7月2日水曜日。曇り。朝は25℃、日中は30℃。
天気が悪い分、少しだけ気温が下がりましたが、湿度は高めで決して過ごしやすかった訳ではありません。相変わらずの真夏日でした。
今日のクリニックは昨日とは打って変わって少々混雑気味。水曜日は近隣の医療機関がお休みのところが多いので、体調の優れない方が多い季節や感染症の流行時などは予約外の方で混雑してしまいます。昨今は長引く咳の方がまた増えて来ました。今日も新型コロナウイルス陽性の方がいらっしゃいました。
さて今日は6月29日日曜日の日野春行きの続きを。
ここには羽化のシーズンを迎えたオオムラサキを見に来ました。今さらですがオオムラサキは昭和32年に日本昆虫学会で国蝶に選定された日本のタテハチョウ科の中では最大の蝶です。
まずは日野春駅から北杜市オオムラサキセンターへ。徒歩10分ほど。
施設内には生態を学ぶ「本館」、世界の珍しい昆虫標本を展示している「森林科学館」、オオムラサキの観察施設「びばりうむ長坂」の3つの施設が有ります。
人気のクワガタのコーナーも充実していますが・・・。
今はオオムラサキの成虫の見頃ですから、まっしぐらに「びばりうむ長坂」へ。
ここは巨大なネットに覆われた自然環境に近い状態でオオムラサキが観察出来る施設です。
二重扉を開けて中に入ると、そこかしこでオオムラサキが飛翔中!。1週間前から羽化が始まったばかりだそうですが、ほんの1週間にして既に羽化のピークを過ぎた様子。場内を木道に沿って見学。
おおっ、目の前にオオムラサキが!。翅を閉じていると意外に地味ですが・・・。
翅を開くと美しい模様が現れます。特にオスは紫色が鮮やか。
メスは紫色の部分がありませんが、オスよりも一回り大きくて威風堂々としています。翅を広げるとオスは約10cm、メスは約12cmにもなります。
蜜を仕込んだ餌場には・・・!!。これだけ数が多いと有難みが無くなります~。
蛹は少ないながらも見つかりましたが、既に幼虫は見つかりませんでした。
オオムラサキは力強く飛ぶせいか羽化から時間が経つと直ぐに翅が傷んでしまいますが、この時期はまだオスもメスも綺麗な個体がたくさん。
でも飛翔写真はなかなか撮れず。静止している写真ばかりで・・・。
飛翔姿はしっかり目に焼き付けて・・・。
「びばりうむ」を後にしたのでした。
続きはまた後日に~。
コメントする