1月10日金曜日。晴れ。朝は−1℃、日中は9℃。一段と寒さが厳しさを増して、日本海側は広い範囲で雪になりました。
今季のインフルエンザは記録的な大流行になりました。一昨年までのコロナ禍3年間はほとんどインフルエンザの流行が無く、免疫を持たない人が増えたことに加えて、年末年始の人の移動で大規模な流行に拍車がかかりました。自分で出来る感染予防といえば、ワクチン接種はもちろんのこと、おざなりになりがちなマスクの着用、うがい、手洗い、三密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けるなど、基本に立ち返らなけばなりませんね~。
さて以下は正月の続き。
1月2日は金沢から福井へ。あわら温泉に宿泊する予定でしたが、少々時間があったので「東尋坊」に立ち寄ることにしました。ここは切り立った断崖絶壁が特徴の絶景スポット。越前加賀海岸国定公園に指定されています。
元々「東尋坊」とは勝山市平泉寺の悪行を重ねていた僧の名前だそうで、手を焼いた平泉寺の僧侶たちが岸壁から海に突き落としたのが地名の由来だそうです。チョッと怖い逸話です。
鉛色の空、荒れた海、時々ぱらつく雨と強風。
入り組んだ窪みを恐る恐るのぞき込んでみると、荒波が渦巻いていました。サスペンス劇場に似合いそうなシチュエーション!?。
断崖に斜めに付けられた石段を海面まで降りていったところが観光遊覧船乗り場のようでしたが冬期運休中でした。
高いところは少々苦手なもので、断崖の縁からチョッと離れたところから荒波を眺めていました。自殺の名所としても名高いところですが、こんな怖い場所から飛び込もうという人の気が知れません・・・。
そういえば、駐車場係員の方が「チャンと帰って来て下さいね~」と声を掛けて下さいましたが、この地ならではのブラックジョークだと気付くのに私としたことが少々時間が掛かかりました。
さてこれから今夜の宿あわら温泉に向かいます~。
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