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慢性腎臓病について: 2008年2月アーカイブ

ほとんどの場合、血清クレアチニン値が5mg/dl以上になると
一般開業医の先生は
「そろそろ透析だねえ、、」
「そろそろ専門の医師に診てもらいましょう。」
と言いながら大きな病院へ紹介状を書くケースがとても多いのです。

しかし、本当に一番大切なのは
血清クレアチニン値が1~2mg/dlまでの間なのです。
その間に腎機能は100%から30%近くまで低下しているのですから、、、

出来る限り早めに腎臓病の保存期の管理をしっかりしているところで
全身の管理をしてもらうべきです。

血清クレアチニン値は腎機能の指標として使われています。
普通の開業医の先生は
「○×さんは腎機能が低下していますねえ、、、」
とまでは教えてくれるのですが、
「○×さんの腎機能は20歳の頃をベストとすれば
現在○○%しか働いていませんよ。」
とまではなかなか教えてくれません。
採血だけでは詳細には判らないのですが、
そこのところをしっかりと患者さんに伝えることをするべきと思います。
患者さんも聞くべきと思います。
ちなみに
血清クレアチニンが
2mg/dlで おそらく30%から50%
3mg/dlで おそらく20%から30%
4mg/dlで おそらく10%から20%
5mg/dlで おそらく10%前後
6mg/dlで おそらく10%以下 になってしまいます。
ここで注意したいのは正比例ではなく半比例のグラフに近い形なのです。
腎機能の良し悪しを見るための指標として
採血検査があります。
クレアチニンという物質が腎機能を見る指標として
臨床で使われています。
クレアチニンは筋肉のアカみたいなもので
腎機能が正常であるのならば
正常値以内になります。
しかし、腎機能に障害がある場合
正常値以上になります。

そして通常1.2mg/dl以下が正常なのですが
クレアチニンが2mg/dlになってしまうと
腎機能は全くの正常な状態のほぼ
半分以下になってしまいます。
保存期腎不全という言葉があります。
腎機能が低下しているが
末期的ではなく人工腎臓つまり透析療法を
まだ必要としない時期です。
一般に病院に行った時に
「腎機能が悪いですね、、、」
と医師に言われる時期が保存期腎不全と思われます。
また、すぐに透析が必要なケースもあります。

この保存期腎不全の時期に
適切な治療を受けると
進行を防止できたり、遅延することが出来ます。