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医療連携クリニカルパス

2月23日水曜日。晴れ。今日も日中は13℃まで上がって暖かくなりました。

今日のクリニックは、近隣でお休みの医療機関が多い水曜日のためか、ここ数日の中ではそこそこの混雑。インフルエンザはA型もB型もちらほら。昼は当ビルに入るクリニックが集まって月に1度のミーティング。

下の写真は近隣の農家の庭先。菜の花が盛りになっていました。

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午後は診療受付を18時00分までとさせて頂いていつもより30分早じまい。直ぐに大和市地域医療センターへ。

今夜は、大和市立病院と大和市医師会の間で2年前の春から実施されている「循環器疾患医療連携クリニカルパス」についての検討会。私めが司会役を仰せつかっているので、遅刻する訳にはいかず少々早めに診療を切り上げさせて頂いたのです。

「クリニカルパス」とは1990年代にアメリカで始まったシステムで、必要な治療・検査の診療スケジュール表です。クリニカルパスによって普段は近隣の診療所でフォロー、必要な時期に必要な検査を市立病院で行うという病診連携が標準化され、緊急時は市立病院でのバックアップが容易になるとともに、市立病院の先生方の労力をより重症の患者さんに振り向けて頂けることになります。

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もちろん患者さん自身にもパスが渡されますので、患者さんにとっても検査や治療の内容とタイムスケジュールが明確になります。また医療スタッフにとっても、どのような医療行為をいつ、誰が行うのか明確になるので、チームとしての医療サービスをスムーズに、かつ効率良く提供できるようになります。

今日は「循環器疾患患者のリスクファクター管理~地域医療連携パスの使用経験~」という演題名で大和市立病院循環器内科の久保貴昭先生に講演して頂き、その後、しばしの質疑応答。2年前の春から既に100人以上の患者さんがクリニカルパスを使って大和市内25の医療機関でフォローされています。

今日は多数の方のご尽力で大勢の方に参加して頂き、首謀者の1人としてホッと胸をなで下ろしました~。

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