでした。

今日のクリニックは朝から混雑気味。やはり気温差が大きいためか体調の優れない方や長引くカゼ症状の方が多めでした。それでも受診者数が多かった割には偏りなく分散して受診して頂いたためか、待ち時間はそれほどでも無かったはず!?。

さて今日は5月4日の続きを。松山から大洲に入って一泊しましたが、大洲では「NIPPONIA HOTEL大洲城下町」でお世話になりました。ここは1ヵ所の建物では無く、城下町に点在する歴史的な建物をリノベーションして使用する分散型ホテル。点在する10棟28室の古民家を使用しています。

フロントは右の暖簾の奥。

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フロントから数分歩いたこの建物が今宵の私たちの部屋です。右隣も別の部屋。

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カギを開けて中へ入ると広い玄関。

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庭に面した座敷。庭の一角には茶室も。

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水回りは完全にリノベされていて快適。

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2階に寝室。2階へ上がる階段も綺麗にリノベされていて、古民家にありがちな“何か出そう”な雰囲気は微塵もありません。

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さて夕食は歩いて15分ほどの大洲城の近く。遠い部屋の方は車で送迎もしてくれます。

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夕食時間になると街のあちらこちらから宿泊客が参集。

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中はかなり広いスペース。

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食事が終わって暗くなってから見た外観。暖色系の照明が綺麗。

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見上げればライトアップされた天守が間近に見えました。

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そして翌日の朝食会場はこちら。

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こんな風に街のあちらこちらの古民家をリノベして有効活用。街歩きが好きな私のような人間には、フロントやラウンジ、食事会場が多少遠くても苦になりません。街にも活気が出て良い方法ですね。

そのうち他の街にも泊まってみたい~!。

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5月10日水曜日。晴れ。朝は11℃、日中は24℃。今日もスッキリ晴れて湿度は低め。こんな日が続くと良いですね〜。

今日のクリニックは混雑気味。カゼ症状の方が増えて来ました。昨今の気温差と連休疲れでしょうか。大和市特定健診・長寿健診は佳境を迎え、予約はかなり先まで埋まってしまいました。ご希望の方はお早めにご相談下さいませ。

午前診療中、11時21分に千葉県北西部を震源とする最大震度3の地震。大和市は震度2でした。

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久しぶりの地震でしたが、最近の能登半島の情景が直ぐに浮かんでチョッと身構えました。

さて今日は5月4日の続きを。松山郊外のビーチでのんびりし過ぎて、しまなみ海道起点の今治に立ち寄るのは時間的に厳しくなって来たので、本日の宿泊地である大洲へ直接向かうことにしました。大洲は松山市南西部の人口38000人の旧城下町。「伊予の小京都」と呼ばれる静かな街です。

観光の中心は「おはなはん通り」。

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ここは江戸時代の町割と家並が残されていて、北側の蔵並びは商家のもので、南側は武家屋敷だったそうです。

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「おはなはん通り」の名前の由来は昭和41年のNHK朝の連続テレビ小説「おはなはん」のロケ地だったからだそうです。

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もう57年も前の放送ですから若い方には馴染みが無いかと・・・あれ、なぜか私はクッキリ覚えてるな~。テーマ音楽も口ずさめるかも!?。

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“少し”だけ若い方には「東京ラブストーリー」のロケ地と言った方がインパクトがあるかも。でもこれすらも32年前の話。私自身は主題歌の小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」は知っているけれど、原作の漫画もドラマも全く知りません。

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赤ポストの上にもロケ地の看板が。聖地巡礼する方には大切な情報でしょうが・・・。ただのポストです。

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一本脇の通りには、現在は使われていない(?)医院が集中。外科、内科、産婦人科が隣接していました。

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昭和版クリニックモールかな~?。

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明らかな空き家も多くて朽ち果てそうなところも。地方都市では良く目にする光景かも。

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もちろん現役の住居や商店も少なくありません。

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町の中心部から外れて肱川の河原へ。肱川は一級河川で昔から流域の産業を支えて来ましたが、暴れ川でもあって最近では2018年に大きな水害をもたらしています。遠くに大洲城の天守が見えました。

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夏には鵜飼漁が行われ、岐阜の長良川、大分県日田市の三隈川と併せて三大鵜飼の一角をなしています。岸辺には鵜飼用(?)の木船が。

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暗くなってからは更に渋い情景が。

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人影が殆ど無くてチョッと寂しい感じ。

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お城の天守閣はいつもライトアップされているそうです。

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今宵は古民家に泊まります!。

続きはまた後日に。

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5月8日月曜日。雨のち晴れ。朝は11℃、日中は22℃。ゴールデンウィーク明け、月曜日の朝は激しい雨になりました。気温も低めで仕事や学校に行きたくなくなるシチュエーション!?。まだ休みの方もいらっしゃるようで朝の電車の混雑はまだ休み前に戻っていない感じでした。

今日のクリニック、午前中は雨にもかかわらず混雑気味でした。かぜ症状の方や血圧が高くなった方、めまい、動悸、息切れ・・・。中に海外で心筋梗塞を発症されて入院していた方も来院されてビックリ!。ご無事で何よりでした。それでも午後からは落ち着いて、診療終了はほぼ時間通りでした。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今宵は大和市医師会の会計監査。私、監事役で帳簿と通帳を突き合わせて確認作業。休み明けにはチョッと辛い仕事。帰り道は思いがけず気温が低くて震え上がりました。

さて今日は先日の松山行きの続きを。5月4日木曜日の松山地方は曇り時々晴れ。朝は15℃、日中は25℃。前夜は松山市内に投宿。早朝は雲がかかっていましたが次第に晴れて来ました。まずは海を見ながらしまなみ海道の起点、今治まで行ってみることに。松山から国道196号線を走っていたら道の駅「風早の里 風和里」がありました。小休止兼ねてチョッと立ち寄ってみました。ふと国道の反対側を見ると美しい海岸が連なっているではありませんか!。どうやら長浜海岸というところらしいです。

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波打ち際まで行ってみると波は静かで透明度は抜群!。

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遠くにはタンカーの姿。対岸は広島県でしょうか。

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強い日差しと美しい海。まるで南国のリゾート!?。

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思わず靴を脱いで足を水に浸けてみたら・・・。

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一気にリゾート気分は氷解。誰も水に入っていない理由が良く判りました。

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さすがに海の街道、瀬戸内海。沖合にはひっきりなしに船舶が行き来しています。

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海辺のカフェでのんびりランチ~!?。

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窓から見る光景もやっぱり南国のリゾート地みたいなんだけどな~。

あれっ、チョッとのんびりし過ぎ!。この先のことを考えると時間的に行先変更かな!?。

続きはまた後日に~。

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5月7日日曜日。雨。朝は21℃、日中は17℃。大型連休の最終日は日本列島に沿った前線の影響で全国的に悪天候になってしまいました。前線の通過で気温が朝よりも午後の方が低くなりました。

連休を海外で過ごした人たちの帰国は今日がピークだそうで、羽田も成田も大混雑のようです。

今日は終日雨でしたので、私はと言えば自宅に籠って雑用をこなしておりました。久しぶりに完全な安息日。連休明け、明日からの仕事に備えます!?。皆様もお疲れが出ませんように・・・。

さて今日は5月3日の続きを。先日愛媛に来るのは学生時代以来、実に40数年振りと書きましたが、その時は友人と2人で夏休みに四国一周を敢行したのでした。宇高連絡船で高松に入って香川、徳島、高知と四国を時計回りに巡り、最終段階で宇和島、大洲と泊まって道後温泉入り。ところが台風がヒタヒタと接近して来て四国上陸の公算が強くなって来ました。既に旅の終盤で日程的にも経済的にも厳しい状態。当時は船を使わずに本州に戻る手立ては有りませんでした(もちろん飛行機は想定外)ので、本州へ渡る船が欠航になる前に慌てて松山観光港から山口県の岩国へ船で逃げたのでした。そんな訳で愛媛県は満足に観光出来ずに今日に至っていました(因みにその時の台風は進路が北に逸れて四国直撃とはなりませんでしたが、何と避難先の岩国を直撃。しっかり2日間の足止めをくったのでした。)。

松山空港到着後、まずは市内へ。松山城ロープウェイ駅近くで腹ごしらえ。何気に目の前の「桜カフェ」に入って日替わりランチを頼んだら想定外のボリュームにびっくり。松山ではこれが常識??。

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満腹状態で松山城に上がることに。松山城の本丸は標高132mの勝山の山頂。徒歩で30分とのことでしたがお腹が一杯過ぎて徒歩はチョッと無理。あとはロープウェイかリフトですが、ロープウェイは密になりそうなのでリフトを選択。

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晴天で風が爽やかでしたのでやっぱりリフトが正解でした。リフトの終点から10分ほど歩いて天守へ向かいます。

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天守は入場料520円。

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松山城は全国で12カ所しか残っていない江戸時代以前から現存する12天守のひとつ。

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下は本壇虎口前から天守を望んだところ。

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加藤義明公が1602年から築城を開始。四半世紀をかけて完成。加藤氏は城の完成前に会津藩に転封となり、蒲生氏を経て1635年から明治維新まで松平家の居城となりました。

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天守に入るのに10分ほど並びましたが、ゴールデンウィーク中の観光地ではこれくらいなら良い方でしょう。左下が天守の入口。元の天守は1784年に落雷で焼失してしまい、今の天守は1854年の再建。

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急な階段を上がると、最上階からは360度の眺望!。

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海も見えます。

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帰りもリフトでラクちんです~。

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その後、あわよくば道後温泉にに入って・・・なんて考えていましたが、行ってみると道後温泉本館周辺は物凄い人出。さらに現在改修工事中で風情ある建屋は現代アートが描かれたテントに覆われていました。

結局入浴は諦めて早々に松山市郊外で投宿。のんびりすることに。

続きはまた後日に~。

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5月6日土曜日。晴れのち曇り。朝から21℃、日中は26℃。当院は3連休が終わって普通の週末ですが、世の中はまだゴールデンウィーク。朝の電車は空いていました。この週末は天気が下り坂なので今さら遊びに行く人は少ないのかもしれません。

今日のクリニックは早い時間は少々混雑しましたが、その後は落ち着いて通常の土曜日よりもむしろ平穏でした。何よりです。

さて、私はこの3連休四国の愛媛まで出かけて来ました。愛媛は学生時代に友人と旅して以来、実に40数年ぶりです。

5月3日水曜日は晴れて朝は12℃、日中は23℃。ゴールデンウィーク後半初日は全国的に天気に恵まれて行楽日和になりました。早朝に自宅を出て羽田空港へ。途中の電車内も羽田空港も早朝のためかさほど混雑していませんでした。東京9時35分発のJAL433便で松山へ。松山便は小型のボーイング737-800で、久しぶりにバスで飛行機まで行って滑走路上からタラップを昇って搭乗する方式。

注)下の写真は搭乗機の窓から見た隣の同形式の飛行機です。

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ゴールデンウィークでもほぼ時間通りに離陸。素晴らしい!。急上昇して旋回すると眼下には横浜みなとみらいが見えて来ました。

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そして大和の上空を通過!。中央下1/4あたりの緑が泉の森、中央やや左上の薄い緑は相模カンツリー倶楽部。当院も写っているはずですが・・・。

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緑がグンと濃くなると宮ケ瀬湖が見えて来ました。

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まだ雪を纏っているのは南アルプスの山々でしょうか。

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画面の上は日本海。はるか上空から見ると日本は狭いですね~。

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薄雲に覆われた湖は琵琶湖。左下は琵琶湖大橋です。

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やがて瀬戸内海上空を降下。下は尾道の東側。

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向島と因島を結ぶ因島大橋。しまなみ街道の一部です。

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そして因島と生口島を結ぶ生口橋。

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その後、しまなみ街道をはずれて西側へ。画面右から岡村島、中ノ島、平羅島、大崎下島。

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手前から大崎下島、豊島、上蒲刈島。それぞれ橋が架けられています。

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やがて松山の沖合の興居島。

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ぐるっと回り込んで・・・。

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航行する船がだんだんと大きくなると松山空港に無事着陸。

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ほぼ定時の到着でした。松山空港ではゆるキャラの「みきゃん」がお出迎え。噂のみかんジュースが出てくる蛇口も到着ロビー出口にありました。もちろん有料です。

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さて今回は細かい予定は何も無し。何はともあれ、先ずはお城かな!?。

続きはまた後日に~。

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5月1日月曜日。曇りのち晴れ。朝は16℃、日中は21℃。ゴールデンウィーク期間、狭間の仕事がある日に限って良い天気(チョッとひがみ根性が出ています!?)。

今日は“あくまで”平日ですが、朝の電車はとっても空いていました。乗っている方もリュックやスーツケースの方が多くて・・・。勤労意欲が削がれます。

当院はもちろん通常通りの診療日。開院以来20数年というもの連休の狭間で休んだことは有りませんが、「今日はやってますか?」という問い合わせを結構頂きます。もちろん「やってますよ~」。

今日のクリニックは午前中はそれなりに混雑しましたが、午後からは平穏でした。ゴールデンウィーク期間であっても特別なことはなく淡々と診療。明日も平穏であってくれればと願うばかりです。

さて昨日の続き。4月30日日曜日の朝、赤倉観光ホテルで目覚めると前夜からの雨は激しさを増していました。もちろんいつものように朝6時からの大浴場には朝一番で行き、朝食を済ませて雨が小康状態になるのを待ちましたが、雨だけではなく霧も深くなるばかり。

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これでは合羽を着ても周辺の散策は無理。諦めてチェックアウトすることに。妙高高原駅は学生時代にスキーを担いで降り立って以来。かつてスキー列車が首都圏や中京圏から続々と到着していた頃の賑わいは全くありません。

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妙高高原発10時52分のしなの鉄道で長野へ。車両は今や貴重な存在の国鉄型車両115系でした。

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懐かしいボックス型シートはモケットこそ張り替えられていたものの昔のまま。揺れやモーター音も“国鉄型車両”そのものでした。

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長野駅には11時35分着。着く頃には雨は殆ど上がっていました。真っ直ぐ帰るのも勿体ないので久しぶりに善光寺詣りをすることに。「115系に引かれて善光寺詣り」・・・です。

まずは門前の蕎麦屋さんで腹ごしらえ。信州なので咄嗟に「更科蕎麦」にしてしまいましたが、どうも高級な更科蕎麦は上品すぎて苦手かも。自分には田舎蕎麦の方が合っているようです。

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食後はいよいよ善光寺の参道へ。まず見えて来たのが仁王門。

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それをくぐると、うわっ、凄い人出!。

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インバウンドの方々も帰って来て下さったようで・・・。見えて来たのは山門。

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山門は1750年建立の国の重要文化財だそうです。

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山門に掲げられている「鳩字の額」。三文字の中に鳩の姿が五羽隠されている!?。さらに「善」の字は牛の顔に見えるそうですが・・・。

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ややっ、確かに・・・。

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山門をくぐると大きな本堂が目の前に。

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現在の本堂は1707年の再建で国宝です!。久しぶりの拝観でしたがやっぱり本堂は巨大!。

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本堂の裏手に回って見るとこちらは人影疎ら。緑が綺麗でした。

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帰りにチョッと脇道を覗くとこちらはとっても静か。

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少々疲れたので、途中で脇道に逸れて発見した蔵をリノベしたカフェで一休み。蔵の入り口は狭くて、太ると入れなくなるかも!?。

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本格コーヒーとどら焼きで小休止。美味でした~。

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参道の店々を冷やかしながら長野駅に戻ればもうタイムリミット。かつては仏閣駅舎が有名でしたが、長野新幹線開業と同時に現在の近代的な駅舎に様変わり。近代的過ぎてどうも・・・。

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長野発15時42分の「あさま624号」に乗車すれば東京駅に17時20分着。

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長野駅発車時はガラガラでしたが、軽井沢駅でドッと乗り込んで来てたちまち満席に。東京駅は例によってとんでもない混雑でした。

1泊2日のショートトリップはこれでおしまいです。

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4月30日日曜日。雨のち曇り。連休2日目は昨夜から今日の午前中にかけての前線通過のため全国的に悪天候となりました。

さて昨日の続き。高田世界館での映画鑑賞の後、高田駅から15時36分発の妙高はねうまラインの電車に乗車。

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なぜか新幹線乗換駅の上越妙高で下車せず、雪の残る山々の姿を愛でながらこの列車の終点である妙高高原まで乗車しました!?。妙高高原には16時34分に到着。

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実はチョッと欲が出て、直前に1泊することにしたのでした。幸運なことにゴールデンウィークなのに赤倉観光ホテルの予約が取れました。赤倉観光ホテルは1937年(昭和12年)創業の超老舗ホテル。

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下は2階のフロントからロビー方向を眺めたところ。

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ロビーには寒い季節には暖炉が灯るのでしょうか。クラシカルな雰囲気。

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標高1000mに建つホテルのロビー正面からの眺望は広大。

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遠くに小さく見える湖は・・・。

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野尻湖です。天気が良ければもっと爽快なのにね~。

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これから雨が降る予報だったので、夕食前に周辺を散策。

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周囲はまだ雪が残っていて春が来たばかり。

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夕食後は温泉に浸かって至福のひととき。

でもこれから大雨になる予報です~。

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4月29日土曜日。晴れのち曇り。朝は16℃、日中は22℃。花粉は「少ない」。

ゴールデンウィーク初日。空港、高速道路、鉄道はコロナ禍前、あるいはそれ以上の混雑になったようです。先週まで「そんな中をわざわざ出かけなくてもね〜」なんて家人と話ししておりましたが、日が近付くにつれてそわそわして「やっぱり・・・」。土壇場で急遽出かけることにしました。何と優柔不断なことでしょう。

観光地で人混みに揉まれるのはイヤなので、以前2016年のこの時期に訪れた日本最古の映画館、高田世界館を再訪して、前回は館内の見学のみで実際に観る時間が無かった映画を観て来ることにしました。高田って?、そう新潟県上越市の高田です。観光地では無いのでたぶん混雑しないでしょう。

東京駅はさすがに大混雑でした。東京駅9時32分発の「はくたか557号」に乗車して上越妙高駅に11時23分着。

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そこから11時37分発の妙高はねうまラインに乗り換えて高田駅11時43分着。

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以前の訪問時も連休中にもかかわらず人影少なくのんびりした雰囲気でしたが、今回も駅前も街中の商店街も閑散としてゴールデンウィークとは無縁の雰囲気でした。

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高田の街には雁木(がんぎ:積雪下でも通行出来るように町家の庇を長く張り出して下を通路としたもの)が多く残っていますが、駅から10分ほど歩いたところの雁木の下に高田世界館の看板が見えて来ました。

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奥を覗くと突き当りに入口。大人1700円ですが、私は60歳以上のシニアで1200円でした。館内見学のみは500円。

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高田世界館は1911年(明治44年)に芝居小屋「高田座」として開業。その5年後の1916年(大正5年)には「世界館」と改称されて常設映画館となったそうです。外観はモダンな洋風建築です。

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朝一番の10時からの上映が終わって次の上映が始まるまでの20分間に館内を見学。ロビー中央の小豆色の扉が入口です。遮音性は低いので上映中は静粛に~。

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扉を開けて中へ入ると・・・。

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天井の高いレトロな空間が広がります。

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見上げるとアール・デコ調のニス塗りの天井。

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中央には1741~1871年に越後高田藩を治めた榊原氏の家紋が掲げられています。

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ロビーの両脇にある急な階段から2階へ。2階席があるのは元々が芝居小屋だったからだそうです。2階席の椅子は大正時代のものを張り替えたもの。

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1階は140席、2階は41席。

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2階中央部の小部屋が映写室。中には35mm上映用の映写機が2台。

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さて今日は13時からの「ニューシネマパラダイス」を観て来ました。映画のストーリーも映画館の栄枯盛衰と映画好きの少年の人生を重ね合わせた物語で、ここで観るのに相応しい映画でした。

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終了後は3時過ぎに高田駅へ戻って・・・。

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15時36分発の妙高はねうまラインで上越妙高・・・では何故か下車せずに妙高高原まで乗車。

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あれっ!?。続きはまた後日に~。

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4月18日火曜日。曇り。朝は9℃、日中は18℃。花粉は「やや多い」。

今日のクリニックはとっても平穏でした。特に午後からは予約外で受診される方が少なくて、最近に無くゆったり診療出来ました。皆さんこんな日に来て頂ければ良いのですが、開院から22年も経つのに未だに混雑する日としない日の予測は困難です。

さてちょうど1か月前の3月18日には多くの鉄道会社でダイヤ改正が実施されました。2月に白川郷へ行った際に乗車したJR東海の特急「ひだ」も旧来のキハ85系が全面撤退して新しいHC85系に全て置き換えられているはず。ちょっとネタが古くなってしまいましたが、2月の白川郷行の際に新旧両者を乗り比べて来ましたのでその際のレポートを。

まず行きに乗車した特急「ひだ3号」は真新しいHC85系。

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製造から30年以上が経過して老朽化したキハ85系の置き換え用として2022年7月1日に特急「ひだ」でデビューしたばかりで、まだピカピカです。

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HC85系はJR東海では初めてのハイブリッド気動車。エンジンで発電した電力と蓄電池の電力とを組み合わせてモーターを回し走行します。「HC」は“Hybrid Car”の意味。ハイブリッド方式の鉄道車両としては国内初の最高速度120km/hの営業運転を実現しています。

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電車なのか気動車なのか微妙な車両ですが、記号には気動車の「キ」ではなく電車と同じ「モ」が使用されています。

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床下機器はとても電車「モ」とは思えない構造物が・・・。

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車内の案内表示器には、その時の動作状況が表示されています。客用ドア開扉時にエンジンを停止するアイドリングストップ機構が搭載されています。

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まるでプリウスみたい!?。

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乗り心地は旧来のディーゼル特急とは比べ物にならないくらい快適でしたが、やはり多少のエンジンの騒音と振動は避けられないため、電車ほどの静粛性は期待出来ません。

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編成はグリーン車の有無による2種類の4両編成と2両編成の組み合わせ。昨年12月からは富山行にも充当され、今年7月には特急「南紀」にも充当される予定。

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高山駅では西側の側線に引退間近の先輩格キハ85系の姿が・・・。

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さて2月12日の帰りに高山から名古屋まで乗車した特急「ひだ12号」は旧来からのキハ85系。

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キハ85系は老朽化したキハ82系気動車の置き換えおよび所要時間短縮のために開発されて、1989年2月18日から特急「ひだ」で営業運転を開始した車両。

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車両軽量化とメンテナンスフリーのため、車体はステンレス鋼を用いた軽量構体で、先頭車は実用的な貫通型とスタイリッシュな非貫通型の2種類。1989年のグッドデザイン賞を受賞しています。

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当時としては珍しく小型で高出力のアメリカのカミンズ社製輸入ディーゼルエンジンが採用されました。

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ハイブリッドのHC85系と違ってこちらは生粋のディーゼル特急ですので、エンジンの騒音と振動はそれなりに満喫出来ます。

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私の中ではまだまだ「新車」でしたが、いつのまにかデビューから34年も経っていたとは・・・。

新旧交代も止むなしですね~。

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4月10日月曜日。晴れ。朝は7℃、日中は20℃。花粉は「非常に多い」。今日は高気圧に覆われて終日晴れ。朝はひんやりしましたが日中は暖かい一日になりました。

今日のクリニックは比較的平穏でした。そんな中、今日も大病院からの紹介患者さんが。先月後半から大病院からの紹介状を持って受診される新患の方が多くなりました。年度替わりを機に担当医が移動になることが多いからかも知れません。

一方、独居が難しくなって遠方の生まれ故郷からお子さんや親族を頼って当地に転居して来られるご高齢の方もチラホラ。生まれ故郷が良いに決まっていても独居を貫くことは今の時代なかなか困難です。稀に定年を機に生まれ故郷に戻る方も少数ながらいらっしゃいます。いずれにせよ私自身は粛々と紹介状書きと紹介状のお返事書きに励む今日この頃です。

さて今日は昨日の続きを。昨日は朝食後に長靴を拝借してウォーキングに出ました。写真は築150年のレセプション棟。

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雪は止んでいましたが外は凍えるような真冬の寒さ。でも雲の流れは速くて天気は回復に向かっているようです。

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暖かい日が続いて身体が緩んでいたせいか、風が吹くと震え上がります。

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こんなに寒いのに田んぼの周囲ではカエルが鳴いていました。一旦冬眠から覚めたので、寝直す訳にもいかないのでしょうか!?。

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少しずつ青空が見えて来て、山も明るくなって来ました。

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遠くから斜面が黄色く見えたので近付いてみたら・・・。

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花を咲かせたフキノトウでした。

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こちらはレンギョウ。大和では3月上旬には既に咲いていましたが、こちらではまだ蕾。

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あちらこちらで雪解け水が大量に。

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湿った斜面に咲く可憐な花はショウジョウバカマ。

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こちらはスミレの仲間でしょうか?。

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これはサクラの仲間でしょう。

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う~ん、サンシュユ?。

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ヒメカイウ?。まさかミズバショウ??。だんだん植物の名前が怪しくなって来ました。

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寒さに打ち震えながらしばらく頑張って周辺を散策しましたが、ついに寒さに耐えられなくなって屋内に避難。薪ストーブがありがたい~。

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さて11時にチェックアウトして大沢駅に着く頃には晴れて暖かくなって来ました。大沢駅は無人駅です。

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いつも帰り際に晴れるのは日頃の行いが余程悪いのでしょうか。

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ホームからの眺めは絶景です。

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11時42分大沢発水上行きのローカル列車に乗って2つ先の越後湯沢まで。

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12時11分発の「とき318号」に乗り継げば13時28分には東京駅に到着。意外に近いです。

東京駅の雑踏に戻って来るといつも現実に引き戻されます・・・。

さあ、また元気に働こう!?。

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4月9日日曜日。南魚沼市は雪のち晴れ。朝は2℃、日中は11℃。花粉は「少ない」。

昨夜は南魚沼市大沢山温泉の「里山十帖」に投宿。旅先の常としてどうしても早朝に覚醒してしまうのは年齢のせいでしょうか。

明るくなって来た窓外を眺むれば、何と季節はずれの雪。

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一夜にして銀世界に豹変していました!。

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折角開花した桜にも雪が。

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これはやはり露天風呂に行くしかないでしょう。さすが朝5時過ぎなので誰も居ません!。

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でも一旦お湯に浸かると寒くて出るには相当の勇気が要ります~。

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何とか意を決して温泉から出ましたが、朝7時30分からの朝食まではまだだいぶ時間があります。

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でもこちらの宿にはコーヒーを飲みながら寛げる場所が複数あるので苦になりません。

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レセプション棟は築150年だそうです。

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実は部屋のベランダにも露天風呂があるのですが、チョッと寒くてへこたれました・・・。

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朝食は地元の食材を活かした健康的なもの。

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おっ、食事中に雪が止んだようです。よし、食後のウォーキングに出よう!。

・・・でもチョッと長くなったので続きはまた後日に。

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さて4月8日土曜日の続き。

診療終了後はそのまま東京駅へ向かいました。東京駅に着く頃は一時的に激しい雨。16時40分東京発の「とき333号」には悠々と間に合いました。

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今回の目的地、越後湯沢には17時56分着。今宵は上越線大沢駅近くの新潟県南魚沼市の大沢山温泉「里山十帖」に投宿する予定。

日没後でしたがまだ何とか明るさが残る時間に宿に到着。自室の窓からは雪の残る山々が遠くに見えました。

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まずはともかく温泉に。ほとんどの人が夕食中の時間なので誰もいません!。

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温泉から上がって少々遅めの夕食に。ちょうど今は山菜が旬を迎えた時期。

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午前中雨が降っていたのであまり採れなかったと仰っていましたが・・・。

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見たこともない山菜と趣向を凝らした料理を堪能させて頂きました。

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ふと外を見ると雪が舞っているではありませんか!。それでも再度温泉に浸かってから就寝。続く~。

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3月20日金曜日。晴れ。朝は9℃、日中は19℃。昨日は奈良に宿泊。今日は近鉄奈良から大和西大寺で乗り継いで橿原神宮前へ。

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そこからまずは石舞台へ。石舞台は7世紀後半に築かれた方墳で、巨大な横穴式石室がむき出しになっています。

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蘇我馬子の墓という説が有力とか。

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そこから舗装道路を登って岡寺へ。

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本堂には日本最大の塑像、本尊如意輪観音坐像が祀られていました。

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そこから山道を下って30分ほど歩き小高い丘を上がると林間に酒船石。用途は不明。

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そこから5分ほど下ると亀形石造物。こちらは平成12年の発掘調査で発見されたそうです。

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のどかな田舎道をしばらく行くと・・・。

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蘇我馬子の発願により建立が始まり596年に完成した日本最古の寺、飛鳥寺に到着。現在の本堂は江戸時代の再建。

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でもご本尊は609年止利仏師作の日本最古の銅造釈迦如来坐像。

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その脇には室町時代の16歳の聖徳太子像。

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近くには蘇我入鹿の首塚。

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このあたりで時間切れ。橿原神宮前駅まで戻って近鉄奈良駅へ。さらにJR奈良線で京都へ。いまだに103系は健在でした。

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帰りの新幹線からも見事な富士山の麗姿が望めました。

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3月19日木曜日。晴れのち曇り。朝は8℃、日中は21℃。今日は休診日。天気が良かったので新横浜8時29分発の「のぞみ15号」に乗車。

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京都から奈良線で奈良へ。そこから桜井線に乗り換えて三輪へ。

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三輪駅には12時02分着。

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まずは腹ごしらえ。三輪と言えばやはり素麺でしょう。大神(おおみわ)神社近くの“森正”さんで“にうめん”と“むかご”の塩ゆでを。

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ランチ後、まずは日本最古の神社である大神神社に参拝。

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拝殿は徳川家綱による再建。

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ここから古事記や日本書紀にも記されている古道“山の辺の道”を辿ります。まずは狭井(さい)神社へ。拝殿の裏には三輪山から湧き出る神水を拝受する“薬井戸”がありました。

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玄賓庵(げんぴあん)は平安時代の高僧、玄賓僧都が隠棲した庵の跡地に建つ寺。

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境内では置物かと思ったら・・・!(苦手な方は決してポップアップしないで下さいませ~)。

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道中はのどかな田舎道。しばし浮世の雑事を忘れさせてくれます。

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玄賓庵から5分ほどで檜原(ひばら)神社。

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ここからは正面に二上山が望めます。

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そこからしばらくは山裾に沿ったコース。

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暑くも寒くもない麗らかな日和になりました。

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木々の花々が春の到来を告げています。

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相撲(すもう)神社は垂仁天皇の前で日本最初の天覧相撲が行われた地だそうです。

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集落を抜けて田園風景の中を辿ると・・・。

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やがて全長約300mの前方後円墳が見えて来ました。

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日本武尊の父である第12代景行天皇陵です。

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さらに全長約240mの第10代崇神天皇陵が見えて来ました。

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後円はなんとなく判りますが、前方は上空から見ないとはっきり判りませんね~。

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この辺りですでに日が傾いて来ました。

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ここから柳本駅へ。普段の運動不足が祟って結構疲れましたが、仕事と違って(!?)心地よい疲労感。

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17時08分発の桜井線で奈良駅へ。

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奈良駅には17時29分着。駅周辺はインバウンドの方々が激減して閑散とした感じでした。

明日は春分の日でもう1日お休み。今宵は奈良で泊まります~。

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2月24日月曜日。晴れ。昨日石垣島入り。2日目の今日も朝から晴天で最高気温は26℃まで上がる予報でした。普段の“行い”の良さがこういう時に出ます!?。

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全国紙の1面は新型コロナウイルスの記事で占められていましたが、八重山日報と八重山毎日新聞の1面は両紙とも黒島牛まつりの記事がトップ。いや~、久しぶりにホッとする紙面。本土とは違う時間が流れている様でした。

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さて今日も早朝から活動開始。まずは昨日と同じく於茂登岳山麓の嵩田農道へ。

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今日最初に出会ったのはクロアゲハ。

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下はだいぶ翅が傷んだボロボロの個体。

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スジグロカバマダラは岩の上で日なたぼっこ。

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まだ気温が低いのでチョウたちの動きも鈍い感じでした。

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あちこちでヒラヒラ飛んでいるのは一見チョウに見えますが、キオビエダシャクという南西諸島に多いガの一種。温暖化で九州南部まで生息域を拡大させているそうで、時に大発生して庭木に用いられるイヌマキを枯らすことがあるそうです。

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昨日に引き続きマダラチョウ科のチョウたちは活発に飛んでいました。まずは迷チョウのヒメアサギマダラ。

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下はリュウキュウアサギマダラです。

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そしてアサギマダラも。

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気温が上がって来るとクロアゲハも活発に飛び回るようになりました。

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下はタイワンキチョウ。

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日本では八重山諸島のみに分布。茶褐色の斑紋は低温期型のしるし。

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今度は場所を変えて於茂登トンネルの東側の底原ダム周辺へ。下はナミエシロチョウのメス。

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意外に機敏で撮影し難い種類です。

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下はナミエシロチョウのオスです。

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樹林の縁をゆるゆると飛んでいるのはクロテンシロチョウ。かつては国内には生息していなかったのに1988年以降に与那国島で定着し、その後八重山諸島各地でも継続発生しているそうです。飛び方はゆるゆるですがなかなか止まってくれないし、翅を閉じてとまるのでシンボルの“黒点”が見えません。

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花粉にまみれたヤエヤマカラスアゲハが花から花へ。

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梢を見上げると、コノハチョウがテリトリーを張っていました。

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なかなか下に降りて来てくれません。

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やっと翅を開いたところが撮れましたが、残念ながら後翅が欠けた個体でした。

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そうこうしているうちに時間切れ。レンタカーを返却して石垣空港へ。帰りの14時30分の那覇便は日本トランスオーシャン航空(JTA)が沖縄美ら海水族館とタイアップして機体にジンベエザメを描いた特別塗装機「さくらジンベエ」(ボーイング737-400)でした。

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地上を走るカートもジンベイ塗装。

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離陸すると眼下に白保の海。

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那覇で乗り継いで真冬の羽田には18時40分着。慌ててダウンを着込んで電車に乗れば、いつもの見慣れた日常の光景が・・・。嗚呼~!。

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2月23日日曜日。今日は天皇誕生日で明日月曜日も振替休日のため連休です。そこですかさず羽田6時35分発の日本トランスオーシャン航空JTA71便で石垣島へ!。

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定刻10時15分より若干遅れて石垣空港に到着。朝出発時は7℃でしたが現地は晴れて気温は25℃近くになっていました。真冬から初夏へワープ。ダウンジャケットを脱ぎ捨て早速レンタカーで山の中へ。まずは於茂登岳山麓の嵩田農道へ。

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このあたりは5月頃には貴重なアサヒナキマダラセセリが見られるところ。あちこちに採集禁止の立て看板が設置されていました。

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親水広場へ行ってみると、まず最初に出会ったのは何とヒメアサギマダラ。

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元来は土着していなかった迷チョウで、近年になって八重山諸島全体に広がっているそうです。

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下は本土でも見られるアサギマダラ。

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こちらは長距離の渡りをすることが知られており、春から夏は北へ移動、晩夏から秋には南へ移動します。

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スジグロカバマダラは八重山諸島の土着種で個体数も多めでした。

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でも沖縄島以北では迷チョウです。

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リュウキュウアサギマダラは奄美諸島以南に分布。こちらもたくさん飛んでいました。

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そして周辺を気忙しく飛んでいるのはイシガケチョウ。イシガケチョウは紀伊半島以西の暖地に分布していますが、沖縄ではどこへ行っても目にします。

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さて近くの渓流に降りて見ると・・・。

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河原で吸水中のアオスジアゲハに遭遇。

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本土のものより色鮮やかに見えます。

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ヤエヤマカラスアゲハは八重山諸島のみに分布。

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吸水に来るのはなぜかオスのみ。

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ここにもイシガケチョウの姿がありました。

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渓流上の梢にはテリトリーを見張るコノハチョウの姿が!。

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常緑樹の葉の上に止まると枯葉模様が逆に目立ってしまうかも。

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なかなか下に降りて来てくれないし、翅も開いてくれないので良い写真が撮れません。

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下はナミエシロチョウ。八重山諸島では普通種ですが沖縄島では元来迷チョウ。1979年から定着しているそうです。

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クロアゲハは本土でも見られますが、南西諸島以南では尾状突起が短くてメスの後翅亜外縁の赤い斑紋が発達しています。

上段がオス。

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下段はメス。

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さきほど河原でも見かけたヤエヤマカラスアゲハは花にもたくさん来ていました。

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木陰にはリュウキュウヒメジャノメ。奄美諸島以南に分布する本種の八重山諸島亜種。

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今回の目的のひとつはミカドアゲハの集団吸水を見ることでしたが、今年は個体数が少ないようで集団吸水はおろか姿を見かける機会も少なめでした。

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俊敏でなかなか写真を撮らせてくれません。

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日が傾いて来たところで市街地から近いバンナ岳へ。立派な舗装道路が展望台まで繋がっています。

ここでも後翅の赤い斑紋が発達したクロアゲハのメスが吸蜜に訪れていました。

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梢でテリトリーを見張っているのはスミナガシ。

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口吻の赤色がチャーミング。

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シックな翅の模様は見る角度によって色が違って見えます。

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和名の「スミナガシ」は流水に墨を落としてその模様の変化を楽しんだ平安時代の宮廷遊び「墨流し」に由来するのだそうです。

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そのスミナガシのテリトリーに時折侵入してスクランブル発進させていたのはアカタテハでした。

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アカタテハは日本全国各地で見られ、季節的変異も地理的変異も見られません。

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リュウキュウミスジは南西諸島以南に分布。

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そろそろ日が陰って来たので帰り際にバンナ公園北口にある世界の昆虫館に立ち寄りました。

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館内はチョウを中心に展示され、なかなか見応えがありました。

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市街地はずれのホテルにチェックイン。久し振りの長時間の野外活動で疲れました。

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明日も天気が良さそうです。続く~。

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1月13日月曜日。長崎地方は晴れ時々曇り。朝は5℃、日中は10℃。

マイル旅の2日目は長崎外海(そとめ)地区へ。ここは隠れキリシタンの里、遠藤周作の“沈黙”の舞台です。5年前に遠藤周作文学館までは来ましたが、今回は前回まわれなかったところへ。

まずは黒崎の枯松神社へ。

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参道の左側にある大人が数人隠れるほどの大きな岩は「祈りの岩」。潜伏時代にキリシタンが夜祈りを捧げた場所だそうで・・・。

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枯松神社は明治時代に入ってから日本人伝道師・バスチャンの師であるサン・ジワン神父を祀るためにこの地に建立したもの。キリシタンを祀った神社は全国で3カ所のみ。近くにはキリシタンのお墓も。

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続いて黒崎教会へ。

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1897年にド・ロ神父の指導で敷地が造成され、1899年から建設計画が進行、1920年に完成。

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内部はブルーを基調にアーチ状の木組みが美しい~。

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ステンドグラスと小振りなパイプオルガンも。

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次に大野教会へ。ここは1893年に完成したド・ロ神父設計の石造りの教会。

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内部は非公開ですが、入口から覗き見出来ます。

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さらに長崎市外海歴史民俗資料館やド・ロ神父記念館、出津教会堂などが集中している「出津(しつ)文化村」へ。海を見下せる場所に遠藤周作の文学碑「沈黙の碑」がありました。

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下の写真はそこからの眺め。“隠れる”場所はたくさんありそうな地形です。

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集落の中には世界遺産の碑がありました。

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そして出津教会堂へ。ここもド・ロ神父が1882年に完成させた教会。

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内部は撮影出来ませんでした。

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最後に小高い丘にある遠藤周作文学館へ。5年前に来た時とは展示内容が一部リニューアルされていました。

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いつかここから夕陽を眺めてみたいところですが・・・。

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ここでタイムリミット。

現実逃避の旅はこれでおしまい~。

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今年の正月明け最初の1週間は、初日の6日午前中は少々混雑したものの概して例年より平穏でした。それでもかぜ症状やインフルエンザの方はそれなりに多め。中には重症の肺炎の方も。7日火曜日は今年最初の大和市医師会理事会、10日金曜日は大和市医師会の新年会。正月明けの鈍った身体にはチョッと辛い1週間でした。

1月11日土曜日は夜の飛行機で長崎へ。唐突ですがフライトマイルの期限が迫って来たのでマイル旅を企てました。

下の写真は煌びやかな都心の夜景。中央付近には東京タワーが見えます。

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郊外には薄雲がかかって幻想的な写真に。

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夜遅くに長崎市内で投宿。

翌日1月12日日曜日。曇り。朝は10℃、日中は10℃。私自身は当地は3回目の訪問ですが、初めての同行者のために朝から長崎市内の名所巡り。

まずは平和公園。平和祈念像の背中は初めて見たかも!?。

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そして原爆落下中心地。

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原爆資料館では先日のローマ法王来日に因んだ企画展示も。

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浦上天主堂は日曜礼拝中でした。

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ランチは慶応2年創業の吉宗で定番の茶碗蒸し。

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浜町アーケードを抜けて眼鏡橋へ。1634年(寛永11年)に架けられた日本初の石造りアーチ橋。

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その後大浦天主堂を経て・・・。

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グラバー園から港を眺めればもう夕刻になってしまいました。

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夜は移転間近の長崎駅へ。

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現在の長崎駅は旧来からの行き止まり式ですが・・・。

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JR長崎本線連続立体交差事業が進行中で2020年3月28日から新駅舎へ移転・高架化予定。

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発着する車両は変われど、蒸気機関車時代から変わっていない終着駅の風情は間もなく見納めです。

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もう1泊して明日の成人の日に帰ります~。

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新年あけましておめでとうございます。皆様にとりまして幸多き年になりますようお祈り申し上げます。

さて小生は例年の如く大晦日を親戚一同と実家で過ごしたのち、正月元旦に飛行機で金沢へ出かけて来ました。

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昼過ぎの小松便はほぼ満席。離陸すると晴天の下、眼下にレインボーブリッジとお台場が。

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さらにスカイツリーや・・・。

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ディズニーランド、ディズニーシーも良く見えました。

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高度を上げて旋回するとはるか下方に先ほどのレインボーブリッジが逆光に輝いて見えました。

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富士山は8合目付近が雲に覆われていました。

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下からは山頂は見えていないかも知れません。

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このあたりが太平洋側と日本海側の分かれ目!?。

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そこから北は厚い雲に覆われていました。

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やがて高度を下げて雲の下まで降りると、みぞれの降る北の大地が見えました。

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翌日正月2日は白山比咩神社へ初詣に。ここは全国に3000以上ある白山神社の総本宮。

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今年は全く雪は無し。

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気温も高めでお参りも楽でした。

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今年のおみくじは小吉。まあこれくらいのところが小生には相応しいところ!?。

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今年一年大禍なく平々凡々に過ごせればそれが何より。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます~。

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さて今さらですが、夏の旅のレポートがまだ残っていました。前回からだいぶ間があいてしまいましたが、8月14日水曜日のラトヴィアの首都リガでのご報告を。

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午前中に街中を一巡して広場のレストランでランチ。

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その後、旧市街を囲むピルセータス運河とダウガヴァ川を巡るクルーズボートに乗ってみました。

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国立オペラ座の脇を通りリガ駅、午前中に訪れた飛行船の格納庫を利用した中央市場の下を通って・・・。

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大きなダウガヴァ川に入りました。川を渡る長大な鉄道橋で電車と遭遇。

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対岸に見える近代的な建物は図書館。

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旧市街側には何本もの教会の塔が見えました。

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リガ港には周辺国を結ぶ大きなフェリーが。

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北側からまたピルセータス運河に戻って来ました。

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1周約1時間でしたが、のんびりと流れる景色を楽しめました。

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今度は旧市街の南東に位置するリガ駅へ。ショッピングセンターが併設されていて建物は立派。

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ホームへの通路にはショップが並んでいて、階段を上がるとホーム。

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下は駅構内で見つけた路線図。バルト三国の鉄道網は、いずれも道路網の整備などにより縮小傾向にあり、その用途もリガ近郊の旅客輸送と国際貨物輸送に特化したものへと変化しているそうです。ラトヴィアでも独立回復後の25年間で多くの国内鉄道路線が廃止されているそうです。

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ホームへ上がるとクラシカルなスタイルの電車が停まっていました。このER2形はソ連運輸通信省(МПС СССР, Министерство путей сообщения СССР)が1962年から導入した直流電車。

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ホームは低くて線路幅は広め。ラトヴィアを含むバルト三国の鉄道では、現在でもヨーロッパ標準軌(1435ミリ)より広い旧ソ連諸国共通の広軌(1520ミリ)のレール幅が使われており、そのため列車はスムーズにラトヴィアとロシア、ベラルーシの国境を往来出来るそうです。

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車体のパッサジエル・ヴィリシエン(Pasažieru Vilciens)ラトビアの鉄道運行会社名。この時に見かけた旅客列車は全てこの会社で同じ塗色でした。

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ゴツイ代車に巨大な車体。足腰が良くないと乗り降りが辛そう~。

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鼻先のRVRの標示はリガ車両製作工場(RVR: Rīgas Vagonbūves Rūpnīca)の意味。リガに拠点を置き旧ソビエト連邦で長年最大の電車気動車路面電車のメーカーとして君臨して来た会社。

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同じER2形でも行先表示器が増設されていたり・・・。

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類縁のER2T形は回生ブレーキを装備したタイプ。こちらはリニューアル工事が行われて顔付がチョッと違います。

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遅れて入って来たER2M形は古めかしい顔付。

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一方、下のDR1AM型は気動車。DR1形はやはりソ連運輸通信省(МПС СССР)が導入したリガ車両製作工場製(RVR)で、幾度かのモデルチェンジを経て1963年から2012年まで長期に渡り製造が行われたそうです。そのうちDR1AM形はエンジンをドイツ・MTU製へ取り替えたもの。

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車内を覗いて見ると広軌だけあってゆったりした造り。

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隣の側線にはディーゼル機関車が入って来ました。ChME3型という軸配置Co'Co'の最高速度95km/h機関車。

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1964~1992年の長きにわたって製造さて実に両数は7454両!?。

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リガからはモスクワ、サンクトペテルブルク、そしてベラルーシのミンスクの3都市に向けた国際夜行列車が運行されているそうです。1等から3等までの寝台車や食堂車も連結されているそうで、見てみたいけれど今回はタイムリミットで果たせず。そろそろホテルに戻らなければなりません。

駅前に出ればトラムが結構な頻度で往来していました。近代的な車両も導入されていましたが・・・。

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まだまだ旧ソ連時代の車両も活躍していました。

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ラトヴィアは独立宣言が1991年、EU加盟が2004年ですが、鉄道に関して言えば、まだまだ旧ソ連、ロシア側の影響が色濃く残っているようでした。

続きはまたの機会に~。

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11月10日日曜日。札幌地方は晴れ時々曇り。朝は2℃、日中は8℃。

昨夜札幌入り。朝目覚めてホテルのカーテンを開けると青空が広がっていました。

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北西方向を望むと北大の農場が。

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有名なポプラ並木も既に黄色く色付いていました。

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さすがに気温は関東の真冬並み~。

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今日はこれから留萌へ向かいますが、留萌地方は曇り空のようです。

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まずは札幌発10時00分の特急「ライラック11号」旭川行きに乗車。

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車両は789系6両編成。もとは2002年から2011年までの間に津軽海峡線の「スーパー白鳥」向けに製造された交流特急形電車ですが、北海道新幹線開業を機に道央圏の「ライラック」に転用された車両です。

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さすがに電車特急だけあって滑らかで軽快な走り。岩見沢、美唄、砂川、滝川と停車しながら、深川には11時05分に到着しました。

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深川は留萌本線の起点の駅。かつては機関区も置かれた鉄道の要衝でした。

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深川には昭和48年3月に降り立ったことがあります。当時は全国でもここでしか見られなかったD61形蒸気機関車6両のうちの最後の1両が残っていて、その写真を撮りに来たのでした。下の写真は深川駅のはずれで撮った写真。写真の出来はともかくD61に一目でも会えて満足でした。

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JTB時刻表の最新号2019年12月号の地図を見ると現在の留萌本線は分岐も接続も無い1本枝の盲腸線になっていますが・・・。

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でも1967年1月の鉄道路線図を見ると、深川からは留萌本線の他に名寄へ延びる深名線があり、途中駅の石狩沼田ではこの2月に乗車した札沼線が接続していました。また留萌本線自体も留萌から先の増毛(ましけ)まで線路が延びていました。更に留萌からは宗谷本線の幌延を結ぶ羽幌線が繋がり、加えて私鉄では恵比島~昭和間に留萌鉄道、留萌~達布間に天塩炭鉱鉄道、羽幌線の築別~築別炭鉱に羽幌炭鉱鉄道が接続していました。

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新幹線が開業した1964年10月の時刻表を見ると、準急「るもい1号」と「るもい2号」が旭川から、急行「はぼろ」が札幌から、準急「かむい4号」が小樽からそれぞれ乗り入れて来て、いかにも“本線”たる貫禄を呈していたようです。

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ところが今は優等列車はひとつも無く、普通列車が下り8本、上り9本のみ・・・。

さて深川駅での接続は5分。11時10分発の留萌行きは、国鉄分割民営化の前年1986年に29両製造されたキハ54形。北海道仕様500番台の2両編成でした。昨今のローカル線には珍しく豪華2両編成(!?)かと思いきや、後ろの1両は回送扱いで閉め切られていました。前はキハ54512。

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6~7名の同業者(?)とほぼ同数の地元高校生を乗せて定時に出発。乗務員は初老の運転士と若い見習い風の運転士、さらに後ろの回送車両にも乗務員が乗っていて3名体制。

深川駅を南に向けて発車し右カーブしながら西の日本海方向へ。周囲は広々とした田園地帯が広がっています。最初の駅は北一己(きたいちゃん)。イチャンはアイヌ語で鮭の産卵場所を意味するそうです。

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次の秩父別(ちっぷべつ)では数人が下車。人口2400人余りの秩父別町の玄関口。

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次の北秩父駅は通過扱い。下り列車は夕方の2本しか停車しません。乗車人員平均は1.0人だそうで・・・。

次は石狩沼田。沼田町の中心駅で数人が下車。かつては札沼線がここで接続していましたが、新十津川~石狩沼田間は昭和47年に廃止されてしまいました。

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このあたりから線路には雪が多くなって来ました。線路に並行して立派な道路が。

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次の真布駅は国鉄時代には仮乗降場で、民営化時に駅に昇格した駅。

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ただでさえ少ない列車のうちの上下3本の列車が通過してしまいます。

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そして恵比島駅。明治時代は「峠の宿」と呼ばれる交通の要衝だったそうです。

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立派な木造駅舎・・・に見えますが、NHKの連続テレビ小説「すずらん」のロケセット「明日萌驛(あしもいえき)」をロケ終了後もそのまま継続使用しているもの。駅前には旅館のセットも見えました。

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今では観光客の姿もなくひっそりとした佇まい。昭和44年まではここから留萌鉄道が出ていましたが、今では跡形もありません。

さてここからは石狩・天塩両国境を越える峠道に差し掛かります。

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留萌本線のトンネルはこの区間の2つのみ。

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「この2つのトンネル間に鹿が多いんだよ」と初老の運転士が若い運転士に話していました。

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駅間は7.6km。サミットを越えればあとは軽快に下り降りるだけ。

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峠下駅は留萌本線の途中駅で唯一列車交換が可能な駅。

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有人駅時代からの立派な駅舎がそのまま残っていました。

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下は帰りに上りホーム側から見た駅舎。でも近年の乗車人員平均は0.8人だそうです。

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峠下駅を出るとかつては東幌糠駅がありましたが2006年3月に廃止され、次の駅は幌糠駅。ヨ3500形車掌車を改造した駅舎でした。

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幌糠駅の次はかつては桜庭駅がありましたが、こちらも1990年10月に廃止されています。

次の藤山駅はアイヌ語とは関係なく農場主であった藤山さんの名前が由来。

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そして大和田駅もかつての大和田炭鉱の所有者大和田さんの名前から。ここも車掌車改造の駅舎でした。

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大和田を出ると次は終着の留萌です。

ところでキハ54512のシートは、キハ183系特急型気動車に使用されていた簡易リクライニングシートを流用して、集団見合い方式に配置。普通列車にしては豪勢なシートです。

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真ん中の対面部分にはテーブルが配置されています。

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窓下には灰皿の撤去跡。扇風機カバーには国鉄のJNRマークが残っていました。

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12時07分に終着留萌に到着。降り立ったのは同業者と思われる6人。地元の方は殆どいらっしゃらないようでした。

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広いホームはかつての賑わいを思い起こさせます。

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2016年12月5日にこの先の増毛までの区間が廃止され、ここが終点となりました。

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夏のシーズンには“鉄”以外の観光客も降り立つのでしょうか。

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留萌の駅舎を外から眺めたら予想外に立派でビックリ。

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1967年7月に天塩炭鉱鉄道が廃止されましたが、その直後11月から供用開始となった2代目駅舎だそうです。

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キヨスクは2008年10月に閉店になったそうですが、待合室には立ち食いそば・うどん店がありました。本当はここで昼食を摂りたいところですが、折り返し時間はたったの11分しかありません。残念~。

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下の写真は深川方面を眺めたところ。左側の広大な敷地もかつては引き込み線だったのでしょう。

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深川側には跨線橋。かつては羽幌線用に4番ホーム、天塩炭鉱鉄道用に5番ホームまであったそうです。羽幌線は1987年3月に廃止。

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さて到着した列車は2両を切り離し。

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後ろに連結されていたキハ54527が今度は単行で上り列車の運用に就きます。

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ワンマン運転用のミラーを使って記念撮影。

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12時18分に発車。結局新たな乗客は現れず、そのまま折り返す“鉄”ばかりが、われわれ2人を含めて6人。

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キハ54527は1986年(昭和61年)富士重工製で、元は急行「礼文」専用車として急行仕様に製造された3両のうちの1両。その後釧路と苗穂で改造されています。

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シートは両端部はロングシートに改造されていましたが、中央部は当初から装備していた0系新幹線の廃車発生品である転換クロスシート。

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来た道を戻り、峠を越えたらまた天気が良くなりました。深川近くまで戻って来たら線路上の雪も消えました。

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深川駅には13時13分着。55分の行程でした。

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ここからは6分の待ち合わせで13時19分発の特急「ライラック24号」に乗車。

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所要66分で札幌着14時25分。

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10分の乗り継ぎで14時35分発の快速「エアポート144号」に乗れば所要37分で15時12分に新千歳空港に到着。

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17時00分のJAL518便で東京羽田へ。

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羽田には18時40分着。羽田に降り立ったら随分と暖かく感じました。

目的地の留萌にはたった11分の滞在であとは乗りっ放しで何が楽しいのかって?。いやいや他の人に理解出来ないのが“大人の趣味の世界”なんです~(!?)。

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文化の日の連休が明けて、11月5日火曜日からの週は患者さんが多くて連日混雑していました。かぜの方が多い上に、中に混じってぽつりぽつりとインフルエンザの方がいらっしゃるようになりました。定期通院の方も通常の診療に加えて前回の特定健診・がん検診の結果の説明をし、加えてインフルエンザワクチン接種も希望される方が多いので普段よりだいぶ時間が掛かってしまいます。さらにたくさんの書類書き、大和市医師会理事会、多くの面会をこなして・・・。そんな訳で今週もだいぶお疲れモードで週末を迎えました。

11月9日土曜日。晴れ時々曇り。朝は11℃、日中は15℃。クリニックはやはり午前中は混雑しましたが、午後からは落ち着きを取り戻しました。

診療終了後は直ちに羽田空港へ。お疲れモードでも出かけるとなれば俄然元気!?。16時30分発札幌行きJAL523便に十分間に合いました。友人と落ち合って機上へ。

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機種はボーイング777-200。使用機材到着遅れのためにやや遅れて離陸するも到着はほぼ予定通り。札幌は4℃でした。

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新千歳空港18時30分発のエアポートライナーで札幌駅へ。駅頭のホテルにチェックインして直ぐに夕食に向かいました。

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今宵も北の海の幸を堪能~。

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下は札幌駅北側の夜景。一直線に伸びる道路が北海道らしい!?。

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今回は前回台風接近のため実現できなかった“乗り鉄”のリベンジのためにやって来ました。

明日も天気は良さそうです~。

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11月4日月曜日。那覇地方は曇り時々雨。最低気温24.2℃、最高気温28.7℃。天気が優れず風も強い残念な天気になってしまいました。日頃の行いの悪さが露呈!?。

今日は早朝から沖縄南部に向けて車を走らせました。サトウキビ畑の中を通って、まずは県営平和記念公園へ。

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ここへ来るのは中学生の時以来!?。当時は沖縄平和祈念堂、平和の丘、平和の火、そして立派な平和祈念資料館などの諸施設はまだ整備されていませんでした。

朝早いのでまだ人影疎ら。

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公園の南端は太平洋に面した断崖。一帯は沖縄戦跡国定公園に指定されています。晴れていれば青い海が広がっているのでしょうが今日は鉛色。

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流石にこの天気でチョウ影は少なめ。そんな中、リュウキュウコミスジや・・・。

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関東でも普通種のチャバネセセリ。

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そして昨日にも出会ったクロマダラソテツシジミなどが飛び回っていました。

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風の当たらない斜面ではシロオビアゲハがたくさん飛んでいました。

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シロオビアゲハは他のアゲハチョウ類に比べると小型。

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日本ではトカラ列島以南に分布していて、沖縄では普通種です。

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メスには遺伝的にオスと同じく後翅に白い帯がある「シロオビ型」と後翅に赤色の斑点がある「ベニモン型」の2タイプがあり、後者はまるで別種のよう。

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一説には毒のあるベニモンアゲハに擬態しているのだとか。

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そして昨日はオスにしか出会わなかったアオタテハモドキのメスにも遭遇。

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因みに下は昨日撮ったオスの写真。どちらもそれなりに美しい~。

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さらに傍らにメスアカムラサキのオスを発見!。

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メスアカムラサキは迷蝶で土着種ではありません。ときおり飛来して各地で一時的に発生することがあるそうです。アカなのかムラサキなのか判らない名前が付いていますが、メスは全く違う柄で赤いのでこの名前が付いています。

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さて、そろそろ時間切れ。空港へ向かう僅かな時間に那覇市内にある「対馬丸記念館」へ立ち寄って時間調整。

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対馬丸事件は学童集団疎開の子どもたちを大勢乗せて昭和19年8月21日に那覇港を出港しましたが、翌22日の夜に米潜水艦の魚雷攻撃で沈没。乗船者1782名のうち約8割が亡くなった悲惨な事件です。

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事件後は厳重な箝口令が敷かれて、事実がひた隠しにされていたそうで・・・。

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立派な館内には他に見学者無し。勿体ない~。

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どんより曇った那覇空港を離陸して・・・。

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2時間20分ほどで暗くなった羽田空港に到着。気温は15℃前後でしたが、とっても寒く感じられました。

今回は天気には恵まれませんでしたが、十分沖縄のチョウを堪能して参りました~。

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11月2日土曜日。晴れ。朝は11℃、日中は19℃。

11月に入って最初の土曜日。クリニックはそれなりに混雑。かぜ症状の方はやはり多め。健康診断で引っ掛かって二次検査でいらっしゃる方もちらほら。インフルエンザワクチンの接種も佳境に入って来ました。

診療終了後は羽田空港へ。17:05発JAL923便で沖縄那覇へ。機種は小型のボーイング737-800。夜8時頃に那覇空港に着陸。さすが南国、夜になっても26℃ありました。

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そのまま那覇市内のホテルにチェックイン。

11月3日日曜日の那覇は晴れのち曇り一時雨。朝は24℃、日中は28℃。残念ながら天気は下り坂です。

ホテルのカーテンを開けるとビルが乱立する那覇市内は薄曇りでした。

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朝一番でレンタカーを借りて、沖縄自動車道を終点の許田ICまで。そこから名護市内を抜けて本部半島の八重岳を目指します。八重岳453.4mは沖縄本島では与那覇岳に次ぐ第二位の標高で、1月末から2月初旬には日本で最も早く桜が見られるところ。

海岸沿いの道から標示に従って山道に入って行くと次第に周囲は鬱蒼とした森に。

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意外にも山頂近くまで整備された舗装道路が続いていました。

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頂上にはアメリカ軍が管理する八重岳通信所が。それで道が良いのかも!?。

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山頂近くからはボンヤリですが彼方に東シナ海が望めました。

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美ら海水族館はこちら方向のはずですが・・・!?。

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さて、このたび遠路遥々ここまで来たのは沖縄のチョウの写真を撮るため。クルマを停めて外に出ると周辺の木々では聞き慣れないセミの大合唱が。

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正体は容姿端麗なオオシマゼミでした。

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オオシマゼミは日本産のツクツクボウシ属の最大のセミで奄美大島~沖縄本島周辺に分布する日本特産種だそうです。

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クルマを降りて道路端の白い花を見たら・・・ビックリ!。茶色っぽいチョウの一群が鈴なりになっていました。数えきれないほどのツマムラサキマダラです。

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下の写真、上がメス、下がオス。

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メスは前翅の白斑、後翅の白線が目立ちます。

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翅を開くと前翅には光沢のある青紫色が!。その名の通り、前翅のツマがムラサキ!!。

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オスはメスほど前翅の白斑、後翅の白線が目立ちませんが・・・。

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翅を開くと前翅の青紫色の面積がメスよりも広くてよりゴージャスな感じです。

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たくさんのツマムラサキマダラを目の前にして俄かには信じられませんが、以前は稀に南からやって来るだけの“迷チョウ”だったそうで、沖縄本島に定着したのは1992年頃から。今では奄美~八重山で広く定着しているそうです。

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周辺の梢を見ながら歩いていたら、テリトリーを張るコノハチョウの姿を発見!。県の天然記念物です。どこにいるかって?。

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クローズアップすると・・・ここです!。

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今回見かけたのはこの1頭のみ。しばらく粘りましたが残念ながら降りて来てくれませんでした。

林間をふわりふわりと優雅に飛んでいる大型のマダラチョウは本土でも見かけるアサギマダラ。何やら文字が書かれているのは数千キロの長距離を移動するアサギマダラの調査のためにマーキングされたもの。

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う~ん、どこでマーキングされたものやら・・・。

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山頂近くでは色鮮やかな“蛾”を発見。蛾は専門外ですが、調べてみるとサツマニシキという種類。

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温暖地の蛾で本州紀伊半島より南に分布しているそうですが、南へ行くほど後翅の白色部が広く明るくなるそうです。

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やや下って脇道に入ったところに立て看板が。

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判読し難くなっていましたが「戦跡 国頭支隊本部壕 野戦病院跡」とありました。

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ここ八重岳は本島北部で唯一日米両軍の対峙戦が行われた激戦地。こんな山の中の野戦病院に収容されても・・・。

そんな場所で呑気にチョウの写真なぞ撮っていられる平和な時代にひたすら感謝するばかりです。

近くにはミナミキチョウの低温期型。

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こちらは珍しい種類かと思いきや本州以南に広範に見られるヤマトシジミのようです。

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こちらも本州以南に見られるジャコウアゲハのオス。

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時折地面から飛び立つ小型のタテハチョウは沖縄本島以南で土着しているアオタテハモドキ。オスは青が鮮やか。周辺を探しましたがメスの姿は無し。

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イシガケチョウは島根、岡山、兵庫県南部など西日本以南に土着。

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とっても不思議で芸術的な模様ですが・・・。

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一説によると茶色い模様だけを見ると怖~いムシに見えてくるのだとか・・・。あやや、確かに~。

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ヒメアカタテハは日本はおろか南極大陸を除く全ての大陸に分布する世界的なチョウ。

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下はクロマダラソテツシジミ。かつては国内に生息しなかったそうですが、1992年に沖縄本島で確認され一時途絶えたものの2000年以降は南西諸島各地で見られるようになった種類。

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地面を這うように飛んでいる地味なチョウはリュウキュウヒメジャノメ。奄美諸島以南にのみ分布。

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最近では北へ分布を広げて関東でも見られるようになったナガサキアゲハ。

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メスは南方へ行くほど白化傾向が強くなり、こんなに白いメスは沖縄まで来なければ見られません。

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メスの後ろを飛んでいるのがオス。オスは白い部分が有りません。

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この白いナガサキアゲハが見れただけでもここまで来た甲斐が有ったというもの。

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そしてハイビスカスを訪れているのは日本産シロチョウの最大種、ツマベニチョウのオス。

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普段は高所を敏速に飛ぶのでなかなか写真が撮れませんが、吸蜜で降りて来た一瞬がシャッターチャンス。

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九州南端以南に分布する南方系のチョウです。

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さてここらでもう夕刻。時折ぱらついていた雨が本格的になって来たので今日は撤収することに。那覇へ向かって車を走らせたのでした。

続きはまた後日に~。

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今日は夏の旅行のレポートの続きを。8月13日火曜日にリトアニアから陸路国境を越え、夜遅くにラトヴィアの首都リガに到着しました。ホテルで夕食を摂りそのまま就寝。翌8月14日水曜日はいつもの様に早朝街歩きに。

夏とはいえ朝は15℃を下回っていてヒンヤリ。

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下の写真は朝日に照らされたリガ大聖堂。

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日中は大勢の観光客で賑わうであろう大聖堂前の広場にも人影はありませんでした。

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静寂の街をのんびり散策出来るのは何よりも贅沢なこと。早起きは三文の得です~。

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さてホテルへ戻って朝食ののち、本格的に行動開始。

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かつて旧市街を取り囲んでいた城壁を抜けると・・・。

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外周に沿ってポールを振りかざしてトラムが結構な頻度で疾走していました。

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車両は新旧さまざま。乗りこなせれば便利そうです。

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その外側に広がる新市街には、アルベルタ通りを中心に20世紀初頭に盛んに建てられたアール・ヌーヴォー建築がたくさん残存。

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各国からたくさんの観光客がやって来ていました。

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今度は一気に旧市街の南側に回って中央市場へ。大きなドーム型の建物が5つ。

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元々は飛行船の格納庫だった建物が移築されて使われているそうです。確かにさもありなんって感じ!。

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どこへ行ってもその土地の市場を覗くのは楽しい~。

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海産物が豊富なのは、リガ湾、バルト海を挟んでスウェーデンと対峙する地理関係を考えれば当然。

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チーズや蜂蜜も豊富で美味しそうでしたが・・・。

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さて再び旧市街へ。市庁舎広場は観光客で賑わっていました。広場の中心にはリガの守護聖人聖ローランド像。

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後ろはブラックヘッドの会館。時計の下には4つのハンザ都市、リガ、ハンブルグ、リューベック、ブレーメンの紋章とギリシャ神話の神々の像。実は1941年にドイツ軍の空襲で破壊され、1999年に再建されたばかりの建物です。

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向かいの市庁舎も再建されたもの。

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そこから少し北へ移動すると、今朝外観だけ眺めたリガ大聖堂。1211年に建設が始まり18世紀後半に現在の姿になったバルト三国最古の歴史をもつ教会。

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中に入ると美しいステンドグラス。

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そして背後には重厚なパイプオルガンが。

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大聖堂の南側にはかつての修道院の回廊も良い雰囲気でした。

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だいぶ長くなって来たので今回はこの辺で。続きはまた次回に~。

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さて今日はだいぶ間があいてしまいましたが、夏の旅行記の続きを(前回は9月12日でした)。

8月12日の早朝便でフィンランドのヘルシンキからリトアニアの首都ヴィリニュス入り。夜は市内のレストランへ。

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梨とゴートチーズのタルタル、パイクパーチのフィレ・クリームレモンソース・・・。

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そしてブルーベリーアイス。遅くなってもまだ明るいのが嬉しい~。

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食後は夜10時まで開いているスーパーマーケットを覗きに。朝4時から動いているので長~い1日でした。

8月13日の朝は残念ながら雨降りでした。例によって旅先では時差に関係なく早朝に覚醒してしまうので、人気の無い雨のヴィリニュスの街を一渡り散策。

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日中の賑わいがウソの様です。

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さて朝食後はリトアニア第2の都市カウナスへ。第二次世界大戦中にはリトアニアの暫定首都となっていた街です。

まずは杉原記念館へ。ここは第二次世界大戦中に杉原千畝が領事として勤務していた旧日本領事館。

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ナチス・ドイツがポーランドに侵攻した際に、ポーランドに住むユダヤ人に対してシベリア鉄道経由での亡命を助けるためにビザを発給。6000人以上の命を救ったそうです。

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当時の執務室がそのまま。写真や資料が展示されています。

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その後カウナスの旧市街へ。

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カウナス城はドイツ騎士団の侵攻に備えて建造された要塞。

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旧市庁舎は18世紀のバロック様式の建造物です。

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チョッと覗いた近くの聖ペテロ&パウロ大聖堂の内部は見事でした。

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その後ヴィリニアウス通りを散策。

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カフェやレストラン、土産物店などが並んでいました。

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途中のレストランでランチ。階下へ降りるとなかなか良い雰囲気でした。

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ビーツの冷製スープとツェペリナイというジャガイモの中に挽肉の入ったリトアニア料理を頂きました。

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なかなか美味でした。

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さて午後からはひたすら北上してシャウレイという街へ。道中延々と続く広大な風景は北海道に似た雰囲気!?。

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途中日本ではなかなかお目にかかれないコウノトリの姿を何度も見かけました。

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目指すはシャウレイ近郊にある「十字架の丘」。まずは近くの土産物店で十字架を購入して願い事を記入。それを持って丘へ向かいます。ちょうど日本の絵馬みたい!?。

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緑の平原の中に続く道を辿ると前方に丘が見えて来ました。

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近付いて見ればそこには無数の十字架が林立していました。

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一説では14世紀頃に他国から侵略を受け続けていたリトアニア人が十字架やキリスト像を持ち寄ったのが始まりとか。

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真ん中の階段を登って行くと・・・。

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もはや新たな置き場所など無いくらいにたくさんの十字架が。

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旧ソ連時代には3度にわたりブルドーザーでこの丘を撤去されたそうですが、リトアニア人はすぐに新しい十字架を立て続けたのだそうです。

現在ではユネスコの無形文化遺産に登録されています。

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さてここまで来ればラトヴィアとの国境もそう遠くありません。

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国境を越えてラトヴィアの首都リガを目指しますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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さてチョッと遅くなりましたが、今日は9月22日日曜日の北海道行きの続きを。前日21日土曜日の夜に北海道入りして札幌駅頭のホテルに投宿。

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翌朝は雲が多めながらも晴れていました。この日の札幌の気温は最低13℃、最高20℃。朝はヒンヤリ~。

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札幌駅構内には札幌ドームで開催されているラグビーワールドカップ2試合4か国の歓迎横断幕が飾られて賑やかでした。

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ホームへ上がってみると9月末で引退が決まっている「クリスタルエクスプレス」による臨時特急「ラベンダーエクスプレス3号」が発車を待っていました。

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平成元年12月デビューだそうですから、長きにわたり良く頑張りましたね~。

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「ラベンダーエクスプレス」を見送ってから、われわれは9時26分発の「区間快速いしかりライナー」に乗車。小樽には10時07分に到着。車両は731系通勤型交流電車でロングシートなのが残念でした。途中風光明媚な石狩湾に沿って走りましたが、窓ガラスが汚れていて美しい車窓の写真は撮れず~。

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小樽駅はまだまだ“昭和”の風情が色濃く残った感じでした。かつてC62型蒸気機関車重連が牽引して全国に名を馳せた急行「ニセコ」や、函館から稚内まで12時間以上かけて北海道を縦走していた急行「宗谷」、キハ82系の特急「北海」など、青函連絡船を介した対本州の名列車が発着した長大なホームはほぼ当時のまま!?。

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4番線の函館寄りには味のある古そうな駅名看板が残っていました。

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ホーム上には石原裕次郎の写真が。幼少期を小樽で過ごした縁で小樽に記念館があったそうですが、2017年8月末をもって閉館になってしまったそうです。

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さてここからは10時53分発の倶知安行きに乗車。

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かつての北海道2大幹線のひとつ函館本線と言えども、今や小樽から長万部まで直通する列車は夜の2本のみ。他の時間帯は必ず倶知安で乗り継がねばなりません。

やがて函館側から2両編成の気動車が入線して来ました。

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札幌側はキハ150系。JRになってからの1993年から1995年に27両造られた高出力車両です。

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内装も近代的。

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一方、函館側はキハ40系。旧国鉄によって1977年から1982年にかけて888両製造され、日本全国の非電化路線に投入された形式で、JR北海道は157両を承継しましたが今ではだいぶ数が減ってしまいました。

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車内は札幌圏の都市近郊輸送対応のためにシート配列が2+1に改造され、つり革が取り付けられていますが、それでも国鉄時代の雰囲気が色濃く残っています。

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出力は高出力のキハ150系が非力なキハ40系の2倍強。後ろから押してもらって峠を越えることになります。

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普通の旅行者なら新しくて乗り心地の良いキハ150系に乗るのが正解ですが、われわれは“鉄”の端くれですから敢えて国鉄型のキハ40系に座席を確保。

札幌からの「快速エアポート95号」が到着したら、乗り継ぎ客で車内はアッと言う間に満席になってしまいました。座れずに立っているお客さんも。驚いたのはスーツケースやリュックを担いだ外国人が多いこと。

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小樽を発車すると直ぐに上り勾配にさしかかりオモタイ峠越えになります。やっぱり窓ガラスが汚れていて車窓の写真が撮れないので、以下、2014年9月21日に撮った走行写真を織り交ぜて・・・。

(下は2014年9月、小樽~塩谷間のキハ150形)

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最初の駅は塩谷駅。ホームは長大ですが無人駅。

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次の蘭島駅は海が近くてかつては海水浴時期には賑わったそうですが・・・。やはり無人駅。

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そして余市駅。ここは「山線」区間では小樽に次いで乗降客数が多くて有人駅。ニッカウヰスキーの工場の最寄り駅で、ここで外国人を含む大勢の方が下車して行かれました。

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次の二木駅、然別駅、銀山駅と無人駅が続きます。

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下の写真は2014年9月に撮った然別~銀山間の「SLニセコ号」の写真。

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小沢駅では初めて列車交換。キハ150系2連でした。

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そして倶知安駅に12時10分に到着。ここでも外国人の方が多数降りて行かれました。

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さて、ここから12時35分発の長万部行きに乗り継ぎ。乗り継ぎ時間が25分あるので駅周辺の散策が出来るかと思いきや、乗り継ぎ客が多くて既に乗車位置に列が出来ていました。長時間立ちっぱなしでは辛いので、そのままその列に付くことに。入線して来たのはキハ150系の単行でした。

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倶知安の次の比羅夫駅では外国人4人連れが下車。写真は撮れませんでしたが、駅の旧事務所は民宿になっており、ホーム横には離れの個室(コテージ)が。季節によってはホーム上でバーベキューが出来るそうで・・・。

以後、ニセコ、昆布、蘭越(らんこし)、目名(めな)、熱郛(ねっぷ)と無人駅が続きます。

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2000年に有珠山噴火で室蘭本線が不通になった際にはこの函館本線山線が迂回ルートとして整備され、往年の賑わいを取り戻したことがありましたが・・・。

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かつての蒸気機関車の名撮影地、上目名駅は目名と熱郛の間に有りましたが、1984年に廃駅となりました。

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乗り降りのほとんど無い昼下がりの車内はまったりムード。でもリュックやスーツケースを携えた旅行者が多くて満席です。

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熱郛駅で単行のキハ150系と交換。

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かつては寿都鉄道の起点で優等列車も停車していた黒松内駅も今や無人駅。

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次の二股駅は北海道内唯一のワラ1形有蓋貨物車を再利用した駅舎。

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そして終点、長万部に14時07分着。

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長万部は北海道の2大幹線、函館本線と室蘭本線の分岐駅で鉄道の要衝。かつては30両近い蒸気機関車が配置されていた長万部機関区を擁していましたが、今では閑散としていました。ホームの長さだけは昔と変わらず。

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側線に待機していたキハ40形は室蘭本線用。やはり1両編成。

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やがて函館方向から4両編成の臨時特急「北斗91号」がやって来ました。臨時とは言えたった4両編成とは。

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キハ283系特急気動車は1995年から2001年にかけて製造された振子式車両です。

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今度は室蘭方向からDF200形ディーゼル機関車に牽引されたコンテナ貨物が側線に入線して来ました。

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それを追いかけるように14時35分発の「スーパー北斗12号」函館行きが入線して来ました。

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こちらは2006年から増備されたキハ261系1000番台。

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今度は「スーパー北斗12号」に道を譲ったコンテナ貨物が発車!。

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長~い貨物列車を眺めるのは楽しいものです。

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貨物列車を見送ってから遅いランチにしようかと駅前に出てみましたが、食事が摂れそうなお店は無し。

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長万部の駅弁は「かにめし」が有名ですが、今や駅や車中では駅弁は買えません。買えるのは街中のデパートやスーパーのイベント会場のみ。何かヘンです。

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結局昼抜きで15時23分発の「スーパー北斗13号」に乗り込むことに。

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南千歳で下車して2分の接続で「エアポート164号」に乗り換え新千歳空港へ。

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当初の予定は札幌へ戻ってもう1泊し、9月23日月曜日の夕方に帰宅する予定でしたが、台風17号が真正面から迫って来たので急遽そのまま帰宅することに。23日中に帰れなくなって24日休診にする訳にもいきませんから~(涙)。

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ちなみに23日の北海道は大荒れの天気だったようですが、飛行機は欠航にならずに飛んだようでした。やれやれ~。

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9月21日土曜日。曇り。朝は20℃、日中は23℃。

2週連続の3連休の入口、クリニックはとっても平穏でした。皆様連休でどこかへお出かけでしょうか。それとも大和市内の中学校が運動会だったから!?。診療終了時間にそのままアッサリ終了~。

診療終了後は急いで羽田空港へ。連休を利用して“乗り鉄”の旅に出発!。でも俄かに発生した台風17号の今後の進路がとっても心配。

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羽田空港で友人と合流してJL523便札幌(新千歳)行きに搭乗。九州、沖縄方面では欠航便が出ていましたが、当便は10分遅れで無事離陸。機種はボーイング777-200でした。

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空港からはエアポートライナーで札幌駅へ。到着後直ちに駅近のホテルに荷物を置いて夕食を摂りに街へ繰り出しました。駅頭や街中にはいつもは小柄な中国人が目立つのに今宵はやけに屈強で巨大な外国人がたくさん。それもそのはず札幌ドームではラグビーワールドカップが開催中で、本日21日はオーストラリアVSフィジー戦、そして明日22日はイングランドVSトンガ戦なのでした。

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われわれは今回も海の幸を堪能。

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明日の北海道地方は天気が良さそうですが問題は明後日の夜に無事帰れるかどうか。思案のしどころです~。

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さて今日は夏の旅行の報告の続きを。前日8月11日はヘルシンキ空港近くで1泊して翌8月12日の早朝便でリトアニアの首都ヴィリニュスへ。

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7時45分発のフィンエアーAY1101便ヴィリニュス行きに搭乗。

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機種はブラジル製のエンブラエル190型機100人乗りでした。写真は搭乗機の隣に駐機していた同型機。

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飛行時間は僅か1時間15分。航路上は殆ど雲の上でした。

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降下を開始して雲を抜けると眼下にリトアニアの大地が見えて来ました。

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予定通り朝9時に到着。降り立ってみると空気はヒンヤリとしていました。20℃までないかも知れません。こじんまりとした空港でターミナルビルはまるで鉄道の駅舎みたい。

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まずはヴィリニュスから30kmほどに位置するかつての首都トラカイを訪問。湖上の島に建てられたトラカイ城へ。

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14世紀後半に建設され、一時は廃墟になっていたそうですが近年復元されたそうです。橋を渡って入場。

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内部の撮影には入場料とは別に撮影料がかかるので写真はありません・・・。

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内部は広くて見応えがありました。

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湖畔のレストランで昼食後、ヴィリニュスへ戻って聖ペテロ&パウロ教会へ。

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ロシアからの解放を記念して17世紀後半に建造されたヴィリニュスを代表するバロック様式の建築物。

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1668年から7年かけて建設。さらに内装に30年あまり。2000以上の漆喰彫刻が飾られています。

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教会前の交差点ではトロリーバスがポールを振りかざしながら左折中~。

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横浜市でも1959年から1972年まで走っていたので私は記憶にありますが、若い方は知らないかも。

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その後は小高い「3つの十字架の丘」へ。17世紀初頭に殉教者の死を悼み建てられた十字架は一旦スターリンによって破壊されましたが、1989年に再建。ここからはヴィリニュスの街が一望できます。

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城壁に囲まれたヴィリニュス旧市街を一渡り眺めてから旧市街へ。ヴィリニュスの旧市街は「歴史地区」として、1994年に世界ユネスコ文化遺産に登録されています。

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下の写真は、1503年から1522年の間に建てられた城壁にあった5つの門のうち現存する唯一の門「夜明けの門」。

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それを城内から見たところ。

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城門から旧市街へ入って行く道は観光客がたくさん。

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下の写真、左手は聖アンナ教会、右手はベルナルディン教会。

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聖アンナ教会は形の異なるレンガを巧みに使った火焔式ゴシック建築の傑作・・・なんだそうです。

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旧市街のメインストリート、ピリエス通り。

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そして旧市街の中心、大聖堂へ。

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内部には聖カジミエルの礼拝所。

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正面の屋根にある聖スタニスラウス、聖ヘレン、聖カジミエルの3聖人の像は、旧ソ連時代には撤去されていましたが、1996年に再設置されたそうです。

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さて今宵はこの近くのホテルに投宿しますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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さて今日はこの夏休み期間のご報告を。

8月11日日曜日は早朝に家を出て成田空港へ。まずはフィンエアーAY072便でヘルシンキへ向かいます。定刻9時50分発でしたが15分ほど出発が遅れました。

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機種はA350-900。広々として静かなエアバスの新鋭機です。297席。

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飛行機ファンではないので細かなことは判りませんが、外部のモニターカメラが垂直尾翼に付いているようで斬新な視点から離着陸を見ることが出来たこと、一部のトイレに外が見える窓が付いていたこと、それに室内環境が良くなって静粛性が向上したことや、気温も湿度も適度に保たれて寒さに震えたり口が乾燥したりすることがなかったことなど、素人の私にも判る在来機種からの改善点がたくさん。

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日本海を跨ぐと、あとは8割以上ロシア上空を飛び続けて9時間余り。雨のヘルシンキ空港に現地時間の午後2時過ぎに着陸しました。

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ヘルシンキの空港ターミナルはあちらこちらで工事中で、ボーディングブリッジの無い工事現場のようなところに駐機。バスでターミナルビルに移動して入国手続きを済ませました。その後一旦空港直結のホテルにチェックインしてから早速ヘルシンキの街へ!。

空港発16時発のフィンエアーシティバスでヘルシンキ中央駅まで。所要20~30分。往復で12.60€。

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駅は時間の関係で外観のみ。残念~。

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雨上がりのせいか気温は20℃を下回っていました。長袖の上着を着てちょうど良い位。早足で一生懸命歩いても汗が出ません。

街の中心部はトラムが頻繁に行き交っていました。

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下の写真右手の茶色い建物はヘルシンキを代表する老舗高級デパートのストックマン。北ヨーロッパ最大の売り上げと売り場面積を誇るデパートですが、ここも駆け足で・・・。

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街中ではデパートなどの大型商店や土産物店は開いていましたが、今日は日曜日のこととて17:00閉店のお店も多く、本場のmarimekkoのお店は既に閉まっていました。

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ストックマンの角を港方向へ曲がると、広い中央分離帯部分の公園がエスプラナーデ公園。

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通り沿いには有名ブランド店やホテル、カフェ、土産物店、さらに大使館などの公的機関も。ムーミンカフェもチョッと覗いてみました。

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右手に港を見ながら更に進むと左手に連邦政府庁舎と大統領宮殿。

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その先の小高い丘の上にはロシア正教のウスベンスキ寺院が聳え立っていました。

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丘の上から来た道を振り返ったところ。

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運河には白鳥、そしてたくさんのカモメ。

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港にはエストニアのタリンとを結ぶカーフェリーが入って来ました。

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さて少し戻ってヘルシンキ大聖堂へ。

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白亜の壁に緑のドーム。階段には多くの人が腰かけて寛いでいました。

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ヘルシンキ大聖堂の前にあるレストランで夕食。機内食がお腹に残っているのと時差を考慮してサラダとロールキャベツだけにしました。

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食後はトラムを眺めながらヘルシンキ中央駅までのんびり歩いて戻り・・・。

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来た時と同じフィンエアーシティバスで空港のホテルへ戻りました。

今回ヘルシンキは単なる中継地点。明日は朝4時に起きていよいよリトアニアに向かいます。

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さて2月17日日曜日には京都鉄道博物館までC62形蒸気機関車の2号機を見に行きましたが、当然他の展示車両たちにも挨拶して来ました。

京都鉄道博物館は大阪弁天町にあった交通科学館と京都の梅小路蒸気機関車館を合体させて平成29年4月29日にオープンしたJR西日本の施設。もう直ぐ3月16日には目の前に「梅小路京都西駅」が開業する予定。

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エントランスを入ると目の前にC62形蒸気機関車の26号機が鎮座。ここには日本最大の旅客用蒸気機関車C62形が1号機、2号機、26号機の3台も保存されているのです。

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以下、歴代の車両がズラリと。いちいち解説し始めると止まらないので、敢えて写真だけ羅列させて頂きます~。

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現役のJR四国のキロ185-26は2月2日から3月3日までの期間限定の特別展示。

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さて今度は本館から扇形車庫へ。後姿はC612とC56160。

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現在保存車両は動態保存車両8両(営業運転車輛3両)を含む20両。全てを屋内に収容するのは困難。

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現在SL検修庫ではD51200が修理中でした。

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さらに写真はありませんが、SL第2検修庫ではC571がバラバラ状態になっていました。

ここに来るといつもアッと言う間に時間が経過してしまいます~。

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クリニックの私の部屋の壁には今年も性懲りもなく蒸気機関車のカレンダーが架けてあります。「昭和を駆け抜けた国鉄の名列車カレンダー」の2月は急行「ニセコ」でした。

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先頭に立つのはC62形蒸気機関車の2号機。知る人ぞ知る、国鉄蒸気機関車のスーパースターです。

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引退後は昭和47年の鉄道100年を期してオープンした京都の梅小路蒸気機関車館(現、京都鉄道博物館)で保存されていましたが、最近になって大規模修繕を受け昨年11月に約1年半ぶりに復帰。久しぶりに僚機と4両交代で構内運転の役割の一端を担うことになりました。この機に友人と見に行く機会を伺っておりましたが、前もっていつ運用に就くか判らない上に、こちらのスケジュールや天気、気温、日照時間などを考慮して、やっと2月17日日曜日にそのチャンスが巡って来ました。

朝10時東京駅発の「のぞみ」で昼過ぎに京都入り。駅近くで昼食を摂った後、やおら京都鉄道博物館へ。普段の行動パターンに比べると随分ノンビリですが、それは閉館前のターンテーブルでの転回を見ることが最大の目的だから。

京都鉄道博物館の新館を一渡り見てから扇形機関庫へ。構内展示運転のSLスチーム号の仕業に就く火の入ったC622と久しぶりに対面しました。

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檻の中のライオン状態とは言え、日本最大の旅客用蒸気機関車は威風堂々、周囲を圧倒する迫力があります。

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デフレクター(除煙板)の燕マークは、かつて東海道本線で特急「つばめ」を牽引していた頃に取り付けられたもの。

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3軸の動輪は国内最大の直径1750mm。

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油で鈍く光る足回りは、公園の静態保存機とは異なり“生きている”証拠です。

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全長21.48m、重量145.2t、最大出力2163PS、最高速度100km。

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年代的には私自身はC62形の現役時代にギリギリ間に合わなかった世代。あと数年早く生まれていれば・・・。

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もちろん周囲の親子連れに混じって、変なオジさん2人連れも構内運転のトロッコに乗り込んで喜んでおりました。

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さて本日最後の展示運転が終わると、静々とターンテーブルへ。

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ピタッとド真ん中に乗ったところで転回開始。

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ゆっくりとサービスで2回転。

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145tの巨体が軽々と回転します。

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途中で汽笛吹鳴のサービスも。

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そしてバックで整備線へ。

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ここで給水、給炭、火床整理(カマ替え)。

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その後、再度ターンテーブルで転回の後、バックで今夜の寝床となる留置線へ。

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兄弟機、C61形と並びました。

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この時点で閉館まではあと僅かの時間。

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京都鉄道博物館を後にして、京都駅から新幹線「のぞみ」に乗車。真っ暗になった車窓を眺めながら帰路に就いたのでした。

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2月11日月曜日。前日網走から札幌入り。明けて札幌は晴れたり曇ったりの不安定な天気でした。最高気温は-3℃でしたが、-19℃を体験した身には大したことありません!?。

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下は朝6時半頃の札幌駅南側。

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下は小樽側を見たところ。

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急いで朝食を済ませて札幌発7時49分のライラック3号に乗車。

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途中、晴れて青空が見えたかと思ったら次の瞬間に吹雪になったりで、とっても不安定な天候の中を789系6両編成は軽やかに疾走。

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岩見沢、美唄、砂川と蒸気機関車の時代を知る世代には懐かしい駅に停車しつつ・・・。

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滝川駅には8時41分着。滝川は帯広、釧路を経て根室に至る根室本線の起点駅です。

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でも2016年8月の台風10号の被害で、未だに東鹿越~新得間は不通になったまま。そのまま廃止が取り沙汰されています。

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折しも根室本線のローカル列車が到着。

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キハ40単行ですが、雪で顔が良く判らないので・・・。

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後ろへ回ってみましたが、こちらはもっと真っ白でした。

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駅前ローターリーにいたタクシーを捕まえて、ここから約4km、10分ほどで札沼(さっしょう)線の終点、新十津川駅に到着!。

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かつては函館本線の札幌の隣駅である桑園駅から留萌本線の石狩沼田までを結んでいましたが、1972年(昭和47)年6月に新十津川~石狩沼田間が廃止され、それ以降新十津川駅を行き止まりとする長大な盲腸線となってしまいました。

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近年は札幌近郊の沿線はベットタウン化が進み、さらに北海道教育大学札幌校や北海道医療大学など学校が数多くあることから、北海道医療大学駅までは電化されて6両編成の電車が走る近代的な路線に変貌しています。1991年(平成3年)からは「学園都市線」(がくえんとしせん)という瀟洒な愛称で呼ばれています。

一方電化されなかった北海道医療大学駅 ~新十津川駅の末端区間は、2020年5月7日付で廃線となることが決定して明暗を分けることに。そんな訳で今回は乗り納めに来た次第。

駅舎内に掲げられて時刻表を見ると・・・!。

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2016年(平成28年)3月のダイヤ改正以降、浦臼駅 ~新十津川駅間は1日1往復のみの運行となっています。10時ちょうどの上り始発列車は日本一早い最終列車でもあるのです。

本来は無人駅ですが、平日は午前9時から正午まで、土・日・祝日は午前9時から午後3時まで観光案内所がオープン。

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入場券の販売や終着駅到達証明書の発行を行っています。

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窓口の上には札沼線のポスターが。存続をかけて様々な努力がなされた様ですが、残念なことに2018年(平成30年)10月12日までにすべての沿線自治体が廃止を容認・・・。

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廃線が決まってから新十津川駅の乗降客数が急増。カレンダーに記入された降車人数を見れば、今年になってから日曜日には22~43人もの降車人数を記録している模様。

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さて列車到着前に人気の無いホームへ。下は札幌方向を見たところ。

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そして下は反対方向の線路の終点、石狩沼田方向を見たところ。

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ホームから駅舎を見れば、こじんまりとした典型的ローカル駅舎の姿。

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写真だけ見ていると人煙希なる秘境駅に見えるかも知れませんが、実はここは新十津川町の中心。直ぐ裏手には6階建ての立派な空知中央病院(下の写真の右側に見える建物)が聳え、近くには図書館や町役場も。

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つまり人が居なくなって利用されなくなったのでは無く、利便性の点で振り返られなくなった訳で、厳しい現実が・・・。

9時28分に下り1番列車かつ最終列車が到着。

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次々に乗客が降りて来ましたが・・・。

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やはり地元の方はいらっしゃらないようでした。

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車両はキハ40系気動車の402番。国鉄時代の1980年1月富士重工製です。

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登場時は全国均一の朱色(いわゆる首都圏色)を身に纏っていましたが、現在はJR北海道標準色を基本に扉も黄緑色に塗った特別色。

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1992年8月にワンマン化改造、1996年3月に札沼線末端区間用強馬力化改造を受けた車両。

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改造は受けていても車内は国鉄時代そのもの。窓は二重窓で窓下には灰皿を撤去したネジ穴跡が。

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下は二重窓から駅舎を眺めたところ。

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冷房は無し。扇風機には国鉄のJNRマークがそのまま。

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下り列車を運転して来た運転士さんが上り方の運転台に乗り込み・・・。

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10時00分の定刻に発車。乗客はボックスあたり2~3人程度で、ほぼ100%同業者でした。

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車窓は真っ白な雪景色。

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沿線には結構人家が有りますが、途中駅での乗降客は無し。

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間違って途中下車でもしようものなら・・・。

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明朝まで列車は来ませんのでご注意を~。

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豊ヶ丘駅周辺は丘陵地帯でしたが、それ以外は広大な北海道らしい風景が広がっていました。

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下は豊ヶ丘駅舎。

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11時17分に北海道医療大学駅に到着。ここから先は電化区間に入ります。乗って来た気動車は1つ先の石狩当別まで行きますが、多くの乗客はここで電車に乗り換え。

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隣のホームには721系近郊形交流電車6両編成が待っていました。

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11時29分発札幌行きは、それまでの気動車とは異なり静かで軽快な走り。

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途中駅では次々と乗客が乗り込んで来て、札幌に12時15分に到着するころのは6両編成なのに座れない乗客がたくさん。若い人が多いのはやはり学校が多いからでしょう。

札幌で途中下車して昼食後、新千歳空港へ。

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雪祭り最終日の午後、新千歳空港は大混雑でした。新千歳16時00分発JAL516便はボーイング767-300。羽田には17時40分着。

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北海道よりも気温ははるかに高いはずですが、やっぱり風が吹けば寒いのでした~。完。

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さて今日は2月10日日曜日の網走行きの続きを。流氷砕氷船を降りて今度は能取岬へ向かいました。2016年10月以来の再訪。見覚えのある縞々の灯台が見えて来ました。

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不思議とこの辺りには雪が積もっていませんが、何と風が強過ぎて極寒地のパウダースノーは吹き飛ばされてしまうのだそうです。

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ここからも斜里岳が見えました。

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灯台の先の断崖まで行くと、流氷の漂うオホーツク海が一望のもと。

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天気が良いので青と白のコントラストが美しい~。

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写真だけ見ているとあまり寒く無さそうに見えるかも知れませんが・・・。

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今日の最高気温は-7℃。そこに風が吹けば体感的には・・・寒くないはずがありません。

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セーター、ダウン、さらにその上に古いスキーウェアを纏っているので、太って見えるかも知れませんが「誤解」しないで下さいませ~。

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下の写真は、海岸線まで降りて先ほどの能取岬を見たところ。

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さてそこから女満別空港へ戻って遅めの昼食。空港からも斜里岳が見えましたが、見る場所によって姿が変わります。

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14時10分発札幌行きJAL2714便に搭乗。

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使用機が遅れて到着。

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そのために出発は5分遅れ。使用機材はブラジル製の「エンブラエル170」76人乗り。

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札幌新千歳空港までは僅か50分のフライト。新千歳空港からはJR北海道で札幌駅までは37分。

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なぜわざわざ札幌に!?。そう、今日は雪まつり最終日でした。

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会場内は国内外からの観光客で混雑していました。

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このご時世だからかプロジェクションマッピングを多用したものが多くて、純粋な雪像で見せるものは少なめ。

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混んでるし寒いしでそこそこでホテルへ逃げ帰りました。明日はチャンと“鉄”します~。

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さて今日は先日の網走行きの続きを。2月10日日曜日の網走地方は晴れ。昨夜女満別空港から網走入り。記録的な寒波に見舞われた一昨日ほどではないにしても、かつて経験したことが無いほどの冷え込みです~。

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網走は朝7時30分時点で-14.7℃!。

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今日の最高気温は-7℃だそうで・・・。

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ホテルの窓から外を見ると晴れてそれほど寒そうには見えませんでしたが、外に出てみると・・・ギョギョ!!。

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まずは流氷観光砕氷船「おーろら」の第一便9時30分発に乗船するために、ホテルからほど近い乗船場へ。乗船場は道の駅「流氷街道」に併設されています。

乗船場から見る海はとっても寒そう。

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水は冷たそうでもカモメなどの海鳥は元気。でも良く考えてみれば水温の方が外気温よりはるかに暖かいはずで、現に水面からは水蒸気が立ち込めていました。

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砕氷船は2隻体制で、われわれが乗船した「おーろら」は後続の「おーろら2」を残して予定時間より早く出航しました。

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写真は後続の「おーろら2」ですがわれわれが乗船している「おーろら」もほぼ同型。

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港内を氷を割りながら進行。

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後方を見ると航跡がくっきりと残っています。

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港の出口付近も氷に覆われていました。

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港から出ると彼方には知床半島の付け根にある斜里岳(標高は1547m)の姿がクッキリ。

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船は文字通り“砕氷”しながら沖合の流氷帯を目指します。

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割れた氷が氷上を滑って行きます。

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やがて沖合に見えていた流氷帯に到達。減速して流氷帯に突入しました。

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それまでの薄氷だったのが一気に厚くなりました。

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一面に広がる氷に覆われた海原はなかなか壮観です。

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乗客は日本人よりも外国人の方が多いくらいで国際色豊か。

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寒さは厳しくとも乗客達のテンションは異様に高め。特に暖かい国々から来たと思われる人達は極寒を存分に楽しんでいるようでした。

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船は方向を変えながらゆっくり航行。

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流氷帯の中を縦横に航行してくれました。

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やがて流氷帯を出て加速。

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港に向かって帰路に。

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出航から約1時間後に帰港。

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なかなか充実したクルーズでした。

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日によっては流氷帯が遠ざかって見られないことも多いそうですが、今日はとってもラッキーでした。

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さて場所を変えて流氷を眺めようと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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前日までの厳しい寒さがウソのように2月4日月曜日の朝は13℃、日中は19℃まで上がって4月中旬並みの気温。その翌日の2月5日火曜日の朝は4℃、日中は11℃と気温が乱高下。そしてその週末の2月8日金曜日から更に全国的に寒波に見舞われて厳しい寒さとなり、2月9日土曜日の朝は氷点下で当地でも雪が降りました。

そんな中、2月9日土曜日の診療終了後は羽田空港へ。空港で友人と合流して記録的寒波に見舞われている北海道へ向かいます。計画段階ではまさかこんな日になるとは思ってもみませんでした。

東京発17時45分発女満別行きJAL569便はボーイング737-800。

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昨日からの寒波の影響で、北へ向かう便の中には欠航が目立ちましたが、時折雪が強く降る中を無事に羽田を離陸。昨年はこの段階で欠航になって断念した経験がありましたので飛び立っただけでホッとしました。

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羽田で離陸までに時間を要したので定刻19時30分より少々遅れて女満別空港に到着。

空港建物外の温度計はマイナス19.3℃でした!!。

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今宵は網走バスターミナル近くのビジネスホテルに投宿。ホテル内で夕食は摂れないので、装備を固めて凍てつく街へいざ出撃!。外は歩いている人の姿はほとんど無し。足元の雪は日中でも解けないので凍結することなく滑りません。

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でも寒さは尋常ではありません。ううっ、とても遠くまでは行けず、最寄りの居酒屋さんに飛び込みました。

北海道では建物内の暖房は本州よりも強めで、厚着をしていると汗ばむくらい。しばし海の幸を楽しんで・・・。

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暖かい店内から外へ出ると、来た時よりも一段と寒く感じました。

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小走りにホテルまで帰って大浴場に~。

明日は流氷を見に出かけます。

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さて今日はだいぶ古いネタになってしまいましたが、1月14日成人の日の最終回を。

アイランドホッピング2日目の午後は、まず沖縄那覇12時50分発のRAC0853便で奄美大島へ。

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ここから飛行機が変わってDHC8-Q400CCで50人乗りのプロペラ機。

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開発はカナダのデ・ハビランド・カナダ社、その後会社の売却、再編により製造はボンバルディア・エアロスペース社。RACでは2016年2月に導入開始されたそうです。

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プロペラは効率の良い6枚ブレード。

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室内は狭いけれど足回りにはゆとりがありました。

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またもや座席はエンジンの横。プロペラが頑張って回転しているところや車輪が格納される様子が目の前で。

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上空へ上がってしばらくすると、雲が少なくなって青い珊瑚礁が眼下に見えました。

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機内では本日初めての飲み物サービスも。

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飛行時間はたったの50分。車輪が出て来て着陸~。

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奄美大島着は予定の13時50分より10分ほど早着でした。

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晴れて朝より気温は上がって19℃になっていました。

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さて次の喜界島行きは15時25分発。ここで今回のホッピングで最長の1時間35分の乗り継ぎ時間が!。

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この時間を有効に使わないと・・・と言うことで、近くの“あやまる岬”まで足を延ばして来ました。

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既に陽射しは弱まっていて海の青さはもう一つでしたが・・・。

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それでも十分に美しい海。

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上空から見るのと違って潮風を体感出来ました。

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さらにその先の笠利埼灯台へ。

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海岸から見上げるとはるか高い場所に灯台が見えました。

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タイムリミットが迫る中、坂道をぜーぜーしながら小走りで上がると・・・。

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灯台の建物は何の変哲もないもの。

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でもそこからの眺望は絶景でした。

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ここで小休止する間も無く・・・。

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来た道を海岸まで速足で下りて空港へ。今度は奄美大島15時25分発のJAC3835便で喜界島へ。

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機種は今回初登場のSAAB340B。

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JALグループ最小の36人乗りのプロペラ機です。

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座席配置は右2列、左1列。満席でした。

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プロペラ機らしいやや高めのエンジン音で離陸、上昇。

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・・・したと思ったら、ベルト着用サインが消える事無く着陸態勢に。それもそのはず喜界島までは所要20分ですが、実際には離陸後10分で着陸。CAの方が離陸時に座ったきり着陸までそのままという飛行機には今回初めて乗りました。

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15時45分着。曇りで19℃でした。

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今回の2日間のホッピングツアーではここが唯一の出番だったSAAB340Bは人気者。老若男女、多くの方がカメラを向けていました。

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空港ターミナルは今回最小。

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さて次の鹿児島行きは17時00分発なので、ここでも1時間15分ほどの乗り継ぎ時間が!。

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・・・ということで、ここでも急いで島の展望台へ上がってみました。

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上がってみれば意外に高低の大きな島なのでした。

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綺麗に区画されたサトウキビ畑が広がっていました。

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最高地点からは太平洋が一望のもと。

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さて急いで空港へ戻って手荷物検査を受け、小さな出発ロビーに入ると直ぐに搭乗が始まりました。

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今度は喜界島17時00分発JAC3784便で鹿児島へ。

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機種は今回最もお世話になってお馴染みになったATR42-600。

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離陸すると眼下にはサトウキビ畑。

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そして空港とは対角線上にある太平洋に面した港が。

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屋久島上空を過ぎたところで日没。

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下の写真は屋久島。さすがに鬱蒼とした大きな島です。

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街の明かりが灯る鹿児島市内を眼下に見ながら鹿児島空港には18時05分に着陸。天候は晴れ、気温は14℃でした。そして今回最後のフライトは鹿児島18時40分発 JAL0652便東京行き。

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機種はボーイング767-300。261人乗り。

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普段乗り慣れたサイズの飛行機がやたら巨大に見えました。羽田着20時10分着。羽田は曇りで8℃でした。

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今回2日間乗り詰めで計14フライトをこなしましたが、意外に、体力的にも精神的にもまだまだ行けそうな感じ(!?)なのでした。もちろん“強がり”ではありません。また次のフライトを考えます~。完。

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今日は先月のアイランドホッピングの続きを。1月14日月曜日。鹿児島地方は晴れ。朝の気温は6℃。成人の日の朝5時代、鹿児島中央駅はまだひっそりとしていました。

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鹿児島中央のバスターミナル6時10分発の空港行きシャトルバスは満席でした。3連休最終日で、昨日は「指宿なのはなマラソン」や地元の成人式があったため普段より混雑している様子でした。

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鹿児島空港までノンストップで所要38分。鹿児島空港には夜明け前の6時48分着。ターミナルビルの一番はずれの離島便発着ゲート付近には小型プロペラ機が集結していました。

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噴煙が上がっているのは霧島あたりでしょう。

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2日目最初のフライトは7時20分発JAC3721便奄美大島行き。

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空港ターミナルから飛行機へ向かう連絡バスの乗客は半数が昨日から見知ったアイランドホッピングの方々でした。

飛行機は昨日もお世話になったATR42-600。48人乗りのプロペラ機です。

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離陸に合わせたように太陽が顔を出しました。

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上空から見る霧島付近は、文字通り“霧”が立ち込めていました。

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白く見えるのが谷間に立ち込める霧。

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旋回して南南西に進路を変えると、吹上浜あたりから東シナ海が見えました。

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そして枕崎上空を通過。

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本日鹿児島から奄美大島、徳之島、沖永良部島を経由して沖縄那覇まで飛ぶのは同じ飛行機、同じクルー。昨日も逆ルートで同一経路を飛んでいるので、以下のレポートは簡単に。

奄美大島には定刻の8時35分より5分ほど早く到着。

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天候は曇り。気温は15℃。

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さらに奄美大島発9時05分発JAC3841便で徳之島へ。鹿児島からの乗客に加え、奄美大島から乗って来られた乗客で満席でした。

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雲の上に出たと思ったら直ぐ降下。徳之島着9時35分。曇りで17℃。

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徳之島からは10時05分発JAC3711便で沖永良部島へ。

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離陸したと思ったら雲の上にも上がらないまま直ぐに着陸態勢に。予定の10時35分より10分近く早着。雨がパラついていました。気温は18℃。

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そして沖永良部島11時05分発JAC3716便で沖縄那覇へ。ところでこのATR42-600の最前列のシート2席は何故かやや高い位置で対面の配置。いつもここに座る方はいつも居心地が悪そうです。

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離陸後すぐに眼下に鹿児島から奄美、沖縄を結ぶマルエーフェリーA“LINEの姿が見えました。飛行機が無い時は船が唯一の交通手段だったことでしょう。

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那覇までは距離があるので一気に雲の上まで。しばらくすると雲が途切れて小さな島々がのぞめました。

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沖縄本島に差し掛かるとまた雲が多くなって来ました。沖縄那覇には11時50分着。晴れて気温は20℃まで上がっていました。那覇ではさすがに連絡バスで空港ターミナルへ。

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近くにはJTAの青い「ジンベエジェット」。

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次の奄美大島便までは1時間あります。この隙にランチを摂るしかありませんが、出発ロビー内はどこも混雑。結局売店でゴーヤ肉まんとポーク玉子おむすびを購入して搭乗ゲートのベンチでランチを摂ることに。

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チョッと長くなって来たので、2日目後半戦のレポートはまた後日に~。

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さて今日も1月13日日曜日のアイランドホッピングの続きを。東京羽田から福岡、沖縄那覇で乗り継いで沖永良部に13時20分着。

沖永良部では到着して空港外観を眺め、空港内のお土産物屋さんを覗けばもう時間がありません。

次に乗るのは沖永良部島13時55分発徳之島行きJAC3710便。直ぐに手荷物検査を受けて小じんまりとした出発ロビーへ。

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出発ロビーにはアイランドホッピングルートのポスターが。沖縄(那覇)-沖永良部ー徳之島線は2018年7月1日に新規開設されたばかり。

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ここでも優先搭乗制は堅持されていて、優先搭乗の方々が先に滑走路上を歩いて飛行機へ。

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飛行機では貨物室に貨物コンテナを積み込み中。

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下は振り返って小じんまりとした空港ターミナルを見たところ。

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沖縄(那覇)-沖永良部ー徳之島ー奄美大島までが同一の飛行機、同一のクルーで運行されていますので、同じCAから“おかえりなさい”と声を掛けられました。

驚いたことに乗客も半数は同じ顔ぶれ。つまりこの時点で乗客の大半がホッピング行程を辿る物好き(おっと失礼〜)である事が判明。

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離陸準備が整えば、今までの飛行場のようにほかの飛行機が居ないので、さっさと離陸。

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上空から眺めた沖永良部島はなかなか良さそうなところで、改めてゆっくり訪れたいところ。

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眼下には青いサンゴ礁。

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ところで機内誌はJAL公式の立派なものの他に、JAC独自の職員手作りの機内誌“ゆいタイム”が置かれていました。

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見開きのパンフレットのようなものですが、手作り感があってなかなか良い企画。

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当然JALの機内誌の中の就航機種のラインナップにもこの飛行機がチャンと載っていました。

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離陸して水平飛行になったと思ったら直ぐ着陸態勢に。

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右旋回したら前方に徳之島が見えて来ました。

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沖永良部よりだいぶ大きな島のようです。

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やがて着陸。徳之島には14時25分着。曇りで気温は21℃。

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歩いて空港ターミナルに行くのは沖永良部と一緒。

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右後ろ姿は初めて拝みました。

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子だくさんの家が多いことから徳之島空港の愛称は“徳之島子宝空港”。鹿児島からはジェット機も就航していました。

ここでも乗り継ぎ時間は30分しかありませんので、空港の外観写真を撮って直ぐに手荷物検査を受けて出発ロビーへ。

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ここは出発ロビー内にもお土産物屋さんが完備されていました。

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アイランドホッピングルート開設の横断幕も。

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今度は徳之島発14時55分のJAC3842便で奄美大島へ。

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やはり同じ飛行機同じクルーです。

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鹿児島行きのジェット機を見送ってから離陸。

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眼下に見える徳之島には結構大きな集落が。

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割と高い山もあるようでした。

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海岸線はゴツゴツしているようで。

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離陸したと思ったらまたまた直ぐに着陸態勢に。

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奄美大島には15時25分着。晴れで気温は21℃。さすがに奄美空港は大きな空港でした。搭乗口は7つ。当然ボーディングブリッジもありました。

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そして本日最後のフライトは奄美大島発16時10分JAL3732便。鹿児島へ向かいます。

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機種はEmbraer 170で76人乗り。ブラジル製のジェット機です。

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やはりキャビンアテンダントは1人でした。座席は左右2席ずつ4席。

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下は機内から見た奄美空港。

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ジェット機らしく力強い離陸。

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みるみる高度を上げて・・・。

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雲を突き抜けました。

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そして程なく降下開始。16時40分にはベルト着用サインが点灯。

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夕陽に染まった韓国岳(からくにだけ)が見えればもう鹿児島空港。

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鹿児島には17時00分着。曇り時々晴れで13℃。

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ということで、朝6時15分に羽田を飛び立って6フライトをこなして夕方5時00分に鹿児島着。

シャトルバスで鹿児島市内までは約40分。鹿児島中央駅のJR九州のホテルにチェックイン。

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チョッと鹿児島市電に挨拶をしてから、安易にも駅構内で黒豚の定食を頂いて早々にホテルに戻りました。でも飛行機に乗り過ぎて少々精神的に興奮気味なのか熟睡出来ず。

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まだこれで行程の半分。明日も早朝からフライト三昧の予定です。続きはまた後日に~。

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さて今日は1月13日日曜日の続きを。

那覇空港出発ロビー内で腹ごしらえをしたのち、今度は沖縄那覇発12時25分発JAC(日本エアコミューター)3715便で沖永良部島へ向かいます。券面に書かれた28番ゲートを探すと・・・ボーディングブリッジは無くて階下のバス乗り場でした。

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他の便と同じく優先搭乗の方から搭乗開始になりましたが、連絡バスに“優先搭乗”するだけ。

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結局1台の同じバスで滑走路上に駐機する飛行機へ向かい、バスを降りれば優先も何もなく、後からバスに乗ったわれわれの方が先に飛行機に搭乗・・・。優先搭乗された方々は腑に落ちないかも!?。

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搭乗には機体に付いているステップは使わず、バリアフリーの逆S字のブリッジが据え付けられていました。

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垂直尾翼にはチャンとJALグループの証、鶴マル。

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お尻のハイビスカスの花がチャームポイント。

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胴体から横に張り出したガニ股の車輪がチョッと武骨な感じです。

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この飛行機はATR42-600という機種で、フランスとイタリアの航空機メーカーが合弁事業で興したATRが製造するターボプロップ双発旅客機。48人乗り。クラシカルな外観だけれど2017年4月に就航したばかりだそうです。

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キャビンアテンダントもチャンと1人乗務。前方で救命胴衣の使用法を実演(ビデオではありません)されているうちにプロペラが回り始めて滑走路へ向かいます。

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図体は小さいけれど大型機に混じって同列に離陸の順番待ち。

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やがて力を振り絞って滑走開始。大型機より人間的な“頑張り”が感じられます。滑走路の凹凸がダイレクトに伝わって結構な揺れでしたが、そのうちにフワっと浮き上がって上空へ。

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上空で旋回して眼下に那覇空港を見ながら・・・。

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次第に進路を北北東へ。

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眼下の広大な飛行場は米軍施設でしょう。

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それにしても海が青い!。

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本部半島沖の瀬底島・・・でしょうか??。

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機内ではキャンディーのサービスはありましたが、飲み物のサービスは無し。というのもあっと言う間に着陸態勢に入るので止むを得ないことでしょう。高度をグングン下げて定刻の13時20分よりやや早く沖永良部島に着陸。天候は晴れ。気温は19℃。

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ここではスロープ状のブリッジが据え付けられ、滑走路上を歩いてターミナルビルへ。

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前方の貨物室からはフォークリフトで貨物の積み下ろし。

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平屋の屋上には出迎えの方々の姿も。

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愛称は「えらぶゆりの島空港」。ゆりの花の栽培が盛んなんだそうです。

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西郷隆盛が流された時代はさぞや遠い場所だったことでしょうが、今や江戸を朝出れば昼過ぎには薩摩の果ての沖永良部島まで到達できます。

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到着口を出ると直ぐ隣接して出発口。

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次の徳之島行きの出発は35分後。どこかに行く時間はありません。空港ビルを外から眺め・・・。

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お土産物屋さんをのぞけばもう出発時間。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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実は私は幼いころからの“鉄”で(何を今さら!?)、若い頃は夜行列車に身を委ねて全国津々浦々を“乗り鉄”、“撮り鉄”しながら旅をしておりました。ところがもはや夜行列車は絶滅寸前。止む無く近年は飛行機を利用して“乗り鉄”、“撮り鉄”に出かける機会が多くなって来ました。でも元々飛行機は見るのは好きですが正直なところ乗るのは少々苦手。学会出張でも国内であればいくら遠くても鉄道を利用していた時代の私をご存知の方は、昨今のように飛行機を頻回に利用していることに驚かれているかも知れません。背に腹は・・・ということです。

飛行機に乗るたびに以前から気になっていたのがマイレージ上級会員の存在。旅先で知り合った先達の方にそそのかされ(!?)、まずは書店でバイブルを2冊調達してみました。

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どうやらJALの場合は50,000 FLY ON ポイント、もしくは15,000 FLY ON ポイント+50回搭乗でサファイヤ会員の資格が頂けるようです。昨年の自分の実績を見ると、利用航空会社を一本化して頑張れば到達出来そう。でも大金を投資するのは勿体ない・・・ということで、15,000 FLY ON ポイント+50回搭乗を目指すことにしました。

バイブルの中に紹介されていたのが、11月~3月に催行されるJALPAKの「跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング2・3日間」というツアー。短距離飛行を数多くこなす(2~3日で8~16回のフライト)乗るためだけのツアーで、行程に観光的要素はほぼ有りませんが格安にフライト回数を稼ぐには打って付け。小型機で離発着を繰り返すのは正直怖くて私には苦行ですが、意を決して・・・。

1月13日日曜日。雲のち晴れ。朝は6℃。早朝5時代の羽田空港第一ターミナルはさすがに人影疎らでした。無人の出発ロビーを初めて見たかも!?。

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ショップも全て閉まっていて、この時間の食料調達は困難。

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今回最初のフライトは6時15分の303便福岡行き。

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まだ真っ暗な中、待機する飛行機はボーイング767-300でした。

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さすがに日曜日の早朝便とあって空席が目立っていました。

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離陸するとすぐに上空の雲を抜け、まだ夜明け前の雲上へ。

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眼下には時折雲の切れ目から雪山の頂が。

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陽が昇って来るに従って空が徐々に明るくなり・・・。

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峰々が朝日に輝き始めました。

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下の写真は山口上空で画面上方は日本海です。

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九州上空は暑い雲に覆われていました。

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揺れながら雲の中を降下。

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雲の下まで降りて来るとやがて“海の中道”が眼下に見えて来ました。画面右上が志賀島。

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福岡市街地の上空を通過して着陸。

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福岡空港には8時15分着の予定が5分早着。雨で気温は10℃。上空には虹がかかっていました。

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さて次は福岡発9時30分発のJTA(日本トランスオーシャン航空)53便で沖縄那覇へ向かいます。

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機種はボーイング737-800。

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福岡の街の上空を旋回して・・・。

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八代、鹿児島上空を通って洋上へ。

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残念ながら航路上は一面の雲に覆われていました。

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与論島上空を過ぎて降下を始めた頃からやっと雲が途切れ始め、雲の隙間から島々が時折姿を覗かせるようになりました。

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沖縄本島の南岸を右手に見ながら・・・。

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南端を回り込んで那覇空港にアプローチ。

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市街地でも海の青さが本土とは全く違います。

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沖縄那覇には予定の11時20分よりやや早着。晴れで一気に気温が上がって21℃でした。

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近くにはJTAのオリジナルペイント機“さくらジンベエ”の姿が。

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出発ロビー内の売店でそそくさと沖縄そばと紅芋ソフトでランチを済ませ・・・。

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今度はいよいよプロペラ機で沖永良部島へ飛びます。

でもチョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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今年の正月は冬型の気圧配置。寒さは厳しいけれど、太平洋側は晴れ続き、日本海側は雪か雨の天気になりました。

元旦は羽田空港へ。工事中の国際線ターミナルの後ろに富士山の姿が!。

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今年は久しぶりに飛行機で金沢へ。北陸新幹線開業以来、北陸方面へ行くには新幹線ばかり利用していました。いつの間にかJALは6便のうち4便が小さめのボーイング737-800になっていたのは新幹線の影響でしょうか。

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羽田空港13:00発小松空港行きJAL187便に搭乗。元旦にもかかわらず満席でした。

北東に向けて離陸。すぐに眼下にレインボーブリッジが見えて来ました。

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そしてディズニーリゾート。

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その後旋回して徐々に北西向きに進路を変えて・・・。

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海を左手に見ながら小松空港を目指します。

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甲府上空あたりからは逆光の富士山の姿が。

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雲のなびき方で風向きが判りますね~。

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このあたりの地上は平地は白くなっているものの山地は白くなっていません。

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進むにつれて次第に雲が多くなって来て・・・。

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やがて一面雲に覆われた状態に。“日本海側”のエリアに入って来たのでしょう。

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小松空港周辺が雷雨に見舞われているとのことで、上空でしばらく待機した後、意を決したように雲の中へ突入。結構揺れました~。

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やがて下界がぼんやり見えて来て・・・。

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小松市上空に。定刻よりも20分ほど遅れて着陸しました。

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天気は雨が降ったり止んだり。時にみぞれ混じり。毎度のことながら太平洋側と日本海側の気候の違いに驚かされます。空港からレンタカーで行動開始。

翌2日は早朝から白山比咩神社へ初詣に。

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ここは全国2000以上ある白山神社の総本社。

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人出は例年よりも少なめでした。

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創建は崇神天皇(すじんてんのう)7年(前91)とか。

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境内の木々は流石に立派です。

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雪こそ降っていませんでしたが、早朝の山の中だけあって寒さは尋常ではありません。長いこと火に当たっていたら、その日一日、全身から発する煤の臭いに悩まされることに~。

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白くなった山肌の木々が綺麗でした。

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帰りは3日。帰りの飛行機は名古屋へ抜けて静岡県沖を東上するルート。帰りは西側から富士山が良く見えました。

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遊んでいると3が日は瞬く間に・・・。働いていると1日が長いのにね~。

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さて今回は夏のスリランカ紀行の最終回を。

8月13日月曜日はキャンディ郊外のペラデニア駅から約4時間。ナーヌ・オヤ駅で下車して紅茶の産地ヌワラエリアの茶畑や紅茶工場を見学。

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その日は古い紅茶工場を改装した個性的なホテルに宿泊。工場で使用していたエンジンも決まった時間に動きます。豊富な種類の紅茶が飲めるのもここならではでしょう。

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熱帯とは言っても標高1800m越えの高原地帯。夜は冷えてヒーターをつけて毛布にくるまって寝ました。明けて翌8月14日火曜日も雨。こんな気候がお茶の栽培に適しているそうで・・・。

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今日は道中お茶畑を眺めながら首都コロンボを目指します。

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見渡す限りお茶畑。

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茶摘みは基本的に女性の仕事だそうですが、稀に男性の姿も。働いているのは南インドからイギリス人によって連れて来られた人々で、ヒンドゥー教徒が多いそうです。

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水が豊富で至る所で大小の滝が見られます。

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ここでは機械化は難しそう。茶摘み作業は人海戦術です。

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コロンボへ向けて移動するにつれて標高が下がり気温が上昇。寒いくらいの高原から高温多湿の熱帯に戻って来ました。川の流れも緩やかに。

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首都コロンボは開発が急ピッチで進む活気溢れた街でした。

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海岸沿いでは大規模な港湾施設の開発やホテル建設工事が急ピッチ。

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これは中国の一帯一路構想に基づくもので中国資本が投入されましたが・・・。

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中国債務の返済に窮したスリランカは“借金のカタ”に中国側に港の管理会社の株式の70%を99年間譲渡することで合意せざるを得ない事態に。先行きが案じられます~。

もちろん昔からの東南アジアらしい雰囲気の場所も。

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市内のあちらこちらに仏教寺院があるのは他の街と変わりありません。

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下はヒンドゥー教寺院。残念ながら閉まっていて中は見れず。

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そしてスリランカを代表する建築家ジェフリー・バワが設計したレストランはとってもお洒落でした。

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空港へ向かう前に海岸を散歩。

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もちろんここはインド洋です。

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スリランカ航空のコロンボ19時15分発UL0454便で一路成田へ。

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成田到着は朝7時35分。着陸直前、上空から見た九十九里海岸はインド洋より青い!。

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成田空港ではANAのスターウォーズジェットの出迎えを受けました。

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そしてやっぱり日本の方がスリランカよりも暑いのでした~。完。

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さて、だいぶ間が空いてしまいましたが、年内に今年夏のスリランカ紀行の続きを片付けねばなりません。今さらですがお付き合いくださいませ~。

8月13日月曜日の朝、スリランカの古都キャンディの高台のホテルで目覚めてカーテンを開けると、雨が降ったり止んだりの生憎の天気。

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反対側の高台には白い仏像の姿。同じ仏教国でも日本とはだいぶ違う雰囲気です。

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標高はたかだか300mほどですが、熱帯とは思えないほどの涼しさ。猛暑続きの日本よりもずっと過ごし易いです~。

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早々に朝食を済ませてから市内を散策。

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アジアらしい雑然とした街並みですが、他のアジアの国に比べると清潔。

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果物店では熱帯だけあって種類が豊富。

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中には正体の判らないモノも。

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立派な白い建物は銀行でした。

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高台のレイクビューポイントに上がれば・・・。

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キャンディ湖とその周辺に広がる街の様子が良く判ります。

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さて今日はいよいよ鉄道移動の日。昨日までストライキで全く列車が動いていなかったので半ば諦めていましたが、ギリギリ昨夜になって労使交渉が妥結。今朝から久しぶりに運転が再開されました。

そんな訳で列車を捉えるべく街外れにあるペラデニア駅へ。ここはコロンボからバドゥッラまでのメインラインの途中駅ですが、キャンディ駅はここから分岐する盲腸線の終点。キャンディ駅にはもれなくどの列車も立ち寄るので、キャンディ駅~ペラデニア駅間は折り返す運転形式です。ジャンクション駅のペラデニア駅舎は随分とこじんまりした感じでした。

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時刻表を見ると各方面にそれなりの数の列車が走っているようです。

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出札口はありましたが改札口は無し。

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ホームに出てみると架線が無いのでスッキリした構内。線路の幅がずいぶん広く見えますが、それもそのはず軌間は広軌1676mm。因みに日本のJR在来線や小田急線などは1067mm。新幹線でも1435mm。

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下の建物は信号所でしょうか。

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分岐駅なので2本のホームがY字型でキャンディ方で合わさっています。

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駅名標も行先案内もシンハラ語、タミル語、英語の並列標記。

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2本のホームが合わさったホームのキャンディ方には仏様が祀られていました。

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日本では姿を消した腕木式信号機も現役。宗主国だったイギリス風です。

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駅には製油施設が隣接していてタンク車が留置されていました。

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下の写真はキャンディ方からバドゥッラ方面を見たところ。

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そしてコロンボ方面を見たところです。

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Y字に配置されたホームの間には中庭があって正面が駅舎。

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線路端には保線小屋?。

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その前に掲げられた看板にはペラデニア駅は1867年に造られた古い鉄道駅ですとの掲示。スリランカではイギリスが1858年に敷設を開始したのが始まりだそうです。因みに日本で最初の新橋~横浜間の開業は1872年のことですので、スリランカの方が兄貴分。

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ホームの上屋を支える柱に使われている古レールの刻印にも1895年とか・・・。

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さらに1869年なんていうのも!。

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駅構内をウロウロしているうちにキャンディ方からコロンボ方面行のローカル列車がディーゼル機関車に牽かれて入線して来ました。

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3ドアの客車5両、3等モノクラス編成。車内は満員でした。

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一番前と一番後ろの車両は半室荷物車。日本の国鉄式で言えば“ナハニ”といったところ。

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冷房は無いので窓は全開~。

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先頭の機関車にはClass W3のプレートが付いていました。

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どうやら元は西ドイツの1969年ヘンシェル製のClass W1ディーゼル機関車を日本からの円借款で1997年に改造整備したのがClass W3のようです。

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全長12m、重量61トン、1100馬力、最高速度80km。

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到着後は乗客も乗員もホームで一呼吸。ひと昔前の国鉄では良く見られた光景。

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でも外国人観光客の多くは乗り込む様子は無く、間も無くやって来る対向列車を待っている様子。

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やがて乗客が乗り込んで発車合図とともに・・・あれれっ、来た道をバック!?。

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駅構内の外れまで後退してから転線して戻って来ました。

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わざわざ転線して駅構内の側線で対向列車を待避する様子。

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乗客を乗せたまま側線でしばらく停車していると・・・。

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ほどなくコロンボ方面から対向列車が入線して来ました。

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こちらの車両はClass S12。2012年より導入されている山岳区間用の気動車で中国製です。

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山岳区間の急曲線に備えて車体長は15m級と短め。1~3等車まで各クラスの車両が連結されています。

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われわれはこの列車が隣のキャンディ駅まで行って折り返して来るのをこの駅で待ちます。駅の一角には小さな売店も。

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しばらくすると先ほどの列車が向きを変えて入線して来ました。

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これに乗って山岳地帯の紅茶畑が広がるヌワラ・エリアへ向かいます。下の写真は1等車内。

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列車は厳しい勾配とカーブが続く山岳路線をゆっくりと走ります。生憎の雨模様で車窓の写真はあまり撮れず。

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途中駅も由緒有りそうな雰囲気。

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駅員さんの服装は上下とも白で凛々しい感じ。

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列車はどんどん高度を上げて、車窓には急斜面に広がる茶畑が。

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目的のナーヌ・オヤ駅までは約4時間の長旅でした。ここでほとんどの観光客風の乗客が下車。

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天気が悪いこともあって上着があっても寒い~。

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駅構内には小振りな貨車や客車が少しだけ留置されていました。

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さてここから有名なセイロン紅茶の産地を巡りますが・・・。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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最近何かと雑用が多くてブログが停滞してしまっております。気付けば今週で11月も終わり。もう少し古いネタを片付けておかなくてはなりません。という訳で今回は今月初旬の根室紀行の続きを。

11月3日土曜日は根室泊まり。翌11月4日日曜日の朝、ホテルのカーテンを開けたら外は霧で真っ白でした。駅へ向かう道すがらも霧の中。

宿から駅へ向かう道すがらも真っ白。信号も点いてるのかいないのか!?。

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下は根室市役所。

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幹線の国道44号線「根釧国道」も日曜日の朝とあってか車通りは少なめ。

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やがて前方に薄ぼんやり横に長~い建物が見えて来ました。

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根室駅です。学生時代に来た時と殆ど変わらぬ出で立ち。

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ここから8時22分発釧路行きに乗って釧路へ向かいます。この区間は根室本線の一部ではありますが、超ローカル区間で“花咲線”の愛称で呼ばれています。有名な“花咲ガニ”に因んだ名称でしょうが、東根室と西和田駅の間にあった花咲駅は平成28年3月に廃止になってしまいました。

今日は釧路でさらに乗り継いで新千歳空港まで鉄路で辿る計画。

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快速「はなさき」として釧路を5時35分に出た1番列車が8時01分に到着。これが折り返し8時22分発の根室発2番列車になります。これを逃すと11時03分まで列車がありません。

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車両はキハ54単行。今日は冬限定でオホーツク海沿岸を走る観光列車「流氷物語号」に使われるキハ54-507が運用に就いていました。車体には流氷が描かれています。

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改札は10分ほど前から開始。下は同行の友人が撮ってくれた記念写真。

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さすが“本線”の終点だけあってホームは広くて長いですが1線のみ。発着する列車は今では6往復の単行気動車だけで貨物列車はありません。

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ホームの先端には「日本最東端有人の駅」の掲示板。“有人”とわざわざ断っているのは、無人駅では隣の東根室駅が最東端だから。

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そしてその先には日本最東端の車止めが見えました。

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運転台は半室構造。ワンマン運転のため整理券発行機や運賃収受箱が備えられています。

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下は客室内。ブルー基調の明るいモケット。55人乗りですが、根室駅発車時の乗客数はその1/3くらい・・・でしょうか。

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8時22分の定刻に発車。加速する間もなく「東根室」駅に到着。昨日にも訪れた最東端の駅です。おやっ、乗客が2人!?・・・と思いきや、観光ボランティアの方でした。乗降客は無しで、乗り鉄らしきお2人が列車から降りて慌ただしく記念写真を撮っていました。

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東根室駅を8時26分に発車して根室の街を抜けると、途端に人煙希なる原野が広がります。

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ワンマン列車なので運転士さんは扉の開け閉めや改札業務も一人でこなします。

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やがて西和田駅が見えて来ました。

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待合室は古い貨物列車の車掌車を流用したもの。北海道ではしばしば見かけます。乗降客は無し。8時34分発車。

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しばし走って・・・。

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昆布盛駅に停車。やはり乗降客無し。8時39分発車。

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次は落石駅。昨日写真撮影をした場所の最寄り駅です。交換施設のある駅らしい駅ですが、やはり乗降客は無し。8時44分発車。

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昨日写真撮影した落石海岸あたりでは速度を落としてゆっくりと走行。

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6月1日から11月30日までの期間、花咲線では最東端の東根室駅での停車時間を延ばし、美しい車窓区間で列車速度を落として観光客への配慮をしてくれています。

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昨日に引き続き今日も快晴~。

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次は別当賀駅。ここも乗降客無し。

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やはり待合室は車掌車でした。8時57分発。

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時折、警笛が鳴ったり制動がかかったりするのは、エゾシカが横切るから。

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次の初田牛駅にも誰もいません。

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ここは立派な!?待合室でした。9時05分発。

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そしてかつて標津線との接続駅だった厚床駅ではホーム上に人影が!。

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でもその方は写真を撮っているだけで列車には乗らず。地元の方が1人降りて行かれました。9時12分発。

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姉別駅では本日初の乗客の姿が!。お1人乗車。

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待合室に「ルパン三世」が登場しているのはモンキー・パンチが地元の北海道浜中町の出身だから。9時19分発。

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次の浜中駅でも乗客あり。見送りの方の姿も。9時28分発。

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そして根室駅と釧路駅のほぼ中間に位置する茶内駅では初めて対向列車が待っていました。ホーム上には4~5人の乗客の姿が。

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対向のキハ54-508はこちらキハ54-507の相棒の流氷物語号ラッピング車両。

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無人駅ですが駅舎は有人駅時代からそのままの北海道らしい建物でした。9時35分発。

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次の糸魚沢駅では乗降客無し。9時44分発。

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糸魚沢駅から次の厚岸駅までの間は別寒辺牛(べかんべうし)湿原が広がっていて、ここでも列車はゆっくり走ってくれます。

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たくさんの水鳥が見えました。もう冬の使者、白鳥の姿も。暖かいとはいえ、もう11月ですからね~。

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湿原の中をカーブしながら線路がひかれています。

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そして根室と釧路を除くと沿線で唯一の有人駅である厚岸駅に着きました。跨線橋も本日初めて見ました。ホーム上では10人ほどが列車を待っていました。9時58分発。

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次の門静駅はやっぱり誰もいませんでした。10時03分発。

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尾幌駅では2人乗車。ここも待合室は車掌車。10時11分発。

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次の上尾幌駅でも2名乗車。

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2面2線の島式ホームと単式ホームが構内踏切で結ばれる構成。立派な白塗りの駅舎が健在でした。10時20分発。

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別保駅では2名乗車。10時35分発。

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武佐(むさ)駅では2名乗車。もう釧路の街中に入って来ました。10時40分発。

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次の東釧路駅は根室本線と釧網本線の分岐駅。

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立派な駅舎がホームから離れて残存していました。ホームとの間には何本も側線が引かれていたのでしょう。10時42分発。

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そして釧路川の鉄橋を渡ると・・・。

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この列車の終点、釧路駅に到着。10時46分着。

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営業キロは135.4km、2時間24分の旅でした。やっぱり鈍行列車は楽しい~。

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駅構内には11時42分発根室行き快速「ノサップ」が停車していました。車両は11月1日に出発式が行われたばかりの「地球探索鉄道花咲線」ラッピングトレインのキハ54-521。

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さてここからは釧路発11時24分発の特急「スーパーおおぞら6号」に乗り継ぎ。本当はさらに鈍行でゆっくり行きたいところですが、翌日は仕事ですからね~。

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最近のJR北海道の特急列車には車内販売が無いので、まずは釧路駅で飲料、食料を調達。

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車両は北海道では第2弾の振子式気動車特急283系。

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2013年10月までは最高速度130kmの俊足を誇っていましたが、2011年5月に発生した石勝線での脱線火災事故により減速、減便が行われて現在の最高速度は110km。

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11時24分の定時に発車。283系は1995年に試作車、1996年に量産車が登場。1997年3月に営業運転が開始されてから早くも20年以上経過して、各所に疲れが出ている感じでした。発車後は釧路駅で調達したばかりの「花咲かにめし」で腹ごしらえ。

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釧路駅を発車して市街地を抜けるとしばらくは海岸線を疾走。

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最初の停車駅白糠駅を発車して、厚内駅の手前から進路を内陸に変えてしばらく走ると池田駅。

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さらに走って大都会の帯広駅を発車し、次の停車駅新得駅を過ぎると狩勝峠にさしかかります。長大なトンネルを抜けて落合方面への根室本線と別れて石勝線へ。

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普通列車が無いため特急しか停まらないトマム駅を14時00分に発車。

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占冠駅、新夕張駅を通過し・・・。

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旧夕張線を追分駅へ向かって山を降りると、北海道らしい平原が広がります。

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ほどなく南千歳駅に15時07分到着。ここで15時09分発のエアポート144号に乗り継いで新千歳空港駅に15時12分に到着。

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17時00分発のANA072便(ボーイング777-300)に乗れば東京羽田空港には早くも18時40分には到着。

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1日中鉄道に乗っていただけじゃないかって?。もちろんそれが目的ですから~。

たった2日間ながら北海道の鉄道を堪能した旅でした。完。

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日々の雑事に追われてなかなかブログが書けませんが、今日はいまだに完結していない夏のスリランカ紀行の続きを。

8月12日日曜日はダンブッラから古都キャンディへ移動。市場を見学してから高台にあるホテルへ一旦チェックインしました。下はホテルから眺めた小雨混じりのキャンディの街。

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夕刻になってから街へ出て、街の中心部で伝統舞踏のキャンディアン・ダンスを鑑賞。

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その後、屋外でファイアーウォーキングを見物。

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そうこうしている間に、ほど良い時間になって徒歩で仏歯寺へ向かいました。

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仏歯寺はスリランカを代表する仏教寺院。スリランカ人口の7割を占めるシンハラ人はほとんどが仏教徒ですので、仏陀の歯を安置するここ仏歯寺には国中から多くの人々が参拝にやって来ます。

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八角形の堂は“シンハラ建築様式”というのだそうです。

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例によって靴を脱いで屋内へ。お堂へ向かう通路の天井は美しく装飾されていました。

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このあたりは1998年にテロで爆破されたそうで、新しく描き直されたもの。

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お堂は2階建てになっていて1階には象牙が飾られた祭壇が。

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同じ仏教でも日本のお寺とはだいぶ雰囲気が異なります。

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代表的な観光地なので、地元の方ばかりでなく欧米や中国などからの観光客もたくさん。

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特に2階はお参りする人達の大行列。1日に3回のプージャ(お祈り)の時だけ仏歯が納められている祭壇の扉が開かれて仏歯が入っている金色のケースを見ることが出来るのですが、その最終回の18時30分を目指して行ったので身動きがとれないほどの混雑でした。

左側の列は近くまで行ける列ですが敬虔な信者の方が多くて列の進みは遅々たるもの。それに写真撮影は禁止なので、われわれは右側の列を選択しました。右側の献花台の前の列は、祭壇からは遠いけれど写真撮影は可能です。

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ゆっくりとお堂の前に進んで行くと奥の方に扉が開いた祭壇が見えました。

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お参りする人々の間から、仏歯が入っている金色のケースが一瞬見えました!。

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全容はハッキリ見えませんでしたが、掲げられていた写真で見ると黄金に輝くケースが・・・う~ん、やっぱり近くで見たほうが良かったかな~。

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本堂から外に出て人混みから逃れると、年に1度開催されるペラヘラ祭りに50回も参加したラージャという象の剥製が展示されていました。

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南国とはいえ、夜は気温が下がって寒いくらいに。

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雨に濡れた古都の風情を楽しみながらホテルへ戻りました。

明日はいよいよ列車で移動します。続きはまた後日に~。

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11月3日土曜日は朝から根室近くの落石で根室本線の列車を撮影。根室でランチ後は折角ここまで来たので納沙布岬まで足を延ばすことに。

岬の先端には白い灯台。

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北海道では初めて明治7年初点灯。昭和5年に現在のコンクリート造灯台に改築されたそうです。

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付近には北方館、望郷の家、オーロラタワーや最東端のお土産物屋さんや食堂などが。でも観光客はとっても少なめ。

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学生時代に訪れた時にもここで写真を撮った記憶が・・・。ただその時は悪天候で北方領土は見えませんでした。

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でも今日は遠くまでスッキリ見えて・・・。

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意外に近くに島影が見えました。

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歯舞群島、水晶島・・・でしょうか。

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コンパクトカメラのズームでも下の写真くらい大きく見えます。

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その背後にも島影が。

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下は地面に記された北方領土の位置関係。

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でも実際の島影がどの島なのか今一つはっきりしません。

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やや北側に目を移すと国後島の「羅臼山」(らうすやま)882m・・・でしょうか。

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さらに遠くに国後島の「爺々岳」(ちゃちゃだけ)1822m・・・たぶん。

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下はオーロラタワーから見た納沙布岬付近。

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さて、その後は根室へ戻って東根室駅を表敬訪問。ここはご存知のように日本最東端の駅として有名。

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駅舎も無いホームだけの無人駅で、時刻表を見ると上り6本、下り5本が停車するようです。駅がここにある理由は・・・う~ん。

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本来は落石に戻って夕方の列車を撮影をする予定でしたが、落石の撮影ポイントまでの道程が意外に厳しかったので、安楽にも東根室~西和田間で東根室15時55分の下り列車を迎撃することに予定変更。

定刻通り夕陽にステンレス車体を輝かせながらキハ54単行列車がやって来ました。

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本日の仕事はこれでおしまい。今宵は根室泊まりです。続きはまた後日に~。

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11月3日土曜日。晴れ。文化の日は広い範囲で秋晴れとなりました。

今日はANA987便6時15分東京(羽田)発の札幌(千歳)行きに搭乗。早朝便とあってか、さすがの札幌便でも座席数の少ないボーイング737-800でした。

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夜明けの東京を眼下に見て・・・。

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北上すれば、ほどなく雪を冠した山々が見えて来ました。

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上空から見ると意外に狭い津軽海峡を越えると、既に降下を開始していました。

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北海道の渡島半島を掠めて・・・。

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蝦夷富士(羊蹄山)を遠望すれば・・・。

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ほどなく旋回して新千歳空港に着陸。本来は7時45分着の予定でしたが、羽田で遠い滑走路からの離陸になったため10分遅れで到着しました。

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札幌からは根室中標津行きのANA4881便に乗り継ぎ。定刻でも僅か20分の乗り継ぎ時間しかありませんでしたが、遅れて乗り継ぎ時間が10分となったため、地上係員のお姉様が一緒に走って下さいました。

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機種はボンバルディアDHC8-Q400、74席のカナダ製プロペラ機です。プロペラ機は与那国島以来かも。こんな小型機に対してもチャンとボーディング・ブリッジが接続していました。でもとっても急傾斜で先端部に小さな“階段”がアダプターとして付いていました。

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プロペラが勢い良く回転し始め、独特のエンジン音を響かせて離陸。ジェット機より健気で一生懸命な感じがします!?。

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離陸すると直ぐに眼下には夕張あたり(?)の山々が。

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11月の北海道というのに雪は大雪山系の高みに僅かにあるだけ。

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しばらくすると広大な十勝平野が広がりました。

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異様な形の山は活火山の雌阿寒岳。画面左の湖はオンネトー。

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そして一部雲に隠れた阿寒湖と雄阿寒岳。雄阿寒岳の陰に見えるのはペンケトー・パンケトー。

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だいぶ高度が下がって来たところで摩周湖の姿が。右端、遠くに見えるのは斜里岳でしょうか。

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根室中標津空港の周囲は広大な牧草地。

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定刻の9時00分よりやや早めに到着。ここでもチャンと先端部に小さな階段状アダプターが付いたボーディング・ブリッジが備え付けられていました。

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根室中標津空港には札幌便が3往復、東京便が1往復就航しています。

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根室中標津空港到着後、根室近くの根室本線(花咲線)落石~別当賀間へ。ここは鉄道ファン御用達の有名な撮影ポイントなのです。

10時をだいぶまわって落石海岸の三里浜に到達しましたが、落石10時29分着の下り列車が通過する時刻には撮影ポイントまで間に合わず。手前で通過するのを見送ることになってしまいました。

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えっ、列車はどこって??。下は上の写真の画面右上を拡大したもの。チャンと写っていたでしょ!。

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列車通過後、本来の撮影ポイントを目指して、獣道のような踏み分け跡を辿ります。

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意外に起伏が大きくて険しい道程を辿ること約20分。

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撮影ポイントに立つと、眼下に三里浜が一望出来ました。下は落石岬方面。

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そして反対側、別当賀、浜中方面。

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やがて落石駅発11時23分の釧路行き上り列車がやって来ました!。

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最果て列車はキハ54形ディーゼルカーの単行。

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でも画面に海を大きく入れるには魚眼レンズが必要なようで・・・。

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私の持参した18mm広角では最大に入れてもこの程度までしか・・・。

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でも茫洋たる感じは伝わりましたでしょうか~。

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気温が上がって汗だくになりながら来た道を引き返し、根室駅近くでランチにすることに。根室と言えばやっぱり・・・えへへ~。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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10月1日月曜日。晴れ。朝は25℃、日中は31℃。台風一過で気温が上がり、10月としては記録的な高温となりました。

台風24号は非常に強い勢力で和歌山県に上陸して本州を縦断。

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各地に爪痕を残しながら、1日正午に北海道の東の海上で温帯低気圧に変わりました。

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台風が最接近した深夜から未明にかけては、かつて経験したことが無いような暴風雨。木造築25年のわが家は、あわや吹き飛ばされるのではないかとドキドキしながら一夜を過ごしました。

下の写真は朝通勤時の近所の道路。木の枝や看板、ゴミ箱、ビニ傘などが散乱・・・。小田急線は少々遅れながらも動いていましたが、首都圏のJRや京王線などではしばらく電車が止まっていたようです。

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天気が回復してクリニックは朝から混雑。皆さん、寝不足気味で少々お疲れ気味でした。血圧がいつもより高めの方がちらほら。若い方よりも耳の遠いご高齢の方の方が元気かも!?。

診療終了後は大和市医療センターへ。今宵は大和市医師会へ新たに入会を希望される先生との面談。若い先生と面談していると何だか元気を頂けます・・・なんて、私も段々年寄り臭くなって来ました~。

10月2日火曜日。晴れ。朝は16℃、日中は26℃。今日は爽やかな天気になりました。クリニックは今日も混雑。特定健診・長寿健診は終わりましたが、まだしばらくは結果説明で受診される方は多め。

診療終了後は大和市医師会理事会。さらにその後は来年1月の大和市医師会創立60周年の打ち合わせ。ふ~っ。

10月3日水曜日。晴れのち曇り。朝は17℃、日中は25℃。また週末に台風が接近する予報で、晴れの天気は今日までだそうです。今日のクリニックは比較的平穏でした。インフルエンザワクチンは取り敢えずの分だけ入荷。前々から予約して頂いていた定期通院中の方から打ち始めました。今後順調に入荷するようでしたらその他の方の予約も開始する予定ですので、少々お待ち下さいませ~。

診療終了後は小田急ホテルセンチュリー相模大野で開催された相模原市内科医会の睡眠時無呼吸症候群の講演会に出席。得るものの多い内容でした。

さて今日も夏のスリランカ紀行のレポートを少しだけ。8月12日日曜日はダンブッラから約70km離れた古都キャンディへの移動日。下はキャンディ近郊で見かけたヒンドゥー教寺院。スリランカはシンハラ人を主とした仏教徒が70%を占めますが、ヒンドゥー教徒10%、イスラム教徒8.5%、キリスト教徒11.3%の多民族、多宗教国家です。

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キャンディの街に着いたところで、先ずはやっぱり駅近くのキャンディ・マーケットへ。中庭のある2階建てで、地元の人と観光客で大賑わいでした。

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1階が食料品関係。

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山積みの大きな葉っぱはお皿としてして使うもの。

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品物は豊富ですが、何だか判らないモノもたくさん。

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レンズ豆、ひよこ豆、粟、・・・。

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多くの料理に用いるココナッツ。

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色とりどりの野菜や果物。

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お肉はもちろんスーパーのようにパック詰めされていません。

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店頭で解体中~。

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魚は新鮮そうですが、チョッと買う気になれないかも!?。

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2階は衣類や装飾品、お土産物など。

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マーケットは買うものは無くとも眺めているだけで飽きませんね~。

長くなって来たので続きはまた後日に。

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お彼岸の3連休が明けて早くも9月も終盤に入りましたが、秋雨前線と台風24号の影響で連日雨降り。あんなに暑かったのが嘘のように涼しくなって、9月27日木曜日には日中17℃までしか上がりませんでした。

クリニックは、9月25日火曜日は雨脚が強かったせいかさほど混雑しませんでしたが、9月26日水曜日は周辺のクリニックが休診のせいもあってか混雑気味でした。かぜ症状の方が徐々に増えて来た感じです。

さてインフルエンザワクチン接種が今年も10月から始まりますが、今シーズンも各メーカーさんからのワクチンの供給が悪そうです。前もってどのくらいのワクチンが入って来るかが現時点では見通しが立たず、お約束出来ないため、外部からの予約につきましてはもうしばらくお待ち頂きたいと思います。ある程度目途が立ちましたら予約枠を開放させて頂きます。

さてチョッと古いネタになってしまいましたが、この夏のスリランカ紀行の続きを。

前夜はダンブッラに泊まり、8月11日土曜日は早朝からシーギリヤへ。スリランカへ観光で来た人は必ず訪れるスリランカを代表する観光地です。

まずはシーギリヤ博物館で概略をお勉強した後、シーギリヤ・ロック登頂へ。入場券は30ドル。

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入口を入ると正面に聳える大きな岩山の姿が。

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ここでも周囲には猿がたくさん。

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登山口は世界中からの観光客で渋滞中。

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延々と石段が続きます。

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上を見上げると岸壁の経路上でも延々と人波が続いています。

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さらにその先には螺旋階段が。

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上から眺めると緑の大地が広がっています。

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後ろを振り返るとこんな感じ。

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途中、“シーギリア・レディ”と呼ばれる美女のフレスコ画があって、5世紀の作品ですが鮮やかな色彩が残っていました。残念ながら撮影禁止。

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階段をさらに進むと北側の広場に到着。ここで小休止。さらにここからも階段が続きます。入口の両脇にはライオンの足。

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もう少しで頂上です。

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近くで休息していた方がイタズラ猿にペットボトルを奪われて・・・。

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ようやく辿り着いた頂上は意外にも広くて約1.6haもあるそうです。

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王宮から少し下ったところにある水の溜まった場所は王のプール。

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プールサイドには玉座も。

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下を眺めるとシーギリヤ・ロックへのアプローチ、先ほど辿って来た道が見えました。

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隣に見える小高い山の頂にも石窟寺院があって登山者が見えました。

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さてしばし頂上で過ごしてから帰路へ。

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もちろん下りの方が体力的には楽ですが、常に下を見ながら歩かなければならないので、高所恐怖症の身にとってはかえって辛いかも。

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広大な眺めもあまり目に入りません~。

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先ほどのライオンの入口まで降りて来ました。

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帰路は渋滞知らずでスムーズでした。

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ランチはプールサイドからシーギリヤ・ロックを眺められるホテル・シーギリヤで。

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よーく見ると山頂に人影が見えます。

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ランチ後は麓を散策。シーギリヤ・ロックは見る角度によって様々な表情。

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象に乗っての散策は人気があるようでしたが、それなりのお値段なので・・・。

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われわれは水牛車で周辺を巡る小ツアーに参加しました。

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まずは水牛車に揺られて近隣の村へ。バナナの花やカシューナッツの実などが見られました。

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下は村の水田。二毛作だそうです。

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水牛車から降り、今度は人力(!)の船に乗り換えて湖を渡ります。

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下は水上から見たシーギリヤ・ロックの遠景。

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対岸に上陸すると、足場が付けられたココナッツの木が。登ってもいいと言われましたが・・・。

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ここではココナッツを使った郷土料理造りのデモンストレーション。

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出来たものをご馳走になった後、三輪車でスタート地点へ戻って小ツアーは終了。

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意外に中身の濃いツアーでした。

さてダンブッラへ戻って今度はダンブッラ石窟寺院へ。石窟寺院のアプローチにも猿がたくさん。

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殺生が禁じられているせいか、猿たちは人間を全く恐れずにリラックスしている様子。

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お供え物の蓮の花を食べる猿も。

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ここは1991年にユネスコ世界文化遺産に登録されたスリランカでも有数の石窟寺院。

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第1窟から第5窟まで5つの石窟が並んでいます。

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もちろんここも土足厳禁。

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それぞれの石窟の中には多くの仏像が祀られていました。

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天井の壁画も見事。

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同じ仏教でもわが国とはだいぶ違った様相です。

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5つの石窟を巡っているうちにだいぶ陽が傾いて来ました。

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早朝のシーギリヤ・ロック登頂から始まって長い1日でした。

続きはまた後日に。

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9月17日月曜日。石垣島地方は晴れて最低気温28℃、最高気温32℃。旅先の常として朝早く目が覚めたので近くの高台まで日の出を拝みに。残念ながら流れの速い雲が邪魔をして水平線からの日の出は見ることが出来ませんでした。

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日の出は6時30分頃。その後は朝食前にしっかり周辺を散歩。

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運動後、お腹が空いたところでしっかり朝食。何と健康的なことでしょう。毎朝こうありたいところですが現実は・・・。

朝食後は午前中島内でゆっくり過ごしました。

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気温が上がって来て白い道はやっぱり暑い~。

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でも両脇花の道はやや涼しいかも。

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緑の向こうに見える海原は真っ青。

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南の島のこととて花と蝶はそこかしこに。

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下はもっとも多く姿を見かけたスジグロカバマダラ。

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やっぱりお決まりの水牛車にも乗せて頂きました。“牛歩”の速度が丁度良い雰囲気。

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さて遊んでいると時間が経つのは速いもの。

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もう帰らねばなりません。12時45分の船で石垣港へ戻りました。その後石垣港近くの老舗郷土料理店「磯」でランチ。近隣の土産物店や公設市場をチラッと覗いてから空港へ。

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15時25分発のANA092便は使用機材の到着遅れで30分遅れて離陸。帰りは石垣島から羽田空港までの直行便でしたので、さすがにアムラーらしき姿はありませんでした。

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羽田空港には19時前に着陸したものの、ちょうど激しい雷雨に見舞われて地上係員が待避中。雷雨が落ち着くまで機内に缶詰めとなりました。叩きつける雨と光る稲妻の中で、強風のために機体もゆらゆら。あまり気分の良いものではありませんでした。

これで束の間の逃避行はおしまい。次はどこへ逃げよう・・・。

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さて例年この時期は大和市特定健診・長寿健診の終了間際で超多忙。連日平日は朝7時過ぎから夜9時頃まで仕事に追いまくられます。そんな訳で敬老の日の連休は現実逃避の旅へ。沖縄で呆けて参りました~。

数日前まで台風22号の接近で“あわや”という状況でしたが、南寄りの進路を辿ったため何とか逃亡が実現。9月15日土曜日は午後2時過ぎに診療を終えてから羽田空港へ向かいました。17時10分発のANA1097便、ボーイング777-200で那覇へ。

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羽田空港混雑のために那覇到着がやや遅れたものの、夜8時半前にはもう那覇国際通りのライブハウスで沖縄料理の夕食にありついておりました。

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9月16日日曜日は朝から那覇空港へ。市内は本日をもって引退する安室奈美恵のポスターだらけ。

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あちこちから聞こえて来るラジオや店舗のBGM・・・。

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はては空港まで乗った“ゆいレール”の駅構内でも安室奈美恵の楽曲がかかっておりました。

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そして空港内にももちろん。

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あっ、私は“アムラー”ではありませんので念のため~!?。

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那覇空港9時25分発のANA1763便、ボーイング737-500で石垣空港へ。

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離陸直後から眼下にエメラルドグリーンの海が。

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途中、宮古島上空を通過。

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宮古島から橋が架かる小さな島は来間島でしょうか。

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さらにしばらくすると多良間島。

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そして石垣島が見えて来ました。

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那覇空港混雑で離陸が遅れたため、定刻の10時20分よりやや遅れて着陸。

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石垣空港は2013年3月から供用開始となった新空港。私が6年前に来た時とは違う場所になっていました。

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まずは街へ出て「あらかわ食堂」の“牛そば”で腹ごしらえ。その後、石垣島で一番の観光地である川平湾へ向かいました。

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残念ながら、雲が多かったため海の青さは“もう一歩”といったところでした。

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気温は30℃チョッとで渡る風は爽やか。

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お決まりのグラスボートで海底の珊瑚も眺めてから、石垣港へ戻りました。

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石垣港から13時30分の高速船で竹富島へ。竹富島までは所要15分。ほぼ30分毎に出ています。

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島内はレンタサイクルで移動。

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下は郵便局。公共施設と言えども赤瓦にシーサーは欠かせません。

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石積みの塀に白い道・・・。この光景に遭いたくて実は今回で5回目の訪問!?。

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現在人口は350人ほど。

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地元の方にはあまり遭遇しませんが、観光客と観光用の水牛車にはよく出会います。

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赤瓦の屋根上にシーサーを据えるのは魔除けのため。

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同じものは2つと無くて、それぞれとっても個性的。

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さて集落を抜けて西側のコンドイ浜へ。木のトンネルを抜けると・・・。

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白砂のビーチが眼前に!。

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でも陽射しが白砂に反射してとっても暑い~。

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白い砂の正体は珊瑚や貝の破片。

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波は静かで遠浅なので絶好の海水浴場ですが、泳いでいる方は少なめでした。

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一旦チェックインして小休止の後、夕陽を見に再度西桟橋へ。日の入りは18時30分ころ。

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残念ながら雲が多くて海に沈む夕日を眺めることは叶いませんでしたが・・・。

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刻々と変わる空と海の色を堪能することが出来ました。

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日が暮れれば満天の星!。久空振りに星空を眺めました。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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9月8日土曜日。晴れ。朝は26℃、日中は32℃。台風一過後の今週後半は連日30℃越えの日々になりました。

週末のクリニックは、週半ばの悪天候で来院出来なかった方や体調を崩した方で結構混雑。特に早めの時間はバタバタしていましたが、午後からは比較的平穏でした。

診療終了後は、新横浜経由で新幹線に飛び乗って京都へ。金曜日から大阪で開催されている第66回日本心臓病学会に参加するためですが、直接大阪へ向かっても時間的に今日は参加出来る訳ではないので、京都で前泊して明朝大阪入りする予定です。

新横浜では乗車予定の「のぞみ」の前に、今や貴重な存在の700系の姿を見かけました。新幹線で西進するにつれて天気は下り坂。名古屋を過ぎてついに雨になりました。右下の写真は伊吹山。

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京都駅には何とかまだ明るい時間に到着。いつものように生き残った国鉄車両たちに挨拶が出来ました。奈良線では103系に混じって205系が活躍するようになりました。

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緑の103系も健在。117系は湖西線用です。

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改札を出ようとしたら「SHINOBI-TRAIN」が入って来ました。

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「SHINOBI-TRAIN」は昨年2月から運行中の忍者がラッピングされた113系電車。もちろんこれも国鉄車両です。

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甲賀市と伊賀市を結ぶJR草津線の利用促進を狙った企画だそうですが、デビューからは時間が経ってもいまだに注目度は高くて、“鉄”でない女性や外国人観光客の方々が盛んにカメラを向けていました。

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駅近のホテルにチェックインしてから、京都市下京区の京料理「井政」さんへ。

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4代目の若夫婦お2人で切り盛りされているお店。

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見目麗しく美味なる料理の数々を堪能させて頂きました。

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お店を出る頃には大雨になっていました。

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9月9日日曜日も雨。京都駅を7時44分の新快速に乗って8時12分には大阪駅着。シャトルバスで中之島の堂島川沿いにある大阪国際会議場へ。

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私は特別会員FJCCなので参加費は無料です!。その代わり年会費が高いので前払いしている様なもの。

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今年は先日の台風被害で関西国際空港が閉鎖になったため国内外の参加者のキャンセルがあったようで、プログラムの変更や演題の取り消しが多々。

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さらに追い打ちをかける北海道の地震、さらに週末大雨の天気予報・・・。

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そんな訳で会場内は例年よりも閑散とした印象でした。下は国際会議場の最上階から見た風景。大雨・・・。

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プログラムは朝8時からギッシリ組まれていましたが、早朝の会場内はどこも閑散としていました。

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アカデミックな雰囲気を十分に堪能してから、夕刻の新幹線で帰宅の途に。帰りの道中も悪天候が続き、当然富士山の姿も拝めず。でもお陰で暑さからは解放されました~。

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8月最後の1週間は立て続きにやって来た台風の影響で天候がとっても不安定で気温も乱高下。8月24日金曜日は朝の通勤時が台風の影響でとてつもない豪雨になりました。

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また8月27日月曜日は夜になって落雷とゲリラ豪雨。落雷による停電の影響で帰宅時の電車が乱れていました。

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この1週間もクリニックは連日混雑気味。長引くかぜ症状の方が相変わらず多めでした。健診で引っ掛かって受診される方も多くなりました。特定健診は予約でもはやパンパン。新たに予約をお受けする余地は全く無くなってしまいました。どうかご了承下さいませ~。

この1週間、診療時間外には8月26日日曜日に品川で内科系の講演会に出席、8月28日火曜日夜は医師会で入会希望の先生との面談、8月31日金曜日夜はシリウスで開催された大和市立病院と医師会の連携の会に出席。あとはひたすら朝に夕に特定健診の結果判定作業。あと1か月の辛抱です~。

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さて、今日はこの夏のスリランカ紀行の続きを。8月10日金曜日はネゴンボの魚市場に立ち寄ったあと、北東へ210kmの道程をポロンナルワへ。賑やかな海辺の街を通って内陸へ入ると、水田や畑の田園地帯。さらに進むと山あり谷あり平原あり・・・。

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スリランカは北海道よりやや小さい島国ですが、地形は変化に富んでいて、食事休憩を含めて約6時間の道程は、それほど長く感じませんでした。

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途中、前を行くトラックの荷台にはゾウが!。

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途中の道端では野生のゾウも見ることが出来ました(咄嗟のことで写真は撮れませんでした。残念!)。「ゾウ横断注意」や「ゾウに餌やり禁止」の標識も!。

さて今日の目的地ポロンナルワは10~12世紀の間にシンハラ王朝の首都があったところ。長い間ジャングルの中で眠りに就いていた期間もあったそうです。まずは当時の仏教の中心地で城壁に囲まれたクワドラングルへ。

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ハタダーゲは12世紀に建てられた仏歯寺跡。

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スリランカでは聖なる場所で土足、ノースリーブやショートパンツ、帽子は禁止。

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日に焼けた石の上は熱くて素足では歩けないので、厚めの靴下が必要です!。

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ハタダーゲの向かい側にはワタダーゲという円形の仏塔。かつては入口のムーンストーンの上で足を洗ってから仏塔内に入ったそうです。図柄は輪廻を表わしているそうで・・・。

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彫刻が施された熱い石段を上がると・・・。

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仏塔を取り囲む仏像たち。

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かつてはスリランカで豊富に取れる宝石で装飾されていたそうですが、略奪の憂き目に遭って破壊されてしまっているのは何処も同じ。

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このクワドラングルの中には11の建造物が集まっていて、当時ポロンナルワの仏教の中心地だったそうです。

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ふと地面を見たら赤いハンミョウの仲間(?)が疾走中。

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派手な装いのバスは私営の路線バス。

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バスの屋根にはサル。空いている車の窓を探して車上荒らしをする常習犯だそうです。

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ランカティラカは13世紀に建てられた巨大な仏教寺院。中には頭の取れた巨大な仏像。

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白い漆喰の塔、キリ・ヴィハーラ。最近塗りなおされてはいますが、700年以上ジャングルに眠っていたにもかかわらず発見時もほとんどオリジナルの塗りのままだったそうです。

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こちらは小振りの塔。名前は・・・?。

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下はお土産物屋さん。遺跡の周辺にはたくさんの野良犬とサルがうろうろ。

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スリランカでは動物の殺生は禁じられていて、違反すれば終身刑になるそうです。

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さて更に奥へ進むとガル・ヴィハーラ。一枚岩に彫られた石像群が。座像の高さは4.6m。

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石室内にも座像。

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立像は高さ7m。

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そしてその横には全長14mの涅槃像。

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多少様相は異なりますが、日本と同じ仏教国。地元の方々がお参りしている姿は日本と相通ずるものがあります。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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先週の木曜日まで1週間お休みを頂いておりましたので、先週末は何となくまだお休みモードが続いておりましたが、今週からは本格始動です~。

週明けの8月20日月曜日は雨のち曇り。朝は20℃、日中は26℃で、先週来の涼しさが続いていましたが、台風接近に伴って8月21日火曜日は30℃、そして8月22日水曜日は32℃まで上がり、暑さがまた戻って来ました。

クリニックは気温変化が大きいためか、長引く喉かぜ、咳かぜの方がたくさん。周辺のクリニックはまだお休みのところがあるようで、持病の薬を切らして駆け込んで来られる初診の患者さんがちらほら。8月21日火曜日昼は大和市医師会事務局で会計業務。8月22日水曜日の診療終了後は武蔵溝の口で2年後に開催予定の大学同門会の打ち合わせ。

さて遅くなりましたが今日は夏季休診期間のレポートを。今年も例年の如く前々から休みに入った途端に現実逃避の旅に出ることを企てておりました。今回の目的地はスリランカ。ところが出発日が近付くにつれて台風13号が徐々に接近してくるではありませんか!。いよいよ進路がヤバくなって当日朝に成田空港に着けない可能性が濃厚になって来たため、出発前夜の8月8日水曜日の診療終了後に暴風雨の中を急遽成田空港へ向かいました。夜10時過ぎに空港近くのホテルにチェックイン。

明けて8月9日木曜日の朝はモロに台風13号の暴風域。朝9時に銚子を通って北東方向へ・・・。

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コロンボからの折り返し便は成田に朝7時35分到着予定でしたので、最悪欠航かと覚悟して「真っさらで予定の無い贅沢な1週間の過ごし方」を真剣に考えながら空港へ行ってみると、ありがたいことに折り返し便は遅延するものの約3時間遅れで到着予定。1時間半遅れで出発の予定になっていました。出発掲示板を見ると、台風直撃にも拘わらず各社とも意外に欠航は少なめ。

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外の様子を見ると欠航にならなかったのが奇跡に思える状況でしたが・・・。

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当初の変更時間通りに1時間半遅れでスリランカ航空UL0455便のエアバスA330-300は成田空港を飛び立ちました。

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乗員は全員スリランカ人で機内放送は英語と日本語。CAはお腹~背中周りを露出した南国らしい制服でした。台風の影響で結構揺れました~(涙)。

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成田~コロンボ間は所要9時間20分。時差は3.5時間。機内誌を手に取ってみると、一部英語、シンハラ語、タミル語が併記されているものの、メインはシンハラ語でした。

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シンハラ語はアルファベットとは全く異なる字面で、一体何が書いてあるのやら・・・。

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スリランカ上空に差し掛かると緑の多い大地が見えて来ました。

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かなり高い山の姿も。

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高度を落として来ると緑の大地。まるで成田周辺に似た光景で雑木林の間に田んぼやゴルフコース(?)かと思いきや・・・。

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雑木林に見えた緑はヤシの木でした。う~ん、南国だ!。

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コロンボ近郊のバンダラナイケ国際空港には1時間ほど遅れて着陸。外へ出てみれば、気温は猛暑の日本より涼しい28℃程度。

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到着後、空港内でスリランカ・ルピーに両替。1円が1.38ルピーでした。

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到着後は空港近郊のネゴンボという海沿いの街へ。ネゴンボはスリランカ最大の漁港をもつ街ですが、空港に近いので玄関口としてビーチ沿いにたくさんのホテルが並んでいます。今宵はスリランカ出身の有名な建築家ジェフリー・バワが初めて設計したホテル「ジェットウイングラグーン」に暗くなってからチェックイン。洗練された室内は・・・撮り忘れましたが派手さは無くて至ってシンプル。風変わりなのはバス、トイレが外にあること(ちょっと落ち着きません)。あとはお湯さえチャンと出てくれたら完璧でした!?。

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夕食はスリランカ風のものを。左上は真ん中に卵を落とし込んだお椀型クレープ、ビッタラ・アーッパ。なかなか美味でした。スリランカ料理はもちろんカレーばかりではありません。

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8月10日金曜日は曇り空。明るくなってみればホテルの敷地は広大。

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ホテル玄関から道路を渡るとインド洋が広がっていましたが、波は荒くて冬の日本海の如し。この季節は南西モンスーンの影響で西海岸は天気が悪いのだそうです。

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敷地内にはヒメコモンアサギマダラの姿が。

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植物はよく判りません・・・。

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さて朝食を済ませてから街へ。大勢の人出賑わっていたのは漁港と隣接する魚市場でした。

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現地の人ばかりで観光客は皆無でしたが、ここはやっぱり突入するしかないでしょう。

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意外にも扱われている魚は日本人に馴染みの種類ばかりでした。

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那覇の牧志公設市場で見かけるような色とりどりの熱帯魚風は全く見かけません。

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漁港に隣接した市場ですから、もちろん鮮度は抜群!。

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でも周辺に散らばったゴミから発する生臭さはかなり強烈です~。

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包丁ではなく鉈(なた)で魚を裁くのが日本と違うところ。周辺の人が鉈を持って歩いているのでチョッと怖い!?。

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港には無数の小型船が集結していました。

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日本の漁船よりカラフル。

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道路の反対側にも渡ってみたいけれど、交通量が多くて渡るのは容易ではありません。日本と同じ左側通行なのはイギリス領だった影響でしょうか。

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車は日本製、バス、バイク、3輪車はほとんどインド製。

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タクシーは3輪車がほとんど。

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商店の看板はシンハラ文字で電話番号以外は解読不能。

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郵便ポストは昔の日本風でした。

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街はあまりゴミは落ちていなくて意外に清潔。

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民家の庭先にはパパイヤの木。

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これから世界遺産の古代都市ポロンナルワへ向かいます。長くなって来たので続きはまた後日~。

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6月22日金曜日。晴れ。朝は19℃、日中は28℃。貴重な梅雨の晴れ間になりました。

クリニックは朝から混雑。体調が悪い時やご高齢の方はなかなか雨の日には来にくいもの。久しぶりに晴れると混雑します。

当院が予約制にしたのは2009年7月のことで既に9年になりますが、内科の性格上、かぜ、腹痛の方や急に体調を崩された方など予約外で受診される急性疾患の方も多くいらっしゃいますので、完全予約制には出来ません。あくまで“予約優先”という程度の緩い予約制です。そんな訳で調子の悪い時にはガマンせずに受診して下さって結構です。また天気の悪い時には予約があってもどうぞ無理はなさらずに~。

6月23日土曜日。曇りのち雨。朝は20℃、日中は24℃。 昨日とは一転して天気が悪くなりました。クリニックは朝のうちは予約外の方で混雑しましたが、雨が降り出した昼前には待合室が閑散としていました。

診療終了後は所用で羽田から夕方の飛行機で福岡へ。羽田は大雨でしたが福岡は晴れていました。

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6月24日日曜日の福岡地方は晴れ。朝は20℃、日中は29℃。午前中に仕事が終わって、帰り際に櫛田神社を覗いて来ました。

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櫛田神社は古くより博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社。

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現在7月1日から15日にかけての博多祇園山笠に向けて準備中。

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近所では祭りに向けて安全祈願の神事が執り行われているところでした。

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境内には博多祇園山笠の飾り山が常設展示されています。下の写真は表と裏。

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博多祇園山笠のクライマックス「追い山」は7月15日の午前4時59分、一番山笠が櫛田入り奉納を皮切りに合計8つの山笠が次々に櫛田入りを行い、まだ薄暗い博多の街へと駆けだして行くそうで・・・。いつかは見てみたいものです。

さて櫛田神社を後にして空港へ向かう途中、毎度のことながら博多駅へ挨拶に。

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特段珍しい車両の姿は無し。

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そんな中、新幹線の電光掲示板の横に「博多南線」の掲示板を発見。日中は1時間に1本の運行ですが、ちょうど良い時間に列車があったので乗ってみることに。

博多南線はその筋では有名なのでご存知の方も多いかと思いますが、山陽新幹線の終点博多駅から車両基地(博多総合車両所)までの回送線を旅客線化した路線。

新大阪からの「こだま」が到着して、そのまま博多南行きになります。車両は今や貴重な500系8連。700系やN700系が運用に就くこともあるそうです。

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旅客営業上は在来線扱い。営業キロは8.5kmで運賃は200円。それに特定特急券100円が必要なので、計300円かかります。特急扱いですがJRグループで唯一列車名の無い特急。

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たった300円で動いている新幹線車両に乗れるので、かなりお得!?・・・なんて考えていたら、案の定日曜日とあって新幹線車両に乗車すること自体が目的と思われる親子連れがたくさん乗っていました。

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発車して少しスピードが乗って来たところで、本線から岐れて高架線下へ。

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左手に車両基地が広がって来たところがもう終点です。所要時間はたったの8分。物足りなくて“降りたくない~”と駄々をこねる子供たちも。

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ホームの有効長は8両ギリギリでホーム幅も普通よりだいぶ狭い感じ。

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ホーム上で車内清掃をしてこのまま折り返し博多行きとなり、さらに博多から新大阪行きの「こだま」として運用されるようでした。

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日中は1時間に1本なので、荒涼とした車両基地のはずれにある小駅を想像していましたが、みどりの窓口もある立派な有人駅でした。

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これで寄り道はおしまい。夕方の飛行機は梅雨前線に煽られて結構揺れました~。

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6月4日月曜日6月5日火曜日は晴れて気温が上昇。特に月曜日は各地で今年一番の暑さを記録し、北海道内陸部では軒並み30℃超えに。当地でも28℃まで上がりました。ところが一転して6月6日水曜日は朝から雨で終日17~19℃。一気に関東甲信、東海、近畿地方が梅雨入りとなりました。

クリニックは特定健診・長寿健診の方々で連日混雑していましたが、かぜ症状や体調を崩されて受診される方は少なめ。健診は既にだいぶ先まで予約枠が埋まって来ました。受診ご希望の方はどうぞお早めにご予約下さいませ~。

さて今日はまたまた5月27日日曜日の山口行きレポートの続きを。山口線の長門峡駅でSL「やまぐち」号のD51200の発車シーンを狙いましたが見事に撃沈。気を取り直して今度は徳佐駅の発車シーンを狙うことに。徳佐駅は12時43分の発車。先回りして待ち構えていると、定刻通りになかなかの煙を吐きながらやって来ました!。

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煙が客車に少々かかりましたが・・・。

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まあ許容範囲内!?。

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大きな汽笛を鳴らしながら眼前を通過して行きました。

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直ちに撤収してSL「やまぐち」号の終点津和野へ。津和野着は12時59分。到着後ほどなく客車の入換作業が始まりました。

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入換作業が終わるとゆっくりターンテーブルに近付いて来て・・・。

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そろりそろりとターンテーブルに乗りました。

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その後ゆっくりと方向転換。

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留置線に入ってしばし小休止。

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ここで復路に備えて点検と給水を受けます。

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留置線に入ったのを見届けてわれわれも駅前のカフェでしばし小休止。

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さて下り15時17分発の下り列車に乗るべく津和野駅へ戻ると、D51200は既に客車の先頭に立ってスタンバイしていました。上りSL「やまぐち」号は15時45分発。

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客車は5両編成で前後に展望車が連結されています。最後部5号車のスハテ35形から順に眺めてみます。

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戦前の客車に見られた採光窓の付いた二重屋根構造。

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一見とてもクラシカルな客車に見えますが、車端には昭和29年6月新潟トランシス製造を表わす標記が!?。

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実はこの編成、「最新技術で快適な旧型車両を再現」したJRグループ最新の客車なのです。もちろんドアは旧来の手動ドアではなく自動ドア、照明は電球色LED、温水洗浄便座付き洋式便器、車椅子スペースも完備。

下の写真は4号車オハ35形と3号車ナハ35。

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日除けのブラインドも古風に演出。

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旧型客車には無かった冷房装置は目立たないように取り付けられています。

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2号車スハ35、そして1号車オロテ35形は1等車を示す白帯。

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オロテ35形はグリーン車扱いで大型リクライニングシートが備えられています。

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そして先頭にはD51形蒸気機関車200号機。

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罐圧は十分に上がって時折安全弁が吹いていました。準備万端。

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下は相棒が撮ってくれたツーショット。

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さて発車を見届けることなく15時17分発の益田行きに乗車。

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山陰本線との接続駅、益田には15時58分着。

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ここから萩・石見空港まではバスでも12分ほど。たった2便の東京便が就航しているだけの小さな空港でした。

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折り返し東京便が降りて来て17時45分発ANA1104便になります。機種はA320。意外にも満席に近い状態でした。

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羽田空港には19時20分着。

夜行日帰りの旅は充実していましたが、年齢的にそろそろ辛くなって来たかも!?。

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6月2日土曜日。晴れ。朝は18℃、日中は25℃。今週末は好天に恵まれました。予報では梅雨入り前の貴重な週末の晴れ間になるかも(?)。

クリニックは朝早い時間帯が混雑。季節柄か春の健診で引っかかった方が多くいらっしゃいました。土曜日はお勤めの方が多いので国保の特定健診の方は少なめですが、動悸や胸痛を訴える方が多くてやっぱり検査は多めでした。

診療終了後は東京駅へ。そのまま東北新幹線「はやぶさ」に飛び乗って仙台経由で松島まで出かけて来ました。

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目的地は松島の瑞巌寺。瑞巌寺は平安時代の初めに創建され江戸時代に伊達政宗によって再興された由緒あるお寺。平成20年から「平成の大修理」と震災被害を受けた参道の復旧工事が行われていましたが、この春全ての工事が終了。6月24日の落慶法要に向けて現在様々な行事が開催されています。

(下はJR東日本の情報誌“トランヴェール”6月号の記事)

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日が長い季節とは言え、診療が終わってからでもまだ明るいうちに松島に着けるとは新幹線さまさまです。

参道の途中には津波到達地点を示す立札がありましたが、結構本堂近く。

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今宵の目的は瑞巌寺落慶記念コンサート「竹原ピストルin瑞巌寺」。

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落慶記念で竹原ピストル・・・う~ん、チョッと面白そうということで足を延ばした次第。

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会場は本堂。何と国宝の建物内そのものの中です!。

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建物は書院造で屋根は入母屋造本瓦葺。

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コンサートの入口とは思えませんね~。もちろん靴を脱いで下駄箱にしまっての入場ですが、素足は厳禁で靴下着用が義務付けられています。

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会場内は残念ながら一切撮影禁止ですが、桃山文化を伝える彫刻や襖絵は豪華絢爛。コンサート開演前には一般的アナウンスに加え、立ち上がらないようにとか、足を踏み鳴らさないようにとか、周辺を触らないようにとか、国宝ならでは(!?)の諸注意がありました。

開演時間19時ちょうどに一角の襖が開いてTシャツにバンダナを巻いた普段の出で立ちの竹原ピストルが登場。金箔に松があしらわれた襖絵の前でコンサートが始まりました。私の席は前から7列目の正面。それでも真ん中よりは後ろでしたが、とても狭い会場なので、ちっ、近い~。

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楽器はギターとハーモニカだけ。独特の世界観の歌を持ち前のハスキーボイスと抜群の歌唱力で2時間近く熱唱。荘厳な雰囲気の中で迫力のステージでした。

帰りは真っ暗な境内を通り抜けて・・・。

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仙石線の松島海岸駅へ。

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21時04分発の電車で仙台駅に21時41分着。

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仙台駅で在来線ホームを偵察に行きましたが、珍しい車両は見当たらず。

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今晩は最近東側に新しく出来たJRのホテルに投宿することにしました。

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翌朝カーテンを開けると眼下に仙台駅。

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居ながらにして駅の観察が出来る“鉄”にはうってつけの部屋だったのでした。

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朝食を済ませて早々の新幹線で帰宅の途に。

あれっ、ここまで来て松島は?、青葉城は??。今回は日曜日夕方に用事があるので直ぐ帰らねばなりません。まあ、またの機会にね~。

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6月1日金曜日。晴れ。朝は19℃、日中は26℃。梅雨入り間近にしては湿度が低めで久しぶりに清々しい朝になりました。

クリニックは朝から混雑。6月になったからでしょうか(!?)、しばらくいらっしゃっていなかった方がちらほら。かぜ症状の方も増えて来ました。特定健診・長寿健診は本日スタート。検査もバタバタしてました。

さて今日も先日の山口行きのレポートの続きを。山口線の長門峡に5月27日日曜日10時22分に到着。後続(・・・とは言っても1時間半以上あと)のSL「やまぐち」号を迎え撃ちます。ビデオとカメラを設置して準備万端。

やがて遠くに汽笛が聞こえて、昨年から本線運転に復帰したばかりのD51形200号機が長門峡駅構内に入って来ました!。おぉ、素敵な黒煙!!。

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ところが発車時間が迫って来たところで一陣の風が。ああっ、煙が流れてしまう~。

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その上に発車の汽笛を吹鳴したところで、列車から駆け下りて来た興奮したお兄さん2人が画面内に入って来るではありませんか!。

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さらに動き出した機関車を追いかけて疾走!!。あ~ぁ~。

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煙もショボショボだし・・・。

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少し出始めた煙も横に流されるし、人物を画面から外すと客車の後ろが切れるし・・・。

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ワタワタしているうちに・・・。

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D51200は悠然と眼前を通過して行きました。

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散々な結果に終わりましたが、ビデオに記録されたドラフト音と汽笛はとっても素敵でした。気を取り直して先へ進みますが、続きはまた後日~。

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気が付けば5月も最終週に突入。5月28日月曜日5月29日火曜日は晴れたり曇ったりでしたが、5月30日水曜日は昼過ぎから雨になりました。5月28日月曜日には早くも九州北部と四国、山口が梅雨入り。平年より8日早い梅雨入りだそうです。

今週のクリニックは概して平穏な日々でしたが、ややかぜ症状の方が増えた感じ。いまだに大和市内の所々でインフルエンザが局地的に燻っているようです。火曜日の昼は大和市医師会事務局で会計業務。水曜日の昼は当医療ビル6件7科のミーティング。

さて今日は先週末の続きをレポートします。5月26日土曜日に東京発22:00の「サンライズ瀬戸」に乗車。23時23分の熱海発車後に寝る態勢に入りましたが、振動と騒音の中でも意外に良く眠れて、次に外を見たら大阪に運転停車中でした。しっかり起き出したのは5時25分の姫路発車前。

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外は朝日に照らされた日本の田園風景。

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流れる車窓風景を個室寝台から眺める至福のひととき。こんな機会を味わえるのは、今や定期列車ではこの「サンライズ」だけ。

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6時少し前に“おはよう放送”が入りました。

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岡山着は6時27分。私どもはここで下車。

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高松行きのマリンライナーがお出迎え。これに乗って瀬戸大橋から朝の瀬戸内海を眺めてみたい衝動に駆られましたが・・・。

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「サンライズ」はここで分割され、まずは6時31分に「サンライズ瀬戸」高松・琴平行きが発車して行きました。

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その後6時34分に「サンライズ出雲」出雲市行きが発車。

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「サンライズ」を見送った後、岡山駅構内のカフェで軽く朝食を摂り・・・。

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新幹線ホームへ上がると、東海道ではとうに見られなくなった500系「こだま」に遭遇しました。貴重な500系にも乗りたいけれど・・・。

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先を急ぐために今回は7時15分発の「さくら541号」鹿児島中央行きに新山口まで乗車。

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新山口には8時26分着。新山口では黄色単色塗りの山陽路の115系が。

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新山口からは山口線に乗車します。後発の山口行き普通列車でも良いのですが、乗り心地を体験するためにわざわざ先行する8時52分発の特急「スーパーおき」米子行きに15分間のみ乗車。キハ187系は大出力エンジンに軽量車体を載せ、制御付自然振子装置を搭載して2001年から運用開始された車両。今となっては陳腐化してしまった内装や振動、騒音が気になりますが、パワフルな加速は健在。山口には9時07分着。

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ここからはさらに普通列車に乗り継ぎ。

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単行のキハ40は“明治維新150年”と“レノファ山口FC”のラッピングが施されていましたが、煤けていて残念な状態に。

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一端には“日本国有鉄道”の銘板が残っていました。

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山口駅の古いホーム上屋の柱には“国鉄建物財産標”も。国鉄が解体されてから30年以上経つのにまだまだ国鉄の遺産がたくさん。

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9時47分発益田行き普通列車で最初の目的地である長門峡駅に10時22分到着。

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ここはホーム1本1線のみの無人駅。実は今までも何回か訪れていますが、今回も性懲りも無く蒸気機関車の写真を撮るためにここまで遥々やって来たのでした。

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あと1時間半ほどで蒸気機関車D51が牽引するSL「やまぐち」号がやって来ます。駅の益田寄りは線路がほんの少し高めの築堤上を通っています。

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その先は小さな踏切を渡って列車は鉄橋上に躍り出ます。

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なかなか雰囲気の良い古い鉄橋。

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ここは沿線でも有名撮影地の一つ。鉄橋の向こう岸には既に多くのカメラマンが陣取っていました。

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でもわれわれは“写真”が好きなのではなくて“機関車”そのものが好きなカマ屋ですので、駅近で発車シーンを狙うことにします。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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5月26日土曜日。曇りのち晴れ。朝は19℃、日中は26℃。

クリニックはそれなりの混雑でしたが、ほぼ予約時間通りに診療が進行。今週は平穏な1週間でした。

診療終了後は東京駅へ。今日は22時00分発「サンライズ瀬戸」に乗車します(!)。ご存知のようにサンライズは現在唯一残った定期の寝台特急。乗車するのは2016年12月21日以来です。

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9番線ホームで待っていたら、以前より早めの21時35分頃に入線して来ました。

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リニューアルされたようで車体はピカピカ。

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岡山までは「サンライズ瀬戸」高松・琴平行きと「サンライズ出雲」出雲市行きが併結されて14両編成で運転されます。

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車輛は基本2階建て構造。

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ビジネスユースを想定してシングル個室中心の構成。残念ながら食堂車はありません。

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少数の「サンライズツイン」や下の写真のような「ノビノビ座席」(船の桟敷席のような感じです)もあって、様々な場面で利用できそう。

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車内は狭い空間を有効活用するために考え抜かれた構造です。

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さて前回はB寝台「シングル」でしたが、今回は6室しかないA寝台「シングルデラックス」が取れました。

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車内に入ると、太った人は擦れ違えないくらいの狭い通路。

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廊下から数段階段を上がるとそれぞれの個室の扉。テンキーで施錠出来ます。

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部屋に入ると車体カーブに合わせた大きな1枚窓。2階なので視線は高めです。

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ベッドはもちろんですが、小テーブルや椅子、洗面台も備えられていて快適な一夜が過ごせそう。

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枕元にはライトやオーディオ、時計、空調などのコントロールパネル。以前あったテレビは撤去されています。スリッパ、寝間着、アメニティグッズも。

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アメニティグッズの中にはシャワー室で使うシャワーカードも入っていました。シャワー室のリーダーにこのカードを通すと6分間お湯が出ます。

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さてどこへ行くかって!?。

長くなって来たので続きはまた後日に~。

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さて今日は連休前半、先日4月28日土曜日から4月30日月曜日にかけての北海道行きのレポートの続きを。

4月29日日曜日は旭山動物園で思わず時間を費やし過ぎてしまい午後3時過ぎになって国道237号線をJR富良野線に沿って南下。今宵の宿泊地である富良野を目指しました。

南下するにつれて雪を頂く山々が近付いて来ました。

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途中立ち寄ったJR上富良野駅は上富良野町の中心駅で明治32年開業。典型的な北海道様式の駅舎でした。

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まだ4時前でしたので国道237号線を外れて東側の丘陵地帯へ。北海道らしい一直線の道路では思わずスピードが出てしまいます~。

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途中「ひつじの丘」で小休止。ソフトクリームを・・・!?。

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そこからビール麦畑を抜けて「北の国から」ロードへ。

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このあたりから見えるのは富良野岳、前富良野岳、中富良野岳・・・あたりでしょうか。

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だいぶ日が傾いて来たので、東側の丘陵地から西側の富良野盆地へ降りて行き・・・。

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国道237号線を横切って今夜の宿がある西側の丘陵地を目指します。途中JR富良野線を渡る踏切脇には西中駅がありました。1両分のホームと小さな待合室があるのみ。

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待合室の時刻表を見たら何と5分後に旭川行きの列車が来るではありませんか!。しばし待っているとラベンダーカラーを纏ったキハ150形2両編成旭川行きがやって来ました。ホームにかかるのは先頭車のみで2両目は踏切内に停車。

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折角停車したのに乗降客は皆無でした。17時10分定刻に北へ向けて発車して行きました。

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西側の丘の上に上がれば広大な盆地が一望。背景は十勝岳連峰でしょう。

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次第に暗くなって山の稜線がはっきりしなくなって来た頃に・・・。

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気付けば大きな月の姿が・・・。

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さて翌4月30日月曜日の富良野地方は曇り時々晴れ。日の出は4時25分。

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日の出をみてから朝食を摂り、白金温泉近くの「青い池」へ。アルミニウムを含んだ地下水が美瑛川と混ざって溜まり、そこに太陽光が当たって青くなるのだそうです。

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晴れたり曇ったりの天気でしたが、光の当たり方で色調が変化。立ち枯れたカラマツの木が幻想的です。

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こんな山奥なのに外国人観光客の方が多数。Apple社OS X Mountain Lionの壁紙のひとつに採用されたことで有名になったそうです。

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さてそこからさらに白金温泉を越えて十勝岳スカイラインに入ってしばらく行くと「十勝岳望岳台」。

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ここからは十勝岳連峰が目前。十勝岳は2077m。

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まだ周囲には雪が残り、スキーを楽しんでいる人の姿もありました。

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北側を望むとさらに遠くにも雪を頂いた山々が。

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低温に加えて強風。身体が冷え切ったところで早々に下山。美瑛へ向かう「白樺街道」はその名の通り両脇に白樺が連なっていました。

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途中ファームズ千代田に立ち寄って・・・。

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家畜と戯れて参りました。

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下は美瑛駅。近くの蕎麦屋さんで遅めのランチ。北海道に来てまで蕎麦かって?。いや~、一行一同お腹の調子が良くなかったもので・・・。

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帰りは旭川16時25分発のJAL556便で羽田空港に18時10分着。機材はボーイング767-300でした。

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今回は2泊でしたが初日は夜の到着でしたから実質は1泊2日の強行軍。それでも充実した満足の旅でした。

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新年度に入ったと思ったのも束の間、いつの間にかもう5月に突入してしまいました。月日の経つのは速いものですね~。

ゴールデンウィークの狭間の5月1日火曜日5月2日水曜日は天候に恵まれて気温も高め。世の中、9連休なんて方も少なくない様ですが、当院は例年の如くカレンダー通りに診療。でも朝の通勤電車は普段の平日よりも明らかに空いていて、スーツケースやリュックを携えた方が目立ちました。チョッと勤労意欲が低下気味!?。

クリニックは皆さん出かけてしまって閑かと思いきや結構混雑。寒暖の差が大きいためか体調が優れない方やかぜ症状の方が多め。また祝日の並びの関係か例年にも増して近隣のクリニックで臨時休診のところが多かった様で、他院かかりつけの患者さんで薬を切らして飛び込んで来られる方も少なからず。火曜日の夜は連休中にも拘わらず大和市医師会事務局で医師会会計の内部監査~。

さて今日は先日の北海道行きの続きをレポートします。前夜遅くに旭川入り。翌4月29日日曜日は快晴となりました。旭川地方の最低気温は2℃(!)、最高気温は24℃で何と気温差20℃以上。

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快晴の割に大雪山系が薄ぼんやりと霞んで見えるのは、ロシア極東の森林火災の影響でPM2.5濃度が上昇しているためだとか。

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まずは朝一番で旭山動物園へ。ここは日本最北の動物園ながら一般的な動物の姿形を見せることに主眼を置いた「形態展示」ではなく、行動や生活を見せる「行動展示」を実施して注目を集め、一時は入場者数が日本一の上野動物園に肉薄するほどに。今年の夏期開園期間が昨日始まったばかり。

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入園料は大人820円。園内はゴールデンウィークとあって大混雑。外国人観光客もたくさんいらしていました。

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噂に違わぬユニークな展示方法。動物たちがとっても近くに感じられました。

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柵や水槽には各所に覗き穴があけられていて色々な角度から動物を観察出来ます。巨大なホッキョクグマも眼前に。

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ホッキョクギツネ、ユキヒョウ、シロフクロウなどの寒いところの動物は季節外れの暑さでぐったり?。

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同じ目の高さで巨大なアムールトラが迫って来ると思わず後ずさりしてしまいます。

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でもチョッと近過ぎて、マーキングする習性のある動物には「お尻を向けたら要注意!」の注意を促す札が。

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観客の頭上にアムールヒョウ。ヒョウの肉球は初めて見たかも。

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さらにレッサーパンダも・・・。

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観客の頭上を渡り・・・。

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オラウータンも観客の頭上を・・・。

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そして巨大なカバや・・・。

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さらにヘビさえも・・・!?。当然のことながら落下物には要注意。

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別にジャイアントパンダのようなスーパースターや超レアな動物が居る訳ではなく・・・。

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ゾウやライオン、サイなどのメジャーな動物さえ居ませんでしたが・・・。

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何だかとっても充実感がありました。

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朝一番に入場して気付けば午後3時近くに。

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う~ん、予定よりだいぶ長居してしまいました。これから美瑛、富良野方面へ向かう予定ですが、チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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1月21日日曜日。晴れ。朝は2℃、日中は11℃。

今日は昼から駅前までウォーキングがてら買い物へ。寒いけれど日差しは暖かで、少しは春が近付いて来たかも。それなりに一生懸命歩いたのに帰りに思わずカロリー補給。これで帳消し!?。

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さて今日は先週1月14日日曜日の姨捨行き続きを。E351系「スーパーあずさ」の乗り納めをしてスイッチバック式の姨捨駅に11時52分に到着。降り立ったのは案の定われわれ2人のみでした。乗って来た電車が行ってしまうとあたりは静寂そのもの。

1934年に建てられた駅舎はリニューアルされて綺麗になっていました。

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駅舎の横には2017年5月から運行されているクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が姨捨駅に立ち寄るために整備された夜景バー「更級の月」の建物。残念ながら四季島運行時のみの営業。

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そして肥薩線矢岳越え(九州)、旧根室本線狩勝峠(北海道)と合わせて「日本三大車窓」と言われた姨捨駅からの車窓は・・・。

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善光寺平が一望のもと!。

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中央を流れるのが千曲川、そして川中島あたり。

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これだけ広大な土地、武田信玄も上杉謙信もさぞや欲しかったことでしょう。

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右下方には重要文化的景観、棚田100選に選ばれた「姨捨の棚田」。

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山側は雪に覆われていましたが・・・。

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日当たりの良い下の方は雪はありませんでした。

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これらの風景を見るために、ホームのベンチが全て線路に背を向けているのが普通の駅とは異なるところ。

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駅舎は2010年にリニューアルされたそうです。

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2016年の乗車人員は僅かに1日平均56人。

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無人駅ですが、待合室はとっても綺麗。

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ただ暖房が無いので、寒くてじっとはしていられません~。

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片隅に姨捨山の民話。

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かつて貧しかった村では口減らしのために60歳になった年寄りを山に捨てる掟があったそうで・・・。私も間もなく山に捨てられる年ごろ!?。

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さて帰りの松本方面の列車は13時02分発茅野行き。

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篠ノ井方面からホーム下方の線路を登って来ました。

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ホーム下を通過してスイッチバックの引き上げ線に入り・・・。

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進行方向を変えてバックでホームに入って来ました。

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ここで一足先に入線していた対向列車と交換。

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駅名標の標記がスイッチバックを端的に表現しています。

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車内はやはり混雑していました。途中で長野行き特急「しなの」と交換したり・・・。

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EH200牽引のタンカー貨物を追い抜いたりしながら・・・。

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13時57分に松本駅着。ホームにはやはり2両ではとても乗り切れないほどの乗客が待っていました。松本駅ではかつて東海道線で君臨していた211系近郊電車の姿も。

松本駅構内で遅めのランチ。「松本丼」とやらはヒレカツに山芋かけて玉子とじにしたもの。う~ん・・・。

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さて松本からは昨年末にデビューしたての新型スーパーあずさで帰りますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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今週前半、1月15日月曜日1月16日火曜日は晴れて朝は-1~0℃、日中は12~13℃でしたが、1月17日水曜日は昼から雨になって寒さは緩み、朝は7℃、日中は14℃でした。つい先日正月だったのに気付けばもう1月半ば。“あけまして・・・”なんて挨拶が何だか間の抜けな感じになって来ました。

今週のクリニックも大混雑。かぜ、感染性胃腸炎、インフルエンザの方に加え、血圧や不整脈、健診の再検査、更には早くも花粉症症状を訴える方も。インフルエンザはいよいよピークが近付いて来た感じ。A型が優勢になりましたが、まだまだB型も負けてはいません!?。

あるA型インフルエンザを発症された奥様が「主人にうつしたら大変なのでタミフルを出してもらえませんか?」とのご要望。お気持ちは分かりますが、予防投与の対象は原則として発症患者さんに同居している高齢者(65歳以上)、慢性呼吸器疾患または慢性心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病等)、腎機能障害患者さんに限られ、さらに予防目的で使用するタミフルはすべて保険適応外になります。もちろん診察しないで処方箋を交付することは禁じられています。どうぞご勘弁下さいませ~。

さて今日は1月14日日曜日の続きを。E351系の乗り納めでスーパーあずさ5号で松本に10時38分に到着。折角ですので篠ノ井線に乗り継いで日本三大車窓の一つである姨捨まで足を延ばす予定。

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入線して来た11時09分松本発の篠ノ井線長野行きはE127系100番台の2両編成でした。平成10年営業開始のJR世代の車両です。

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休日のせいか、長野まで遊びに行く若者で車内は一杯でした。松本、長野の2大都市を結ぶシャトルにしては2両では足りないのかも。松本を発車すると北アルプスを遠望しながら松本盆地を抜け、単線なので時折対向列車待ちをしながら高度を上げて冠着峠越えへ。

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聖高原、冠着、姨捨と進むと、次第に雪が多くなって来ました。

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冠着トンネルを抜けて姨捨駅が近付いて来ると・・・。

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進行方向右手にスイッチバックの引き上げ線が。

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さらに進むとポイントが見えて来ました。

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右に岐れて下って行くのが通過線。蒸気機関車の時代とは変わって車両性能が良くなった現在ではスイッチバックを必要とする車両は皆無。駅に停まらない通過列車はスイッチバックを使わずにここを通過して行きます。

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本線上にはホームは設置されておらず通過列車はホームに入りません。姨捨駅に停まる列車だけが左上のスイッチバック引き上げ線に入ります。

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引き上げ線を上がって行くと姨捨駅のホームが見えて来ました。ここだけが水平。

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山影に入っているせいか、ホーム部分は雪に覆われていていかにも寒そう。

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11時52分姨捨駅に到着。下車したのはわれわれ2人のみでした。

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ここで進行方向を変えてバックで発車。運転士は前へ移動することなく、後部運転席から身を乗り出して前方を注視しながらの逆行運転です。

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先ほどの引き上げ線に入って再度進行方向を変えて、姨捨駅ホームの下方を篠ノ井方面へ下って行きました。

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帰りの列車が来るまで1時間あまり。ここからの眺めを堪能したいと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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10月8日日曜日10月9日月曜日は体育の日の連休。晴れて気温が上がり絶好の行楽日和となりました。

この連休は医師会旅行。初めてクリニック単位で参加させて頂いて六甲界隈へ行って参りました。総勢31名。10月8日日曜日新横浜8時22分発の「ひかり463号」で新神戸に11時14分着。

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北野でランチ後は異人館めぐり。気温は28℃くらいまで上がって汗だくに。

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菊正宗の酒蔵を見学した後、六甲山展望台に上がりました。

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う~ん、素晴らしい景色!。夜景も見てみたいところ。

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宿泊は有馬温泉。夕食前、深夜、早朝と温泉を堪能させて頂きました。

10月9日月曜日の早朝には入浴後に温泉街の散策。

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もちろんお土産物屋さんは開いていませんが・・・。

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“鉄”としてはやはり神戸鉄道有馬線の有馬温泉駅を表敬訪問しないとね~。

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私としたことが、神戸鉄道にはまだ乗ったことがありません。また改めてまた伺います。

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朝食後、9時には宝塚へ向けて出発。まずは手塚治虫記念館へ。

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私自身はブラックジャックよりは鉄腕アトムやジャングル大帝の世代。

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でもカラーではありませんでした・・・。

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その後は隣接する宝塚大劇場へ。

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今回の旅行に参加しなければ一生見ることが無かったであろう宝塚歌劇団の公演を鑑賞させて頂きました。

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う~ん、いろんな意味で世界が違う!?。

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公演後は三ノ宮、元町、南京町あたりを散策してから・・・

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新神戸駅へ。乗車予定の「のぞみ」の一本前の「こだま」は今や貴重な存在となった500系でした。

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17時06分発「のぞみ40号」に乗車。車内で新神戸駅で購入したたこつぼ風陶器に入った「ひっぱりだこ飯」の夕食。

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新横浜に19時34分に無事到着。限りなく“弾丸”に近いツアーでしたが、充実した楽しい旅になりました。

ご尽力頂いた皆様に感謝!。

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9月29日金曜日9月30日土曜日はともに晴れベースの天気。朝は15~17℃、日中は24℃で木曜日とは一転して爽やかな秋晴れになりました。

クリニックは9月末を迎えて混雑気味。6月1日から始まった特定健診・長寿健診も今週末でおしまい。予約制を導入する前までは、駆け込み受診の方で9月末は大混乱になるのが常でしたが、予約制を取り入れてからはさしたる混乱は無し。今年も平穏無事に終了しました。もちろんまだまだ健診判定作業は続きます。

土曜日の診療終了後は第65回日本心臓病学会学術集会に参加するために新横浜から夕方の新幹線に乗車。会場は大阪の国際会議場ですが、明日早朝に大阪入りすることにして今夜は京都で途中下車。ホテルに荷物を置いて、鴨川と高瀬川に挟まれた木屋町の「鳥彌三」で夕食にしました。

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ここは天明8年(1788年)創業の老舗。

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建物は登録有形文化財。風情ある趣です。

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実は全くの想定外だったのですが、まだ鴨川納涼川床が設置されていました。川床とは納涼のために川岸に張り出して設置された野外席。つまるところリバーサイドのテラス席です。

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基本メニューは「水炊き」のコースのみ。

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鶏ガラを3日間炊き込んで作る白いスープは絶品でした。

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鱧はお勧めに従って注文したエキストラ。こちらは今日まで。

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最後は雑炊にして・・・。

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お店を出て鴨川側から見たのが下の写真。

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京都の夏の風物詩である川床も、大和市の健診と同じく9月30日(つまり本日!)でおしまい。10月1日は一日休業にして撤去するのだそうです。

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9月22日金曜日。曇りのち雨。朝は18℃、日中は25℃。秋雨前線の影響で天気は不安定。午後からは突発的な豪雨に見舞われました。

クリニックは悪天候でもそれなりに混雑。かぜの方は少なめでも体調の優れない方はたくさん。健診で引っ掛かって受診される初診の方が多くて時間が掛かりました。タイミングによっては長時間お待たせしてしまった時間帯も。もっ、申し訳ございません~。

定期通院の患者さんの次回受診は10月~11月。インフルエンザワクチンの接種をお勧めする季節になりました。最近は多くの方が接種を希望されますが、「今まで打ったことが無いから」とか「今まで罹ったことがないから」とか「外に出ないから」なんて仰って打たれない方も。ご高齢の方や慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病、腎機能障害、ステロイド内服などによる免疫機能不全の方などは、万一罹ってしまった時に重症化するリスクが高いので、ぜひ接種をお考え下さいませ~。

さて本日はこの夏の東南アジア紀行の最終回を。8月15日火曜日はカンボジアのシェムリアップからベトナム航空VN836便でベトナムのハノイに19時50分着。ハノイの韓国系の高層ホテルの窓からは、空港とハノイ中心部を結ぶニャッタン橋が良く見えました。日系企業が施工して2015年に完成したもの。

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ライトアップは色調が七変化。

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さて翌日の8月16日水曜日は酷い雨でした。前夜はライトアップでクッキリ見えていたニャッタン橋もぼんやり。今回の旅で最初で最後の雨降りになってしまいました。

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眼下に広がるハノイの街もどんより。

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雨ですが、予定通りユネスコ世界遺産に登録されている景勝地ハロン湾を目指すことに。

出発はちょうど朝の通勤時間帯。ハノイ周辺は恐ろしい数のバイクが縦横無尽に。なんでもベトナムには約400万台のバイクが走っているとか。

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ハノイ市内の雑踏を抜け、高速道路をしばらく走り、さらに延々と一般道路を走ってハロン湾までは約150km、約3時間半の道程。やっと到着したハロン湾の船着き場にはたくさんのクルーズ船が待ち受けていました。

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ほとんどがランチクルーズ船の様で、それぞれ乗客の到着を待って11時半に一斉に出航。

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奇岩が浮かぶ湾内を進みます。

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周辺は水墨画で見たような光景。水上生活の方もいらっしゃる様です。

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客室内ではランチタイムが始まりました。

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ほどなく漁船が横付けされて・・・。

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漁師さんがシャコ、アサリ、カキ、カニを持ち込んで来ました。これらの“食材”をその場で購入して、そのまま船内で調理してくれるという寸法。

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二枚貝はチョッと心配だしカニも・・・という訳でシャコを購入。

そのうちに何やら船が集まるエリアに。

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名前の付いた岩(名前はう~ん、忘れました!)があって、それを見るために船が集まっているのでした。

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背後には林立する岩山。

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客室内ではさらにランチコースが進んで・・・。

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先ほどのシャコもこんな姿になって登場。

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デザートは太くて短い独特のバナナ。

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ランチが終了する頃に船着場に到着。

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鍾乳洞見物のために下船します。

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食後の程よい運動になりましたが、鍾乳洞の中も高温多湿。洞内を巡るうちに汗だくになりました。

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再びクルーズ船に乗り込んで帰途に。

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下船後は来た道を戻ります。帰りは夕方のラッシュ時間帯に当たってやっぱりバイクが縦横無尽に。交通ルールは・・・もしかして無い??。

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さてハノイに戻って空港へ。2015年1月に完成した真新しい空港は大成建設の作だそうです。

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JL752便東京成田行きは日付が変わって8月17日木曜日の0時05分発。機材はボーイング787-8。

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成田までは5時間25分のフライト。映画観るのも寝るのも中途半端な時間で、さらにそこに食事が出て来るので、ほぼ徹夜状態で帰国しました。

これで弾丸東南アジア3か国の旅はおしまい。次回はゆっくりと巡ってみたいものです~。完。

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9月11日月曜日は晴れ時々曇り、9月12日火曜日は曇り時々雨。両日とも朝は22~24℃、日中は28~29℃。スッキリしない週明けでした。とくに火曜日の日中天候が不安定となって、雷鳴が聴こえたかと思ったら一時停電に!。・・・でも大丈夫。幸か不幸か当院では電子カルテではないので全く動じません!?。

さて本日もお盆休みのレポートの続きを。8月15日火曜日は朝からカンボジア、シェムリアップ近郊のアンコール・トムへ。

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アンコール・トムは12世紀後半に建造された城砦都市。一辺3kmの堀に囲まれています。

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5つの城門のうち南大門から中へ。

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四面塔の顔の長さは約3m!。

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奥へ進むと中央にバイヨンと呼ばれる寺院跡。

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回廊の壁面は精緻なレリーフで覆われています。

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下は戦へ向かう行軍の様子。

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ここもまだまだ修復中です。

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第二回廊へ上がると・・・。

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四面頭がたくさん。

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下がカンボジア紙幣200リエルにも描かれている代表的な“顔”です。

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下の写真は遺跡内で見かけたトラフタテハ。東南アジアでは広範囲に分布する普通種。それにしても熱帯の蝶はとっても綺麗です~。

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さてアンコール・トムを後にして・・・。

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タ・プロームの遺跡へ。

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ここは12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたそうです。

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ここでは先日レポートしたベン・メリアと同じく、熱帯の樹木の浸食による遺跡の破壊が。

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こんなところから誰かが覗いています!?。

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木々を排除するのは容易では無さそうですが・・・。

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このままでは遠からず崩壊してしまいそう。

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諸行無常の響き在り・・・です。

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さてカンボジア観光はこれでおしまい。ベトナム航空VN836便18時05分発でカンボジアのシェムリアップからベトナムのハノイへ向かいます。所要時間は1時間45分。機材はエアバスA321-200でした。

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やはり短いフライトでも機内食の提供がありましたが、晩ご飯にしてはチョッと・・・。

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ハノイに1泊してから帰ります。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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9月8日金曜日。曇りのち晴れ。朝は22℃、日中は28℃。

クリニックはやっぱり混雑気味。連日の特定健診・長寿健診でチョッとお疲れモードですが、もう少しの辛抱です。

診療終了後は大和市医師会内科医会の講演会に出席。今日は消化器分野、内視鏡診断と治療のお話でした。こんなにたくさんの内視鏡写真を見せて頂いたのは初めてかも!?。

さて今日もお盆休みのレポートの続きを。8月14日月曜日はアンコール・ワットを観光したのちに密林に埋もれたベン・メリアの遺跡へ。その後シェムリアップへ戻って小休止後、今度はトンレ・サップ湖へ向かいました。トンレ・サップ湖は東南アジア最大の湖で、100万人以上の水上生活者が暮らしています。今回はその中でもベトナム人が多く住むチョンクニアへ。

大小様々なクルーズ船が発着する乗り場から沖合へ。クルーズ船とは言っても・・・。

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水は決して綺麗ではありませんが、水上を軽快に飛ばすボートは爽快。

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大きな建物は商店でしょうか。

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小振りの個人住宅はどの家も開放的で戸締りなど出来そうもありません。

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でも衛星放送アンテナが付いている家もあって、意外に裕福な暮らしぶりなのかも。

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子供たちは部屋から直接川へ飛び込んで遊んだり・・・。

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家の前で釣りをしたり、部屋に吊るしたハンモックでうたた寝したりで、それなりに快適そうには見えますが・・・。

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炊事も洗濯も、おそらくはトイレも同じ水・・・う~ん、なかなか日本人には辛いかも。

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大きな建物は学校です。

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船でお迎え?。

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こちらは集団下校でしょうか!?。

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所々に観光客向けの商店やレストランも。

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そのうちの1軒に立ち寄って小休止。観光客向けなのでしょうが、ワニ、ナマズ、アナコンダなどが飼われていました。

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2階建てのそれなりに大きな建物でしたが、基礎は竹を束ねた浮きのみ。

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2階に上がってみると、水上は結構な賑わいでした。

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このあたりがメインストリートでしょうか。

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晴れていれば美しい夕景が見られたでしょうが残念。

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帰路に着いての道すがら。広大な蓮畑に立ち寄ってみました。

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時折雲の切れ間から輝く夕日に照らされる蓮の花がとっても綺麗でした。

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蓮の枝に着いたピンクの塊は巨大なタニシの卵!。

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チョッと喉が渇きましたが、道端の商店の店先にはたくさんの瓶が。

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瓶の正体はなんとガソリンでした。そう言えばガソリンスタンドをあまり見かけませんからね~。

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夕食を済ませたあとは、繁華街のナイト・マーケットへ。

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世界中からの観光客で賑わっていました。

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売られている商品は値段が有るようで無し。交渉次第でいくらでも・・・。

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朝4時過ぎから活動を開始してホテルに戻ったのは夜10時過ぎ。いつもながらチョッと動き過ぎです。もう少し優雅に旅すれば良いものを、根が貧乏性ですからね~。

カンボジア紀行はまだ続きます。

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9月5日火曜日は晴れのち曇り。朝は19℃、日中は28℃。9月6日水曜日は雨のち曇り。朝は21℃、日中は24℃。相変わらず暑いんだか寒いんだか良く判らない日々が続いています。

クリニックはそれなりに混雑。今週に入ってかぜ症状、特に咳が止まらない方が増えました。ここ最近の気温変化の影響でしょう。診療終了後は、昨日火曜日は大和市医師会理事会。本日水曜日は病診連携の会。今宵は全4回シリーズの初回で大和市立病院でした。夏休み体制の8月から一転、9月に入って何かと忙しくなって来ました。

さて今日もお盆休みのレポートの続きを。8月14日月曜日は早朝にアンコール・ワットの日の出を拝みに行ってからホテルに戻って朝食。その後、シェムリアップから東へ直線距離で約50kmの密林の中にあるベン・メリアという巨大寺院の遺跡を目指しました。

プノンペンにも通じる道路の両脇には多くのパラソル。

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どうやら竹筒に入ったご飯を売っているようです。

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ココナッツ風味で美味しいらしいのですが・・・やっぱり勇気がありません~。

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幹線道路を外れると、車よりもバイクや自転車が多くなります。

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覗き見る未舗装の脇道はいい感じです。

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車で約1時間かかってやっと到着。入口の欄干には保存状態の良い5つの蛇の頭を持つ神ナーガ。

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暑い参道を進むと・・・。

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すさまじい瓦礫の山が見えて来ました!。

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ここは修復されないまま放置されている遺跡の一つ。

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成長の早いジャングルの木が崩壊を助長している様子。

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ここが造営されたのはアンコール・ワット建造前の11世紀末~12世紀初頭。貴重な寺院の遺跡ですが・・・。

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今のところ修復の予定は無いそうです。

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遺跡の存在が明らかになった後も内乱で放置され、ポル・ポト派の支配が終わって地雷の撤去が進んだ比較的近年になって入れるようになったそうです。

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全貌が明らかになればアンコール・ワットを凌ぐ規模とか。

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遺跡上には簡素な木道が組まれていて、それに沿って見学することが出来ますが、それを外れるのはとっても危険!?。

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回廊の天井も落ちてしまっています。

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それにしても熱帯植物の繁殖力にはビックリ。

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昼なお暗い密林に埋もれた遺跡はチョッと迫力があります。

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いつの日にかアンコール・ワットのように修復される日が来るのでしょうか。

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凄まじい光景に圧倒されて、暑さも忘れて歩き回って来ました。

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拙い写真では迫力が伝わらないでしょうがご容赦を。

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カンボジア紀行はまだ続きます~。

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9月4日月曜日。曇り時々雨。朝は20℃、日中は23℃。肌寒い一日になりました。

週明けのクリニックはそれなりに混雑。案の定かぜ症状の方が多くなって来ました。やはり先週末から朝晩の気温が下がったためでしょうか。長寿健診・特定健診の予約は既に9月末までパンパン。もう、こっ、これ以上は・・・。ご容赦下さいませ~。

さて今日はお盆休みの東南アジア行きの続きを。8月13日日曜日はアユタヤからバンコクのスワンナプーム国際空港へ。新しくて広大な空港です。

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14時05分発のバンコク・エアウェイズPG913便でカンボジアのシェムリアップへ向かいました。機材はA320。フライト時間はたった1時間10分ですが、シートベルトサインが消えるや否や機内食が出て来ました!。

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慌ただしくかきこむと、もう着陸態勢に入っていました。眼下には広大な湿地帯が。

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着陸直前にはヤシの木に囲まれた高床の住宅が見えました。

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シェムリアップ国際空港はアンコール・ワットの玄関口。日本からの直行便はありませんが、中国、韓国、香港ほか近隣諸国からの国際便が就航しています。

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平屋建てなので、ボーディング・ブリッジなどというものはありません。

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一旦ホテルにチェックインしてから・・・。

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夕食を食べに外出。

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外国人向けにアレンジされているのでしょうが、なかなか美味でした。

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さて今回シェムリアップへ来た目的は、もちろんアンコール・ワットを見るため。翌8月14日月曜日はホテルを朝4時代に出発!。まずはチケット売り場へ。夜明け前のチケット売り場は海外からの観光客で大混雑でした。チケットは不正が無いように顔写真入り。10日間のうちの3日間有効でUS$62.00でした。

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アンコール・ワットの入口付近に陣取って日の出を待ちました。やがて空の色が茜色に染まって来ましたが、チョッと雲が多め。

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残念ながら雲の間からの日の出になってしまいました。

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それでも幻想的な雰囲気は堪能出来ました。

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日が昇ると大勢の観光客が遺跡内へ移動開始。

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アンコール・ワットは12世紀前半に30年以上かけて建立されたヒンドゥー教寺院。

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プノンペンに王都が移ると一時は忘れ去られるも、その後再発見され、16世紀には仏教寺院へ改修されています。

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壁面を埋め尽くす細かいレリーフの数々が圧巻。

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1970年代からのカンボジア内戦で破壊されるも、1992年には世界遺産に登録されて現在も修復過程にあります。

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もちろんレリーフの題材にはそれぞれ深い意味が・・・。

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急峻な階段の上は第三回廊。

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第三回廊まで上がると風が抜けて爽快でした。周辺は鬱蒼とした森林。屋根上を歩くサルの姿も見られました。

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下は西側の入口方向を望んだところ。

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下は東側へ回って見たところ。

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以上は“朝めし前”のお仕事。そろそろお腹が空いて来たので一旦ホテルへ戻って朝食にすることに。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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8月31日木曜日。雨時々曇り。夏休みの最終日は生憎の天気になりました。気温は朝は24℃あったのに、日中は22~23℃、夜は何と21℃まで低下。先日まで暑さに辟易としていたのに、気温が下がれば下がったで暑さが偲ばれる・・・甚だ身勝手というもの!?。

さて今回は遅くなりましたがお盆休みのレポートを。今年は東南アジアを駆け足で巡って来ました。8月11日金曜日に羽田から11時20分発のJL031便バンコク行きに搭乗。機材はボーイング777-200。バンコクまでは6時間20分のフライトです。時差は2時間なので身体は楽チン。

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バンコク到着後はそのままアユタヤまで移動して投宿。翌日8月12日土曜日、ホテルのカーテンを開けると・・・!!。

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美しい日の出を拝むことが出来ました。

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朝食前にホテルの周辺を散策。セブン・イレブンに立ち寄ってみると、見たことのないお菓子屋や飲料水がたくさん。おにぎりも置いてありました。

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裏通りにはたくさんの屋台。周辺には美味しそうな臭いが漂っていましたが、初日にお腹を壊すわけにもいきませんので・・・。

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朝早くからお坊さんが各戸を巡り、信者の方々が丁寧に応対していました。

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さてホテルに戻って朝食後は世界遺産アユタヤ遺跡の観光へ出発。下はアユタヤのメインストリート。

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アユタヤは1350年から1767年にビルマの攻撃を受けるまで、アユタヤ王朝の首都だったところ。多くの寺院や遺跡が残っています。駆け足で巡って来ましたが、くどくどと来歴を述べてもしょうがないので、写真で雰囲気だけお伝えすることに。

#ワット・ヤイ・チャイ・モンコンには大きな仏塔。

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下の写真は上から眺めたところ。ちなみにワットは寺院の意味。

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周辺に並んでいるバンガロー風の小屋はお坊さんの住居。

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#ワット・プラ・マハタートには超有名な木の根っこに取り込まれてしまった仏頭がありました。意外に小さいので拍子抜け!?。

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#ワット・プラ・シーサンペットには立派な3基の仏塔。王と王子の遺骨が納められていたそうです。

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#ワット・ロカヤ・スターには高さ5m、全長28mの巨大涅槃像。

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下の写真は足元から眺めたところ。どうやら偏平足のようで・・・。

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#ワット・ナー・プラメーンには高さ5mのゴールドに煌めく仏像が。

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まっ、眩い~。

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トゥクトゥクにも乗りました。そしてゾウにも!。

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夕飯は河畔のタイ料理レストランで。

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テーブルのすぐ横ではサギが睨みをきかせています。

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得体のよくわからない淡水魚は意外に美味。

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そして今晩の主役、川エビは大きさにビックリ。

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食後は遺跡のライトアップを見に行って参りました。

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日中とは異なって幻想的な光景。

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夜になっても暑いけれど、昨今の日本の暑さと大して変わらないかも。

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全く鉄道にも乗らない“ベタ”な観光旅行はとっても久しぶりかも。明日は早くも隣国カンボジアへ移動します。

続きはまた後日~。

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8月28日月曜日。晴れのち曇り。朝は22℃、日中は30℃。朝は爽やかな風にビックリ。急に涼しくなって否が応でも夏の終わりを実感させられます~。

今日のクリニックは朝から混雑。気温の変化が大きくなると体調の悪い方が途端に増えます。診療時間以外はひたすら健診結果の判定作業。あと1ヶ月の辛抱です~。

さて本日は7月の九州行きレポートの最終回を。いつの間にか1か月以上経過してしまいました。前回は7月17日新八代から乗車した「おれんじ食堂」が水俣駅を発車して肥後の国と薩摩の国の境を超えたところまででした。

薩摩に入るとしばらく田園地帯を軽快に走って・・・。

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出水駅に到着しました。ここには肥薩おれんじ鉄道の車両基地が。

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出水は鶴の飛来地としても有名なところ。ホームにも鶴の姿。

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新幹線駅として駅舎は立派。

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でも肥薩おれんじ鉄道が使っている部分は片隅のここだけ。

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駅前にはC56形蒸気機関車が静態保存されていました。

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かつては栗野~水俣間の山野線(昭和63年2月廃止)に吉松機関区のC56形が、川内~薩摩大口間の宮之城線(昭和62年1月廃止)に鹿児島機関区のC56形がそれぞれ運用に就いていましたが、その真ん中に当たる出水はC56形とはあまり縁が無さそう。

下は参考までに古い鉄道路線図。

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出水機関区にはD51形しか配置されておらず、C56形の配置はありませんでした。そもそも92号機は宮崎機関区の配置でした。

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それでも92号機は栄えあるお召列車の牽引機。つべこべ言わずに保存されているだけでも喜ばなければいけません。

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青、赤、黄色を使ったカラーリングはチョッと??ですが、保存状態は悪くありませんでした。

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ちなみに下の写真は私が撮った宮崎駅構内で入れ替え作業中の92号機。近くに来てくれなくてこんな遠い写真しかありませんが・・・(昭和47年11月撮影)。

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さて出水を発車してからいよいよランチタイム。

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地元出水市の農園レストラン「三蔵」さんによる地元食材に拘ったメニュー。

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移り行く車窓を眺めながらの食事は最高。食事が始まってからは列車はゆっくり走行してくれています。

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やがて列車は阿久根駅に到着。

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ここも水戸岡デザインの駅。待合室や・・・。

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レストラン、出札口も木を多用。

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駅舎内に図書館まで!。

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下は駅の外観。元は昭和24年に竣工した木造駅舎。

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改修されて2014年5月に新装開業しました。

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そして駅前にはかつて寝台特急「なは」で使用されていた寝台客車オハネフ25 2209とオハネフ25 206。

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かつては宿泊施設として使われていたようですが、今は財政難で閉鎖になっているようでした。

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私自身は、かつて熊本で学会があった際に飛行機で帰る同僚を尻目にわざわざ京都まで乗って帰った車両です。

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さて阿久根を発車すると、メインディッシュ「いずみ鶏の蒸し焼き」が出て来ました。

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列車は途中の小駅構内のはずれで停車。ちょうど海が見える場所です。

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揺れない車内でゆっくり食事を・・・という心遣い。

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停まっている間に後続の普通列車が追い抜いていきます。

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そしてデザート、食後のコーヒーまで堪能。

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海は南下するに従って更に青くなったような気がします。

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そして最後の停車駅が薩摩高城(さつまたき)。無人駅ですが、やはり地元の方が名産品を準備して出迎えて下さいました。

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希望者は乗務員の方が先頭に立って遊歩道を海岸まで散策。

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しばし夏の海を眺めながら海風に当たっておりましたが・・・う~ん、やっぱり暑い!。

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14時19分に終点川内駅に到着。新八代を10時08分に発車してから実に4時間11分にも及ぶ行程でしたが、飽きの来ない列車旅でした。

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川内からは九州新幹線で博多へ。そして福岡空港から羽田空港へ戻って来ました。

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下はおれんじ食堂の乗車証明書。

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そして現地で消費し切れずに、結局自宅まで持って帰ったお土産品の一部です。

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海の日の連休の九州行きのレポートはやっとこれでおしまい。

次からは今更ながらお盆休みのレポートをお届けします~。

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8月21日月曜日8月22日火曜日はやはり相変わらず曇りベースの天気。朝は23~25℃、日中は30~32℃。週が明けてやっと夏休みモードから脱却して本格始動・・・のはずでしたが、何だかチカラが入らず~。

クリニックはそこそこの混雑でしたが、普段は土曜日にしか来れない会社員の方が現れたり、授業時間帯に学生さんが現れたりで、まだまだ世の中は夏休みが続いている様子。そういえば朝の通勤電車も空いていました。かぜの方は依然として多め。

火曜日の昼は医師会事務局で会計業務。でも他の診療時間外はひたすら健診の判定作業。この過酷な状況は9月一杯まで続きます。

さて今日は7月17日、九州行きのレポートの続きを。あれっ、お盆休みのレポートはどうしたかって?。いろいろと滞っておりまして・・・しばらくお待ち下さいませ~。

前日は熊本泊まり。翌7月17日月曜日は朝の鹿児島本線普通列車で新八代へ向かいました。

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第三セクターの肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線の八代~川内)の運行する観光列車「おれんじ食堂」に乗車するためです。「おれんじ食堂」の始発駅は新幹線接続駅の新八代で、八代~新八代間はJR九州に乗り入れて来ます。

新八代駅の上り線ホームに回送列車が到着。

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一旦博多方へ引き上げてから下り線側の側線で待避したのち、下り線ホームに入線して来ました。

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編成は2両。肥薩線同様にこちらも水戸岡鋭治氏のデザイン。

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金、土、日、祝日を中心に朝、昼、夕の3便運行されています。われわれが乗車したのは2便のSPECIAL LUNCH。

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本来の起点駅、八代駅ではくまモンのラッピングの単行普通列車が発車を待っていました。肥薩おれんじ鉄道は19両のディーゼルカーを所有していますが、おれんじ食堂の2両編成以外は基本的に単行。

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この「おれんじ食堂」のコンセプトは、風光明媚な景色を眺めながら沿線の“食”を堪能すること。

旧鹿児島本線は区間によっては意外に海岸線ギリギリを走ります。

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車窓は梅雨が明けて夏本番の光景。向こうは天草。

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こんな静かな海でのんびりしたい・・・と一瞬思いましたが、この暑さではのんびりなど出来るはずはなく、冷房の効いた車内から眺めるのが一番!?。

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各停車駅では地元の方々による「駅マルシェ」が開催され、予め配られたクーポン券と引き換えにその土地の名物のお土産を頂けるという趣向。

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そんな訳でところどころで途中下車しながら、その土地の名物を堪能。

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今は第三セクターとは言っても、元来は鹿児島本線ですから、ローカル駅でもホームは長大。駅施設も立派です。

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さて停車中に車内を探索。

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内装は水戸岡デザインの常としてwoodyな雰囲気。

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運転台の横には小さな展望席。

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2号車の隅にはお菓子ブッフェ。八代市のマドレーヌと芦北町の塩せんべい。

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次駅表示はマニュアル操作。

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お土産のカレーパンと芦北産甘夏入りのサーターアンダギー。津奈木町のジュースが配られました。

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水俣駅は意外にこじんまりしていましたが・・・。

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内装はリニューアルされて瀟洒。やはり水戸岡デザインです。

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水俣を出ると、ほどなく袋駅~米ノ津駅間の小さな川(境川)にかかる小さな石橋(境橋)が見下せる場所で列車は徐行。ここが肥後と薩摩の境界で、薩摩藩主の参勤交代の主要道路であったのにもかかわらず、防衛上長らく橋は架けられていなっかったそうです。この橋が架けられたのは明治16年になってからだそうです。

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ここを過ぎるといよいよ薩摩の国。

でも、チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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8月10日木曜日。曇り。朝は26℃、日中は31℃。今日も不安定なスッキリしない天気。

クリニックは本日からお休みを頂いております。ご迷惑をおかけしますが、どうぞお許し下さいませ~。

さて今日は7月「海の日」の連休、九州行きの続きを。7月16日日曜日に「いさぶろう3号」で矢岳駅に14時10分に降り立ち、人吉市SL展示館でD51170にじっくり対面。それでも乗車予定の「しんぺい4号」は15時59分発ですから、まだまだ時間があります。

ホームに出てみると、ホームにかかる木造の庇と柱が良い雰囲気。

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矢岳駅の駅舎も1909年(明治42年)11月の開業以来の木造駅舎です。

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今ではホームに接する線路1本しか残っていませんが、横に広がる広い草地には、かつては何本も側線が敷かれていて貨車が留置されていたに違いありません。

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大畑駅方を望むと構内のはずれで線路が不自然に屈曲。明らかに列車交換施設があった様子。今残っているポイントは貨物ホームに繋がっています。

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旅客ホームの駅名標の後ろに・・・。

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隣接して草で覆われた貨物ホームがありました。

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レールも車止めも健在。

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駅舎のホーム側の駅名標もクラシカル。

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大畑駅と同じ独特の字体です。

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改札口を通って・・・。

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駅舎内に入ると、ガランとした待合室。

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肥薩線の木造駅舎はどこも天井が高いので開放感があります。

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出札口が2つもあって、かつては賑わっていたのでしょう。右は手荷物窓口。

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玄関を出て振り返って眺めてみると・・・。

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何とも言えない佇まいに惚れぼれ。矢岳駅も産業遺産の価値が十分にあります。

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駅舎の正面には数段の石段。そこから集落へ一直線の白い道。

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駅前にはコンビニはおろか商店らしきものもありません。

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右手が集落、左手が駅。東側2kmほどに九州自動車道加久藤トンネルが通っているはずですが・・・。

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道を少し進んで振り返ると、もう駅は緑の中に隠れて見えず。

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炎天下はとっても暑くて、すぐに駅へ逃げ帰りました。

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それでも矢岳駅の標高は536.9m。待合室を抜ける風は爽やかでした。

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日常とは違う時間の流れの中でしばしまったり~。

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やがて15時53分に吉松駅方面から「しんぺい4号」熊本行きがやって来ました。21世紀からの使者!?。チョッとホッとしました。

6分停車のうちに乗客は周辺を見たり写真を撮ったりしていましたが、ここで下車する人は無し。そしてここから乗車したのはやはりわれわれ2人のみでした。15時59分の定刻に発車。

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車内はガラガラ。乗務員の方の話では人吉駅から先の指定席が埋まっているそうで・・・。

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3時間半ほど前に降り立った大畑駅に停車後は球磨川を渡って人吉駅に16時35分着。

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ここで8分停車。ここからは満席になりました。

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駅構内の八代駅寄りには最近整備された煉瓦造りの古い機関庫が。人吉駅16時43分発。

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肥薩線はここから先の八代までの区間は急流下りで有名な球磨川沿いを走ります。吉松駅~人吉駅間を通称“山線”と呼ぶのに対し人吉駅~八代駅間は通称“川線”。

この区間も途中下車したくなる駅がたくさんありますが、キリがありません。下の写真は一勝地駅。

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様々な表情を見せる夕暮れ時の球磨川を眺めながら・・・。

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八代駅には17時46分着。今や第三セクターの肥薩おれんじ鉄道となった旧鹿児島本線を経由して来たと思われる貨物列車が停車していました。牽引機はED76形交流電気機関車1022号機。

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八代駅から熊本駅までは鹿児島本線。重幹線を滑るように高速運転。線路規格の格の違いがまざまざと感じられます。18時18分に高架化工事真っ只中の熊本駅に無事到着しました。

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熊本駅近くのホテルにチェックインして、今宵も熊本の地のものを頂きました。

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まあ、こういう時だけですからご容赦下さいませ~。

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翌日も乗り詰め(!?)の予定なので早々に就寝。

まだレポートが続きますが、また後日に~。

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8月3日木曜日。曇り。朝は21℃、日中は29℃。火曜日の夜から気温が低め。かぜの方が増えなければ良いのですが。

さて今日は海の日の連休の九州行きの続きを。7月16日日曜日に鹿児島中央駅から「はやとの風2号」に乗り、吉松駅で「しんぺい2号」に乗り継いで矢岳越え。大畑駅で下車して2時間弱まったりと過ごしてから、大畑駅13時44分発の「いさぶろう3号」で一度通過した矢岳駅に14時10分に戻って来ました。5分停車のうちに乗客たちは周辺を見たり記念写真を撮ったり忙しそう。

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でもわれわれは至ってのんびり。なぜならここで途中下車するから。案の定、ここで降りたのはわれわれ2人のみでした。乗って来た「いさぶろう3号」が行ってしまうと、全く人の気配は無く、聴こえるのは蝉の声のみ。

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なぜここで降りたかといえば、ここに「人吉市SL展示館」があるから。

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ここにはかつて矢岳越えに使用されていた重装備のD51170が保存されているのです。

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ペンキが剥がれて表面的には荒れていますが、錆は殆ど見当たらず、状態はとっても良さそう。

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一時出ていた復活話もあながち不可能では無さそうに見えます。煙突には大きな空気作動式の集煙装置。敦賀機関区の設計図をもとに鹿児島工場で製作されたとか。

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ドーム後方には680リットル重油タンク。砂撒き管元栓にはヒサシ。

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さらに助手席側には200リットル補助重油タンク。

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キャブには南九州の特徴だった砲金製の区名札。

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「人」は人吉機関区所属を意味しています。プレート類への緑の色入れは保存後でしょうか。

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足回りも綺麗。

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直径1400mmの動輪4軸の力強い足回り。

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よく手入れされているようで現役然とした感じです。

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右のリターンクランクにはD5123の刻印。2両しかなかったあのスーパーナメクジの1両です!。

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1972年(昭和47年)6月に人吉機関区で廃車。以後、ここで大切に保管されて来ました。

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私が中学1年生で初めて九州入りする約半年前に矢岳越えは無煙化されてしまったため、この機関車に巡り合うことは出来ませんでしたが、今回長年の憧れの機関車にゆっくり対峙出来て幸せなひと時を過ごすことが出来ました。

下は同行の友人が撮ってくれた憧れの君とのツーショット。

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最近“鉄”の話題ばかりで済みません~。

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7月28日金曜日7月29日土曜日は曇り一時雨。朝は24~25℃、日中は31℃。この1週間はスッキリしない梅雨のような天気が続きました。

クリニックは金曜日も土曜日もほどほどの混雑。かぜの方が少なくなり予約外の方が減ったので、待ち時間は一時のように酷いことにはならなかったはず。ただ予約自体はパンパンで、特定健診・長寿健診は既に9月まで満杯に。トホホ~。

さて今日は海の日の連休の九州行きのレポートの続きを。7月16日日曜日、鹿児島中央駅から「はやとの風2号」に乗って吉松駅に11時11分着。駅周辺を散策してからいよいよ矢岳越えへ。

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ここからは11時49分発の「しんぺい2号」人吉行きに乗り継いで大畑へ向かいます。現在、吉松~人吉間の列車は5往復のみ。そのうち日中の2往復が特急「いさぶろう」と「しんぺい」です。下りの吉松行きが「いさぶろう」、上りの人吉・熊本行きが「しんぺい」。

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愛称の由来は「いさぶろう」が人吉~吉松間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎、「しんぺい」は同じく鉄道院総裁の後藤新平。

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車両は「はやとの風」と同じく種車は国鉄時代の一般型気動車キハ40系。こちらも水戸岡鋭治氏のデザインです。

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発車間際に肥薩線の普通列車が到着。

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キハ40系の“特急”と“普通列車”が並びました。生い立ちは一緒なので“顔”は当然のことながら瓜二つ。

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明治42年当時の鹿児島本線最後の開通区間であった人吉~吉松間の矢岳越えは、開通当初から名だたる急勾配区間として有名。スイッチバックとループ線を駆使して峠を越えて行きます。下は吉松駅構内の資料展示館の図。

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「しんぺい2号」の車内は「はやとの風」から乗り継いだ方に吉都線から乗り継いだ方が加わって満席でした。定刻に発車。左へ上がって行く線路が人吉方面。

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吉松駅発車直後から結構な勾配区間が始まり、キハ40系はゆっくりだけど確実に高度を稼いで行きます。

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次第に山深くなって鹿児島県と宮崎県の県境を越えると、車窓右手に「復員軍人殉難碑」がチラッと見えました。ここで昭和20年8月22日に多くの復員兵を乗せた列車が勾配を登り切れずにトンネル内で立往生。蒸気機関車の煙が車内に充満したため多くの乗客が列車から降りて避難しているところに列車が逆走。56人が亡くなりました。折角生きて本土に辿り着いたのに・・・。

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現代車両は立往生の懸念も無く真幸(まさき)駅に無事到着。吉松の標高が213m、真幸の標高が380mですので、167m上がって来ました。ここで5分停車。

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駅舎内やホームでは地元の方が特産品や飲料・食料などを販売。

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駅舎は明治44年開設当時のままで、やはり良い雰囲気です。真幸駅は宮崎県で初めて出来た駅、また肥薩線で唯一宮崎県の駅ですが、近年の乗降客数は1~2名/日だそうで・・・。

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真幸駅はスイッチバック駅。逆向きに発車して引き上げ線に入って停車。車内を運転士さんが前後に移動して再度逆向きに上がって行きます。下に先ほどに通った線路が見えて・・・。

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ホームを下に見ながら登って行きます。

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ホーム上では地元の方々が手を振ってお見送り。

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延々と勾配を登りつつトンネルをいくつか抜け、矢岳第二トンネルと矢岳第一トンネルの間で列車は一時停車。

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ここは「日本一の車窓」として有名なビューポイント。

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「日本三大車窓」の一つにも数えられています(ちなみに他の二つは根室本線狩勝峠越えと篠ノ井線姨捨越え)。

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右手の遠くには桜島も見えました!。

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やがて列車は肥薩線で最長(2096m)の矢岳第一トンネルに。

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坑口上部には「引重致遠」(いんじゅうちえん)の文字。当時の鉄道院総裁後藤新平の揮毫。ちなみに反対の熊本側には当時の逓信大臣山縣伊三郎による「天險若夷」(てんけんじゃくい)の文字が掲げられていて、続けて読むことにより「天下の難所を平地のようにしたおかげで重いものを遠くへ運べる」という意味になるのだそうです。

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このトンネルを抜けるとサミットを越えて熊本県に入りました。ほどなく標高536.9mの矢岳(やたけ)駅に到着。ここでも5分停車。ここにはSL展示館がありますが、私的には5分では見切れないので、あとで戻って来るスケジュール。

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矢岳駅を発車すると、あとはひたすら下り坂。半径300mのループ線に差し掛かります。

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途中、大畑(おこば)駅が見下ろせるポイントで停車。

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さらに人吉方面が見えるポイントでも停車。

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大畑駅には12時49分に到着。ここでも5分停車です。やはり駅構内では地元の方による特産品等の販売が。

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さて、われわれはここで下車。「しんぺい2号」が12時54分に発車して行くのを見送ってから、静まり返った駅周辺でのんびり~。

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駅舎内にはありとあらゆるところに訪問者の名刺が貼られていました。

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ここも明治42年の開業以来の駅舎。待合室の真ん中に七夕飾り。

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標高は294.1mしかありませんが、待合室を吹き抜ける風は意外に涼やか。

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ただ日向の暑さはただものではありません。さすがに南九州ですからね~。

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駅周辺に人家は無し。

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駅構内には蒸気機関車時代の給水塔の一部が残っていました。

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今となっては貴重な産業遺産かも。

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右がループ線へ上がる矢岳方面、左が人吉方面。

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しばらく蝉の声以外は聴こえない静寂の世界にしばし浸っておりました。

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やがて列車の音が近付いて来て・・・。

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先ほどの「しんぺい2号」が人吉で折り返して「いさぶろう3号」として戻って来ました。車内はやはりほぼ満席。

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13時44分発の「いさぶろう3号」で先ほど通過して来た矢岳へ戻りますが、ちょっと長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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7月27日木曜日。曇り。朝は23℃、日中は28℃。昨日から急に涼しくなりました。暑すぎるのも困りものですが、真夏に涼しいのもチョッと淋しい感じ。わがままなものです。

今日は休診日でしたが、私用で朝から出ずっぱりでした。夕方、江ノ島線の上り線から大野工場を覗いて見たら、遠くに10000形ロマンスカーHiSEの先頭車1両だけがポツンと留置されているのが見えました。長年せっかく3両で保存されていたのに相方2両が解体されてしまってさぞや寂しい思いをしているのでは・・・。

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さて今日は先週の連休、九州行きのレポートの続きを。7月16日日曜日は鹿児島中央駅から「はやとの風2号」に乗って11時11分に吉松駅に到着。少々乗り継ぎ時間があるので、改札を出て駅周辺を散策してみました。

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吉松駅はかつては鹿児島本線と日豊本線の接続駅。熊本、宮崎、鹿児島の各方面からの線路が集まる交通の要衝として繁栄していました。

駅構内には「大正二年十月八日吉都線全線開業百周年記念碑」と「明治三十六年九月五日吉松駅開業百周年記念碑」。

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その左隣には8620型蒸気機関車の動輪。刻印を探すと48674の文字がありました。長らく鹿児島機関区で入換に従事して昭和47年3月に廃車になったカマです。

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そして左端に草に埋もれかかった「肥薩鐡道開通記念碑」。これは明治42年11月21日に人吉~吉松間が開通したことによって、鹿児島から福岡、門司、さらに関門連絡船を介して大阪、東京まで繋がったことを記念したもの。

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鹿児島本線は昭和2年に八代から海岸沿いの新線が開通し、さらに日豊本線も昭和7年に霧島越えルートが開通したことにより、以後は肥薩線と吉都線の単なる二つのローカル線の接続駅となりました。

駅構内北側には小さな鉄道資料館。看板にはかつての蒸気機関車の写真が掲げられていました。

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そして隣接してC55形蒸気機関車52号!!。

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C55形は昭和10年から12年にかけて62両製造された旅客用蒸気機関車。数ある国鉄蒸気機関車の中でも、私が最も好きな形式です!。

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この52号機は戦前から九州にいて、鳥栖、大分、宮崎、若松を経て昭和47年3月に吉松へ。本機の除煙板(デフレクター)は昭和28年7月に小倉工場で試験的に改造された唯一無二の独特の形状。

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そして直径1750mmの水かきの付いたスポーク動輪。

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手入れが行き届いて現役然とした足回りに感激。

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区名札も南九州の特徴だった砲金製のものがそのまま取り付けられていました。

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キャブに上がってみると、各種メーター類も良く残っていました。

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焚口戸も動きそう。

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炭水車(テンダー)は大分時代にロングラン用にD5112のものと振り替えられています。しまった!。刻印を確認して来るのを忘れました。

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復元して走らせたら、大いに観光客の呼び水になりそうですが・・・。

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さて先を急がねばなりません。下の写真は吉松駅の跨線橋から北方向を望んだところ。先で右へ岐れて行くのが吉都線、左に岐れて行くのが肥薩線八代方面。

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長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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7月18日火曜日。曇り一時激しい雷雨。朝は26℃、日中は32℃。天候は不安定で各地で突風や雷雨、大きな雹(ひょう)が降ったところも。神奈川県下でも広範囲で停電。

連休明けのクリニックは、大混戦を覚悟して診療に望みましたが意外に平穏。特に午後からは悪天候のため一時は待合室はガランとしていました。昼は会計業務のため医師会事務局へ出かけていましたが、帰りにしっかり雷雨に捕まりました~。

7月19日水曜日。晴れ。朝は24℃、日中は30℃。昨日とは打って変わって天気は安定。風は爽やかでした。本日関東甲信から中国、四国地方にかけて一気に梅雨明け。

クリニックは昨日の反動か、はたまた周辺のクリニックが休診のためか、予約外の方が多くて終日混雑気味でした。診療終了後は健診の結果判定作業。

さて今日は先週末の鹿児島行きのご報告を。7月16日日曜日の鹿児島地方は晴れ。朝は25℃、日中は34℃。まずは逆光の桜島に挨拶。

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混雑した鹿児島中央駅のコンコースを抜けて在来線ホームに降りると・・・。

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そこには懐かしき国鉄形415系交直流両用近郊形電車の姿。まだ健在でしたか~。

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でも主流はブラックフェイスの817系。

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こちらとて運用開始は2001年10月ですから、決して新車ではありません。

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さて今回鹿児島まで来た第一の目的は肥薩線の完乗。肥薩線は鹿児島県霧島市の隼人駅から吉松、人吉を経由して熊本県八代市の八代駅に至る124.2kmの非電化路線。開業は古くて1903年1月。海側を通る路線が開通するまで、こちらが鹿児島本線でした。

(下の地図はJTB時刻表2017年6月号より)

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学生時代に来た時は都城から吉都線で吉松に入ったため、隼人~吉松間を乗り残しておりました。

今回まず乗車するのは9時26分発の「はやとの風2号」。鹿児島中央駅と肥薩線吉松駅を結ぶ観光特急です。2両編成。

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漆黒のボディのデザインはクルーズトレインの“ななつ星”を手掛けた水戸岡鋭治氏ですが、種車は国鉄時代の一般型気動車キハ40系です。車内はレトロな木目調。

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乗客の中には外国人観光客の姿も。いわゆる“鉄”の姿は見かけませんでした。

ほぼ満席で定刻に発車。う~ん、加速も振動も騒音もレトロ!?。お世辞にも“特急”の乗り心地ではありません。鹿児島駅を過ぎると大きな桜島の姿を眺めつつ錦江湾に沿って快走。

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桜島がだんだんと遠ざかって小さくなり、10時6分に隼人着。

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予め予約をしておくとここで積み込まれた「百年の旅物語かれい川」弁当が食べられたのですが、しっ、知らなかった~。

隼人から肥薩線に入ると意外に山深くて険しい地形を国鉄型キハ40系は“国鉄速度”で走ります。

今や超有名駅となった嘉例川駅に10時22分着。ここで8分停車します。

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その間に駅舎内で地元の方々が販売している特産品を購入したり駅舎を見学したり。特急が停車する無人駅は珍しい!?。軒下には七夕飾り。

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駅舎は1903年(明治36年)の開通当時からの木造駅舎で登録有形文化財。なかなか良い味を出しています。

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JTB時刻表2017年6月号の表紙も飾りました。

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今や有名観光地の仲間入り~。

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10時30分に嘉例川駅を発車。次の霧島温泉駅で5分停車ののち、大隅横川駅に10時48分着。ここでは6分停車。

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軒下にはほうずきが飾られていました。

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ここの駅舎も嘉例川駅と並んで開業当初からの木造建築。やはり登録有形文化財に登録されています。

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柱には第二次世界大戦時に機銃掃射で撃ち抜かれた弾痕が。

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10時54分に発車。かつて山野線(栗野~水俣間、1988年2月廃止)との分岐駅であった栗野駅に停車後、終点の吉松駅に11時11分に到着。

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かつては鉄道の要衝であった吉松駅構内は広いけれどガランとしていました。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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7月15日土曜日。晴れ。朝は24℃、日中は32℃。三連休の初日は好天に恵まれて暑さの厳しい1日になりました。

クリニックは、三連休とは言っても普段の土曜日と全く変わらぬ雰囲気。相変わらずかぜ症状の方は多め。特定健診・長寿健診の予約は目一杯。さらにこの季節は会社の健診で引っ掛かって受診される方も多めです。

診療終了後は急いで横浜、京急蒲田経由で羽田空港へ。三連休とあって流石に空港は混雑していました。羽田空港で友人と合流。

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今日は16時40分ANA627便で鹿児島へ。私にとってボーイング787初乗りの予定でしたが、不運にも767へ機種変更になっていました。とほほ~。離陸直後に眼下に江の島が。

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さらにしばらく飛ぶと雲の中から夏姿の富士山。

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定刻よりやや遅れて18時半に鹿児島空港着。市内に入って城山へ上がると、何とか明るいうちに桜島を拝むことが出来ました。噴煙は全く無し。

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眼下の神社ではお祭り。大層な人出のようで・・・。

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夕食には地のモノを堪能させて頂きました。

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また電車に乗りに来たのかって?・・・ううっ、ドキッ!?。

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さて今日は先週19日日曜日の続きを。前日18日土曜日の夜に富山入り。翌朝ホテルの窓から見た新しい富山駅。画面右下に見えるのが昨夜環状線を一周乗ってみた路面電車の軌道です。

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反対方向に目を向けると東側へ延びる新幹線の高架線。

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さて、今回なぜ富山に泊まったかというと、金沢で開催されている第81回日本循環器学会学術集会に参加するため。

日本循環器学会は会員数約2万6000人の日本でも有数の学会。例年はコンベンション施設の整った仙台、横浜、京都、大阪、福岡などの大都市圏で開催されていましたが、今回は2年前の新幹線開業も相俟ってか規模の大きくない中核市(人口規模で言えば34位)の金沢市で開催されることに。春の連休に人気観光地でこの規模の学会が開催されれば宿泊施設が不足するのは明らかで、主催者側では早くから周辺の加賀温泉や福井、小松、白山、高岡、富山、魚津などの近隣都市に分散しての宿泊を呼び掛けていました。そんな訳で学生時代に黒部を訪れる際に泊まって以来縁の無かった富山に泊まってみることにしたのでした。

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富山からは学会専用の無料シャトルバスが運行されていましたが、会場までの所要時間は1時間15分。新幹線なら所要時間はたったの22分ですし、やはり“鉄”としてはここは新幹線を使わねばなりません。富山7時51分発の「つるぎ707号」で金沢8時13分着。日曜日の早朝のこととて、乗客の8割以上が同業者とお見受けしました。

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下の写真は金沢駅東口側の“おもてなしドーム”

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そして金沢の新名所になった感のある“鼓門”。

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おもてなしドームの天井には学会の垂れ幕も。

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会場は金沢駅周辺のホテルや商業施設、石川県立音楽堂など、10か所に分散。

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おもてなしドームの地下イベント広場全体が学会の受付になっていました。まずはここで受付と専門医の単位登録。

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循環器専門医資格更新は5年ごと。学会に参加して研修を受けることが義務付けられています。

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タイムテーブルを見ながらあちこちの会場を巡りながら聴講。駅周辺はスーツ姿の同業者で大混雑でした。

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石川県立音楽堂の立派なコンサートホールがメイン会場。初日には高松宮妃を迎えて開会式があったそうです。

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3日間の学会期間に多くの特別講演やシンポジウム、教育セッション。それに一般演題が2479題!。

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会場の中でも今回特筆すべきは金沢フォーラスの会場。ここは本来イオンシネマのシネコン。シネコンが会場になるのは前代未聞!?。

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連休なのに9スクリーンのうちの7スクリーンを占拠するなんて一般の方々に申し訳ない感じ。でも静粛性と音響、さらにシートの座り心地は抜群!?。

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朝から夕方まで頑張って勉強して参りましたが、流石に疲れました。

夜は隣接する白山市内で4人で会食。美味しいものを頂きました。えへへ~。

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当日の地元の北國新聞には見開きの広告記事。金沢繁華街「ドクター特需」なんて見出し記事も。

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最終的に参加人数は約1万3000人、海外からも400人を超える参加があったそうです。その経済効果たるや計り知れないものが!?。

来年は大阪です~。

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3連休明けの3月21日火曜日は雨になってしまいました。気温も終日ひとケタ止まり。天候に恵まれた休み明けが雨では労働意欲が削がれます。

クリニックは連休明けで大混雑になるのではないかと覚悟していましたが、この悪天候に阻まれて意外に平穏でした。昼は医師会に出向いて会計業務。

3月22日水曜日は昨日から一転して青空が広がりました。朝は5℃、日中は14℃。

昨日の悪天候で出足をくじかれていた患者さんが一気に来院されたのか、クリニックは久しぶりに結構な混雑に。インフルエンザはまだまだしぶとく生き残っています。昼は当医療ビル6件7科のミーティング。

さて今日は先週末の続きを。3月18日土曜日は診療終了後に富山へ。

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富山駅の新幹線改札口を出たら正面に路面電車のりばがありました。

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新幹線改札口と路面電車のりばが直結しているのは全国でもここだけかも!?。この路面電車の正式名称は富山地方鉄道株式会社富山軌道線。

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運行は南富山駅前~富山駅、南富山駅前~大学前、それに環状線の3系統です。

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見ているとやって来る車両は新旧様々。

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結構な頻度で年代物の車両も登場します。

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折角なので環状線をぐるっと乗ってみることに。

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1周28分で200円均一でした。

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乗り合わせたのは比較的新しい車両で乗り心地はなかなか。でも土曜日の夜のせいか乗客は疎らでした。

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さて環状線一周後は、富山駅に隣接する富山地方鉄道株式会社鉄道線の電鉄富山駅を覗いて見ることに。2011年公開の映画「RAILWAYS愛を伝えられない大人たちへ」の舞台になった鉄道です。

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こちらは宇奈月温泉までの本線、立山までの立山線、それに不二越・上滝線の3路線。

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改札口から中を覗くと2本の10030形電車が停まっていました。車内にテレビを設置したテレビカーとしてその名を馳せた元京阪電鉄特急用車両3000形です。

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う~ん、これに乗ってしまうと帰って来れない・・・。

諦めて今度は地下道を通って富山駅の北口側へ。北口からは平成18年4月29日に開業した富山ライトレール株式会社によるポートラムが富山駅北~岩瀬浜間を結んでいます。

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元を辿れば国鉄富山港線。終点までは24分ですが、やはり往復する時間は・・・。

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次に富山駅北口から入場券を買って構内へ。新幹線開業によって切り離されたJR西日本の旧北陸本線は今では“あいの風とやま鉄道”(倶利伽羅駅~市振間)という第三セクター鉄道となっています。

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現在富山駅は富山駅付近連続立体交差事業の一環で工事の真っ最中。旧来からの地上ホームに降りてみたら停車していたのは“あいの風とやま鉄道”と同時に第三鉄道化された“IRいしかわ鉄道”(倶利伽羅~金沢間)からの乗り入れ車両でした。JR西日本からの譲渡車両で元JR西日本521系電車です。

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やがて隣のホームにJR高山線からのキハ120形気動車2両編成が入線して来ました。

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キハ120形気動車は1991年から1995年にかけて製造されたローカル線用の小型気動車。

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新幹線開業前までは優等列車が頻繁に発着していたであろうに、今では高山線の特急“ワイドビューひだ”を除けばローカル列車ばかりになってしまいました。

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今度は先に立体化された真新しい1~3番線に上がってみました。3番線には先ほどの“IRいしかわ鉄道”からの乗り入れ車両による金沢行きが入線。

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新しいホームに新しい車両。これからさらに整備が進む予定だそうですが、富山駅付近連続立体交差事業の完成は2022年予定。まだまだ先の話です。

さて到着後バタバタしていて夕食がまだでした。夜9時半まで開いていた駅構内にある「白えび亭」で富山名物の“白えび刺身丼”を頂きました。

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白えびの刺身はなかなか美味でした。カウンター席に座って名物を食している周囲のオジサンたちはどうやら同業の方々のようで・・・。

駅周辺でうろうろしていたら遅くなってしまいました。明日の学会に備えてサッサと寝ることにします~。

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3月17日金曜日18日土曜日はともに晴れ。朝は3~4℃、日中は13℃くらいまで上がって、この時期らしい陽気になりました。おかげで朝から花粉がたっぷり飛散。トホホ~。

クリニックは、時折流行に乗り遅れたインフルエンザの患者さんがいらっしゃいますが、概して平穏な日々が続いていました。

18日土曜日は診療終了後に東京駅へ。東京駅は春休み中の3連休とあって、めまいがするほどの混雑ぶりでした。新幹線ホームへ上がると、廃車が進む2階建てのE4系Maxの姿。

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東北新幹線筋からは撤退して久しいですが、上越新幹線筋ではまだ活躍中。

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隣にはE6系“こまち”の流麗な姿が。

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で、今回乗るのはまたまたE7系(W7系)の“かがやき”です。

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今回は昨日から金沢で開催されている第81回日本循環器学会学術集会に参加するため、富山に向かいます。なぜ金沢で開催されているのに富山に行くのかって?。それは金沢のホテルが満室だったから。学会規模が大き過ぎて金沢市内のホテルだけでは収容しきれず、福井や富山などの近隣都市にも分散して宿泊することに。東京から富山まではたったの130分。

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富山では結構多くの方が下車していました。同業者風の方々も多数。

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富山駅は新幹線が開通して近代的な姿に生まれ変わりましたが、在来線側はまだ工事の真っ最中。

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地方都市の常として、夜は早くて既に深夜の様相でした。

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とりあえず駅前のビジネスホテルにチェックインして周辺を散策することにします。続きはまた後日に~。

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さて今日は先週5日日曜日の北海道行きの続きを。釧路から「快速しれとこ」に乗って昼前に網走に到着。午後の流氷観光砕氷船「おーろら号」に乗るつもりでしたが、流氷は沿岸から遠ざかっていて船に乗っても流氷は見られそうもありません。そこで急遽予定を変更して知床方面へ向かうことに。

釧網本線に沿って知床斜里方面へ戻ります。途中で昨年の10月にも立ち寄った北浜駅の展望台に上ってみましたが、波打ち際に氷塊が僅かに残るのみ。

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下の写真は展望台の上から網走方面を眺めたところ。

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さらに逆方向の知床斜里方面を眺めても海上には氷片すら見当たらず。紺碧のオホーツク海が広がるのみでした。

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遠くに知床半島の山々の姿がくっきり。

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原生花園を過ぎて止別駅に立ち寄ってみると、ここも木造駅舎でした。ここでは駅舎内にラーメン屋さんが併設されていました。

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ここは海岸からは距離があってホームから海は見えず。

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さらに知床斜里駅を過ぎて知床半島の付け根を宇登呂方面へしばらく行ったところで、遠くの岸辺に残る流氷を発見!。

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本体から離れて吹き溜まりに残ってしまった流氷のようで、沖合には見えません。

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それでも迫力は十分!?。

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下の写真は同行の友人が撮ってくれたもの。日差しがあったので、見た感じほど寒くはありません(もちろん寒くない訳ではありません)。

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下の写真は、更に宇登呂近くの入り江の様子。

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やはり友人が撮ってくれた私の後ろ姿です。

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でも岬の突端を回り込むともう流氷の姿は無し。ほんの僅かの地形の違いと風向きで海の様子が一変。今回流氷の姿を拝めただけでもラッキーだったかもしれません。

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さてそろそろ時間切れ。背後の山の斜面にいたエゾシカに別れを告げて・・・。

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女満別空港へ急ぎます。空港で早めの夕食を済ませてから18時30分発のANA/ADO共同運航便に搭乗。機材はボーイング737-800でした。

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羽田空港には定刻の20時25分よりやや早めに到着。

関東地方もそれなりに気温は低めだったのに、とっても暖かく感じられました~。

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さて今日は先週末の北海道行きのレポートの続きを。

3月5日日曜日は釧路地方は快晴でした。やっぱり“日頃の行い”が良いですからね~(!?)。朝の気温は-5℃で、この季節にしては暖かいほう。

下の写真はホテルの窓から見た釧路の海沿いの光景。

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釧路川が海にそそぐ辺りです。雪は少ないけれど寒そう~。

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旅先ではいつも早朝覚醒。早々に朝食を済ませてホテルをチェックアウト。8時には釧路駅に着いてしまいました。

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改札を入ると1番線には8時23分発のスーパーおおぞら4号札幌行きが入線していました。

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札幌には12時26分着の予定。

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1番線ホームには嬉しいことに駅弁の売店があって、ホームでの立ち売りの方の姿も見られました。ただし売れ行きは・・・。

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4番線には8時18分発の根室行き普通列車。根室には10時48分到着予定。

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キハ54形500番台の1両編成でしたが、そこそこの乗車率。

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キハ54形500番台は国鉄末期の1986年に29両製造された酷寒地仕様の気動車です。朝日にステンレスの車体が輝いていました。

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隣の2番線、3番線ホームには古い上屋。かつては長大編成の列車が発着した長いホームは、今や無用の長物かも!?。

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その長い2番線にたった1両の池田からの普通列車が到着しました。

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こちらはキハ40形。やはり昭和50年代に製造された国鉄車両です。

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さて今回の旅の目的は釧網本線に乗ること。そしてオホーツク海の流氷を見ることです。まずは「快速しれとこ」8時57分発網走行きに乗車します。実はこの列車を逃すと次は14時14分発の普通列車まで列車が有りません。網走まで行って今日中に無理なく帰るには、実質この列車に乗る以外の選択肢は有りません。

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発車時刻の約10分前に列車が入線して来ました。やっぱりキハ54形500番台の単行。“単行”でも“列車”というのはこれ如何に・・・。

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ビックリしたのは、乗客の殆どが観光客であること、そしてその半数以上が外国人であること!。

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とても“地域の足”になっているとは言い難い状況が今のローカル線の現実。

特急並み(?)のヘッドマーク付きですが・・・。

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快速列車ですので網走まで普通運賃3670円のみ。

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「快速しれとこ」は定刻の8時57分に釧路駅を発車。しばらく釧路の市街地を走っていましたが、遠矢を過ぎると釧路湿原の真っ只中へ。

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塘路駅で対向列車と交換。ここでは外国人観光客を含めて数人が下車。塘路ネイチャーセンターでは冬でも釧路湿原カヌー下りやワカサギ釣り、エコツアーなどがとり行われている様なので、そちらに参加する人達でしょうか。

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強力パワーのキハ54の足回りは強靭で、軽快に飛ばします。

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時折制動がかかるのは、エゾシカが行路を妨害するから。

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沿線風景は雪のために、湿原なのか、牧草地なのか、はたまた荒地なのか全く区別がつきません。

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茅沼駅はタンチョウヅルが来ることで有名ですが、残念ながら本日はツルの姿は無し。

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かつての標津線(1989年4月30日廃止)との分岐駅であった標茶駅で若干の乗降。その後は摩周駅(旧称は弟子屈駅)でも若干乗客が入れ替わりましたが、依然として列車内は観光客ばかり。

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隣の美留和駅の駅舎は貨物列車の車掌車でした。

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知床斜里で地元の高校生が乗り込んで来て、やっと地域のローカル列車らしくなりました。知床斜里を発車すると、待望のオホーツク海が見えて来ましたが・・・。

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期待していた流氷は影も形も無し~。青い海に僅かに氷片が浮かぶのみでした。

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そして“オホーツク海に一番近い駅”として有名な北浜駅に差し掛かると、警笛を鳴らしながら最徐行で入線。ク〇ブツーリ〇ムのバッジを着けた団体さんが観光バスから乗り換えて来たのでした。きっと列車内から流氷を見る企画だったのでしょう。

満席の1両編成の列車にさらに観光バスの団体さんが乗り込むのには少々無理が・・・。終点網走までの4駅間は都会の通勤電車並みの大混雑になりました~。

終点網走駅は11時53分着。

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北浜から乗車して来た団体ツアーの方々はまた観光バスに吸い込まれて行きました。

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流氷があれば“流氷観光砕氷船おーろら”に乗るつもりでしたが・・・。

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流氷が無ければただの遊覧船。試案のしどころですが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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3月4日土曜日。曇りのち晴れ。朝は1℃、日中は14℃。日中は気温が高くなって花粉がたっぷり飛んだようです。

クリニックは朝から混雑。インフルエンザの方は僅かですが、かぜ症状の方は多め。花粉の方も大勢。

診療終了後は羽田空港へ。途中大和駅で3月1日にデビューしたばかりのロマンスカーEXEαに遭遇しました。

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新造ではなくリニューアルですが、塗装が大きく変わったので注目度は高い様子。スマホで写真を撮っている人が大勢いました。

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羽田空港で友人と合流。今回の目的地は北の大地、釧路です。

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17時55分JAL545便釧路行きに搭乗。ターミナルビルから飛行機まではボーディング・ブリッジではなくてバスで移動。久しぶりに間近に機体を見ることが出来ましたが、やっぱり不便。機体はボーイング737-800でした。

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離陸直後に日没。

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釧路空港には定刻の19時30分よりやや早めに到着。

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釧路空港は-1.5℃でした。この季節のこの時間にしては高めかも!?。

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今夜は釧路市内に投宿。明朝はいつものように(!?)列車に乗る予定です~。

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1月6日金曜日1月7日土曜日はスッキリした冬晴れになりましたが、朝は0~1℃、日中は7~10℃とこの時期らしい寒さになりました。

年明けのクリニックは、案の定それなりに混雑したものの、それでも例年よりは平穏なスタートでした。インフルエンザの方は更に増えて来ましたが、ピークはもうしばらく先になりそうです。長引く咳の方は多くて、肺炎の方もチラホラ。土曜日の診療終了後は、新年早々にも拘わらず都内で開催された感染症関連の講演会に参加させて頂きました。

さて今日は先日の金沢行きの続きを。三が日を金沢で過ごして1月4日の帰宅前に主計町(かずえまち)茶屋街あたりを歩いて来ました。ここは浅野川沿いの昔ながらの料亭や茶屋が立ち並ぶエリア。浅野川大橋を挟んで対角にある有名な東山ひがし茶屋街に比べるととっても静か。小雨交じりの天気で、かつ朝10時前とあって人影疎らでした。

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その中の1件町家カフェ「土家」で小休止。建物は大正2年に建てられた茶屋を修復した市指定伝統建築物。

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オープン直後でしたので先客の姿は無し。店主の方が2階へ案内して下さいましたが、そこは2間続きの喫茶スペースになっていました。浅野川側の部屋の床の間はこの地方独特のベンガラ色!。

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外がモノトーンの季節が長いので取り入れられた色調とか。

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眼下には浅野川が見えます。例年なら雪景色なんでしょうが。

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ちなみに反対側の部屋の床の間は萌黄色でした。

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どちらも捨て難い色調。

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オーダーする前に店主の方が加賀棒茶と羊羹を供して下さいました。メニューを拝見すると飲み物のほとんどが500~600円。コーヒーを頂きましたが、お茶とお菓子が付いてこの値段とは申し訳ないくらいです。

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小休止後はさらに尾張町方面へ。金沢は戦災にも震災にも遭っていないので、旧い建物がたくさん残存。

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新旧混在した街ですが、左下の旧い建物の裏手の城塞のような建物はイタリアンレストランの「エバンス」というお店でした。

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ちょうど昼時でしたので、ここでランチにすることに。店内はおせちに飽きた(?)方々で賑わっていました。

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想像以上に本格的なイタリアンでした。ランチ後はさらに周辺を散策。

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観光地でも観光シーズンでも無いためか観光客の姿は無し。周辺はヒッソリしていました。

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チョッとタイムスリップした気分に浸ることができました。

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帰りの新幹線の時間が近付いて来たので早々に金沢駅へ。

金沢駅は帰省客と国内外の観光客で信じられないほどの混雑ぶりでした。帰りの北陸新幹線はもちろん満席。

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帰りは速達型の「かがやき542号」。2時間40分で東京に到着しました。東京駅もいつもながら迫力の混雑ぶりでした。

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仕事をしていると長いのに、遊んでいるとアッと言う間~。

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改めて皆様あけましておめでとうございます。今年は天候に恵まれて穏やかなお正月になりました。

私はと言えば、例年通り大晦日を実家で過ごし、元旦の昼過ぎの北陸新幹線で金沢へ行って参りました。

北陸新幹線は平成27年3月14に開業してから2度目の正月。車両は手入れが行き届いてまだピカピカ~。

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12時24分発の「はくたか563号」に乗車。速達タイプの「かがやき」は満席でした。長野から先金沢まで各駅停車なので、所要時間は約3時間。

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長野を過ぎ、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉と進んでも平地には雪が全く有りませんでした。温暖化は着実に進んでいる様子。15時25分金沢着。

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翌2日は早朝から白山比咩神社へ。

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今日も比較的暖かくて、例年よりは楽なお参りになりました。

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ここは全国に2000以上ある白山神社の総本社。

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正月も2日の朝7時半でしたので、さほど混雑していなくてお参り自体はスムーズに終わりましたが・・・。

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お札や破魔矢を買うのに長蛇の列。下の写真の左右に列を成しているのがその列です。巫女さんのアルバイトも人手不足のようで~!?。

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さらに3日は福井まで足を延ばして来ました。駅前には大きな恐竜が出現!。クビが動きます。

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今回は「えちぜん鉄道」を表敬訪問。えちぜん鉄道は2002年に設立された第三セクター方式の鉄道で、かつての京福電気鉄道。勝山永平寺線27.8kmと三国芦原線25.2kmの2路線があります。福井駅は立派な高架駅になっていました。日中は勝山行きと三国港行きがそれぞれ30分ヘッドで運転されていました。

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今回出会った車両は勝山行きも三国港行きもMC7000形。

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車内はまるでひと昔前の国鉄近郊型!?。それもそのはず、出自を辿れば飯田線で使用されていた国鉄119系でした。

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今回は全線を乗っているだけの時間はありません。

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記念写真だけ撮って金沢へ戻りました。

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帰りはほんのチョッとだけ名古屋発金沢行きの特急「しらさぎ」に乗車。

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既にUターンラッシュがピークになっていましたが、逆方向は空いていました。

これで正月三が日はおしまい~。

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さて先週の直島行きの続き。12月23日金曜日の朝は、昨夜からの暴風雨は静まったものの、まだ曇り空でした。東方向を眺めても日の出は見れず。

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南方向には、遥かかなたに高松の灯り。

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朝食を済ませてから海岸沿いを散歩。有名な草間彌生の“南瓜”がありました。

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これを眺めるのは天気が悪い時の方が良いかも!?。

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左下の写真は沖合に見える高松の街。右下の写真は大竹伸朗“シップヤード・ワークス 船尾と穴”。

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風はまだ強いけれどフェリーは運航している様子。

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さてそろそろ帰途に就かねばなりません。直島宮浦港から11時10分発のフェリーで宇野港へ。11時30分着。

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宇野駅からは11時38分発の宇野線で茶屋町乗り換えで岡山着12時29分。祝日のためか、電車内は混雑していました。

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岡山駅では平成26年6月にデビューした近未来的風貌の8600系電車による特急「しおかぜ」松山行きの姿が。

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駅前から岡山電気軌道で城下まで。今どき100円!。近くで岡山のローカル食「えびめし」でランチ。

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食後は川沿いを歩いて岡山城へ。別名は烏城(うじょう)。天守は空襲で焼失してしまい、現在の天守は1966年再建の鉄筋コンクリート造り。

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主な城主は宇喜多氏、小早川氏、池田氏と錚々たる顔ぶれ。さすがに立派な外観です。

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さてここらで時間切れ。後楽園には寄らずに岡山駅へ急いで戻りました。岡山駅14時39分発の「のぞみ172号」で新横浜着17時44分。

年末のショートトリップのおかげで、年末の多忙な時期を頑張って乗り切れました!?。

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クリスマス明けの12月最終週。12月26日月曜日は曇り空。朝は3℃、日中は12℃で平年並みの気温でしたが、翌12月27日火曜日は朝は前線の影響で暴風雨。南風が吹き込んで朝は14℃、最高気温は16℃まで上がりましたが、前線が通過した午後からは気温が急降下。12月28日水曜日は晴れて朝は4℃、日中は8℃までしか上がらずこの時期らしい気温に戻りました。この気温差がヤバいですね~。

クリニックは月曜日は混雑したものの、悪天候の火曜日、そして年内最終日の水曜日(午前のみの診療でしたが)、比較的平穏な日々となりました。例年ギリギリに駆け込んで来る方がいらっしゃるのですが、今年はそれも無くてすんなり終了。めでたしめでたし~。

診療終了後は例年通り大掃除を敢行。ことしは12月に入ってからスタッフが小まめに日々清掃に励んでくれたため、予想外に早く終わりました。まだ日が高いうちに解散。

さて今日は先週の続きを。12月21日水曜日の夜に東京駅から「サンライズ瀬戸」に乗り込んで、翌12月22日木曜日の6時27分に岡山に到着。

まだ暗い岡山駅では見慣れないJR四国の8000系特急電車の姿が。

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朝食を摂るために駅構内で喫茶店を捜しましたが、早朝のためまだ開店前でした。止む無く駅弁を購入してホームのベンチで食べていたら、いつの間にか通勤電車を待つ方の列が目の前に・・・。今日は平日でした~(汗)。

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岡山発7時10分のマリンライナーで茶屋町着7時26分。2分の接続で宇野線普通電車に乗り換えて宇野着7時53分。電車内は通学の高校生で一杯でした。学生時代に来た時とは全く様変わりしていました(まだ国鉄宇高連絡船の時代でした)。

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徒歩で5分ほどの宇野港へ。

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宇野港8時22分発のフェリーで直島の宮浦港へ。

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所要時間はたったの20分。出航したと思ったらもう入港。

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防波堤の先に有名な草間彌生“赤かぼちゃ”が見えました。

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そう、ご存知のように直島は現代アートで有名な島なのです。8時42分に到着。

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港で待つバスも派手な装い。

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周辺を見渡すと“赤かぼちゃ”の他にも・・・。

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“直島パヴィリオン”や・・・。

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“Bunraku Puppet”が。う~ん・・・。

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宮浦港の入口にある神社の狛犬は笑っていました。

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境内には4世紀頃に応神天皇が瀬戸内海を巡行された際にこの岩に腰掛けて海を眺めて平安を祈ったという“御腰懸岩”がありました。

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集落に入ると狭い路地が迷路のように。

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ところどころにアート施設が点在しおています。“直島銭湯I❤湯”は実際に入浴出来る美術施設。

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“宮浦ギャラリー六区”は改装中。“007「赤い刺青の男」記念館”はとってもシュールな展示内容。

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一旦宮浦港へ戻ってバスで本村エリアへ移動。下の写真は立派な役場。

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ここでは5か所の“家プロジェクト”と“ANDO MUSEUM”を巡って来ました。“家プロジェクト”は古い家屋を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化するアートプロジェクト。基本的に内部は撮影禁止なので、外観意外の写真は撮れません。

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正直???なものも・・・。

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本村エリアを巡ってから肉うどんのランチ。そうここは岡山県に近いけれど香川県です。

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ランチ後はベネッセハウス周辺へ移動。ここには地中美術館、李禹煥美術館、ベネッセハウスミュージアムの3つの美術館があります。やはり撮影禁止なので写真は有りませんが、地中美術館のカフェのテラス席から眺めた瀬戸内海は絶景でした。下の写真は西方の大槌島。後ろには瀬戸大橋が見えます。

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南方に目を向ければ遠くに高松の街並みが。

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ただし前線の接近で雨が降り始めました。

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東方遥かかなたには尖がった山。何て山でしょう?。

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足下にはクチナシが実を付けていました。

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今夜は美術館と一体になった宿泊施設であるベネッセハウスにそのまま宿泊。夕食には瀬戸内海の海の幸を頂きました。

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夜は前線通過に伴う暴風雨。長くなって来たので続きはまた後日に。

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12月19日月曜日から21日水曜日の週前半は、晴れベースの天気で朝は3~5℃、日中は14~15℃で師走にしては過ごしやすい日々でした。

クリニックは相変わらずかぜ症状の方と感染性胃腸炎の方がたくさん。インフルエンザの方も1日のうちに数人の方がいらっしゃるようになりました。本格的な流行も目前!?。

21日水曜日は診療終了後にそのまま東京駅へ直行。当院は22日木曜日が休診日に当たるので、23日金曜日の天皇誕生日と併せて連休になります!。この貴重な機会にチョッと現実逃避の旅へ出ることにした次第。東京駅構内のカフェで軽く夕食を取ってから9番線ホームに上がると、既に夜行寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は入線していました。

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ご存知の様に当列車は「北斗星」や「はまなす」亡きあと、唯一孤高の存在となってしまった定期夜行寝台列車。「サンライズ瀬戸」高松行きと「サンライズ出雲」出雲市行きが岡山まで併結して運転。

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今夜のベットは「サンライズ瀬戸」1号車の24番。B寝台「シングル」の2階です。本ブログでは何度もレポートをしておりますが、またまた車内の様子を・・・。

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車内は狭い空間を限界まで有効活用した考え抜かれた構造。

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ほとんどベットだけですが、スペース的にはこれで十分です。

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ベッドの大きさは1960mm×700mm。天井高も十分。

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とりあえず荷物を置いて3号車へ。ミニロビー脇のシャワーカード販売機でシャワーカード320円を購入して・・・。

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発車前のシャワールームへ1番乗り~。

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お湯が出るのは6分間ですが、途中で止めることも出来るので十分です。終了1分前にはブザーが鳴ります。

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シャワーを浴びている最中の定刻22時00分に発車!。汗を流して部屋へ戻れば、あとは心地良い揺れとレールの音を子守唄にして・・・。

“おはよう放送”は朝の6時。6時27分に岡山着。ここで「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」は切り離し作業のために小休止。

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でも今回はここで下車。乗り換えます。

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えっ、どこへ行くかって?。続きはまた後日に~。

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さて、10月16日の網走行きのレポートがまだ完結しておりませんでしたので今更ですが完結させます~。

札幌発7時21分の特急「オホーツク1号」に乗って12時40分に網走着。5時間19分の長旅でした。

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まずは網走の商店街で海鮮ランチ。周辺はご多分に漏れずシャッターが閉まっているお店が多めでした。その後近郊の能取岬へ向かいました。

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岬の灯台周辺は広々とした草地。

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灯台の先には静かなオホーツク海が広がっていました。天気も良くて気分爽快。

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条件が良ければ知床半島まで見えるとのことでしたが、残念ながら見えませんでした。

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その後は夕方の飛行機の時間まで釧網本線を辿ってみることに。まずは網走から3つめの藻琴駅へ。

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懐かしい木造駅舎が健在でした!。

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開業は大正13年11月15日。琺瑯看板が現役。

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昭和61年に駅員配置が無くなり簡易委託化。その後平成4年には簡易委託も廃止され完全無人化されていますが、かつての駅事務室では喫茶店が営業中。

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ホーム側は窓や扉がアルミサッシ化されていますが、素朴な佇まいは恐らく開業当初から大きくは変わっていない模様。海岸からは少々離れているので隣の北浜駅ほど有名では有りませんが、そのノスタルジックな雰囲気は感涙モノ!?。

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さてさらに隣の北浜駅へ。ここは「オホーツク海に一番近い駅」として有名になって、たくさんの映画やテレビドラマにも登場しました。ここでもかつての駅事務室では喫茶店が営業中。

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下の写真は昭和57年3月18日に訪れた時の写真。当時と比べると今の駅舎はだいぶ小奇麗になっていますね。

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駅名の琺瑯看板はそのまま。

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待合室に入ってみると壁面にはたくさんの切符や名刺が貼られていました。

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時刻表は隙間だらけで列車は僅かに7往復。

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駅舎脇には流氷見学用の展望台があって、上からはオホーツク海が一望出来ました。

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左下が網走方面、右下が釧路方面。

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さらに次の駅は原生花園駅。ここは例年5月1日から10月31日まで営業される臨時駅。

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小清水原生花園の最寄り駅で、展望台に直結。

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展望台に上がって見ると原生花園が見渡せました。

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ただ今の季節は僅かにハマナスの花と実が僅かに彩として見られるだけでした。初夏なら花々が咲き乱れていることでしょう。

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下は網走方面を見たところ。右がオホーツク海、左に濤沸湖。

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やがて遠くから網走発釧路行きの普通列車がやって来ました。

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北海道仕様のキハ54形気動車500番代1両編成でした。

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だいぶ日が斜めになって来ました。そろそろ空港へ向かわないと・・・。

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途中で網走湖に沈む夕日を眺めてから女満別空港へ。

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18時30分発の東京羽田行きはANAとAIR DOの共同運航便。ボーイング737でした。

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羽田空港までは僅か1時間55分。飛行機なら近いのにね~。

11月18日にJR北海道は単独では維持が困難な10路線13線区を発表しました。その中には当然(!?)石北本線も釧網本線も入っていて・・・。存続は厳しいかも~(涙)。

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さて少々ネタが古くなってしまいましたが、10月16日の網走行きレポートの続きを進めなければなりません。

札幌から乗車した特急「オホーツク1号」は3時間30分かけて遠軽駅に到着。ここで4分停車。進行方向が変わります。

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遠軽はかつては旧名寄本線(現在は廃止)と石北本線が接続する鉄道の要衝でした。名寄、湧別から遠軽を経由して北見、網走へ向かうルートの方が石北本線のルートより古くからあったため、ここで方向転換することになったようです。

下は名寄本線や湧網線が健在な頃の鉄道地図。

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下はJTB時刻表の今年4月号の地図。以前に比べると線路が減って随分とスッキリ~(涙)。今やこの残った線路さえ存続の危機にあります。

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かつて国鉄遠軽機関区には要衝として20両ほどのD51形と9600形蒸気機関車が配置されていた時代がありました。

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現在では機関区は跡形も無くなってしまいました。

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遠軽を発車すると、しばらくは平坦地を意外な高速で疾走。生田原には11時11分着。

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蒸気機関車時代には、この先の常紋峠越えのために補機9600型蒸気機関車が待機していました。折角停車したのに本日の乗降客はゼロ。

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常紋峠はかつては蒸気機関車の撮影名所として全国に名を轟かせていましたが、さすがに現代車両は難無く登り切ってサミットの常紋トンネルに突入。常紋トンネルは過酷なタコ部屋労働で建設され、トンネル壁面からは人柱の人骨が発見されることも。

トンネルを抜けると常紋信号所。ポイント部分は大きなスノーシェルターに覆われていましたが、かつてを偲ばせる地形はそのまま。

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峠を下ると、この3月25日に廃止されて信号所となった旧金華駅、さらに次の西留辺蘂駅を通過して、留辺蘂駅に停車。

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駅構内の線路は剥がされて駅舎とホームとの間には不自然な空間が。

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次は道東の中心都市である北見駅。さすがに乗客の大半が下車しました。ホームの屋根は昔のまま。

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北見駅を発車するとラストスパート。端野駅を通過するとカーブしながら常呂川を越えるコンクリート橋に繋がる築堤を一気に駆け上がります。

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このあたりにはかつて蒸気機関車の写真を撮りに来たことがありました。下の写真は急行「大雪6号」がそのまま北見~網走間で普通列車1527列車として運用された列車(いわゆる“大雪くずれ”)で、寝台車もグリーン車もそのままに急行編成を蒸気機関車が牽引。当日の牽引機は北見機関区のC58型蒸気機関車418号機でした(端野~緋牛内間、昭和50年3月撮影)。

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その先を進むとコンクリート橋で常呂川を渡ります。

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このあたりの風景は40年以上の歳月を経てもあまり変わっていませんでした。下は当時の写真(端野~緋牛内間、昭和50年3月撮影)。

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終着が近付くと、左手には網走湖が見えて来ました。

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下の写真はこのあたりで撮った国鉄時代の急行列車。当時の急行列車は長大編成でした(呼人~網走間、昭和53年3月撮影)。

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そしてついに特急「オホーツク1号」は12時40分に終着網走駅に到着!。

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朝7時21分に札幌を出て実に5時間19分の長旅でした。

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老体に鞭打って頑張ったこのスラントノーズの183系気動車編成は、小休止ののちに早くも13時26分発のオホーツク6号として札幌へ折り返す予定。網走から先へ行く釧網線の列車は15時10分までありません。

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下の写真は網走駅ホームで撮影した先代82系気動車時代の特急「オホーツク」の写真です(昭和53年3月撮影)。

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さてオホーツク完乗で今回の旅の目的は終了ですが、まだ少々時間があるので周囲を観光してから帰宅の途につこうかと思います。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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10月28日金曜日は曇りのち雨、10月29日土曜日は曇り、10月30日は曇りと、10月最後の週末は連日寒々とした冴えない天気になりました。特に金曜日と日曜日は朝は11~12℃、日中は14~15℃程度までしか上がらず、季節がまた一歩進んだことが実感されました。

気温がさらに下がった影響か、クリニックは喉かぜや咳かぜの方がたくさん。インフルエンザワクチン接種の方も多くて、終日混雑気味でした。

金曜日の夜は大和市医療センターで開催された社会保険診療懇話会に参加。お二人の先生から保険診療に関する講演を拝聴しました。

さて遅くなりましたが、今日は2週間前の北海道行きのレポートの続きを。写真は10月16日日曜日早朝の札幌駅北口側。

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少し離れて北大構内も見渡せました。

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今日は道内ほぼ全域で好天!。

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慌しく朝食を摂ってチェックアウト。札幌駅へ急行しました。今回の北海道行きの目的は特急オホーツクに乗車すること。特急オホーツク1号は札幌7時21分発の網走行きです。朝7時前にホームへ上がると、既にディーゼルエンジンの音が響いていました。

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車両は国鉄時代に製造された古いキハ183系気動車。

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先行試作車が1979年に製造され、その後1981年から量産された車輛です。中でも1983年までに製造された初期のキハ183形20両が高運転台非貫通構造のいわゆるスラントノーズ型。

下の写真は新製間もない頃の姿。函館駅にて撮影(再掲です)。

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現在このスラントノーズ型を恒常的に使用する列車はこの「オホーツク」のみになってしまいました。しかも札幌方の4号車のみ。側面から見ると、直線で構成された特徴的な先頭形状が良く判ります。

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編成は4両。国鉄時代の特急では有り得ない短さですが、昨今のJR特急ではこれくらい短いのが主流。因みに北海道内の特急ではサロベツの3両編成が最短。

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特急オホーツクは昭和47年10月に急行大雪の格上げで誕生。当時からヘッドマークのローマ字表記は伝統的にロシア語のOKHOTSKが採用されていましたが、他にロシア語表記の特急はありません。

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1号車は貫通ドアのキハ183。どことなくキハ82系の面影があります。

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さて、定刻の7時21分に札幌駅をゆっくりと発車!。最近の電車特急に比べれば加速は良くありません。でも一旦速度が出てしまえば軽快。旭川までは複線電化路線を飛ばします。沿線の水田では既に稲刈りは済んでいました。

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札幌を出ると岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川、旭川の順に小まめに停車。かつての急行列車なみの停車駅数です。

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旭川には8時58分着。わがオホーツクは車両が古いせいか、同区間を走る新型気動車特急や電車特急に比べて10分以上時間を要します。

旭川を出ると新旭川で宗谷本線と分かれて石北本線へ。実は特急オホーツクは先日の水害で旭川以遠の区間が9月一杯まで不通になっていました。やっと10月1日から運転再開されたばかり。

石北本線は上川まで石狩川に沿って走りますが、岸辺には流木が堆積している場所もあって、水害の痕跡が至る所に。

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旭川駅を出て最初の停車駅上川駅は大雪山国立公園の層雲峡への玄関口。登山や観光に向かわれる方が多数下車されました。

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上川駅を出ると次の停車駅は白滝駅。白滝駅は今は隣駅になってしまいましたが、以前は間に5つも駅があった時代も・・・。

上川駅から白滝駅までの間には、かつて天幕駅(2001年廃止)、中越駅(2001年から信号場)、上越駅(1975年から信号場)、奥白滝駅(2001年から信号場)、上白滝駅(2016年廃止)の5つもの駅がありましたが、全て廃駅となってしまいました。そんな訳で上川駅~白滝駅の駅間営業キロは何と37.3kmに!。

下はJTB時刻表2016年4月号の地図。因みに駅名に付された※マークは2016年3月25日に営業を終了した駅。

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上川と白滝駅間には当線きっての難所である北見峠。車窓は次第に人煙稀なる風景に。

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上川駅から先は石狩川水系の留辺志部川に沿って峠道を登ります。

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先日北海道を襲った未曾有の豪雨で、この留辺志部川が氾濫して石北本線が不通になっていました。

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10月1日に仮復旧したものの、現場付近ではまだまだ復旧工事の最中でした。

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わが特急オホーツクも最徐行でソロリソロリとゆっくり通過。

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復旧工事現場を過ぎれば、勾配などものともしない軽快な走行。

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もと中越駅(2001年7月1日に旅客扱いを廃止)だった中越信号場を通過!。

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旭川紋別自動車道の近代的高架をくぐって、今度はもと上越駅(1975年12月25日旅客扱い廃止)だった上越信号場を通過。

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石北トンネルでサミットを越えると、あとは延々と下り勾配に。色付いた木々を間を縫って予想外(!?)の高速走行。

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やがて白滝駅に到着。周辺は特急停車駅とは思えない風景。上川駅発9時40分で白滝駅着10時18分ですから一駅間の所要時間が38分!。地元の方がお一人下車。

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白滝駅を出て丸瀬布、瀬戸瀬を過ぎる頃には、少しずつ周辺が開けて来て、畑や牧草地が見えるようになりました。

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10時51分に遠軽(えんがる)駅に到着。ここで進行方向が変わります。1989年5月1日までは廃止された名寄本線との接続駅でした。

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遠軽では4分停車。車内では一斉に乗客たちがシートの方向転換作業。

ちょっと長くなって来たので、続きはまた後日~。

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10月15日土曜日。晴れ。朝は10℃、日中は21℃。すっきりした秋晴れになりました。日中は汗ばむくらいに。

クリニックはそこそこの混雑。寒暖の差が大きいためか、体調の良くない方はやはり多めでした。

診療終了後は直ちにクリニックを脱出して横浜経由で羽田空港へ。友人と合流して17時00分発の千歳行きANA073便に搭乗。

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第2ターミナルの外れからは遠くに富士山の姿が!。えっ、見えない!?。

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それでは拡大。

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これなら判るでしょう。

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千歳までは1時間30分のフライトですが、羽田空港の混雑で15分ほど遅れました。千歳空港からは19時15分発のエアポートライナーに乗って札幌駅へ。

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駅上のホテルにチェックインしました。

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明日はいつものように(!?)早起きですので、早々に就寝~。

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10月12日水曜日は晴れのち曇り、10月13日木曜日は終日曇り。朝は14~15℃まで下がるようになって、長袖の上着が必須の気温になって来ました。

クリニックはインフルエンザワクチン接種が佳境に入って来ました。一方で巷ではポツリポツリとインフルエンザの方もいらっしゃる様で、高熱でインフルエンザを心配して受診された方もいらっしゃいました(迅速診断では陰性でした)。長引く咳の方や、喉から熱を出している方も多くなりました。

さて今日は、だいぶ遅くなってしまいましたがこの夏のペルー旅行のレポートを片付けてしまいます。旅の最終日8月16日、クスコの朝はやはり晴天に恵まれました。朝食後に街の中を散策。

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街の造りはかつての宗主国であるスペイン風。

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清々しい朝ではありましたが、やはり標高3400mでは急ぐと息が切れます。

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高地順応には結構時間がかかりそう。

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早朝のこととて、観光の拠点アルマス広場のお店もまだ開いていません。

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広場中央のインカ第9代パチャクティ皇帝に別れを告げて・・・。

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クスコ発10時20分のLATAM航空2022便でリマへ戻ります。

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クスコ上空はすっきり晴れていましたが・・・。

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海沿いのリマが近付くとやはりどんより曇り空。この季節のリマは雨は降らないのに滅多に晴れないそうです。リマには11時50分着。

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ここでトラブル発生。クスコで預けた荷物がいつまで経ってもターンテーブルに出て来ません。嗚呼、この期に及んでロストバゲージでしょうか。空港係員に事情を話して諸手続きをしている間に、もう次のクスコからの便が到着してしまいました。次の便の荷物が出て来て、ふとターンテーブルを見たら何と自分の荷物が回っているではありませんか!。荷物だけ次の便でやって来たのでした。ふぅ~っ。でもなんといい加減な・・・。

気を取り直して空港から太平洋岸のミラフローレス地区へ。

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この一帯には断崖上に高級マンションやホテルが立ち並ぶペルーの高級地区。

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上空を飛んでいるのは沢山のパラグライダー。

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ランチは桟橋の先端に突き出たシーフードレストランで。

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中で食事をしているのは白人ばかり。ペルーはヨーロッパ系15%、メスティソ(先住民とスペイン人の混血)37%、先住民45%の人口比ですが、やはり人種間の格差や差別が歴然と・・・。

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ともあれシーフードはとっても美味でした。

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窓の外には白い髭が特徴的なインカアジサシ。ペルーからチリまでの太平洋岸に分布しています。

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さて食後はラファエル・ラルコ・エレーラ博物館へ。

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ペルーの古代文化に関する膨大な収蔵品が展示されていました。

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ペルーにはインカ以前から高度な文明が存在。文字は無かったけれど、紐の結び目で情報を伝達する手段を持っていました(右下)。

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左下はミイラ。

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あまりに高度な文明と・・・。

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豊富な金を持っていたばかりにスペイン人に征服されてしまいました。

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目が眩むような金を見て外へ出たら、そこにはハチドリの姿。飛翔する場面は速過ぎて撮れません~。右下は判り易いトイレ表示。

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さていよいよ帰国。夕食は空港近くで済ませて深夜0時03分リマ発のアメリカン航空AA0988便ダラス行きに搭乗。ボーイング757でした。

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アメリカのダラスには朝7時30分着(リマとダラスは時差がありません)。着陸直前に眼下に見えた広大なハイウェイがいかにもアメリカ。

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アメリカ入国手続きと出国手続きを行ってダラス10時50分発AA0175便東京行きで成田へ。機材は来た時と同じボーイング777-200でしたが、リニューアルされていない機材でしたので映画の本数は少なめでした。

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成田には8月18日の14時00分着。こうして4泊8日のハードな旅は終了しました。やはり南米は遠くて飛行機は十分過ぎるほど堪能出来ました。

翌日からいきなりフルに仕事~(完)。

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さてもう9月が終わりそうなので、この夏のペルー行きの報告の続きを急ぎます。

8月15日は朝一番でマチュピチュ遺跡内も巡って堪能。真冬の高地(2400m)とは言ってもここは熱帯アマゾンの一角。あまり馴染みの無い植物が自生しておりました。

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遺跡入口のサンクチュアリーロッジでランチを済ませてから帰路に。帰りのバスは1時間以上の長蛇の列。

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この斜面の未舗装のジグザグ道を約30分バスに揺られながら下って・・・。

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列車の駅があるマチュピチュ村まで。村は狭い峡谷の川沿いに伸びていました。

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路地裏にはホテルやレストラン、カフェ、土産物店が軒を連ねていました。

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そぞろ歩きの観光客がたくさん。

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どこか日本の温泉街に迷い込んだような風情でしたが・・・。

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それもそのはず、路地を上がった終点はやっぱり温泉でした!。

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来た道を引き返して駅へ。

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駅前はお土産物屋さんが密集。迷宮の如し~。

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お土産物の定価は言い値。交渉次第でどんどん下がります!?。

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駅の入口に着きました。

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駅の構内にはチケットが無いと入れません。

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待合室は世界中からの観光客で埋め尽くされていました。

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帰りの列車は15時48分発。来た時と同じく小奇麗な展望車両。

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車内では往路と同じく飲み物とサンドイッチがサーブされました。それに引き続いて乗務員がモデルになってアルパカ製品の俄かファションショーが開催されてそのまま即売会に。結構売れている様子でした。

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車窓は次第に暗くなって来ました。夕陽に輝く雪山の姿も。

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夕闇迫るオリャンタイタンボ駅に到着してバスに乗り換え、ウルバンバを通ってクスコのホテルに入ったのはもう夜8時近く。

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ホテル内で夕食を済ませて、街へ出たのは夜10時前でした。夜遅くなってグッと冷え込んで来ました。標高約3400mで相変わらず動くと息が切れます。

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美しい夜景の広場。

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教会の前には、こんなに遅い時間にもかかわらず大勢の人達。

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やはりポケモンGOに熱中する人達でした。世界遺産の街であろうともポケモンGOによってもはや席巻されていました。

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いよいよ明日は最終日~。

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9月12日月曜日からは本日9月15日木曜日まで30℃越えの日はありませんでしたが、停滞する秋雨前線と台風の影響で相変わらず天候は不順。“秋晴れ”が待ち遠しい日々でした。

クリニックは今月までの大和市の特定健診・長寿健診の方々で相変わらずの混雑。かぜ症状や喘息症状の方が多くなって来たのは気候が不順なせいでしょう。診療終了後は健診結果判定以外にも診断書や紹介状書きなどの事務仕事が山積していて、少しでも時間が出来れば聴きに行きたかった講演会への参加も全く叶わぬ状況。今月一杯は難しいかも・・・。

さて今日はこの夏のペルー行きの続き。8月15日は朝6時の開門と同時にマチュピチュ遺跡に入場。高台から朝日が当たる光景を眺めたあと、朝食前に遺跡内を一巡することに。

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下の写真は遺跡全体を眺望出来る高台から遺跡に向かって少々下り、来た道を振り返ったところ。三角屋根の建物は見張り小屋です。

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下を見ると、まだ朝6時過ぎだと言うのに勤勉な観光客がたくさん。

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さらに下ると遺跡の“市街地”が同じレベルに近付いて来ました。

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このあたりから振り返ると、右上の見張り小屋から左下に続く階段状の構造物。これは住人の食糧となるジャガイモやトウモロコシが栽培された段々畑です。

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市街地の正門からはマチュピチュを見下ろすワイナピチュの峰(2690m)が正面に。

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市街地に入ったところから振り返るとこんな感じ。右下に見えるのが正門です。一番高い峰がマチュピチュ山(2940m)。

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上からの眺望では小じんまりと見えた遺跡も、中に入ると予想外のスケール。それもそのはず尾根に広がる都市部分だけで5平方キロメートルもあるそうです。

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右下を見下ろすとカリャンカと呼ばれる訪問者の休憩所。

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さらに作業小屋や・・・。

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太陽の神殿。

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それに見事な段々畑~。

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この空中都市は1450年頃の建造。

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攻めて来るスペイン人から逃れるためとは言え、どうしてこんなに山深いところまで逃げて来て都市を築いたのでしょう。

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インカ帝国がスペイン人に征服された後は、1911年に発見されるまでジャングルの中で眠りについていたそうです。

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奥へどんどん進みますが・・・。

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解説しているとキリが無くなりそうですので、スナップ写真の羅列で・・・。

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右下の写真は日時計です。

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奥まったところにメイン広場。

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そして最奥部にワイナピチュへの登山口。登山が許されるのは1回200名で7時と11時の2回、計400名のみ。自己責任である旨の署名が必要です。

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途中鎖場もあるそうで決して楽では無さそう。

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水の溜まった石は天体観測用だったとか。

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ふと谷を見下ろすと、ジグザグにバスが上がってくる道路が見えました。この道を通らないと何人もここへは辿り着けません。

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拡大すると下の写真のような感じ。

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コンドルの神殿を抜けて・・・。

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出口近くから振り返ると、やっぱり凄い遺跡です~。

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後髪を引かれながらもお腹が空いたので、そろそろ朝食を摂りにホテルに戻ることに。

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長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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さて今日はこの夏のペルー行きの続きを。

8月14日(すでに旅程4日目です)の朝6時半にウルバンバのホテルを出発して、オリャンタイタンボから約1時間半列車に乗って、麓のマチュピチュ村から険しい山道を約30分バスに揺られ、やっと昼前に今回の旅のハイライト、マチュピチュ遺跡に到達しました!。

遺跡内は世界中からの観光客で大混雑!。列をなして山道を歩いて行くと、ついにあの有名な光景が眼前に!。

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いや~、しばし感涙にむせいだのでありました(チョッと大袈裟!?)。

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あまりに険しい地形。右側も・・・。

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左側も断崖絶壁。高所恐怖症の人はこの空中都市では暮らして行けません~。

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さて翌日8月15日は朝の遺跡を見るために早起き。開門は朝6時ですが、開門前には既にすごい行列が出来ていました。

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日が射す前、周辺の山々には雲が掛かっていました。

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一番乗りですから、当然遺跡内には人の姿はありません。

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右手から日が昇って来るはず。

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高台で日が出て来るのを待っていたら、左手から雲が上がって来て・・・。

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みるみる遺跡を覆い隠して行きました。

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やっ、ヤバい!。

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一時は完全に見えなくなってしまいました!。

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・・・でも大丈夫。しばらくしたらまた視界が開けて来ました。

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やがて右手の山蔭から太陽が顔を出しました。

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後を振り返ると、マチュピチュ山にも日が当たり始めました。

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そして順次ステージ上にスポットライトが当たるように照らされて・・・。

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順次明るくなって行ったのでした。

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う~ん、幻想的~。

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さて空いているうちに遺跡内を巡ってみようと思いますが・・・。

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長くなって来たので続きはまた後日に~。

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今週前半は前代未聞の迷走台風10号の影響で悪天候が続きました。8月30日火曜日の昼前に関東に最接近。その後午後6時前に岩手県大船渡市に上陸した後日本海へ抜け、温帯低気圧になりました。東北や北海道では記録的な豪雨による被害が甚大。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

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さて、今日もこの夏のペルー行きの続きを。8月13日にクスコに入って見物したあと、夕刻にウルバンバへ移動してそこで宿泊。クスコよりも標高が低い(約2800m)ので高地順応対策とのことでしたが・・・。既に午後からは高山病によると思われる頭痛と食欲不振に見舞われて、折角のペルー料理も堪能出来ませんでした。情けなや~。

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早寝して翌朝は早朝に起床。やはり体調は優れませんでしたが、マチュピチュを目指して出発。出発直後からホテル前の悪路の揺れで、もう気持ち悪い~。

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並行する聖なる谷を流れるウルバンバ川の流れは神々しくて静謐。アマゾン川の源流の一つです。

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道路脇には自生のサボテンが。

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バスは30分ほどでオリャンタイタンボの村へ入りました。

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ここはインカの遺跡の村。

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長い石畳の路地はとっても魅力的。

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道路中央の水路には豊かな水の流れが。

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ここにはマチュピチュ行きの列車の発着駅があるので、多くの旅行者で賑わっていました。

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観光客向けのレストランやホテルもたくさんありそうです。

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今度来る時にはここに泊まりたいけど・・・。

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さてここから列車に乗ります。下の写真は駅前通り。突き当たりが駅です。

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おや、ミキストトレイン(混合列車)でしょうか。

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でも私どもが乗る列車はこちら。

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私が鉄道好きだからわざわざ乗るのではなく、列車に乗らなければ何人もマチュピチュには行けないのです。

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「ペルーレイル」はペルー資本+イギリスの観光会社による経営。車両は整備が行き届いて綺麗なディーゼルカー。瀟洒過ぎて私好みではありません。

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アマゾン川に続く渓流沿いを終点のマチュピチュ村を目指します。

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車窓には歩いてマチュピチュへ向かう古代インカ道が見えます。

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3泊4日の人気のトレッキングコースだそうです。

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車内ではサンドイッチと飲み物のサービスが。右下は列車に乗っているにもかかわらず普段の元気が出ない弱っている私。

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約1時間半で終点のマチュピチュ村の駅に到着。

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駅は狭くて深い谷合いにありました。

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ここからさらに29人乗りのバスが遺跡の入口までピストン輸送。

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橋を渡って曲がりくねった険しい山道を登ります。大型バスが入れない理由が実感出来ます。

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約30分で遺跡の入口までやって来ました~。

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入口付近は世界中からやって来た観光客で大混雑。いよいよマチュピチュ遺跡に入りますが、続きはまた後日に~。

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今日はこの夏休みのペルー行きの続きを。8月11日の夜に成田を飛び立ってテキサス州ダラス経由でペルーのリマへ。リマで1泊した後、翌朝にはリマからクスコへ向かいました。リマの空港は朝からごった返していました。

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それもそのはず、クスコ行きの飛行機が通勤電車並みの頻度で!。

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自分の乗る飛行機を間違えそうなくらいでしたが、LATAM航空のLA2047便クスコ行き9時15分発に搭乗。

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LATAM航空はLAN航空とTAM航空が合併した新しい会社で、まだ機材の塗色はLAN航空のまま。南米全体を網羅しています。機材はA320。短時間のフライトにも拘わらず機内ではスナック菓子とインカコーラ。眼下には雪か氷で白くなった山岳地帯が見えて来ました。

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やがて左手にクスコの街が見えて来ました。

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かつてのインカ帝国の首都はアンデス山中の盆地。左旋回で滑走路に進入します。

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クスコ国際空港は便数が多い割には小じんまりとした空港でした。標高は約3400m。

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狭い空港は世界中からの観光客で混雑していました。おやっ、空気が薄くて小走りすると息が切れる!?。慌ててゆっくり歩いて深呼吸。

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天気が良いので、まずはクスコ北西部の山の上にある遺跡へ。途中の山道からは眼下にクスコの茶色い街並みが一望。現在の人口は約30万人だそうです。

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1200年頃にインカ帝国の初代皇帝が築いた都でしたが、1533年にはスペインからの侵略者ピサロによって支配されてしまいました。

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インカの要塞跡のサクサイワマンには立派なインカの石組みが残っていました。

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クスコは地震多発地帯ですが、高い技術に裏付けられた石組みは度重なる地震でもビクともしなかったそうです。

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多数の角を綿密に組み合わせてあるので、多方向から揺れに襲われても崩れないのだそうです。

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巨大な石をどうやって切り出して運搬したのか不思議ですね~。下右の動物はアルパカです。

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遺跡内を一巡した後、クスコの街の中心部アルマス広場に面した“インカ・グリル”でランチ。ペルー料理は日本人にもしっくり。右下はペルーやボリビアなど南米でしか飲めないコカ茶。高山病予防になります。

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店内に置いてあったペルーの食材。ジャガイモやトウモロコシ、豆は数えられないほどの品種が。

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さてお店から出て、クスコの街の中心アルマス広場を散策。

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大きな建物は1550年から100年かけて造られたカテドラル。

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周辺には外国人観光客がたくさん。

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街の造りはスペイン風です。

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石畳の道路の真ん中の窪みは排水路。

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裏通りのインカの石組みの中に・・・。

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有名な“12角の石”を発見。カミソリの刃1枚すら通さないと言う緻密な加工。

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どこまでも行ってみたいけれど、息は切れるし頭が痛くなって来るし・・・。まさか高山病!?。

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来た道を引き返してアルマス広場まで戻って来ました。中央の大きな建物はラ・メルセー教会・修道院。

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その前の路上には俯き加減の怪しげな人々が大勢。何とチョッと前にペルーでも配信されたポケモンGOに熱中する人達でした。ここでも・・・。

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その後、インカ帝国時代は太陽の神殿だった場所に造られたサント・ドミンゴ教会・修道院へ。

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インカの石組みの上にスペイン風の教会が。スペインに征服されなければどれだけ見事な建物が残っていたことでしょう。

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さて今夜は高地順応対策でクスコより標高の低いウルバンバに宿泊する予定(それでも標高2800mありますが)。

チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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夏休み明けの週末は、三つ巴になった台風の影響で8月19日金曜日は未明まで雨、8月20日土曜日は終日激しい雨が降ったり止んだりでした。

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クリニックは休み明けの割には意外に平穏でしたが、悪天候の影響とまだ夏休みの方が多かったせいかも知れません。

さてこの夏は、8月11日木曜日からしばしのお休みを頂いて、未踏の大地南米へ足を踏み入れて参りました。・・・とは言ってもリオ・オリンピック開催中のブラジルではありません。お隣のペルーです。

まずは11日の夕刻に成田空港からアメリカン航空機でテキサス州のダラスへ。ペルーへの直行便は無いのでアメリカ経由が一般的です。

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18時30分定刻のAA60便は約1時間遅れで出発。機種はボーイング777-200。アメリカン航空は最近外装が一新されたようで、尾翼に星条旗をアレンジした派手なデザインになっていました。左下はまだ少数残っていた旧塗色(ダラスにて)、右下は新塗色(成田にて)。

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テキサス州ダラスまでは11時間5分のフライト。搭乗機は内装もリニューアルされていて、座席前のモニターは大きなタッチパネル方式。

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映画や音楽、ゲームなどのプログラムは豊富なので、長時間のフライトでもそれほど苦痛ではありませんでした(もちろんエコノミークラスでのお話しです)。

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運動出来ない環境下で高カロリーな機内食が2回。

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室内灯の色調は変幻自在。着陸時には星条旗色になっていました。

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ダラスには現地時間の夕方16時30分に到着。時差は14時間です。長蛇の列に並んで両手の指紋と顔写真まで撮られて一旦アメリカへ入国。直ちにまた長蛇の列に並んで靴まで脱がされるセキュリティーゲートを抜けて出国手続き。もっとトランジット客に優しくは出来ないものでしょうか。

乗り継ぎ時間は約6時間(!)。その間に広大な出発ロビーを歩きまわって運動。

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ロビー内のテレビは、夜の時間帯だからかオリンピックより選挙報道がメインでした。

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ダラスからは同じアメリカン航空でペルーの首都リマへ。AA0980便は22時20分発。機材は日本国内では搭乗機会の無いボーイング757でした。左右3列シートで個別モニター画面は無い簡素な機内。約7時間のフライトは結構苦痛でした。途中で夕食と夜食(?)。

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メキシコ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカの上空を通過し、エクアドルを掠めてペルーへ。

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所要約7時間。ペルーのリマには早朝5時29分に到着しました。やっぱり遠い・・・。

アメリカに比べると簡単な入国手続きを終えて空港外へ。ちょうど通勤ラッシュの時間帯でしたが、地下鉄やトラムの無いリマ市内は自家用車と個人経営の乗り合いバスが主な通勤手段であるため、道路はとんでもない大渋滞。交通ルールは有って無きが如く。普通の日本人では運転出来ません!?。

一旦ホテルに荷物を置いて小休止。下はホテルの窓から眺めた市内の様子。決して綺麗ではない市街の治安は良くありません。

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下に見える白い建物はイタリアン・アート美術館。

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その後ユネスコ世界遺産の旧市街へ。街並みはかつての宗主国スペイン風で碁盤の目状。下の写真はサン・マルティン広場。

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そこから北東へ進むとアルマス広場。ペルーで最も古いカテドラルが聳えていました。

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ここには大統領官邸も。

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脇を抜けて突き当たりはデサンパラドス駅。

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現在駅舎は図書館として使われています。

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中に入ると、アーチ状のステンドグラスの天井。

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跨線橋や出札口も。ここは1日に数回鉱物輸送の貨物列車が走っているそうですが、年に10往復程度リマ~ワンカーヨ間332kmの観光列車も運行されているとか(鉄道ファン、2010年2月号)。

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駅舎に向かって右折すると古い街並み。中には朽ちかかっている建物も。

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やがてサン・フランシスコ教会・修道院が見えて来ました。地下には約2万5000体もの遺体があるとか・・・。

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さて長くなって来たので続きはまた後日に。

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7月になった途端、7月1日金曜日から連日30℃越えの日々。特に7月3日日曜日は34℃まで上がってヘロヘロでした。

クリニックは金曜日も土曜日もほどほどの混雑。金曜日は診療終了後に大和市地域医療センターへ。休日夜間急患診療所の当番に当たっておりました。こちらは至って平穏で受診者は僅かに9人。この季節、急患診療所がヒマなことは良いことですが、少々手持無沙汰でした!?。

さて本日も先週の稚内行きの続きを。6月26日日曜日は札幌7時48分発の「スーパー宗谷1号」に乗って稚内に12時53分着。実に所要時間は5時間05分!。もっとも昭和50年8月に初めてこの地を踏んだ時は夜行客車急行「利尻」で札幌21時20分発で稚内6時25分着でしたから、実に9時間05分もかかっていた訳で・・・やはり稚内は遠いのです。

ホームの北の外れには「最北端の線路」の看板がありましたが“最南端から北へ繋がる線路はここが終点です”とわざわざ注記してあります。

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その理由は“繋がらない”線路がその先にあるから!?。平成23年4月に開業した現駅舎はガラスを多用した瀟洒な建物ですが、その先に更に線路が続いていました。

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そして駅前広場に「日本最北端の線路」の碑が!。

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こちらのモニュメントは、現在の駅舎が平成23年4月に開業するまでの旧稚内駅で最北端だったところに稚内市が平成24年3月に復元したものだそうです。

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さて、お腹が空いたので食事が摂れるところはないかと駅前を少し歩いてみましたが、それらしきお店は無し。近くのアーケード街はほとんどシャッターが閉まっていました。

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結局、少々駅から離れた稚内港近くの食堂へ。左は私の海鮮丼、右は友人が注文したウニ丼。

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食後は夕方の飛行機まで少々時間があるので、折角ここまで来たからには宗谷岬まで表敬訪問することに。

写真は有名な「日本最北端の地」の碑。本当の最北端の地は北方領土択捉島のカモイワッカ岬だそうですが・・・。

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下の写真はこの碑の裏手にまわって撮った写真。最北の岩たち!?。晴れていれば樺太までクッキリ見えるはず。

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最北の土産物屋さんの温度計はなんと9.9℃になっていました。ど~りで寒いはず。右はこの近くから樺太を目指して出航した間宮林蔵の像。

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背後の丘へ上がってみると、明治35年に築かれた旧海軍の望楼がありました。現在は崩壊の危険があって立ち入り禁止。

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裏手に回って眼下を見やれば、先ほど立ち寄った最北端の碑が見えます。

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風が強くて体感気温は更に低いため、とてもじゃないけど長くはジッとしていられません。景色をゆっくり眺めるゆとりは無し。

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後ろには1983年9月1日に起きた大韓航空機撃墜事件のモニュメント。ボーイング747型の乗客乗員269名が犠牲になりました。

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さらに南側に広がる宗谷丘陵一帯は広大な牧場になっていました。

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黒い点々が宗谷牛。左上に見える建物が厩舎です。

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あれっ、茶色い牛?。

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いえいえ、こちらはエゾシカです。

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晴れて海と空が青ければね~。

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稚内空港は稚内市街と宗谷岬の間に位置します。16時30分発のANA574便東京行きは166人乗りのエアバスA320。花の季節を迎えた利尻・礼文帰りの観光客の方々もいらした様で満席でした。

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18時25分には東京に戻って来ました。帰りは僅か2時間弱。羽田の気温は27℃でした。ふ~っ。

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6月最終週は、梅雨の末期に入ったためか天候はとっても不安定。九州各地では大雨が続き。6月27日月曜日は晴れて日中は29℃まで上がったものの、以後28日火曜日から本日30日木曜日までは雨が降ったり止んだり。

クリニックは相変わらずの混雑続き。特定・長寿健診に加えて咳や喉のかぜ症状の方が増えて来ました。やはり気温差が大きいためでしょうか。

さて今日は先日26日日曜日の続きを。前日土曜日の夜に札幌入り。札幌の朝は雨が降って気温は16℃でした。

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朝6時30分から朝食を食べて直ちにチェックアウト。札幌発7時48分発の稚内行き「スーパー宗谷1号」に乗り込みました。今回はこれに乗って久しぶりに宗谷本線を踏破することが目的。

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車両は2000年年3月11日のダイヤ改正でこの「スーパー宗谷」に導入されたキハ261系特急型気動車の4両編成。札幌~稚内間396.2kmを5時間04分で結んでいます。

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最高速度は以前は130km/hでしたが、JR北海道の度重なる事故のために2014年8月30日以降は車体傾斜装置を停止して120km/hに制限されています。

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左に並んでいるのは帯広行きの「スーパーとかち1号」。

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車内は団体客を含めてほぼ満席状態。札幌を定時の7時48分に発車しました。岩見沢、美唄、砂川、滝川、深川と、蒸気機関車時代の聖地に停車しながら北海道の幹線電化路線を軽快に疾走。意外に水田が目立ちましたが、それもそのはず北海道は米の作付面積も収穫量も新潟県に次ぐ第2位だそうで・・・。

左は岩見沢、右は滝川。外は雨降りで暗く、窓ガラスが汚れていることもあって写真はぼんやり~。

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ついでにかつての岩見沢第一機関区の写真を1枚だけ~(昭和50年3月)。

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旭川には9時17分。北海道第2の都市で、函館本線の終点、宗谷本線、富良野線の始点、そして隣の新旭川が始点の石北本線の実質的始点です。2010年に高架化されて近代的な駅になっていました。ここで旭山動物園に向かう(?)と思しき方々が多数下車。

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旭川から宗谷本線に入りましたが、3つ目の永山駅で運転停車。以北が特殊自動閉塞式に切り替わるため。

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蘭留を過ぎると塩狩峠にさしかかります。ここはご存知のように三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台。サミットの塩狩駅を越えると次の停車駅は和寒(わっさむ)に9時45分。

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下の写真は最初の渡道の際に塩狩~和寒間で撮ったC55牽引の宗谷本線普通列車の姿です(昭和48年3月)。

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塩狩峠を上がって行くところ。4両編成の半分は荷物車。

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次の士別駅(9時57分)では上りの「スーパー宗谷2号」と交換。

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駅の看板には「羊のまち」とあります。降りてみたいけれど、降りたら帰れない・・・。

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士別の次は名寄に10時13分。かつては名寄では深名線と名寄本線、次の美深では日本一の赤字を誇った美幸線が分岐していましたが、今は全て廃線になってしまいました。

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名寄を過ぎるとついに水田を見かけなくなりました。名寄、美深(10時32分)の次は音威子府(おといねっぷ、10時58分)。ここからかつてはオホーツク沿いの浜頓別(はまとんべつ)へ抜けて南稚内へ至る天北線が分岐していました。

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かつて何回かお世話になった駅のホームにあった「日本一うまい駅そば」は今でも駅舎内で営業しているようです。

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音威子府を過ぎると、線路は天塩川に忠実に寄り添いながら人煙稀なる区間を進みます。時折警笛が鳴ってブレーキがかかるのは「野生生物」のため。

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天塩中川(11時26分)では1名様下車。

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幌延が近付いて来ると、時折牧草地と人家が。

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「大草原の小さな家」風!?。

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天塩川の川幅が広くなって来ました。

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幌延(11時59分)はかつての羽幌線の分岐駅。キハ54の普通列車と交換。

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豊富(12時13分)はサロベツ原野の玄関口。豊富温泉には昭和50年8月4日に友人3人と泊まったことがありますが、石油や天然ガスとともに湧出して来るため、石油の匂いのする油分を含む泉質でした。

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抜海(ばっかい)~南稚内間はクマザサの大地をかき分けて疾走。晴れていれば利尻富士が見えるはずでしたが残念!。

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かつての天北線との合流駅で機関区のあった南稚内に12時49分。その次が終点稚内です。定刻12時53分から約3分遅れて到着しました。ホームは以前は1面2線でしたが、今は1面1線になっていました。

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ホームへ降りた途端に震え上がりました。なんと気温は10℃前後!。そそくさと駅舎に駆け込みました。

駅舎は白亜の立派な建物。平成23年に開業した真新しいもの。

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道の駅やバスターミナルが併設されていて、どうも駅構内には鉄道利用ではない方々も多い様子でした。

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とりあえずお腹がすきましたので、街へ出てみますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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6月24日金曜日。曇り時々雨。朝は22℃、日中は25℃。いや~、クリニックは相変わらずの混雑続き。更に事務仕事が追いつかなくなって来て山積。チョッと暴れたくなって来ました!?。

イギリスでは国民投票の結果EU離脱へ。円が急騰して一時99円台に。市場は大混乱で株価は16年ぶりの下げ幅。

こんなことになるとはビックリです~。

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6月25日土曜日。雨時々曇り。朝は24℃、日中は30℃まで上がってムシムシの一日になりました。

天気が悪いせいか、土曜日の割にはクリニックは平穏でした。今日は朝6時には家を出て、早朝からクリニックで事務仕事を頑張っていましたが、その理由は・・・診療終了後は早々にクリニックを脱出するため!。診療終了後は早々羽田空港へ向かいました。

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羽田空港で友人と落ち合って17時00分発のANA073便札幌行きに搭乗。チョッと間に合うかどうか心配していましたが、蓋を開けてみれば機材到着遅れのために出発が40分遅れたので、むしろ空港で時間が余ってしまいました。

離陸して雲の上に出れば当然のことながら青空。

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下界は北上してもずっと厚い雲に覆われていました。

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千歳空港には40分遅れの19時10分着。直ぐにエアポートライナーに乗り継げば、何とか札幌駅には20時前に到着しました。到着ホームの隣に古蒙キハ183系の姿が見えたので急いで見に行ったら20時00分発の函館行き「スーパー北斗24号」でした。運用の都合なのかダイヤの乱れによるものなのか新しい車両による“スーパー”ではなくて、古いキハ183系が代走することになった様です。

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発車を見届けてから夕食を摂るためにそのまますすきのへ直行。

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海の幸を堪能させて頂きました。

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食後は駅直近のホテルに投宿。

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明日は早起きして北を目指す予定。

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5月15日日曜日。昨夜京都入り。京都地方は朝のうちは晴れていましたが、午後からは雲が多めに。気温は朝から19℃ありましたが、日中は28℃まで上がってムシムシでした。

今日は所用で朝から動いておりました。用件が済んで京都駅へ戻ると例によって大混雑。チョッと辟易して一刻も早く京都から脱出することに。でもこのまま新幹線に乗って帰るのではあまりに勿体無いので、新幹線ひと駅分だけ在来線に乗って帰ることに。新幹線の京都の隣駅は米原です。在来線の東海道線は今は通称“琵琶湖線”と呼ばれているようですが、他所者のオジサンにはピンと来ません。

まずは新快速の野洲行きに乗車。山科、大津、石山、南草津、草津、守山、野洲の順に停車しながら新型電車は軽快に飛ばします。終点の野洲では各駅停車の米原行きに接続。近江八幡や安土など、途中下車したくなる駅名が並んでいましたが、結局米原の1つ手前の彦根で途中下車することにしました。彦根城を見て帰る算段。

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彦根駅は立派な橋上駅でした。東側の近江鉄道の構内には旧型電気機関車がゴロゴロしているのが見えました。

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保有両数は11両。すでに昭和63年には貨物輸送は廃止になっているので現役感はありませんが、これだけ並んでいると下手な博物館よりも壮観な眺めです。

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4両のED14は、国鉄が東海道線電化開業時に輸入した大正15年(1926)米国ゼネラル・エレクトリック社製の60t箱型デッキ付電気機関車。現存していること自体が奇跡に近い~。

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4号機は茶色に塗られて国鉄時代を彷彿させる姿。時折見学会が開始されている様なので、一度それに来てみなければなりません。

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さてチョッと寄り道をしてしまいましたが、まずは駅の西側の彦根城を目指すことに。そう言えば「ひこにゃん」の地元でした。「ひこにゃん」のお陰で「彦根」のネームバリューが上がったかも!?。

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徒歩10分ほどで立派なお濠や石垣、塀のあるお城の入口に到達。

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観覧料は600円。やはり“お城”ですから、多少の石段は頑張らねばならない立地。でも石段を登るには今日は気温が高過ぎです。

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元気なご高齢の方々に追い越されないように頑張りました。やがて上方に石垣が。ややっ、天守か!。いえいえまだ“山門”です。

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さらに少し上がって天守前の広場に到達!。ここでも「ひこにゃん」がお出迎え。

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国宝の天守は予想していたよりも小振りでした。

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別名金亀城。1622年井伊直継築城。

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現存12天守のうち、国宝は松本城、犬山城、姫路城、松江城とこの彦根城。私自身は今回の彦根城で国宝の天守は全て見たことになります。でも“高所”が得意ではないので、必ずしも天守のてっぺんまで上がってはおりませんけど~。

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お城の一角からの眺望は良好。西側に見えるのはもちろん琵琶湖です。

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東側には結構遠くに彦根駅が見えました。

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汗が引いたところで来た道を引き返します。帰り道でも「ひこにゃん」は至る所に登場。

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駅前まで戻ったところで、ボンネットバスに遭遇。もちろん車体には「ひこにゃん」。観光用とはいえボンネットバスが動いている姿を見るのは久方ぶりでした。

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彦根駅では、米原行きを待つ間にも頻回に電車や貨物列車が通ります。

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やはり日本の大動脈であることに変わりはありません。

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米原駅までは一駅でしたが、米原での待ち時間が長め。それもそのはず、今では米原停車の新幹線は1時間に「こだま」と「ひかり」が1本ずつしかありません。猛スピードで「のぞみ」が何本も通過して行きます。

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北陸本線へのメインルートだった頃の賑わいは、もはや全くありませんでした。

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5月9日月曜日5月10日火曜日は両日とも曇りのち雨のスッキリしない天気になりました。朝は16~18℃、日中は21~22℃。

大型連休明け(人によりますけどね~)でしたので、大混雑になるかも・・・と気合を入れて朝の診療に臨みましたが、皆さん裏をかかれたようでズッコケました~。その代わり遅めの時間になって混雑する厭なパターンに。

診療終了後は2日連続で大和市医療センターへ。月曜日は会計がらみの会議、火曜日は大和市医師会理事会。連休のあと、鈍った身体には辛い日々でした。

さて今日は連休中5月4日の高田行きの続き。雪国独特の雁木の下を散策しながら「高田世界館」へ。実は今回の高田行きの最大の目的はここを訪れることでした。

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高田世界館は築105年、現役で営業している日本最古級の映画館。1911年(明治44年)に芝居小屋「高田座」として開業し、その5年後の1916年(大正5年)には「世界館」と改称されて常設映画館となったそうです。

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道路側から見ると、世界館への入口に繋がる雁木の看板跡には「高田日活」の文字が薄っすら残っていました。

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2007年まで日活として営業していたそうです。

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老朽化に追い打ちをかける新潟中越沖地震(2007年7月)によるダメージで、あわや廃業、取り壊しかとの危機に晒されましたが、有志による保存活動が始まって、2009年にNPO法人が設立されて市民プロジェクトとして、再生、修復が現在も進んでいます。

建物は道路に面していないので全体は眺め難いですが、開業当時はかなりモダンな建物だったことでしょう。

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私が高田世界館を知ったのは3ヶ月ほど前のテレビ番組(夜11時25分から再放送していたNHKのEテレ「U29人生デザイン」)。俳優の松坂桃李さんが、再生、修復に取り組む支配人(まだ20歳代です)にインタビューしているのを見たのが最初でした。それ以来“行きたいリスト”に入っていましたが、ゴールデンウィーク限定の館内見学ツアーが催されるとのことで足を延ばしたのでした。

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雁木の狭い路地を入って行くと入口。

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見学ツアーは14時10分と16時00分の2回、上映の合間を縫って開催されていました。時間が近付くと、どこからか“映画ファン風”の老若男女が集まって来ました。

ロビーには飲料の自動販売機と数脚の折りたたみ椅子があるのみ。中に声が聞こえてしまうそうで、静粛にしていなければなりません。

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映画の上映が終わって数人の観客が出て来たところで、見学ツアーがスタート。扉を開けてまずは1階客席部分へ。中へ入ると・・・そこには時空を超えた空間が広がっていました。

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見上げるとアール・デコ調のニス塗りの天井。もともとシャンデリアが取り付けられていた部分には、1741~1871年に越後高田藩を統治した榊原氏の家紋。

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下の写真はスクリーン側から入口側を振り返ったところ。映画館には珍しい2階席があるのは、元が芝居小屋だったからでしょう。

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芝居小屋だった当時は桟敷席だったそうです。綺麗に修復された椅子の背中に取り付けられた小プレートには寄付をしてくれた方々の名前が刻まれています。有名な映画監督や俳優さんの名前も。

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狭くて急な石造りの階段を上がって2階席へ。

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1階は140席、2階は41席。

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2階席中央部分の小部屋が映写室。中へ入ると大きな35mm上映用映写機が2台。

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デジタルの時代に今や貴重な存在ですが、部品の調達もままならなくなって来ているようです。

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傍らの作業台には35mmフィルム編集用の小道具たち。

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実際に映写機にかけるフィルムはかなりの重さ。

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本日これからの演目は「東京流れ者」。渡哲也主演、鈴木清順監督作品。う~ん、知らない・・・。

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映写機にフィルムをセッティングして、14時30分に上映開始!。

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2台の映写機に交互にフィルムをセッティングしていきます。全8巻の作品。

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上映が始まったところでソッと静かに映写室から退出。見学ツアーはそれで終了。いや~、予想外に面白いツアーでした。

その後、道を隔てた明治時代の町家「旧小妻屋」を再生・活用した交流館「高田小町」を覗いたり・・・。

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「旧今井染物屋」を見学したり。

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どこも見学している人は疎ら。見どころ満載なのに勿体無いことで。

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見せるための造られた街並みでは無いところが凄いところ。

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以下は駅へ戻る道すがらのスナップ。

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逆光に輝く高田駅へ戻って来ました。

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高田発16時11分のえちごトキめき鉄道で上越妙高へ。

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車窓も車内ものんびり~。

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上越妙高には16時18分着。下の写真は駅舎から見た西側の山容。

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新幹線の乗り継ぎはあまり良く無くて、上越妙高17時13分発の「はくたか570号」。

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新幹線の車窓から夕闇迫る長野工場の留置線が見えましたが、こんな車両や・・・。

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こんな車両たちが!(わかる人にはわかる!?)。

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軽井沢近くでは逆光の浅間山。噴煙も無くて静かな様子でした。

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そして碓氷を下る頃にサンセット。

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大宮には18時46分着。一日有意義に過ごしました~。

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5月4日水曜日。雨のち晴れ。朝は19℃、日中は27℃。みどりの日は朝方まで昨夜からの低気圧に伴う前線の通過で暴風雨が続いていましたが、日中は強風が続いたものの天気は回復して日射しが戻り、一気に気温が上がって夏日になりました。

今日は少々早起きをして湘南新宿ラインで大宮まで。大宮9時58分発の北陸新幹線「はくたか557号」に乗り込んで上越妙高で下車。チケットは昨日インターネットで確保していました。

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上越妙高には11時30分着。ここから2両編成の「えちごトキめき鉄道」の電車に乗り換え。

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上越妙高11時51分発の直江津行きで11時56分に高田着。

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もとは信越本線ですから、2両編成が停まるにはあまりに立派で長大なホーム。ホームの上屋も古そうです。

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改札口は有人。駅舎自体は昭和27年12月改築のもの。

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北陸新幹線が昨年3月14日に開通する前までは自動改札機だったそうですが、新幹線開業に伴ってJR東日本からえちごトキめき鉄道に移管されたため撤去されてしまったそうです。

高田駅を正面から見るとまるでお城ようですが、それもそのはず高田城をモチーフに平成14年に完成した建物(厳密には駅舎ではなくて、駅前の通路を覆うアーケード。本来の駅舎の前に建てられています)。因みに高田は1614年に徳川家康の六男である松平忠輝によって開かれた城下町です。

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駅近くでランチを済ませたあと駅の周辺を散策。駅近くの古美術骨董品屋さんの前には巨大な鉄人28号が!。一番繁華であろう本町通り商店街を南下。城下町らしく和菓子屋さん、お茶屋さん、お味噌屋さん、蒲鉾屋さんなどが並んでいましたが、シャッターが閉まっている店舗も多くて人通りはとっても少なめ。

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西洋近代建築は旧第四銀行。東側のお城へ行ってみようかと思いましたが、あまりにも暑くなって来たため、西側の儀明川を渡って雁木(雪よけの屋根)が残る仲町通りを北上。

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高田の雁木は総延長16km!!。仲町通りは居酒屋やスナックなどが林立していて、かつての賑わいが偲ばれましたが、果たして現在は営業しているのか・・・。

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「飲んだら乗るな・・・」の標語は最近とんと見かけなくなりましたね~。

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右下は江戸期から続く老舗料亭の門構え。

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それにしても「だっ、誰か~!」って叫びたくなるほど人影を見ません。

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唯一残る桶屋さんは現役。かつては40件ほどあったそうです。

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駅前通りを渡ってさらに北上してみますが・・・。静かです。今は使われていない様ですが、もしや私と同業者のような雰囲気が。

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塚田牛乳は明治34年創業の新潟の牛乳屋さんだそうで、懐かしい宅配ボックスは現役の様でした。

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屋根に上れるように梯子が架けてあるのは、雪おろしのためでしょうか?。

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本町通りへ戻って北上すると、雁木の中に「高田世界館」の文字が見えて来ました。

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実は本日高田まで来た目的のひとつは「高田世界館」を見学すること。でもチョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。

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4月25日月曜日。晴れ。朝は14℃、日中は22℃。

先日“良い季節になって内科はヒマに・・・”なんて書いたばかりでしたが、舌の根も乾かぬうちに今日は午後からとんでもない混雑に。連休が近付いて急に“心配”になった方々が週明けに集中した様子。

数年前からずっと健診で高血圧や糖尿病を指摘されているのに、何も連休直前にいらっしゃらなくても・・・。“急いで健診結果が欲しい”とか、“紹介状が欲しい”とか、挙句に予約外なのに“待ち時間が長い”とか仰られても、連休前の時間は限られていて、この期に及んではどうしようもありません。どうかご無体なことを仰らないで下さいませ~。

さて既に1ヶ月以上も前のことになってしまいましたが、今日は先月3月21日の東北横断レポートの最終回を。

陸羽東線から陸羽西線に乗り継いで新庄から酒田へ。酒田には12時18分に着きました。駅近くで昼食を済ませたあと、街の中を歩いて酒田で最も有名(!?)な山居倉庫へ行ってみることに。駅から徒歩20分ほどで最上川に繋がる運河沿いに倉庫群が見えて来ました。

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山居倉庫は、米どころ庄内のシンボル的存在。元は明治26年に建てられた米の保管用倉庫だそうです。

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今では一部は酒田市観光物産館や庄内米歴史資料館として使われています。裏へ回ると、よくポスターで見かける光景が・・・。

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樹齢150年以上のケヤキが36本!。青葉や紅葉の季節が良さそうです。

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ひとしきり倉庫の周囲を散策した後、また駅へ向かって行軍。朝からずっと列車に乗ってばかりでしたからせいぜい歩かないとね~。

酒田の中心街と思しき商店街も、休日の昼下がりゆえか人影少なくチョッと寂しげでした。最近、地方都市には有りがちなシャッター通りを抜けて酒田駅には14時過ぎに着きましたが、まだ少々時間があるので隣接する城下町、鶴岡まで行ってみることに。

鶴岡までは14時26分に秋田発新潟行きの特急「いなほ10号」がありますが、正統派“鉄”を自負する私としては、ここはのんびり14時30分発の酒田始発新津行きの普通列車でのんびり行くことにします。

まずは特急「いなほ10号」の見送り。E653系は1997年(平成9年)から常磐線特急「フレッシュひたち」用に製造された車両ですが、2013年9月から順次「いなほ」に転用されて2014年7月に置き換えが完了しました。

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常磐線時代とは全く異なる日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたカラーリング。

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「いなほ10号」を見送ってから、14時30分発の普通列車新津行きに乗り込みました。車両はキハ40+キハ47+キハ47の新津所属の3連。いずれも昭和50年代製造の国鉄車両です。

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何と3両とも塗色はバラバラ。

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新潟寄りは国鉄急行色ですが、国鉄時代のキハ47形には存在しなかった“なんちゃって国鉄急行塗色”です。

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今や珍しくなった“サボ”も現役。

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車内はほぼ国鉄時代そのものでした。灰皿が撤去された痕跡もそのまま。休日の午後のせいか車内はガラガラでした。

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キハ40系は加速は鈍くて最高速度も低め。やっぱり前時代的な走りでした。汚れた窓ガラス越しの“米どころ庄内”の車窓は広々~。日射しがポカポカでふと記憶が飛びそうに・・・。いかんいかん。

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鶴岡には15時05分着。駅舎は平成26年にリニューアルされたばかり。

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鶴岡は庄内藩の城下町。鶴ヶ岡城址や鶴岡中心部は駅から少々離れていました。市役所近くには明治36年に完成した鶴岡カトリック教会天主堂。

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国指定の重要文化財だそうです。

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黒い聖母マリアはフランス・ノルマンディー州デリヴランド修道院からやって来たそうです。かつてアメリカ留学時代に出かけたプエルトリコの田舎町でも黒い聖母マリアを見かけましたが、はたして出自は一緒なのでしょうか。

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そこから今度は市役所の脇を通って庄内藩校だった「致道館」へ。入場無料♪♪。

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「致道館」は庄内藩酒井家9代忠徳(ただあり)が文化2年(1805年)に創設。文化13年(1816年)に現在地へ移され、明治6年(1873年)の廃校に至るまで多くの逸材を輩出したそうです。

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さらに鶴ヶ岡城址の鶴岡公園内の大宝館へ。ここは大正天皇の即位を記念して大正4年(1915年)に建てられた建物。中には鶴岡に縁のある偉人たちの資料が展示されていました。

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まだまだ見どころがありますが、このあたりで時間切れのため庄内空港へ向かうことに。庄内空港にはANA東京便が4便のみ。ANA400便17時55分発が最終便です。

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折り返しのボーイング767-300は、故郷でお彼岸を過ごした方や観光客でほぼ満席でした。地元入りしていた代議士とお見受けする方もチラホラ。

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黄昏の庄内空港を17時55分の定刻に出発。他に大型機は居りません。

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離陸後すぐに夕闇が迫って来ました。ほんのしばらく水平飛行したかと思ったら直ぐに着陸体勢に。19時00分に東京羽田着。

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結構遠くまで遠征したつもりでしたが、飛行機に乗ってしまえばアッと言う間に帰って来てしまいました~。(完)。

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4月21日木曜日。曇りのち雨。 朝は15℃、日中は19℃。今日は折角の休診日でしたが、発達した低気圧に伴う前線の通過で天気は下り坂。午前中は二子玉川まで買物がてらランチに出かけましたが、雨の降り出した夕方からは自宅で静かにしておりました。

さて、鮮度がだいぶ落ちてしまいましたが、まだ3月21日の東北横断レポートの続きが完了していませんので、今日はその続きを。

鳴子温泉駅10:06発の陸羽東線普通列車で新庄駅に11:10着。到着ホームの隣は頭端式の新幹線ホームになっていて、山形新幹線車両が並んでいました。階段を使わずに新幹線を含む全ての乗り場間の行き来が出来るバリアフリー構造。

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後を振り返ると、新幹線と向かい合って線路幅の狭い在来線。右は奥羽本線の秋田行き、左は陸羽西線の酒田行きの普通列車です。

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左の酒田行きに乗り継ぎ。陸羽東線に引き続きキハ111形+112形200番代の2両編成です。

新庄発は11:15。新庄駅構内北側には古い機関庫がそのまま残っていました。

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これは1903年(明治36年)に開業した新庄駅と同時に竣工した機関庫。建物の前後の延長部分は木造ですが、中央部分はオランダ積みの赤レンガ造り。米沢、山形、舟形の各駅の機関庫は既に解体されてしまっているので、今や貴重な存在です。

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陸羽西線は新庄から羽越本線の余目までの43kmの路線。私としたことが今回が初乗りです~。

(下の路線図はJTB時刻表より)

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「奥の細道最上川ライン」の愛称が付けられていますが、意外に周辺は開けていて平坦な線形。列車は軽快に飛ばします。

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沿線はのどかな日本のローカル風景。升形、羽前前波と無人駅が続きます。

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トンネルを抜けて・・・。

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最上川支流の一級河川である鮭川を渡ると・・・。

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津谷駅。乗客の姿はありません。

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津谷駅を発車してしばらくすると・・・。

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最上川を渡ります。

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第一最上川橋梁です。

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次の古口駅は交換施設のある簡易委託駅でした。やっぱり誰もいません。

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そして高屋駅も・・・。

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清川、狩川と“川”の名前の駅が続き・・・。

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トンネルに鉄橋。車窓は飽きません。

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南野駅の次は陸羽西線の終点、羽越本線との接続駅である余目駅(あまるめ)。

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左手後方から複線電化路線の羽越本線が合流。

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ホーム3面5線を擁する幹線の分岐駅然とした余目駅に進入。

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ここが本来の陸羽西線の終点駅ですが、半数以上の列車がこの先の羽越本線酒田駅まで乗り入れています。

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羽越本線に乗り入れた途端に、陸羽東線、陸羽西線とは一線を画す高規格の線路になりました。一直線の複線電化の立派な軌道をキハ110系が疾走。

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第二最上川橋梁を渡ります。なぜ第一が陸羽西線にあって第二が羽越本線上にあるかって?。それは元は同じ線だったから。陸羽西線の方が羽越本線よりも歴史が古くて、かつては新庄~酒田間が一つの“酒田線”でした。

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定刻の12時18分に酒田駅に到着。ホームは2面4線。

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かつては40両以上の蒸気機関車が配置されていた日本海縦貫線の要衝。現駅舎は昭和35年に改築された3代目だそうです。

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折角ここまで来たので、酒田の街を駆け足で見ようと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日に~。

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4月1日金曜日。晴れのち曇り。朝は10℃、日中は18℃。

4月最初の診療日。新年度のスタートは比較的平穏でした。インフルエンザや感染性胃腸炎の方はまだポツリポツリといらっしゃいます。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は入会相談委員として入会希望の先生と面談。終了後はクリニックに戻って事務仕事。ふぅ~。

さてチョッとネタが古くなって来ましたが3月20日日曜日(春分の日)の話。日本循環器学会の帰り道、仙台から鳴子温泉へまわって1泊。翌日の振替休日3月21日月曜日の鳴子の朝は、晴れて気温は-2℃まで下がっていました。

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朝風呂に浸かってから宿をゆっくり出立。いつも朝早くから動くのに珍しいって?。・・・7時24分発の次は10時04分発まで列車が無いから仕方がないのです。

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あれっ、下りの新庄行き!?。・・・そう、少しだけ遠回りをしてから帰ります。

10時04分発の下り新庄行きもキハ110形2連でした。

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陸羽東線の車両は臨時快速「みのり」のキハ48系気動車以外は出会った限りはキハ110形に統一されているようでした。

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新庄行きは3番線から発車。鳴子を発車するとずっと上り勾配が続きますが、キハ110形は難なく軽快に登って行きます。紅葉で有名な鳴子峡は、列車内からはトンネルの狭間でチラッと片鱗が窺えるだけ。

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隣の中山平温泉駅の構内には、かつてここで活躍していたC58形蒸気機関車の姿がありました。

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荒廃が進んでいてホーム側からはナンバーが判然としませんが、C58形356号機のはず。宮古、盛岡、八戸と移動して、末期の1972年6月26日に小牛田へやって来て1973年6月16日付けで廃車になったカマ。

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陸羽東線の蒸気機関車に関して忘れられないのは、蒸気機関車の終焉時に起こった列車迂回の顛末。昭和48年4月11日22時40分に奥羽本線が土砂崩れで不通となったため、同夜の夜行列車は急遽北上線と陸羽東線を迂回することになり、上り寝台特急「あけぼの」と下り急行「おが2号」が陸羽東線回りとなりました。当然両列車ともC58形が牽引することに。当時は蒸気機関車の最末期で、特急や急行などの優等列車を牽引することは正に奇跡でした。更にその後に大規模な土砂崩れが続いて起こったため長期にわたって奥羽本線が不通に。連日ディーゼル特急「つばさ1、2号」と客車急行「津軽1、2号」が陸羽東線を迂回することになったのです。4月25日にはC58形が全廃されてディーゼル機関車DE10形に置き換えられたため、終焉の奇跡は2週間で幕を閉じましたが、劇的な最期でした。

その時のレポートは眞船直樹氏によって鉄道ファン1973年11月号、鉄道ジャーナル1973年12月号に発表され、さらに2002年7月発行の別冊歴史読本「再現鉄道大追跡」(新人物往来社)に再掲されました。

下の写真は別冊歴史読本「再現鉄道大追跡」(新人物往来社)より。

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私自身は当時は中学2年の1学期が始まったばかり。テレビニュースで迂回を知ったものの、遠征など出来るはずもなく涙をのんだのでした。

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さて現代に戻ると、今や定期の優等列車は消滅し、貨物列車すら無くなってしまった陸羽東線ですが、沿線風景は(おそらく)大きく当時と変わっていない様子。休日の午前中のためか、乗客は地元の方は少なくて、遠来の“乗り鉄”の方が多いかも。

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中山平温泉を出てサミットを越え、宮城県から山形県に入ると堺田。あとは山間の下り坂を赤倉温泉、立小路、最上と進み・・・。

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最上の駅では列車交換。

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最上を越えると、意外に広い盆地を軽快に飛ばします。

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大堀あたりでは、一時雪が降り始めました。

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五月雨ではなく雪解け水ですが、やっぱり“あつめて早し最上川~”。

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新庄が近付くと、雪がたくさん残っていて畑は真っ白。

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奥羽本線(山形新幹線)が左後方から合流して来てしばらく並走。線路幅が左右で異なっているのがお判りでしょうか。

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新幹線ホームを右へ迂回して狭軌の在来ホームに到着。

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高架では無くて普通の地平のホームに新幹線が並んでいるのも不思議な感じ!?。

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ここから新幹線で帰るのかって!?。いえ、もうチョッとだけ乗ってから帰ります。

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3月27日日曜日。曇りのち晴れ。朝は7℃、日中は15℃。

今日は早朝に起床。相棒と待ち合わせて新宿へ。新宿7時00分ちょうど発の「スーパーあずさ1号」に乗車しました。

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どこへ行くかって?。いえいえ今回はこのE351系電車の“走り”を堪能することが目的。

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E351系は1993年(平成5年)12月23日に営業運転を開始。曲線区間でのスピードアップを可能とするために、JR東日本としては初めての制御付き自然振子装置を採用して、厳しい山岳路線である中央東線で最高速度130km/h、表定速度90km/h以上の俊足を誇って来ました。現在松本車両センター所属の12両×5本が活躍中ですが、既に後継のE353系が昨夏に登場して各種試験中。先が見えて来ました。今のうちに乗っておかないとね~。

新宿を出ると、日曜日の早朝で通勤電車があまりいないためか想像以上に俊足。高尾を越えるといよいよ振子装置の本領発揮。下は鳥沢駅の先に架かる新桂川橋梁の上から見た光景。

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大月では富士急行に譲渡された元小田急ロマンスカーRSEの変わり果てた姿が・・・。

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笹子トンネルを越えて甲府盆地に入ると、青空が広がりました。

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小淵沢を過ぎると八ヶ岳の姿がくっきり。

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チラッと旧線の鉄橋が見降ろせました。

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上諏訪では一部単線区間が残存するため、列車交換のために少々停車。車両は既に115系の姿は無く、代わって東海道線から入線した211系が席巻していました。

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岡谷からはみどり湖から塩尻へ抜ける短絡線を軽快に通過。松本には定刻の9時39分に到着しました。

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さて所期の目的はこれで達成しましたが、このまま逆経路を辿って帰るのも芸が無いので、長野発名古屋行きの特急「ワイドビューしなの6号」に乗って名古屋へ出ることに。松本発は9時51分なので松本の滞在時間は僅か12分。

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「ワイドビューしなの」の車両はJR東海所有の383系。1994年(平成6年)に試作車が登場し1996年(平成8年)6月から本格運用が開始された車両で、こちらもやはり制御付き振子式電車。「スーパーあずさ」と「ワイドビューしなの」の乗り比べ~。

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“ワイドビュー”の名称は1号車側の前面展望のことですが、残念ながら名古屋へ向かう場合は最後尾になります。E351系に比べると、車内設備や乗り心地はこちらの方が良いかも!?。

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中央西線には単線区間がたくさんあって、ポイント通過毎に減速を強いられるので表定速度は80km代半ば。速度面では「スーパーあずさ」に軍配が上がります。

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車窓は島崎藤村「夜明け前」にあるように正しく「木曽路はすべて山の中である」って感じです。

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塩尻を出ると木曽福島に停車。構内にはかつて木曽福島機関区に所属していたD51形蒸気機関車775号機の姿がありました。

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次の中津川を過ぎ、多治見を出る頃には、山間部を抜けて見慣れた都会の風景に。

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千種の次は終点名古屋。12時01分に到着しました。遠回りをして来た割には早く着きました。

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名古屋駅では関東圏の東海道線では既に見られなくなった211系が健在でした。

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まだ時間があったので、夕方まで名古屋に残る2件の鉄道模型店をはしご。最近は全国的にこの手の模型店が姿を消しつつありますが、時々関東圏には無い“お宝”に巡り合うことも。でも今回は残念ながら・・・。

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名古屋発16時12分の「のぞみ132号」で新横浜まで帰って来ました。

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今日は朝から日帰りとは思えぬほど電車に乗れて満足?。いえいえ、これしきでは!?。

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3月24日木曜日。雨のち曇り。朝は5℃、日中は8℃止まり。折角の休診日はまたまた“寒の戻り”で真冬のように寒い一日になりました。今日は所用で朝から外出しておりましたが、各所で見かけた桜はこの寒さで足踏み状態のようでした。

さて日曜日の続き。仙台で開催された日本循環器学会に参加しての帰り。夕方、仙台駅へ戻ると駅構内は異様な混雑ぶりでした。

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仙台の駅ビル“エスパル仙台”の新館が3月18日にオープンしたばかり。この混雑はオープンして最初の日曜日だったからのようです。

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帰りは盛岡行の「やまびこ」に乗車。えっ、東京行きじゃないのかって!?。明日は振替休日ですから~。

ひと駅12分だけ新幹線に乗って古川駅で下車。そこから13分の接続で陸羽東線の鳴子温泉行きに乗り換えました。車両はキハ110形2連。「奥の細道」と表記された陸羽東線・陸羽西線用の専用車両。

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たった2両編成なのに車内は空いていました。約50分ほどで鳴子温泉駅に到着。開業100周年だそうです。

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かつてはC58形蒸気機関車が活躍する線区でしたが、その時代の駅名は“鳴子”でした。

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近隣の駅名も“川渡”は“川渡温泉”に、“東鳴子”は“鳴子御殿湯”に、“中山平”は“中山平温泉”に。何だかかつてとは違う線になったみたい。ちなみに新幹線との接続駅“古川”もかつては“陸前古川”という陸羽東線の途中駅に過ぎませんでした。

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鳴子温泉駅は駅舎は立派でしたが、東の横綱と言われる名湯のはずなのに、降り立った駅前は閑散としていて寂しい限り。駅前に迎えに来て下さっていた旅館のマイクロバスに乗り込んだのはわれわれのみでした。

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駅の南側斜面に温泉宿が街が林立していてその1軒に投宿。宿に着くと館内にはお客さんがたくさん。皆さんJRではなくて車やバスでいらしているのですね~。下は鳴子夕景。

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温泉は噂に違わぬ名湯でした。館内には至る所に「鳴子のこけし」が。全て顔が違います。

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翌朝はいつものように早朝覚醒。朝5時から温泉に浸かり・・・。

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温泉街を散歩。温泉街は廃屋や店じまいした店舗が目立って、かつての活気は無くなっているようでした。やはり時代の流れでしょうか。街中にもあちらこちらに「こけし」たちの姿。

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右下は鳴子郵便局のこけしポスト!。

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鳴子温泉駅から列車に乗りますが・・・。

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もう少しだけ遠回りして帰る予定!?。続きはまた後日~。

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3月20日日曜日。曇り。朝は11℃、日中は15℃。

今日は早起きして東京駅へ。昨夜は結構辛い休日急患診療所の当番でしたので、いささか寝不足気味。それでも何とか東京駅7時36分発のはやぶさ・こまち3号に間に合いました。

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E5系「はやぶさ」は混んでいたので、やや空いていたE6系「こまち」に座席を確保。

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乗り込んでから直ちに腹ごしらえ。今朝は少量多品種のお弁当にしてみました。

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仙台駅には早くも9時10分には到着。駅構内では6日後に控えた北海道新幹線開業に合わせた物産展が開催されていました。

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何でこんなに早起きをして仙台までやって来たのかと言えば、一昨日から開催中の第80回日本循環器学会学術集会に参加するため。既に本日が最終日ですが、“循環器専門医”の資格を維持するためには参加はほぼ必須。最終日といえども早朝からたくさんの演題が目白押しです。

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会場は仙台国際センター、東北大学百周年記念会館、仙台市民会館など。メインの会場である仙台国際センターへは、昨年平成27年12月6日に仙台市地下鉄東西線が開業してとっても便利になりました。

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大町西公園を発車すると、一旦地上へ出て広瀬川を渡り、ほどなく国際センター駅に到着。

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会場および周辺は同業者たちで溢れ返っていました。

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被災地訪問の一環で天皇陛下もいらしていたようで・・・。

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いくつかの演題、講演を聴き、展示やポスターを眺めて、しばしアカデミックな雰囲気に浸って参りました。

でもかつては“若手”だったはずなのに、いつの間にか会場内は年下ばかりに!?。少年老い易く学なり難し~。

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1月17日日曜日。曇りのち雨。朝は1℃、日中は8℃。折角の日曜日はスッキリしない下り坂の天気。明朝にかけて雪になる予報も。

今日は終日自宅に籠って終日雑用。全く電車に乗らない日は久しぶりかも!?。少々運動不足です~。

さてカシオペア乗車から1週間が経とうとしていますので、今日はそのレポートの最終回を。

前夜は盛岡発車を見届けてから消灯しましたが、一晩中うつらうつらするだけで熟睡は出来ず。青森駅では時間調整のために長時間の運転停車。ここで進行方向が変わりました。牽引機は青函区間専用のED79型交流機関車に交代したはずですが、乗客の中で直接確認出来るのは1号車のスイート1番A個室展望室のお二人のみのはず。後で確認したところ、この日の牽引機は14号機だったそうです。

朝は5時代には起床。ちょうど青函トンネル内を走っているところでした。6時前には3号車の食堂車へ。前回乗車の際に少々出遅れて朝食が2巡目になってしまったので、今回は気合いを入れて早めに並びました。営業は7時からですが既に並んでいる先客の方がおられました。

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食堂車の廊下で少しずつ明るくなる津軽海峡を眺めていればそれほど待ち時間は苦痛ではありません。沖合に函館山が見える頃には雲行きが怪しくなって来ました。朝6時35分に函館着。

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函館で再度機関車交換。またまた進行方向が変わって6時49分に函館発。ほどなく食堂車の営業が始まりました。朝のメニューは洋朝食と和朝食の2種。今回は洋朝食を選択しました。

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内容はビジネスホテルの朝食や喫茶店のモーニングセットとさほど変わりませんが、走る列車からの車窓が最大のご馳走です~。

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外は雪と氷の世界。残念ながら駒ケ岳も山頂は雲に隠れていました。

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いかめしで有名な森駅を過ぎると、しばらくは噴火湾沿いを走ります。時折コンテナ貨物とすれ違いますが、それ以外はレールを刻む音だけ。朝食後はその足で昨夜も訪れた12号車の展望ラウンジへ。

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先頭では函館でバトンタッチした最終牽引機、DD51型ディーゼル機関車の重連がエンジンを唸らせながら奮闘していました。前位の機関車は見えませんでしたが、客車側は1100号機。

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車窓には冬場でも穏やかな噴火湾が広がっていました。

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森、八雲、長万部・・・。道内に入ってからは小まめに停車しますが降りる方はごく僅か。

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吹雪の海岸沿いを疾走。

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洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別と進むうちに次第に天気が回復して来ました。

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洞爺を過ぎる頃には雲の切れ間から青空も。

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自室に戻ってのんびりと車窓を眺めていれば、贅沢な時間は瞬く間に過ぎてしまい、苫小牧、南千歳の次は早くも終点札幌。札幌には先行列車の遅れのため約5分遅れの11時20分頃到着しました。ホームに降りたった途端、関東では体験出来ない厳しい寒気に包まれました。気温は-5℃!。

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凍てつくホームを先頭の機関車へ。前位は1093号機でした。ホームギリギリに停車するために機関車の鼻先しか撮れません~。

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両機とも昭和50年製。この「カシオペア」と青森と札幌を結ぶ夜行急行「はまなす」が来たる3月に廃止されてしまうと失職してしまうはず。

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乗客を降ろすと、10分程でそそくさと基地に引き上げ。

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基地では今夕16時12分発の上り「カシオペア」として折り返すために慌しく点検整備されることでしょう。

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さてこちらもゆったりしている時間はありません。改札を出て駅構内でそそくさと昼食を摂り・・・。

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12時55分発のエアポートライナーで新千歳空港へ。札幌滞在はわずかに約1時間半!。

折角なので新千歳空港内の雪印パーラーでパフェだけ頂いてから飛行機に搭乗。

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こうして私自身、昭和48年3月の急行「八甲田51号」から40年以上にもわたって脈々と続いた寝台客車の旅は終止符を打ったのでした~(涙)。

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1月12日火曜日は東京都内と横浜で未明に初雪を記録、翌1月13日水曜日は朝-2℃まで下がってこの冬一番の冷え込みに。北海道から帰って来てから一気に寒さが厳しくなりました。

連休明けのクリニックは意外に平穏でしたが、火曜日も水曜日も夕方になってから結構混雑するパターン。かぜ症状の方や感染性胃腸炎の方は多めでしたが、インフルエンザの方は火曜日にいらしたA型の方がお一人のみ。今年は今までに無くインフルエンザが流行しないヘンな年です。火曜日は診療終了後に大和市地域医療センターへ。新年最初の大和市医師会理事会でした。年始でも議事・報告事項はたくさん。

さて今日は10日~11日の「カシオペア」乗車レポート第2段を。

私どもの部屋は7号車スロネE27-202の23号室。

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残念ながらスイートでもデラックスでもなく、編成中で最も数の多いカシオペアツインの2階室です。狭い通路から階段を上がって自室へ。

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チョッと興奮していて個室内に入るや否や荷物を広げてしまい、チャンとした部屋の写真を撮り忘れたので1年前の上り列車乗車時のものを下に再掲(今回の23号室は写真の部屋とは対称構造になっています)。

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部屋の中を点検しているうちに早くも発車時刻。大勢の観衆に見守られる中、定刻16時20分に軽い衝撃とともにゆっくりと発車しました。

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密着連結器や固定連結器の電車とは異なり、自動連結器の貨物列車や客車列車には連結器に“遊び”があるため、発車時や停車時に衝撃が生じますが、その度合いは多分に機関士の“腕”にかかっています。上野発車時はチョッと大きめだったかも!?。

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夕闇迫る都会をゆっくりと走りながら、今後の長い道中の案内放送やウエルカムドリンクの提供、キップの検札など、発車時の一連の行事が終わる頃には外は真っ暗に。

宇都宮を17時48分に発車して間もない頃、早くも夕食が部屋に届きました。今回は残念ながら食堂車の予約が取れなかったためルームサービスの「カシオペアスペシャル弁当」です。

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カシオペアのロゴ入りの風呂敷に包まれた3段弁当は北海道の食材がたくさん。因みに北海道の形をした黒っぽい物体は昆布でした。

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食事が終わる頃に、タイミング良く車内販売の方がやって来ました。個室なのに何で車内販売が来たのが判るかと言うと、部屋のコントロールパネルの左下の“お知らせ灯”がアラームとともに点灯するから。もちろん敬意を表してカシオペアグッズと食後のアイスクリーム(!?)を購入。

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19時52分の福島発車を見届けてから、12号車のラウンジカーの様子を偵察に。

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ラウンジ内は“マニア”で混雑しているかと思えば、意外に“普通”の方ばかり。座席にも余裕がありました。

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廃止された「北斗星」と違って「カシオペア」は個室ばかりなので、皆さん自室で寛いでいらっしゃるのかも知りません。右下の写真は友人が撮って下さったもの。

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残念ながら下り列車の場合は、上野駅で発車前に撮った右下の写真の如く機関車と睨めっこ状態ですから、進行方向が変わる青森~函館間を除いて車端部の展望窓からは機関車の後姿しか見えません。でもこれが堪らないんですよね~。

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牽引機のEF510型電気機関車514号機が奮闘する姿が手に取る様。

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仙台を20時59分に発車する頃には、皆さん自室に戻られてラウンジ内は閑散。

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われわれも自室に戻って、時折通過する小駅の灯りとモニター画面に映し出される衛星マップを対比しながら、非日常の時間を楽しむことに。

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仙台、一ノ関、盛岡と停車すると、次の客扱いのある停車駅は函館。ただし途中の青森で長時間の運転停車があります。明朝に備えてそろそろベッドメイキング。

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明日は早起きの予定なので、盛岡発車を見届けてから消灯。

長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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1月5日火曜日は晴れ、1月6日水曜日は曇りでしたが、両日とも朝は4℃、日中は11~13℃まで上がり、比較的暖かい仕事始めになりました。

当院は5日火曜日から平常通り診療開始。昨年は年末年始とインフルエンザのピークが重なったために、正月明けはとんでもない事態になりましたが、今年は至って平穏でした。かぜ症状の方はそれなりに多いものの、インフルエンザの方は火曜日はA型お一人、水曜日はA型、B型各お一人ずつ。感染性胃腸炎の方もさほど多くありませんでした。今年は記録的に暖かい正月だったからかもしれません。

さて今日は正月の金沢行きの続き。3日の帰りがけに金沢駅で1時間ほど時間が出来ました。

金沢駅は旧国鉄からJR西日本へ移管されましたが、2015年3月14日の北陸新幹線開業によってJR西日本と、JR西日本から経営分離されたIRいしかわ鉄道(金沢~倶利伽羅までの旧北陸本線)の共同使用駅となりました。

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兼六園口(旧東口)側に出ると「もてなしドーム」内へ。3019枚のガラスが使われているそうです。

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その先には「鼓門」。

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2011年にはアメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」で世界で最も美しい駅14選の第6位に選ばれたそうです。

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駅周辺でぶらぶら1時間過ごすのも勿体無いので、おもてなしドームの地下へ降りて、一角にある北陸鉄道浅野川線の北鉄金沢駅へ行ってみました。 4年前の正月にも来たことが有りましたが、その時と全く変わらぬ佇まい。

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チョッと待てば14時30分発の電車があって終点の内灘までトンボ返りして来れそう。土日祝限定の“1日フリーエコきっぷ”で往復400円ですしね~。

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駅は頭端式ホーム1面2線。ホームに入ると4年前と同じ京王井の頭線の元3000系が待っていました。私は高校の3年間を井の頭線で通学していましたので、とっても懐かしい車両です。

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裾絞りの無い片開扉車は井の頭線の3000系の中でも初期の第1、第2編成のみでした。

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2番線には裾絞りのある両開扉車も留置中。ラッシュ時には動くのでしょう。

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車内の銘板を見ると昭和37年の東急車輛製。京王重機で平成8年に改造されています。

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井の頭線時代は5両編成でしたが、北鉄では2両に改造されてワンマン運転仕様に改造されています。

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2編成が運用に就いていて、途中の三ツ屋で列車交換。

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川幅の広い大野川を渡ると粟ヶ崎駅。

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その次が終点の内灘駅です。全長6.8km、所要はわずか17分でした。

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折り返しまでは13分。

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その間に車両をつらつら眺めておりましたが、大きな変化もなく良く原形を留めていました。

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もちろん大きなスノープラウは雪国に来てからの装備。

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改札を出て駅舎を眺めてみると、2階建てのこじんまりした地方私鉄らしい雰囲気。

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1974年まではこの先1.3kmの粟ヶ崎海岸駅まで路線が延びていましたが、廃線に伴ってここが終着駅になりました。

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内灘には僅か13分の滞在。同じ車両でそのまま来た道を引き返しました。三ツ屋で先ほどの車両と再度交換。

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・・・ということで、北鉄浅野川線を4年振りに往復してから新幹線ホームへ上がりました。右下の「ひゃくまんさん」は石川県の公式ゆるキャラです。

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15時53分発の臨時「かがやき530号」東京行きはUターンラッシュの最中ゆえ満席でした。

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帰りの車窓からも黒部や妙高がクッキリ。

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正月らしからぬ天気の三が日でした。

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皆様、あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。今年は天候に恵まれ、暖かくて穏やかな三が日になりました。

私は大晦日は実家で過ごしておりましたが、明けて元旦は昼過ぎに東京駅へ。東京駅は元日というのに大混雑でした。12時24分発の北陸新幹線「かがやき527号」で金沢へ。E7系の乗車は初めてではありませんが、長野~金沢間の新線区間は初めて。私としたことが出遅れてしまいました~。

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停車駅は上野、大宮を出ると長野、富山で終点金沢。途中の飯山や妙高、黒部あたりの高い峰々は雪で白くなっていましたが、平地にはほとんど雪が有りませんでした。

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それに日本海側へ抜けても青空。これはどうしたことでしょう。青空の正月なんて北陸らしくありません!?。

下の写真は黒部~富山あたり。う~ん、春のような光景。

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金沢駅には14時55分着。たったの2時間半で着いてしまいました。

翌2日は早朝から白山市にある白山比咩神社へ。ここは日本各地に2700余りある白山神社の総本宮。

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前回は2012年にここへ来ましたが、その時には雪がたくさんありました。今回は全く雪の痕跡すら無し。

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気温が高めでしたので楽な初詣になりましたが、雪が無いと今一つ厳かな雰囲気が出ません!?。

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行列はお札やお守りを買う人達。

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午後からは金沢市内へ。近くまで行ったので前田家ゆかりの尾山神社にも寄ってみました。因みに神社の“はしご”は問題無いそうです。

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ギヤマンが美しい和漢洋の三様式を折衷した独特の神門は重要文化財。

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加賀百万石の藩祖、利家と松を祀る本殿は流石に立派です。

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2日の夜は回転ずしへ。金沢の回転ずしは安価ながら高レベル。因みに寿司を回転させるコンベアはほぼ100%が石川県で製造されているそうです。注文は当然ながらタッチパネル。関東では見かけないタネも。海老だけでも甘エビ、地もの甘エビ、蒸しえび、大蒸しえび、白エビ軍艦、特大赤えび・・・。

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パネルの中には「老眼鏡の貸し出し」や「タクシーを呼ぶ」、「代行運転を呼ぶ」なんて項目も。

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現代的で便利だけど、本来はタッチパネルでなくて普通に店員さんにお願いすれば良いことですよね~。

こうして正月の安穏な日々は過ぎて行ったのでした。

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12月30日水曜日。晴れ。朝は0℃、日中は10℃。今日も冬晴れの一日になりました。

今日は朝から自宅に籠って部屋の片づけや雑用。年末だからって慌ててやんなきゃいけない訳ではありませんが、この機会にやらなきゃズ~ッとやらないことになりそうですからね~。

今日はこれから早めに夕食をとって大和市医療センターへ。今夜は休日急患診療所の当番です。これから出かけて参りますが、平穏であることを祈るばかり。

さて10日前の日曜日、高松とんぼ返りのレポートがまだ残っていますので、年内に終わらせておかなければなりません。

高松港から男木島へフェリーで渡って男木港の集落を抜けると、北端の灯台までは一本道。周辺に人の気配は全くありません。港の案内所で「最近イノシシが出没しているので注意するように」と言われておりましたのでチョッとビビりながら歩いておりました。

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左手に見える瀬戸内海は穏やかそのもの。

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見下ろす海の水はとっても綺麗。

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途中で山の上の展望台に上がる小道が分岐していましたが、滞在時間が約2時間では時間的に厳しい感じ。イノシシと鉢合わせしても困るのでこのまま真っ直ぐ灯台へ。

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やがて突端に灯台が見えて来ました。

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下の写真は振り返ったところ。

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あまり背が高くなくて小振りな灯台でしたが、明治28年12月10日点灯の歴史的建造物。

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灯塔は総御影石造りで、日本に2基しかない無塗装灯台の一つだそうです。「日本の灯台50選」のひとつ。

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1957年公開の木下恵介監督、高峰秀子、佐田啓二出演の映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台にもなったそうです。

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隣接する男木島灯台資料館はもと灯台職員宿舎。

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裏手の斜面では既にスイセンが開花していました。

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海岸に降りて見ると美しい砂浜。海水浴に良さそうでしたが、流れが速いためか遊泳禁止でした。

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沖合の備讃瀬戸東航路は明石海峡に次いで全国第2位の船舶交通量だそうです。

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ボーッと海を見ていると帰りたくなくなりますが、そろそろ戻らないと船は2時間に一本ですからね~。帰り道では急に雲が出て来て寒くなって来ました。

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男木港に戻る頃には雲が厚くなって暗くなっていました。

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日射しが無くなると同じアート作品でも違って見えます。

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お昼ごはんがまだでしたので、港でサザエめしとサヨリの天ぷら。

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その後、残った時間で再度石垣の集落を巡って・・・。

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素朴なカフェでひといき。

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15時00分発のフェリーで高松港に戻りました。高松港には15時40分着。

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高松駅周辺を散策してから高松空港へ。空港内で早めの夕食。やっぱりシメは“うどん”でしょう。

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高松空港17時50分発のJAL484便で羽田空港には19時00着。チョッと長旅気分になれた日帰り旅行でした(完)。

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12月23日水曜日。曇りのち雨。朝は4℃、日中は9℃。今日は天皇誕生日で祝日でしたが、暗くて寒い一日になってしまいました。

今日は午前中に駅前まで食料品の買出しに。街中のスーパーマーケットはクリスマス食材の調達のためか混雑していました。午後からは自宅で雑用。夕方からは身内でクリスマスパーティー。

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さて今日も日曜日の高松とんぼ返りの続きを。高松港から12時00分発のフェリーに乗って12時40分に男木島(おぎじま)に到着。面積1.37平方km、周囲4.7km、標高213m、人口180人の小さな島です。

男木島港に降り立つと目の前にあるのが「男木交流館」。この建物自体、瀬戸内国際芸術際のアート作品。

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中ではお土産や乗船券の販売。カフェも併設されています。ここでマップを頂いてから散策へ出発。

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まずは豊玉姫神社の鳥居をくぐって集落の中心部へ入ってみます。

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傾斜や階段の狭い路地が迷路のようです。

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南向きの石垣にはサボテンが自生。やはり気候が温暖なんでしょうね~。

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石垣の小路は蛇行していて方向が判らなくなりそう。

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集落内は車や自転車は役に立ちそうもありません。

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振り返ると建物の間から穏やかな瀬戸内の海が臨まれます。

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気温は低めでしたが日なたはぽかぽか。

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狭い路地裏を歩いていると・・・。

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時折瀬戸内国際芸術際の現代アートに遭遇。

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街かどに馴染んでいて気付かずに通り過ぎてしまいそうなものも。

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ほどなく集落のはずれまでやって来ました。

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振り返ると、沖合に見えるのは女木島でしょうか。手前の赤い花はアロエです。

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集落のはずれから西側の海岸沿いの一本道を辿れば北端の灯台まで行けるはず。

長くなって来たので、続きはまた後日~。

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12月21日月曜日は曇り、12月22日火曜日は晴れでしたが、両日とも朝は4℃、日中は14℃で気温はほぼ同じ。

週明けの月曜日午前中は意外に平穏で、昼休みに先週の火曜日からノビノビになっていた医師会事務局での会計業務を片付けて参りました。ところが午後からは一転して大混雑。感染症胃腸炎の方もちらほら。なぜか動悸や胸痛を訴える方が複数いらっしゃいました。

翌日の火曜日は祝日前なので大混雑を覚悟していましたが、予想外に平穏で拍子抜け~。皆さん“読み”が深いようで・・・!?。

さて今日はこの日曜日の高松とんぼ返りの続きを。高松港から12時00分発の女木島経由男木島行きの小さなフェリーに乗船しました。雌雄島海運(株)の「めおん2」264トンです。

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船首の車両搬入口から車両甲板を通って上の船室へ。人間専用の乗船口は有りませんが、本日この便では航送される車両は無し。

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船室には椅子席と桟敷席。さらに後部デッキに展望席。下の写真は後部デッキから港外を見たところ。沖合にはたくさんの島々があって、まるで内陸の湖のようです。

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定刻に出航。方向転換をして港外に向かいます。周囲には本州や小豆島、直島、大島などに向かうたくさんのフェリー。

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その中でもわが「めおん2」は最小の部類。

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ほどなく女木島(めぎじま)が見えて来ました。女木島は面積2.6平方km、周囲8.9km、人口175人。別名鬼ヶ島。小学校はあるそうですが、現在は小学生がいないので休校中だそうです。

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高松港を出て約20分で女木島に到着。港に見える建物は島の案内所「鬼ヶ島おにの館」。

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石垣の上には一列に並んだカモメ。

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瀬戸内国際芸術際の作品のひとつらしいです。

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約半数の乗客を降ろすと直ぐに男木島(おぎじま)へ向けて出航。岸壁の先端では“鬼”がお見送り。

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太陽を背に受けながらの瀬戸内クルージングはなかなか快適。

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ゆっくり景色が流れて行きますが、結構頑張って航行しています。

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高松港の東側に見えるてっぺんが平な陸地はたぶん屋島。

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屋島は平家と源氏の讃岐屋島の戦いの古戦場で、源氏方の那須与一が平家の軍船に掲げられた扇の的を射落とした逸話はあまりに有名ですね~。

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ほどなく前方に男木島が見えて来ました。女木島からは約1kmの距離。

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少し西側へ回り込むと、唯一の玄関口、男木港が見えて来ました。

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港の南側の小さな砂浜はコモガハマ(子産が浜)。古事記の神話に登場する女神「豊玉姫」が子どもを産んだところ・・・だそうです。

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男木港に面する斜面にはたくさんの住宅が密集。

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定刻通り12時40分に男木港に到着しました。

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やはり車両甲板を通って下船。

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さあ、島内散策へ!。帰りの船は15時00分出航の予定です。長くなって来たので続きはまた後日に~。

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12月20日日曜日。晴れ。朝は0℃、日中は10℃。寒いけれどスッキリと晴れ渡った日曜日になりました。

先日、飛行機のマイル期限切れのメールが送られて来ました。今月末の失効は僅かの点数でしたが、念のため確認してみるとこれから毎月のように期限切れが続くことが判明。そこで急遽どこかへ出かけるごとに。年の瀬の迫った日曜日のこととて朝の便は空席がたくさん有りましたが、夕方羽田に帰って来る便は意外と一杯。結局丁度良さそうな時間帯に空席のあった高松へ行くことに決定。

羽田9時20分発の高松行きは空席がたくさん。機種はボーイング737-800でした。

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直前にチケットを取ったのに窓際でした。離陸して東京湾上で旋回すると、下方に飛び立ったばかりの羽田空港が。川崎、鶴見上空を過ぎると・・・。

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ほどなく八ヶ岳が見えて来ました。山頂付近が白くなっている以外には周辺に雪がありません。これは異常事態かも!?。

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さらに眼下に琵琶湖を眺め、紀伊半島の付根を横切って海に出れば・・・。

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瀬戸内の島々が見えて来てアッと言う間に高松上空に到達していました。さすが飛行機、早いっ!。高松には10時45分に到着。

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高松は大学生の頃に“国鉄”宇高連絡船に乗って来て以来ですから、約35年ぶり(ただし瀬戸大橋は開通から間もない頃に車で渡ったことがあります)。駅はとってもモダンな姿に生まれ変わっていました。

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改札口から中を覗くと、かつて四国各地へ向かう気動車急行がズラリと待機していた頃とは全く違う雰囲気。それでも港に向かう行き止まり式のホームは、かつての連絡船時代の名残でしょう。

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連絡船への積込作業を行っていたであろう広大な操車場の跡地には立派なJRホテルや背の高いタワーが聳え立っていました。

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一角に宇高連絡船、讃岐丸の錨を発見!。

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本当はJR四国か琴平電鉄に乗ってどこかへ行きたいところでしたが、夕方の飛行機でトンボ返りしなければなりません。金毘羅さんは既に以前来た時に奥の院まで制覇しています。

港に出てみるとカラフルな2本の柱。瀬戸内国際芸術祭の作品のようです。

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結局ここから12時00分発の小さなフェリーに乗って高松沖合に浮かぶ男木島まで行ってみることに。

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電車に乗らないなんて珍しいって!?。いえいえそんなことはありません。

長くなりそうなので、続きはまた後日に~。

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12月13日日曜日。雨時々曇り。朝は9℃、日中は10℃。折角の日曜日は終日スッキリしない天気でした。

今日は午後からは普段履きの靴を買いに出て、帰りがけに食料品も調達して来ました。夜はチョッとした会があって4人で会食。

さてもう12月。この夏のスイス旅行のレポートもそろそろ締めくくらなければなりません。毎年だらだらとこの時期までもつれ込んでしまいます。8月14日にリヒテンシュタインのファドーツを見物して15時00分発のポストバスでスイスのサルガンスに15時22分着。サルガンス15時27分発のスイス国鉄RegioExpressに乗り継いでクールに15時48分に戻って来ました。スイス最終日の今日はここクール泊。

駅からノンビリ歩いて旧市街にあるホテルを目指します。徒歩15分ほど。

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クールは実に5000年もの歴史を持つスイス最古の街。先住民が暮らし始めたのが紀元前3000年、紀元前15年にはローマ人が支配して、現在のクールという街の名前の起源の名前が付けられたそうです。

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ここに来るのは10年前の2005年8月以来。その時はスイス到着初日にチューリッヒ空港から列車で夜遅くに到着しましたが、今回は最終日に翌朝チューリッヒ空港へ向かうために宿泊。

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観光地ではありませんが、落ち着いた街の佇まいが良いです。

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旧市街のはずれにある聖マルティン教会をのぞいてみます。1491年築。

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街の規模は歩いて周るには丁度良いサイズ。

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雨上がりで濡れた石畳がしっとり。

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さて最終日のホテルはロマンティック ホテル シュテルン

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3つ星ランクのホテルで決して豪華ではありませんが、360年もの歴史がある老舗。10年前にもここに泊まりました。

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小さなフロントでチェックイン。中は入り組んだ迷路のような構造。段差だらけですが、一応エレベーターは備えられています。窓を開けると旧市街の家々の屋根しか見えません。

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冷房は無し・・・というか真夏でも必要のない気候。扇風機で十分です。

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スイスは星の数が少ないホテルでも清潔で居住性には心配ありません。

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最後の夕食は、ホテルに併設されたスイス料理の地元で人気のレストランへ。週末のせいか店内は地元の方たちで大賑わいでした。

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スイスサイズでは食べ切れないので、最初から少なめにオーダー。

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食後は翌日の帰国に備えてせっせと荷造り。

翌日8月15日土曜日は、早々に朝食を済ませてチェックアウト。15分程歩いてクール駅へ。

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列車を待つ間に駅の構内をうろうろしていたら、古い入換え用電気機関車が留置されていました。1944~1947年に製造されたEe3/3形です。

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すぐ脇にはRe6/6(左)とRe4/4(右)。薄汚れていますが現役機でしょうか。

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クール駅を8時39分発のチューリッヒ中央駅行きに乗り込みました。

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土曜日の朝のせいか、車内はガラガラ。

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チューリッヒ中央駅までは約1時間20分。

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10分程の接続でチューリッヒ空港駅まで約10分。

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帰りは13時発のスイスインターナショナルエアラインズLX160便。成田までは約12時間のフライト。機種は来た時と同じA340-300です。

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成田空港には8月16日7時50分着。いつもの様に駆け足の慌しい旅行でしたが、列車にもたっぷり乗ったし中身は充実。次回はどうしようかな~!?(完)。

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11月24日火曜日。曇りのち晴れ。朝は11℃、日中は20℃。昨夜からの雨は朝には上がって、日中は久しぶりに晴れました。

三連休明けのクリニックは案の定の大混雑。咳、鼻、喉の三拍子揃ったかぜ症状の方がたくさん。喘息の方もちらほら。A型インフルエンザの方もお一人。

11月25日水曜日。曇りのち雨。朝は11℃あったのですが、雨が降り出して午後には6℃まで下がりました。今シーズン一番の冷え込み~。

今日のクリニックは朝早めの時間帯と夕方遅めの時間帯が混雑するあまり良くないパターン。昨日に引き続きかぜ症状の方が多めでしたが、午後からの気温の低下で今後益々かぜ症状の方が増えそうな感じ。昼は当クリニックビル7科のミーティングでした。

さて、今日は久しぶりに夏の旅行のレポートの残りを。今さらでスミマセン~。

8月14日は3泊したポントレジーナ(Pontresina)からクール(Chur)への移動日。ポントレジーナを9時02分発の列車に乗ったのでクールには11時03分には到着しました。今日はクール泊まりなので駅のコインロッカーに荷物を置いて、駅構内で簡単にランチを摂ってから12時09分発のInter City570列車チューリッヒ中央駅(Zürich HB)行きに乗り込みました。

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機関車はスイス国鉄のRe460形電気機関車。設計最高速度は230km/h。側面には3か国語でスイス国鉄の略号(ドイツ語SBB、フランス語CFF、イタリア語FFS)。4公用語のうちロマンシュ語表記だけありません。因みにロマンシュ語ではVFSだそうです。

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乗車時間はわずか18分でサルガンス(Sargans)駅に12時27分着。ここでポストバスに乗り換え。他のポストバスと色が違いますが、これはリヒテンシュタインバス。サルガンス駅前からリヒテンシュタインの首都ファドゥーツ(Vaduz)行きのバスが出ているのです。

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サルガンス12時36分発のバスは僅かばかりの乗客を乗せて出発。国境を越える“国際連絡バス”ですが、ごく普通の路線バス風。いつのまにか国境を越えて12時58分には終点のファドゥーツ・ポスタに着いてしまいました。下の写真はバスの終点。何の変哲もない街中でした。

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リヒテンシュタインは面積160平方キロメートル、人口3万5000人の小国。面積は日本の小豆島と同じくらい。

まずは観光案内所のリヒテンシュタイン・センターへ。

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ここで入国スタンプをパスポートに押してもらいましたが、有料でした(2スイスフラン)。

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リヒテンシュタインは切手で有名ですが、センターの売店にはお土産用の切手がたくさん。発売年ごとの切手セットも。自分の誕生年のセットを捜しましたが、残念、1960年以降しかありませんでした~。

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ファドーツ市内のマップを頂いて、雨が降ったり止んだりの中、街歩きに出発しました。見どころは全て半径500m以内にあるようです。

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まずは隣接する切手博物館へ。

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入場は無料。

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切手の歴史の解説、切手のデザインの原画や各種消印スタンプなどが展示されていました。もちろん切手の販売も。

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外へ出てシュテットル通りを進むと、路上にも大きな切手。

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現代美術館はとっても立派でした。こちらは有料。中を一巡しましたが“現代美術”ですから、とりたててリヒテンシュタインらしいものは・・・。素敵なカフェが併設されていました。

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通り沿いにはカフェやレストラン、ホテル、雑貨店などがたくさん。スイスとオーストリアに挟まれた地理的な条件のためか、バスで移動中に休憩がてら立ち寄る外国人ツアー客が多いようでした。日本人には全く出会わず。

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丘の上にはファドーツ城が聳えていましたが、お城の前まで登るのに約20分かかるとのこと。

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それに現在でも侯爵が住む城内には入れないので、下から眺めるだけにしました。

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もと来た道を引き返し、カトリック教会の尖塔を遠くから眺めれば、あとはとりたてて用は無し。

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天気も悪いので、早々に15時00分発のポストバスでサルガンスへ戻ることにしました。

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たった2時間の滞在は、一国としては最短記録。

帰りもやっぱり国境が判らない~。

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11月8日日曜日。雨。朝は13℃、日中は16℃。朝からチャンとした雨降りの一日でした。

折角の休日でしたが、朝から冷たい雨が降っていたので遠出はせず。夕方からは近所の衣料品量販店とスーパーマーケットまで買出しに出かけました。雨で皆さん行き場が無いのかとっても混雑していました。夜はチョッとした身内の集まり。

さて、このたび碓氷峠のことを書いていて、まだ夏休みのレポートが終わっていないことを思い出しました。今さらですが今日はその続きをまとめます。

スイス旅行の後半はPontresinaに3泊。8月14日金曜日は帰国へ向けてグラウビュンデン(Graubünden)州の州都クール(Chur)へ移動しました。

3泊の間お世話になったPontresina駅とお別れ。9時02分発のローカル列車でSamedanに9時08分着。そこでSt.Moritz方面からやって来るChur行きの急行列車RE1128列車に乗り換えました。

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Samedanを9時17分発。

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アルプスを越える最も標高の高いAlbulaトンネル(長さ5866m)を越え、3ヶ所のスパイラル・トンネルを抜けて下って行きます。下方にこれから通る線路が見えたり・・・。

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上方に今しがた通って来たばかりの橋が見えたり。

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機関車は3200kWの強力機。

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後方に繋がれた白いパノラマ客車はかの有名な“氷河急行”。実はローカル急行に併結運転されていて、違うのは車輛のみ(もちろん料金も!)。

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前方がChur行きの急行列車RE1128列車。

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沿線には時折小さな村が。写真はPredaの次のBergün。

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Davos方面への分岐駅Filisurでは、数日前に乗車した10時02分発St.Moritz行き急行列車RE1125列車と交換。

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Filisur発車後、向こうに見えるのはDavos線のWiesen橋でしょうか。

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ほどなくこの区間のハイライト、Landwasser橋を渡ります。

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世界遺産に登録されているこの鉄道のシンボル的存在ですが、渡っていると全容が見えません・・・。

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高さは65m、長さは141.7m。1901年3月から1902年10月の短期間に建設されたそうです。世界で最も有名な鉄道橋かも。

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小規模ながら同じ様な構造の橋も。

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どんどん高度を下げて行き・・・。

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Chur駅には11時03分到着。

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ChurはGraubünden州の州都。交通の要衝です。

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編成後部に繋がれていた氷河急行はここで折り返してZermatt方面へ向かいます。

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構内にはレトロな食堂車の姿が見られました。

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さて今夜はここChur市内に泊まる予定ですが、荷物をコインロッカーに入れてからチョッと隣国まで出かけるつもり。う~ん、まだしつこく続きます~。

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11月1日日曜日。晴れ。朝は9℃、日中は17℃。気温は低いけれど高気圧に覆われてスッキリ晴れ渡りました。

今日は早起き。朝7時前に家を出て東京駅へ。東京駅8時12分発の「はくたか555号」金沢行に乗り込みました。車両はJR西日本のW7系。まだピカピカです。

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本当は終点の金沢まで行きたいところでしたが、今日は途中の軽井沢駅で下車して紅葉見物の予定。キップは昨夜帰りがけに天気予報を見て急遽町田駅で用意しました。

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軽井沢駅には早くも9時25分に到着。降り立ってみると気温は6℃!。さすが避暑地、さっ、寒い~。まずは軽井沢駅からさほど遠くない紅葉の名所「雲場池」まで偵察に。周辺は朝にもかかわらず結構な人出でした。

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残念ながら既に紅葉の最盛期は過ぎている様子でした。それでも雲場池の水面に映る紅葉は綺麗。

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しばし眺めたあと、今度は国道18号線の旧道を横川方面へ辿って熊ノ平へ。 熊ノ平は北陸新幹線開業に伴う信越本線の横川~軽井沢間廃止(1997年9月30日)まで信号所があったところです。現在は廃線跡を利用したウォーキング・トレイル「アプトの道」として整備されています。

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国道沿いの入口から階段を登ると・・・。

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熊ノ平の構内の廃線跡に到達。レールも信号機も残っていて、草を刈れば列車が走って来そう!?。写真は軽井沢方を見たところ。

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トンネルの先が急勾配になっているのが判ります。

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以前、私は1976年4月3日にここへ来ておりますが、その時の写真と比べてみると、ビックリするくらい変わっていません(写真は再掲)。

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全ての列車の横川方にはEF63型直流電気機関車の重連が付いて、シェルパとして急勾配をサポートしていました。

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客車や貨物列車は僚機EF62型が本務機を務めていました。そこにEF63型重連が補機に付くので横川方面の列車は3重連!。

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大型重量級機関車の3重連は大迫力でした。懐かしい~。

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さて以下は今日の写真に戻ります。下は横川方を見たところ。中央には整備されたトレイルが延びています。

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下の写真は横川方へ進んで軽井沢方を振り返ったところ。ホームも残っています。国鉄末期は“信号所”に格下げされていましたが、昭和41年1月まではれっきとした“駅”でした。

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構内に設置されていた説明板によると、文部省唱歌「紅葉」は作者の高野辰之が熊ノ平の紅葉を詠ったのだそうで、昔から紅葉の名所だった様です。

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でも残念ながら、軽井沢ではピークを過ぎていた紅葉はこの辺りまで降りて来るとあと一息の感じでした。

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近くには「アプト式開通の碑」。1893年~1963年の間、横川駅と軽井沢駅間で2本のレールの間に設置されたラックレールに機関車の歯車を噛ませて急勾配をよじ登る方式が採用されていました。

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今日は人が少なくて静かでしたが、11月21日の「ブラタモリ」でこの周辺のことが取り上げられるそうで、その後は混雑してしまうかも。

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横川方へ進んで行くと4本のトンネルが口を開けていました。

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新しいものは昭和38年にアプト式の旧線から新線に切り替えられた時のものでしょうが、煉瓦積みのポータルは明治26年4月1日開通時からのもの!?。

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トレイルは煉瓦積みのトンネルの中へ続いています。

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このトレイルを辿って横川まで歩きますが、長くなって来たので続きはまた後日報告致します~。   

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10月19日月曜日。晴れのち曇り。朝は15℃、日中は23℃まで上がりました。

週明けのクリニックは午前中はそれなりでしたが、午後からは大混雑。かぜ症状の方がたくさん。今夜は大和市立病院の開放病床症例検討会でしたが、7時開始では到底間に合うはずも無く、今日はハナから諦めておりました。診療終了後は事務仕事をこなしてから9時前にクリニックを出ましたが、夕方に小田急相模原で人身事故があったそうで、まだ電車が遅れていました。

ところで、実はまだ夏の旅行のレポートが済んでおりません。今さらながらその続きを~。

夏のスイス旅行の後半はSt.Moritz近郊のPontresinaを拠点に動いておりましたが、8月13日木曜日はSt.Moritz周辺の展望台を巡ることに。この地域の宿に2泊以上すると周辺のバスやロープウェイが乗り放題のパスが頂けるので、それを活用しようという訳。

まずは前日と同じくPontresina駅9時04分発のTirano行きに乗ってBernina Diavolezza駅に9時19分着。

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そこから9時30分発のロープウェイに乗り継ぎます。

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ロープウェイはグングン高度を上げて・・・。

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周辺の山々と同じくらいの高さまで上がって一気に視界が開けてきます。

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終点に着いて外へ出ると寒っ!。眼前に雪山が!!。

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Piz Palii(3905m)、Beilavista(3922m)、Piz Bernina(4049m)が並びます。

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足もとはペルス氷河(Vadret Pers)。冬は10kmに及ぶ長大なダウンヒルコースになるそうです。

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こんな高所までロープウェイで気軽に上がって来れるところがスイスの凄いところ。

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展望台を横から見ると・・・。

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わざわざ突き出させなくてもいいのにね~。

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そしてこんな高所にも立派なホテルが!。

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身体が冷えたのでコーヒーを一杯飲んでからロープウェイで下山。

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遠くに見える湖は前日歩いたあたりでしょうか。

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麓のBernina Diavolezza駅11時20分発のSt.Moritz行きに乗車して来た道を戻ります。出発地のPontresinaを越えて終点のSt.Moritzまで。12時11分着。

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駅横のSt.Moritz湖を渡る風は真夏とは思えないほど冷たい~。街の中心部の高台まではエスカレーターもあります。

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ランチは街中のカフェでピロシキ。店員はロシアの方でした。

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ランチ後は、街中の広場の一角にある駅からケーブルカーに乗り・・・。

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ロープウェイに乗り継いで・・・。

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どんどん上がって行くと・・・。

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終点のPiz Nair(3030m)にはブロンズ製のシュタインポックがお出迎え。

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見晴らしは良いけれど迫力は今一つ!?。

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展望台の温度計は真夏なのに13℃でした。高緯度で3000m越えてますからね~。

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帰りのロープウェイから景色を眺めていると・・・。

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ここにもマウンテンバイクで山を下っている人が。なんと自転車好きの人達でしょう。

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St.Moritzまで降りて来て街中でコーヒータイム。高級リゾート地に相応しい高級店には私ども用は無くて、早々にPontresinaの村に帰りました。

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夕食はPontresinaの小さなレストランで郷土料理。

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夏の旅行もあと僅かですが、まだ続きが・・・。

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10月16日金曜日。雨。朝から晩まで15~16℃前後。昨日の好天から一転、終日冷たい雨になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。喘息様の長引く咳の方が多めでした。インフルエンザワクチン接種の方もたくさん。

診療終了後は書類書きや紹介状書きでクリニックを出たのは夜9時頃。特定健診が終わっても何だか小忙しい感じです。帰宅時もやっぱり冷たい雨続き。この天気ではまたかぜをひく方が増えそう。

さて今日はこの連休の鳥取行きの続きを。11日日曜日は三朝(みささ)温泉に宿泊。12日月曜日は三朝温泉近くの城下町、倉吉を散策することにしました。

倉吉は鳥取県のちょうど真ん中あたり。街の中心部は山陰本線倉吉駅からバスで12分(4km)ほど離れています。まずは観光案内所に立ち寄って散策マップを頂き、伝統的建造物群保存地区に指定されている打吹玉川の白壁土蔵群へ。所要時間約90分の“じっくり町歩き”コースを辿ってみました。

観光案内所をスタートして嘉永年間創業の「元帥酒造本店」の角を西へ曲がると・・・。

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まるで江戸時代にタイムスリップしたような通り。

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江戸~明治の建物がズラリと残っています。

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懐かしいようなレトロな看板はもちろん昭和。

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他の街では復元と称してテカテカな街並みになってしまっているところもありますが、ここ倉吉は古色蒼然としていて現役感たっぷり。うらぶれた雰囲気で少々寂しい感じもします。

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「大社湯」は明治40年建築で現在も現役。入ってみたかったけれど営業は夕方から。チョッと残念~。

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今度は街の中を流れる玉川沿いを東へ。

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一角にあった「久楽」さんで“ぴん緬”で早めのランチに。豚・鶏ガラを煮詰めたコラーゲンスープにきしめん、最後はごはんを入れて雑炊にします。チョッと寒かったので丁度良いメニューでした。

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玉川には各戸の入口に木やコンクリートの小橋が渡してありますが、手摺りが無いのでバランスを崩したら落ちそうです。

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このあたりが白壁土蔵群の中心。

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連休にもかかわらず観光客は疎ら。

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静かでゆったりした時間が流れます。

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下の写真の左手の小山が打吹山。白壁土蔵に赤い石州瓦。このビューポイントは「男はつらいよ~寅次郎の告白」で使われた場所だそうです。

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そこから南下して最初の通りの東側へ。

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もっと観光客が来ても良いところでしょう。

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さて、のんびり歩いているうちに帰りの時間に。

倉吉駅13時10分のシャトルバスに乗って鳥取空港には13時55分着。

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鳥取空港への現在の定期便はANAの東京便が5往復のみ。愛称は“鳥取砂丘コナン空港”というのだそうです。

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「名探偵コナン」に因んだネーミングだそうですが、われわれの世代にはピンと来ません。西隣の米子空港の“米子鬼太郎空港”には敵わないかも。

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鳥取空港14時55分のANA1102便で羽田空港には16時10分着。

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行きは延々一晩かけて行ったのに、帰りはたった1時間のフライトでした~。

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10月11日日曜日。曇り時々雨。昨夜10時に東京駅を出発した「サンライス出雲」は朝目覚める頃には岡山の手前を順調に走っていました。岡山には6時27分着。雨模様でした。

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岡山で四国へ渡る「サンライズ瀬戸」と別れ、「サンライズ出雲」は倉敷から伯備線に入ります。高梁川沿いを備中高梁へ。

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備中高梁の次は新見。かつて20両以上のD51やC58などの蒸気機関車を擁した大機関区の面影は今では全く無し。

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下の写真はD51の3重連で有名だった布原あたり。

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米子が近付くと雨脚はさらに強まってきました。

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米子には9時03分着。本来はこのまま鳥取砂丘を目指すつもりでしたが、雨が酷くなったため急遽ここで途中下車。

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「植田正治写真美術館」に立ち寄って雨雲をやり過ごすことに。

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植田正治は鳥取県生まれの世界的な写真家。

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田んぼの真ん中に超モダンな建物が忽然と姿を現します。館内には遠来の方々がたくさん。

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晴れていれば下のパンフレット写真のような大山(だいせん)が正面に見えて水面に「逆さ大山」が写るはずでしたが・・・。

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本日は大山は全く姿を見せず・・・。

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でも黄色く色付いた稲穂が綺麗でした。

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今話題の某シンガーソングライターの方とはCDジャケット写真を撮った縁で親交があり、写真の指導をしていたそうで、たびたびご本人がここを訪れたり個展を開催されたりしていたそうです。

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さてその後は米子駅へ戻って駅構内のレトロな感じのレストランで「隠岐のイカ醤油漬け丼定食」770円でランチ。割子そばも付いて予想外(失礼~)に美味でした。

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米子発12時21分の「スーパーまつかぜ8号」で鳥取へ。

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キハ187系2両編成でしたが、連休にもかかわらず指定席はガラガラでした。

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結構な快速で田園地帯や海沿いを駆け抜けて・・・。

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鳥取には13時21分着。

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駅構内には地元出身の漫画家、青山剛昌の「名探偵コナン」のキャラクターの砂像が。

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ここへ来たのはやっぱり砂丘を見るため。う~ん、下手な写真では伝わらないかもしれませんが迫力のスケールでした。

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人間なんて小さな存在。

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高低差が大きい上に砂で足がとられるので、尾根筋まで上がるのに息が切れました。

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上に登ってみると打ち寄せる日本海の荒波。強風に砂埃~。

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全身砂まみれに。

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鳥取駅に戻って15時17分発の「スーパーまつかぜ7号」で倉吉へ。

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倉吉には15時49分着。隣のホームには倉吉始発の「スーパーはくと」京都行きの姿が。

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今夜の宿は倉吉からほど近い名湯、三朝温泉。三朝温泉は1163年に発見されたという古刹。ラジウム、ラドンを含む世界でも有数の放射能泉だそうです。

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暑過ぎずぬる過ぎず良いお湯加減でした~。この続きはまた後日に~。

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10月10日土曜日。晴れのち曇り。朝は12℃、日中は24℃。

世の中は3連休初日。行楽地は大混雑だったかも知れませんが、皆さんお出かけになったためかクリニックは比較的平穏でした。土曜日は会社勤めの方が多いので、平日より平均年齢はかなり低め。淡々と診療が進みました。

診療終了後は事務仕事を少々片付け、夜は東京駅へ。22時00分東京駅発の「サンライズ出雲」に乗車。

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「サンライズ出雲」は出雲市行き。岡山までは高松行き(今日は臨時で琴平まで延長運転)の「サンライズ瀬戸」と併結運転です。

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共用のシャワーはありますが、残念ながら食堂車は無し。

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今夜のベッドは1階の「シングル」。今回は4人ですが「シングル」と「ソロ」に分かれてしかチケットが取れませんでした。

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写真は「シングル」。寝るだけのスペースしか有りませんが、それでも意外に"秘密基地"のようで居心地が良いもの。

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明日は何処へ?。続きはまた後日報告します~。

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10月5日月曜日は曇り、10月6日火曜日は晴れましたが、両日とも朝は14~16℃、日中は20~21℃止まり。ひんやりと肌寒い週明けになりました。

クリニックは特定健診が終わったにもかかわらず、体調を崩された方々で混雑。しつこい咳の方がたくさん。健診で引っかかっていらっしゃる方も増えました。

週末に頑張った甲斐があって、特定健診結果判定作業は終了!!。来年6月までもうこの作業が無いと思うとチョッと淋しい!?(ウソです)。

火曜日の夜は大和市医師会理事会。議事・報告事項はたくさんありましたが、ほぼ1時間でサクッと終了。帰り道は長袖の上着が必須の気温になりました。この気温ではかぜの方が増えそうです。

さて今日はシルバーウィークの札幌行きの続きを。9月24日木曜日の朝は5時起き。

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札幌の日の出は5時23分でした。

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とりあえず急いで札幌駅へ。入場券170円を購入してホームへ。

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今日は平日の木曜日ですが、朝6時前ですので通勤、通学にはまだ早過ぎる時間。

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それでも大都会札幌のこと、列車が次々とやって来ます。

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やがて今日のお目当て、青森からの夜行急行「はまなす」が定刻に姿を現しました!。札幌着は6時7分。

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「はまなす」は青森と札幌間479.1kmを結ぶ夜行急行。青森を前夜22時18分に発車して青函トンネルをくぐり、函館を1時23分に発って札幌までやって来ました。

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たくさんのポイントを渡りながらゆっくりと札幌駅構内に進入。

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後に続くブルーの客車は14系座席車8両と・・・。

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後部のひとまわり図体の大きい3両がB寝台車。通常は7両編成ですが、今日は目一杯増結されているようです。

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ホームに到着したところで、最後尾から先頭へ向けて編成を眺めて行きましょう。まず最後尾1号車はスハネフ14 551。

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もとは昭和50年代に製造されたオハネフ25 218で、1991年に廃車になったスハフ14形500番代から電源装置を譲り受けて14形に編入された車両。元は金帯でしたが編入時に白帯になりました。

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良く見ればやっぱりかなり年季が入った車体。

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後から2両目の増結車はオハネ25 15。3両目の2号車オハネ24 501ともに金帯車。両車とも数々の遍歴を重ねてここに繋がっていますが・・・キリが無いので止めておきましょう。

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そこから前寄り3号車からは14形座席車。1972年から1974年にかけて製造された車両で、元は特急に使われていました。

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普通座席車3号車はスハフ14 557はオハフ15形を道内向けに改造の上に電源用ディーゼル発電機を搭載してスハフ14形に編入された1両。外壁は相当ヤバい感じ。

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前寄り4号車「のびのびカーペットカー」はオハ14形500番代車をゴロ寝出来るように2段のカーペット敷きに改造した車両。

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となりの5号車オハ14 503は座席指定車の「ドリームカー」。特急気動車キロ182形のグレードアップにより取り外されたグリーン車用リクライニングシートに交換されています。

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6号車スハフ14 502、7号車オハ14 502とボロボロの車両が続きましたが、8号車はオハ14 504は検査直後の様でピカピカ。、

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9号車は比較的綺麗なオハ14 511、そして10号車はやはりピカピカのスハフ14 508でした。

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通常は7両編成のはずが、シルバーウィークの影響か、はたまた廃止前の乗客増を見込んでか、今日は長大11両編成でした。

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先頭の機関車はDD51型ディーゼル機関車1102号機。

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いわゆる北斗星色ですが、北斗星は既に廃止されているので、定期列車はこの「はまなす」の牽引だけが残された仕事。ただし不定期の「カシオペア」ともども廃止が決まっているので、風前の灯。

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廃止は2016年3月21日予定。「はまなす」は現在では現存する唯一の定期急行列車であり、唯一の定期客車列車であり、唯一の座席車のある定期夜行列車。

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「はまなす」の廃止によって脈々と続いていた「夜汽車」は完全消滅してしまうということ・・・。

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ブルーの客車が見られるのもあと数ヶ月です。

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隣のホームには6時36分発函館行きの「スーパー北斗」。連休が終わって大勢のビジネスマンが乗り込んでいました。

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北海道新幹線開業前に「はまなす」は姿を消しています。

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追記 ; 連休明けに偶然にも連休中にこの「はまなす」に乗って来られた方に札幌駅の「北斗星廃止記念」の硬券入場券をお土産で頂戴しました。

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札幌駅では券売機で入場券を買ってホームに入りましたが、直ぐ隣のみどりの窓口でこんな貴重なモノ売られていたとは。私としたことが全く気付きませんでした。ありがとうございました~。

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9月25日金曜日は雨で終日20℃以下でしたが、翌9月26日土曜日は天気が次第に回復して24℃まで上がりました。天気が良かったシルバーウィークが終わった途端、秋が深まった感じ。

連休明けの週末のクリニックは連日朝から大混雑になりました。連休中にかぜをひいたり体調を崩したりした方がたくさん。この時期はもとより特定健診で予約は目一杯。そこに予約外の方がたくさん加わるとチョッと辛いことに。終日バタバタしておりました。

さて今日はシルバーウィークの続きを。23日水曜日に東京駅を朝7時36分発の「はやぶさ3号」に乗車。新青森で「スーパー白鳥5号」に乗り継いで13時42分に函館に着きました。“はるばる来たぜ函館~”の時代とは異なり、青函連絡船で“さかまく波をのりこえ”ることなく青函トンネルでいつの間にか上陸。

「スーパー白鳥5号」の対面ホームには乗り継ぐ13時54分発の「北斗9号」が待っていました。

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特急「北斗」は函館~札幌間を函館本線、室蘭本線、千歳線経由で結び、昭和40年11月1日に函館~旭川間で運行を開始された歴史ある列車。現在は国鉄時代からのキハ183系気動車を使用する「北斗」が4往復、振り子式のキハ281系気動車を使用する「スーパー北斗」が5往復。

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下の写真は国鉄時代キハ82系の頃の特急「北斗」(昭和53年3月撮影、再掲)。車両は変われど函館駅ホームの風情は驚くほど変わっていません。

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現在の「北斗」は6両編成。シルバーウィーク最終日とあって車内は満席でした。

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両タイフォン下の「130」の数字は最高速度130km対応改造車のしるし。

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キハ183系の製造は1980年代。

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何度か塗り替えられて厚化粧気味!?ですが、経年変化は隠しようもありません。

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3号車はハイデッカーのグリーン車キロ182。

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定刻に函館駅を発車。加速が悪い割に大きなエンジン音と振動が国鉄時代の気動車の醍醐味!?。

次の五稜郭に停車後、14時16分には大沼公園。駒ケ岳の美しい姿がクッキリ見えましたが・・・。

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車窓から写真を撮るのはなかなか至難の技。

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駒ケ岳は見る角度によって刻々と姿を変えていきます。

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大沼公園の次の停車駅は森駅。全国的に有名な「いかめし」は夏場ならホームでも売っているそうですが、この時期はデパートの催事場での方が手に入りやすいかも!?。

ここからはしばらく内浦湾(別称、噴火湾)沿いを走ります。

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直径50kmのほぼ円形の湾は静かで穏やか。

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海岸沿いには人の姿をほとんど見かけません。

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この「北斗9号」には新幹線以外では近年縮小傾向にある車内販売がありました。ここは応援のため(?)アイスクリームを購入。雪印かと思えばロッテでしたが、JR北海道のロゴ入り~。

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八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭と順調に走って来ましたが・・・。

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登別の手前で急停車!。シカが線路を横断したための非常停車でした。その後、登別、苫小牧と停車。苫小牧では日高本線用の気動車が停車中。

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南千歳の手前で来春に廃止予定の寝台特急「カシオペア」とすれ違う頃にはだいぶ暗くなり、白樺林の中に夕陽が沈んで行きました。

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最終的に17時36分到着のはずが約10分遅れで札幌に到着。

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東京駅からの所要時間10時間+10分、乗車時間9時間18分+10分の“修行”でした。駅前のホテルにチェックイン後すぐに夕食を摂りに外出。札幌といえば・・・へへへ~。

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翌日も早朝から活動予定なので今夜は早寝。

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長くなって来たので、続きはまた後日~。

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9月23日水曜日。晴れ。シルバーウィーク最終日も秋晴れに恵まれました。今日は早朝に家を出て東京駅へ。

東京駅新幹線ホームの顔ぶれもだいぶ変わりました。

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今回乗るのは“緑”のE5系。7時36分発の「はやぶさ3号」です。盛岡まで「こまち3号」のE6系を併結。

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今回は、来春の北海道新幹線開業を契機に激変するであろう青函トンネルの現状の視察!?を中心に、札幌までとんぼ帰りをする予定。

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「はやぶさ3号」は快晴の中を最高速度320kmでダイヤ通りに北上。稲穂がだいぶ色付いていました。

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新青森に早くも11時00分に着いてしまいました。

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かつてはここまで一晩かけて来ていたのにね~。

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新青森駅は青森駅の隣駅。奥羽本線に1986年に当時の国鉄によって設置された駅です。当初から新幹線と接続することを前提に設置されましたが、2010年12月4日に東北新幹線八戸~新青森間が延伸開業されるまで無人駅だったそうです。在来線ホームに降りると弘前方面からEF510牽引の奥羽本線の貨物列車がやって来ました。

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ここからは11時30分発の「スーパー白鳥5号」青森経由函館行きに乗り継ぎ。11時19分に弘前方面からJR北海道の789系交流特急形電車が入線して来ました。

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2002年12月1日に東北新幹線が八戸まで開業した際に、八戸で東北新幹線に接続して八戸~青森~函館間で運行を開始。2010年12月4日の東北新幹線全通で新青森発着になりました。2016年3月26日予定の北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業ではその役目を終えることに・・・という訳で、ここまで来た次第。

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左下が普通車で4列シート、右下がグリーン車で3列シート。

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発車後、新青森駅で調達した駅弁「わっぱめし」でランチ。隣の青森駅で方向転換のために13分停車。

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隣のホームにはJR東日本の485系「白鳥」が停車中でした。現在同じルートを789系「スーパー白鳥」が8往復、この485系「白鳥」が2往復。

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青森駅で小休止の後11時50分に発車。「津軽海峡線」に入ります。

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「津軽海峡線」は青函トンネルを挟んで青森と函館を結ぶ線の愛称ですが、JR東日本の津軽線(青森駅~新中小国信号所)、JR北海道の海峡線(新中小国信号所~木古内駅)、江差線(木古内駅~五稜郭駅)、函館本線(五稜郭駅~函館駅)で構成されています。

「スーパー白鳥」「白鳥」は青森を出ると次の停車駅は蟹田。津軽線の終点三厩方面への乗り換え駅です。蟹田~三厩間は1日たったの5往復のローカル線。

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蟹田を出ると海沿いを走ります。おそらく陸奥湾の出口あたりでしょうか。

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蟹田の次の停車駅は青函トンネルを挟んで北海道側の木古内。

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海沿いから竜飛に向けて内陸部に入ります。

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本州と北海道を結ぶ貨物輸送量は多いようで、時折長大なコンテナ貨物とすれ違ったり追い抜いたり。

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車内に備え付けの時刻表によれば、この列車の青函トンネル進入は12時32分頃のはず。

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あれ、もう入ったか?と思ったら「大平トンネル」の表示。

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次は「津軽トンネル」。線路を見れば既に新幹線の軌道が並走していますので、もう間もなくでしょう。

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予定の12時32分になったので今度こそ!・・・と思ったら「大川平トンネル」、さらに「第1今別トンネル」、「第2今別トンネル」・・・。

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そして「第1~4浜名トンネル」・・・。

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まだ~??。

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そしてついに「次が青函トンネル」の表示が!!。12時33分に青函トンネルに突入しました。あとは暗闇をゴォーゴォーと高速走行。トンネル内は最高速度140kmです。

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全長53.85km。12時39分に竜飛定点を通過。そこから吉岡定点までの23.3kmが海底部分。

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約25分かかって12時58分頃にやっと北海道側へ抜けました。やがて新幹線の高架線が離れて行き・・・。

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海峡線と江差線の境界で道内最初の駅、木古内に到着。

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ここから先の江差までの区間は2014年5月12日に廃止されたばかり。隣の津軽今別は本州側の海峡線の駅です。

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木古内を過ぎると、穏やかな津軽海峡が見えて来ました。遠くに函館山の姿。

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この区間、木古内~五稜郭間は新幹線開通時にJRから切り離されて第3セクターに移管される予定。

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函館山が次第に近付いて来て、13時42分に終点の函館駅に到着。意外に大勢の乗客が下車して行きました。

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下の写真は乗客を降ろして引き揚げて行く「スーパー白鳥5号」。在来線で青函トンネルを抜ける機会はおそらく今回が最後になってしまうことでしょう。

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さて、ここから札幌行きの「北斗」に乗り継ぎますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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9月14日月曜日15日火曜日はいずれも晴れ。朝は18~20℃、日中は25℃。湿度も低めで久し振りに清々しい秋晴れになりました。

週明けのクリニックは何故かとっても混雑。かぜ症状の方や喘息症状の方が多くなりました。先週までの悪天候の影響でしょうか。

月曜日午前9時43分には阿蘇山が噴火!。先日来の北関東の洪水に東京湾の地震、それに今度は噴火・・・。何だか日本全体不気味ですね~。

月曜日の診療終了後は医師会で会議。来年度の予算関連の打ち合わせでした。火曜日の昼休みは医師会で会計業務。その夜は大和市医師会内科医会講演会に出席。

今夜のテーマは糖尿病。講演をして下さったのは群馬大学教授の北村忠弘先生で、血糖値の調節に関与するグルカゴンに関連する最近の知見を基礎から臨床まで判り易く解説して下さいました。

さて今日はチョッと間が開いてしまった夏のスイス行きの続きを。8月12日はレーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ってイタリアのTiranoまで行って約2時間滞在。慌しく旧市街を巡って駅まで戻って来ました。写真の右側の列車が乗車する13時00分発のSt.Moritz行きの普通列車。左の凸型小型電気機関車で入換え中の車両は14時03分発のベルニナ急行用の客車。

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なんとこの機関車は1911年製!。ブレーキの改良やパンタグラフの交換などの若干の改造を受けながらもほぼ原形のまま100年以上使われています。重量18トン。

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Tirano駅を発車すると、しばらく道路上をゆっくりと走って市内を抜け、国境を越えてスイス領内へ。

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来た時には駆け下りたオープンループも今度は登り。

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鉄道模型で再現したら面白そうです。

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Miralagoの駅から次のLe Prese駅までは美しいPoschiavo湖畔を走ります。

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Poschiavo駅構内には機関区と車輛基地。カラフルな車輛たちが待機中。Tiranoで出会った凸型小型電気機関車もここの所属だそうです。

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Poschiavoの街を下に見ながらグングン登って・・・。

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氷河の見えるAlp Grüm駅(2091m)に戻って来ました。

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あまりに天気が良いので、やっぱり次のOspizio Bernina駅で途中下車して隣駅のAlp Grüm駅までハイキングをすることに。

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Ospizio Bernina駅はベルニナ線で最も標高が高い駅(2253m)。Lago Biancoの湖畔にあります。14:52着。

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線路沿いを辿る道程は高低差の少ない初心者コース。最高地点を起点にしているので基本的には下りです。

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夏とは思えない涼やかな風。爽快な白い道が続きます。

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線路がバッチリ。こういう所で真っ赤な列車が来てくれると“絵”になるんですけどね~。

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反対向きもなかなか良い感じです。でもこんな時には列車は来てくれません~。

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しばらく行くと踏切を渡って白い道は線路に沿って進みます。

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こんなところに放牧の馬が。厳しい真冬はどこで過ごしているのでしょう。・・・と、その時踏切の警報機が鳴り始めました。

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何もこんなに線路に接近している場所で列車が来なくてもいいのにね~。

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引きが取れない場所で湖は画面に入らず。

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まあ、また景色の良い場所で遭遇する機会もあるでしょう。

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気を取り直して、さらに歩いて行くと・・・。

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湖の端まで来てしまいました。

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ここからはチョッとした山道に。岩肌を縫う線路も良い感じ。ここでも列車が来ないかな~と思っていたら・・・。

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その先のスノーシェッドの下でゴーッという列車の通過音がしておりました。とほほ~。

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画面右に見えるのがスノーシェッドに覆われた線路。左が歩いて来た道です。

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更に進むと景色が開けて、下方はるか奥にはPoschiavo湖。手前には麓の隣駅が見えました。

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あんな下から登って来るなんてね~。

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で、我々がめざすAlp Grüm駅は、このさきに見える山小屋の下方にあるはず。

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歩みを進めて山小屋に辿り着くと・・・。

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眼下にAlp Grüm駅、正面にはバリュ氷河。今日この光景は3度目。

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駅まで下る傾斜が結構キツくて膝にきました。

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Alp Grüm駅にも箱根登山鉄道寄贈の「アルプ・グリュム」の駅名票。カタカナだけではね~。

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Alp Grümは標高2091m。

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駅舎にはテラスのあるカフェ。下の写真の如きバリュ氷河が一望のもと。

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Alp Grüm駅16時13分のSt.Moritz行きは、やはりたくさんのハイカーで混雑していました。

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隣のOspizio Bernina駅でもまた大勢の乗客。

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でも編成が長いので、座れないことはありません。

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列車は軽快に下って行きます。

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窓を開けているとチョッと寒いくらい。

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乗務している車掌さんは2人。駅ごとにオレンジ色の箱を開けてなにやら操作していました。もしかしてタブレット(通標)の交換に相当するような単線区間の安全操作かもしれません。

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小駅に小まめに停まりながら・・・。

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16時52分に宿泊地のPotresina駅に着きましたが、このまま終点のSt.Moritzまで。17時11分着。街中のレストランで夕食。量が多いのに懲りていたので、ステーキをこれ以上小さく出来ないという量でお願いしました。それでも200g。

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食後は夕景のSt.Moritz湖畔を歩いて・・・。

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St.Moritz駅へ戻りました。

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20時23分発のPontresina行きは終電です。

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20時30分Pontresina着。

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朝から晩まで運動部の“合宿”のような長い一日はこれで終わり。残りあと2日、続きはまた後日~。

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9月5日土曜日。晴れのち曇り。朝は21℃、日中は28℃。蒸し暑い週末になりました。

今日のクリニックはそれなりに混雑。土曜日はふだん会社勤めをしている方が多いので、地域でのつながりが薄いためか平日に比べて待合室は静か。熱の続く方はレントゲンを撮ったら肺炎でした。やはりマイコプラズマのようで・・・。

診療終了後は新宿へ。今夜は中学3年時のクラス会。献身的な永久幹事さん(!?)のお陰で年に1回定期的に開催されています。中学卒業からは既に40年(!!)。お互いまさかこんな風体になるとは当時は予想だにしませんでしたが現実は受け入れないとね~。なぜか先生だけが年をとらず生徒と判別し難くなって来ました。

さて今日は先日のスイス行きの続きを。レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗って国境越え。イタリアのティラノまでやって来ました。

駅構内にはレーティッシュ鉄道と姉妹鉄道の箱根登山鉄道から贈られたカタカナの「ティラノ」の駅名板。でも日本語表記なので現地の方々には何が何だか判らないかも。

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駅舎の外観はあっさりした感じで、まるで銀行みたい!?。

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駅舎を出ると何だかスイスとは“空気”が違う感じ。

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駅前広場には市内観光用の黄色い連接トレーラー。きっと後続のベルニナ急行の到着を待っているのでしょう。

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そして写真左側、斜め横に隣接する黄色い建物がイタリア側のティラノ駅。

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いや~、やっぱりイタリアンな外観です~。

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構内に入ってみると、11時08分発のミラノ行きが出発を待っていました。

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スイスの車両に比べると薄汚れた感じ。ここからミラノまで3時間ほどだそうで、このまま乗って行きたい衝動に駆られます。

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ところで日本のガイドブックには、ティラノの記述はほとんど無し。あっても「観光名所と呼べるものは無い」とか「スイスから来たら駅前広場でイタリアンを食べよ」程度しか書いてありません。そこでイタリア側の駅構内にあったインフォメーションに立ち寄って市内地図を頂きつつアドバイスを頂きました。推薦して下さったのはSANTUARIO DELLA MADONNA DI TIRANO(?)とPALAZZO SALIS(??)の2ヶ所。どうやら前者は旧市街と反対方向のサンモリッツ方面とミラノ方面の街道の分岐点付近にある由緒ある教会のようで、後者は旧市街にある貴族の豪邸らしいのですが、両方を巡る時間は無さそう。そこでまずは旧市街へ向かってみることに。

街の人口は9000人ほどでこじんまり。住みやすそうな雰囲気。

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街の中心部を流れるアッダ川の橋を渡ると旧市街です。

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旧市街に入ると道路は石畳に。思ったより静かなのは観光地では無いからでしょう。

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とりあえずPALAZZO SALISとやらを捜しますが見当たりません。周囲の人に尋ねても英語は通じませんでした。

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辿り着いたのは路地裏の入口。

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入場料は7ユーロ。スイスフランやカードは使えませんでしたが、そんなこともあろうかと少額のユーロを持っておりました。チョッと高額でしたが折角なので・・・。

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驚いたことに音声ガイドに日本語もありました。

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内部は贅を尽くした天井画が見事。

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精緻な描写です。

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最初はゆっくり音声ガイドに従って眺めておりましたが・・・。

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誤算は意外に邸内が広かったこと、そして音声ガイドが懇切丁寧な説明だったこと。

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ティラノでの滞在はランチタイムを含めて2時間くらいと考えておりましたので後半は駆け足!。あまりに速く戻って来た日本人に受付の方がビックリしておられました。すみません~。

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外へ出てイタリアらしい路地裏を歩いているうちに・・・。

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駅の方角が判らない!?。

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でもアーチを抜けたら・・・。

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アッダ川にかかる橋に出ました。

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河畔を辿れば駅方向に。

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ただ予想外に時間がかかってしまったので、レストランに入ってイタリアンを食べるだけの時間は無くなってしまいました。やむなくテイクアウトのピザを路上で頬張り・・・。

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イタリア側のティラノ駅まで戻ってイタリアンジェラート。

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構内には古そうなタンク機関車の姿がありました。動態保存機でしょうか。

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早くも13時00分発のSt.Moritz行きに乗り込んでスイス側へ戻ります。

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正味たった2時間のイタリアでした。

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8月31日月曜日から本日9月2日水曜日までは相変わらず天気が不安定で、まるで梅雨時の様な空模様が続いておりました。今朝の「あさぎり1号」は御殿場線内大雨のためJR松田止まり。でも昼前にはやっと久しぶりに青空が顔をのぞかせました。

8月31日月曜日のクリニックは診療開始時に予約外の方が11人!。気温が下がってかぜ症状の方が増えたのかと思いきや“8月中に”と考えた方が重なっただけ。9月に入った途端に診断書やら健診の二次検査やら介護保険の主治医意見書やらが増えたものの基本的には平穏を取り戻した感じでした。1日火曜日の夜は大和市医師会理事会。それ以外の診療時間外はひたすら健診結果判定作業。帰宅時はいつの間にやら秋の虫の声が賑やかになって来ました。

さてチョッと間があいてしまいましたが、今日は先日のスイス行きの続き。Davos2泊に続いてSt.Moritz近くのPontresinaに3泊。12日は天気が良くなったので、レーティシュ鉄道(Rhätische Bahn:RhB)のベルニナ(Bernina)線に乗ってイタリアのティラノ(Tirano)まで走破してみることにしました。この線にはベルニナ急行(Bernina Express)が走っていて「レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」は2008年にUNESCOの世界遺産になっています。

氷河急行もベルニナ急行も、車輛がパノラマカーというだけで普通列車と併結されていて“世界で最も遅い急行”と揶揄されています。パノラマカーに乗るには前もっての予約が必要ですし、途中で予定を変更したりすることは困難なので、今回は最初から普通列車を利用するつもり。

夏とはいえ朝は気温が下がって寒いくらい。ホテルからは下り坂を徒歩10分ほどでPontresina駅。

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通勤、通学客などは見当たらず、とっても静かな駅前でした。

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駅構内には小さな車庫。ローカル然としていて良い雰囲気~。

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左下の写真は反対ホームに停まっていた9時01分発のSt.Moritz行きですが、今回乗った9時04分Pontresina発のTirano行きも同じタイプの車両でした。

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St.Moritz始発の列車は大勢のハイカーや観光客で混雑していました。前日に降りたMorteratsch駅を過ぎ、Diavolezza展望台へのロープウェイ乗り換え駅のBernina Diavolezza駅を過ぎると、車窓には大きな樹木が少なくなって来ました。

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険しく切り立った山々には雪が・・・。もしかして氷河?。

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そしてこの線のハイライト、Lago Bianco(ラーゴ・ビアンコ、イタリア語で白い湖の意)が見えて来ました。

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確かに“白”が混じったような不思議な色。

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そしてBernina線で最も標高の高いOspizio Bernina駅(2253m!)に到着。ここがサミットでこの先は基本的に下り坂。ここまでがロマンシュ語圏、ここから先はイタリア語圏。

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湖畔の道は整備されたトレイル。帰りには体力が残っていれば途中下車して歩いてみたいところ。

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乗車しているのは先頭の動力車ですが、後方に最後尾の客車が見えます。

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Lago Biancoの湖畔をしばらく走って別れを告げると・・・。

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間もなく次のAlp Grüm駅(2091m)。ここからも氷河が垣間見えます。

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ここから急勾配、急カーブをどんどん下って・・・。

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Poschiavoの街へ。

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しばらく道路上を走ってから・・・。

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紺碧のPoschiavo湖畔を走ります。

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Brusio駅を過ぎると、Bernina線後半の名所、オープンループ線にかかります。

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下手な写真で全容はとても判らないかもしれませんが・・・。

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回転しながらずんずん高度を下げて行きます。

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かなりの勾配を駈け下りる感じ。

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ループの真ん中に立って昇り降りする列車を眺めてみたいところ。

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ループ線を通過すると間もなくスイス領最後のCampocologno駅。国境を越えてTirano市内へ入ると道路との併用軌道をゆっくりと進みます。路面電車にしては長過ぎ~。

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終点Tirano駅に11時00分に到着しました。Pontresinaから1時間56分の旅でした。

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さてイタリアの田舎町を散歩してみようと思いますが、長くなってきたのでまた後日~。

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8月27日木曜日。曇り時々晴れ。朝は22℃で涼しかったものの日中は29℃まで上がって、暑さがほんの少し戻って来ました。

今日は休診日。午前中から買物で横浜まで出かけてランチがてら食料品の調達。夕方は都心に出ておりました。

さて今日も先日のスイス行きの続きを。Morteratsch氷河まで歩いてからPontresinaまで戻ってホテルにチェックイン。街の偵察がてら夕食を摂りに出かけました。フロントで名所を尋ねたら、是非丘の上の古い教会に足を運ぶべしとのrecommendを頂いたので、行ってみることに。

Pontresinaは有名なリゾート地St.Moritzに隣接していますが、小じんまりとした静かな村。人口は2000人弱だそうですが、登山やハイキングの拠点として20軒余りのホテルがあります。下はメインストリートの様子。ホテルとカフェ、レストラン、スポーツ用品店、それにお土産物屋さん・・・。でもSt.Moritzのようなブランド店は無し。スーパーはCOOPが1件。

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ホテルで頂いた地図を頼りに、当てずっぽうに山側へ登って行くと、とっても古い教会が見えて来ました。

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名前はKirche Santa Maria Pontresina(サンタマリア教会)というのだそうです。

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11世紀ころに建設されたそうで、13世紀ころからのフレスコ画が修復保存されています。塔は見るからに古そう。

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周囲は静かな墓地。

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ちょうど三々五々、村の方たちが集まって来る時間。

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内部はフレスコ画が鮮やかでしたが、村の方々が集まって来られていましたので写真撮影はせず。下はパンフレットにあった内部の写真です。

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教会付近から村の中心を見たところ。

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近くに13世紀ころの建てられたスパニオラ塔(スペインの塔)がありましたが詳細は存じ上げません。

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坂道をメインストリートへ降りて行き・・・。

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眺めの良いテラスのあるイタリアンのお店に入ってみました。

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ここでの教訓は2つ。夏とはいえ、日が陰るとテラスはとっても寒いこと。

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そしてイタリアは近いけれど、イタリア語圏以外のスイスでイタリアンは食べない方が良いこと!?。ちなみにスイスではドイツ語、フランス語、イタリア語と、このあたりの3万5000人が使うロマンシュ語の4つが公用語です。

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下の写真は夜8時40分頃。やっとこの頃になって日没。

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下は一夜明けて朝6時40分ころ、St.Moritz方面を見たところ。

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反対方向には氷河が顔をのぞかせていました。

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さあ今日はイタリアまで行こうと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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8月24日月曜日。曇り。朝は24℃、日中は28℃。沖縄や九州は大型の台風15号が接近中。石垣島では風速71mという前代未聞の最大瞬間風速を記録したそうです。

今日のクリニックは混雑気味。朝から予約外の新患の方がたくさんいらっしゃいました。先週までは夏休みの延長みたいな雰囲気でしたが、今週から本格的に皆さん始動した感じ。

診療時間以外はひたすら健診結果の判定作業。帰宅時は23℃まで気温が下がっていて、半袖では寒いくらいに。

さて今日も先週のスイス行きの続きを。Davosに続く第2の宿泊地Pontresina駅で荷物をコインロッカーに入れ、Morteratsch駅までの乗車券を買い、次の列車までの待ち時間の間にキヨスクでパンとコーヒーを買って待合室でランチ。Pontresina12時08分発のTirano行き普通列車1629列車は、1990年製で最大出力1600kWのABe4/4 51-56形電車でした。Morteratsch駅までの所要時間はたったの8分で12時16分着。

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Morteratsch駅は無人駅でしたが、駅前には賑やかなカフェ・レストランがあってホテルも併設。約130年前からここにあるそうで・・・。

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周辺にはたくさんのトレイルがある様ですが、今回はMorteratsch氷河を見て帰って来る平坦なコースを選択。

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並行する川は、氷河がどんどん溶けだしているせいか、ゴウゴウと音を立てて流れていました。

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コース沿いには1878年から測量されて来た氷河の末端を示す標識があります。

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なだらかな整備された道を片道約45分。正面に壮大なMorteratsch氷河が見えて来ました。

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雲の流れが速くて、日が出たり陰ったり。意外に愛犬連れがたくさん。ベビーカーを自転車で牽引しながら登って行く人も。

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沿道には可憐な花々。

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1970年の標識を越えると、氷河の端の様相が見えて来ました。

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そしてついに“現在の”終点まで。

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逆光で見辛いですが、チャンと2015年の標識が建っていました。何だか墓標のような・・・。

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氷はどんどん溶け出していて、僅かな休息時間にも氷河が崩落する“音”が。早晩消えて無くなってしまいそう!?。

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小休止ののち、来た道を引き返します。右前のご夫婦がそれぞれ背負っているのはお子さん。左前からは4匹の愛犬連れ。

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下の写真は振り返ったところ。基本、帰りは下り坂ですから足取りは軽やか。

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Morteratsch駅まで早々に帰って来ました。

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帰りは14時38分発St.Moritz行き。ハイカーで混雑して10分遅れでした。

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宿泊予定のPontresina駅で下車。Samedan行きローカル列車を牽く電気機関車や・・・。

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構内の貨物列車などを眺めてから、谷を挟んだ向こうにあるPontresinaの街へ向かいました。

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チョッと長くなって来たので続きはまたこんど~。

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8月21日金曜日は曇り一時雨、8月22日土曜日は晴れのち曇り。金曜日は29℃までしか上がらず夏の終わりの一抹の寂しさを感じておりましたが、土曜日にまたまた33℃の真夏日になればやっぱり暑さは辛い~。

今週末のクリニックは、金曜日は混雑していましたが土曜日はとっても平穏でした。思えばまだ夏休み期間。土曜日は天気が良かったので皆さんお出かけになったのかもしれません。先日来、少し気温が下がったせいか、咳や喉のかぜ症状の方がまた増えて来た感じ。中にマイコプラズマ肺炎の方も。喘息症状の方もちらほら。

さて今日も先週のスイス行きの続きを。8月11日のDavosの朝は雲が多めでしたが、日中は次第に晴れて来ました。

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今日は次の宿泊地であるPontresinaへの移動日です。まずはDavos Platz発9時31分のローカル列車R1813列車Filisur行きで終点まで。この路線はスイス東部のグラウビュンデン州を中心に約400kmの路線網を持つスイス最大級の私鉄レーティッシュ(Rhätische)鉄道の一部Davos線です。

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FilsurまではDavosのゲストカードが使えてタダなので、チケットはFilisurから先Pontresinaまでの区間のみ購入。それもスイスパスのハーフフェアカードで半額でした。

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車両は2010年から運用が開始された最新車両。3両1組の電車ですが、急勾配路線で客車や貨車を牽引するために機関車並みの出力(交流区間で2600kW、直流区間で2400kW)を誇っています。

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車体側面には沿線の橋脚を題材にした切手模様があしらわれていました。運転台は近代的構造。

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下は2等車の車内。

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そして1等車。う~ん、居住性にあまり大きな違いは無いかもしれません!?。

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下は窓際のサイドテーブル上に印刷されていた路線図。Filisurは5つ目です。

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強力パワーの電車は険しい山中をモリモリと進み、山小屋風の小駅に丹念に停車。どの駅でもハイカーが降りて行きます。右下の写真がDavos Wiesen駅。

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このDavos Wiesenを過ぎると有名な延長196m、高さ88mのWiesen橋。車窓は迫力満点ですが、車内からの写真は今一つ。

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険しいLandwasser渓谷も画面に下まで入りきれません。

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次のFilisurに9時56分着。ここからAlbula線St.Moritz方面へ乗り換えです。Albula線は日本でも有名な氷河急行(Glacier Express)、ベルニナ急行(Bernina Express)も走るいわば本線筋。

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ちょうど氷河急行がSt.Moritz方面から降りて来ました。

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氷河急行とは言っても車輛が違うだけ。普通列車に併結されています。前の方は普通客車。

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後ろに従っている展望車が氷河急行部分。

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赤い車両はパノラマバー車。

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完全空調とは言え、展望を良くするためにガラス張り部分が多い上に、窓が開かないため、天気が良いと汗だくになった記憶があります(実は過去に2回乗ったことがあります~)。

Filisurで10時02分発St.Moritz行き急行列車RE1125列車に乗り換え。例によって乗り換え時間はたった6分ですから、乗車列車を撮るヒマもありません。次のBergün~Preda間では417mの標高差をかせぐためにAlbula川を4回横切り、3か所のスパイラル・トンネルをくぐります。下に見える線路は先ほど通ったところ?。

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向こうに見える鉄橋はこれから通るところ??。

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グルグル回っているうちにPreda駅(標高1789m)に到着。ここでは現在トンネル改修工事の真最中。

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Preda駅を過ぎるとAlbulaトンネル。このトンネルは現在でもアルプスを越える最も標高の高いトンネルで全長5866m。トンネルを抜けると程なくSmedanに10時45分到着。直ちに10時48分発のPontresina行きR1925列車に乗り継ぎ。写真は客車側から見た機関車の顔。やはり乗り継ぎが良過ぎて写真が撮れません。

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終点Pontresina(標高1774m)には10時55分着。

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まだホテルのチェックインには時間があるので、駅のコインロッカーに荷物を収納して活動を継続することに。

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コインロッカーには日本の様なカギがありませんが、きちんと蓋を閉めてコインを入れると、代わりにトークンが出てきました。これがカギの替わりになるのです。

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ここで3泊する予定。なんでSt.NoritzではなくてPontresinaなのかって?。それは世界のリゾートSt.Moritzのホテル代が高かったから。日本で言えば軽井沢と、隣接する長野原町、嬬恋村、御代田町あたりとの違い?。あっ、チョッと失礼!?。

長くなって来たので続きは後日に~。

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8月20日木曜日。雨ときどき曇り。終日24~26℃でしたが、湿度が高くて過ごし難い一日でした。

今日は朝から新宿へ。ちょうど1ヶ月後はシルバーウィーク。朝10時にみどりの窓口に並んで性懲りもなく「カシオペア」のチケット獲得に挑戦。時報とともにボタンを叩いてもらいましたが、分散して並んでいた相棒ともども討ち死に。瞬間的に完売だったようです。とほほ~。

さて今日も先日のスイス行きの続きを。ダボス北側の展望台ヴァイスフルーから下りて来てバスでダボス・プラッツ駅へ。今度は駅の南側にあるヤコブスホルンの展望台に上がろうロープウェイ駅へと赴いたら、今日と明日の2日間はメンテナンスで運休とのこと。そんな訳で気を取り直して街から一番近い展望台シャッツアルプへ。

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ここはケーブルカーでたった4分。

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展望台からは街全体は見渡せませんでしたが、渡る風が爽やかでした。

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ここにもカフェ・レストランがあって、少々早目ながらランチにすることに。白人は外を好むようで、テラスは混んでいるのに中には誰もいませんでした。

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卵とハムのサンドウィッチを注文。確かに一番下にはパンが敷いてありましたが・・・。

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ここからチェアリフトでさらに高所まで行けるはずでしたが、こちらも動いていませんでした。もうシーズンオフなんでしょうね。

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とういことで、周囲をハイキングすることに。

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でも普段の運動不足を痛感~。

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登った先にもカフェ・レストランが見えて来ました。雰囲気は良さそうでしたが・・・。

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ランチがカロリーオーバーでしたので、立ち寄らずに下山することに。早々にダボス・プラッツ駅へ戻って来ました。

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まだ夕刻まで時間があるので、駅のインフォメーションに立ち寄って相談。今度は近隣の村セルティックへポストバスに乗って行ってみることに。ポストバスは郵政省が管理して郵便物と一緒に乗客を運んでいます。もともと郵便馬車から発達したそうで、郵便が届くところならどんな小さな町にもバスを走らせています。スイスのポストと同じ黄色の車体にラッパのマーク。

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見通しの悪い擦れ違い困難な山道で、ラッパの音色の独特の諧調のホーンを鳴らして進みます。終点セルティックまでは約20分。これが想像以上にスゴイところでした。

バスロータリーにはカフェ・レストランが1件。すぐ脇には水量豊かな小川。

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橋を渡ると、目前に岩山が聳えていました。

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振り返ると、乗って来たバスが帰って行く姿。

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チャンと迎えに来てくれるでしょうか・・・。チョッと不安がよぎります。

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とりあえず次のバスが来るまで周囲を散策。

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むこうに見える集落まで歩いてみることに。

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周辺にはたくさんのトレイルやサイクリングコースがあるようで・・・。

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時折マウンテンバイクやハイカーがやって来ます。よ~く見ると向こうの山肌を人が歩いていたりします。

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こういう国の人達にはトライアスロンや登山、自転車競技では敵いそうもありません。

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こんな道をのんびり。頭のなかではジョンデンバーの“Sunshine On My Shoulder(太陽を背に受けて)”のメロディー。

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振り返るとこんな感じです。

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隣の集落にもカフェがありましたが、意外にも混雑していましたので、夕食はダボスの街に戻ってから。

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街中のレストランで、ローストチキンなら大丈夫かと注文したら、手足付きの丸1羽。こっ、困った~。

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長くなって来たのでまた後日~。

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8月18日火曜日8月19日水曜日は、両日とも晴れたり曇ったり雨がパラついたりで、とっても不安定な天気でした。朝は27℃、日中は30℃。

クリニックは、午前中はそれなりの混雑でしたが、午後からはとっても混雑。かぜ症状や感染性胃腸炎の方が多めでしたが、初診で時間のかかる方も多くて、予約外の方には相当お待ち頂くことになってしまいました。診療時間以外は紹介状書きや健診結果判定作業など、黙々と事務仕事~。

さて今日は先日のスイス行きの続きを。チューリッヒ空港に到着して一気にダボスまで列車で移動。翌日は目覚めてカーテンを開けると、まずまずの天気でした。外へ出て見れば高緯度の標高1500m超えの地。気温は10℃チョッとで震え上がりました。

下の写真の教会の塔が見えるあたりが、昨夜降り立ったダボス・プラッツ駅のあたり。

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ダボスに2泊以上宿泊すると“ゲストカード”が支給されて、これでダボス周囲のケーブルカーやロープウェイ、バス、鉄道は何と乗り放題!。早速ダボス北側の一番高い展望台、ヴァイスフルーへ上がってみることにしました。ケーブルカーの乗り場はもう一つの鉄道駅ダボス・ドルフ近く。

ケーブルカーはとってもモダン。一気に立ち込めていた雲の上に出ました。

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第1セクションは高度2218mまで。ここでやや小型のケーブルカーに乗り継ぎ。

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ケーブルカーの天井はガラス張りで周辺の山々の眺望も抜群。前の方に乗っているヘルメット姿の若者は、マウンテンバイクで一気に山を駈け降りようとしている無謀な(!?)輩たち。

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森林限界を越えて、周囲には高木が無くなりました。

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軌道は立派で、結構なスピードで上がって行きます。

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第2セクションのケーブルカーの終点は高度2686m地点。

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こんな高地にも立派なカフェ・レストランが!。ただし朝早いせいかお客さんの姿は無し。

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下の写真はここから下界を見下ろしたところ。ダボスの街は雲海の下。

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その先、山頂までの第3セクションはロープウェイ。下から見ると・・・ウヒョ~。高所が苦手な私にはチョッと鳥肌モノですが、ここまで来て引き返す訳には・・・。

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シッカリ手摺りに摑まりながら堪えました。

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見下ろすと先ほどのマウンテンバイクの人達が下りて行くところ。

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人知れず掌に汗をかきながらついに高度2844mの山頂に到着。

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ここまで来るともはや下界のダボスの街は見えませんが、ベルニナアルプスが一望!。

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まさかこんなところにもカフェ・レストランが!。

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真夏なのに雪が残っていました。

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眺めは良いけれど周囲はガレ場で殺風景。さらに寒いので早々に退散。第1セクションのケーブルカーの終点、高度2218m地点まで戻り、アルプスの草原でしばし牛と戯れました。

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足もとには可憐な高山植物たち。

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気分爽快~。頭の中はもちろん“アルプスの少女ハイジ”のテーマソング!?。

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ノンビリ草地で昼寝でもして行きたいところですが、周辺は牛フンだらけ。それにまだケーブルカーやロープウェイで労無く上がれる展望台が2か所残っています。ケーブルカーもロープウェイも鉄道の仲間。せっかく乗り放題なら制覇しないとね~。

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帰りのケーブルカーでは雲が少なくなってダボスの街が見えました。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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8月17日月曜日。雨。朝は25℃、日中は28℃止まりでしたが、湿度が高くてジメジメした一日でした。朝の通勤時間帯はかなりの豪雨で、新横浜~小田原間では新幹線がストップしていました。

さて、お盆休み明けのクリニックは予想通りの混雑。わざわざ当院の休み明けを待って受診して下さるのは誠に光栄ですが、中にはその間に明らかに悪化している方も。そんな時はどうぞ無理なさらずに、開いている医療機関を受診して下さいませ~。今日は逆に近隣のかかりつけの先生が夏休みで、お薬を切れたと飛び込んでいらっしゃる方もちらほら。

さてこの1週間、お休みを頂きまして相も変わらずの(!?)鉄道旅行をして参りましたので、数回に分けてそのご報告をしていきたいと思います。

9日は早朝の成田エクスプレスで成田空港に朝7時56分着。10時25分発のスイスインターナショナルエアラインズLX161便でチューリッヒへ向かいました。機材はエアバスA340-300。219席の中型機ですが機内は満席。所要時間は12時間25分。飛行機を見るのは好きだけれど乗るのは嫌いな私にとって、かなり過酷な時間でした。

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時差は7時間。定刻の15時50分より10分ほど早く着きました。

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入国手続きは至って簡単。直ちに空港地下のスイス国鉄窓口へ。まずはチケットのバリデーション。今回は準備したチケットはスイストラベルパス・フレックス+ハーフフェアカードコンビ。スイストラベルパス・フレックスは1ヶ月間の任意の4日間乗り放題。JRの青春18キップほど破格ではありませんが、普通列車以外の列車にも乗れますし、かなりの数の博物館や美術館にも入れます。必ず乗車前に使用する日付けを自分で書き入れることが決まりごと。またハーフフェアカードはその4日間以外の1ヶ月間にチケットが半額で買えるキップ。両者を組み合わせてお得に使うにはチョッとアタマを使わなくてはなりません。

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既に夕刻でしたが、スイスのこの時期は夜9時頃まで明るいので、明るいうちに遠くまで行ってしまう作戦に。

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チューリッヒ空港駅を17時13分発のIntercity728列車で、まずはチューリッヒ中央駅へ。

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所要時間は10分ほどですが、遅れていたので乗り継ぎは駆け足。スイスの鉄道ダイヤは巧みな構成になっていて、乗り継ぎはスムーズ過ぎるほどスムーズ。写真を撮っているゆとりも有りません。17時37分発のクール行きIntercity579列車に乗り継いで、スイス東南部のランドカルトに18時41分着。そこからさらに18時47分発のダボス・プラッツ行きRegioExpress1085列車に乗り継ぎ。ふ~っ(汗)。さすがに外は薄暗くなって来ました。車窓は生憎の雨模様でしたが、いかにもスイスらしい光景が。

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ここランドカルトからはスイスの山岳地帯に分け入って行きます。急勾配をグングンと上がって、鉄橋を渡り、トンネルを抜けて、終点のダボス・プラッツに19時56分着。

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そう、ここは“ダボス会議”で有名な“あの”ダボス!。でも意外にこじんまりした田舎町でした。駅から徒歩15分ほどのホテルにチェックイン。かろうじてまだ開いていた町のレストランに飛び込んで、ベジタリアン・プレートを注文。当然野菜ばかりですが、長いフライトと列車移動の後には、これくらいがちょうど良い感じ。

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暗くなって明らかに20℃を割り込んで来ました。レストランを出ると、さっ、寒っ!。

翌日はダボス周辺を見て廻りますが、続きはまた後日~。

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8月7日金曜日。晴れ。朝は29℃、日中は36℃。昨夜から未明にかけては29℃もあった様で、とても冷房無しでは眠れない日々が続いています。

夏休みまであと2日となった今日のクリニックは朝からかなりの混雑。休みに入る前に・・・なんて方がたくさん。薬を切らして駆け込んで来る方もちらほら。何故かこんなタイミングで高血圧の新患の方が数人いらっしゃいました。

診療終了後は税理士さんと打ち合わせ。休み前に片付けておかなければならない仕事が山積みです。こんなに辛いなら休みなんて要らない!・・・なんて昨年も書きましたが、もちろん冗談です~。

さてチョッと時間が経ってしまいましたが、今日は休み前に完結させておかねばならない7月26日日曜日の三陸行きの続きです。八戸から八戸線で久慈まで行き、そこから5分の乗り継ぎで三陸鉄道北リアス線で宮古に到着しました。

(JTB時刻表7月号より)

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ここから山田線の盛岡行きに乗り継ぎます。宮古着15時47分で山田線は宮古発15時53分。やっぱり乗り継ぎが良過ぎて駆け足。待っていたのはキハ110系気動車の単行でした。1両なのにワンマン運転ではなくてチャンと車掌さんも乗務。

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隣の2番線ホームには盛岡から到着したばかりの快速「リアス」が。あちらもキハ110系単行でした。ここから南側の山田線宮古~釜石間は東日本大震災の影響で現在も不通のままです。

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本当はここ宮古で途中下車したいところでしたが、15時53分発の列車を逃すと次は18時10分発の終列車までありません。因みに1本前の列車は6時間以上前の9時34分発。何と盛岡と宮古を結ぶ列車は1日4往復(宮古発5時07分、9時34分、15時53分、18時10分)しかないので、不用意に途中下車などしたら大変なことになります。

乗車券は前もって相棒が買っておいてくれました。宮古から東京都区内まで9830円。

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宮古を定刻に発車した単行列車は、北上山中から宮古湾へ注ぐ二級河川閉伊川(へいがわ)に沿って山中に分け入って行きます。山田線と閉伊街道(宮古街道、国道106号線)は、愚直なほどにこの閉伊川の蛇行に忠実に沿っているので、カーブと勾配が結構厳しい路線。線形は近代的な三陸鉄道とは対照的です。

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車内はほぼ満席。でも1日に4本しか運転していなくて、しかもたった1両ですから、これくらい座席が埋まっていないとね~。

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キハ110系は平成2年に登場した近代的な気動車。420馬力の強力エンジンを搭載していますので、古い国鉄型の気動車と違って力強く坂道を登って行きます。

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20分ほどで茂市(もいち)駅に到着。茂市はひときわ大きな駅で有人駅ですが、2014年度の1日平均乗車人数は55人だったそうです。かつては岩泉線(2010年7月31日に災害により不通、2014年4月1日廃止)の分岐駅でした。

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隣の腹帯(はらたい)駅もかつては島式ホームで交換施設があった様子。

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更に人煙稀なる山中へ分け入って行きます。

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線路には雑草が生えることもなく、コンクリート枕木も使用されていてメンテナンスは良好。

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少し周囲の山の高さが低くなって来て・・・。

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サミットの区界(くざかい)駅に到着。ここで列車交換のため6分停車。

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乗務員も乗客もホームに降りて小休止。

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立派な駅舎もあってここも有人駅ですが、2014年度の1日の平均乗車人数は2人(!)だったそうです。

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ここが山田線の最高地点であると同時に東北地方で最高所に位置する駅。744メートルだそうです。

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やがて宮古行きがやっぱり単行で登って来て・・・。

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後から来たのに先に発車して行きました。

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ここからは盛岡までは下り勾配。

(JTB時刻表7月号より)

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次の浅岸駅と大志田駅は普通列車なのに通過!。この両駅は“秘境駅”として最近とっても有名になりました。下は現在書店に並んでいる「旅と鉄道」に掲載されていた浅岸駅ですが、周辺に人家は無く、列車は1日1往復しか止まりません。しかも2013年1月からは冬季は全列車通過!。このたびJRのなかでもっとも到達し難い秘境駅の第1位に輝きました。

(旅と鉄道、2015年9月号より)

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そんな2駅通過で区界17時26分発で次の上米内には17時53分着。

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そしてついに盛岡駅に18時08分到着。三陸から山田線をまわって盛岡へ戻って来ると、街の灯りが眩い感じ!?。

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盛岡からは18時50分発の「はやぶさ・こまち32号」に乗り継ぎ。

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新青森からの「はやぶさ」が先に到着して、後から到着した「こまち」と連結作業。

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東京駅には早くも21時04分着。那須塩原に9時01分に乗ってからほぼ12時間乗り詰めの楽しくも辛い!?一日でした~。

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6月24日水曜日。晴れ。朝は20℃、日中は久しぶりに(!?)30℃まで上がりました。昨日の雨が上がって明るい朝になりました。

今日のクリニックは朝からそこそこの混雑でしたが、昨日の混雑ぶりに比べれば月とスッポン。「久しぶりに晴れると主婦は忙しいのよ」とはある患者さんの弁。昨日が特別だったのか今日が特別だったのか・・・。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。設備点検や夏期休診についての打ち合わせも。夜はいつもの夜なべ仕事でクリニックを出たのは夜9時半頃~。

さて今日は日曜日の続きを。京都からの特急列車が大雨の影響で遅れたために福知山からの特急列車に乗り継げず、次の普通列車で宮津駅に着いたのが10時20分。ここでまた乗り継ぎになりますが、となりの天橋立駅までたった5分乗るために次の列車まで38分の待ち時間。帰りの列車は天橋立駅を11時46分発のキップを取ってあるので、とてもノンビリ待っている猶予はありません。止む無く駅前ロータリーのタクシーに飛び乗りました。天橋立の展望台に上がるリフト乗り場まで1100円。

展望台まではリフトとモノレールが並走しています。上りはまずはリフトで・・・。

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下りはモノレールを選択。何故かって?。そりゃ下りのリフトは高所恐怖症の私にとっては脅威にほかならないから。

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展望台まで上がると、また小雨が降り出しました。振り返ると・・・おおっ、写真で良く見る日本三景のひとつ“天橋立”だ~っ!。

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曇天が残念でしたが、眼下に広がる光景は雄大。

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手前が駅側の文殊、対岸が府中。両地区を自然に出来た砂の橋が結んでいます。

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リフトの半券には晴れた時の天橋立の写真。海が青ければさらに感動的だったことでしょう。半券にある「股のぞき」って?。

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「股のぞき」とは股の間から天橋立を逆さまに見ること。チャンと“股のぞき台”が設置されていました。

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股のぞき台の上に立って普通に見ると、こんな感じですが・・・。

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股の間から逆さに見るとこんな感じ。「海と空が逆になって天に架かる浮き橋に見える」とのことですが、う~ん・・・。

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身体が硬いからか意外に辛い体勢。その上、めっ、めまいが~。

さて、あまりのんびりしている時間が無いので、早々にモノレールで下山。駅に向かいます。途中、文殊地区の智恩寺にお参り。

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ここは知恵を授ける菩薩として学業成就を願う人々が参詣に訪れるところ。「三人寄れば文殊の知恵」でおなじみ。

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多宝塔は室町時代1500年に建立された国指定の重要文化財だそうです。

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チョッと手遅れの感がありますが、私めも一応文殊の知恵をあやかるためにお参り。

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天橋立運河から水面を少しだけ眺めてから天橋立駅へ向かいました。

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本当はこんなに慌しいはずでは無かったんですけど・・・。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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5月1日金曜日2日土曜日は両日とも晴れ。朝は14~15℃、日中は25~27℃まで上がって、汗ばむ陽気になりました。5月に入ったとはいえ、気温が高過ぎ!?。

世の中はゴールデンウィークの真っ只中ですが、当院は昨日と本日は暦通りに診療。でも自ら望んだ訳でもないのに暦の関係で水、木と2日連続で休診でしたので、狭間の2日間は当然のことながら朝から大混雑になりました。気温が高い割にはかぜ症状の方が多いのは、一日のうちの寒暖差が10℃もあるからかも。昨日の金曜日はいつも土曜日にいらっしゃる方が前倒しで数人来院。聞けば25日からずっとお休みだそうで・・・。先週は大挙していらした製薬会社のMRさん方はお2人のみでした。診療終了後は、昨夜は大和市医師会事務局で会計業務のため夜9時過ぎまで。今日は自院で事務仕事を遅くまで頑張りました。

さて、今日はいまだに積み残していた3月の筑豊本線レポートの続きを片付けてしまいましょう。

3月21日は飯塚を15時59分発の博多行き電車に乗って桂川着16時06分着。北海道の函館本線と京都の東海道本線には桂川(かつらがわ)駅がありますが、福岡の筑豊本線は桂川(けいせん)駅と音読み。読めませんよね~。ここは博多への篠栗線の始発駅。かつては原田方面の筑豊本線がメインルートでしたが、今では篠栗線が博多へのメインルートとなって2001年10月に電化。“福北ゆたか線”の路線愛称が付けられました(下図はJTB時刻表3月号より)。

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かつてのメインルート筑豊本線の原田方面は“原田線”と呼ばれていますが、今では桂川~原田間は1日に8往復しか列車が走っていない閑散路線です。

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次の原田行きは16時44分発。ちなみに1本前は14時28分発でしたので、どう頑張っても乗れませんでした。時間があったので駅ホームからも入れる駅の売店兼喫茶店兼クリーニング店の「コラボ倶楽部」でティータイム。豆大福となぜかコーヒーがセットでした。とっても安価で豆大福の味は一級でしたが、やっぱりコーヒーよりもお茶のほうが相性は良さそうで・・・。

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16時24分に原田からの列車が到着しました。キハ31形19番の単行です。

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これが折り返し16時44分の原田行きになります。

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駅のホームには段差に注意の表示。

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見ればキハ31形の乗降口はデッキ付き。嵩上げ前の昔のホームに対応しているのでした。確かにこれでは油断していたら転びそう。

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運転台は左前方の半室・・・と言うか1/3室!?。ワンマン運転用に料金表示器や収受機が設置されていました。

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定刻に座席数(38席です)の半分くらいのお客さんを乗せてゆっくりと発車。

キハ31形は昭和61年~63年に23両が製造されたディーゼルカー。ステンレス軽量車体に250馬力のエンジンを装備していますが、製造時の財政状況で運転台機器や液体変速機、台車は廃車発生品を使用しています。そのためか(はたまた線路規格の問題か)乗り心地は昨今の新鋭気動車とは一線を画す昭和的な感じ(!?)でした。

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上穂波を過ぎると本格的な登り勾配。

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さらに筑前内野駅を過ぎて次の筑前山家駅までの間がサミットになります。蒸気機関車ファンなら知らない者はいない聖地、冷水峠です。前後は急勾配と急カーブが連続して、サミットは延長3286mの冷水トンネルで抜けます。両駅間の営業キロは実に11.2km!。

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昭和40年代までD60やC55といったスポーク動輪を持つ蒸気機関車が補機を従えて奮闘したところ。現代のキハ31形にも難儀な様子でした。

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サミットを越えた途端、急にエンジン音が軽やかになって一気に加速。

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江戸時代には長崎街道がここを通っていて「九州の箱根」と呼ばれる難所だったそうです。

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カーブを転がり降りて来ると筑前山家駅。今では対向ホームは廃止されて線路も剥がされていました。

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筑前山家駅の次はもう終点原田駅です。原田線全線踏破はたったの28分。ちなみに原田は「はらだ」ではなくて「はるだ」。九州では田原坂「たばるざか」や新田原「しんでんばる」など、“原”は“はる”と発音する様です。ちなみに航空自衛隊の新田原基地は「にゅうたばる」。

原田駅には17時12分着。長いホームにたった1両の列車ではね~。

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原田駅は筑豊本線と鹿児島本線の本線同士が合流する駅ですが、意外に質素な佇まいでした。元の構内と思われる場所にはやはり駐車場と近代的なマンション。

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筑豊本線のホームの上屋はおそらく蒸気機関車の時代から変わってなさそうな雰囲気でした。

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跨線橋も懐かしい雰囲気。

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この跨線橋は20世紀から21世紀への掛け橋みたいな感じで・・・。

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やって来た鹿児島本線の上り電車はもちろん21世紀の電車でした。

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博多駅に戻って有名な屋台のラーメンで夕食にしようかと思いましたが・・・。

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豚骨スープを消化する自信が無かったのと、衛生面が憂慮されたため・・・。

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筑豊本線完乗の祝杯は、“河太郎”さんで呼子のイカで贅沢させて頂きました。

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祝杯とは言っても下戸なのでウーロン茶ですけど・・・。

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たった1日のことを長々とスミマセンでした~。

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4月27日月曜日。晴れ。朝は12℃、日中は24℃。今日は全国的に季節はずれの気温の上昇を記録。北海道や東北、北陸などで30℃越えの真夏日になったそうです。大和でもあと一歩で夏日でした。

今日のクリニックは終日混雑。気温が高い割には体調の悪い方がたくさん。いつもより新患の方が多めでした。ここのところ何故か高齢者のB型インフルエンザの方がちらほら。まだまだ注意が必要です。

診療終了後は大和市医師会で会計業務。夜9時頃に帰宅の途に就きましたが、まだまだ気温が高めでした。

さて、ここのところ何かと多忙で、積み残したままのレポートが増えて来ました。今日は未完のままになっている3月の九州筑豊本線のレポートの続きを今更ながら~。

3月21日に福岡空港から遠賀川、若松、直方と巡ったところまではレポート済み。その後直方駅14時39分発の博多行きの電車に乗って14時58分に飯塚駅に着きました。

飯塚駅のホームに降り立つとホーム前方に形の良い山。今では緑に覆われていますが、諸先輩が撮った筑豊本線飯塚駅発着の蒸気機関車の写真の背景に登場する“ボタ山”の姿でした。正式には忠隈炭坑のボタ山だそうです(注:ボタ山とは採掘した石炭から選炭作業で取り除かれた不純物“ボタ”を積み上げたもの)。

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かつてたくさんの引き込み線が敷かれていた駅の裏手は他の駅と同様に駐車場になっていました。ボタ山の前には近代的マンション。どこか一角から昭和63年に廃止された上山田線が発着していたはず。

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かつては急行「阿蘇」、「天草」、特急「みどり」、「いそかぜ」、「かもめ」や寝台特急「明星」、「あかつき」などが停車したであろう長いホームの大部分は使われていない感じ。現在では優等列車は直方と博多を結ぶ電車特急「かいおう」のみ。

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ホームを良く見て見ると、少なくとも3回は嵩上げされている様子。

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一番低いホームは明治26年の筑豊興業鉄道開業時のものでしょうか。

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改札を出ると人影少ない駅ロータリー。振り返ると駅舎は立派でした。飯塚市は筑豊最大の人口を擁するこの地区の中心都市ですが、最近の1日平均乗車人員は1100人余。かつて鉄道は石炭輸送が主体だったため、飯塚駅も市街地の南のはずれ。隣の新飯塚のほうが中心市街地に近いそうです。

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次の列車まで1時間ほど。ロータリーで人待ち顔のタクシーに乗り込んで「ボタ山が一番良く見えるところに連れて行って下さい」とお願いしたら、即座に「ここです」とのお返事。駅から見る姿が一番良いそうで。それならと近くに残る炭鉱の遺構を巡って下さることに。運転手さんは昭和49年に閉山になった貝島炭坑で育ったという地元の方でした。

かつての上山田線の線路跡に出来た道路(地元では“線路道”と言われているそうです)を辿ると、石炭の積み込み施設の跡や・・・。

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巻上機台座の跡が残っていました。

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知らなければ何だか判らないまま見過ごしてしまいそう。

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近くには、かつての炭鉱住宅(いわゆる炭住)が残っていました。

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路地の突き当たりにボタ山。

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こちらの路地からも。職住接近!。

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かつては子どもたちの声で賑やかだったそうですが、今はヒッソリと静かな佇まい。

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知らずに車で迷い込んだら動きが取れなくなりそうな細い路地も。

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それにしても住人らしき方の姿を見かけません。休日だから??。

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坂を上がったドン詰まりからは、新しい飯塚の街が見下ろせました。何だか違う時代を見ているみたい!?。

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市内の川沿いからボタ山を眺めて、駅へ戻りました。

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飯塚発15時59分の博多行きはやっぱりモダンなブラックフェイスの電車でした。

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さらに先を目指しますが、だいぶ長くなってしまいました。残念ながら今回もまた積み残し~。

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4月26日日曜日。晴れ。昨夜大阪入り。今日の大阪は朝は13℃、日中は23℃まで上がって汗ばむ陽気になりました。

いつもの様に早朝に覚醒してしまったため、大阪駅の駅頭を散歩。

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さすがの大阪駅でも日曜日の早朝は人影も疎ら。

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旧梅田貨物駅側にグランフロント大阪が2013年4月にオープンして2年。

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今月2日に更に新たな商業施設ルクア・イーレがオープンして発展著しい様子でした。

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さて、今回の第79回日本循環器学会学術集会の主な会場は4ヶ所。まずは医局の先輩と待ち合わせてグランフロント大阪会場へ。

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受付をここで済ませてから、シャトルバスでリーガロイヤルホテル大阪および隣接する大阪国際会議場へ。講演会会場をいくつかのぞき、ポスター会場をまわって、機器展示を眺め・・・。その後少し離れた堂島リバーフォーラムの教育セッション会場へ。昼過ぎには同じ医局の先輩、後輩と合流して4人でランチタイム。

さて帰り道、新大阪駅で在来線を降りたところで近くのホームに国鉄標準特急色を纏った振子式直流特急電車381系の姿を発見。

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2012年春から順次福知山電車区へ転配され、特急「こうのとり」として丹波路を走っている車輛でした。以前は日根野区で特急「くろしお」に使われていたもの。

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振子式のため軽量化と低重心化が図られ、車体下部の裾絞りが大きい独特の車体です。2014年6月頃から振子制御調整と傾斜角変更(5°から3°へ)によって改番され、1000番代となっていますが、この編成全ての車輛で元の番号が塗りつぶされて横に新番号が書かれているだけでした。いかにも一時凌ぎ!?。

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あまりじっくり観察する間もなく回送されて行ってしまいました。

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どうも福知山線での活躍期間は長くはなさそう。

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381系の回送を見送った直後に関空特急「はるか」が入線。

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その後、今度は日根野区に残る381系の特急「くろしお」が入って来ました。

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「くろしお」のヘッドマークは国鉄時代の昭和53年から連綿と続くデザイン。

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下り向き先頭車はパノラマグリーン車でした。

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でもこちらは2015年秋には引退予定とか・・・。

おっと、こんなところで電車を眺めていたら、いつの間にか新幹線の発車時刻が迫っていました~。

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4月12日日曜日。晴れ。京都は朝は7℃、日中は19℃まで上がりました。昨夜京都入り。

今日は朝から第112回日本内科学会講演会に出席。

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会場は平安神宮近くの“みやこメッセ”。

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大勢の同業者で溢れ返っておりました。

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終日天気が良かったので、帰りがけに世界遺産の仁和寺に立ち寄って来ました。

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今、境内では遅咲きで背丈の低い“御室桜”が散り初めの頃。

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境内は大勢の花見客で賑わっていました。

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御室桜は約200本。江戸時代初期には既にこの場所に植えられていたそうです。

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花は比較的大振りで、桜にしては良い香りがします。

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根元で枝分かれして丈が低いのは、粘土層に遮られて根が成長し難いからという説があるそうで・・・。

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後ろに見える五重塔は1644年建立の重要文化財。

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境内では御室桜以外にも枝垂れ桜やミツバツツジ、石楠花も開花して百花繚乱。

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境内を一巡した後、最寄りの御室駅から帷子ノ辻駅まで嵐電に乗り、そこから徒歩数分の山陰本線太秦駅へ。

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京都駅の一つ手前、丹波口駅で下車して島原の“角屋”をサッと見学。

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元は揚屋という新撰組にも縁のある高級料亭的な宴会場。昭和60年まで営業していたそうです。

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京都駅へ戻ってから、抹茶パフェだけ頂いて新幹線ホームへ。

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帰路の「のぞみ」はやはり同業者で溢れていました。同じ車輛に顔見知りのドクターが数人。

東へ向かうほど雲が厚くなって来ました。明日からまた天気が良くないようで・・・。

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4月6日月曜日。晴れのち曇り。朝は9℃、日中は22℃まで上がりました。

週明けのクリニックは朝から混雑。気温が上がって汗だくの患者さんがたくさん。気温差10℃以上になると着る物の調節が難しいですよね~。

午前中は咳が止まらないと言って来られた方の中に心不全の方や、重症の肺炎の方がいらしてバタバタ。午後からは時間のかかる予約外の方がいらして、以降の予約はガタガタ。遅くなってメールを開けば大学の同級生の訃報にガックシ・・・。明日は“寒の戻り”の予報で要注意です~。

さて気分転換。だいぶ時間が経ってしまいましたが今日は先月の九州行きのレポートの続き。

筑豊本線の若松からの列車は折尾止まり。折尾で待っていた14時00分発の直方行きは、近代的なブラックフェイスの817系電車でした。

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車内は転換クロスシート。チョッとリッチな感じ。

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そんな車輛のドアに似つかわしくない“床に座らないでください”のステッカー。JR九州のほとんどの車輛に貼ってありましたが、そんなに床に座る人が多いのでしょうか。

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ここはかつて石炭輸送の大動脈で、長大な石炭列車が行き交っていた石炭街道。

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諸先輩のC55やD60の写真の撮影地として聞き覚えのある駅名が次々と。

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私自身は2000年の春、電化前に最後に残ったDD51形ディーゼル機関車牽引による50形客車列車を撮りに来たことがありました(鞍手~筑前植木、2000年4月14日撮影)。普通客車列車としては日本で最後の列車で、早朝の通勤列車でした。

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この時期の沿線は至る所で菜の花が満開でした。

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春のポカポカした日差しにチョッと眠くなって来た頃、直方に14時19分着。

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直方駅は2011年4月から使用を開始した真新しい橋上駅になっていました。煤けた駅を想像していましたが・・・。

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構内には直方市出身の大関魁皇(かいおう)の銅像。福北ゆたか線の直方~博多間を走るJR九州の特急「かいおう」の名のもとです。

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ここもかつては石炭輸送の鉄道網の中枢として若松機関区とともに大機関区があったところ。今でもJR九州の車輛基地があります。広い構内が昔日の栄華を偲ばせます。

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西口側へまわって見るとキハ31形の姿。九州でしか見られない気動車です。

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キハ31形は昭和61年~昭和63年に23両製造され、現在は直方に14両、熊本に8両配置。

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構内に東側の片隅には平成筑豊鉄道のホームがありました。

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そこには菜の花色の単行気動車の姿が。

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平成筑豊鉄道はかつての国鉄伊田線、糸田線、田川線を傘下に納める第3セクター方式の会社。いつかはゆっくり乗りに来なければなりません・・・。

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直方発14時39分の博多行きは813形電車。今度は新飯塚もしくは飯塚で降りてみようかと思います。

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とりあえず新飯塚までの切符を購入。

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新飯塚は後藤時線の分岐駅ですが、構内には全く車輛がいなかったので、急遽となりの飯塚駅まで乗り越すことに。飯塚駅には14時58分着。

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飯塚はかつては上山田線の起点でしたが、1988年に廃止されてしまいました。ホームに降り立つと、昔の写真で見たことのあるボタ山が目の前に!。

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これから飯塚の街を巡ってみようと思いますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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4月1日水曜日。曇りのち雨。朝は12℃、日中は19℃。新年度のスタートはすっきりしない天気になりました。

クリニックは昨年度末の昨日はとっても平穏だったのに、今年度初日の今日はとっても混雑。新年度を迎えて新規一転、検査や治療にいらした方も(!?)。周辺クリニックがお休みの水曜日の常として長引く咳や感染症がらみの方も多数。

さて10日も経ってしまいましたが、先月の九州行きレポートの続きを。21日土曜日はD6061を眺めてから遠賀川駅に戻り若松へ。若松までは370円でした。遠賀川12時36分発門司港行きは“黒い顔”の817系3000番でした。

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内装はモダンなデザインのロングシート車。

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鹿児島本線と筑豊本線の乗り換え駅の折尾で下車。12時42分着。古めかしいカーブしたホームは以前訪れた時と同じ。

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ここでは懐かしい立ち売りの駅弁屋さんの声が響いていました。階段左側の赤い服の方が駅弁屋さん。

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西口階段を降りて行くと筑豊本線へのレトロな連絡通路。

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昭和に逆戻りした雰囲気です。

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折尾駅は以前ご紹介した貴重な駅舎は既に姿を消し、現在は大工事中でした。元来複雑な構造だったのに、工事でさらに複雑化。西口階段を降りてしまうと筑豊本線の直方方面の2番線にしか行けず、若松方面の1番線には再度3番線に上がって東口階段を降りなければならないのでした。隣のホームへ行くのに一苦労。

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8分も乗り継ぎ時間があったのに、うろうろしていたらギリギリ駆け込みセーフでした。

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ここから折尾発12時50分発の若松行きに乗り換え。車輌は国鉄時代の生き残りキハ47形2両編成。

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富士重工昭和54年製で小倉工場平成5年改造の銘板。

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製造から既に36年!、改造を受けてからでも20年!!。

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若松駅に13時08分着。所要たったの18分でした。

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ここはかつて筑豊炭田の積出港として賑わったところ。

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ホーム上屋は今でも蒸気機関車の煙の匂いが染み付いていそうです。

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2両編成の列車には不釣り合いな長大なホームが往時の活況を偲ばせます。

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折尾側の上屋が途切れた先は一段低い昔のホームが連続。

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一方、若松側のホームの先には若戸大橋がチラッと見えました。

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多数の留置線と大機関区を擁していたはずですが、今では跡形も無く消え失せ、マンションと駐車場になっていました。

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機回し線は殆ど使われていない様子。

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下の写真は改札口を出て人気の少ない駅前ロータリーから振り返って駅舎を眺めたところ。異様に横幅が広い駅舎ですが・・・。

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実際使われているのは一部。

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このあたりに若松機関区があったのでしょうか。

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待合室はやはりレトロな雰囲気でしたが、チャンとみどりの窓口もキヨスクも駅ソバも健在。

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今回、若松に来たのは筑豊本線の起点だから。ここから折尾方面へと戻って、かつての筑豊本線を完乗する予定。

下の図はJTB時刻表3月号の巻頭地図ですが、ブルーの線は筑豊本線が本線といえども地方交通線であることを示しています。

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若松駅13時37分発の折尾行きは、やはりキハ47系の2両編成でした。この区間は今では“若松線”と呼ばれて非電化のまま取り残されています。電化された折尾以南とはまるで別線の様。

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加速は悪いけれど騒音の大きいキハ47は定刻に発車。走りっぷりは至ってのんびり。国鉄時代のローカル線の風情でした。直方までは560円でした。折尾には13時56分着。

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ここからかつての筑豊本線は“若松線”から“福北ゆたか線”と名前を変えて電化路線になります。折尾での乗り継ぎ時間が4分しかありませんでしたので、最初から駆け足で一旦3番線へ上がってからまた下りて、乗り継ぎ列車の待つ2番線へ。14時00分発の直方行きは近代的なブラックフェイスの817系電車でした。

さてこれから筑豊の中心部へ向かいますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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2月13日金曜日。晴れのち曇り。朝は0℃、日中は11℃。北日本では台風並みの爆弾低気圧で大荒れだった様ですが、当地も大気の状態は不安定。午後診療が始まる頃は暗雲が立ち込めていました。厚木や藤沢では午後3時過ぎに竜巻が発生。怪我をした方はいらっしゃらなかった様で何よりでした。

今日は祝日と休診日が繋がって当クリニックは連休明け。混雑を覚悟していましたが、それほどでもなくて少々拍子抜け。特に午後からはガラガラでした。竜巻注意情報が出たせいでしょうか?。・・・と思いきや、診療終了間際の6時頃になってカルテが山積みに。あれれっ!?。

2月14日土曜日。晴れ。朝は-4℃、日中は11℃。相変わらずの寒波です。

今日のクリニックはそれなりに混雑。インフルエンザの方はいまだにポツリポツリといらっしゃいます。診療終了後は溜まっていた事務仕事を頑張ってこなしておりました。

今日はバレンタインデー。私めにまでチョコレートをめぐんで下さった皆様、ありがとうございました~。

2月15日日曜日。晴れ。朝は-2℃、日中は12℃。

折角の好天の休日でしたが、外は午後から強風に。花粉の試練を受けるのではないかという恐怖にかられて、珍しく外出せずに自宅に引きこもっておりました。

・・・そんな訳で、今日は写真が無いので、古い機関車ネタで。

下の写真は今書店に並んでいる「蒸気機関車」という季刊誌。2010年の夏に創刊された新しい雑誌の最新号(2015Winter、Vol.19)です。今回の特集は“木曽谷のD51 中央西線蒸機時代”。

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表紙をめくると「D51 200本線復帰へ」の文字。

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木曽谷とD51形蒸気機関車200号機の繋がりは、現在京都の梅小路蒸気機関車館で保存されている本機が現役時代最後に活躍していたのが、木曽谷を走る中央西線中津川機関区だったということ。昨年10月、このD51200を修復して本線復帰をさせるというビックニュースがJR西日本から発表されました。下の写真は京都の梅小路蒸気機関車館で(2010年6月13日、再掲)。

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長きに亘って梅小路で構内の体験乗車用の小運転に使われていましたが、本線走行のためには大掛かりな検査が必要なため、今までは構内から外へは出られませんでした。

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煙突が短く切り詰められているのは中津川機関区でトンネル通過の際の煤煙対策で集煙装置を取り付けていた名残。

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下の写真は集煙装置を取り付けたD51200の現役時代をプロトタイプとした模型の写真。トンネルを通過する際に上部の蓋を閉めて煙を後方に誘導し、煙が車体にまとわり付かない様にするのです。因みに末期は青ナンバーでした。

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私自身は現役時代のD51200に出会ったことはありませんでしたが、蒸気機関車時代の中央西線には昭和46年9月と昭和47年8月の2回訪問。どちらも土曜日の夜23時過ぎに新宿発の夜行急行「アルプス11号」を使っての夜行日帰りでした。

2回目は当時の記録を見ると、昭和47年8月26日土曜日に新宿発23時10分の「アルプス11号」に乗って塩尻駅に翌27日日曜日の4時51分着。塩尻6時37分発の普通客車列車824列車で木曽福島7時41分着。牽引機はDD51だったのでしょうが、写真も記録も残っていません。木曽福島駅に降り立つとあまりの雨に呆然。線路端でカメラを構えることは出来そうもなく、とりあえずホームから見えた機関区に向かいました。

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当時は機関区の事務所に行ってお願いすると、自由に構内に入れて下さいました。見学者名簿に記名をして腕章を付ければOK。ガリ版刷りの手造りの冊子まで下さいました。そこには構内での注意事項に加えて、配置機関車番号や・・・。

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蒸気機関車の構造の解説・・・。

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さらに貨物列車の時刻表まで!。

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以前に本ブログで、機関庫内や構内入換え用のC12の写真はお目にかけたことがあるので、今回は隣接する木曽福島駅構内の塩尻側で撮影したD51の写真を・・・。

機関庫内を見てから駅方向に目をやると、そこには重連の貨物列車が停まっていました。10時16分発の896列車です。

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前はD51351で木曽福島機関区所属。昭和15年日立製。昭和46年10月5日に横手機関区から転入して来たため、木曽路では珍しいシールドビーム付き。

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発車時刻が近付くと黒煙が上がり、手前のトラ塗りのポールのスピーカーから発車合図のブザーが鳴り響き・・・。

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汽笛二声、ゆっくり動きだしました。

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次位のD51348は中津川機関区所属。やはり昭和15年日立製。こちらは昭和45年7月15日に富山機関区から転属して来たため、こちらも木曽路では珍しい浜松工場製の重油タンク付き。

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2台のD51は次々と豪快にドレインを切って加速。

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地響き立てながら眼前を通過して行きました。

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後ろに続く黒い貨車も今となっては貴重ですが、写真は無し。

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続いて10時40分発の3893列車がやって来ました。青ナンバーのD51777が牽引。

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中津川機関区の古参で、昭和17年汽車製造製。

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続いて11時2分着の1891列車牽引のD51698が切り離されて給水給炭のために機回しされて来ました。

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昭和17年日立製。中津川機関区所属。昭和45年10月7日に稲沢第一機関区から転属。

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そして11時30分に発車!。

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爆煙でしたが、豪雨のために霞んだ写真に。

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休む間もなく今度は11時36分着の6851列車牽引のD51192が機回しされて来ました。

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中津川機関区所属で昭和14年大宮工場製。昭和45年11月3日付けで稲沢第一機関区から転属して来た機関車。

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そんな時に見慣れない気動車が通過。

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「きそ4号」の運用に入っていた試作気動車のキハ91でした。

う~ん、次から次へとキリがありません。翌日は学校があるのでそろそろ引き上げないと・・・。帰りは木曽福島発14時32分のキハ181系気動車特急「しなの2号」で名古屋に16時29分着。16時53分名古屋発の「ひかり60号」で18時55分東京着。

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天気の良い時にリベンジしたいと思いながら、機を失してしまい、翌年の昭和48年7月には電化開業によって木曽路のD51は全廃されてしまいました。残念~。

「しなの」には瀟洒な真新しい振子電車381系が導入されましたが、40年以上経ってもまだ381系は残っています。

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1月19日月曜日。晴れ。朝は-1℃、日中は12℃。週明けのクリニックはそれなりの混雑でしたが、インフルエンザがピークを越えた様で、一時の凄まじい混雑振りではなくなって来ました。

今宵は大和市立病院の開放病床症例検討会でしたが、先日までの混雑状況から早々に出席を諦めておりました。少々落ち着いて来たとは言うものの、やっぱり夜7時に大和市立病院に到着するのは到底無理。お許し下さいませ~。

さて、少々ご報告が遅くなってしまいましたが、今日は先週1月11日から12日にかけてのカシオペア乗車の続きを。

伊達紋別を発車してから、編成最後部の12号車にある展望ラウンジへ。狭い通路、揺れる車内を4号車から12号車まで移動するのは意外に大変。車内販売のワゴンと遭遇すると擦れ違い困難。

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途中、自動販売機が置かれたミニロビーが2か所、シャワールームが2か所。

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展望ラウンジのある12号車の本来の役割は電源車。発電用のエンジンが積まれていて、編成全体に電気を供給しています。さらに売店や車掌室も設置されています。

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最後部からの展望は・・・残念ながら真っ暗闇~。

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それでも時折通過駅の灯りが後方へ流れて行きます。

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駅を通過してしまうとまた真っ暗。ほとんど灯りがありません。展望ラウンジでしばし寛いでいるうちに夕食の時間が近付いて来ました。

今回予約が取れたディナーの時間は20時10分から21時30分まで。上り列車は全部で3クールのディナータイムが設定されていますが今回はその3クール目。ギリギリで予約が取れたのかもしれません。

食堂車は3号車。1階に通路と従業員用設備、平屋部分に厨房、そして眺望の優れた階上のすべてがダイニングルーム。

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2階建てにすることにより、ダイニングルームの通り抜けを解消しています。

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供される食事はフランス料理か和食の予約制。ディナータイム終了後には予約不要のパブタイムも設定されています。今回私どもはフランス料理を選択。

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オードブル、魚料理、肉料理、デザート、それにパンとコーヒー。食器はカシオペアのロゴ入り。相棒が「ノリタケかな?」とパン皿をひっくり返して見たら何とWEDGWOODでした。良いか悪いかは別として昔の食堂車とは全く別物。庶民的な気軽さは無くなってしまいましたが、この非日常感は得難いものがあります。車内でこれだけの食事が摂れることが奇跡!?。

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さらに揺れる車内で笑顔を絶やさず、絶妙のタイミングで料理のサーブと解説をし、要望に応じてカメラのシャッターまで押してくれるクルーの方々のプロ根性に感心。

食事も終盤に差し掛かった頃、函館駅に到着しました。

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ここで進行方向が変わり、前後で機関車の付け替え。食事時間に重なっていなければ機関車交換を見に行きたいところでしたが、今回はチョッと引いて食堂車の2階席からホーム上の人達を観察。驚いたのは、編成の前後で行われる機関車交換を見るためにホーム上を右往左往しているのが“鉄”ばかりではなく、明らかに“素人”とお見受けする女性がたくさんいたこと。最近は寝台列車の旅が鉄道雑誌や旅行雑誌ばかりでなく、女性誌でも盛んに取り上げられているので、裾野の広いブームになっているのかも知れません。

食事が終わったところで、再度12号車の展望ラウンジへ。

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函館までは最後部でしたが、函館から進行方向が変わって先頭に。津軽海峡線専用のED79形交流機関車の奮闘ぶりが目の前で見られます。ガラスに室内が反射してしまってうまく写真が撮れませんでしたが、今日の担当は4号機でした。

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来春に開業予定の北海道新幹線との共用区間に入ると、路盤が良くなって揺れが少なくなり、俄然スピードアップ。そして青函トンネルに突入。通過には40分程かかります。

海底とは言ってもトンネル内は単調。若い頃はほとんど徹夜で夜行列車の旅を楽しんでおりましたが、私としたことがいつの間にか意識が遠のいて・・・。

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寝ぼけてブラインドの下からのぞいた雪深い駅は一体どこでしょう?。

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朝目が覚めたのは6時少し前の福島~郡山間。食堂車は6時半から営業開始ですが、前回の北斗星の時の混雑ぶりを思い出し、様子を見に行くと・・・大変、すでに隣の4号車まで列の最後尾が延びているではありませんか!。すぐに列に並びましたが、最初の回には漏れて30~40分待ち。それでも流れる朝の風景を愛でながら同好の士と談笑していればさほど苦痛ではありません。

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メニューは洋朝食と和朝食。今回は洋朝食を選択。

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残念なのは、下り列車の車窓なら広大な北の大地の中を走りながらの朝食になるのでしょうが、上り列車の場合は東京の通勤圏内にだんだんと近付いてしまうこと。東京が近付くと気分が沈んで行きます!?。下り列車に比べて上り列車が人気の無い所以でしょう。

今回乗車の記念にトートバック、キーホルダー、携帯ストラップを購入させて頂きました。少しでも運行収益に協力しないとね。

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定刻の9時25分、上野の地上ホームの14番線に到着。青森で進行方向が変わって展望スイートの眼前に機関車。

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青森からの牽引機は2輌のカシオペア専用機のうちのEF510形510号機でした。

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機関車周りでは大勢の方が乗車の記念撮影。

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EF510-500番代は2009年~2010年に製造された新鋭の交直両用電気機関車。青森からの長旅の疲れも見えません~。

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上野地平ホームは頭端式。引き上げは推進運転。展望ラウンジ内で機関車と連絡を取りながら前方の安全監視をする「ラッパ屋さん」の誘導で、ゆっくりと車輛基地へ戻って行きました。

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北海道新幹線開通の来春以降の運行がどうなるのかは未定。まだJRから正式の発表はありません。何とか残して頂きたいものです~。

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1月13日火曜日。晴れ。朝は-1℃、日中は11℃。乾燥した晴天続きですが、西から天気は下り坂。

連休明けのクリニックは、当然のことながら大混雑。インフルエンザと感染性胃腸炎、寒い時期の2大感染症の流行で、予約外で受診される方が多数。今日も昼休みはほんのチョッと、夜も7時半までビッチリ診療でした。それでもこの時期にしてはまだ良い方かも。感染症の流行が落ち着くまでは予約の方々にもご迷惑をお掛けしそうです。何卒ご容赦下さいませ~。

さて今日は、一昨日の札幌行きの続き。今回わざわざ札幌まで来たのは、実は寝台特急「カシオペア」に乗るため(!)。1ヶ月前の朝10時(休診日でした)にみどりの窓口に並んで奇跡的に寝台券とともに食堂車の予約を取ることが出来たのでした。

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オフシーズンの上り列車を狙ったのが功を奏したかも!?。それでも瞬時に満室になっていました。

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入線は発車の僅か9分前の16時03分。寒いホームで待ち構えていましたが、なんとヘッドマークが雪で真っ白。列車名が判りません。トホホ~。

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重連のDD51形ディーゼル機関車のすぐ後が唯一無二の展望室付きのスイート。スイートは1号車、2号車に4室ずつ、計8室のみで、プラチナ中のプラチナチケット。どうやったらチケットが取れるのか、皆目見当が付きません。

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続く3号車は食堂車。

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1階は通路で2階が食堂車です。

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今宵のベッドは4号車の2番。残念ながらスイートではなく、カシオペアツインという一般個室。シャワーは共用ですが、トイレと洗面台は自室内にあります。

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でもたまたま数少ない平屋部分の部屋でした。料金は一緒で天井が高いのでチョッと得した気分!?。

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下の写真は発車時にまだ空いていた2階のツインを覗いたところ。因みにカシオペアにはツインの個室しかありません。

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入線後は、編成を外から観察する時間などほとんど無く、すぐに発車時刻になってしまいました。発車はとってもスムーズ。昔の客車列車の様なドン突きはありません。札幌には昼食の時間を含めて僅か3時間の滞在でした(!)。

発車後ほどなくウエルカムドリンクサービス。紙コップにもカシオペアのロゴ。一緒に明朝のコーヒーサービスのチケットも配られました。

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因みにヘッドカバーや備え付けのタオル、寝巻にもロゴマーク。一流ホテル並みに徹底しています。

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テーブルに置かれていたリーフレットには、食堂車の営業時間や車内販売、自動販売機の案内や・・・。

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列車編成図(12輌編成です)・・・。

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さらにベッドメイクの方法、共用シャワーの使い方、ルームキーの設定の仕方、洗面台の出し方、テーブルの仕舞い方、コントロールボードの操作法など・・・。う~ん、きめ細かい~。

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壁面のモニターでは現在位置の表示やBS放送、ビデオプログラムの視聴が可能。

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さらに停車駅の案内表示も。

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コントロールボードの左下の緑の文字は車内販売が近付くと点灯します。全て個室なので、これが無いと車内販売が来ても気付きません。

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列車は札幌を出ると、道内は南千歳、苫小牧、登別、東室蘭、伊達紋別、洞爺、長万部、八雲、森、函館と小刻みに停車。東室蘭を発車したあとは速度が遅くなった上に揺れも酷くなって、明らかに線路規格が落ちた感じ。

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伊達紋別では6分も停車。

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特急とは思えない長時間停車。気分転換にホームへ降りてみましたが、さっ、寒っ!。

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まだ18時20分過ぎですが、まるで深夜の様相。“夜汽車”の雰囲気が素敵~。

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長時間停車の理由は、函館行きの気動車特急「スーパー北斗14号」に道を譲るため。

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札幌を39分後に発車して函館には37分先着。気動車特急が速いのか、はたまたDD51形ディーゼル機関車に牽かれた客車寝台特急が遅いのか・・・。追い抜かれたところで、まあ急ぐ人は「カシオペア」には乗っていませんから、誰も文句は言いません。

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まだまだ続きますが、チョッと長くなって来たので、続きはまた後日~。

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1月11日日曜日。晴れ。朝はやはり氷点下でした。今日は早起きして羽田空港へ。遥か彼方にスッキリと富士山!。

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空港で友人と待ち合わせ。少し早めに着いたので飛行機を眺めておりました。

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飛行機を見るのは好きですが乗るのはチョッと苦手。飛ばなければ良いんですけどね~。

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下は富士山との組み合わせ。

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さて今日は10時30分発のJAL511便で札幌へ。ボーイング777-200です。

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離陸後、関東平野の果てに富士山の姿が見えました。

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北上すると連なる雪山が眼下に。

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津軽海峡あたり(?)ではもう降下体勢。

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あまり揺れること無く、新千歳空港に定時の12時05分着。12時18分新千歳空港発の快速エアポート123号に間に合いました。この列車は札幌から旭川行きの特急スーパーカムイ17号になるためJR北海道の特急車輛785系。札幌駅には12時58分着。

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ここで進行方向が変わります。

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札幌は曇り時々雪でしたが時折青空も見えていました。気温は0℃。大和の朝より暖かい!。

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まずは13時49分入線の臨時寝台特急「トワイライトエクスプレス」を迎撃するため4番線ホームへ。ホーム端には大勢の人だかり。

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札幌~函館間の牽引機は“北斗星色”のDD51形ディーゼル機関車の重連です。

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ホームぎりぎりに停車するので、入線の一瞬を逃すとヘッドマークを正面から撮ることが出来ません。

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この列車は14時05分発の大阪行き。大阪には明日の12時52分着の予定ですから、チョッと気が遠くなる感じです~。

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シャワー、トイレ付きのスイートや食堂車、サロンカーなど、豪華列車として名を馳せて来ましたが、既にこの3月をもって廃止が決まっています。

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車輛は全て“昭和”の車輛の改造車ばかり。老朽化が著しくて廃止も止むを得ない状況でしょう。

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大勢に見送られて定刻に発車して行きました。

その後も北のターミナルには次々と列車が出入りしていましたが・・・。

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お腹が空いて来たので、一旦昼食を摂るために改札を出ます。続きはまた~。

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1月6日火曜日。曇りのち雨。どんより暗いけれど、久しぶりに暖かい朝でした。何と朝6時から12℃!。日中は15℃まで。

今日のクリニックは午前中は相変わらずの大混雑でしたが、午後からは少し落ち着いていました。午後から雨が激しくなったからでしょうか。

夜は今年初めての大和市医師会理事会。お正月期間の休日夜間急患診療所の凄まじい状況が報告されました。今季はインフルエンザの流行が例年より早かったため連日300人越えだったそうで、大晦日にいたっては375人!。因みに前年は238人。いや~、お疲れ様でした~。

さて、今日は正月の長崎行きの続き。2日目の1月3日土曜日は晴れ。前日2日に長崎入りして駅近くのホテルに宿泊。駅前から路面電車に乗って「大浦海岸通り」で下車。

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近くの波止場から軍艦島行きの船が出ます。う~ん、意外に小さい!?。

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出航は10時半。下の写真は戦艦武蔵も建造されたという三菱重工長崎造船所。

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建造中の豪華客船の姿も。

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長崎らしい立派な教会を眺めながら・・・。

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長崎港を出ると途端にチョッと苦手な“うねり”が・・・。それでも40分ほどで軍艦島沖合に到達しました。

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船はまず船着き場の反対側に回って、西側の沖合から眺めさせてくれます。こちら側から見る島影は、正に右側を舳先に進む“軍艦”に見えます。

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ここ2日はシケで欠航だったので、今日が今年の初上陸!。

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元来ここは炭鉱の島。狭い島で坑道、貯炭場を外海から守るように高層アパートが林立。ピーク時には約5200人の方が暮らしていたそうです。下の写真は小中学校。

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病院、商店街、パチンコ屋さん、さらには映画館まであったそうです。

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当時の東京の約9倍もの人口密度を誇っていたそうですが、炭鉱の閉山に伴って昭和49年には全島民が退去して無人島に。

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明治時代の岸壁、大正時代の鉄筋コンクリートのアパートなど、貴重な近代産業遺産が廃墟と化していました。世界遺産に登録されるかどうかは、今年の6月に結果が出るそうです。

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立ち入れるのは島内のごく一部のみでしたが、1時間ほど異空間に滞在して、13時過ぎにはもとの波止場へ戻って来ました。

その後は徒歩で長崎観光の定番、大浦天主堂(中は撮影出来ません)や・・・。

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グラバー園、オランダ坂、中華街を巡り・・・。

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路面電車で長崎駅へ戻りました。

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まだ少々時間があったので、駅近くの丘の上にある日本二十六聖人殉教地・記念館へ。貴重な資料がたくさんありました。

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朝からフルに動いて結構疲れました。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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1月2日金曜日。晴れ。朝は0℃でした。新年2日目は早起きして羽田空港へ。今年も例年同様に(!?)、帰省ラッシュの狭間をぬって年明け早々に行動開始です。案の定、羽田空港は空いていました。

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羽田空港からは遠くに富士山の姿がクッキリ。

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今年は10時発のJAL1843便、ボーイング737-800で長崎へ。途中は晴れていましたが、西に向かうにつれて雲が厚くなり、5分遅れで長崎空港に12時10分に着く頃には、冷たい雨になっていました。気温は4℃。

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長崎空港は大村湾を埋め立てた海上空港で、長崎の街中まではバスで小1時間。途中で雪がパラついていましたが、長崎駅の手前の松山町でバスを降りて、平和公園に着く頃には青空も見えていました。

久しぶりに平和祈念像と対面。以前ここを訪れたのは19歳の春でした。

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その後、原爆落下中心地碑を見てから長崎原爆資料館へ。

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原爆資料館は以前来た時よりも見違えるほど立派になっていました。正月で日本人が少ないためか、外国人が目立ちました。

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その後は浦上天主堂に立ち寄ってから、路面電車(長崎電気軌道)で長崎駅へ。

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路面電車は120円均一。各地から集められた古い車輛が今でも立派に現役です。

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駅前のホテルにチェックインして荷物を置き、再度路面電車に乗って中華街へ。

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ここは日本三大中華街(横浜、神戸、長崎)の一つ。横浜の中華街よりはだいぶ小じんまりしていますが、かえってほど良い大きさ。

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その内の一軒に適当に入って、ベタですが皿うどんと長崎ちゃんぽんを食べて来ました。要所はチャンと押さえておかないとね~。

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以前食べた時はあまり美味しくないイメージでしたが、これが結構美味でした。

腹ごなしに繁華街の“浜の町アーケード”を散策。

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まだ正月2日なのに大半のお店が開いていてビックリ!。

路面電車で長崎駅へ戻り、今度は稲佐山へ。

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ここは神戸、函館と並ぶ日本三大夜景の一つだそうです。

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確かに綺麗でしたが、あまりの寒さで5分と堪えられませんでした。

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明日はまた早起きをします~。

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今週前半の12月8日月曜日から10日水曜日までは冬型が続いて、天気は良いけれど寒さの厳しい日々になりました。

クリニックは寒さ続きの割には、バタバタしていた先週よりは平穏。意外にお待たせする時間は少なかったはず!?。まあ比較の問題ですけど~。今週前半にはもっと増えるかと思われたインフルエンザの方もさほど多くありませんでした。

火曜日の診療終了後は大和市地域医療センターで開催された平成26年度救急医療医師研修会に参加。講演は横浜市立大学高度救命救急センター准教授中村京太先生による「病院・診療所における救急蘇生」。救命処置の理論と実際を判りやすく解説して下さいました。

さて今年も残すところ3週間になりましたが、この期に及んでまだ夏の旅行のレポートが完結していないことに気が付きました。今さらですが、今日は8月20日最終日のレポートを。

帰国便は夜の出発なので日中はフルに活動。早朝にオペラ座近くのホテルを出て、徒歩でオランジュリー美術館へ。

神殿風のマドレーヌ教会の前を通って・・・。

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コンコルド広場へ。手前がエジプトから贈られたオベリスク。向こうに見えるのがエッフェル塔。

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オランジュリー美術館はモネの「睡蓮」が有名。一応押さえておかないとね~。開館前から並んで待っていたのは日本人ばかり・・・。

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パリは3回目(!?)なので、今回は有名どころには足を向けず、ルーヴル美術館も素通り~。

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ルーヴル美術館北側にあるサントゥスタッシュ教会をたまたま覗いてみたら、とっても立派でびっくり。

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小休憩の後、近くの駅からメトロに乗ってモンマルトルの丘へ。モンマルトルの丘へ上がるメインストリートは異様な混雑だったので、裏道に逸れて早めにカフェでランチ。開店直後の店内はガラガラでした。

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サーモンサラダは野菜にサーモンが混ぜ込んであるのかと思いきや、予想外にサーモンがたくさん。

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腹ごしらえのあと、坂道を上がって頂上に聳える白亜のサクレ・クール聖堂へ。世界中からの観光客で大混雑でした。

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内部は残念ながら撮影禁止。ここも実は学生時代に訪れていますが既に約30年も前のこと。記憶はリセットされていて新鮮でした。

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今回はここからパリの街を見下ろすためにやって来ました。

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パリの街は、意外に高い建物が少なめ。

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サクレ・クール聖堂内を見学したあと、テルトル広場やその周辺の路地を散歩。

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周囲は観光客で一杯。

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それでも少し離れれば静寂な街並。坂はキツイですけどね~。

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駅へ下った坂道の角に、チョッと雰囲気の良いマルシェが。

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ここは映画「アメリ」に登場するマルシェだそうです。セットではなく実在のお店なのでした。

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お店には「アメリ」の写真やポスターが。でも「アメリ」を観たことがない・・・。

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モンマルトルを下ってメトロでオペラ座近くへ戻り、繁華街をうろつく間に暗くなって来ました。

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空港には予想外に早く着いてのんびり。羽田へ向かう夜の飛行機は満席でした。

これで8月から不定期に続けて来た夏の旅行のレポートは完結。たった1週間のことなのに、ダラダラレポートになってしまって申し訳ありません~(完)。

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11月23日日曜日。晴れ。朝から快晴となり日中は18℃まで上がりました。

今日は朝10時前に自宅を出て、友人と待ち合わせて新宿から埼京線に乗って大宮へ。大宮で早めのランチを済ませてから、さらにニューシャトルでひと駅、鉄道博物館(愛称は鉄博:てっぱく)へ行って来ました。

エントランスには、2006年に閉館した神田万世橋の交通博物館時代から展示されていた167系修学旅行電車のモックアップが。

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現在の鉄道博物館は2007年10月14に開館。小生は既に3回目です~。

さすがに3連休とあって館内は混雑していましたが、スペースが広いのであまり苦になりません。

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1階のヒストリーゾーンには鉄道の黎明期から近年までの実物車輛がずらり。

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3回目とは言っても、毎回新たな発見があります。

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中央には国鉄最後の定期旅客列車の牽引機、C57135号機がターンテーブル上に据えられています。

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そして我々の世代にはお馴染みの昭和の国鉄車輛たち。

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ひとつひとつ解説していたらキリが無いので写真だけ~。

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2階へ上がると模型鉄道ジオラマ。巨大過ぎて走っている車輛は良く見えません。

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現在開催されている特別企画展は“東京駅開業100周年記念 100年のプロローグ”。昨日22日から始まったばかりです。貴重な資料がたくさん展示されていましたが、中は撮影禁止。

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1階に戻ってラーニングホールへ行くと、そこには103系のカットボディ。

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屋外には183系が休憩スペースとして使われていました。

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あっという間に時が過ぎてしまい、夕方の湘南新宿ラインに乗ってなぜか反対方向の高崎へ!?。続きは後日~。

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11月9日日曜日。雨。京都四条烏丸のホテルで目が覚めると、外は予報通りの雨でした。普段の“行い”が悪いからでしょうか!?。

年齢のせいか、いつもの通り早朝覚醒。やむなく朝一番で朝食を済ませて、雨の中を鞍馬へ向かうことにしました。まずは鞍馬行きの叡山電鉄の始発駅である出町柳駅へ。

インターネット上の紅葉情報では、鞍馬はまだ三分だったので、雨が降らなければ神護寺あたりへと考えていました。でもこの雨では安易に行ける場所でないと・・・。さらに今朝の京都新聞に昨夜から叡山電鉄鞍馬線で沿線の紅葉ライトアップが始まったとの記事が目にとまったことが後押しになって、急遽鞍馬へ出撃することにしたのでした。

出町柳9時発の電車は、わざわざ狙っていた訳ではありませんが、展望電車「きらら」でした。

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大きな展望窓と外を向いた椅子の配列。紅葉は三分という割には結構綺麗でした。見どころではスピードを落としてくれるサービス。

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鞍馬駅までの所要時間はたったの30分。

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構内には鞍馬天狗があちらこちらに。

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駅舎もクラシカルな雰囲気です。

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鞍馬寺は770年の創建。牛若丸が修行したところとしても有名。山門前も綺麗でした。

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天気の良い紅葉のピーク時ならすごい混雑でしょうが、今日はのんびり。

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それでも山門前のモミジは真っ赤だったので、チョッと得した気分です。

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もう既に散り始めている木も。

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山門をくぐると階段が延々と続いていますが、途中からは安楽にケーブルカーも利用出来ます。

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ケーブルカーを降りて、北山杉の木立を登れば、ほどなく本殿金堂。

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もちろんチャンとお参りして来ました。振り向けばここから比叡山も見えるはずでしたが、霧で覆われて真っ白でした。

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両脇には毘沙門天の使いである阿吽の“虎”。

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ここから貴船神社へ降りることも考えていましたが、雨が降り続くため来た道を引き返すことに

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鞍馬駅前で早めのランチ。「鞍馬うどん」です。鞍馬駅から出町柳駅へ戻ります。因みにパスモやスイカは使えません。キップは久しぶり!?。

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帰りはロングシートの一般車輛。

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でも空いていたので、運転席の後ろから沿線の紅葉見物。下は貴船口駅。

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確かに夜ライトアップされたら綺麗かもしれません。

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30分で出町柳に戻って来ました。

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ところで鞍馬駅の構内に、昔の懐かしい車輛の前頭部が保存されていました。実はここは1978年10月まで、日本で最後のトロリーポール集電する電車が走っていた路線でした。

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1976年11月に私が撮った最後のポール電車の姿を再掲しておきます(2008年11月に本ブログで紹介済みです)。

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上右と下2枚は貴船口で撮ったものです。

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走っている車輛と、それを撮影していた高校生(私のこと)の風体は変われど、沿線の紅葉は変わらず~。

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まだ続きがありますが、長くなって来たのでまた後日~。

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11月8日土曜日。曇り。朝から曇って日中も15℃までしか上がらず、寒々とした一日になりました。

今日のクリニックはやっぱり混雑。特に午後、診療終了時間が近付くにつれて混雑する困ったパターン。相変わらずかぜ症状の方が多め。診療終了は3時近くになってしまいました。

今週のクリニックは連日の混雑続きでした。折角の週末に真っ直ぐ帰る気分になれなかったので(!?)、中央林間、長津田経由で新横浜へ。横浜線は今年2月16日から営業運転を開始したE233系にいつの間にか全て置き換わっていました。

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今や首都圏を席巻するE233系ですが、ラインカラーとロゴと先頭車側面の「駅スタンプ」以外は没個性的。最近は南武線にも登場して置き換えが開始されています。

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さて新横浜から15時59分発のぞみ185号に乗って京都まで。京都には17時58分着。地下鉄烏丸線で四条烏丸まで行って、近くのホテルにチェックイン。

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荷物を置いて徒歩で河原町、祗園方面へ。いつ来てもこの辺りは観光客でごった返しています。

下の写真は四条大橋から見た鴨川。

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今夜は花見小路建仁寺近くの「祗をん豆寅」へ。

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ひと口サイズの小皿やお寿司が美しい~。

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でも上品過ぎて大食漢の方にはもの足りない!?。

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帰りも周辺を散策しながら徒歩でホテルへ戻りました。明日は雨の予報ですが・・・。

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10月26日日曜日。晴れ。今日も暖かい一日で日中は24℃でした。

今日は朝から都心へ出かけておりましたが、日なたを歩くと汗ばむ陽気でした。夕方の小田急線は新松田~渋沢間で電車が鹿と接触(!!)したとのことで遅れていました。

さて今日は今もって完結していない夏の旅行のレポートの続きです。

パリから日帰りでストラスブールを訪れ、2大観光地のカテドラルとアルザスの伝統家屋が密集したプチット=フランス地区を散策したところまで前回ご報告致しましたが、その後はストラスブールの街中をブラブラ。

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街中を歩いていると頻回にトラムに遭遇します。現在路線網は5系統あるそうです。

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ストラスブールのトラムは一旦1960年5月1日をもって廃止されてしまったそうですが、交通渋滞と公害対策として1994年に復活。旧来の路面電車のイメージを破る斬新なデザインで評判となったそうです。

う~ん、確かにモダンな顔付き。

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低床式で音も静か。以下にトラムの走る街の様子を。

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郊外に駐車場が整備されて、街中へ来る時には車からトラムに乗り換えるパークアンドライド方式。

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主要道路では自動車が排除されています。

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オム・ド・フェール広場が市内交通網の中心。広場の中心に大きな傘の様なガラス屋根が架かっていました。

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しっとりと落ち着いた住み良さそうな街でした。

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帰りはストラスバーグ駅を16時1分発のTGVに乗車。

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車両は来た時と同じTGV-Rでした。

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でも塗装はCarmillonと呼ばれる赤の入った新塗色。色が違うだけで雰囲気が変わりますが、内装は一緒。

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パリ東駅には18時34分着。隣接するホームにはドイツのICEが停まっていました。

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翌日はいよいよ帰国日。続きはまた~。

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10月17日金曜日10月18日土曜日は、晴れて日中は21~23℃まで上がり、秋晴れの麗らかな日々になりました。

クリニックはここのところ混雑気味。寒暖の差が著しいからか、体調を崩された方が多くなりました。9月末で終了した特定健診の結果説明や異常を指摘された方たちの再検査など、特定健診のバタバタもまだ引きずっています。それに加えてインフルエンザワクチンの接種も・・・。

金曜日の夜は社会保険診療懇話会(通称、社保懇)に参加。毎年この時期に保険診療の向上及び適正化を図ることを目的に保険医を対象に開催されます。診療科目に関係なく全保険医が対象のため、大和市内全域から医師会会員が参集。お2人の講師の先生が日頃の保険診療に必要なお話しを聴かせて下さいました。夜9時頃過ぎに終了。帰り道は震える寒さでした。

さて、まだ夏の旅行のレポートが完結しておりません。先を急がないとね~。

8月19日はパリ東駅8時25分発のTGVでストラスブール駅に10時43分に到着。隣にはフランス国鉄BB26000形の426141号機。交直両用で定格出力5600kw、最高速度200km!。

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40万代は貨物輸送部門所属のはずですが、後ろにはローカル客車が繋がっていました。どうしてローカル客車かって?。車体にストラスブールを中心とした路線図が描かれていたから。

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ストラスブール駅は1883年築の歴史ある立派な建物。

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1984年に歴史的建造物に指定されています。天井が高い~。

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2007年にパリからのTGV東ヨーロッパ線が開通。

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TGVの開通に合わせて駅の拡張が必要になりましたが、歴史的建造物であるため増改築が出来ず、駅をすっぽりガラスで覆ってしまうという奇策で駅を拡張しました。そんな訳で、外へ出て見ると下の写真の如き宇宙船の様な近未来的外観。

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離れてメインストリートから振り返って駅を見たのが下の写真です。

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さてストラスブールはアルザス地域の中心都市。日本の総領事館も置かれています。フランスとドイツの国境の街で、時代によって翻弄されてフランスになったりドイツになったり。言語や文化はドイツですが、1944年以降政治的にはフランス領。

駅から真っ直ぐ進むと自動的に旧市街に入りました。今回は前日にここへ来ることを決めたので、駅の観光案内書で頂いた地図だけが頼りですが、たまにガイドブックが無いのも良いかと。

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1988年にライン川の支流イル川の中洲にある旧市街は「ストラスブールのグラン・ディル」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

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しばらく進むと、街の中心にあるカテドラル(ノートルダム大聖堂)が見えて来ました。

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いや~、きょ、巨大です~。

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地元の砂岩で造られているので外観がバラ色なんだそうです。1176年から250年かけて建造されたのだそうで。

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尖塔は1439年の完成だそうですが、対をなす反対側の尖塔はついに造られなかったそうです。

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広場に面して建つ黒っぽい建物は1571年に建てられたカメルゼル邸。

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裏路地から尖塔を見たところ。街の雰囲気はドイツ風です。

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途中のカフェでランチ。ストラスブール風サラダはチーズ片とソーセージがのっていました。

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ランチ後、イル川の橋上へ行くと、観光向けの水上バスが見えました。乗ってみたいけれど、パリ日帰りなので、のんびりしていられません~。

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川沿いを歩いてプチット=フランス地区へ。

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プチット=フランス地区は小水路が入り組んだところにアルザス伝統の木組み(コロンバージュ)の家が密集。

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おぉっ、良く写真で見る風景!。ここだったのか~と感激。予習無しだと感激もひとしおですが、見逃しているものも多いのかもしれません。

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至るところにカフェがありますが、何とカフェ好きな人々でしょう。

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周辺は典型的な観光地になっていました。

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まだ続きがありますが、長くなって来たのでまた後日~。

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10月10日金曜日。晴れ。朝は14℃でしたが日中は25℃。今日のクリニックは結構混雑。明日から3連休の方も多いでしょうし、台風19号の動静を憂いて早めに受診された方も多かった様です。今週になって長引く咳の方が増えて来ました。
10月11日土曜日。晴れ時々曇り。今日から3連休の始まり。朝の通勤電車内で革靴を履いた人は皆無でした。今日のクリニックはほど良い混雑。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。昨日同様に咳のかぜの方がたくさん。診療終了後は介護保険の主治医意見書や紹介状書きなどの事務仕事。帰宅時に駅で夜の休日夜間急患診療所当番に向かうF先生にバッタリ。思わぬ時間に思わぬ方にお目にかかって咄嗟に状況判断が出来ず。失礼しました~。

さて既に2ヶ月近い時間が経ってしまいましたが、まだ夏の旅行のレポートが完了しておりませんでした。今日は久しぶりにその続きを。

前日の夕方にアビニョンからパリに入りましたが、パリは観光シーズンの真っ只中。少し市内を歩いただけでその混雑ぶりに辟易してしまいました。ホテルの近くにSNCF(フランス国鉄)のオフィスがあったので、ドイツ国境近くの街Strasbourgまでの翌日のTGVチケットを買ってしまいました。キップは今回の旅行で初めてインターネットのプリントアウトではないキップらしいキップ。

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当日は早朝にホテルを出て、地下鉄でStrasbourg行きが出るパリ東駅へ。

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Strasbourg行きは8時25分発。ちょっと早く着き過ぎました。まずは構内を探索。

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夏とはいえ、朝の空気はひんやりとしていて、半袖の人は稀。

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カラフルな近郊列車が次々と入線して来ますが、日本の通勤ラッシュの様な事態はありません。

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首都のターミナル駅の割に線路は草ボウボウ。日本では考えられません。

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構内に停まっていたBB15000形は1971~78年に65両が製造された交流機。これはヨーロッパ横断特急や国内TEEの牽引機に採用されたTEE塗装。

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下はディーゼル機関車。272160と272130というナンバーが読み取れますが、20万代は中距離旅客輸送部門に属することを意味しています。

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形式名はCC72100形という1967~1974年に92両が製造されたアルストム社製の電気式ディーゼル機関車。定格出力は2650kw。

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下の写真は8時4分発モスクワ行きの024列車。

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ロシア鉄道のホームページに拠ると、3177kmを37時間30分で走破している様です。5月25日からの夏の期間は週5日の運転。

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車体側面にはRussian Railwaysの表示。ヨーロッパは陸続きであることを実感させられます。

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テロ対策なのか駅構内では自動小銃を抱えたフランス兵が巡回中。ロシアの乗務員さんも何となく恐ろしげだったので(偏見はいけませんね~)、写真を撮るのも憚られました。

さてこれから乗る8時25分発Strasbourg行きは、このモスクワ行きの隣に停車中のTGV。

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車両は1992年から1996年にアルストムで製造されたTGV-R(Réseau:レゾ、フランス語でネットワークの意味だそうです)。TGV-Rにはフランス国内用の2電源対応編成とベルギー・イタリア乗り入れ用の3電源対応編成がありますが、この540編成は2電源対応編成。最高速度は320kmです。

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2電源対応編成は2004年から2006年にかけて改修工事を受けているはずですが、あまりメンテナンスは良く無さそう。

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まずは車内を探検。下の写真は一等車。横3列のシート配列。デザインはファッション業界では有名な(?)クリスチャン・ラクロワ。

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二等車は横4列です。下の写真は編成端にあった2等車のコンパートメント部分。

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bar車もラクロワのデザインで改装されています。

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モダンな感じですが、揺れる車内で立って食べるのは疲れますよね~。

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メニューはエスプレッソ2.5€、サンドウィッチが3.6~6.3€、最高は17€のセットメニュー。

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8時25分、定刻通りにパリ東駅を発車!。ゴミゴミした市内を抜けると、あとは広大な田園風景の中を走ります。

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高速区間の最高時速は320kmですが、前後には在来線区間も。車内は比較的空いていました。

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Strasbourgまで何とノンストップ。所要2時間18分で10時43分に到着の予定です。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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10月5日日曜日。雨。台風18号の接近に伴って、朝からひどい雨になりました。今日は雨の中、夕方になって買物に出ましたが、瞬時にびしょ濡れでした。

そんな訳で今日は先週日曜日の続きを。先週は心臓病学会のあと、先日ご報告しました様に石巻と女川を巡って帰って来ました。

帰りは石巻駅から仙石線で仙台に出ることに。石巻駅は平屋で横長。石巻駅は大正元年開業ですが、仙石線石巻駅(当時は宮電石巻駅)は昭和3年に開業。平成2年に現在の形に統合されるまで駅舎が別々だったそうです。

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震災時には津波による旧北上川氾濫のため、駅とその周辺は一時水没したそうです。

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駅構内や周辺には宮城県出身の漫画家、石ノ森章太郎のキャラクター。「石ノ森萬画館」が市内にあります。

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私自身は微妙に世代のズレがあるのか、良く知らないキャラクターばかり。

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う~ん・・・。

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ホームに入ると、石巻線小牛田行きのキハ40。

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チョッと引いてしまう塗色。

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さて石巻から仙台へは一番安くて速いのは来た時に使った宮城交通のバスで約80分で800円。一方JRは2つの径路。一つは石巻線で小牛田へ出て東北線に乗り継ぐパターンで、朝の直通快速67分を除くと所要時間は84~131分。もう一つは途中バス代行輸送が続いている仙石線で100~129分。運賃はどちらも840円。ここはあえて海沿いの仙石線を選択しなければいけません。

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仙石線はもともと私鉄の宮城電気鉄道が戦時買収で国有化された路線。改札を入って左手に仙石線専用のホームがありました。いかにも“国鉄駅”に軒先を借りた“私鉄駅”って雰囲気。

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本来直流電化路線ですが、変電所が津波の被害を受けたため、石巻駅~陸前小野駅間は非電化で復旧。小牛田運輸区の陸羽西線色のキハ110系気動車が待っていました。

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2011年7月16日に石巻駅~矢本駅間、その後2012年3月17日には矢本駅~陸前小野駅間で運行を再開していますが、陸前小野駅~高城町駅間はまだ不通。

石巻駅から矢本駅までは約15分。ここは航空自衛隊松島基地の最寄り駅だそうです。

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ここから矢本駅~松島海岸駅間で運行されている代行バスに乗り換え。

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宮城交通のバスが2台で運行していましたが、お客さんは1台でも十分過ぎるほど。

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発車すると、ほどなく広大な田園風景。かなたに見える松並木が海岸でしょうか。

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仙石線に沿って松島海岸駅までは約45分のバス旅です。駅近くの道路上に臨時の停留所が設置されていました。

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川幅の広い鳴瀬川を渡って野蒜へ。水利の良い平坦な地形が津波の被害を拡げました。

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河口では至る所で護岸工事。白波の向こうは石巻湾です。

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東名(とうな)駅は従来より500m内陸部に移動して2015年度中に開業予定。バス停はあるけれど、駅はどこだか・・・。

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東名から陸前富山にかけて仙石線は松島湾の海岸沿いを通っていました。バスの車窓からは高架になった工事中の仙石線の路盤がチラッと見えました。

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松島湾にはたくさんの小島。

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コンクリートの防潮堤の手前に仙石線の線路が走っています。

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松島が近付いて来ました。

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大勢の観光客で賑わう遊覧船の発着場を横目で見ると、間もなく仙石線の松島海岸駅に到着。

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残念ながら松島に立ち寄って帰る時間はもはやありません。

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やっぱり私鉄風の松島海岸駅からそのまま仙石線に乗車。

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となりの高城町駅からやって来る電車は通勤電車の205系3100番代。もとは山手線で活躍していた電車です。

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仙台駅までは約40分。仙台駅から新幹線に乗ってしまえば約1時間半で東京。被災地は存外近いのでした。

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9月24日水曜日9月25日木曜日は、台風16号から変わった温帯低気圧が日本海を東進した影響で荒れ模様でした。それでも水曜日のクリニックは終日混雑。前日祝日、翌日休診日ですから、まあ致し方ないところでしょう。特定健診も大詰め。あと一息です。休診日の木曜日は最高気温が28℃まで上がってムシムシの一日でした。悪天候の中をお墓参りや買物に。

さて今日はこの夏の旅行の続きを。いつの間にか1ヶ月以上経ってしまいました~。8月18日は移動日。南仏プロヴァンスのアヴィニョンからパリまでTGVに乗りました。

アヴィニョンTGV駅は防風ガラスで覆われた優美なデザインで2001年ブルネル賞を受賞。

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10時14分発のパリ・リヨン駅行きに乗ります。

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チケットはいつもの様にプリントアウトしただけの紙切れ。

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フランス語ですが、左上に2014年8月18日、アビニョンTGV駅10時14分発、パリ・リヨン駅12時56分着。右上には2912列車、2等車、18号車、15番。BASは1階(下)の意味でしょうか。

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例によって20分前にならないとホームに出られません。駅員さんにチケットのバーコードをスキャンしてもらってホームへ。相対式2面4線のホーム。ホームも線間の壁も木製です。上屋が無いのは雨が少ないから??。

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やって来た車両は先日ニースから乗ったのと同じオール2階建てのTGV-Duplexでしたので写真は割愛。ただ今回は1階の2等車で、満席の車内での荷物置き場に困りました。パリまではノンストップで2時間42分。この区間の最高速度は300km!。

北上するに従って、南仏の抜ける様な青空はどんよりした曇り空に変わって行きました。パリ・リヨン駅にはほぼ定時に到着。

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頭端式のホームに到着したTGV-Duplex。機関車は丸みを帯びたデザインです。

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パリ・リヨン駅はパリの6つあるターミナル駅のひとつで、1849年の開業。文字通り、リヨン方面への南東線、その先ローヌ・アルプ線や地中海線などの起点になっています。

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大きな時計台がシンボル。駅周辺は大勢の旅行客や出迎えの人や車で騒然とした雰囲気でした。

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さて、ホテルにチェックインしてから街歩きに出ましたが、街中は世界中からの観光客で大混雑。

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スリやひったくりも多いので、警戒しながら歩いていると疲れます~。

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街中の移動は、網の目状に発達した地下鉄がとっても便利。下はチケットの自動販売機ですが、日本に比べると随分大柄。

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市内は均一料金で1回券は1.7ユーロですが、10枚セット(カルネ)は13.7ユーロでこちらの方がお得。改札口は結構厳重で、時折改札内でチケットの抜き打ちチェックも。

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現在パリの地下鉄は支線2路線を含んで16路線。最初の1号線はパリ万博にあわせて1900年に開通したそうです。以後順次延長され、最新の14号線は1998年の開通。路線総延長221.6km。

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乗り換えには、駅によっては迷路のような地下を長距離歩かなければならない場合もあるのは東京と同じ。乗り換え表示はしっかりしているので、身落とさないように辿って行けば大丈夫。

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地下鉄とは言っても地上を走る部分も結構あります。

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車両は新旧混在。一部の車両はゴムタイヤを装着しているそうです。

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内装も様々。軌間は1435mmの標準軌ですが、車体幅が狭いので車内は広くありません。

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さて翌日のスケジュールは白紙でしたが、パリの雑踏に辟易して、街中に見つけたフランス国鉄(SNCF)のオフィスに飛び込んで、いきなり東方面へのTGVのチケットを買ってしまいました。どこへ行くかって?。続きはまた後日~。

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9月11日木曜日。曇り時々雨。最高気温は25℃。今日は折角の休診日でしたが、終日天候は不安定で、いつ雷雨に襲われてもおかしくない感じでしたので、買物に出たくらいで遠出はしませんでした。

そんな訳で今日は夏旅の続きを。8月17日日曜日はアビニョンの街を出発してリュベロン地方の村巡り。前回にご報告したリル・シュル・ラ・ソルグの日曜マルシェに立ち寄った後、有名なゴルドの村へ向かいました。途中の展望台から見るゴルドは一幅の絵の如し~。

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下の写真は展望台から左方へ視線を移したところ。白っぽい平たい石を重ねた塀や建物が見えます。

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反対側、右手に視線をずらすと広大な風景。

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村へ入ってみると、中心部はカフェや土産物屋さん、ギャラリーなどが軒を連ねていて、立派な観光地でした。

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教会をのぞいて見ると、ここもなかなか個性的な内装。

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当然の事ながら、村の中心から離れる道はほとんどが下り坂。

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帰りの上りを考えると遠くまで行くのは躊躇されて、ほどほどのところで村の中心部に戻りました。

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ランチは中心部のカフェで。あれっ、いつもサラダばかり!?。いやいやオムレツなども添えられていて、それで十分。期待していなかったのに意外に美味でした~。

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ランチ後、本日3番目に訪れたのはここから約12km離れたル・シヨンの村。一帯は顔料に使われるオークルの産地。地面も崖も赤色です。

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この土を漆喰に練り込んだこの村の建物は、ほとんどがサーモンピンク!。

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白っぽかったゴルドの村とは、距離は近いのに全く異なる雰囲気です。

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村の中に入ってみると、ご多分に漏れず迷路のような狭い路地。

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狭いスペースにもカフェ!。

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坂道を登って行くと・・・。

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教会の鐘楼が聳え立っていました。

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鐘楼も、もちろんピンクです!。

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さてル・シヨンを出て少し南へ行くと、田舎道に突如石造りの橋が!。

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この橋はジュリアン橋。なんと紀元前3年に造られたもの!。2000年以上前からここに架かっているとは、感無量~。

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橋のたもとには白い花・・・と思ったら、無数の白いカタツムリでした~。

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さて本日最後に訪れたのは、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ。

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世界で最も豊富な水量を誇る泉だそうで、世界中からの観光客で賑わっていました。急流ではカヌーを楽しんでいる人がたくさん。

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川床の水草の色が映えて、水面は信じられない様なエメラルドグリーン。

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渓流沿いの遊歩道は爽快です~。

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川岸のカフェやレストランも気持ち良さそうでした。

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南仏の村巡りはこれでおしまい。翌日はまたTGVに乗ってパリへ移動しますが、続きはまた後日。

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9月7日日曜日。雨のち曇り。昨夜から空気が入れ替わって気温が下がり、日中は21℃までしか上がらず肌寒いくらいでした。

今日は雨が上がってから、日本橋三越の英国フェアを覗いて来ましたが、さしたる収穫は無し。少々食料品を仕入れて帰宅しました。

さて今日は夏旅の続きを。8月17日(日)はアヴィニョン近郊、東方向のリュベロン地方の村々を巡って来ました。まずは朝一番でリル・シュル・ラ・ソルグへ。

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ここは日曜日ごとのマルシェと骨董市で有名。ソルグ川の支流に囲まれた水の豊かな町でした。

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町の中心に入って行くとイタリア風の教会。

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17世紀に再建されたものだそうですが・・・。

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内部はかなり煌びやかな装飾。

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振り返ると、金色に輝く天使たちが天に昇って行く情景。あまり見かけないパターンでしょうか。

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教会の外へ出ると、周辺は日曜マルシェで賑やか。私たちが到着した9時過ぎには準備中のお店も多く、人出もまだそれほどでもありませんでしたが、時間とともに動きがとれないほどの大混雑になってしまいました。

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果物のお店は色どり鮮やか。扁平な形の桃は日本ではあまり見かけませね。

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なにもこんなにたくさん並べなくても・・・。

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デコボコのトマト!?。

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魚介やチーズ、ハム・ソーセージ、オリーブなど、おいしそうなものがたくさん。

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試食は出来ても持っては帰れないのが残念。

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それでもビンものを数点購入~。

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食料品だけではなくて、テーブルクロスや洋服、食器など、日常雑貨は大概揃ってしまいそう。

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骨董品目当てに、かなり遠方から来ている方もいるようでした。

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ここでチョッと長居してしまったので、先を急ぎますが、続きはまた後日~。

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   9月1日月曜日。雨時々曇り。最高気温は23℃。今日から9月がスタートですが、終日グズついた天気でした。朝の通勤電車内では久しぶりに通学の小、中、高校生の姿を見かけました。

今日のクリニックはほどほどの混雑。案の定、急な気温の変化でかぜをひかれた方や喘息症状の方が増えて来ました。

夜はやっぱり山積みのカルテと格闘しつつ、昨日購入したパソコンのセッティング。帰宅は夜10時過ぎ。夜遅くなっても雨脚は衰えず~。

   9月2日火曜日。晴れ。昨夜からの雨は未明に上がって、久しぶりに明るい朝を迎えました。最高気温は29℃。

クリニックは相変わらず特定健診の方でバタバタ。診療終了後は大和市医師会の理事会。議事は検診や予防接種、休日夜間急患診療所、公的行事や委員会に関する事など、多岐にわたる内容。今般のデング熱の発生に対する対応についても。夜8時半には終了しましたが、今さらクリニックに戻って仕事をする気にもならず、いつもより早めに帰宅~。

 

    さて今日は夏の旅行の続きを。ニースからアヴィニョンにTGVで到着後、ホテルに荷物を置いて早速街歩き。TGV駅とは離れた在来線のアヴィニョン・サントル駅(前回ご紹介しました)が元来の玄関口。駅舎を出ると目の前に旧市街を取り囲む城壁が聳え立っています。

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アヴィニョンは全長4.3kmの城壁に囲まれた街。1309~1377年までここに法王庁が置かれて宗教、文化、芸術の中心として栄華を極めたところ。

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城門を入ると、周辺は大きなプラタナスの並木。

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木陰は涼しくて爽快です。

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下の写真は途中で立ち寄った教会。ゴテゴテしていないステンドグラスが綺麗。

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さらに進んで行くと、並木が尽きるあたりからは歩行者天国。

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市庁舎前の時計台広場には賑やかなメリーゴーラウンド。

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そして大きな法王庁宮殿が見えて来ました。

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う~ん、壮大ですが・・・。

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ひねくれ者は路地裏のほうが面白い!?(失礼~)。

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城壁を北側に抜けると、そこにはサン・ベネゼ橋。有名な「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろ~」という歌で世界中に知れ渡った橋。

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1177年から8年かけて造られたそうですが、戦争やローヌ川の度重なる氾濫で17世紀以来修復されなくなったそうです。

歩き疲れてお腹が空いたので、時計台広場に戻って手近なカフェへ。

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世界中どこでも観光地に「旨いもの無し」ですが、ここでもその原則通り・・・でした。

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ちなみに翌日は、前日に懲りたので地元在住の方に尋ねて、メインストリートから外れたお店へ。心配になる様な路地を曲がって、聞いていなければ絶対に立ち寄らないような外見のお店へ。

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当然フランス語メニューしかありませんでしたが、それはそれで何とかなるもの。おいしいガレット(そば粉クレープ)とチーズケーキに行き当たりました。

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明日はアヴィニョン周辺の小さな村々を巡る予定です。ニースでもさんざん小さな村々を巡ったのにまたかい!。いや、大きな街の雑踏が嫌いなだけです。

続きはまた後日に~。

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8月27日水曜日から29日金曜日までの3日間は、連日雨が降ったり止んだりのグズついた天気続きでした。最高気温は22~24℃!。いきなり9月下旬から10月上旬の気温と言われてもね~。

クリニックは水曜日も金曜日も気温差のためか「かぜをひきかけた」(!?)方々で混雑気味でした。気温が急に下がる時はご用心~。

さて本日は先週の夏旅の続編。朝方ニースのビーチを散歩してから早くも10時ころにはニース駅へ。

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世界に誇るリゾート地の玄関口はなかなかの風格。1867年の開業だそうです。ちなみに日本の最初の鉄道開業(新橋~横浜間)は1872年。

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正式にはフランス国鉄(SNCF)のニース・ヴィル(Gare de Nice-Ville)駅です。

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駅舎内に入ってみると意外に手狭。バカンスシーズン終盤のためか、大きな荷物を持って列車掲示版を見上げる人々でごった返していました。

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どうしてこんなに混雑しているのかと思ったら、列車の出発ホームが掲示されるのが直前だから。掲示版には「少なくとも20分前」と書いてありましたが、本当に20分前でした。日本なら1ヶ月前に出る市販の時刻表に掲載されているのにね~。

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20分前になって発車ホームが判明すると、大きな荷物を持った乗客達が一斉にホームへ。美しいドーム屋根とホームの植栽がリゾート駅の雰囲気!?。

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今日はここコート・ダジュールのニース駅からプロヴァンスのアヴィニョン駅まで、フランスの誇るTGVに乗って移動する予定。

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TGV(Train à Grande Vitess)は、「高速列車」という意味のフランス語の頭文字をとったもの。

チケットはインターネットで取ってプリントアウトしただけ。フランス語のみなのが困りものですが、何となく必要事項は判ります。ニースは10時57分発でアヴィニョンは14時18分着。3時間21分の行程です。

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車輛は1996年に登場したオール2階建てのTGV-Duplex。

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車両の連結部分に台車がある連接方式で、両端の先頭車に見える車両は実は電気機関車。中間客車は8両で、1等車3両、2等車4両とBAR車輛1両。

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ホームが低いので、もの凄い巨体に見えますが、高さ4.3mで日本のE4系MAXの4.485mより僅かに低め。私どもの座席は1階部分でしたが、2階建て車両の宿命で天井は低めなので、やや圧迫感があります。それでも背の高い白人でも困らない程度ですから、大方の日本人には支障なしですよね~。

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営業開始前のBAR車を覗いてみると、カウンターと簡易イスだけで、いかにもビジネスライク。ちょっと安っぽい感じ(失礼~。)。

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さて定時になったら静々と発車。マルセイユまでは在来線なので、スピードは上がりません。海岸沿いを走り、トンネルを抜けて山間に入り、また海岸に出る・・・。駅名がカンヌとかトゥーロンとか横文字であることを除けば、特急「踊り子」で伊豆急下田へ向かって熱川とか稲取あたりを走っているのとさして違いがありません!?。

フランス国鉄の車両メンテナンスは日本より悪そうで、窓も薄汚れているので、折角の車窓が霞んでしまいます。

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ゴミゴミとした巨大な駅構内に入ると、そこがマルセイユ駅。ここで方向転換して発車するといよいよTGVの専用線。次の駅、エクス・アン・プロヴァンスを発車した途端、それまでのトロトロ運転が信じられないような高速運転になりました。TGV地中海線の最高速度は320kmです。なぜか同じ320km運転の東北新幹線「はやぶさ」よりも迫力が感じられました。もっともどちらも正気の沙汰とは思えませんけど・・・。

アヴィニョンTGV駅には、かっとばしたのに理由もなく(?)10分遅れで到着。定時制は新幹線の方がはるかに上の様です。

アビニョンTGV駅は2001年開業したばかり。冷たいミストラル対策のために乗客数の多いパリ方面行きのホーム側が防風ガラスで覆われています。2001年ブルネル賞を受賞。

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あとで在来線のアヴィニョン駅もちゃんと覗きに行きました。こちらは街の入口に近いところにあります。やっぱりここも駅舎は立派。

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ドームに覆われているのは他の駅と同じ。

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車両の色彩はなかなか斬新。

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電気機関車の顔はゲンコツ強面ですが、塗色は薄青~薄紫。

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後ろに続く客車は賑やかな色でした。

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さてあんまり駅に長居すると、動向者からイエローカードが出されてしまいますので、そろそろ街に出ますか~。

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さて今日はこの夏の旅の続き。モナコ近郊の5つの村を巡って2時過ぎにニースへ戻って来ました。最高気温は24~25℃で日向は暑いけれど風は爽やか。ちょっと眠いけれど街中へ。

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街中は世界中からやって来た観光客で混雑していました。ややっ、こんなところに線路が!。

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ニースには1900年にトラムが開通し、1920年代には11路線の大規模なネットワークを形成していましたが、日本と同じ様に車社会に移行して1953年に全廃されていました。ところが交通渋滞がひどくなって再度トラムが見直され、2007年11月に新規開業しました。

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そんな訳で車輛は全て単一形式で面白味に欠けますが、軽快で静かな新型車です。

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アルストム社製のシタディス302型というのだそうです。

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アルストム社は世界の鉄道車輛の2割強のシェアを誇るフランスの大企業。

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5両編成で結構な頻度でやって来ます。マセナ広場への手前の停留所で何故かパンタグラフを上げ下げ。

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マセナ広場へ入る時にはパンタグラフが下がっています。

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何とマセナ広場とガリバルディ広場では、景観に配慮して架線を張らず、この区間はパンタグラフを下げてバッテリー(ニッケル・水素充電池)で走っているのだそうです。へぇ~。

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下は暗くなってから同じ場所を走るトラム。

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あれっ、ニースまで来てトラムだけ?。いえいえ、海岸沿いも夕方と朝方にチョッとだけ歩きました。

夕方のビーチは結構な混雑。砂浜ではなくて石浜なので、素足で歩くと足裏が痛いです~。

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波も結構高いので、江の島の方が泳ぎ易いかも!?。

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下は翌朝のビーチ。浜辺は人出が少なめですが・・・。

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海沿いの歩道はウォーキングやランニングに勤しむ人たちがたくさん。

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下の写真は海岸沿いに建つ2012年に創業100周年を迎えたホテル“ネグレスコ”。

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朝のウォーキングを終えてから、次の目的地アヴィニョンに向かうためニース駅へ。

あれあれっ、名所のシャガールやマティスの美術館は?。いや~、今回も“乗る”ことが目的ですから~。

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休み明けの8月22日金曜日は晴れて33℃まで上がりましたが、23日土曜日は曇り時々雨で、久しぶりに最高気温が30℃を下回って涼しくなりました。広島市北部で20日未明に発生した土砂災害は死者49人、行方不明41人(23日夜現在)の大惨事に・・・。

クリニックは金曜日からお盆休み明けの診療を再会。金曜、土曜ともそれなりに混雑しましたが、まあ想定範囲内でした。例年の如く(!?)お薬が切れてしまって駆け込んで来られる方がちらほら。診療時間外は休診中でも容赦無く送られて来た書類や請求書の処理に時間を要し、さらに特定健診の結果判定作業も1週間ぶりに再開。遊んで来たツケを返すには少々時間がかかりそうです~。

さて、お休みを頂いてこの夏は南仏まで遠征して来ました。ロンドンのヒースロー乗り継ぎでニースには夜23時35分に到着の予定でしたが、Britis Airwaysの乗り継ぎ便は約2時間の遅れ。到着は何と午前2時(!)になってしまいました。こんな時、個人旅行だとハラハラします~。機材は日本の航空会社では導入されていない小型ジェット機エアバスA319でした。テレビモニターもイヤホンジャックも無いシンプルな内装。

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ホテルに深夜(未明?)にチェックインして3時間ほど仮眠後、ホテルのカーテンを開けると、眼前に真っ青な地中海!。

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山側を見れば、まるで熱帯の様な風景ですが、緯度は札幌と同じ北緯43度。地中海性気候の成せるワザ。

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コート・ダジュールの海辺のリゾート地は、あまりに不似合いな小生ゆえ、まずは山間の小さな村々、いわゆる“鷲の巣村”を巡ることに。道すがらの断崖上から眺める海の青さは尋常ではありません。

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つづら折りの山道。グレース・ケリーが自動車事故で亡くなったのもこの近くでしょうか。

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有名なエズの村も、朝早いのでさほど混んでいませんでした。

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細い迷路のような道を辿って、てっぺんの展望台まで。

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う~ん、まさに絶景!。

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反対側の崖っぷちには村の教会。

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ちょっと離れたところから見たエズはおとぎ話に出て来そうな佇まい。何でこんなところに村が!?。

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エスを後にして、隣村のラ・テュルビーへ。

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ここには1796年にナポレオンが泊まっています。

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ここのシンボルはローマ皇帝アウグストゥスがこの地を支配した記念に紀元前6年に建てたモニュメント。う~ん、壮大な歴史ロマン。

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さらに東へ進むと眼下には高層ビルが見えて来ました。モナコ公国ですが、縁の無いセレブの世界を垣間見てもしょうがないし、カジノもF1も興味が無いのでそのまま通過~。

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モナコの東側の断崖上には、白いホテルが見えます。

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良~く見ると崖からはみ出しているではありませんか!。高所に弱い私には決して泊まれないホテル。

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モナコとマントンの中間あたりまで来ると、ロクブリュヌ・カップ・マルタンの村。

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トンネルのような道が廻らされています。

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村はずれのオリーブの老木にも歴史が刻まれていそう。

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ゴルビオの村はイタリアとの国境の街マントンの山側にある村。

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下から見上げたところ。

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さらに山中へ入るとサンタニェスの村。海側から見えない岩陰にへばり付いています。

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村には眺望の良いレストランがあって賑わっていました。

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こうしてモナコ周辺の5つの“鷲の巣村”を足早に巡って来ました。寝不足の身にはなかなかハードでした~。

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3月31日月曜日。晴れ。日中は20℃まで。

週明けのクリニックは、午前中はそれなりに混雑。週末にまたインフルエンザが再燃したのか、今日はB型の方が結構多めでした。それでも午後からは至って平穏で、患者さんは待合室に座るや否やほとんど待ち時間無く診察室へ。そのためか皆さん今日はやや血圧が高めでした!?。

さて明日から4月になってしまいますので、今日は先日の出雲行きの続きを片付けなければなりません。

10日前の春分の日、松江地方は大荒れの天気になってしまいました。風雨は時に雪に!。悪天候にもめげず朝早くに玉造温泉を出発。もちろん朝湯にはチャンと入ってから。9時開館と同時に足立美術館へ。

足立美術館は安来駅からシャトルで20分。優美な日本庭園と近代日本画コレクションで世界的に有名な美術館。

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大きなガラス越しに見える日本庭園は雪が降っていてチョッと寒々とした感じ。

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借景になっている背後の山々には霞みが立ち昇って水墨画の世界でした。どうしてこんなところに(失礼~)美術館!?と思いましたが、この借景を得るためなのでしょう。

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窓越しに見る庭園が一幅の絵画のようです。

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日本人ばかりではなく、外国からの観光客の方も多数。アメリカの庭園専門誌では連続日本一、フランスのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは三つ星だそうです。

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横山大観を始めとする膨大な日本画のコレクションは見事ですが、もちろん撮影禁止です~。

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さて10時30分のシャトルバスでJR安来駅へ。駅舎はかなり新しそうで、三角屋根部分の内部は立派な木組みでした。

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安来はあのドジョウ掬いの“安来節”の安来です。

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10時56分発の米子行きの快速「アクアライナー」は20分遅れでやって来ました。

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本来は11時6分に米子に着く予定でしたが、遅れたために米子では跨線橋を駆け上がることに。米子駅0番線(“霊”番のりば)から11時30分に発車する境線境港行きの妖怪列車に何とか間に合いました。

境線の車輛は古めかしい旧国鉄時代のキハ40ですが、内装、外装には水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが“これでもかっ!”って感じ。

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今回乗り合わせた列車は2輌編成。米子方が「ねこ娘」、境港方が「目玉おやじ」。

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天井もシートも壁面も・・・。

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車内放送も鬼太郎とねこ娘の声による案内でした。

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たまには良いけれど毎日これで通勤、通学するのも、それはそれで・・・。

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その他に「鬼太郎」・「ねずみ男」・「砂かけばばあ」・「こなきじじい」の計6種が現在運行中。

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キハ40は最近の気動車では珍しくなった低加速で米子駅を発車。各駅に妖怪名の愛称が付いています。途中弓ヶ浜駅(愛称あずきあらい駅)で列車交換。

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すれ違ったのは「砂かけばばあ」と・・・。

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「こなきじじい」の2輌編成。小さい子どもは乗りたがらないかも。

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こなきじじい駅、一反木綿駅、キムジナー駅と停車しながら・・・。

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終着の境港駅(鬼太郎駅)には12時16分に到着。

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改札を出ると早速そこには水木しげる像。

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そして駅前から水木しげる記念館に続く水木しげるロード。昨年は水木しげるロード20周年だったそうです。

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まずは駅近くで昼食を摂ってからブラブラ歩き。至る所に妖怪の姿が・・・。

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マンホールの蓋にも!。

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現在は154体もの妖怪ブロンズ像があるそうです。

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その徹底ぶりに感心します。

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2013年には283万人余りが訪れたそうで、まさに地域おこし、まちづくりの大成功例。

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水木しげる記念館は老若男女で混雑していました。3世代でいらしている家族連れもたくさん。

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意外に時間がかかってタイムリミット。帰りは駅まで小走りで。

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境港駅14時22分発の妖怪列車で米子空港駅に14時37分着。駅と米子鬼太郎空港は隣接しています。15時25分発のANA992便はボーイング737。

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東へ向かうと天気は回復。下の写真は御前崎上空。

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駿河湾上空から富士山が見えました。

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下田上空を相模湾へ。

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行きは寝台列車で12時間もかけて行ったのに、帰りは飛行機でたったの1時間20分。いつもの様に駆け足の弾丸ツアーになってしまいました。

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3月22日土曜日。晴れ。最高気温は13℃で天気が良かった割りには寒い一日でした。

当院は昨日、一昨日と連休でしたし、明日は日曜日なのである程度の混雑は覚悟していましたが、案の定朝から大混雑に。気温がまた下がったためか、連休だったためか、はたまた近隣の医療機関がお休みだったためか・・・。土曜日としてはここ半年で最多受診者数を記録しました。

土曜日は午後1時30分受付終了なのに診療終了は3時過ぎに。遅い昼食を摂って残務整理が終わる頃には、もう外は暗くなっていました。力尽きて仕事を積み残したまま撤収~。

さて今日は一昨日の続きを。木曜日の朝、「サンライズ出雲」で近代的な高架駅の出雲市駅に降り立ちました。右下の写真は島根のゆるキャラ「しまねっこ」。頭の帽子は出雲大社の“大社造り”。

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下の写真は前回昭和55年2月に訪れた際の地上駅だった頃の出雲市駅(再掲です)。駅も車輛もすっかり変わりました。

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出雲大社に参拝する前に、まずはかつて参道への主要な玄関口だった旧大社駅を眺めに。

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大正13年に竣工した立派な駅舎は、今では国の重要文化財になっています。

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平成2年に大社線とともに廃止になりましたが、昭和55年に最初に訪れた時はまだ現役で使われていました。中に入ってみると、ほとんど現役当時のまま。

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かつては東京からの急行「出雲」の終点だったことも。優等列車が到着するたびに大勢の参拝客で賑わっていたことでしょう。

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団体用の改札の数の多さが、当時の栄華を偲ばせます。

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廃止当時のものと思われる時刻表がそのまま掲げられていましたが、末期まで結構列車本数があった様です。

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改札を抜けると、優等列車の長大編成も停まれる長~いホーム。

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あれ、一隅にD51が!。かつて伯備線の新見機関区で活躍し、その後に山陰本線の浜田機関区で廃車になった774号機です。

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私、この機関車がまだ現役の昭和48年に、浜田機関区で出会ったことがあります(当時はまだ中学生でした)。懐かしい機関車に再会~。

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以前は出雲大社の境内に保存されていましたが、ここへ移されていたんですね~。

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旧友に再会した後、出雲大社へ。下の写真は小高い場所にある木製の正門鳥居。

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ここから駅の方向を振り返ると、緩やかに下る参道(神門通り)。奥に大きな鳥居が見えます。右角には山陰地方で2番目のスターバックスコーヒーがこの春オープンを目指して工事中。因みに島根と鳥取は長年ともにスタバが無い県でしたが、島根県に連続して2店舗出店されることになり、今では全国唯一鳥取県だけがスタバの無い県になりました。

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木製の正門鳥居をくぐって松の参道を緩やかに下って行くと・・・。

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拝殿の前の銅鳥居。

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そして拝殿。大きな注連縄が迫力~。

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重そうですが・・・。

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拝殿の後ろに御本殿。平成20年から25年までの60年に一度の「平成の遷宮」が終わって、今は周囲をまわることが出来ます。正面側からは御本殿があまり良く見えませんが・・・。

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右手奥や・・・。

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後側からは良く見えます。

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下の写真は左手奥から見たところ。

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“大社造り”というのだそうです。

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ぐるっと境内をひと回りして、松の参道を引き返します。神門通りを一畑電車大社線の出雲大社前駅へ向かへば、途中右手には竹野屋旅館(竹内まりやさんの御実家だそうです)。お昼は駅近くでお約束の3段重ねの出雲そば。

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本当は発祥の地で「ぜんざい」も食べなければいけませんでしたが、それだけの余力がお腹に有りませんでした。

これから松江へ向かいますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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3月19日水曜日。晴れ。今日も暖かい一日になりました。

クリニックは比較的平穏。時間帯によっては待合室が空っぽの瞬間も!。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。

診療終了後は直ちにクリニックを脱出。実は明日の木曜日は休診日、明後日は春分の日で連休になるのです。普段土曜日は診療ですし、有給休暇なんてものも私にはありませんので、連休は貴重なチャンス~。

そんな訳で東京駅22時発の「サンライズ出雲」に乗り込みました。「サンライズ出雲」出雲市行きと「サンライズ瀬戸」高松行きは、「あけぼの」亡きあと「北斗星」と並んで貴重な定期夜行寝台列車。それぞれ7輌編成ずつ、併結して計14輌編成で岡山まで走ります。

意外に大勢の乗客が待つ中、約10分前に入線して来ました。平日なのに満席の様子。

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パワースポット出雲大社への女子旅ブームのためか、女性客もたくさん。“鉄”の姿はあまり目立ちません。

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2階建て車輛に個室がズラリ。ツインも僅かにありますが、ほとんどがシングル。シャワー室もありますが、残念ながら食堂車はありません。

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今宵のベッドは最後尾14号車のシングル。

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1階と2階で計20室が並んでいます。

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狭い空間を極限まで有効活用した設計には毎度感心させられます~。

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「シングル」はベッド以外のスペースはほとんどありませんが、寝るだけですからこれで十分。寝巻と毛布と枕が備えられています。

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4ケタの数字入力によるロックでセキュリティーも完璧!?。狭いけれど快適な空間です。発車後、東京駅で仕入れたありきたりの幕の内弁当で遅めの晩ごはん。

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横浜、熱海、沼津、富士、静岡・・・。なかなか寝付けません~。

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少しまどろんだかと思えばもう岡山。外は生憎の雨模様。

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ここで併結していた「サンライズ瀬戸」を切り離して、我が「サンライズ出雲」は倉敷から伯備線に入ります。

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雨はかなりの降り。日頃の“行い”の賜物でしょうか。

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伯備線に入ると車窓は俄然ローカル色が強くなってきました。

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昭和40年代まで20輌を超えるD51型蒸気機関車が配置されていた新見機関区は今や跡形も無し・・・。

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でもD51の3重連で名を馳せた有名撮影地「布原」の佇まいは変わっていませんでした。

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単線区間で待避を繰り返しながら伯備線を抜け・・・。

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定刻9時58分に終点の出雲市駅に到着。

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折角ここまで来たので、これから出雲大社へ向かいます~。

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あけましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

さて本ブログも2008年5月開始以来、早くも6回目の正月を迎えることになりました。最近はあまりにマンネリ化して来たので、今年からチョッと様式を変えてイベントのあった時だけ不定期に更新していきたいと思います。今年もよろしく~。

今年の正月は金沢までとんぼ返りして来ました。例年空いている元旦の午前中に移動するのが恒例ですが、今年は暦の関係からか、はたまた景気が良くなったから(!?)か、羽田空港も飛行機も異常に混雑していました。

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羽田空港から45分でどんより厚い雲に覆われた小松空港に到着。せっかくスノーブーツで来たのに雪は全く有りませんでした。元旦の夜は強風に霙(みぞれ)、それに雪雷(ゆきがみなり)の荒れ模様でした。

翌2日は雨が降ったり止んだりでしたが、午前中に初詣で白山市にある松任金剣宮(まっとうかなつるぎぐう)へ行って来ました。天気が悪いせいか人出は少なめ。

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ここは養老元年(717年)創立で寿永2年(1183年)木曽義仲、文治3年(1186年)源義経が参詣したという由緒ある神社だそうです。

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鳥居の直ぐ前にJR北陸線の踏切。既に新幹線の高架線は完成。

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開業はいよいよ今年度末です!。既に試運転が始まっている様子。

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昼は知る人ぞ知る石川県のソウルフード「8番ラーメン」。昼過ぎには早くも小松空港へ戻るために、普通列車で小松へ向かいました。

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途中、予期せぬ上り「トワイライトエクスプレス」と遭遇しましたが、突然のことで写真は撮れず。定刻より4時間近く遅れていた様です。日中のローカル列車は新鋭521系2連が幅をきかせ、特急は683系のサンダーバード顔ばかりで、面白味に欠けます~。

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小松駅は高架駅になって久しいですが没個性的。

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駅前の小松製作所本社跡には2011年にオープンした「こまつの杜」。超大型ダンプ930Eが展示されていました。残念ながら正月はお休みでした。

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小松空港上空は今日もどんより。

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でも羽田空港は今日もスッキリ。たった45分で気候の変化は劇的です。

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どうしてこんなとんぼ返りをしたかって?。それは明日3日が休日夜間急患診療所の当番だからです~(涙)。

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12月24日火曜日。晴れ。最高気温は11℃で寒い一日になりました。

3連休明けのクリニックは案の定大混雑でしたが、夕方の引けは意外にあっさり。まさかクリスマス・イブだから?。午後から来られた高熱の方は当院今季2人目のインフルエンザでしたが、先日の1人目の方と異なり、型違いのB型でした。学校の先生でクラスで流行しているとか・・・。

左下の写真が本日のB型。コントロールの青いバンドの下にピンクのバンドがくっきり。因みに先日のA型が右下の写真です。

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帰りがけ、当院のお隣や鶴間駅前のコンビニ前にはクリスマスケーキ販売の特設コーナーが設置されて呼び声高らか。

今夜はそれで思い出したチョッと前のケーキのネタを。今年の夏はチェコからオーストリアへ鉄道の旅をして来たことは既にご報告しましたが、列車に乗っていたばかりではなくウィーンではカフェ巡りもして来ました。

ます超有名店カフェザッハー。ウィーンの中心、オペラ座に隣接。

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ここではもちろんオリジナルのザッハートルテを。濃厚だけど上品な甘さ。持って帰りたいけれど・・・。

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店内は重厚な雰囲気。

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やはりオペラ座近くのカフェモーツァルトは、名前を変えながらも1794年から同じ場所にあるそうです。ケーキはチョッとヘビーな感じ。

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カフェとはいえ、普通に食事も出来ます。

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有名なカフェデーメルは王宮近く。通りがかったタイミングは既にお腹が一杯でチョッと残念でした。

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カフェラントマンは1873年創業。ブルグ劇場の前。ウィーン大学の近くです。

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やはりケーキの種類は豊富。目の毒です。

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そしてカフェツェントラル。ここも歴史あるカフェ。

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雰囲気は重厚ですが、地元の方々が普通にやって来ます。

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天井が高い~。

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生活に密着した感じです。

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そしてたくさんの魅惑的なケーキたち!。

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さすがの甘党でもそろそろ限界~。ウィーンは長居しない方が良さそうな街でした!?。

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11月11日月曜日。曇り時々晴れ。最高気温は16℃。

週明けのクリニックはやっぱり混雑。定期通院中の方もかぜ気味の方が多くなりました。昨今気温が下がってご高齢の方々が厚着になったために脱ぎ着に時間を要する様になりました。その上に「ついでにワクチンも」なんて方もいらして一人当たりの診察時間は夏場より明らかに長くなりました。

診療終了後は少々事務仕事をこなしてから9時前にクリニックを出ましたが、気温がグッと下がって寒さに震えながら帰宅。今日は木枯らし一号が吹いたそうで、明日の朝は何と4℃の予報!?。

さて昨日の日曜日の続き。法隆寺を一巡してからまだ時間があったので、まずは法隆寺夢殿の裏手にある中宮寺へ。左下の写真は境内で実っていた菴羅樹(あんらじゅ)。かりんの1種だそうです。右下は国宝菩薩半跏像が安置されている本堂。優雅な姿をしばし眺めておりました。

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その後、法隆寺の路地を北上して法輪寺を目指しました。雨のせいか観光客風の人には全く出会わず。

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法隆寺周辺の街並みを外れると長閑な田園風景。もしかすると飛鳥時代からこんな風景だったかも!?。

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法輪寺の創建も法隆寺と同じ7世紀。かつては法隆寺の西院伽藍の3分の2の規模を誇っていたそうです。

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残念なことにかつて国宝に指定されていた三重塔は1944年に落雷で焼失。当時避雷針は軍事供出で撤去されていたとか。現在の塔は1975年の再建だそうです。ということは中学の修学旅行時にはこの塔は無かった!?。

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さてそこから道なりに東へ向かうと、何の変哲もない丘陵が見えて来ます。

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でも歩道脇の説明書きをふと見れば、聖徳太子の皇子の山背大兄王の墓と伝えられている場所とか。へぇ~。

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雨の中、法起寺に着きました。ここも聖徳太子によって建立されたお寺の一つだそうです。

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法起寺の三重塔は国宝。706年の完成で日本最古の三重塔だそうです。ここはやはり世界遺産。

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少々歩き疲れたので、お寺の方に法隆寺駅までのバスの時間を尋ねたら、何と一日に2便のみで次は午後3時過ぎ!。

頑張って来た道を歩いて引き返すしかありません。幸い雨は上がりました。

先ほど訪れた法輪寺の前を通って・・・。

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法隆寺まで戻って来る頃には足が棒に。

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今回訪れた4寺は全て7世紀の創建。当時は日本の中心地だったのでしょうが、現在の斑鳩の里は気分転換にとっても良いところでした。

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来る時と同じく大和路快速で大阪へ。「のぞみ」に乗ればあっと言う間に新横浜。7世紀の日本は意外に近いのでした。

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11月10日日曜日。雨時々曇り。昨日大阪入りして講演会に出席。大阪南港近くのホテルに泊まっておりました。東京でいえばお台場みたいなところ。夜は人影少なく・・・。

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朝目覚めると天気予報通りの雨。大阪南港にはフェリーが入港して来ました。

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今日は午前中は時間があるので、早々にチェックアウトして法隆寺へ行ってみることに。

弁天町から大阪環状線に乗り、通天閣近くの新今宮で乗り換え。関東では見られなくなった201系通勤電車がまだまだ活躍中。

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新今宮から大和路快速に。弁天町から法隆寺駅までは40分ほど。昔の「国鉄関西本線」時代からは想像出来ない近さです。朝8時40分過ぎには法隆寺駅に降り立っておりました。

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駅前にはバスもタクシーも見当たらなかったので(あとで法隆寺側と反対側の出口から降りればバスやタクシーの乗り場があったことが判明しました)、駅から法隆寺まで歩くことに。20分ほどで法隆寺の玄関、南大門に到着。南大門は1438年の再建だそうですが、それでも室町時代!。

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南大門をくぐると五重塔が見えて来ました。西院伽藍です。天気の悪い早朝のせいか、さすがの世界遺産も参拝者は疎ら。

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突きあたりが飛鳥時代の中門とそれに続く廻廊。

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両側を固める金剛力士像は奈良時代のものだそうです。

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拝観料1000円を払って廻廊内に入ると、わが国最古の飛鳥時代の五重塔!。

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そしてご本尊を安置する金堂も飛鳥時代。残念ながら内部は撮影禁止です。

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大講堂を見てから廻廊を出て、僧房、聖霊院から新しい宝物庫、大宝蔵院へ。

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大宝蔵院内には夢違観音像や玉虫厨子も。

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東大門をくぐって東院伽藍へ行くと、そこには夢殿。現在は秋の夢殿本尊特別開扉の期間でした。

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それにしても世界最古の木造建築と飛鳥・奈良時代の文化財の数々に圧倒されました。中学と高校の修学旅行以来、今回で3回目の訪問でしたが意外に新鮮。年を取って記憶が薄れたからかも!?。

長くなって来たので続きはまた後日~。

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11月6日水曜日。晴れ。朝は雲が多めでしたが日中はスッキリ晴れました。朝は9℃、日中は20℃。

今日のクリニックは、かぜ症状の方が更に増えて、昨日を越える大混雑になりました。11月に入ってインフルエンザワクチン接種を希望される方もたくさん。その上、当院の近隣では水曜日お休みのクリニックが多いので・・・。午前も午後も診療終了がだいぶ遅くなってしまいました。

早めに終われば横浜まで講演会を聴きに行こうかと思っていましたが、そうは問屋が卸さず~。

さて一昨日の月曜日の続き。前日日曜日から阿賀野川沿いの静かな温泉地(数件の温泉旅館以外はほとんど何もありません)咲花温泉に投宿。例によって早くに目が覚めてしまったので、朝5時過ぎに大浴場へ。さすがにどなたもいらっしゃいませんでした。窓の外はまだ真っ暗でしたが、かなり雨が降っている様子。朝食を取りながらもどうするか思案。

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チョッと心が萎えかけましたが、折角なので頑張って雨の中を出撃することに。いつでも撤退出来るように駅近くの撮影地で・・・ということで、結局昨日に引き続き三川駅で下車。

三川駅は無人駅。駅の待合室で自分はポンチョを着て、リュックにはレインカバーを被せ、カメラとビデオにはホテルで頂いて来たシャワーキャップを被せてから撮影ポイントへ。

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こんな雨の中でも既に近場は先客が陣取っておられました。結局昨日と同じ場所でセッティングすることに。今日もやや遅れて出発の汽笛!。盛大なドラフト音が周囲に響き渡ります。

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同じ場所でも、天候や風向き、煙の量で全く様相が異なるのが蒸機の魅力。

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昨日同様そのまま追いかけて山都~喜多方間へ。

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結局のところ似た様な写真を量産して参りました~。

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通過後は直ちに喜多方駅から会津若松駅へ。

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さらに485系「あいづライナー」に乗り換えて郡山へ。

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「あいづライナー」は“八重の桜”の広告塔と化していました。

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郡山からは東北新幹線「やまびこ」に乗り換えて東京駅へ。

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例年の如く、このルートは乗り継ぎがあまりにも良過ぎてお土産を買うヒマも無し。

3連休最終日、夕刻の東京駅は帰路に着く旅行者で大混雑でした。

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11月5日火曜日。晴れ。爽やかな秋晴れの一日になりました。朝は9℃、日中は19℃まで。

3連休明けのクリニックはやっぱり朝から大混雑。かぜ症状の方が大勢いらっしゃいました。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は大和市医師会理事会。議事・報告事項は多かったもののスムースに進行して午後8時半頃には終了。帰宅時にはだいぶ気温が下がって寒くなりました。

さて一昨日の日曜日の続き。会津若松で遅めの昼食をとった後、今度は折り返しの新潟行き「ばんえつ物語」に乗車。

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ホームには「あかべぇ」。

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発車時刻が近付くと、留置線からホームへ推進で入って来ました。

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何回も写真は撮りに来ているけれど、実は乗るのは今回が初めてです。

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発売と同時に最近登場したグリーン車のチケットを取ってありました。グリーン車の座席は横3列の贅沢な構造。それでも普通列車のグリーン料金ですのでたったの950円!。15時25分の定刻、大きな汽笛を鳴らして発車。

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特筆すべきは先頭の展望室。グリーン車の乗客専用です。

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C57180のテンダーが目の前に見えて、奮闘ぶりが手に取る様。熱気すら伝わって来ます。蒸気機関車独特の前後動。現役時代を忘れていましたが、確かにこんな動きだったかも。

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車内では子どもたちを飽きさせない様々なイベントが工夫されていました。

野沢で機関車の点検作業のために小休止。その間、機関車前は記念撮影の人たちがたくさん。

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運転台に座らせてもらう子どもたちも。チョッと羨ましい!?。

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発車時刻が迫ると、皆ダッシュで客車に戻ります。

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津川でも小休止。日がとっぷりと暮れて雨まで降り出しました。それでも運転台は人気。

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照明灯とヘッドライトの明かり・・・。

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そこに蒸気と煙、さらに雨が加わって幻想的な光景。

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トンネルや鉄橋が近付くと大きな汽笛。トンネル内では客車内にどこからともなく煙が入り込んで来ます。昔の夜汽車はこんな感じだったのでしょうね~。

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18時02分咲花着。今日はここで下車して阿賀野川沿いの咲花温泉に泊まります。続きはまた後日。

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11月3日日曜日。新潟のホテルで目が覚めると外はどんより。小雨模様でした。

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朝一番の6時30分から朝食を済ませて新潟駅へ。現在新潟駅は在来線の高架化のために大工事中。「ばんえつ物語」は8時50分頃EF81に先導されて入線して来ました。

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最後尾の7号車は最近登場したグリーン車。グリーン車専用の展望室付きです。

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そして最後尾には磨き込まれたC57180号機!。

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先週、先々週は不調のためディーゼル機関車DE10が代走していたので心配していました。元気そうな姿で安心。

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今回は切り取り型の小型デフレクター(除煙板)を装備した姿。かつて九州の門司鉄道管理局で開発されたので“門鉄デフ”と呼ばれています。

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細身のC57のボイラーには門デフが良く似合います。

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元気な姿を確認してから9時18分の磐越西線会津若松行きで先回り。おなじみの三川駅に10時21分着。新潟駅では雨がパラついていましたが、ここまで来たら青空がのぞいていました。

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いつもの場所でカメラとビデオをセッティング。しばらくすると対向の普通列車が通過。新潟色のキハ40形気動車も少なくなりました。

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定刻の11時03分より数分遅れてC57180がやって来ました!。

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う~ん、今日は爆煙です。

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通過後は直ちに撤収して追跡開始。通常は3か所で撮影するのですが、今日は連休で混雑していそうだったのでダイレクトに山都~喜多方間へ。付近は既に撮影者で混雑していたので奥まった慶徳トンネル近くで待ち構えます。13時頃、良い煙を盛大に上げて登って来ました。

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撤収後は喜多方経由で会津若松まで。

ちょっと長くなって来たので続きはまた~。

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10月25日金曜日。雨。2連の台風が接近して、雨が降ったり止んだり。午後からは時間帯によって雨脚が強まって来ました。

今日のクリニックは悪天候に関わらずそれなりに混雑。長引く咳の方やかぜ症状の方は相変わらず多めでした。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜も医師会がらみの会議。夜9時頃に外に出たらどしゃ降りになっていてびっくり~。

(現在台風27号は潮岬の南約450km、台風28号は父島の北東約360km。すこし南へ逸れて直撃にはならずに済みました。)

さて先週の札幌行きの続きがまだあります。ちょうど先週の月曜日の体育の日(鉄道の日でもありました)は札幌地方は快晴。

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早めに朝食を済ませて千歳線の上野幌と西の里信号所の中間地点にある片桐作場踏切へ。昨日の雨でぬかるんだ道を怯まずに進むと小さな踏切が現れました。

どちらを向いても一直線。残念ながら下り列車は逆光になってしまいます。でも列車の接近と進行方向を踏切警報機が知らせてくれるので、とっても便利な場所。

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途中からは地元の年上の同業の方も加わって、3人で警報機の矢印の向きに合わせて踏切を右往左往。同じ様な写真を量産して来ました。以下は鉄道好きではない方々はご勘弁下さいませ~。

千歳空港行きの快速「エアポート」。

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一部は旭川から札幌までの特急「スーパーカムイ」が快速「エアポート」として千歳空港まで乗り入れています。785系と789系。

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室蘭と札幌を結ぶ特急「すずらん」も同じく785系。

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普通列車は3連が主体ですが6連も。

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上野発札幌行の「カシオペア」が登場。残念ながら逆光です~。

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「カシオペア」の最後部のスイートは滅多なことではチケットが取れません。

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「トワイライトエクスプレス」は今日は運転日ではありませんでしたが、同編成を使用した臨時列車が登場!。定期列車ではないのでヘッドマークはありません。

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車両は「北斗星」や「はまなす」と同世代の骨董品~。

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そして北海道の特急と言えば“青い顔+銀の車体”のディーゼル特急たち。下は281系「スーパー北斗」。

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最高速度130kmの俊足ですが、俊足すぎてトラブル続出!?。左下は283系「スーパーおおぞら」、右下は261系「スーパーとかち」。

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11月からは10km減速して運転の予定です。

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コンテナ貨物は今では全てJR貨物のDF200形ディーゼル機関車が牽引。

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「エコパワーレッドベア」の愛称。側面にはロゴマークが。

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今月からJR九州が「ななつ星 in 九州」牽引用に導入したのもこの機関車。

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で、今回の大トリは24時間前に上野から乗車して来た「北斗星」。11時頃でやや逆光も緩和。

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2両のJR北海道のDD51形ディーゼル機関車が、他の列車よりもゆっくりと通過して行きました。

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“銀”や“グリーン”よりもやっぱり“ブルー”が似合います。

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列車と戯れる至福の時間はあっと言う間に過ぎ去り、切りが無いので「北斗星」で打ち止めにして千歳空港へ。

14時のJALで羽田へ戻りました。

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たった2泊(そのうち1泊は車中泊)でしたが、十分に堪能して来ました~。

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10月20日日曜日。曇りのち雨。気温は日中も上がらず14~17℃でした。今日は終日冷たい雨。グズグズしたスッキリしない日曜日でした。

そんな訳で、またまた先週の札幌行きの続きです~。

10月14日体育の日の札幌は快晴でした。例によって旅先では早寝、早起き。JRタワーの部屋からの日の出です。

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折角早く目が覚めたので、札幌6時07分着の急行「はまなす」の到着を見に行きました。「はまなす」は青森と札幌を結ぶ夜行寝台急行。前夜の22時42分に青森を立って青函トンネルを抜け、一晩かけて札幌までやって来ました。札幌駅ホーム端で待っていると、朝日を背に受けてほぼ定刻に姿を現しました。

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「はまなす」は、津軽海峡線(青函トンネル)開通により廃止された青函連絡船の深夜便の代替として1988年に運転が開始されました。2012年3月のダイヤ改正で大阪~新潟間の急行「きたぐに」が廃止されたため、今ではJRグループ唯一の定期急行列車。絶滅危惧種です。

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牽引機は「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」と同じJR北海道の青いDD51形ディーゼル機関車。

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単機牽引なのでホームからはみ出さずに停車。なぜかヘッドマークがまがっています。

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客車は今や貴重な14系(一部24系)客車。基本は7両編成ですが多客期は増結。今日は連休のためか寝台3両と座席車7両の10両編成でした。

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スハネフ14は発電用のエンジンを積んでいるので、結構な騒音。

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長年の風雪に耐えながら潮風の中を走るせいか、外板は相当痛んでいます。

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安価に横になって過ごせるようにカーペット敷きの車両も用意されています。青函連絡船にもあった船の桟敷席のような感じです。

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車両の古さに加え、手入れの悪さも気になるところ。

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やはり近々廃止になりそうな雰囲気!?。

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10月18日金曜日。曇り時々晴れ。今日も最高気温は昨日と同じく20℃止まりでやっと秋本番!?。

今日のクリニックは混雑気味でした。台風、休診日、そして今日ですから、やむを得ないかもしれません。繰り返しになりますが、なぜか台風が通過すると調子の悪い方が増えます。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今日は社会保険懇話会。毎年この時期に「保険診療の向上及び適正化を図る」ことを目的に全保険医を対象に開催されます。そんな訳で、普段お目にかかるチャンスの少ない他科の先生方にも。会場を出たのは夜9時頃。意外に寒くてびっくり~。

さて今日も先日の日曜日の続きを。「北斗星」は札幌11時15分着。周囲は当然のことながらJR北海道の車両たち。

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新鋭車両が多い中、ちょうど国鉄時代から引き継いだキハ183形の特急「オホーツク」が5時間以上かけて網走から到着しました。長年風雪に耐えた車体はかなりの痛み具合。

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到着後はどこかで北海道車両たちの走行写真を撮ろうと考えていましたが生憎の天気。直ぐに屋根下に逃げ込めるように安直な駅撮りにすることに。今日は上りの「トワイライトエクスプレス」の運転日なので、それをメインに千歳線の南千歳から2つ苫小牧寄りの植苗駅まで行ってみることに。

札幌発12時57分発の苫小牧行き普通列車に乗って14時12分植苗に到着。われわれ以外には誰も降りませんでした。列車が行ってしまうと周囲は風の音が聞こえるだけ。

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ホームは2面。元々は3線あった様ですが、中線の線路は剥がされています。

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駅本屋は新しくなっています。もちろん無人駅。でもここは北海道の交通系ICカード“Kitaca”のエリア内なので、この3月からはここでも“PASMO”や“Suica”(もちろんICOCAもSUGOCAも・・・)が使えます。チョッと不思議な感じ。左下はホーム側から、右下は駅前広場側から見たところ。

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ウトナイ湖が近いためか、白鳥!?らしき水鳥の編隊が上空を通過。

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ホームの端で待っていると、意外に頻繁に列車がやって来ます。でも乗り降りする人は皆無。

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札幌発室蘭行きの特急「すずらん」が猛スピードで駆け抜けて行きます。

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そして今日の主役、大阪行きの「トワイライトエクスプレス」が登場!。

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札幌を14時05分に出て、大阪には翌日の12時53分着。そのうち挑戦したいところ。

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そしてDF200牽引のコンテナ貨物列車を撮って本日は打ち止め。植苗駅に滞在中は結局どなたも駅に現れませんでした。帰りの電車に乗り込むのもわれわれのみ。

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今夜は札幌駅上のJRタワーに宿泊。しばらく前までは満室だったのに、直前にインターネット上にリーズナブルな価格の空室がザクザク出て来ました。JR北海道の不祥事が発覚してキャンセルされた方がいらしたのかも!?。

部屋から見る札幌の街は・・・あれっ、意外に暗い。考えてみれば日曜日でした。

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光り輝いているのは大通り公園のテレビ塔。

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続きはまた後日~。

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10月17日木曜日。曇りのち晴れ。最高気温は20℃止まりで、台風が過ぎ去って秋が深まった感じ。

今日は休診日でしたが、日中は所用であちらこちら動いておりました。夕方からは床屋さんと買物。

さて先週末の続きをご報告しなければなりません。12日土曜日は、先日書きました様に上野発札幌行きの「北斗星」に乗車。食堂車での食事が終わって夜9時頃に自分の寝台に戻りましたが、停車駅や機関車交換などのイベントが気になって寝ていてはいられません。青森では青函トンネル用の機関車に付け替え。進行方向が変わって1号車側が先頭に。午前4時22分に発車。午前5時07分頃に青函トンネルに突入しました。

トンネルの通過時間は約40分。1号車に行って見ると、貫通窓から赤い電気機関車に着けられた「北斗星」のヘッドマークが見えました。下の方が光っているのは客車側のテールサインが反射しているから。

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トンネル内の照明で機関車のナンバープレートが光って、今日の牽引機がED7914であることが判りました。

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トンネルを抜けると生憎の雨。津軽海峡は鉛色でした。沿線の新幹線工事もだいぶ進捗して高架橋が林立していました。

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函館には定時の6時35分より数分遅れて到着。ED79形交流電気機関車はED75形を青函トンネル用に改造したもの。ここでしか見られない貴重な機関車です。

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21両改造されましたが、新鋭機に押されて現在は9両が残るのみ。新幹線の開業を前にして既に風前の灯です。

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ここで再度方向転換と機関車付け替え。ここからはしばらく非電化区間なのでDD51形ディーゼル機関車が重連で先頭に立ちます。

さて発車と当時に車内に戻って、朝は6時30分から営業を開始している食堂車へ。「北斗星」は食堂車のある唯一の定期列車(カシオペアやトワイライトエクスプレスは不定期列車です)ですので、せいぜい食堂車に敬意を表さなければなりません。

メニューは洋朝食と和朝食の2種。狭い車内ですが、流れゆく風景を見ながら食事がとれるのは今では最高に贅沢なこと。

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ただいま大沼公園の小沼の湖岸を走行中。朝食とコーヒーでしっかり目が覚めました。

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駒ケ岳山麓を進んで内浦湾側へ。防波堤の向こう側は内浦湾です。写真は人影の無い森駅。有名な森駅の駅弁「いかめし」は、今では駅では買えませんが、都心のデパートのイベントでは買えます・・・。

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湾沿いの落部駅は木造でしたが、やはり人の気配無し。

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長万部、洞爺、東室蘭、苫小牧を過ぎ、千歳線に入る頃には時折青空が見えましたが・・・。

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札幌に着く頃にはまた雨になっていました。先頭に行くと重連の青い塗装のDD51形ディーゼル機関車。ホーム端ギリギリに停車しているので、写真はうまく取れません~。

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このDD51も昭和48年~50年に製造された年代物。

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客車も牽引機もとっくに耐用年数は過ぎています。「北斗星」そして「JR北海道」の厳しい現実が突き付けられているのかも。

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乗客を降ろした後、11時32分に手稲の基地へ引き上げて行きました。

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この車両は清掃、整備ののち、17時12分札幌発上り「北斗星」としてまた上野へ・・・。

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10月12日土曜日。晴れ。今日は朝から快晴で最高気温は31℃!。10月も中旬というのに気温は8月下旬並みだったそうです。一体どうしたことでしょう。

今日のクリニックは朝からやっぱり混雑気味。皆さんこの気温差で体調を崩された様子。診療終了後は少々事務仕事をこなした後に上野駅へ(!?)。

札幌行きの寝台特急「北斗星」は18時45分に13番線に入線。実は1ヶ月前にチケットをゲットしておりました。

上野駅13番ホームは地上ホーム。昔ながらの頭端式のホームなので、客車列車は推進運転で入って来ます(後ろの機関車と連絡を取りながら客車の貫通扉を開けて前を監視する方のことを業界では「ラッパ屋」さんと呼びます)。

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機関車は2009年から導入されたEF510形500番代。交流・直流両用の電気機関車で青森まで担当。今日は512号機でした。

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手入れが行き届いていてピカピカです。運転台の後ろには「がんばろう東北」のステッカー。

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今宵のベッドは2号車。開放式B寝台の下段です。

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個室系は瞬時に売り切れた様で、チケットが手に入りませんでした。今宵は連休のためかほぼ満席状態。

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車番はオハネフ24501。元々は昭和47年に製造されたオハネ14を改造した車両。現在は中間に組み込まれていますが、車掌室付きの緩急車改造されていますので、貫通ドアにはちゃんとテールマーク表示器が。

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寝台は2段式。古典的な開放式寝台なのでプライバシーはカーテン1枚のみですが、昔はそれが当たり前でした。

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寝台側の窓の中央には目障りな昇降用の折りたたみ式ハシゴ。通路には折りたたみ式の椅子が備えられています。

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元はブルーだったモケットやカーテンの色が変わったり、可動式だった上段が固定されたり、灰皿が撤去されたりはしていますが、基本構造は驚くほど国鉄時代から変わっていません。左下が上段、右下が下段。

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寝具をセットしてカーテンを引くとベット幅70cmのプライベート空間が誕生!。昔からこの非日常空間がワクワクするんですよね~。

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19時03分、列車は静かに動き出しました。車掌さんの長~い案内放送と検札が終わると、いよいよ19時45分から食堂車が営業開始になります。揺れる車内を早速2号車から7号車の食堂車へ。

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今日の車番はスシ24505。こちらは特急形交直流電車サシ481を昭和63年に客車化改造したもの。

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後年になって新造された「カシオペア」の車両に比べると、「北斗星」は各車両とも既に約40年の歳月を走り続けた車両ばかり。行く末が案じられます。

札幌まで16時間余り。まだ走り始めたばかりですが続きは後日に~。

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10月6日日曜日。曇りのち晴れ。朝のうちは曇っていましたが、午後からは天気が回復して26℃まで上がりました。

今日は自宅で大人しく片付けもの。珍しく(!?)休養日に充てました。

そんな訳で、夏の旅行の続きの写真をアップしました。今回はウィーンのトラムと地下鉄の写真をサラッと(また“鉄ネタ”ですみません~)。

現在ウィーンの地下鉄は5系統、トラムは約35系統だそうで、プラハ同様トラムが主役。地下鉄車両はプラハに比べると近代的スタイル。

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地下鉄とは言っても地上部分を走る場所がたくさん。

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写真はVolkstheater駅。周辺は博物館だらけの場所。

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トラムは総延長172kmでヨーロッパの中でも有数の規模。歴史を辿ると1865年に馬車鉄道として開業したそうです(日本では江戸時代!)。

車両はプラハ同様結構古そうなものが残っていますが、全般的に小奇麗。

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やはり後部には運転台は無く、終点で転回して来る様です。

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ホームは歩道と同じくらいの段差があるだけ。71とか2とかDとかの文字は運行系統の表示。

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もちろん新しい車両もたくさん走っていますが・・・。

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古い車両の方が“味”があって好きです~。

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右に見える建物は有名なウィーンのオペラ座。

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今回は72時間有効で主要博物館の入場料の割引が付くウィーンカードを購入して乗りまくり~。でも相当頑張らないと“もと”は取れません。

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そんな訳で、帰国の日もギリギリまで・・・。派手なラッピングの近代車両がやって来ました。

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7連接構造のイモムシのような車両は超低床車両(Ultra Low Floor)、略してULF(ウルフ)。ポルシェのデザインです。

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まだもう少しだけ続きます~。

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10月3日木曜日。曇り時々晴れ。今日は最高気温29℃まで上がって蒸し暑くなりました。

今日は休診日。朝は所用で登戸まで。昼前から車で多摩センターまで外出しておりました。夕方からウォーキングに出ましたが、空気が入れ替わった様で急に涼しくなっていました。

さて夏の旅行のレポートが今もって完結しておりませんので、今日はまた続きの写真をアップしてみました。今まで鉄道ネタばかりだったので「いったい何しに行って来たの?」なんて聞かれますが・・・もちろん合間に(!?)観光もして参りました。

さてレイルジェットでウィーンからザルツブルグ中央駅に朝方9時58分に到着。

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駅前からトロリーバスに乗って旧市街へ。トロリーバスは近代的で連接式。

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途中、ザルツァッハ川沿いにあるホテル・ザッハー・ザルツブルグになぜか寄り道。

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もちろんこんな高級ホテルに泊まる訳ではなく、川沿いのカフェでティー・タイムをしにやって来たのでした。

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ここは言うまでもなくザッハトルテが名物(ザッハトルテのザッハはホテルザッハのザッハです)。実はあまり期待していませんでしたが、深い味わいでとっても美味でした。

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エネルギー補給の後、マカルト橋を渡って旧市街へ。下は橋上から振り返って見たホテルザッハー。

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対岸には旧市街越しにホーエンザルツブルグ城塞が見えます。

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橋のフェンスの金網にはたくさんの錠前。縁起担ぎなんでしょうが、持主は鍵が無くなってその後どうしたのでしょう。

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建物の間の路地を抜けると、旧市街の賑やかな商店街ゲトライデガッセ。鉄細工の看板が有名。

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看板を見るだけで大体何を扱っているか判ります。

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有名ブランド店やファストフード店の看板も。

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大きなクリスマスグッズ店も。

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通り沿いの黄色い建物はモーツァルトの生家。この建物の4階で1756年1月27日に誕生したそうで、中は博物館になっていました。

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生家の裏窓からはコレーギエン教会。左下はモーツァルト広場のモーツァルト像です。

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レジデンツ広場のカフェはグリーンのストライプと花々で華やか。

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広場にはザルツブルグ音楽祭の野外ステージが設営されていました。

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ケーブルカーでホーエンザルツブルグ城塞へ.

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上からは旧市街が一望。

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反対側に目を向ければのどかな風景。

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城塞内にもたくさんの見どころが有りましたが、キリが無いのでこの辺で~。

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9月27日金曜日。晴れ。昨夕から気温が下がって今朝は13℃でした。さすがに長袖の上着で出勤。日中はそれでも24℃まで上がりました。

今日のクリニックは朝から大混雑。気温が下がって体調を崩された方が多かったようです。かぜ症状や喘息様の長引く咳の方、その上特定健診も終了間際で駆け込み受診の方が・・・。

ところで、この夏の旅行の報告がまだ終わっていませんでしたので久しぶりに続きを~。

プラハから列車でウィーンに着いた翌日は、ウィーン観光もせずに早朝の列車でザルツブルグまで往復して来ました。

ウィーン西駅を朝7時36分発の「レイルジェット」に乗車。

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かつてオーストリア連邦鉄道にはウィーンとパリを結ぶEC(国際特急)「モーツァルト」号がありましたが、2007年にパリ~ストラスブール間にフランス高速鉄道TGVが開業したために廃止になってしまいました。その代わりに登場したのが「レイルジェット」です。

運行ルートは、ブタペスト~ウィーン~ザルツブルグ~ミュンヘンとウィーン~ザルツブルグ~インスブルック~チューリッヒ。

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車輛は赤とオレンジの専用塗装。ヨーロッパでは多い動力集中方式で、客車7両と編成端に機関車。機関車と反対側の客車にも立派な運転台が付いています。

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ビジネスクラス1両と1等車2両、2等車4両の構成。ビジネスクラスは食事やドリンクサービスが付くそうです。

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今回は1等車を奮発。チケットは自宅のパソコンからインターネットで取ってプリントアウトして来ました。車内での検札はコードを機械で読み取るだけでいとも簡単。

オーストリア連邦鉄道(ÖBB)のホームページは、ドイツ語の他に英語表示も出来るので便利ですが、プリントアウトしたチケットはドイツ語表示のみでした。

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ウィーンを発車すると直ぐにメニューが配られます。アルコール、ソフトドリンク、コーヒー、スープやサラダ、パニーニ、サンドウィッチ・・・。国際列車らしく通貨表記はユーロ、スイスフラン、チェココルナの3種が併記されていました。

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最高速度は230km。走行位置や速度が天井やデッキのモニターに表示されます。

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1等車は横3列で対面式です。車内はもちろんWi-Fi環境。

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線路はまだ工事中のところが多くて、これから順次高速化される模様。ザルツブルグ近くはカーブが多くてスピードも出ず。

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車窓がだんだん“チロル”っぽくなって来て・・・。

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ザルツブルグにはほぼ定刻に到着。ウィーンから2時間22分でした。

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ザルツブルグ駅は改装されたばかりなのか、真新しくて装備も近代的。

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側線にはレイルジェット塗装と一般塗装の機関車が重連で停まっていました。

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一般塗装との塗りの違いが良く判ります。

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隣のホームにはミュンヘン行きのドイツ国鉄(DB)の列車。こちらの機関車はチョッとクラシックな感じです。

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その後ザルツブルグの街を一通り観光して(そちらは後日ご報告します)、帰りは18時02分発のレイルジェットに。

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ザルツブルグ駅で列車を待っていると構内には特殊ラッピングを施された機関車たちが次々と登場。

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なかなか日本では見られないデザイン。

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さて帰りのレイルジェットは来る時と違ってガラガラ。隣の車両は車椅子スペースのある1等車とレストランの合造車。

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奥の扉はレストラン。

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本格的な食堂車ではなくて、かつての国鉄のビュフェの感じです。行きは満席だったので、帰りは駅のスーパーで食料を買い込んで乗車してしまいましたが、こんなに空いているならレストランで食べて見ても良かったです~。

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乗客は少なくても、ウィーンが近くなると本来の高速性を発揮!。

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ウィーン西駅の到着は20時22分。まだ明るいうちに帰り着きました。

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ここのところ鉄ネタばかりで済みません~。

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9月25日水曜日。雨時々曇り。久しぶりに朝から本格的な雨になりました。最高気温は24℃。八丈島の南方には台風20号があって北上中~。

今日のクリニックはほどほどの混雑でしたが、午後からは時間のかかる方が重なって予約時間は遅れ気味。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。

とある糖尿病の患者さん。いきなり「薬はもう要りません」と。理由を尋ねると「血糖値が安定しているから」。自己判断でしばらく内服薬を中断されていた様ですが、直ぐには薬の効果は切れません。せっかく良いコントロールになっているのに自己実験する前に是非ご相談下さいませ~。

さてこの連休の九州行の続き。9月23日は、前日健康的に早寝したせいか、はたまた年齢のせいか、朝5時代から目が覚めて温泉に浸かっておりました。

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不思議と昨夜から他の人と一緒にならなかったので大浴場の中の写真を・・・。

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昨夜から都合4か所のお風呂巡り。チョッと浸かり過ぎ!?。

朝食後は早々に宿を出て、湯布院の街を散策。有名な金鱗湖からスタートです。

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靄でもかかれば幻想的なんでしょうが、残念ながら(!?)今日はドカピン晴れ。紅葉の時期に来ると良さそうです。

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土産物店が並ぶ賑やかな通りは避けて、のどかな裏道を辿ります。

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丁度稲刈り時期。秋の穏やかな田園風景が広がります。山は湯布院のシンボル由布岳。

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宇奈岐日女(うなぐひめ)神社は湯布院の由緒正しき神社。

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倒れたご神木の巨大な切り株が保存されていました。

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下の写真は興禅時という曹洞宗のお寺。一見、ただのお寺ですが・・・。

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燈籠の脚は西洋の燭台の様。仁王像は痩せていてキリストを模ったもの。柵は十字架!。江戸時代、湯布院は隠れキリシタンの里でした。

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次第に気温が上がって汗だくです~。

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年間80日しか見えないという由布岳のテッペンも時折顔を覗かせてくれました。

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さて昼には由布院駅まで辿り着きました。由布院駅はとってもモダン。待合室はギャラリーになっていました。

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改札を出ると真正面に由布岳!。そうそう町の名前は「湯布院」、駅の名前は「由布院」、そして山の名前は「由布岳」です。

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ホームには真っ赤な大分行きのディーゼルカーが止まっていて、これに乗って行きたいところでしたが・・・。

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時間の関係で今回はバスで大分空港へ。快適な高速道路とバイパス道を経由して55分では、鉄道はかないません。

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15時20分のJAL1790便はボーイング737-800。

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上空からは瀬戸大橋や・・・。

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明石海峡大橋らしき構造物が見えました(・・・たぶん。地図と飛行経路からの推察なので定かではありません)。

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そして御前崎、富士山・・・。

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羽田が近付くにつれ次第に雲が厚くなり着陸時は少々揺れました。

九州は夏の気温だったのに、東京は秋の気温になっていました。

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9月24日火曜日。曇り。朝のうちは小雨が降って気温は19℃、日中は27℃。まさに「暑さ寒さも・・・」です。

今日のクリニックは朝から大混雑。急に気温が下がったためか、かぜ症状の方がたくさん。特定健診の方も大勢でした。

診療終了後は大和市医師会内科医会の講演会に出席。今夜は伊藤病院内科部長吉村弘先生による「甲状腺疾患の診断、これだけは」。伊藤病院は東京表参道にある日本で最も症例数の多い甲状腺専門病院。豊富なデータに基づくお話しは目からウロコでした。会場を出たのは夜9時半頃。いつの間にか雨が降っていました。

さて昨日までの連休の続き。土曜日に福岡で1泊し、翌日曜日に熊本で開催中の第61回日本心臓病学会に出席するために早朝の新幹線で熊本入り。

JR熊本駅は市の中心街から離れた場所にあります。中心部までは市電が便利。

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吊り掛けモーターに木の床の古い車両も活躍中。

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熊本城の近くの繁華街にあるホテル日航熊本など、数ヵ所が今回の学会の会場になっています。

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最寄りの停留場からは熊本城と市電の組み合わせの写真がバッチリ撮れました。

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ネームカードや学会速報には「くまモン」が登場。昨日は受付を手伝っていたらしいです。

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私は日本心臓病学会の特別会員(FJCC)なので、受付に名札は準備されていて会場費は要りません。でも特別会員は会費も高いので先払いしている様なもの。参加しないともったいない!?。

しばし会場で講演を聴き、ポスター発表や展示を眺め、書籍コーナーに立ち寄ったりしているうちに、アッと言う間にタイムリミット。

熊本駅に戻る前に会場近くの熊本城に挨拶に。・・・とは言っても熊本城は今回で4度目。ネクタイに革靴で汗だくで登っているのは明らかに同業者。

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気温は30℃を超えてあまりに暑かったので、何度か上がったことのある天守閣は外観を眺めるだけで失礼することに。

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その後、熊本洋学校の教師をしていたジェーンズ邸へ。大河ドラマをご覧になっている方はご存知の様に、アメリカ人教師ジェーンズは同志社の創成期に熊本から転入して来た「熊本バンド」の面々のご師匠さんです。

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ここは後に神風連の乱や西南戦争時に、敵味方関係なく戦傷者を救済する博愛社(後の日本赤十字)の設立を許可した征討大総督である有栖川宮熾仁親王の宿所にもなっていたそうで、2階には日赤関連の資料も。

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隣接して夏目漱石の旧居が保存されていますが、中には入れません。

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さて学会は本日までですが、明日は秋分の日でお休み。折角ここまで来たので久留米経由で久大本線に乗って由布院へ寄り道することに。

夕方の「ゆふいんの森」号はハイデッカー4両編成。

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先頭部は展望席になっていて、眺めは良好~。

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ハイデッカー同士の車両間は“渡り廊下”のような構造で水平移動出来ます。

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日田、豊後森など、のどかな風景の中を快走。

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夕刻に由布院駅に到着しました。

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今夜は温泉でふやけることにします~。

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9月21日土曜日。晴れのち曇り。ここ数日爽やかな秋晴れが続いています。今日から3連休って方が多いことでしょう。

今日のクリニックはかぜ症状の方で昼前に少々混雑しましたが、午後からは至って平穏でした。皆さん既に遊びに出かけたのでしょうか。

診療終了後は直ちにクリニックを逃走。相鉄の横浜着が少々遅れたので珍しくYCATからバスで羽田空港へ。ハイデッカーバスからの眺めは結構良好でした。

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16時25分のJAL323便福岡行きに悠々間に合いました。ディズニーのラッピングの機体でしたが、機内は別に何の変哲もなし。

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今回は熊本で開催されている第61回日本心臓病学会に参加するための九州入りです。学会開催地の熊本は飛行機もホテルも満杯だったので、今夜は福岡泊まりにして明日移動の予定。

駅近くのホテルにチェックイン後、桜坂にあるレストランIMURIへ。

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中央に大きなかまどがあって、そこでカウンター上に置いてある食材を焼いたり蒸したりしてくれます。

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大きな大分のどんこは焼いてもらい、天然舞茸は天ぷらに・・・。

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珍しいものがたくさんあってついつい食べ過ぎ。

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さらにケーキ屋さんが隣接しているので、困ったことにカウンターでデザートも食べられてしまいます~。

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帰りはお約束通り博多駅に立ち寄ってからホテルへ。

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福岡ドームでのEXILEのコンサートがはねた上に、鹿児島本線が車両故障とかで止まっていて駅構内は混雑していました。

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明日早朝に新幹線で熊本入りの予定です~。

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9月17日火曜日。晴れ。台風18号は東北、北海道をぬけて温帯低気圧になりました。今朝は全国的に台風一過、爽やかな秋晴れになりました。大和は最高気温28℃。

3連休明けのクリニックはやっぱり混雑。かぜ症状の方がそれなりに。感染性胃腸炎様の症状の方が散見されました。

特定健診は今月末に向けて終盤の追い込み。あと僅かの期間頑張れば・・・。

さて夏の旅行のレポートがまだ終わっていませんでした。今日はその続きを。

プラハから列車でウィーンに着いた翌日、早朝のウィーン西駅へ。ここは文字通り“西”方面へのターミナル駅です。

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発着する列車が多くて活気に富んでいました。車両はどれも綺麗でモダン。

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レギオナルツークはオーストリア国内で運行されている普通列車。

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2階建てのごっつい車両も。

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夜行列車も到着。

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もちろん食堂車付き!。のぞいて見ると白いテーブルクロスがかかって本格的な食堂車でした。

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次の機会には是非とも寝台列車に乗って国境を越えてみたいです~。

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到着した列車にも、これから出発列車にも後尾に自動車輸送用の貨車が連結されていました。

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自動車積み込み用のホームではまさに積み込みの真最中。

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日本でもかつては“カートレイン”がありましたが、あまり認知されないうちに消えてしまいましたね~。

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クルマだけではなく大型バイクも。

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さてこれからオーストリアの西に位置するザルツブルグへ向かいます。

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9月10日火曜日。曇り。昨日に続いて今日も最高気温は27℃。過ごし易い一日でした。

今日もクリニックは特定健診でバタバタ。・・・とは言っても検査の方が多いからで、受診者数は普段と大差ありません。昼は会計業務で大和市医師会へ。帰院後は直ぐに午後の診療。今日は午前中よりも午後の方が予約外で来院される方が多くて、だいぶ予約時間が押し気味になってしまいました。診療終了後は肺がん検診の結果作成などの事務仕事が文字通り山積みです~。

さてまだ夏の旅行ネタが残っていますので続きを・・・。

4日目の朝、プラハからウィーンへ列車で移動しました。プラハ本駅は残念ながら改修中で、駅本屋の内部は見られず。その上、朝は逆光で外観の写真も撮れず~。

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地下の発車時刻の掲示版の前にはたくさんの旅行者。

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発車時刻が近付かないと発車ホームが掲示されないので、皆それを待っていたのでした。掲示が出るたびに一斉に移動。“ODJEZD”が出発の意味でしょうか。

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ホームへ上がると、ホームの上屋はヨーロッパでは一般的なドーム状。チョッと薄汚れた感じ。行き止まりの頭端式ホーム(櫛形ホーム)ではなく通過型ホーム。ヨーロッパの大きい駅では珍しいかも。

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隣のホームにはチェコのシュコダ製のチェコ国鉄371型(交直両用3080kW)に牽かれた客車列車。

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1996年製にしてはスタイルは野暮ったい感じ!?。

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今回乗車する8時39分発EC75列車が入って来ました。EC75列車のECは国際列車EuroCityの略。この75列車はFranz Schubert号という愛称が付いています。

あれれ、機関車はチェコ国鉄ではなくてオーストリア連邦鉄道(ÖBB, Österreichische Bundesbahnen)の真っ赤な1216型でした。ヨーロッパにおける汎用機でチョッと残念。

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この1216型はドイツ・シーメンス製のユーロスプリンターシリーズ。3電源方式で、時速357km/hの記録を持つ機関車だそうです。

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朝日に赤が映えて眩しい~。後はプラハ本駅の塔。

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機関車のすぐ後が1等車。客車はチェコ国鉄の車両です。

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次に食堂車のはずが・・・今日はなぜか連結されていません(涙)!。車内に置いてあったリーフレットにも食堂車が連結されていることになっているのですが残念。

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・・・とういうことで、1等車の隣は車椅子や自転車置場のある2等車。

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車内には自転車が立て掛けられるスペースや・・・。

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車椅子のリフトも完備されています。

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出発時刻が迫ったところで隣のホームにチェコ国鉄が誇るスーパーシティ・ペンドリーノが入って来ました。チェコ国内最高速度記録237km/hを保持する3電源振り子式車両です。ベースはイタリアの「ペンドリーノ」シリーズ。発車時刻が迫っていて近付けず~。

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わがEC75列車は定刻の8時39分に何の前触れもなくゆっくりとホームを離れました。車窓には武骨な感じのチェコ製機関車の姿が。

 

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今回はチョッと贅沢をして1等車を確保。さほど2等車との料金格差はありませんが、車内も至ってシンプルで特別な装備はありません。

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リーフレットには途中駅の到着時刻、出発時刻、乗り継ぎ列車が記載されています。どこかの国の様にうるさく車内放送を繰り返されるよりもいいかも。

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車窓はとってものどかな風景が続きます。

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時折小さな街にさしかかりますが、あとはまた農村風景。

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最初の停車駅Pardubiceは2分停車。

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ローカル列車にも乗ってみたいけれど・・・。

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車窓から見かける電気機関車は塗装は異なっても形態的には同じコンセプト。

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Brno駅では機関車を見に先頭へ。3分停車なので乗り遅れない様にしないとね~。

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ホーム端からは2本の尖塔が見えました。

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そこへ反対方向から古めかしい電気機関車が入って来ました。242型という電気機関車の様で、出自は不明ですが相当古そうな形。

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ホームでは車掌さんたちが談笑。

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バタバタしている変な日本人を物珍しそうに!?。

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昼食は車内販売のサンドウィッチとコーヒー。車内ではチェココルナでもユーロでも使用可。

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Breclav駅はチェコとオーストリアの国境の駅で8分停車。

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でもEU同士なのでパスポートコントロールも無し。乗務員は当然交代してオーストリアの車掌さんが再度乗車券のチェックに来ました。

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国境を越えて1時間程でウィーンの街中へ。ドナウ川を渡り・・・。

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大工事中のウィーン中央駅をゆっくり通過。

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終点のひとつ手前、真新しいWien Meidling駅で下車。ほぼ定時13時24分に到着。5時間弱の旅でした。

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駅の案内放送はチェコ語からドイツ語になっていました。

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さてこれからウィーンを見てまわります~。

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9月4日水曜日。曇り時々雨。昨夜は結構ひどい雨が降っていましたが、朝の通勤時は上がっていました。

ところが、診療が始まってふと外を見たら物凄い豪雨!。ありゃりゃと思っていたら9時18分頃、鳥島近海を震源とする最大震度4の地震。結構揺れが大きく感じられましたが、大和は震度2(!?)だったそうです。

今日は終日大気が不安定で、突然雨が降ったり薄日が射したり。時間帯によって患者さんもずぶ濡れだったり、汗だくだったり・・・。でも悪天候のためか予約外で来院される方は少なめで比較的平穏な一日でした。

さて今日はこの夏の旅行ネタの続き(もう9月なのになかなか先へ進まなくて済みません~)。

今日はプラハのトラムのまとめ。プラハの中心部の主たる交通機関は何と言ってもトラム。地下鉄3系統に対してトラムは35系統。延長114kmもあるそうです。

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一番良く見かける車輛は、クリームと赤のツートンカラーで丸みを帯びたチョッとクラシカルな車体。これは社会主義時代、当時のチェコスロバキアで製造されたタトラ社製の「タトラカー」。形式はタトラT3です。

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製造元のチェコのみならず、旧ソ連などでもライセンス生産。

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チェコ、東ドイツ、ソ連、ルーマニア、ユーゴスラビア、そして北朝鮮など共産圏の国々で広く使われ、実に1万4000台も製造されたそうです。

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プラハ市内ではまだまだこの旧式のタトラT3が主役。下の写真は行先表示が近代化されているタイプ。

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パンタグラフが巨大で架線が高い位置に張られているのは、社会主義時代に下を戦車が通れるようにしたからとか(!?)。

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ちょっと変わった塗装はタトラT3の更新車。中央部のみ低床化改造されています。

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ラッピングカーも走っていました。下はサムソン。

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ところで前(写真左下)と後(写真右下)で随分顔付きが違います。

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後は何だかあっさりした顔付き。

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良く見ると後ろには前照灯も無ければ運転台もありません!。

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実は終点はループになっていて、前進のまま方向転換する構造になっているのだそうです。なるほど~。でも終点まで行って確かめて来るべきでした。

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左下は運転台側。右下は運転台側から後方を見たところ。確かに後は運転台が無いし固定座席が全て進行方向を向いています。

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さてプラハの街には古いトラムが良く似合いますが、もちろんタトラT3よりも新しい形式も。角張ったデザインはタトラT6A5。

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新型になると巨大菱形パンタではなくてシングルアームのパンタグラフ。低床タイプはKT8D5の更新車両。

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右に並んでいるタトラT3に比べると随分近代的な印象。

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さらに新型の低床5連接車は、やはり自国のチェコ製でシュコダ14T。何とデザインはポルシェだそうで近未来的な感じ。

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そして目下の最新鋭はシュコダ15T。3連接車です。

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さすがに音も静かで乗り心地も良いです。

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古い街並みにも意外にマッチ。

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最後に車両中心では無くて「トラムのある風景」の写真を何点か・・・。

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さて次回はプラハからウィーンへ向かいます~。

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8月30日金曜日。晴れ。久しぶりに最高気温は36℃!。台風15号が西から接近している影響なのか、またまた猛暑が戻って来ました。

今日のクリニックは朝から混雑。月末なので「今月中に」って心理が働くのでしょうか、予約外でいらっしゃる方が多数。ちょっと困るのは予約無しでいらっしゃる特定健診・長寿健診の方。健診は時間と人手を要しますので、混雑時には対応出来ないことも。どうかご予約下さいませ~。

さて、またまた先日の旅行の続き。プラハ城を下ってカレル橋を渡り、狭い路地を抜けると、プラハの心臓部である旧市街広場。

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正面に見える2本の塔はティーン教会。今の姿は1365年の改築によるものだそうで(!)。

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広場の真ん中にはチェコの英雄ヤン・フス像。

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一角にある白壁の教会は聖ミクラーシュ教会。

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中を覗いて見ると荘厳なバロック様式。

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その裏手にはフランク・カフカの生家。ここはこのレリーフだけ!?。

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旧市庁舎の塔には、立派で美しい天文時計。現在の駆動装置は1948年に取り付けられた電動式。

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この塔は上ることが出来るので入ってみることに。辛いらせん階段を想像していましたが、意外にも近代的なエレベータ付き!。

上がって見ると、眼下に世界遺産の街並みが広がりました。

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いや~、意外に高くて足がすくみますが・・・。

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上がった甲斐はありました。

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遠くにプラハ城。

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白壁の教会が先ほどの聖ミクラーシュ教会です。

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広場のヤン・フス像も小さく見えます。

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向かい合うティーン教会の2本の塔と同じくらいの高さでしょうか。

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もちろん飛行機よりは怖くありませんでしたが、根本的に高いところは得意ではありませんので、足早に一周して・・・。

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8月27日火曜日。晴れ。昨夜はかなりの雨が降っていましたが、朝には上がってスッキリ晴れました。朝の通勤時の気温は20℃(!)で寒いくらいでした。日中も30℃に届かず。

今日のクリニックは相変わらず特定健診の方で混雑。それでも予約外で来院される方が少なめだったので、ほぼ予約時間通りに診療が進みました。喘息様の症状の方が増えて来たかも。

診療終了後は大和市地域医療センターへ。今夜は大和市医師会の認知症学術講演会に出席。夜9時前に会場を出ましたが、心なしか秋の虫の声がいつもよりも賑やかに聞こえました。

さて、先日の旅行の続きを。到着翌日、プラハ城に上がって聖ヴィート大聖堂など城内をゆっくり見物。城内を東西に結ぶメインストリートは雰囲気の良い石畳。

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やがてプラハ城の東端にある東門の黒塔が見えて来ました。

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下の写真は東門を出て振り返ったところ。

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こちら側にも衛兵さんが立っています。いつの間にか朝の静寂の時間は過ぎて各国からの観光客が続々とやって来る時間になりました。

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そこから南側を見ると、眼下には茶色い屋根が並ぶ街の様子が一望。

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坂を下って城下の狭い道を探索。

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フランツ・カフカ博物館(カフカはプラハのユダヤ人街で生まれ育ったそうです)の脇の路地を抜けると・・・。

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有名なカレル橋のたもとへ。大きな俵の様なものは名物の砂糖まぶしのリング状のパンの様なもの(名前は聞いたけれど忘れました)。竹輪のようにクルクル回しながら焼いていました。もちろん試食しましたがお勧めするほどでも・・・。

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カレル橋は渡らずにまずは反対側のモステッカー通りへ。絵に描いた様な古い街並み。

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マラー・ストラナ広場のカフェでランチ。

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トラムがひっきりなしに走って行くのを眺めながらのパスタとパフェは至福のひととき!?。

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食後、一角にある聖ミクラーシュ教会をのぞいて見ると・・・!。

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1787年にはモーツァルトがここでオルガンを演奏したことがあるそうです。

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下は外へ出てカレル橋方向から眺めたところ。

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さていよいよカレル橋へ。14世紀後半から15世紀の初めにかけて建造されたそうです。

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下に流れるのはヴルタヴァ川。つい先日中欧を襲った豪雨で暴れたそうですが今は静か。

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両側の欄干には30体の聖人像。

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触ると霊験があるらしい彫像がいくつか。そこだけピカピカなのですぐ判ります。通天閣のビリケンさんや善光寺や成田山、さらに深大寺など日本のお寺にある賓頭盧尊者みたいなもの!?。

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橋上にはたくさんのパフォーマー。丘の上に見える塔がプラハ城です。

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夜ライトアップされると綺麗だそうですが・・・。

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橋を渡り切ったところの橋塔は1400年に完成したそうです。

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ここから旧市街広場へ向かう通りは、各国の観光客で溢れ返っていました。まるで竹下通り~。

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朝から動いているのでそろそろ疲れて来ましたが、まだまだまわり切れません。

続きはまた後日に~。

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8月23日金曜日。曇り。今日も気温は32℃まで上がり、暑さが厳しい一日になりました。今日も大気は不安定。

今日も今日とて、クリニックはここ数日と同じ様にバタバタ。特定健診の方が多めでした。昼休みは、大和市医師会へ出向いてテレビ会議に参加し、その後診療時間外に入れた超音波検査をこなしておしまい。

医師会から帰って来るころにポツリポツリと雨が降り始め、あっという間にゲリラ豪雨化。午後の患者さんの中には、ずぶ濡れで来院された方も。お風邪を召しませぬ様に~。

診療終了後はやっぱり山積みのカルテと格闘。

さて今日も先日の旅行の続きを。ホテルから地下鉄とトラムを乗り継いで、高台にあるトラムの停留所Pražský hrad(たぶんプラハ城の意味だと思われます)に着いたのは、まだ朝8時半でした。

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昨今の日本の気温を考えれば申し上げ難いですが、プラハの最高気温は20℃前半、最低気温は10℃代前半程度でしたので、朝の空気は冷たいくらいでした。門までやって来ると、両脇に微動だにしない衛兵さんが。

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門をくぐると、聳え立つ聖ヴィート大聖堂。

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巨大です~。もとは930年に造られ、14世紀に改築されたそうで、塔の高さは96.6m。

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9時にならないと中に入れないので、それまでじっくり外観を観察。下の写真は側面から。一部修復中です。

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そして後姿。う~ん、いかにも由緒有り気な外観です。

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9時になって衛兵さんが交代すると、やっとチケット売り場が開門。

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大聖堂の中に入ると、荘厳な雰囲気に圧倒されます。

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さらに19世紀末から20世紀初頭にかけて作られたというステンドグラスが見事~。

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下はチェコを代表する有名な画家ムハ(ミュシャ)のステンドグラスだそうで・・・。

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東側のステンドグラスは朝日が輝いて壁に反射。ことさら厳かな雰囲気を醸し出していました。

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あれれ、また長くなってしまいました。続きはまた~。

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8月21日水曜日。曇り一時雨。スッキリしない天気だった割に最高気温は33℃まで上がって終日ジットリ~。

今日のクリニックは相変わらず特定健診でバタバタしていました。予約外の方は午前早めの時間帯に多めでしたが、その波が一段落した後は比較的平穏に。診療はほぼ時間通りに終了しました。

診療終了後はいつもの事務仕事。9時頃には切り上げましたが、外に出て見たらビックリするほどの湿度。直前まで雨が降っていた様で、気温27℃で湿度94%。じっとしていても汗が~。

さて今日は先日の旅行の続きを。プラハ到着の翌日は、まずは高台にあるプラハ城に上がってみることに。地図を見ると地下鉄とトラムを使って楽に行けそうです。

下の写真が地下鉄の入口のマーク。知らないと通り過ぎてしまいそう。

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地下にあるキオスクで一日乗車券を購入。これで24時間、地下鉄、トラム、バス、さらにケーブルカーも乗り放題。

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通貨はチェココルナ(チョココロネではありません)。EUなのにユーロではありません。1コルナは約5円。一日乗車券は110コルナです。

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駅構内は日本よりも薄暗い感じ。長~いエスカレーターが3基。かなり深いところを走っている様です。

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駅の表示はチェコ語のみですが、行先の駅名を地図と照らし合わせればどこへでも~。地下鉄はA線、B線、C線の3系統のみで、東京の地下鉄に比べればはるかに単純。

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日本のガイドブックのカタカナ表記では「ムーステク駅」と書いてあるのでそのままローマ字読みで良いのでしょうか。

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やって来る電車はみんな同じ色、同じ型に見えます。

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実用本位、質実剛健って感じの車両です。

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トラムへの乗り換え駅はお洒落な内装。円形の断面でシールド工法の様です。

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こちらは「マロストランスカー駅」(!?)。

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地上へ出て見ると、駅への入口はやっぱり目立ちません。

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さてここからトラムに乗り換え。車両は古そうですが・・・。

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山道のカーブもグイグイ上がって、プラハ城の入口の駅に到着。

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・・・とここまででプラハ城に辿り着く前に今日は時間切れ。続きはまた後日~。

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8月19日月曜日。晴れ。今日も最高気温は33℃まで。相変わらずの厳しい残暑が続いています。朝の通勤電車はまだまだ普段より空いていて、夏休みの余韻が残っている様です。

夏季休診を終えて、今日から当院は診療再開。休み明けのクリニックはやっぱり混雑しました。咳や熱などのかぜ症状の方はやはり冷房によるものでしょうか。動悸、息切れ、食欲不振、胸部不快感・・・連日の暑さが悪さをしていそうな症状の方も。

夜中にあまりの暑さで目が覚めたご高齢のご夫妻。冷房を入れたはずが間違えて暖房だったそうで・・・笑い事ではありません。家電のメーカーさんには目が悪くても間違えないスイッチを考えてもらわないとね~。

さて先週は1週間お休みを頂いて、今回はチェコとオーストリアへ行って来ました(もちろん鉄道の旅!?)。折りを見て少しずつそのご報告を。

まずは初日8月11日の朝、雑踏の成田空港からオーストリア航空で国外逃亡。

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まずはウィーンまで約12時間の道程。飛行機は見るのは好きですが・・・。

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ウィーン到着後、入国手続きを済ませて17時10分のプラハ行きに乗り継ぎ。プラハ便はオランダのフォッカー100型でした(フォッカーは1997年に倒産した会社です)。日本ではあまり馴染みの無い機種です。

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フライトは約50分。さすがにここではお盆休みの影響は無い様で、機内は空席だらけ。ツアー旅行ではないので周囲には日本人の姿はほとんど見かけません。

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プラハでは街中にホテルを取りました。荷物を置いて早速街へ。

下の写真は1968年の「プラハの春」の舞台になったヴァーツラフ広場の夕景。手前は車道ですが石畳。夜8時半ころまで明るいのが嬉しいです~。

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日曜の夜ですが、ウロウロしている人々がたくさん。奥の突き当たりに見えるのが国立博物館。

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おや、こんなところに線路が!。プラハの足は地下鉄もありますが、トラムが主役。

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次から次へとトラムがやって来ます!。結構なスピードでキビキビ走行していますが・・・。

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車両は社会主義時代からの旧いものが多数。

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とりあえずお腹が空いたので路上でこんなものを・・・。街中では英語は通じないことが多くてチェコ語。文字からしてチンプンカンプンですが、買物くらいはどうにでもなります。

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街中をうろついているうちに暗くなって来ました。時差は7時間なので日本時間では朝の4時頃。

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おいしそうなチョコレート屋さんを見つけてチョッと寄り道した後・・・。

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ホテルへ戻って翌日の作戦を。トラムに乗って街中を探検する予定です。

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5月22日水曜日。晴れ。今日も最高気温は24℃まで上がって昨日同様汗ばむ陽気になりました。

今日もクリニックは比較的平穏でしたが、何故か午前も午後も終盤で混雑するあまりよろしくないパターンでした。下痢、嘔吐と熱発の方が今日も何人か。新患の方が多めだったのは水曜日だからでしょう。

さて今日も先日の日曜日の続き。

山寺の奥の院から降りてきたらまだ午前10時代。でも11時41分まで山形方面の列車はありません。チョッと時間的には早いけれど、チャンと奥の院まで上がった自分へのご褒美を兼ねて、まずは腹ごしらえをすることに!?。

ちょうど近くにあった立谷川沿いのお休み処「対面石」に入ってみました。へんてこな名前のお店ですが、あとで外に出て見るとすぐ横に巨大な石があったので、もしかするとこれが対面石かもしれません。

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「力こんにゃく」は玉こんにゃくを煮込んだもの。うれしいことに100円(!)。でもあまり“力”は出ないかも。「板そば」は板に載っているけれど量がやや多めの普通のざる蕎麦。

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さらに近くの人が食べていて羨ましくなって「生麩ずんだ餅」を追加。“ずんだ”は枝豆をすり潰したもので、伊達政宗の陣中で造られたのが起源と言う南東北の郷土菓子です。う~ん、美味~。

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駅に戻って少々早目にホームに上がったら、臨時列車到着のアナウンス。ホームの端で待ち構えていたら、今やとっても貴重な仙台所属の485系特急電車がやって来ました!。

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5月18日と19日のみ限定運転の「新緑山寺御開帳号」でした。

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ヘッドマーク付き(公募のものなのか手書き風です)。私としたことが全くノーマークでした。そうと知っていればしかるべき所で写真を撮ったのに・・・。

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快速電車の扱いなので普通乗車券のみで乗車可。もちろん飛び乗りました!。車内はシートの枕カバーが無い以外はかつての東北特急そのもの。チョッと得した気分です。

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でも山寺から山形までの所要時間はたったの16分。

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アッと言う間に着いてしまって乗り足りません~。

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山形では駅構内をうろついてからJRのホテル内のティーラウンジで小休止(何故かまた甘いもの!?)。

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街中にも出ず、早々に13時47分発の「つばさ86号」に乗り込みました。

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大宮が近付くと、東北や北関東ののどかな光景が一変。住宅や高層ビルがあまりに乱立し過ぎていて災害時のことが心配になります。

16時48分の定刻に東京着。ほぼ1日の行程でしたが大いに気分転換出来ました~。

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5月21日火曜日。昨日の雨はやっと上がって天気が回復。日中は25℃まで上がって夏日になりました。

今日のクリニックは午前も午後も比較的平穏でしたが、夕方になってから混雑。今頃になって感染性胃腸炎様の患者さんがちらほら。

さて今日も日曜日の続きです。山寺(立石寺)の奥の院でお参りを済ませてから、尾根伝いを散策。付近ではまだ八重桜が残っていました!。

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くり貫かれた岩の中に据えられた小さな三重小塔は重要文化財の立札が。

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対面の山肌には朽ちかかった様な小屋が見えます。

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更に開山堂と納経堂・・・。

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そこからさらに脇の石段を上がると五大堂があります。

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五大堂の舞台は薫風が心地良く下界が一望。

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眼下に山寺駅が見えました。

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小休止の後、後ろ髪を引かれながらも下山にかかります。

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やっぱり下りは楽。さほど汗もかかず。

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でも膝が笑ってしまって・・・トホホ。

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山門まで降りて来たらたくさんのシャガが咲いていました。

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下りはさすがに速くて、時計を見ればまだ10時代。

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でも10時36分山寺発の山形行きには間に合いそうもありません。どうしましょう・・・。

ちょっと長くなって来たので続きはまたまた後日に~。

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11月11日日曜日。曇りのち雨。折角の日曜日は朝からどんより曇り空。午後からは駅前まで食料品の買出しに出かけましたが、天気予報通り午後3時頃から雨が降り出し、傘をさして帰って来ました。そんな訳で今日はさしたる話題も無いので昔の鉄道ネタを。

9月初旬にEF63型直流電気機関車の模型について書きましたが、「後日実車について紹介します」と言っておきながら、いつの間にか2ヶ月も経ってしまいました。今日は実車編を。

EF63は横川~軽井沢間の碓氷峠、たった一駅区間のためだけに造られた専用機関車。この区間の全列車をサポートするために計24輌製造されました。

昭和51年(1976年)4月5日、春休みに友人と碓氷峠に乗り込みました。当時の記録では上野発6時16分の急行「妙高1号」(169系電車)に乗って軽井沢まで行った様です。

下の写真は横川駅で乗車していた妙高1号に連結されたEF63。電車であろうと客車であろうと貨車であろうと、碓氷峠を越えるにはEF63のサポートが必ず必要でした。

横川1976.4.5

まずは熊ノ平へ。ここはアプト時代は駅だったところ。下の写真は下り急行「妙高2号・志賀1号」。

熊ノ平1976.4.5 

特急「あさま2号」は当時は新鋭だった183系1000番代。

熊ノ平1976.4.5

まだ客車列車も残っていました。写真は322列車。客車の本務機はEF62だったので、補機のEF63の2輌と合わせて3重連の大迫力。

1976.4.5熊ノ平 

本務機のEF62には春闘のスローガン。残念~。

熊ノ平1976.4.5 

「白山1号」は489系ボンネット。信越本線経由の金沢行きです。

熊ノ平1976.4.5 碓井1976.4.5 

熊ノ平から少し下ると碓氷橋。

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もちろん貨物列車も本務機はEF62。

碓井1976.4.5 

当時は80系電車も活躍中。写真は345M列車。

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同じく峠を下る340M列車。

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当時は特急と急行の勢力がほぼ互角でした。下は急行「信州3号・志賀2号」の169系。

碓井1976.4.5

最後尾にはEF63が付いて後押し。

碓井1976.4.5 

横川駅まで降りて来ると、もう日が傾いていました。横川ではEF62のトップナンバーが貨物列車(365列車)を牽いて停車していましたが、ホーム端で引きが取れずに顔だけの写真。

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365列車の後補機。

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隣には旅客列車325列車。本務機はEF6219。

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EF62は独特の3軸台車。

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悔やまれるのは後ろに続く客車の写真を撮っていなかったことです~。

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逆光の中、碓氷峠へ向かって出発~。

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こんどは「あさま6号」が降りて来ました。EF63が切り離されたところ。

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ここからは身軽になって上野へ向かいます。

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EF6320は全般検査後だったのか、新製機のようにピカピカです。

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「白山」編成の489系「あさま」も何本かありました。まだ新車でピカピカのボンネットにEF63の顔が写っています。

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だいぶ暗くなって来たので、横川17時33分発の急行「軽井沢」で帰宅の途に。上野には19時38分着。

長野新幹線開業により横川~軽井沢間は1997年9月で廃線になってしまいました。

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懐かしむ方が多いのか、8月末に発売になったトミックスのEF63の模型は直ぐに売り切れてしまった様です~。

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10月17日水曜日。曇りのち雨。朝は14℃でどんより寒々しい朝でした。

今日のクリニックは昨日と打って変わって終日混雑。かぜ症状の方が多めでした。台風接近の影響か喘息様の咳の方も。インフルエンザワクチンを打ちに来られる方も増えました。

昼は当クリニックビルのミーティング。もう冬休みをどうするかなんて季節になりました。午後からはいつの間にか雨が降り始めましたが、夜なべ仕事を終えて帰宅する頃には上がっていました。安心していたら最寄駅に着いたところでドシャ降り~。

さて先日10月8日月曜日の山口行きの続き。博多から500系「こだま738号」に乗って新山口まで。9時37分発の山口線に乗り継ぎました。ローカル色のキハ40系です。

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新山口構内では「SLやまぐち」が出発準備中。

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今日も天気が良いので、宮野~仁保間の大山路踏切へ。コスモスが綺麗でした。

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気温は高めで秋の空です。

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少し早めに着いたつもりでしたが既に大勢の人。重連運転だし天気の良い3連休ですから混雑していて当然でしょう。まずは特急列車や普通列車でウォーミングアップ。

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しばらくして宮野発車の汽笛が聞こえてきました。次第にドラフト音が大きくなって来て「SLやまぐち」が勾配を上がって来ました!。

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気温が高かった割には煙は出ているほうでしょうか。

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写真は・・・コスモスも汽車も中途半端になってしまい完敗です~。

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更にリベンジしたいところですが、折り返しを撮っていると今日中に帰れません。新山口13時06分発「のぞみ32号」で帰路につきました。

3連休最終日の新幹線は満席。自宅に帰り着いたのは暗くなってから。写真は不出来で不完全燃焼気味でしたが、良い気分転換になりました。以上で「SLやまぐち」の話しは“完”~。

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10月16日火曜日。晴れ。朝は16℃、日中は23℃で爽やかな秋晴れ。

今日のクリニックは朝から平穏。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。午後はその反動で混雑するかと思いきや、やっぱり平穏。昨日は大混雑だったのにどうしたことでしょう。

診療終了後は歯医者さんへ。今回の一連の治療は今日でおしまい。めでたし~。

さて先日の連休の山口行きのご報告はまだ完結していません。今日も続きを~。10月7日は上りの「SLやまぐち」を撮り終わった後、遅くに博多に着いて駅近くに投宿。翌10月8日早朝の新幹線で新山口へ戻りました。何でわざわざ!?・・・それは500系新幹線に乗車するためです!。

500系は1996年に登場した最速の新幹線で、設計上は320km/h、営業最高速度は300km/h。残念ながら2010年2月28日に定期「のぞみ」運用から引退し、現在では8両編成に短縮化された上で、山陽新幹線の「こだま」に運用されています。山陽区間の「こだま」を利用する機会はなかなか無いので、今回山口まで来た機会に博多に泊まって乗車することにした次第。

さて500系運用の博多発8時12分の「こだま738号」岡山行きが入線して来ました。

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この列車は基地のある博多南始発。博多南駅と博多駅の間は在来線扱いで、通勤客の方々がたくさん降りて来ました。

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早速車内を観察。早朝の「こだま」の車内はガラガラです。自由席は3-2の5列シート。大阪寄り先頭車8号車の壁面には何やら絵柄が・・・。

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何と壁面に運転台が描かれていて、その後ろに擬似運転台が設置されていました!。サイズは残念ながら(!?)子ども用。ハンドルやスイッチが設置されていて、操作すると速度計やATC信号などが点灯する優れ物だそうです。ちょっと座ってみようかと思った矢先、小さいお子さんが走って来たので・・・。

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今回はガラガラなのにわざわざ指定席を取りました。なぜなら指定席は元グリーン車の2-2の4列シートだから。グリーン車の乗り心地を普通料金で味わえるという訳。

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「のぞみ」なら博多ー新山口は37分ほどですが、「こだま」は「のぞみ」や「みずほ」を頻回に待避するため1時間以上かかります。途中の待避時間に写真を。新幹線とは思えないのんびりした道中です~。

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高速性を追求した尖ったジェット戦闘機のような外観は最新のN700系よりスタイリッシュ。先頭車は全長 (27m) の半分以上の15mにわたり断面を徐々にすぼめています。車体断面も円形に近くなって狭くなりました。

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そのために先頭車の客席数が減り、運転台直後の乗降ドアがないのが他形式と違うところ。また軽量化と高強度化のために製造費が高価だったことも引退に拍車をかけた様です。

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新山口まで1時間あまり500系の乗り心地を堪能して来ました。まだ続きます~。

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10月14日日曜日。曇り時々雨。今日は一日中暗くて気温も20℃以下。生憎の天気になりました。

今日は夕方になって駅前まで買物に出たくらいで、終日自宅で過ごしておりました。

さて今日10月14日は、1872年に新橋~横浜間に初の鉄道が開業したのに因んだ「鉄道の日」。毎年鉄道ネタを選んでいますが、今年は先週以来鉄道ネタばかり(申し訳ありません~)。今日も先週10月7日の日曜日「SLやまぐち」号の続きを。

津和野からの折り返し列車をどこで撮影するか思案しながら先行列車に乗っていたら、南下するに従って次第に天気が回復して来ました。島根県側(津和野は島根県です)と山口県側で天気が違う様です。

有名な篠目駅には既にたくさんの三脚が並んでいたのを来る時に確認していたので、1つ手前、午前中にも降り立った長門峡駅の山口側で撮影することに。到着してみると予想外にも周囲に誰もいません。待つことしばし、16時05分に上り「SLやまぐち」号が長門峡駅に到着しました。

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長門峡駅は1分停車。どんどん煙が濃くなってきて、16時06分の定刻にC571号機、C56160号機が順に高らかに汽笛を鳴らして発車。

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う~ん、思わぬ大爆煙です~。

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次第に加速しながら迫って来る様子をコマ送りで~。

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でも“引き”が取れ無い場所での爆煙で、重連かどうか判らない写真になってしまいました。通り過ぎてから振り返れば確かに重連!。

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本当は返しの列車はC56160号機が最後尾についてプッシュプルになる予定だったので、正面がちのこの場所を選んだのですが、C56160号機の不調のため急遽前2台の通常の重連の形になったそうです。それならばもっと違う場所にするべきだったかな~。

通過後に駅へ戻っても次の列車は17時47分発までありません。列車で新山口へ出て新幹線で博多へ向かいます。えっ、何で博多!?。まだ続きがありますが、また後日に~。

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10月10日水曜日。晴れ。朝は15℃、日中は22℃。天気も良くて爽やかな一日になりました。

今日のクリニックは朝から混雑。かぜ症状の方が多めでした。まだしばらくは特定健診の結果をお話する方も多くて、予約時間は押し気味です。診療終了後はどうも苦手な歯医者さん~。

さて今日は先日の日曜日「SLやまぐち」の続きです。

津和野駅に着いた「SLやまぐち」号牽引機、C571号機とC56160号機は、帰路に備えて1両ずつ整備を受けます。津和野機関区跡のターンテーブル脇へ行くと、丁度C571号機がターンテーブルに乗るところでした。向こうに待機するC56160号機の姿が見えます。

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折しも大粒の雨が降り始めました。そう言えば数年前にここに来た時も雨でした。

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ターンテーブルが回転し始めて・・・。

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ゆっくり方向転換。

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そして排煙装置が設置された整備線に入ります。

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給水、カマ替え、足回りの点検、炭水車上では石炭のかき寄せ・・・。

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多くの方たちのご尽力で蒸気機関車の運行が支えられていることが実感されますね~。

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見学スペースには老若男女、見物客がたくさん。外国の方の姿もちらほら。

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C571号機の整備が終わるとC56160号機の番ですが、またまた雨が降り始めたために早々に駅待合室へ避難。

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小柄なC56の姿を遠くから眺めるだけで・・・。

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駅前にはD51194号機が静態保存されていました。かつて津和野の機関区に配置されて山口線で活躍していた長野工場式集煙器を装備したD51です。

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折り返しは津和野近くでの撮影を考えていましたが、雨がひどくなったので、急遽先行列車で先回りすることに。

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車窓から見る徳佐付近の空はどんより。返しの有名撮影地も相当混雑している様子。どこで撮るか思案しながら・・・。続きはまた後日~。

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10月8日月曜日。晴れ。体育の日で休日です。

さてご報告が1日遅れになってしまいましたが、昨日10月7日日曜日の続き。岡山から新幹線を乗り継いで新山口に8時34分着。

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ここから9時11分発の山口線普通列車山口行き(キハ40系)に乗り換え、さらに山口で10時32分発益田行きに乗り継いで、長門峡駅に11時03分に到着。

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駅前には何も無いローカル無人駅ですが、お気に入りの駅で、降り立つのは今回で4回目。近くには撮影名所の鉄橋がりますが、対岸から眺めると先客がズラリ。

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人混みを避けて安易に駅近で発車を狙うことに。こちらで待ち受ける人は数人。

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待つことしばしC571号機とC56160号機の重連「SLやまぐち」号がやって来ました。今の時期、期間限定で重連運転なのです。

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12時丁度、2機それぞれ汽笛を吹鳴して発車!。

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ドラフト音やドレーンを切る音は豪快。

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でも煙は音ほどでもない!?。

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どんどん加速して目の前を通過して行きました。

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後続の12時24分発の普通列車で津和野まで後を追い掛けました。津和野に13時04分に着くと、まだ「SLやまぐち」号はホームで休んでいました。

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しばらくすると、機関車2両は切り離されて、ターンテーブルへ向かいます。

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ちょっと長くなって来たので続きはまた後日~。

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10月7日日曜日。晴れ時々曇り。昨夜は東京駅22時00分発のサンライズエクスプレス瀬戸・出雲に乗り込みました。いまや東海道筋唯一の夜行寝台です。

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個室主体の全14両編成。サンライズ出雲(出雲市行き)とサンライズ瀬戸(高松行き)、各7両ずつが岡山まで併結運転されます。

今宵のベッドはサンライズ出雲11号車シングルデラックス。下の写真の2階部分です。

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個室内にはデスクや洗面台もあり、浴衣やスリッパ、アメニティグッズも完備。

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共用ですがシャワールームもあります。シャワーカードを差し込むと6分間お湯が出る仕組み。途中で止めることも出来るのでたった6分といえども余裕です。

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廊下は狭くて太った人同士だとすれ違えないかも。

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雨の中定刻に発車。見慣れた光景も少し違って見えます~。

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疲れていたためか、かぜ気味で体調が良くないせいか、意外に良く眠れました。

朝、ブラインドを開けると丁度日の出の頃。

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岡山の手前あたりの水田は稲刈り直前?。

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岡山に6時27分着。ここでサンライズ出雲とサンライズ瀬戸に切り離されます。

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当方はここで下車して7時16分発の新幹線「さくら541号」鹿児島中央行きに乗り継ぎ。

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新幹線ホームでは今や「こだま」運用が中心となったJR西日本の700系Rail Starや懐かしの500系の姿も。

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新山口には8時34分着。山口線に乗り継いで「SLやまぐち」号の写真を撮りに行きますが、長くなって来たので続きは後日~。

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8月23日木曜日。晴れ。今日も33℃で、暑さに疲れて来ましたね~。

今日は休診日。午前中は雑用、午後から二子玉川まで買物へ。お盆明けの平日のせいか、街は空いていましたが、まだ夏休み期間なので子連れのお母さんは多め。書店によって数冊本を仕入れて来ました。

さて、またまた沖縄旅行の続きです。8月15日水曜日は、台風13号の影響が心配されましたが、南へそれて最終的には晴れてくれました。今日は与那国島へ遠征。

石垣空港出発ロビーはどことなく南国風。

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9時55分発のJTA961便はボーイング737-400でしたが、空席が目立っていました。準備が早く整ったのか5分早く出発。

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乗客は観光客よりも地元の方が多い感じ。

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ベルト着用サインが消える頃は眼下に緑深い西表島が見えました。

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飛行時間は僅かに25分で、あっという間に着陸。

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空港内でレンタカーを借り、まずは西に向かって出発。道路は立派ですが走っている車は少なめ。

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日本最西端の漁港、久部良漁港を過ぎると、ほどなく島の西端にある岬、西崎(いりざき)に到着。

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灯台の下には日本最西端の碑。

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ここからは日によっては台湾が見えるそうですが、今日は残念ながら見えませんでした。

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見下ろせば恐ろしく青い海。

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東側には久部良漁港。カジキマグロ漁で有名です。

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そこから南岸沿いの南牧場線を東へ。右手は大海原、左手は牧場。

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今回のお供は日産ノート。奇しくもナンバーは当院の市街局番と同じ~。

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比川という集落の近くの海岸にはかつてのテレビドラマ「Drコトー診療所」のオープンセットがそのまま残っていました。

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内科だけで無く外科、産科まで全科をカバーする僻地の医者は、とても私には勤まりそうもありません。

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“病室”から見た比川浜。

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さらにいくつかの展望台に立ち寄りながら東へ。下の写真は立神岩。

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展望台からの眺めです。

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眺めは絶景ですが、暑いです~。

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もちろん道々蝶の写真を撮りながらの観光です。まずはアオタテハモドキは沖縄以南に分布する蝶。暑いのでなかなか翅を開いてくれません。

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上がメス、下の青いのがオスですが、止ってくれません~。

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ナミエシロチョウはトカラ列島南部以南で定着しています。

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リュウキュウアサギマダラは奄美大島以南に生息しています。

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テングチョウは日本全国に分布。名前の由来は“天狗”の鼻。

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タテハモドキも翅を立てて止るので、表側が見えませんが、鮮やかなオレンジ色です。九州南部以南に生息しています。

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島の東端は東崎(あがりざき)。灯台の周辺は放牧地になっていてヨナグニウマがノンビリと草をはんでいました。

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さすがに暑いらしく展望台の下で涼んでいるウマも。

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今度は北側のルートを辿って、島の中心である祖内の集落から宇良部岳(231m)の麓へ。ここにはヨナグニサンの展示施設である「アヤミハビル館」があります。

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ヨナグニサンはご存知の通り世界最大の蛾。モスラのモデルです。国内では与那国島と西表島のみに分布していますが、数は減っているそうです。施設はとっても立派ですが、入館者は他にいなくてもったいない感じ。

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立派なビデオ室で1人でビデオを拝見。生きている大きな幼虫も見せて下さいましたが、モスラの幼虫とはだいぶ容姿が異なります(苦手な方は決してポップアップさせないで下さいませ~)。

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翅を広げると最大で24cm!。

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蝶の標本の中には無尾型のクロアゲハも。クロアゲハは鶴間にもいますが、南へ行くほど後翅の赤斑が発達して尾状突起が短く幅広くなります。台湾まで行くと無尾型が普通。

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見学後は祖内の集落を抜けて空港へ。因みに祖内には立派な与那国診療所(こちらは本物です)が有りました。空港内での遅めの昼食は与那国そば。

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帰りの飛行機はJRC(琉球エアコミューター)DHC-8-Q-100。39人乗りのプロペラ機です。尾翼にはシーサー。

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機内は狭いですが、チャンとCAが乗っています(ただし1人)。

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プロペラ機は昭和53年にYS11に乗って以来。プロペラが回転し始めると独特の左右の振動。

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翼は機体の上に付いているので下界の眺めは最高。プロペラが回転しているとジェット機の様に力づくで飛んでいる感じがしなくて自然な感じですが、飛行機が苦手な私どうも・・・。

行きはジェット機、帰りはプロペラ機でしたが、不思議なことにどちらも所要時間は25分。上がったと思ったらすぐ下降。眼下には西表島の浦内川が見えました。

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今回与那国島へ行ったことで、日本の最北端、最南端、最東端、最西端の4か所とも制覇しました~。

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8月22日水曜日。晴れ。相変わらず全国的に暑い日々が続いています。今日も大和の最高気温は33℃で真夏日~。

今日のクリニックは終日ほどほどの混み具合。冷房のためにかぜをひいたりお腹をこわしたりした方がちらほら。それでもほぼ時間通りに診療終了。まだしばらく暑さが続きそうです。

さて先週の沖縄旅行の続きです。

8月14日火曜日も晴れ。前夜早く寝たためかこの日も早朝に目が覚めたので、沖縄在勤のT薬品のFさん(以前大和を担当されていました)に教えて頂いた「とうふの比嘉」に行って見ることにしました。お店の開店は何と朝6時30分!。

市内からは車で10分程ですが、周辺はバナナやサトウキビ畑の広がる広大な場所。道路沿いに看板を見つけましたが、入って行くのが躊躇されるような道。

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夜明けは関東よりだいぶ遅めです。

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看板に従って進むと、忽然とお店が現れました。

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オープンスペースのテラス席が良い雰囲気ですが、ほとんど外です~。

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「暑さに弱い方」用に屋内席も準備されている様子。

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開店直後に行きましたが既に先客が4人も。

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メニューは結構豊富です。

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オーソドックスに「ゆし豆腐セット」を選択。写真は小350円です、豆乳付き~。これで十分な量でしたが、この上に大、特大、超特大まで。どのくらいのサイズになるのか気になります。

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懐かしい素朴な豆腐の味。いや~、おいしかったです。

さて今日は昨夕に続きバンナ公園へ。バンナ公園はバンナ岳周辺に広がる県営公園。公園の南口には、戦争末期に山間部への強制疎開によりマラリアの犠牲になった方々の慰霊碑が。マラリアが遅くまで残っていたんですね~。

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そこから行動開始。鬱蒼とした森の中は湿度が高くて暑いです~。

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次々に蝶たちが挨拶に現れます。ここは採集は禁止ですが、写真はもちろんOK。とりあえず以下にザッと写真を並べてみます。

アオスジアゲハは本土のものより青が鮮やか。セセリチョウの仲間は名前が良く判りません。

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イシガケチョウは“石崖”様の模様。

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朝日に照らされたヤエヤマカラスアゲハ。

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クロアゲハも後翅の赤斑が発達した沖縄・八重山亜種。翅が痛んでいたのが残念。

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ここでもヤエヤマムラサキに遭遇。

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そして今回の旅行中に撮影した最大の収穫はイワサキタテハモドキ!。地味で一見蛾のような蝶ですが、フィリピンからの迷蝶で土着種ではありません。

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石垣島でも限局的に発生している模様で、かなりの珍種のはず!?。

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昼は一旦街中に戻って、またもや飽きもせずゴーヤチャンプル。

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午後からはバンナ岳山頂付近へ。

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山頂付近にもたくさんの蝶がいました。風に吹き上げられて来たのかオオゴマダラもたくさん!。

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ちょっと長くなって来たので、オオゴマダラについてはまた改めて書きます。続きはまた後日~。

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8月21日火曜日。晴れ。今日も朝から青空が広がり最高気温は32℃になりました。

今日のクリニックは午前中はそれなりに混雑しましたが、午後からはとっても平穏。予約外の方が少なめでほぼ時間通りに終了しました。あんまり平穏だと反動が来そうで恐いです~。

診療終了後は大和商工会議所へ。今夜は消化器系の勉強会に参加。まだ夏休みの先生たちが多いのか、参加者は僅かに8名でした。今日の講師は藤沢市民病院消化器内科の岩瀬滋先生。消化器内科は専門外では・・・って?。もちろん私の専門は循環器内科ですが、基本は内科医。専門外だからこそ勉強しないとね~。

さて先週の沖縄旅行の続き。

8月13日月曜日は晴れ。前日は早過ぎる時間に寝たので早朝に覚醒。朝5時からロンドンオリンピックの閉会式を見ておりました。朝食はゴーヤチャンプルにゴーヤサラダ!。

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朝食後は早々にレンタカーで出発。

実は今回の旅の目的は蝶の写真を撮ること。国道390号線を北上して、途中の伊野田の集落から野底林道へ。気温は大和より低い31℃でしたが、森の中の湿度は80~90%以上。じっとりとした暑さです。

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森というよりはジャングルに近いかも!?。

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早速ヤエヤマムラサキに遭遇。本種は東南アジアに広く分布していますが、ここ八重山諸島でも冬は越えられず土着種ではありません。南方からやってくる迷蝶です。

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葉の上でテリトリーの見張りをしている様です。

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近くにはクロマダラソテツシジミ(たぶん)。食草はソテツ。やはり迷蝶ではありますが、2006年の暮れ以降は石垣島では大量発生しているそうです。

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スジグロカバマダラはたくさんいますが、八重山諸島が土着の北限。

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タイワンキチョウもここが北限です。

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暑さのせいか蝶影は少なめででしたが、早速ここでしか見られない蝶が次々に登場。

車をさらに北へ走らせ、玉取崎展望台へ。

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沖合いの海の色は尋常ではありません~。

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さらに所々に立ち寄りながら北上。途中シロオビアゲハを見かけましたが写真は撮れず。

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そして最北端の平久保灯台に着きました。

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眺めは最高ですが、蝶の姿は全く無し。来た道を引き返して明石近くの「かーら家食堂」でソーキそばの昼食。建物は八重山古民家風でした。暑いけれど熱いソバが美味しいのはなぜでしょうね~。

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食後は川平湾方面へ向かいます。道行く車の数は少なめ。爽快な道のりです。今回の相棒は日産マーチ。後ろはサトウキビ。

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途中吹通川のほとりで小休止。写真は橋の上から上流側を見たところですが・・・。

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下流側はもう海にそそぐところ。

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川岸にはマングローブが。

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マングローブの根本にはカニや小魚、なかでもトビハゼの様な魚がたくさん。

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戯れていると直ぐに時間が経ってしまいます。

川平にある「蝶館カビラ」に立ち寄って、ギャラリーの蝶のコレクションと温室内を飛び回る蝶を見せて頂きました。暑さのピーク時には蝶の個体数は減るそうで、写真を撮るならならバンナ公園が良いと教えて頂きました。

途中川平湾を眺めてから・・・

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バンナ岳(230m)山頂へ上がると・・・。

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近くの展望台付近には、オオゴマダラやスジクロカバマダラ、ツマムラサキマダラなどが優雅に舞っていました。蝶の写真はキリが無いので、後日まとめてお見せしますね~。

夜は郷土料理店「磯」へ。ここは石垣島に来るたびに寄るお店ですが、お手軽価格で八重山料理が食べられます。

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ミミガーやラフティ、アーサー汁、ジーマミ豆腐、もずく、グルクンの唐揚げなど、やっぱり定番は押さえておかないとね~。

今日も1日久しぶりに大量の汗をかきました。心地良い疲れで早々に就寝。何と人間らしい生活~。

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8月20日月曜日。晴れ。今日も残暑厳しく、大和でも最高気温が34℃まで上がったそうです。

夏休み期間はブログの更新をお休みしていましたので、1週間ぶりのアップです~。今日から通常通りに診療開始!。休んでいると1週間はあっという間。朝の通勤電車は、まだ夏休み中の方も多いのか普段より空き気味でした。

夏休み明けのクリニックは午前も午後も意外に平穏。咳が止まらない方が散見されたものの、感染症の方は少なめでした。診療終了後は相模大野へ。今日は心不全に関する少人数の勉強会に参加。講師は北里大学の猪又孝元先生。心不全の治療も日進月歩で勉強しなければならないことがたくさん。帰宅は夜10時前。休み明けには厳しい一日になりました。

さて、この夏休みは久しぶりに沖縄に行って参りました。以下はそのご報告~。

8月12日日曜日の朝は、前日までの疲れをものともせず(!?)いつもの出勤時とほぼ同じ時間に起きて羽田空港へ。京急品川の案内表示は一瞬ハングルでビックリしました。

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羽田空港の出発ロビーはお盆時期で激混みでしたが、西日本では九州や四国行などではまだ空席のある便も。

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10時40分発のJAL909便沖縄行きはボーイング777-200。那覇空港までの所要時間は2時間25分です。

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羽田の滑走路が混雑していて少々遅れて離陸。羽田上空は雲が多かったものの、南下するに従って雲が消えて海の青さが際立って来ました。

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那覇空港に降り立ったのは13時20分頃。空港内はランの花が飾られて南国の雰囲気です。那覇でJTA(日本トランスオーシャン航空)611便13時45分発に乗り継ぎ。

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ここからはグッと機体が小さくなってボーイング737-400です。

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那覇到着が遅れたため慌ただしい乗り継ぎになってしまい、空港ロビーで沖縄ソバを食べる予定が機内でおにぎりを頬張ることに。「ポーク玉子油みそ」のおにぎりはなかなか良い組み合わせだと思いますが、沖縄以外では見かけません。

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石垣便の出発ロビーで、なんと医局の1年先輩のK先生にバッタリ。どんなに遠出しても必ず誰かしら知り合いに遭遇してしまうのはお盆時期だからでしょうか~。

那覇から石垣空港まではたった45分のフライト。南下するにつれて眼下に真っ青な海とサンゴの島が見えます。左の写真は宮古島、右の写真は伊良部島、滑走路が見えるのが下地島。

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さらに着陸体制に入る頃に多良間島が見えて来ます(沖縄本島と石垣島はシートベルト着用サイン点灯中のため写真は撮れません~)。

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石垣空港はとっても小さな空港。来年3月には新空港に移転予定だそうです。

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滑走路に降りてターミナルまで歩く空港は今では少なくなりました。

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到着後、石垣港近くのホテルにチェックイン。まだ明るいので荷物を置いて離島桟橋へ。今回で石垣島は4回目ですが前回は2006年。離島桟橋は新しく立派になって場所も変わっていました。

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16時の船で夕方の竹富島へ。石垣~竹富間はわずか10分ほどですので石垣に来るたびに表敬訪問しています。

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この時間の乗客は疎ら。桟橋からバス(こちらは私1人でした)でコンドイ浜へ。

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コンドイ浜へ抜けるトンネル。

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トンネルを抜けると広い遠浅の砂浜。

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それにしても暑いです~。

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夕方のせいか泳いでいる人は少なめ。

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ここはいつ来ても猫がたくさん。猫にとっても住み心地が良いのでしょう。

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子猫の見送りを受けて島の中心部へ。

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珊瑚の塀、白い道、赤瓦の屋根・・・。

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前日まで慌ただしく仕事をしていたのが嘘のようです~。

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17時45分の船(最終便の1便前)で石垣港へ戻りました。竹富から戻ると石垣が都会に見えました。 早々に夕食を済ませてホテルへ戻り、普段ならまだ夕食を食べる前の時間に就寝!。

長くなるので、続きは後日に~。

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4月18日水曜日。晴れのち曇り。

今日のクリニックはそこそこの混雑。昨日インフルエンザはもう終息?なんて書いたばかりですが、今日はB型の方が4人も!。普段のかかりつけではない方が多いので、近隣の医療機関がお休みの影響もありそう。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。午後も混雑気味で診療終了は夜7時過ぎ。

近隣のクリニックがお休みのためか、水曜日は製薬会社のMRさんの面会希望が集中。可能な限りお目にかかる様にしていますが、今日は面会の先約がありましたので先着3名様まででご容赦頂きました。お互いに時間は貴重。分散して来て頂けると助かります~。

さて先日の日曜日は京都で開催された日本内科学会に参加し、後半は京都を歩いて来ましたが、今日はその続き。

建仁寺近くで昼食を済ませましたが、まだ若干の時間があったので、そのまま清水へ上がってみることに。八坂通を東に向かい、東大路通を渡ると正面に八坂の塔が見えて来ます。

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坂道を上がり、「二年坂」、「三年坂」に合流すると、そこは原宿の竹下通りも真っ青の混雑ぶり。清水寺の階段脇には見事なしだれ桜が。

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清水の舞台は大学生の時に来て以来ですから、約30年ぶり!?。舞台上からは小さく京都タワーが見えますが意外に遠い~。

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下の写真は、舞台の上から下を眺めたところ。高層ビルの林立する現代では、さほどの高さではありませんが、高所恐怖症の私には怖さは十分。もちろん“飛び降りる”ことなど出来ません~。

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桜はかろうじて残っていましたが、すでに緑のカエデの若葉も。

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少し角度を変えるだけで写真の雰囲気が変わります。

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それにしても舞台上の人の数は半端ではありません。

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遠くからなら桜はまだピンク色。

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坂を下って今度はやや下から。

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足回りは流石にかなり頑丈そうに出来ています。

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境内の池の水面は、散った桜の花びらで埋め尽くされていました。

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帰りは混雑を避けて「茶わん坂」を陶器を眺めながら下り、東大路通へ戻りました。京都駅へ戻って伊勢丹地下で土産物を物色したのち、夕方の新幹線に飛び乗って帰宅~。

内科学会と掛け持ちで僅か半日の散策でしたが、桜の京都を堪能出来ました。歩行距離は約2万歩。本当はゆったりのんびりと散策したいところですが、いつも駆け足になってしまうのは貧乏性だから??。

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4月16日月曜日。晴れのち曇り。今日の最高気温は16℃。これくらいの気温が一番過ごし易いかも~。

今日は週明けの月曜日でしたが、気候が良くなったせいか比較的平穏な一日でした。予約時間もほぼ遵守!。

診療終了後は自転車で大和市立病院へ。今日は開放病床症例検討会です。この会は、開放病床制度を利用して市立病院に入院して頂いた患者さんの検討会(そのまんまで説明になっていない!?)で、市立病院の内科医と医師会の開放病床登録医が出席。4月から市立病院に赴任された新しい先生方の紹介も。患者さんの紹介の際にも顔の見える連携はとっても大切です。夜8時頃には終了。今夜は自転車でクリニックに帰るのも寒くありませんでした。

さて昨日は京都の内科学会に行って来ましたが今日はその続きを。

学会場からほど近い平安神宮に立ち寄った後、東の南禅寺方面へ。桜シーズンの日曜日とあって観光客がそぞろ歩き。一時少なくなっていた外国人観光客も少しずつ増えて来た様子です。

南禅寺の山門を横目に見て・・・。

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路地を抜けるとほどなく旧細川別邸。ここのしだれ桜は隠れた名所。

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大木、老木はありませんが、数がたくさん。

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あまり知られていないのか、見物人は少なめ。

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路地を抜けて有名な哲学の道に合流すると、途端に歩いている人が多くなりました。

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桜以外にもレンギョウやユキヤナギ、ミツマタ、ハナニラ、シャガ・・・などなど春の花がたくさん。途中の団子屋さんで小休止。花より団子!?。

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もっと銀閣寺まで近い気がしていましたが・・・。遠く感じるのは昔より体力が落ちたからでしょうか。

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やっと銀閣寺まで来ましたが参道は人だかり。残り時間が少なくなり、境内は駆け足~。

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お腹が空いたところで、昼食は建仁寺近くの天ぷら「八坂圓堂」へ。外観は立派ですが、ランチはそれほど敷居は高くありません。

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湯葉から始まり、天ぷらはとうもろこし、雲丹、海老、穴子、筍、たらの芽、南瓜、春子・・・。

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う~ん、天ぷらの写真はどれも一緒に見えます~。

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最後は天茶と抹茶アイス。

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新鮮な春らしい素材を使った天ぷらはしつこく無くてとっても美味でした。

食べ終わってみれば、まだ新幹線までは少々時間があります。腹ごなしにもうひと歩き!。でも長くなって来たので続きはまた後日に~。

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10月19日水曜日。今日も曇り空。朝は15℃でこの時期らしい気温でしたが、日中も気温が全く上がらず薄ら寒い一日になりました。11月中旬の気温だったそうです。おとといは汗をかいていたのに・・・どうなっているのでしょう。

クリニックは、ここ数日風邪の方や体調不良を訴える方が多くて混雑気味。喘息の方もここのところ多めです。さらに急に気温が下がったため厚着の方が増えて診察に時間がかかる様になったかも!?。

さて今日はさしたるイベントも無かったので、この夏のトルコ紀行の続きを(しつこくて済みません~)。

最後の2日間はイスタンブールの散策をしていましたが、今回はトプカプ宮殿。

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ここは1460年代に着工されてからオスマン朝の中心地として栄えたところ。オスマン朝の最盛期はウィーン付近から黒海、アラビア半島から北アフリカまで支配する大帝国でした。

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宝物館には世界第2の大きさのダイヤモンドなど、大帝国のとんでもない財宝が展示されていましたが撮影は禁止。以下の写真はトプカプ宮殿内の最大の見どころであるハレムの中。

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ハレムとはイスラム社会における女性の居室のこと。日本の大奥のような感じでしょうか。

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世界中から大勢の観光客。結構混雑していました。

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内装はブルーを主としたタイル(イズミックタイル)模様がメイン。

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ハレムでは常時500~1000人が生活していたそうです。

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贅の極みを尽くした感じですが、正直なところ他にお金の使い途は無いの??って考えてしまうのは、貧相な考え方ですね(生来の貧乏性なのでスミマセン~)。

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ず~っと上を向いていたので、出口が近付く頃には目まいが~。

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外のテラスからは眼前にボスポラス海峡。前に見える陸地はイスタンブールのアジア側。右手がマルマラ海を経てエーゲ海へ、左手は黒海へ続きます。この海峡が正しく西洋と東洋の境目です。

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手前の城壁のすぐ外側には、線路が通っていて左手には有名なオリエント急行の終着駅があります。

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トルコは地理的にも文化的にも東洋と西洋が交わるところ。かつての大帝国は見どころ満載でした~。

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10月8日土曜日。曇り時々晴れ。3連休初日、朝の電車はスポーツバックの高校生やリュックを抱えた中高年の方など、明らかに仕事ではない人たちで混雑していました。当院はもちろん今日も診療。

クリニックは風邪の方がやっぱり多め。普段の土曜日は午後は空いていることが多いのですが、今日は午後も混雑気味で初診の方が目立ちました。土曜日の午後に初診の方が多いのは感染症が流行している時期には有りがち。土曜日の午後は閉まっている医療機関が多いからでしょう。夕方の診療終了間際に駆け込んでいらっしゃる方も。

さてこの夏はトルコに行って来ましたが、またまたその続き。

最終の2日間はイスタンブールを散策しておりました。まずは定番のグラン・バザールへ。ここはオスマントルコ帝国時代から続く歴史ある屋内市場で、中東最大規模です。

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中は迷路のようで、方向感覚が良くないと出られなくなりそう。中には4000以上のお店があるそうです。天井模様が美しい~。

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日本人は上客の様で、見物して歩いているとあちこちから怪しげな日本語で声を掛けられます。

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1TL(トルコリラ)と書かれた箱の中の猫は売り物ではないでしょう。因みに1トルコリラは約50円。

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貴金属や時計、ブランド品、洋服から骨董品、種々の雑貨に至るまで、食料品以外は何でもありそう。想像していたよりは小奇麗な感じでした。

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でも眺めて歩くのは楽しいけれど、買いたいものは意外にありませんね~。

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水タバコのセットは実用では無くて、お土産用です。

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こちらはランプ飾りを売っているお店。

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さて夕方からは、旧市街から新市街へ。

チャイで一休みしてから、イスティクラール通りを散策。

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日本で言えばさしずめ銀座通り。通りの真ん中には線路が!。

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すごい人混み!。その中をぬってクラシックなトラムがやって来ます。

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ラマザンという断食期間だったので、普段より人出は少ないほうだとのことでしたが、かつて自分が経験した都市の中で最も人が多い通りかも~。

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お店も歩いている人達も近代的で、イスラム世界にいることを忘れてしまいます。地方都市では多かったスカーフをした女性も稀。

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お馴染みのバーガーキングやマックもありますが、マックシェイクには日本では見たことがないおいしそうなメニューも。

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さて晩ごはんは、バッフェ形式のトルコ料理のお店へ。トルコ語がしゃべれなくても実物を見ながら選べます。

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トルコ料理は世界3大料理のひとつ。味付けも食材も日本人好みのものが多くて、どれを選んでも大体おいしいです。

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お腹が一杯になったところで再び通りへ。暗くなって来ても人出は減らず。

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左は市電を模した焼き栗の屋台。右はトルコアイスの屋台。トルコアイスは非常に粘りがあって伸びるアイスとしてかつて日本でも一世を風靡しました。

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いったい何時頃までこの賑わいが続くのでしょう。イスタンブールはとっても元気な街でした。

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10月4日火曜日。晴れ。朝は雲一つ無い快晴でしたが、気温は13℃でひんやり。各地でこの秋一番の冷え込みだったそうですが、日中は22℃まで上がりました。

今日のクリニックは、昨日に比べると平穏でしたが、夕方からはやや混雑気味。風邪の方がさらに増えた感じです。

夜は大和市地域医療センターへ。今日は月1回の大和市医師会理事会。議事6件、報告6件の割には午後8時半には終了。

さてこの夏はトルコに遠征しましたが、またその続きを(もう10月になったというのにいつまでもしつこくて済みません~)。今日はイスタンブールのアヤソフィア。

アヤソフィアは最初は360年にコンスタンティヌス帝によって総主教会として建てられましたが、404年に焼失。その後415年に再建されるも532年のニカの反乱で崩落。現在ある建物はその後537年(!!)に建設されたもの。現在は博物館になっています。

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中に入ってビックリ!。う~ん、不思議な空間です。キリスト教の大聖堂のようでもあり、イスラムのモスクのようでもあり・・・。正面右側の円盤にはアラー、左の円盤にはムハンマド(マホメット)と書いてあるのだそうです。

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もともとはキリスト教会だったものが、1453年にコンスタンチノーブル(イスタンブール)を征服したオスマントルコ帝国によってイスラム教モスクに改装されたそうです。

イスラム教会では偶像崇拝を禁じているため、一旦漆喰で塗り固められたモザイク画がまた復元されて・・・。

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教会時代の正面のステンドグラスとイスラム教モスク時代の正面の祭壇には微妙な角度のズレが。エルサレムとメッカの向きのズレなんだそうです。

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ドームを下から見上げたところ。

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まさに歴史に翻弄された建造物で、キリスト教徒もイスラム教徒も(そして仏教徒も!?)、世界各国から見物に来ていました。

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さてここから徒歩で直ぐのところに地下宮殿があります。

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ここは実は宮殿ではなくて4世紀から6世紀頃に造られ地下貯水池。オスマントルコ帝国時代に再発見されたもののその後再び放置。1987年から公開される様になったばかりだそうです。下の写真は高さ調節のために使われた、どこかの遺跡から運ばれて来たメドゥーサの頭。これも沈殿した泥の中から1984年に発見されたものだそうです。

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薄暗い中でお茶を飲めるカフェスペースも。下の写真はザクロを売っているところ。

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まさにトルコはワンダーランドでした~。

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9月27日火曜日。曇りのち晴れ。朝は20℃を下回って寒いくらいでしたが、日中は晴れ間が出て24℃まで。つい先日まで真夏日が続いていたのが信じられません。

今日は終日特定健診の駆け込み受診の方が多め。特に午前中はびっくりする人数!。お腹を空かせて来て頂いているのにお断りする訳にもいかず、スタッフ一同頑張らせて頂きました。何につけてもギリギリになってしまうのは世の常ではありますが、来年はもう少し余裕を持って来て頂くと助かります~。相変わらず喘息や風邪症状の方も多めでした。

大和市の特定健診も残すところあと2日のみ(木曜日は休診なので)。もう一息です~。

さて、この夏はトルコに行って来ましたが久しぶりにその続きを。 最後の2日間は、イスタンブールに戻って市内を見物して来ました。トルコは99%がイスラム教徒なので、各地でモスクを目にしましたが、最大級のものがここイスタンブールのスルタンアフメト・モスク、通称ブルー・モスクです。

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敷地内に入って眼前に建物が現れた時には、その偉容に圧倒されました。ド迫力です~。

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礼拝の時間は観光客は立ち入り禁止になるので、礼拝の無い早朝を狙いましたが、各国からの観光客が既に大勢並んで待っていました。

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内部は絨毯敷きで土足は禁止。ビニールに入れた自分の靴を持って歩きます。

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朝の光が逆光になってコンパクトデジカメではなかなかうまく撮れません。

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天井は美しいタイルで覆われています。

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建造は1609年から1616年の7年間とのことなので、日本でいえば徳川家康の晩年の頃。

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それにしても気の遠くなるような緻密な模様です。

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ずーっと上を向いていたので、外に出た時には頚がまわらなくなっていました。

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もう秋なのに、まだ続く!?。

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9月22日木曜日。晴れ。台風一過、天気は快晴となり、気温も高くなりました。

今日は休診日。明日23日から日本心臓病学会が神戸で開催されるので、参加して来ようと思いますが、休診日と祝日で連休になったので、道すがら京都に寄り道して行く事に。

朝、新横浜駅に到着すると、昨日台風の影響で新幹線が不通になっていたため新幹線は大混雑。自由席で立って行く程の根性はありません。急ぐ訳では無いので、2階でゆっくりコーヒーを飲みながら1時間以上あとの10時39分発の「のぞみ223号」に乗り込みました。

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下の写真は2日前には台風が上陸した浜名湖付近。

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新横浜では10分程遅れていましたが、京都には数分遅れで到着。そこから奈良線に乗り換えて宇治へ。本来8分しか接続時間がありませんでしたが、12時49分発の奈良線快速電車に間に合いました。車輌は関西圏ではポピュラーな221系。宇治までは17分です。ちなみに普通電車は関東では見られなくなった103系電車です。

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宇治駅は近代的だけれど個性的な駅舎。駅前には宇治茶のポスト。

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宇治駅から徒歩10分ほどで平等院です。途中の街並みも渋いです。下の写真は内科医院!。

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くすり屋さんにお風呂屋さん。

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平等院は中学校の修学旅行以来。それ以後に世界遺産に指定され、付属のミュージアムが2001年にオープン。

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平等院阿弥陀堂(鳳凰堂)の落慶は1053年だそうですので、当時の木造建築やその中の阿弥陀如来坐像が残っている事自体が奇跡~。

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中学生の時の印象より、建物はやや小さくなった感じがしました(そんなはずはありませんが・・・)。駅前へ戻って宇治茶のお店で小休止。

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まだ日没まで少し時間があるので今度は東福寺へ。奈良線の東福寺駅から徒歩で10分程です。

東福寺の通天橋は、本堂から通じる廊下がそのまま屋根付きの橋となったもので、紅葉の名所として知られているそうです。

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庭園も見応えが有りましたが、閉門間近で駆け足~。

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壮大な三門は1425年築の国宝です。

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日が傾いて来たところで奈良線に乗って京都駅に戻りました。お馴染みの京都タワーがお出迎え。

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今日は京都泊まりです。

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9月17日。今日は基本は曇りベースで時々雨が降ったり晴れ間が出たりの落ち着かない天気。

今日から世間は3連休なので(当院は違いますが・・・)、朝の通勤電車は空いているかと思きや、部活の高校生やリュックを担いだ中高年の方などで意外に混雑。ネクタイ姿は肩身が狭い感じでした。

今日のクリニックは、朝方はびっくりするほど予約外の方がいらっしゃいました。でも昼前には落ち着いて午後の診療はゆったり。いつもの土曜日パターンでした。

さて、この夏にトルコに遠征して来ましたが、久しぶりに今日はその続き。トルコの中央部のカイセリから陸路トルコを横断して、エフェスに着いたのは旅の終盤。

エフェスはトルコの西端、エーゲ海に面した古代ギリシャの大都会だったところ。紀元前10世紀頃(!)から建設が始まった古代都市で、聖母マリアも晩年はここで過ごしたそうです。

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中に入ると、通りの両側や周辺には無造作に大きな石がゴロゴロ。広さとスケールにはビックリです~。

オデオンは1400人収容の音楽堂。元々は屋根付きだったそうです。

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下の写真は、ギリシャ神話の勝利の女神ニケのレリーフ。世界的な某スポーツメーカーの社名は、このニケ(Nike)に由来しているのだそうです。

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クレディア通りは、両側に商店が並ぶ繁華な通りだったようです。突き当たりに小さく見えるのが図書館。

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左側の小さなタイル張りの道路は、高級品店が並ぶ上流階級用。

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途中にあるハドリアヌス神殿のアーチ。ハドリアヌスはローマ帝国の五賢帝。

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ケルスス図書館は1万2000もの蔵書があったそうで、アレキサンドリア、ベルガマと並んで、ギリシャの三大図書館のひとつだったそうです。

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図書館の向かいには娼館!。なんで?と思われるでしょうが、図書館とは地下通路で繋がっていたのだそうです。図書館に行くと言いながら・・・。う~ん、昔の人もしたたかです。

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それにしても石畳の照り返しが暑くてヘトヘトです~。

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図書館の影で水分補給の後、さらに歩きまわります。下の写真は2万4000人収容の大劇場。ステージ中央で大きな声を出すと、音響効果抜群だったことが判ります。

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大劇場から港を結んだアルカディアン通りは大理石。港に続くメインストリート。ジュリアス・シーザーとクレオパトラもここを歩いたとか。

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近くの街にあるエフェス考古学博物館には遺跡からの収蔵品が多数ありました。有名どころは2体収蔵されている豊穣のシンボルアルテミス像。

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そこからエーゲ海のリゾート地クシャダスまでは直ぐ。内陸部を長距離移動した後に海に到達したので、感慨もひとしおでした。

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向かいにボンヤリ見える島影はギリシャです。左には大型クルーズ船。

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近付いてみると、裏側にもう一隻。エーゲ海クルーズの途中でしょう。

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海は青いけれど、港の風情は日本と変わらず。

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のんびりと夏の間ず~っとこんなところで過ごしたいものです。まだ続きますが後日に~。

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9月4日日曜日。近畿・東海地方などに大雨と水害をもたらした大型の台風12号は、本日未明に日本海に抜けましたが、今日も雨が降ったり止んだり。

今日は、日中は自宅でゆっくり過ごしておりましたが、夕方からは所用で外出。夜は中学校のクラス会でしたが今回は止むなく欠席~。

さて今夏にトルコへ遠征して来ましたがその続き。今回はヒエラポリス-パムッカレ。ここはトルコ西部にあるユネスコ世界遺産です。

遠くから見るとそこだけ雪が積もっているかのような台地。

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パムッカレは古くからの温泉地。その温水中の石灰が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出しています。

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石灰の白と温水の青が綺麗です。

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入れるところは一部のみ。それも表面を傷めないように靴は脱いで裸足にならなければなりません。

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外国人の中にはしっかり水着で来ている人も。

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石灰棚の周辺には遺跡がたくさん。ローマ帝国の温泉保養地として栄えていたそうです。

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かつてクレオパトラも訪れたという温泉には、遺跡がそのままゴロゴロしています。

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う~ん、トルコは見どころが多いです~。続きはまた。

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8月29日月曜日。晴れ。今日も最高気温は30℃。

今日のクリニックはそれなりに混雑。いつも月末が近付くとなぜか患者さんが増えます。“今月中に”って考える方が多いのでしょう。“台風が近付いて来ているので今のうちに”と仰って早めに受診されるご高齢の方も何人か。確かに雨、風の日に杖を突いていらっしゃるのは大変です。アメリカではハリケーンが東海岸を縦断して被害甚大、日本でも南方から台風がダブルで接近中~。

さて、今年の夏はトルコへ遠征して来ましたが、今日もその話題を。下の写真はトルコ式トイレ。基本は和式トイレに良く似ていて、足腰が鍛錬できるタイプです。手洗いの陶器の模様も綺麗。さすが伝統の焼き物の国!?。

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和式と異なり、入口側(写真手前)に顔を向けてしゃがむのだそうです。縁には滑り止め(?)のギザギザが付いています。トイレットペーパーが置いてあるところは少ない様ですが、必ずそばに蛇口があって小さなバケツが常備されています。そのバケツを使って水で左手でお尻を洗うのだそうです(!)。う~ん、どう考えても下着やズボン、便器の周囲を濡らしてしまいそうです。洗った後はどうやって乾かすのでしょうか~。

この伝統的なタイプのトイレは最近少なくなって来たそうですが、洋式トイレでも何やら金属のチューブが脇にぶら下がっています。

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下には蛇口が付いていて先端から水がでます。どうやらバケツの代わりの様です。右側にありましたが、チューブが長いので左手で扱うのでしょうか。使い方は難しそうですね~。

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日本のウォシュレットはトルコでは売れそうな気がしますが~。

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8月26日金曜日。晴れのち雨。朝の空は薄い雲が広がって何だか秋の様でしたが、午後3時頃には暗雲が立ちこめ夕方から凄まじい豪雨に!。

今日のクリニックは、朝のうちは混雑気味でしたがその後は比較的平穏。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。

夕方以降の患者さんは一様にズブ濡れ。皆さん、風邪をひきません様に~。帰りの電車は大雨の影響でダイヤが乱れていました。

さて先日も書きましたように、今年の夏はトルコまで遠征して来ました。今日はその続きを・・・。

初日イスタンブールで1泊したのち、朝7時20分のトルコ航空でカイセリという街へ。約1時間25分のフライトです。地図上ではちょうどトルコの真ん中あたり。

朝のイスタンブールの国内線ターミナルはびっくりするほどの混雑。早朝からたくさんの飛行機が発着しています。

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トルコ航空は短時間の国内線でも機内食が出ます。離陸から着陸まであまり時間が無いので忙しい~。機種はボーイング737-800。

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トルコ語は基本はアルファベット(一部でヒゲが付いていますが)の様ですが、内容は全く判りません~。

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カイセリ空港から陸路カッパドキア地方へ。「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」は世界遺産に登録されています。 

カッパドキアは、キノコや煙突のような形の奇岩が林立する石灰岩の台地。長年の侵食で出来た不思議な風景が拡がっています。

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その昔、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教修道士たちが、この地にに移り住み、柔らかい岩をくり抜いて住居や教会を作りました。

キリスト教徒たちはイスラム勢力の脅威から身を守るために、地下都市を造りました。

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1965年に発見された地下都市は、地下8階、深さ65メートルに及ぶ巨大なもので、まさにアリの巣状です。通路は狭くて大きな人は入れません~。

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下の写真の左側に見える山は、山をくり抜いて造ったウチヒサルの城塞。

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同じくオルタヒサルの城塞。右側の塔はイスラム教のモスクです。

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以下はこのギョレメ国立公園内の奇岩が織りなす風景。

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他では見かけない独特の光景です。

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白い石灰岩が、レフ板の効果をもたらして暑いです~。

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観光客はやはり距離的に近いヨーロッパ人が最も多い様ですが、韓国、中国、日本などの東洋人の姿も多数。

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その夜は、洞窟を利用したホテルに宿泊。下の写真は赤く染まった夕景。

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下は洞窟ホテルの外観と内部。

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さて翌朝、早朝に外を見るとなんと無数の気球が宙を舞っていました!!。

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ここは世界でも有数の気球フライトのポイント。無風の早朝のみに見られる光景です。

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乗ってはみたい気もしましたが、元来高所恐怖症のため、どう考えても自分には無理~。

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上から見るとさぞや眺めが良いでしょうが・・・。

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続きはまた後日~。

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8月22日月曜日。雨のち曇り。気温は23℃止まりで今日も涼しい一日となりました。まだ朝の電車は空いていて、夏休みモードが続いている様です。

休み明けのクリニックは、やっぱり結構混雑。なぜか今日は午前より午後の方が患者さんが多めでした。気温が急に下がったためか、この週末で風邪をひかれた方が多め。

診療終了後は、急いで大和市医師会へ。公益法人制度改革検討委員会に出席。会議は長引いて夜10時近くまで。休みボケの頭には辛い一日となりました。

さて、昨日までの夏休み期間はトルコまで遠征して来ました!。なぜトルコかって?。それはイスラム国家に足を踏み入れたことが今まで無かったから。トルコは人口の99%がイスラム教徒ですが、イスラム国家の中では比較的治安が良いので安心です。

いつもは鉄道旅行ですが、トルコは鉄道が利用しにくいので、今回は鉄道とは関係ない“普通”の旅。それでもトルコ最大の都市、イスタンブールではトラム(路面電車)を見て来ました。旧市街の歴史ある街並みの中を走るのは、意外(?)にも低床式の超近代的な車両。

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連接式2連2組で計4両編成です。

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停留所には低いホームが整備されていて、何と自動改札機が設置されています。ヨーロッパでは普通の鉄道でも改札が無い国が多いのですが・・・。

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路線は旧市街からガラタ橋という大きな橋を渡って新市街まで延びています。

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橋の上には釣り人がたくさん。その後ろをトラムと車と歩行者が、そして橋の下にはカフェやレストラン・・・。

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一方、新市街のイスタンブールで一番賑やかなイスティクラール通りでは、人波をぬって古めかしい路面電車がノロノロと走っています。

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トラムは1966年に一旦全廃されたのち、1990年に復活したそうです。地下鉄も一部走っていますが、掘ればどこでも遺跡が出てくる街なので、工事が進捗しないそうです。

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古いトラムは昼も夜も混雑気味。

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電車の左に見える屋台も電車のデザイン。

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イスタンブールは新旧混在、雑然とした活気ある街でした。それでもラマザンと呼ばれる断食期間だったので人出は少ない方だそうで・・・。

長くなりそうなので続きはまた少しずつ~。

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2月10日木曜日。曇りのち晴れ。

今日はフリーの休診日。折角の連休ですし寒い季節なので、寒い時ならではの雪国に出かけることに(!?)。

まず湘南新宿ラインに乗って大宮へ。大宮では工場から検査上がりのピカピカの185系電車が出て来ました。

大宮駅では今日の切符を購入するついでに、ちょうど1ヶ月先の東北新幹線「はやぶさ」のグランクラスの指定券取得にチャレンジ。3月10日分発売開始の10時キッカリにキーボードを叩いて頂いたのにもかかわらず、すでに満席の表示。瞬時に売り切れた様です。グランクラスは1列車18席しかなく、かつ午前中の新青森行きは2本しか無いので、デビュー直後の指定券はそう簡単には取れませんね。残念~。

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気を取り直して、大宮10時38分発のMaxとき317号に乗り込んで越後湯沢へ。驚いたことに平日なのに車内はほぼ満席。明日から連休になるからでしょうか。長大なトンネルを抜けると吹雪の越後湯沢に11時28分に到着。

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10分で特急「はくたか8号」金沢行きに乗り継ぎ。JR西日本の車輛と同一規格ですが、第3セクター北越急行の車輛です。

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今回の最初の目的地は十日町。越後湯沢から1駅、所要22分で12時ちょうどに十日町に着きました。

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昨年は、長野側から飯山線に乗ってここまで来る予定でしたが、除雪作業のために運休で、計画は途中で頓挫。撤退を余儀なくされました。今回は三度目の正直なので、普通に上越側からアプローチすることにしたのです。いわゆる“乗り鉄”ではありませんので、飯山線の全線乗車にはこだわりません(でもちょっと残念です)。

因みに今日も案の定、飯山線は除雪作業のため運休。下の写真は動く気配の無い飯山線のキハ110系気動車。

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十日町駅前に降り立ってみると、除雪が完璧なので意外に雪が少ない印象。

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駅前通りはアーケードになっていて、雪靴でなくても全く支障無さそうです。でも他の地方都市と同じく商店街は閑散としていました。

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昼時なので、まずは駅から徒歩10分程のところにある小嶋屋で名物「へぎそば」で腹ごしらえ。へぎそば800円、野菜天ぷら600円です。

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食後は豪雪地帯として有名な津南町へ。津南駅は温泉施設もある新しくて立派な駅でしたが、列車が来ないのが最大の難点!?。

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道路際の雪の壁はそそり立ち、民家の出入口が2階にあったりするのは、いかにも豪雪地帯です。

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十日町駅に戻って、14時10分発の北越急行線の普通列車で越後湯沢へ戻ります。下の写真は十日町駅での対向列車。

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車内は四季の花の装飾で華やいでいますが、車窓から見える光景は立ちはだかる雪の壁。

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越後湯沢に着いた列車。巻き上げた雪とツララ除けが物々しい感じです。

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でも車体のラッピングは花柄で暖かそう。

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そこから上越線の普通列車で水上へ。越後湯沢から水上までの区間は列車が少なくて越後湯沢12時00分発の次がこの15時05分発です。車輌は新潟色の115系電車。

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この区間は険しい上越国境越え。川端康成の「雪国」の出だしの“国境の長いトンネル”を抜ける区間です。

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有名なループ線と長大トンネルで峠道を越えて行きます。時刻表の地図でも線路が2回も回転しています(交通新聞社、コンパス時刻表より)。

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曇った窓から、はるか下の方に線路が見えます。でも電車は軽快にスピードも落とさずに走り抜けて行きます。

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「雪国」とは逆方向にトンネルを抜けましたが、国境の長いトンネルを抜けると・・・やはり雪国!?でした。でも雪の量はグンと少なくなり、水上に着く頃には薄日が射して来ました。やはり国境で天候が替わった感じです。

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水上からの列車は同じ115系電車ですが、塗色は新潟色だったのがオリジナルの湘南色に。

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水上を発車すると直ぐに雪が無くなりました。渋川近くの利根川を渡るあたりでは強風のため徐行。いわゆる上州名物のカラッ風でしょうか?。

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高崎から17時09分発のMaxとき334号に乗り継ぎ、東京駅には18時00分に到着。冬の日本列島横断は、短時間で天候が激変するのでなかなか感動的です~。

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9月20日月曜日。今日は敬老の日で祝日です。土曜日から軽井沢に宿泊。軽井沢は未明から雨が降っていましたが9時頃には上がりました。

午前中は付近の散策。雨は上がったもののどんよりした今にも降りそうな天気です。

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駅近くのアウトレットモールは連休のためか朝から大混雑の様子だったので近付かず。旧軽近くの万平ホテルに立ち寄ってカフェテリアでお茶だけ。

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混雑を避けて早々に昼頃の新幹線で帰宅。1時間ほどで東京駅に到着しました。速いものですね~。

さて昨日の続き。昨日は上田電鉄別所線に乗って別所温泉まで行きました。乗っただけで目的は果たしたようなものですが、せっかくなので温泉街を見てまわることに。信州の鎌倉がキャッチフレーズのようです。

まずは駅から10分ほどの北向観音堂へお参り。

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825 年創建という由緒ある厄除け観音。短めの参道にはお土産屋さんが並んでいます。

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外湯も4か所あるようですが、今回は近くの足湯だけ浸かって来ました。足湯で小休止のあと、国宝の八角塔のある安楽寺へ。鎌倉時代に開基された信州最古の禅寺だそうです。

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スギ林の中から見上げた古風な八角塔が印象的。

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蕎麦の昼食後、茅葺き屋根の本堂のある常楽寺に立ち寄って、別所温泉駅へ戻りました。

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駅近くでは既に稲刈りが済んだところも。

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既にコスモスが花盛り。

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今年は猛暑でしたが、それでもチャンと信州は秋になっていました。

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9月17日金曜日。曇りのち晴れ。朝は涼しかったものの日中は晴れて29℃まで上がりました。

今日のクリニックは朝から混雑。特定健診の方はやはり多め。気温差が大きくなったためか、喘息様の咳が止まらなくなった方が目立ちました。

さて今日は、この夏のイタリア旅行のレポート第6回。前日に宿泊したソレントを早朝に出発して、バスでアマルフィ海岸へ。高台から見下ろす入江は朝日で光っています。

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海岸から山側に目を転じると、狭い斜面に白っぽい建物が密集しています。

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道路は狭くて急カーブの連続。しかも集落内には車を置くスペースが無いので道路に縦列駐車。そのためバスはショートサイズです。

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アマルフィの街は地中海に君臨したアマルフィ共和国の古都。10~11世紀に繁栄したそうです。現在は人気のリゾート地になっています。街の中心地には10世紀に建てられたイスラム調の美しいドゥオーモが。

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ドゥオーモ前のメインストリートも狭くて小じんまり。でも居心地は良さそう。

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海岸へ出て桟橋から振り返ると、崖っぷちに張りついたような街。

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日射しは強いけれど、日本のような蒸し暑さはありません。

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狭い海岸に整然と並んだビーチパラソル。海水浴客の密度は江ノ島なみですが、なぜかずっと小綺麗な印象。整然と並べられて色も揃えられたパラソルのせいでしょうか。

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洒落たホテルやレストランもあります。

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日本ではちょっと考えられないような複雑に積み上げられたような建物。地震や崖崩れ、津波が心配になりますが・・・。

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いつかはこんなところでノンビリと長期滞在したいもの・・・と思う反面、貧乏性でせっかちな自分には優雅な滞在型の旅は無理かなと思い返したり~。

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9月10日金曜日。曇りのち晴れ。大和の最高気温は28℃でしたが、熱帯夜と真夏日を長期間過ごして来たせいか、28℃でも十分涼しいですね~。

今日のクリニックは、水曜日が台風、昨日が休診日だったためか、朝はそれなりに混雑気味。気管支喘息や喘息様症状の方が増えたのは、台風による気圧の変化のせいでしょうか。台風や前線の通過前後にはいつも呼吸器系の患者さんが増えます。それでも午後からは平穏でした。

さて今日は大したネタが無いので、久しぶりにこの夏のイタリア旅行レポートの続き、その第5回。前回ご報告したカプリ島を出た高速船は、約25分ほどでソレントの港に到着。ここも地形が険しいところで、港から見上げる断崖上に建物が建っています。

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港からは、深い切通しを通って、ソレントの街の中心部に向かいます。

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一旦ホテルに荷物を置いてから、早速夕方の街歩きに。街の中心のタッソ広場から旧市街の細い路地へ。

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オリーブオイルやパスタ、果物などの食材から、お土産品まで、多数の商店が並んでいて、活気溢れる感じ。

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路地をふと覗くと美しい時計台が見えたりします。

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地元のスーパーマーケットに立ち寄ってみます。

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アイスクリームは欧米はどこも大きなサイズ。ハム、ソーセージ類もおいしそうですが、日本の検疫の関係で持って帰ることは出来ません。残念~。

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様々な色の巨大なパプリカ。

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街歩きの後にホテルへ。部屋はシンプルだけれど南国風の色彩。床はタイル張り。

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窓からの眺めも南国風。緯度は比較的高いのに温暖なのは海流のせいでしょうか。

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夕食後は近くの展望台まで夜散歩。海の向こうに見えるのはナポリの街明かり。

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翌朝は夜明け前に同じ展望台まで朝散歩。対岸にかすかに見えるのは、ポンペイの街を埋めたヴェスーヴィオ火山でしょうか。

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展望台のテラスもタイル張り。

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次第に明るくなって来ました。

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今日はアマルフィ海岸へ向かいますが、長くなって来たので、続きはまた後日に~。

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 8月27日金曜日。晴れ。相変わらず日中の陽射しは肌に突き刺さるようです。

クリニックは朝はびっくりするくらいの混雑でしたが、時間のかかる方は少なくて、予約時間に大きな遅れ無し。午後も診療開始時は混雑気味でしたが、夕方には落ち着いて受付終了前に患者さんが居なくなりました。もう少し分散して来て下さると助かるのですが・・・。

さて、この夏のイタリア旅行の続きです。前回ご報告したナポリ散歩の翌日、ナポリ港9:10発の高速船でカプリ島へ。背後の煙突は大型クルーズ船のもの。手前の小さな船がカプリ行きです。

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カプリ島までは、40~50分程度。あまり揺れずに穏やかな航海。

カプリ島は結構険しい地形で、傾斜地にたくさんの家が建っています。

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港のフルーツスタンドには色とりどりの果物が。

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カプリ島随一の名所は、日本でも有名な「青の洞窟」。波が少しでも高くなると入れなくなることが多いのですが、現地に着くと今日は入れそうとのこと。モーターボートに乗り換えて、青の洞窟へ。

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さらに入口付近で手漕ぎボートに乗り換えます。手漕ぎボートがやっと通れる小さな穴が洞窟への入口。入口が狭いので、くぐり抜ける際に怪我をしないように、乗客は船底に仰向けになって入ります。順番待ちの時に、目の前を救急ボートで怪我をして運ばれて行く人が・・・。ゾ~ッ。

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中は水が青く輝く幻想的な世界。洞窟に船頭さんの歌声が響き渡ります。写真はうまく撮れません~。

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あとがつかえているので、中に滞在できるのは数分のみ。少々物足りない感じ。

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港に戻って今度はバスで高台にある街へ向かいます。展望台から見たカプリ島の様子。

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島のメインストリートと広場の時計台。

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昼食はやはりパスタ。レストランの天井には陶器の壺がたくさんぶら下げられていました。

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島の名産はレモン。レモンをあしらった陶器やレモンのリキュールがたくさん売られていました。

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その場でしぼってくれる100%レモンジュースは・・・レモネードと違って甘みが無いのでマズイ!。アイスクリーム屋さんはあちこちに。

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カプリ島は高級リゾート地。狭い車の入れない路地には観光客がそぞろ歩き。

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1泊くらいしたいところですが、バスで港まで戻り、15時20分発の高速船でソレントへ向かいます。

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長くなってきたので、この続きはまた後日~。

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8月20日金曜日。曇りのち晴れ。風はやや涼しくなりました。

クリニックは午前中は混雑気味。風邪やお腹の具合が悪い方が多めでした。午後からは比較的平穏で、ほぼ予約時間通りに終了~。

さて先日のイタリア旅行の報告第3回はナポリの街。ナポリはローマの南、海に面した風光明媚で温暖な港町です。

下の写真はナポリ湾、サンタ・ルチアの海岸。

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海に突き出した城塞はサンタ・ルチアのシンボル卵城。不思議と日本の海岸のような汐の臭いがありません。

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少し北へ向かうとルネッサンス建築のヌオーヴォ城という城塞が街中に鎮座しています。

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ヌオーヴォ城に隣接するウンベルトⅠ世ギャレリアはドーム天井が美しいショッピングアーケード。

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アーケードを抜けて、南北に走るトレド通りへ。日本で言えばさしずめ“銀座通り”でしょうか。

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ナポリの港には数隻の大型クルーズ船が寄港中で、降り立った観光客で賑わっていました。

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脇道を覗くとスペイン人地区の狭い路地が続いています。

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いかにもナポリらしい光景で、探検してみたいけれど、治安は決して良く無さそうな雰囲気なので、入り口から覗くだけ~。

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ナポリの交通ルールはあって無いようなもの。人と車とバイクが錯綜。その上地下鉄工事が加わってひどい状態。ナポリで車を運転出来れば世界中どこでも運転出来るとか。

トレド通りを海の方向へ南下するとナポリで一番広いプレビシート広場に出ます。

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日本より陽が長いので明るく見えますが、実は結構遅い時間になってしまいました。ナポリ散歩はここで終了。「ナポリを見て死ね」と言いますが、短時間では見きれません~。

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8月18日水曜日。晴れ。今日も35℃!。相変わらずの暑さが続いています。

クリニックは朝から混雑気味。周辺の医療機関がお盆休中のためでしょうか。風邪の方が多め。喘息の方や熱中症気味の方、お腹の具合の悪い方も。午後からはさらに混雑に拍車がかかり、予約時間が大きくズレ込んでしまいました。もっ、申し訳ありません~。終了は夜7時半頃に。休み明けには過酷な一日でした。

さて、昨日書きました様に、この休み中にイタリア遠征をして来ましたが、その続き。

ローマではスペイン広場から徒歩15分ほどのところにあるホテルに投宿。ローマ市内にも数件あるホテルチェーンのひとつです。日本で言えばさしずめ東急インみたいな感じでしょうか。部屋は日本のビジネスホテル並みに狭いものの瀟洒な造り。下の写真は壁面に嵌め込まれたテレビの周辺。色彩感覚は日本ではなかなかお目にかかれない感じ。

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壁紙はまるで唐草模様?。椅子は四角くて座り難いです。

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バスルームの鏡。周囲の明かりが眩しい~。鏡を覗くと自分の黒目に四角い光が映っていて何だか不気味~。

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バスルームの隅にあった四角い白い箱は冷蔵庫ではありません。フタを開けるとトイレ。

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格好はいいかも知れませんが、角張っているので座り心地は今ひとつ。便座の位置は足の短い日本人には高過ぎ。

お風呂に入ろうとしたら、蛇口周辺の構造が良く判りません。

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ハンドルを右に回しても左に回しても、さらには押しても引いてもお湯は出ません。

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正解はハンドルを手前に引くのでした。因みにぶら下がっている紐は、非常時に引っ張って人を呼ぶもの。絶対に引いてはいけません。

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ファッション性と機能性はなかなか両立しないものですね~。

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8月17日火曜日。晴れて今日も蒸し暑い酷暑。大和でも36~37℃を越えて猛暑日になりました。

休み明けのクリニックは、風邪症状の方が多め。皆さんクーラー負けの様です。休み中に薬を切らしてしまった方がちらほら。暑さが続いて脱水気味になったためか、はたまたビールが美味しくなったためか、痛風発作を起こした方が複数来院されました。熱中症気味の日焼けした球児も。皆様水分補給は小まめにお願いしますね~。

ところで今回の休みは、イタリアまで遠征して参りました。今回は鉄道旅行ではありませんが、もちろんローマではテルミニ駅を押さえて参りました。25年ぶりの再訪です。

下の写真はテルミニ駅の正面。開業は1863年だそうですが、ショッピングモールやレストランが入って明るく近代的。

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ご存知の様にテルミニ駅は映画「終着駅」で舞台になったところ。イタリア最大の駅で、ホームは29番線まで。他のヨーロッパ主要駅と同じ様にホームは行き止まりの頭端式です。

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やって来る列車は新旧多彩。いずれもデザインは個性的。

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イタリアは鉄道先進国で、高速列車が沢山走っています。下の写真はETR500。デザインはフェラーリのカーデザイナーのピニンファリーナによるもの。営業最高速度は300km/h。

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2008年から営業運転が開始された最新のETR600は空気抵抗を考慮した日本の新幹線にも似た流線形。デザインはジウジアーロが担当。

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構内の端には1985年に登場した振り子式のETR450が。既に第一線からは引退しています。デザインは1970年代なので、古めかしいカエル顔。それでも営業最高速度は250km/h。

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ほんの短時間だけでしたが、名車の数々が見られました。

「わざわざイタリアまで行ってまた電車かいっ!」なんてあきれた声が聞こえて来そうですが、ちゃんと他も見て参りました。今後少しずつアップしていきますね~。

テルミニ駅はスリのメッカですが、電車を見ている最中は油断しまくり。それでも被害には遭わず~。

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7月10日土曜日。昨夜の悪天候から一転して晴れて暑くなりました。クリニックは午前中はほどほどの混雑でしたが、予約の方はほぼ時間通り。めまいや全身倦怠感を訴える方が多かったのは暑さのせいでしょうか。午後は予約外の方は少なめで平穏でした。

さて、ここのところ連日のように各地で豪雨による被害のニュースが伝えられていますが、今から5年前の2005年7月の今日は、豪雨の山口線に出かけていました。いつもの様に週末を利用した夜行日帰り旅行です。

7月9日土曜日の診療終了後、東京駅から「サンライズ出雲」に乗り込みました。梅雨末期特有の活発な梅雨前線が気にはなりましたが、切符は取ってしまったし予定通り実行することに。

「サンライズ出雲」は定刻22:00に東京駅を発車。岡山から新幹線に乗り継いで、新山口まで行く予定でした。ところが深夜に静岡県内に入ったところで豪雨のため東海道線が運転見合わせに。長時間停車の後に何とか運転再開になったものの、夜が明けてもまだ東海道線内。結局、新大阪から新幹線で振替輸送ということになりました。

予定よりもやや遅れて、新幹線で新山口に着くとやはり雨。レンタカーを急いで借りて走り始めると、前が見えないほどの豪雨に。予定していた仁保~篠目の山中の勾配区間での撮影は諦め、その先で車の中から、列車の通過時だけ一瞬窓を開けて撮影をすることに。豪雨の中、少々遅れながらもC571とC56160の重連が展望車のスイテ49を従えてやって来ました!。

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雨粒が写り込むほどの豪雨です。山道を下って来たところなので、煙はあまり出ていません~。

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折角ここまで来たので、引き返さずにこの先も行くだけ行ってみることに。撮影予定だった長門峡駅付近は、雨がひどくてそのままパス。線路沿いに車を走らせていると、徳佐駅のあたりで雨が小止みになったので、道路際に車を止めてしばし待っていると、豪快に煙を噴きながら列車がやって来ました。

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通過後は、のんびり車を走らせて、この列車の終点、津和野へ。津和野では帰路に備えて2両の機関車の方向転換や運転整備が行われていました。帰りは機関車の前後が入れ替わり、前がC56160、後ろがC571になります。

C56160は、本来ローカル線の小単位の列車や構内の入れ替えなどに使うための小型機。

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現役時は小海線や飯山線での活躍が有名です。 IMG_0248

整備を終えると、ターンテーブルで方向転換。

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復路で後ろに付くC571と挨拶を交わして・・・。

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今度はC571がターンテーブルに乗り、方向転換。前にも後ろにも自在に走れるディーゼル機関車や電気機関車より、だいぶ世話が焼けます。

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整備線に入って、整備を受けるC571。石炭を前へ掻き寄せています。

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雨が降り続く中、復路を撮影するために、来た道を戻りましたが、雨は強まるばかりで、路面の濁流が危険な状態。撮影は諦めて新山口までそのまま戻ることにしました。ところが途中の大歳あたりで小止みになったので駅で待機。しばらくするとC56160を先頭にした重連が到着しました。特急「スーパーおき」はすれ違いのための運転停車。

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発車時は“音”は大迫力でしたが、終点間近のためか“煙”は無し。

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最後尾は3軸ボギー台車の展望車。その昔は東海道線を走っていた車両です。これがその日の撮り納め~。

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悪天候で今回の写真は今一つ。でもこの日の豪雨で、九州や中国地方で大きな被害が出ていたことを帰宅後に知りました~。

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9月20日日曜日。昨日から日本心臓病学会に参加のため、札幌に滞在中です。その様子は帰郷してから報告します~。

さて、今回はこの夏休みに訪れたロンドンのレポート、第5回はNotting Hill。

地下鉄のNotting Hill Gate駅から北西に延びるPortbello Roadは骨董店や露天マーケットが並んでいます。

ここはジュリア・ロバーツとヒュー・グラント主演の映画「ノッティング・ヒルの恋人」の舞台(・・・だそうです。観たことありませんが~)。

 

毎週土曜日には骨董市が開かれ、訪れた土曜日も、朝のうちはそれほどでもありませんでしたが、昼が近付くにつれ次第に混雑。

骨董市の常として面白いものはあっても大して買いたいものはありませんね~。

見る人が見れば貴重品かも~!?。

個人的には食料品の露天マーケットのほうが面白いです~。日本ではあまり見かけない野菜、果物、食材も・・・。

その他、古着、絵画、レコード、陶器、雑貨・・・。とても見切れません~。延々2kmにも亘る露天市を往復したら、人混みと熱気でヘロヘロ~。

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9月12日土曜日。朝の出勤時は今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、その後午前中から小雨が降ったり止んだり。

クリニックは今日は比較的平穏。特定健診の方も少なめでした。インフルエンザの方はまだまだ少数。10~20歳代の方が中心です。中には37℃代の微熱が続くので受診されて検査をしたら陽性の方も。本人もお母さんも信じられない面持ちで帰宅されました。きっとタダの風邪だと思っていて実はインフルエンザだったなんて方も世間には多いことでしょう。

夜は診療終了後に一部のスタッフと予約制のことや、インフルエンザワクチン予防接種の対応について話し合い。なかなか良い方法が見つかりません~。

さて気分転換。この夏休みにお休みを頂いてロンドンの街を散策して来ましたが、そのレポートの第4回目はロンドン・バス。

ロンドンのバスといえば2階建てバスが象徴的存在。ロンドンの街中到る所に走っています。2階建てでない新しい連接式(2台連結している)も増えているようです。ほとんどが今ではワンマンで運行。

朝夕の通勤時間帯には何台も連なることも。背が高いので結構な迫力です。

チケットは片道乗車が2ポンド。街の中心部のバス停には自動券売機があります。切符は購入から1時間有効です。券売機が無いバス停では車内で運転手さんから購入。1日乗車券は3.5ポンドなので、2回以上乗るなら1日乗車券の方が断然お徳。

2階建てバスの先頭に乗ってみました。2階先頭部は小さな子どもに占拠されていることも多いのですが、一緒に並んで座らせてもらいました。

2階からの街の眺めはなかなか結構。バス停の屋根よりだいぶ高めです。曲がり角や街路樹が低めのところでは結構スリリングです。でも乗り降りに時間が掛かるのが難点。

終点のビクトリア駅に到着した今回乗車した2階建てバス。左奥がビクトリア駅。

昔の映画やテレビに出てくる旧いタイプの2階建てバスは稀に出会う程度。イベント的に運行しているようです。

このタイプは車掌さんも乗っていて、ワンマンではありません。

地下鉄Covent Garden駅からすぐ近くにあるロンドン交通博物館は、ロンドンの地下鉄とバスの博物館です。入場料は10ポンド。

昔の地下鉄車輌や2階建てバスが展示保存されています。開通当時は地下鉄も蒸気機関車だったようで・・・。さぞ煙たかったことでしょう。

旧い2階建てバスも保存されています。

2階建てバスの進化の過程が良く判ります。

ここも面白い人には面白いけれど・・・。観光客風の人は皆無で地元の子どもとお年寄りが中心。日本人には出会いませんでした~。

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9月7日月曜日。朝から晴れて爽やか。日中は暑くなりました。

週明けのクリニックは、不思議なことに朝一番の予約外の患者さんが少なくてやや拍子抜け~。9時予約の患者さんの診療が終わったら、しばらく空白の時間帯が・・・。その後時間とともに患者さんが増えていきました。やはり今日も特定健診の方は多めでした。

午後は逆に予約外の方が多くてやや混乱気味。夕方からは風邪症状の方が多めでした。一体今日はどうなっているのでしょう。ここしばらくはインフルエンザの方をお見かけません。しばしの小康状態でしょうか。

9月に入って健診結果判定や書類書きなどをしなければならないカルテの山の高さは増すばかり。少々お疲れモードです~。

閑話休題。

さて、この夏休みにロンドンをうろついて来ましたが、そのご報告の第3回目はロンドン・アイ。

ロンドン・アイは高さ135mの世界最大の観覧車。航空会社のブリティッシュ・エアウェイズが2000年に造ったもの。ビッグ・ベンのテムズ河をはさんで対岸に聳え立っています。

遠目には普通の観覧車に見えますが、ゴンドラは通常の観覧車よりかなり大きめ。特殊ガラス製の大きなカプセルです。足元まで見下ろせます。

上からは国会議事堂とビッグ・ベンが良く見えます。

その北側にはチャリング・クロス駅。

頂上付近ではまるで空を飛んでいる様です。でもこれだけ大きいゴンドラだと安定感があり、かなりの高所恐怖症の私でも怖くありません。横浜の観覧車のほうが遥かに怖いです~。

過去2回のレポートは一般の方にはお勧め出来ないポイントばかりの紹介でしたが、ここは結構お勧めですよ~。

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9月2日水曜日。朝から曇り空。気温が低めで半袖では寒いくらい。

クリニックは昨日とは一転、予約外の方が多くて混雑。午後も同様でした。昨日、一昨日の反動でしょうか。それとも近隣の医療機関で休診のところが多いためでしょうか。患者さんの動きが良くわかりません。やはり特定健診の方が多くなりましたが、大和市特定健診は今月末までです。お早めに~。今日も風邪症状の方は多めでしたが、インフルエンザの方はいらっしゃいませんでした。

さて今日はさしたるネタが無いので、今年の夏休みにロンドンに行った際のレポートの続きを。

ロンドンに着いた翌日、地下鉄に乗って中心部から北方にあるキングス・クロス駅を覗きに行きました。

キングス・クロス駅はイングランド北部・東部およびスコットランド方面の列車が発着する1852年開業の由緒正しき駅。1852年と言えば江戸時代、日本の鉄道開業の20年前です。

やや薄暗い構内には流線型のディーゼル機関車に牽かれた客車が入線。

ヨーロッパで良く見かけるドーム型の天井ですが、それを支える支柱部分はかなり古そうです。

キングス・クロス駅は最近では一般の人にも良く知られるようになりました。それは小説『ハリー・ポッター』シリーズにホグワーツ特急の始発駅として登場するからです。ホグワーツ特急は秘密の9¾番線(9と3/4番線)に発着しますが、それは9番線と10番線の間の煉瓦の壁を通り抜けたところにある設定です。

残念ながら、実際は9番線と10番線は離れていて別の建物。隣接していません。最初の映画が制作された際、実際には本駅のシーンは4番線と5番線が使われたそうです。

構内の隅、9番線の奥の人通りのあまり無い場所に「Platform 9¾」を示す鋳鉄製の標識がありました。

その標識の下には荷物カートの一部が取り付けられています。後ろ半分は見えますが、残りの部分は壁の中に消えているような演出。

 

たったこれだけをわざわざ見に来る観光客らしき人は周囲に誰もいません。鉄道ファンとハリーポッターフリーク以外の一般の人達にはお勧め出来ないポイントでした~。

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8月29日土曜日。今日も朝から良い天気です。

クリニックはやはり風邪症状の方など予約外の方が多めで混雑気味。中にはインフルエンザの方も。予約制導入後は予約の方が優先となるため、予約外の方が多いとその方たちの待ち時間が非常に伸びてしまう結果に。予約制維持のためやむを得ないところもありますが・・・。

診療終了後はスタッフ全員で今後の予約業務の進め方についてのミーティング。今後9月末に向けて特定健診の方が増えること、インフルエンザの患者さんも増えそうな様子で、さらに10月からインフルエンザワクチン接種が始まります。予約の方と予約外の方の扱いをどのようにバランスを取って行けば良いのかは頭の痛い問題です。なかなか妙案はありませんね~。

さて、先日ご報告したようにこの夏休みはロンドンに行って来ました。今後折を見て少しずつ行って来た所を紹介しますね~。

最初は、ロンドンの中心部の北、地下鉄でそれほど時間のかからないSt. John's Wood駅。駅の売店以外には周囲に商店も無い静かな住宅地の駅。

ここから10分ほど歩くと、何の変哲も無い交差点に何故か人がたむろしています。そう、ここが世界一有名な(?)横断歩道なのです。

ここは世界中から未だにビートルズファンが訪れるAbbey Roadの横断歩道。下の絵葉書がビートルズの最後のアルバムとなったアビー・ロードのジャケット写真。

ただの横断歩道ですが、すぐ近くにビートルズが使っていた元の録音スタジオがそのまま残っています。その塀(写真中央)は世界中から来たファンの落書きだらけ。

ここを渡る人たちの歩き方は何だか不自然~。でも交通量が多い交差点なので、横断中の写真を撮るのは結構危険です。

日本だったら何軒かのお土産屋さんが出来てもおかしくありませんが、駅の売店で僅かのビートルズグッズを売っているだけ。

よっぽどのビートルズフリークの方以外には全くお勧め出来ないポイントでした~。

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8月22日土曜日。曇りのち晴れ。今日も蒸し暑い~。

クリニックは今日も予約枠は一杯でしたが、昨日とは一転、予約外の方は少なめで平穏でした。風邪症状の方はやはり多め。中にはインフルエンザの方も!。学校が始まると流行に加速が付きそうで心配です。

昨日は写真のアップが出来ないトラブルがありましたが、いつもお世話になっているYさんがいち速く対応して下さり、サーバーの容量を増やして頂いて解決~。ありがとうございました。

さて、そんなことでご報告が一日遅れましたが、お休みを頂いている間にロンドンを基地にして「ユーロスター」に乗って来ました!。「ユーロスター」は英仏海峡トンネルを抜けてイギリスのロンドンとフランスのパリ、もしくはベルギーのブリュッセルを結ぶ国際高速列車。最高時速は日本の新幹線を超える300kmです。営業運転開始は1994年11月。

下の写真は始発のロンドンのセント・パンクラス国際駅。なんと元は1868年開業の駅。

「ユーロスター」は国際列車なので、出国手続きが必要。パスポートチェックと手荷物検査があります。下の写真は出国手続きを終えたあとの待合室。

チケットは6月頃にインターネットで予約して自宅でプリントアウトしたもの。プリントアウトしたコードを改札口でかざすだけ。インターネット上で車輌や座席位置まで指定出来ます。飛行機と同様で、早期割引や予約変更不可のチケットを購入すると安上がり~。ロンドン~パリ間が今回は36ユーロでした。

車輌は両端に電気機関車が付き、その間に連接式(客車の車輌間に台車が装着されています)の客車が18両付きますので、機関車含めて20両の長大編成です。

 

乗り心地は300km運転時も良好。ロンドンからパリまでは2時間あまりです。英仏海峡トンネル以外はイギリス側もフランス側も農村風景が続きます。

 

終着はパリ北駅。パリ北駅ではフランス国鉄の誇る「TGV」と並びました。

赤い車輌はフランスのパリとオランダのアムステルダム、ベルギーのブリュッセル、ドイツのケルンを結ぶ「タリス」。

パリでは数時間のうちに地下鉄を乗り継いで名所旧跡を巡り、夜の「ユーロスター」でロンドンへとんぼ返り~。

帰りは夕食付きの座席にグレードを上げて車内で夕食。インターネットで前もって食事内容もリクエスト出来ます。まるで飛行機の機内食の様ですが、時速300kmの車窓を見ながら食べる食事は結構美味~。

夜8時30分過ぎに始発のロンドンのセント・パンクラス国際駅に帰って来ました。外はまだ明るい。

ロンドンやパリでの様子はまたの機会に~。

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 クリニック開業以来、年末年始とお盆以外まとまった休みは取れなくなりました。元来放浪癖のある私は、忙しい時ほど無性にどこか遠くへ行きたくなります。そこで週末や連休を利用して、時々気分転換、ストレス発散、現実逃避の旅行を敢行して来ました。今回は2006年10月の旅行を振り返ります。

 餘部鉄橋は山陰本線の日本海側、鎧駅~餘部駅の間に架かる長さ310メートル、高さ41メートルの旧い鉄橋です。開通は明治45年、トレッスル橋と呼ばれる美しい形態で、橋脚の鋼材はアメリカから門司港経由で海上輸送されたそうです。開通以来長らく現役でしたが、ついに2007年3月から新鉄橋への架け替え工事が始まることになりました。今まで何度か餘部鉄橋を列車に乗って渡ったことはありましたが、餘部に下車したことはありませんでした。また同時に、大阪と香住・浜坂・鳥取を結ぶ特急「はまかぜ」に使われているキハ181系(昭和43年から製造された国鉄時代の旧いディーゼル特急)にも乗り納めをしておきたいと思いました。キハ181系はかつて中央西線の特急「しなの」や、奥羽本線の特急「つばさ」、伯備線の特急「やくも」などに使用され、私には馴染みのある車両でしたが、今では「はまかぜ」に使用されるのみとなりました。

 決行は餘部鉄橋架け替え工事開始まで半年を切った2006年10月7日。大和市基本健診が一段落した土曜日、いつもどおり夕方までの診療を終えてから東京駅に向かいました。東京駅22:00発の「サンライズ瀬戸・出雲」は横浜にも停まりますが、夜行列車は何としても始発から乗らねばなりません。

東京駅の入線は発車時刻のわずか10分前。慌しく乗り込みます。始発時は14両編成の寝台電車ですが、途中岡山で切り離して「サンライズ瀬戸」は高松へ、「サンライズ出雲」は出雲市へ向かいます。今回は「サンライズ出雲」で伯備線経由で米子まで行き、山陰本線で餘部へ向かう予定です。

寝台特急ですが、いわゆるブルートレインと呼ばれる青い客車列車ではなく、サンライズ(日の出)を意識した色調の電車です。ほとんどが個室、2階建て構造で、シャワールームやラウンジもあります。残念ながら食堂車はありません。今回はシングルデラックスという1人用個室を奮発しました。個室の内装はビジネスホテル風で小さなデスクとベッド、洗面台、それに小さな液晶テレビモニターが付いています。通路は温もりのある木目調です。

定刻に東京駅を発車。スピードが上がってくると、当然のことながらそれなりの揺れと騒音はありますが、これが結構楽しいです。揺れる中でシャワーを浴びます(カードを入れると6分間お湯が出ます)。寝心地は上々ですが、神経質な方は眠れないかも・・。深夜の東海道本線、山陰本線を軽快に飛ばし、岡山に6:27着。切り離し作業の後、「サンライズ出雲」は伯備線に入ります。中国山地を越えて米子駅に9:09に到着しました。

米子は、さかなと鬼太郎の町境港(水木しげる氏の出身地)へ向かう境線の始発駅。ホームでは鬼太郎がお出迎え、車両にも妖怪がペイントされています。

境線のキハ40系のテールライトは「目玉おやじ」の黒目になっています!。

米子からスーパーまつかぜ6号で鳥取へ。鳥取からのローカル列車を途中浜坂で乗り継いでやっと餘部に着いたのが12:41でした。実に東京駅を出て14時間余り!。餘部は鉄橋の手前の山の上、ホーム1本だけで周囲は何も無く静寂・・・のはずが、ビックリ。ものすごい人出です。列車から降り立った人数よりはるかに多い。ここは原宿駅??。

餘部鉄橋はいつの間にか観光スポットになっていたのです。小旗を持ったバスガイドさんに引き連れられて、鉄橋下の国道に停められた大型観光バスからゾロゾロと観光客が上がって来ます。鉄橋のビューポイントである裏山のお立ち台(鉄道ファンの間では撮影ポイントのことを「お立ち台」と言います)は、赤ちゃんからお年寄りまで、立錐の余地もありません。

お立ち台で待っていると、目的の特急「はまかぜ」がやって来ました。バックは日本海です。普段はわずか4両の編成ですが、今日は6両に増結されていますので少しは絵になります。

観光バスの観光客が隣駅まで一駅列車に乗って鉄橋観光をするので、たった2両のローカル列車は通勤電車のような混雑です。

駅から下の集落へ向かう途中から見た鉄橋です。壮観です。お立ち台の混雑に疲れて、早々に撮影を切り上げ、今晩の宿泊地の城崎へ向かいます。

翌日は快晴。大師山から見た城崎温泉です。城崎からキハ181系の特急「はまかぜ」で播但線経由で姫路へ。播但線は途中「生野越え」のある勾配の厳しい路線ですが、キハ181系は元来の強力エンジンで難なく山越え。姫路から新幹線で帰途に着きました。

下の写真は1973年8月に撮影したまだ若かりし頃のキハ181系です。この時代の国鉄色の方が今のJR色よりカッコいいですね。

翌日からはまた普段通りの診療です。頑張らねば。(2008.6.15記)

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