9月8日月曜日。晴れ時々曇り。朝は25℃、日中は33℃。9月に入って1週間も経つのに、未だに暑さが尋常でない日々が続いています。長期予報通り10月まで暑さが続くのでしょうか。
週明けのクリニックはほどほどの混雑。予約外の方の多くはかぜ症状の方でしたが時間を要する方は少なめ。淡々と診療が進みました。コロナ陽性の方は一時より減ってピークを過ぎた感じです。
さて今日もチョッと古いネタで、7月に志賀高原~湯田中温泉に行った時の続きを。
旅行時の常として早朝覚醒(若い時からそうで決して年齢のせいではありません)。温泉街を探索しました。
まずは長野電鉄の湯田中駅から。湯田中駅は昭和2年開業だそうで、小田急小田原線の開業と同年、江ノ島線はまだ無い頃です。昭和12年には当時の国鉄の列車が乗り入れて来たそうですので、かつての繁栄ぶりが想像出来ます。現駅舎は昭和30年の完成だそうですが、鉄筋コンクリートで立派な建物。
隣接してバスの営業所。
駅舎内を覗いてみましたが早朝のこととて誰も居ません。始発電車は6時21分なのでまだだいぶ時間があります。時刻表を見ると1時間に1~2本の運転のようです。
改札を入ると向かい側には現在は使われていないホームと木造の旧駅舎。
以前は2面2線の相対式ホームで珍しくスイッチバックで入線する方式だったそうですが、2006年に大規模改修されて現在の姿になったそうです。
1982年(昭和57年)までは国鉄から急行「志賀」(上野 - 当駅)が直通運転されていました。上野から直通列車が乗り入れるほどお客さんがいたということしょう。
旧駅舎は開業時昭和2年築で登録有形文化財。現在は住民や観光客が利用する交流施設として活用されているようです。
駅前には旅館名を記した比較的新しそうな「湯田中温泉」のゲートが。ローマ字でSNOW MONKEY TOWNと添えられているのはインバウンドの方が多いからでしょうか。
ゲートをくぐって緩い坂道を上がって行くと懐かしい感じの写真館がありました。現役でしょうか。
その向かいには湯宮神社。
近くには古い建物をリノベしたインバウンド向けのホステル。冬の地獄谷野猿公苑はインバウンドに超人気だそうです。
さらに坂道を上ったところに聳え立つ巨大な建物は「桃山風呂」の「よろずや」さん。
隣接する共同浴場には小林一茶の句碑。信濃国柏原生まれの一茶はしばしばこの地を訪れたそうです。
老舗温泉旅館「見崎屋」さんは立派な木造建築ですが休業中のようです。
温泉街の坂道を上がりきったところには梅翁寺というお寺さん。
近代的な「一茶のこみち美湯の宿」さんは車で溢れかえっていました。
その脇には共同浴場。湯田中の共同浴場は一般には開放されていないようです。
これまた外観が素晴らしい「加命廼湯」さん。
さて、そろそろお風呂に浸かって朝食としますか。
続きはまた後日に~。
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