10月3日金曜日。曇り。朝は19℃、日中は27℃。10月に入って初日1日は雨、昨日2日は晴れたものの今日3日は曇り。10月に入った途端に気温は下がったもののスッキリしない天気が続いています。
クリニックは月が変わっても相変わらず混雑気味。通常の診察に加えて、特定・長寿健診やがん検診の結果説明、さらにはインフルエンザワクチンやコロナワクチンの相談をする方も多くて、一人当たりの診療時間が長くなりがち。そこに予約外の方の診療が入り込むのでなかなか時間通りには・・・。申し訳ありません(^^;)。
今日もA型インフルエンザの方がいらしゃいましたが、報道によるとインフルエンザの定点当たりの報告数が1.04となり、例年より1ヶ月早く流行シーズンに入ったとのこと。神奈川県では1.24と全国平均より多めです。本格的な流行はまだ先ですが、日頃からの基本的な感染対策は大切です~。
さて今日は敬老の日の連休での石垣島遠征の続き。
早朝の直行便で石垣入りを果たしてレンタカーでバンナ岳山麓へ。
今回は何故だか今までの石垣島遠征の中では一番蝶影が少ない感じでした。いつ来ても見かけるツマムラサキマダラやリュウキュウアサギマダラの姿を全く見かけませんでした。ちょうど端境期なのでしょうか。
スジグロカバマダラは見かけましたが、やはり個体数は例年より少なめ。
スジグロカバマダラはここでは普通種ですが、国内では宮古、八重山以南だけにしか生息していません。
オオゴマダラはバンナ公園内や市内の住宅街をフワフワ飛んでいる姿を見かけたものの近付いて写真に納める事は叶わず。2012年に撮った写真はこちら。
下の写真は前回2023年11月に来た時にはまだ希少種だったルリモンジャノメ。前回初めて写真が撮れた時にはチョッと興奮しましたが、今回は島の至る所で見かけました。
2021年に西表島で確認されて以降、2022年にかけて西表島で継続的に発生。さらに2023年には石垣島でも見つかって・・・。迷蝶として飛来したものが完全に定着したようです。
2012年8月に来た時はまだ珍蝶だったイワサキタテハモドキも今では普通に見られました。元々はフィリピンからの迷蝶で土着種ではありませんでしたが・・・。
分布域をどんどん広げている種類が多いのは、やはり温暖化の影響なのでしょうか。
下の写真はヤエヤマイチモンジのメス。
国内での分布はその名のとおり八重山諸島の石垣島と西表島。
下の写真はヤエヤマムラサキのオス。蝶の世界では珍しくオスの方が地味な種類。メスは鮮やかな紫色の装いです。
やはり国内では八重山諸島だけに分布。
バンナ公園内の展望台でテリトリーを張っていたのはリュウキュウムラサキ。
一見、ヤエヤマムラサキによく似た模様です。
いつどこへ行っても見かけたイシガケチョウすら個体数が少な目でした。
ヤエヤマカラスアゲハはその名の通り国内では八重山諸島にのみ生息。
上の写真はオス、下の写真はメス。
こうやって見ると、ここでしか見られない種類が多いですね~。
チョッと長くなって来たので続きはまた後日に~。