10月1日火曜日。曇り時々雨。朝は20℃、日中は25℃。10月のスタートはどんよりした天気になりましたが、やっと過ごしやすい気温になりました。
今日のクリニックは朝から混雑。予約外の方も少なくありませんでしたが、昨日までで大和市特定健診・長寿健診が終了したので検査は激減。バタバタすることは少なくなりました。
それでも健診期間が終わると直ぐにインフルエンザワクチン接種の季節がスタート。決して楽になった訳ではありません。初日から多くの方が接種にいらっしゃいました。
診療が終わってから急いで大和市地域医療センターへ。大和市医師会理事会でした。
信じられないことに明日はまた30℃越えの予報が出ています!?。まだまだ「衣替え」などとんでもない感じですね~。
さて先日の日曜日、仙台での日本心臓病学会からの帰り道、仙台国際センターの広瀬川を挟んで対岸にある西公園へ寄ってみました。
日曜日でも天気が良くないせいか、公園内は閑散としていました。
ここへ寄った目的は一角に保存されているC60形蒸気機関車。以前2016年3月に来た際は整備工事中で近付けませんでした。
間近で見ると巨大です。
屋根を付けてもらって保存状態は良好。
最近は荒廃して解体されてしまう保存機も少なくない中、幸せな境遇の機関車です。説明版も新しくて綺麗。
機関士席側には運転台に上がれるように昇降台が付いていました。
配管や機器の一部が黄色く塗られてしまっているのが残念ですが、腐食防止のためには仕方ないのかもしれません。
こんな小さな窓から前方を見ながら運転していたとは俄かに信じられませんね~。
C60形は、特甲線用のために軸重が大き過ぎて他路線に転用出来なかったC59形の従台車を、1軸から2軸に改造して軸重を軽減した機関車。
東北本線や常磐線、鹿児島本線などに入線できるようにしました。
運転台のプレート類からは、このC60形1号機は昭和17年日立製のC59形27号機から昭和28年に国鉄浜松工場で改造されたことが読み取れます。
先輪はC59形蒸気機関車の戦前型特有のもの。
ただ軸重を軽減したとはいえ、このような大型の機関車が活躍出来る線区は限られていて・・・。
昭和45年の鹿児島本線電化を機に全廃されてしまいました。
47両の仲間で唯一の保存機がこの1号機なのです。末永く保存されます様に・・・。